1: 2017/05/27(土) 07:19:20.629 ID:XMroVTFu0.net
アガサ「株相場変動予測装置が役立っての、ちょいと懐が潤っとるからみんなにごちそうするぞい。」

コナン「マジか!持つべきものは財力しかない老人だな!」

光彦「ありがとうございます。流石博士太っ腹ですね!あ、それは元からか!」

歩美「ありがとう!贅肉は贅沢病とはよく言ったものね!」

元太「うな!うなうな!うなじゅ~!!」

アガサ「ほっほっほっ喜んでもらえて光栄じゃぞい」
第11話「ピアノソナタ「月光」殺人事件」

10: 2017/05/27(土) 07:27:32.499 ID:XMroVTFu0.net
アガサ「この店のウナギは絶品でのい、まぁ口で説明するより食べた方が早いわい。」

光彦「いや~もう見るからに美味しそうですよ」

歩美「あたしこんな分厚いウナギの蒲焼きみたことなーい」

元太「うなっ!うなっ!」

光彦「元太君、涎垂らさないで下さいよ。行儀悪いですよ。」

アガサ「まぁ無理もないわい。さあ冷めないうちにいただこうかの。」

コナン「ほんじゃ早速。く~こりゃ美味い!」

灰原「ほんと、濃厚というか豊満というか、」

元太「うな!うな!ガツガツ…っ!!」

アガサ「ほっほっほっどんどん食べなさい。なんならお変わりも良いぞい。」

元太「……ちがう。。」

アガサ「ん?どうしたんじゃ?元太くん」

元太「これはうな重じゃない!うな丼だ!」

コナン「ほんとだ!博士騙しやがったな!」

あゆみ「はかせさいてー」

光彦「見損ないましたよ」

灰原「こんなことだろうと思ったわよ」

12: 2017/05/27(土) 07:31:41.227 ID:XMroVTFu0.net
アガサ「何をいっとる。うな丼といえどうなぎはうなぎじゃろう」

元太「俺が食べたかったのはうな重だ!それをうな丼なんかでごまかすとは!」

コナン「子供達の心を弄びやって。ゆるせねー」

アガサ「ちょ、ちょっと待つんじゃ!ワシはウナギとは言ったがうな重とはいっとらんぞい」

光彦「そうやって言葉遊びで煙に巻くつもりですか!」

はいばら「おとなってホント卑怯…」

あゆみ「はかせさいてー」

15: 2017/05/27(土) 07:41:41.378 ID:XMroVTFu0.net
元太「駄目だ、現実を直視できない…氏のう……」

コナン「おい!元太がショックのあまりキャラが変ってるぞ!」

灰原「自頃しかねないほど落ち込んでるわ。博士のせいなんだからなんとかしてよ。」

アガサ「わしのせいと言われても、ワシはただ、みんなに喜んで欲しかっただけなんじゃ………」

あゆみ「はかせさいてー」

光彦「そんなこと言ってる間に今にも厨房の炭に投身自頃しにいきましたよ!」

店員「小太りおにぎりいっちょう入りました~」

厨房「小太りおにぎり一丁了解!」

コナン「このままじゃ元太が炭火焼になっちまう!」

灰原「どうしましょう。とりあえずうな丼おかわり。」

コナン「こうなったら光彦を蹴り飛ばして止めるしかねー!」

光彦「え?」

コナン「キック力増強装置出力最大!いっけえぇぇえっ!」

17: 2017/05/27(土) 07:45:22.477 ID:XMroVTFu0.net
みつひこ「ぎゃああぁぁぁぁぁ」

店員「そばかす一丁入りましたっ!」

厨房「そばかす一丁了解!」




こうして元太の炭火焼とかすそばのセットはこの店の新たな名物になりさらなる繁盛を招いた。

毎年この時期になるとうな丼が無性に食べたくなるのはそのせいだろう。



19: 2017/05/27(土) 07:47:01.196 ID:6hce3MND0.net
イイハナシダナー

引用: アガサ博士「今日はみんなでうなぎを食べに行くぞい」