1: 2024/07/24(水) 23:16:52 ID:???Sr
今夜は104期生です

2: 2024/07/24(水) 23:18:42 ID:???Sr
梢「今日の練習はここまでね」

一同「お疲れ様でした」

――――――――――――

ふぅ~今日の練習も無事終わったな~
めぐちゃんせんぱいもるりちゃんせんぱいも全体練習でも相変わらず眩しかったぜ~

練習後の部室にて。
そんなことを考えながら片づけをしていると

吟子「ねえ、姫芽」

アタシは吟子ちゃんに話しかけられた。

3: 2024/07/24(水) 23:19:22 ID:???Sr
姫芽「吟子ちゃん、お疲れ様~」

吟子「お疲れ…それでさ//」

姫芽「ん~何~?」グイッ

少し顔を赤らめている吟子ちゃんが可愛くて、思わず少し吟子ちゃんに詰め寄るような形で返答する。

吟子「ち、近いって////」

姫芽「あはは~ごめんごめん。吟子ちゃんの反応がおもしろ、可愛くてつい~」

吟子「今、面白いって言いかけたよね?」

姫芽「ん~気のせいだよ~」

4: 2024/07/24(水) 23:20:10 ID:???Sr
姫芽「それで、吟子ちゃんは何を言いかけていたのかな~」グイッ

吟子「だから近い…//」

姫芽「ほれほれ~」グイグイッ

吟子「////」

照れている吟子ちゃんもいいもんですな~
あ、そうだ。
部屋帰ったらゲームをする予定だったけど、予定変更。
だって、こんな可愛い吟子ちゃんをもっと見ていたいんだもん。

姫芽「ねえ、吟子ちゃん。この後、予定ある?」

吟子「ないけど。」

姫芽「よし、それじゃあ、アタシの部屋に来ない?ちょ~っと吟子ちゃんとお話したいな~?なんて」エヘヘ

5: 2024/07/24(水) 23:20:44 ID:???Sr
吟子「お話なんていつでもしてるでしょ…」

姫芽「そうだけど、そうじゃなくって~。あ、ちょうどいいから小鈴ちゃんも誘っちゃおう。お~い小鈴ちゃん」

小鈴「姫芽ちゃんに吟子ちゃん。お疲れ様!」

吟子「お疲れ様…」

姫芽「お疲れ様~。小鈴ちゃんこの後暇だったりしない?」

小鈴「徒町はいつでも暇だよ!」

6: 2024/07/24(水) 23:22:29 ID:???Sr
姫芽「お~それはよかった。今ね、吟子ちゃんとこの後アタシの部屋でおしゃべりするんだけど、よかったら小鈴ちゃんもどう~?」

小鈴「楽しそう!徒町も行く!」

吟子「ちょっと。まだ私は行くと言ってないんだけど…」

姫芽「まあまあ。吟子ちゃん。そう固いこと言わずに」

小鈴「吟子ちゃん、徒町達とおしゃべりするの、嫌?」ウワメヅカイ

吟子「うっ//」

さすが小鈴ちゃん。
その上目遣いは破壊力抜群だよ。
アタシだって何回そのウルウルお目目にやられたことか。

7: 2024/07/24(水) 23:23:14 ID:???Sr
吟子「分かったから、そんな目しないで…//」

やはり吟子ちゃんも落ちたか~

姫芽「というわけで、吟子ちゃん確保~」

小鈴「かくほ~!」

アタシと小鈴ちゃんで吟子ちゃんを両脇から抱え込む。

吟子「ちょっと//行くから離してっ//」

ひめすず「「ふふっ」」

吟子ちゃんって本当に可愛いよね。

8: 2024/07/24(水) 23:27:15 ID:???Sr
――――姫芽の部屋――――

というわけで小鈴ちゃんと2人で吟子ちゃんをアタシの部屋に連行してきたわけだけど。

吟子「…」

姫芽「吟子ちゃ~ん?」フリフリ

ありゃ。
ちょっとご機嫌斜めになっちゃったかな。
そんな吟子ちゃんも可愛いんだけど、今はお話したいから機嫌を直してもらわないとね。

姫芽「吟子ちゃん、ごめんね~ちょっとやりすぎちゃったよ」

小鈴「徒町も調子に乗りすぎました!」

姫芽「だから、ね。機嫌直してお話しよ?」

9: 2024/07/24(水) 23:28:29 ID:???Sr
小鈴「うんうん」

吟子「まぁ、いいけど…」

やれやれといった感じの表情をする吟子ちゃん。
吟子ちゃんもよく観察すると色んな表情をしておもしろ、もとい可愛いよね。
おっとまた吟子ちゃんの機嫌を損ねちゃうところだった…

吟子「それでさ、ちょっと2人に聞きたいことがあるんだけど」

姫芽「何かな~?」

小鈴「吟子ちゃんの聞きたいこと、徒町も気になる!」

10: 2024/07/24(水) 23:29:58 ID:???Sr
吟子「この間の配信、何あれ?」

姫芽「この間の配信?」

小鈴「徒町と姫芽ちゃんの2人でやった配信のこと?」

吟子「そう。最初の方の練習配信はよかったよ。その、2人とも、可愛かったし…//」

お~吟子ちゃんから褒められた~
嬉しいな~
アタシの横にいる小鈴ちゃんも嬉しそうに顔をほころばせる。
アタシの同級生ってなんでこんなにも可愛いんだ…

吟子「だけど。問題は最後だよ、最後!」

ひめすず「「最後?」」

吟子「私が照屋さんだとか何とかで、色々恥ずかしいことを…//」

11: 2024/07/24(水) 23:31:11 ID:???Sr
ひめすず「「あ~~~~」」ニヤニヤ

小鈴「吟子ちゃん、恥ずかしがることなんてないんだよ」

そうそう。
小鈴ちゃんの言う通りだよ吟子ちゃん…

姫芽「だって、吟子ちゃんの目の前だと、しゃべらせてくれないじゃん~」

吟子「当たり前でしょ//私に可愛いところなんて、ないんだし…」

吟子ちゃん、それはあまりにも自覚がなさすぎるよ…
アタシも、小鈴ちゃんも吟子ちゃんのこと可愛いと思ってるんだよ?

12: 2024/07/24(水) 23:32:46 ID:???Sr
小鈴「徒町は、吟子ちゃんは可愛いと思う!」

吟子「…」

姫芽「アタシも小鈴ちゃんに賛成かな。吟子ちゃんは可愛いんだよ」

吟子「…」

吟子「…」

吟子「////」

ひめすず(あ、照れた)

この時アタシの中の衝動が抑えきれなくなった。

姫芽「んもう~吟子ちゃん可愛い~」ダキッ

吟子「あ、ちょっと////」

姫芽「吟子ちゃんはこうするんだ~」ギュッ

吟子「暑い、苦しい…//」

小鈴「あ、ずるい!徒町も!」ダキッ

吟子「小鈴まで…//」

吟子「もう、何なの!」

ワイワイキャッキャッ

13: 2024/07/24(水) 23:35:33 ID:???Sr
アタシはこの時見た。
なんだかんだ言いながら満更でもなさそうな吟子ちゃんの表情を。
本当に素直じゃないんだから。
でも、そこも含めて吟子ちゃんだと思ってるし、吟子ちゃんの推しポイントだと思ってる。
本人には言えないけど。

アタシと小鈴ちゃんと、照れ屋でちょっとだけ素直じゃない吟子ちゃん。
今夜のこの時間は永遠に終わらなければいいのにと、アタシは思ったのでした。




おしまい

14: 2024/07/24(水) 23:36:14 ID:???Sr
お読みいただきありがとうございました。
過去作です~

慈 「梢を照れさせたい」

慈「コホッコホッ」 梢「慈?」

慈「梢にかまわれたい」

梢「可愛くありたい」

慈「梢の素顔が知りたい!」

【ラブライブ】さやかほの日常の一コマ

慈「花帆ちゃんさやかちゃんと仲良くなりたい」

SS こずめぐがいちゃいちゃする話

SS 花帆「梢センパイの一番になりたい」

SS 梢「花帆さんと相合傘がしたいのだけれど…」

SS 蓮ノ大三角のとある休日の話

SS 蓮ノ大三角の誕生日会

SS ゆうぽむ、めぐるりの短編2本立て

SS こずめぐの新年会

SS 慈 「大好きだよ、梢」

SS 花帆「さやかちゃんの何ですかって定期的に聞きたくなるよね」

SS こずさや~~!!!

SS 慈「愛してる」 梢「!?!?///」

SS ゆうぽむ短編

SS 瑠璃乃「マイシスター梢!」 梢「瑠璃乃、お姉ちゃん??

SS 蓮ノ空1年’sのお話

かほさちSS

SS 大三角から沙知先輩へのプレゼント

SS 梢「花帆に鬼と呼ばれたいのだけれど…」

ゆうぽむSS

SS 綴理「さやのほっぺ、もちもちだね」さやか「//」

SS さやるりのちょっとしたお話

SS すみれ 「かのんを褒め頃しにしてみせるわ」

SS 慈「綴理を褒め頃しにした結果」

SS 梢「慈の、ASMR?」

SS みらくらぱーく!二人の世界

SS つづるりの休日

SS さやか「梢先輩のようになりたい」

SS かのん「すみれちゃん、ASMRって、知ってる?」

SS 小鈴 「徒町、出来ました!」

SS さやか「梢先輩、鬼ってどういう意味ですか?」


16: 2024/07/24(水) 23:38:52 ID:???Sr
とりあえず今週はこれで終わりです

引用: SS アタシと小鈴ちゃんと吟子ちゃんと