1: 2009/05/15(金) 13:40:28.59 ID:4K9dXctU0
~部室にて~
キョン「Zzzz…」
ハルヒ「……」
長門「……」ペラ
ハルヒ「ねぇ有希」
長門「なに?」
ハルヒ「あたしたち友達よね?」
長門「そう認識している」
ハルヒ「それじゃあさ、なんか悩み事とかない?」
長門「何故?」
ハルヒ「何故って、特に理由は無いけど」
長門「そう」
キョン「Zzzz…」
ハルヒ「……」
長門「……」ペラ
ハルヒ「ねぇ有希」
長門「なに?」
ハルヒ「あたしたち友達よね?」
長門「そう認識している」
ハルヒ「それじゃあさ、なんか悩み事とかない?」
長門「何故?」
ハルヒ「何故って、特に理由は無いけど」
長門「そう」
3: 2009/05/15(金) 13:42:30.81 ID:4K9dXctU0
ハルヒ「ほら、あたしたちってあんまりプライベートな話しないじゃない?」
長門「?」
ハルヒ「あたしこんな性格だからあんまり同性の友達いないの」
長門「朝比奈みくるがいる」
ハルヒ「みくるちゃんってなんだかんだで年上だし、有希が一番一緒にいる同い年の友達なのよ」
長門「そう」
長門「?」
ハルヒ「あたしこんな性格だからあんまり同性の友達いないの」
長門「朝比奈みくるがいる」
ハルヒ「みくるちゃんってなんだかんだで年上だし、有希が一番一緒にいる同い年の友達なのよ」
長門「そう」
4: 2009/05/15(金) 13:43:59.18 ID:4K9dXctU0
ハルヒ「だから、その、もっと仲良くなりたいなぁ、って」
長門「つまり『普通』の交友関係を望むと?」
ハルヒ「うっ、団長としてあんまり『普通』を強調されると耳が痛いわね」
長門「他意はない」
長門「つまり『普通』の交友関係を望むと?」
ハルヒ「うっ、団長としてあんまり『普通』を強調されると耳が痛いわね」
長門「他意はない」
6: 2009/05/15(金) 13:46:26.66 ID:4K9dXctU0
ハルヒ「わかってるわよ。そうね、普通に友達と付き合いたいと思ってる」
長門「……」グゥ~
ハルヒ「一緒に買い物に行ったり、恋愛の話したり」
長門(お腹がへった)
ハルヒ「そうだ!有希って好きな人いたりするの?」
長門「好きな人?」
ハルヒ「そう!好きな人!」
長門「それは異性という意味?」
ハルヒ「当たり前じゃない」
長門「……」グゥ~
ハルヒ「一緒に買い物に行ったり、恋愛の話したり」
長門(お腹がへった)
ハルヒ「そうだ!有希って好きな人いたりするの?」
長門「好きな人?」
ハルヒ「そう!好きな人!」
長門「それは異性という意味?」
ハルヒ「当たり前じゃない」
7: 2009/05/15(金) 13:48:07.42 ID:4K9dXctU0
長門「自分から答えないとフェアではない」
ハルヒ「え?」
長門「こういった質問の場合、自分から答えずに相手にのみ回答を求めるのはフェアではない、と本に書いてあった」
ハルヒ「え?」
長門「先に言うべき」
ハルヒ「あたしが?」カァァ
長門「……」コク
ハルヒ「え?」
長門「こういった質問の場合、自分から答えずに相手にのみ回答を求めるのはフェアではない、と本に書いてあった」
ハルヒ「え?」
長門「先に言うべき」
ハルヒ「あたしが?」カァァ
長門「……」コク
8: 2009/05/15(金) 13:50:00.90 ID:4K9dXctU0
ハルヒ「あ、あ、あ、あたしは、その」チラ
キョン「Zzzz…」
長門「?」
ハルヒ「あたしは、今はいないわ!……多分」
長門「そう、わたしは彼が気になる」
ハルヒ「彼?」
長門「そう」チラ
キョン「Zzzz…」
キョン「Zzzz…」
長門「?」
ハルヒ「あたしは、今はいないわ!……多分」
長門「そう、わたしは彼が気になる」
ハルヒ「彼?」
長門「そう」チラ
キョン「Zzzz…」
10: 2009/05/15(金) 13:52:12.32 ID:4K9dXctU0
ハルヒ「え?あれ?」
長門「そう」
ハルヒ「ほんとに?」
長門「友達に嘘はつかない」
ハルヒ「うっ」
長門「なにか問題が?」
ハルヒ「あ、あれはダメよ!止めときなさい」
長門「そう」
ハルヒ「ほんとに?」
長門「友達に嘘はつかない」
ハルヒ「うっ」
長門「なにか問題が?」
ハルヒ「あ、あれはダメよ!止めときなさい」
11: 2009/05/15(金) 13:55:36.35 ID:4K9dXctU0
長門「何故?」
ハルヒ「だって、その、見た目だってよくないし、冴えないし、馬鹿だし、有希には釣り合わないわ」
長門「それを決めるのはわたし」
ハルヒ「そうだけど……」
長門「……」
ハルヒ「でも、あいつは……その」
ハルヒ「だって、その、見た目だってよくないし、冴えないし、馬鹿だし、有希には釣り合わないわ」
長門「それを決めるのはわたし」
ハルヒ「そうだけど……」
長門「……」
ハルヒ「でも、あいつは……その」
12: 2009/05/15(金) 13:57:40.09 ID:4K9dXctU0
長門「嘘」
ハルヒ「え?」
長門「さっきまでの発言は嘘だと言った」
ハルヒ「だってさっき友達に嘘言わないって」
長門「それも含めて嘘」
ハルヒ「え?」
長門「さっきまでの発言は嘘だと言った」
ハルヒ「だってさっき友達に嘘言わないって」
長門「それも含めて嘘」
13: 2009/05/15(金) 13:59:25.72 ID:4K9dXctU0
ハルヒ「ほんとに?」
長門「今度は本当」
ハルヒ「ほんとにほんと?」
長門「くどい。友達の思い人を取ったりしない」
ハルヒ「だ、誰があいつのことなんか」カァァ
長門「なら貰う」
ハルヒ「それはダメ!」
長門「……」
長門「今度は本当」
ハルヒ「ほんとにほんと?」
長門「くどい。友達の思い人を取ったりしない」
ハルヒ「だ、誰があいつのことなんか」カァァ
長門「なら貰う」
ハルヒ「それはダメ!」
長門「……」
14: 2009/05/15(金) 14:01:34.15 ID:4K9dXctU0
ハルヒ「……」
長門「……」
ハルヒ「な、なによぉ」
長門「別に。……ただ」
ハルヒ「ただ?」
長門「人をからかうのはなかなか楽しい」
ハルヒ「なっ!」
長門「……」
ハルヒ「な、なによぉ」
長門「別に。……ただ」
ハルヒ「ただ?」
長門「人をからかうのはなかなか楽しい」
ハルヒ「なっ!」
17: 2009/05/15(金) 14:03:46.07 ID:4K9dXctU0
長門「友達なら冗談の一つや二つは言うもの」
ハルヒ「そうだけど」
長門「あなたは私に普通の友達を求めた」
ハルヒ「うん」
長門「だからそれに答えられようにしてみた。何か違った?」
ハルヒ「……あたしも普通の友達ってよく分からないけど、多分あってると思う」
長門「そう」
ハルヒ「そうだけど」
長門「あなたは私に普通の友達を求めた」
ハルヒ「うん」
長門「だからそれに答えられようにしてみた。何か違った?」
ハルヒ「……あたしも普通の友達ってよく分からないけど、多分あってると思う」
長門「そう」
19: 2009/05/15(金) 14:06:38.79 ID:4K9dXctU0
皆さんありがとうございます
>>16いえいえ、ただいまVIPデビュー戦中です。
短いけど一応完結してるんでご付き合いください。。。
>>16いえいえ、ただいまVIPデビュー戦中です。
短いけど一応完結してるんでご付き合いください。。。
20: 2009/05/15(金) 14:07:20.56 ID:4K9dXctU0
ハルヒ「ここじゃ言えないけど、今度有希にはあたしの好きな人教えるはね」
長門「わかった」
ハルヒ「それじゃあこの話はこれでお終いね」
長門「……」コク
ハルヒ「有希はあたしに何かないの?」
長門「なにかとは?」
ハルヒ「質問よ」
長門「わかった」
ハルヒ「それじゃあこの話はこれでお終いね」
長門「……」コク
ハルヒ「有希はあたしに何かないの?」
長門「なにかとは?」
ハルヒ「質問よ」
22: 2009/05/15(金) 14:09:56.04 ID:4K9dXctU0
長門「質問……。趣味は?」
ハルヒ「不思議なこt」
長門「それはもういい」
ハルヒ「えぇ~。他には、料理とかかな?こう見えて結構お母さんと一緒に作ったりしてるから上手なのよ」
長門(案外普通。しかし)
ハルヒ「似合わないかな?」
長門「興味がある」
ハルヒ「不思議なこt」
長門「それはもういい」
ハルヒ「えぇ~。他には、料理とかかな?こう見えて結構お母さんと一緒に作ったりしてるから上手なのよ」
長門(案外普通。しかし)
ハルヒ「似合わないかな?」
長門「興味がある」
23: 2009/05/15(金) 14:11:54.99 ID:4K9dXctU0
ハルヒ「そ、そう。有希は一人暮らしなのよね。自分で作ったりしてるんでしょ?」
長門「……」フルフル
ハルヒ「もしかしてコンビニ中心?」
長門「……」コク
ハルヒ「有希らしいと言えばそれまでだけど、それじゃ全然ダメじゃない」
長門「?」
長門「……」フルフル
ハルヒ「もしかしてコンビニ中心?」
長門「……」コク
ハルヒ「有希らしいと言えばそれまでだけど、それじゃ全然ダメじゃない」
長門「?」
24: 2009/05/15(金) 14:14:43.21 ID:4K9dXctU0
ハルヒ「いい。女の子は料理くらい出来ないと後々大変よ?」
長門「今日のあなたは少し変」
ハルヒ「そ、そうかしら」
長門「いつもなら『女の子らしい』などということを一々強調しない。それは朝比奈みくるの役割」
ハルヒ「そうかもね。でもなんだか有希とはなんていうの?腹を割って話したいというか、そんな感じなのよ」
長門「それは私が友達だから?」
ハルヒ「そう。それに有希って口堅そうだし」
長門「望むなら他言はしない」
長門「今日のあなたは少し変」
ハルヒ「そ、そうかしら」
長門「いつもなら『女の子らしい』などということを一々強調しない。それは朝比奈みくるの役割」
ハルヒ「そうかもね。でもなんだか有希とはなんていうの?腹を割って話したいというか、そんな感じなのよ」
長門「それは私が友達だから?」
ハルヒ「そう。それに有希って口堅そうだし」
長門「望むなら他言はしない」
25: 2009/05/15(金) 14:16:48.82 ID:4K9dXctU0
ハルヒ「頼むわよ。SOS団の団長がこんなだったら他のみんなに示しがつかないわ」
長門「……」コク
ハルヒ「でも、有希さっき嘘ついたしなぁ~」
長門「しつこい。それよりもさっきの話」
ハルヒ「さっき?あぁ料理の話ね」
長門「なにが得意?」
ハルヒ「ありきたりだけどカレーね」
長門「!!!」
長門「……」コク
ハルヒ「でも、有希さっき嘘ついたしなぁ~」
長門「しつこい。それよりもさっきの話」
ハルヒ「さっき?あぁ料理の話ね」
長門「なにが得意?」
ハルヒ「ありきたりだけどカレーね」
長門「!!!」
26: 2009/05/15(金) 14:19:10.10 ID:4K9dXctU0
ハルヒ「市販のルーを何種類か混ぜると美味しいのよ。あたしの場合、味の決め手はコンビーフね」
長門「……」ゴク
ハルヒ「後は、大量の玉葱と人参にカボチャ。お肉は豚バラと手羽先」
長門「……」グゥ~
ハルヒ「後は香り付けに月桂樹の葉も必要ね。それとた~か~の~つ~め~、って知ってる?」
長門「知らない。興味がない」ググゥ~
長門「……」ゴク
ハルヒ「後は、大量の玉葱と人参にカボチャ。お肉は豚バラと手羽先」
長門「……」グゥ~
ハルヒ「後は香り付けに月桂樹の葉も必要ね。それとた~か~の~つ~め~、って知ってる?」
長門「知らない。興味がない」ググゥ~
28: 2009/05/15(金) 14:21:32.24 ID:4K9dXctU0
ハルヒ「な、なんか今日の有希はアグレッシブね」
長門「あなたが望んだ結果こうなった」
ハルヒ「まぁ、悪い気はしないわ」
長門「そう」グググゥ~
ハルヒ「お腹空いてるの?」
長門「あなたの話を聞いたら俄然空いてきた。カレーはとても好き」
ハルヒ「そっか……。ねぇ、今日あたしん家両親が出かけてて夜一人なのよ」
長門「それで?」
長門「あなたが望んだ結果こうなった」
ハルヒ「まぁ、悪い気はしないわ」
長門「そう」グググゥ~
ハルヒ「お腹空いてるの?」
長門「あなたの話を聞いたら俄然空いてきた。カレーはとても好き」
ハルヒ「そっか……。ねぇ、今日あたしん家両親が出かけてて夜一人なのよ」
長門「それで?」
32: 2009/05/15(金) 14:24:32.10 ID:4K9dXctU0
ハルヒ「せっかくの機会だし有希の家に泊まりに行っていい?」
長門「さっきのレシピ通りにカレーを作るなら許可する」
ハルヒ「じゃあ決まりね♪あたし家に着替えとか取りに行ってくるわね。で、ついでに買い物して行くわ」ガタ
長門「私もついて行く」ガタ
ハルヒ「今日は夜通し遊ぶわよ!」
長門「構わない」
バタンッ
キョン「ふぁぁ~……、あれ、誰もいない」
Fin
長門「さっきのレシピ通りにカレーを作るなら許可する」
ハルヒ「じゃあ決まりね♪あたし家に着替えとか取りに行ってくるわね。で、ついでに買い物して行くわ」ガタ
長門「私もついて行く」ガタ
ハルヒ「今日は夜通し遊ぶわよ!」
長門「構わない」
バタンッ
キョン「ふぁぁ~……、あれ、誰もいない」
Fin
33: 2009/05/15(金) 14:25:12.23 ID:lFRaHHah0
おわったwww
乙
乙
39: 2009/05/15(金) 14:29:41.34 ID:4K9dXctU0
>>1です
なんとなくの思い付きで作りました
今度作るときはせめてこの倍は作るように頑張ります
どうもでしたm(__)m
あとなんか直した方がいいところあったら教えてください
今後の参考にします
【涼宮ハルヒの憂鬱】ハルヒと長門【その2】
なんとなくの思い付きで作りました
今度作るときはせめてこの倍は作るように頑張ります
どうもでしたm(__)m
あとなんか直した方がいいところあったら教えてください
今後の参考にします
【涼宮ハルヒの憂鬱】ハルヒと長門【その2】
引用: ハルヒと長門
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