1: 2014/12/14(日) 23:01:38.38 ID:tx4q5CUy0

2: 2014/12/14(日) 23:05:02.49 ID:tx4q5CUy0
とりあえず登場人物紹介

こいつはこんな性格じゃないとかこんなポケモン使わないとかあるかもしれませんが大丈夫だ、問題ない

カントー

レッド:元リーグ本部チャンピオン、ナツメと結婚している、ナツメと一緒にいないと体中の機能が低下する、もはや何かの病気

ナツメ:ヤマブキジムリーダー、レッドと結婚、レッドと一緒にいないと体中の機能が低下する、もはや何かの病気

グリーン:元リーグ本部のチャンピオン、現在はトキワジムリーダー、自称世界一のドM

タケシ:ニビジムリーダー、彼女(彼氏)がいないことを少し気にしている

カスミ:ハナダジムリーダー、基本うるさい、現在7股

マチス:クチバジムリーダー、なぜか無視だれることが多い、バツ3

エリカ:タマムシジムリーダー、グリーンを世界一(?)のドMにした、現在はコウキを調教中

アンズ:セキチクジムリーダー、キョウの娘、カントージムリーダーの中では一番下

カツラ:グレンジムリーダー、「ヅラじゃない」や「スタンバってた」などどこかで聞いた言葉を使う、すいません

サカキ:元トキワジムリーダー、ロケット団のボスでもあったが解散後は解説者に、尊敬する解説者のように「ムムッ」と言いたいがいつ言えばいいかわからない
ポケモン!きみにきめた!

3: 2014/12/14(日) 23:06:09.74 ID:tx4q5CUy0
図鑑所有者

ゴールド:本部リーグ殿堂入り、コトネのことが好きだが相手にされない、人をおちょくるのが得意

シルバー:本部リーグ殿堂入り、コトネのことが好きだが相手にされない、人の服を脱がそうとする癖がある

コトネ:本部リーグ殿堂入り、レッドとナツメのことが好き、トウヤも嫌いではない、男でも女でもいける

ユウキ:ホウエン殿堂入り、センリの息子、工口ガキ

ハルカ:オダマキのような博士を目指しているのであまりバトルは好きではない、妊娠中

コウキ:シンオウ殿堂入り、現在エリカによる調教を受けている、人妻好き

ヒカリ:シンオウ殿堂入り、気に入らない人と話すときはあからさまに嫌な顔をする、つまり性格はあまりよくない

ジュン:シンオウ殿堂入り、実はそんな強くない、扱いが悪い

トウヤ:イッシュ殿堂入り、トウコと双子の弟、コトネのことが好きなのかもしれない、女性の足を見るととびつく

トウコ:イッシュ殿堂入り、トウヤと双子の姉、見た目は可愛らしい女の子だがゴーリキーと腕相撲して勝つぐらいの怪力

ブルー:イッシュ元チャンピオン、レッドとグリーンの幼馴染、恐ろしいまでの方向音痴

4: 2014/12/14(日) 23:07:16.17 ID:tx4q5CUy0
その他

ワタル:リーグ本部チャンピオン、K.O.C(キングオブチート)、当たり前のように人に向けて攻撃をする

ダイゴ:ホウエン元チャンピオン、デボンコーポレーションの御曹司、やたらと自慢してくる

ミクリ:ホウエンチャンピオン、処Oレーダーという羨ま…謎のレーダーを持つ、変態である

シロナ:シンオウチャンピオン、20代、見た目は大人頭脳も大人性格は小学校低学年

アデク:イッシュ元チャンピオン、年のわりにやたら派手、機械音痴

N:イッシュ殿堂入り、トウヤとトウコに助けられて以来信用している、めっちゃナルシスト

ゲン:ニート

オーキド:博士であり解説者、だが解説せずにトランプをしている、何も解説しないのはそのため

5: 2014/12/14(日) 23:17:15.85 ID:tx4q5CUy0
ゲン「それではさっそくPWT2日目ダブルの部をはじめたいと思います」

ゲン「さきほど1組につき3つの元気のかけらを渡したと思います」

ゲン「その元気のかけらは簡単に言うとポイントみたいなものです」

ゲン「戦って勝てば相手の元気のかけらを一つもらうことができ、それを早く10個集めたペアを優勝とします」

レッド「トーナメントじゃないのか?」

ゲン「何でもかんでもトーナメントと思わないことだ、最後まで話を聞くように」

ゲン「まあ、わかったと思うがトーナメントではない」

ゲン「フィールドはこのファイトエリア全域」

ゲン「まあ勝手に相手を決めて勝手に勝負していい」

6: 2014/12/14(日) 23:25:05.95 ID:tx4q5CUy0
ゲン「使えるポケモンは一人一匹のみ」

ゲン「そしてただのダブルバトルと違うところは相手のポケモン2匹ともではなく、どちらか片方だけでも倒れた時点で勝負は決まる」

レッド「片方だけリンチされたら終わりじゃん」

ナツメ「それじゃあ私がレッドの足引っ張っちゃうじゃん…」

レッド「大丈夫だって、ちゃんと俺が守るから」

ゲン「はい、そこうるさい、失格にしますよ」

ゲン「さらにだ、技による回復以外の回復行為は認めない」

レッド「それじゃあ負けたとき片方はやられたままじゃねえか」

ゲン「また君か、少し静かに聞きたまえ」

7: 2014/12/14(日) 23:33:02.34 ID:tx4q5CUy0
ゲン「まあ、たしかにその通り、片方やられたら負けなのに、次が始まったらすでに片方やられているとなってしまいますが」

ゲン「そこで元気のかけらを使ってもらいます」

ゲン「つまり勝てば一つもらえるが、負ければ元気のかけらを二つ失う」

レッド「つまりどういうことだってばよ」

ナツメ「負けなきゃいいのよ」

ゲン「元気のかけらが無くなった時点でそのペアは失格」

ゲン「不正行為をしても失格」

ゲン「このファイトエリアのあらゆるところに監視カメラを設置してるので誰が何してるかなんてすぐわかりますからね」

ゲン「質問のある方は?」

9: 2014/12/14(日) 23:39:40.22 ID:tx4q5CUy0
1時間後・ファイトエリア内

ピンポーン

ゲン「それではダブルバトル開始まで5・4・3・2・1…スタート!」

レッド「……」

ナツメ「始まったけど動かないのね」

レッド「用があるなら向こうからくるだろ」

ナツメ「戦う相手探した方がいいんじゃないの?」

レッド「大丈夫だって、変なやつが来たら逃げればいいんだ」

ナツメ「トレーナーなのに?」

レッド「話しかけられる前ならいいだろ」

10: 2014/12/14(日) 23:44:33.37 ID:tx4q5CUy0
レッド「それに俺はこうやってナツメと二人っきりでいられる方が」

ブルー「レッドとナツメさんみーっけ」

グリーン「はっはっは、やはり最初に潰すならお前らからだよな」

ナツメ「話しかけられたけど」

レッド「ちっ」

グリーン「さあ、レッド勝負だ!」

11: 2014/12/14(日) 23:53:40.87 ID:tx4q5CUy0
レッド「くそっ、こうなったら戦うしかないか」

レッド「いくぞ、ナツメ」

ナツメ「ええ、レッド」

グリーン「ふっ俺たちの手持ちはお前らの対策をしてるんだよ、いけドサイドン!」

ブルー「サンダース!」

グリーン「ふはは、さあお前たちも出せ!どうせピカチュウとフーディンだろ」

レッド「いけっフシギバナ!」

ナツメ「頼んだわよエルレイド」

グリーン「えっ」

ブルー「はいここで問題、あのポケモンは?」

グリーン「フシギバナとエルレイド」

ブルー「話が違うじゃない!」

12: 2014/12/15(月) 00:00:06.25 ID:tx4q5CUy0
グリーン「い、いや待て、こいつらならそれしか使わないと思ったから…」

ブルー「言い訳しないの!」

レッド「今だ!片方だけ倒せばいいんだ、フシギバナ、ドサイドンにハードプラント!」

ナツメ「エルレイド、ドサイドンにインファイト!」

フシギバナ「フェイス・フラッシュ」

エルレイド「アタタタタ」

ドサイドン「ヌフッ」ばたっ

グリーン「あっ」

13: 2014/12/15(月) 00:05:05.01 ID:+UeLZ31Y0
ブルー「ちょっとやられちゃったじゃないの!」

レッド「ばーか、お前みたいなカモがひっかかるの待ってたんだよ」

レッド「ほら欠片よこせよ」

グリーン「くそ…」

レッド「ドサイドンに欠片使ってあと一個だからお前ら負けたら失格だな」

グリーン「い、今のは油断しただけだ、もう一回やれば勝てる」

レッド「じゃあもう一回やるか?」

グリーン「こ、今回はこれぐらいにしといてやろう」

ナツメ「こういう方法があったのね」

レッド「ああ、俺たちなら、向こうから勝手に来てくれる」

14: 2014/12/15(月) 00:10:10.05 ID:+UeLZ31Y0
レッド「俺の予想じゃ、次はゴールドかユウキかカスミのどれかだな」

ナツメ「でもそんなうまくいくかしら?」

ナツメ「あっ私の超能力でどこにいるかとか何使うとか見てみようか?」

レッド「いやー、それはいい」

ナツメ「どうして?」

レッド「ナツメと二人だけの時間が短くなっちゃう」

レッド「それにそんな急ぐことないよ、どうせ全勝でってのはたぶんどのペアも無理だと思うから」

ナツメ「まあ…そうね」

15: 2014/12/15(月) 00:19:37.82 ID:+UeLZ31Y0
レッド「さあ、ゴールドかユウキかカスミか誰が来るかな」

マチス「ヘイ、ラブラブカップル」

レッド「こういうのは予定外なんだよな…」

タケシ「おいおい、レッドに勝負申し込む気か?」

レッド「しかもなんでお前らの組み合わせなんだよ、おかしいだろ、もはや見せられないよってなるだろ」

マチス「う~ん、レッドが何使うかによるナ」

タケシ「レッド、何使ってるんだ?」

レッド「言うわけないだろ」

マチス「そんなこと言わないで、ホラ、欠片一つ上げるかラ」

レッド「あ、じゃあもらっとく」

タケシ「これで教えてくれよ」

レッド「ああ、いいよ、俺はフシギバナ使ってる」

タケシ「そうかありがとう」

マチス「他の相手探すネ」

レッド「バカだ」

ナツメ「ラッキーだったわね」

16: 2014/12/15(月) 00:28:06.63 ID:+UeLZ31Y0
レッド「5つになった、これ今トップなんじゃね」

ナツメ「でも今トップでも早く10個集めないと」

レッド「この調子なら楽勝だって」

ナツメ「あんま調子のっちゃダメよ」

レッド「ナツメは俺がちゃんと守るし」

ナツメ「もう、私だってジムリーダーなのよ」

レッド「ははっごめんごめん」

ピンポーン

ゲン「えーイチャついてばっかでバトルをあまりやらないというのはやめましょう」

ゲン「ちゃんと見てますよー」

レッド「ちっ」

17: 2014/12/15(月) 00:40:22.79 ID:+UeLZ31Y0
レッド「仕方ない、ちょっとぐらい移動するか」

ナツメ「ええ」

レッド「このあたり誰もいないな」

レッド「なんだ?ここそんな広いのか?」

ナツメ「どこかに固まってるんじゃない?」

レッド「そんなとこは行かない方がいいな」

ナツメ「ん~、でもそんなこと言ってもここ結構いるわね」

ユウキ「あっレッドさん」

ゴールド「なにっレッドさんを倒すのは俺だ!」

レッド「だから動きたくなかったんだ」

18: 2014/12/15(月) 00:44:57.69 ID:+UeLZ31Y0
ユウキ「じゃあゴールドはレッドさんと戦いなよ」

ゴールド「よし、わかった、じゃあレッドさん」

シルバー「待てバカ」

ゴールド「誰がバカだと」

シルバー「ユウキは俺たちが戦ってそのあとを狙おうとしてるんだ」

シルバー「それに向こうにもいっぱいいる、そんな簡単に勝負しようとおもうな」

ゴールド「そ、そうか」

19: 2014/12/15(月) 00:49:14.48 ID:+UeLZ31Y0
ゴールド「おい、ユウキてめえ、そんな手には乗らないぜ」

ユウキ「いやだってレッドさん倒すって言ったから」

レッド「あーもう、お前らで戦えばいいじゃんか」

ゴールド「そうか」

シルバー「何がそうかだ、さっきと同じだろ」

ゴールド「はっ」

シルバー「お前はバカか」

ゴールド「危ない危ない、レッドさんは誰かと戦った後じゃないと怖くて戦えないからそんなこと言ったのか」

レッド「何だとこのやろう」

ナツメ「レッドもかんたんに怒らないの」

20: 2014/12/15(月) 14:42:11.53 ID:+UeLZ31Y0
ユウキ「じゃあどうするの?」

ハルカ「ここから一回離れたら?」

ゴールド「おいおいバトルの最中に逃げんのか?」

ユウキ「まだ始まってないじゃんか」

レッド「あーもう、俺らあっち行ってるから勝手にやってろよ」

ゴールド「あっちょっと」

21: 2014/12/15(月) 14:54:49.29 ID:+UeLZ31Y0
別の場所

ミクリ「ダイゴ!君だけには負けるわけにはいかないんだ!」

ミクリ「ミロカロス、ハイドロポンプ!」

ダイゴ「何をそんな怒ってるんだ?」

ツツジ「ダイゴさん、来ましたよ!」

ダイゴ「わかってる、メタグロスかわしてアームハンマー」

テッセン「後ろがスキだらけじゃ、ライボルト10万ボルト」

ツツジ「ダイノーズ、砂嵐でかき消して!」

22: 2014/12/15(月) 14:59:01.76 ID:+UeLZ31Y0
ダイゴ「ありがとうツツジ君」

ツツジ「いえ、お役に立ててうれしいです」

ミクリ「ダイゴ!君それは浮気じゃないのか!」

ダイゴ「僕は浮気なんかしないよ」

ミクリ「じゃあなんでツツジと組んでいるんだ!」(←結局女性と組めなかった)

ダイゴ「別にたまたまいたし」

ミクリ「ズルいぞ!」

23: 2014/12/15(月) 15:06:16.52 ID:+UeLZ31Y0
別の場所

アカネ「コトネって彼氏おったんか?」

コトネ「そんなわけないでしょ、私が好きなのはレッドさんとナツメさんだけなの」

ミカン「そのわりには楽しそうですね」

アカネ「そうそう、さっきのバトルもやたらとコンビネーションよかったしな」

コトネ「ちがうの」

アカネ「またまた顔赤いで」

アカネ「じゃあ君はどうなんや?」

トウヤ「……」

24: 2014/12/15(月) 15:09:57.36 ID:+UeLZ31Y0
トウヤ「綺麗な足ですね」

アカネ「え?」

トウヤ「スリスリ」

アカネ「わっちょっとなんやねん」

コトネ「トウヤ、やめなよ~」グイッ

トウヤ「ならこっちだ」

ミカン「きゃっ」

アカネ「やめんか」ゲシッ

アカネ「ちょっとどないなってんねん」

25: 2014/12/15(月) 15:15:54.60 ID:+UeLZ31Y0
コトネ「ごめんなさい」

コトネ「ほら、私の足でもさわってなさい」

トウヤ「うん」

アカネ「いったいなんやねんな」

コトネ「あはは…気にしない気にしない」

アカネ「気にするわ、急に足触られたんやで、痴漢と同じやんか、なあミカン」

ミカン「わ、私は別に…」

アカネ「アカンで!甘い甘い!こんなんはカンタンに許したらアカンねん」

26: 2014/12/15(月) 15:20:24.17 ID:+UeLZ31Y0
コトネ「こいつ女の人の足が好きなんで…」

アカネ「ふ~ん、でコトネはそんなこの子のことが好きやねんな」

コトネ「だから」

アカネ「認めたら許したってもええけどな」

ミカン「アカネちゃん、そんな意地悪しなくても」

アカネ「こっちは被害受けたんや、それぐらいしてもらわな」

アカネ「さあどうなんや?」

コトネ「そ、それは」

27: 2014/12/15(月) 15:29:40.93 ID:+UeLZ31Y0
ピンポーン

ゲン「お知らせします、先ほどワタル・イブキペアが相手にダイレクトアタックするという行為をしたため失格となりました」

ゲン「ワタル・イブキペアは失格となった時点で元気のかけらを5つ所持していました」

ゲン「よって5の2倍の10個の元気のかけらをファイトエリア内のどこかにバラまきます」

ゲン「ひろった元気のかけらは当然1つと数えてかまいません」

コトネ「あっじゃあこれは速いもの勝ちだ、速く探さなきゃ、行くよトウヤ」

アカネ「ちっ逃げよった」

29: 2014/12/15(月) 23:10:32.94 ID:+UeLZ31Y0
レッド「あいつマジでバカだな」

ナツメ「でも、そのおかげで集めやすくなったわ」

レッド「でもさ、元気のかけらって、こんな小さいんだぞ」

レッド「こんな広いとこで探すなんてさ」

ナツメ「それは大丈夫、私の超能力ですぐわかるわ」

ナツメ「それにたぶん道にあるモンスターボールのようなものに入ってると思うし」

レッド「あのでかいやつか?」

ナツメ「モンスターボールのようなやつよ」

レッド「そう、だからマルマインと間違えるんだ」

30: 2014/12/15(月) 23:17:10.36 ID:+UeLZ31Y0
ナツメ「こっちこっち」

ナツメ「あった、あれね」

レッド「よっしゃ、ゲット…」

シロナ「……」

シロナ「あら、あなたレッド君よね」

レッド「え、あ、そうだけど」

シロナ「わあ、こんなとこで会えるなんて感激~」

ナツメ「年考えて言ってほしい」ボソッ

シロナ「何か聞こえたけど、じゃあこれはもらっていくわねー」

レッド「ちょっとちょっと、それ俺たちが先に見つけたの」

シロナ「え~いやよ、これは私が先なんだからー」


31: 2014/12/15(月) 23:25:04.25 ID:+UeLZ31Y0
ジュン「あ、レッドさん、すいません」

シロナ「ちょっとなんで謝ってんのよ」

ジュン「だって実際のところ俺たちのんが遅かったし…」

シロナ「いやだいやだ!これは私の!」

ジュン「はあ…」

シロナ「こうなったらバトルして勝った方がもらえるってことで」

ジュン「すいませんレッドさん」

ナツメ「どうする?」

レッド「そうしないとダメなんだろ?」

32: 2014/12/15(月) 23:41:06.79 ID:+UeLZ31Y0
シロナ「そうこなくっちゃ、さあジュン君いくよ」

ジュン「ほんとワガママなんですから…」

レッド「ま、勝てばいいんだ」

ナツメ「レッドと一緒なら勝てるわね」

シロナ「ずいぶんと余裕ね、これでもそんな余裕でいられるかしら、ガブリアス!」

ジュン「とりあえず仕方ないか、いけゴウカザル!」

レッド「フシギバナ!」

ナツメ「いっけーエルレイド」

33: 2014/12/15(月) 23:43:49.33 ID:+UeLZ31Y0
レッド「よっしゃ行くぞ!」

シロナ「ちょっとちょっと!」

レッド「なんだ?」

シロナ「あなたたち欠片は何個持ってるの?」

レッド「何個だっけ?」

ナツメ「5個ね」

シロナ「バトルはしたの?」

レッド「ああ」

シロナ「じゃあなんで2匹ともノーダメージなのよ!」

34: 2014/12/15(月) 23:49:29.43 ID:+UeLZ31Y0
レッド「アホとバカだったから」

シロナ「ずるいずるい!」

レッド「そんなこと言われてもな」

ナツメ「めんどうなおばさんね」

シロナ「誰がおばさんよ!私はまだピチピチの20代よ!」

ジュン「ピチピチって…」

シロナ「うるさいっ」

ジュン「すいません…」

35: 2014/12/16(火) 00:03:55.92 ID:JaGihoWf0
レッド「またアホか…よし、今のうちだな」

レッド「どっち倒す?」

ナツメ「レッドの好きなほうで」

レッド「じゃあゴウカザルで、フシギバナ、ヘドロ爆弾だ!」

ナツメ「エルレイド、思念の頭突きよ」

フシギバナ「マッスル・スパーク」

エルレイド「ズツキーーッ」

シロナ「ちょっと何ボケっとしてるのよ!」

ジュン「シロナさんがギャーギャー言うから」

37: 2014/12/16(火) 00:17:28.59 ID:JaGihoWf0
シロナ「ほらっ反撃するわよ」

シロナ「ドラゴンダイブよ」

ジュン「ゴウカザル、フシギバナにフレアドライブ!」

ナツメ「エルレイド、ゴウカザルを止めるわよ」

レッド「待ってナツメ、あの程度の炎フシギバナなら跳ね返せる」

ナツメ「大丈夫?」

レッド「まかせろ、ハードプラント!」

ジュン「草で炎に勝てるわけが」

ゴウカザル「マジカヨ」ばたっ

38: 2014/12/16(火) 00:21:43.23 ID:JaGihoWf0
ジュン「マジか…」

シロナ「何やってんのよー!もー!」

ジュン「シ、シロナさんにも責任ありますよ…」

シロナ「私が何したってのよ!」

ジュン「最初にギャーギャー言ってたから…」

レッド「ま、とりあえず俺たちの勝ちだから、これは俺たちのものだな」

シロナ「う~」

ジュン「それは仕方ないですよ」

39: 2014/12/16(火) 00:28:45.56 ID:JaGihoWf0
シロナ「は~あ、せっかく見つけたのに」

レッド「これで6個目だな」

シロナ「よし、気を取りなおして次の相手探すわよ!」

ジュン「は~い…」

ナツメ「ちょっと待った」

シロナ「なにかしら?」

ナツメ「今のはバトルよ、だからあなたたちの欠片ももらわないと

シロナ「…よ、よし、めざせポケモンマスター!」

ナツメ「待ちなさいよおばさん」

シロナ「誰がおばさんよー!」

40: 2014/12/16(火) 00:34:51.56 ID:JaGihoWf0
レッド「一気に7個になった」

シロナ「むかつく~」

ジュン「これはルールですよ」

シロナ「まあいいわ、この後のチャンピオンの本選で戦いましょ」

ジュン「まだダブル終わってないですよ」

シロナ「この後って言ったでしょ」

レッド「何か言い合いしてるけど次行こうか」

ナツメ「うん」

41: 2014/12/16(火) 00:41:42.85 ID:JaGihoWf0
ナツメ「うーん、まだ拾われてない欠片はあと2つね」

レッド「さっきので時間使いすぎたか」

レッド「で、近いのは?」

ナツメ「こっちよ」

ナツメ「この近くなんだけど」

レッド「あれ、あそこにいるのは…」

42: 2014/12/16(火) 00:46:56.05 ID:JaGihoWf0
トウコ「これは私たちが見つけたのよ」

コトネ「いやいや、これは私たちだって」

トウヤ「じゃあじゃんけんで決めようか」

トウコ「ここはバトルでしょうが!」

N「ま、そんなこと言って勝った方が2つもらえるってのをねらってるんだけど」

コトネ「そういうことなら負けても文句言わないでよね」

トウコ「負けないから言わないわよ」

N「ふふ、ボクの全身から溢れるトモダチとトウコへのラブ見せてあげるよ」

トウヤ「お前らいつからそこまで…」

43: 2014/12/16(火) 00:50:12.42 ID:JaGihoWf0
レッド「なんかバトルするみたいだな」

ナツメ「さっきの私たちと同じじゃない」

レッド「なあナツメ」

ナツメ「なに?」

レッド「あの欠片、スキだらけだな」

ナツメ「そうね」

レッド「……」

ナツメ「……」

レッド「今のうちだな」

ナツメ「そうね」

44: 2014/12/16(火) 00:58:17.23 ID:JaGihoWf0
コトネ「メガニウム、ソーラービーム!」

トウコ「ジャローダ、リーフストームよ」

レッド「……」こそこそ

ナツメ「……」こそこそ

N「キュウコン、燕返し」

トウヤ「へん、Nわかってるぞ、そいつゾロアークだろ、だったらアームハンマーだ!」

レッド「……」こそこそ

ナツメ「……」こそこそ

45: 2014/12/16(火) 01:09:34.91 ID:JaGihoWf0
コトネ「両方と戦っても時間の無駄だから、ジャローダの方狙うわよ!」

トウヤ「Nのゾロアークの方がやっかいじゃ…」

コトネ「だったら簡単な方倒した方がいいでしょ!」

トウヤ「そうか」

トウコ「それは私が弱いってこと?そんな簡単なわけないでしょ」

コトネ「それは勝ってから言いなさい、トウヤ、あれやるわよ」

トウヤ「OK、エンブオー、ヒートスタンプ!」

コトネ「メガニウム、エンブオーにソーラービーム!」

メガニウム「スピード」

エンブオー「アップ」

ジャローダ「ハヤイヨ」ばたっ

トウコ「そ、そんなのあり?」

46: 2014/12/16(火) 01:15:55.82 ID:JaGihoWf0
レッド「8つ目ゲット」

コトネ「やった勝った~」

N「ボクのラブが」

トウヤ「思い知ったかリア充め」

トウコ「さっきのコンビネーション上手かったじゃん」

トウコ「やっぱりあんたたち」

コトネ「それは違うの!」

コトネ「私はレッドさんとナツメさんだけだってば!」

トウコ「それは無理じゃないの」

コトネ「私はあの二人の愛人でいいの

トウコ「愛人って…」

コトネ「だ、だって私あの二人とキスだって」

ナツメ「やってるわけないでしょ!」

47: 2014/12/16(火) 01:20:19.16 ID:JaGihoWf0
コトネ「え?ナツメさんとレッドさん」

ナツメ「あ…しまった」

コトネ「さっきの戦い見てたんですか?」

ナツメ「え、ええ」

レッド「あ、そうだ勝ったから相手から欠片もらわなくていいのか?」

コトネ「あ、そうですね」

トウコ「はい、どうぞ」

トウヤ「あっここにあった欠片がなくなってる!」

レッド「……」ピクッ

コトネ「レッドさんたちまさか」

レッド「早い者勝ち…なんちゃって」

コトネ「いいですよ」

レッド「え?」

コトネ「そのかわり、今夜のお二人に私をまぜてください」

レッド「あげる」

48: 2014/12/16(火) 18:25:11.33 ID:JaGihoWf0
コトネ「あげますから~」

レッド「いや、まずコトネちゃんの考えてるようなことしないし」

コトネ「またまた~」

ナツメ「コトネにはトウヤ君がいるでしょ」

コトネ「なんでそうなるんですか!」

ナツメ「だって昨日まではトウヤ君変装させてたのに今日はしてないじゃない」

コトネ「そ、それはトウヤが服返してほしいって言うから」

コトネ「仕方なく…」

49: 2014/12/16(火) 18:30:25.41 ID:JaGihoWf0
ナツメ「ほんとう?」

コトネ「ほ、ほんとですよ」

ナツメ「私に嘘つくのね?」

コトネ「いや、そのー…」

コトネ「ちょっと理由違うかなー」

ナツメ「ふふふ」

コトネ「こ、今回はあきらめます」

50: 2014/12/16(火) 18:37:48.08 ID:JaGihoWf0
5分後

レッド「結局本当の理由ってなんだったんだ?」

ナツメ「うーん、さすがに言っちゃコトネに悪いし、秘密ね」

レッド「いいじゃん」

ナツメ「あなたでもダメ」

レッド「残念」

レッド「あっ」

ナツメ「どうしたの?」

レッド「さっきどっちかとバトルしといたらよかった」

ナツメ「あ、そういえば」

レッド「まあ、いいか」

51: 2014/12/16(火) 18:43:26.55 ID:JaGihoWf0
バトルタワー

ゲン「だいぶ、欠片の所持数に偏りがでてきたな」

ゲン「もう少しで10個になりそうなペアはどれぐらいいる?」

男「はい、9個のペアが3組、8個が5組です」

ゲン「なるほど」

ゲン「どうせならもっとおもしろくするか」

男「ミッション発動ですか」

ゲン「まあそんな感じだ」

男「まるで逃走中ですね」

ゲン「そういうことじゃない」

52: 2014/12/16(火) 18:51:48.78 ID:JaGihoWf0
ピンポーン

ゲン「お知らせします、現在欠片所持数が9個になったペアが3組になりました」

ゲン「そこでイベントを出したいとおもいます」

ゲン「ゴールであるこのバトルタワーの付近に所持数0で失格となったペアの方々が出現します」

ゲン「その方々と勝負すれば勝てば2個欠片をもらえ、負けても相手に欠片を渡さなくてもよいです」

レッド「普通にやることできないのか?」

ナツメ「まずこのダブルバトルの形式が普通じゃないわよ」

53: 2014/12/16(火) 18:55:58.83 ID:JaGihoWf0
レッド「でも、勝てば2つもらえるんだよな」

ナツメ「たしかに、9個が3組ってことは逆転できるわね」

レッド「よし、行こうか」

ナツメ「そうね」

レッド「ここからけっこう近」ドサッ

レッド「いてて、ナツメ大丈夫?」

ナツメ「なんとかね」

レッド「なんでこんなとこに」

ピンポーン

ゲン「言い忘れましたが、バトルタワー付近には落とし穴がいくつかあります、お気をつけて」

レッド「ふざけんなよ」

54: 2014/12/16(火) 19:01:29.20 ID:JaGihoWf0
レッド「とにかく出ないと」

ユウキ「あれ、レッドさんなんで穴ん中に入ってんすか?」

ハルカ「まさか落とし穴に」

レッド「下なんか見ないんだよ、俺はずっとナツメしか見てないの」

ナツメ「私もレッドしか見てない」

ユウキ「でも、落ちてまで抱き合ってるってのはどうかと思いますよ」

レッド「そんなこといいんだよ、悪いけどさ、手伝ってくんない?」

ユウキ「いいですよ、そのかわり欠片3つください」

レッド「3つ~?」

ユウキ「はい、俺ら今7つなんで」

55: 2014/12/16(火) 19:04:41.13 ID:JaGihoWf0
レッド「ふざけんな、なんで3つもやらなきゃだめなんだよ」

ユウキ「じゃあ見捨てるみたいで悪いですけど、がんばってください」

レッド「あっちょっと待て、おい」

………

レッド「あいつほんとに行きやがった」

ナツメ「どうすんの?動けないわよ」

レッド「こんなんじゃポケモンも出す場所もないしな…」

56: 2014/12/16(火) 19:10:11.06 ID:JaGihoWf0
ピンポーン

ゲン「お知らせします、どこかのチャンピオンさんが落とし穴にはまってる間に1位のペアが到着しました」

レッド「うるせえよバカ」

ゲン「残るは2位と3位だけです、頑張ってくださいねー」

ナツメ「レッド、どうしよう」

レッド「こういうときこそ落ち着いて」

ユウキ「レッドさーん」

レッド「あっ戻ってきてくれたのか」

ユウキ「さっき放送でレッドさんバカにされてましたよー」

レッド「聞こえとるわ!」

57: 2014/12/16(火) 19:13:24.92 ID:JaGihoWf0
ユウキ「あ、そうそう、覗きこまないと見えない場所だからってHなことしないほうがいいですよ」

レッド「しねえよ!」

ユウキ「さっきやったんですけどドキドキすごいですから」

レッド「そんな情報いらねえよ」

ユウキ「じゃあ俺ら急いでるんで」

レッド「何しに戻ってきたんだよ!」

レッド「おい待て、待てってばー」

58: 2014/12/16(火) 19:21:03.12 ID:JaGihoWf0
バトルタワー付近

ゴールド「あと一個、せめて2位でゴールド(だ)!」

シルバー「うざい、鼻がちぎれてくたばれ」

ゴールド「今のは軽い冗談だろ」

グリーン「おっと待った」

ゴールド「グリーンさん…」

グリーン「バトルしようぜ、俺たちあと一個で10個なんだ」

シルバー「いいんですか?今バトルしたらゴール目の前から7個になっちゃいますよ」

グリーン「言うじゃねえか、ならバトルだ」

59: 2014/12/16(火) 23:10:02.82 ID:JaGihoWf0
5分後

レッド「おりゃ!ていやっ!そえやー!」

レッド「うーん、まったく動けない、こんな動けないのは生まれて初めてだ」

レッド「この落とし穴狭すぎだろ」

ナツメ「レッド、どうすんの?」

レッド「どうしようか」

ナツメ「そうだ、このあたりには失格になった人がいるはずだから呼べば助けてもらえるかも」

レッド「うーん、そもそもこの失格になったやつが~とかはこうやって落とし穴にはめる罠だったのかも」

60: 2014/12/16(火) 23:15:56.01 ID:JaGihoWf0
ナツメ「じゃあもとからいないってこと?」

レッド「いや、なんとなく言ってみただけでいるかもしれない」

ナツメ「じゃあちょっと待ってね…」

ナツメ「ダメね、このあたりには今誰もいないわ」

レッド「じゃあそれって」

ナツメ「まあピンチね」

レッド「いや、でもこんなナツメと二人きりの空間は最近あんまりなかったし」

レッド「ちょっとうれしい」

61: 2014/12/16(火) 23:24:05.39 ID:JaGihoWf0
ピンポーン

ゲン「さあ、今2位のペアが到着、3位になるのはどのペアか」

ナツメ「あと一組だけね」

レッド「そうだな」

ナツメ「……」

レッド「……」

ナツメ「ふふっ」

レッド「ははっ」

ナツメ「…んっ…ん…」

レッド「んんん…んぬ…ぷはっ」

62: 2014/12/16(火) 23:27:36.76 ID:JaGihoWf0
レッド「もう一回いい?」

ナツメ「うん」

レッド「じゃあ」

ユウキ「レッドさ~ん」

レッド「んなっなんだ」

ハルカ「ユウキ話しかけるタイミング悪い」

ユウキ「見えないから仕方ないよ」

63: 2014/12/16(火) 23:33:10.10 ID:JaGihoWf0
ユウキ「お楽しみのところ悪いんですけど」

レッド「な、なんにもしてなかったぞ」

ユウキ「まあ、確かに俺の思ってたことじゃなかったですけど」

レッド「どうせろくなことじゃないだろ」

ユウキ「まあレッドさんの下半身は脱いでると思ってました」

レッド「なんでだよ!」

レッド「…で、なんの用だ」

ユウキ「出してあげるんで欠片5つください」

レッド「増えてるじゃねえか」

64: 2014/12/16(火) 23:43:01.11 ID:JaGihoWf0
ユウキ「ミクリさんとテッセンさんに負けちゃったんですよ」

レッド「…ナツメどうする?」

ナツメ「もう、仕方ないわね、出ることが先よ」

レッド「そうだな…」

レッド「わかった5つやる」

ユウキ「やった、じゃあ救助開始、ラグラージ頼むよ」

ピンポーン

ゲン「第三位のペアが今到着しました、これによりダブルの部を終了します」

ゲン「参加者のみなさんはバトルタワーにお集まりください」

レッド「……」

ナツメ「……」

レッド「とりあえず出して」

ユウキ「はい…」

65: 2014/12/16(火) 23:46:32.56 ID:JaGihoWf0
バトルタワー

レッド「ひどい目にあった」

ナツメ「早くお風呂に入りたいわ」

ユウキ「そんなこと言ったら俺たちなんか働き損じゃないすか」

レッド「あとで飴やる」

ユウキ「俺はそんなので喜びません」

レッド「ワガママ言うな」

ユウキ「ええ~」

ハルカ「ユウキもういいじゃない」

66: 2014/12/16(火) 23:51:31.82 ID:JaGihoWf0
ゲン「それでは結果発表」

ゲン「第三位ミクリ、テッセンペア」

ミクリ「マイクかして」

ゲン「はぁ」

ミクリ「はっはっは、どうだダイゴ!私が勝ったぞ!」

ダイゴ「でも直接対決したときは僕たちが勝ったよね」

ミクリ「結果が全てだよ」

ゲン「あの、時間もないので、そういうのは後でしてくれます?」

67: 2014/12/16(火) 23:57:12.73 ID:JaGihoWf0
ゲン「第二位グリーン、ブルーペア」

グリーン「マイクかして」

ゲン「お前もか」

グリーン「レッド!勝ったぞ!」

レッド「お前も直接対決して負けたじゃねえか」

グリーン「そんなもの今となっては何の意味もない」

グリーン「それにレッドもナツメもドロドロじゃないか、まさか落とし穴にはまったどこかのチャンピオンってお前のことか?」

レッド「うっ」

グリーン「はっはっは、これは傑作だ」

68: 2014/12/17(水) 00:02:38.10 ID:mPa7CeHh0
ゲン「そして第一位はヤナギ、カツラペアだ!」

カツラ「こら、違うだろ」

ゲン「え?」

カツラ「カツラ、ヤナギペアだろ」

ゲン「え、はあ、すいません」

ヤナギ「何を言うか、ほとんどの勝負で勝てたのはわしのおかげ、じゃからヤナギ、カツラペアであっとる」

カツラ「そう思っとるのはお前だけじゃ、全てわしのおかげだ」

ゲン「あ、あの…まだ終わってないんでそういうことは…」

69: 2014/12/17(水) 23:09:42.47 ID:mPa7CeHh0
30分後

レッド「まさかあの後優勝ペアがケンカでバトルするとはな」

ナツメ「でもジムリーダーの決勝のときに見れなかったからよかったわ」

レッド「でも結局勝負つかなかったじゃん」

ナツメ「見れただけよかったじゃん…あれっ」

レッド「どうした?」

ナツメ「あれ見て」

レッド「ん?」

70: 2014/12/17(水) 23:10:13.99 ID:mPa7CeHh0
トウヤ「何がいい?」

コトネ「バニラで」

トウヤ「じゃあバニラソフト2個ください」

コトネ「同じの?」

トウヤ「いいじゃん」

コトネ「いいけど」

トウヤ「はいどうぞ、どこか座ろう」

コトネ「うん…」

71: 2014/12/17(水) 23:11:07.22 ID:mPa7CeHh0
コトネ「……」

トウヤ「…怒ってるの?」

コトネ「いや、おいしいなって…」

トウヤ「そうだね」

レッド「……」

ナツメ「……」

コトネ「レッ…レッドさん、ナツメさん!」

ナツメ「邪魔しちゃ悪いわね、レッド行きましょ」

コトネ「ち、違うんです、これは浮気とかじゃなくて、ただの反省会です!」

ナツメ「何も言ってないわよ」

レッド「浮気も何も」

72: 2014/12/17(水) 23:12:12.82 ID:mPa7CeHh0

コトネ「ごめんなさい」

レッド「謝る必要ないじゃないか」

ナツメ「でも、仲良さそうに二人席で」

コトネ「だからこうして四人席に移動したんじゃないですか」

レッド「移動する必要ないんだけどな」

コトネ「お二人に変な誤解を与えないためです」

ナツメ「誤解も何も二人が楽しそうに」

コトネ「楽しくないですよ!」

ナツメ「本当?」

コトネ「ちょっとは楽しいかな…」

73: 2014/12/17(水) 23:12:56.08 ID:mPa7CeHh0
レッド「じゃあトウヤ、コトネちゃんのこと幸せにしてやれよ」

トウヤ「ええっ」

コトネ「レッドさん、私のこと嫌いになったんですか、私はレッドさんのこと大好きなのに」

ナツメ「二人が好きなの見たらわかるわよ」

コトネ「違います!」

コトネ「私はレッドさんとナツメさんです!」

ナツメ「またまた」

74: 2014/12/17(水) 23:42:32.73 ID:mPa7CeHh0
コトネ「ナツメさん、やめてくださいよ」

シロナ「ちょっとあんたら、私の隣で好きだのどうだの言うなんていい度胸ね」

レッド「あんた確かダブルの時もいた」

シロナ「私なんか気が付いたらもうこんな歳、まったく時間の使い方ってのは考えるものよね」

レッド(うっ酒くせっ…まだ昼だぞ、この人こんなに飲んで)

ナツメ「ちょっとあなたレッドにさわろうとしないで」

シロナ「ひっく…いいじゃないのさ、いい男には女は寄り付くものよ」

レッド「この人酔っぱらってんのか?」

75: 2014/12/17(水) 23:49:59.84 ID:mPa7CeHh0
レッド「おい、確かこの人シンオウの人だったからシンオウの誰か呼んできてくれないか?」

シロナ「な~によ、あなた私と飲まない?…ひっく」

ナツメ「だからレッドにさわらないでよ」

コトネ「そうですよ、レッドさんに何するんですか」

シロナ「私には男にさわることすらさせてもらえないってのかー!わー!」

レッド「大声出したり泣いたり急がしいな」

ナツメ「まだ誰も来ないの?この酔っ払いの相手してるなんて嫌よ」


76: 2014/12/18(木) 00:00:34.85 ID:Mbg7oyYn0
シロナ「どこに酔っ払いがいるってのよ、この私が退治したげるわ!」

レッド「あんたがその酔っ払いだよ」

シロナ「あんだって、私はひっく…酔っぱらってなんか、いにゃいわ~」

シロナ「いっけ~ガブリアス、酔っ払い退治よーにゃははは」

レッド「ったくなんなんだ、この酔っ払い、歳考えろよ」

ガブリアス「ナヌッ」ギロッ

ナツメ「あなたがあの人バカにしたから怒っちゃったわよ」

レッド「めんどくせえなー」

77: 2014/12/18(木) 00:07:29.94 ID:Mbg7oyYn0
レッド「だったらガブリアスごと倒してやるよ」

ナツメ「ここ室内よ、しかも他にも人いるし」

レッド「じゃあどうしたら」

シロナ「どこだ~酔っ払い~、ガブリアス、ドラゴンダイブ~!」

ガブリアス「ダレニスンノ?マアイイカ」

レッド「おいおい」

ナツメ「何考えてんのよ」

78: 2014/12/18(木) 00:15:13.63 ID:Mbg7oyYn0
コトネ「シンオウ、シンオウ…というよりシンオウの知り合いねぇ」

トウヤ「いた、おいジュン」

コトネ「あっトウヤ、ハンカチ落ちたよ、はい」

トウヤ「あ、ありがと」

ジュン「あ?なんだトウヤにコトネか、なんだ?」

トウヤ「あのさ」

ジュン「なんだ、それ!俺に見せ付けてんのか?」

トウヤ「え?」

ジュン「俺の目の前で手なんかつなぎやがってよ!」

トウヤ「いや、これは」

コトネ「ただハンカチ渡してただけでしょ」

79: 2014/12/18(木) 00:20:13.83 ID:Mbg7oyYn0
トウヤ「だから話聞けって」

ジュン「うるせえ、このやろ!」

トウヤ「はあ、こいつあてなんねえよ」

コトネ「こういうのはこうしたらいいのよ」チーン

ジュン「うっ…」

コトネ「よく聞きなさい、私とトウヤは何でもないの!」

トウヤ「そのことじゃない」

コトネ「そうだった、あんたんとこのチャンピオンが暴れてるの、何とかしなさい」

80: 2014/12/18(木) 00:28:43.16 ID:Mbg7oyYn0
ジュン「シロナさんが?」

コトネ「そうよ」

ジュン「あー無理無理、俺にあの人止めるなんて無理だよ」

トウヤ「じゃあ他のシンオウの人呼んでなんとかしてくれ」

ジュン「まあ、それなら…ってうおあっ!」

ドカーン

ガブリアス「ギャオー!」

シロナ「ひっく…あー!どこにいんのよ酔っ払い!退治してやる~」

コトネ「こんなとこまで来た」

トウヤ「あぶね~」

ジュン「ちょ…たすけて…ガブリアスの倒した壁が…」

81: 2014/12/18(木) 00:44:37.78 ID:Mbg7oyYn0
シロナ「にゃふふふ、酔っ払いさ~ん、でてらっしゃーい」

コトネ「酔っ払いはあんただってばー」

ユウキ「こらぁ!何すんだ!」

トウヤ「ユウキ」

ユウキ「お前が暴れたせいで、俺のラーメンが!」

シロナ「にゃふ、あんたが酔っ払いさん?わちゃしが退治してやるー」

ユウキ「んだとこのやろ!ラグラージ、冷凍パンチ!」

シロナ「ガブリアス、ドラゴンダイブ~」

82: 2014/12/18(木) 00:49:33.45 ID:Mbg7oyYn0
トウヤ「シンオウの人だったら何とか説得してくれると思ったのに、これじゃあよけいひどくなる」

コトネ「こうなったんだったらレッドさんを呼ぶしかないわ」

???「サーナイト、サイコキネシスであの二匹を止めて」

ラグラージ「アレッ」ぴたっ

ガブリアス「ウゴカン」ぴたっ

ユウキ「ラーメンの怒り!もう一発!ってなんで止まるんだよ!」

シロナ「なにしてんのよ~ガブリアス~」

83: 2014/12/18(木) 00:55:35.75 ID:Mbg7oyYn0
ユウキ「なにやってんだー!ラグラージ!」

ハルカ「やめなさいよユウキ、たかがラーメン一杯で」

ユウキ「向こうが悪いんだから仕方ないだろ」

ハルカ「まったく、ミツル君が止めてくれたからよかったけど」

ユウキ「おおミツルじゃねえか、来てたのか」

ミツル「はい、厳選してたら遅くなっちゃいました」

84: 2014/12/18(木) 01:01:31.29 ID:Mbg7oyYn0
コトネ「あれ、おさまってる」

トウヤ「ほんとだ」

レッド「なんだ、誰かが止めてくれたんだな」

ナツメ「肝心の酔っ払いはどこにいるの?」

コトネ「え~と…ガブリアスの足元に」

シロナ「がーごー、ぐー」

コトネ「イビキかいて寝てます」

レッド「何があったんだ?」

ナツメ「それよりこれどうすんの?」

85: 2014/12/18(木) 23:18:56.42 ID:Mbg7oyYn0
5時間後

シロナ(私の名前はシロナ、考古学者でポケモントレーナー、シンオウでチャンピオンをやっている)

シロナ(まだ20代だからお姉さんだ、そこは間違えないでほしい)

シロナ(自分で言うのもなんだが、周りからは結構信用がある)

シロナ(なのに、どうしてこうなってるのか…)

ゲン「シロナさん聞いてるんですか!」

シロナ「はいはい聞いてますよ」(正座)

シロナ(頭がちょっと痛い…私は何かしたのか?)

86: 2014/12/18(木) 23:24:00.98 ID:Mbg7oyYn0
ゲン「あなたはシンオウの顔なんですから、PWTには出てもらわないと困るんです」

ゲン「だから今回は特別になかったことにしますから、もう二度としないでくださいよ!」

シロナ「は~い」

ゲン「何をしないかもちろんわかってますよね」

シロナ「は~い」

ゲン「じゃあ答えてください」

シロナ「は~い」

ゲン「聞いてなかったんですか?」

シロナ「は~い」

ゲン「話をきけー!」

87: 2014/12/18(木) 23:31:23.50 ID:Mbg7oyYn0
シロナ「その~私何かしちゃいましたっけ~」

ゲン「このフロアを見て何かわかんないですか?」

シロナ「あら~、壁とかに穴があいちゃってぐちゃぐちゃ」

ゲン「あんたがやったんだ!」

シロナ「私が?」

ゲン「あなたが酒飲んで大暴れしたんですよ!」

シロナ「全然記憶にない…」

88: 2014/12/18(木) 23:40:16.74 ID:Mbg7oyYn0
翌日・バトルタワー前

レッド「よっしゃ今日優勝したら俺が世界で一番だな」

ユウキ「いやいやいくらレッドさんでもね…今回は俺が優勝しますよ」

ナツメ「ユウキ君寝ぼけてるの?念力で頭痛めつけるわよ」

ユウキ「え、ひどっ」

ハルカ「でもたしかにユウキじゃ無理かもね」

ユウキ「ハルカは俺の味方じゃないのかよ」

シロナ「おはよーございまーす…ってレッド君たち」

レッド「あれ、なんで朝から掃除なんかしてんの?」

ナツメ「レレレのおばさんね」

シロナ「誰がおばさんだ!」

89: 2014/12/18(木) 23:47:28.60 ID:Mbg7oyYn0
シロナ「なんかよくわかんないんだけど、罰で掃除しろって言われて」

レッド「ああ、あんなにやったからな」

ナツメ「じゃあ今回は出れないの?」

シロナ「ここはシンオウよ、シンオウでこんなでかい大会に私が出ないわけにはいかないでしょ」

ユウキ「出ない方がよかったんだけどな」

ハルカ「まさかまだ怒ってんの?」

ユウキ「当たり前だ、ラーメン返せ!」

シロナ「ラーメン?なんのこと」

90: 2014/12/18(木) 23:56:17.41 ID:Mbg7oyYn0
シロナ「ていうか、あなたたちが来たってことはまさかもう他の選手たち来ちゃうの」

レッド「そうなるな」

シロナ「大変!こんなとこシンオウの人に見られたりしたら」

ナツメ「もう手遅れよ」

ヒカリ「あれ、シロナさん、もう来てたんですか?」

デンジ「シロナさんなんでホウキなんか持ってんの?」

シロナ「あ、ああこれ?これはね…その~」

レッド「じゃああとがんばれよ」

ナツメ「お疲れ様」

ユウキ「ラーメン代520円ね」

ハルカ「ラーメンは気にしないでください」

シロナ「ちょっと待ってよ~」

91: 2014/12/19(金) 00:06:48.97 ID:qSGsIV+B0
レッド「そういやジムリーダーの時は前日に抽選してたのにまだやってないな」

ユウキ「きっと始まる前にやるんでしょ」

レッド「ていうかそれしかないな」

レッド「でもよ、今日にに出るやつけっこういるぞ、時間かかんじゃね?」

ナツメ「そんなのやろうと思えばすぐ終わるわよ」

レッド「そういうことはあんまり言うなよ」

ナツメ「でもまだ始まるまで時間あるわよ」

92: 2014/12/19(金) 00:12:21.17 ID:qSGsIV+B0
トウコ「あんたたち昨日仲良くしてたのにまったく話さないわね」

コトネ「別に、昨日のはペアだったし仕方なく」

トウヤ「そうそう、それにトウコには関係ないだろ、あとついてくんなよ」

N「照れてんのかな」

トウヤ「何言ってんだよ、あとついてくんなって言っただろ」

トウコ「じゃああんたたち昨日は仕方ないにしてもなんで今一緒に並んでるわけ?」

トウヤ「これは行く方向が一緒なだけだ」

トウコ「じゃあ私たちも行く方向が同じなのよねー」

93: 2014/12/19(金) 00:19:46.87 ID:qSGsIV+B0
トウヤ「じゃあお前ら先行けよ」

トウコ「別にそんな急いでないしー」

トウヤ「じゃあコトネ、ちょっとストップ」

トウヤ「ほらお前ら止まる必要ないだろ、行けよ」

トウコ「あらー、なんでコトネも止めるのかなー」

トウヤ「な、それは…」サッ

トウヤ「ほら、コトネ、リボンほどけてるよ」

コトネ「あぁ、ほんとだ」

トウヤ「ほら、あっち行けって」

トウコ「ふ~ん」

94: 2014/12/19(金) 00:25:07.24 ID:qSGsIV+B0
トウヤ「行ったな」

コトネ「行ったね」

トウヤ「ま、まあ別に二人になったからってなんもないけどな」

コトネ「そ、そうよね」

トウヤ「……」

コトネ「……」

コトネ「何か言ってよ」

トウヤ「何かって…」

コトネ「何でもいいから」

95: 2014/12/19(金) 00:28:39.31 ID:qSGsIV+B0
トウヤ「あっ」

コトネ「え?」

トウヤ「あの人綺麗な足だな…」ダダッ

コトネ「あっトウヤ、待ちなさい」

トウヤ「スベスベしてそうだな~」タッタッタ

コトネ「こら、知らない人にまでいこうとしないの」タッタッタ

ナツメ「あら、今通ったのって」

レッド「トウヤとコトネちゃんだな」

96: 2014/12/19(金) 00:32:42.20 ID:qSGsIV+B0
コトネ「ほらっ止まりなさい」ガシッ

トウヤ「ああ、もう少しだったのに…」

レッド「なんだやっぱ仲いいじゃん」

ナツメ「ほんと、コトネが後ろから抱きつくなんて」

コトネ「レッドさん、ナツメさん…!」

コトネ「ち、ちがっ…これはトウヤを止めるためであって」

ナツメ「もう止まってるのに?」

コトネ「あっ…」

レッド「せっかくだからトウヤも抱き返してやれよ」

トウヤ「ええっ」

コトネ「い…いい!やらなくていいから!」

97: 2014/12/19(金) 00:38:23.30 ID:qSGsIV+B0
レッド「それにしてもコトネちゃんとトウヤかわいそうだな」

ナツメ「どうして?」

レッド「だって、もしかしたら二人が戦わないといけなくなるかもしれないだろ」

ナツメ「そうね、そうなったらコトネもさっきみたいに抱きつけないね」

コトネ「そんなの終わった後にでも…」

トウヤ「…!」

コトネ「あっ…ノー!私は今何も言ってないです!」

レッド「え?なんのことー」

ナツメ「さっき何か言ったの?聞いてなかったからもう一回言ってくれないかしら」

コトネ「お二人とも意地悪です」

98: 2014/12/19(金) 00:43:54.65 ID:qSGsIV+B0
コトネ「私が言ったのはレッドさんと戦うことになった場合の話ですよ」

コトネ「終わったときってのはそういうことですよ」

ナツメ「それなら私がバリアーはってコトネが近づけないようにしとくわ」

コトネ「ひどいですよ」

レッド「トウヤがいるじゃん」

ナツメ「そうね、トウヤ君はどうなの?」

トウヤ「い、いや、二人ともちょっと勘違いですよ」

トウヤ「俺が言ってるのは」

ナツメ「今から私があなたの考えてること大声で言ってあげようか?」

トウヤ「…ま、まあいいんじゃないですか」

99: 2014/12/19(金) 00:50:45.29 ID:qSGsIV+B0
レッド「何がいいんだよ」

トウヤ「えーと、あれですよ、そのー」

トウヤ「そうだ、俺ポケモンたちのトレーニングしてきます」

レッド「行っちゃった」

ナツメ「コトネは行かなくていいの?」

コトネ「私のポケモンたちは常に準備万端ですからね」

ナツメ「そうじゃなくてトウヤ君についていかなくていいの」

コトネ「な、なんでそうなるんですか、私はお二人といる方が幸せなんです」

ナツメ「トウヤ君また誰かに飛びついたりしないかしらね」

コトネ「…ま、まあ他の人に迷惑かけるわけにはいかないですからね」

100: 2014/12/19(金) 00:57:26.25 ID:qSGsIV+B0
レッド「なんだかんだ言ってあの二人もあれだな」

シロナ「あ~あ、もう朝から疲れたわ、よいしょっと」

ナツメ「何当たり前みたいな顔して相席してんのよ」

シロナ「そういわないでさ、いいじゃないの」

シロナ「のど渇いた、酒でも飲もうかしら」

レッド「また酒飲むのか」

シロナ「ああ、そうだった、酒飲むなって言われてたんだった」

シロナ「酒はダメだからオレンジジュースで」

ナツメ「自分で買ってきなさいよ」

101: 2014/12/19(金) 01:02:21.11 ID:qSGsIV+B0
シロナ「あー!うまい!」

レッド「だからなんで相席してんだよ、他空いてんだろ」

シロナ「いいじゃない、せめて話だけでも聞いてよ」

ナツメ「こっちがダメだって言ってんの」

シロナ「だってシンオウの知り合いはみんないないの」

ナツメ「いいじゃない、一人は慣れてるでしょ」

シロナ「そうそういっつも家では一人だからね…っておい」

レッド「なんかこんな人がチャンピオンやってるって信じられなくなってきた」

102: 2014/12/19(金) 01:05:48.74 ID:qSGsIV+B0
レッド「あーわかった、話だけ聞くから短く頼む」

シロナ「ああそうだった、あなたに言いたいことがあったの」

レッド「俺に?」

シロナ「そう、優勝は私がもらうから」

ナツメ「何言ってんの、優勝はレッドに決まってるでしょ」

シロナ「楽しみね、私強いから」

レッド「俺の方が強い」

103: 2014/12/19(金) 22:48:37.35 ID:qSGsIV+B0
ナツメ「レッドに向って私が優勝するって大胆ね」

レッド「ああ」

ナツメ「レッドが勝つにきまってるじゃない」

レッド「だから俺のんが強いって言ってやったんじゃないか」

ナツメ「ふふ、レッドかっこいい」

レッド「あったりまえ」

レッド「どいつもこいつも倒してやるぜ」

104: 2014/12/19(金) 23:00:08.73 ID:qSGsIV+B0
ゲン「さて、ただいまよりPWT最終日、チャンピオンズトーナメントを始めます」

ゲン「それではまずは参加選手紹介だ」

派手幼女
機械音痴
超ナルシスト
ドM
ハゲ
人妻好き
あほ
痴女
どうでもいいやつ
痴漢
年考えろ
自慢
バカ力
足フェチ
性格悪い
方向音痴
変態
廃人
工口ガキ
バカップル
K.O.C.

一同「ちゃんと紹介しろよ!」

105: 2014/12/19(金) 23:06:11.70 ID:qSGsIV+B0
ゲン「うるさいな、あんたたちにピッタリの紹介だと思ったんだけど」

ゲン「仕方ないな」

ゲン「まずは現イッシュチャンピオン、幼女のアイリスだ!」

アイリス「幼女幼女うるさい、この変態が」

ゲン「しかたねえだろ、ここの資料に書いてあんだから」

アイリス「その資料、誰情報よ」

ゲン「シャガ」

アイリス「おじいちゃん!」

106: 2014/12/19(金) 23:11:25.39 ID:qSGsIV+B0
ゲン「続いてはパソコンどころか携帯、掃除機すらろくに使えないほどの機械音痴、アデク!」

アデク「その紹介やめてくれんか?」

ゲン「でもこうしないとあなた『じじい、アデク!』ってなっちゃいますよ」

アデク「…それも考えもんだな」

ゲン「じゃあ、他なんか…特技とかでいいから」

アデク「特技ならいろいろあるぞ、まず」

ゲン「機械音痴アデク!」

107: 2014/12/19(金) 23:16:10.95 ID:qSGsIV+B0
ゲン「次は毎日鏡を見る時間は10時間以上、他に見るものはないのか!?Nだ!」

N「失礼な言い方ですね」

N「あなたは美しいものやすばらしい物をじっと見たりすることはないんですか」

ゲン「まあ興味のあるものとかなら」

N「ボクが鏡を見てるのはそれですよ」

N「鏡に美しいものが映っている、それを見てるんですよ」

ゲン「お前じゃねえか!」

108: 2014/12/19(金) 23:25:18.61 ID:qSGsIV+B0
ゲン「この俺様が世界で…ぷぷっ、失礼、一番強いんだよ!って言ってたグリーンだ!」

グリーン「なに笑ってやがる!」

ゲン「いや、つい」

グリーン「それに間違ってるぞ!」

グリーン「この俺様が!世界で一番!強くてドMってことなんだよ!」

ゲン「…ま、まあ見ればわかる…かな?」

ゲン「ふつうの人じゃこんな人前で四つん這いになって人乗せるなんてできないからな」

109: 2014/12/19(金) 23:36:56.20 ID:qSGsIV+B0
ゲン「お前にいたっては何でここにいるんだ!写真おやじのゲンゾー!」

ゲン「ねえ、ほんとになんでいんの?これチャンピオントーナメントですよ」

ゲンゾー「こう見えても、写真を撮るために世界中まわってるからね、それなりに強いかもね」

ゲン「いや、強いかもって言われても一応、チャンピオンか殿堂入りされた方じゃないと…」

オーキド「まあ待て、その人はわしが呼んだ」

ゲン「オーキド博士、知り合いですか?」

オーキド「その人はこの大会に出る資格はある、保障はどこにもないけど」

ゲン「まあ…オーキド博士がいうなら…」

110: 2014/12/19(金) 23:46:49.35 ID:qSGsIV+B0
ゲン「まあ変な人もまじってたけど、次は人妻大好きコウキだ」

コウキ「ほんとだから否定できないけど」

ゲン「文句ないなら次」

ゲン「アホのゴールド!」

ゴールド「人のこと簡単にアホって言うんじゃねえよこのアホ!」

ゲン「お前も今アホって言ったじゃねえか」

ゴールド「アホって言われたからアホって言ったんだよ」

ゲン「アホが他人に向かってアホ言うな、アホ!」

ゴールド「アホアホうるせえよ!アホ!」


111: 2014/12/19(金) 23:54:22.91 ID:qSGsIV+B0
ゲン「えっと次は…レッドナツメ大大大好きってなんじゃこりゃ」

コトネ「私でーす」

ゲン「ということでコトネだ!」

コトネ「レッドさーん、ナツメさーん、私がんばりますから~」

レッド「いや、俺も出てるんだけどな」

112: 2014/12/19(金) 23:59:37.19 ID:qSGsIV+B0
ゲン「そろそろめんどくさくなってきた、ジュンだ」

ジュン「俺の紹介ひどくね」

ゲン「続いては」

ジュン「おい!」

ゲン「痴漢大好きシルバー!」

シルバー「おい待て、おれは痴漢好きとかじゃない、コトネにやるだけだ」

コトネ「それを言ってるんだよ」

113: 2014/12/20(土) 00:07:14.27 ID:EHm6HtA30
ゲン「つぎー、年齢的にその性格はどうなんだ、シロナだ!」

シロナ「あんたね、私は20代だって言ってるでしょ!」

ゲン「嘘はよくなーい」

シロナ「嘘なんかついてないもん!」

ゲン「はい、その言い方」

シロナ「これは元からなんだから仕方ないでしょ!」

114: 2014/12/20(土) 00:17:01.66 ID:EHm6HtA30
ゲン「続いてはデボンコーポレーションの御曹司、結局一番強くて、すごいダイゴだ!」

レッド「なんかダイゴはどっちかというとほめてないか?」

ダイゴ「ああ、そうだ、みんなには言ってなかったね」

ダイゴ「実は今回のPWTのメインスポンサーは僕の会社のデボンコーポレーションなんだ」

ダイゴ「僕はその会社の時期社長、これはどういうことかな?」

レッド「こいつ!」

ナツメ「それやらしくない?」

115: 2014/12/20(土) 00:26:32.68 ID:EHm6HtA30
ゲン「はいはいダイゴさんに文句言わない」

ゲン「面倒だから姉弟まとめてトウコとトウヤだ!」

トウヤ「まとめんな!」

トウコ「いくら姉弟だからってね失礼でしょ」

ゲン「続いてはー」

トウコ「無視してんじゃなーい!」バキッ

ゲン「ごふっ」

116: 2014/12/20(土) 00:29:42.60 ID:EHm6HtA30
ゲン「次はヒカリちゃんだー!」

ヒカリ「どうもー」

レッド「あいつ選手を差別するってどうよ」

ナツメ「いい性格とは言えないわね」

ゲン「はい、そこ失格にしますよ」

レッド「いいから次々いけよ」

117: 2014/12/20(土) 00:34:54.42 ID:EHm6HtA30
ゲン「次はグリーンの上に乗っているブルー!」

ブルー「はぁい」

ゲン「正直けっこう俺の好みだ」

ブルー「ごめんなさいねー」

ゲン「……」

ゲン「常識では考えられないほどの方向音痴、ブルーだ!」

ブルー「急にひどいこと言い出した」

118: 2014/12/20(土) 00:41:33.36 ID:EHm6HtA30
ゲン「次!変態ミクリ!」

ミクリ「美しいといいたまえ」

ゲン「じゃあ美しくて変態のミクリ!」

ミクリ「それでよろしい」

レッド「変態は認めてんのか?」

ゲン「そんじゃ次廃人ミツル」

ミツル「一回戦はどう戦うか…やっぱあいつで…いやいやあいつじゃ…」ブツブツ

ゲン「……」

119: 2014/12/20(土) 00:47:06.27 ID:EHm6HtA30
ゲン「はぁ…めんどくさい、次工口ガキ」

ユウキ「名前ぐらい言えや!」

ゲン「あーはいはい、幼馴染と思わず作っちゃったユウキ君でーす」

ユウキ「ちゃんと俺たちの両親含めみんな了承済なんだよ」

ゲン「そういうのは普通だめだから」

ユウキ「はーい…二人目からは気を付けます」

120: 2014/12/20(土) 00:53:23.78 ID:EHm6HtA30
ゲン「続いては今大会俺の一番嫌いな…あっいや」

ゲン「バカップルのレッド」

レッド「やっとか、この名前はやっぱ後ろのほうか」

レッド「ってか今さらっとなんか言わなかったか」

ゲン「え?なんのこと?」

ナツメ「……」ピーン

ゲン「あたっあたたた、頭が割れそうだ!」じたばた

121: 2014/12/20(土) 01:00:20.21 ID:EHm6HtA30
ゲン「そしてチートキング、ワタル!」

ワタル「だからチートとはいったい何のことだ」

ゲン「お前のことだよ!」

ゲン「さらにジムリーダートーナメント優勝したサカキが加わります」

ゲン「以上で選手紹介終わり」

レッド「これやる意味あったの?」

ナツメ「たぶんない」

122: 2014/12/20(土) 01:13:48.41 ID:EHm6HtA30
ゲン「あー選手のみなさんは抽選があるのでぼさっとしないでください」

ゲン「さあ選手のみなさんは番号の書かれた札を一枚とってください」

レッド「というかまだ始まんないのかよ」

ナツメ「たしかに無駄に長い気がする」

レッド「はやくしてほしいな」

ナツメ「でもそれだけレッドとこうやっていられるんだから、まあいいかもね」

レッド「それもそうだな」

ゲン「はい、バカップルはやくとって」

レッド「ちっ」

123: 2014/12/20(土) 14:24:09.99 ID:EHm6HtA30
ワタル
ミツル
ブルー
アイリス
ヒカリ
N
トウコ
ミクリ
シルバー
コウキ
アデク
ダイゴ
ジュン
シロナ
レッド
ユウキ
ゴールド
サカキ
グリーン
トウヤ
ゲンゾー
コトネ

ゲン「いちいち説明するのも面倒だ、てめえで勝手に想像しろ」

レッド「説明しろよ!」

ゲン「大丈夫、きっとうまくいく」

レッド「いかねえよバカ」

ナツメ「というか無駄に人数多くない?」

124: 2014/12/20(土) 14:25:07.28 ID:EHm6HtA30
ゲン「それじゃあさっそく一回戦、ワタルVSミツル」

ミツル「こんな人なら僕でも勝てそうだ」

ワタル「ほう、チャンピオンもなめられたものだ」

ミツル「あなたは何も考えず、ポケモンを選んでいるでしょうが僕気の遠くなるような時間をかけてポケモンを選んでいる」

ワタル「よくしゃべるな」

ワタル「まあ、ごくろうさんだな」

ミツル「…あなたみたいな人に僕が負けるはずないんだ」

125: 2014/12/20(土) 14:25:41.34 ID:EHm6HtA30
ミツル「いけっエルレイド」

ワタル「ギャラドス!」

ミツル「攻撃を下げれたか、でも」

ワタル「ギャラドス、ブレイブバード!」

ミツル「ばかなっ!」

ギャラドス「トツゲキ」

エルレイド「ナンデダヨ」ばたっ

ミツル「そ、そんなはずはない!」

ミツル「僕のエルレイドをぬいて、しかもギャラドスがブレイブバード!?」

126: 2014/12/20(土) 14:26:13.43 ID:EHm6HtA30
ワタル「君はまだ常識の範囲でしか考えられないようだな」

ミツル「どういうこと…」

ワタル「育て方しだいで覚える技も変わってくる」

ミツル「そんな…知らなかった…」

ミツル「メモしとかないと」

ワタル「君の知らないことなどいくらでもある、さあ次を出したまえ」

ミツル「はい…」

127: 2014/12/20(土) 14:27:00.36 ID:EHm6HtA30
ミツル「エネコロロいけっ!」

ミツル「10万ボルトだ」

エネコロロ「ビリビリ」

ギャラドス「ソクノノミ」

ミツル「あと少し残ったか」

ワタル「ギャラドス、インファイト!」

ギャラドス「アータタタタ」

ミツル「どこでやってんだ!?」

128: 2014/12/20(土) 14:28:02.85 ID:EHm6HtA30
ミツル「もう一度10万ボルトだ!」

ワタル「ギャラドス、ブレイブバード」

エネコロロ「アフン」ばたっ

ギャラドス「ギャホン」ばたっ

ワタル「相打ちか」

ミツル「僕のポケモンが2匹でやっと一匹倒せるなんて」

ミツル「やっぱりここはあれに…いやそれなら…」ブツブツ

ワタル「俺の2匹目はプテラだ、君も出したまえ」

ミツル「さっきからドラゴンじゃない」

129: 2014/12/20(土) 14:28:36.84 ID:EHm6HtA30
ワタル「俺にとってプテラもギャラドスもドラゴンだ!」

ミツル「そんなわけない」

ワタル「なら見せてやろう、君も最後の一匹を出したまえ」

ミツル「たのむ、サーナイト」

ワタル「さあ、見るがいい、プテラ、流星群だ」

プテラ「スターダスト」

ミツル「サーナイト、サイコキネシスで止めるんだ」

ワタル「ゴッドバード」

プテラ「スキダラケ」

サーナイト「イテッ」

130: 2014/12/20(土) 14:29:25.03 ID:EHm6HtA30
ミツル「サーナイト!」

ワタル「今の攻撃でサーナイトのサイコキネシスが消えた」

ワタル「そして止めていた流星群がサーナイトに直撃する」

サーナイト「タクサントンデキタ」ばたっ

ミツル「そんな…」

ミツル「ここで詰んだか…やはりここはあいつを…」

ゲン「勝者ワタル!」

131: 2014/12/20(土) 14:29:59.77 ID:EHm6HtA30
レッド「チートが勝った」

ナツメ「やっぱりあいつおかしいよ」

レッド「ああ」

ユウキ「あの人せこくないですか」

コトネ「一体何したらあんなの出来上がんですか!」

レッド「だから、あれだろ、何かごちゃごちゃいじったんだろ」

132: 2014/12/20(土) 14:30:33.03 ID:EHm6HtA30
ミツル「僕は間違っていたのか?」

ミツル「いや、僕の調整は完璧だったはず」

ミツル「それならなんで…」

ミツル「あの人には何か、僕の知らない何かが…」

ミツル「……」

ミツル「ワタルさん」

ワタル「ん?」

ミツル「僕を弟子にしてください」

133: 2014/12/20(土) 23:51:31.31 ID:EHm6HtA30
ゲン「えっと次が…アイリスVSヒカリ」

ヒカリ「たしかこの子イッシュのチャンピオン」

ヒカリ「何か気に入らないわね」

アイリス「ヒカリ?シンオウといえばシロナさんだけど、ヒカリなんて聞いたことないな~」

アイリス「ほんとに強いのかな~この大会に出る資格あるのかな~」

ヒカリ「このガキ」

アイリス「ガキだけどなにかな~?」

ヒカリ「ぶっつぶしてやる…」

134: 2014/12/20(土) 23:55:38.00 ID:EHm6HtA30
コウキ「ヒカリの相手小さいな」

ジュン「でも派手だな」

コウキ「どっちが勝つと思う?」

ジュン「そうだな…」

コウキ「レッドさんはどう思います?」

レッド「ん?どっちでもいいよ」

コウキ「えー、なんですかその適当な答え」

レッド「だってどうせ俺が優勝するんだからな」

ナツメ「さすがレッド」

レッド「ま、誰が出てきても俺が勝つんだよな~」

135: 2014/12/21(日) 00:02:50.78 ID:YT8DQHXN0
ヒカリ「エンペルト、冷凍ビームよ」

アイリス「あったんな~い、オノノクス地震」

コウキ「ヒカリが負けてるな」

ジュン「じゃあ俺あの小さい子に賭けるわ」

コウキ「あっせこいぞ」

ジュン「なんだ?じゃあお前もヒカリが負けると思ったのか?」

コウキ「それは…」

レッド「俺も小さい子に賭けるぜ」

コウキ「え?」

レッド「2万だ」

136: 2014/12/21(日) 00:09:15.63 ID:YT8DQHXN0
アイリス「ボスゴドラ、捨て身タックル!」

ヒカリ「ああ!レントラー!」

ゲン「ヒカリちゃんが負けちゃ…あ、いや、勝者アイリス!」

レッド「はい、俺の勝ち!おまえらの負けだ」

ジュン「あ、俺も小さい子に賭けてたんで俺も勝ちっす」

コウキ「そんな賭けした覚えあったかなー」

ジュン「レッドさん、これコウキの財布っす」

コウキ「あ!おい、勝手に触んな!」

137: 2014/12/21(日) 00:15:04.16 ID:YT8DQHXN0
ゲン「次はトウコVSミクリ」

ミクリ「~♪」

トウコ「な、なんか微妙に笑ってるのが怖い…」

ミクリ「君さ」

トウコ「は、はい」

ミクリ「私のレーダーが反応してるんだ」

トウコ「レーダー?」

ミクリ「そう!ズバリ君は●女だ!」

トウコ「なっ…この変態…!」

138: 2014/12/21(日) 00:21:07.36 ID:YT8DQHXN0
ミクリ「この後、一緒にお茶でもどうかな?」

トウコ「あんた何言ってんのよ!」

トウコ「もう怒った!いっけーシビルドン!」

ミクリ「怒らせるようなこと言ったかな…」

トウコ「言ったわよ!さぁあんた早く出しなさい!」

ミクリ「君みなかなか言うね、こんな大勢の前で出せとは」

トウコ「そっちじゃない!ポケモンよ!」

トウコ「だいたい私のはNにとってあんのよ!」

ミクリ「なんだポケモンか」

139: 2014/12/21(日) 00:31:14.99 ID:YT8DQHXN0
トウコ「なんでこんな変態がこんな強いのよ!」

ミクリ「それにしても先約がいたとは残念だ」

トウコ「最後の一匹…いくのよジャローダ!」

トウコ「あのミロカロス一体何なのよ…リーフブレードよ!」

ミクリ「はぁ…このショックは隠しきれない…」

ミロカロス「ハヨ、ナンカイエ」

ミクリ「む、すまない…冷凍ビームだ」

トウコ「かわして!」

ミクリ「ビームを曲げるんだ」

ミロカロス「ツイセキ」

トウコ「そんなのあり~?」

140: 2014/12/21(日) 00:40:25.79 ID:YT8DQHXN0
ゲン「勝者ミクリ」

トウコ「負けた…」

ミクリ「ねえ、ほんとにそのNって人じゃないとダメなの?」

トウコ「はぁ?当たり前でしょ、何言ってんのよ、この変態」

ミクリ「私なんかどうかな」

トウコ「ダメだって」

ミクリ「どうして?」

トウコ「だから…ダメだって言ってんでしょ!おりゃー!」

ミクリ「あれー」キラーン

トウコ「おーよくとんだとんだ、もう戻ってこなくていいわよ」

ミクリ「いきなり投げ飛ばすなんてびっくりした」

トウコ「なっ」

ミクリ「こうしたらすぐ戻ってこられるんだ」

141: 2014/12/21(日) 00:48:20.45 ID:YT8DQHXN0
ゲン「はい次、コウキVSアデク」

コウキ「さっきからチャンピオン勢が勝ちすぎだからそろそろ俺が勝たないとな」

アデク「わしは元じゃぞ」

コウキ「ん~でもチャンピオン勢勝ちすぎだからお前負けたらひねり潰すって言われたんだけどな」

アデク「誰に?」

コウキ「レッドさん…ってあの人もチャンピオンじゃん!」

アデク「……」

コウキ「い、いや、こんなことよりバトルだ!」

コウキ「いけっエレキブル!」

142: 2014/12/21(日) 00:55:36.67 ID:YT8DQHXN0
アデク「ならわしは…ウルガモスだ」

アデク「あっ…間違えてウォーグルを出してしまった」

コウキ「ラッキー、エレキブル10万ボルト!」

アデク「まぁ、これは冗談、とんぼ返りだ」

ウォーグル「チェンジ、ワルビアル」

コウキ「なんだと」

エレキブル「サンダー!」

ワルビアル「イマナニカシタノカ」

143: 2014/12/21(日) 00:59:46.61 ID:YT8DQHXN0
アデク「ワルビアル、地震!」

コウキ「エレキブル、大ジャンプ!」

コウキ「そこからの瓦割り!」

エレキブル「トーウ」

ワルビアル「イッテーー」ばたっ

アデク「地震ってジャンプしたらよけれんの?」

144: 2014/12/21(日) 01:11:13.08 ID:YT8DQHXN0
アデク「やりおるな、なら今度こそウルガモスだ」

コウキ「今度は本当みたいだな」

コウキ「10万ボルト!」

アデク「熱風だ」

エレキブル「エルトール」

ウルガモス「ヒケン」

アデク「まだ倒せんか、なら蝶の舞だ」

コウキ「今だ、地震!」

アデク「大ジャーンプ!」

コウキ「パクリやがった」

145: 2014/12/21(日) 01:18:54.69 ID:YT8DQHXN0
アデク「もう一度熱風!」

ウルガモス「ファイヤー」

エレキブル「アツイ」ばたっ

コウキ「次はブーバーンだ」

アデク「サイコキネシスだ!」

ウルガモス「ハンドパワー」

ブーバーン「キュウショニアタッタ」ばたっ

コウキ「やばっ」

146: 2014/12/21(日) 01:27:18.34 ID:YT8DQHXN0
コウキ「あーやばい…負けたら何されるか…」

コウキ「しかも最後はドダイトス…相性が…」

コウキ「ウルガモスを倒しても次はウォーグル…」

コウキ「ええーい、迷っていてもしかたない、いけっドダイトス!」

アデク「熱風だ」

コウキ「耐えろ、がんばれ!」

ウルガモス「モエロヨモエロ」

ドダイトス「ナントカダイジョウブ」

コウキ「やった、ストーンエッジだ!」

ドダイトス「イワ」

ウルガモス「イタイヨネ」ばたっ

147: 2014/12/21(日) 01:33:07.65 ID:YT8DQHXN0
アデク「いけっウォーグル」

コウキ「頼む頼む一撃で倒してくれよ~ストーンエッジだ!」

ドダイトス「イワ」

アデク「かわして燕返し」

ウォーグル「トドメダ」

コウキ「も、もうダメだ…」

コウキ「それならダメ元でストーンエッジ!」

ドダイトス「イワ」

ウォーグル「ナンデ?」ばたっ

アデク「ばかな」

148: 2014/12/21(日) 01:38:05.12 ID:YT8DQHXN0
ゲン「勝者コウキ!」

コウキ「やったやった、これで何もされなくて済む」

コウキ「レッドさん、見てくれてましたか?僕勝ちましたよ」

コウキ「あれ?レッドさんは?」

ジュン「ああ、さっきどっか行ってたぞ」

コウキ「レッドさーん、僕勝ちましたよ!」

ナツメ「レッド、口の周りにアイスついてるよ」

レッド「え、どこ?」

ナツメ「ここ」ペロッ

ナツメ「おいしい」

レッド「じゃあ俺も」

ナツメ「私はついてないわよ」

レッド「関係ないよ」チュッ

149: 2014/12/21(日) 01:40:43.54 ID:YT8DQHXN0
コウキ「……」

ナツメ「あら、コウキ君」

レッド「どうしたんだ?」

コウキ「僕勝ちましたよ!」

ナツメ「すごいじゃない、おめでと」

レッド「……」

コウキ「あれ…レッドさん」

レッド「そんなことで俺とナツメの邪魔をしたのかー!」

コウキ「な、なんにもしてないです!」

150: 2014/12/21(日) 01:43:38.67 ID:YT8DQHXN0
ゲン「お次はジュンVSシロナ」

ジュン「げ…相手はシロナさんか、やばいな」

シロナ「次はレッド君が相手か、楽しみね」

ジュン「あの、相手俺なんですけど」

シロナ「そうね、じゃあこうしてやる!」



ゲン「勝者シロナ」

シロナ「やったー」

ジュン「ひでえ」

151: 2014/12/21(日) 11:07:38.11 ID:YT8DQHXN0
ゲン「ユウキVSゴールド」

ゴールド「そろそろどっちが上か決めないとな」

ユウキ「何言ってんだ俺の方が上じゃねえか」

ゴールド「なんでだよ」

ユウキ「お前、彼女いないじゃん」

ゴールド「そ、それぐらいおるわ!」

ユウキ「うそー」

ゴールド「ほ、本当だ」

ユウキ「名前は?」

ゴールド「クリス」

バーン

ゴールド「……」ガクッ

ユウキ「ゴールドが狙撃された!」

152: 2014/12/21(日) 11:11:13.15 ID:YT8DQHXN0
ゴールド「いってぇ…誰だ消しゴム投げてきたやつ!」

シーン

ゴールド「まあ、いいか」

ゴールド「バトルスタートだ!」

ゴールド「いけっハガネール!」

ユウキ「さわがしいやつだな」

ユウキ「ならこっちはバシャーモだ」

153: 2014/12/21(日) 11:14:55.34 ID:YT8DQHXN0
ゴールド「バシャーモだと、ちょっと待て」

ユウキ「なんだよ」

ゴールド「それお前のじゃなくてハルカのだろ!」

ゴールド「おい審判、人のポケモン使ってるのは反則だろ」

ゲン「えーとユウキ…バシャーモ…」

ゲン「いや、ちゃんとユウキ君のポケモンで登録されてるからOKだ」

ユウキ「へへーんバーカ!」

ゴールド「このやろ」

154: 2014/12/21(日) 11:23:42.61 ID:YT8DQHXN0
ユウキ「今だ、バシャーモ、フレアドライブ!」

ゴールド「そんなもん効くかよ」

ゴールド「ハガネール、地震だ」

ハガネール「グララララ」

ユウキ「大ジャンプだ」

ゴールド「何、それ当たり前なの?」

ユウキ「よけれるんだよ」

ユウキ「次は飛び膝蹴り!」

バシャーモ「アタァ」

ハガネール「キカン」

155: 2014/12/21(日) 11:33:26.40 ID:YT8DQHXN0
ユウキ「くそっなんだあのハガネール」

ゴールド「独り身パワーなめんな!」

ユウキ「じゃあこっちはラブパワーだ」

ゴールド「ぬ~!ふざけやがって」

ゴールド「ハガネール!踏んづけてやれ!」

ユウキ「バシャーモ、吹っ飛ばしてやれ!」

156: 2014/12/21(日) 11:44:48.45 ID:YT8DQHXN0
ゲン「互いに残り一匹だ」

ユウキ「ラグラージ、滝登り!」

ゴールド「バクフーン、ソーラービーム!」

バクフーン「ビーーーーム!」

ラグラージ「グヘエ」

ユウキ「もう一回だ!」

ゴールド「ちょっと待て溜める時間くれ」

157: 2014/12/21(日) 11:52:06.48 ID:YT8DQHXN0
ユウキ「いけぇ!」

バクフーン「チャージカンリョウ、チャージカンリョウ」

ゴールド「やった、発射だ!」

バクフーン「ビーーーーム‼」

ラグラージ「イタイ」ばたっ

ゴールド「やったぜ!」

ユウキ「ふん、いいもん、ハルカに慰めてもらうんだ」

ゴールド「そんなこと言うなよ、なんか勝った気がしねえだろ」

158: 2014/12/21(日) 11:58:21.15 ID:YT8DQHXN0
レッド「ナツメかわいい」

ナツメ「レッドかっこいいよ」

グリーン「おいレッド」

レッド「グリーンか、なんだよ」

グリーン「次は俺様のバトルだ、なんたってお前を倒すのは俺だ、よく見とくことだな」

レッド「ん、わかった見とく見とく」

グリーン「圧倒的な力を見とけよ」

レッド「わかったから早く行けよ」

159: 2014/12/21(日) 12:02:42.04 ID:YT8DQHXN0
コトネ「トウヤ次だよ、早く行きなよ」

トウヤ「あ、うん」

コトネ「相手グリーンさんだから一応あんた応援したげるから」

コトネ「レッドさんが相手だったらあんたは応援しないんだからね」

トウヤ「うん、がんばる」

コトネ「がんばって」

トウヤ「じゃあ俺もコトネ応援するから…」

トウヤ「足さわらせてね」

160: 2014/12/21(日) 12:06:48.98 ID:YT8DQHXN0
グリーン「これでも俺は世界最強だった男だ」

トウヤ「今は違うんですか」

グリーン「レッドの次だから世界二番目だ、この大会で一番になってやるよ」

トウヤ「それって俺が負ける前提じゃ…」

グリーン「そうだ」

トウヤ「いやいや、俺勝ちますから」

161: 2014/12/21(日) 12:12:30.38 ID:YT8DQHXN0
トウヤ「いけ、エンブオー!」

グリーン「フーディン、サイコキネシス」

フーディン「ネンリキ」

エンブオー「ヒ」ばたっ

トウヤ「次はエモンガだ」

フーディン「ネンリキ」

エモンガ「デ」ばたっ

トウヤ「ナットレイ!」

フーディン「ネンリキ」

ナットレイ「ブ」ばたっ

トウヤ「そんな」

グリーン「俺つえ~!」

162: 2014/12/21(日) 12:17:15.34 ID:YT8DQHXN0
グリーン「はっはー!やっぱり俺様が世界で一番強いんだよ」

トウヤ「これが世界で二番目…すごい」

グリーン「もう一番と言っても過言じゃねえな」

トウヤ「うーん、世界一に負けたなら仕方ないかな…」

グリーン「そう!俺が一番だから仕方がない!」

トウヤ(一番って言い過ぎなような…)

163: 2014/12/21(日) 12:21:14.81 ID:YT8DQHXN0
グリーン「どうだレッド‼‼‼」

ナツメ「レッド…んっん…」

レッド「やったなー、こっちも…」

グリーン「どうだレッド‼‼‼」

レッド「耳元でうるせー!」バキッ

グリーン「あひん」

レッド「わかったって言ったろ、見に行ってやるから」

グリーン「終わったんだよ!」

ナツメ「ええっグリーン負けたの」

グリーン「勝ったんだよ!」

164: 2014/12/21(日) 12:26:28.57 ID:YT8DQHXN0
トウヤ「負けちゃった…」

コトネ「うん、よくやったよくやった」

コトネ「じゃあ次私だから応援よろしくね」

トウヤ「うん…」

コトネ「レッドさんとナツメさんとこ行こおっと」

コトネ「レッドさーん、ナツメさーん、私も混ぜてくださーい」

ナツメ「ダメ」

165: 2014/12/21(日) 12:33:55.67 ID:YT8DQHXN0
コトネ「ゲンゾーさんってバトルできるんですか?」

ゲンゾー「んー、まあわしも世界中まわってるし、それなりに強いかもね」

コトネ「大丈夫かな?」

コトネ「でもこれはラッキーかな」

コトネ「エビワラーいって!」

ゲンゾー「おお、相変わらずよく育てられてるね」カシャカシャ

コトネ「へへっピース…ってバトルですよ、ゲンゾーさんもポケモン出してください」

ゲンゾー「ああそうだった」

166: 2014/12/21(日) 12:39:58.44 ID:YT8DQHXN0
ゲンゾー「これでわしの勝ちかな」

コトネ「……」

コトネ「ええ~!」

コトネ「え、ちょちょっ、ええ~!」

コトネ「そんな…ゲンゾーさんがこんな強いなんて…」

ゲンゾー「よくポケモンを観察してるからね、弱点がよくわかるんだ」

コトネ「でも…そんなもんじゃなかった」

コトネ「レベルが違いすぎるよ…」

167: 2014/12/21(日) 22:39:27.64 ID:YT8DQHXN0
ゲン「チ…ワタルVSブルー!」

ブルー「ねえグリーン、もう少し早く動いてよ」

グリーン「まかせろ」

ワタル「仮にも元チャンピオンが人前でそんなことするとはな」

グリーン「誰になんといわれようと俺はやめる気はない」

ブルー「今回は私の番だからちょっと黙っててね」

ブルー「それとあなた、私のグリーンにそんなこと言わないでくれる」

168: 2014/12/21(日) 22:40:06.62 ID:YT8DQHXN0
グリーン「気をつけろ、こいつの使ってくるやつの技は基本おかしいからな」

ブルー「さっきのこの人の見てたからわかってる」

ワタル「俺のポケモンはおかしいことはない、育て方が違うだけだ」

グリーン「育てるのに機械なんか使ったりするのか?」

ワタル「なんのことだ」

ブルー「グリーン、もうういいわ、私が勝てばいいだけよ」

ワタル「俺は簡単に負けんぞ」

ブルー「どうせどちらかが負けるのよ」

169: 2014/12/21(日) 22:40:40.15 ID:YT8DQHXN0
ブルー「シャワーズ、冷凍ビーム!」

シャワーズ「ビーム」

ワタル「カイリュー、バリアーだ」

カイリュー「キカン」

ブルー「そんな、バリアーで冷凍ビームを防げるなんておかしい!」

ワタル「育て方が違えば覚える技も技の使い方も変わってくる」

ブルー「それがおかしいって言ってんの」

170: 2014/12/21(日) 22:43:40.91 ID:YT8DQHXN0
ブルー「グリーン、本部じゃあんなのありなの?」

グリーン「さっき黙っててって言ったのに」

ブルー「お黙り」

グリーン「どっちだよ」

グリーン「とりあえず俺も嫌だけど、本部のチャンピオンがあいつなんだからアリなんだろう」

ブルー「どんなことしたらああなるってのよ」

171: 2014/12/21(日) 22:50:31.95 ID:YT8DQHXN0
ブルー「シャワーズ、もう一度よ!」

ワタル「バリアーだ」

ブルー「毒々よ」

シャワーズ「モウドク」

ワタル「シャワーズを捕まえろ」

カイリュー「ツカマエタ」ガシッ

ワタル「連続ドラゴンクロー!」

カイリュー「アチャチャ」

シャワーズ「グッタリ」ばたっ

172: 2014/12/21(日) 22:56:11.34 ID:YT8DQHXN0
ブルー「これで最後…」

グリーン「大丈夫か?」

ブルー「まかせてよ、いってヒヤッキー」

ワタル「カイリューは猛毒、俺の手持ちはこのカイリューともう一匹」

ブルー「まだ私に勝ち目はある!ヒヤッキー冷凍ビーム!」

ワタル「ヒヤッキーを捕まえろ」

カイリュー「ツカマエタ」ガシッ

ブルー「気を付けて!また同じのがくる!」

ワタル「カイリュー、大爆発だ」

173: 2014/12/21(日) 23:00:36.92 ID:YT8DQHXN0
ブルー「あんなのずっこいじゃん」

グリーン「安心しろ、俺が決勝で倒してやるぜ」

ブルー「そこまで残る保障はないでしょ」パシンッパシンッ

グリーン「あぁ…どうせ尻なら蹴ってくれ…」

グリーン「というか俺の強さはハンパじゃないんだ、優勝してもおかしくないんだぜ」

ブルー「だってあの人より先にレッドにあたっちゃうじゃん」

グリーン「レッドも倒してやるよ!」

174: 2014/12/21(日) 23:10:12.12 ID:YT8DQHXN0
ゲン「次はアイリスVSN」

N「君もポケモンと仲がいいみたいだね」

アイリス「そんな目で見られても…私年下の方が好きだから」

N「君より年下ってこんな小さい子だよ」

ゲン「俺は君みたいな子好きだよ」

アイリス「年上NGって言ってんだろ!」

175: 2014/12/21(日) 23:22:14.62 ID:YT8DQHXN0
ゲン「勝者N!」

アイリス「うーんNにいちゃんもかっこいいな」

N「でもボクのラブはトモダチとトウコのためにしかないから」

アイリス「…まあ、いいか」

ゲン「アイリスちゃーん、俺は?」

アイリス「サザンドラ、竜の波導!」

ゲン「ドラゴン使いって人に攻撃しなきゃだめだとかあんの?」ガクッ

176: 2014/12/21(日) 23:28:05.79 ID:YT8DQHXN0
ゲン「ごふっ…次、ミクリVSシルバー」

シルバー「こいつたしかホウエンの変態…」

ミクリ「ホウエンの美しい変態だよ」

シルバー「くそ、気持ち悪い、さっさとかたづけてやるぜ」

シルバー「いけクロバット!」

ミクリ「君も短気だな…私も男に興味はないからさっさとかたづけるけど」

シルバー「今の発言、後悔させてやるよ!」

177: 2014/12/21(日) 23:36:41.92 ID:YT8DQHXN0
ミクリ「ホエルオー、雨乞いだ」

ホエルオー「アメアメフレフレ」

シルバー「催眠術!」

クロバット「ネームレーネームレー」

ホエルオー「グーグー」

シルバー「ブレイブバード!」

クロバット「バシュッ」

シルバー「アホみたいに高い体力しやがって」

178: 2014/12/21(日) 23:46:27.18 ID:YT8DQHXN0
シルバー「もっとだ!もっと攻めろ!」

クロバット「バシュッバシュッ」

ミクリ「そんなにしたら起きちゃうよ」

ホエルオー「オハヨウ」

ミクリ「吹雪!」

ホエルオー「コゴエロ」

クロバット「サムイッ」ばたっ

シルバー「いけっジバコイル!雷!」

ジバコイル「ゴロゴロ」

ホエルオー「シビレタ」ばたっ

179: 2014/12/21(日) 23:50:48.32 ID:YT8DQHXN0
ミクリ「ギャラドス」

シルバー「俺のジバコイルに対してギャラドスとはなめてん」

ミクリ「地震」

ギャラドス「グラグラ」

ジバコイル「エラーハッセイ」ばたっ

シルバー「のか…」

ミクリ「何か言ったかな?」

180: 2014/12/22(月) 00:01:35.21 ID:IIlt2LYi0
シルバー「オーダイル、岩雪崩!」

ミクリ「竜の舞をしながらよけるんだ」

ミクリ「そして逆鱗」

シルバー「ギガインパクトだ!」

ギャラドス「オレハオコッタゾー」

オーダイル「フルパワー」

ミクリ「残念、倒しきれなかったね」

ミクリ「とどめだ」

ギャラドス「トドメ」

オーダイル「グハッ」ばたっ

181: 2014/12/22(月) 00:04:56.20 ID:IIlt2LYi0
ゲン「勝者ミクリ」

ミクリ「この次はダイゴか」

ミクリ「といっても君が負けたら戦えないわけだが」

ダイゴ「コウキ君には悪いけど、もう僕が勝ったから」

ミクリ「はやっ」

ダイゴ「スポンサーの権力さ」

ミクリ「だからといって戦わないのはね」

ダイゴ「戦ったさ」

ダイゴ「カットしたけど」

ゲン「コウキVSダイゴ、勝者ダイゴ!」

182: 2014/12/22(月) 00:14:52.48 ID:IIlt2LYi0
ゲン「続いてはシロナVSレッド」

シロナ「やっと君と戦えるのね」

レッド「今日の晩は何食べたい?」

ナツメ「あなたとは何がいいの?」

レッド「そうだな…ナツメの手料理だな」

ナツメ「じゃあがんばっちゃお」

シロナ「こらー!私の前でイチャつくんじゃない!」

レッド「うるさいな…俺にとったらこんな大会どうでもいいんだよ」

レッド「俺はナツメと旅行に来ただけなのにこんなのに巻き込まれて…」

183: 2014/12/22(月) 00:21:21.36 ID:IIlt2LYi0
5分後

レッド「ナツメと一緒ならなんでもいいや」

ナツメ「私もよレッド」

シロナ「うがー!」ばたばた

ゲン「ちょっとシロナさん、何やってんの」

シロナ「あんなにイチャつきやがってー、私もあんなのやりたいー!」

ゲン「それはちょっと無理じゃ…」

シロナ「ガブリアス」

ゲン「がんばればなんとかなるんじゃないでしょうか」

184: 2014/12/22(月) 00:29:39.50 ID:IIlt2LYi0
ゲン「というかそろそろ始めてもらえないでしょうか」

レッド「どうせ俺が勝つんだよ」

シロナ「こうなったら私が勝ってレッド君を私のものにしてやる~」

レッド「何言ってんだ」

ナツメ「レッドが負けるわけないでしょ、もうボケてきたの?」

シロナ「私はそんな歳とってないわよ!」

シロナ「私はまだ青春真っ盛りの華の20代よ」

ゲン「あのー漫才やってるんじゃないんで」

シロナ「ガブリアス」

ゲン「ず…ずびばせん」

185: 2014/12/22(月) 00:41:09.24 ID:IIlt2LYi0
シロナ「さあレッド君勝負よ、私はこのガブリアスでいくわ」

レッド「やれやれ、いけ、カビゴン」

シロナ「瓦割り!」

レッド「よけるんだ」

シロナ「なに、その軽快なフットワーク」

レッド「のしかかりだ」

カビゴン「ジワジワトナブリゴロシニシテクレル」

ガブリアス「オモイオモイ」

シロナ「はやく抜け出して」

レッド「カビゴンそのまま押さえつけろ」

186: 2014/12/22(月) 00:48:07.19 ID:IIlt2LYi0
レッド「どうした、反撃しないのか?」

シロナ「ガブリアス、ドラゴンダイブでふっとばしなさい!」

ガブリアス「ショウリュウケン」

レッド「カビゴン、そのままでいいぞ」

カビゴン「モチロンフルパワーデアナタトタタカウキハアリマセンカラゴシンパイナク」ドスーン

ガブリアス「オモイオモイ」

シロナ「上にとばしたらまた落ちてきたじゃないの!今度はななめ前にとばすのよ!」

187: 2014/12/22(月) 00:58:36.44 ID:IIlt2LYi0
レッド「そうはさせるか、カビゴン、ガブリアスの上でトランポリン」

カビゴン「コノホシヲケス!」ドスンドスン

シロナ「カビゴンが飛んだ瞬間に抜け出すのよ」

シロナ「上に乗っかられただけでこんなダメージを…」

シロナ「今度はストーンエッジよ」

ガブリアス「ウオリャア」

レッド「カビゴン、吹雪で吹き飛ばせ!」

カビゴン「ボクノシタデハタライテミルキハナイカナ」

シロナ「かわしてドラゴンダイブ!」

ガブリアス「コトワル」

ガブリアス「」

188: 2014/12/22(月) 01:02:57.63 ID:IIlt2LYi0
レッド「ギガインパクトだ!」

カビゴン「イマノハイタカッタ・・・イタカッタゾーーー!!!」

ガブリアス「ギャーー」ばたっ

シロナ「ガブリアスがいきなりやられるなんて」

シロナ「ふふ、こんなこといつ以来かしら」

ナツメ「レッドすごーい」

レッド「あたりまえだろ」

シロナ「こんなイラついたのもいつ以来かしら…」

189: 2014/12/22(月) 23:26:38.24 ID:IIlt2LYi0
シロナ「さて、まずあのカビゴンをなんとかしないとね」

シロナ「ルカリオ、波導弾!」

ルカリオ「ハドウハワレニアリ」

ナツメ「レッド、きてるよ」

レッド「あっいきなりやりやがって」

レッド「カビゴン、地震だ」

シロナ「その前に神速よ」

ルカリオ「ニクキュウキック」

シロナ「なんて耐久力…」

レッド「やれ!」

カビゴン「イマスグダマラセテヤルゾ」

190: 2014/12/22(月) 23:35:33.77 ID:IIlt2LYi0
レッド「もう一回!」

シロナ「神速!」

ルカリオ「ニクキュウキック‼」

カビゴン「チ…チクショーーーーチクショオオオオオ~~~~!!!」ばたっ

シロナ「カビゴン撃破!」

レッド「まだ一匹だぜ」

レッド「いけっリザードン!」

リザードン「ホンキニナレバスベテガカワル」

191: 2014/12/22(月) 23:43:47.23 ID:IIlt2LYi0
レッド「大文字だ!」

リザードン「イマノボクニハイキオイガアル」

シロナ「かわして竜の波導!」

ルカリオ「ハドウノチカラヲミヨ」

リザードン「ガケップチアリガトウ!!サイコウダ!」

シロナ「ダメージを受けてない…?」

レッド「もう一度大文字!」

リザードン「モットアツクナレヨ」

ルカリオ「アツッ」ばたっ

192: 2014/12/22(月) 23:51:01.95 ID:IIlt2LYi0
シロナ「ミロカロス!」

レッド「水なら俺のリザードンを倒せると思ったのか」

シロナ「ずいぶんと余裕ね、あんまりなめない方がいいわよ」

ナツメ「どんなことしたってレッドに勝てるわけないでしょ」

シロナ「今は私とレッド君との戦いなんだから口をはさまないでよ」

ナツメ「ふん」

シロナ「レッド君、そんな子より私みたいな大人の女性なんてどうかな」

ナツメ「なによ!レッドはあんたみたいな年上相手にするわけないでしょ」

レッド「ナツメも俺より年上だよ」

ナツメ「……」

シロナ「やっぱりあなたもレッド君に相手にされてないんじゃないの」

レッド「でも歳とか関係なく俺はナツメが大好きだ」

ナツメ「やった」

シロナ「なんかくやし~」ばたばた

193: 2014/12/23(火) 00:01:35.46 ID:0GLDClt90
レッド「スキありー!」

シロナ「私のミロカロスにスキなんかないんだから」

シロナ「ミロカロス、波乗りよ」

ミロカロス「ツナミ」

レッド「エアスラッシュでふっとばせ」

リザードン「イイワケシテルンジャナイデスカ? 」

シロナ「じゃあ全力でハイドロポンプ!」

ミロカロス「ワイルドダロォ」

レッド「ブラストバーン!」

リザードン「オコメタベロ!!」

シロナ「これなら…!」

194: 2014/12/23(火) 00:04:43.61 ID:0GLDClt90
シロナ「レッド君失敗したわね、水にむかって炎なんて」

レッド「自分のミロカロス見てみろよ」

シロナ「え…そんな…」

ミロカロス「ハンソクダロォ」ばたっ

シロナ「!」

シロナ「信じられない…」

レッド「俺の炎の勝ちだな」

ゲン「勝者レッド!」

195: 2014/12/23(火) 00:09:51.50 ID:0GLDClt90
レッド「やった」

ナツメ「さすがレッド」

シロナ「ふぅ…これは悔しいけど…悔し…くや…」

レッド「どうした?」

シロナ「くやし~!私が負けるなんて~」バタバタ

シロナ「やだやだ!もう一回!」

ナツメ「謎の幼稚行動」

レッド「なんなんだこれは」

シロナ「レッド君、ねぇおねが~い、くやしいよ~」ウルウル

ナツメ「ああ!レッドにひっつくんじゃない!」

シロナ「レッド君はみんなのものよ」

ナツメ「そんなわけないでしょ」

196: 2014/12/23(火) 00:18:41.97 ID:0GLDClt90
ゲン「続いてはゴールドVSサカキ」

ゴールド「こいつがロケット団のボス…」

サカキ「そう睨むな、俺のロケット団はもうない」

ゴールド「あんたが誰でも関係ないけど、倒すことには変わりないんだ」

サカキ「俺を倒す?冗談にしては笑えん」

ゴールド「大マジメだからな」

ナツメ「レッド、見なくていいの?次あれの勝った方だよ」

レッド「俺なら大丈夫、それよりなんで追いかけてくるんだ」

シロナ「待ってよ~」

197: 2014/12/23(火) 00:23:02.73 ID:0GLDClt90
レッド「まいたかな」

ナツメ「大丈夫?私おんぶして重くない?」

レッド「ナツメとくっついてることが苦になるわけないだろ」

レッド「それに…」

レッド(ナツメの胸が)

ナツメ「それに?」

レッド「いや、なんでもない」

ナツメ「そう?」

ナツメ「そうだ、レッドの勝利祝いとさっきので疲れてるだろうからアイス買ってあげる」

レッド「まだ優勝したわけでもないのに」

ナツメ「いいのいいの」

198: 2014/12/23(火) 00:29:41.45 ID:0GLDClt90
ナツメ「何がいい?」

レッド「そうだな…」

シロナ「私はチョコとストロベリーとチョコミントの3段」

レッド「え?」

ナツメ「じゃあチョコとストロベリーとチョコミントの3段重ねください」

レッド「ちょっと待って、それ俺じゃない」

ナツメ「え?」

シロナ「アイスまだ?」

ナツメ「なんであんたがいるのよ!」

199: 2014/12/23(火) 00:34:22.25 ID:0GLDClt90
ナツメ「あなたいい加減にしなさいよ」

シロナ「だってレッド君の片方空いてたもん」

ナツメ「空いてる空いてない関係ないの」

ナツメ「そんなこと言うなら…」

ナツメ「こうやって抱き合ってれば、あなたの場所はないわ」

シロナ「レッド君独り占めなんてずるくない?」

ナツメ「なんかコトネみたいなこと言ってるわね」

コトネ「お呼びでしょうかナツメさん」シュタ

ナツメ「来なくていいの!」

200: 2014/12/23(火) 00:41:02.08 ID:0GLDClt90
コトネ「ちょっと私のレッドさんとナツメさんに何しようとしてるんですか」

シロナ「何言ってるのレッド君はみんなのものでしょ」

ナツメ「あなたたちね、私とレッドは結婚してるの!」

ナツメ「だからレッドと手をつないだり、こんな風に抱きついたり、こうやって…キスしていいのも私だけなの!」

コトネ「ナツメさん、なら私と」

ナツメ「あなたの言ってることもおかしいから」

シロナ「知ってる?世の中には離婚って言葉があるのよ」

ナツメ「離婚する相手すらいない人が言うんじゃない、そもそもレッドと一生離れる気はない!」

シロナ「そんなふうに言わなくていいんじゃないかな…私だって相手ほしいよ…」ズーン

201: 2014/12/23(火) 00:43:35.97 ID:0GLDClt90
ナツメ「だからってなんでレッドなのよ!」

シロナ「だって」

レッド「あのー悪いけどさ、俺もナツメ以外興味ない…」

シロナ「……」ガーン

シロナ「ひどいよぉ」ウルウル

コトネ「レッドさん、私はアリですよね!」

ナツメ「だからあなたたちはダメだって」

202: 2014/12/23(火) 00:47:37.13 ID:0GLDClt90
ナツメ(そうだ!)

ナツメ「じゃあ男の人紹介してあげようか?」

シロナ「え、誰?」

ナツメ「この人なんだけど」(写真わたす)

シロナ「あら、けっこうかっこいいじゃない、たしかこの子さっきいたわね」

ナツメ「ええ、参加してるわよ」

シロナ「名前はたしか…」

ナツメ「トウヤ君っていうの」

コトネ「ちょ、ちょっとそれは私がダメです!」

シロナ「なんで?」

コトネ「そ、それは…なんでもです!」

シロナ「?」

203: 2014/12/23(火) 00:51:44.81 ID:0GLDClt90
ナツメ「ああ、あとこの子ね、女の人の足見るととびつくの」

シロナ「!」

シロナ「私だってミニスカートぐらいはくわよ!」

コトネ「ストーップ!ダメダメ!」

シロナ「どうしてよ」

コトネ「と、とにかくトウヤはダメなんです!」

ナツメ「コトネはトウヤ君のこと好きだったのかしらー?」

コトネ「ナツメさんイジワルです」

204: 2014/12/23(火) 00:59:44.41 ID:0GLDClt90
シロナ「それだとコトネちゃんはおかしな状態ね」

シロナ「でも、チャンスは逃すわけにはいかないのよ」ダッ

レッド「どうチャンスなのかわからんけど…」

コトネ「あっ」

ナツメ「さあコトネ、トウヤ君のことどうなの?」

ナツメ「ちゃんと言えば私の超能力であれ止めてあげるけど」

コトネ「う…ト、トウヤは…」

コトネ「……」

ナツメ「どうなの?早くしないとトウヤ君とられちゃうよ」

コトネ「……//」

コトネ「じ、自分で止めてきます」

ナツメ「うーん、直接聞きたかったのにな」

205: 2014/12/23(火) 23:57:11.44 ID:0GLDClt90
ナツメ「……」ニヤッ

ナツメ「これでやっと二人だね」

レッド「ああ、ちょっと無理やりな気がするけど」

ナツメ「いいの、これで」

グリーン「よぉレッド」

ナツメ「ナツメキック!」ゲシッ

グリーン「はひんっ」バタッ

レッド「ちょっとナツメ、急に動いたらこけそうになる」

ナツメ「あっごめん」

レッド「で、何しに来たんだよ」

グリーン「次は俺様のバトルだ!よく見とくことだな!」

206: 2014/12/23(火) 23:57:39.80 ID:0GLDClt90
コトネ「まてー!」

シロナ「どこにいるのかな?トウヤ君」

コトネ「おりゃっ」ガシッ

シロナ「うわっ…いったーい…」ドサッ

コトネ「いてて…」

シロナ「あら、コトネちゃんどうしたのかしら」

コトネ「ト、トウヤはダメです!」

シロナ「恋ってのは障害が多いほど燃えるものなのよ」

コトネ「恋愛経験0の人が言わないでください」

207: 2014/12/23(火) 23:58:15.47 ID:0GLDClt90
トウヤ「あれ、コトネ何やってんの?」

コトネ「トウヤ!」

シロナ「トウヤ君発見!これでどうだ!」バッ

トウヤ「!」

トウヤ「うおおぉぉ!美脚ぅぅ!」

コトネ「だ、だめ!」

トウヤ「スリスリ」

シロナ「男の子にこんなことしてもらえるなんて…シロナ感激!」

208: 2014/12/23(火) 23:59:00.22 ID:0GLDClt90
コトネ「トウヤ!この絶対領域を見てもそっちに行くのか!」バンッ

トウヤ「おおっ」

シロナ「トウヤ君、よく見なさい、あれは黄金比率じゃないわよ」

トウヤ「言われてみればたしかに…」

シロナ「そうだ、トウヤ君私たちのとこにこない?」

トウヤ「どこそれ」

シロナ「私の嫁である美女がいっぱいいるのよ」

トウヤ「美女がいっぱい…」

シロナ「そう、トウヤ君が来ればまさにハーレムよ」

トウヤ「ハーレム…」

コトネ「……」

コトネ「…美女」ジュルリ

209: 2014/12/23(火) 23:59:42.37 ID:0GLDClt90
シロナ「行く?」

トウヤ「行く」

コトネ「ちょっと待った!」

シロナ「なによ」

コトネ「私もつれて行きなさい!」

シロナ「え~、ちょっと女の子が多いからあのナツメは誘わなかったってのに」

コトネ「じゃないとトウヤは渡しません!」

シロナ「渡しませんってあなたのなの?」

コトネ「それは…」

コトネ「と、とにかくそうじゃないとダメです!」

コトネ(ハーレム!)

210: 2014/12/24(水) 00:00:22.43 ID:MZhI++7u0
ナツメ「レッドの次の相手はサカキだって」

レッド「なんだゴールド負けたのか」

レッド「それにしてもサカキか」

グリーン「もっとだ!…もっと強くやってくれ!」

ブルー「それっそれっ」ピシンッピシンッ

ブルー「あ、レッドにナツメさん」

レッド「何してんだよ」

ブルー「グリーンがね、こうやってムチでお仕置きしてくれって」

ブルー「でもね、エリカさんみたいに上手く使いこなせないの」ピシンッ

211: 2014/12/24(水) 00:01:15.61 ID:MZhI++7u0
レッド「俺の経験上こういうのは無視した方がいい」

ナツメ「私もそう思う」

グリーン「なぜ今俺がこんなとこでお仕置きされてるかってか?」

グリーン「よくぞ聞いてくれた!」

ナツメ「別に聞いてないわよ」

レッド「ナツメ、関わっちゃだめだ」

グリーン「ふっまあそう言うな、先輩としてアドバイスをしてやろう」

レッド「お前みたいな先輩いねえよ」

グリーン「俺の方が研究所から出るのが早かったからな」

レッド「関係ねえよ!」

ナツメ「レッド…」

212: 2014/12/24(水) 00:02:06.40 ID:MZhI++7u0
グリーン「あいつは強すぎる」

レッド「次は何使おうかな」

ナツメ「サカキは基本地面なんだしカメックスじゃない?」

レッド「やっぱそうか、でもサカキも対策してきそうだしな…」

グリーン「おい、どこに行く!話を聞け!」

グリーン「ブルー頼む」

ブルー「まかせて」

レッド「うおっムチが体に…ああっ」

ブルー「レッド、ゲットだぜ」

レッド「ナツメ…」フニャフニャ

ナツメ「れっどぉ…」へにゃへにゃ

213: 2014/12/24(水) 00:02:54.66 ID:MZhI++7u0
グリーン「一応ライバルとして教えてやろうとしてるんだ、話を聞け」

レッド「うぅ…なつめ…」

グリーン「いいか、あいつはどういうわけか、かなり強い」

レッド「やば…い…しぬ…」

グリーン「そこでだ、この俺様がとっておきのアドバイスをしてやろうというわけだ」

レッド「……」ガクッ

グリーン「おい聞いてるのか」

ブルー「レッド気絶してるよ」つんつん

214: 2014/12/24(水) 00:12:54.26 ID:MZhI++7u0
ゲン「ワタルVSN!…の途中」

N「ゾロアーク、ナイトバースト」

ワタル「フライゴン、かわして飛び膝蹴り!」

フライゴン「アタァ!」

ゾロアーク「ノドヤラレタ」ばたっ

ゲン「勝者ワタル!」

N「……」

ワタル「どうした」

N「あなたのポケモンの声からは感情を感じません、何をしたんですか」

ワタル「声?何のことかはわからんが俺はただ自己流で育てただけだ」

215: 2014/12/24(水) 00:21:04.54 ID:MZhI++7u0
ゲン「続いてミクリVSダイゴ」

ミクリ「いよいよ君と決着をつけるときがきたね」

ダイゴ「でも、僕はこの大会のメインスポンサー会社のご子息様だよ」

ミクリ「相性では私の方がやや有利、それにそんなこと関係ない、絶対に勝つよ」

ダイゴ「やっぱりそうきたか、いいよ、全力でやろう」

ミクリ「ホエルオー」

ダイゴ「メタグロス」

ミクリ「いきなりそうきたか」

216: 2014/12/24(水) 00:27:21.45 ID:MZhI++7u0
ダイゴ「思念の頭突き!」

ミクリ「地震だ」

メタグロス「ドッカーン」

ホエルオー「グララララ」

ミクリ「さすがはダイゴ、一撃は無理か」

ダイゴ「いちいちバラを持ちながら話さないでくれないか」

ミクリ「悪いね、これは私の癖なんだ」

ダイゴ「知ってるよ」

217: 2014/12/24(水) 00:33:50.09 ID:MZhI++7u0
ダイゴ「アームハンマーだ」

ミクリ「こちらは地震だ」

メタグロス「ワッショイ!」

ホエルオー「イッターイ」ばたっ

ミクリ「まさかこちらが先にやられるとは」

ミクリ「お次はルンパッパだ」

ダイゴ「思念の頭突きだ」

ミクリ「影分身!」

ルンパッパ「カゲブンシンノジュツ」

218: 2014/12/24(水) 00:41:07.78 ID:MZhI++7u0
ミクリ「波乗り!」

ルンパッパ「レッツサーフィン」

メタグロス「カオガヌレテ」ばたっ

ダイゴ「これはおもしろくなった」

ミクリ「ずいぶんと余裕だねダイゴ」

ダイゴ「僕も久しぶりに本気で戦うからね、楽しいよ」

ダイゴ「いけっエアームド燕返し」

ミクリ「こちらは波乗りだ」

エアームド「ジソク300キロ」

ルンパッパ「キュウショニアタッタ」ばたっ

219: 2014/12/24(水) 00:46:48.82 ID:MZhI++7u0
ダイゴ「楽しみももう終わりそうだね」

ダイゴ「さあミクリ、あと一匹だ、最後はもうわかってるけど」

ミクリ「あまいよダイゴ、君はどうせミロカロスだと思ったんだろ」

ダイゴ「違うのか?」

ミクリ「その通り!ゆけミロカロス!」

ダイゴ「無駄なやりとりはやめてもらいたいよ、エアームド、毒々だ」

ミクリ「そうはさせない、冷凍ビームだ」

220: 2014/12/24(水) 00:53:15.45 ID:MZhI++7u0
ミクリ「続けてハイドロポンプ!」

ミロカロス「ホウスイ」

エアームド「トゲピーー」ばたっ

ミクリ「さあこれで一対一ふりだしに戻った」

ダイゴ「ほんとにそうかな」

ミクリ「これは…ミロカロスが猛毒に!」

ミクリ「エアームドか…」

ダイゴ「そう、そして僕の最後はユレイドルだ」

ダイゴ「怪しい光!」

ユレイドル「アヤシイヨ」

ミロカロス「コンランシタ」

221: 2014/12/24(水) 00:59:32.39 ID:MZhI++7u0
ミクリ「しっかりしろ、ミロカロス!冷凍ビームだ!」

ダイゴ「そんなにあせるなんて君らしくないな」

ダイゴ「現にミロカロスは自分を攻撃している」

ダイゴ「一気に決めさしてもらうよ、ギガドレイン!」

ユレイドル「イタダキマス」

ダイゴ「もう一度」

ユレイドル「ウマイウマイ」

ダイゴ「ゴリ押せ!」

ユレイドル「ウマイウマイ」

ミロカロス「スイトラレタ」ばたっ

ゲン「勝者ダイゴ!」

222: 2014/12/24(水) 01:04:29.74 ID:MZhI++7u0
グリーン「おいレッド起きろ、次はお前の番だぞ」

ブルー「全然起きないね、ナツメさんも気絶してるし」

グリーン「離れただけで気絶ってこいつら大丈夫か?」

ブルー「そうだ、また二人くっつけたら気がつくんじゃない?」

グリーン「そんな簡単なことで起きるわけないだろ」

ブルー「いいからいいから、それにこのままだと気が付いてもまたこうなっちゃうし」

グリーン「まあそうか」

グリーン「ほら、これでどうだ」

レッド「……」

グリーン「ほらな、こんなことで」

レッド「…あれ?」パチッ

ナツメ「…どうなってたの?」パチッ

ブルー「よかった気が付いた」

223: 2014/12/24(水) 14:18:28.60 ID:MZhI++7u0
レッド「グリーン?」

グリーン「いつまで寝てんだ、次お前の番だぞ」

レッド「あれ、俺昼寝なんてしてたってけ?」

ナツメ「うーん、わからないわ」

ブルー「レッドたち急に気絶するんだもん、驚いたわ」

レッド「気絶?」

ブルー「そうよ、二人を離したからかな」

レッド「なんだ気絶ですんだのか」

ナツメ「そうね、普通ならしんでた」

ブルー「重症じゃない」

グリーン「そんなことより次お前だって言ってんだろ!」

224: 2014/12/24(水) 14:25:23.29 ID:MZhI++7u0
ゲン「レッドVSサカキ」

サカキ「こうしてお前と戦うのは懐かしいな」

サカキ「まあ、一人増えてるがな」

レッド「俺たちは元からこうなるんだったから問題ない」

レッド「それと、すぐ終わらせてもらうけど悪く思うなよ」

サカキ「これでも俺は最強のトレーナーだぞ」

レッド「俺が最強なんだよ」

225: 2014/12/24(水) 14:48:15.59 ID:MZhI++7u0
サカキ「ドサイドン、いけ」

レッド「ラプラス!」

レッド「ハイドロポンプだ!」

ラプラス「キョウハデカイヤツノヤクビダネ」

ドサイドン「カオガヌレテモヘイキ」

レッド「耐えた!?」

サカキ「そこらのポケモンと一緒にしてもらっては困るな、ストーンエッジだ」

ドサイドン「トオリャア」

226: 2014/12/24(水) 14:56:59.55 ID:MZhI++7u0
レッド「ハイドロポンプ!」

サカキ「そんな水鉄砲、メガホーンでふきとばせ」

ドサイドン「ツノドリル」

ラプラス「ヤルネェ…」

レッド「ラプラス大丈夫か、ハイドロポンプがだめなら吹雪だ」

ラプラス「フルパワー! 100%チュウノ100%!!」

サカキ「アームハンマー!」

ドサイドン「ソエヤァ」

ラプラス「セワバカリカケチマッタナ…」ばたっ

ドサイドン「コオッチャッタ」ばたっ

227: 2014/12/24(水) 15:09:07.79 ID:MZhI++7u0
レッド「いけっフシギバナ」

サカキ「ニドキング」

レッド「眠り粉だ」

サカキ「火炎放射」

ニドキング「ファイヤー!」

フシギバナ「ヘノツッパリハイランデスヨ」

レッド「ならギガドレイン!」

フシギバナ「フシギバナフラッシュ!」

ニドキング「スイトルナ」

サカキ「かまわん、燃やしつくせ」

228: 2014/12/24(水) 15:30:49.63 ID:MZhI++7u0
フシギバナ「ナクナミートヨ」ばたっ

レッド「フシギバナ!」

ナツメ「レッドが押されてる…」

サカキ「どうした、その程度じゃないはずだ」

レッド「くっ…カメックス、たのむ」

サカキ「ニドキング、10万ボルト」

ニドキング「ライデイン」

カメックス「コレハ『ヨユウ』トイウモンダ」

レッド「ハイドロポンプ!」

カメックス「シャアアアアッ!!」

ニドキング「ビショビショ」ばたっ

229: 2014/12/24(水) 22:22:20.32 ID:MZhI++7u0
レッド「あと一体だ」

サカキ「……」

サカキ「ふっ降参だ」

レッド「なんだと」

サカキ「だから降参だ、俺の最後の手持ちはゴローニャ、これではそのカメックスに勝ち目はない」

レッド「おい」

サカキ「時間の無駄でしかない、俺の負けだ」

レッド「…ナツメ」

ナツメ「なに?」

レッド「あいつが何考えてたか読んだ?」

ナツメ「ごめん、読んでないわ」

レッド「…ならいい」

230: 2014/12/24(水) 22:25:18.55 ID:MZhI++7u0
グリーン「勝ったのかレッド」

レッド「ああ」

レッド「次はお前か」

グリーン「あーそれなんだが」

ナツメ「レッド、グリーン負けたのよ」

レッド「え、負けた?」

レッド「お前負けたのか~」

グリーン「ぐっ…黙れ」

231: 2014/12/24(水) 22:30:10.85 ID:MZhI++7u0
グリーン「ああそうさ負けたさ、負けた負けた」

レッド「こうなると逆にうざいな」

グリーン「だからこうして相手の情報をやろうとしてるんだ、ありがたく思え」

レッド「別にいいよ」

グリーン「だから話を…ブルーたのむ…あれ?ブルーどこ」

ナツメ「ねえ、グリーンの話聞かなくていいの?」

レッド「大丈夫だよ、グリーンに勝ったってことはかなり強いけど、結局俺が勝つからな」

232: 2014/12/24(水) 22:41:59.42 ID:MZhI++7u0
ゲン「さあやっと準決勝だ、ワタルVSダイゴ」

ワタル「俺はあんたがスポンサー会社の御曹司だろうと関係ないからな」

ダイゴ「結局僕が一番強くてうぃっしゅなんだよね」

ゲン「は?」

ワタル「いけっフライゴン」

ダイゴ「エアームド!どくどくだ!」

エアームド「トゲピーー」

ワタル「気にするな!いけぇVジェネレート!」

フライゴン「メガァァァ!」

エアームド「セコイ」

ダイゴ「なんてことだ」

233: 2014/12/24(水) 22:48:35.82 ID:MZhI++7u0
ダイゴ「もう一度くるぞ、まもれ!」

ワタル「フライゴン、フェイントをかましてやれ」

フライゴン「ホリャ」

エアームド「アンマキカナイ」

ワタル「そしてもう一度Vジェネレート!」

フライゴン「メガァァァ!」

エアームド「トゲピーーーー」ばたっ

234: 2014/12/24(水) 22:57:02.50 ID:MZhI++7u0
ダイゴ「いけアーマルド」

ワタル「Vジェネ…」

ダイゴ「ステータスが低下するのに何度も同じ技とは、他にないのかい?」

ダイゴ「シザークロスだ」

アーマルド「クロスチョップ」

フライゴン「フライゴンニエイコウアレ」ばたっ

ワタル「仕方がないか、だが次はこんなものではない!」

235: 2014/12/24(水) 23:05:35.69 ID:MZhI++7u0
ワタル「ボーマンダ、ハイドロカノン!」

ボーマンダ「ゼーニュー」

アーマルド「エッ」

ダイゴ「技はもっと考えて使うべきだ、今だロックブラスト!」

アーマルド「スキダラケ」

ボーマンダ「ナゲンナヤ」

ダイゴ「攻撃を止めるな、もっとだ!」

ワタル「そこまでだ、ハイドロカノン!」

ボーマンダ「ゼーニュー」

アーマルド「マタ?」ばたっ

236: 2014/12/24(水) 23:12:26.58 ID:MZhI++7u0
ダイゴ「だからスキだらけだ!いけメタグロス、コメットパンチ!」

メタグロス「リュウセイノゴトクオシツブス」

ボーマンダ「ツブレタ」ばたっ

ワタル「これで俺の勝ちは確定だ」

ワタル「いでよ、カイリュー!」

ダイゴ「どうかな、まだわからないよ」

ワタル「わかるさ、いけぇVジェネレーーート!」

カイリュー「ショータイム!」

ダイゴ「またその技か、それ好きだな…」

237: 2014/12/24(水) 23:26:22.60 ID:MZhI++7u0
ダイゴ「さっきから威力重視の技ばかり、それだけじゃ僕には」

ワタル「勝てるさ」

ワタル「俺の育て方は間違っていない、こうしてチャンピオンになったことがその証!」

ワタル「俺が一番強いんだ!」

ワタル「Vジェネレーーーーーーート!!」

ダイゴ「コメットパンチで迎え撃て!」

カイリュー「スーーパーー!!」

メタグロス「リュウセイカザン!」

ワタル「俺のカイリューが力負けするはずがない!」

カイリュー「ウオオオオォ」

メタグロス「ギャフン」ばたっ

ゲン「勝者ワタル!決勝進出!!」

238: 2014/12/24(水) 23:41:44.91 ID:MZhI++7u0
ゲン「勝った方が決勝進出、レッドVSゲンゾー!」

ナツメ「レッド、一応油断はしないでね、あの人グリーンを倒したんだから」

レッド「大丈夫、俺が一番強いんだから」

ゲンゾー「傲慢だな」

ゲンゾー「自分は一度も負けたことがなく、リーグでもチャンピオンになった、だから自分が一番強いという考えか」

レッド「何が言いたいんだよ」

ゲンゾー「お前はまだ、そんなトレーナーでもない」

レッド「何が言いたいんだ」

ゲンゾー「お前はまだ弱いんだ」

239: 2014/12/24(水) 23:51:30.87 ID:MZhI++7u0
レッド「俺が弱いだと、どこ見てそうなるんだ」

ゲンゾー「チャンピオンになったはいいが、そのあと失踪、母さんはかなり心配しただろう」

ナツメ「うんうん、あれはもうめちゃくちゃ心配した」

ゲンゾー「だがそれでこの程度とは情けない」

レッド「この程度?」

ゲンゾー「鼻くそレベルだな」

レッド「鼻くそだと…」

240: 2014/12/25(木) 00:02:09.63 ID:s0AtRK/S0
ゲンゾー「母さんのことも何も考えず、勝手なことばかりしおって」

レッド「さっきから何なんだお前!」

ゲンゾー「お前のパパ」

レッド「?」

ナツメ「?」

レッド「なんなんだお前!」

ゲンゾー「パパ」

レッド「……」

ナツメ「……」

レッド「なんて言ったの?」

ナツメ「パパって言ってる」

レッド「…ふざけんなぁぁー!」

241: 2014/12/25(木) 00:07:45.05 ID:s0AtRK/S0
レッド「ふざけんなよ!証拠でもあるってのか!このやろうが」

レッド「だいたいな、初対面のハゲの写真家にな、パパって言われて信じるわけねえだろ!」

レッド「ほれ!証拠だしてみろや」

ゲンゾー「……」

レッド「ほら、ねえだろ」

オーキド「あるぞレッド」

レッド「え…」

オーキド「ちゃんとお前がつくられるとこを見たぞ、ちなみに頭はその時から変わってない」

レッド「……」ふらっ

ナツメ「レッドしっかりして」

242: 2014/12/25(木) 00:17:06.79 ID:s0AtRK/S0
レッド「いや、俺は認めない!絶対認めないぞ!」

ゲンゾー「お前が失踪していたことは知っていたが結婚までしていたとはな」

ゲンゾー「ナツメさん、これからもレッドを頼む」

ナツメ「え…はい」

レッド「お前がナツメって名前を言うんじゃねえ!」

レッド「だいたいお前だって俺と母さんを捨てて家を出ていったんじゃねえかよ」

ゲンゾー「おいおいパパに向かってお前なんてないだろ」

レッド「お前で十分だ」

ゲンゾー「まあ捨てたというか出たのは事実だな」

243: 2014/12/25(木) 00:25:32.78 ID:s0AtRK/S0
レッド「このやろう、俺がぶっつぶしてやる」

レッド「いけっ!リザードン!」

ゲンゾー「やれやれ話をちゃんと聞かないのは俺にそっくりだ」

レッド「お前に似てるとこなんて一つもねえよ!」

レッド「さあ、出せ!ぶっ倒してやんよ!」

ゲンゾー「ふぅ…デリバードいくんだ」

244: 2014/12/25(木) 00:42:49.94 ID:s0AtRK/S0
レッド「リザードン、ブラストバーン!」

ナツメ「レッド、いきなりそんな技…!」

レッド「いいんだ!」

リザードン「コトシノボクノテーマハホンキ!! 」

ゲンゾー「かわせ」

レッド「だったらフレアドライブだ!」

リザードン「イワナミテミロヨ!! 」

ゲンゾー「よけるまでもないな」

デリバード「イッタハズダ! オレハテンヲニギルト!!!」

ナツメ「片手(羽)でリザードンを止めた…!」

ゲンゾー「冷凍パンチ」

デリバード「テンショウホンレツ」

リザードン「バンブー」ばたっ

245: 2014/12/25(木) 00:57:05.76 ID:s0AtRK/S0
ナツメ「レッドのリザードンが一撃で」

レッド「くっ…」

ゲンゾー「どうしたんだ?」

レッド「まだだ!いけピカチュウ!」

レッド「ボルテッカーだ!」

ピカチュウ「イッタハズダ、アナタノスベテヲメザシタト」

ゲンゾー「冷凍パンチ」

デリバード「アルノハゼンシンショウリノミ!!」

レッド「ピカチュウもう一度だ!」

ナツメ「レッド、ピカチュウはかなりダメージを受けてるのよ、ここでボルテッカーは」

レッド「ナツメ、今はアドバイス等のことは禁止だ」

ナツメ「レッド…」

246: 2014/12/25(木) 01:06:01.13 ID:s0AtRK/S0
ゲンゾー「何をそんなに怒ってるんだ?妻の言うことは聞いたほうがいいぞ」

レッド「黙れ!お前のせいだろ」

ゲンゾー「おいおい、人のせいにするんじゃない」

レッド「ボルテッカーだ!ピカチュウ!」

ピカチュウ「チカイノトキハキタ!! イマ ワタシハアナタヲコエル!!!」

デリバード「テンニカエルニヒトノテハカリヌ!!」ばたっ

レッド「よしっ」

ゲンゾー「ふう…だからお前はその程度なんだ」

レッド「なに」

ピカチュウ「ワタシノシヲオマエノカテトスルガヨイ」ばたっ

247: 2014/12/25(木) 01:10:57.95 ID:s0AtRK/S0
レッド「くそ…反動か…」

ナツメ(今のレッドはいつものレッドじゃない、怒って冷静な判断ができてない…)

ナツメ「レッド…」

レッド「俺は負けない!だから見ててくれ」

レッド「こいつはぶっつぶさねえと気がすまない!」

ナツメ(そんなにお父さんのこと嫌いなのかな…)

ゲンゾー「俺にはお前が負ける姿しか想像できないがな」

レッド「今のうちにそう言ってろ!」

248: 2014/12/25(木) 23:57:36.87 ID:s0AtRK/S0
レッド「いけっカビゴン!」

ゲンゾー「ヌケニンいくんだ」

レッド「そんなやつぶっとばしてやれ!」

ゲンゾー「バカが」

ナツメ「レッド、相手はヌケニンだよ、技を考えないと!」

レッド「くそぉ!なんでくらわねえ!」

ゲンゾー「鬼火でもしとけ」

ヌケニン「ヌケ」

ゲンゾー「シザークロス」

ヌケニン「ヌケ」

レッド「なんでだ」

249: 2014/12/25(木) 23:58:17.40 ID:s0AtRK/S0
レッド「いけいけ!殴れ潰せ!」

ナツメ「……」

ナツメ(レッドごめん…でも、これしか…)ピーン

レッド「ん…い、いて、いてててて、頭が…!」

ナツメ「レッド、しっかりしてよ」

レッド「……」

レッド「あれ、俺はいったい…」

ナツメ「レッド、相手はヌケニンよ、ちゃんと考えてよ」

レッド「…ありがとうナツメ、カビゴン噛み砕く!」

カビゴン「フッフッフ…コウミエテモボクハヤサシインダ」

ヌケニン「ヌケニン」ばたっ

250: 2014/12/25(木) 23:59:21.81 ID:s0AtRK/S0
レッド「ナツメがいなかったら危なかった、ありがとう」

ナツメ「いつも通りのレッドに戻った、よかった」

ナツメ「でもあと一匹残ってるわ」

レッド「わかってるよ」

ゲンゾー「話にならんな」

レッド「なんだと」

ナツメ「落ち着いてよ」

レッド「ああ、ごめん」

ゲンゾー「チャーレム、飛び膝蹴り」

レッド「かわせ!」

ゲンゾー「無理だな」

チャーレム「ホアタァ!」

251: 2014/12/26(金) 00:00:07.55 ID:s0AtRK/S0
レッド「でも、カビゴンなら…」

カビゴン「イチオウサイゴニキイテオコウ…ドウカナ、ボクノシタデハタライテミルキハナイカナ」ばたっ

レッド「……!」

ナツメ「そんな、レッドが…」

ゲンゾー「今まで一度も負けたことがないから、これからも負けることはない、俺が一番強い」

ゲンゾー「そんなことばかり考えて、状況もよくわかってない」

レッド「……」フラッ ばたっ

ナツメ「レッド!しっかりして!」

ゲンゾー「負けただけでこれか」ニヤッ

252: 2014/12/26(金) 00:00:53.53 ID:hpVjb+fP0
3日後

ナツメ「今日も…」

ナツメ「レッドがぜんぜん目をさまさない…」

ナツメ「おかしい…絶対何かある…」

ナツメ「レッド、おねがい起きてよ」

ナツメ「それとも負けたことがそんなにショックなの…?」

ナツメ「レッド…」

コトネ「レッドさぁーん!」バンッ

ナツメ「コトネ、今までどこ行ってたのよ」

コトネ「ナツメさん!レッドさんが倒れたって聞いて」

253: 2014/12/26(金) 00:01:37.43 ID:hpVjb+fP0
ナツメ「そうなの…もし、このままレッドが目をさまさなかったら…」うるうる

コトネ「大丈夫です、そうなったら私がレッドさんの代わりにナツメさんを」

シロナ「コトネちゃんみーっけ!」

コトネ「げっ…なんでここが」

シロナ「レッド君?倒れたって聞いたけど本当だったのね」

シロナ「それより、コトネちゃん、トウヤ君をどこに隠したの?」

コトネ「だからトウヤは渡さないってば、トウヤは私の」

ナツメ「……」

コトネ「違う!ナツメさん、これは違います!」

ナツメ「何も言ってないわよ」

254: 2014/12/26(金) 00:02:43.53 ID:hpVjb+fP0
シロナ「コトネちゃん!トウヤ君はどこ!」

コトネ「それは…」

コトネ「シロナさんはもう十分でしょ!」

シロナ「男の子一人はほしいのよ!」

ナツメ「ねえ何言ってるの?」

コトネ「シロナさんのとこにはヒカリとシンオウ、イッシュの女性ジムリーダーと、あとなんか不思議な女の人がいるんです」

コトネ「シロナさんはみんな私の嫁だって言うんです」

コトネ「多くないですか?」

ナツメ「そこじゃないでしょ、トウヤ君のこと言ってるじゃない」

コトネ「そうでした、女の子ばかりだから男がほしいって言って私のトウヤをとろうとするんです!」

255: 2014/12/26(金) 00:03:52.20 ID:hpVjb+fP0
シロナ「男の子ほしいの!コトネちゃんだってノリノリで着いてきたじゃないの」

コトネ「だってみんなシロナさんのことばっかなんですもん」

シロナ「そりゃそうよ」

コトネ「ぜっっったい教えません!それじゃナツメさん、また戻ってきます!」

シロナ「あっ待ちなさい!」

ナツメ「……」

ナツメ「なにしにきたの」

256: 2014/12/26(金) 00:04:40.63 ID:hpVjb+fP0
グリーン「なんだ、まだレッドおきねえのか」

ナツメ「また来たの、おきたら教えるって言ったでしょ」

カスミ「はぁ~、大会は終わったってのにこれじゃあ帰れないじゃないの」

ナツメ「勝手に帰ったらいいじゃない」

カスミ「だからあんたたちのパスでここに来たんだから、あんたたちが帰らないとこっちも帰れないの!」

ナツメ「そんなの知らないわよ、自分のお金で帰りなさいよ」

カスミ「ただで帰れることに金なんて使いたくないの!」

ナツメ「じゃあおとなしくしてなさい」

カスミ「むかつくわね…」

タケシ「おいやめろ二人とも、場所を考えろ」

257: 2014/12/26(金) 00:09:34.84 ID:hpVjb+fP0
ナツメ「もういいから、レッドは安静にしとかないとダメなの」

ナツメ「カントーのジムリーダーでゾロゾロと来て、喋ってないのもいるけど」

グリーン「ゾロゾロっていってもエリカとヅラさん来てないぜ」

ナツメ「そんなのいっしょ、いいから二人にしてよ!」

ナツメ「はぁ…レッド…」

オーキド「おお、すまんすまん、遅くなった」

ナツメ「オーキド博士?どうして」

オーキド「まったく3日も寝かせるなんてあいつもなかなかひどいことするな」

ナツメ「え?どういうこと」

オーキド「いやいや、ゲンゾーのやつに頼まれてな、こいつでこうすれば」

レッド「……」パチッ

ナツメ「レッド!」

258: 2014/12/26(金) 00:15:28.69 ID:hpVjb+fP0
レッド(う…ん、どこだここ?)

レッド(あっナツメ、ここどこなんだ?)

ナツメ「レッド…よかった、ほんとによかった、心配したんだから…」

レッド(なあ、ナツメ…ってあれ?)ぱくぱく

ナツメ「どうしたの?」

レッド(いや、声が…あれ、おかしいな)

オーキド「そうそう、レッドは声が出んようになっとるからな」

ナツメ「レッドになんてことしてくれんのよ!」ピーン

オーキド「いたたたた、わしじゃない!話を聞くんじゃ!」

259: 2014/12/26(金) 00:26:25.73 ID:hpVjb+fP0
オーキド「やったのはゲンゾーのやつじゃ」

レッド(あのくそ野郎が!?)

ナツメ「どうしてそんなこと…」

オーキド「ナツメはレッドの考えてることがわかるじゃろ、問題はないと思うぞ」

レッド(いや、あるだろ!)

ナツメ「いや、あるだろ!って」

オーキド「そこでじゃ、ゲンゾーに会えば声を返してくれるそうじゃ」

レッド(あんなやつの顔なんて見たくねえ)

ナツメ「どこにいるの?」

レッド(……)

オーキド「やりのはしらで待っとるそうじゃ」

260: 2014/12/26(金) 00:35:47.19 ID:hpVjb+fP0
ナツメ「ねえ博士、あの人はなんでレッドにこんなひどいことを」

オーキド「むう、これはくわしくはわからんからわしの予想になるが」

オーキド「実はゲンゾーは最強のポケモンマスターなんじゃ」

レッド(は?)

オーキド「そしてゲンゾーはレッドに次の最強のポケモンマスターになってほしいんじゃろ」

レッド(あいつが何考えてるか知らねえけど、そんなの勝手になってやるぜ)

ナツメ「あいつが何考えてるか知らねえけど、そんなの勝手になってやるぜって」

オーキド「レッド、お前はポケモンマスターの意味をわかってるのか?」

261: 2014/12/26(金) 00:44:46.76 ID:hpVjb+fP0
レッド(そんなの最強だとか、全部のポケモンを集めたとかか?)

ナツメ「そんなの最強だとか、全部のポケモンを集めたとかか?って」

オーキド「ならレッド、お前は最強になったか?」

レッド(……)

オーキド「お前はゲンゾーに負けた、その時点で最強とは言えない」

オーキド「お前はゲンゾーのとこにもう一度行くとは限らんからな、こうしたらもう一度来ると思ったんじゃろ」

レッド(こんなことされなくたってあいつはぶっつぶすんだよ)

ナツメ「さっきは顔も見たくないって言ったのに」

レッド(いや、やっぱあいつには勝たなくちゃ)

262: 2014/12/26(金) 00:55:23.82 ID:hpVjb+fP0
オーキド「まあお前があいつのとこに行くのなら問題はないな」

オーキド「はて、何か言い忘れたような気がするが、まあいいか、じゃあがんばるんじゃぞ」

レッド(なんか言い忘れたのか?)

ナツメ「問題ないのかしら?」

レッド(心配だな…)

ナツメ「それでレッド、どうするの?行くの?」

レッド(ああ、行くよ)

レッド(それにしても何が最強のポケモンマスターだ)

ナツメ「でも、あの人すごく強かったよ…」

レッド(い、いや次は必ず勝てる!俺を信じてくれ)

ナツメ「うん、信じる、けど…」

レッド(けど?)

ナツメ「どうやってポケモンに指示するの?」

263: 2014/12/26(金) 01:03:28.44 ID:hpVjb+fP0
レッド(あっ…)

レッド(大丈夫だ、長い間一緒にいた俺のポケモンたちなら必ずわかってくれる)

ナツメ「本当かしら」

レッド(よし、じゃあ外に行こう、ちゃんと思ったとおりに動いてくれるはずだ)

ナツメ「ちょっと急に動いて大丈夫なの?」

レッド(へーきへーき、さあ行こうか)

264: 2014/12/26(金) 01:07:27.58 ID:hpVjb+fP0
レッド(いけっピカチュウ!)

レッド(よし、いくぞ!)

レッド「………」

ピカチュウ「?」

ナツメ「伝わってないわよ」

レッド(おかしいな、何も言わなくても伝わると思ったのに)

レッド(じゃあ今度はジェスチャーをいれて)

レッド「……」ブンブン

ピカチュウ「??」

レッド(あれぇ?)

265: 2014/12/26(金) 01:14:02.24 ID:hpVjb+fP0
ナツメ「伝わってないみたいよ」

レッド(う~ん)

レッド(あっそうだ、俺が考えたことをナツメが指示するってのは?)

ナツメ「でも。それじゃあ思ってからどうしてもちょっと遅れちゃうよ」

レッド(そ、そうだな…)

ナツメ「う~ん」

レッド(そうだ)

ナツメ「いいこと思いついたの?」

レッド(とりあえずキスしてくれ)

266: 2014/12/26(金) 01:17:28.38 ID:hpVjb+fP0
グリーン「あれ、レッド、目をさましたのか!」

グリーン「それにしてもそんなことこんな外でやるんじゃねえよ」

レッド(いいとこで邪魔しやがって…)

レッド「……」

グリーン「な、なんだよ、そんな睨むなよ」

レッド(はぁ、俺のポケモンがわからないのにグリーンがわかるわけないか)

ナツメ「何かいい方法ないかな」

グリーン「?」

267: 2014/12/26(金) 18:16:53.91 ID:hpVjb+fP0
グリーン「それより、レッドも起きたことだし、早く帰ろうぜ」

レッド「……」ブンブン

グリーン「なんでだよ」

ナツメ「だーめ、だいたいなんであなたたちに合わせて帰らないといけないのよ」

レッド「……」ウンウン

グリーン「あのな、レッドはともかく、ナツメもジムリーダーなんだからずっとジム空けてるわけにはいかないだろ」

レッド(カントーにいてもジム空けてるやつが言うんじゃねえよ)

ナツメ「いっつもジム空けてるくせに」

グリーン「いや、俺だけじゃなくて他のやつがだな」

ナツメ「とにかくダメなものはダメなの」

268: 2014/12/26(金) 18:19:30.76 ID:hpVjb+fP0
5分後

グリーン「なあ帰ろうぜ」

ナツメ「だめよ、しつこい」

レッド「……」ウンウン

グリーン「しつこいって…レッドもなんか言えよ」

レッド「……」ブンブン

グリーン「しゃべれよ」

ナツメ「とにかくもうあっち行ってちょうだい」

269: 2014/12/26(金) 18:30:11.30 ID:hpVjb+fP0
ナツメ「エリカがちょうどいてよかったわね」

レッド(今頃縛られたりしてるんだろうな)

ナツメ「さて、どうすんのレッド、あなたのことだから戦うんでしょ?」

レッド(ああ、声とかよりもあいつは許さない)

ナツメ「でもこのまま槍の柱に行ってもどうしようもないわよ」

レッド(困った…)

ナツメ「…そうだ!あっでも…」

レッド(いや、なんでもいい、言ってくれ)

270: 2014/12/26(金) 18:37:01.67 ID:hpVjb+fP0
ナツメ「レッドのポケモンが自分で動く…ってのは?」

レッド(なるほど…それいいかも)

ナツメ「じゃあそれでちゃんとできるかやってみましょ」

レッド(ああ、よしみんな出てこい)

レッド(ナツメ頼む)

ナツメ「うん、みんなよく聞いて、レッドはね声がでなくなっちゃったの」

ナツメ「そこでね、バトルするときにみんな自分で考えて今までのように戦える?」

ナツメ「どうしてもレッドは勝たなくちゃだめなの」

カメックス「……」

リザードン「……」

フシギバナ「……」

カビゴン「……」

ラプラス「……」

271: 2014/12/26(金) 18:43:26.94 ID:hpVjb+fP0
ピカチュウ「イマノオマエニハ ノコリ1%ノショウキモナイ!」

ナツメ「なんか今喋ったように聞こえたけど…」

ナツメ「フーディン、なんて言ってるのか教えて」

フーディン「カクカクシカジカ」

ナツメ「なるほど、ありがとうフーディン」

レッド(なんて言ったの?)

ナツメ「それで戦えないこともないけど、それはレッドが戦ったことになるのか?って」

レッド(たしかに…それじゃポケモンたちが個々で戦ってるのと同じだな)

ナツメ「また考えなおさないと」

272: 2014/12/26(金) 18:49:02.41 ID:hpVjb+fP0
ラプラス「モトニンゲンノオレノケイケンカラミテイマノオマエニタリナイモノガアル」

フーディン「カクカクシカジカ」

ナツメ「そうか、もうそれぐらいしかないかな」

レッド(なになに?)

ナツメ「レッドも私みたいにテレパシーを使えるようにするの」

レッド(そんなことできんの?)

ナツメ「エスパーの私が教えるんだからできるよ!…たぶん」

273: 2014/12/26(金) 18:55:27.22 ID:hpVjb+fP0
ナツメ「それじゃあ早速練習よ」

ナツメ「頭から直接ビャーっとやってパーッと伝えるイメージよ」

レッド(ビャーっとやってパー…?)

ナツメ「そうよ、慣れてくれば、そんな強く意識しなくても使えるようになるわ」

レッド(わかった、やってみる)

レッド(おりゃあああ伝われぇぇ俺の思いぃぃ!)

ナツメ「それ何も指示してないじゃない」

レッド(そうだった、じゃあ今度こそ)

レッド(おりゃああ!ピカチュウ10万ボルトだ!)

ピカチュウ「?」

274: 2014/12/26(金) 19:02:58.33 ID:hpVjb+fP0
3時間後

レッド(だめ…全然伝わんない)

ナツメ「そんな…私の教え方がダメなの?」

レッド(い、いやナツメの教え方は完璧…だよ)

レッド(俺がダメなんだよ)

ナツメ「そんなことない、だめなのは私よ」

レッド(それ以上自分をだめなんて言うんじゃない、ナツメは最高だよ)

ナツメ「でも…」

レッド(ナツメのためにも必ずできるようにするから)

275: 2014/12/26(金) 22:55:55.04 ID:hpVjb+fP0
一週間後

グリーン「ったく何やってんだあいつら~」

カスミ「そうよ!もう何日もジム空けっ放しよ、こんな空けてたらみんなリーダークビになっちゃうわ」

グリーン「俺は元チャンピオンの特権でそんなんじゃクビになんねえよ」

エリカ「グリーンさん、その発言は私たちにケンカをうってるんですか」グイッ

グリーン「ああっやめて…いや、やめなくていい」

タケシ「なんでグリーンは首輪をつけてるんだ、お前幼馴染の子じゃなかったのか?」

グリーン「ああ、あいつはイッシュに帰った、そのうちカントーに来るらしいけど」

276: 2014/12/26(金) 22:56:25.68 ID:hpVjb+fP0
マチス「ヘイ!そんなことじゃなくて、いったいいつになったらミーたちはカントーに戻れるんダ!」

グリーン「そうだった、頼むから誰か言ってきてくれよ」

アンズ「まあまあ、お二人とも落ち着いてください、ほら、もりのヨウカンです、おいしいですよ」

マチス「ムシャムシャ、ほんとネ、ベリーおいしいネ」

グリーン「ほんとだ…ってだから」

グリーン「そうだアンズは忍者なんだし、入り込めるだろ」

アンズ「それがナツメさん、壁はってて私でも入れないんです」

グリーン「なんだよそれ…」

277: 2014/12/26(金) 22:57:00.31 ID:hpVjb+fP0
ナツメ「やったじゃんレッド」

レッド(ほんと?できたの?)

ナツメ「うん、カ行とナ行だけできるようになった」

レッド(それできたって言うの?)

ナツメ「うん…できてるかな」

レッド(でもこれじゃあな…)

ナツメ「でもここまできたら、あとちょっとだよ」

レッド(でもテレパシーってけっこう疲れるな、ナツメこんなこといっつもやってたんだな)

ナツメ「なれたら簡単よ」

278: 2014/12/26(金) 23:01:43.94 ID:hpVjb+fP0
シュン

レッド(!?)

ナツメ「なんであなたがここに…」

ゲンゾー「あのさ…遅くない?」

ナツメ「どうやってここに?」

ゲンゾー「この子だよ」

レッド(ミュウ…)

ゲンゾー「それより来るの遅くない?」

ゲンゾー「待ってるって言ったのに来てくれないなんて、ちゃんと博士から聞いただろ」

ゲンゾー「パパ悲しいぞ」

279: 2014/12/26(金) 23:07:06.21 ID:hpVjb+fP0
レッド(何がパパだよ、ふざけやがって)

ナツメ「……」

ナツメ「本当にレッドの声を出せなくしたのはあなたなんですか」

ゲンゾー「そうだよ」

レッド(ナツメ、ふざけんなっておもいっきり言ってくれ!)

ナツメ「会いにいったら声をもどしてくれるって言ってましたけど、どうせバトルで勝ったらとかなんでしょ」

ゲンゾー「さすがレッドが嫁に選んだ子だ、その通り」

ナツメ「へへ、はいレッドのお嫁です」

レッド(ナツメ~!こんなやつにはガツンと言うんだよ!)

280: 2014/12/26(金) 23:12:17.77 ID:hpVjb+fP0
ナツメ「でもレッドがちゃんとあなたと戦えるようになるまでもう少しかかります」

ナツメ「だから待っててください」

ゲンゾー「うーん、まあいいか」

ゲンゾー「レッド、いい子を選んだな」

ゲンゾー「じゃあ待ってるから」

ゲンゾー「ミュウ、いくぞ」

シュン

レッド(なんであんなやつに合わせて言うんだよ)

ナツメ「だ、だって…」

レッド(だって?)

ナツメ「レッドのお父さんってことは私のお義父さんってことになるから…」

281: 2014/12/26(金) 23:17:57.77 ID:hpVjb+fP0
さらに一週間後

グリーン「長い…」

グリーン「なんで大会が終わったのに帰れないんだ、長いと思うのは俺だけか?」

タケシ「やめとけグリーン、みんなもう長いとかそういうの考えるのをやめている」

グリーン「だってさだってさ、いつになったら帰れるのってなるじゃん!」

タケシ「まあ、無理もないが…」

グリーン「あいつらは話聞かないでまだ帰らないとか言いやがって」

グリーン「他人への迷惑考えろよ!」

282: 2014/12/26(金) 23:22:11.51 ID:hpVjb+fP0
ナツメ「やった!完璧よレッド!」

レッド(ほんと?聞こえてる?)

ナツメ「うん、ちゃんと聞こえる」

レッド(すげえ、俺テレパシーが使えるようになった!)

ナツメ「じゃあ次はポケモンに試してみましょ」

グリーン「おい、レッド、ナツメ、はやく帰ろうぜ!」ドンドン

ナツメ「この声はグリーンね」

レッド(よし、ちょうどいい)

283: 2014/12/26(金) 23:25:54.84 ID:hpVjb+fP0
ガチャ

グリーン「おっレッド、やっと帰る気になったか」

レッド(悪いけどまだ帰んないよ)

グリーン「おい、なんとか言えよ」

レッド(あれ、聞こえてないのか?)

ナツメ(おかしいわね、私に言うときはちゃんと聞こえてるのに)

グリーン「お~い、聞いてんの?見つめ合ってないで聞いてくれよ」

レッド(ま、いいか)

ナツメ(そうね)

ナツメ「じゃねグリーン」

グリーン「え、おい!」

284: 2014/12/26(金) 23:30:32.02 ID:hpVjb+fP0
ナツメ「ちゃんとポケモンたちにも伝われば問題ないわ」

レッド(よし、リザードン!)

リザードン「ミスヲスルコトハワルイコトジャナイ」

レッド(リザードン、エアスラッシュ!)

リザードン「ドントウォーリー!ビーハッピー!」

ナツメ「でた!」

レッド(伝わった!)

285: 2014/12/26(金) 23:35:19.49 ID:hpVjb+fP0
レッド(他のポケモンにもちゃんと伝わった)

ナツメ(テレパシー習得よ、すごいよ!)

レッド(でも、グリーンには伝わってなかったみたいだけど)

ナツメ(たぶん…レッドが強い感情を持ったのにしか伝わらないのかな)

レッド(そっか、でもナツメと俺のポケモンに伝われば問題ないな)


タケシ「なあ、あいつらさっきから無言で抱き合ったり、ピョンピョンはねたり何してるんだ?」

グリーン「知らねえよ!」

286: 2014/12/26(金) 23:39:24.07 ID:hpVjb+fP0
レッド(じゃあ早速、あの野郎をぶっ倒しに行くか)

ナツメ「もう行くの?」

レッド(ああ、行こうナツメ)

ナツメ「うん」

レッド(よしっ行くぞリザードン!)

リザードン「ホンキニナレバスベテガカワル 」

グリーン「あっ!あいつらリザードンにのってどっか飛んでいったぞ!」

タケシ「なにっまさか二人だけで帰る気か」

287: 2014/12/26(金) 23:43:33.36 ID:hpVjb+fP0
レッド(なあナツメ)

ナツメ「なに?」

レッド(槍の柱って…どこ?)

ナツメ「……」

レッド(……)

ナツメ「とりあえず一回降りて誰かに聞いてみない?」

レッド(そうだな)

288: 2014/12/26(金) 23:49:38.91 ID:hpVjb+fP0
ナツメ「街じゃないね、道路におりちゃったみたい」

レッド(街までもう一回飛んでみるか)

ナツメ「まって、あそこに人がいる、行ってみましょ」

???「すやすや…」

レッド(寝てる…)

ナツメ「道端で寝てるわね」

レッド(けっこうかわいい子だな)

ナツメ「……」

レッド(ナツメほどじゃないけど)

289: 2014/12/26(金) 23:55:37.45 ID:hpVjb+fP0
┣¨┣¨┣¨┣¨

ナツメ「何か来る」

レッド(えっ何?)

ナツメ「あれは…ガブリアス?」

レッド(あっあぶねえ、ガブリアスがさっきのあの子に)

シロナ「カトレア~~~~~~!」

カトレア「むにゃ…シロナ…」

シロナ「よかった~家に着いたら隣にいたカトレアがいなくなっていたから心配したのよ」

カトレア「ふぁぁ…シロナが車とばしすぎるから…」

シロナ「よかったよかった、私の大事なお嫁さんに何かあったらとおもって心配したわ」

290: 2014/12/26(金) 23:59:15.76 ID:hpVjb+fP0
レッド(あれはシロナだな)

ナツメ(どうする、聞くの?)

レッド(めんどうなやつはあんまりな…)

ガブリアス「ナアナア」つんつん

シロナ「あら、ガブリアスどうしたの?」

ガブリアス「アレミテ」

シロナ「ん、なあに?」

カトレア「あそこに人がいるわ」

シロナ「どこどこ」

291: 2014/12/27(土) 00:02:50.47 ID:83UIdZT+0
レッド(やばいバレた)

ナツメ(やばいことなの?)

レッド(とりあえず逃げ)

シロナ「レッド君にナツメじゃない、何してんの?」

ナツメ「見つかった」

シロナ「ってレッド君気が付いたのね」

レッド「……」コク

ナツメ(どうする見つかっちゃったから、もう聞く?)

レッド(もういいかな)

シロナ「ねえー何してんのよ」

292: 2014/12/27(土) 00:06:30.54 ID:83UIdZT+0
カトレア「シーロナー、何してるの~」

シロナ「今行くね~」

シロナ「さ、二人とも」

レッド(ちょっ何すんだよ)

ナツメ(レッド、この人には聞こえないわよ)

レッド(あっそうか、じゃあ言ってくれ)

ナツメ「ちょっとなんでつれて行こうとしてるのよ」

シロナ「今からパーティするんだけど、男の子がほしかったから」

ナツメ「私もレッドもそんなことしてる場合じゃないの!」

293: 2014/12/27(土) 00:09:12.36 ID:83UIdZT+0
シロナ「男の子ほしーの、ちょっとだけでいいから」

ナツメ「だめったらだめ」

シロナ「なんでよ~」

ナツメ「それは言えないけど」

シロナ「レッド君はパーティ行きたいよね」

レッド「……」ブンブン

シロナ「え~楽しいよ~」

ナツメ「ほら、いやって言ってるでしょ」

294: 2014/12/27(土) 00:16:08.64 ID:83UIdZT+0
ナツメ「それより槍の柱ってどこ、シンオウのチャンピオンなんだからもちろん知ってるよね」

シロナ「知ってるけど、そこに用があるの?パーティのんが楽しいよ」

ナツメ「知ってるなら教えてちょうだい」

シロナ「どーしよっかなー」

ナツメ「お願いだから」

カトレア「テンガン山の頂上ですわ」

シロナ「ちょっとなんで言っちゃうのよ」

カトレア「だって急いでるみたいだしー」

カトレア「私だって声が出なくなったら早く出せるようにしたいもん」

ナツメ「えっ」

295: 2014/12/27(土) 00:25:59.84 ID:83UIdZT+0
シロナ「カトレア~ボケちゃったの?ナツメは声出てるじゃない」

カトレア「そっちじゃないよ、レッドって人のほうだよ」

シロナ「レッド君が?なんで声でなくなっちゃったの、なんで槍の柱に行くの?」

ナツメ(ちょっとレッドの心読むのやめてくれる!)

カトレア(ごめんなさいね、やっぱりあなたもエスパーだったんですね、通りで心が読めなかったわけですね)

レッド(ナツメ、どうしちゃったの?)

ナツメ(この人がレッドの心勝手に読んでるのよ)

カトレア(つい癖で、でも槍の柱の場所を教えてあげたんですし」

レッド(でも俺は心読まれても今はなぁ…)

ナツメ(でも、この人レッドがなんで声が出なくなったかとか知っちゃったのよ)

レッド(うーん別にいいんじゃないか?)

ナツメ(…じゃあいいか)

シロナ「ちょっと~なんで3人とも黙っちゃうのよ」

296: 2014/12/27(土) 00:33:44.51 ID:83UIdZT+0
ナツメ(それより場所はわかったんだから早く行きましょ)

レッド(そうだな)

カトレア(でもそのお方相当お強いんじゃないでしょうか)

ナツメ(レッドなら大丈夫、きっと勝ってくれるから)

カトレア(そうですか、それではお気をつけて)

ナツメ(ありがとね)

シロナ「ね~ってばー」

ナツメ(じゃあ行きましょ)

レッド(ああ)

シロナ「ちょっとレッド君行っちゃうのー?」

シロナ「ねえカトレアなんだったの?」

カトレア「ふぁぁ、また眠くなっちゃった、シロナひざまくら」

297: 2014/12/27(土) 00:41:31.83 ID:83UIdZT+0
レッド(見えた、テンガン山だ)

ナツメ「そうね…」ぶるぶる

レッド(ナツメ?)

ナツメ「なに?」

レッド(寒いの?こうした方があったかいよ、もっとこっち)ギュゥ

ナツメ「あったかい…」

レッド(かなり高いな、リザードン行けるか?)

リザードン「ゲンカイヲキメルノハタニンジャナイ、アクマデジブンジシン」

レッド(よしっ一気に行くぞ!ナツメしっかりつかまって」

ナツメ「うん」ギュッ

298: 2014/12/27(土) 00:47:48.27 ID:83UIdZT+0
槍の柱

ナツメ「一気に飛んでこれるもんなのね」

レッド(俺のリザードンだからな)

ナツメ「見て、あそこに誰かいる」

レッド(あれだな…よし)

ゲンゾー「ん?やっと来たか、暇だったんだぞ」

レッド(お前のことなんか知るか!)

ゲンゾー「あれ?今のってテレパシーかなんかか?」

レッド(あいつにも聞こえてんのか?)

ナツメ「レッドの怒りの感情が強すぎて、あの人にも伝わってるんだわ」

299: 2014/12/27(土) 00:53:59.62 ID:83UIdZT+0
レッド(ならちょうどいい、おい!俺が勝ったら俺を元にもどして二度と目の前にあらわれんな!)

ゲンゾー「かまわんよ」

ナツメ「レッド、バトルの時は落ち着いて」

レッド(うん、わかってるよ)ギュッ

レッド(さあ勝負だ!)

ゲンゾー「ルールは6対6、俺も少し本気で戦ってやる」

レッド(少し本気だと?)

ゲンゾー「ああ、この前の大会の時はまあ、お祭り用というかお遊び用というか」

レッド(ふざけやがって…)

ゲンゾー「ふざけてるよ」

300: 2014/12/27(土) 01:09:21.80 ID:83UIdZT+0
レッド(いけっピカチュウ!)

ゲンゾー「マッスグマ」

レッド(もう前みたいに負けたりはしねえ、いけ!ボルテッカー!)

ピカチュウ「イマ ワタシハアナタヲコエル!!!」

ゲンゾー「身代わり」

マッスグマ「コノキズトトモニ オマエノココロヲ コノオレノココロニキザモウ 」

ゲンゾー「腹太鼓、そして神速」

マッスグマ「オマエモマサシク トモダッタ!」

ピカチュウ「モウイイ ココマデダ」ばたっ

レッド(なんて速さと威力だ)

301: 2014/12/27(土) 01:16:51.29 ID:83UIdZT+0
レッド(ピカチュウが…でも腹太鼓に身代わりでマッスグマの体力もあと少し)

レッド(?)

レッド(マッスグマがいない…どこだ?)キョロキョロ

ゲンゾー「レッド、早く次を出せ」

レッド(おい、マッスグマをどこにやった!)

ゲンゾー「マッスグマなら今そこを神速で動きまわっている」

レッド(なに?)

ゲンゾー「まあタイミングが悪いと出た瞬間に倒れるな」

レッド(そんなの反則だろ)

302: 2014/12/27(土) 01:31:51.30 ID:83UIdZT+0
レッド(タイミングが悪いと倒れるだと?ふざけやがって…いけっカビゴン!)

マッスグマ「オトコノホコリヲヨゴスモノニハ シコソフサワシイ!! 」

カビゴン「オナジパターントハ、ゲイノナイヤツダ…!」ばたっ

レッド(なにっ)

ゲンゾー「運が悪かったな」

レッド(カビゴンが一撃…いくら攻撃を上げたとはいえ俺のカビゴンが…)

ナツメ「レッド、しっかり!」

レッド(…わかってる、俺は勝つ)

レッド(タイミング…タイミング…)

レッド(いけぇフシギバナ!)

レッド(今だ!全方位にハードプラント!)

フシギバナ「ヘノツッパリハイランデスヨ」

マッスグマ「ミ…ミズ…」ばたっ

303: 2014/12/27(土) 22:18:59.98 ID:83UIdZT+0
ゲンゾー「次はギャロップだ」

ゲンゾー「どうせ動けんが関係ないな、フレアドライブだ」

ギャロップ「リュウメイセン」

フシギバナ「ヤマトダマシイガマモッテクレルサ」ばたっ

レッド(こんな簡単にやられるなんて…)

レッド(俺たちは強いはずだ、なのに…)

ゲンゾー「ギブアップか?」

レッド(うるさい、次はカメックスだ、ハイドロポンプ!)

ゲンゾー「そんなのかわせないわけないだろ」

304: 2014/12/27(土) 22:19:34.70 ID:83UIdZT+0
レッド(カメックスだけじゃなく、ラプラスまでワイルドボルトで一撃…)

レッド(俺はまた負けるのか…?)

ナツメ(あきらめないでよ、勝つんでしょ)

レッド(…わかった)

レッド(たのむ…リザードン!)

ゲンゾー「さっきと同じだ、ワイルドボルトで終わりだ」

ギャロップ「リュウショウセン」

レッド(上によけろ!)

ゲンゾー「跳べ!」

レッド(よし、竜の波導だ!)

リザードン「コレカラ!!ダシノアルニンゲンニナレ!!」

ギャロップ「コンナカスリキズヲオワセタダケデソンナニウレシイトハ 」ばたっ

305: 2014/12/27(土) 22:20:09.27 ID:83UIdZT+0
レッド(どうだ、俺たちは強いんだ)

ゲンゾー「まだ2匹倒されただけ、それにそのリザードンじゃこのトドゼルガには勝てない」

レッド(そんなわけないだろ、大文字だ!)

リザードン「モットアツクナレヨ!!」

ゲンゾー「吹雪だ」

トドゼルガ「キミハドウスル?フクジュウカ?シカ?」

ナツメ「炎が凍っちゃった…」

レッド(リザードン!)

ゲンゾー「とどめの波乗りだ」

トドゼルガ「イマノオレニハチカヅカナイホウガイイ…」

リザードン「ハンセイハシロ!コウカイハスルナ!」ばたっ

306: 2014/12/27(土) 22:20:56.19 ID:83UIdZT+0
ナツメ「そんな…」

レッド(2回も負けるなんて…)ガクッ

ゲンゾー「はぁ…まるで成長していない」

ゲンゾー「俺を倒したり、この後のことをするには声だけじゃ危機感というか、いろいろ足りないな」

ナツメ「待ってください、これ以上レッドに何かする気ですか」

ゲンゾー「うん、そうなるね」

ゲンゾー「と、その前にアグノム出てきてくれ、こいつに声を戻してやってくれ」

アグノム「なんだ、やっぱりもどすんだ」

ゲンゾー「それぐらいはしてやらないと」

アグノム「えいっ」

レッド「!…声が」

307: 2014/12/27(土) 22:21:40.37 ID:83UIdZT+0
レッド「…あ…あー…」

レッド「やった声がもどった」

ナツメ「よかった、ありがとうございます」

レッド「いや、俺は礼なんて言わねえぞ、というより当たり前の用に伝説使うな」

ナツメ「アグノムって声とか奪ったりできるの?」

ゲンゾー「同時に言わないでほしい」

ゲンゾー「まあ、まずアグノムは自分の意志で動けなくすることができる」

ゲンゾー「それをコントロールしたら声を自分の意志で出せなくすることだってできる」

レッド「俺のことも聞けよ!」

308: 2014/12/27(土) 22:22:38.66 ID:83UIdZT+0
ゲンゾー「なぜ普通に伝説といわれるポケモンがいるのか…」

ゲンゾー「それは俺がポケモンマスターだからだ」

レッド「は?」

ゲンゾー「これを見ろ」ポチッ ゴゴゴ ガシャン

レッド「これは…」

ナツメ「ものすごいモンスターボールの数」

ゲンゾー「ここには全国のポケモン全てがおる、もちろん伝説も幻もな」

レッド「ボックスに預けろよ」

ゲンゾー「なんてこと言うんだ、お前に見せるためわざわざ出してきてここに運んだんだ、大変だったんだぞ」

レッド「知らねえよ」

ゲンゾー「ひどいこと言うな、ポケモンマスターだぞ、言っちゃえばどの地方のチャンピオンより偉いし、その気になれば全てのトレーナーをあれこれとできるんだぞ」

レッド「いやらしいこと言うんじゃねえよ」

ゲンゾー「そういう意味じゃない」

309: 2014/12/27(土) 22:23:58.05 ID:83UIdZT+0
ゲンゾー「お前には俺の次のポケモンマスターになってほしい」

レッド「あのな…」

ゲンゾー「だがこの俺に負けるようじゃまだまだ…」

ゲンゾー「だから今度は思いっきったことする」

ナツメ「こ、今度はレッドに何を」

ゲンゾー「…二人はいつもくっついてるが、離れられないのか?」

レッド「当たり前だろ」

ゲンゾー「離れたらどうなるんだ」

レッド「しぬ」

ゲンゾー「それは困ったな」

310: 2014/12/27(土) 22:24:43.33 ID:83UIdZT+0
ゲンゾー「…しかたないな」

ゲンゾー「よし、ユクシー出てきてくれ」

ナツメ「ユクシーが3匹いる…」

ゲンゾー「伝説とか幻とかいっても、結局は数十匹とかいたりするんだよ」

レッド「それより何する気だ」

ゲンゾー「ユクシーたちレッドの記憶を消すんだ」

レッド「!?」

ナツメ「なんでそんなことを、他に方法は」

ゲンゾー「まあ落ち着いて、消すというよりは正確には預かると言ったほうがいいかな」

ゲンゾー「たのむユクシー」

ユクシー「まかせとき」

レッド「!」

レッド「……」ボーッ

ナツメ「レッド、レッド!」

311: 2014/12/27(土) 22:25:38.42 ID:83UIdZT+0
ゲンゾー「ナツメさんも悪いけど…でるんだダークライ」

ナツメ「ダークライ…」

ゲンゾー「安心しなさい、ダークライは別に悪夢ばかりじゃない」

ダークライ「ハンカチにクロロホルムで…みたいな感じだから」

ナツメ「う…」ガクッ

ゲンゾー「これで離れてもナツメさんは大丈夫か」

ゲンゾー「ナツメさんは…確かシンオウのチャンピオンは女性だったな、その人に預けるか」

ゲンゾー「レッドもこれで精神年齢というか…まあ、あれだ、成長してくれるだろう」

312: 2014/12/27(土) 22:26:27.63 ID:83UIdZT+0
ゲンゾー「普通じゃおもしろくないな…」

ゲンゾー「よし、ディアルガ、パルキア」

ゲンゾー「ディアルガ、レッドを初めて旅に出た日にとばせるか?」

ディアルガ「できるぞ」

ゲンゾー「じゃあパルキア、レッドをその日の姿に戻しながらパラレルワールド的なとこにとばせるか?」

パルキア「なんで注文が二つなんだ」

ゲンゾー「そこを何とか」

パルキア「でーきないこともなーいけーどなー」

ゲンゾー「じゃあ2匹とも頼む」

ゲンゾー「レッドも無事戻ってこれるといいのだが、そうだあいつにも協力してもらうか」

313: 2014/12/27(土) 22:31:23.08 ID:83UIdZT+0
マサラタウン

???「レッド、レッド…いつまで寝てるの、はやく起きなさい」

レッド「ん…誰…?」

レッド「…なんだ母さんか」

赤母「まったく、今日はあなたの旅立ちの日でしょ、オーキド博士呼んでたわよ、早くいきなさい」

レッド「オー…キド博士…」

赤母「さっさと着替えて、朝ごはん食べていきなさい」

レッド「はーい」

レッド「……」ふらっ

レッド「なんか気分悪いな…」

314: 2014/12/27(土) 22:39:32.29 ID:83UIdZT+0
レッド「いい天気だ、早く研究所に行かないと」

レッド「でもなんだか、こっち行ったほうがよさそうだ」

オーキド「おーい待て!待つんじゃあ!」

レッド「博士」

オーキド「危ないとこじゃった、草むらでは野生のポケモンがとびだす」

オーキド「こちらもポケモンを持っていれば戦えるんじゃ」

オーキド「それに研究所に来ないでなんでこっちに来たんじゃ」

レッド「いやぁ、なんとなく…」

オーキド「まあよい、とりあえず研究所に来るんじゃ」

315: 2014/12/27(土) 22:50:12.36 ID:83UIdZT+0
研究所

グリーン「おい遅えぞ」

レッド「悪い悪い、ちょっと寝坊しちゃって」

グリーン「そんなことより、じいさん早くポケモンくれよ」

オーキド「まあ待て、レッド、グリーン、そこに3匹のポケモンがおるじゃろ」

オーキド「右からドラゴンポケモン、ミニリュウ」

オーキド「いわはだポケモン、ヨーギラス」

オーキド「てっきゅうポケモン、メタングじゃ」

レッド「えっ」

オーキド「どうしたんじゃレッド?」

レッド「いやなんかおかしいかなって…」

オーキド「何がおかしんじゃ?」

レッド「いや…よくわかんないですけど」

グリーン「何言ってんだレッド、まだ寝ぼけてんのか?」

316: 2014/12/27(土) 22:57:22.22 ID:83UIdZT+0
オーキド「じゃあ、二人とも好きなポケモンを選ぶといい」

レッド「じゃあ…」

グリーン「三匹とも俺がもらった!」ドンッ

レッド「うわっ」ガシャーン

レッド「いって…何すんだよ」

グリーン「わりぃわりぃ、それよりせっかくポケモンをもらったんだぜ」

レッド「もらってねえよ」

グリーン「ちょっと俺の相手してみろ」

レッド「じゃあ一匹でいいからくれよ」

グリーン「こいつらはもう俺のポケモンだぜ」

グリーン「さあバトルだ!」

レッド「ちょっと待てよ…」

317: 2014/12/27(土) 23:04:11.08 ID:83UIdZT+0
グリーン「ライバルのグリーンが勝負をしかけてきた!」

レッド「自分で言うんじゃねえよ」

グリーン「いけぇ!ダンバル!」

レッド「メタングってのは嘘だったか」

レッド「ていうか俺手持ちいねえよ」

オーキド「やれやれ…まったくしょうがないやつじゃの」

レッド「そんなこと言ってないで、これおかしいだろ」

オーキド「二人ともポケモン勝負は初めてじゃろ」

レッド「だからこれじゃあポケモン勝負になんねえって言ってんだろ!」

オーキド「相手のHPを0にした方が勝ちじゃ」

レッド「おい、なんで無視してんだ」

オーキド「まぁ話を聞くより体験して学んだ方が覚えるのも早いじゃろう」

レッド「おーい」

オーキド「さぁ戦ってみなさい」

318: 2014/12/27(土) 23:10:59.19 ID:83UIdZT+0
グリーン「さあ!いくぜレッド!」

オーキド「む、レッドにはもう手持ちに戦えるポケモンがおらんようじゃな」

オーキド「この勝負、グリーンの勝ちじゃな」

グリーン「やったぜ!やっぱ俺って天才か」

レッド「こいつらいい加減にしろよ」

オーキド「勝つと賞金がもらえ、ポケモンも強くなる」

オーキド「この場合はレッドがグリーンに賞金を渡すんじゃ」

レッド「えっ、これ戦ったっていうの?」

グリーン「はやく渡せよ」

レッド「理不尽すぎるだろ」

グリーン「小遣いが増えたぜ、ん?ダンバルがなんか持ってるな」

オーキド「それはおまもりこばんじゃな」

レッド「は!?」

319: 2014/12/27(土) 23:18:06.85 ID:83UIdZT+0
グリーン「よーし、戦いまくるぞー!」

オーキド「ああ、待つんじゃグリーン」

オーキド「二人にこれを渡さんとな」

グリーン「これは?」

レッド「ポケモン図鑑…」

オーキド「おお、よくわかったなレッド」

グリーン「俺に負けたくせになんでそんなこと知ってんだよ」

レッド「いや、なんとなく…あとあれは負けじゃねえし」

オーキド「そうじゃ、これはポケモン図鑑じゃ、…かくかくしかじか…じゃあ二人とも頼んだぞ」

グリーン「よっしゃ、まかしときな、じーさん!」

320: 2014/12/27(土) 23:25:47.11 ID:83UIdZT+0
オーキド「ん?どうしたんじゃレッド」

オーキド「グリーンのやつはもう出て行ったぞ、行かなくていいのか?」

レッド「いやおかしいだろ、なんであいつに3匹認めてんの」

オーキド「さあ行くのじゃレッド、まだ見ぬポケモンがおぬしを待っておるぞ」

レッド「ポケモンを持たず草むらに行くと危険とか言ったくせに」

レッド「あー、もういい、何か力も入んないし、ポケモンもくれないし、俺も旅に出ねえ」

オーキド「わかったわかった、こいつをやろう」

オーキド「おおぐいポケモン、ゴンべじゃ」

レッド「最初のポケモンがゴンべ…」

321: 2014/12/27(土) 23:30:41.29 ID:83UIdZT+0
1番道路

レッド「くそー結局あのじじい、1匹しかくれなかった」

レッド「グリーンのやつには3匹あげてんのに」

レッド「こうなったらこの辺のポケモンをゲットしまくってやるぜ」

レッド「モンスターボールがない…」

レッド「しかたない、レベル上げしながらトキワシティにむかうか」

322: 2014/12/27(土) 23:40:13.74 ID:83UIdZT+0
レッド「こっちにグリーンがいそうだ…」

グリーン「おっ…レッドか」

グリーン「ここまで来たってことは少しは強くなったんだろな」

レッド「今度はちゃんとポケモンもいるし負けねえぞ」

グリーン「ほぉ、ならこいつを見てそんなことが言えるかな」

グリーン「いけぇ!メタング!」

レッド「なんでもう進化してんだ」

グリーン「ふっやはり俺様は天才だったようだ、すぐ進化しやがったぜ」

レッド「でも戦うしかないか、いけっゴンべ」

323: 2014/12/27(土) 23:45:14.62 ID:83UIdZT+0
グリーン「メタルクローだ!」

メタング「オリャア」

レッド「こっちは指を振るだ」

ゴンべ「セイナルホノオ」

メタング「グギャ」ばたっ

グリーン「なにぃ!」

レッド「どうだ」

グリーン「次はミニリュウだ!」

レッド「あれ?」

324: 2014/12/27(土) 23:50:17.65 ID:83UIdZT+0
グリーン「どうした、怖気づいたか」

レッド「ゴンべ、体当たりして」

ゴンべ「ドーン」

ミニリュウ「イター」ばたっ

グリーン「くそぉ!いけぇヨーギラス」

レッド「やっぱり」

グリーン「な、なんだよ」

レッド「お前メタングしか育ててないだろ」

グリーン「な…なぜわかった…」

レッド「その二匹に経験値が一切入ってない」

325: 2014/12/27(土) 23:54:30.34 ID:83UIdZT+0
グリーン「く、くそ…まさかレッドに負けるなんて…」

レッド「お前メタングしか使わないなら俺に…ぐっ…」

グリーン「どうした?レッド」

レッド「はぁ…はぁ…力が抜けていく…」

グリーン「おい、しっかりしろ」

レッド「どうやらこれを治すのはニビシティに行くしかないようだ…」

グリーン「ニビシティか」

レッド「頼む…連れてってくれ…」

グリーン「よし、まかせろ」

レッド(これで楽できるな)

【ポケモン】ナツメ「どうしてレッドといると邪魔が入るの?」【中編】

引用: ナツメ「どうしてレッドといると邪魔が入るの?」