1: 2013/09/10(火) 00:02:35.64 ID:O4hNlCSWo
ダンガンロンパSSだべ


※壮絶なネタバレ注意
※キャラ崩壊、補正一部あり
※無印のみ、全員生存で施設全解放の平和設定
※資料集、メタ、他作品ネタもあり
※面白くなかったら1がクロに決まります
※別名:葉隠ステマスレ



◆ルール
○葉隠が1日に最大3回占いをします
○占いの内容は安価で決まります
○あまりに非現実的な占いは再安価の対象です
○その後更に判定安価を出します
○判定安価のコンマで正否判定します
○コンマ後ろが『奇数』で成功、『偶数』で失敗
○なおぞろ目の場合はクリティカルとなり、大成功します
○大成功の場合さらに追加安価を取る事があります

○占いを外しすぎたらゲームオーバー
○占いが当たりまくればゲームクリア
○たくさん占いを当ててみんなと交流を深めましょう

ダンガンロンパ/ゼロ(上) (星海社 e-FICTIONS)


3: 2013/09/10(火) 00:05:31.57 ID:O4hNlCSWo
まずはありきたりだけど、自己紹介でもしとくべ。

俺の名前は葉隠安比呂。
【超高校級の占い師】って呼ばれてんだ。

俺の占いはすげーぞ?
なんてったって道具なんか使わねーからな。
そう、ピーンと来るんだべ。
…インスピレーション占いっつーんだけどよ。
覚えとけよ?今後、この占いは流行るべ!
間違いねーべ!

俺の占いは3割当たる!

8: 2013/09/10(火) 00:09:15.23 ID:O4hNlCSWo
…っつってもよ、3割も当たるっつーのに、
何でか知らんけどいちゃもん付けてくるヤツもいるべ。
何で当たらんの?
って言ってくるんだ。

全部当たったら、もうそんなん超能力だべ。
未来予知がしてーんなら、希望ヶ峰学園じゃなくて、学園都市にでも行けばいいんだべ。

つー訳で、俺はこの希望ヶ峰学園で俺の占いがどんだけスゲーもんなのか、
それを宣伝するんと一緒に……その、
………あー、止め止め!一回忘れるべ、あんなヤクザの娘の事…。


まあつまり俺の占いがどんだけ当たるんか、みんなに自慢したいって話だべ。

9: 2013/09/10(火) 00:11:19.44 ID:O4hNlCSWo
そう言う事で、学園の門を潜った瞬間…
俺はいつの間にか…
意識を失った。






そして、ここから話が始まるって事だべ。
ああ、長い事1人語りして悪かったな!
いや、一回こう言うんやってみたかったんだべ。あこがれだったんだべ。

10: 2013/09/10(火) 00:12:53.88 ID:O4hNlCSWo
【1日目】


モノクマ「はい、いいですか?オマエラ」

モノクマ「オマエラの才能を保護するために、希望ヶ峰学園は閉鎖されました!」

モノクマ「うんたらかんたら」

11: 2013/09/10(火) 00:16:21.98 ID:O4hNlCSWo
【1日目 11:00】
◆自室

葉隠「…なんつーか…」

葉隠「つまりどう言う事だべ…
あれか?外には出れねーって事か?」



葉隠「………」




葉隠「暇だべ!あまりにも退屈過ぎて寝るべ!」

葉隠「そう言う時は…占いでもすっか…」



………!


葉隠「来たッ!>>13が起こるべ!」

13: 2013/09/10(火) 00:17:16.62 ID:lWCAnENGo
みんなでモノクマ太極拳

14: 2013/09/10(火) 00:19:52.95 ID:O4hNlCSWo
葉隠「何か知らんが…見えたべ!」


葉隠「この後、俺達が体育館に呼び出されて…」

葉隠「モノクマに訳の分からん踊りをやらされる羽目になるべ!」

葉隠「…つうかよ、何ださっきの動き」

葉隠「誰かに相談した方がいいんじゃねーか…?」



ぴんぽんぱんぽん♪


葉隠「モノクマ?!」


葉隠「まさか俺の占いは…>>17」

17: 2013/09/10(火) 00:21:07.73 ID:ZnQULglX0
当たる

18: 2013/09/10(火) 00:23:41.30 ID:O4hNlCSWo
◆コンマ後ろが奇数!
◆的中!




『えーえー、マイクテスト!マイクテスト!』

『オマエラ、今すぐ体育館に来てください』

『ちょっとおもしろい事をするよ?』

『うぷぷぷぷ!!』


葉隠「面白い事?まさかさっきのあれじゃねーよな…」


葉隠「………」



葉隠「…イヤだけど行くしかねーんだよな…」

19: 2013/09/10(火) 00:29:06.52 ID:O4hNlCSWo
【1日目 11:06】
◆体育館


モノクマ「もう、オマエラ遅いよ!」

石丸「全くだ!放送から何分経ったと思っているのかね?」

江ノ島「まだ5~6分ってところでしょうが…」

葉隠「つーか、これから何をするんだべ?」

舞園「まさか何か恐ろしい事を企んでいたり…」


モノクマ「しないよ?」

モノクマ「今から皆さんには、ボクと一緒にモノクマ太極拳をやっていただきます!」


大和田「あぁ…?何だと…?」

十神「くだらんな。俺は部屋に帰らせて…」

モノクマ「もう!そんな生徒の輪を乱す事したら、校則違反でグングニるよ!」

桑田「そんな校則あったか?!あとグングニるって何だよ!」


そう言ってモノクマは踊り?にしか見えねー動きを始めた…。
あれ?これどっかで見たな…進研ゼミ?


違うべ!さっきの占いじゃねーか!
もしかしたら、希望ヶ峰学園での俺の占いは冴えてるのかもしれねーな…。

20: 2013/09/10(火) 00:33:15.04 ID:O4hNlCSWo
【1日目 13:20】
◆食堂


朝日奈「まさかあそこから1時間以上も太極拳やってるとはね…」

大神「さすがだ、モノクマ…あの図体であの動き、見事」

桑田「オーガは変な事誉めるのな!…あんな得体の知れねーもん、どこがすげーんだよ」



苗木「それにしてもみんな凄い才能ばっかりだよね…」

葉隠「まーな!」

霧切「あなたには言っていないと思うけれど…」

葉隠「そう冷たい事言うなって…何なら今占いしてやってもいいべ」

葉隠「10万で」

苗木「高っ!?」

葉隠「アッハッハ!最初の一回位は特別に無料でもいいべ!」

葉隠「と言うか既に占ってるべ」

葉隠「>>23」

22: 2013/09/10(火) 00:35:15.24 ID:yWnVq0Zoo
苗木が誰かと事故チュー

25: 2013/09/10(火) 00:40:00.11 ID:O4hNlCSWo
葉隠「苗木っち…オメーは今日ツイてるべ!」

苗木「え?」

葉隠「俺の占いでは、誰かと苗木っちがひょんな事から事故チューすると出たべ!」

苗木「じ、事故チュー?!」

セレス「まあ、はしたない会話…あなた方は結局、そんな事しか考えていませんの?」

苗木「いやちょっと待ってセレスさん!」

霧切「…苗木君が事故チュー、ね…面白そうだわ」

苗木「何が!?」


俺の占い判定は>>28だべ!

28: 2013/09/10(火) 00:40:52.33 ID:MAqlH75o0
大当たり

31: 2013/09/10(火) 00:49:53.39 ID:O4hNlCSWo
◆コンマ後ろがぞろ目!
◆クリティカル!大成功!


葉隠「いいや、間違いない!俺の占いは3割当たる!」

山田「3割ですか…所詮、人間はカンで未来を見る事は出来ないのです」

葉隠「ああ?誰の占いがカンだっつーんだべ!俺のはインスピレーション占いっつってな…」

苗木「や、止めなよ葉隠クン…そんなにムキにならなくても」

葉隠「ムキにもなるべ!俺の仕事が全否定だぞ?!」

苗木「ちょっと落ち着いてよ葉隠クン!」

葉隠「いーや!俺は山田っちと一戦するべ!」

どんっ

苗木「…へ?」



俺が苗木っちを突き飛ばしちまった…
やっべ、と思った次の瞬間ーーー

苗木っちは咄嗟に体勢を整えようとした。
…でも間に合わなかったんだろうな。くるん、と後ろを向いて…
自分の後ろの方に佇んでいたセレスっちに、唇から突撃した。

しかもそれだけじゃ終わらなかったんだべ!

何と何と苗木っちの野郎、勢いが止まらずにセレスっちを押し倒して…
上に被さっちまったんだよぉ!



葉隠「………ほ、ほらな!」

山田「何がほらな、ですか、自分で当たるように仕向けて!」

苗木「いてて…大丈夫?セレスさん」

セレス「私は、………苗木君?どこに手を置いているのですか?」

苗木「………あ!ご、ごめんっ!あの…!」


…そして苗木っちはセレスっちの胸まで触っていた。
これがラッキースOベってヤツかいな?
羨ましいですな。

32: 2013/09/10(火) 00:52:10.86 ID:O4hNlCSWo
今日はここいらでセーブするべ!

まあ、こんな感じでほのぼのと進めていく予定だべ。
魔改造スレから来てくれたヤツはありがとな!前と違いすぎていなくなったりすんなよ…頼むべ…
コロシアイは起きない方がいいべ!間違いないべ!だからほのぼの路線出行くべ!

58: 2013/09/10(火) 21:49:49.03 ID:O4hNlCSWo
【1日目 16:00】
◆ランドリー

相変わらず暇だべ…。
ここでの俺の癒しっつーと、洗濯機位だべ…。
ぐるんぐるん回ってんのが可愛くねーか?
ん?何だべ?
俺変な事言ってるか?

………。

江ノ島っちの雑誌とかふつうに置いてあんのな。
誰が読むんだ、こんな環境で。


つーか寂しくなってきたべ!
誰かとしゃべるべ!
誰でもいいべ!


誰のところに行く?
1→朝日奈(食堂)
2→苗木(購買)
3→山田(トラッシュ)
4→その他
>>63

63: 2013/09/10(火) 21:52:59.41 ID:lWCAnENGo
1

65: 2013/09/10(火) 22:00:26.87 ID:O4hNlCSWo
◆食堂

気が付いたら食堂に来ていた。

なんだか随分迷ってた気もすっけど…まぁいいべ!
気分転換っつー事で、飯でも食うべ。

…ん?
あれは…



朝日奈「はわわぁ…幸せぇ…」


…ドーナツに囲まれて笑顔の朝日奈っちだべ。
周りには食べ終わったと思わしきお皿が何枚か重ねて置いてある。
回転寿司じゃねーんだぞ、ここは。

66: 2013/09/10(火) 22:06:29.78 ID:O4hNlCSWo
葉隠「やれやれ…何してんだ、朝日奈っち?」

朝日奈「あ、葉隠じゃん!」


…声をかけるまで気付いてもいなかったんかいな…。


朝日奈「今はランニング後の心地いいドーナツタイムだから、邪魔しないでね!」

葉隠「…ドーナツタイム?」

朝日奈「うん!今はプレーンから抹茶まで色々食べ比べてるところなんだー」

葉隠「ポンデリングの食べ比べが出来るのは、世界でもオメー位だと思うぞ」

朝日奈「そんな事ないよ!世の中には、いっぱいのポンデリング好きがいるんだから!」


…分からん。朝日奈っちはなにを言っているんだ…。


朝日奈「ドーナツドーナツべらべらドーナツぺちゃくちゃドーナツさくらちゃんドーナツ」


ものすごい勢いでドーナツの話をされている…。
ああはいはい、って顔すると怒るから、めんどくせぇべ…。

ま、先に声かけたんは俺だし…暇だし…。


◆朝日奈っちと仲良くなれた…のかな?

69: 2013/09/10(火) 22:10:03.63 ID:O4hNlCSWo
【1日目 19:25】
◆自室


今日は…色々ありすぎて疲れたべ…。
何つーの?逆浦島現象?
時間が経つのがすげー遅く感じた。

普段は休みが欲しいなぁ、なーんて思ってたけどよ、
いざこうやって休みっぱなしとなると…。
何か鈍りそうな気がするな。

ま、借金取りがいねーだけでも俺には充分な休みだな!
アッハッハ!


と言うわけで眠くなってきたし…
明日、何かいい事起きねーか、占ってみるか?


………!


>>73!

73: 2013/09/10(火) 22:12:21.52 ID:LtptFa120
桑田主催で男子会開催

77: 2013/09/10(火) 22:17:06.51 ID:O4hNlCSWo
…見えたッ!

何か分からんけど、桑田っちが笑ってるべ。
大和田っち、苗木っち…男子が集まってるみてーだべ。でもここドコだ?

…あれ?俺もいる!よかった!俺はまだぼっちじゃない!



そんなイメージをビビビッと感じた。
男子会って感じだべ。

…何か楽しそうじゃねーかよ。
修学旅行の夜、友達と好きなクラスメイトの名前を言い合って興奮した経験とかあるか?
あんな感じだろ?!



…ふわぁ…。
ダメだ、眠い……べ……。



◆正否判定は>>80!

84: 2013/09/10(火) 22:20:52.72 ID:O4hNlCSWo
◆判定は…奇数!
◆成功!



ところで占いの回数は
とにかくいっぱい、多い方がいい?
少なくして別な選択肢があった方がいい?

87: 2013/09/10(火) 22:24:56.87 ID:O4hNlCSWo
【2日目 7:00】


………うー………。


……にゃー……。


…ん?あれ、まだ7時だった(後から時計見て逆算した)。


何か知らねーけど自然と目が覚めたな。
ああ、昨日やたら早く寝たから、そのせいなんかな?

などと思っていると……


ピンポン♪


呼び鈴が鳴る。


葉隠「あ?誰だべ、朝っぱらから…」


がちゃ


石丸「ハッハッハ!おはよう、葉隠君!いい朝だな!」


…二度寝してもいいですか?

90: 2013/09/10(火) 22:30:14.81 ID:O4hNlCSWo
葉隠「…つうか、どうしたんだべ?」

石丸「うむ、実はだな…」

石丸「桑田君が男子だけで朝食会を開くと言うのでな!」

葉隠「そんで俺を呼びに来たんか…」


そりゃ珍しい。
明日はきっと槍が降るぞ。
…って言えるほど頭は回ってなかった。


石丸「ああ、君の事を是非知りたいんだ!葉隠君!同じクラスメイトとしてな!」


…一応、高校生扱いしてくれた事を感謝した。
石丸っちは本当に真面目だ。バカが付く位の真面目だべ。
きっと曲がる事を知らんオコサマなんだろう。
自分も他人も曲がらんで生きてると思ってんだろう。

ながーく生きてけば、その内曲がれるようになるんかな?



石丸「なにをぼーっとしているのかね!食堂に行くぞ!」

葉隠「はいはい…」

石丸「はい、は一度でいいぞ!」

91: 2013/09/10(火) 22:39:36.46 ID:O4hNlCSWo
【2日目 7:05】
◆食堂

食堂に着くと既にほぼ全員いた。
…ほら、十神っちだけいなかったんだよ。

後はひとしきり全員。

そしてこんな朝っぱらから、なぜか桑田っちがテンションが高い。
何でだ。
朝の戦隊ヒーロー番組を待ち遠しくする小学生か、オメーは。


桑田「よし、これで全員…っつか十神来ねーのかよ…」

石丸「すまない、十神君は何度呼んでも返事がないのだ…」

苗木「ま、まぁほら…朝も早いからじゃない?」

葉隠「…ふぁ…で…?こんな朝から何しに集まってんだ?」

桑田「そりゃ決まってんだろ、オメー!」


桑田「女の子達のために朝食を作って点数稼ぐんだよ!」


………男子会にしたのはそのためか。
自分ひとりだけでやると違和感ばりばりだし、桑田っちはそんなキャラじゃない。
でもそれを全員でやっちまえ、と言う訳かいな。
そうすりゃ、女子からの印象はよくなる…と思う。分からんけど。


大和田「っつうが、俺は料理なんか出来ねーぞ…」

山田「拙者は危ない事でないなら…」

苗木「大丈夫、みんなでやれば恐くないよ!」


おい何がみんなでやれば恐くないだ!?何が起きるんだべ!?
…どうするべ?


男子の料理会に付き合う?付き合わない?
>>94

94: 2013/09/10(火) 22:40:52.25 ID:ZnQULglX0
付き合う

97: 2013/09/10(火) 22:45:49.68 ID:O4hNlCSWo
……はぁ、こうなったら…。

葉隠「仕方ねーな、オメーらじゃ不安だから俺もやってやるべ」

石丸「おお!葉隠君は最年長だからな!知識が豊富そうだ!」

桑田「…そうか?」


まだ2日目だからだな…石丸っち…、オメーは早く曲がる事を覚えた方がいい。


大和田「で、何すりゃいいんだ?」

山田「そう言えば…そうですね、我々は何を作るのでしょうか」

桑田「え?あ、そりゃほら、あれだ…あれ!舞園ちゃんの好物!」

苗木「桑田クンは知ってるの?」

石丸「待て桑田君、なぜ舞園君限定なのだ。みんなの分も作るべきだろう!」

桑田「へ?あのー………」


これは知らないな。
確実に知らないわ、桑田っち。

98: 2013/09/10(火) 22:49:36.94 ID:O4hNlCSWo
桑田「おい、葉隠!こう言う時こそオメーの出番じゃねーかよっ!」

葉隠「…は?」

桑田「だからよぉ…」

桑田「びしっ!と当ててくれ!舞園ちゃんの好物!」

葉隠「」


俺の事を何だと思ってるんだ、桑田っち?
俺は超能力者じゃねーのよ?
インスピレーション占いで有名になった占い師なんだぞ?

…しかし、桑田っちの顔は鬼気迫るモノがあった。


葉隠「オメーはほんとに…分かった分かった、やってもいいけど」

桑田「マジか!?やった!」

葉隠「報酬はたんまりもらうべ!」

石丸「葉隠君!そんな荒稼ぎはよくないぞ!」

山田「よくないもなにもそれが彼の仕事ですし」

葉隠「…………!」


葉隠「ッし!舞園っちの好物は>>101だべ!」

101: 2013/09/10(火) 22:50:51.25 ID:+QPHuv5S0
ピラニア違った"ラザニア"

107: 2013/09/10(火) 23:02:02.90 ID:O4hNlCSWo
葉隠「舞園っちの好物は…」




葉隠「ピラニアだべ!」

苗木「………は?」


あの苗木っちの口から「は?」が出た。
何が間違った分かってねーのは俺だけらしい。


大和田「おいてめぇ…ナメてんのか…、あんな危ねー魚食う女なんかいねーだろ!」

葉隠「魚?」

石丸「む…ピラニアはあまり肉がないと聞いた事があるが…、そこまで美味なのだろうか?」

桑田「つかさ、オメーはほんと大事な時に決められねーのな!」

葉隠「いや、米じゃねーんか?」

苗木「…パエリアと間違えてるのかな?」

山田「…あのー、実は米と言うのも間違いで、正解はラザニアでは?」

葉隠「…だべ。」

桑田「もー!ラザニアな?ラザニアがさやかちゃんの好物なんだな?!信じるぞ!?」


◆舞園の好物が当たるかどうかの判定は>>110

110: 2013/09/10(火) 23:05:30.73 ID:7u3OcG/e0
ふう

115: 2013/09/10(火) 23:12:16.73 ID:O4hNlCSWo
◆判定…末尾は奇数
◆成功!

◆成功しすぎだな葉隠君、俺の時代が来たな



桑田「ラザニア…ってどうやって作るんだろう」

大和田「知らねーな…」

苗木「ボクも知らないよ…」

葉隠「米を炒めて炊くんじゃねーのか?」

桑田「だからそれはパエリアだ、アホ!」

山田「平べったいパスタではありませんでしたかな?」

石丸「…おお、さすがは山田君!知識にかけてはずば抜けているな」

葉隠「…へー、舞園っちはパスタが好きなんだな!乙女パスタに感動ってヤツか?」

苗木「何の話?!」


◆ラザニアがちゃんと作れるか判定!
◆>>118

118: 2013/09/10(火) 23:13:27.94 ID:uyyWOKpdo
ほい

125: 2013/09/10(火) 23:17:57.77 ID:O4hNlCSWo
俺達は頑張ってラザニアを作ってみたべ。
ぶっちゃけラザニアが何か俺は分からんまま作ってたんだけどな!
アッハッハ!
そしていよいよ完成…!









◆判定は…末尾偶数!
◆失敗……


出来上がったラザニアはと言うと。


桑田「……何か見た目には普通っぽいよな」

大和田「割とうまく出来たんじゃねーか?」

苗木「うん、みんなで頑張って作った甲斐があったね!」

石丸「ようし、これを舞園君に食べてもらおう!」


この時の俺はまだ知らない…
後に起こる修羅場を…な…!

128: 2013/09/10(火) 23:20:45.33 ID:O4hNlCSWo
【2日目 8:00】

時間はもう8時になっていた。
普段なら舞園っちはもう起きてくるらしい。
わくわくしながら食堂にいると、


舞園「おはようございます、皆さん」


舞園っちを皮切りに、ほぼ全員の生徒が集まった。
十神っちは来ねーべ。


桑田「舞園ちゃん!じ、実はな…」

苗木「舞園さんの好物を、桑田クンが作ってくれたんだ!」

131: 2013/09/10(火) 23:22:57.01 ID:O4hNlCSWo
舞園「本当ですか?」

苗木「う、うん…ほんとだよ」

舞園「…わあ…!」


舞園っちの前には、朝俺達が作ったラザニア。
それを見て舞園っちの目が輝く。
見た目は本当に綺麗だし、まぁ旨いだろう、


舞園「いただきます!」


と期待していた。

132: 2013/09/10(火) 23:25:29.20 ID:O4hNlCSWo
一口、舞園っちがラザニアを食う。
にこやかな笑顔でラザニアを噛んでいる。

…が。

数秒して苦しそうな顔に変わった。

ん?何か起きたんかな?
まさかラザニアがマズい…?
だが見た目にはなんにもおかしいところはないのだ。


しばらく舞園っちは何回かラザニアを食おうとしたが、
結局マズすぎて泣きながら食堂から逃げた。


すまん…俺が、ちゃんとレシピを読んでりゃな…!

149: 2013/09/11(水) 21:21:53.84 ID:v4V0bOIno
大神「待て、舞園…!」

苗木「ま、舞園さん?!」


泣きながら逃げる舞園っちの顔は、今までに見た事がないような顔だった。
何だろうな。
裏切られた!ちくしょう!こんなにまずいもん作りやがって!
って顔だったべ。

エスパーじゃなくてもそん位分かる、ような顔してたべ。
あれはテレビには出せねーわ…。


朝日奈「…桑田、最っ低」

セレス「女性を泣かせるなんてひどい方ですのね?」

霧切「………」

桑田「え?ちょっ…俺?!」

苗木「あ、あはは…さっきボクが『桑田クンが作った』って言っちゃったから…」

大和田「すまねぇ、桑田…俺は弱ぇ…」


しまった!桑田っちがみんなから冷ややかな目で見られてるべ…。
あれは…かわいそうだな、見てらんねーべ…!

…まあ、さすがにみんな朝飯抜きは出来なかったんで、朝飯は食った。
桑田っちはハブられてたけどな。
ご愁傷様だべ。

150: 2013/09/11(水) 21:26:34.13 ID:v4V0bOIno
【2日目 9:30】
◆自室


朝飯を食った後、俺はぼーっとその辺をぶらぶら歩いた。
あんま楽しくなかった。
宿舎っつーだろ、ここ。
宿舎は何か出来ねー事が大すぎんべ…早くこっから出してくれ…。

……はあ。

そういや、石丸っちがしきりに
『ここから出るためにはまずは探索だ!』
とか何とか言ってたな。
探索っつっても何したらいいんだ?



…どこに行こう?
>>153

あとオメーら的にはコロシアイありがいいんか?無しがいいんか?
ありなら閉鎖施設ありだべ

153: 2013/09/11(水) 21:28:42.97 ID:zo5SHruD0
娯楽室
コロシアイはなし、喧嘩はありで良し

156: 2013/09/11(水) 21:42:58.96 ID:v4V0bOIno
【2日目 9:42】

暇を持て余して神々になりかけていた俺は、ふらっと校舎の方に散歩に来た。
そういや、俺はこっちの探索はあんましてねぇな。
つーかここ、どこまで階段あるんだ?

なんて思いながら上がって行く。

確か、3階だったか?
特に理由は無いけど、そこのフロアに出た。


「無駄に広い学園だな」と思ったべ。
こんな移動しにくい校舎、学生の事をなーんも考えてねぇ!
移動してる暇があるんなら、俺は借金取りから逃げるっての。

…ああ、いや、ここに借金取りは来ねーんだったな。

157: 2013/09/11(水) 21:49:09.08 ID:v4V0bOIno
何とは無しにそこら辺の部屋に立ち寄った。
えーと?電子生徒手帳で確認する。
ここは何の部屋だべ?



◆娯楽室



………。
明るい。第一印象はそれだった。
つーかよ!ビリヤード台があんじゃねーか!昔は俺もビリヤードに興じてたべ…。

とか何とか思って部屋を見回してみる。
すると、明らかに無視できない大きさのツインドリルとアンテナが。


セレス「あら、葉隠君じゃありませんこと?」

山田「奇遇ですなぁ、こんなところで!」

葉隠「お、セレスっちに山田っち?オメーら、何してんだ?」

セレス「うふふ…私の才能を生かしていたところですわ」

葉隠「生かして?」


ちらっとふたりの手元を見た。
…何だこれ。ポーカーか何かなのか?をしている。
どこにあったんだか、モノクマ柄のチップを使ってギャンブルしてるみてーだべ。

どうやら、山田っちは負け込んでいるらしい。

158: 2013/09/11(水) 21:51:28.68 ID:v4V0bOIno
山田「偶然にも、娯楽室で負けている山田を見た葉隠は…」

山田「」ちらっちらっ

セレス「何ですの、山田君?あなた、賭けるモノがもうないので葉隠君に代わりますか?」

葉隠「いや、俺が山田っちの代わりにやれと?!」

なぜそうなる!

…負ける気しかしねぇ…。

気は進まねーけどよ…、どうする?
山田っちと代わる?そのまま見過ごす?
>>161

161: 2013/09/11(水) 21:54:17.40 ID:sGDBOPTt0
見過ごす

164: 2013/09/11(水) 22:01:52.31 ID:v4V0bOIno
山田っち…すまん、見過ごすべ。
ここは見なかった事にしよう。
これ以上借金が増えても困るからな!内臓ひとつじゃ返せなくなっちまうだろ…。


葉隠「あはははは…やっべぇべ、これから男子で『桑田っちを励ます会』するんだったべ!」

セレス「あら、そうなんですか?残念ですわね…」

山田「えぇー!?セレス殿がとてもあっさりと納得したー!」

山田「と言うか葉隠殿!そんな分かりやすいジョークかまさないでください!この大嘘憑き!」

葉隠「その通り!…じゃねーけど、ここは哀れな桑田っちのためだ、見逃してくれ!」

山田「だから何なんですか、その三文芝居ぃぃぃ?!」

セレス「山田君…あなたは、こんな優しい葉隠君を嘘吐き呼ばわりするのですわね…」

セレス「でしたら…」

セレス「倍プッシュだ…!」ざわ…ざわ…

山田「ひいいいい!!」


その山田っちの悲鳴をバックに聞きながら、俺は娯楽室を出た。
…後から聞いた話だと、最終的に山田っちはセレスっちの下僕になったらしい。

165: 2013/09/11(水) 22:10:17.36 ID:v4V0bOIno
【2日目 11:00】
◆植物庭園


やる事がいきなりなくなっちまったんで、俺は植物庭園に来た。
そしてここは今日から、俺の憩いの場その2になったべ。

その1はランドリーな。

ここにいるニワトリがまぁ可愛い。
まさか俺ら以外にも閉じこめられている生き物がいるなんて、びっくりしたけどよ。
俺を見てずいずい寄って来てくれんだよ!
すっげー可愛いべ?
俺ならこいつらは全員可愛がってやるべ!


……しかし、誰とも一緒にいねーのはつまんねーな。

誰かに会いに行くべ。
今の内から仲良くなっときゃ、その内いいカモになんだろ。


誰のところに行こう?
1→江ノ島(保健室)
2→桑田(体育館)
3→朝日奈(プール)
4→その他
>>168

168: 2013/09/11(水) 22:14:28.89 ID:mmqd9bNw0

169: 2013/09/11(水) 22:22:06.49 ID:v4V0bOIno
…よし。
この学園最初のカモは、朝日奈っちに決めたべ。

俺はこの学園で、全員から金を取ってやる…!
ああ!やってやる!
俺だって超高校級なんだべ!

と、強い決意を固めた。


んで、朝日奈っちがいそうなとこっつーと…?

170: 2013/09/11(水) 22:29:17.78 ID:v4V0bOIno
【2日目 11:20】
◆プール

朝日奈っちと言えば【超高校級のスイマー】…つまりプールにいると俺は読んだべ。
…プールに行く前に、宿舎の倉庫にあった海パンを適当にひとつ持ってきた。
ん?スク水?何の話ですかな?

案の定、そこには楽しそうに泳ぐ朝日奈っちの姿が!
隣には…げっ、オーガ?!
迂闊な事は出来んべ…。


朝日奈「あれ?葉隠じゃん、あんたも泳ぐの好きなの?」

大神「意外だな…お主は髪を水に濡らすのはあまり好きではなさそうなのだが」

葉隠「そんな事はねーぞ?ただちっと洗ってねーってだけで…」

朝日奈「えっ…汚いの?!」

葉隠「毎日洗うと髪型が保てねーんだって!」


嘘だろ?って思うヤツは今すぐグーグル先生に「ツイストドレッド 手入れ」って聞け!
…あー、とは言え俺の髪型はこれに似てるだけですし…。それでも毎日は洗えねーけどな。

171: 2013/09/11(水) 22:32:44.06 ID:v4V0bOIno
朝日奈「やっぱり汚いんじゃん、もー!大事なプールを汚さないでよ!」

大神「…むう…お主がもう少し髪型を変えてくれるのならばいいのだが…」


ストパーでもかけろって?
…あれな、すぐ取れちまうんだよな。
あんまり信じてもらえねーけど、ストパーが効かん髪ってのもあるんだ。
マジだからな。

きっと宇宙人が俺にいやがらせしてんだべ。


葉隠「いや、汚すつもりはねーって…」

朝日奈「だって洗ってないんでしょ!汚いよ!」

葉隠「髪以外は洗ってるって!」

朝日奈「それがダメなの!!」


…やれやれ。
どうやらプールに来たんは失敗だべ。


◆朝日奈っちに軽く嫌われたべ…

172: 2013/09/11(水) 22:35:12.55 ID:v4V0bOIno
【2日目 12:00】
◆食堂


プールで泳ぐのを諦めた後は、校内をぶらっとした。

しばらくして思い出したように腹が減ってきた。
…あー、そういやもう昼か。
今日は何食うかな?
って、早くも飯以外に楽しみが無くなってるぞ…俺…!


そんな俺が食堂に行くと、みんながこれから昼飯ってところだったべ。

173: 2013/09/11(水) 22:37:58.06 ID:v4V0bOIno
石丸「やあ、葉隠君!君もこれから昼食かな?」

葉隠「ん?ああ、そうだべ」

石丸「ならば僕らと食事を共にしないかっ?!」

大和田「ちっ、いちいち飯だけで熱いんだよ、てめぇは…」


…僕らと、って石丸っち?
結局、十神っちと…なぜかいねー腐川っち以外の全員じゃねーかよ。
まあいいけどよ。


ん……?
今、何かがピーンと来ちまった気がするべ…!
この後この食堂で…>>176が起きる!

176: 2013/09/11(水) 22:43:00.55 ID:IUZtRv9uo
軽い修羅場

177: 2013/09/11(水) 22:45:11.83 ID:v4V0bOIno
オメーら桑田っちに何の恨みがあって…

はっ!オメーらって誰だ!


……それはそうと、ヤなもん見ちまった気がするべ。
この後この食堂で…
軽い修羅場が起きる…!

誰だ…誰がやるんだ…?

俺そんな修羅場に立ち会いたくねーぞ?!


◆修羅場が発生するかどうかの判定は>>180

182: 2013/09/11(水) 22:52:43.26 ID:v4V0bOIno
◆判定…末尾は奇数
◆成功!

◆これに限っては外した方がよかったんじゃ…
◆ちなみにクリティカルだと葉隠が犠牲になってたべ


……誰が何をするんかは分からん。
でも何だ?なんか知らんけど、修羅場が見えたぞ?
何も起こるな、起こるなっ…。


そんな風に祈っていたら、いつのまにやら料理が出来上がってた。
オーガが作ったカレーなんだと。

…オーガが作ったカレーだと?!
家庭的じゃねーか!

全員分です!と笑顔で皿を渡してきた舞園っち。
ただ桑田っちに渡した分が明らかに真っ赤なのは…突っ込まねー方がいいか?

183: 2013/09/11(水) 22:57:24.59 ID:v4V0bOIno
石丸「ではいただくとしよう、みんな!いただきます!」

不二咲「い、いただきまぁす…」


食べる事は生きる事だ。
ってどっかの誰かも言ってたな。
だからちゃんと飯食う前は、いただきますを言うんだぞ?

で、カレーはと言うと…旨かったべ。
家庭の味って感じの、甘ったるすぎない優しい味がする。
オーガすげぇな。

旨いカレーを食いながら(桑田っちだけはリアクション取ってた)
ふと、霧切っちが急に口を開いた。


霧切「…ねえ、苗木君。食事が終わったら、また一緒に探索をしたいのだけれど」

苗木「あ、うん、そうだ…」

ガタッ

苗木「…ね…」

184: 2013/09/11(水) 22:59:43.55 ID:v4V0bOIno
霧切「……どうしたのかしら、舞園さん」

舞園「な、苗木君…まさか、さっきのって霧切さんと…」

苗木「あはは、そうなんだよ…」

霧切「苗木君の事だから、ひょっとしたら出口が見つかるかもしれない、と思ったの…」

苗木「…それはボクから言い出した事だよ」

舞園「何で霧切さんと一緒なんですか?」

苗木「そ、れは…」

霧切「私は自分の才能を思い出せない…でも、何故か苗木君がそばにいると、思い出せそうなの」

舞園「…そうなんですか」

185: 2013/09/11(水) 23:03:22.05 ID:v4V0bOIno
舞園「あーでも、苗木君は優しいですよね、私の誘いは断ったのに…」

霧切「そうね…誰も傷つけず、ここから一刻も早く脱出するためには致し方がなかったの」

舞園「……苗木君、私と一緒の探索じゃだめなんですか…?」

苗木「いや、ダメって訳じゃ」

霧切「あまり多い人数で動き回っていると、モノクマに何をされるか分かったモノじゃないわ」

苗木「霧切さん?いきなり何を言ってるの?」

舞園「じゃあ霧切さんとじゃなくて、私と苗木君でもいいじゃないですか?」

江ノ島「そんなら間取ってアタシが一緒に苗木と探索に回ろっか!」

霧切「待って…あなたは引っ込んでて頂戴」

舞園「そうですよ!これ以上事態をややこしくしないでください!」

江ノ島「…誰がややこしいって…?」


ゴゴゴゴゴゴ………

187: 2013/09/11(水) 23:06:05.67 ID:v4V0bOIno
どこが軽い修羅場だ!
かなりヤバいぞ、何か分からんけどヤバい!

…苗木っちがおろおろしてんのがかわいそうだべ…。

よし、ここは苗木っちを助けてやるために、何か言うべ!



1「だったら俺も混ぜてくれよ」
2「だったら桑田っちも混ぜてくれよ」
3「だったらみんなで一緒に回ればいいべ?」
4「(フリーなせりふ)」
どれ言う?
>>190

190: 2013/09/11(水) 23:07:39.76 ID:34kw9ofDO
4「ここは公平にアミダクジで決めるべ!」

193: 2013/09/11(水) 23:16:33.93 ID:v4V0bOIno
俺の天才的な脳がフル回転して、最高の結果を導き出した!
俺の回答はこれだべ!


葉隠「ここは公平に、あみだくじで決めるべ!」

霧切「…なんですって?」

舞園「どう言う事ですか?」

葉隠「オメーら仲良くしろよ、苗木っちが困ってるべ?」

江ノ島「…何なんだよ、葉隠のくせに正論言いやがって!」

苗木「葉隠クン…ありがとう」


ここにカモ候補2人目が爆誕した。


葉隠「まーまー、気にすんな。とりあえずあみだくじ作るべ」

葉隠「オメーらの名前を書いて苗木っちに選んでもらう。そうすりゃ文句ねーだろ?」

霧切「…そうね、苗木君が選んだのなら仕方がないわ」


あみだに霧切っち・舞園っち・江ノ島っちの3人…と何故か俺の名前も書いて作る。
ほら、苗木っちは【超高校級の幸運】なんだろ?
だから、このピンチを切り抜けるために、俺の名前の書いてある線を選ぶはずだべ。

な!苗木っち!


◆苗木が修羅場を抜けられるかの判定は>>196

198: 2013/09/11(水) 23:22:39.33 ID:v4V0bOIno
◆判定は…末尾が偶数!
◆失敗……


葉隠「んじゃ、苗木っち。どっかひとつ選ぶべ」

霧切「何故線が4本あるのかしら」

苗木「分からないけど…これ!」


苗木っちの指が、一番右端の線を指す。
思わずその場にいた全員が、カレー食うのも忘れて見守ってたんだ。
果たして、そのあみだくじで選ばれたのはーーー


苗木「あ、霧切さんだよ」

霧切「そう…」

舞園「そんなっ…」

江ノ島「何で…」

葉隠「どうして…」


計算外だったべ。まさか外すとは…!
おいおい、いいんかいな?
霧切っちはともかくよ、舞園っちは納得しねーだろ…。


桑田「んじゃさやかちゃん、俺と一緒に回ら」

舞園「いやです」

桑田「」

201: 2013/09/11(水) 23:27:20.87 ID:v4V0bOIno
石丸「桑田君…君は今朝の事を忘れたのか?」

不二咲「あれは…かわいそう立ったねぇ…」

朝日奈「そうだよそうだよ、舞園ちゃんが大好きなラザニア食べられなくなったらどうすんの?!」

桑田「あー!分かったよアホ!俺が悪かった、すいませんでしたー!」


さすがの桑田っちも逆ギレである。
朝からずっと責められてりゃそうもなる…かな?
自業自得だから何とも言いにくいべ。


葉隠「しゃーねーべ、そんなら俺は江ノ島っちと探索するべ?」

江ノ島「…は?何で?」

山田「あなた方は一緒にタイトルで紹介される仲でしょうに」

セレス「そんな言葉を話している暇があるならロイヤルミルクティ入れてこい豚」

山田「ゴメンチャイ」

葉隠「いや、なんと…なく?」

江ノ島「何となくでアンタなんかと回るのはすごい残念なんだけど…」

204: 2013/09/11(水) 23:31:10.93 ID:v4V0bOIno
【2日目 13:30】

昼飯も食って、みんなしばらくだべってからまた探査に出て行った。
朝日奈っちとオーガ…と舞園っちは、残りを片づけるっつってまだ食堂だ。
そして俺は何となくで選んだ江ノ島ったに声をかける。


葉隠「ほら、江ノ島っち。行くんだろ?学園の探索」

江ノ島「げ、マジで?アンタと探索とか、萎えるんですけど…」

葉隠「まぁそう言うなよ、江ノ島っち。案外面白いかもしれんだろ?」


…さて、どこを探索する?
>>207

207: 2013/09/11(水) 23:32:07.39 ID:9I53QA7fo
苗木のへや

208: 2013/09/11(水) 23:32:23.65 ID:v4V0bOIno
?!

211: 2013/09/11(水) 23:34:23.06 ID:v4V0bOIno
江ノ島「あ、そうだ!苗木の部屋とか探索しない?」

葉隠「…は?」


ちょっと何言ってるか分からないです。
何が悲しくて、俺が他人の部屋を探索すんだ!


江ノ島「いや、もしかしたら部屋にすごいヒントがあるかもしれないでしょ?」

葉隠「そんな発想はあんまりねーと思うけどな…」

江ノ島「いーのいーの、行くよ!」

葉隠「つーか鍵は?!」

江ノ島「そこも大丈夫!」

213: 2013/09/11(水) 23:37:11.69 ID:v4V0bOIno
◆苗木の部屋前


ガチャガチャ

葉隠「…やーっぱ鍵かかってるべ。さすがに用心してるみてーだな」

江ノ島「まあ多少はするでしょ、アイツでも…さーて」

江ノ島「モノクマー」


江ノ島っちが、まるで犬でも呼ぶみたいな軽い口調で呼ぶと…


モノクマ「クマー!」

江ノ島「ほら来た」

葉隠「はぁ?!何してんだ、江ノ島っち?コイツは俺達を閉じ込めたヤツだべ!」

モノクマ「で、何?江ノ島さん。ボクもあんまり暇じゃないんだけどなぁ」

江ノ島「にししー、モノクマ!苗木の部屋の鍵開けて!」

モノクマ「いいよー」

葉隠「いいの?!」

215: 2013/09/11(水) 23:40:44.24 ID:v4V0bOIno
◆苗木の部屋


まさかこんなにあっさりと苗木っちの部屋の中に入る事が出来るとは…。
モノクマ、恐ろしい子だべ。


葉隠「しかしほんとにいいんかな?苗木っちには何も言ってねーぞ?」

江ノ島「いんじゃね?」

葉隠「まあ苗木っちをゆすれるネタが見つかるんなら別に俺は…」

江ノ島「アンタも大概ゲスだよね」

葉隠「オメーに言われたくはねーべ」


つーかココ、調べる場所なんかあるんか?
ちょっと占って見るか?


苗木っちの部屋を調べると何が見つかる?
>>218

218: 2013/09/11(水) 23:42:15.24 ID:rZon7U9S0
工口ゲー

221: 2013/09/11(水) 23:45:53.14 ID:v4V0bOIno
…ここでゲームは可能なんだろうか…。
と言う俺の疑問はさておき、どうやら
このままこの部屋を捜索すると、工口ゲーが見つかるようだべ。

こんなえっろえろなゲームを江ノ島っちに見つかった暁には…!

ああ、でも江ノ島っちならモザイクの外し方、知ってるかもな。
その前に、色々と学園生活のレールから外れそうだけど。


◆実際に工口ゲーが見つかるかの判定は>>224
◆成功で発見、クリティカルで工口本も発見
◆失敗で見つからない
◆ファンブルで葉隠の部屋から工口ゲー

224: 2013/09/11(水) 23:46:45.00 ID:HQTnoZwgo
ファンブルこい

228: 2013/09/11(水) 23:47:56.69 ID:v4V0bOIno
◆判定は…末尾が00
◆パルプンテ

229: 2013/09/11(水) 23:49:14.12 ID:v4V0bOIno
ルール改訂版

判定は
○末尾奇数で『成功』
○末尾偶数で『失敗』
○77は『ラッキー』成功+次安価も成功
○その他の奇数ぞろ目はクリティカル
○44・99は『ファンブル』ヤバい事になる
○その他の偶数ぞろ目は大失敗
○なお00はパルプンテ

235: 2013/09/11(水) 23:52:12.24 ID:v4V0bOIno
◆今回のパルプンテは




◆次回のコンマ判定時、末尾が
『奇数』ならクリティカル
『偶数』ならファンブル
の2択になります

◆なお工口ゲーは別な部屋にあるものとする

236: 2013/09/11(水) 23:56:39.91 ID:v4V0bOIno
デレデレデレ♪

はがくれは パルプンテを となえた!

……こえがむなしくひびきわたった





江ノ島「…つーか、面白そうなもんないね」

葉隠「そうだな…」

がちゃがちゃ

江ノ島「あれ、苗木んとこのシャワールームって鍵かけられんの?」

葉隠「…は?つー事は苗木っちは…女…!?」

モノクマ「それなんて工口ゲー?」

葉隠「もももモノクマ?!」

江ノ島「いきなり出てくるなって…で、苗木の部屋のシャワーって何で開かないの?」

モノクマ「建て付けが悪いんだよねぇ、この部屋だけ…」


…なるほどな…。


モノクマ「つーか何すか?まだ苗木クンの部屋見るんすか?違うところを探索するんすか?」


どっちにしようか?
>>239

239: 2013/09/11(水) 23:59:11.66 ID:9I53QA7fo
みる

241: 2013/09/12(木) 00:04:51.53 ID:S6ey1KG6o
葉隠「悪いがモノクマ、俺はまだこの部屋で探すもんがあるべ」

モノクマ「ふぅん?いいよ?でもずっとこの部屋にいたら、苗木クンが帰ってきちゃうかもしれないんだからね!」

びよょーん


モノクマは去った…勝ったッ!第三部完ッ!
と言うか、苗木っちを強請るためのネタが手に入ってねーのに帰れんべ!
あれだあれ…おけつにいらずんば…ってヤツだ!
(多分虎穴に入らずんば虎児を得ずの事)


江ノ島「でももう今度こそ、それこそ何にも出てこないんじゃない?」

葉隠「いや、まだだべ…さっき見たもんが見つかってねーべ…!」

江ノ島「何?工口本?」

葉隠「…みたいなもんだべ」


あるはずなんだ…工口ゲーが…!


◆ラストチャンス!
◆苗木の部屋から工口ゲーが見つかるかどうかの判定は>>245

◆クリティカルで工口本も
◆ファンブルで葉隠の部屋から工口ゲー

245: 2013/09/12(木) 00:06:30.05 ID:bU1V5nwDO
がんばれー

246: 2013/09/12(木) 00:09:29.15 ID:S6ey1KG6o
◆判定は…末尾が奇数
◆パルプンテ効果が発動!
◆クリティカル!


江ノ島「あと見てないっつったら…引き出し?」

葉隠「他人の部屋っつーとどうしても見れねーよな…」


しかしここにあるっつー事は俺はもう分かっちまった。
さっき見た映像とほぼ一緒だったからだ。

247: 2013/09/12(木) 00:11:39.57 ID:S6ey1KG6o
がらがら…

江ノ島「?!」

葉隠「こ、こいつぁ…」


そこにあったのは……







工口ゲー。

見回しても、目を離しても、工口ゲーだ。
どっからどう見ても工口ゲーだった。

いや、18歳はこんなもん持ってちゃダメだべ!
パッケージにも20歳未満はお断りってあるべ!

248: 2013/09/12(木) 00:12:23.50 ID:S6ey1KG6o
工口ゲーも無事に見つかったし今日はここでセーブするべ

何か言いたい事あるならちゃんと書かねーと俺は分からんぞ!
そのぐらい鈍いべ!

277: 2013/09/12(木) 14:17:10.39 ID:S6ey1KG6o
コイツは…!
何故20歳未満が持ってはいけないゲームがあるんだべ…!
隣をちらっと見ると、江ノ島っちがどん引きしていた。
当たり前だ。
パッケージには明らかに胸丸出しの女性が数名描かれている。

俺は見つかったそのゲームのパッケージを見たんだ…。


『ゆりゆり☆アイランド
~ドキッ!はじめてのおんなのこ体験旅行~』


俺はどうしようもないな、と言う顔をしながらも、
しかし自分の欲望には勝てず裏面も見てしまう。

ストーリーがすごかった。
『修学旅行にやって来た主人公。しかし目を覚ますと女の子になっていた!』
『堅物委員長や幼なじみ、ツンデレな班長など可愛い女の子満載!』
『俺…もう男に戻れなくなっちまう…!』



うわぁ…。

278: 2013/09/12(木) 14:21:17.68 ID:S6ey1KG6o
何て日だ。

あんなに優しそうな苗木っちの部屋からこんなもんが見つかるなんて、何て日だ。

しかしこれ、パソコンゲームか。
なら確かに、情報処理室でゲーム出来るな…。
いや、関心してる場合じゃねーんだ。


ちなみに引き出しからは別なもんが見つかった。
『希望ハーレム』と書かれたそれは、
何故か俺のクラスメイトに似た女の子に囲まれる、平凡な主人公の話だった。
面白かった。
…ただし、これに関しては作者が『山田一二三』だったべ…。
おい山田っち、2次元限定っつー設定はどうした?

まあ、これは俺が預かるべ。
あと山田っちに新作を頼んでみるか。

279: 2013/09/12(木) 14:24:47.34 ID:S6ey1KG6o
葉隠「……何か、えらいもんが見つかったな…」

江ノ島「やっぱ苗木も男なんだね…軽くビビったわ」

葉隠「軽くって感じの顔じゃ無かったぞ、さっき」

江ノ島「まあ…ね、失望しかけてるよアタシ」

葉隠「…しかしよ、こんな不健全なもん、ここに置きっぱなしでいいんか?」

江ノ島「そうだよね、苗木『君』にはこんなもの似合わないし」

葉隠「これは…どうすっかな?」


Q見つかった百合工口ゲー、どうする?
1→預かる(後に強請る)
2→晒す
3→捨てる
4→モノクマに通報
5→その他
>>282

281: 2013/09/12(木) 14:33:24.08 ID:NII78bsr0
5 占いをして水晶玉に映った場所に置いてくる
誰かに見つかるかどうかは安価で

289: 2013/09/12(木) 16:27:11.60 ID:S6ey1KG6o
葉隠「うーん…これ、どっか置くか」

江ノ島「いやどっかってどこ?」

葉隠「…それはあれだべ、これから考えるんだよ」


うんうん悩みながら俺は懐から水晶玉を取り出した。
どうしたもんかなぁ。
とにかく、この工口ゲーを置いて面白そうなところを選ぶべ。

こんな時はとにかく占いだ!


さーてと、希望ヶ峰学園のどこに工口ゲー(と本)を置くべ?
学園ならどこでもオッケー
>>292

292: 2013/09/12(木) 16:31:34.76 ID:IxzSO9FDO
食堂

294: 2013/09/12(木) 16:54:00.85 ID:S6ey1KG6o
工口ゲー…おかず…おかず?
おかずは…男のロマン…!


葉隠「そうか、分かったべ!」

江ノ島「はぁ?な、何よいきなり」

葉隠「これはあそこに置くんだよ!」

江ノ島「…つーか、置いてどうすんの?」

葉隠「ふふふ、俺はいい事を思い付いちまったべ…!」


にやりと笑った俺は、とっても恥ずかしいパッケージを片手に部屋を出ていく。
江ノ島っちは「何する気?」と言う顔をして後ろから付いてくる。
苗木っち…こんなモノを俺に見つかったんが運の尽きだったな!






【2日目 14:15】
◆食堂

295: 2013/09/12(木) 17:03:22.20 ID:S6ey1KG6o
俺は食堂に来ていた。


江ノ島「へ?な、何で食堂なの?」

葉隠「わかんねーんか?江ノ島っち!」


江ノ島っちは心底分からんと言った顔をする。
あれ、思ったよりもウブなんかな?
最近の子供は性教育がちゃーんとされてるっつー話じゃなかったんかな?

…致したが無いので江ノ島っちへ説明する。


葉隠「男にとって、工口はおかずなんだ。おかず食うとこはどこだ?食堂だべ!」

江ノ島「意味が分かんない…絶望しそうだわ…」

葉隠「何で?!」


そんな江ノ島っちを後目に、俺は工口ゲー(と工口本)を大々的に食堂のテーブルに置いた。
よし、セット完了。
あとはこれを誰かが見つければプチ学級裁判開始だべ。
俺は何てひでー事を思いつくんだろう…。

そして俺達は食堂を後にする。
この後の出来事を想像しながら…。


誰が工口ゲーと工口本を見つけた?
>>298

298: 2013/09/12(木) 17:11:39.63 ID:Ju/kvO3lo
舞園

305: 2013/09/12(木) 20:19:35.52 ID:S6khgwzqo
【2日目 15:00】
◆ランドリー


葉隠「…つーか、何も起きねーな」

江ノ島「その前にさ、何でアンタ普通にアタシに着いて来てんの?」

葉隠「いや、ひとりだと何が起きるか分かんねーべ?」

江ノ島「分かんねーべ?じゃねーよっ!探索も終わったんだからもういいでしょ!」

葉隠「んー…でも気になるべ?」

江ノ島「……あの工口ゲーがどうなるか?」

葉隠「だべ」

江ノ島「……まあ、ちょっとだけ興味はある…かも」


俺が食堂に例のアイテムを置いてきてからまもなく1時間が経とうとしている。
何にも起きねーのかな。

なーんて思っていたら、何故か石丸っちが現れた。


葉隠「…あ?どうしたんだべ?」

石丸「やあキミ達、ココにいたのか!実はな…」

石丸「実にけしからんモノが食堂で見つかったのだ!」


なんだ、石丸っちが見つけたんか。
面白くなさそうな展開だ、と思った次の瞬間ーーー


石丸「舞園君の手によってな!」


…え、マジっすか?

306: 2013/09/12(木) 20:22:02.76 ID:EVSmdeigo
ちょうど先ほどの事らしい。
話によると、舞園っちは探索に疲れて水を飲みに食堂に来た。
そこで、テーブルに置かれたふたつの【工口ゲーと工口本】を見つけたんだそうな。

舞園っちが衝撃で固まっていたところ、運良く(悪く?)石丸っちも合流したんだそうで。
んで、これ誰の?って話になりーーー


全員で、食堂に集まったのだった。

307: 2013/09/12(木) 20:29:39.14 ID:EVSmdeigo
◆食堂


俺が来た時には、既にほとんどの生徒が集まっていた。
何故か、こんな時に限って十神っちまでいるけど…何でなん?

そして肝心の証拠品は机の上でみだらな姿をお披露目している。
大和田っち、無理すんな。顔が赤いべ。
…何だ?十神っちもちらちら見てんな…何だよー、オメーも結局男なんじゃねーかっ!

などと考えていると、早速石丸っちが口を開く。


石丸「こんなものを学園に持ち込むなど、言語道断だっ!僕達はまだ未成年なんだぞ…それを…!」

朝日奈「ほんとサイテーだよね…でも、こんなの持ってるなんて男の誰かでしょ?」

霧切「…そうね…」


…思ったより大事になってる…。
素知らぬ顔でしゃべりだす。


葉隠「んで?最初に見つけたんは…」

舞園「私です…まさか、こんなモノが存在してるなんて思わなくて…びっくりしてしまいました…」

十神「…待て」

十神「ここにいるメンバーはほとんどが未成年だ…だが、お前なら持っていてもおかしくないよな?」

十神「唯一成人している…葉隠」

葉隠「ん?…え?なに?俺のものだって言いてーのかっ?!」


いきなり濡れ衣!ひでーべ!
何とかならんのか!?

◆この場を切り抜けられるか、判定は>>310

◆成功、もしくはクリティカルなら苗木が来ます
◆失敗、ファンブルだとこのまま押し切られます

310: 2013/09/12(木) 20:33:37.59 ID:K+2JLo920
ほい

313: 2013/09/12(木) 20:39:07.35 ID:4sODjeKgo
◆判定は…末尾が奇数!
◆成功!

◆危なかった!変態のレッテルを張られるところだったべ!


十神「しらを切るつもりか?葉隠」

葉隠「だーから、そんなもん俺が持ってる訳ねーって!」

舞園「…本当ですか?」


いつの間にか舞園っちが、例の工口ゲーを手に俺に近付いている。
え?何で?


舞園「本当に葉隠君じゃないんですか?」

葉隠「いいっ…だから俺はそんなシュミはねーんだべ…」

江ノ島「ウケるwww」

山田「むしろそのゲーム、拙者にくだされwww」


などと話していると…
食堂の扉が開いた。

…苗木っちだ。


苗木「みんな、何して………」


舞園っちの手に握られたそれを見て凍り付く苗木っち。
…無理もないか…。

314: 2013/09/12(木) 20:44:59.21 ID:4sODjeKgo
苗木「ま、いぞのさん…?それは…」

舞園「食堂で見つかったんです」

苗木「何だってっ?!」

舞園「分かってますよ、苗木君…」

苗木「え?まだ何も…」

舞園「エスパーですから」


どうやら、さっきのリアクションで舞園っちは何か気付いたらしい。
…舞園っちの顔がいつになく恐ろしい笑顔を浮かべている。
苗木っち、また来世で会おうな!


石丸「しかし、そんな事はどうでもいい!こんなみだらなモノを持ち込むとは何事だ!」

石丸「それと山田君!君もだ!」

山田「拙者も?(きょとん)」

石丸「きょとんとしている場合ではない!君が書いたいかがわしい本もここには置いてあるじゃないか!」

山田「ありゃ…?僕はこんな本を書いた記憶が無いんですがねぇ…」

石丸「言い訳かっ!見苦しいぞ、山田君!」


石丸っちがヒートしている。

315: 2013/09/12(木) 20:48:33.45 ID:4sODjeKgo
葉隠「ま、まあまあ一旦落ち着くべ?石丸っち…」

石丸「これが落ち着いていられるかぁ!」


石丸っちは厳しい人だからな。
これは許してもらえなさそうだべ。
ただ、舞園っちを除いてはまだ、ゲームの持ち主が誰か分かってねーらしい。

…さて、このままここにいても俺には得がなさそうだべ…。
また疑われても困るしな。
どうすっかな?

1→部屋に帰る
2→話を聞く
3→苗木っちに探りを入れる
4→その他
>>318

318: 2013/09/12(木) 20:51:25.68 ID:lJk3QF/t0
3

320: 2013/09/12(木) 21:01:30.16 ID:is9+Rzkjo
やっぱ苗木っちの最後をこの目で見届けてやるってのが男としての責任だな。
そして、これを使って強請れば…
いずれ、俺の懐に大金が入ってくる事は確定したも同然だった。

なので俺は、少し落ち着きを取り戻しつつ…


葉隠「つうかよ、苗木っち…それ、どっかで見た事でもあるんか?」


探りを入れてみた。


◆苗木っちをカモに出来るかの判定は>>322

◆失敗、ファンブルすると葉隠君がやらかします

322: 2013/09/12(木) 21:03:05.75 ID:CUeESHcH0
カモン

328: 2013/09/12(木) 21:15:06.07 ID:hplfOJ0Ro
◆判定は…末尾が奇数!
◆成功!苗木っち、カモ決定☆

◆…当たりすぎだべ!ルール変えるか…?
◆ぞろ目は全部失敗!くらいやるか?


苗木「…え?」

江ノ島「だってさ、苗木…舞園の持ってるもの見た時に…顔変わりすぎだよー」

苗木「そ、んなっ!ち、違うよ!」

十神「何が違うんだ?」

苗木「…た、確かに、それはボクの部屋にあった…でも、ボクはこんなものを持ち込んだりなんかしてない!」

舞園「…やっぱり苗木君のモノでしたか…」

苗木「ち、違うんだ!舞園さん!誤解だよ!」


呆然とした様子で、舞園っちは工口ゲーを苗木っちに渡すと…
ふらふら、と覚束ない足取りで食堂を出て行ってしまった。
無理もねーか。
朝は桑田っち、昼には苗木っちに裏切られた!って顔してたもんな。

そんな苗木っちの肩を叩く。


葉隠「大丈夫だべ、苗木っち。なんかの間違いなんだろ?誤解は解けるべ」

苗木「…葉隠クン…」

葉隠「安心しろ苗木っち…俺の占いは3割当たる!」

苗木「あはは、ありがとう…でも、誰なんだろう、これをここに置いたのは…」

葉隠「黒幕の仕業だべ…」

苗木「くそっ、黒幕…許さないぞ…!」


◆苗木っちと仲良くなったべ!

331: 2013/09/12(木) 21:20:11.27 ID:hplfOJ0Ro
【2日目 18:20】
◆植物庭園


苗木っち工口ゲー事件はこうして幕を閉じた。
あの後も苗木っちはずっと無実を訴え続けていた。
自分のものではない、気付いたら昨日から引き出しに入っていたんだ。
…ただ、誰がそれを持ち出したのかは最後までバレんかった。

よかった…ボロ出してたら苗木っちに嫌われてるとこだったべ…。

これで安心してニワトリと遊べるべ。
さっきまでニワトリ見ながらぼーっとしてたべ。

しっかし、探索はまだ全部終わってねーしなぁ。
…どうすっかな?

1→探索
2→購買部
3→部屋で寝る
>>334

334: 2013/09/12(木) 21:22:03.24 ID:lJk3QF/t0
1

335: 2013/09/12(木) 21:30:04.20 ID:HjeqLq3Lo
そうだ。この学園、まだまだ謎が多すぎるべ。

だいたい、何のために俺達はこんなとこに閉じ込められてんだ?
モノクマは何がしてーんだ?
その辺がいまいち分かんねーべ。
レクリエーションにしても笑えねーし。

…よし。
みんなもやってるみたいだしな、学園の探索に出かけるとするか。

なんて思ってると、植物庭園に桑田っちが来た。
珍しいな。


桑田「お、葉隠。オメーこんなとこでサボりかよ…随分余裕だな」

葉隠「別にサボりじゃねーぞ?ただちょっとこれは現代社会のストレスを癒してたところだべ」

桑田「何が現代社会のストレスだよアホ、オレはオメーと一緒にいるとストレスだわ…」

葉隠「…んでもよ、桑田っち。珍しいとこで会うべ。どうだ?俺と一緒に、校舎の散歩でも行くべ」

桑田「はあ?何が悲しくて、男同士で探索すんだよ…オメー、アホっぽいし」

葉隠「オメーには言われたくねーべ」


…と言う訳で、桑田っちと探索しに行く事にするべ。
どこの探索しようかな?
>>338

338: 2013/09/12(木) 21:32:18.53 ID:Q3jjnN4Ao
物理室

340: 2013/09/12(木) 22:06:56.93 ID:S6ey1KG6o
桑田「つかさ?探索するったってドコ行くんだよ…」

葉隠「あ、物理室とかどうだべ」

桑田「物理室?つまんなそうな部屋選ぶな、オメー…はぁ、分かった分かった…」


桑田っちはしぶしぶながらも、やる事がないのか着いてきてくれるらしい。
うーん、優しいな!
こんな桑田っちなら、その内ホントにモテんじゃねーか?
下心さえなけりゃな。

新たなカモ候補だしな。

341: 2013/09/12(木) 22:09:50.06 ID:S6ey1KG6o
◆物理室


実は俺、物理室に来たんは初めてだった。
扉を開けると、そこは俺が見た事もないような機械が並べて置いている空間だ。
そして…ごうんごうん、と大音を立ててそれは動いてたべ。
部屋のど真ん中、でけぇ機械が。


葉隠「…」

桑田「…」

葉隠「これ…って、何だ?」

桑田「あ?知らねーのか?」

葉隠「俺は知らん。桑田っちは」

桑田「オレが知ってる訳ねーだろ…」

葉隠「そうかいな…」

モノクマ「これは空気清浄機だべ…」

桑田「…あ、やっぱ知ってんじゃねーかよ、オメー」

葉隠「ん?」

桑田「ん?」

モノクマ「ん?」

342: 2013/09/12(木) 22:13:34.28 ID:S6ey1KG6o
葉隠「ぎゃあああっ!モノクマだべ!悪霊退散!」

モノクマ「いやボクは幽霊じゃないから…」

桑田「あー、マジ焦った…つか、今何つった?これが空気清浄機だって?」

モノクマ「そうなんだよね!実は、こんなに大きいのに空気清浄機なの」

葉隠「はあ?いや、何でこんなでけーんだべ?」

モノクマ「それはこの学園全体の空気を清浄してるからね!この大きさにしないといけないんだよ」

葉隠「…どう言う事だ?」

モノクマ「やっべ、うっかり喋りすぎちゃったよ…もう!ボクは帰るからね!」

びょょーん


…何かひっかかるが、よく分からん…。
つーか、誰がいったいこんなでけー空気清浄機なんか作るんだ?
いくらするんだべ?
売ったらたけーかな?


桑田「いつまで見てんだよ、アホ!」


…すまんすまん。探索だな。

Q物理室を探索したら何が見つかる?
>>345

345: 2013/09/12(木) 22:14:35.53 ID:0WkPggKZo
性転換できる装置

353: 2013/09/12(木) 22:17:48.85 ID:S6ey1KG6o
葉隠「ここってホントごっちゃごちゃだべ…」

桑田「なんか面白いもん見つかったりしてな!」

葉隠「ああ、どこでもドアとか?俺、昔はどこでもドアが欲しかったべ」

桑田「アホ、もしもボックス一択に決まってんだろ」

葉隠「ああー、こんな感じの?」

桑田「そうそうそんな感じの……」


◆本当に性転換装置が見つかるかどうかの判定していいっすかね…

355: 2013/09/12(木) 22:18:47.86 ID:S6ey1KG6o
◆判定安価は>>359

359: 2013/09/12(木) 22:19:20.54 ID:pT+2m6P4o
OK外れろ

365: 2013/09/12(木) 22:24:56.20 ID:S6ey1KG6o
◆判定は…末尾が偶数!
◆失敗…

◆すまん、苗木っちの夢は叶えてやれんかったべ


桑田「」

葉隠「」


俺達の目の前に現れたのは、まさしくもしもボックスみたいなそれだった。
いや、何で室内にこんな箱が?何の為に?


桑田「………まさかホントにもしもボックスだったりしてな」

葉隠「意外にもめだかボックスかもしれんべ」

桑田「どこに投書する場所があるんだよ、アホ」


…確かに。
言われて見れば、何と言うか…公衆電話みたいな形だった。
と言うか公衆電話だべ。

そばにメモが置いてある…。


「持ち運びが出来る公衆電話」
下にローラーが付いててボックスごと運べる公衆電話…型のケータイ。
面白い!
こんなもの思いつくなんて、俺天才!
でも重量がありすぎて結局持ち運べませんでした。


葉隠「…いらねぇ…」

桑田「その前に、誰がここまで運んだんだよ…」


◆物理室での探索終了
◆なんにも見つからんかったべ
◆桑田っちとちょい仲良くなったべ

367: 2013/09/12(木) 22:28:59.11 ID:S6ey1KG6o
【2日目 21:30】
◆自室


公衆電話型のケータイは、電池が切れてて使いもんにならんかった。
やれやれ…まだまだ謎は解けねーみてーだべ…。
あの後、桑田っちとしばらく一緒にいたが…特に変わった発見は無かったべ。
おいおい、いつになったら出られるんだ?

その後は、夜飯食って…んで、風呂入って…
またニワトリ見に行って…
もうやる事ねーな!って確認して、今こんな時間だ。

さてと。

明日も何か面白い事がありゃいいけどな。
寝る前にいっちょ、占ってみるか?


……よし、明日は>>370が起きそうだべ!

370: 2013/09/12(木) 22:29:45.19 ID:yRM8x9VBo
苗木が襲われる

376: 2013/09/12(木) 22:32:07.87 ID:S6ey1KG6o
俺の占いでは、明日、苗木っちが襲われるべ!
性的な意味でな!








ええええええええ?!


いやいやいや、誰が!何のために!そして何故苗木っちが?!

くそう!

うらやまけしからん!!
リア充とアンテナは爆発しろってんだべ!!

…そんなイヤーな感情を抱きながら、俺はとりあえず布団に潜った。
枕を涙で濡らしながら…な!


◆苗木っちが実際に逆レOプされるかの判定は>>380

380: 2013/09/12(木) 22:32:47.25 ID:DrtWRghMo
氏にたい

385: 2013/09/12(木) 22:38:46.35 ID:S6ey1KG6o
【2日目 ??:??】


今日も1日、何も見つからなかった…。
そればかりか、何故かボクの部屋にあった【あんなモノ】が舞園さんに見つかってしまった…。
やっぱりボクは、幸運なんかじゃない。
不運だ。
【超高校級の不運】だったんだ。

そんな事を思いながら布団に潜った。

…ふと夜中に目が覚めた。
体が妙に熱い。それに下半身も…一体何が起きているんだろう?

真っ暗な部屋の中、ボクの体はだらしがない事になっていた。
ズボンが脱がされ、大切なモノが露出している。しかも…苗どころか幹と言ったところだ。

誰か分からない…誰なんだ?
動こうとしたけど体は何かで拘束されている…!
そんな…!

そしてボクは、強烈な幸福感の中、意識を失った………。

387: 2013/09/12(木) 22:43:08.78 ID:S6ey1KG6o
【3日目 8:30】
◆自室


ぴんぽん
ぴんぽん
ぴんぽん


朝からけたたましくチャイムが鳴る。
…うるせーなー、ちょっとはゆっくり寝かせて欲しいべ…。
ふわぁと大きなあくびをひとつして、眠い目をこすりながら扉を開ける。

…あれ、苗木っち?

将来の俺のお財布である苗木っちが、真っ青な顔をしてそこにいた。


苗木「お、おはよう…葉隠クン…」

葉隠「なな、苗木っち?ど…どうしたんだべ?そんな、真っ青な顔して…」

苗木「実は…ボク…昨晩、襲われたんだよ…何者かに」

葉隠「……はっ?」

苗木「それでさ…、葉隠クンが何か知っていたら教えて欲しいな、と思ったんだけど…」

葉隠「…すまねぇ苗木っち…俺はなーんも知らんべ…」

苗木「…そっか。ううん、むしろ知ってる人の方が少ないと思うから…」

391: 2013/09/12(木) 22:46:58.16 ID:S6ey1KG6o
葉隠「…なぁ、苗木っち?何か分かる事はねーんか?」

苗木「それが…顔は全然見えなかったんだ…」

苗木「ただ、気持ちよかった…」

葉隠「………」


おい…占いよ、何故当たった…。
血の涙をにじませながらも、俺は苗木っちの話を耳に入れている。
聞いてるこっちは羨ましくても、やられた苗木っちはそうは行かない。

恐怖も勿論あるし、何よりも、絶望するべ。
仲間にこんな事するヤツがいるなんて、ってな…。


葉隠「…黒幕…の仕業かもしれんな」

苗木「…そうか、黒幕が女性なら…出来ない事はない…!」

葉隠「苗木っちをこんな目に遭わせるなんてひでーべ!黒幕は最低だべ!」

苗木「葉隠クン…力を合わせて、黒幕を見つけよう!そしてここから脱出するんだ!」

葉隠「おう!」


◆黒幕め!見つけたらただじゃおかねーべ!
◆苗木っちとの仲が深まったべ

398: 2013/09/12(木) 22:51:23.60 ID:S6ey1KG6o
【3日目 9:30】


あれから1時間ほど、苗木っちの心のケアをしてやった。
あとちょっと占ったりしてな。

苗木っちは、自分を平凡だと思ってる節があるべ。
でも、それってまた個性だと思わねーか?
ばりっばり平凡、スタンダードを地で行くヤツなんかそうそういねーべ。
だからオメーはオメーに自信持てよ!
前向きなんだろ?オメーはよ!

的な事を言って励ました。
苗木っちも多少は落ち着いたのか、うなずいてから

「犯人はきっと黒幕なんだ」
「ボクを絶望させようとしているけど、そうはいかないぞ!」

ととても前向きになったべ。
よかったよかった。
それでこそ苗木っち。


…んー、俺もそろそろ動くか?
誰のところに行くべ?
1→十神と腐川
2→山田
3→朝日奈と大神
4→江ノ島
>>401

401: 2013/09/12(木) 22:52:28.53 ID:lJk3QF/t0

407: 2013/09/12(木) 22:56:47.11 ID:S6ey1KG6o
◆図書室


そういや、一度も行ってない場所が多すぎる。
俺はこの2日で、ニワトリと洗濯機の虜にされていた。
そのせいで他の部屋の探索が全く行われていなかった。

…ま、他のヤツが探索してるからいいだろう、って思ってたんだべ。
しかし苗木っちが危険な目に遭っている今、そんな事は言ってられんべ。
と言う訳で、今日はまず図書室に行こうと思ったんだ。
…ん、入り口にいるんは…?


腐川「…十神君…か、かっこいい…」

葉隠「んあ、腐川っち…だったよな?」

腐川「っひぃぃ?!」

410: 2013/09/12(木) 23:00:21.12 ID:S6ey1KG6o
葉隠「なななっ?!」

腐川「…な、何よ…葉隠じゃない…」


腐川っちはツンとしている。


葉隠「…あの、腐川っち?図書室の扉の前で何してんだ?」

腐川「う…うるさいわね…あ、あんたには関係ないでしょ…」

葉隠「関係はあんべ。俺も図書室に入ろうとしてんだからよ」

腐川「なんっ…ですって…?」


俺が図書室に入ろうとした途端に、腐川っちの顔色が変わった。
なんか…すさまじく怖いんですけど。


腐川「い、今…中では、十神君が読書してるのよ…!だから…あ、あんたは帰りなさい…!」

葉隠「はあ?何言ってんだ?」

腐川「いいから早く…!」


……十神っちに会う事すら出来んかったべ。
腐川っちの顔がすっげぇ怖かったんで、何にも言えんかった…。

411: 2013/09/12(木) 23:03:56.34 ID:S6ey1KG6o
【3日目 11:00】
◆ランドリー


図書室に入れなかった俺は、洗濯物を貯めた事を思い出した。
んで、こんな時間から致し方なくランドリーに来てるって訳だ。
衣服も大した量はねーし、もうそろそろ乾燥まで終わるんじゃねーかな、ってところだべ。

…それにしても暇だべ。

この、洗濯が終わるまでの間だってのはどうも暇だ。
部屋の洗濯物を見ると…スク水がある。
何故か【葉隠】と書いてある…あれ、俺スク水なんか干しましたっけ?

まぁいいか。
これから何が起きるか、ちょっと占ってみるか?

………!

見えた!>>415が起きるべ!

416: 2013/09/12(木) 23:05:34.62 ID:HvhAuQAv0
不二咲の性別バレ

419: 2013/09/12(木) 23:08:28.97 ID:S6ey1KG6o
◆kskstがファンブルじゃねーか!判定安価じゃなくてよかった…


…見えた!不二咲っちに関する重要な事が起きるっぽいべ!
俺の占いは3割当たる!

…しかし、不二咲っちに関する事?
なんか隠してるんかな…。
いや、あんないい子に限ってまさかそんな訳ねーよなぁ?


◆ちーたん性別バレが起きるかの判定は>>422
◆クリティカルだと他の人の秘密も分かる
◆ファンブルだと葉隠に関する何かがバレる

422: 2013/09/12(木) 23:09:21.22 ID:E6QePF5no
あの

432: 2013/09/12(木) 23:19:03.77 ID:S6ey1KG6o
◆判定は…偶数ぞろ目!
◆大失敗……!!

◆だが…この秘密は…
◆何に関する秘密かはまだ言っていないっ…!
◆つまり我々がその気になれば(ry


がちゃっ

ランドリーに誰かが来た。
…霧切っち?まーた珍しいところに…。


霧切「…葉隠君…」

葉隠「ん?なんだべ、霧切っち?俺は今、洗濯物を…」

霧切「ちょっと話があるのだけれど」

ゴゴゴゴゴ


霧切っちがやけに怒ってねーか?
おいおい、何だっつーんだよ…。

そんな俺が連れて行かれたのは、視聴覚室だった。

434: 2013/09/12(木) 23:21:31.28 ID:S6ey1KG6o
>>425
魔改造の人って呼ばれてるべ
才能シャッフルが何の事か分からんべ

>>431
イメージとして、葉隠君がやばくなる率が
ファンブル(超ヤバい)>大失敗>失敗

437: 2013/09/12(木) 23:26:32.77 ID:S6ey1KG6o
◆視聴覚室


そこにはみんながいた。
えらい剣幕でみんなが俺を見てるぞ…おい、何でだ?

モニターから音声が流れる。

『…引き出し?』
『他人の部屋っつーとどうしても見れねーよな…』
がらがら
『!?』
『こいつぁ…!』

…そこには、苗木っちの部屋を漁る俺と江ノ島っちの姿が。


霧切「何故…あなたがここを捜索しているのかしら?」

霧切「あのゲームが苗木君のものではない、と言う証明は出来ない」

霧切「けれど、何故あなたがこの苗木君の部屋にいて…」

霧切「何故、部屋を探索し、ゲームを見つけているのかしら?葉隠君」

霧切「説明、してもらえる?」


………あー、えーっと、これって…ヤバくねぇか?

444: 2013/09/12(木) 23:30:56.77 ID:S6ey1KG6o
葉隠「いやいや待て待てその前に江ノ島っちは」

と視線を動かすと、江ノ島っちは既にしゅんとしていた。
どうやら叱られた後らしいべ。

霧切「江ノ島さんは正直に全部話したわ、全てを」

葉隠「江ノ島っち!俺を苗木っちの部屋に誘導しといて、そんなんズリーぞ!!」


あいつ保身に走りやがったああああ!
俺ピンチ!でも、あのゲームを部屋に置いたのは俺じゃねーんだってええ!


◆葉隠君がこの修羅場を乗り切れるかどうかの判定は>>447
◆クリティカルなら見事に乗り切ります
◆ファンブルは……

447: 2013/09/12(木) 23:31:54.62 ID:lJk3QF/t0
アイヤァ!

457: 2013/09/12(木) 23:36:04.75 ID:S6ey1KG6o
◆判定は…末尾が偶数!
◆失敗…


霧切「そう…やっぱりね」

葉隠「は?」

霧切「あなたが苗木君の部屋に意味もなく入る必要はない…だから」

霧切「誰かに誘導されたんじゃないか、って思っていたの」

葉隠「…ま、さか、カマかけた…?」

霧切「ええ、まさかこんなに綺麗に引っかかってくれるとは思ってなかったけど」

大神「さて、葉隠…覚悟は出来ているであろうな?」

葉隠「ちょっ…待つべ、俺はただ…苗木っちの部屋に入って…」

苗木「もういい。いいんだ、葉隠クン…ボクは怒ってない、仲間だから」

苗木「でも…みんなが納得しないんだよ、これじゃ…このままじゃ」

大神「加減はするが…1日は動けなくなる事を覚悟するのだな…」

葉隠「いやだああああああっっっ!!」


◆ハガクレが クロに決まりました

459: 2013/09/12(木) 23:38:06.79 ID:S6ey1KG6o
【3日目 15:30】
◆???


…………。

な…えぎ…っち…。


……ん?

ここは…?

463: 2013/09/12(木) 23:43:40.45 ID:S6ey1KG6o
◆保健室


気が付くと、真っ白なベッドに寝かされていた。
俺はいつからここに…っつーかよ、江ノ島っちはどうなったん?
と、動こうとした瞬間に、体に…特に下半身に、猛烈な痛みを感じる。

「~~~~~?!!」

声もなく喘いだ。
何だべ…ケツが…ケツが、この世のものとは思えない熱を発して腫れているのが分かった。
見なくても分かる、と言うか見たくねーべ。

…だいたいは想像できる。

きっとあの後、俺はオーガにケツキックをされたんだ。
でも、加減したと言ってもオーガは【超高校級の格闘家】。
俺みたいな、大した鍛えてない人間は呆気なく倒された。
しかも…あまりの衝撃で、意識を失ったと来た。

大丈夫なんか、俺。
記憶を失ったりとかしてねーよな。
苗木っちがそこまで怒ってねーのが不幸中の幸いだな。

しかしよぉ…こう、ケツが痛いんじゃ本当に動けねーぞ。
そもそもだ。
この痛みのせいで、おちおち眠りも出来んべ。
集中出来ないから占いも上手くいかねーべ…。

くそう!
江ノ島っちめ!

…つーか、江ノ島っちはホントにどうなったんだ?

468: 2013/09/12(木) 23:46:44.02 ID:S6ey1KG6o
【3日目 19:00】


俺はまだ保健室から動けなかった。
動こうとしても動けないんだから仕方がない。
普通に歩けねーんだ。
まさか苗木っちの絆を得た代償がこんなにも大きいだなんて…。

しかし動けないが、集中力は取り戻しつつある。

暇すぎて暇すぎて氏にそうだから、ここはいっちょ占いに頼ろうと思うんだ。
これから、この学園に何かが起きるはずだべ…!

そしてそれは…>>473!

470: 2013/09/12(木) 23:47:12.74 ID:S6ey1KG6o
…しまった!安価また間違えたぞ!バカか俺は!

473: 2013/09/12(木) 23:47:58.83 ID:yRM8x9VBo
殺人未遂事件

478: 2013/09/12(木) 23:50:57.94 ID:S6ey1KG6o
……?!

…まさかな…この学園から出るために…
人頃しをしそうになるヤツがいるんか…?!

そんなんよくねーべ!
絶対にコロシアイなんかしねーべ!
な、そう言ったよな?みんな!


◆殺人未遂が起きるかどうかの判定は>>481

◆クリティカルだと真逆の事が起きる?
◆ファンブルだと…

481: 2013/09/12(木) 23:51:28.81 ID:LQsAHAMX0
a

489: 2013/09/12(木) 23:54:24.85 ID:S6ey1KG6o
◆判定は…末尾が奇数!
◆成功!
◆殺人未遂が起きます

492: 2013/09/12(木) 23:56:19.66 ID:S6ey1KG6o
誰も氏なないでくれ…!
俺は本気で願った。

今まで、誰が氏んでも俺さえ氏ななきゃ、って思っていたんだ。
それが、今やみんな氏ぬなと思えるようになった。

何でだろうな。

こんな気持ちを教えてくれたんは、もしかしたら苗木っちかもしれんな。

そんな事を思いながら、俺は…

ケツの痛みで再び意識を失ったんだ。

497: 2013/09/13(金) 00:00:53.21 ID:1DLIgVBao
【3日目 21:00】
◆保健室


ゆっくりしていた俺の眠気を覚ますような轟音がした。


大神「腐川ぁぁぁ!!」

朝日奈「さ、さくらちゃん!大丈夫…私はもう大丈夫だから!」

不二咲「…でも、ほんとに危なかったねぇ…」

朝日奈「腐川ちゃん…一体何なの?いきなりおかしくなっちゃったし」


ん?一体何の話をしてるんだ?


葉隠「…何だべ何だべ、っててて!」

朝日奈「あ、葉隠」

大神「…お主、ずっとここにいたのか…どうだ、少しは反省したか?」

葉隠「反省とかってレベルじゃねーべ…後遺症があったらどーすんだって…いてぇ…」

朝日奈「そんな事より葉隠!腐川ちゃんが変になっちゃったんだよ…なんか知らない?」

葉隠「…は?」

505: 2013/09/13(金) 00:03:58.73 ID:1DLIgVBao
朝日奈っちが言うには、
腐川っちが十神っちのストーカーをしていて危ねーなと思ったんだと。
そんで、朝日奈っちはそれを注意した。
まぁ、誰でも注意するだろ…。

最初、腐川っちはちゃんと話を聞いてたらしいんだが…
くしゃみをした直後から、突然おかしくなったらしい。

どこからともなくハサミを取り出したり。
朝日奈っちが十神っちを付け回すのを注意したら、
そのハサミで切りかかってきて…

朝日奈「幸い、太い血管は切れなかったんだけど…」


と言う朝日奈っちの全身は、ただのハサミで切ったのか?と思うほどボロボロだった。
あっちこっちに切り傷が出来ている。

何があったんだ?

…つーか、腐川っちはそこまで十神っちにお熱なのか?

510: 2013/09/13(金) 00:07:35.63 ID:1DLIgVBao
葉隠「…でも、ケガだけで済んで何よりだべ…」

朝日奈「ほぇ?」

葉隠「だってよ、オメーの体はあちこち切られてるぞ?…危なかったんじゃねーのか?」

大神「………お主」

不二咲「ダメだよぉ…ケガもよくないよぉ…?」

葉隠「そうだけど!そうだけどな!」

朝日奈「…なんかあんたにそんな事言われるなんて意外…何、なんか隠してない?」

葉隠「下心があると思われてるべ…!」


そんなんないんですけど!?
しかしまあ、ほんとに朝日奈っちが氏ななくてよかったべ。


◆どうやら腐川っち?は十神っちに執着してるべ
◆朝日奈っちがちょっと許してくれたべ

515: 2013/09/13(金) 00:10:26.46 ID:1DLIgVBao
【3日目 22:00】
◆自室


…朝日奈っちの手当をするから、っつって保健室を追い出されたべ…。
動きにくいことなかったが、とにかく根性で帰ってきた。
廊下で寝てたら、それこそホームレスの雰囲気を醸し出しちまいそうだったんだべ…。

ふう。

ケツはまだ痛いけど、明日は何とか探索出来そうだべ。
…寝る前に明日の占いでもしておくかな?

…ん、よし。
明日は>>519が起きるべ!

519: 2013/09/13(金) 00:12:07.32 ID:3MBLYYp00
苗木犯人発覚

529: 2013/09/13(金) 00:18:44.02 ID:1DLIgVBao
よし!明日は苗木っちを困らせた犯人が分かりそうだべ!
黒幕なんか?
それとも、別の誰か…?
でもよ、鍵を開けられるのなんか限られてるだろ…?

それに、俺達の中にそんな危ねーヤツがいると?

…腐川っち…か?
いや、腐川っちは十神っちしか見てねーしなぁ。

頭がこんがらがりそうになりながら、俺は眠りに就く事に…

…なんか今日、俺寝てばっかりじゃねーか…?

533: 2013/09/13(金) 00:26:33.39 ID:1DLIgVBao
やべ、葉隠君の占い判定出すの忘れてた
◆なので、苗木っちを襲った犯人が分かるかどうかの判定!
◆>>536!

◆クリティカルならもっといい事
◆ファンブルだとむしろ葉隠も?

536: 2013/09/13(金) 00:27:05.10 ID:y9LoTqXDo
さあどうなる

542: 2013/09/13(金) 00:31:26.93 ID:1DLIgVBao
【4日目 8:30】

◆判定は…末尾が偶数!
◆失敗…


また朝からチャイムが鳴っていた。
そしてまた、苗木っちが立っている。

葉隠「な、苗木っち?!オメー…大丈夫かっ?!」

苗木「う、ん…大丈夫だよ…」

葉隠「な訳ねーべ!わざわざここに来るっつー事は何かあったんだべ?!」

苗木「…昨日の夜も、襲われたんだ」

苗木「今度はご丁寧に、ボクの目にアイマスクまで付けてきたよ」


くそっ!
このままじゃ苗木っちが平穏な学園生活を送れねーべ!
羨ましいなんて思ってねーからな!マジで!

◆犯はまだ誰か分からんべ
◆苗木っちの疲労がたまってるべ

546: 2013/09/13(金) 00:35:03.82 ID:1DLIgVBao
【4日目 9:20】
◆食堂


苗木っちと一緒に飯を食いに来た。
何でも、今度は桑田っちが前回の反省を生かして、料理の練習を始めたらしい。
いっちょ前に追いオリーブしてるが、桑田っち、オメーはかけすぎだ。

それから全員で話し合ったが…やっぱり進展がないらしい。
この学園からの脱出方法が未だに分からんべ。


…それでもぼーっとしてる訳にはいかねーしな。
探索するしかなさそうだべ。

誰と探索しよう?
1→石丸
2→不二咲
3→山田
4→江ノ島
>>547

547: 2013/09/13(金) 00:35:17.26 ID:CIQFGXuLo
3

553: 2013/09/13(金) 00:38:51.90 ID:1DLIgVBao
山田っちと探索しよう。
ああ見えて、山田っちは本当に細かいところに気が付く男だからな。
一緒に探索すれば、何か見つかるかもしれんべ。

という訳で。


葉隠「どうだ、山田っち?探索に行くべ!」

山田「ほほう、葉隠殿が僕を選ぶとは…いいのですかな?」

葉隠「山田っちとはあんま話してねーしよ、一緒に探索すれば、何か見つかりそうだからな」

山田「作画ミスとか小ネタはすぐ気付くんですが…、何か探して見つけられるかは自信ありませんぞ?」


Qどこを探索しよう?
学園内ならどこでも
>>556

556: 2013/09/13(金) 00:39:48.77 ID:uuD5Swq6o
苗木の部屋

558: 2013/09/13(金) 00:40:51.90 ID:1DLIgVBao
ファッ?!

559: 2013/09/13(金) 00:42:38.18 ID:1DLIgVBao
山田「ああ…ところで葉隠康比呂殿?」

山田「以前は苗木誠殿の部屋を探索されたとか…あんなゲーム見つけて、羨ましいもんです」

葉隠「ま、まさかオメーよぉ…」

山田「当然、僕も…」

山田「連れてって欲しいなと」

葉隠「行きたいって言え」

山田「行きたいっ!!」ドンッ!

564: 2013/09/13(金) 00:46:12.98 ID:1DLIgVBao
【4日目 9:35】
◆苗木の部屋付近


がちゃがちゃ

今回も鍵は閉まっていた。
毎夜毎夜襲われるようになって、苗木っちの心は安まらん。

…そういや前回は確か、江ノ島っちがモノクマにお願いしてたんだったな。
俺がそんな事をするのは絶対にいやだ。
と言うか、どうやったらあんなにモノクマと仲良くなれるんだべ。


◆苗木っちの部屋が捜索出来るかどうかの判定は>>566
◆クリティカルならついでに何か見つかる
◆ファンブルだと葉隠の部屋を誰かに見られる

566: 2013/09/13(金) 00:46:42.30 ID:JVj9FgR4o
そろそろ成功するはず

573: 2013/09/13(金) 00:49:35.39 ID:1DLIgVBao
◆判定は…末尾が偶数!
◆失敗…

◆その下がファンブルだったべ、危なかったべ


その後、何度やっても鍵は開かなかった。
当たり前と言えば当たり前だ。

ふたりともモノクマを呼び出してお願い出来る度胸もない。
なので、苗木っちの部屋探索はあきらめる他が無かった。

かと言って、これで終われる訳がない。
…別なところを探索しよう。


どこを探索しよう?
>>576

576: 2013/09/13(金) 00:50:28.09 ID:CIQFGXuLo
美術室

589: 2013/09/13(金) 20:11:08.59 ID:1DLIgVBao
ここまでのあらすじ
葉隠「内臓置いてけ!オメーら!」ドンッ!
桑田「ひいぃ…こいつ…バケモンだ…!」


俺だべ
飯前にちょっとだけ進めるべ
あと俺が鍵かける前に部屋に入って来たん誰だべ…幽霊か?

591: 2013/09/13(金) 20:15:31.48 ID:1DLIgVBao
【4日目 9:45】
◆美術室


あれからすぐに、俺達は美術室にいた。
何でも山田っちはこの部屋がお気に入りなんだそうだ。
ここには造形のなんたら…かんたら…?
とにかくフィギュアが作れるんだと。

実際に既に部屋に何個か飾ってあったべ。
あれは…何つー名前だっけ?


山田「ほほう、僕のぶー子にご興味が?」

葉隠「いや、何も言ってねーべ」

山田「エスパーですから(キリッ)…と言うのは嘘ですが、葉隠殿の目が爛々としておりましたのでね」


あー、バレたかー。
これ、売ったら高そうだなーって思っちまってたんだべ。
手作りで、しかもこれだけ綺麗なフィギュア作れたら大したもんだろ?
オークションで是非ともオープンザプライスしてーもんだべ。
ああ、7:3だぞ?取り分は。

592: 2013/09/13(金) 20:20:35.20 ID:1DLIgVBao
しかし山田っちは続けて話をしてくれた。
こういうフィギュアっつーのは作るのにとっても時間がかかるらしい。


山田「ここにあるものは、かなり時間を省いて作ったものですから、触ると壊れやすいんです」

葉隠「ほぉー…なぁ、山田っち?」

山田「まさか僕に弟子入り志願でもするつもりですかな?」


そんな訳ねーべ、と思ったけど…
これが作れたら、俺、自分で金稼げるんかな?と思った。
こう見えて、手先の起用さにはそこそこ自信がある。
モノクマをドライバー一本で解体出来る位の自信はある。
…どこの潜木もぐらだ、っつーツッコミは無しで頼むぞ。

ん? 
でも、やっぱ自分で作るよりも、他人に作ってもらってそれ売る方が効率いいな。
俺はちゃんとそこに気付いた。


葉隠「まあ、それは後でもいいべ?ほら、探索するべ」

山田「連れないお方ですねぇ、全く…」


Q美術室を探索したら何が見つかる?
>>595

595: 2013/09/13(金) 20:22:53.69 ID:EF8zGUJH0
モノクマメダル×99

596: 2013/09/13(金) 20:29:39.60 ID:1DLIgVBao
葉隠「まあまあ、それは言わんお約束でさぁ」

チャリン♪

葉隠「…ん?」

山田「葉隠殿、今何をしたんですか…」

葉隠「いや、俺はただここにあったモノクマの銅像にに寄っかかっただけだb」チャリン

山田「…ど、銅像の中から」

葉隠「……え、何これ?」

山田「メダル…です…かね」

葉隠「何に使うんだこんなもん…げ、モノクマが書いてあるべ!こんなもん、いらんべ!」


と、俺がモノクマの銅像?を押した瞬間…

チャリン♪
チャリン♪
チャリン♪
チャリンチャリンチャリン♪
チャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリン♪




葉隠「」
山田「」



大量のメダルが、そこに出てきた。

597: 2013/09/13(金) 20:32:25.21 ID:1DLIgVBao
つーか、これ銅像じゃねーべ!
何つーか中身が空っぽじゃねーか!
こん中にメダル入れてたんか?!


葉隠「……いきなりいっぱい出てきた…」

山田「これ、何に使うんでしょう…?」

葉隠「…知らんべ…そもそも、なんでこんなところにメダルが…」


















江ノ島「学園内にバラバラに置いておいてって言ったのに何であんなとこに纏まってんの?!」

戦刃「ちょっと…置くところ思いつかなくて…さ…」

江ノ島「ああっもう!残念な姉め!」

598: 2013/09/13(金) 20:35:14.81 ID:1DLIgVBao
葉隠「しかし、こんだけありゃ何かに使えそうなもんだけどな」

山田「使うと言ってもですね、葉隠殿?これの用途がまだ分からないのに…」

葉隠「そう言う時は占いで考えるもんなんだべ」

山田「えっ何それ怖い」

葉隠「俺の占いは3割当たる!いいか?ちゃんとメダルの使い方を教えてやるべ!」

山田「って言うか普通に購買じゃないんですかねぇ(真顔)」

葉隠「………それもありだな」

599: 2013/09/13(金) 20:38:13.24 ID:1DLIgVBao
【4日目 10:10】
◆購買部


俺達は両手にたくさんのコインを抱えながら、この購買部に来ていた。
コインは一枚も落としてない…はずだ。
そして、そこには…コインがちょうど入りそうなガチャガチャがあった。


山田「これです、これ!昨日見たので、覚えていたのですよ!」

葉隠「…ほー、こんなところにガチャガチャがあったんか」

山田「これだけコインがありますし…どうでしょう?」

葉隠「ああ、分かってる。ガチャガチャやるんだべ?」

山田「ちなみに、このガチャガチャはコインを最大99枚入れられますよ」


◆さて、何枚コインを入れよう?
>>602

602: 2013/09/13(金) 20:40:16.34 ID:rfn2fwwDO
69

605: 2013/09/13(金) 20:45:26.79 ID:1DLIgVBao
葉隠「…69枚にするべ」

山田「また何でそんな中途半端な数字を…」

葉隠「YAZAWAリスペクトだからだべ」

山田(…適当な嘘乙)

葉隠「と言うのは冗談!俺の右手が唸って叫んでるんだべ!」

山田「そっちの方がよけいに冗談じゃないですかーヤダー」

山田「…はっ!ボケであるはずの僕に突っ込ませるとは…葉隠康比呂…侮れない…!」


◆ガチャガチャすると何が出る?
◆>>608
◆なお安価のコンマがクリティカルだともうひとつ出る
◆ファンブルだと何も出てこない

608: 2013/09/13(金) 20:46:43.52 ID:CIQFGXuLo
みんなのパンツ

611: 2013/09/13(金) 20:49:07.47 ID:1DLIgVBao
パンツ(驚愕)

でもコンマが失敗だからちょっと気まずくなるべ
そんで俺は飯食うべ、30分位したら再会するべ

615: 2013/09/13(金) 21:28:06.03 ID:1DLIgVBao
◆判定は…
◆アイテム→みんなのパンツ
◆判定→失敗

◆パンツ地獄だな(確信)


チャリーン♪

カプセルが出てきた。


葉隠「へ」

山田「え」


…あれ、69枚入れたら69個出てくるのか?
おいおい、それは止めてくれよ!

616: 2013/09/13(金) 21:36:07.47 ID:1DLIgVBao
…と思ったら、あんなにメダル入れたのにひとつしか出て来ない。
おい、あんなに入れたんだからもういっこ位出て来いよ!
何だよー…ずりーべ…。

まあ…いいか。

とりあえずカプセルを開けた。


葉隠「これは…」

山田「なっ…何ぃ~~~!?」


ドドドドドドドド


これはッ!
間違いねぇ!『パンツ』…まごうことなき『パンツ』だべッ!

『何故か』…なんて考えている場合じゃあねぇ…!


葉隠「パンツッ!それは夢の世界ッ!」

山田「…待て、葉隠康比呂殿…」

葉隠「はぁ~?男なら据え膳は食うべきだろぉ~?」

山田「よく見ろダボがぁーー!!」

617: 2013/09/13(金) 21:42:06.81 ID:1DLIgVBao
俺は山田っちの言葉にハッとして、その手元にあるパンツをよく見たんだ…!

…はっ?!


葉隠「これは…まさか…マジかッ!?」


そう…!

それはっ!


『男物』ッ!


葉隠「」

山田「いやー、しかし…これは一体誰のパンツなんでしょうかねぇ…」

葉隠「」

山田「と言うか、こんな物いりますか?僕ならいりませんがね」

葉隠「」


俺はその時、あまりにもショックすぎて言葉を失っていた。
山田っちが何を言っているか分からねー…。

何で男のパンツなんだべ…!


◆山田っちと仲良くなれた?べ
◆持ち物に『オトコのパンツ』が追加されたべ
◆…っつか、誰のだよこれ…

618: 2013/09/13(金) 21:46:51.08 ID:1DLIgVBao
【4日目 12:00】
◆自室


俺は自室で自失していた。
手にはオトコのパンツ。
いらねー!
何なんだべ?!
こんなんマジでいらん!!

ショックすぎて、残ったメダルは山田っちにあげてしまった…。

………。

はあ…。
こんな時は占いして気持ちを切り替えるべ。

………。

ん?
…>>621?!

621: 2013/09/13(金) 21:48:20.82 ID:NQsaEHE90
舞園

625: 2013/09/13(金) 21:55:06.88 ID:1DLIgVBao
ん?舞園っち?!
…何で舞園っちが見えたんだ?
いや…何が起きるってんだ?!


舞園っちはどうなる?
>>628

628: 2013/09/13(金) 21:56:49.18 ID:3MBLYYp00
苗木っちに夜這い

631: 2013/09/13(金) 22:01:05.90 ID:1DLIgVBao
葉隠「なぁ……ッ?!」


思わず声をあげてしまったべ。
ちくしょう、何で俺は最近こんなんばっかり見ちまうんだ?

舞園っち…オメーだけは信じてたのに…!

そして俺もちょっとそんなんされてみたい!
チックショー!


◆舞園っちがマジで苗木っちに夜這いするかの判定は>>634
◆クリティカルで更に発展
◆ファンブルなら葉隠君が

634: 2013/09/13(金) 22:01:42.07 ID:1GF5bDSyO

639: 2013/09/13(金) 22:05:33.41 ID:1DLIgVBao
◆判定は…末尾が奇数
◆成功!

◆おいいいい!当たりじゃねぇかぁぁぁぁ!!
◆舞園っちいいい!!


俺は悲劇を目の当たりにしてしまった。
手にはオトコのパンツ、そして占いでは舞園っちの夜這いと来た。

本当に…

めのまえがまっくらになった…

643: 2013/09/13(金) 22:12:20.35 ID:1DLIgVBao
【4日目 ??:??】

ガチャッ

私は、ある人の部屋の扉を開けていました。

舞園「…鍵を開けっ放しにしておくなんて、不用心すぎますよ…苗木君」

舞園「夜は誰が何をするか分からないんですから」

…セレスさんが夜は出歩き禁止、と言ったけれど、そんなの守る人はいませんから。

と、そんな事を思って部屋に入りました。


中に入って驚きました。
苗木君の衣服は既に軽く乱れていて、荒っぽい息が聞こえて来ています。

…まさか、苗木君に何かあったのでしょうか?

いいえ、よく見れば苗木君は既に誰かに襲われた後のようにも見えます。
けれど、苗木君の模擬刀は見事に鎮座していました。

私は…

とても悔しかったけれど、苗木君のズボンを脱がしました。

645: 2013/09/13(金) 22:16:31.23 ID:1DLIgVBao
【5日目 8:30】


………。


昨日は結局何したんだっけ?
俺は…あの後…?

………。

何かなんもしてねーな、昨日。
考えるのは止めるべ…。


ぴんぽん♪


また?今日も?まさか?

苗木っちが完璧にやつれてるぞ!
おい苗木っち大丈夫かッ?!
氏ぬなよ!オメーに氏なれたら、今後の俺の収入が減る!


苗木「葉隠君…ボク、昨日はすごい夢を見たよ」

苗木「舞園さんに優しくしてもらう夢、見たんだよね…」

苗木「本当に氏んじゃうかもしれない位うれしかったなぁ…」


ヤバい!遠い目をしているべ!
苗木っち!帰ってこい!

648: 2013/09/13(金) 22:20:13.55 ID:1DLIgVBao
【5日目 9:30】


何とか苗木っちは励ました。
ようやく目を覚ましたのか、

「これは黒幕が悪いんだ」
「黒幕は絶対に許さない」
「黒幕はボクの手でイかせる」

と…なんだか違う方向に目覚めた気がするけど…まあいいか。


…さてと、
今日も探索するしかねーんだろうけど…いい加減飽きてくるべ…。

誰と探索しよう?
1→十神
2→朝日奈
3→苗木
4→江ノ島
5→そのほか
>>651

651: 2013/09/13(金) 22:21:56.49 ID:Ra4L7IuDO

655: 2013/09/13(金) 22:26:23.43 ID:1DLIgVBao
…ん、そうだな。
あんなに弱ってたんだ。
苗木っちを放ってはいけんべ!


葉隠「…苗木っち、大丈夫か?」

苗木「うん、何とかね…」

葉隠「何…食ってんだ?」

苗木「あはは、さっき舞園さんからスッポンをもらって…」

葉隠「」

苗木「何でスッポンなんだろう…?」


苗木っち…オメーはまだ知らんでもいいんだよ。
いいんだ。


苗木っちとどこを探索しよう?
>>658

658: 2013/09/13(金) 22:27:42.63 ID:CIQFGXuLo
江ノ島の部屋

660: 2013/09/13(金) 22:29:37.14 ID:1DLIgVBao
?!

661: 2013/09/13(金) 22:31:54.39 ID:1DLIgVBao
葉隠「そうだなー…あ、そうだ苗木っち!」

苗木「…なに?」

葉隠「オメーは今すげー弱ってるべ。そう言う時は、色んなヤツと話すのがいいべ!」

葉隠「つー事で、江ノ島っちに会いに行くんはどうだ?」

苗木「あ、そう…だね、このまま誰かを疑うより、みんなと話をしてみないとダメだよね」

葉隠「んだ、それでこそ苗木っち」

苗木「希望は…前に進むんだ!」


◆江ノ島っちの部屋を探索出来るかの判定は>>664

664: 2013/09/13(金) 22:33:12.75 ID:hmNzc5yUo
えい

666: 2013/09/13(金) 22:39:25.44 ID:1DLIgVBao
◆判定は…末尾が奇数
◆成功!


と言う訳でさっそく江ノ島っちの部屋に行く事にしたべ。
しかし江ノ島っちはいくらピンポン鳴らしても出て来ない。
何やってんだべ?


がちゃっ


葉隠「あ?」

苗木「鍵が…開いてる?」


まさか、と苗木っちが小さく呟くのを聞いた。
こんな環境で精神をすり減らされた苗木っちは何かを懸念している。
自分と同じように、疲れてしまう人が出るのではないかと。

そんな心配は杞憂だった。
簡潔に言えば、江ノ島っちは部屋にいなかったのだ。

単に江ノ島っちは鍵をかけ忘れただけらしい。しかし不用心だ。
と言うか、俺はこの部屋を見て気になってた事が。


葉隠「…殺風景すぎるべ」

苗木「ほんとだね…化粧品はあるけど、なんか…新品に見えるよ」


Qこの部屋で何が見つかる?
>>700

680: 2013/09/13(金) 22:43:12.70 ID:y9LoTqXDo
ウィッグ

684: 2013/09/13(金) 22:48:58.47 ID:1DLIgVBao
思わずふたりして部屋の中に入ってしまった。
見れば見るほど意味の分かんねー部屋だべ。

江ノ島っちってギャルだべ?
【超高校級のギャル】なんだべ?

ギャル感がゼロ。
むしろ、ギャルとは真逆にしか思えない部屋だべ…!

◆ウィッグが見つかるかどうかの判定は>>687
◆クリティカルならさらなる証拠
◆ファンブルだと葉隠の部屋から…

687: 2013/09/13(金) 22:51:28.43 ID:qYoMVUw4o
ほい

691: 2013/09/13(金) 22:56:29.01 ID:1DLIgVBao
◆判定は…末尾が奇数!
◆成功!

◆大失敗引いてなくてよかった…


苗木「ん?これは…」


苗木っちがふいに何かをつかんだ。
それは、


苗木「江ノ島さん…の髪型そのもの?」


髪に装着すれば、あっと言う間に髪型が変わるアイテム。ウィッグだべ。


葉隠「…は?な、なんだべこれ…」

苗木「誰かが江ノ島さんの髪型を真似るために手に入れたのかな?」

葉隠「いや、それだと江ノ島っちの部屋にあるんがおかしいべ」

苗木「…確かにね…」


探索続ける?止める?
>>693

693: 2013/09/13(金) 22:56:54.52 ID:CIQFGXuLo
続ける

696: 2013/09/13(金) 23:01:51.78 ID:1DLIgVBao
…なんか、この部屋は何かがある。
苗木っちもどうやら何かが引っかかったらしいべ。
俺の顔を見て、こくり、うなずく。
まだこの部屋は調べなきゃならんべ。

江ノ島っち…オメーは何か隠してるんか?


Qこの部屋を更に探すと何が見つかる?
今度こそ>>700

700: 2013/09/13(金) 23:02:41.17 ID:jsN9IVaSo
連絡用パソコン

704: 2013/09/13(金) 23:06:23.25 ID:1DLIgVBao
葉隠「なあ、苗木っち…」

苗木「うん…何も見つからなかったとしても、やっぱり江ノ島さんは…」

葉隠「怪しい、な」

苗木「一体、彼女は何を隠してるのかな…?」

葉隠「何だろうな?」


◆パソコンが見つかるかどうかの判定は>>707
◆クリティカルで動かぬ証拠
◆ファンブルで葉隠の部屋からパンツ

707: 2013/09/13(金) 23:07:11.19 ID:CIQFGXuLo
いけ

710: 2013/09/13(金) 23:19:32.56 ID:1DLIgVBao
◆判定は…末尾が奇数
◆成功!

◆また成功ばっかりの時間が来ましたね



葉隠「…ん?」

俺はおもむろに机の一番下、男子なら工具セットが入っている、一番大きな棚を開けた。


………折りたたみのパソコンが一台入っていた。


どう見ても、素人の俺の目から見てもこれはかなり新しい物だ、と言う事が分かる。
その表面にはモノクマのステッカーが貼ってあり、中にはパソコンに繋げるインカムまであったんだ。


葉隠「なっ…?!」

苗木「これはっ…!」


図書室にあった古いタイプのパソコン。
あんなものじゃない。
これは確実に新しいパソコンだ。


◆事態が進展するかどうかの判定は>>713
◆大失敗、ファンブルだと記憶を消される
◆成功以上で発展、クリティカルなら…

713: 2013/09/13(金) 23:20:37.78 ID:h8kj023F0
misu

717: 2013/09/13(金) 23:25:42.83 ID:1DLIgVBao
◆判定は…末尾が偶数
◆失敗…

◆マジで惜しかった


パソコンを開く。
ここで俺は最悪の事態を想定していた。
もしかして、江ノ島っちはモノクマの仲間なのではないかと。
ステッカーが貼ってあるのも、その印なのではないかと。

電源は入ってないのか、画面には何にも映らん。

ボタンを押す。

………ん?

ボタンを押す。
ん??
全く反応が無いべ…。


葉隠「電源が切れてるべ」

苗木「どこかに電源コードがあるから、それを繋いで」

葉隠「いや、苗木っち…あんまし長居は出来んべ」

苗木「…そうだね、江ノ島さんが帰って来ちゃったら終わりだし…」


◆江ノ島っちが何か隠してるべ
◆苗木っちと協力したべ

718: 2013/09/13(金) 23:28:26.88 ID:1DLIgVBao
【5日目 12:30】
◆ランドリー


あの後、苗木っちと昼飯を食った。
午後から苗木っちは、腐川っちに呼ばれて十神っちに会いに行くんだと。
大変だな。

俺はと言えば、午後からもなーんもやる事がない。
ま、当たり前っちゃ当たり前だべ。

…誰かのところに遊びに行くか?


誰のところに行こう?
>>721

721: 2013/09/13(金) 23:29:51.85 ID:CIQFGXuLo
セレス

722: 2013/09/13(金) 23:39:21.91 ID:1DLIgVBao
よし、ここいらでセレスっちのところに行くか。…んでも、セレスっちってどこにいるんかな?
えーと、前は娯楽室で会えたんだったべ。
じゃあ今回も娯楽室にいたりするんかなぁ…?

占って探すっつーのも確かにありだけどな。
けど、こう言うんは探す楽しみってのもあるんだべ。
よーし、見つけるぞ。

セレスっちはギャンブラーだからな。

金ならいくらでもありそうだべ。

カモに決定だべ。


【5日目 12:40】
◆娯楽室

723: 2013/09/13(金) 23:44:28.06 ID:1DLIgVBao
娯楽室は今日も明るかった。
そして、やっぱりそこにはセレスっちがいた。

前と違うのは、今回はひとりだって事だべ。


葉隠「おー、セレスっち!やっぱここかいな」

セレス「あら、葉隠君ではありませんの」

葉隠「…つーか、今は何してたんだ?」

セレス「ええ、ひとりでチェスを嗜んでいたところです」

葉隠「チェス?…ああー、あれな、あれ!」

セレス「ルールをご存じないならそうおっしゃってください」

葉隠「………」


いやいや、その前になんで1人でチェス?
ボードゲームの基本は2人以上だろ。
人生ゲームだってモノポリーだって、
ダンガンロンパDVDとブルーレイの初回特典になってるシロとクロだって、
大体のゲームは2人でやるもんだべ。


セレス「それで、私に何かご用ですか?」


…あー、何て言えばいいんだろうな。
1→一緒にゲームするべ
2→一緒に探索するべ
3→一緒に紅茶でも飲むべ
4→フリーなせりふ
>>726

726: 2013/09/13(金) 23:46:21.27 ID:CIQFGXuLo
4 賭け試合を申し込むべ

728: 2013/09/13(金) 23:52:31.55 ID:1DLIgVBao
葉隠「賭け試合を申し込むべ」

セレス「…は?」

葉隠「セレスっちの才能っつーのを俺の目で見てみたいんだよ!」

セレス「あなたは…本当にバカなのかもしれませんわね」

セレス「足元を掬われますわよ?」

葉隠「…何で笑うんだべ」

セレス「聞きたいのですか?」

セレス「万に一つも、あなたに勝ち目がないから…ですわ」


…何か悔しいが、セレスっちの才能は恐らくモノホンなんだ。
ルールも知らないゲームで勝てるほどの運…剛運…!
そのゲームの筋の人間が見れば、驚くほどの、強運…!

それがセレスっちには備わっている。

かと言って俺は何もせず帰れるか?
そうじゃねーべ?


セレス「…そうですね、ゲームはポーカーでよろしいですか?」


シンプルなゲーム故に、勝ち負けははっきりとつく。
実にありがたい事ではある、けど。


◆判定は>>731
◆成功以上で負ける
◆失敗以下で勝つ

731: 2013/09/13(金) 23:53:36.66 ID:y9LoTqXDo
たべ

739: 2013/09/13(金) 23:57:46.26 ID:1DLIgVBao
>>735
セレス的には
クリティカル…完勝(本気)
成功…勝利(ふつう)
失敗…辛勝(手を抜いた)
大失敗…引き分け(引き分けはセレスにとっては負け同然)
ファンブル…負け(手を抜いた)
なイメージだべ

740: 2013/09/14(土) 00:01:05.29 ID:dkkDdEgOo
◆判定は…偶数ぞろ目
◆大失敗…!


ポーカー。
実にシンプルなゲーム。
カードを5枚手に持ち、役を作る。
それだけの、本当に簡単なゲームだべ。

…普通にやればな。

前にも言ったが、俺は手先の器用さには自信がある。

何をするかって?
まあ、見てれば分かる事だべ。

セレスっちはゲームを公平にするため、シャッフルを俺にやらせてくれた。

さー、オメーら。
超能力者になったつもりで見てろよ。

741: 2013/09/14(土) 00:03:46.70 ID:dkkDdEgOo
………。


あれから1時間が経ったか。

俺のチップはみるみる減った。
明らかに負けている。
けれど、俺はまだまだ余裕だった。

そう、ここで…ここで有り得ない手で勝てば。
セレスっちを口説き落とし、俺の預金通帳としてキープ出来るんではないだろうか。

有り得ない手を作るための方法。


山札をシャッフルしている内に、一回崩してしまう。
セレスっちはくすくすと笑いながらそれを見ている。
恥ずかしそうにしながら俺は山札を集めてーーー


カードを抜いた。

はい、分かりますね?イカサマです。

742: 2013/09/14(土) 00:08:41.58 ID:dkkDdEgOo
しかし、これをするとどうなるかって言うとだ。


葉隠「ロイヤルストレートフラッシュ」

セレス「………!?」

葉隠「まさか、最後の最後でこれが来るとは思わんかったべ!」

セレス「先ほどまであんなに勝っていたのに…その一撃で、振り出しに戻ってしまいましたわ…!」

葉隠「アッハッハ!じゃあ引き分けだな!」

セレス「…いいえ、ギャンブルにかけては私は自信がありました…その自信があるゲームで引き分けになるのなら、私の負けですわ」

葉隠「負けではねーだろ…ほぼオメーの方が勝ってたしな」

セレス「いいえ、やっぱり負け…でした」

セレス「どのみち、私の手はスカでしたから」


セレスっち、すまん。
オメーのその強運を打ち破る、イカサマ。
いや、オメーの運ならそのイカサマすらも乗り越えそうなもんだったんだけど…。
まあ、無理があるんだろうな。
イカサマに対する対策なんか、セレスっちは立てなさそうだしな。


◆結果的には引き分けだべ
◆セレスっちがちょっと仲良くなったべが

743: 2013/09/14(土) 00:09:47.39 ID:dkkDdEgOo
よし、ロイヤルストレートフラッシュ決まったところで寝るべ
ほんとにほのぼのとしてるべ…
もうちょい話動かしたいべ

あと判定は占い以外もあるから、現行ルールのままいくべ

○末尾奇数で『成功』
○末尾偶数で『失敗』
○77は『ラッキー』成功+次安価も成功
○その他の奇数ぞろ目はクリティカル
○44・99は『ファンブル』ヤバい事になる
○その他の偶数ぞろ目は大失敗
○なお00はパルプンテ


んじゃ、オメーらお休み!幽霊には気を付けろよ!

756: 2013/09/14(土) 21:59:13.24 ID:dkkDdEgOo
【5日目 15:00】
◆植物庭園


そろそろ昼過ぎだし、ニワトリに餌やらんとな。
と思って植物庭園に来たんだが、誰かが餌をやっていた。
相変わらず、こいつらはコケコケ言ってるべ。
かわいいべ。

心なしか、ニワトリも懐いてくれてる気がするぞ。


…しかし、俺達はいつこっから出れるんだ?
黒幕め、いつかそのしっぽを掴んでやるからな!


なんて思ってたら誰かが植物庭園に来たぞ?


誰がきた?
>>759

759: 2013/09/14(土) 22:00:33.29 ID:ZOuN3lyDO
モノクマ

762: 2013/09/14(土) 22:07:02.37 ID:dkkDdEgOo
……ん?


頭がテカテカで、冴えてピカピカなこのシルエットは…!!


モノクマ「おやおやぁ?こんなところで会うなんて、奇妙キテレツ摩訶不思議だね!」


何故か分からんがこれは「セウト」なラインな気がした。
多分ギリギリでアウト。


葉隠「何だべ、モノクマ…俺の憩いの時間を邪魔しに来たんかいな?」

モノクマ「いや、君の邪魔をして何が面白いのか全く理解出来ないからやらないし…」

葉隠「ひでぇべ」

モノクマ「むしろそんな事する方が絶望的だからやらないし…」

葉隠「いや興味持てよ!」

モノクマ「まあ…考えなくもなくもないけどねぇ…」


Qモノクマは何しに来た?
>>745

765: 2013/09/14(土) 22:08:36.71 ID:3W4sdjB6o
苗木にプレゼントする花をとりにきた

772: 2013/09/14(土) 22:16:05.14 ID:dkkDdEgOo
モノクマ「そんな事よりもね、ボクはやる事があって来たんですよ!葉隠クン、ハウス!」

葉隠「わんわん!」













葉隠「おい俺がボケたんだから突っ込んでくれ…よ…」


ちらりとモノクマを見る。
でけー花の側にいろいろ植わっていた花を次々と摘んでいた。
モノクマって器用だな。
いや、そんな事はどうでもいいんだけど。


葉隠「…え、何なんそれ」

モノクマ「何って、花束だけど?何か問題でも?」

葉隠「花束ぁ?誰にやるんだよ」

モノクマ「そうだねぇー…誰がいいかな?あ、苗木クンなんか面白いかもねぇ!」

773: 2013/09/14(土) 22:20:33.12 ID:dkkDdEgOo
はあ?モノクマが、苗木っちに花束ぁ?

と思って手元を見た。
あれ?
何か集めてる花が…菊に見えるんですけど?

それ以前に、菊なんかここに咲いてましたっけ?


モノクマ「うぷぷぷぷ…楽しみだなぁ、苗木クンの絶望の表情!」


俺は口を閉ざして、その姿を見るほかなかった…。


◆モノクマが難易度イジワルだべ
◆苗木っちがヤバいべ


Qモノクマは他に何をしようとしている?
>>777

777: 2013/09/14(土) 22:23:33.93 ID:AYZz+2gN0
ニワトリを絞める(妹様の晩飯)

783: 2013/09/14(土) 22:32:05.01 ID:dkkDdEgOo
モノクマ「………あ!そーだ!」


くるり。
花束を作り終わったモノクマが、無機質なはずのモノクマが、
意地悪く笑顔を作った。
ように、見えた。


モノクマ「『ボク』のごはんがまだだったなぁー、でもごはんなんかあったかn…あー、ここにはニワトリがいたなあー」(棒読み)

モノクマ「ニワトリって美味しいよねー」(棒読み)


へ?


葉隠「おいバカ止めろ…」

モノクマ「あっ!そっか!葉隠クンもニワトリ食べたいんだね!」

葉隠「待てっ、俺は別にニワトリ食いたい訳じゃ…」

モノクマ「なーんだ!そう言ってくれたらよかったのに!」

葉隠「止めろ!止めろっての!」

モノクマ「はいはい分かりましたよ」




俺の目の前が真っ赤に染まったんだ。

785: 2013/09/14(土) 22:36:43.37 ID:dkkDdEgOo
葉隠「」

モノクマ「いやー、さすがにボクも5匹いっぺんはキツかったよ」

葉隠「」

モノクマ「おろろ?葉隠クン、何でそんなに絶望的な顔をしてんのかな?」

葉隠「」

モノクマ「うぷぷ!まぁこれで葉隠クンの邪魔も出来たし?」

葉隠「」

モノクマ「キミも満足だよね!葉隠クン!」

葉隠「」

モノクマ「…可哀想なニワトリ達にも後で花束をあげないとね!後お線香!」



◆俺の心のオアシスがひとつ枯れたべ
◆SAN値が上昇した

788: 2013/09/14(土) 22:42:23.35 ID:dkkDdEgOo
【5日目 19:00】
◆植物庭園


俺はまだ、植物庭園にいた。


生き物が何一ついなくなった植物庭園で、俺はぼーっとしていた。
床にはニワトリの血。
時間が経って乾き始めたそれが、確かに間違いなく、ここにニワトリがいた事を示している。

…俺は…。
ニワトリ達を守ってやれんかったべ。
可哀想だべ…。

俺が出来る事は、ニワトリ達の冥福を祈る事だけだったんだ。
大人になって、大人気なく泣いていた。
そん位にはショックだったんだべ。




Qそんな葉隠クンのところに誰か来ますよ?誰だろう?
>>791

791: 2013/09/14(土) 22:43:08.24 ID:61Q+1Lvjo
モノクマ(食後)

796: 2013/09/14(土) 22:49:57.77 ID:dkkDdEgOo
てくてく

モノクマ「…うーっぷ、あーもう、ちょっと食べ過ぎちゃったよ…」

てくてく

モノクマ「どうするんだよぉ、ボクの魅惑のボディがたるんじゃったらさぁ」

てくてく

モノクマ「はーあ、しかし今日も絶望的な事件は起きなかったなぁ」

モノクマ「退屈だよ、退屈すぎて絶望しそうだね」


この声は…?

もの…くま…?

そうだ、モノクマ…
こいつのせいで俺達は閉じ込められて…唯一のペットも殺されて…
俺は…


葉隠「………」

モノクマ「ありゃ、まだここにいたの?」

葉隠「………」

モノクマ「もー、つまんないなぁ…ずっと絶望してるのもまた別の絶望だよ?」


Qモノクマに何言おう?
1→絶対にオメーを倒す!
2→ニワトリに謝れ!
3→ここから出せ!
4→何かいい感じのせりふ
>>800

800: 2013/09/14(土) 22:52:11.72 ID:3W4sdjB6o
4 苗木っちを逆レしてる犯人……、知ってるか?

803: 2013/09/14(土) 22:57:56.65 ID:dkkDdEgOo
葉隠「………モノクマ」

モノクマ「ん?な、なになに?どうしたのさ葉隠クン、キミはギャグ担当でしょ、そんな怖い顔しないd」

葉隠「モノクマ」

モノクマ「………何だよ、こっから出ようったってそうはいかないよ」


俺は………。

モノクマが一言挟んでくれたお陰で、何かを言い掛けてたが冷静になった。
そうだ、俺は俺自身になんかされた訳じゃねーぞ…?
俺より、今困ってるヤツがいるんじゃねーのか?

…今は、そっちを解決しないとなんねー時だべ。
ニワトリの弔いはそっからでも遅くないと思いたかった。


葉隠「オメーは全部の部屋を監視してるんだよなぁ…」

モノクマ「ん?当然だよ、この学園で不純な行為が起こらないようにね!」

葉隠「なら聞くけどよ…」




葉隠「苗木っちを逆レOプしてる犯人………知ってるか?」


◆判定は>>806
◆クリティカルなら話が大きく進展
◆ファンブルだと葉隠クン口止めされるかも

806: 2013/09/14(土) 22:58:54.10 ID:5jgcRvu70
ksk

808: 2013/09/14(土) 23:04:36.82 ID:dkkDdEgOo
◆判定は…末尾が偶数!
◆失敗…

◆口止めはされませんがはぐらかされます


モノクマ「は?この学園で?」

モノクマ「そんな事起きる訳ないじゃないかぁ!だってボクが監視してるんだよ?」

葉隠「…オメーがやってる…って可能性もあるんだ、黒幕さんよ」

モノクマ「むむむ?黒幕さんって誰かな?ボクはモノクマだよ」

葉隠「………!」

モノクマ「って言うかさ、ある意味性欲処理じゃないか!苗木クンが羨ましいよね!」

モノクマ「何?葉隠クンもされたいの?Mっすか?ドMなんすか?」


…だめだ。モノクマは何も言わねーべ。


◆はぐらかされたべ
◆犯人は分からんかったべ

809: 2013/09/14(土) 23:12:01.35 ID:dkkDdEgOo
【5日目 20:30】
◆食堂


……はあ……。

今日はなんもいい事が起きねーな…。
腹が減ったんで、俺は食堂に来てた。

そこには苗木っちはじめ、全員がいた。


苗木「っ…は、葉隠クン?!」

葉隠「苗木っち?どしたん、そんなこえー顔して…」

朝日奈「どしたん、じゃないでしょ!あんたがどこにもいないから、苗木が心配してたの!」

桑田「ったくオメーは…人にメーワクかけて、よくほいほい出てこれるよな」


あんまりにも植物庭園にいたんで苗木っちが軽く心配してくれたらしい。
ありがとな、苗木っち。さすが未来の俺の弟子候補だべ。


葉隠「ああ…植物庭園のニワトリを、モノクマに全部殺されてな」

山田「ななっ…何ですとぉ?!」

不二咲「そんなぁ…ニワトリが可哀想だよぉ…」

葉隠「それと…すまんべ。苗木っちを襲ってる犯人は分からんかったべ」

石丸「何?苗木君が襲われている?…どう言う事か詳しく教えてくれないか?」

苗木「………そうだね、今はとにかくみんなの力を借りたい」


苗木っちは、最近夜這いを賭けられている事を説明した。
山田っち以外は顔を真っ青にしていた。

811: 2013/09/14(土) 23:15:50.14 ID:dkkDdEgOo
霧切「…毎日鍵をかけている、そう言ったわよね、苗木君…」

苗木「…うん、でも入ってくるんだ」

霧切「なら…もうこれしか有り得ないわ。犯人は黒幕…そして、黒幕が女性なのも間違いないでしょうね」

大和田「しっかし、何でったって黒幕は、苗木にそんな事をしやがるんだ?」

舞園「もしかしたら、猜疑心を生むためなんじゃないでしょうか?」

霧切「…可能性としては考えられるわね」


そんな会話を聞きながら、俺はどうにか対策を立てようと頭を回転させていた。
いい案が浮かばない…そうだ、そんな時は占いをするんだ。
俺は常に占いに助けられて来たじゃねーか。いや、3割しか当たんねーけど…。


!!

苗木っちを助ける為のいい作戦は>>814!

814: 2013/09/14(土) 23:16:58.54 ID:3W4sdjB6o
だれか見張りをたてるべ

819: 2013/09/14(土) 23:20:42.06 ID:dkkDdEgOo
葉隠「こうなりゃ、部屋の前に誰か見張りを立てるべ!」

セレス「ですが…もしも襲われたらどうするのですか?」

大神「なれば我が部屋の前に立つか?」

朝日奈「だめだよ!さくらちゃんは女の子なんだから!」

舞園「そうですよ!夜更かしはお肌の荒れる元ですよ!」

不二咲「んー…どうしよう…」


◆見張り作戦が上手く行くか判定>>822
◆クリティカルなら現行犯で逮捕
◆ファンブルだと葉隠クンに悲劇

822: 2013/09/14(土) 23:21:39.55 ID:Au0mt7Zto
行くぞガッシュ!

ウヌ!!

831: 2013/09/14(土) 23:27:19.04 ID:dkkDdEgOo
◆判定は…奇数ぞろ目!
◆クリティカル!!

◆アンサートーカーさんは自宅にお戻りください


葉隠「んなら俺がやる」


俺が黒幕を捕まえる。
そして苗木っちも助ける。
ニワトリにも謝らせる。

絶望じゃねぇ、これは切望なんだべ。


霧切「え…?」

石丸「うむ…最年長の君ならば、問題はないだろうが…」

朝日奈「で、でもさぁ、黒幕に襲われたらどうすんの?」

葉隠「あっはっは!そん時はそん時だべ!何とかなるって!」

十神「ふん…愚民でただのバカかと思っていたが、案外面白い事を考えるんだな、葉隠」


苗木っちの部屋の前で佇んでいて…夜中になったら現行犯で捕まえる。
これが作戦だべ。

832: 2013/09/14(土) 23:29:11.14 ID:dkkDdEgOo
【5日目 ??:??】
◆苗木の部屋前


一体何時になったか分からんべ。
そういや、時計持ってねーんだった。

確か夜時間になったような、ならなかったような。
それもいつの話だ?
何か随分前のようにも感じるしなぁ…。

つーか、何にもないと眠くなってくるべ…。
あんなにイラついてたのに…今は…。

ふぁ…。


あ、…だめだ…ね…

834: 2013/09/14(土) 23:32:07.28 ID:dkkDdEgOo
【?日目 ??:??】


こつん、こつん、こつん……


「ん?」


「うぷぷ?何やってんの?」


「なーにが見張り作戦だよ…結局居眠りしてんじゃん!ウケる!」


「さーて、このバカウニを避けて、今日も苗木の部屋に入りますかー」


「んしょ…んしょ…」


ずりずり


「ああもう重かった!…さーて、いよいよ苗木の部屋に…」



がしっ



「え?」





「捕まえたぜ、黒幕。」

839: 2013/09/14(土) 23:36:05.66 ID:dkkDdEgOo
葉隠「バカはどっちだべ!俺の演技にだまされやがったな!」


足首らしきところを捕まえていた俺は、閉じた瞼を開いて、そいつを見た。

それは、そいつは…いや、とても変な言い方をしちまうんだけどよ…

見た事がない、見覚えのある顔だった。


江ノ島「ーーーっ!」

葉隠「……え?江ノ島っち?…何か違っ…」

江ノ島「ガッデム!どちくしょう!まさかこんなのにだまされるとはな!」

葉隠「………え?」

江ノ島「あーはいはい降参、降参!」

葉隠「…えーと?」

江ノ島「…ちゃんと捕まえないと逃げるけど?」

葉隠「ああ、そうだったべ!ちゃんと捕まえるべ!」

江ノ島「はあ…こんな締まりのない捕まり方をするなんて、絶望的です…」

840: 2013/09/14(土) 23:42:21.40 ID:dkkDdEgOo
【6日目 3:20】
◆葉隠の部屋


江ノ島っちはすっかり抵抗する気も起きないらしく、すんなり俺の部屋まで付いてきた。
しかし…色々と分からん。
この江ノ島っちは、今まで一緒にいた江ノ島っちとは別もんで、んじゃあれは誰なんだ…?
ただ分かってんのは、江ノ島っちが黒幕だったって事だ。

たとえ女だろうと、黒幕を逃がす俺ではないので、両手は縄で結んだ。
足を拘束しなかっただけ、俺は優しいと思うべ。

そして、黒幕を捕まえたら教えて欲しい…と言っていた霧切っちが、教える前に何故か部屋に来た。


霧切「何かあったら困るから…扉を半分開けておいたの。そうしないと、廊下の声が聞こえないから」

葉隠「…いや、オメーが襲われる心配もあったろ…!無茶すんなって!」

霧切「いいえ…無茶したのはあなたじゃない、葉隠君」

江ノ島「嘘…霧切ってこんなアホがタイプなの?幻滅するわ」

霧切「あなたのその美しい顔を吹っ飛ばされたくなかったら、黙っている事ね」

841: 2013/09/14(土) 23:45:19.99 ID:dkkDdEgOo
霧切「そうね…あなたには聞きたい事がたくさんあるの」

霧切「徹夜してでも教えてもらうわよ、黒幕…」

江ノ島「っかー、相変わらず面白くない女だね」

霧切「何とでも言いなさい」


一方俺は、さっきのいねむり演技が効いてきたのか…今、眠くなっていた。
霧切っちと江ノ島っちの会話を聞きながら…

俺は眠りに就いた…。


ああ…。

俺、予知夢とか見る才能もあるんかな…?


明日は…>>844が起きる…べ…。

844: 2013/09/14(土) 23:46:20.22 ID:3W4sdjB6o
妹様の妊娠発覚

849: 2013/09/14(土) 23:50:58.99 ID:dkkDdEgOo
【6日目 7:00】
◆葉隠の部屋


『おはようございます、朝です!』


聞き慣れてしまったアナウンスが部屋に聞こえる。
…ああ、これ録画か。
そりゃ黒幕がいなくても流れるわなぁ。

………ん………?

眠い目をこすって起きあがる。
ものすごく丁寧に、俺は布団にくるまっていた。

そしてベッドの端っこにもたれるように、江ノ島っちがぐったりしていた。
隣には霧切っちが座っている。


葉隠「ふぁ……もしかしてオメーら、マジで徹夜なん…?」

江ノ島「もー…あんたらの監視で疲れたの、アタシは…寝かせて…」

霧切「いいえ…まだよ、まだ核心が聞けてないわ」


どんだけ質問責めにあったんだ?江ノ島っち。


◆妊娠が発覚するかどうかの判定は>>852
◆ファンブルだと…?

852: 2013/09/14(土) 23:51:35.07 ID:5jgcRvu70
ファンブル気になるべ

858: 2013/09/14(土) 23:57:38.07 ID:dkkDdEgOo
◆判定は…末尾が奇数
◆成功!


【6日目 8:00】
◆食堂


俺達は食堂に来ていた。
その場にいた全員の顔色が一気に変わる。


朝日奈「ふぇ?え、江ノ島ちゃん?」

十神「バカな…あの江ノ島が黒幕だと…?」

セレス「まさかとは思いましたが、本当に意外でしたわね…」


などと口々に言っていると、この事態を全く知らない残念な方がやってきた。

江ノ島?「やっほー!今日も遅れちゃってごめー……」

江ノ島「こん…の残姉ぇぇぇ!なんつータイミングで来てんのよ!」

江ノ島?「あれ?じ、盾子ちゃん?!」


じゅんこちゃん、とは?

863: 2013/09/15(日) 00:04:43.86 ID:17Lh8iUuo
そこで俺達は全てを知った。

今まで一緒にいた江ノ島っちは偽物で、本当は戦刃っちと言うらしいべ。
んで、江ノ島っちと戦刃っちは双子の姉妹!
しかも、俺達がこの学園に閉じ込められた原因を作った…【超高校級の絶望】なんだと。

さらに言うと、
俺達は閉じ込められた訳じゃなくて、自分達から閉じこもったんだとか。
俺達が学園生活を送った2年間の記憶を丸々消されてたりとか。

あとは、戦刃っちがぽつりと漏らした
「ヤバい、盾子ちゃんに渡した周期表…間違えてた」
これがヤバい事になった。


江ノ島「ちょ…あんたが自分から『盾子ちゃんの生理周期を調べる』とか言ったんでしょうが!」

戦刃「そんな事言ったっけ…確かに盾子ちゃんの体調管理はしたい、とは言ったけど」

江ノ島「残姉には記憶消去は施してないはずですけどー?」

戦刃「と、とにかく、あの表って大幅に間違ってたんだよね!だから…」

江ノ島「安全日だと思ってた日に中出しなんかしてたら…妊娠するかもしれない…?」

山田「おめでとうございます(鼻血)」

苗木「…まさか…」

866: 2013/09/15(日) 00:09:32.51 ID:17Lh8iUuo
葉隠「つまり江ノ島っちは苗木っちの子供を授かったんだべ!俺の占いは3割当たる!」

江ノ島「………私が…絶望が、希望を授かった…?!あ、りえない…!」

舞園「よかったじゃないですか、江ノ島さん」

セレス「ですわね、子供はあなたに希望をもたらしますわよ」

桑田「チェッ、つまんねーな…なぁさやかちゃん、俺達も子供欲しくない?」

舞園「少なくともあなたとの子供ではないです(真顔)」

桑田「」

霧切「さて、全て聞けたところで、この学園から脱出しましょうか」

不二咲「えぇ…?なんで?ボク達は、外が危ないから立てこもったんじゃないのぉ…?」

苗木「…ううん、それじゃあ何にも進まないよ…」

舞園「そうですよ、私が苗木君の子供を抱ける可能性だってまだ残ってます!」

石丸「こら、君達!学生がそのような事を考えるなんて淫らだぞ!」

ジェノ「じゃーもっと淫らにしてあげよっか?」

十神「黙ってろジェノサイダー翔!」

869: 2013/09/15(日) 00:12:39.01 ID:17Lh8iUuo
大和田「んでよ、それはともかくこっから出る方法なんかあるのか?」

葉隠「それは黒幕が知ってるべ?」

江ノ島「いや、言うと思ってんの?私様が?言わないよ?」

霧切「そう…言わないと言うのなら、あなたの秘密たる秘密の全てを調べ尽くして、いずれ表の世界でばらまくけれどいいの?」

江ノ島「何それむしろされてみたい」


…仕方がない、ここは俺が何とかするべ。
これがきっと、この学園最後の占いになるだろうけどな。
希望ヶ峰学園から脱出する方法は…>>872!

876: 2013/09/15(日) 00:18:08.26 ID:17Lh8iUuo
葉隠「分かった!購買部のガチャガチャ…モノモノマシーンに入ってる、脱出スイッチだべ!」

江ノ島「」

霧切「どうやら当たりらしいわよ」

葉隠「適当に言って当たるとかすごいべ」

山田「むしろ知っていたとも思えますがね」

舞園「とにかく、モノモノマシーンで動くこけしを当てて江ノ島さんにあげればいいんですね?」

苗木「舞園さんがものすごく怖い顔をしている…!」

ジェノ「この世の悪って顔に思わずブるっちまうぜ…っつってね、ゲラゲラゲラ!」

桑田「つかさ、オメー誰だよ」

十神「知らなくてもいい事もあるだろう…行くぞ、購買部に」


◆脱出スイッチが出るか判定は>>879
◆クリティカルならこけしも
◆ファンブルなら絶望なアイテム

879: 2013/09/15(日) 00:19:03.56 ID:Ihatm+j2o
脱出するべ!

888: 2013/09/15(日) 00:23:21.15 ID:17Lh8iUuo
◆判定は…末尾が偶数
◆失敗…


◆購買部


以前に山田っちにあげちまったモノクマメダルがここで役立つ時が来た。
とりあえず1枚入れて回してみる…。

ガチャガチャ…


葉隠は【もしもFAX】を手に入れた!


葉隠「いらんべ!何だこれはっ!?」

腐川「そ、それはもしもFAXよ…あんたみたいなヤツの妄想を文章にしてくれるの」

石丸「なっ、腐川君っ!元に戻ったのかね!?」

腐川「ま、まぁね…ふひひ」

十神「こいつはくしゃみをする度に性格が変わるらしい…面倒なヤツだ」

山田「んー…しかし、まだコインはありますぞ?」

霧切「江ノ島さんに無理矢理スイッチを持ってこさせるのは期待しない方がいいわ」

葉隠「んじゃ、まだガチャガチャするしかねーけど…」


◆コインを何枚入れる?
>>901

902: 2013/09/15(日) 00:26:43.17 ID:QmaB72An0
16枚

907: 2013/09/15(日) 00:29:39.64 ID:17Lh8iUuo
◆簡単な計算すら間違う始末
◆29枚→残り13枚


山田「俺は16枚を生け贄に捧げるっ!」

山田「出よ!赤釦の脱出装置(レッドスイッチ)!!」


◆赤釦の脱出装置が出るかの判定は>>910
◆クリティカルならこけしも
◆ファンブルなら葉隠君が

910: 2013/09/15(日) 00:30:17.15 ID:Ihatm+j2o
今度こそ

914: 2013/09/15(日) 00:33:43.42 ID:17Lh8iUuo
◆判定は…末尾が奇数!
◆成功!


ガチャガチャ


ころん、とそれは他のヤツと同じように転がってきた。
しかし中身が圧倒的に見た事が無いものだ。

これが、脱出スイッチ。

一目で分かった。


葉隠「これがっ…!」

苗木「これで外に出られるんだ…」

大神「短い戦いであったな…」


そして俺達は、学園の入り口に全員で立った。

江ノ島っちは縛られたままだったけど。

919: 2013/09/15(日) 00:38:49.26 ID:17Lh8iUuo
これで外に出られる。

江ノ島っちは言っていた。
「この外では、人類史上最低最悪の事件が起きてる真っ最中なうなんだよ!」
「だから外に出たからと言って希望が手に入る訳じゃないの!」
「外に出てだから何?」
「閉じこもってコロシアイでもしてなよ!希望が希望を潰す、面白いショウのために」
「オマエラを選んで、オマエラは絶望させなかったんだからさ!」


………。


俺は、この短い時間の中で色々と知った事がある。
人を信じる事、人に助けられる事。
それって何よりも大事な事立ったんだなって事。

そして、苗木っちが俺のお財布になってくれた事。


これから、この外の世界に俺達は出て行く。
江ノ島っちが言った通り、本当に大変な状態なんだろう。

それでも。

それでも俺達は前に進み続ける。


だってよ。
3割当たる占いは、残りの7割って言う前進があって、初めて当たるんだから。


そんな希望を胸に抱いて、俺達は開かれた門から、この学園から、出て行ったんだった。

920: 2013/09/15(日) 00:40:11.02 ID:17Lh8iUuo
くう疲


本当に疲れているのかもしれない
ヤバいヤバい、マジでヤバい
葉隠君が外に出たので終わりです

922: 2013/09/15(日) 00:41:17.06 ID:RWtsavh40
乙だべ!
結局苗木は財布になってしまったか

933: 2013/09/15(日) 00:45:20.78 ID:17Lh8iUuo
今回のテーマは1の大好き葉隠君だったべ
葉隠君はダンロンキャラで一番謎だったから、こんなんかなと思いながら書いたべ
でも多分実際はこの20倍はクズ


>>922
そこだけは譲れなかったべ
書いてて「あれ…この葉隠君は本当にクズなのか?」と思ったからそこはブレないようにしたべ

936: 2013/09/15(日) 00:50:00.42 ID:17Lh8iUuo
次回どうすっかまだ決めてねーけど思いついたやつ


○苗木「希望戦隊ロンパレンジャー?」
1終わり位
未来機関に保護された6人の最初の任務が何故か正義のヒーローだったら
秩序もない希望もないこの世界に悪を憎み戦う白き戦士が来ます(嘘)

○朝日奈と葉隠の掛け合いでみんなの疑問を解決する系のSS
何か放送室から流れてるお昼のラジオ風に


後は前回言ってたドラマ調とか考えてるべ
オメーらが読みたいヤツも教えてくれよな
石丸メインで!とか、朝日奈メインで!とか

956: 2013/09/15(日) 01:01:24.03 ID:17Lh8iUuo
ちなみに上田さんのはミラクル9風に

Q現場で犯人と被害者が…

ピンポン♪

上田「おっ、葉隠さん早かった!はい、答えどうぞ!」

葉隠「模擬刀の先制攻撃だべ!」

………

ブブーッ

上田「はい、葉隠さん失格!!」


の流れやりたかっただけだと今の内に白状しておく事にするべ

ちーたん
○不二咲「アルターエゴを安価で作るよ!」
○不二咲「オトコになるために特訓する…!」
ジェノ(名前がネタバレなので伏せる)
○??「アタシ…元に戻らなくなった?」
妹様
○モノクマ「希望ヶ峰学園の平凡すぎる1日」

958: 2013/09/15(日) 01:02:45.18 ID:17Lh8iUuo
○超高校級の妹決定戦~~2013秋


後は今まで上がった中から一番見たいのを言ってもらえたら嬉しいべ

引用: 葉隠「俺の安価はコンマで当たる?」