650: 2014/12/01(月) 00:05:01.04 ID:+iaIkKYj0

【ポケモン】ナツメ「もうすぐレッドが帰ってくる」【前編】
【ポケモン】ナツメ「もうすぐレッドが帰ってくる」【中編】


ゲン「さあ、決勝リーグに進むのはどちらか」

デンジ「俺が優勝して世の中の幼じ…女の子たちにかっこいいとこ見せてやるぜ」

サカキ「俺が最強であるということを示すためここで負けてもらう」

ゲン「バトルスタート!」

デンジ「いけ、シビルドン」

サカキ「ゆけガルーラ」

デンジ「まさかここで地面タイプじゃないとは」

デンジ「だがそんなことどうでもいい、むしろ好都合、電磁波だ」

シビルドン「シビレロ」
ポケモン!きみにきめた!

651: 2014/12/01(月) 00:11:29.49 ID:+iaIkKYj0
ガルーラ「シビレタ」

サカキ「ちっ小賢しことを」

デンジ「さらに10万ボルト」

シビルドン「PKサンダー」

サカキ「きかんな、ピヨピヨパンチだ」

ガルーラ「コナクソォォォォォ」

シビルドン「メガマワル」

デンジ「ラムの実により混乱回復」

652: 2014/12/01(月) 00:15:40.80 ID:+iaIkKYj0
デンジ「もう一度10万ボルト」

シビルドン「PKサンダー」

ガルーラ「ヤメロヤ」

デンジ「まだ倒れないのか」

サカキ「当たり前だ、これで決めろピヨピヨパンチ」

ガルーラ「コナクソォォォォォ」

シビルドン「ハナネラウンハセコイ」ばたっ

デンジ「やはり強いな」

653: 2014/12/01(月) 00:25:05.71 ID:+iaIkKYj0
デンジ「先手は必ずとれるんだ、確実に倒すぞ、エレキブル」

デンジ「クロスチョップだ」

エレキブル「カラテチョップ」

ガルーラ「イタイ」ばたっ

サカキ「ふん、俺の岩タイプをもつポケモンへの対策か?」

デンジ「あんたは全部のバトルで岩タイプが入ってるのがいたからな、おそらく今回もいるはず」

サカキ「その通りだ、よくわかったな、だからこいつを出してやろう」

サカキ「ゆけゴローニャ」

デンジ「…そいつを今出したのを後悔させてやるよ」

654: 2014/12/01(月) 00:29:12.61 ID:+iaIkKYj0
デンジ「すぐ倒してやるよ、クロスチョップ」

エレキブル「カラテチョップ」

デンジ「これであと一匹」

サカキ「お前は何を言ってるんだ」

サカキ「俺のゴローニャはまだ倒れてなどいない」

サカキ「あと一体になるのは君だ」

サカキ「ゴローニャ、地震だ」

ゴローニャ「グラグラ~」

エレキブル「コレハアカン」ばたっ

デンジ「バカな…」

655: 2014/12/01(月) 00:34:12.66 ID:+iaIkKYj0
サカキ「さあ最後だ、おそらく草結びのつかえてすばやいライチュウかな」

デンジ「そうだ、それでそのゴローニャは倒れる」

デンジ「いけ、ライチュウ、草結びだ」

ライチュウ「コケロ」

ゴローニャ「コケタラコロガッテマウヤロ」ばたっ

サカキ「フン、最後の一体になるのは初めてだな、ゆけガブリアス」

656: 2014/12/01(月) 00:41:23.07 ID:+iaIkKYj0
サカキ「さあ困ったな、ガブリアスには草結びは効果抜群じゃないぞ」

デンジ「ガブリアスじゃ草結びの威力はそれほど高くない…」

デンジ「もう急所に当たることを祈るしか…ライチュウ、気合玉だ!」

ライチュウ「カ~メ~ハ~メ~」

サカキ「運にたよった時点で勝負は決まりだ」

サカキ「少しは楽しめた、ガブリアス地震だ!」

ガブリアス「ホリャー」

ライチュウ「メッチャユレルヤン」ばたっ

デンジ「…くっ」

ゲン「ライチュウ戦闘不能!勝者サカキ!」

ゲン「よって決勝リーグ進出一人目は、カントーのサカキだ!」

657: 2014/12/01(月) 23:33:22.59 ID:+iaIkKYj0
ゲン「さあ続いては第二グループだ」

ゲン「第二グループ第一試合はトウキVSホミカ!バトルスタート」

トウキ「よっしゃ、いけハリテヤマ」

ホミカ「ペンドラー!」

ホミカ「先手必勝!毒突!」

トウキ「ビルドアップだ」

ホミカ「反撃のチャンスなんて与えないよ!毒突!」

ペンドラー「ドクヤデ」

トウキ「ハリテヤマ、ストーンエッジだ」

ハリテヤマ「イシツブテ」

ペンドラー「イシハセコイ」ばたっ

658: 2014/12/01(月) 23:40:59.77 ID:+iaIkKYj0
ホミカ「クロバット、思念の頭突き!」

クロバット「ズツキ」

ハリテヤマ「イタイ」ばたっ

トウキ「クロバットか、何とかしないとな」

トウキ「じゃあ、キノガッサ頼んだ」

ホミカ「キノガッサなんてクロバットの餌食だよ!ブレイブバード!」

クロバット「リャクシテブレバ」

キノガッサ「タオレン」

ホミカ「えっ」

トウキ「気合のタスキだ、くらえストーンエッジ!」

キノガッサ「イシツブテ」

659: 2014/12/01(月) 23:44:52.05 ID:+iaIkKYj0
クロバット「タオレナ~イ」

ホミカ「いくら効果抜群でも倒せなかったみたいだな」

ホミカ「クロスポイズン!」

クロバット「ドクドク」

キノガッサ「タオレタ」ばたっ

トウキ「これであと一匹か」

660: 2014/12/01(月) 23:50:12.92 ID:+iaIkKYj0
トウキ「がんばれカイリキー!ストーンエッジ!」

ホミカ「そればっかじゃねえか、クロバット思念の頭突き!」

クロバット「ズツキ」

カイリキー「アーーーッ!」

クロバット「ギャフン」

ホミカ「でもまだ私の有利だ!」

ホミカ「いけ、ドラピオン!」

661: 2014/12/01(月) 23:54:57.56 ID:+iaIkKYj0
トウキ「カイリキー、地震だ!」

ホミカ「っつ…守れ!」

ドラピオン「ミラーフォース」

トウキ「攻めてこないのか?」

トウキ「ならもう一度!」

ホミカ「う、うるさい!守る!」

ドラピオン「アッ、シッパイシタ」

カイリキー「アーーーッ!」

ドラピオン「……」ばたっ

ホミカ「…くそっ」

662: 2014/12/02(火) 00:01:48.43 ID:i78iKu5R0
ゲン「勝ったのはトウキだ!」

ゲン「続いての組み合わせは…アカネVSヤナギ!」

アカネ「ええっヤナギさん!?」

アカネ「あかんわ、うちじゃ無理や」

ミカン「アカネちゃん、そんなこと言わないで」

アカネ「せやかてミカン」

ミカン「テキトーなことだとそれはヤナギさんに失礼ですよ」

アカネ「うん…そうやな、よしっ、やるだけやってみるわ!」

663: 2014/12/02(火) 00:12:39.03 ID:i78iKu5R0
アカネ「よっしゃ勝つで!ミルタンク!」

ヤナギ「ゆけっユキノオー」

アカネ「うわっ霰が降ってった」

ヤナギ「これはまさにわしのフィールド」

ヤナギ「吹雪だ」

ユキノオー「ヒエピタ」

ミルタンク「サムイッ」カチOコチン

アカネ「そんな、ミルタンクが」

ヤナギ「なら氷を割ってやろう、ウッドハンマー」

ユキノオー「セイヤッ」

ミルタンク「サムイ」ばたっ

664: 2014/12/02(火) 00:18:33.87 ID:i78iKu5R0
アカネ「ヤナギさん、ちょっとは手加減してーや」

ヤナギ「どんな時でも全力で戦う、これが相手への礼儀でもある」

アカネ「うぅ…」

アカネ「でも、ちゃんと氷への対策はできとるんや、まだまだ…」

アカネ「ハピナス、火炎放射!」

ハピナス「オブツハショウドクダ~」

ヤナギ「まあ当然そういう技を使ってくるだろう」

ヤナギ「だがわしのユキノオーは倒れん」

665: 2014/12/02(火) 00:25:55.95 ID:i78iKu5R0
ヤナギ「ユキノオー、地震だ」

ユキノオー「グララララ」

ハピナス「ギャアア」ばたっ

アカネ「ハピナスまで…こ、こうなったらせめてユキノオーだけでも…」

アカネ「たのむで、ケンタロス!岩雪崩や!」

ケンタロス「イワーク」

アカネ「ま、まだ倒れへんやなんて、なんて耐久力や…」

666: 2014/12/02(火) 00:31:10.21 ID:i78iKu5R0
ヤナギ「ユキノオー、吹雪」

ユキノオー「カキゴオリ」

ケンタロス「モウフユダロ」ばたっ

アカネ「ああっ…ケンタロス…」

ゲン「圧倒的な実力でヤナギの勝利!」

アカネ「全力で戦ったのにヤナギさんのポケモン一匹も倒せへんやなんて…」

ヤナギ「全力で戦ったのなら恥じることはない、楽しかったぞ」

667: 2014/12/02(火) 00:34:56.76 ID:i78iKu5R0
ゲン「さあどんどん行こうか、次はエリカVSコーン!」

エリカ「あら私の番のようですね」

コーン「えっ…ちょっと…」

観客「おい、あれ見ろよ…」「あれってたしか…」ざわざわ

ゲン「あ、あのエリカさん?何してるんですか?」

エリカ「何のことでしょうか」

ゲン「い、いやあなたが乗ってるのって」

エリカ「ああ、グリーンさんです」

668: 2014/12/02(火) 00:41:08.30 ID:i78iKu5R0
レッド「あいつわかってんのか?この観客どころかこれTVでもやってるから全世界にあの姿を見られてるんだぞ」

ナツメ「たぶん何も考えてないわね」

ユウキ「あの…レッドさん、グリーンさんってたしか…」

トウコ「私もあの人知ってる…」

レッド「い、いや…あれは…そう、エリカのポケモンに混乱させられてるんだろう、なあナツメ」

ナツメ「そ、そうよ、グリーンは普通あんなことしないもの」

グリーン「よく聞けお前ら!この俺様が!」

レッド「あいつ、まさか!」

グリーン「世界で一番!」

バシッ

グリーン「おふっ//」

エリカ「今は私が話してるんですよ」

669: 2014/12/02(火) 00:44:19.85 ID:i78iKu5R0
レッド「よかった…のか…?」

ナツメ「とりあえずあんなセリフ言わなかったからよかったんじゃない?」

コトネ「ねえレッドさん、ナツメさん」

コトネ「私にタマムシに行くなって言ってたのって」

レッド「げっ」

ナツメ「い、いやあれは関係ないわよ」

レッド「そ、そうそう、俺たちが言ってた理由は」

コトネ「まあいいですよ」

コトネ「でも…エリカさん…」

コトネ「楽しそうなことしてますね…」ニヤリ

670: 2014/12/02(火) 00:49:26.22 ID:i78iKu5R0
コトネ「そういやレッドさんとナツメさんはSですか?Mですか?」

ナツメ「な、何言ってんのよ、急に」

レッド「そんなこと聞いてどうするつもりだよ」

コトネ「私たちもあれやりたいな~って思ったんで」

ナツメ「す、するわけないでしょ!」

コトネ「レッドさんとナツメさんなら私が下になっても大丈夫です!」

レッド「いや、SでもMでもあんなこと俺はしたくねーよ」

671: 2014/12/02(火) 00:54:19.03 ID:i78iKu5R0
コトネ「…じゃあ」チラッ

コウキ(ビクッ)

コウキ「僕ちょっとトイレ…」

コトネ「ちょっと待った」チーン

コウキ「け、蹴りはダメだろ…」

コトネ「う~ん、エリカさんはどうやってグリーンさんをあそこまでさせたんだろ」

コトネ「レッドさん、ナツメさんわかりますか?」

レッド「わかるわけないだろ!」

ナツメ「エリカに聞けばいいでしょ!」

ナツメ「…あっ」

672: 2014/12/02(火) 16:50:37.50 ID:i78iKu5R0
コトネ「そうか、エリカさんに直接聞いたらいいんだ!」

ナツメ「ちょっと待ってコトネ」

レッド「ストップストップ」ガシッ

コトネ「あ、レッドさんから私に触ってきてくれるなんて」

レッド「いや、止めただけだから」

コトネ「このままキスしてください」

レッド「え、い、いや」

ナツメ「おかしいでしょ、レッドは私としかしないの!」

ナツメ「あ…//」

レッド「……//」

673: 2014/12/02(火) 16:54:52.39 ID:i78iKu5R0
ユウキ「この人たち当たり前みたいに街中でやってんのに照れるっておかしくね?」

ハルカ「そうそう、気がついたらやってるみたいな」

レッド「うるせえ、工口ガキども」

コトネ「私を無視しないでくださいよ」

レッド「わかったわかった」

コトネ「え、じゃあ私と」

レッド「そういうことじゃない、とりあえず落ち着いて」

レッド「エリカがバトルしてるからさ」

ナツメ「もうすぐ終わりそうよ」

674: 2014/12/02(火) 17:03:13.39 ID:i78iKu5R0
エリカ「ナッシー、リーフストーム」

コーン「負けた」

グリーン「どうだ見たか!」

エリカ「まだ私が話してないのに先に話すなんてお仕置きが必要なようですね」

グリーン「えっお仕置き!ヤッフゥー!」

コーン(こんな人に負けたのか…)

ゲン「なんだこいつら」

ゲン「あ…勝者エリカ!」


675: 2014/12/02(火) 17:08:56.78 ID:i78iKu5R0
レッド「もう終わったのか」

ジュン「さっきお仕置きって言われた後の反応おかしくなかった?」

ヒカリ「たしかに」

トウヤ「なんかヤッフゥーとか言ってた」

ユウキ「グリーンさんってあんな人なの?」

コウキ「少なくとも人上に乗せてるってのは」

レッド「……」

ナツメ「もうグリーンは何してもダメなんじゃないの…」

レッド「…ああ」

676: 2014/12/02(火) 17:16:57.70 ID:i78iKu5R0
ゲン「次はヒョウタVSシジマだ」

ヒョウタ「いけ、ラムパルド」

シジマ「いくぞニョロボン!滝登りだ」

ラムパルド「ギャース」

ヒョウタ「くそ、ダイノーズ!」

シジマ「もう一度!」

ダイノーズ「ギャース」

ヒョウタ「負けるな、ゴローニャ」

シジマ「滝登り」

ゴローニャ「ギャース」

レッド「ひどいな」

677: 2014/12/02(火) 17:27:43.43 ID:i78iKu5R0
ゲン「次いっみよー、ランVSマキシだ!」

マキシ「俺はマキシマム仮面だ!」

ラン「変な人…」

ラン「まあいいや、がんばってルナトーン」

マキシ「いけっフローゼル、アクアジェット!」

フローゼル「ロケットズツキ」

ラン「まだ2回ぐらい耐えられる、ルナトーン、草結び」

ルナトーン「コケロ」

ラン「あと一撃で倒せる、もう一度!」

マキシ「アクアジェット!」

678: 2014/12/02(火) 17:34:04.11 ID:i78iKu5R0
マキシ「ギャラドス、アクアテール!」

ギャラドス「バッシャーン」

ルナトーン「カオガヌレテ…」

マキシ「これで2対2だ」

ラン「なら…サーナイト」

マキシ「竜の舞!」

ラン「10万ボルト!」

サーナイト「ビリビリ」

ギャラドス「オドッテルトチュウヤン」

679: 2014/12/02(火) 17:41:34.24 ID:i78iKu5R0
マキシ「あぶなかった」

マキシ「逆鱗だ!」

ギャラドス「オコッタデー!」

サーナイト「イッテー」

ラン「ああ、サーナイトが…」

ラン「でも次で確実に倒せる、ネイティオ」

ラン「思念の頭突き」

ネイティオ「トュートュー」

680: 2014/12/02(火) 23:17:28.78 ID:i78iKu5R0
マキシ「トリトドン、吹雪!」

トリトドン「カキゴオリ」

ネイティオ「トュートュー」ばたっ

ラン「あ~負けちゃった」

ゲン「勝負あり、勝者マキシ!」

681: 2014/12/02(火) 23:27:08.15 ID:i78iKu5R0
ゲン「次からは2回戦だ」

ゲン「トウキVSヤナギ!」

トウキ「相手は氷使い、俺の格闘で一気に決めるぜ」

ヤナギ「バトルは相性が全てではないのだ」

トウキ「まあ相手が誰でも俺が勝つけどな!いけ、カイリキー!」

ヤナギ「マンムー、地震だ」

トウキ「カイリキーその前に爆裂パンチ!」

カイリキー「アタァ!」

ヤナギ「混乱か、だがわしのポケモンは頭もいい」

マンムー「グララララ」

トウキ「混乱がすぐに…いや、木の実を使ったに決まっている」

682: 2014/12/02(火) 23:31:40.60 ID:i78iKu5R0
トウキ「爆裂パンチ!」

カイリキー「アタァ!」

ヤナギ「雪雪崩だ」

マンムー「パオーン」

カイリキー「アター」ばたっ

トウキ「ばかな、俺のカイリキーの爆裂パンチを2度もくらったのに…」

トウキ「それどころか俺の方がやられ、混乱もすぐに治る…」

ヤナギ「どうした、次を出したらどうだ」

683: 2014/12/02(火) 23:32:11.20 ID:i78iKu5R0
トウキ「爆裂パンチ!」

カイリキー「アタァ!」

ヤナギ「雪雪崩だ」

マンムー「パオーン」

カイリキー「アター」ばたっ

トウキ「ばかな、俺のカイリキーの爆裂パンチを2度もくらったのに…」

トウキ「それどころか俺の方がやられ、混乱もすぐに治る…」

ヤナギ「どうした、次を出したらどうだ」

684: 2014/12/02(火) 23:38:48.35 ID:i78iKu5R0
トウキ「いけ!ハリテヤマ、ストーンエッジ!」

ハリテヤマ「イシツブテ」

マンムー「パオーン」

トウキ「おいおい、冗談だろ…なんで倒れない」

ヤナギ「わしのポケモンはそこらのポケモンと鍛え方が違う」

トウキ「だからって俺のポケモンの技を三回受けて倒れないのはおかしいだろ!」

ヤナギ「鍛え方が足りんのだろうな」

ヤナギ「だがさすがにもう体力が危ないな、がむしゃらだ」

マンムー「パオーン」

685: 2014/12/02(火) 23:43:25.82 ID:i78iKu5R0
トウキ「くっ一気に体力が」

トウキ「でもあと一撃ぐらいだな、ストーンエッジ!」

ハリテヤマ「イシツブテ」

マンムー「パオーン」 ばたっ

トウキ「やっと一体…他のやつもこんなのだなんて言わないよな」

ヤナギ「安心しろ、今回の手持ちで一番強いのはマンムーだ」

ヤナギ「だが他の2匹が弱いというわけではない、いけラプラス」

686: 2014/12/02(火) 23:47:38.55 ID:i78iKu5R0
トウキ「ハリテヤマ、眠れ!」

ハリテヤマ「メガシャキ」

ヤナギ「カゴの実か、体力がもどったところでだな」

ヤナギ「ラプラス、サイコキネシス」

ラプラス「ハンドパワー」

ハリテヤマ「ノー」ばたっ

687: 2014/12/02(火) 23:52:18.03 ID:i78iKu5R0
トウキ「こっちは一撃でやられて、相手は何度もくらわさなきゃならない」

トウキ「ふざけた話だな」

ヤナギ「あきらめたのか」

トウキ「まだまだ、いけっチャーレム!」

トウキ「全力でいくぞ!瓦割り!」

ヤナギ「全力には全力でだ、ハイドロポンプ」

チャーレム「ホワチャ!」

ラプラス「ミズテッポウ」

688: 2014/12/02(火) 23:54:29.13 ID:i78iKu5R0
ゲン「チャーレム戦闘不能、勝者ヤナギ!」

トウキ「俺はまだまだだったか」

ヤナギ「おぬしらはまだこれからだ」

ヤナギ「これから必ず強くなれる」

トウキ「……」

689: 2014/12/02(火) 23:59:44.82 ID:i78iKu5R0
ゲン「続いてはエリカVSシジマ!」

観客「またあれ見れんのかな…」「まさか、あの人って仮にもチャンピオンだったんだろ…」ざわざわ

レッド「あいつなんでああなったんだろうな…」

ナツメ「初めて私のとこに来たときからちょっとおかしいところもあったけど」

ナツメ「ここまでなるとは思わなかった…」

レッド「いや、ちょっとおかしいのは最初っからだけど、これは違う」

ハルカ「カントーって変わった人が多いんですね」

レッド「それも違う!」

690: 2014/12/03(水) 00:04:46.96 ID:Fh6w0Xz70
ゲン「あ、あのエリカさん、その登場の仕方ってどうにかならないんですか?」

エリカ「あら、私はいつもこうですけど」

ゲン「いやいや、普通に歩いてこれないのかってこと」

エリカ「そう言われましても、グリーンさんが勝手におやりになってることですし」

エリカ「ほっておくのも悪いので」

ゲン「ちょっとグリーンさん、これはどういうつもりで」

グリーン「ボンジュール!」

691: 2014/12/03(水) 00:09:49.04 ID:Fh6w0Xz70
ゲン「……」

レッド「あれ、昔俺にも言ってきた」

ナツメ「私のときは帰るときにバイビー!とか言われたわ」

ユウキ「やっぱりグリーンさんって」

レッド「あいつがおかしいのは言葉だけなんだったんだよ」

コウキ「じゃあ、今のあれは…」

レッド「気にするな」

692: 2014/12/03(水) 16:59:03.31 ID:Fh6w0Xz70
ゲン「と、とにかくバトルスタートだ」

エリカ「ラフレシア、お願いね」

シジマ「エビワラー、行ってこい」

エリカ「花びらの舞ですわ」

シジマ「冷凍パンチだ」

ラフレシア「ソレソレッ」

エビワラー「シュッシュッ」

エリカ「うう…私のラフレシアは打たれ弱いんです、そんな乱暴な」

シジマ「乱暴って…」

693: 2014/12/03(水) 17:03:14.66 ID:Fh6w0Xz70
グリーン「そうだぞ、エリカは攻めるのは得意だけど攻められるのは慣れてないんだ」

グリーン「だから少しは考えてやるべきだ」

シジマ「バトルにならないだろ!」

エリカ「グリーンさん、私はあなたに助けは求めてませんわ」

シジマ「エビワラーもう一度冷凍パンチ!」

エビワラー「シュッ」

ラフレシア「アベシ」ばたっ

エリカ「う~…」

694: 2014/12/03(水) 17:08:32.98 ID:Fh6w0Xz70
エリカ「がんばってね、キレイハナ」

シジマ「冷凍パンチ!」

エビワラー「シュッ」

エリカ「キレイハナ、リーフブレード」

キレイハナ「ザシュッ」

エビワラー「アフッ」

エリカ「やっぱりこういう方が楽しいですわ」

695: 2014/12/03(水) 17:15:25.38 ID:Fh6w0Xz70
シジマ「次はサワムラーだ、猫騙し」

シジマ「そして飛び膝蹴り!」

サワムラー「テイヤッ」

キレイハナ「カオハダメダロ」ばたっ

エリカ「ああ、キレイハナが…ひどいです…」

シジマ「ええ~」

696: 2014/12/03(水) 17:21:02.27 ID:Fh6w0Xz70
エリカ「これじゃ負けてしまいますね」

エリカ「でも私は勝ちます、ナッシー」

エリカ「ナッシー、サイコキネシス」

シジマ「やばい、先にストーンエッジだ」

ナッシー「アタルカヨ、クラエ」

サワムラー「ギャフン」ばたっ

エリカ「やりましたわ」

697: 2014/12/03(水) 17:30:03.88 ID:Fh6w0Xz70
シジマ「まだまだ、カイリキー!冷凍パンチだ!」

エリカ「サイコキネシス!」

カイリキー「ウオォォォ」

ナッシー「ハンドパワー」

カイリキー「ガンバレバタエレル」

ナッシー「チクショー」ばたっ

ゲン「勝負あり、勝者シジマ!」

シジマ「危なかった」

グリーン「エリカ…」

エリカ「………グリーンさん」

ゲン(なんかいい雰囲気になってるけど、グリーン完全に腹の上に乗られてるんだけど)

698: 2014/12/03(水) 17:35:11.51 ID:Fh6w0Xz70
グリーン「戻るか」

エリカ「はい」

レッド「なんであいつは四足歩行から匍匐前進になってんの?」

ナツメ「レッドは人前であんなことしないでね」

レッド「しねえよ…したいのか?」

ナツメ「そういう意味で言ったんじゃないの」

コトネ「私はやりたいです!」

ナツメ「あなたは少し黙ってなさい」

699: 2014/12/03(水) 17:43:29.09 ID:Fh6w0Xz70
ゲン「次はマキシVSマチスだ!」

マチス「ミーに水タイプで挑むなんて身の程知らずネ」

マキシ「水タイプが必ずしも電気タイプに負けるとは限らないぞ!」

レッド「なんだ次はマチスか、じゃあとばしてもなんもないな」

ナツメ「そうね」

マチス「!?」

700: 2014/12/03(水) 17:46:42.86 ID:Fh6w0Xz70
ゲン「勝者マチス!」

マチス「ほんとにとばされた…」

レッド「マチスだからな」

ナツメ「これはしかたないわ」

ハルカ「あのマチスって人何か問題でもあるんですか?」

レッド「う~ん、なんだろ、特にないな」

ユウキ「特にないのにとばされたんですか!?」

レッド「うん」

マチス「せめて理由がほしかったネ…」

702: 2014/12/03(水) 23:46:16.20 ID:Fh6w0Xz70
ゲン「続いてはシジマVSマチス!」

マチス「連戦!?」

ゲン「こちらの都合上、すいません」

ゲン「とばされてたし、余裕だと思うので」

マチス「それは勝手に…」

ゲン「じゃあ棄権ですか?」

マチス「ノー!ミーはバトルから逃げるなんてことはしないネ」

マチス「連戦でエリカさんのカタキですから、今回は見せ場があるはズ」

703: 2014/12/03(水) 23:51:15.19 ID:Fh6w0Xz70
シジマ「ぬう、これほど強いとは思わなかった」

ゲン「勝者マチス!」

マチス「マジカ…」

マチス「ここまで勝ち残ってるのに連続のカットはひどいネ」

レッド「マチスのバトルってカットされるものなんじゃないか?」

ナツメ「でもマチスグループ決勝まで残ったわよ」

レッド「本当か、じゃあちょっと応援してやるか」

マチス「ヘイ、とばした理由がミーにはわからないヨ」

704: 2014/12/03(水) 23:54:21.68 ID:Fh6w0Xz70
ゲン「それでは第二グループ決勝、ヤナギVSマチス!」

マチス「三連戦!?」

ゲン「すいません、こちらの都合上」

マチス「もっと考えて組み合わせ作れよナ」

マチス「まあ、いいネ、さすがにミーがこれに勝つならカットされることはありえないネ」

705: 2014/12/04(木) 00:01:01.59 ID:l/7RdjAH0
マチス「やっとミーのバトルが見せられるネ、ライチュウ!」

ヤナギ「さすがにわしもカットされるかと思ったが、まあいい、マンムー」

マチス「ライチュウ、気合玉!」

ライチュウ「イエス!」

ヤナギ「そんな程度ではダメージを受けたとはいわん、マンムー地震だ」

マンムー「パオーン」

ライチュウ「ノー!」

706: 2014/12/04(木) 00:05:50.53 ID:l/7RdjAH0
ヤナギ「ほう、マンムーの攻撃を耐えたか」

マチス「ミーのポケモンは戦場を生き抜いてきたネ」

マチス「そんな攻撃じゃ倒せないネ」

マチス「ライチュウ、もう一度気合玉!」

ヤナギ「なるほどな、だがそんな攻撃はそう何度も当たるものではない」

マチス「ぬぅ…やはり命中100以外は信用できないネ」

ヤナギ「地震!」

マンムー「パオーン」

ライチュウ「ジーザス」ばたっ

707: 2014/12/04(木) 00:10:04.49 ID:l/7RdjAH0
マチス「GO!ランターン!」

マチス「ハイドロポンプ!」

ランターン「ネクスト、キュウショデス」

マンムー「パオーン」ばたっ

ヤナギ「ほう」

ヤナギ「こんなに早くマンムーがやられるとはな」

ヤナギ「だが、まだ始まったばかりだ、マニューラいってこい」

708: 2014/12/04(木) 00:15:13.21 ID:l/7RdjAH0
マチス「ちょうどいいカモネ、シグナルビームかましてやんナ」

ヤナギ「遅いな、猫騙しだ」

ヤナギ「そして辻斬り」

マニューラ「ヒテンミツルギリュウ」

ランターン「ワザメイイエヤ」ばたっ

マチス「!ランターンが一撃で…」

709: 2014/12/04(木) 00:22:53.22 ID:l/7RdjAH0
マチス「オー、ラストワン、しかし、ネバー!」

マチス「まだまだこれからが本当のスタートでース!エレキブル!」

ヤナギ「冷凍パンチだ」

マチス「クロスチョップ!」

マニューラ「リュウツイセン」

エレキブル「マジワルチョップ」

マチス「ゴー!エレキブル、もう一度ネ!」

ヤナギ「速さでは負けん、辻斬りだ」

マニューラ「アマカケルリュウノヒラメキ」

エレキブル「ユー ウィン」ばたっ

710: 2014/12/04(木) 00:29:11.29 ID:l/7RdjAH0
マチス「オーノー、ユーはベリーベリーストロングネ」

ヤナギ「妙なテンションの持ち主だ」

ゲン「勝負あり!よって決勝リーグ進出はジョウトのヤナギだ!」

レッド「なんだ、マチス負けたじゃん」

マチス「ヘイ、レッド!ユーはカットしすぎて見てないからわからないかもしれないけド」

マチス「これまで戦いのミーはベリーストロングだったネ」

レッド「次から第三グループが始まるし、そろそろ行こうか」

ナツメ「うん」

マチス「……」

711: 2014/12/04(木) 00:31:56.67 ID:l/7RdjAH0
コトネ「レッドさん、どこ行くんですか」

レッド「どこって控室」

コトネ「ナツメさんはともかくレッドさんは行かなくていいんじゃないですか」

レッド「なんでだよ」

コトネ「ジムリーダーじゃないからですよ」

レッド「やだ、俺はずっとナツメと一緒にいるんだ」

コトネ「私と一緒にいましょうよ~」

ナツメ「だめ、レッドと一緒にいるのは私なんだから」

712: 2014/12/04(木) 00:36:08.73 ID:l/7RdjAH0
コトネ「う~」チーン チーン チーン

コウキ「あ、あの…コトネちゃん…いや…コトネさん…」

コトネ「なに」チーン チーン チーン

コウキ「そ、そろそろ…やめ…てくれない…かな…」

ヒカリ「八つ当たりしてんの?」

コトネ「違うよ、レッドさんもナツメさんもずるい、私も混ぜてくれればいいのに」

コウキ「あ、やめてくれた」

コウキ「考えが不純だからじゃない?」

チーーーーーーーン

コウキ「はふっ…」ばたっ

713: 2014/12/04(木) 00:39:00.38 ID:l/7RdjAH0
カントージムリーダー控室

レッド「ナツメ」

ナツメ「レッド」

レッド「ナツメ」

ナツメ「レッド」

カスミ「……」イラッ

カスミ「ちょっとあんたら…」

レッド「どうした?」

カスミ「ここどこだかわかってんの!」

レッド「びっくりした、でかい声出すなよ」

ナツメ「ここは控室よ」

カスミ「そういうことじゃない」

714: 2014/12/04(木) 00:44:46.17 ID:l/7RdjAH0
アンズ「カスミさん、落ち着いてカツラさん今のカスミさんの大声で驚いて震えてますから」

カスミ「あ…ごめんなさい」

タケシ「カスミがいいたいのはなんでレッドがここにいるかってことじゃないのか」

カスミ「そう、それよ」

カスミ「別にいるだけなら構わないけど、ここでそんなイチャつくのやめてくれる?」

ナツメ「カスミも毎日違う男と夕日の見えるきれいなところでイチャついてるって聞いたけど」

カスミ「そ、それは…今関係ないでしょ、私が言ってんのは」

アンズ「カスミさん、それって…」

ナツメ「そう、カスミはね」

カスミ「こら、純心なアンズに変なこと教えない!」

715: 2014/12/04(木) 00:47:34.21 ID:l/7RdjAH0
タケシ「たぶんカスミが言いたいのはここはそんな場所じゃないってことだろ」

カスミ「そうそう」

レッド「タケシ、ナイス通訳じゃん」

タケシ「あたりまえだ」グッ

カスミ「そういうことだからあんたは出ていきなさい」グイッ

レッド「いやだ~俺はナツメと離れない!」

ナツメ「私もレッドとは離れない!」

716: 2014/12/04(木) 00:51:30.46 ID:l/7RdjAH0
レッド「あ、そうだ、そんなこといったらグリーンのやつだって」

タケシ「グリーンはジムリーダーだぞ」

レッド「でもあいつはチャンピオンの方に出てるじゃねぇかよ」

カスミ「グリーンはずっとおとなしくしてたからよ」

カスミ「あんたらとは真逆だったの」

レッド「む…あ、じゃあグリーンとエリカはどこ行ったんだ」

カスミ「そういや…」

タケシ「さっき更衣室の中からグリーンとエリカの声がしてたぞ」

717: 2014/12/04(木) 00:55:25.61 ID:l/7RdjAH0
レッド「ならカスミ行ってきてやれよ」

カスミ「なんでよ…って話そらさない」

ナツメ「そんなに言うんだったらみんなに聞いてみてよ」

カスミ「…そうね、じゃあレッドがこの部屋から出ていけばいいと思う人挙手お願いします!」

……

カスミ「で、出ていかなくていいと思う人、挙手お願いします…」

バッ(カスミ以外全員)

カスミ「え~」

718: 2014/12/04(木) 00:58:31.79 ID:l/7RdjAH0
カスミ「ちょっとちょっとタケシ、何その突然の裏切り」

タケシ「いや、俺は別にレッドはいてもいいと思うぞ」

アンズ「私もです」

カスミ「カ、カツラさんは」

タケシ「寝てるぞ」

カスミ「マチスは」

アンズ「さっきお手洗いの方に」

ナツメ「決まりね」

レッド「これで俺とナツメは一緒にいれる」

カスミ「……」

719: 2014/12/04(木) 16:29:35.48 ID:l/7RdjAH0
ガチャ

マチス「ヘイ、レッド、ここにきてたのカ」

レッド「マチス、さっきのおしかったな」

マチス「よく言うネ」

マチス「そういや、さっき更衣室からグリーンの声がしてたケド」

タケシ「ほら、グリーンは更衣室に行ってるんだ」

マチス「なんかムチで叩く音とグリーンの喜びの声が聞こえてたネ」

レッド「聞かなかったことにしよう」

720: 2014/12/04(木) 16:32:17.33 ID:l/7RdjAH0
レッド「ナツメの番まだかな~」

ナツメ「まだ呼ばれてないからね」

レッド「じゃあ予知でいつやるとか、誰が相手とか見てみてよ」

ナツメ「それしたらつまらないわ」

レッド「ナツメが言うんじゃしかたないな」

721: 2014/12/04(木) 16:36:30.77 ID:l/7RdjAH0
カスミ「それよりあんた、バトルの方見なくていいの?」

レッド「俺ナツメ以外のバトルなんて興味ないし」

カスミ「あんたじゃない、ナツメよ」

カスミ「勝ち上がっていったら、戦うかもしんないのに」

ナツメ「そうね」

カスミ「それとレッド、ナツメ以外興味ないってどういうこと」

カスミ「私のバトルもどうでもよかったって言うの!」

レッド「え、あ~、うん」

722: 2014/12/04(木) 16:38:27.20 ID:l/7RdjAH0
カスミ「うんってどういうこと!」

カスミ「せめてカントーの仲間ぐらい応援してくれたっていいんじゃないの!」

レッド「わ、悪かったよ、がんばれ~」

カスミ「私はもう負けたわよ!」

レッド「なんで怒ってんだよ」

723: 2014/12/04(木) 16:43:44.45 ID:l/7RdjAH0
カスミ「ふんっどうせ、そんなイチャイチャしてるようじゃナツメも無理ね」

ナツメ「なによ」

カスミ「だからこんなとこに来てまで男とイチャついてるようじゃ一勝もできないって言ってんの」

ナツメ「毎日別の男とイチャついてるからカスミは勝てなかったのね~」

カスミ「なんですって」

ナツメ「なに?私に文句でもあるの」

レッド「お、おい二人とも…」

724: 2014/12/04(木) 16:46:40.74 ID:l/7RdjAH0
カスミ「なに、レッド!私の言ってること間違ってる?」

レッド「い、いや…だから…」

ナツメ「レッドは私の味方よね」

レッド「それはもちろんだ」

レッド「ナツメは必ず勝つ」

カスミ「レッド!」

レッド「こいつはもう何に怒ってんだよ」

725: 2014/12/04(木) 16:53:00.66 ID:l/7RdjAH0
カスミ「タケシ、アンズ、マチス!あんた達からも言ってあげなさい!」

タケシ「何をだよ」

アンズ「カスミさん、そんな怒っても何もないですよ、こっちで一緒にトランプしましょう」

マチス「UNO!」

アンズ「マチスさん、それ違いますよ」

レッド「ナツメの相手ってどんなやつかな」

ナツメ「レッドがいてくれるならどんな相手でも勝てるわよ」

カスミ「…はぁー、バカバカしい」

727: 2014/12/04(木) 16:56:50.19 ID:l/7RdjAH0
ゲン「それでは、第三グループ一回戦最後のバトル、ナツメVSチェレンだ!」

レッド「ナツメ呼ばれたぞ」

ナツメ「じゃあ行きましょうか」

タケシ「なんだ二人で行くのか?」

レッド「当然」

アンズ「ほんとラブラブですね~」

カスミ(負けろ負けろ負けろ負けろ負けろ)

ナツメ「カスミ」

カスミ「な、なに~?」

ナツメ「私はあなたの考えてることは読めてるからね」

カスミ「そうだった」

728: 2014/12/04(木) 17:04:11.28 ID:l/7RdjAH0
ゲン「あれ、ナツメさ~ん…来ないな」

チェレン「これって僕の不戦勝でよくないですか?」

ゲン「それは…いや、もう少し待ってくれ」

観客「おいあれ…」「またカントーじゃねえかよ…」ざわざわ

ゲン「あ、来たみたい…ってなんで二人で来てんの」

レッド「問題ない」

ゲン「問題ないってそんなひっついてるから歩きにくいんだろ」

ナツメ「歩きにくいも歩きやすいもレッドと一緒じゃなきゃ意味ないのよ」

ゲン「はぁ…」

729: 2014/12/04(木) 17:07:59.28 ID:l/7RdjAH0
ゲン「あのね、君チャンピオンの方だからさ」

レッド「なんだよグリーンのやつも来てたじゃないかよ」

ゲン「だからってね…」

レッド「俺はナツメといなきゃダメなんだ」

ナツメ「そうよ、レッドがいなきゃ動くこともできないわ」

ゲン「それもうなんかの病気じゃねえか」

ナツメ「何か言った?」

ゲン「いや…」

レッド「早く始めろよ」

730: 2014/12/04(木) 17:15:22.36 ID:l/7RdjAH0
ゲン「それじゃあバトルスタート~」

レッド「ナツメがんばれ」

ナツメ「うん、がんばるね」チュッ

レッド「ここ、みんなが見てるぞ」チュッ~

ナツメ「レッドだって~」

ゲン「あ、あの…おい何やってんだ」

チェレン「爆発しろ爆発しろ爆発しろ爆発しろ爆発しろ」

レッド「あのさ、今からバトルってときに少しは静かにできないの?」

チェレン「!?」イライラ

731: 2014/12/04(木) 17:24:45.35 ID:l/7RdjAH0
ユウキ「あの人たちってもう場所とか関係ないな」

トウヤ「見ろチェレンの顔、すっげ~おもしれえ」

ジュン「あの二人ってバトルの時もああなのかな?」

コウキ「それただのバカップルじゃん」

コトネ「レッドさんとナツメさんの悪口言わない!」チーン チーン チーン チーン チーン

ユウキ「言ってねえし…」

トウヤ「コトネちゃん最高…」

ジュン「俺のも違うだろ…」

コウキ「なんで僕だけ2回…」

ヒカリ「コトネってなんのためらいもなくそれしてるよね」

トウコ「でも静かになったじゃない」

ハルカ「ユウキだけはおいといてくれたらよかったのに」

732: 2014/12/05(金) 12:14:15.50 ID:9e3BdpqM0
ゲン「おい、はやくポケモン出せよ」

ナツメ「わかってるわよ、フーディン」

チェレン「ハーデリア、噛み砕く!」

ナツメ「フーディン、気合玉よ」

フーディン「キアイダキアイダキアイダ」

ハーデリア「キアイノタスキモッテル」

フーディン「コッチモナモノミアル」

ナツメ「サイコキネシスよ」

フーディン「トドメ」

ハーデリア「ギャハ」ばたっ

ナツメ「やった」

レッド「さすがナツメだな」

733: 2014/12/05(金) 12:18:18.81 ID:9e3BdpqM0
チェレン「くっ…」

チェレン「おい審判、あれは実質2対1じゃないのか?隣のやつをどけさせろ」

レッド「俺は何もやってねえだろ」

ゲン「う~ん、じゃあアドバイスをしたら反則負けとみなす」

ナツメ「わかった」

ゲン「そういうのはこの後のダブルバトルでやってほしいもんだ」

レッド「ダブルもあるの?どんだけ続ける気だよ」

ゲン「俺が知りたいぐらいだ」

チェレン「審判がバトルを中断するな」

734: 2014/12/05(金) 12:22:01.34 ID:9e3BdpqM0
チェレン「いけポリゴンZ!」

ナツメ「気合玉よ!」

チェレン「何回も当たるか、シャドーボールだ」

ポリゴンZ「フーディンノコウゲキハハズレタ」

フーディン「フーディンハタオレタ」ばたっ

ナツメ「フーディンお疲れ様」

レッド(ナツメがんばれナツメがんばれ)

735: 2014/12/05(金) 12:30:01.40 ID:9e3BdpqM0
ナツメ「メタグロスがんばって」

チェレン「もう一度シャドーボール」

ナツメ「サイコキネシス!」

ポリゴンZ「ポリゴンzノコウゲキ」

メタグロス「エスパーー」

チェレン「もう一度だ」

ナツメ「メタグロスも!」

ポリゴンZ「ポリゴンzノコウゲキ」

メタグロス「エスパーー」

ポリゴンZ「ポリゴンzハタオレタ」ばたっ

736: 2014/12/05(金) 12:33:21.87 ID:9e3BdpqM0
レッド「さすがナ…オホンッ」

レッド(ナツメすごい、かっこいい、かわいい、大好き)

ナツメ「もうレッドったら」

ゲン「ん?」

ナツメ「なによ」

ゲン「い、いや…」

チェレン「いけっベロベルト」

737: 2014/12/05(金) 12:38:36.95 ID:9e3BdpqM0
ナツメ「メタグロス、サイコキネシス」

チェレン「そのぐらいなんともない、ベロベルト、アームハンマー」

メタグロス「エスパーー」

ベロベルト「ソイヤッ」

ナツメ「ありがとメタグロス、いってエーフィ」

738: 2014/12/05(金) 12:41:51.15 ID:9e3BdpqM0
ナツメ「エーフィ、瞑想」

チェレン「パワーウィップだ」

ベロベルト「ソイヤッ」

エーフィ「ヒョイ」

ナツメ「瞑想」

チェレン「今度こそ当てろ!」

ベロベルト「ソイヤッ」

エーフィ「ヒョイ」

739: 2014/12/05(金) 12:46:32.60 ID:9e3BdpqM0
ナツメ「エーフィ、一気に決めるわよ、サイコキネシス!」

エーフィ「スーーパーー」

ベロベルト「タエナイ」ばたっ

ゲン「勝者ナツメ」

チェレン「くそっこれだから100以外の命中率は信用できないんだ」

ナツメ「やった~」

レッド「さっすがナツメ!」

740: 2014/12/05(金) 12:50:10.46 ID:9e3BdpqM0
レッド「ナツメはすごいね~」

ナツメ「あなたほどじゃないわよ」

レッド「いやいや、ナツメも」

ナツメ「そんな、レッドの方が」

ゲン「終わったから早くどいてくれよ」

レッド「あいよ」

741: 2014/12/05(金) 23:18:52.69 ID:9e3BdpqM0
カスミ「ちっ勝ったのか」

レッド「そんな言い方はないだろ」

ナツメ「カスミは一回戦負けだから私より下ね」

カスミ「なんですって」

ナツメ「あら、私は別に直接戦ってもかつ自信はあるけど」

カスミ「じゃあどっちが強いか勝負してあげるわよ」

レッド「待て待て、今戦ったって何もないって」

742: 2014/12/05(金) 23:22:28.34 ID:9e3BdpqM0
ナツメ「それもそうね、どうせ勝つけど」

カスミ「レッドの言う通りね、まあ私も妻が目の前でボロ負けするってのを見せたくないし」

ナツメ「なによそれ」

カスミ「別に~」

レッド「ケンカすんなよ」

レッド「はぁ…むこう行こうかナツメ」

743: 2014/12/05(金) 23:30:10.20 ID:9e3BdpqM0
レッド「同じジムリーダーなんだしカスミと仲良くしなよ」

ナツメ「あなたは私が負けろって言われて何ともないわけ?」

レッド「そんなことはない」

ナツメ「じゃあ、なんで私ばっかじゃないのよ」

レッド「いやいや、俺は100%ナツメの味方だからさ」

ナツメ「本当?」

レッド「本当だ」

ナツメ「……」

レッド「……」

ナツメ「…んっ…ぷはっ」

レッド「ほらな」

ナツメ「…うん//」

カスミ「見えないところでやれっての」

744: 2014/12/05(金) 23:38:00.62 ID:9e3BdpqM0
ゲン「第三グループ、2回戦最初のバトルはヤーコンVSハチクだ」

レッド「どうする、見に行くか?」

ナツメ「この部屋のテレビで十分」

レッド「あとで戦うかもしれないんだし、直接の方がよくわかるんじゃないか?」

ナツメ「私はここでいいの、ここなら邪魔も入らないし」

カスミ「邪魔っていつ私が邪魔したってのよ」

ナツメ「別にカスミとは言ってないわよ、あとそこどいて、見えないから」

タケシ「カスミもいい加減にしとけよ」

カスミ「だって」

745: 2014/12/05(金) 23:45:06.81 ID:9e3BdpqM0
ヤーコン「ワルビアル、噛み砕く!」

ハチク「バイバニラ、吹雪だ」

ナツメ「今日の晩は何が食べたい?」

レッド「そうだな…」

タケシ「おいおいちゃんと見なくていいのか?」

ナツメ「見てるわよ」

レッド「ナツメなら優勝まちがいなしだ」

カスミ「ほんとにそうかしらね~」

ナツメ「む…」

レッド「ケンカはダメだぞ」

746: 2014/12/05(金) 23:51:08.53 ID:9e3BdpqM0
ナツメ「ケンカなんかしないってば」

レッド「ならいいけど」

ゲン「勝者ハチク!」

レッド「あ…」

タケシ「おいおいちゃんと見てたのか?もう終わったぞ」

ナツメ「大丈夫…かな?」

レッド「次からは俺もちゃんと見るし」

ナツメ「私だって完全に見てなかったってわけじゃないから」

747: 2014/12/05(金) 23:55:42.81 ID:9e3BdpqM0
ゲン「続いてはツツジVSカツラ!」

タケシ「そういやカツラさんも第三グループだったな」

レッド「ヅラさんシードのとこだったのか」

カツラ「ヅラじゃないカツラだ」

レッド「げっ…すんません」

ナツメ「カツラさん呼ばれてるのに行かなくていいの?」

カツラ「ああ、そうだった」

748: 2014/12/06(土) 00:00:12.50 ID:33jSvOVl0
ゲン「バトルスタート!」

ツツジ「ダイノーズ、大地の力!」

カツラ「ウインディ、フレアドライブ!」

ウインディ「コッチノンガハヤインダヨ」

ダイノーズ「アツイ!」ばたっ

ツツジ「一撃…!」

749: 2014/12/06(土) 00:06:42.58 ID:33jSvOVl0
カツラ「はっはっはー、わしの炎ポケモンはなんだろうと燃やしつくすぞ!」

ツツジ「まだ勝負が決まったわけではありません!アバゴーラ」

カツラ「炎といいつつインファイトだ!」

ツツジ「その前にアクアジェット」

アバゴーラ「ブッシャー!」

ウインディ「アタタタタタタ」

アバゴーラ「ヒデブ」ばたっ

ツツジ「強い…」

750: 2014/12/06(土) 00:11:47.43 ID:33jSvOVl0
ツツジ「……」

カツラ「あきらめたのかー!ならわしのクイズを解いてみよ!」

ツツジ「いえ、私もホウエンを代表してきてるんです、あきらめるわけありません」

ツツジ「ゴローニャ!地震!」

カツラ「うおお、ウインディ、インファイト!」

ウインディ「オマエハモウタオレテイル」

ゴローニャ「ナ~ニ~」ばたっ

751: 2014/12/06(土) 00:14:27.67 ID:33jSvOVl0
ゲン「ゴローニャ戦闘不能によりカツラの勝利!」

ツツジ「ふう…私もまだまだでした」

カツラ「どうじゃ!わしの出すクイズに解いてみんか?」

ツツジ「クイズ…ですか?」

カツラ「そうじゃ、では問題」

ゲン「終わったら速やかに退場願います」

752: 2014/12/06(土) 00:17:49.46 ID:33jSvOVl0
レッド「さすがヅラさんだな」

タケシ「ああ、岩対炎で不利だと思ったが、全て一撃で倒すとは」

ナツメ「なんかカツラさんがこのグループ勝ちそう…」

レッド「大丈夫だって俺がついてる」

ナツメ「でもレッドは何も言うことができないのよ」

ナツメ「あなたの考えを読んでたらバトルに集中できないし…」

レッド「なんとかなる」

753: 2014/12/06(土) 00:21:03.16 ID:33jSvOVl0
ゲン「さあ次はマツバVSナツメだ」

レッド「ナツメの番だ」

ナツメ「それじゃあ行きましょうか」

レッド「それにしてもマツバってどこかで…」

ナツメ「どうしたの?」

レッド「いや、なんでもない」

754: 2014/12/06(土) 00:26:37.45 ID:33jSvOVl0
ゲン「レッド君、バトルが始まって一言でもじゃべったらナツメ選手の反則負けとするから」

レッド「厳しいな…まあいいけど」

ナツメ「レッド、あの人って」

マツバ「やっ」ニコッ

レッド「…お前かよ」

マツバ「その反応ひどいじゃないか~友達だろ」

レッド「お前と友達になった覚えはねーよ」

マツバ「相変わらず二人とも仲がいいね」

レッド「話聞けよ」

マツバ「それじゃあ始めようか」

レッド「こいつ…」

755: 2014/12/06(土) 00:34:22.84 ID:33jSvOVl0
マツバ「よし、ヨノワール」

レッド「ナツメ、こいつには勝ってくれ」

ナツメ「うん、がんばる、フーディン!」

レッド(あいつはゴースト使いだからナツメの方が不利か…)

レッド(でも、ナツメがんばれ~愛してるぞ~!)

ナツメ「フーディン、シャドーボール!」

マツバ「当然の選択だね、でもタイプ不一致で僕のポケモンを一撃で倒すのは無理があるね」

マツバ「でもこっちはタイプ一致技、シャドーパンチ」

ヨノワール「シュッ」

フーディン「ハウッ」ばたっ

756: 2014/12/06(土) 00:40:31.47 ID:33jSvOVl0
レッド(あいつのニコニコ顔なんかむかつくな~)

ナツメ「フーディンがダメならメタグロスよ」

ナツメ「シャドーボールよ」

マツバ「影うち」

ヨノワール「シュッ」

メタグロス「クロイタマ」

ナツメ「もう一回よ」

マツバ「倒れる前に鬼火だ」

メタグロス「クロイタマ」

ヨノワール「モヤスゾ」ばたっ

メタグロス「アツイアツイ」

757: 2014/12/06(土) 00:45:51.89 ID:33jSvOVl0
マツバ「次はシャンデラだ」

マツバ「オーバーヒート」

シャンデラ「」

メタグロス「」ばたっ

ナツメ「すごい威力…」

レッド(ナツメ負けるな、がんばれ!)

ナツメ「ヤドキング、いって!」

マツバ「僕の考えが読まれてるのかな」

ナツメ「あなたの考えてることなんて読めないわよ」

ナツメ「偶然ね」



758: 2014/12/06(土) 00:50:40.33 ID:33jSvOVl0
ナツメ「ヤドキング、熱湯!」

ヤドキング「ヤ~ン」

シャンデラ「」

ナツメ「倒れない!?それに何も言わないのも不気味」

マツバ「シャンデラ、シャドーボール」

シャンデラ「」

ヤドキング「ヤ~ン」

ナツメ「特攻を下げておいてヤドキングを倒せると思ったの」

マツバ「もしかしたらって思ったんだけどね」

759: 2014/12/06(土) 00:55:28.33 ID:33jSvOVl0
ナツメ「熱湯よ」

ヤドキング「ヤ~ン」

シャンデラ「」ばたっ

マツバ「ジュペッタとどめをさしておいで」

ナツメ「攻撃を当てればまだ勝てるわシャドーボールよ!」

マツバ「でも当たらないよ、ジュペッタの不意打ちで決まるから」

ジュペッタ「スキアリッ」

ヤドキング「ヤ~ン」ばたっ

ナツメ「ヤドキング…!」

760: 2014/12/06(土) 00:58:57.84 ID:33jSvOVl0
ゲン「勝者マツバ!」

マツバ「やったね」

ナツメ「レッド…ごめんなさい…」

レッド「謝ることないよ、俺も変なプレッシャーかけちゃちゃったんだ、俺の方こそ」

ナツメ「ううん、レッドは悪くない、私が弱かったから」

レッド「ナツメは弱くないよ」

ナツメ「でも…」

ゲン「終わったら早くどけって」

マツバ「二人とも楽しそうだね~」

761: 2014/12/06(土) 01:03:09.49 ID:33jSvOVl0
カスミ「ふふっナツメが負けたわ」

アンズ「カスミさんって結構性格悪いですね」

タケシ「俺は初めて会ったときに気づいてたけどな」

アンズ「えっタケシさん、すごい洞察力です」

カスミ「何か言ったかしら」

アンズ・タケシ「いえ、何も」

762: 2014/12/06(土) 01:09:06.10 ID:33jSvOVl0
カスミ「なんにしてもナツメが負けたんだから少しはあの二人も」

ナツメ「次はレッドの番だからね、がんばって」チュッチュッ

レッド「次って言っても今日じゃないけどな」チュッチュッ

カスミ「ずいぶんと楽しそうね…」

ナツメ「私が負けたことはもう仕方ないことなの」

レッド「それよりヅラさんの応援だろ」

ナツメ「そうね、ぜひ勝ってほしいわ」

763: 2014/12/06(土) 01:17:57.50 ID:33jSvOVl0
マツバ「う~ん、でもどちらが勝ちあがってきても僕が勝つのは厳しいな」

レッド「ヅラさんならちょいちょいと勝ってくれるだろ」

タケシ「確かに次は氷で得意なタイプでその次は…」

マツバ「ゴーストだよ」

レッド「なら問題ないな」

ナツメ「問題ならあるわよ」

レッド「え?」

ナツメ「この人がここにいること」

レッド「……」

マツバ「やっ」ニコッ

レッド「ニコッじゃねえよ!」

764: 2014/12/06(土) 01:22:49.37 ID:33jSvOVl0
マツバ「ひどいな友達だろ」

レッド「友達じゃねえ」

マツバ「君たち二人くっついて、やっぱりお似合いだな」

レッド「だから話を」

マツバ「カツラさん、もうそろそろ呼ばれるから行った方がいいんじゃないですか」

レッド「だいたいお前はジョウトだからこの部屋に入ってくんじゃねえ」

マツバ「のどかわいたな、このジュース飲んでいい?」

レッド「それ俺のだよ!」

マツバ「じゃあ、ジョウトの控室ここじゃないから出ていくね」

レッド「あいつ嫌いだ!」

765: 2014/12/06(土) 11:34:11.16 ID:33jSvOVl0
ゲン「次はハチクVSカツラ!」

カツラ「いけ、ブーバーン、大文字だ!」

ハチク「ツンベアー、身代わり、剣の舞、ストーンエッジだ」

カツラ「詰め込みすぎだろ」

ツンベアー「ソイヤァァ」

ブーバーン「セコッ」

カツラ「大文字!」

ブーバーン「モヤスゾ」

ツンベアー「モエツキタゼ」ばたっ

カツラ「当たれば一撃だ!」

766: 2014/12/06(土) 11:38:36.61 ID:33jSvOVl0
ハチク「次はマニューラだ」

ハチク「猫騙し、ひるんだところに辻斬り、瓦割りだ!」

マニューラ「ソイヤァァ」

カツラ「ぬう、さっきから連続で技を出せれているような気がする」

カツラ「ブーバーン、気合玉!」

ブーバーン「キアイダキアイダキアイダ」

マニューラ「キアイノタスキ」

767: 2014/12/06(土) 11:43:05.06 ID:33jSvOVl0
ハチク「辻斬り!」

マニューラ「セイッ」

ブーバーン「コイツセコイワ」ばたっ

カツラ「ギャロップ、あと一撃だ!メガホーン」

ハチク「こちらの方が速い、辻斬りだ」

ギャロップ「ツノ」

マニューラ「アト1ヤッタカラナ」ばたっ

768: 2014/12/06(土) 11:50:14.48 ID:33jSvOVl0
ハチク「最後はジュゴンだ、アクアジェット」

カツラ「ワイルドボルトだ!」

ジュゴン「ズツキ」

ギャロップ「ワイルドダロォ」

ジュゴン「シビレタ」ばたっ

ギャロップ「カオガヌレタ」ばたっ

ハチク「相打ち…だがこれでは」

カツラ「わしにはまだもう一匹残っておる」

ゲン「勝者カツラ!」

カツラ「うおおーす」

769: 2014/12/06(土) 11:56:24.91 ID:33jSvOVl0
ゲン「このバトルに勝てば決勝リーグ進出!カツラVSマツバ!」

レッド「ヅラさん、勝ってくれよ」

レッド「あいつが決勝進出なんて嫌だからな」

マツバ「レッド君、友達なのにそれはひどいじゃないか」

レッド「あいつは友達じゃねえ…ってなんでここにいんだよ」

マツバ「通りかかっただけじゃないか」

レッド「通りかかって部屋に入ってくるっておかしいだろ」

ナツメ「なんだかんだ言って結構仲いいんゃないの」

レッド「どこがだよ」

マツバ「君たちほどじゃないけどね」

770: 2014/12/06(土) 12:01:34.13 ID:33jSvOVl0
ゲン「勝って決勝に進むのはどちらか、バトルスタートだ!」

カツラ「いくぞぉぉ、キュウコン!」

マツバ「ゲンガーいけっ」

マツバ「催眠術だ」

カツラ「こっちも催眠術!」

ゲンガー「グーグー」

キュウコン「グーグー」

カツラ「両方寝た!?」

マツバ「でもこのバトルに交代は認められない、早く起きた方の勝ちだね」

771: 2014/12/06(土) 12:04:01.30 ID:33jSvOVl0
5分後

カツラ「おーい、キュウコン、ごはんのじかんだぞー!起きろー!」

マツバ「全然起きないなー」

さらに5分後

カツラ「うおおいキュウコン、起きてくれ!」

マツバ「暇だな」

772: 2014/12/06(土) 12:07:21.51 ID:33jSvOVl0
キュウコン「モウアサカ」

ゲンガー「ヨクネタ」

カツラ「起きたかキュウコン!」

マツバ「これほど意味のない催眠術は初めてだ」

カツラ「サイコショックだ」

マツバ「ゲンガー、シャドーボール」

773: 2014/12/06(土) 12:11:23.08 ID:33jSvOVl0
カツラ「大文字!」

マツバ「シャドーボール」

キュウコン「モエロヤ」

ゲンガー「ムリ」ばたっ

マツバ「でもだいぶキュウコンの体力を削った」

マツバ「次はシャンデラだ」

774: 2014/12/06(土) 12:14:47.24 ID:33jSvOVl0
カツラ「催眠術!」

キュウコン「ネ~ムレ~」

マツバ「シャドーボール」

シャンデラ「」

キュウコン「ナンカイエヤ」ばたっ

カツラ「ゲンガーにやられすぎてたか」

775: 2014/12/06(土) 12:18:32.76 ID:33jSvOVl0
カツラ「ゆくぞウインディ!地ならしだ」

ウインディ「グララララ」

シャンデラ「」ばたっ

マツバ「一撃で」

カツラ「わしのウインディは強いんだぞ!」

776: 2014/12/06(土) 12:23:13.87 ID:33jSvOVl0
マツバ「このままじゃ負けるな」

マツバ「ムウマージ、いってくれ」

カツラ「いっくぞぉぉフレアドライブだ!」

ウインディ「ファイヤー!」

マツバ「すごいダメージ、でもこれでいい」

マツバ「痛み分けだ」

ムウマージ「let's share hp」

カツラ「なんと!」

777: 2014/12/06(土) 12:29:20.06 ID:33jSvOVl0
マツバ「そしてパワージェムだ」

ムウマージ「ハッシャ」

マツバ「これで耐えたら僕の負け、さあどうなる」

ウインディ「タオレル…タオレル…」

カツラ「がんばれぇぇ、耐えるんだ!」

ウインディ「タオレナーイ」

マツバ「ふぅ」

カツラ「フレアドライブだ!」

ウインディ「バーニング!」

ムウマージ「マケタ」ばたっ

778: 2014/12/06(土) 12:35:24.23 ID:33jSvOVl0
ゲン「決まったー!第三グループから決勝進出はカントーのカツラ!」

カツラ「うおおー!やったぞー!」

レッド「やったヅラさん勝った」

マツバ「友達が負けたんだよ、何か言ってくれよ」

ナツメ「戻ってくるの速っ」

レッド「うるせえ、そんなこと言ったらお前のせいでナツメが負けたんだ」

マツバ「ねえ次のグループは誰が勝つと思う?」

レッド「だから」

マツバ「カツラさん勝ったんだから、おめでとうぐらい言ってあげたら?」

レッド「こいつは俺の言葉が通じないのか」

779: 2014/12/06(土) 12:41:28.97 ID:33jSvOVl0
レッド「ったく、あいついったい何がしたいんだ」

ナツメ「それはよくわからない」

レッド「あいついなかったらナツメの優勝だったよ」

ナツメ「もう仕方ないわ、それにカツラさんに勝てるかどうかわからないもの」

レッド「そうか…」

780: 2014/12/06(土) 12:45:22.94 ID:33jSvOVl0
タケシ「おいレッドにナツメどこ行くんだ?」

カスミ「ほっときなさいよ」

レッド「もうナツメのバトルも終わったし、他はいいんだよ」

タケシ「おいおい、第四グループは俺がいるんだぜ」

レッド「そうか、なら始まったら教えてくれ」

タケシ「だから、どこにいるかわからないと」

レッド「俺はナツメと二人っきりになれるとこに行くから」

カスミ「まさかあんたらこんな昼間っから」

ナツメ「あなたの考えてるようなことじゃないわよ」

781: 2014/12/06(土) 12:49:24.92 ID:33jSvOVl0
更衣室

レッド「それにしてもおしかったな」

ナツメ「もういいのよ、次はレッドががんばってくれたら」

レッド「…そうだな」

レッド「……」

ナツメ「……」

レッド「ナツメ…」

エリカ「ここをこうすると気持ちいいんですか?」

グリーン「あっあっき…気持ちいいです…」

レッド「あっちからなんか変な声が」

ナツメ「き、気のせいじゃない?」

782: 2014/12/06(土) 12:53:29.12 ID:33jSvOVl0
グリーン「なんかレッドの声しなかった?」

レッド「やばっ」

エリカ「あら、そこにいるのはレッドさんにナツメさん、こんなとこで何を?」

レッド「お前に言われたくないよ」

ナツメ「エリカこそ何してるのよ」

エリカ「私はグリーンさんが我慢できないというので」

ナツメ「それ以上言わなくていい」

エリカ「ナツメさんたちは何を?」

ナツメ「ただ通りかかっただけよ」

ナツメ(ほんとはレッドに慰めてもらいたかったけど)

グリーン「やっぱりレッドか」

レッド「お前出てくんなよ」

783: 2014/12/06(土) 12:58:14.01 ID:33jSvOVl0
グリーン「出てくるなよってひどいなレッド」

レッド「お前らまさか終わってからずっとここにいたのか?」

グリーン「それは違うな、俺たちは30分ごとにいくつもある更衣室を移動していたんだ」

レッド「意味あんのか」

レッド「グリーンいつまでそんなことする気だ」

グリーン「なんのことだ」

784: 2014/12/06(土) 22:51:55.78 ID:33jSvOVl0
レッド「あのな、親友がそんな格好しててな俺がいいと思うわけないだろ」

グリーン「悪いがレッド、俺はお前に心配されるほど落ちぶれちゃいないぜ」

レッド「何言ってんだお前、やってることひどいぞ」

グリーン「俺はまだお前を倒し、最強になるという夢をあきらめてなんかないからな」

レッド「ならそんなこと今すぐやめろ」

グリーン「レッド、こっちからも言わせてもらうとな、お前だってナツメと場所なんか関係なくどこでもイチャつきやがって」

レッド「羨ましいか」

グリーン「羨ましくなんかないっ!」

785: 2014/12/06(土) 22:56:24.93 ID:33jSvOVl0
グリーン「ふんっ今のお前になら全力じゃなくても勝てる」

レッド「たとえ俺がどんな状況になっても、もうお前には負けねえよ」

グリーン「昔っからそうだ、どっちが強いかは後でわかることだ、じゃあバイビー」

レッド「はぁ…」

ナツメ「ねえレッド、負けないでね」

レッド「当たり前だよ」

レッド「それよりだいぶ時間がたっちゃったし、戻るか」

786: 2014/12/06(土) 22:59:24.01 ID:33jSvOVl0
レッド「やっぱ観客席の方があんな部屋のテレビより見やすいな」

ナツメ「ちょっとうるさいけどね」

ユウキ「あっ戻ってきたんですか」

レッド「ああ」

コトネ「ずいぶんと遅かったですね」

コトネ「二人で何してたんですか」

レッド「何ってジムリーダーの控え室にいただけだよ、なあ」

ナツメ「そうよ、何もしてないって」

コトネ「本当ですか~?」

787: 2014/12/06(土) 23:02:34.08 ID:33jSvOVl0
レッド「今どれぐらい進んだんだ」

コウキ「今第四グループの一回戦が全部終わったとこですね」

ナツメ「けっこう進んでるのね」

コトネ「おかしいですね」

ナツメ「何が?」

コトネ「さっきレッドさんは部屋にテレビがあると言ってたのに、なんで部屋にいたなら進み具合がわからないんですか」

レッド「見てなかったからだな」

コトネ「あやしいですね」

788: 2014/12/06(土) 23:06:20.78 ID:33jSvOVl0
ナツメ「コトネもさ、そろそろ別の人探しなさいよ」

ナツメ「私たち一応結婚してるのよ」

コトネ「私は愛人でいいんですって」

ナツメ「ダメ」

コトネ「そんな」

ナツメ「はい、あきらめて別の人探すこと」

789: 2014/12/06(土) 23:10:21.66 ID:33jSvOVl0
トウヤ「コトネちゃん俺なんてどう?」

ナツメ「いいじゃない、コトネ」

コトネ「う~ん」

コトネ「トウヤは~かっこいいけど~」

コトネ「変態オーラがあるからね」

ナツメ「あなたも人のこと言えないわよ」

レッド「そろそろバトルの方見ようぜ」

790: 2014/12/06(土) 23:13:52.91 ID:33jSvOVl0
ゲン「第四グループ二回戦の一発目はイブキVSタケシ!」

レッド「タケシだ、一回戦勝ったんだ」

ナツメ「そういや見るの忘れてたわね」

レッド「別に全部見るとはいってないし、これ見てたら大丈夫だ」

ナツメ「じゃあちゃんと見ることね」

791: 2014/12/06(土) 23:20:42.93 ID:33jSvOVl0
イブキ「悪いけど、あっさりと負けてもらうからね」

タケシ「あなたのような美女に負けるなら光栄です」

イブキ「う、うるさい、美女って言われてもうれしくないぞ」

イブキ「ゆけっキングドラ!」

タケシ「いけ!ゴローニャ」

イブキ「ハイドロポンプ」

タケシ「かわすんだ!」

キングドラ「アタルンダ」

ゴローニャ「ビショビショ」ばたっ

792: 2014/12/06(土) 23:27:25.00 ID:33jSvOVl0
タケシ「くそ、相性が悪かったか」

タケシ「でもオムスターなら」

タケシ「冷凍ビームだ」

イブキ「抜群じゃなきゃやられないと思ったのか」

イブキ「関係ないね、竜の波導!」

キングドラ「ドラゴン」

オムスター「メカラビーム」

タケシ「あきらかにダメージがこちらの方が大きいか」

793: 2014/12/06(土) 23:30:29.63 ID:33jSvOVl0
タケシ「もう一度だ!」

イブキ「オムスターじゃ私のキングドラより速く動くなんて無理だよ」

キングドラ「トドメ」

オムスター「テカゲンシロヨ」ばたっ

794: 2014/12/06(土) 23:35:42.26 ID:33jSvOVl0
タケシ「厳しいな」

イブキ「どうやら私のキングドラを倒せるようなのはいないようだね」

イブキ「降参するか?」

タケシ「まだだ!イワーク!」

イブキ「勝負あったね、キングドラ、ハイドロポンプ!」

タケシ「イワークは進化の軌跡を持ってる」

イワーク「ソレデモムリ」ばたっ

タケシ「けど無理か」

795: 2014/12/06(土) 23:41:48.45 ID:33jSvOVl0
レッド「今回のタケシは、まあ相性が悪かったな」

ナツメ「それ言うの?」

レッド「それしか思いつかない」

レッド「まあドンマイだ」

ナツメ「たしかにそれしかないわね」

レッド「一応カントーからは二人決勝いったんだし、十分だろ」

796: 2014/12/06(土) 23:46:04.32 ID:33jSvOVl0
ゲン「続いてはカミツレVSアーティ!」

レッド「こいつらは知らねえな」

トウコ「レッドさん、カミツレさん知らないんですか?」

レッド「ああ」

ナツメ「その人なら私知ってるわ」

レッド「イッシュのジムリーダーなのに知ってるのか」

ナツメ「ええ、有名なモデルよ」

レッド「モデルなのにジムリーダーやってんのか」

797: 2014/12/06(土) 23:51:20.00 ID:33jSvOVl0
レッド「じゃああっちの男の方は?」

ナツメ「あっちは知らない」

トウコ「あの人は芸術家で虫使いなんです」

トウヤ「アーティさんって芸術家だったんだ」

レッド「せめて自分の地方のジムリーダーのことぐらいちゃんと知っとけよ」

ナツメ「じゃあマチスは何してたか知ってる?」

レッド「たまには例外もある」

ナツメ「知らないのね」

レッド「マチスに興味ないから」

798: 2014/12/07(日) 00:00:22.36 ID:y2LNrm980
アーティ「互いに2対2か」

カミツレ「そのイワパレスやっかいね」

アーティ「こいつは君の炎技が抜群にならないからね」

カミツレ「でも私は電気タイプ専門、電気技が効くなら問題ないわ」

カミツレ「ゼブライカ、ワイルドボルト」

アーティ「地震だ」

アーティ「けっこうくらわされたな」

カミツレ「さすがにタイプ一致じゃないから一撃で倒されないわ」

799: 2014/12/07(日) 00:04:50.33 ID:y2LNrm980
アーティ「でも」

カミツレ「次で倒せる」

アーティ「地震だ」

カミツレ「速さで勝負が決まったわね、電光石火」

ゼブライカ「シンソク」

イワパレス「シャーナイ」ばたっ

800: 2014/12/07(日) 00:09:34.08 ID:y2LNrm980
アーティ「ハハコモリ!」

カミツレ「これで決まりね、オーバーヒート!」

ゼブライカ「モエロ」

ハハコモリ「アツイ」

アーティ「うーん、しかたないか…」

ゲン「勝者カミツレ!」

801: 2014/12/07(日) 00:14:34.25 ID:y2LNrm980
レッド「あの人けっこう美人だな」

ナツメ「モデルだしね…」

レッド「ナツメほどじゃないよ」

ナツメ「ふふっ」

コトネ「レッドさん、私はどうですか」

レッド「俺の知ってる中でトップ5に入る可愛さ」

コトネ「レッドさんひどいです」

コトネ「一番がよかった」

レッド「い、一位はナツメだから…」

802: 2014/12/07(日) 00:24:49.33 ID:y2LNrm980
ゲン「イブキVSナギ、バトルスタート!」

イブキ「いけっカイリュー」

ナギ「ギャラドス!」

イブキ「ストーンエッジ」

ナギ「氷の牙よ」

カイリュー「イシツブテ」

ギャラドス「カキゴオリ」

カイリュー「カムナヤ」ばたっ

イブキ「倒しきれなかったか」

ナギ「威嚇がはいってなかったら危なかった」

803: 2014/12/07(日) 00:29:29.72 ID:y2LNrm980
イブキ「チルタリス、コットンガード」

ナギ「ギャラドス、氷の牙」

イブキ「かわして竜の息吹」

チルタリス「ボボボボボ」

ギャラドス「ナニソレ」ばたっ

ナギ「イブキが息吹って…プッ」

イブキ「笑うな!」

ナギ「あっごめんなさい」

804: 2014/12/07(日) 00:35:03.61 ID:y2LNrm980
ナギ「私もチルタリスよ」

イブキ「同じチルタリスなら先制した方の勝ち」

イブキ「竜の…もう一度同じ攻撃だ!」

ナギ「歌う」

チルタリス「ナギノデス」

チルタリス「グー」

ナギ「一瞬言葉がつまって遅れましたね」

イブキ「あんたがあんなこと言わなかったら」

805: 2014/12/07(日) 00:40:49.29 ID:y2LNrm980
ナギ「言い訳ですよ、夢食い」

チルタリス「ユメウマイ」

イブキ「起きてチルタリス!」

チルタリス「オハヨウ」

イブキ「起きた!えっと…ドラゴンブレス!」

チルタリス「?」

イブキ「竜のあれよ」

チルタリス「イブキノデス」

ナギ「なんて無理やりな」

806: 2014/12/07(日) 00:47:36.96 ID:y2LNrm980
イブキ「だからあんたのせいよ」

イブキ「さあ、速く最後のポケモンを出しな!」

ナギ「一回笑っただけで…エアームド!」

イブキ「勝った!大文字よ」

ナギ「その前にブレイブバード!」

チルタリス「ファイア」

エアームド「トケチャウ」ばたっ

ナギ「そんな」

イブキ「技の発動が速くても、わざわざぶつかりに来たらちょうどいい的ね」

ナギ「ちょっと何言ってんのかわかんないですね」

807: 2014/12/07(日) 00:56:29.19 ID:y2LNrm980
ゲン「次はカミツレVSセンリだ!」

レッド「またあの美人だ」

トウコ「カミツレさんファイト!」

ユウキ「何言ってんだ俺の父さんが勝つにきまってんだろ」

レッド「あの人お前の父さんなの?」

ユウキ「はい、すごく強いんですよ」

レッド「対戦相手にサインもらってるのに?」

ユウキ「…それは、関係ないと思います」

808: 2014/12/07(日) 01:02:04.91 ID:y2LNrm980
センリ「ありがとうございます、宝物にします」

カミツレ「いえいえ、どういたしまして」

ゲン「早く始めてもらえますか?あとサインだったら俺にもください」

カミツレ「サインはあげたけど、本気できてくださいね」

センリ「なら俺が勝っても文句を言わないようにお願いしますよ」

ゲン「俺もサインほしいな」

809: 2014/12/07(日) 10:06:10.80 ID:y2LNrm980
カミツレ「いけっエモンガ」

センリ「カクレオン!」

カミツレ「エモンガ、電磁波」

センリ「その前に猫騙し」

センリ「そしてスキルスワップ、シャドークロー」

カクレオン「レンゾクコウゲキ」

カミツレ「エモンガが!」

センリ「これでエモンガはゴーストタイプになった」

810: 2014/12/07(日) 10:11:15.06 ID:y2LNrm980
カミツレ「エモンガ、アクロバットよ」

エモンガ「テイヤッ」

エモンガ「シビレタ」

センリ「俺のカクレオンの特性は静電気になったからな」

センリ「シャドークローだ」

カクレオン「ヒッカク」

エモンガ「コウカハバツグンダ」ばたっ

811: 2014/12/07(日) 10:17:21.56 ID:y2LNrm980
カミツレ「シビルドンいって」

カミツレ「瓦割り!」

シビルドン「フンッ」

カクレオン「グーハヤメテ」

センリ「自己再生だ」

カミツレ「そんな暇与えないで、もう一度よ」

センリ「再生が間に合わないな、ならスキルスワップだ」

カクレオン「チェーンジ」

シビルドン「フンッ」

カクレオン「ツカレタ」ばたっ

812: 2014/12/07(日) 10:23:02.85 ID:y2LNrm980
センリ「スキルスワップが成功したことでシビルドンはただの電気タイプ」

センリ「ケッキング、地震だ」

ケッキング「メンドクセエ」

シビルドン「ツヨイネン」ばたっ

カミツレ「すごい威力…」

カミツレ「でもなまけてる間に倒せれば…」

カミツレ「ゼブライカ、ワイルドボルト!」

ゼブライカ「スキダラケダ」

ケッキング「ナンヤネン」

カミツレ「効いてない…」

813: 2014/12/07(日) 10:26:54.07 ID:y2LNrm980
センリ「俺のケッキングは一撃で倒されたりなんかしない」

センリ「でも相手のポケモンは一撃で倒す!地震だ」

ケッキング「ネムイ」

ゼブライカ「アフッ」ばたっ

ゲン「ゼブライカ戦闘不能によりセンリの勝利!」

814: 2014/12/07(日) 10:38:34.11 ID:y2LNrm980
ユウキ「やった父さんが勝った」

レッド「まだ一回残ってるぞ」

ナツメ「相手はイブキね、あの人けっこう強いわよ」

レッド「ドラゴン使いか、たぶんまともじゃないな」

ユウキ「どうせ父さんが勝つんですよ」

レッド「いや強さとかじゃなくて性格が」

ユウキ「性格?」

レッド「そう、破壊光線を人に向けて撃つような性格」

ユウキ「それどんな性格なんすか!」

815: 2014/12/07(日) 10:47:52.85 ID:y2LNrm980
ゲン「これに勝った方が決勝リーグ進出!イブキVSセンリ!」

イブキ「カイリュー!」

センリ「いけバクオング」

センリ「冷凍ビームだ」

イブキ「かわしてドラゴンダイブ!」

センリ「それなら、冷凍ビームしながらハイパーボイス!」

イブキ「そんなことできるわけが」

バクオング「デキルンダァァァ!!」

カイリュー「ウルサクテサムイ」ばたっ

816: 2014/12/07(日) 10:55:13.58 ID:y2LNrm980
イブキ「私のドラゴンがこんな簡単に…」

イブキ「許さない、プテラ!」

センリ「ドラゴンじゃねえ」

イブキ「関係ない!プテラ岩雪崩!」

センリ「ハイパーボイスで吹っ飛ばせ」

バクオング「ガオォォォ‼」

イブキ「後ろがガラ空きだ、雷の牙!」

プテラ「ガブリ」

バクオング「シビレル」

817: 2014/12/07(日) 11:00:51.99 ID:y2LNrm980
イブキ「プテラ、岩雪崩!」

センリ「同じ戦法は2度も通じないぞ」

センリ「今度はハイパーボイスでプテラに跳ね返せ!」

バクオング「ミラーフォース」

イブキ「プテラのとばした岩が」

プテラ「オモッ」

センリ「そこで冷凍ビームだ」

バクオング「トドメダァ」

プテラ「ギャフン」ばたっ

818: 2014/12/07(日) 11:04:09.37 ID:y2LNrm980
イブキ「くっ…!」

イブキ「そんなはずないわ、キングドラ!」

イブキ「ハイドロポンプよ!」

センリ「かわして、ハイパーボイスだ」

イブキ「竜の波導でかき消せ!」

センリ「なんと!」

イブキ「そして竜の舞」

819: 2014/12/07(日) 11:10:33.59 ID:y2LNrm980
センリ「気合玉だ」

バクオング「ソウレ」

イブキ「かわして!」

センリ「速い!」

イブキ「今だキングドラ!接射ハイドロポンプ!」

キングドラ「ゼロキョリ」

バクオング「メッチャチカイ」ばたっ

820: 2014/12/07(日) 11:18:50.50 ID:y2LNrm980
センリ「さすがに今のはかわせないか」

センリ「でも、それももう俺には通用しない」

センリ「いけっパッチール」

イブキ「そんなやつに私のキングドラを倒せるとでも」

センリ「倒せる」

イブキ「ハイドロポンプだ!」

キングドラ「ミズテッポウ」

パッチール「フラフラ」

イブキ「竜の波導!」

パッチール「フラフラ」

イブキ「くそっフラフラしやがって」

821: 2014/12/07(日) 11:24:16.72 ID:y2LNrm980
イブキ「次こそ当てるんだ、竜の波導!」

キングドラ「ジブンニコウゲキ」

イブキ「どうしたんだ、キングドラ!」

センリ「そのキングドラは混乱している」

イブキ「なにっ」

イブキ「まさか、さっきからフラフラしてたのは」

センリ「そう、パッチールのフラフラダンスだ」

センリ「パッチール、猫の手だ」

パッチール「ギガインパクト」

キングドラ「ツヨクネ?」ばたっ

822: 2014/12/07(日) 11:28:47.19 ID:y2LNrm980
ゲン「キングドラ戦闘不能により」

イブキ「こんなの認められないわ、私が負けるなんて!」

ゲン「いや、でも勝負ついちゃったし」

イブキ「こんなの何かの間違いよ!」

レッド「何言ってんだ」

コトネ「そういや私と戦ったときも言ってました」

レッド「ただのわがままじゃねえかよ」

823: 2014/12/07(日) 11:33:59.59 ID:y2LNrm980
ゲン「そういわれてもね…」

ワタル「そこまでだイブキ」

イブキ「兄様!?」

レッド「うわっチートキング、しかも兄様っていったぞ」

ナツメ「あのチートって妹がいたのかしら」

コトネ「たしかイブキさんとチートさんって直接の兄妹じゃなかったと思いますよ」

コウキ「さっきからチートチートって何したんですか、あの人」

824: 2014/12/07(日) 11:36:58.14 ID:y2LNrm980
イブキ「でも兄様私は」

ワタル「この勝負はお前の負けだ、素直に認めるんだ」

イブキ「…はい」

イブキ「そこの司会、この勝負私の負けでいいわよ」

ゲン「はぁ…」

イブキ「それからあなた」

センリ「ん?」

イブキ「優勝しなさいよ、それじゃないと私が…」

イブキ「…がんばって」

825: 2014/12/07(日) 11:41:13.16 ID:y2LNrm980
レッド「あいつってチートのわりに負けたらけっこう素直だからな」

ナツメ「あれでしょ、あいつ一応本部のチャンピオンしてるし、いろいろ忙しいからギャーギャー言って時間とれないからでしょ」

レッド「そういや俺がチャンピオンのときから、全部あいつがやってくれてたな」

レッド「そう考えると、あいつけっこういいやつなのか」

ナツメ「そうやって本部を操ることで自分のチートを正当化したのね」

レッド「…やっぱ、考えもんだな」

826: 2014/12/07(日) 11:47:55.40 ID:y2LNrm980
ゲン「さあ、決勝リーグ進出はサカキ、ヤナギ、カツラ、センリの四人だ!」

ゲン「決勝リーグは総当たりで決める」

ゲン「ルールは予選と同じ3対3、そして手持ちの残りにより点を与える」

ゲン「たとえば、3匹残っていたら3点、1匹なら1点」

ゲン「そして最終的に点数の多い選手が優勝だ」

レッド「めんどくせ」

ゲン「めんどうだとか言わない!」

827: 2014/12/07(日) 12:21:54.86 ID:y2LNrm980
ゲン「さっそく、決勝リーグ開始だ!」

ゲン「まずは自らを最強と名乗るトレーナーサカキVS」

ゲン「ジムリーダー最年長の氷使いヤナギだ」

サカキ「厳しい修行を経た今、俺はまさに最強だ」

ヤナギ「なんとなく参加したこの大会だが、ここまでくれば優勝せねばな」

サカキ「いけニドキング」

ヤナギ「マンムー」

サカキ「火炎放射だ」

ヤナギ「地震」

ニドキング「オブツハショウドクダ」

マンムー「パオーン」

ヤナギ「互いに効果抜群の技でもたいして効かんとはな」

828: 2014/12/08(月) 12:00:54.29 ID:qRjeKxQ80
サカキ「一撃で倒れないなら倒れるまでやるだけだ、火炎放射!!」

ニドキング「アツイゼ~」

ヤナギ「ぬるい炎だ、マンムー雪雪崩だ」

マンムー「パオーン」

サカキ「ニドキング、マンムーの上にとびのれ」

ヤナギ「なに!!」

サカキ「ここなら攻撃はできまい」

サカキ「燃やせ」

ニドキング「ヒャッハー」

マンムー「パオーン」ばたっ

829: 2014/12/08(月) 12:01:34.72 ID:qRjeKxQ80
ヤナギ「ユキノオーいけ」

サカキ「雪降らしか」

ヤナギ「お前の手持ちには氷タイプはおらんだろ」

ヤナギ「ま、霰のダメージなんぞ期待しとらんがな」

サカキ「なら、さっさとやられろ、火炎放射だ」

ヤナギ「ダメージには期待しとらんが、この天候によりこの場はわしの独擅場」

ヤナギ「かき消してくれる、吹雪だ」

ユキノオー「ユキヤコンコン」

サカキ「なんだと、火炎放射が」

ニドキング「コオッチャッタ」

830: 2014/12/08(月) 12:02:17.18 ID:qRjeKxQ80
ヤナギ「きれいに凍ったな、動くこともできまい」

ヤナギ「地震だ」

ユキノオー「グラグラ」

ニドキング「マダコオッテマス」ばたっ

サカキ「一体やられただけだ、俺が負けることはない」

サカキ「ドサイドン、2体一気に倒すぞ」

ヤナギ「わしのポケモンをか?…おもしろいウッドハンマーだ」

ユキノオー「フライングセッショウポセイドン」

サカキ「受け止めろ」

サカキ「アームハンマーだ」

ドサイドン「ライジングイヌズキイリュージョン」

831: 2014/12/08(月) 12:03:02.09 ID:qRjeKxQ80
サカキ「ほう、モロに受けたのにまだ倒れんとはな」

ヤナギ「あれしきではやられんわ、ユキノオー吹雪だ」

サカキ「ロックブラスト」

サカキ「そしてアームハンマー」

ドサイドン「ライジングイヌズキイリュージョン」

ユキノオー「ヌハッ」ばたっ

832: 2014/12/08(月) 12:03:37.01 ID:qRjeKxQ80
ヤナギ「これまで通り楽にはいかんな」

ヤナギ「ラプラス、波乗りだ」

ラプラス「ナツハウミダロ」

サカキ「一発ぐらいで倒れることはない、近づいていけ」

サカキ「ロックブラストだ」

ヤナギ「アームハンマーにより動きが遅くなってるな、ここを狙うか」

ヤナギ「もう一度だ」

サカキ「かまわん、撃ちつづけろ」

ドサイドン「ハッシャ」

ラプラス「ミズニカテルトオモッテンノカ」

ラプラス「マケタ」ばたっ

833: 2014/12/08(月) 12:07:18.49 ID:qRjeKxQ80
ヤナギ「まさか…」

ゲン「勝負あり!勝者サカキ!」

ヤナギ「さすがは最強を名乗るだけはあるな」

サカキ「当然だ、俺はそこらのチャンピオンにだって負けやしない」

834: 2014/12/08(月) 12:10:01.81 ID:qRjeKxQ80
ナツメ「だって」

レッド「俺の方が強いな」

ナツメ「じゃあ最強なの?」

レッド「当然」

ナツメ「じゃああれやってよ」

レッド「なにを?」

ナツメ「この俺が世界で…ってやつ」

レッド「それは嫌」

835: 2014/12/08(月) 12:19:31.13 ID:qRjeKxQ80
ゲン「さあさあ、どんどん行くぞ」

ゲン「カツラVSセンリ、バトルスタート!」

カツラ「いくぞぉ、ギャロップ!」

センリ「いけバクオング」

ユウキ「父さんがんばれー!」

ハルカ「あれ?レッドさんたちがいない」

ジュン「さっき二人でどっか行ってたよ」

コトネ「それは追わないと!」

トウヤ「え?なんで俺連れてくの」

コトネ「私みたいな可愛い女の子が一人で行ってて襲われたりしたらどうすんのよ」

コウキ「どっちかって言ったら襲う方だろ」ボソッ

コトネ「何か言った?」チーン

コウキ「すいません…」ばたっ


836: 2014/12/08(月) 12:23:14.67 ID:qRjeKxQ80
コトネ「レッドさーんナツメさーん、どこですかー」

トウヤ「どうせトイレとかじゃないの?」

トウヤ「今ごろ戻ってるよ」

コトネ「トイレなら一言ぐらい言っていくはずよ」

トウヤ「だいたい、なんで二人にそんなに」

コトネ「そりゃ、私があの二人のことを好きだからじゃない」

トウヤ「別の人探しなよ~」

837: 2014/12/08(月) 12:26:45.99 ID:qRjeKxQ80
ナツメ「本当に今からするの?」

レッド「ああ」

ナツメ「あなたが言うならいいけど…」

レッド「考えたらすぐに行動したいんだ」

レッド「グリーンを元に戻す」

ナツメ「どこにいるかわかってるの?」

レッド「とりあえず、控室に行く」

838: 2014/12/08(月) 12:30:03.19 ID:qRjeKxQ80
カントージムリーダー控室

ガチャ

タケシ「なんだ、戻ってきたのか?」

レッド「……」キョロキョロ

カスミ「何探してんのよ」

レッド「グリーンは?」

タケシ「見てないぞ」

レッド「じゃあエリカは?」

タケシ「さあ」

カスミ「だいたい人探してんのならナツメの超能力使いなさいよ」

839: 2014/12/08(月) 12:33:13.32 ID:qRjeKxQ80
レッド「超能力使いすぎるとナツメはすぐ腹が減るんだよ」

ナツメ「やっぱり使おうか?」

レッド「いや、ナツメに少しでも負担がかかるなんてダメだ」

レッド「それも俺が勝手にしようとしてることに」

ナツメ「ううん、いいの、あなたのためになれるのなら」

レッド「ナツメ…」

カスミ「イチャつくんならよそでやれ」

840: 2014/12/08(月) 12:37:18.24 ID:qRjeKxQ80
5分後

ガチャ

レッド「ここもいないか」

ナツメ「観客席の方じゃないかしら」

レッド「そうだな、そっち見にいくか」

ナツメ「……」

レッド「ナツメ?」

ナツメ「ねえ、ちょっと喉渇いたから自販機の方行かない?」

レッド「使ったの?」

ナツメ「うん…」

レッド「ありがと…」

ナツメ「うん…」

841: 2014/12/08(月) 12:40:46.49 ID:qRjeKxQ80
自販機コーナー

レッド「ここだな」

レッド「ほんとだグリーンがいた」

レッド「おいグリーン」

グリーン「なんだレッドか」

レッド「一人か?」

グリーン「いや、俺とレッドとナツメで3人だ」

レッド「ならちょうどいい」

レッド「元に戻ってくれ」

グリーン「……」

842: 2014/12/08(月) 12:45:09.08 ID:qRjeKxQ80
グリーン「意味がわからないな」

レッド「昔のようにもどってくれってことだ」

グリーン「俺は過去に戻るような能力はもってない」

レッド「そうじゃなくて」

ナツメ「エリカを乗せて四足歩行したりするのをやめろってことよ」

レッド「そう」

グリーン「何度も言うが、ムリだな」

レッド「なんでだ」

グリーン「ならお前はナツメと別れることができるか?」

レッド「絶対無理」

グリーン「だろ」

843: 2014/12/08(月) 12:50:52.31 ID:qRjeKxQ80
レッド「それとこれは違うだろ」

グリーン「どう違うってんだ」

レッド「全然違うぞ」

レッド「じゃあなんだ、お前エリカのことが好きなのか?」

グリーン「ああ、エリカのお仕置きが大好きだ」

レッド「エリカのことは?」

グリーン「う…ん…」

844: 2014/12/08(月) 12:54:09.07 ID:qRjeKxQ80
レッド「なんでエリカと一緒にいるんだ」

グリーン「あれ?なんでだっけ」

レッド「理由もわかんねえのか」

グリーン「じゃあなんでお前らは一緒なんだって聞いてるのと一緒だろ」

レッド「そりゃナツメのことが大好きだから」

グリーン「じゃあエリカのお仕置きが好きだから」

レッド「こいつ…」

グリーン「なんだよ」

845: 2014/12/08(月) 12:58:47.49 ID:qRjeKxQ80
グリーン「だいたいなんなんだお前」

レッド「俺は旅してた頃のようなお前に戻ってほしいんだ」

レッド「俺はお前が周りに笑われてんのが嫌なんだよ」

グリーン「これは俺の楽しみだ」

グリーン「それを誰かにとやかく言われる筋合いはない」

レッド「だからってな」

グリーン「話は終わりだ、もうこのことを言ってくるな」

レッド「グリーン…」

グリーン「何度も何度も、俺はやめる気はない、Mの道を極めるまではな」

レッド「……」

846: 2014/12/09(火) 12:51:41.01 ID:TtieeXD90
レッド「グリーン」

グリーン「うるさい!お前に俺の何がわかる!」

グリーン「俺はお前よりも早くチャンピオンになった」

グリーン「だが、俺は負けた」

グリーン「じいさんに頼まれた図鑑でもだ、それも俺は勝てなかった」

グリーン「その上彼女まで作って結婚しやがった」

レッド「お前だってエリカが」

グリーン「あれはお前に対抗するために協力してもらって言っただけだ」

847: 2014/12/09(火) 12:55:25.40 ID:TtieeXD90
グリーン「俺はお前に何一つ勝てない」

グリーン「だから探すことにした」

グリーン「お前に勝てるなら、バトルはもちろん、図鑑、けん玉…なんでもよかったんだ」

レッド「じゃあけん玉で俺に勝てるようにしろよ」

グリーン「いや、正直お前にけん玉で勝ってもうれしくない」

レッド「じゃあ言うな」

グリーン「もう俺がお前に勝てるとしたらMの道しかないんだ」

レッド「じゃあもうお前の勝ちだよ」

グリーン「うるせえ!どけっ!」ダッ

レッド「何かよくわからんがいろいろ考えてたんだな」

848: 2014/12/09(火) 12:58:27.06 ID:TtieeXD90
レッド「一体どうしたらいいんだ」

ナツメ「バトルで負けてあげたら」

レッド「それはダメだ、あいつの考えてる俺に勝つのは全力の俺と戦ってってことだろう」

レッド「でも俺は強い」

ナツメ「…そ、そうね」

レッド「う~ん」

849: 2014/12/09(火) 13:01:28.73 ID:TtieeXD90
ナツメ「でもそれじゃあおかしくない?」

レッド「何が?」

ナツメ「全力でってことならさ、レッドがやってることよね」

レッド「?」

ナツメ「ええと、レッドはMなの?」

レッド「違う」

ナツメ「じゃあなんでグリーンはMで勝とうとしてるの?」

レッド「たしかに…あいつ何がしたいんだ」

850: 2014/12/09(火) 13:06:41.17 ID:TtieeXD90
レッド「いろいろと考えて混乱してきた」

コトネ「あっいた!」

ナツメ「コトネ、それにトウヤ君」

レッド「どうしたんだ?」

コトネ「二人が急にいなくなったから探したんですよ」

レッド「ああ、悪いな、ちょっとのどが渇いたから」

トウヤ「だから言ったじゃんか、コトネの考えてるようなことはないって」

ナツメ「なんでコトネはいっつもそうなのよ」

コトネ「そんなことはいいんですよ」

851: 2014/12/09(火) 13:13:29.52 ID:TtieeXD90
ゲン「それでは結果発表!」

ゲン「下位からの発表だ」

ゲン「4位は1勝2敗1点、センリ!」

センリ「やっぱ最下位になってしまったか」

ユウキ「あ~ダメだったのか…」

ハルカ「でも全国のジムリーダーのベスト4じゃない、すごいよ」

ユウキ「そうだな、じゃあそれ父さんに言ってくれよ」

852: 2014/12/09(火) 13:17:27.65 ID:TtieeXD90
ゲン「同点だがここは勝った方が上ということにして」

ゲン「3位は1勝2敗2点ヤナギ!」

レッド「なんだ、もう終わったのか」

ユウキ「あ、帰ってきた」

レッド「なんだテンション低いな」

ハルカ「お義父さんが4位だったんですよ」

ナツメ「お義父さん…ね…」

レッド「まあ、決勝いっただけですごいだろ」

853: 2014/12/09(火) 13:21:13.50 ID:TtieeXD90
ゲン「2位2勝1敗2点カツラ!」

カツラ「うおーす、やったぞー!」

ヤナギ「点数は同じ、事実上引き分けじゃ」

カツラ「何を言うか、今回はわしの勝ちじゃ」

ヤナギ「ふん、それでもまだお前との勝負はわしが勝ち越しとる」

カツラ「ならこの後もう一度やっても構わんぞ!」

ヤナギ「のぞむところだな」

ゲン「ちょっとちょっとまだ途中ですので…」

854: 2014/12/09(火) 13:25:23.33 ID:TtieeXD90
レッド「あれ、じゃあ1位って」

ゲン「そして全国のジムリーダーの頂点に立ったのは」

ゲン「2勝1敗4点サカキだ!」

ナツメ「ほんとにサカキが優勝した」

レッド「どんなのか見てなかったけど、あいつ最強っていって一回負けてんじゃん」

ゲン「優勝したサカキ選手には賞金として3億送られます」

サカキ「ふふふ、全国のポケモンのために使ってやるぜ」

レッド「ロケット団のためじゃないんだ」

855: 2014/12/09(火) 13:30:29.66 ID:TtieeXD90
ゲン「では、本日のPWTジムリーダーの部を終了します」

ゲン「明日からはダブルの部を始めます」

レッド「まじでやんのかよ」

ナツメ「でもさっきの賞金が3億だったからこれも優勝したらそれぐらいもらえるんじゃないの?」

レッド「めっちゃ金使ってんじゃん」

ゲン「なお、ダブルの部は希望される方のみで、希望される方はペアで本日の午後8時までに本部までお越しください」

856: 2014/12/09(火) 13:32:28.48 ID:TtieeXD90
レッド「よし、じゃあナツメ行こうか」

ナツメ「うん」

コトネ「やっぱり二人で組むんですか…」

レッド「ああ」

ナツメ「これは悪いけど譲れないわ」

コトネ「そんな~私は誰と組めばいいんですか!」

ナツメ「あなたなら結構いるでしょ」

857: 2014/12/09(火) 13:40:17.70 ID:TtieeXD90
決勝結果発表時・バトルタワー外

アデク「じじいになると長時間の移動は疲れるな」

???「でもここまで連れてきてくれてありがとね、おじさん」

アデク「君はほっとくとすぐ迷子になるからな」

???「迷子って年じゃないですよ、もう」

N「でもボクの知ってる限り一番の方向音痴ですよ」

???「Nまで…」

N「どうやら決勝終わったみたいですね、トウコから連絡が来ました」

???「え~決勝見たかった~」

858: 2014/12/10(水) 12:45:04.61 ID:r5DrA8qN0
アデク「君があの時迷わなかったらもう少し早くこれたんだがな」

???「そんなのおじさんやNが速く見つけてくれたらよかったのに」

N「そんなこと言ったってもう過ぎたことですよ」

N「それより、明日がボクたちの番だと思ったら違うみたい」

アデク「何かあんのか?」

N「明日ダブルがあってその次ですね」

N「ボクはトウコと組むからその二人で組んでみたら?」

アデク「ダブルか…よしっどうだ?やるか?」

???「……」

859: 2014/12/10(水) 12:49:47.43 ID:r5DrA8qN0
???「ねえおじさん」

アデク「なんだ?」

???「この大会って全国のチャンピオンが集まってるのよね」

アデク「そうだ」

???「カントーのも?」

アデク「ああ、そうだ、といってもずっと昔のチャンピオンや殿堂入りしたやつらはいないと思うがな」

???「じゃあ、ここ数年ぐらいのは?」

アデク「たぶんおるんじゃないか?」

860: 2014/12/10(水) 12:52:39.92 ID:r5DrA8qN0
???「ふ~ん」ニヤニヤ

アデク「どうしたんだ?」

???「よしっ」ダッ

アデク「あっ君が一人で行動するとやばい、戻ってこい」

N「仕方ないな、ボクが行きますよ」

861: 2014/12/10(水) 12:57:05.91 ID:r5DrA8qN0
バトルタワー内

N「まったく、目の前にタワーが見えてるのに迷うなんて」

???「へへ~ごめんね」

N「自分の年考えて」

???「私はあんたと5つも離れてないでしょ!」

N「そうでしたっけ?」

???「そうよ」

N「そんなことボクにはどうでもいいんですけどね」

862: 2014/12/10(水) 13:05:22.82 ID:r5DrA8qN0
N「それにしても急にどうしたんです?」

???「会いたい人たちがいるのよ」

N「???さんにそんな人いるんですか?」

???「なによ、それ、私にだっているわよ」

N「好きな人ですか?」

???「べ、別にそんなんじゃなくて、ただの知り合いよ」

N「へぇー」

???「そんなこといいのよ!ガキんちょは気にしなくて」

N「ボクは???さんとそんな年離れてないからガキんちょじゃないよ」

???「うるさい未成年!」

863: 2014/12/10(水) 13:10:26.10 ID:r5DrA8qN0
N「で、その???さんが好きな人はいるんですか?」

???「だから好きじゃないって言ってるでしょ、あんなやつら」

N「あんなやつら?複数の人が好きなの?」

???「知り合いだってば」

N「じゃあここにいるのその知り合いたちは?」

???「言い方がむかつくわね」

???「たぶんね、いるはずよ」

864: 2014/12/10(水) 13:15:05.81 ID:r5DrA8qN0
N「とにかく人探しなんて???さん一人でやってたらどうなったことか、ははっ」

???「笑うな!あんたは黙ってついて来たらいいの」

N「そうですか、でも言いたいことがあったら言いますね」

???「どうぞ」

N「ここ通るの3回目です」

???「……」

???「そういうのはもっと早く言いなさいよ」

865: 2014/12/10(水) 13:22:10.72 ID:r5DrA8qN0
N「ここは2回目」

???「あ~じゃあこっちよ」

N「ここ5回目だね」

???「じゃあこっちだ」

N「入口に戻ってきましたね」

???「も~何よこの迷路みたいな建物は!」

N「けっこう単純なつくりなんだけどね」

???「私、こういう迷路みたいなの苦手なの!」

N「家でも迷うって聞いたけど本当?」

???「……」

N「けっこう危ないですね」

866: 2014/12/11(木) 12:02:45.32 ID:glb/qk+10
アデク「なんでここにおるんだ?」

N「???さんが道にまた迷って」

???「迷ってなんかない」

アデク「何がしたいんだ君は」

N「誰か探しているみたいで」

アデク「君が探してやればいいじゃないか」

N「誰を探してるか教えてくれないんで」

???「いいの!もう一人で探す」ダッ

アデク「あっ」

N「たぶんもう大丈夫」

867: 2014/12/11(木) 12:05:14.52 ID:glb/qk+10
アデク「え?」

???「あれっなんで二人がここに」

N「???さんがもどってきただけだよ」

???「……」

N「どうするの?」

???「N…探すの手伝いなさい」

N「はいはい」

868: 2014/12/11(木) 12:12:32.04 ID:glb/qk+10
N「まったく、最初っからカントーのチャンピオンの人探してるって言ってくれたら早かったのに」

???「早いも遅いも関係ないのよ」

N「あるよ」

N「でもなんで?あっそうか本部のチャンピオンは一番偉いとされてるし、会ってみたいんですか?」

???「…まあ、そうね、会ってみたいから」

N「そのチャンピオンが知り合いなの?」

???「あいつらなら、そのはず…たぶんだけど」

869: 2014/12/11(木) 12:17:12.34 ID:glb/qk+10
N「えっと本部のチャンピオンはたしか…あっあの人かな」

???「いた?」

N「ほら、あそこですよ」

???「こんなに簡単に見つけるなんて…」

???「どこどこ?」

N「あそこにいるマントをつけた人がワタルって人ですよ」

???「誰?」

870: 2014/12/11(木) 12:21:39.07 ID:glb/qk+10
N「いや、だから本部のチャンピオン、???さんほんと他の地方のこと何にも知らないんだから」

???「違う!あの人じゃない」

N「そんなこと言われてもね」

???「あの人じゃないの、次行くよ」

N「あっじゃあ、あの人に聞いてみたら?知ってるかもしれないよ」

???「そうね、じゃあ聞いてくる」

N「あっどこ行くの、そっちじゃないよ」

???「わ、わざとよ」

871: 2014/12/11(木) 12:26:10.35 ID:glb/qk+10
イブキ「兄様と組むのですか?」

ワタル「嫌か」

イブキ「い、嫌ではありませんが…その」

???「あのーすいません」

イブキ「何?」

???(あれーよく見たらマント二人いるじゃん、名前は確か…)

イブキ「どうしたのあなた」

???「あっそうだ…本部のチャンピオンの方ですよね?」

ワタル「そうだが」

872: 2014/12/11(木) 12:28:36.77 ID:glb/qk+10
N「どうでした?」

???「本部のチャンピオンっていっても役に立たないわね」

N「知らなかったの?」

???「わかったのはここにきてるってことだけ、どこにいるかは知らないって」

N「ここにいるってわかっただけよかったじゃんか」

???「そうか…じゃあ次探すわよ」

873: 2014/12/11(木) 23:04:57.30 ID:glb/qk+10
???「いったいどこにいんのよ」

トウヤ「あれ、N来てたんだ」

N「トウヤか、招待状も来たしね」

トウヤ「でも、お前トモダチが傷つくから…とか言ってなかったっけ」

N「ボクはもう何が正しいかはよくわからない」

N「でもボクのトモダチはボクのところに来て戦いたがっている…」

トウヤ「ふ~ん」

874: 2014/12/11(木) 23:08:20.43 ID:glb/qk+10
トウヤ「ところでNと???さんが一緒にいるってことはその二人で出るの?」

N「いやボクは」

コトネ「あんたどこ行ってたのよ!」ドンッ

トウヤ「うわっ、急に何すんだ」

N「トウヤの彼女?」

トウヤ「違う」

N「足そんなに触ってるのに?」

トウヤ「はっ…これはつい…」

コトネ「うわーすごいイケメンだ~」

875: 2014/12/11(木) 23:12:27.46 ID:glb/qk+10
トウヤ「それより何しに?」

コトネ「あ~、そうストーカーがきて」

トウヤ「ストーカー?」

ゴールド「いた!お~いなんで逃げるんだよ~」ダダダッ

シルバー「おい!お前はさがってろ、コトネは俺と組むんだ!」ダダダッ

ゴールド「なんだと!クリスは俺と」

コトネ「うわ、また来た、ほら逃げるわよ」グイッ

トウヤ「え、なんで巻き込むんだよ」

コトネ「好きなだけ足さわっていいから」

876: 2014/12/11(木) 23:15:41.67 ID:glb/qk+10
???「話は済んだの?」

N「というより勝手に行っちゃいました」

???「ただでさえ時間がないんだからこんなことで時間とらないでくれる?」

N「せめて誰なのか教えてくれたら早いのに」

???「そんなこと言ってる暇があったらさっさと行くわよ」

N「そっちさっき行ったばっかですよ」

???「…じゃあこっちは」

N「まだ行ってないです」

???「じゃあこっち」

877: 2014/12/11(木) 23:20:01.56 ID:glb/qk+10
ユウキ「レッドさんたちはやっぱその二人で組むんすか?」

レッド「当たり前だろ、俺はナツメと離れねえ」

ハルカ「だからってそんなのは歩きにくいんじゃ」

ナツメ「歩きやすさなんて問題じゃないの」

ハルカ「へ、へぇ~」

コトネ「やっとまいたかな…」

トウヤ「走るの速いよ」

ユウキ「何してんだ?」

コトネ「ストーカーから逃げつつレッドさんとナツメさんを探してたの」

レッド「ストーカー?」

878: 2014/12/11(木) 23:25:38.01 ID:glb/qk+10
コトネ「あぁ…やっぱりレッドさんとナツメさんで…」

ナツメ「そうよ、これから登録に行くとこなの」

レッド「それよりストーカーって?」

コトネ「変態と変態が追ってきたんです」

レッド「よくわからん」

ナツメ「そうだ、コトネはゴールド君かシルバー君と組んだら?」

コトネ「それが変態と変態です」

レッド「なるほど」

879: 2014/12/11(木) 23:28:47.05 ID:glb/qk+10
レッド「まあ、がんばってペアの人探せや」

コトネ「う~」

レッド「じゃあ俺たち先に登録に行ってくるから」

ナツメ「ねえレッド」

レッド「なに?」

ナツメ「その前におトイレ行っていいかな」

レッド「ああ、いいよ、行こうか」

ユウキ「ちょっとレッドさんストップ!」

レッド「なんだよ」

880: 2014/12/11(木) 23:32:42.37 ID:glb/qk+10
ユウキ「レッドさんどこ行こうとしてるんですか」

レッド「どこってトイレだけど」

ユウキ「そこ女子トイレっすよ」

レッド「当たり前だろ、ナツメがするんだから」

ナツメ「ちょっとあなた」

レッド「あ、ごめん…と、とにかくそういうことだ」

ユウキ「だったらレッドさんまで行く必要ないでしょ」

レッド「俺とナツメは飯食うにも風呂にもトイレだろうと何するにも一緒なんだよ」

ユウキ「それは家でやってください、ここは外ですよ」

881: 2014/12/11(木) 23:36:22.54 ID:glb/qk+10
ユウキ「とにかくトイレなら離れてくださいよ」

レッド「それはちょっと厳しいな」

ユウキ「待って待って」

ユウキ「そのまま進むとレッドさん捕まりますよ」

レッド「う…たしかに…」

ナツメ「それは困る」

コトネ「じゃあ私がレッドさんの代わりにナツメさんとトイレに行きます」

レッド「あっ…」

882: 2014/12/11(木) 23:39:10.38 ID:glb/qk+10
ユウキ「最初っからそうしたらいいんですよ」

レッド「あ…」ヘナヘナ

ユウキ「レッドさん!しっかりしてください!」

ナツメ「う…ん…」ヘナヘナ

コトネ「ナツメさん、どうしたんですか」

レッド「力が入らない…」

ナツメ「私も…」

883: 2014/12/11(木) 23:42:46.71 ID:glb/qk+10
ユウキ「くっついてないと力が抜けるって、もうなんだこれ」

トウヤ「とりあえずソファーに横にしとこう」

レッド「うう…ハルカちゃん…」

ハルカ「はい?」

レッド「ナツメにコトネちゃんがついてると危ないから行ってきてくれない…?」

ハルカ「はぁ…」

ユウキ「マジで力が入ってないな」

トウヤ「顔色が…」

884: 2014/12/11(木) 23:46:17.72 ID:glb/qk+10
レッド「ナツメ…」

ユウキ「まだかな、なんかレッドさんしにそうだ」

トウヤ「それは言い過ぎだけど、なんかやばいな」

N「あ、トウヤ、また会ったね」

トウヤ「Nか」

N「どうしたのこの人?」

トウヤ「俺たちにもよく理解できない」

885: 2014/12/11(木) 23:49:23.38 ID:glb/qk+10
N「この人は知り合いなの?」

トウヤ「ああ、この人は」

???「ちょっとレッドじゃない!あなたレッドよね!」

トウヤ「そうそうレッドさんです、???さん、こういうの詳しくないのによく知ってましたね」

???「当たり前でしょ、ちょっとレッドどうしたのよ」

N「???さんが探してたのってこの人?」

レッド「う…誰…?」

886: 2014/12/11(木) 23:53:06.83 ID:glb/qk+10
???「また冗談言って、久しぶりに会ったってのに」

???「ほら起きなさいよ、あなたらしくないわよ」

トウヤ「???さん、そんな乱暴は…」

レッド「え…え~と、どこかでお会いしましたっけ?」

???「もう二回目はおもしろくないわよ」

レッド「え…えっ…と…」

???「え…なに…まさか本当に…」

レッド「……」

???「レッドひどいよ…」うるっ

887: 2014/12/11(木) 23:58:28.64 ID:glb/qk+10
トウヤ「え、ちょっとレッドさん、何泣かしてんですか」

レッド「い…いや…俺知らないし…それにそろそろやばいし…」

ハルカ「ほら、コトネちゃんと支えて」

コトネ「ちっ…邪魔さえ入らなければ」

ナツメ「レッド…」フラフラ

レッド「…ナツメ」ぴくっ

ナツメ「レッド~」

レッド「ナツメ~」ギュッ

レッド「ナツメ…ん~」

ナツメ「あっ…んんっ…」

トウヤ「顔色が良くなっていく」

ユウキ「ていうか周りに人いるんでそんなソファーの上でゴロゴロしないで」

???「……」

888: 2014/12/12(金) 00:03:49.76 ID:0mAk2dJ60
レッド「やっぱりナツメの唇は最高だ」

ナツメ「もう、こんなに人がいる中で」

レッド「じゃああと一回だけ」

ナツメ「…うん」

トウヤ「あ、あのレッドさん」

???「レッド!なによこれ!」

レッド「え?」

ナツメ「知り合い?」

レッド「え~と~…う~ん」

???「レッド!この人は誰なの」

レッド「え、この人はナツメ、俺の嫁だ」

???「嫁!?」

889: 2014/12/12(金) 00:08:25.28 ID:0mAk2dJ60
???「え、じゃあなに、レッド…結婚してんの…」

レッド「ああ」

???「なっ…」

レッド「あ、あの~あなたもしかして、俺の知ってる人ですか?」

???「……」ぴくっ

???「よく…そんなこと言えるわね…」

レッド「え?え?」

ナツメ「だいぶ怒ってるけど、本当に知らないの?」

レッド「…う…ん」

890: 2014/12/12(金) 00:12:33.70 ID:0mAk2dJ60
???「もう…許さない…」

レッド「ちょ、ちょっと待って」

グリーン「よぉレッド、登録にまだ来てないと思ったらこんなとこで何してんだ」

レッド「グリーン」

???「グリーン…」ぴくっ

???「グリーン!」

???「…何してんの?」

グリーン「あ?何って…」

グリーン「お前誰だ…ってお前は!」

???「グリーンはわかってくれるのね!」

891: 2014/12/12(金) 00:18:02.70 ID:0mAk2dJ60
レッド「グリーン、知り合いなのか?」

グリーン「レッド、お前マジで言ってんのか?」

レッド「え…」

???「本当に忘れてたのね…」

???「さあグリーン、レッドのばかに教えてあげて」

グリーン「いや、待て…間違ってたらどうしよう」

???「さっさと言う!」

グリーン「…ブ、ブルーだよな…?」

レッド「ブルー!?」

???「はぁーまったく」

ブルー「そうよ、私はブルーよ」

レッド「ははっいや~なんだ、久しぶりじゃないか!」

ブルー「よくそんなふざけたこと言えるわね」

892: 2014/12/12(金) 00:24:01.05 ID:0mAk2dJ60
グリーン「お、俺はちゃんと覚えてたぞ」

レッド「あっ、お前!」

ブルー「あんたたちね…」

ブルー「グリーン…あなた何やってるの…」

グリーン「何って今はジムリーダーをやってる」

ブルー「そうじゃなくてね…なんで女の人のせて四つん這いになってんのってこと」

グリーン「これか?これは移動手段だ」

ブルー「その人は」

グリーン「こいつか、こいつはエリカ、俺の女王様だ」

ブルー「女王様!?」

893: 2014/12/12(金) 00:29:51.85 ID:0mAk2dJ60
ブルー「女王様ってどういうことよ…」

グリーン「どういうことって言われてもな」

ブルー「そんな…レッドも…グリーンも…」うるっ

レッド「えっ」

グリーン「な、なんか悪いこと言ったか…」

ブルー「レッドとグリーンのばか‼‼‼」ダッ

N「ブルーさん!」

トウヤ「ほらっレッドさん何してるんですか、追わないと」

レッド「え」

トウヤ「ブルーさんはおそらく世界一の方向音痴ですよ、一人でどっかに行っちゃったら」

レッド「…そういや、そうだったな」

894: 2014/12/12(金) 00:36:14.72 ID:0mAk2dJ60
エリカ「グリーンさんも女性を泣かすなんてひどいですね」

グリーン「いやっまて、俺は……エリカ、おりてくれ」

グリーン「追いかけるか」ダッ

レッド「……」

ナツメ「女の子泣かしちゃったし、今回は仕方ないわ、追いかけて」

レッド「わかった」ダッ

N「探してる人がやっと見つかったと思ったら」

トウヤ「レッドさんがブルーさんと知り合いだったなんてな」

トウヤ「それにしても仕方ないとはいえ、ナツメさんおんぶして行ったちゃった、ケンカうりに行ったようなもんだぞ」

895: 2014/12/12(金) 00:40:43.89 ID:0mAk2dJ60
ブルー「うっ…うっ…」

グリーン「ブルー」

ブルー「グリーン…」

グリーン「悪いことしたなら謝る、ごめん」

ブルー「……」

レッド「ブルー!」

ブルー「レッド」ぴくっ

レッド「ナツメ大丈夫だった?おろすよ」

ナツメ「うん」

ブルー「はぁ…」

896: 2014/12/12(金) 00:44:28.75 ID:0mAk2dJ60
ブルー「ほんと…二人ともひどい…」

ブルー「私待ってたのに…」

レッド「……?」

グリーン「……」

レッド「なんか言えよ」ボソッ

グリーン「いや、待ってくれ…これはどういうことだ」

グリーン「お前も思い出せ」

レッド「う~ん…」

ブルー「やっぱり…覚えてないんだ」

897: 2014/12/12(金) 00:49:32.83 ID:0mAk2dJ60
レッド(思い出せ思い出せ)

グリーン(やばい…何を待っていたんだ…)

ナツメ(レッドが困ってる…ここは手伝った方がいいかな?)

ブルー「私なんて…そんなもんだったんだよね…」

グリーン「そ、そうじゃなくて」

ブルー「もういいの、あんな約束守ってくれると思ってもなかったし」

レッド(約束約束…)

グリーン(え…約束…?)

898: 2014/12/12(金) 14:39:25.40 ID:0mAk2dJ60
ナツメ「レッド……」ゴニョゴニョ

レッド「そ、そんなこと昔言ったっけ」

レッド「てか、それ俺が言ったらますます悪くなるだけじゃんか」

レッド「おいグリーン……」ゴニョゴニョ

グリーン「む…そんなこと言ったような、言ってないような…」

レッド「とにかくお前が言えよ」

グリーン「ブ、ブルー」

ブルー「なに…」しくしく

グリーン「俺はちゃんと覚えてるぞ!」

レッド「俺『は』!?」

899: 2014/12/12(金) 14:45:43.84 ID:0mAk2dJ60
グリーン「お前が昔引っ越すときに俺かレッドがブルーをお、お嫁さんにするって言ったこと」

ブルー「……」

レッド(あれ、違ったのか?)

グリーン(おいぃ!せめて何か反応ぐらいしてくれ!)

ブルー「なんだ…覚えててくれたんだ…あんなの私たちが5歳のときにしたことなのに」

グリーン「あ、あたりまえ」

ブルー「じゃあ、覚えてたうえであんなことを…」

グリーン「え…」

ブルー「覚えてて嫁に女王様ですって!ふざけてんのか‼」

レッド「ブルー、話を聞いてくれ」

900: 2014/12/12(金) 14:49:42.45 ID:0mAk2dJ60
ブルー「なにがあるってのよ」

レッド「あれだ、昔それで俺とグリーンはよくケンカしてたよな」

ブルー「…うん」

レッド「俺はあのあとグリーンに負けたんだ、だからブルーはグリーンがと思って」

グリーン(こいつ!?…俺にすべての責任を押し付けるつもりか!)

グリーン「お前!」

レッド「だから俺はあの後ブルーのことをあきらめるため、旅に出た」

レッド「そしてナツメと会ったんだ」

ブルー「……」

901: 2014/12/12(金) 14:54:52.59 ID:0mAk2dJ60
ブルー「じゃあ…グリーンが私を…」

レッド「そうだ」

グリーン「ちょっと待て!」

レッド「俺もブルーがいながらエリカに手を出すとは思っていなかった」

グリーン「おい、俺が悪いみたいな言い方するな」

ブルー「そうだったの…」

グリーン「違う!」

レッド「どう違うってんだ」

グリーン「お前な…」

レッド「じゃあエリカはお前の何なんだ」

グリーン「エリカは…」

902: 2014/12/12(金) 15:00:41.88 ID:0mAk2dJ60
グリーン「エリカのことは嫌いじゃないが…俺もエリカもこいつみたいに結婚しようかなんて関係じゃない」

レッド「じゃあなんなんだ」

グリーン「お前は少し黙れ」

ブルー「じゃあなんなのよ」

グリーン「それは…俺の趣味だ」

レッド「お前、趣味でエリカを」

グリーン「いや、言い方が悪かった、つまり別に俺もエリカもなんとも思ってないんだ」

ブルー「それじゃあ、さっきのあれは…」

グリーン「あ…あれは、気にするな」

903: 2014/12/12(金) 15:06:31.73 ID:0mAk2dJ60
ブルー「……」

グリーン「よ、よし、わかった!俺とダブル組もう」

ブルー「え…?」

レッド「こいつエリカを捨てたぞ」

グリーン「そうじゃない、そもそもこれは捨てたとか言わない」

グリーン「とにかく、それで俺のこと信じてくれ」

ブルー「ほんとにいいの?」

レッド「こいつさんざんエリカに協力しておいてもらって」

グリーン「そ、それはお前に対抗するためだ」

レッド「それで、俺に誇らしげな顔で俺がこの世で」

グリーン「過去にこだわるんじゃない」

904: 2014/12/12(金) 15:14:27.72 ID:0mAk2dJ60
レッド「ふう、とりあえずブルーも怒らず済んでよかった」

ナツメ「あなた、あれでよかったの?」

レッド「ああ、あれでたぶんもうあんなことするようにならないだろう」

レッド「ブルーも喜んで、グリーンも元に戻る一石二鳥だ」

ナツメ「でも、そうなるとエリカもかわいそうね」

レッド「あ~…そうだな」

エリカ「心配ありませんわ」

ナツメ「エリカ!聞いてたの?」

エリカ「はい、あまりいいことではないと知りながら、先ほどのブルーさんたちのお話を聞かせていあただきました」

エリカ「私はグリーンさんがよかったらそれでいいのです」

レッド「でも」

エリカ「ああ、ペアのことですか?それなら大丈夫です、この方と組みますので」

905: 2014/12/12(金) 15:21:48.80 ID:0mAk2dJ60
レッド「え、誰?その顔パンパンってか顔腫れ上がってるけど」

エリカ「さきほど、この方が前もよく見ずに走っていらして私にぶつかってきたんです」

エリカ「それでつい、往復ビンタをかましてしまいましたわ」

ナツメ「その人大丈夫なの?」

エリカ「はい、話を聞くとこの方シンオウ地方で殿堂入り経験があるということなんでお強いですよ」

レッド「シンオウで…ってコウキじゃないか?」

コウキ「ふぁい…そうでふ…コウキでふ」

エリカ「あら、レッドさんとお知り合いでしたの」

レッド「でもなんでエリカにぶつかったんだ?」

906: 2014/12/12(金) 15:31:37.82 ID:0mAk2dJ60
レッド「こいつ人妻好きだってのに」

コウキ「い、いや…ほうはこのふぃとのむほうにひたふぃとにひこふとひたんでふ」

レッド「は?」

ナツメ「僕はこの人の向こうにいた人に行こうとしたんですだって」

レッド「と、とにかく、エリカもポケモンでそいつの顔治してやれよ」

エリカ「そうですね、私もさっきのは何を言っているのかわからなかったので」

コウキ「ふぅ、呼吸が楽になった」

コウキ「ちょっとレッドさん、この恐ろしい女性はなんなんですか」ボソッ

レッド「何言ってんだ、エリカはカントーで一番おしとやかってことになってるんだぞ」

コウキ「だってぶつかった次の瞬間に僕の顔あんなに腫れ上がってたんですよ」

レッド「まあ、お前も悪いんだし」

コウキ「でも」

エリカ「さあコウキさん」ガシッ

コウキ「ひい」

エリカ「登録しに行きましょうかと言いたいんですが、その前に少しお部屋へ行きましょうか」

コウキ「は…はい」

907: 2014/12/12(金) 22:37:50.55 ID:0mAk2dJ60
レッド「あちこちで変なペアが組まれたりしてるな」

ナツメ「ナンパしてる人とかもいるわね」

レッド「まあ、誰と誰が組もうか俺らには関係ないけどな、登録に行こうか」

ナツメ「うん」

ゴールド「まてー!」

シルバー「お前まで来るんじゃねえ」

コトネ「ついてこないで~!」

トウヤ「俺をまきこまないでくれ~」

レッド「あいつらまだ走ってんのか」

908: 2014/12/12(金) 22:41:03.30 ID:0mAk2dJ60
ヒカリ「あ、レッドさんナツメさん、コウキどこ行ったか知りませんか?」

レッド「あー、あいつならエリカに連れ去られたぞ」

ヒカリ「エリカってジムリーダーのエリカさんですか?」

レッド「ああ」

ヒカリ「だってさ」

ジュン「まぁ~それならしかたないし~俺たちで組むか」

ヒカリ「そーうね…」

レッド「んじゃがんばれよ」

909: 2014/12/12(金) 22:47:15.24 ID:0mAk2dJ60
ジュン「よっしゃ、いこうぜヒカリ」

シロナ「ねえ…ちょっと」ガシッ

ジュン「……」びくっ

ヒカリ「シロナさん」

シロナ「あなた私と組まない?」

ジュン「ひ…いや、俺はヒカリと…」

シロナ「さっきねね、コウキ君探してたらコウキ君かわいらしい人といたの」

シロナ「だからコウキ君はあきらめて、デンジ君のとこ行ったら彼なんて言ったと思う…」ギシギシ

ジュン「ちょ…肩痛いんで離してください…」

910: 2014/12/12(金) 22:52:47.43 ID:0mAk2dJ60
ジュン「いや…ちょっとわかんないすね…」

シロナ「あの子『いや俺は熟…年上の方はちょっと…』って私はまだ20代だっての‼」

シロナ「ねえひどくない?ひどいよね、ひどいでしょ!」

ジュン「そ、そうですね…」

シロナ「あ~!思いだしただけで腹たつ~!」

ヒカリ「でも、シロナさんは美人だと思いますよ」

シロナ「そう?ありがと~!」ちらっ

ジュン「あ…お、俺もそう思います…」

911: 2014/12/12(金) 23:04:37.64 ID:0mAk2dJ60
シロナ「そう~じゃあ組まない?」

ジュン「いや、だから俺は」

デンジ「ヒカリちゃん」

ヒカリ「デンジさん!」

デンジ「よかったら俺と組まないかな」

ヒカリ「はい、よろこんで!」

ジュン「え…」

ヒカリ「わ~い、デンジさんと組めるなんて」

ジュン「ちょっ」

シロナ「あの口リコンめ」

912: 2014/12/12(金) 23:14:49.11 ID:0mAk2dJ60
別の場所

ミクリ「ここを右か」

ミクリ「おっ女性がいっぱいいるな…1、2、3…私のレーダーに反応するのは6人か」

ミクリ「とりあえず、片っ端から声をかけるか」

ミクリ「すみません、そこのお嬢さん」

ミカン「はい」

ミクリ「私ホウエンでチャンピオンをしていましたミクリと申します」

ミクリ「よろしければ、私と組んでくださいませんか?」

ミカン「あ、すいません、私もう登録済ませちゃって」

アカネ「どないしたんやミカン?」

ミカン「アカネちゃん、いやなんでもないの、すみません」

ミクリ「それは残念…」

913: 2014/12/12(金) 23:21:53.38 ID:0mAk2dJ60
ミクリ「一気に2人候補から外れてしまったか」

ダイゴ「やあミクリ、どうしたんだ?」

ミクリ「なんだダイゴか」

ダイゴ「もしかしてペアを探してるのかい?だったら僕と」

ミクリ「悪いが君とは親友だが、私は男と組む気はない!」

ダイゴ「やっぱりか」

ダイゴ「じゃあ僕も女の人探そうかな」

ミクリ「なに、そんなことしたら…いや、ダイゴより早く女性をゲットしたらいいだけだ」

ダイゴ「あっツツジ君、ペアは決まったかい?よかったら僕と組まないかい?」

ツツジ「えっ私なんかがダイゴさんとですか…め、迷惑でなければお願いします」

ミクリ「速い!」

ミクリ「ダイゴに負けてられるか!うぉぉ!」

914: 2014/12/12(金) 23:29:15.07 ID:0mAk2dJ60
レッド「さて、登録も完了したし、どうしたらいいんだ?」

ナツメ「もう、ホテルに戻っていいんじゃないの?」

レッド「でも、ここファイトエリアってとこだろ?」

ナツメ「あなたのリザードンなら問題ないでしょ」

レッド「そうか、そうだな、さすがナツメ」なでなで

ナツメ「えへへ」

レッド「ん?」

ナツメ「どうしたの?」

レッド「いや、なんか俺の服装のやつが…気のせいかな?」

915: 2014/12/12(金) 23:34:34.38 ID:0mAk2dJ60
トウヤ「ちょっとコトネ、これ本気なの?」

コトネ「当たり前でしょ、あの二人よりはあんたのんがマシなの」

トウヤ「だからってこれは…」

コトネ「気にしない気にしない」

トウヤ「でも~」

コトネ「大丈夫だってば」

トウヤ「レッドさんやナツメさんに見つかったら」

916: 2014/12/12(金) 23:37:40.94 ID:0mAk2dJ60
レッド「何してんだ」

トウヤ「やばっ」サッ

ナツメ「さっきの声トウヤ君よね?どうして隠れるの?」

トウヤ「いや、その…」

コトネ「一度見てもらえばいいのよ」

トウヤ「え、ちょっ」

レッド「トウ…ヤ?」

トウヤ「その…はい…なんていうか…すいません」

ナツメ「これはどうしたの?」

917: 2014/12/12(金) 23:43:14.37 ID:0mAk2dJ60
コトネ「レッドさんとナツメさんが私と組めないんで無理やり」

レッド「だからってな…」

ナツメ「服装がレッドで、髪型とかは私よね」

コトネ「あとナツメさんと同じ香水使ってます」

ナツメ「ほんと、同じだわ」

レッド「いや、そうじゃなくて、なんでこうなったの?」

コトネ「ま~まず、あの二人は嫌なんですね」

コトネ「それでまだトウヤのんがマシなんですけど」

トウヤ「マシって…」

コトネ「でもトウヤってよく見るとかっこいいじゃないですか」

コトネ「これならいけるかな~って」

918: 2014/12/12(金) 23:48:00.24 ID:0mAk2dJ60
レッド「よくわからん」

ナツメ「これだとまるで私がレッドの格好してるみたいじゃないの」

コトネ「それが狙いです」

レッド「お前もなんでこれ引き受けたんだよ」

トウヤ「だって足好きにしていいって…」

レッド「……」

ナツメ「……」

コトネ「じゃあ私たちこれで登録してくるんで」

ナツメ「あっコトネ待って」

コトネ「はい」

ナツメ「その格好であんまり変なことしないでよ」

919: 2014/12/12(金) 23:55:22.60 ID:0mAk2dJ60
レッド「まともなやついないな」

ナツメ「探せばきっといるわよ」

レッド「そうかなぁ」

ブルー「もうそんなひっついちゃって」

グリーン「おいおい、レッドここはお前らの家じゃないんだぜ、そんなイチャイチャくっついてんじゃねえよ」

グリーン「まったく、俺の周りにまともなやついなくて俺は悲しいぜ」

レッド「なんだと、お前もその一人…なんだ…よ…」

レッド「……」

レッド「何してんだ」

グリーン「は?」

920: 2014/12/13(土) 00:02:51.37 ID:dzvClvgE0
レッド「嘘だろ…」

ナツメ「これって…」

レッド「お前!エリカの場所がブルーになっただけじゃねえか!」

グリーン「さわぐな、俺にとってこの状態は昼下がりのコーヒーブレイクと何ら変わらない平穏なものだ」

レッド「なんか聞いたことあるな、おい」

レッド「ブルーも何当たり前みたいな感じでいるんだよ」

ブルー「いや~なんていうか、これもいいかな~なんて」

レッド「これじゃあ元に戻るどころか…」

921: 2014/12/13(土) 00:08:56.60 ID:dzvClvgE0
エリカ「あら、みなさんおそろいで」

レッド「きた、諸悪の根源」

エリカ「いやですわ、レッドさん、私レッドさんのこと好きですのにそんな言い方」

ナツメ「レッド、エリカの下見て」

レッド「お前も何してんだ」

コウキ「いや、なんでもないです」

グリーン「お前もこちら側の世界に来たか」

コウキ「はい、実にすばらしいです」

レッド「もう勝手にやってろ」

922: 2014/12/13(土) 00:13:57.45 ID:dzvClvgE0
エリカ「そうだブルーさん、いいもの差し上げますわ」

ブルー「これは?」

エリカ「グリーンさんのことをまとめたノートですわ、そこに書いてあること通りにしたらグリーンさんも喜びますわ」

ブルー「いいんですか?もらっちゃって」

エリカ「はい、ちなみにグリーンさんはまだですので、今夜なんかどうですか」

グリーン「おい、エリカ」

レッド「こいつあんとき、自慢してきたのにな」

ブルー「よかった、ずっと待ったかいがあったわ」

レッド「なんだこの変態どもは」

923: 2014/12/13(土) 00:26:27.38 ID:dzvClvgE0
レッド「もうなんなんだよ、激しく帰りてえよ」

ナツメ「私はあなたといれたらどこだっていいのよ」

レッド「でも俺は完全な二人きりが」

ナツメ「私は気にしないわ」

レッド「そうだな」ギュッ

グリーン「お前らよくこんなとこで抱き合えるな、恥を知れ!」

レッド「お前だけには言われたくねえよ!」

グリーン「おいどこ行くんだよ」

レッド「お前らのいないところだよ」

グリーン「もうちょっとで登録締め切ってそのあと戻るからみんなここに集まってきてんだぞ」

レッド「お前らとまだいないといけないのかよ」

924: 2014/12/13(土) 00:35:33.06 ID:dzvClvgE0
ピンポンパンポーン

明日のダブル登録締め切りまであと残り10分になりました
まだの方はお急ぎください

ゴールド「クリスどこだ!」

シルバー「ええい、お前がいるからコトネも逃げるんだろ」

ゴールド「なんだと、お前がいるからだろ!」

コトネ「あんたたち何やってんのよ」

ゴールド「クリス」

シルバー「よし、俺と組もう、そして付き合おう」

ゴールド「てめえ何言ってやがんだ」

コトネ「あ~悪いけど~私この人と組むから」

トウヤ「ど、どうも」

ゴールド「レッドさん…じゃなくてナツメさんか?いや違う…」

シルバー「あっお前はずっとコトネといたやつだな」

ゴールド「お前いい度胸してるじゃねえか」

シルバー「あの世へ行く準備はできたか?」

トウヤ「え、ちょっと待って」

コトネ「やめなさい」チーン チーン

ゴールド「うっ…」どさっ

シルバー「はうっ…」どさっ

925: 2014/12/13(土) 00:48:40.77 ID:dzvClvgE0
レッド「あれはあれで見てておもしろいな」

ナツメ「あの子ほんとにためらいもなく殴ってるわね」

レッド「あれは恐ろしい」

ナツメ「……」

レッド「なんかいっぱい集まってきたな」

ナツメ「みんな誰と組んでるのかしら」

レッド「なんかおもしろいやつらとかいるかな」

レッド「ま、誰が相手でも俺とナツメが一番になっちゃうけどな」

926: 2014/12/13(土) 00:54:04.16 ID:dzvClvgE0
ピンポーン

それでは明日のダブルバトルの受付を締め切らせていただきます
PWT参加の方は1階受付前にお集まりください

レッド「やっとか」

男「みなさまおつかれさまです、それではみなさまをリゾートエリアまでお送りいたします」

男「正面にバスを数台用意しておりますのでお乗りください」

ナツメ「ねえリゾートエリアって?」

レッド「え、知らない」

ナツメ「ふふっシンオウのことは調べつくしたんじゃなかったの?」

レッド「誰だってミスはある」

927: 2014/12/13(土) 01:03:41.58 ID:dzvClvgE0
コトネ「リゾートエリアってのはたぶんシンオウで一番豪華なところですよ」

レッド「なんでそんなこと知ってるんだよ」

コトネ「シンオウのことは完璧に調べつくしましたから」

ナツメ「すごいじゃないコトネ」

コトネ「へへっナツメさんに褒めてもらうとうれしいです、あっ見えてきましたよ」

レッド「すごいとこだな」

ナツメ「レッドの調べじゃヨスガシティが一番だって」

レッド「完全なミスだな、許してくれ」

ナツメ「どうしようかな~」

レッド「これでどうだ」ギュ~

ナツメ「う~ん、まあいいわ許してあげる」

929: 2014/12/13(土) 11:34:31.60 ID:dzvClvgE0
男「つきました、こちらがリゾートエリアとなっております」

男「申し訳ありませんが、部屋数の事情によりみなさまがお休みになる部屋には少し人数が多くなるかもしれません」

レッド「え~二人じゃねえのかよ」

男「すいません」

ナツメ「あんまりワガママ言っちゃだめよ」

レッド「うん」

男「それでは6,7人で一部屋とさせていただきます」

レッド「仕方ないか、誰にする?」

ナツメ「そうね…誰がいいかな」

コトネ「とりあえずあと2,3人ですね」

ナツメ「当たり前みたいに来るのね」

930: 2014/12/13(土) 11:36:46.06 ID:dzvClvgE0
レッド「とりあえず人集めないと部屋は入れないんだし、これはこれでいいよ」

コトネ「やった~」

レッド「誰かいるかな」

グリーン「よぉレッド」

レッド「こいつら以外で」

931: 2014/12/13(土) 11:41:08.93 ID:dzvClvgE0
グリーン「なんだよせっかく俺たちが来てやつたのによ」

ブルー「そうだよレッド、昔よくみんなでお泊り会とかやったじゃん」

レッド「いつの話だよ」

ブルー「3歳とか4歳ぐらい」

レッド「とりあえずそんなこといいんだよ!これ以上面倒なのは嫌だ」

ブルー「そんなこと言っちゃって、あっそうだじゃあみんなでまたお風呂とかに入ろうか」

レッド「なんでだよ」

932: 2014/12/13(土) 11:47:51.26 ID:dzvClvgE0
ナツメ「昔は仲良かったんだね…」

レッド「い、いやあいつの言ってたみんなで風呂ってのは5歳とかそれぐらいだからさ…」

コトネ「じゃあ今日は私と入りましょう」

レッド「なんでだよ」

レッド「ほら、もうコトネちゃんだけでだいぶあれなのに、これ以上変なやつきたら対処できねえよ」

ナツメ「たしかに」

コトネ「大丈夫です、見ての通りトウヤはおとなしくしてますから」

ナツメ「ていうかトウヤ君恥ずかしがってるだけじゃないの」

レッド「お前いつまでその格好なんだよ、はずかしいなら脱げよ、ていうか俺と同じ服」

トウヤ「脱いだら足さわらせてくれないんで…」

レッド「なんだよその足に対する執着心」

933: 2014/12/13(土) 11:51:10.60 ID:dzvClvgE0
レッド「なんか普通のやついないかな」

ナツメ「少なくともこの大会に来てる人でそんな人はいないわね」

レッド「……」

レッド「と、とりあえずまだマシなやつは…」

ナツメ「ねえレッド」

レッド「なんだ?」

ナツメ「ワタルがめっちゃこっち見てる」

レッド「目を合わせたらだめだ」

934: 2014/12/13(土) 11:56:50.30 ID:dzvClvgE0
ワタル「やあレッド君、目があったね」

レッド「あってねえよ」

ワタル「実は相部屋になってくれる人がいなくて困ってるんだよ」

ワタル「見たところ、君たちは4人でこっちは俺とイブキで6人になるからどうだろうか?」

レッド「いや、俺は面倒なやつこれ以上増やしたくない」

ワタル「さすがレッド君、決まりだなこれで6人だ」

レッド「なに?話ぐらい聞けよ、なんなんだお前、くたばれよ、頼むからくたばってくれよ」

イブキ「兄様、ものすごい嫌がってるようですが」

ワタル「レッド君はツンデレだからな」

レッド「違う!」

935: 2014/12/13(土) 12:02:41.63 ID:dzvClvgE0
ナツメ「もう早くしないとだいぶ人減ってきたよ」

レッド「俺だって早くしたいけどさ…」

レッド「ナツメは誰がいいの?」

ナツメ「え~と…」

コトネ「じゃあ私が探してきましょうか?」

ナツメ「そうね、もうそうしましょ、なるべく早く頼むわ」

コトネ「は~い」

レッド「あっ待って、なるべく常識のあるやつで頼む」

コトネ「わっかりました~、ほらトウヤ行くよ」

トウヤ「俺も行くのかよ」

936: 2014/12/13(土) 12:09:42.32 ID:dzvClvgE0
コトネ「お待たせしました~」

ナツメ「早かったわね」

マツバ「あ、レッド君」

ゴールド「げっ、せっかくクリスと同じになるかと思ったらレッドさんいんのかよ」

シルバー「俺はコトネがいてお前がいなけりゃ誰でもいいがな」

レッド「おかしいぞ」

コトネ「なにがですか?」

937: 2014/12/13(土) 12:15:00.21 ID:dzvClvgE0
コトネ「ああ、ゴールドとシルバーですか?」

コトネ「それは大丈夫です、マツバさんがいるんで」

レッド「そいつが問題なんだよ」

コトネ「なんでですか?マツバさんは私をこの二人から守ってくれるんですよ」

レッド「いや、俺はこいつは一番嫌だ」

コトネ「なんでですか?」

レッド「こいつは俺の話一切聞かないし、妙になれなれしい、俺の一番嫌いなタイプだ」

コトネ「レッドさん、けっこうワガママですね」

マツバ「さあこれで7人か、部屋に入れるね」

レッド「却下!」

938: 2014/12/13(土) 12:28:44.06 ID:dzvClvgE0
ナツメ「レッドどうすんの?」

レッド「うん…」

ナツメ「ほら、レッドが断った3組で入っていくわよ」

レッド「あいつらの部屋明日朝起きたら黒焦げとかありえるぞ…」

トウヤ「あ、レッドさん、あそこにトウコとNがいるんであの二人でどうですか?」

レッド「うん、あの二人なら大丈夫そうだ」

トウヤ「じゃあ呼んできますね」

939: 2014/12/13(土) 12:33:36.00 ID:dzvClvgE0
トウヤ「やっぱダメです」

レッド「なんで?他にいたの?」

トウヤ「いや、二人だったんですけど…俺の精神が持たないんで…」

ナツメ「こっち来たけど」

トウコ「ちょっとトウヤなんで逃げんのよ」

トウコ「レッドさんにナツメさん、それにコトネまで、人探してるんですか?よかったらどうですか?」

レッド「ああ、いいぞ、こっちからも頼む」

ナツメ「やっと決まったわね」

トウヤ「ちょっと待ってくれ~」

940: 2014/12/13(土) 12:40:56.59 ID:dzvClvgE0
レッド「なんだ?」

トウヤ「お、俺は反対です…」

ナツメ「トウヤ君が呼んできたのに?」

トウヤ「こ、こいつらが仲良く手つないでんすよ!」

トウヤ「いつからお前らそんな関係になったんだよ」

トウコ「ギャーギャーさわぐんじゃない」

トウヤ「そんなのだったらなんで弟の俺に教えてくれないんだよ」

ナツメ「姉弟だったの」

トウコ「双子です」

941: 2014/12/13(土) 12:48:36.15 ID:dzvClvgE0
コトネ「うるさいな~でもレッドさんとナツメさんの格好してるトウヤのちん●ん殴るのもな…」

ナツメ「女の子がそんなこと言わないの」

レッド「それするならせめて服装変えてからやってくれ」

トウヤ「こんな二組のバカップルと同じ部屋なんて…」

レッド「誰がバカだと」

トウヤ「すいません」

N「お義兄ちゃんに向かってそれはないだろ」

トウヤ「お義兄ちゃんいうな」

942: 2014/12/13(土) 12:54:37.14 ID:dzvClvgE0
レッド「やっと部屋にはいれるな」

ナツメ「もう、レッドがワガママ言うからよ」

レッド「ごめんごめん」

トウコ「部屋広いといいなー」

N「ボクたち一緒にいるだけだからそんな広くなくても大丈夫だよ」

トウヤ「……」ブツブツ

コトネ「何ブツブツ言ってんのよ、私がいるでしょ」

トウヤ「だってコトネが俺にくっいてる理由ってレッドさんとナツメさんの格好してるからだろ?」

コトネ「そうだよ~」

トウヤ「はぁ…」

943: 2014/12/13(土) 13:02:18.17 ID:dzvClvgE0
レッド「廊下も綺麗だな、これなら部屋も期待できるな」

ナツメ「ほんとね、こっちのんが豪華ね」

レッド「い、いやここは特別だろ…」

ドカーン

グリーン「おい、爆発したぞ!」

ワタル「これは危険だ!カイリュー破壊光線!」

ドッカーン!

ナツメ「この部屋は一体何してるのよ」

レッド「なるべくここと離れた部屋にしてください」

男「申し訳ございません、あなたさまたちが最後ですので余ってる部屋がこの隣しかございません」

レッド「最悪」

944: 2014/12/13(土) 13:15:42.37 ID:dzvClvgE0
ナツメ「部屋もきれい」

コトネ「じゃあさっそくレッドさんとナツメさんと私でお風呂に入りましょう」

ナツメ「なんでそうなんのよ」

ドカーン!バキャーン!!ポイーン!!!バコーン!!!!

レッド「となり何してんだよ」

トウヤ「枕投げの代わりにマルマインでやってるんじゃないですか?」

レッド「恐ろしいわ」

945: 2014/12/13(土) 13:28:11.10 ID:dzvClvgE0
コトネ「ちょっとトウヤ言ってきてよ」

トウヤ「え~俺が?」

レッド「いや、これは俺が行こう」

ナツメ「急にどうしたの?」

コトネ「あのレッドさんが」

レッド「これで俺が全てを終わらせる」

コトネ「レッドさんとナツメさんが行くなら私も行く、ほら行くよトウヤ」

トウヤ「はぁ…」

N「みんな行っちゃったね」

トウコ「うん」

946: 2014/12/13(土) 17:22:18.28 ID:dzvClvgE0
ドカーン ドカーン

レッド「一体こいつら何してやがんだよ」

レッド「おい、開けろ、俺だ」ドンドン

ガチャ

グリーン「ごほごほっ、なんだレッドか、どうしたんだ?俺たちの方に来たくなったのか?」

レッド「違えよ、お前ら一体何してんだ」

レッド「さっきから爆発音ばっか出しやがって」

グリーン「何だそんな音漏れてたのか」

レッド「花火でもやってんのか?」

947: 2014/12/13(土) 17:31:58.92 ID:dzvClvgE0
ワタル「なんだレッド君やっぱり君も」

レッド「だから違うって」

ナツメ「ワタルの顔焦げてるんだけど」

ワタル「いやぁ、イブキが料理ができないことは知っていたがここまでとは」

レッド「料理でどうしてそうなるんだよ」

ナツメ「そもそもなんで料理すんの?」

レッド「確かに、注文しろよ」

ワタル「この部屋にはキッチンがあったからな、そしたらイブキが作ると言い出して」

レッド「こうなるんだったら一回目の時にすぐ止めろよ」

948: 2014/12/13(土) 17:40:49.37 ID:dzvClvgE0
ワタル「気づいたときにはもう遅かったんだ」

レッド「うるせえよバカ」

グリーン「それよりレッドにナツメ、せっかく来たんだ、お前らも手伝え」

レッド「ふざけんな」

レッド「俺はうるさいから言いに来ただけだ」

レッド「そっちのことはそっちでやれ」

レッド「戻ろうか」

ナツメ「うん」

949: 2014/12/13(土) 17:47:07.07 ID:dzvClvgE0
ガチャ

レッド「あれっコトネちゃんたちは?」

トウコ「え、レッドさんたちについて行くって言ってトウヤといっしょに」

ナツメ「来てないけど」

トウコ「あれ?」

レッド「そのうち戻ってくるだろ」

ナツメ「そうね」


950: 2014/12/13(土) 17:55:46.13 ID:dzvClvgE0
10分後

N「トウヤたち遅いね」

トウコ「確かに…」

トウコ「あの二人遅くないですか?」

ナツメ「何してんのかしら」

トウコ「もしかしてコトネを襲っちゃってるとか」

レッド「どちらかというと襲われてると思うぞ」

951: 2014/12/13(土) 18:05:22.65 ID:dzvClvgE0
さらに10分後

ガチャ

コトネ「あ、やっぱりお二人とも戻ってたんですね」

レッド「どこ行ってたんだ?」

トウヤ「最初はレッドさんたちの後ろにいたんですけど、そのあとトイレに行ってたんですよ」

ナツメ「二人で?」

トウヤ「まあ、たまたま」

トウコ「それにしてはずいぶん長かったじゃない」

コトネ「えっと、どの部屋だったかわからなくなっちゃって」

N「それにしてはずいぶん嬉しそうだね」

トウヤ「へ、部屋がやっと見つかったから」

レッド「ふ~ん」

952: 2014/12/13(土) 18:17:29.61 ID:dzvClvgE0
トウヤ「み、みんなしてそんなこっち見ないでほしいな…」

コトネ「そうそう、あっもしかして私とトウヤに何かあったと思ってるんですか」

コトネ「私はレッドさんとナツメさん一筋ですから何にもないですよ」

レッド「一筋なのかそれ」

コトネ「二筋」

ナツメ「とりあえずいつまでもそんなとこ立ってないで座ったら」

コトネ「そ、そうですね」

N「ふ~ん、並んで座るんだ」

トウヤ「いやっ」

コトネ「こ、これはたまたまで」

953: 2014/12/13(土) 18:26:10.32 ID:dzvClvgE0
コトネ「ナツメさんの隣に座ろっと」

トウヤ「何か飲み物ないかなー」

ナツメ「今度はまた極端に離れたわね」

コトネ「だから何にもないんですって」

ナツメ「あら、私に隠し事できると思ってるの?」

コトネ「ナ、ナツメさんのここが弱いの知ってるんですよ」コチョコチョ

ナツメ「あっ…ちょっとやめなさいよ」

レッド「コトネやめろよ、ナツメにそんなことしていいの俺だけだぞ」

コトネ「それじゃあレッドさんだけずるいです」

954: 2014/12/13(土) 18:31:07.12 ID:dzvClvgE0
トウコ「ねえトウヤ、ちょっとこっち来てよ」

トウヤ「なんだよ」

トウコ「やったの?」

トウヤ「は?」

トウコ「だからコトネと」

トウヤ「なっ…」

N「別にそんな驚くことじゃないだろ」

トウヤ「急に何言いだしてんだ」

N「焦ってるね、こんなトウヤを見るのは久しぶりだ」

トウヤ「なんだと、お前を助けてやったの誰だと思ってるんだ」

N「トウコ」

トウヤ「俺だろ!」

955: 2014/12/13(土) 18:35:14.51 ID:dzvClvgE0
N「ボクは過去のことより未来の方が大事だと思うよ」

トウヤ「何正当化してんだよ」

トウコ「そうやって話そらそうとしてるの?」

トウヤ「だから何にもないんだ、本当だ!」

トウコ「わかったわかった」

956: 2014/12/13(土) 18:42:32.99 ID:dzvClvgE0
2時間後

レッド「結局トウヤだけ一人で風呂入ったな」

トウヤ「ふ、風呂は一人で入るもんなんですよ」

ナツメ「というよりコトネが無理やり私たちと入ってきたから」

トウヤ「まず当たり前みたいに一緒に入ってるのがおかしいんでしょ」

レッド「おかしくなんかない、俺とナツメは離れられないからな」

レッド「それよりおかしいのは何でお前は俺の服装なんだ」

トウヤ「これは、俺の服をコトネが返してくれないから」

コトネ「そっちのんがいいからじゃない」

トウヤ「服がかぶってるだろ」

957: 2014/12/13(土) 21:47:03.55 ID:dzvClvgE0
コトネ「文句言わな~い、ほらトウヤ自分で鏡見てみなよかっこいいし、かわいいよ」

トウヤ「それはレッドさんとナツメさんだからな」

コトネ「そんなことないって、トウヤはもともとそうだよ」

トウヤ「そうかな…?」

コトネ「そうだよ」

トウヤ「……」

コトネ「……」

958: 2014/12/13(土) 21:50:10.15 ID:dzvClvgE0
ナツメ「へっくしゅん」

ナツメ「!?」

レッド「寒いの?」

ナツメ「そ、そんな人前でくしゃみなんて…」カァァ

レッド「可愛い」ギュッ

ナツメ「あったかい…」

コトネ「私もナツメさんの体温めますよ!」

トウヤ「……」

959: 2014/12/13(土) 21:54:31.00 ID:dzvClvgE0
トウコ「ほらほら、なにボーっとしてんの」

トウヤ「なんだよ」

N「今チャンスだよ、流れで抱きついてきなよ」

N「あと鏡かして」

トウヤ「お前らな」

トウコ「ほら、あんたコトネのこと好きなんでしょ」

トウヤ「足がな」

トウコ「なによ隠すことないじゃない」

トウヤ「なんもかくしてなんかない」

960: 2014/12/13(土) 22:00:44.28 ID:dzvClvgE0
レッド「ナツメあったかい?」

コトネ「私があったかいんですから、ナツメさんもあたたかいですよね」

ナツメ「うん…ていうかちょっと痛い」

レッド「あっごめんごめん、お詫びに…」

ナツメ「んんっ…んぅ…ん…」

ナツメ「いきなりね…」

レッド「じゃあちゃんと言うからもう一回」

コトネ「ナツメさん私も」

レッド「だめー!」

961: 2014/12/13(土) 22:06:21.09 ID:dzvClvgE0
コトネ「うぅ、私もナツメさんとしたいのに」

コトネ「あっじゃあレッドさんと」

ナツメ「それはダメ!」

レッド「んんん…んぬ…」

ナツメ「へへ、お返し」

コトネ「うーーーーー」

ナツメ「そんな睨まないの」

ナツメ「ほらトウヤ君あなたのこと見てるじゃない、トウヤ君のとこ行ったら?」

コトネ「なふ…なんでそうなるんですか」

962: 2014/12/13(土) 22:15:45.89 ID:dzvClvgE0
トウコ「ほらコトネもあんたのこと見てるじゃない」

トウヤ「み、見てねえだろ、ほらきっとこのクッション見てんだって」

トウコ「照れてんの?」

トウヤ「照れてねえよ」

トウコ「あんた一度も彼女できたことないから家族以外の女子と目が合うとすぐ照れるもんね」

トウヤ「なっ…」

トウコ「ほれほれ顔赤いぞ」

トウヤ「し、しつこいぞ」

トウコ「ほらNも言ったげて、鏡ばっか見てないでさ」

N「あ、うん、お似合いなんじゃないかな」

トウヤ「バカにしてんのか!」

963: 2014/12/13(土) 22:23:15.69 ID:dzvClvgE0
トウコ「だいたいコトネとはペア組んだんでしょ」

トウコ「じゃあなんで組んだのよ」

トウヤ「そ、それは…足…」

トウコ「足!?あんたそれだけじゃないでしょ」

トウヤ「俺はそれだけだ」

トウヤ「もっと言ったら一番はもう丸出しのカスミさんがよかった」

トウコ「ほんと~?」

トウヤ「ほ…ほんとうだ、どれだけくいつくんだよ」

トウコ「ふ~ん」

トウヤ「ったくなんなんだよ、この馬鹿力女は」ボソッ

964: 2014/12/13(土) 22:28:05.70 ID:dzvClvgE0
トウコ「な~に~?」メキメキ

トウヤ「痛い痛い、マジで!」

トウヤ「頭割れる、割れるって!」

トウコ「割ってあげようか?」

トウヤ「ごめんなさい、助けてください」

トウコ「よしっじゃあ思い切ってコトネをゲットしてこい!」

トウヤ「い、いやそれは…」

トウコ「もうちょっと強くしようか」ベキベキ

トウヤ「ぎゃー!」

965: 2014/12/13(土) 22:32:28.05 ID:dzvClvgE0
トウコ「はい、今すぐ」

トウヤ「待って…頭痛すぎて動けない」

N「だらしないなぁ」

トウヤ「お前だってさっきのされたらこうなるんだよ!」

トウコ「ギャーギャー言わない、男ならビシッと決めてこい」

トウヤ「い…いや俺そんなことしたことないし」

トウコ「うるせぇー!」

トウヤ「うおっ」

966: 2014/12/13(土) 22:37:57.12 ID:dzvClvgE0
ナツメ「ほらコトネ私みたいにエスパーじゃない限り言わなきゃ思いは伝わらないよ」

コトネ「なんのことですか!」

レッド「だめだよ正直にならなきゃ」

コトネ「私はいつも正直です」

コトネ「レッドさん私をレッドさんの愛人に」

ナツメ「違うでしょ」

コトネ「ではナツメさん」

ナツメ「私が言ってきてあげましょうか?」

コトネ「なんでそうなるんですか」

967: 2014/12/13(土) 22:42:22.23 ID:dzvClvgE0
レッド「よし、なら俺が行こうか」

コトネ「待ってください」

コトネ「というかレッドさんが行くならナツメさんもじゃないですか」

コトネ「レッドさんもナツメさんもか、勘違いしてますよ」

レッド「どう違うんだ」

コトネ「私がすきなのはレッドさんとナツメさんだけです!」

ナツメ「じゃあコトネの考えてること読んでいいかしら」

コトネ「だ、だめですよ!」

968: 2014/12/13(土) 22:45:45.17 ID:dzvClvgE0
ナツメ「なんで?」

コトネ「ナツメさんも言ってたじゃないですか、人の考え読むのはあまりいいことじゃないって」

ナツメ「そうね、でも許可とったらいいんじゃないの?」

コトネ「だめですー!」

レッド「どうしたらコトネちゃんは正直になるのかな?」

969: 2014/12/13(土) 23:08:24.23 ID:dzvClvgE0
ナツメ「じゃあコトネはなんでトウヤ君と組むことにしたの?」

コトネ「それはレッドさんともナツメさんとも組めないからですよ」

レッド「それだけ?」

コトネ「他にないでしょう」

ナツメ「それならゴールド君でもシルバー君でもよかったんじゃない」

コトネ「あの二人は嫌なんです!」

レッド「そういや逃げてるときもずっとトウヤといたよな」

コトネ「うっ…それは…」

970: 2014/12/13(土) 23:15:12.91 ID:dzvClvgE0
ナツメ「さあ、どうなの?」

コトネ「い、一番レッドさんとナツメさんの格好をできそうだと思ったからです」

レッド「じゃあ今あいつその格好してるよ、行かなくていいのか?」

コトネ「本人がここにいるじゃないですか」

コトネ「そんなに言って二人とも私のこと嫌いなんですか」

レッド「俺もナツメもコトネちゃんのことは嫌いじゃないよ、むしろ好きだ」

コトネ「だったら」

ナツメ「私たちはね、嘘をつくのはよくないってことをわかってほしいの」

コトネ「……」

971: 2014/12/13(土) 23:19:21.71 ID:dzvClvgE0
ナツメ「トウヤ君のことどう思う?」

コトネ「…レッドさんの次ぐらいにかっこいいです」

ナツメ「そうじゃなくて」

コトネ「嫌いじゃない…です」

ナツメ「はぁ、直接言ったほうがいいみたいね、ほらっ」

コトネ「わっ」

972: 2014/12/13(土) 23:22:42.58 ID:dzvClvgE0
トウヤ「ととっ」

コトネ「いてっ」コテン

トウヤ「あ、大丈夫か?」

コトネ「う、うん…」

トウヤ「……」ちらっ

トウコ「……」ニヤニヤ

N「……」

コトネ「……」ちらっ

ナツメ「……」ニコッ

レッド「……」ニヤニヤ

コトネ「うう…」

973: 2014/12/13(土) 23:26:45.43 ID:dzvClvgE0
トウヤ「そ、そのなんだ…あれだ」

コトネ「な…なによ?」

トウヤ「あの…」

コトネ「……」

トウヤ「あ…明日がんばろうな…」

コトネ「うん…」

トウコ「なっ…」

ナツメ(そこでコトネから言うのよ!)

974: 2014/12/13(土) 23:29:25.23 ID:dzvClvgE0
コトネ「あ、あのさ」

トウヤ「なんだ…?」

コトネ「あ、あああああしひっぱらないようにね…」

トウヤ「お、おう…」

ナツメ「はぁ…」

975: 2014/12/13(土) 23:33:24.94 ID:dzvClvgE0
トウコ「今の何?」

トウヤ「やれることはやった」

トウコ「どこが!」

N「見てておもしろかったけどね」

トウヤ「見世物じゃねえ」

N「じゃあ見えないところに行けばよかったのに」

トウヤ「ぬ…」

トウコ「まあいいわ」

トウコ「明日、楽しみにしてるわね」にやっ

976: 2014/12/13(土) 23:35:54.65 ID:dzvClvgE0
トウヤ「なんなんだあの女~」

N「君の双子の姉」

トウヤ「そんなことはわかってんだよ」

トウヤ「……」

トウヤ「なあN」

N「なんだい?」

トウヤ「その…トウコになんて言ったんだ…」

N「…知りたいかい?」

977: 2014/12/13(土) 23:40:48.66 ID:dzvClvgE0
コトネ「見ての通りお二人の勘違いですよ」

ナツメ「そうかしらね」

コトネ「そうですよ!」

レッド「びっくりした、急に大きい声出して」

コトネ「そりゃそうですよ、あんなの無理やりじゃないですか」

ナツメ「ああでもしないと行かないでしょ」

コトネ「よ、よけいなお世話ですよ」

978: 2014/12/13(土) 23:47:04.51 ID:dzvClvgE0
レッド「明日が楽しみだな、二人がいったいどうなるのか」

コトネ「どうもならないですよ」

レッド「でもどちらにしてもペアなんだし仲良くしないとダメだぞ」

コトネ「そりゃ、ある程度仲良くしますけど」

ナツメ「どう仲良くするの?」

コトネ「どうって…」

ナツメ「そうね、手をつないだり腕組んだりしたらいいんじゃないの?」

コトネ「そ、そんなのレッドさんとナツメさん以外にしませんよ」

979: 2014/12/13(土) 23:49:58.50 ID:dzvClvgE0
トウコ「みんな~寝る準備ができたよ~」

トウヤ「寝る準備ができたってなんだよ、布団敷くんじゃあるまいし」

トウコ「あんたのためよ」

トウヤ「なんだよそれ」

トウコ「何でもない」

トウヤ「は?」

980: 2014/12/13(土) 23:53:48.07 ID:dzvClvgE0
レッド「もうこんな時間だしな、そろそろ寝るか」

ナツメ「そうね」

コトネ「私も一緒に」

レッド「あれ?」

ナツメ「たしかベッドってここ8個あったわよね」

レッド「なんで3つだけ?」

ナツメ「こんなベッドどうやって消えたのかしら」

981: 2014/12/13(土) 23:58:27.47 ID:dzvClvgE0
トウコ「あっレッドさんたち寝るんですか?」

レッド「ああ、それより見てくれよベッドの数が」

トウコ「あーみっつしかないですねー」

トウコ「でもちょうど6にんなんでふたりずつねれますねー」パチッ(目配せ)

ナツメ「あーそうね、これは仕方ないわ」

レッド「まあどっちにしてもそのつもりだけど」

コトネ「これって…」

982: 2014/12/14(日) 00:01:48.25 ID:tx4q5CUy0
トウヤ「あっベッドの数が」

N「あきらかに少ないね」

トウヤ「これはきっと野生のカイリキーの仕業だ」

トウコ「誰がカイリキーだって?」ゴキッ

トウヤ「あうっ…い、いや誰もお前なんて言ってないだろ、それともお前がやったのか?」

トウコ「さあ、知らないわね」

983: 2014/12/14(日) 00:05:55.85 ID:tx4q5CUy0
レッド「よし、じゃあ寝るぞー!」

ナツメ「じゃあ一番奥のベッド行きましょ」

レッド「お、やっぱふかふかだな」

トウコ「じゃあ、私とNはこっちのベッドで」

N「真ん中のベッドが空いたね」

トウヤ「……」

コトネ「……」

984: 2014/12/14(日) 00:10:09.98 ID:tx4q5CUy0
トウヤ「ったくやっぱり思った通りだ」

コトネ「なにが?」

トウヤ「ベランダからベッドが投げ捨てられてる」

コトネ「じゃあやっぱカイリキーか何かが」

トウヤ「いやトウコだよ、こいつこう見えて力ものすごいから」

コトネ「す、すごいね…」

トウヤ「じゃあ俺はソファーで寝るからベッド使っていいよ」

コトネ「いや、私はレッドさんとナツメさんのベッドに入るから」

トウヤ「そんなことできんの?」

コトネ「たぶん」

985: 2014/12/14(日) 00:13:09.74 ID:tx4q5CUy0
コトネ「うんしょうんしょ」ゴソゴソ

コトネ「ほら入れたよ、ベッドつかってて」

トウヤ「それでいいの?」

コトネ「これがいいの」

トウヤ「うん、わかったじゃあおやすみ」

コトネ「おやすみ」

コトネ「……」

コトネ「みんな寝てるな、というかはやっ」

986: 2014/12/14(日) 00:17:54.79 ID:tx4q5CUy0
コトネ「まあいいか」

コトネ「とにかくレッドさんとナツメさんはこれで無防備…」

ナツメ「スリーパー、催眠術」

コトネ「なっ…」

ナツメ「やっぱりこっちに入ってきたか」

レッド「じゃあトウヤのベッドに移すか」

ナツメ「そうね、先にトウヤ君にも催眠術かけといたからおきることはないはずだし」

ナツメ「トウコちゃん、N君起きてるんでしょ、手伝って」

トウコ「は~い」

987: 2014/12/14(日) 00:22:01.35 ID:tx4q5CUy0


レッド「ふぁぁ…」

ナツメ「レッド、おきたみたいね」

レッド「ナツメおはよ、おはようのキス」

ナツメ「ちょっと待って、コトネたちの見るのが先」

レッド「じゃあお先に」チュッ

ナツメ「あっそれなら私も」

トウヤ「……」パチッ

トウヤ「あれ?」

988: 2014/12/14(日) 00:25:40.13 ID:tx4q5CUy0
トウヤ「コトネ…」

トウヤ「やられた…」

トウヤ「いや、コトネが起きる前に早くベッドから出れば」

トウコ(そうはさせるか、リアクション見るためにこっちはあんたらより早く起きてんだ)

ジリリリリリ

コトネ「うわっもう朝!?」

トウヤ「げっ…」

コトネ「な…なんであんたが私と寝てんのよ!」ゲシッ

トウヤ「なんでだ!」

トウコ(そうなったか…)

989: 2014/12/14(日) 00:30:21.76 ID:tx4q5CUy0
1時間後

コトネ「ご、ごめんね、わざとじゃないの、私もちょっと寝ぼけてて」

トウヤ「い、いや、大丈夫、もうすぎたことだし…」ひりひり

トウヤ(まだ痛い)

男「みなさま、おはようございます」

男「それでは早速バトルタワーへと言いたいのですが少々お待ちください」

レッド「なんなんだ?」

グリーン「ったくひどい話だぜ」

ブルー「巻き込まれたわ」

ワタル「まあそういうな」

男「全員集まったようですね、それではバスにお乗りください」

レッド「やっぱ遅れてるのあのグループだったか」

ナツメ「きっと昨日の爆発についてよ」

990: 2014/12/14(日) 00:33:35.55 ID:tx4q5CUy0
グリーン「よぉレッド」

レッド「朝からお前に話かけられるとなかなか気分悪いな」

グリーン「聞いてくれよ、ここのオーナー壁が黒焦げになっただけで弁償しろなんて言ってきやがるんだぜ」

レッド「俺は当たり前だと思うがな」

グリーン「しかもワタルのやつこれは全員の問題だとか言ってみんなに出さすんだぞ」

レッド「それは知らねえよ」

991: 2014/12/14(日) 00:41:03.76 ID:tx4q5CUy0
バトルタワー前

レッド「そういや、ジムリーダーのときは抽選ってやってたのに、ダブルはやらないのかな」

ナツメ「さあ、登録のときに決まったのか今からするのか」

レッド「どっちにしても俺たちの優勝だな」

グリーン「おいおい、それはギャグのつもりか?センスがないぜ」

レッド「いちいち絡んでくんなよ」

グリーン「おまえたちと違うバスだったからな、話す機会がなかっためだ」

レッド「違うバス選んだんだよ」

992: 2014/12/14(日) 00:45:08.51 ID:tx4q5CUy0
グリーン「まあいい、どっちが優勝するかは後でわかることだ」

レッド「そうだな、でも俺はすくなくとも4足歩行してるやつに負けるつもりはない」

グリーン「ふっその言葉後悔させてやるぜ」

レッド「じゃなくて、それやめろってことだよ!」

レッド「ブルーも!」

レッド「なに?それ当たり前なの?」

ブルー「やっと話かけてくれたね、そうだよ、グリーンがこうしてくれって」

レッド「断れよ」

ブルー「グリーンがうれしいなら、仕方ないかなって」

レッド「もうだめだ」

993: 2014/12/14(日) 00:50:29.87 ID:tx4q5CUy0
レッド「はぁぁ…」

ナツメ「そんな気を落とさないで」

レッド「うう、俺の味方はナツメだけだ」

ナツメ「レッドに頼ってもらえるなんてうれしい」

マチス「ヘイ!相変わらずのラブラブだネ」

男「おまたせしました、それではみなさまお入りください」

レッド「よし、じゃあ行こうか」

ナツメ「ええ」

マチス「……」

994: 2014/12/14(日) 00:56:33.01 ID:tx4q5CUy0
男「それでは、もう少しで司会の方からダブルについての説明があると思いますのでそれまでごゆっくり」

レッド「なんだよ、結局タワーに入ってもまだやらねえのかよ」

ナツメ「もう少しって言ってたじゃない、ちょっとぐらい待ちましょ」

レッド「でもな…」

ナツメ「私はレッドといたら1時間ぐらいなんてすぐに感じるわ」

レッド「そうか、ナツメといたらすぐだな」

レッド「そう考えたら、ナツメとこうしてられる時間も少ししかないじゃないか」

レッド「それはダメだ、もっと抱きついてやる」

995: 2014/12/14(日) 00:59:44.94 ID:tx4q5CUy0
カスミ「朝からずいぶんと見せ付けてくれるのね」

レッド「あ、カスミおはよ」

カスミ「あっカスミおはよじゃないわよ!」

カスミ「あんたらね、一応カントーのチャンピオンとジムリーダーでしょ!」

カスミ「そんなのみんなの前でやるんじゃない、カントーの評判が下がるでしょ」

ナツメ「なによ、それぐらいいいじゃないの」

カスミ「何がそれぐらいよ、限度ってもんがあるでしょ」

ナツメ「私たちにそんなものないのよ」

996: 2014/12/14(日) 01:03:26.17 ID:tx4q5CUy0
ナツメ「そんなこと言ったらね、あなたも水着で歩きまわるのはどうかと思うわよ」

ナツメ「なに?そうやって男を誘ってんの?」

カスミ「むっか~、そんなわけないでしょ」

カスミ「私が水タイプの使い手ってことのアピールをしてるってだけよ!」

レッド「話の途中で悪いが」

カスミ「何よ」

レッド「あそこにいる4足歩行は許されんのか?」

997: 2014/12/14(日) 01:06:26.61 ID:tx4q5CUy0
グリーン「呼んだかレッド」

レッド「呼んでねえ、あっち行ってろ」

カスミ「はぁ、カントーの評判が悪くなるわけだ」

カスミ「こうなったら、私が優勝するしかないわね」

ナツメ「あら、それは無理ね、カスミが勝てるのなんているのかしら?」

カスミ「なんですって」

ナツメ「なに?」

レッド「や、やめろよ」

ナツメ「結果は後ですぐわかるわ」

カスミ「望むところね」

998: 2014/12/14(日) 01:10:34.26 ID:tx4q5CUy0
男「みなさま、まもなく司会から説明がございます、会場の方にお入りください」

レッド「そういや、ジムリーダーのときはあんなに観客がいたのに、今はほとんどいないな」

ナツメ「というより、いる人も観客じゃなくてカメラマンとかだけじゃない?」

レッド「あー、そうだな」

レッド「どういうことだろ」

ユウキ「それを今から説明するんじゃないですか」

レッド「ユウキか、急に耳元で話しかけるな」

ユウキ「おはよござっす」

レッド「なんだそのあいさつ」

999: 2014/12/14(日) 01:12:53.84 ID:tx4q5CUy0
ゲン「あーあー、オホン」

ゲン「PWT参加のみなさんおあはようございます、司会のゲンです」

ゲン「今日はダブルの部ということですが、説明がまだでしたね」

ゲン「それでは次回から説明をしたいと思います」

726: 2014/12/04(木) 16:55:43.79 ID:twuw4bsAO



【ポケモン】ナツメ「どうしてレッドといると邪魔が入るの?」【前編】

引用: ナツメ「もうすぐレッドが帰ってくる」