274: 2014/03/29(土) 23:11:37.35 ID:LLXHENNGo
左右田「ぷちろんぱ!まだまだ続く……よなァ!?」

田中「知らん」

【ダンロン】苗木「ぷちろんぱ」【前編】

ダンガンロンパ/ゼロ(上) (星海社 e-FICTIONS)


278: 2014/03/29(土) 23:34:12.89 ID:LLXHENNGo
【はいすい】


◆プール


朝日奈「プール!」きらきら

あお「ぷーる!」きらきら



花村「いやー、たまりませんなぁ!」

弐大「これどこ見とるんじゃお前さん」

大神「しかし意外だったな、お主がここに来るとは」

<どっぱーんざっぱーんじゃっぱーん

花村「うん、ぷちてるがどうしても来たいって言ったからさ」

ぷちてる「てるー?!」がーんっ

弐大「勿体無いのぅ」

さくらさん「………む?」

弐大「いや、料理人ならば肉体を鍛える事も必要じゃと思うたんじゃがな」

大神「言い得て妙ではあるな…花村ほど料理をするなら、運動と然程変わるまい」

みにまる「ぬぅ!ぬぅぅ!」

花村「な、何だい?!なんでいきなり押すの!?」

みにまる「ぬうぅぅ!!」ぐいぐい

大神「お主に稽古を付けたいそうだぞ」

花村「いやいいよ!ぼくはほら?朝日奈さんが見えればそれでさ!?」

ぷちてる「………てる」←グッドラックb

花村「君は助けてよ!」


どんっ

朝日奈「ち、ちょっと!いきなりぶつからないでよ!」

花村「あれ?あ、朝日奈さん、まだプールサイドに?」

あお「わー…」しゅん

みにまる「………む?」

朝日奈「うん…ちょっとね」ちらっ

花村「え?」ちらっ



ちびしき「」
ちびしき「」
ちびしき「」
ちびしき「」
ぎゅうぎゅう
ちびしき「」
ちびしき「」
ちびしき「」
ちびしき「」
ぎゅうぎゅう
ちびしき「」
ちびしき「」


斑井「……いきなり走り出すからおかしいと思ったんだ……!」

◆ちびしきは水が好きです

279: 2014/03/29(土) 23:42:37.01 ID:LLXHENNGo
【からだ】


腐川「と、時々ぷち達が体を触り合ってるんだけど、あ、あれって何かしら…」

狛枝「それはね腐川さん」ひょこ

腐川「ひっ!?」びくぅ

狛枝「そんな驚かれると悲しくなっちゃうよ」


いぷち「うきゃー」とてとて

こひる「もー、もー」とてとて

ばっ

こじゅん「うぷぷぷぷ!」こたぷーん

いぷち「…うきゃっ!?」

こひる「めっ!?」

こじゅん「ぜっつ!ぼーう!」ぴょんぴょん

いぷち「………」ぺたぺた

こひる「………」ぺたぺた

いぷこひ「「………!!?」」

こじゅん「うぷぷぷぷー!」しゅたたっ



腐川「やっぱり分かんないわよ…」

狛枝「ボクはあれを意思疎通、あるいは自分と他人の区別を付けるためのコミニュケーションなのかなって思ってるよ」

腐川「……」ちらっ


いぷち「…うきゃ、うきゃー…」とぼとぼ

こひる「………もー………」ぽんぽん


腐川「……なんか悲しくなって来たわ……」

狛枝「まぁ、何のためにあれをしてるのか、ボクにもまだ分からないんだけどね」

腐川「雰囲気とか考えなさいよあんた」

281: 2014/03/29(土) 23:51:29.34 ID:LLXHENNGo
【わんだー】


◆夜です


石丸「Zzzz……」

ちびたか「……うう……」

◆ちびたかがうなされています

◆ちびたかの夢を覗き見てみましょう




◇更衣室

ぷちさき「ねー……」うるうる

◇大変です!ぷちさきが誰かに叩かれたみたい!

まこくん「…やー?」

ぷちさき「………ね…」ぶんぶん

◇どうやら犯人は分からないようです

◇昨日の夜に叩かれて、それから倒れていたみたいです

れお「なー…?」←ちょっと心配してる

ひょこ

みにくま「うぷぷぷ!」

もんもん「おう…!?」びきびきぃ

ひふみん「ぷひぃぃぃ!?」

さくらさん「むぅっ…!」

みにくま「ぶひゃひゃひゃひゃ!」しゅぽん

◇みにくまに乗せられて【ころしあいごっこせいかつ】を始めてしまったぷち達

◇果たしてみんな無事にこの生活を終えられるのでしょうか?

ちびたか「むっ!むむ…むうぅっ!」

きょーこ「………ふっ」

ちびたか「む?」

きょーこ「ふ…」←真実はいつもひとつ的なセリフ

◇みんなでぷちさきを叩いた犯人を見つけるみたいです

◇そうさかいし…?

282: 2014/03/30(日) 00:01:06.81 ID:XiSgbjUmo
【きょうき】

◇部屋の中にバナナが落ちています

ちびたか「……む?」

あお「もーっ!」

ぷちや「ふむ…?」

◇バナナがちょっとへこんでいます

◇これが【きょうき】でしょうか

さや「たか、たか」ふりふり

ちびたか「む?」

さや「かべ!」

ちびたか「………む!」

◇ポスターが差し替えられています

◇みんな大好き【絶対絶望少女】だね!

ぷちひろ「…だべ、だべ?」←ちょっと飽きてきた

とうこ?「ふひひひひ」しゃきしゃき

ぷちさき「ね、ねぇぇぇ!?」

まこくん「ろんぱ!」←ツッコミ

もんもん「オラ…」

こじゅん?「……」←バナナ担いだ

ちびたか「……む!」

◇おや、ちびたかが何かに気付きました

◇そうです!

◇この中でバナナを持ち上げられるのは…

もんもん「ん?」

さくらさん「……ふむ」

ちびたか「むっ!」

こじゅん?「は?」

れお「……なー」

◇せいぜいこの位なのです

きょーこ「ふぅ……」

たえこ「………ふふふ?」

ちびたか「む、むぅ…」

◇しかしそんな推理で大丈夫か?

たえこ「ええ…」←いいからさっさと終わらせてほしい

283: 2014/03/30(日) 00:11:00.82 ID:XiSgbjUmo
【けっきょく】


◇誰が犯人か分からないので話し合いをする事になりました


まこくん「…やー、やー?」

きょーこ「ふふっ」

たえこ「ええ…うふ、うふふっ」

ひふみん「ぶひぃ…」

もんもん「オラオラァ!」

あお「………どーなつ」

ぷちひろ「だべ!だべな!」あっはっは

まこくん(……やー……ん?やー…やっ!?)

まこくん「ろんぱっ!」

ぱりーん
ぶれいく!

もんもん「……!?」


◇どうやらもんもんとぷちさきは

◇昨日の夜に会う約束をしたようです

まこくん「やー!やーっ!」

◇それに、もんもんの服にバナナが付いていますよ

ちびたか「……むううう!?」がくがくがく

もんもん「………お、う…」

ちびたか「むぅっ!むうぅ!?」

◇なぜだ!なぜなのだ兄弟!

もんもん「………おう」

◇ぷちさきに……
◇バナナを食べさせたくって…

もんもん「オ、ラ…」

◇剥こうと持ち上げたらぶつけちゃったそうです

ぷちさき「ねー……」

◇ここにひとつの事件が解決しました

◇幸い、怪我も軽いようです
◇事故でよかったですね





ちびたか「むううううう!!!」がばっ

石丸「Zzzz…」

ちびたか「む…」めそめそ

◆食べ物で遊んじゃダメ、絶対

◆何よりも、そんな怖い事件が起こらない事を祈るちびたかでした

ちびたか「………むっ、むっ…」もそもそ

石丸「……む、ちび…たか……Zzzz……」

◆ちびたかの夜は長いです

284: 2014/03/30(日) 00:17:16.79 ID:XiSgbjUmo
【ほんかくてき】


◆保健室


こすけ「ん」

みにかん「ふ、ふゆぅ!」

◆こすけとみにかんが何かしています

まこくん「やー、やー」←棒読み

◆ベッドにまこくんが寝ていますよ

こすけ「……やる」

みにかん「ふゆぅ」

◆どうやら手術ごっこのようです

こすけ「…め…す」

◆こすけは、あんまりぷちと話しません

◆だからでしょうか?ぎこちないですね

みにかん「ふゆぅー!」

こすけ「………ん」こくん

まこくん「やーやーぁ」←棒読み

こすけ「だまれ」

まこくん「」びくっ

◆しかしなぜか命令口調だけはすらっと言えます

こすけ「ひらく」←メスで切るふり

みにかん「ふゆぅーー!!?」←麻酔打つふりしてないよ!?と確認

まこくん「!?」

こすけ「しらん」

まこくん「やーー!!」←いたがる

こすけ「だまれ」

まこくん「」

◆楽しそうで何よりです

286: 2014/03/30(日) 00:25:32.52 ID:XiSgbjUmo
【うらがわで】


◆学園のどっか


かずぷち「うぐー」がぶー

日向「痛い痛い離せってぇぇ!?」ぶんぶん

かずぷち「……けっ」ぴょーん

日向「遠慮なく噛みやがって…いてて」

ゆーと「…ん?」ひょこ

がんだむ「おおけが…」

ひよひよ「ぶー!ぶーっ!」

日向「なっ…何なんだ、こいつらは…!?どこから出てきた!?」

さや「ひな、ひな」すりすり

日向「………そう言えば左右田が何か言ってたな……本科の生徒によく似た、意味の分からないいきものが増えてるって」

日向「もしかしてこいつらがそうなのか?」

かずぷち「けけ、けけけ」うろうろ

がんだむ「とくいてん…」とことこ

日向「なんで俺のところに来るんだよ」

ゆーと「ふふふふふふ」すりすり

日向「なんか気持ち悪いよ!」

ひよひよ「あはは、あはははは!」ぺたぺた

日向「こ、こら、足触るなって!くすぐったいだろ!」

かずぷち「けけけ!」どすどす

日向「痛いんだよお前だけさっきっから!なんなんだよ歯が鋭いんだよ!!」

◆生徒が授業している間、ぷち達はこうして学園を歩き回っています

◆日向クンが左右田クンと知り合った理由(わけ)はまた別のお話

287: 2014/03/30(日) 00:34:46.56 ID:XiSgbjUmo
【ぎみっく】


みにひこ「……ちっ」

たえこ「ふふ?」

◆みにひことたえこです

そにゃー「まぁ!」

◆そこにそにゃーもやって来ました

みにひこ「オイ…」

たえこ「ふふ?」

みにひこ「ちっ、ちっ…」←増える舌打ちの回数

そにゃー「ぴー!」

たえこ「あら?うふふ……」

◆たえこの髪型の話のようです

セレス「あら?あなた方、ここで何をなさっているのです?」

たえこ「ふふふ」

セレス「ああ、私とあなたの髪型のお話ですわね」

みにひこ「おう…なぁ?」ふりふり

セレス「なんと言っているか存じ上げませんが、」

ぽろっ

セレス「これは飾りですわ」

みにひこ「!!?」

そにゃー「………わあああ!」ぱぁぁっ

セレス「随分と反応しますのね」

たえこ「ふふ、うふふ」

セレス「あら、あなたもですか?」

たえこ「ふふふ」

がちゃん

たえこ「………ふ」

たえこ「ふぉおおおおお!!」ごぅっ

セレス「え」

たえこ「ビチグソぉおぉ!!」ずだだだだ

びゅーん………

セレス「………え?え?何ですの?」


◆どうやらたえこは…

◆ウィッグを外すと性格が変わりまくるようです

300: 2014/03/30(日) 13:34:49.17 ID:XiSgbjUmo
【えんそくにいこう】


学園長「学園の中でずっと勉強しているのも疲れただろう、みんな」

学園長「明日はみんなで遠足に行こうと思う」

ひよひよ「……ぴ?」

左右田「ぜ、全員かよ…?」

大神「では学園長、移動手段は」

学園長「あまり遠くへは行かないから、歩いて行こうか」

みにまる「ぬぅ!?」

弐大「そうじゃな、いいトレーニングになるじゃろう!」

終里「んじゃ一番最後に着いた奴が一番よえーって事か!?」

舞園「そんなに急がなくてもいいじゃないですか?ぷちもいますし」

とうこ「………ふふふ…」

石丸「ばかな事を言うな!置いていくわけないだろう?」

学園長「もちろんだ。行くからには全員で行くぞ」

こすけ「………」ふいっ

朝日奈「きっと楽しいよ?そんな顔しないで一緒に行こう?」

小泉「ほんっと勝手なんだから、あんた達って…」

松田「なんで俺もそこに含まれてる!?俺はまだ行かないとは言ってな…」

こじゅん「…うぷぷぷ!」ぴょんぴょん

学園長「それじゃあ明日だからね」

れお「なー、なー?」

不二咲「………?えーっと…バナナ持って行きたいの?」

神代「僕のバナナなら食べても」

罪木「言わせませぇん!」

◆明日は遠足に行くようです

◆楽しみですね!

301: 2014/03/30(日) 13:43:17.99 ID:XiSgbjUmo
【しゅっぱつ】


◆翌日


学園長「ここから少し離れたところに大きな公園がある、そこを目指すよ」

「「「はーい」」」

ちびしき「………」

十神「おい、突っ立っていないでさっさと歩け」

西園寺「十神おにぃが小さいものいじめしてるー!いじめ、かっこ悪い!」

九頭龍(どの口が言ってやがる)

さや「さや、さや」ふりふり

舞園「…?……どうしましたか、さや?」

さや「ほし、ほし」よじよじ

大和田「頭の上に乗っかってんな」

辺古山「既に鼻血が止まらんのだが、私はあと何度出血すればいいのだろう」ぽたぽた

みにかん「ふゆぅー!?」

さや「ぽよぽよ」ふりふり

舞園「え?さや、一体何をs」
ひゅん

◆………舞園さんが消えてしまいました

ソニア「な!?こ、これは…人体消失!?わ、ワープですか!」

葉隠「え、エスパーってマジだったんか…」がくがく

まこくん「………やー?!」←驚いている

終里「ちくしょー!あいつズルしやがった!」

ソニア「あの、ズルとかズルくないとかそう言う事を言っている場合では…」

ちびね「おう!」

終里「大丈夫だ、ちびねが公園の方向から舞園の匂いを感じてやがるぜ!」

左右田「何それ!?」

七海「ワープ、か……なるほど、青銅の鏡を使ったのかな」

桑田「ごめん、何に対してのなるほど?」

302: 2014/03/30(日) 13:50:22.17 ID:XiSgbjUmo
【みちのり】


腐川「………はぁ、はぁ」

豚神「ふ、普段からあまり…運動を…」

とんとん「ふぅ…ふぅ……」ころころ

豚神「あ……いいなぁ……」

山田「いけません豚神白夜殿…」はぁはぁ

澪田「まだ先は長いっす、ゆっくり行こうぜ!」

いぷち「うきゃー!!」ダッシュ

豚神「あっちはそうは思ってないようだがな」

澪田「………あれれー?」

れお「なーっ!」ダッシュ

ちびね「おりゃー!」ダッシュ

大神「仲良き事は美しい事かな」

苗木「でもあれ完全に…」

みにまる「ぬぅ!ぬぅぅ!」びしびし

ちびたか「むっ!むっ!」びしびし

こむく「………にんむ」すたたっ

桑田「走らされてるー!?」

狛枝「彼らにもトレーニングって概念があるみたいだね」

小泉「あんまり無理しちゃダメよー?」ととっ

こひる「めっ!めっ!」とてとて

西園寺「学園長ー!豚神おにぃと山田おにぃがタクシー拾おうとしてまーす!」

左右田「もうバテたのかよ!はえーよ!」

ひふみん「ぶひー…」とろとろ

ぷちさき「ねー……」へろへろ

◆まだまだ先は長いです

303: 2014/03/30(日) 13:56:40.79 ID:XiSgbjUmo
【まちなみ】


苗木「それにしても、みんなで外に出るなんて初めてかもね」

セレス「ええ、それも外出…公園へ遠足だなんて。以前の学園長なら、まず言いませんわね」

こぺこ「………きら」ぽんっ

ぷちさき「ね…?」へろへろ

石丸「おお…助け合いの精神までも、彼らには存在するのか」

もんもん「おう…オラオラ」

ソニア「もうバナナを食べるのですか?まだとって置いた方がいいですわよ」

こすけ「……」とてとて

ぷちや「ふん……」とてとて

斑井「しかしこうも個性が多々あると、歩いているだけでもなかなか面白いものだな」

霧切「そうね…彼らの生態を理解する上でも、これはいい機会かもしれないわ」

狛枝「写真はたくさん撮るから安心してね!」ずしーわ

霧切「あなただけ背負ってるリュックが何か違うのだけど」

小泉「プロ御用達の撮影機材セットよね」

ひょこ

こなぎ「アハハハハハ」

狛枝「あとこなぎも一緒だよ」

小泉「機材と扱い一緒!?」

304: 2014/03/30(日) 14:03:51.26 ID:XiSgbjUmo
【あるこう】


◆出発してからしばらく

ぷちてる「てるてる…」

学園長「うむ、あれから少し歩いたから疲れてきたかな?」

ゆーと「ねー、ねー」ぐいぐい

学園長「そうだね、一度この辺りで休憩にしようか…幸いにもベンチがあるし」

ぷちひろ「!………だべ!」だっしゅ

九頭龍「あ?テメェどこ行くんだよ!?」

学園長「ふぅ」←ベンチ座る2秒前

ぷちひろ「だべだべ!」

さくらさん「ふむ」しゅっ

◆さくらさんの見事な飛び蹴りが学園長にヒットしました

学園長「ごふぅ!?こ、腰!?」どさぁー

罪木「ひゃぁああ!?い、今診ますぅぅ!」

石丸「こらふたりとも!なんでこんな事をしたのかね!」

さくらさん「………」すっ

松田「よく見ろアホ共…あのベンチはペンキ塗りたてだろ」

腐川「ほ、本当だわ…張り紙がしてある…」

田中「もしやそれを見抜いたのか…!?」

舞園「さすがぷちひろ君ですね!」

ぷちひろ「…だ、だべ…?」←照れてる

九頭龍「待て舞園、テメェいつ帰ってきた」

さや「じん、じん」ふりふり

舞園「学園長が吹き飛ばされた辺りで」

腐川「それはまたピンポイントな…」

305: 2014/03/30(日) 14:12:20.89 ID:XiSgbjUmo
【そろそろ】


学園長「」

斑井「犠牲をひとり出してしまったが、地図によればそろそろ目的地のはずだ」

花村「すごく普通に犠牲って言うね斑井くん」

江ノ島「って言うかかなり時間かかるなんて絶望的…」汗だく

ぷちてる「……!」わくわく
ゆーと「………!!」わくわく

朝日奈「え?な、なんでわくわくしてんの!?」

辺古山「こいつらは元が元だからな、恐らくそう言う反応なのだろう」

葉隠「無駄にはぐらかすと何か変にやらしいぞ」

斑井「上級者すぎるだろ、さすがにそれは」

がんだむ「……まじゅう」ふりふり

ぽにゅ

いぬ「BowBow!」←背中にがんだむ

花村「お、がんだむくんの魔獣ってそんな使い方も出来るんだね?」

葉隠「しかし目的地はどこだっての?向かえば向かうほど肩が重たいんだけど…幽霊とかいねーよな?」

きょーこ「………ふふっ」←肩にいる

花村「うん、いないけど羨ましいよ」

葉隠「なにが?」

西園寺「もう疲れたー!歩きたくないー!」

弐大「お前さんくらいなら持ち上げられるぞ」

西園寺「もしかして運んでくれるの?」

弐大「れおが」

れお「!!?」

斑井「え?俺?と言う顔をしてるが問題ないんだろうな」

弐大「ワシは学園長おぶっとるからの」

江ノ島「ごめん、判断基準が分かんない」

306: 2014/03/30(日) 14:20:26.87 ID:XiSgbjUmo
【とうちゃく】


◆学園を出て大体40分後


戦刃「………呆れた。まさか学園長が地図を逆に見てたなんて」

霧切「不本意ながら私の父の失態ね…ごめんなさい」

十神「全く…」

ぷちや「………ふん」

澪田「とか言いながら、一緒に歩ける時間が増えて嬉しいって顔に書いてあるっす」

きょーこ「ふふっ」←まだ葉隠の肩にいる

さや「♩~♩~」

辺古山「地図が正しければ今度こそ着くのだろう?」

終里「よし!最初に着くのはオレだー!!」ダッシュ

ちびね「おりゃー!!」

れお「なーっ!?」←引っ張られた

みにまる「ぬおおおお!!」

ぷちさき「………ねー?」

腐川「あ、あいつらここに来て元気ねぇ…」


◆そして


桑田「到着ーっ!だー!普段の倍かかったー!!」

ちびしき「……」←ちょっと笑った

山田「ぶひぃ…ぼ、僕も…あ、歩けるもんですなぁ…」

ちびたか「む………むぅぅぅ……」←みんな諦めなかった事に感動している

江ノ島「ってここほんとにただの公園じゃん!?」

たえこ「ふふ、ふふっ」

かずぷち「けけけ!」

七海「俺達の戦いはこれからだ!って事…かな」

十神「そんなに打ち切りエンドを見たいのかお前は」

307: 2014/03/30(日) 14:27:42.41 ID:XiSgbjUmo
【おべんとう】


苗木「ようやくちゃんとゆっくり出来るね…」ふぅ

終里「オレもう腹減って氏にそうだぜ!飯にしよう!」

田中「確かに戦士には安息が必要……それも良いな、ここに陣を張れ!」←ビニールシート取り出し

がんだむ「じんち……」←手伝いなう

苗木「こう言う外で食べるご飯って、出来合いのものでも味が違って感じるよね」

まこくん「やー!」

桑田「はー、っつっても結局コンビニ弁当しかねーしなぁ」がさごそ

朝日奈「あ、そうそう!男子がちゃんとお弁当作らないと思ってたから…」

小泉「アタシ達でちょっとだけ作ってあげたわよ」

山田「ありがてぇ…ありがてぇ……っ!」

ひふみん「ぶひぃ…ぶひぃ…っ!」

あお「どーなつ!どーなつ!」

もんもん「オラオラ!」

戦刃「じゃあテントを張ろうか」

葉隠「いやビニールシートでいいと思うけどな」ばっさばっさ

江ノ島「サバイバルしてんじゃねーんだからここはキャンプ地にはしねーっつの」

西園寺「それともひとりで泊まってく?」ばっさばっさ

戦刃「辛辣すぎない!?」

こむく「………」とてとて

戦刃「こむく…?」

こむく「………いっしょ」ぎゅ

戦刃「………こ、こむくが一緒ならぁ…泊まるぅ……」うるうる

小泉「はいはい、その話もう止め止め!」

308: 2014/03/30(日) 14:33:53.85 ID:XiSgbjUmo
【そと】


辺古山「ぷち達は学園の外に出るのは初めてなのだろうか?」

ぷちさき「………ね、ねー」

こすけ「ちがう」

石丸「む?では今まではどこにいたのだろうな」

舞園「それはバラバラみたいですし、自分達でもよく分かってないみたいですよ」

さや「です、です」ふりふり

きょーこ「ふぅ」

狛枝「これは是非とも調査する価値があるよね」パシャパシャ

ちょこちょこ

ひよひよ「…ありたん!」

西園寺「あ、ほんとだ!ありたん!」

松田「ぷち達にアリの概念はあるようだな」

ひよひよ「わーい!」すっ

ぽん

辺古山「ところでひよひよの手に握られているのは…」

西園寺「うーん、つるはし?」

ひよひよ「ありたん!ありたん!」ざくざく

石丸「アリの巣を掘っているな」

わらわらわらっ

罪木「ふゆうぅぅ!?」

舞園「アリがたくさん出て…」

ひよひよ「」だんっ

西園寺「」

舞園「」

罪木「」

石丸「………踏んだな」

ぷちさき「………ねー………」

◆ひよひよのありたんイジメは西園寺さんそっくりみたいです

309: 2014/03/30(日) 14:39:14.89 ID:XiSgbjUmo
【そとあそび】


あお「わー!」ふりふり

◆あおがぷち達に手を振っています
◆みんなで何かやっていますね

あお「………」さっ

まこくん「」そろーっ

いぷち「」そろーっ

あお「………わーっ!」くるっ

ぴたぁっ

ちびしき「」

もんもん「」

さくらさん「」



桑田「あれ、ってだるまさんが転んだ?」

澪田「誰か教えたんすかね?」

十神「いや、あれは自主的にやり始めたようだが」

神代「なんだかんだちゃんと見てたんだね十神君」

江ノ島「って事は、だるまさんが転んだ知ってるぷちがいるって事?」

腐川「そ、それかそれを誰かが思いついたか、ね…」

罪木「思ってるよりぷちはみなさん賢いんですよぉ」

ゆーと「」じーっ

ぷちてる「」じーっ

ひふみん「」じーっ

罪木「………?」

神代「そうだね、賢いね」

十神「罪木を見ていれば、見たいものが見られる事を知っているようだからな」

311: 2014/03/30(日) 14:46:52.03 ID:XiSgbjUmo
【ゆうがた】


◆みんなでしばらく公園で遊んでいました

◆とっても楽しかったですね

七海「ぐー」

◆七海さん寝ないでください


学園長「夕方になったから、そろそろ帰ろうか?」

ちびね「むー!?」

みにまる「ぬぅ……」

さくらさん「ほう……」

◆みんな残念そうです

ちびたか「むっ!」

こひる「めっ!」

◆辺りが暗くなってからでは遅いですからね

◆みんなで帰りましょう

山田「帰りはタクシーを使っ」

狛枝「おおっと転んじゃったや(棒読み)」肘鉄どすっ

山田「ぐはぁ!?」

セレス「あら狛枝さんナイスですわ」

弐大「そんなに運んで欲しけりゃあ、みにまる達が運びたがっとるぞ」

七海「ひとがぷちに運ばれてたらピクミン見てるみたいだよ…」

山田「誰がオリマーやねん」

弐大「言っておらん」

ひふみん「ぶ、ぶひ?」

斑井「そんなに運んで欲しいのか」

ぷちあき「………ん?」

斑井「……ちびしき」つ水



でかしき「………」ずもももももも



七海「……え」

学園長「………」

斑井「………ああ、これ水じゃなくてコーラだったのか」

山田「どんな間違え方!?」

弐大「コーラだと大きくなるんか!?」

◆このあと斑井君がすぐ元に戻しました

312: 2014/03/30(日) 14:55:37.92 ID:XiSgbjUmo
【かえりみち】


苗木「はぁ、ほんと今日は色々あったね…」

桑田「弁当、途中でれおとかずぷちにとられるしよぉ…」

左右田「あー、マジ疲れたー」

西園寺「………でも楽しかったね」

舞園「ふふっ、今日は素直ですね?西園寺さん」

西園寺「ち、ちがっ……そんなんじゃないし!」

江ノ島「こんな希望溢れたやつらと一緒に楽しんでるとか、私様って絶望的?」

セレス「たまにはいいではありませんの?いつもすさんでいては、この楽しさはきっと分かりませんから」

小泉「ゴミ全部片付けたー?帰るわよ!」

石丸「道に迷わないように気をつけて帰るぞ!」

霧切「ええ、今度は大丈夫よ。地図はちゃんと読んでいるわ」

九頭龍「ぷち共がはぐれないように気ぃつけろよ?ボケが」

十神「こんな小さい生き物だ、お前達愚民では見落とすかもしれん。俺が見ていてやる」

豚神「ならば俺もともに見て置いてやろう」

葉隠「なんつか、素直じゃねーやつばっかりだなオイ」

辺古山「ももももも勿論私も見ていよう」鼻血どばー

罪木「辺古山さんはすぐに帰って治療ですぅ!!」

苗木「………じゃあ、帰ろっか?まこくん」

まこくん「………やー!」

◆みんなで歩く帰り道

◆行きよりも随分と早く学園に着くけれど

◆部屋に帰るまでが遠足です

まこくん「やー…」うとうと

苗木「…ちょっと疲れちゃったかな?」だっこ

まこくん「や……」うとうと

◆苗木クンにだっこされて眠るまこくん

◆今日の楽しい遠足の夢を見ているんでしょうか

苗木「また…また遠足に来ようね、まこくん」




◆ちなみに



戦刃「………張ったよ、テント」

こむく「てんと……」

◆このふたりだけ帰りませんでした

326: 2014/03/30(日) 22:01:00.68 ID:XiSgbjUmo
【きぐるむ】


まこくん「やー!」

霧切「あら、どうしたの?」

まこくん「やー!」←そこはかとなくアンパンマンっぽい何かを着ている

九頭龍「ああ、ペコが勝手に着せたんだ」

霧切「まこくん、なんだか嬉しそうよ?」

九頭龍「あれが気に入ったみたいで、色んなやつに見せに行ってるんだ」

霧切「あなたも着いて行っているのね」

九頭龍「………ま、まぁな」

まこくん「や、や?」←似合う?と質問して来ている

霧切「………ふふ、似合うわよ」

まこくん「や……♩」ぱぁぁ

まこくん「やー!」とてとて

九頭龍「また違うやつに見せに行くんだな」

霧切「ほんとに気に入ったのね…」

ひょこ

霧切「あら?きょーこも何か着て…」

きょーこ「……ふぅ」←そこはかとなくガチャピンっぽい何かを着ている

九頭龍「ちょっとペコ止めてくる」

霧切「ええ、そうして」

327: 2014/03/30(日) 22:06:39.57 ID:XiSgbjUmo
【ふうさつ】


こすけ「ぶす」

江ノ島「ぎぎぎ…松田君だけじゃなくてこっちの松田君にもブス扱いされる…絶望的…」はぁはぁ

どったんばったん

江ノ島「ん?」

ちびね「オオオー!」どたばた

ちびね「めしー!」どたばた

江ノ島「あー、終里のぷちってどたばたすんのほんと好きよね」

辺古山「………」すたすた

江ノ島「ん?辺古山?」

辺古山「」がしっずぼっ

ちびね「」←クマっぽいのを着せられた

江ノ島「…辺古山、何してんの?」

ちびね「………」

辺古山「ちびねが暴れないためのものを作ったのだ」

こすけ「…ん…」ひょこ

ちびね「………」←動けない

江ノ島「ほんとに黙っちゃった…」

◆ごわごわの生地が擦れるから動きたくなくなったちびね

330: 2014/03/30(日) 22:14:43.43 ID:XiSgbjUmo
【ほうほう】


石丸「なぜかぷちの一部は水が苦手なようだ…」ふむ

斑井「そう言えば、ちびたかは水を浴びると凶暴になるそうだな」

石丸「それが、凶暴になったのはただの一回で(>>10の事)………なぜあの時は怒っていたのか、僕にはまだよく分からないのだ」

斑井「ほう?」

石丸「恐らくあの時は不意を突かれたから怒っていたのか、とも考えたのだが…未だに答えは出ていない」

斑井「謎は深まるばかり、と言うわけか」

石丸「ところで斑井君、ちびしきはなぜ水を浴びると増えるのだろう?」

斑井「それなんだが、俺にも原理は分からない」

石丸「………やはりか。ぷちの事を理解しているつもりでも、謎は多いのだな…」

斑井「言葉が通じるやつと通じないやつがいるしな、そこも分からん…」

石丸「時に斑井君、遠足の時大きくなったちびしきはどうやって小さくしたのかね?」

斑井「聞きたいか?」

石丸「………なぜそんな怖い顔を」

斑井「聞きたい、か?」ごごご

石丸「な、なんだか分からないが命の危機を感じるから止めておこう…は、はは、ははは…」

斑井「………」

◆戻し方は企業秘密です

331: 2014/03/30(日) 22:25:41.56 ID:XiSgbjUmo
【せんす】


桑田「プロ野球開幕だぜー!」

れお「なーっ!」

腐川「今までで一番の笑顔だわ…」

七海「あれがツンデレってやつだね?」

いぷち「うきゃ?」

桑田「ち、ちげーよアホ!お、俺別に野球好きじゃねーし!」

七海「露骨すぎるね…」

花村「ツンデレ?うん、守備範囲だよ!」

桑田「オメーは来んな!!」

腐川「で、なんであんた…れおにボール持たせてんのよ」

桑田「練習なんかしなくても野球出来る俺に似たぷちなんだから、こいつもぶっつけで野球出来るんじゃねーかなと思って」

かずぷち「けけけっ!」

花村「ああ、それでかずぷちにスカウター持ってもらってたんだ」

れお「なー」ぶんぶん

桑田「おう!投げてみろ、れお!オメーの最高の一球w(ゴッ



◆その一球は


◆音を置き去りにした



◆あと桑田が吹っ飛んだ


花村「175キロ!?いや、スカウター壊れてない!?」

かずぷち「ぎにゃあああああ!?」がくがく

七海「ひとりだけ世界観がドラベースだよ、れお君」

332: 2014/03/30(日) 22:33:46.52 ID:XiSgbjUmo
【あくしでんと】


みにかん「ふゆぅ~」ふよふよ

◆みにかんはちょっとだけ飛べます

◆最近は廊下をふよふよ飛んでいるようです

ひよひよ「ぶー!」

みにかん「ふ、ふゆぅ?」

◆ひよひよに見つかったみたいですね

ひよひよ「むー!」ぽんっ

みにかん「!」

◆ひよひよは手につるはしを持っています

◆あんなのに叩かれたら危ないですよ!

ひよひよ「ぶー!ぶー!」ぶんぶん

みにかん「ふゆぅー!?」

窓ガラスばーん

ひよひよ「ぶー!ぶー!」ぶんぶん

みにかん「ふゆぅ!ふゆぅ!」ひょい

花瓶がしゃーん

ひよひよ「ぶー!!」ぶんぶん

色々どーん

みにかん「ふ、ふゆぅぅぅぅ」ぽろぽろ

がしっ



みにかん「………ふゆぅ?」



小泉「怖かったね、みにかんちゃん!…大丈夫?怪我してない?」

みにかん「ふゆぅぅぅぅ…」ぽろぽろ

ひよひよ「……おねぇ!」

小泉「もう、全くひよひよは…」きょろきょろ

◆凄惨な光景がそこにはありました

小泉「………ひよひよ」ごごごこご

ひよひよ「………ぴ」

小泉「 ひ よ ひ よ ? 」←E:般若の面

ひよひよ「」

◆小泉さんは怒らせてはいけません

342: 2014/03/30(日) 23:41:51.30 ID:XiSgbjUmo
【はじまりはとつぜん】


◆オハヨウゴザイマス


もそもそ


もそもそ…?


がばっ


ぷちひろ「………だべ?」


◆オハヨウゴザイマス、ぷちひろクン!


ぷちひろ「だべ?…だべ?」

ぷちひろ「???」


◆なんだか様子がおかしいですね


ぷちひろ「……?」きょろきょろ

葉隠「Zzzzz……」←超ぐっすり

ぷちひろ「………」汗だらだらだら




ぷちひろ(朝起きたら自分がぷちになっていて、横にいつもの自分が寝ていた)

ぷちひろ(何を言ってるか分からねーと思うが俺だって分からねー)

ぷちひろ(どうしてこうなった)



◆と言うわけで

◆今回は葉隠クンの視点から、ぷちの世界を覗き見しましょう



ぷちひろ「………」


ぷちひろ(あ、そもそも部屋出れない)



◆1レスで終了しました

343: 2014/03/30(日) 23:49:25.50 ID:XiSgbjUmo
【りょうほう】


◆数分後

◆お寝坊さんは部屋に置いて来ました

ぷちひろ「………」とてとて

◆あのあと涙ぐましい努力で、葉隠クンは扉を開ける事に成功しました

◆なおその模様は全てカットしました

ぷちひろ(とりあえず……)とてとて

ぷちひろ(歩きにくい…)とてとて

◆ぷちの歩幅はあまり大きくありません

◆ぷちによっては四足移動の方が早い事があります

ばっ

ぷちひろ「!」

◆誰かが来ましたよ!

◆そうそう、今回はぷちの世界を覗き見するので
◆ぷち達の言葉が分かるかもしれません






ちびね『d/9なpxagmdくャ』

ぷちひろ『ん?あー、おはようさん…?』

ちびね『%mydj.2は』

ぷちひろ『ん、ん?』

ちびね『☆らッ5=tmAwww』

ぷちひろ『……は?』

ちびね『』たたーっ

ぷちひろ「………だべ?」きょとーん


◆ぷち同士だから話が通じる

◆そんなわけありませんでした

344: 2014/03/30(日) 23:57:06.79 ID:XiSgbjUmo
【かといって】


ぷちひろ(………この状況、夢なら夢でもいいけども)

ぷちひろ(とりあえず誰かに助けを求めるべきなんじゃねーか)


◆食堂


石丸「おはよう、みんな!」

ぷちさき「ねー」ふりふり

辺古山「あぁ、朝から可愛い…」鼻抑え

舞園「朝から出血は辛いですね、辺古山さん…」

いぷち「うきゃー!」


◆朝はみんな同じ食堂に集まります

◆そしてぷち達も同じ食堂に来るのです

◆場所は何となくで分かっているようです

まこくん「やー!」ぴょん

辺古山「はぁぁ…こうして次々とぷちが集まる様はまさに楽園だ…!」

花村「辺古山さん!朝から床に血溜まり作らないでね!?」

石丸「むしろそんなに出血して平気な君が怖いぞ」

ちびたか「むっ……」

ぷちひろ「……」そろーっ

辺古山「!」バッ←ぷちの気配に敏感

ぷちひろ「!?」

辺古山「お前も来たのか…」はぁはぁ

ぷちひろ(ひとつ分かった事がある、これ嬉しいけど怖い)

◆身長差何倍もある銀髪赤目のお姉さんが突然目の前に現れる恐怖

346: 2014/03/31(月) 00:05:36.17 ID:ftR3YmCao
【つうじる】


石丸「おや、ぷちひろくんか。今日も君の方が早いのだな」

ぷちひろ「だべー!?」←そうなの?的な驚き

辺古山「?」

いぷち「うきゃー!」とてとて

がちゃ

大神「……おはよう、皆」

さくらさん「む………」

石丸「ああ、おはよう大神くん!」

ちびたか「むっ!むっ!」


ぷちひろ(このままだと流れで忘れ去られそうな気がするべ)

ぷちひろ(まずいべ)


ぷちひろ「だべ!だべ!」←現状説明中

朝日奈「朝からプール行って来ちゃったよー!」

あお「ぷーる!ぷーる!」

石丸「ははは、君達は元気だなぁ」

ぷちひろ(まさかの聞いてない)

辺古山「……ふむ?」

ぷちひろ「だべべ…」しゅーん

あお「……わー?わー、わー?」←ちょっとだけ心配してる

辺古山「朝からおかしな事を言うのだな?」

ぷちひろ「!?」

◆生徒の中にはぷちの言葉が分かる人と分からない人がいます

◆石丸クンや辺古山さんはどのぷちともお話が出来ます

◆原理は不明です

辺古山「…夢でも見たのか?」

ぷちひろ「だべー!?」←ショック受けてる

347: 2014/03/31(月) 00:13:29.84 ID:ftR3YmCao
【あみーご】


◆保健室


罪木「ぷちひろさんが?」

辺古山「ああ、不安だったから連れてきた」

ぷちひろ「」

◆あの後も同じ事を言ってたら連行されました

みにかん『大丈夫ですかぁ?』

ぷちひろ『おおっ?会話が通じる?』

みにかん『……?…変な事言いますねぇ?』

みにかん『とにかく、寝てくださぁい』

ぷちひろ『ちょっと待って、待ってっての!話聞けって』

辺古山「素直にちゃんと診てもらった方がいいんじゃあないか?」

ぷちひろ『いやいやだから俺は』

罪木「ふゆぅ……」

みにかん『もしかして葉隠さんですかぁ?』

ぷちひろ『…へ?』

みにかん『私ですぅ、罪木蜜柑ですぅ!』

ぷちひろ『んじゃあっちのは?』

みにかん『…みにかん、でしょうか?』

辺古山「お前も変な事を言い出したのか、みにかん」

ぷちひろ『マジで会話全部分かってんのな』

◆ちょっと怪しい雰囲気になってきました

◆果たしてふたりの運命やいかに

349: 2014/03/31(月) 00:20:31.69 ID:ftR3YmCao
【こころあたり】


みにかん『私とぷちの中身が入れ替わったと考えるのが妥当ですぅ』

ぷちひろ『だいぶ信じられない話になったんだけども』

辺古山「お前達…いい加減に……それとも、本当なのか…?」

ぷちひろ『んじゃなんで俺とオメーだけそんな目に?』

みにかん『心当たりがあります!』

辺古山「………心当たりが?」

ぷちひろ『ほんとに分かってんのな、辺古山っち』

みにかん『あれは昨日の事ですぅ』




◆回想、植物庭園


葉隠「あと5分だけ……」←居眠りなう

ぷちひろ「だべー!」べしべし

罪木「……あぁ、葉隠さんこんなところに!みなさん心配してましたよぉ!」

みにかん「ふゆぅ!」

葉隠「待ってぇ……」←居眠り継続

がさごそ

罪木「?」

謎のいきもの「」ずもももも………

ぷちひろ「だべ!?」

みにかん「ふゆぅ!?」

謎のいきもの「」ぷしゅー

みにかん「!!」

謎のいきもの「」ぴゃいっ

罪木「けほっ…ど、毒ガスですか!?」

葉隠「Zzzzz…」

みにかん「………ふゆぅ?」


◆おわり



みにかん『と言う事がありまして』

ぷちひろ『そりゃ俺知らんわけだわ』

辺古山「お前が授業サボって植物庭園で寝てるのが悪いのだろう」

ぷちひろ『ですよね』

350: 2014/03/31(月) 00:25:40.17 ID:ftR3YmCao
【ぷ】


◆鍵の開いた葉隠クンの部屋から
◆まだ居眠りしてる葉隠クンを連れ出して
◆一行は植物庭園へ急ぎました


◆植物庭園


辺古山「しかしそんな変ないきものがいると聞いた事はないのだが」

みにかん『でもでも、昨日はいたんですぅ!』

罪木「ふゆぅ…?」

ぷちひろ『それが見つからんかったら積みだ積み…』

葉隠「Zzzzz」

がさがさっ

辺古山「!?」きっ

ぷちひろ『も、もしかして本当にーーー』












終里「捕まえたぜ!」

ちびね「おーーー!!」

謎のいきもの「」じたじた

みにかん『あ、昨日見たいきもの』

辺古山「何?」

終里「………こいつ食えるかな」

ちびね「」じゅるり

ぷちひろ『あかーーーーん!!』

◆このあと説得に1時間かかりました

351: 2014/03/31(月) 00:29:27.26 ID:ftR3YmCao
【ぷぷ】


謎のいきもの「」うねうね

辺古山「これが植物庭園の謎のいきもの…」

ぷちひろ『しかしなんでまたこんな事したんだべ?』

謎のいきもの「」うねうね

みにかん『………』



◆ちょっと聞いてみました



辺古山「特に理由が…ない……?」

終里「なんかオメーら大変そうだな」

ぷちひろ「だべ」←主にオメーのせいでな

謎のいきもの「」うねうね

辺古山「とりあえずふたりを元に戻してやってはくれないか?」

終里「何の話だ?」

ちびね「お?」

辺古山「今話すと色々と長くなるからやめておけ」

謎のいきもの「」ぷしゅー

◆とりあえず元凶も判明しましたし

◆すぐに戻してもらえるそうです

352: 2014/03/31(月) 00:34:18.98 ID:ftR3YmCao
【ぷぷぷ】


◆それから数分後

葉隠「夢のような、でも夢じゃねぇ時間を送ったべ…」

辺古山「お前の姿のぷちひろはずっと寝てたがな」

ぷちひろ「だべ」

罪木「と言うか、拍子抜けな位簡単に戻れましたね?」

謎のいきもの「」うねうね

辺古山「恐らくお前達が命の危機を救ったからだろうな」

終里「ちぇ、あいつ旨そうなのにな」

ちびね「うー…」じとーっ

謎のいきもの「」

葉隠「ま、みんなで内緒にしといてやるべ?こいつの事は」ひょい

謎のいきもの「」がさがさがさ

◆こうしてぷち騒動はとてもあっけなく終わりました

◆そもそもこうなったのは手違いらしいので

◆謎のいきものにも罪の意識があったのでしょうね

終里「………折角食えると思ったのにな」しゅん

















辺古山「………しかし、ぷちと中身が入れ替わる、か………」

辺古山「………」

辺古山「………今度坊ちゃんにやってもらおうかな」

葉隠「おい辺古山っち」

357: 2014/03/31(月) 00:48:44.87 ID:ftR3YmCao
【いぶくろ】


ぷちてる「てるー!」しゃっしゃっ

花村「いつみても君の手つきは素晴らしいよ、ぷちてる」

ぷちてる「てる、てる?」

花村「まぁぼくの方が手つきは上だけどさ!昼も夜もね!」どやぁ

ぷちてる「てる?」

花村「あ、ちょっとぷちてるには早すぎたかな?………それはともかく」

ぷちてる「てる!」

花村「そうだね、ご飯を作らないと!」


いぷち「まむー!」

澪田「唯吹にごはんを恵んでくださいっすー!」

花村「ああ、澪田さん!今日は何にするの?」

澪田「唯吹はおさかなにするっす!」

花村「いぷちさんは?」

いぷち「うきゃー!!」

花村「………うん、分かったよ!」

澪田「いぷちはいっつもおんなじもの食べて飽きないっすか?」

いぷち「うきゃー!」

花村「そう言ってもらえるとありがたいよ?」

花村「………でもなんで納豆なんだろう………」ことん

澪田「ねばねばだからじゃないっすか?」

いぷち「うきゃー♩」

◆いぷちの好物は納豆です

358: 2014/03/31(月) 00:55:17.47 ID:ftR3YmCao
【こじをえず】


たえこ「………ふ」

ぺらっ

まこくん「や!?」

こなぎ「へー」

◆3人で何かしていますよ

山田「おや、どうされたんですか?」

たえこ「うふふ、ふふっ」←今日のごはんをかけてポーカーをしてた

まこくん「やぁぁぁ…」←負けたのでデザート取られた

山田「弱肉強食と言いますか、たえこ殿はセレス殿と本当に似ていますなぁ」

たえこ「」ぎろり

山田「なんで?」

ちらっ

山田「………と言うか、ポーカーですか…ははぁ、ポーカーの概念があるのですか」

たえこ「うふふ!」←ポーカーのよさを語ってる

こなぎ「………はぁはぁ…」

山田「いや、分かりますがねたえこ殿…やはり美味しいご飯をみんなで食べるからいいのでして、勝ったからデザートもらうってのは…」

たえこ「はぁ?」

山田「え?」

たえこ「あぁ?」←お前達も似たようなもんだろ、的な説教

山田「ああ、セレス殿が色々と話したのですね……」

たえこ「あぁん!?」←黙っとけと一喝

山田「………はぃ………」しゅん

まこくん「やー………」しゅん

◆いつの世も強い者が勝ちますね

359: 2014/03/31(月) 00:59:42.02 ID:ftR3YmCao
【しゅららら】


◆グラウンド


まこくん「や!」

◆いつかの鬼ごっこのリベンジみたいです


苗木「まこくん、いきなり鬼になっちゃったなぁ」

霧切「大変よね」

セレス「鬼なんてものは得てして嫌われるものですからね」

戦刃「ああ、そうかも」

舞園「泣いた赤鬼の話を思い出しますね」



まこくん「やー!」すたすた

さや「まこ!まこ!」ふりふり

まこくん「?」たっち

さや「おに!おに!」←鬼になった

まこくん「……??」

さや「まこ!まこ!」たっち

まこくん「や!?」←鬼になった


苗木「なんだろあの光景」

霧切「意味不明ね」

舞園「たんにまこくんに触りたいだけなんじゃあ…」

セレス「触りたいから鬼ごっこを口実に触っていると?」

戦刃「………なんかずるいね」

360: 2014/03/31(月) 01:05:19.66 ID:ftR3YmCao
たえこ「………ふふふ」←手招き

まこくん「や?」

さや「! まこ!まこ!」

まこくん「や?や?」

しゅた

こむく「………しゅうごう」

まこくん「やー!?」

ふっ

きょーこ「……ふっ」

まこくん「!?」



霧切「きょーこが背後を取ったわ!」

苗木「それってもはや鬼ごっこじゃないよね?」

セレス「鬼ごっこじゃなくても構いません」

苗木「よくないよ!?」

戦刃「こむくが鬼ごっこのやり方が分からない…ちょっと手本やろうか、苗木君」

苗木「多分大丈夫だと思うけどなぁ?!」

舞園「………」にこにこ

苗木「………??!」




まこくん「………や」

さや「まこ?」

まこくん「やぁぁぁぁ」ぼろぼろ

たえこ「まぁ」

きょーこ「っ!?」

こむく「………たいへん」




苗木「混乱しすぎてないちゃったよ…」

舞園「力技はよくないってことですね」

苗木「え?そうなの、かなぁ」

セレス「ふふ、続ければいいものを……」

霧切「本人の意思を抜いて鬼ごっこの継続なんて、それこそひどい話よ」

戦刃「………とりあえず、まこくんのところに行こうか……」

苗木「あ、いや、えーと……」


◆このあと苗木がすぐまこくんを連れて部屋に帰りました

379: 2014/03/31(月) 23:22:48.75 ID:ftR3YmCao
「首なし閑古鳥」と言う一見アレなタイトルの曲のおかげでちょっと面白いものを思いついたけど、
それはそれとしてまだ文章にしたためられなさそうな予感がしている

と言うのを書き留めないと忘れる気がする

七海「にゃー」

ジェノ「ぷちろんぱ!このあとすぐ!」

383: 2014/03/31(月) 23:33:16.81 ID:ftR3YmCao
【すっぽん】


こじゅん「うぷぷ」

◆今日も元気なこじゅんです

◆さて今日は誰にいたずらするのかな?


◆体育館

終里「おらああああ!」どががが

さくらさん「………!!」どががが

九頭龍「終里が押されてる!?」

弐大「さすがじゃのう、さくらさん」

ぷちさき「…ねー!ねー!」←応援

しょう「あらあらぁん?」ばっ

れお「な!?」

小泉「こらこら仲良くしなさいって!」

とてとて

こじゅん「………」じーっ

小泉「まったくもう…」

こじゅん「うぷぷー!」

とてとて

◆どうやら小泉さんに何かしようとしてますよ

◆危なーい!

しょう「うひゃひゃひゃひゃ!」←ぷちさきに興奮なう

ぷちさき「ねぇぇぇ!?」ぽろぽろ

こじゅん「うぷぷー!」とてとて


ひゅうううう

こじゅん「………ぷ?」↑


どむう



こむく「ぼうえい!」

こじゅん「」

ぷちさき「ねー!ねー!!」

小泉「あれ?こむく?どっから来たの、アンタ…」

◆こむくさん、下見て下………

385: 2014/03/31(月) 23:39:13.53 ID:ftR3YmCao
【はらひれ】


こむく「こじゅん?!こじゅん!」

こじゅん「」

◆体育館の天井から現れたこむく

◆しかし目測誤りこじゅんを踏んでしまいました

弐大「お前さん、怪我はないか!?」

終里「あ?なんだ?」

さくらさん「………ぬ……!」



こじゅん「」


こじゅん「………」もぞ


こむく「……!」ぱあっ

しょう「…あらぁ」


こじゅん「……うー?」


◆一体ここはどこでしょう?

◆さっぱり思い出せません


こむく「」←絶句

れお「……なー…」←別人すぎて絶句

終里「なんか様子がおかしくねーか?」

こじゅん「…うー?」


◆ところで私は一体誰で

◆あなたは一体誰ですか?


九頭龍「これってよぉ、まさかとは思うけど」

◆………記憶が、全くありません

◆これが【きおくそうしつ事件】のはじまり

387: 2014/03/31(月) 23:46:15.18 ID:ftR3YmCao
【おもいふける】


こじゅん「うー?」

◆【速報】こじゅん、記憶喪失になる

◆みんなはあわてて食堂へ行きました


霧切「こじゅんが記憶喪失?」

松田「なるほど、ぷちにももしかしたら人間同様、脳あるいは脳に近い記憶器官が存在する可能性があるな」

みにかん「ふゆぅ……」ふよふよ

江ノ島「ちなみに原因は?」

九頭龍「こじゅんに踏まれた」

江ノ島「何そのアホすぎる原因」

戦刃「ごめんね盾子ちゃん…」

江ノ島「ちょっと本家は黙ってて」

松田「………」

とてとて

こすけ「………」じっ

こじゅん「………うー?」

こすけ「………ぶす」

こじゅん「!?」

ぎゅう

◆あれ?手をつないだ?

こじゅん「!?!?」

こすけ「こい」

とてとて

霧切「ってどこ行くのあなた達!?」

腐川「あ、愛の逃避行だわ…!」

山田「興味深いですなぁ…!」

花村「大好物だよ……!」

江ノ島「だから黙ってて」

388: 2014/03/31(月) 23:53:24.44 ID:ftR3YmCao
【ひとりじめ】


◆旧校舎の生物室付近

◆そこが松田クンの研究室です


こすけ「………」はぁはぁ

◆ぷち達の体力でここまで来るのは結構大変

◆いつもは誰かに連れて行ってもらいます

こじゅん「…うー」

こすけ「………」

こじゅん「うー?うー?」

◆あなたは何か私の事を知っているんですか?

◆思わずこじゅんは聞いています

こすけ「………」

こじゅん「う?」

こすけ「きけ」

こじゅん「う??」

こすけ「りょうこ」

こじゅん「…う、ううー?」

こすけ「だまれ」

こじゅん「う………」

こすけ「ぶす、きけ」


◆どうやらこすけは………

◆彼女(?)に別の記憶を作って、自分だけのものにするつもりです

◆松田クンによく似た行動ですね


こじゅん「うー…」

こすけ「ねてろ」

こじゅん「ううー」

こすけ「………」じとっ

こじゅん「!?」びく

こすけ「………」みょんみょんみょん

こじゅん「う?う!?」

こすけ「………」みょんみょんみょん

◆この一件が

◆こすけの危険な能力を目覚めさせたのです

◆………多分

389: 2014/04/01(火) 00:00:32.47 ID:hiaN1b0Co
【おもいでは】


◆しばらくして


松田「こすけ。こいつをここに連れて来ても意味ないだろう…なんで連れて来た」

こすけ「………」

石丸「ふむ、それでその…こじゅんはどこに?」

辺古山「まずは話を聞かなければなんとも言えんからな」

ソニア「ですわね。彼女が本当に記憶がないのか、確かめないと!」

◆3人は「ぷち通訳」として呼ばれたのです

◆ぷちの言葉が分かる3人ならきっと、こじゅんの話も分かるでしょう

こすけ「………」すっ

辺古山「む」ちらっ

こじゅん「」

石丸「ああ、こじゅん!先は大変な目に遭ったそうじゃないか」

こじゅん「………」

ソニア「あら?全然反応がありませんわ…」

松田「どうした?何かあったのか?」

こじゅん「……うー!」

辺古山「おまえはなにをいっているんだ」

松田「なんだ、何を言っている」

こすけ「………」

ソニア「自分は「りょうこ」だと名乗って言ますわ!?…しかしこれは…」

こじゅん「うー!ううー!」ぶんぶん

辺古山「こすけへの執念が凄まじい事だけがひしひしと伝わってくるぞ…」

こすけ「………」にたり

◆何が起きたのか。それは彼のみぞ知る

390: 2014/04/01(火) 00:08:51.63 ID:hiaN1b0Co
【あわてて】


◆とにかく目を覚ましてあげたい

◆そう思ってみんなは再び食堂へ戻ります


こじゅん「うー!」

西園寺「ほんとだー、ぜんっぜん別物みたいな顔してるよ?」

江ノ島「って言うか松田君、私を置いてくとか絶望的なんですがそれは」

こすけ「だまれ」

こじゅん「うー、うーぅ!」

みにまる「………ぬうぅ……!」

十神「ふん、ぷちの中では存外マシな方かと思っていたが」

澪田「考えてもダメな時はダメっす!そんな事よりサッカーやろうぜ!」

ひよひよ「おねぇ!?」

こむく「………こじゅん……」しゅん

江ノ島「しかし、まさか記憶喪失だけならまだしも、さっきとは別人?になって帰って来てるってのは…」

松田「腐川とジェノサイダーの例もある。別人、いや、別人格が生まれたと言う発想もありかもしれないな」

れお「なー……」

さくらさん「ぬぅ」

こじゅん「うー!うー!」

戦刃「………いい事思いついた」

江ノ島「一応聞いてみるね?……なに?」

戦刃「ショック療法と言うのを聞いた事がある、だから」

江ノ島「もう聞かなくても大体分かるわ、それで」

391: 2014/04/01(火) 00:16:55.23 ID:hiaN1b0Co
【しゅうふく】


◆体育館


松田「こじゅんが変な人格になったから、もう一度同じ衝撃を与えて戻そうと言うんだな」

桑田「すげー分かりやすい解説ありがとな」

西園寺「でもさ、最初の時はこむくがドジ踏んでやっちゃったじゃん?」

こむく「……うう」しゅーん

江ノ島「おんなじような衝撃っても難しいんだよオラァ!」

澪田「そんならこれでどうっすか?」

江ノ島「え?」







ひふみん「はんまー!!」


ぽむ

ひふみん「むふー!」ぶんぶん

辺古山「あ、あれは……ジャスティスハンマー!?」

江ノ島「知ってるの!?」

弐大「あれで叩かれたもんは最後、あらゆる煩悩が叩き消えると言われとる」

江ノ島「なにそれ!?」

澪田「ひふみんはハンマーを空中から取り出せるんっすよ」

江ノ島「怖いよ!ぷちってなんなの!?」

がしっ

こじゅん「うー!うー!?」

れお「なー!」

みにまる「ぬうぅ!」

さくらさん「ふん」

ひふみん「むふ……」ぶんぶん

こじゅん「………うー!」うるうる

ソニア「お控えなすって!ここでやらねば誰がやるのです!」

こじゅん「…うー……っ!」ぎゅっ

ひふみん「ふんがー!!」

ぶんっ

392: 2014/04/01(火) 00:26:00.84 ID:hiaN1b0Co
【あるばむ】


ばきぃ

ひふみん「ーーー!?」

こすけ「………うせろ」

◆こじゅんにハンマーが振り下ろされる直前

◆ハンマーはこすけが壊してしまいました

江ノ島「…こすけ!」

松田「おい、何してるグズ!邪魔を…」

こすけ「だまれ」

松田「!」

とてとて

松田「………まさかお前」

とてとて

こすけ「………」

こじゅん「…こすけ、くん」

こすけ「あきた」

こじゅん「……う?」

こすけ「だまれ」

こじゅん「………っ」うるっ

こすけ「………」みょんみょん

さくらさん「ぬ…」ぴく

こすけ「とまれ」

さくらさん「!」

こすけ「………」みょんみょんみょん

こじゅん「こ……すけ………」かくっ

江ノ島「な、にあれ…」

松田「……まさかとは思うが、まさか……な」

◆これは俺の知ってるこじゅんじゃない!

◆そんな気持ちが、こすけを動かしました

こじゅん「」

こむく「………こじゅんー!」ととと

れお「なー、なー」ゆさゆさ

みにまる「ぬぅ…?」

こじゅん「………」ぱちっ

こじゅん「うぷぷぷぷー!」ばっ

こむく「こじゅん!こじゅん!!」ぶわっ

◆こじゅん完全復活です!よかったね!

こすけ「………ふ」こじゅんぎゅむ

こじゅん「………うぷー」←羨ましいだろ的な顔

江ノ島「かーっ!ぷちに見下されるとか絶望的ィ!」頭抱え

393: 2014/04/01(火) 00:31:48.08 ID:hiaN1b0Co
ちなみにぷちの言葉が分かる人まとめ

ぷち全員分かる
石丸・辺古山・ソニア(←ここが多ヶ国語の壁)

例外除いてほとんどのぷちが分かる
狛枝(根っからぷち狂)・葉隠(ぷち事件以来)・霧切(さすが響子さん)・舞園(エスパーですから)

それなりに分かる
大体の生徒がここ
自分のぷちのみと会話出来る人もいるし、他のぷちの言葉も分かる人もいる
結構ばらつきある

あんま分かんない
日向さん

くらいのイメージ

394: 2014/04/01(火) 00:39:21.49 ID:hiaN1b0Co
【すけべ】


こなぎ「あはは」ふらぁ

◆こなぎは常にふらっとしています

◆まるで風前の灯のようだと狛枝クンが言っていました

こなぎ「……ん?」ふらぁ

朝日奈「わわっ、ふらふらしてる!だ、大丈夫?しっかりして!?」

◆そこに登場、朝日奈さんです

こなぎ「………はは?」

朝日奈「うーん、やっぱ分かんないや…とりあえずこっちおいでよー!」

こなぎ「……きぼう…」とことこ

ぴょーい

べちん

こなぎ「………」


朝日奈「………え」



◆こなぎが飛びついた瞬間


◆朝日奈さんの胸に突っ込んでしまいました


◆柔らかい胸に顔を押し付ける形で…



朝日奈「………こ、この、……このすけべ!」ぺちーん

こなぎ「あはは、あはははは!」鼻血

朝日奈「もう!殴るよ!?」

朝日奈「グーで」

こなぎ「」

◆朝日奈さんに手抜きと言う言葉はありません

401: 2014/04/01(火) 08:00:35.09 ID:hiaN1b0Co
【えいぷりる】


江ノ島「4月1日、エイプリルフール」

霧切「今日はウソをついてもいい日なのよ」

さや「………うそ?」





さや「れお!れお!」ふりふり

れお「………なー?」とてとて



さや「すき!」



れお「」

さや「………ぽよ?」

れお「………な」

がしっ

桑田「待てれお、慌てるな、落ち着け、今日はエイプリルフールだぜ?ウソついていい日なんだ、あのさやがいきなりオメーを好きになると思うか?俺は思わねーよ?」

れお「…な…なー?」汗だらだら

さや「…くわ?」

◆ものすごく疑心暗鬼な桑田クンです

桑田「俺ならぬか喜び出来るけどな!!!」

◆自慢になりません

403: 2014/04/01(火) 08:06:16.58 ID:hiaN1b0Co
【まだえいぷりる】


九頭龍「あ?4月1日…ああ、エイプリルフールか」

澪田「今日はウソをついても怒られない日なんっすよね!」

ぷちさき「………ねー?」





もんもん「お?」

ぷちさき「ね?ねー」

もんもん「………おう」

ぷちさき「………」

ぷちさき「………ねーっ!」

もんもん「!!」

◆ぷちさきがもんもんに「キライ」宣言

◆ウソをついてみたようです

もんもん「………」

ぷちさき「ね?」

もんもん「………おう……」うるうる

ぷちさき「ね…?」

もんもん「オ…オラオラ…」ぽろぽろ

ぷちさき「……ねー…?」うるうる

◆あらあら、もんもんが泣いちゃいました

澪田「いや、ウソをついてもいい日っすから!無理やり言わなくてもいいっすからね!?」

404: 2014/04/01(火) 08:14:35.95 ID:hiaN1b0Co
【もっとえいぷりる】


朝日奈「今日はエイプリルフールだよ」

七海「エイプリルフール?」

石丸「ウソをついてもいい日だそうだ」

とんとん「………?」




とんとん「………」

◆とんとんが鏡の後ろにいます

とてとて

ひよひよ「ぴ!ぴー!」

◆そこに通りかかったひよひよ

ひよひよ「…ぴー♩」

◆ひよひよは鏡を見ています

とんとん「………ぴー」

ひよひよ「!?」

とんとん「………」

ひよひよ「………ぴ?」

とんとん「ぴー」

ひよひよ「ぴー!ぴー!?」

◆とんとんは他のぷちの声を真似出来ます

◆それを使ってもうひとりの私ごっこのようです

朝日奈「………ウソじゃないね」

七海「うん、ウソじゃないね」

石丸「ちなみにエイプリルフールだが、ウソをついてもいいのは午前中だけで、そのウソは午後には必ず謝らなければならないんだぞ!」

朝日奈「あんまそこは興味ないや…」

405: 2014/04/01(火) 08:17:25.18 ID:hiaN1b0Co
ちなみにさやには悪意はありません、何かしら真似するくせがあるだけです
ここにたどり着くまでに、舞園もおんなじように桑田をからかったのではないでしょうか
しかし訓練された桑田クンは引っかかりませんでした
れおはまだ訓練が足りませんでしたね!
なおそにゃーもおなじような事をしましたが、かずぷちは訓練されていたので騙されませんでした

石丸クンの言うとおり、エイプリルフールで嘘をついてもいいのは午前中だけですので
ちゃんと午後には謝りましょうね

411: 2014/04/02(水) 00:32:48.15 ID:84pJiC/vo
【しんじつは】


◆植物庭園

こぺこ「きらっ!」

田中「…ほう?それは興味深い」

◆田中クンが、こぺこに連れられてやって来ました

◆謎の生き物を探しに来たようです


田中「しかし人間とぷちの精神を入れ替える、だと?そのような事が可能なのか?」

がさがさっ

田中「………っ!」

こぺこ「っ!」

◆あっ!何かが草むらから飛び出した!












ちびね「うがー!!」

謎の生き物「」←噛まれている


田中「あ、あれは!スペパププ!?」


◆この世界ではそれなりにポピュラーな生き物


こぺこ「!?」←あれが!?みたいな驚愕

田中「仕方があるまい、奴は踊り食いにするのが美味いからな」

こぺこ「!!?」

田中「やつに宿る魔力は凄まじいのだ」きりっ


◆なおこのあとちびねは返り討ちに合いました

412: 2014/04/02(水) 00:43:50.65 ID:84pJiC/vo
【まるまる】


とんとん「………ふん」

ぷちてる「てるー?」

ひふみん「ぶひー…」

九頭龍「………」ちらっ

花村「やっぱりちっちゃいと可愛いよね」

霧切「………そんな事ないわ」

九頭龍「そうだぞ、テメェに似たのなんか可愛かねぇよ」

ぷちてる「てる……」しゅーん

花村「そういう連れない事言わないでよ、ぷちてるが可哀想でしょ?」

とんとん「…とん……」ぽむぽむ

霧切「あら?とんとん?」

とんとん「………ふう…」ぶにゅー

花村「と、とんとんが横になった!」

九頭龍「ちっ…何かちょっとだけぶにゅーっと潰れてんじゃねーかよ!」

ひふみん「ぶー…」ぶにゅー

ぷちてる「てーるー……」ぶにゅー

霧切「なっ…なんなの?柔らかいから?!かっ…」

花村「ん?か?かわ?」

九頭龍「か……かっ飛ばしてぇな!」

花村「暴力はダメだよ!?」

◆スライムかと思うほど柔らかいぷち達

413: 2014/04/02(水) 00:52:22.10 ID:84pJiC/vo
【ぶこつ】


大和田「ってて…」よろっ

七海「大和田君?ど、どうしたの?」

ぷちあき「……にゃー?」

大和田「あ?縄張り違ぇ族とやりあってただけだよ」

ゆーと「めーっ!?」←衝撃受けてる

苗木「大和田クンって【超高校級の暴走族】だからね…」

朝日奈「日常茶飯事だもんね、これ」

七海「そ、そうな、の?」

小泉「こらあんたらウソ教えないの」




大和田「……って、あいついいパンチ打って来やがったな…」着席

ぷちさき「……ね?」きょとーん

◆机の上にぷちさきがいます

ぷちさき「ねー?」おどおど

大和田「あ?何だ?大した怪我じゃねーから心配すんな」

ぷちさき「ね、ね?」びしっ

大和田「……ん、唇の端も切れてんな…ああ、だから大丈夫だって」

ちびたか「むっ?」とてとて

ぷちさき「ねー…?」

大和田「あのなぁ…だから……」

ちびたか「むっ!むっ!!」ふりふり

大和田「……あ?頭下げりゃいいのか?」

ぷちさき「ねー!」リーゼントなでなで

大和田「………お、う…ありがと……」

414: 2014/04/02(水) 01:01:20.51 ID:84pJiC/vo
【わな】


そにゃー「まぁぁぁぁ」だっしゅ

かずぷち「そにゃぁぁぁぁぁ」だっしゅ


葉隠「しかしまぁ、あいつもよく飽きねーなぁ」

西園寺「うっとおしいところとか左右田おにぃにそっくりだよね」

舞園「それに相手の事を考えていないあたりもですね」

左右田「え?何?ここ味方いねーの?」


そにゃー「あらぁぁぁぁぁ」だっしゅ

がんだむ「……そにゃー?」

そにゃー「まぁ!」さっ


西園寺「あ、がんだむのところまでたどり着いた!」

左右田「」ぎぎぎぎぎぎ

葉隠「な、なんだべなんだべ!?」びくびく

舞園「そんな怖い顔しなくてもいいじゃありませんか、左右田君」


そにゃー「まぁ!まぁ!」ふりふり

がんだむ「りかい……」

ぱんっ

がんだむ「まじゅう!」

ひょこ

がんだむ「おお……?!」

かずぷち「」

そにゃー「」


西園寺「魔獣って言うか」

葉隠「………むしろ野獣、だな」

左右田「あんまり辛辣な事言わないで!あいつもオレも満身創痍なんだよ!」

舞園「自業自得ですよ」

422: 2014/04/02(水) 10:52:29.30 ID:84pJiC/vo
オハヨウゴザイマセン

罪木「え、えっと、実は私……う、宇宙人なんですぅ!」

大神「罪木よ、エイプリルフールは昨日だ」

罪木「え!?あ、ま、間違…」

ソニア「Oh!罪木さんはコリン星からの留学生だったのですか!?」

大神「………罪木」

罪木「………ふゆぅ」

ぷちあき「………にゃー」ぴこぴこ

大神「いつからいたお主」

423: 2014/04/02(水) 11:03:56.30 ID:84pJiC/vo
【おこた】


辺古山「よし」

みにかん「………ふゆぅ?」

辺古山「ああ、これはこたつだ。若干時期外れだが、必要ないと学園長からいただいたのでな」

みにかん「ふ、ふゆぅ?」

辺古山「このスイッチを入れれば……」かち

みにかん「?」

辺古山「じきに暖かくなるぞ。中に入るか?」

ぴゅーん

ぼす

あお「わーい!」←中に潜った

辺古山「ふふ、愛らしいやつだな、あおは」

とんとん「………ふん」とてとて

辺古山「そうか、お前も興味があるか。いいぞ、みんなで入ろうじゃないか」もそもそ

罪木「保健室でやらないでくださぁい!」

424: 2014/04/02(水) 11:11:40.11 ID:84pJiC/vo
【ぬくぬく】


辺古山「まぁそう拗ねるな罪木、お前も入らないか」

罪木「ふ、ふゆぅ…」

がちゃり

ソニア「ジャパニーズコタツがあると聞いてやって来ました!」

辺古山「む?話が回るのが早いな」

罪木「だからなんで保健室でやるんですかぁ!?み、みにかんも何か言って…」

みにかん「むぐむぐ……」←みかん食べさせられてる

辺古山「悪いな、買収済みだ」

罪木「」

たえこ「まぁ……」とてとて

辺古山「しかし妙に女性型ばかりが集まるな。男どもは何かしているのか?」

ソニア「そのような事は一旦忘れましょう!あ、みかん頂きます」ひょい

そにゃー「Oh!」

罪木「………ふゆぅ……ご、ごめんなさい、反抗的な態度を取ってしまいましたぁ…」

辺古山「いや、私が悪いのだから気にするな、入るか?」ぽん

罪木(なんでこんな堂々と自分が悪いって言い切れるのに悪びれないんだろう)

425: 2014/04/02(水) 11:17:27.25 ID:84pJiC/vo
【ちょうせん】


辺古山「………」ちらっ

とんとん「………」?

辺古山「そういえば女性型ばかり集まっているのに、お前も来たのか」

とんとん「ふん」

ソニア「まさかとんとんさんは女性……っ!?」

罪木「想定外ですぅ」

さや「こた?」とてて

罪木「ほんとにどんどん集まりますけど、辺古山さぁん…何かしました?」

辺古山「運んでいるところを見られたのかもしれないが…」みかん剥き剥き

とんとん「ふ?」

辺古山「………」みかんひょい

とんとん「……むぐ」もくもく

辺古山「………はぁぁぁぁ、かわいい………」でれーっ

ソニア「眩しい笑顔ですわ!」

とんとん「む…むぐ?」もくもく

辺古山「どんどん食べてくれ、ほら」ひょい

とんとん「………」こくり

ソニア「みかんをそんなに食べさせて、一体何を狙っているのです?」

辺古山「…とんとんが宙に浮くのではないかと思っている」←真顔

罪木「ふ、ふゆぅ!つ、ツッコミが追いつきませぇん!誰かー!」

426: 2014/04/02(水) 11:23:47.40 ID:84pJiC/vo
【ばくそう】


◆もんもんが左右田クンの部屋にやって来ました

もんもん「おう」ひょこ

左右田「あ?何だよ突然」

もんもん「おうおう」ふりふり

左右田「ん?」

◆もんもんの視線の先には、左右田のバイクの設計図がありました

もんもん「おう!」びし

左右田「………バイクが欲しいのか?」

もんもん「おう」こく

左右田「あー…オメーに合わせたちっちぇーバイクだあ?それどんなエンジン積めば……いや、ちょっと待ってろよ」

もんもん「お?」

左右田「えーと、あれとあれと…お、材料足りてんな。大きさとか測れれば…」

もんもん「?」

左右田「………ちょっとだけ時間くれ!」どたばた

もんもん「お、う?」きょとん



◆もんもんの寸法を少し測ってから

◆慌ただしく部屋を出る左右田クン

◆それから数時間後




左右田「………どうだ!オレやっぱ天才じゃね?一日で出来たってのは」

もんもん「………」


◆もんもん専用ぷち三輪車です


もんもん「………お」

もんもん「おおおおお……!」

左右田「作るの大変だから壊すなよ?」

もんもん「……!」こくこく

427: 2014/04/02(水) 11:29:29.94 ID:84pJiC/vo
【うんてん】


◆さすがにバイクは作れなかったけど

◆それでもマイカー、ゲットだぜ

左右田「悪いな、オメーサイズのバイクはやっぱ無理だったわ」

もんもん「…おおおお…!」

◆初めての三輪車です

もんもん「………」

もんもん「………?」

左右田「あ?」

もんもん「………お?」

左右田「…あ、進み方?そっから?」

もんもん「…おう」こくん

左右田「いいかァ?そこのペダル…あー、平べったいのあるだろ、それを足で踏んで…」

もんもん「おう…」ぐい

左右田「………だぁーっ!近所のガキに教えた時のが簡単だったんじゃねーかこれ!」

もんもん「………」

………きこっ

もんもん「!」

◆言われた通りにしたらちょっと進みました

もんもん「お、おう!おう!」←興奮

左右田「え?あ?な、何?進んだ?」

429: 2014/04/02(水) 11:38:20.45 ID:84pJiC/vo
【きこきこ】


◆運転の練習のために、場所を体育館に変えました


桑田「随分面白そうな事やってんのな、オメー」

左右田「面白かねーよ、大変だったんだぞあれ作るの…」はぁ

もんもん「おおおお!」きこ…きこ…

◆ぎこちなくではありますが

◆三輪車は前に進みます

狛枝「新しい希望がここに爆誕したね」ぞくぞく

もんもん「おう…おうっ!」きこ…きこ…

ちびたか「………む?」

もんもん「おう!」

ちびたか「むっ?むっ?」←興味津々

桑田「あいつの分も作ってやりゃいいんじゃね」

左右田「マジで言ってんの?」

もんもん「お?オラオラ!」

ちびたか「……む」

狛枝「あはは、気持ちは分かるけど喧嘩しちゃダメだよ」

桑田「えー…と、あいつらなんて?」

狛枝「もんもんの三輪車に、ちびたかが乗りたいみたいなんだ。でももんもんも今日初めて乗ったから、お断りしてるね」

ちびたか「………むうう……」うるうる

もんもん「……おう?」

ちびたか「……む……」とぼとぼ

もんもん「お…おう?」

◆交渉決裂です

431: 2014/04/02(水) 11:49:17.08 ID:84pJiC/vo
【ほどほど】


ちびたか「むぅ…」

◆一緒に遊びたかったけど、どうやら今日は無理みたいです

まこくん「や!」しゅた

ちびたか「………む」

みにひこ「あ?」

ちびたか「むうぅ…」

◆僕はもんもんに嫌われてしまったのだろうか?

◆そんな事を言うちびたか

みにひこ「ゴルァ!」喝

ちびたか「!」びくっ

みにひこ「オイ!オラァ!」

まこくん「や、やー…?」

◆そんなちびたかに、みにひこ一喝

◆まこくんが慌てて止めています

ちびたか「む、むぅ…」

みにひこ「ちっ………ゴルァ!」

◆みにひこは言いにくそうにしながら言います

みにひこ「………ちっ……オイ…」

◆みんな仲良しなんだから

◆キライになるわけねーだろボケ

ちびたか「む……」うるっ

ちびたか「むぅぅぅぅぅ」ぽろぽろ

みにひこ「………あ?オイゴルァ」

ちびたか「むぅぅぅぅぅ」ぽろぽろ

◆ちびたかが感動しています

434: 2014/04/02(水) 18:39:23.43 ID:84pJiC/vo
ぷちおしおき、れおの場合こうなる

ぷちあき「………」ぽいぽい

ぷちさき「ねー?」ぽいぽい

れお「なー!なー!?」ぺちぺち

桑田「やめろよぉ!れお縛って、スポンジボールぶつけるのやめろよぉ!」

弐大「ダメージゼロじゃの」

霧切「柔らかいものね」

435: 2014/04/02(水) 22:31:44.53 ID:84pJiC/vo
苗木「今日も元気に!」

まこくん「やー!」

狛枝「うん、ぷちろんぱだよ」

そにゃー「ですわ!」

こむく「………っ!」敬礼

436: 2014/04/02(水) 22:42:49.96 ID:84pJiC/vo
【しょうぶ】


◆武道場

みにひこ「おう」ぴーっ


ちびたか「………」じりじり

こぺこ「………」じりじり


弐大「無?奴ら何事じゃあ?」

石丸「いや、辺古山くんの竹刀にちびたかが興味を持ちまして…ほら、彼はいつも竹刀を持っているから」

辺古山「それでこぺこも竹刀を持っていたので、剣道にて戦ってみる事にしたのだとか」

戦刃「小さいとやっぱりかわいいね」

弐大「それはいいんじゃがのう」


ちびたか「む!む!」ちょん

こぺこ「ふにゃー」こてん

こぺこ「………」むく

みにひこ「ぺこ、ぺこ」

こぺこ「むー!」ちょん

ちびたか「むぅぅぅ」こてん


弐大「もはや別の競技なんじゃが」

戦刃「竹刀がぶつかっただけで倒れるの、可愛いよね」ほわーん

弐大「いや、あれは剣道でもなんでも…」

437: 2014/04/02(水) 22:50:33.10 ID:84pJiC/vo
【おんがくせい】


いぷち「うきゃー!」とてとて

舞園「ふふっ、いぷちさんはいつも元気ですね」

いぷち「うきゃーっ♩」

花村「いつも食堂で納豆を食べて行くのが可愛らしいんだよね」

小泉「でもなんで納豆なのかしらね?」

いぷち「うきゃ、うきゃ♩」たむたむ

とてとて

いぷち「う?」

れお「な!」びしー

舞園「あれ、れお君?」

花村「どうしたのかな、いぷちの方を見てるけど…」

れお「なー、なー?」

いぷち「うきゃー?」きょとととん

れお「なー♩」

いぷち「ぎゃぼー!」←れおの周りくるくるー

舞園「もしかしてバンドのお誘いですかね?」

小泉「れおからいぷちに?」

花村「今ちょっと歌ってたっぽいし、そうかもしれないね?」

れお「なー、なー♩」

いぷち「………」

れお「な?」

いぷち「」

ぺちーん

いぷち「ぐぎぎ………うきゃー!!」

ぴゅーん

れお「………な?」

小泉「解散したわよ」

花村「音楽性の違いだろうね」

舞園「深いですね」

438: 2014/04/02(水) 22:57:44.90 ID:84pJiC/vo
【ぶんさい】


◆どっかの教室

とうこ「………」めもめも

田中「む?興味深い事を成しているな…呪詛を書き上げているのか」ストールふぁさ

腐川「な、なんか書いてるのは確かね」

とうこ「………」めもめも

西園寺「でも何て書いてあるか読めないよー?そもそもぷちに文字の概念ってあんの?」

腐川「知らないわよ、そ、そんなの…」

とうこ「………」めもめもくちゃー

◆こっそりとうこを覗き見すると

◆何だかよく分からないものを書いています

腐川「……ね、ねぇ、とうこ」

とうこ「……?」はっ

腐川「あんた何を書いてるの?そ、その、教えなさいよ」

とうこ「………ふふふ」

腐川「……ええ」

とうこ「ふふっ、ふ、ふふふ…」

腐川「…なるほど…ええ、それで?」

田中「まて女、使者はなんと告げているのか俺様にも伝えよ」

とうこ「ふふ、ふ、ふ、ふ…」

腐川「なんですって!?ちょ、っと、続きは!続きは!?」

とうこ「ふふふ…」←構想を語っている

西園寺「どんだけハマってんの?!」

◆文字は読めなかったけど内容を読み上げてもらいました

439: 2014/04/02(水) 23:07:21.09 ID:84pJiC/vo
【せいぎはつねに】


ちびね「おらー!」どてどて

いぷち「うきゃー!」だっしゅ

まこくん「やー!?」しゅたた

こむく「ついせき…」たたたたっ

斑井「元気が有り余っている、と言わんばかりだな…」

大神「毎日が楽しそうに暮らしているな、ぷち達は…ふっ」

山田「しかし時たま廊下でぶつかってしまうのはどうにかなりませんかねぇ?」

大神「彼らは育ち盛りの子供のようなものだからな」

斑井「抑止力になるものがあればいいんだが…」

山田「うーむ………」

ちびね「おらぁ!」ぶーん

いぷち「うきゃ!」さっ

がんだむ「ん?」とてとてっ

どんっ

大神「む、がんだむ!」

がんだむ「………」こてっ

まこくん「やぁああ!?」

がんだむ「………」

がんだむ「………」しゅたっ

いぷち「うきゃー?」

がんだむ「……」がしっ

かずぷち「!?」←たまたま通りかかった

がんだむ「……いけにえ」

斑井「いけにえ?!」

かずぷち「ぎにゃぁあああ!?」←たまたま通りかかっていけにえにされる

がんだむ「」ぱんっ

ぽむぅ

じゃすてぃすろぼ「」

がんだむ「まじん」

ちびね「うおお!?」

いぷち「うきゃー?!」

◆かずぷちがグレードアップした?ようです

457: 2014/04/04(金) 01:02:09.69 ID:4ssh7iTao
罪木「ご、ごめんなさぁい!今日はあんまり時間がなくってもうすぐ寝るんですぅ!ごめんなさいごめんなさい、許してくださぁぁぁぁい」

十神「もしかしてそれだけ言いにきたのか?愚民め」

とんとん「………む」

みにまる「ぬぅ?」

ちびたか「む!」

もんもん「おぉ?」

みにひこ「ァア?」

さくらさん「………おぬし」

十神「………」

◆おわびにおまけ投下して寝ます

458: 2014/04/04(金) 01:07:03.01 ID:4ssh7iTao
【ばんがい・よみきかせ】

◆学園長命令で

◆十神君がぷちやに本を読むそうです


十神「ちっ、なぜこの俺がこんな事をしなければならないんだ!?」

ぷちや「ふん」←いいからさっさとしろ

十神「何?」

ぷちや「ふん、ふん」←期待してない

十神「……いいだろう、お前がそう言うからには確実にお前の心を震わせてやる……十神の名にかけてな!」

◆十神君のプライドは高いです


十神「………」

ぷちや「………」

十神「で、どの本を読めばいい?」

ぷちや「………ふん」さっ

十神「何?これは………」

つ【ダンガンロンパ ゼロ(下)】

ぷちや「ふん」

十神(どこから…どこから訂正すればいい!?絵本じゃあない、それになぜ上巻すっ飛ばして下巻なんだ!?)

◆試される十神

◆当然イタズラでした

459: 2014/04/04(金) 01:12:46.14 ID:4ssh7iTao
◆数分後

十神「桃太郎?」

ぷちや「ふん」

十神「くく……やはりお前はぷちだったな。こんな子供のものを好むとは」

ぷちや「……ちっ」

十神「舌打ちをするな」

◆仲良くしてください!

◆そんなわけで読み聞かせが始まりました

十神「十神家の読み聞かせを見せてやる」どやぁ

ぷちや「………」ぱちぱち

十神「昔々あるところに…


お爺様とお婆様がいらっしゃいました」

ぷちや「」!?

十神「お爺様は緑生い茂る若い山へ芝を刈りに、お婆様は清流溢れる大きな川へと洗濯をしに行かれました」

◆普段とは全く逆のとても丁寧な言葉遣いでした

◆そう言う話じゃないのでやめてください

十神「お前達は面倒臭いな本当に」

◆普通にやってください

460: 2014/04/04(金) 01:20:04.59 ID:4ssh7iTao
◆普通に読み聞かせてください


十神「ちっ………」

十神「……川からどんぶらこ、どんぶらこと大きな桃が流れてくるではないですか……」

十神(俺は一体なんでこんな事をさせられているんだ)

ぷちや「………」興味津々

十神(食いつきすぎだろう)

◆十神君はやれば出来るんです

十神「…こうして桃太郎は旅に出ました」

ぷちや「ふん!ふん!」←早く早く!

とんとん「………ふん」

十神(増えてる)

◆そのご

十神「桃太郎の前に一匹の犬が現れました」

十神「桃太郎さん、桃太郎さん………、わ、わんわん」

ぷちや「」ぷふーぅ

十神「おい笑うな、そう書いてあるんだから仕方が無いだろう」

とんとん「………ふ?」

十神「何?「そもそも桃太郎が名乗る前からなぜ犬は名前を知っているのか」だと?」

ぷちや「ふん!」

十神「……「それ以前になぜ犬が喋るのか知りたい」?それは俺に聞くな」

とんとん「…ふぅ」

十神「俺がこの話を作ったわけじゃあないんだぞお前達…」

あお「わー、わー?」

十神「いつからいたお前!」

ぷちさき「ねー?」

十神「ああうるさいぞお前達……!」

◆このあとぷち達に散々強請られたので、桃太郎は最後まで読みました

461: 2014/04/04(金) 01:21:28.12 ID:4ssh7iTao
西園寺「ほんとにゲロブタがしっかりしてなくてごめんね、今日はこれで終わりなんだってー」

豚神「と言うかいつもと同じくらいの尺あった気がするんだが」

西園寺「………それは知らなーい」


ぷちろんぱ
明日はゆっくり出来そうだ
おやすみさん

468: 2014/04/04(金) 23:57:17.25 ID:4ssh7iTao
ソニア「ふぅ、ようやく今日の外交が終わりましたわ!」

そにゃー「ふぅ!」

朝日奈「ぷちろんぱ!このあとすぐ?」

ひよひよ「ぴー!」

みにひこ「お?」

◆そのままで少々お待ちください

469: 2014/04/05(土) 00:04:23.68 ID:mH+kBAxco
【おにいさん】


れお「なー」たたたーっ

桑田「あんま走ってどっか行くんじゃねーぞー!」たったったっ


苗木「なんか桑田クン、ちょっと変わったよね?最近」

大和田「あ?そうか?」

朝日奈「あんまりよく分かんないんだけど…?」


れお「なっ」こけっ

桑田「だー、もうっ!」ダッシュ

れお「」じたじた

桑田「だから無理すんなって言ってんじゃねーかアホォ!」ぺち

れお「………なー…」うるうる

桑田「………」

れお「………」うるうる

桑田「……分かった分かったっつの!ほら」←手を差し出した

れお「……な」おずおず

がしっほいっ

れお「」!

桑田「たくよぉ、オメーはコケるとすぐ歩くのやめっからよ……」ぶうぶう

れお「………なー」

桑田「るっせぇなー!」わしゃわしゃ

れお「なぁぁぁぁ」



苗木(父性に目覚めてる…よね!?)

大和田「俺もわしゃわしゃしてぇ」うずうず

朝日奈「やだ大和田が怖い!」

470: 2014/04/05(土) 00:10:07.76 ID:mH+kBAxco
【ちんもくはきん】


神代「ふふふ、静かなぷちが集まるとどうなるのかやってみたよ」

西園寺「何やってんの、変態おにぃ」

神代「せめて名前で呼んで!?」



さくらさん「………」

ちびしき「………」

こむく「………」

こぺこ「………」

とんとん「………」

さくらさん「………」

ちびしき「………」

こむく「………」

こぺこ「………」

とんとん「………」

神代「………」

西園寺「………」

さくらさん「………む」

西園寺「あ、喋った!」

こぺこ「」←しっ!のポーズ

とんとん「………!?」

神代「ん?何?」

ちびしき「………」

こぺこ「………っ」

西園寺「…?なんか聞こえる?」

こむく「………」

ちびしき「………」

神代「………?」

ちびしき「………しゃー」

西園寺「!?」

◆喋りました

471: 2014/04/05(土) 00:11:37.38 ID:mH+kBAxco
真のジャスティスロボ降臨には葉隠を生贄にする必要があるってお告げが


少々お待ちください

472: 2014/04/05(土) 00:18:40.18 ID:mH+kBAxco
【とんでった】


かずぷち「…けけ…」わちゃわちゃ

豚神「?…何を作っているんだ?」

かずぷち「けけ!」ばーんっ

豚神「ほう?ペットボトルロケットか」

かずぷち「けけっ!」

◆かずぷちの自由研究みたいです

豚神「中身がコーラ?」

かずぷち「け、けけ、けけ」

豚神「ほう、面白い事を考える、ね…な……」

かずぷち「?」

豚神「………その」

かずぷち「け?」きょと

豚神「ぼ、……………僕に見せてくれないかな、それが飛ぶところ」

かずぷち「…けけっ!けけっ!」

豚神「本当かい?」

かずぷち「けけけっ!」

豚神「ああ、準備が出来たからそのスイッチを押すだけなんだね」

かずぷち「けけっ!」

◆意気揚々とかずぷちが腕を上げました

かずぷち「け!」ぽち

豚神「発射!」


ロケットばしゅうううううっ


豚神「す、すごい!本格的なロケッ…」

バシャバシャ

豚神「と?」

ちびしき「………」←濡れた

豚神「………あ」

かずぷち「け……」そろーっ

ちびしき「………」ずも

ちびしき「」ずもももも

豚神「かずぷち、お前責任取れよ!」

かずぷち「ぎにゃああああ!?」

◆ふたりで逃げました

474: 2014/04/05(土) 00:28:22.55 ID:mH+kBAxco
【おはだ】


たえこ「うふふ」びしびし

ぷちてる「あぶぶぶぶ!」←喜んでる

こなぎ「………」←引いてる

こひる「………もー」←引いてる

ゆーと「……ふふふ」←見てる

◆たえこがみんなに指示を出しています

たえこ「ふふ、ふふ」

ぷちてる「てるっ!」

ゆーと「むふふっ!」

こひる「め?めっ、めっ!」

◆ぷちてるとゆーとが何か持ってきました

ぷちてる「てるー」

◆……ポットでしょうか?

こなぎ「あはは!」

たえこ「ええ、ふふふ」

ぷちてる「てる!」さっさっ

◆今度は大きいカップまで持ってきました

◆あんなに小さいのに物が運べてすごいですね

◆それにしても何をするんでしょう?

たえこ「ふふ………」←カップに入った

ぷちてる「てるっ!てるっ!」←紅茶淹れてる

ちょろろろろ……

ゆーと「む、むふふ」

たえこ「………ふー……」かぽーん

◆紅茶風呂です

◆セレスさんの真似をしてみたようですよ

たえこ「うふふっ!」

◆たえこも上機嫌!

こひる「めっ、もー?もー!」

◆こひるも興味津々!

たえこ「はぁ?」

◆でも入っていいとは言ってません

こひる「」

475: 2014/04/05(土) 00:29:12.44 ID:2V1AzUbdo
もちろん服を脱いで入ってるんですよね?

476: 2014/04/05(土) 00:30:14.02 ID:mH+kBAxco
>>475
◆もちろんじゃありませんか!

◆たえこはおしゃれさんなので

◆自分の洋服を汚すのは嫌いです


ひふみん「」そろーっ

たえこ「はぁ?」

ひふみん「」


◆このように

◆誰かに触られるのすら嫌がります

479: 2014/04/05(土) 00:39:39.83 ID:mH+kBAxco
【ぴゅあ】


◆廊下

ぷちさき「?」

◆何か落ちています

ぷちさき「………ねー!」

◆無限タンポポですね!

ぷちさき「…ね?」

◆しかしぷちさきは思い出しました

◆確かこれは不二咲クンのもらった無限タンポポのはず!

ぷちさき「……ねぇ…」

◆でもとっても面白そうなおもちゃです

◆ああ、欲しいなー

ぷちさき「ね?」

みにひこ「おう」

ぷちさき「ね?!」

みにひこ「オイオラ、オラァ!」

◆みにひこは「そんなもんもらっちまえ!」と囁きます

ぷちさき「ねー!」

さや「だめ!だめ!」

ぷちさき「!?」

さや「さき!さき!」

◆さやが「拾ったら届けて上げましょう」と訴えました

ぷちさき「………ねー!?」おろおろ

◆さながら天使と悪魔、ぷちさきはどちらの言う事を聞くのでしょう!?

ぷちさき「………!!」

ぷちさき「ね」

七海「ありゃ、また携帯ゲーム機ダブったよ」がちゃごろんっ

ぷちさき「」だっしゅ

みにひこ「!」

さや「!?」

◆タンポポよりも携帯ゲーム機

488: 2014/04/05(土) 09:58:55.69 ID:mH+kBAxco
オハヨウゴザイマセン(布団)

>>484
ぷちさき「ねー、ねー」

◆テトリスに興味を示しています

>>485
山田「どこへの誤爆でしょうねぇ(すっとぼけ)」

辺古山「とりあえず狛枝を輝かせればいいのか?」

こなぎ「」←E:ひかるブレスレット

山田(かわいい)

辺古山(かわいい)

>>487
大亜さんはぷちろんぱに出られるのか!乞うご期待!

489: 2014/04/05(土) 10:09:02.80 ID:mH+kBAxco
【がや】


神代「今度はよくしゃべるぷちだけ集めてみたよ」

ソニア「さながらディベートですわね」

神代「ちょっと見てみようか!」



いぷち「うきゃ!うっきゃー!」ぶんぶん

れお「なーっ!」ぶんぶん

あお「わーっ!わー、わー!」ぶんぶん

こじゅん「うっぷぷーっ!」ぶんぶん

ちびね「うりゃあああああ!!」ぶんぶん

かずぷち「そにゃー!そにゃー!」ぶんぶん

ひよひよ「きゃはははは!!」ぶんぶん

◆みんな楽しそうに走り回っていますね



神代「なんであんなに自己主張しながら喋ってるのかな」

ソニア「………」

神代「ん?ソニアさん?」

ソニア「………みなさん、お祭り気分なのですわ」

神代「あ、そうなの?」

ソニア「今からサプライズで誰か来るんじゃないかと会議してますわよ」

神代「知らないうちにハードル上げられてる!?」

ソニア「え?裸踊りで?みなさんを笑わせる?そ、そんな事出来る方がこの学園にいらっしゃるのですか?」

神代「ねぇ僕がぷちの言葉分からないからって要求難易度上げてない?!」

502: 2014/04/05(土) 20:54:58.51 ID:mH+kBAxco
【かみひとえ】


左右田「…よし、出来た!」かちかち

ミニ弐大『アサジャ!アサジャ!』

左右田「ったく、何がよくってこんなもんいるってんだよ」

ミニ弐大『ヌウウウウ!!』

◆左右田クンが何かを作っているようですね

かずぷち「け?」

左右田「あ?これ?なんか終里が「おっさんがいねー時におっさんの声が聞きたい」っつーから作ってやったんだよ」

かずぷち「………」

ミニ弐大『クソジャ!クソジャ!』

みにまる「………ぬぅ!?」

◆思わぬライバル出現

左右田「これ全員分作ったら売れるかな」



葉隠「………金の匂い!」きりっ

セレス「儲け話!」はっ!

◆そしてそういう勘が鋭い方々

503: 2014/04/05(土) 21:10:21.56 ID:mH+kBAxco
【もっとはしりたい】


桑田「だいぶ上手くなったな」

もんもん「おう!」きこきこ

◆三輪車を乗りこなせるようになりました

もんもん「~♩」きこきこ

いぷち「ぎゃぼー!」

こなぎ「あはは!」

豚神「ほう?面白いものに乗っているんだな」

もんもん「おう!」ふりふり

がちゃ
左右田「あ?お、三輪車か」

がしっ

左右田「ん?」

みにひこ「オラァ」

左右田「」!

わらわら

みにかん「ふゆぅ……」

まこくん「……やー!」

左右田「え?」

戦刃「すごいね、左右田君…人気」

ぷちね「おう!おう!!」ゆさゆさ

狛枝「三輪車が欲しいんだって」

左右田「オレの人気じゃねーよなそれ!?」

こむく「……ほしい」ぎゅむ

◆三輪車量産計画が始動…?

504: 2014/04/05(土) 21:22:22.77 ID:mH+kBAxco
【ばっくさいど】


ちびしき「………」とてとて

ちびしき「………?」とてっ

日向「……なんだお前?」

ちびしき「………」

◆学園の裏側にちびしきが紛れ込んだようです

日向「ん?…お前、家は?」

ちびしき「………」

日向「お前どこから来たんだ?」

ちびしき「………?」ふるふる

日向「分からないのか…どうすればいいんだ?」

ちびしき「………」ぎゅむ

日向「懐かれても困るんだが」

ちびしき「………」ぎゅむ

ちびしき「………」ぎゅむ

日向「ん?」汗たらっ

ちびしき「」
ちびしき「」
ちびしき「」

日向「………ん??」

ちびしきちびしきちびしきちびしきちびしきちびしきちびしきちびしき


日向「」


◆まさに世にも奇妙な物語

505: 2014/04/05(土) 21:27:52.03 ID:mH+kBAxco
【すっぽり】


苗木「最近気付いた事があるんだ」

霧切「…何かしら?」

苗木「うん、ボクのこのパーカーなんだけど」

霧切「パーカー?」

苗木「………見て」

霧切「…」そっ






まこくん「むにゃあ………」




霧切「……あら」

苗木「気を抜いたらすぐ入って来ちゃうんだよね」

霧切「重くないの?」

苗木「思ったより重くないから困るんだよ…」

◆長時間入られているのは辛いようです

506: 2014/04/05(土) 21:36:11.93 ID:mH+kBAxco
【まいんど】


こすけ「………」ふんっ

松田「こすけ」

◆こすけはどうやら簡単な催眠術が使えるようです

松田「………」

こすけ「………」?

松田「………責任はお前にあるからな?こすけ」

こすけ「………しらん」

◆何かあったのでしょうか?

そにゃー「うー」ゆさゆさ

松田「まぁお前はいい」

ぷちさき「うー」ゆさゆさ

松田「お前もまだいいだろう」

ちびたか「うー」ゆさゆさ

松田「………ギリギリセーフ」

石丸「松田君松田君!」満面の笑み

松田「今すぐ解け速攻解け」

こすけ「しらん」←見てて面白いので放置中

507: 2014/04/05(土) 21:46:27.14 ID:mH+kBAxco
【おままごと】


ぷちひろ「だべ!」ばっ

みにかん「ふゆぅ?」

ゆーと「ふふふっ」

◆今日はぷち達がおままごとをするそうです

石丸「ままごと…?」

七海「ぷち達にもそう言う文化あるんだね、意外かもしれない」

ぷちあき「……ねー?」

みにかん「ふゆぅ!ふゆぅ!」

がんだむ「ほう…」

狛枝「…配役もちゃんと決めてるね」

七海「ほんとどっからそんな知識を…」


◆しばらく話し合いが続き

◆みんな楽しそうにしています

◆いよいよ始まるみたいですよ



がんだむ「…とおぼえ…」←ペット


七海「ペットまで配役振ってるんだ」

石丸「現実味がありすぎるんだが」


がちゃ

ぷちひろ「だべー」←帰宅

みにかん「ふゆぅ、ふゆぅ!」

ぷちひろ「…だべ…」服ぬぎー

はらっ

みにかん「………ふ、ゆぅ…!?」

ゆーと「ままん?」

みにかん「ふゆぅ…ふゆぅ!」←寝かしつけた

ぷちひろ「だべだべ」←酒持って来い酒

みにかん「………ふゆぅ………?」

つ【ぷちあきの写真】

みにかん「ふ・ゆ・ぅ?」

ぷちひろ「だっ、だべ!?」

みにかん「ふゆぅ!ふゆぅ!!」



七海「全然何言ってるか分かんないけどとりあえず修羅場なんだね?」

石丸「なぜそんな場面を選んだのか」

狛枝「でもこの絶望から這い上がって希望を」

七海「狛枝君ちょっと黙ってて」

509: 2014/04/05(土) 21:57:22.91 ID:mH+kBAxco
【はっする】


終里「なぁ、ちび達の中で一番つえーヤツ決めねーか?」

大和田「誰が得すんだ、そんな事してよ」

終里「なんでも一番っていいじゃねーか、なぁちびね!」

ちびね「おー!」

弐大「終里、お前さんの気持ちは分からんでもないがのう」

さくらさん「……む」

豚神「無駄な争いは避けるべき、ではないか?」

十神「何を言う…常に何事もトップに立つのが十神の名を持つものの証。俺の名を語るぷちも当然そうあるべきだろう」

ぷちや「ふっ」

終里「十神はああ言ってんぞ!」

ぷちてる「………てる?」

九頭龍「なら、綱引きでも腕相撲でもやらせりゃいいじゃねーかよ」

みにまる「………む!」

大神「アームレスリングか…それならば穏便に終わるだろうな」

終里「じゃあやろうぜ!」さっ

大和田「テメェがやってどうすんだよ」

さくらさん「」ぐい

終里「っ?!」だんっ

九頭龍「で、負けてんじゃねーか」

終里「ちげーよ!油断したんだ!」

◆さくらさんは体は小さいですが

◆自分の力を強くする特技を持っています

◆生徒達にも負けませんよ

ちびね「おうっ!」ぴょんぴょん

さくらさん「む」くい

ちびね「お!?」とむっ

510: 2014/04/05(土) 22:06:11.86 ID:mH+kBAxco
ぷちまとめ改(主に自分用)


苗木:まこくん→なんかモテるらしい
十神:ぷちや→絵本読むのが好き
桑田:れお→野球にツンデレ
葉隠:ぷちひろ→みらいよち持ち
大和田:もんもん→三輪車乗れる
石丸:ちびたか→竹刀は標準装備
山田:ひふみん→調教済みの賢い豚(ほめてる)
不二咲:ぷちさき→パソコンが得意

霧切:きょーこ→別名ライトニング
腐川:とうこ(しょう)→小説をたまに書く
セレス:たえこ→ウィッグが取れると性格が変わる
朝日奈:あお→プールがとても好き
大神:さくらさん→かいりきが使える
舞園:さや→ワープしてよワープ
江ノ島:こじゅん→うぷぷぷ!
戦刃:こむく→レーションですぐ釣れる

左右田:かずぷち→たまに生贄になる
田中:がんだむ→魔獣(とかずぷち)を呼び出せる
九頭龍:みにひこ→全てに対してツンデレ
弐大:みにまる→よく唸る、マッサージ得意
狛枝:こなぎ→希望がとても好き
豚神:とんとん→他ぷちの声真似が出来る
花村:ぷちてる→料理をするのが好き

ソニア:そにゃー→まかんごを呼び出せる?
終里:ちびね→からだが柔らかいらしい
澪田:いぷち→テンションが一番高い
罪木:みにかん→ちょっと飛べる、よく泣く
西園寺:ひよひよ→踊りが得意、ありたん潰す
小泉:こひる→みんなのまとめ役
辺古山:こぺこ→竹刀を持っている、キラキラ鳴く

斑井:ちびしき→水で増えコーラで巨大化
神代:ゆーと→透明になれるらしい
松田:こすけ→催眠術を使える


なるべく出番が偏らないようにしてますが、頻度が偏ってたり誰かが極端に出ていない時は言ってください

511: 2014/04/05(土) 22:13:19.38 ID:mH+kBAxco
【はっするまっする】


ちびね「むうぅ!!」

十神「なんだ?まだ不満なのか、あんなに散々やられたのに」

終里「オメーほんとひでーやつだな」

大和田「さっきと言ってる事が真逆すぎんぞ」

がんだむ「けっとう?」とてとて

終里「………そうだ!」

◆何かしら思い付いたようです

終里「なぁオメーさ、変なロボット出せるんだろ?」

大神「ああ、前は出していたな」

がんだむ「まじん?」

終里「そいつとぷちねを戦わせてくれよ!」

がんだむ「いけにえ……」きょろきょろ

九頭龍「生贄…ああ、かずぷちか」

大和田「その覚え方もどうなんだ」

ぽむぽむ

ひふみん「ぷひー」ぽむぽむ

終里「なぁ、頼むよがんだむ!」

がんだむ「………だいよう………」がし

ひふみん「ぶひゃ!?」

がんだむ「…!」ぱんっ

ぽむぅ

終里「よし、これで---」



ぶー子「ぶひー」



ちびね「」

がんだむ「」

終里「」

十神「なん…だ、この得体の知れない生き物は……!?」

◆いけにえによって登場するものが違うようです

512: 2014/04/05(土) 22:21:38.65 ID:mH+kBAxco
【はなみ】


学園長「校庭の桜が咲いたので、どうだいみんな?花見でもしないか?」

霧切「あら、もうそんな時期だったのね」

小泉「お花見か…普段武道場で見てるけど、やっぱり外でみる桜は違うわよね」

とんとん「………ふん?」

まこくん「やー?」

戦刃「そうだよ、また外に出るの」

狛枝「と言っても、今回は学園の中で終わっちゃうけどね」

いぷち「うきゃー!」

西園寺「えー?でも左右田おにぃみたいな毛虫がうじゃうじゃいるんじゃないのぉ?」

左右田「オレ毛虫扱い!?」

朝日奈「左右田は毛虫って言うよりお邪魔虫だよね!」

左右田「そう言う事が言いたいんじゃねぇよ!!」

きょーこ「ふふっ」

腐川「……そ、そうだわ、桜の根元には氏体が埋まっているって話を知ってる?」

ぷちさき「ねー!?」

ぷちあき「ねみー…」

弐大「花見しとらんぞ、ぷちあき!寝とる場合か!」

七海「ごめん私もさっき一日かけてゲームクリアしたから寝ていい?」

桑田「どこの係長だよ」

こぺこ「………きら」

◆お花見をする事になりました

513: 2014/04/05(土) 22:27:58.06 ID:mH+kBAxco
【さくらふぶき】


◆みんなで学園の外に出ました

◆敷地こそ出ませんが、室内ではありません


こむく「………かいほう」

さや「そと!そと!」ぴょんぴょん

苗木「心なしかみんな嬉しそうだね」

澪田「普段は危ないから、学園の中から出さないようにしてるっすもんねぇ」

霧切「何かあってからじゃ遅いのよ、彼らも分かっているわ」

学園長「レジャーシートはすでに引いてある!」

ちびね「おおー!?」

ゆーと「むふふっ」

大和田「んでこの飯とかはどこに置くんだ?」

大神「邪魔にならんように置くのだ…端のほうに」

弐大「応、任せておけい」どさどさ

れお「………なー!」とててっ

こなぎ「きぼう!きぼう!」

不二咲「やっぱりみんなでこうやって見る桜は綺麗だよねぇ」

さくらさん「………」

不二咲「………? どうしたのぉ?」

辺古山「なんだか自分が呼ばれているようで恥ずかしいらしいぞ」

さくらさん「………ふん…」

大神「………」

515: 2014/04/05(土) 22:33:46.45 ID:mH+kBAxco
【ぶれい】


◆みんなでお花見

◆桜の下でお食事です


学園長「とは言え大した事のない花見で済まんな、みんな」

江ノ島「ほんとほんと、ジンギスカンないのー?」

松田「花見でジンギスカン!?」

朝日奈「あ、でも最近、焼肉のレンタル屋さんあるよね」

セレス「世の中は広いんですわね」

葉隠「んだなぁ」カシュ

石丸「こら葉隠くん、飲酒ダメ絶対」

ちびたか「むっ!むっ!」竹刀とすとす

斑井「いいんじゃないか?学園長が既に呑んでるぞ」

石丸「学園長は大人じゃないか!」

ひよひよ「ありたん!ありたん!」ざくざく

小泉「あー、もう!地面掘らないの、ひよひよ!」

たえこ「うふふ…」

セレス「あら?たえこ、あなた何して……」

ひゅんっ

たえこ「………うふふ」

セレス「まぁ、ギョーザをまた!?」

江ノ島「あー、ギョーザで我慢すっか……」

松田「まさかのところで妥協したなお前」

こじゅん「うぷぷぷ!」

517: 2014/04/05(土) 22:40:22.19 ID:mH+kBAxco
【おそるおそる】


◆花見開始から30分後

◆レジャーシートの端っこ

腐川「……ぐぎぎ、この感じ苦手だわ…」

罪木「ふゆぅ…分かりますぅ……」

とうこ「ぐぎぎ……」

七海「お、やってる?」のそのそ

罪木「何をですかぁ!?」

こむく「…れいせん」

七海「あのさ、桜の下で一狩り行くの楽しいよ?」きりっ

腐川「折角外まで来てゲームってあんた現代っ子の鏡ね」

七海「褒めないでよ」

腐川「褒めてないわよ」

のっそのっそ

学園長「おやおや君達、真ん中は行かないのかい?」

みにかん「ふ、ゆぅ」

罪木「さっきウノで負けたら秘密暴露なんて言ってましたよぉ…わ、私そんな秘密ありませんしぃ…」

腐川「何よその楽しくなさそうなゲームはっ!?」

とうこ「……はぁぁぁ…!?」ぴきーん

学園長「ん?どうしたんだい、とうこ」

とうこ「ふ、ふふっ!」←貸してほしい

七海「え?ゲーム機?」

とうこ「ふふふふふふふふ」←絵チャットに何か書き始めた

学園長「こ、これは…」

罪木「外に来たのはまさかネタ集めのため!?」

518: 2014/04/05(土) 22:46:13.35 ID:mH+kBAxco
【くびなし】


◆お花見開始から約1時間後


学園長「僕が若い頃はねぇ…聞いてるかい?十神君?」

十神「………聞いている」←邪険にする訳にも行かず困っている

きょーこ「ふぅ…ふぅ…」←謝ってる

朝日奈「学園長、あれ完璧酔ってるよね」

霧切「我が父ながら縁を切りたくなるわ、と言うか切るためにこの学園に来たのだけれど」

こひる「めっ!」

左右田「なんつか、オメーも大変だな」

霧切「………別に」

もんもん「おう!おう!!」きこきこ

大和田「どうだもんもん?オメェの知らねー世界があんだろ?そこを走ってやれ!」

もんもん「オラオラ!」きこきこ

ソニア「平和ですわ…お昼寝でも致しましょうか?」

そにゃー「ですわ!」

さや「ぽか、ぽか」

舞園「花びらの中でお昼寝って、なんだか幻想的です…」

いぷち「うきゃ?」

舞園「………でもなんだか」

ソニア「ええ、寝たら最後、いたずらされそうですわね」

こじゅん「うげ」←ばれた

葉隠「まぁまぁそうかてー事言うなっての」ぽんぽん

ソニア「そちらは桜の木ですわ葉隠さん、酔ってるにしても間違い方がひどいですわよ」

519: 2014/04/05(土) 22:55:41.10 ID:mH+kBAxco
【そめいよしの】


◆お花見開始から約1時間半後

西園寺「うちにもこんなおっきな桜あったなー…今はだいぶ枯れちゃったけど」

みにひこ「………おう?」

西園寺「あんたも見たいの、うちの桜?おっきーんだよ?九頭龍おにぃが余計ちっちゃく見えるくらい」

九頭龍「……テメェ!人の気にしてる事を…!」

こぺこ「ぼっちゃん…」とてて

九頭龍「うっぐ…ひぐっ…」ぽろぽろ

西園寺「………はー?ちょっと身長いじられて泣くとかガキじゃん?」

苗木「ちょっ、九頭龍クン!?」

澪田「お酒苦手って言ってたはずっすけど、冬彦ちゃん…」

ぷちや「」ごきゅごきゅ

大神「もしや、とは思うが」

苗木「無理やり飲まされたのかなぁ」

いぷち「うきゃー…」ぽけー



学園長「あのねぇ、桑田君?」くどくど

れお「………な、なー…」

桑田「学園長、オレこっちっすから!」

葉隠「ん?我、葉隠ぞ?占い師の葉隠ぞ?」ぐびぐび

石丸「こら、君と言うやつは…!」

ひふみん「ぶひー?」

学園長「んぁ、れおか…飲むかい?」

れお「な"」←アルコールの匂いでくらくらしてる

葉隠「あっはははは!れおは酒苦手なんかー!」←笑い上戸

ちびね「うがー…?」くらくら



大神「やったな」

苗木「うん、やったね…」

澪田「冬彦ちゃんは匂いでも酔うって言ってたっすから多分この場の匂いが…」

葉隠「あはははは!オメーも呑むか?あはははは!」

まこくん「やー!」

苗木「だっ、ダメだよまこくん!」

◆お酒はハタチになってから

◆ぷちに成人の概念はないですけどね…

520: 2014/04/05(土) 23:04:10.32 ID:mH+kBAxco
【かんこどり】


◆お花見開始から2時間後


学園長「あー…ダメだぞ響子ぉ…」←倒れた

葉隠「んぁ?学園長よえーなぁ全く…」←酔ってる

ぷちひろ「……だべべ」←ドン引きしてる


小泉「………ぐちゃぐちゃじゃない………」

こすけ「……はぁ」

罪木「日も暮れますからそろそろ終わりにしますかぁ?」

霧切「…そうね。あまり外に出ていたら風邪を引いてしまうわ」

みにひこ「ぺこぉぉぉぉぉ」ぽろぽろ

辺古山「はいみにひこ坊ちゃん、ペコはこちらです」さっ

みにひこ「ぺこぉぉぉぉぉ」とてとて

辺古山「坊ちゃん……!?!」鼻血噴出

田中「古よりの悪しき水が体を蝕んだか…きゃつらの毒を抜くのはきゃつら自身。俺様達は見守る他あるまい」

あお「………わ、わー?」←つまりどういう事か聞いてる

戦刃「そうだね、そろそろ終わりにしよう」

神代「結局最初言ってた話ってなんだったの?」

ぷちあき「………に、にゃー」がくがく

ちびね「うがー」くらくらざくざく

ひよひよ「ありたん!ありたん!」ざくざく

がちんっ

そにゃー「あらあら?」

舞園「地面から何か出て来ましたよ?」

狛枝「あれは…タイムカプセル、かな?」

学園長「むにゃむにゃ……」

山田「ややっ、表面に学園長の名前が見えますが?」

きょーこ「………ふぅ?」

◆お花見の最後にタイムカプセルを開けてみました

521: 2014/04/05(土) 23:15:05.83 ID:mH+kBAxco
【あたらしいあした】


◆桜の根元からタイムカプセルが出て来ました

ぱかっ

大神「おお、開いたか」

桑田「つか、表面に学園長の名前があるってどういう事だよ?」

こじゅん「うぷぷ!うぷぷ!」びしっ

左右田「なんだこれ、中に手紙?」

苗木「読んでみようよ、何か気になるし」

小泉「…そうね、学園長のものだとするなら、ちょっとした罰よね」

◆読んでみましょう

「この手紙を読んでいる頃には、私はもうちゃんとした学園長になっているだろうか?」

「これから私は、希望ヶ峰学園と言う素晴らしい学校の学園長になる」

「その特性上、個性豊かな学生との触れ合いが増えるだろうが、」

「常に私はその学生の心が進む方へ、舵を切ってやれる学園長になりたい」

「超高校級と呼ばれる彼らを、命をかけて守るとここに誓おう」

小泉「これって………!」

◆意外とまともでした

霧切「待って、まだ続きがあるわ」

狛枝「続き?」

こむく「かんさつ…」

「……心残りはひとつだけ」

「我が娘に不憫な思いをさせている事だ」

霧切「………!?」

「風の噂には聞いている、知り合いのつてから情報は伝わっている」

「私自身がやりたい事のせいで、娘には大変迷惑をかけてしまった」

「だからこそ余計に私は立ち止まれない」

「私は、あの子が胸を張れるような立派な指導者になるために」

「あの子といつか対面しても恥ずかしくないような人間になるために」

「この学園に一生を捧げよう」

◆学園長のかつての誓いの文章でした

豚神「立派な指導者、か」

とんとん「ふ…」

狛枝「確かに…普通の学園長では、ボク達をまとめられないのかもね」

いぷち「うきゃ…」



霧切「………葉隠君」

葉隠「ん?」ほけーっ

霧切「………ちょうだい、お酒」

霧切「…今更すぎるのよ、こんなの」

523: 2014/04/05(土) 23:20:26.81 ID:mH+kBAxco
【なみだあめ】


霧切「今更すぎるのよ…こんなの」

苗木「霧切さん…」

きょーこ「……ふぅ」

霧切「………何?」

きょーこ「ふぅ、ふぅ」

◆それでも血が繋がっているんだ

◆きょーこはそう告げました

霧切「………」

こひる「もー…もー?」

霧切「………そう、ね……」ふぁさっ

まこくん「…や、やー!」

◆誰かに思われている事

◆それってきっと悪くないはず

◆みんな霧切さんに言いました

霧切「………そうね……私も、少し考え方が固まり過ぎていたのかしら…」

ぽたっ

◆霧切さんが

◆…泣いていた気がしました

辺古山「………我が生涯に一片の悔いなし………!」←みにひこ抱いてる

◆こちらも泣いていました

戦刃「それじゃあ片付けようか」

江ノ島「そだね。あとあのふたりも…ね?さや」

さや「ぽよ?」

524: 2014/04/05(土) 23:27:31.98 ID:mH+kBAxco
【おひらき】

◆花見は片付けまで

石丸「いいかね?アルミ缶は分けるんだぞ、それをリサイクルに回すのだ!」

ぷちてる「てる?」

ぷちさき「…ね、ねー!」

とんとん「ふん、ふんっ」←仕分け中

罪木「はわわっ、ゴミがすごいですぅ」

田中「その破片の一片も残すな、女。周辺の魔獣が俺と契約を解消するかもしれんからな。気をつけろ…」

桑田「つかさ、毎回イベントのたんびに疲れてんだけど俺ら」

こぺこ「きらきらっ」

不二咲「うん…そうだね、疲れるほど楽しかったんだよ」

大和田「もんもん、そろそろ帰るぞ」

もんもん「おう」きこきこ

ぷちさき「ねー?」←後ろに乗ってる

斑井「もんもんに抱きつくように一緒に座っているのか…器用だな」

苗木「こっちはゴミ全部拾ったよー」

舞園「こちらもです!」

いぷち「うきゃー♩」

れお「なぁぁぁ」くらくらっ

九頭龍「うぉぉおぉぉん」

松田「…帰るぞ、お前ら」

霧切「ところであそこにいるふたりはどうするのかしら?」

さや「きり、きり」ふりふり

霧切「…?」







◆数分後、プール

ひゅんっ
どぽーんどぽーん

学園長「あぶあぶあぶあぶぶぶ…」ごぼごぼ

葉隠「うわっぷ!ぷひゃ、あ、足つっ…」ごぼごぼ

◆オシオキしました


525: 2014/04/05(土) 23:29:00.84 ID:mH+kBAxco
お花見編おわり
やりたかったネタは幾つか仕込めたので自己満です
なお1の住んでる地域のお花見は大体5月が本番なので、今時期のお花見はピンと来ません


短編のネタ受付、と言うかみなさんの力借りたいでちゅ
よろしくでちゅ

552: 2014/04/07(月) 00:58:58.21 ID:OUDnvzdKo
【うたおう】


◆音楽室


さや「ら~ら~♩」

舞園「うふふっ、さやは歌が上手ですね」

さや「うた!うた!」ふりふり

舞園「……そういえばぷちの歌声って聞いた事ないかもしれません」

澪田「ならみんなに歌ってもらえばいいっすよ!」

小泉「あ、それ面白そうじゃない!」

十神「ふん、何が歌だ……」

ぷちや「………ふん」

いぷち「うきゃ!」

舞園「いぷちさんも歌が好きですか?」

いぷち「うきゃーっ!」ヘドバン

小泉「随分激しいわね」

澪田「唯吹のぷちっすからね」

十神「だからってどうなんだこれは」

れお「なー」←マイク片手

さや「れお?」

小泉「お、ちょっと見直したっぽい」

こひる「………」すちゃ

十神「ん、どうした?すました顔でマイクを握って…」

こひる「………」すうぅ

澪田「ん?」

こひる「………ぇぇえええええああああああ!!」

舞園「」!?

いぷち「」

さや「」

◆こひるはマイクを持つと性格が変わるようです

553: 2014/04/07(月) 01:09:01.11 ID:OUDnvzdKo
【ふゆぅ】


罪木「そ、その、希望ヶ峰学園って怖い噂がありすぎますぅ…」

斑井「人体実験の噂か?」

まこくん「……やー?!」

葉隠「あー、流行ってるやつか」

罪木「じ、人体実験っ!?な、なにをするんですかぁ…」

こむく「…かいぼう?」

斑井「そんな生ぬるい話じゃあないだろうな」

罪木「そ、その、なんか…ひ、ひとの体を弄んでいるみたいで怖いと言う、か…」

葉隠「…俺も噂は聞いたべ…実験には本科で落ちこぼれた生徒が使われて、実験に失敗した生徒が校内を」

罪木「やっ、やめてくださぁぁい!」涙目

………

葉隠「………ん?」

こむく「ざつおん…」

罪木「え?な、なんですk」

………がさっ

罪木「……!?」

まこくん「や!?や!?」キョロキョロ

斑井「音が近い……!」

がさがさっ!

がさがさがさがさ…!

ばっ



みにかん「」

罪木「」



葉隠「あ、みにかん」

まこくん「………やー?」


みにかん「ふゆぅぅぅぅぅぅ!?」

罪木「ふゆぅぅぅぅぅぅ!?!」

どんがらがっしゃぁぁぁぁんっ☆



ちびね「お、おお…?」

葉隠「ビビりすぎじゃねーかオメーら」

こむく「きょうい」

斑井「互いに互いを怪物と思ってちゃ世話ないな」

560: 2014/04/08(火) 01:48:35.40 ID:Hx2NU1fRo
【はるだから】


西園寺「あー、もういや…部屋連れてってとんとん…」うとうと

とんとん「………はぁ」←さすがに無理

桑田「日差しもあったけーし、眠くなるよなぁ…」うとうと

そにゃー「ですわぁ…」ふわぁ

七海「私もうだめ、おやす、み…」くらーっ

とうこ「………ふ」

◆七海さんはいつも寝てます

ぽふ

七海「くー…」ぽふぽふ

そにゃー「…?」

西園寺「ん、なにそれ…」

けだま「」

そにゃー「!?」ぞわわっ

桑田「…は?け、毛玉!?」


<ダベー


七海「Zzzzz…」すやぁ

桑田「あ?今なんか声…」

とんとん「……ふん!ふん!」←掻き分けた

ぷちひろ「だべ……」涙目

西園寺「……ぷちひろが毛玉の中に?」

◆そこで思わぬ事実発覚

桑田「ちげぇ、これこいつの髪だ……」

とうこ「ふ…ふふ?」

ぷちひろ「だべ……」涙目

◆どうやら突然髪の毛がふわふわになっちゃったそうです

◆果たして原因は何なのでしょうか?

桑田「まぁいいや、これ枕になりそうだし」よいしょ

とんとん「ふっ……」

ぷちひろ「だべべ!?」

◆まずお昼寝が先みたいです

561: 2014/04/08(火) 01:56:33.08 ID:Hx2NU1fRo
【れーす】


もんもん「おう」

れお「………なっ!」

◆ある日のぷち達です

◆なんでも一番早いぷちを決めるとか…?

ちびね「おうおう」

ちびしき「………」すたすた

みにまる「むぅ?」

◆体自慢がたくさん集まって来ました

さくらさん「………ふ」

あお「わーっ!」ふりふり

こぺこ「きら!」

◆勝負は短距離走です

◆誰が勝つのでしょうか

ぷちさき「ねー………ねー!」ぶんっ

ぎゅんっ

ちびね「めしぃぃぃぃぃぃ」しゅたたた

九頭龍「ちょテメェ!オレのおにぎりをおぉぉぉぉぉぉぉぉ」だっ

こぺこ「ぼっちゃあああんっ!」

◆はやくも脱落

さや「………?」すたすた

れお「さなぁぁああああぁぁぁ」

◆そして脱落

◆その後もこうしてみんな、脱落を繰り返しました


左右田「………なんだこれ!?」

とてとて

ちびしき「………」とてとて

左右田「あ、オメー残ってたのね?」

566: 2014/04/08(火) 09:59:24.17 ID:Hx2NU1fRo
オハヨウゴザイマセン(筋肉痛)


一発オチ
オードリー春日「トゥース!」

弐大「超高校級のアメフト選手…じゃと!?」

日向(本編の俺の立場が)

567: 2014/04/08(火) 10:18:45.15 ID:Hx2NU1fRo
【はかって】


豚神「ぷち達の身長を測って見ないか?」

田中「あやつらの身長か…」

朝日奈「また唐突だね…どうしたの?」

豚神「個体の体重差がこれだけあるのに身長差がほぼないのが気になるんだ」

みにひこ「………!!」殺気

朝日奈「あ、みにひこ!」

田中「我が魔力の残像を辿ってここまで来たか…さすが魔界の住人」

みにひこ「ゴルァ!ゴルァ!」

朝日奈「なんか怒ってる?」ひょい

みにひこ「ゴルァー!」じたじた

豚神「罪木から測定機は借りている、それを使ってくれ」

朝日奈「はい、みにひこ!測るから暴れないでねー」ぽて

みにひこ「」どぎゅぅん

◆脱兎のごとく駆け抜けました

朝日奈「…み、みにひこ!動かないでって言ったじゃん!!」ぷんすか

豚神「測られたくないのか?」

田中「随分と己の身長を気にしているようだな」

みにひこ「ゴルァー!!」だっしゅ

568: 2014/04/08(火) 10:31:13.21 ID:Hx2NU1fRo
【はかってはかって】


朝日奈「結局みにひこには逃げられちゃった……」しょぼぼーん

田中「奴はぷちの中ではまだ脆弱な素体しか持たぬ存在…くくく…」邪気眼ッ

ひよひよ「…ぴ…」

ぷちさき「ねー…」

ゆーと「んふふ…!?」

◆明日は我が身です

豚神「そうか…個体差がもっとはっきりと分かれば、今後のぷち研究が捗るかと思ったんだがな」

朝日奈「って言うかあんたらの大きさで身長とか気にするもんなの?」

ひよひよ「! ぶーっ!!」ぽかぽか

田中「…怒りに身を任せて拳を振り上げるほどには気にかけているようだ」

ぷちさき「ねー…」うるうる

苗木「…みんなどうしたの?」

まこくん「やー?」←抱っこされてる

朝日奈「あ、苗木っす!」

豚神「ぷち達の身長を測ろうと思っ」

苗木「やめようよ」

ひよひよ「……ぴ」

苗木「やめようよ」

まこくん「………やー」

田中「………その、苗木よ、お前の身長は測」

苗木「やめようよ!」

◆思い出したくない事を思い出したそうです

569: 2014/04/08(火) 10:49:30.49 ID:Hx2NU1fRo
【ぴたごら】


左右田「いいか?このスイッチを押すと」ぽち

◆銀色のボールが真っ直ぐレールを走って行きます

◆すると今度は高い壁から右へ左へ、レールを伝って落ちて行き

◆一番下には天秤があって、その皿の上にボールが到着します

ぷちあき「……!」ぱぁぁ

左右田「天秤は支柱しか設定してねーから、回転するようになってんだ」

大神「ほう、面白いものを作っているのだな」すたすた

◆天秤が半周回転すると、ちょうどボールに当たるように棒と台があります

◆ボールは棒に当たって台に転がり落ちました

◆台にも高さがあり、ボールが転がっていくと

◆その先には少し大きいゴルフボールがあります

◆さらにその先にはゴムボールが…

左右田「ほら、どんどんボールがでかくなるぞ」

花村「ボールがでかく(意味深)」

ぷちや「………」興味津々

ぷちあき「ねー、ねー!」

左右田「だろォ?」

◆みんなこんな装置は初めて見ました

山田「しかしこう、文章だとどうも地味ですなぁ」

左右田「文章?オメー何言ってんだ?」

ぷちあき「ねー!」ぶんぶん

大神「そうだな…お主も作るか?」

ぷちや「ふんっ!」←強がってる

山田「い、いや、文章だと伝わらないんじゃあ…」

左右田「だから文章って何だよ!?」

◆メタファーです

572: 2014/04/08(火) 22:23:40.28 ID:Hx2NU1fRo
ミナゴロスイッチ安価スレ立てろと言う助言ですか?

573: 2014/04/08(火) 22:26:48.26 ID:Hx2NU1fRo
なんかとてもあれすぎる事を書いてしまったのだった
すいませんの世界です

再開するかもしれないししないかもしれない

575: 2014/04/08(火) 22:49:32.53 ID:Hx2NU1fRo
【してんのう】

◆ぷち達が来て2週間ほど経ちました


チャンP「ちゅー」

田中「ふふ、どうやら調子がいいようだな」

◆田中クンと破壊神暗黒四天王のチャンPです

◆今日もチャンPは元気ですね

たたーっ

十神「!」ききっ

チャンP「ちゅ!」

十神「おい、危ないぞ…そんなもんを廊下に走らせるな」

田中「我が破壊神暗黒四天王を舐めるな、十神!貴様も消し炭にされたいのか!?」くわっ

十神「ちっ…!」

とてとて

がんだむ「………む」とてとて

田中「おお、がんだむか」

がんだむ「………まじゅう?」

田中「うむ、いかにもこの破壊神暗黒四天王は魔獣に違いあるまい」

十神「何が魔獣だ、ただのハムスターだろうに」

がんだむ「………」←無言で魔獣召喚のスタンバイ

十神「…わ、分かった魔獣だ魔獣でいい」

◆がんだむと十神クンの間に何があったのでしょうか

田中「どうだ十神、我が四天王をその手に収めては」

マガG「ちゅ?」

がんだむ「………」すてんばーい

十神「……ああ、分かった……手のひらに乗せろ」

マガG「あぶ」←十神の指がぶっ

十神「………」いらっ

576: 2014/04/08(火) 22:58:40.33 ID:Hx2NU1fRo
切れ味が悪くなってきたので一回安価スレ立てます宣言
すいませんの世界です

585: 2014/04/14(月) 14:30:41.90 ID:f+E9UjEyo
【はるですから】


学園長「最近ぷち達がとても活発になっているね」

狛枝「春であると言う事が一番の原因として考えられると思います、学園長」

いぷち「うきゃっ!うきゃっ!」ぴょんぴょん

苗木「いぷちさんがずっとああしてジャンプしてるよ…」

狛枝「春だし仕方ないよ」

ぷちあき「すやぁ……」

けだま<ダベーダベー!

罪木「ぷ、ぷちあきさぁん!その毛玉なんですかぁ…?」がくぶる

狛枝「あれ?ぷちひろクンだよ」

罪木「助けてあげてくださぁい!?」

こぺこ「ぼっちゃん!ぼっちゃん!」とてとて

九頭龍「いつまでついて来やがる!?」

狛枝「春だから、かなぁ」

もんもん「きょーだい!」がしっ

ちびたか「きょーだいっ!」がしっ

狛枝「…うん、春だね」

江ノ島「いや、今の春関係なくね?」

れお「なぁぁぁあぁぁぁ!!」だっしゅ

朝日奈「なんで追いかけてくるのぉおおお!?」ダッシュ

狛枝「れおクンは春になると発情期に入るのかな」

江ノ島「なんでそんな冷静に見てられるんだよ」

586: 2014/04/14(月) 14:36:32.83 ID:f+E9UjEyo
【らーぶらーぶ】


◆春の日差しはぷち達の心にも変化を与えるみたいです


こじゅん「………うー??」きょととと

こすけ「………」

こじゅん「うー…うー……」とてとて

松田「またやってるのか」

斑井「またやってる?」

松田「こすけだ…最近、数日に1回はあれをやってるんでな」

斑井「そうだったのか…頻繁だな」

ちびしき「………」じとー

松田「………ところで斑井?」

斑井「どうした」

ちびしき「………」じとー

十神「………」コーヒーずずっ

豚神「………」本ぺらぺら

ちびしき「………」じとー

松田「あいつなんでコーヒーを眺めてるんだ」

斑井「コーヒーに興味があるらしい」

松田「だが…確かちびしきは、水で増えてコーラで巨大化するんだろ?コーヒーで何かあったら…」

斑井「それはもう試した。大丈夫だ」

松田「何をもって大丈夫だと…コーヒーを飲むとどうなるんだ?」


ぴょーい

ちびしき「………」コーヒーずずっ

十神「おい、このちび!」

ちびしき「………」ぽけー

十神「………?」

豚神「心ここにあらず、と言う顔をしているぞ」


斑井「コーヒーのあまりの苦さにしばらくぼーっとしてしまう」

松田「そんなもん飲ませるな斑井!管理をしろ!!」

587: 2014/04/14(月) 14:42:57.61 ID:f+E9UjEyo
【はえかわり】


◆学園旧校舎の方向


<ぎにゃああああああ


日向「?!」

かずぷち「けけ…けけけ…」ぽろぽろ

日向「お、お前確か、左右田の…ど、どうしたんだ!?」

かずぷち「ぎにゃー…」ぽろぽろ

◆なんと、かずぷちの髪の毛が真っ黒になってしまっていました!

かずぷち「ぎにゃー…」ぽろぽろ

日向「普段はあんなに明るい色だってのに…誰かにやられたのか?」

かずぷち「」ふるふる

日向「違う、のか?じゃあ一体どうして…」

かずぷち「………」すっ

日向「これは……」

◆ばっさり抜けたかずぷちの髪の毛です

日向「」フリーズ

かずぷち「けけ、けけけ、けけけ」ぶんぶん

日向「………」フリーズ

かずぷち「けけ!けけ!」ぶんぶん

日向「………この色にして欲しい、のか?」

かずぷち「けけっ!」こくこく

日向「………」

◆きっと左右田に言った方が早い

◆そう思いましたが、日向クンは黙って頷きました

日向「………はぁ、仕方ないか………」

◆かずぷちもカッコつけたいお年頃ですもんね







日向「あれ?」

かずぷち「」←真っ赤になった

588: 2014/04/14(月) 14:49:42.31 ID:f+E9UjEyo
【ですとろい】


しょう「うひゃひゃひゃひゃ!」

ぷちや「………!」ダッシュ

とんとん「ふぅ……!?」ころころころ


不二咲「とうこさん、4月になってからあの雰囲気が多くなったねぇ」

終里「ん?あぁー、元気が有り余ってんじゃねーか?やらせときゃいいだろ」

不二咲「う、うーん……」


しょう「きゃっきゃっ!」

ぷちや「………」ぐったり

とんとん「ふ、ふぅ…」そろぉーっ

しょう「」ぎろ

とんとん「」びくっ

しょう「うひゃひゃひゃひゃ!」だだだだ

とんとん「………!!」ころころころ

しょう「」がしっ

とんとん「む……!」

しょう「うひゃひゃ!うひゃひゃ!」しゃきしゃきっ

とんとん「!!?」

しょう「むっはー!」ずるずる

とんとん「ぬわあぁぁぁぁぁ」ずるずる


終里「あれ何やってんだ?」

不二咲「ぷちや君ととんとん君をふたり並べてずっと見てたいんだって」

終里「は?見てるだけかよ?」

不二咲「うん」

終里「確かとうこってあのふたりにいっつもつきまとってんだよな、しょうも」

不二咲「うん」

終里「………見てるだけなのかよ?」

不二咲「うん」

◆恋の形って複雑で分からない

589: 2014/04/14(月) 14:57:40.10 ID:f+E9UjEyo
【はるなので】



ひふみん「」


葉隠「うおっ!?なんだありゃ!」


セレス「飛べない豚はただの豚ですわね」

西園寺「全くだよね、飛んだってゲロブタなのにさぁ」

十神「食事をしてすぐ横になるからあのような体型になるんだ、愚民が」

葉隠「いやあのそれ以前に色々と言うべき事があんじゃねーのかオメーら…」

ひふみん「」

みにかん「…ふ、ふゆぅ?」つんつん

ひふみん「」

西園寺「ほんとにぜんっぜん動かないね」

こなぎ「………」とててーっ

葉隠「ん?こなぎじゃねーか、どうしたんだべ」

セレス「何か持ってますわよ?」

こなぎ「………」ぽんぽん

ひふみん「」

こなぎ「………きぼう………」ぱさっ

葉隠「おいこなぎ、気持ちは分かるけど顔に白い布かけたらマズイって!」

西園寺「それ以前にどっからそんな知識を!」

◆不謹慎です

こなぎ「………き、ぼう、」折りたたみ

葉隠「ちっちゃい三角作ってもだめ!」

590: 2014/04/14(月) 15:22:13.83 ID:f+E9UjEyo
【はんしょく】


大和田「うし、今日もかったりぃけど授業でてやって、終わってから"疾走"るか」

もんもん「………」

大和田「あ?もんもん?どうし…」

もんもん「」どさ

大和田「……お、おい、もんもん…もんもん!」

もんもん「………お…おう……」はあはあ

大和田「おいもんもん!?誰かにやられたのか」

もんもん「お、………う………」

大和田「うそだろおい…頼む、目を開けてくれ!」

もんもん「………」ぱたっ

もんもん「」

大和田「も………もんもん………!!」ぐすっ





もんもん「」リーゼントぱかっ

大和田「」

もんもん「」中からちっちゃいもんもんぞろぞろーっ

大和田「」

ちっちゃいもんもん「おうおう!おうおう!」ぞろーっ

大和田「」









大和田「っつー夢見た」

田中「悪魔にでも取り憑かれているのではないか、貴様」

591: 2014/04/14(月) 15:30:05.00 ID:f+E9UjEyo
【へいわ】


苗木「結局ぷちってどこから来たんですか、学園長?」

学園長「分からないねぇ」はっはっは

霧切「私も今調べているけど、やっぱりわからないわ」

辺古山「分からなくてもいいではないか、ここにぷちがいて生きている、それだけで」

苗木「………うーん……」

◆不思議な不思議ないきもの

◆動物図鑑には載ってない

◆それがぷち生徒です

九頭龍「こいつらが見つかってからいろいろと大変だけどな」

こぺこ「ぼっちゃああああんっ」抱きつき

辺古山「」鼻血ぶはっ

七海「でもほんとどこから来たんだろうね?」

学園長「私は何も知らないよう?人類希望化計画の一環だとか、君達の体細胞から生まれたクローンだとか、そんな事は絶対にないからね?」

霧切「その、ついぽろっと言っちゃった事が事実だったみたいなパターンで重い設定出すのやめなさい」

苗木「あはは!でも、確かにぷちが見つかってから…みんな変わったよね」

狛枝「当然いい方向にね?」

舞園「みんな穏やかになったと言うか…なんと言うか、優しくなりました」

苗木「うん…」

◆うららかな日差しの中、みんなは桜を眺めています

◆希望ヶ峰学園は本日も平wズドオオオオオオンッ


そにゃー「まかんご!!」ぱぁぁぁ

左右田「いやあれのどこがマカンゴだよ!?」

狛枝「あはは、すごいや!隕石だ!」

苗木「そにゃーさん、隕石操る能力あるの!?怖いよ!?」

◆希望ヶ峰学園は…本日も平和です、多分

592: 2014/04/14(月) 15:31:29.37 ID:f+E9UjEyo
これにて一旦ぷち達のおはなしは終了です

いろいろ学ぶ事ができたいい機会でした
そしてここまでまったりとしたおはなしを書いたのも初めてでした
本当にありがとうございます
オーディエンスの皆様のレスのおかげで最後まで行けました
また機会があればぷち達のおはなしを紡ぎたいと思います

593: 2014/04/14(月) 15:40:05.58 ID:ZiyWj8AN0
乙っす
不思議な不思議な生き物動物図鑑には載ってないって
元ネタはポケモンか?

594: 2014/04/14(月) 16:02:31.08 ID:Wn5Lsj7No
乙!機会があればまた見たい

599: 2014/04/14(月) 21:34:53.20 ID:tjSs85sAO
乙でした
だから日向のぷちはいなかったのか……怖いなあ

引用: 苗木「ぷちろんぱ」