70: 2018/03/22(木) 11:43:42.57 ID:hRioiO2H0
71: 2018/03/22(木) 11:44:10.26 ID:hRioiO2H0
五月雨「........」
五月雨「.....あっ、提督.....。静かに入ってきて、どうしたんですか。脅かそうと思った....?ダメですよ!そんなことしたら!......それで、急にどうしたんですか、五月雨の部屋になんか来て....?」
五月雨「.....部屋の明かり、ですか?.....今日は十五夜ですから、明かりを落として、お月見をしていたんです」
五月雨「......そうだ、提督もご一緒にどうですか?.....お団子は、ないですけど、代わりに座布団がありますよ?」
五月雨「.....はい!わかりました。さ、どうぞ」
五月雨「.......」
五月雨「何もないのは、ダメですね。一人だと気にならなかったですけど。......そうだ!お茶入れてきますね!ちょっと待っててください!」
五月雨「よいしょ......」
72: 2018/03/22(木) 11:44:41.34 ID:hRioiO2H0
五月雨「........」
五月雨「.....ティファール、ティファール♪どっこいった、あっちにいった.....♪こっちに.....おっっとと!!.....セーフ.....」
五月雨「......提督、お湯が沸くまでお話し、しませんか?」
五月雨「......へ?何も落としてないですよ。はい!落としそうになっただけですから、落としてないです。いいですか?何も、落としてないです!」
五月雨「......」
五月雨「今日は、お月さますっごく丸いですね.....。十五夜だから?......それもそうですけど、今日は一段と、丸いです」
五月雨「......それで今日は、どうして五月雨の部屋にきたんですか?......元気がなさそうだから。.....あはは、そう、見えますか.....」
五月雨「....そうなんです。また、失敗しちゃって....。今回は、その.....。実は、月見だんご、本当は作ろうとしたんですよ。それで、漫画みたいなんですけど、砂糖と塩を間違えて.....。作り直そうとしたんですけど、もう材料がなくなっちゃいまして.....。はい.....」
73: 2018/03/22(木) 11:45:09.64 ID:hRioiO2H0
五月雨「......本当ですよ?.....それより、前、ですか.....。提督は、ひどいですね.....」
五月雨「言わないよう、忘れるようにしてたのに、どうして、蒸し返すんですか.....」
五月雨「言えば楽になるって....。そんな無責任なこと、言わないでください.....」
五月雨「........」
五月雨「.......誤射、したんです。.....今日は、戦況がむちゃくちゃだったから仕方ないって、みんなは言ってくれたんですけど、誤射は、誤射です。たまたま外れてくれましたけど、それがもし、当たっていたら。それが原因で、その......」
五月雨「はぁ......」
五月雨「......お月さまのうさぎって、本当に羨ましいです。あんなに高い所にいて、お餅をついていれば、みんなに愛でてもらえる。.....でも私と入れ替わっても、やっぱりドジですから、ミスしてる姿で、みんなに笑われるんですよね.....」
五月雨「......らしくない、ですか。たまには、そんな雰囲気の日だってあります。提督にだって、しょげちゃう時はありますよね?.....今日は、そんな日、なんです」
74: 2018/03/22(木) 11:45:51.48 ID:hRioiO2H0
五月雨「........」
五月雨「......へ?耳かきしてほしい?それは、急ですね.....。別にいいですけど。......やっぱりやめましょう!」
五月雨「なんでって言われても、今日の私はついてないですし、失敗したら、鼓膜破るのは確定ですよ.....?」
五月雨「そんな怖いこと言わないでって言うなら、やっぱりやめときましょう。.....それでも?.....提督は、バカなんですか.....」
五月雨「的のブイだと思えって....。もちろん当てれますよ!ちゃんと訓練してるんですから!.....なら大丈夫って、もう.....」
五月雨「どうなっても、知らないですからね。最善は、もちろん尽くしますけど」
五月雨「じゃあ少し待っていてくださいね」
五月雨「.......」
五月雨「.......はい、用意しました。....耳かき棒はやめてくれって。.....それもそうですね。綿棒にします」
五月雨「.......」
五月雨「はい、綿棒です!......これなら、奥に突っ込みすぎても、鼓膜まではいかないですね」
75: 2018/03/22(木) 11:46:17.81 ID:hRioiO2H0
五月雨「.....お月さまが綺麗ですから、座ったままで、しますね。提督が十五夜を楽しむように、私も、十五夜を楽しみたいんです」
五月雨「それじゃ、左から.....。失礼します」
五月雨「......」
五月雨「........」
五月雨「........」
五月雨「......喋らないのかって、そんな余裕私にはないですよ!......ほら、鼓膜破らないよう、痛くならないようにって、気をつけてて、震えているんですから.....」
五月雨「提督が、何か喋っていてください」
五月雨「.......」
五月雨「......好きな食べ物ですか?やっぱり、白いご飯が好きです。あったかいのが特に.....」
76: 2018/03/22(木) 11:46:55.42 ID:hRioiO2H0
五月雨「......」
五月雨「.....休みの日は、ですか?.....特に何もしてないですけど、そうですね.....。午後まで眠っていることが多いです。そのあと、朝昼ご飯を食べて、また昼寝です....」
五月雨「.......」
五月雨「......今日のパンツの色ですか?緑です」
五月雨「あっ!!ちょっと動かないでください!!ほんとに鼓膜破れちゃったらどうするんですか!!」
五月雨「ほんとに緑かって.....。嘘ですよ...。冗談です、冗談。......ほんとの色?なんで言うと思ったんですか?」
五月雨「再開しますから、止まってください.....」
五月雨「.......」
五月雨「.......提督は、私をよくからかいますよね。なんでですか.....?」
五月雨「面白いからですか。失礼しちゃいます....」
五月雨「.......」
77: 2018/03/22(木) 11:47:22.61 ID:hRioiO2H0
五月雨「......提督は、どうして、最初に私を選んだんですか.....?」
五月雨「吹雪ちゃん、電ちゃん、叢雲ちゃん、漣ちゃん。私以外にも、いましたよね。今ではみんなもう仲間ですけど、どうして、私を選んだんですか.....?」
五月雨「.....なんとなく。ですか。なら、きっと後悔した、はずですよね」
五月雨「後悔はしてない....。ほんと、ですか」
五月雨「........」
五月雨「思えば、色んなこと失敗しました、私は。小さなことから大きなこと。....その度、思うんです。次は絶対ミスしないようにしないと。って。でもやっぱり、できない」
五月雨「だからって、いつまでも沈んだ気持ちでいると、みんなにも移っちゃって、士気が下がるから、明るく、もっと頑張らないとって、思うんです。自分でもわかってるんですよ、考えすぎだ。もっと力を抜いてリラックスしてみろっていうのは」
78: 2018/03/22(木) 11:47:55.92 ID:hRioiO2H0
五月雨「.......」
五月雨「ふー、しますね」
五月雨「......ふーー......」
五月雨「.......」
五月雨「反対、行きますね。提督はそのままで」
五月雨「.......」
五月雨「.......私って、本当に必要なのかな」
五月雨「........」
五月雨「........」
五月雨「.......あっ!!ごめんなさい!!痛かったですか!?ぁあ!!血が......!えっと絆創膏!いや消毒薬!!えっとえっと!」
79: 2018/03/22(木) 11:48:24.23 ID:hRioiO2H0
五月雨「.....提督耳失礼します!」
五月雨「.......」
五月雨「......消毒薬も絆創膏もないですから、舐めるので、少し我慢してください」
五月雨「.......血の味がします。美味しくはないですね.....」
五月雨「.......」
五月雨「........」
五月雨「.....なんで、わた、しは.....こんなに、ダメ、なん、ですか......」
五月雨「いつも.....いつも.....」
五月雨「.....うっ...」
80: 2018/03/22(木) 11:49:16.53 ID:hRioiO2H0
五月雨「なんで、泣いてるってッ!だって、私だっ、て、失敗したくて!してるわけじゃ、ないからです!なんで、ですか.....。なんで.....なんで、いつも、私はぁ......」
五月雨「みんな私なんかより!強くて、かっこよくって、いつも私は取り残されて!だから!がんばっていろんなこと、するのに!いつもっ、へたっぴなのはっっ、私だけ!」
五月雨「こんなのだったら、私なんか必要ないじゃないですか.....」
五月雨「......えっ!ちょっと提督!!いきなり持ち上げないでください!軽いなって!そういう問題じゃない......です」
五月雨「.......」
五月雨「......私を膝の上に乗せて、どうするんですか....。一緒に月を見る.....。もう見てるじゃいですか」
五月雨「.......」
五月雨「......一緒にいてほしい、ですか.....。でも、私迷惑しかかけない存在です。いてもいなくても変わらないなら、いない方が.....」
81: 2018/03/22(木) 11:49:48.85 ID:hRioiO2H0
五月雨「いた!なんで頭叩くんですか!!」
五月雨「そんなことない?......そんなわけないです」
五月雨「できたこともある?.....それって、なんですか.....?」
五月雨「同じミスは繰り返さないじゃないかって.....。でも、今日は誤射をしました」
五月雨「艦娘では初めてだろって。......デリカシーがなさすぎです。......でも、本当のことだろ、ですか.....」
五月雨「........」
五月雨「.......」
五月雨「.......提督私と結婚してください」
82: 2018/03/22(木) 11:50:17.96 ID:hRioiO2H0
五月雨「.....そうすれば、私も、自分に自信がつきそうです。提督の後押しがあるっていう自信は、私以外誰にもない、それは、強みになると、思うんです.....」
五月雨「........」
五月雨「......だめ、ですか?」
五月雨「.......」
五月雨「好きな人が、いる......。ですか......」
五月雨「.......」
五月雨「じょ、冗談ですよ!提督がからかうようように、私だって提督をからかいます!もー鵜呑みにしたらダメですよ!だいたい私提督なんかよりもちっちゃいですから、不釣り合いもいいとこです!!」
五月雨「.....」
五月雨「.......だから忘れてください」
83: 2018/03/22(木) 11:50:43.03 ID:hRioiO2H0
五月雨「......提督、手で月を隠さないでください。見えないです」
五月雨「マジック、ですか?はい、よく見ておきます。月を手元に持ってくる、はぁ.....」
五月雨「.....カウントダウン、ですか。わかりました。じゃあ、3、2、1......ゼロ」
五月雨「.........」
五月雨「......感想はって.....。その、だって.....」
五月雨「だって、提督が持っているのは......」
五月雨「指輪じゃ、ない、ですか......」
五月雨「......また、私をからかってるんですか?からかってる.....。さすがに私も怒りますよ!!」
五月雨「.....好きな人は、私.....。いやだって提督さっき他に好きな人がって!.....他になんて言ってない?そもそもからかっているのは、そのこと.....」
84: 2018/03/22(木) 11:51:39.89 ID:hRioiO2H0
五月雨「.......」
五月雨「提督ビンタしてもいいですか?」
五月雨「いいよって、じゃあ遠慮はしません!えいっ!!って掴まないでください!!」
五月雨「はーなーしーて、くださーい!!......だからって指輪をはめて、手を離さないでください......」
五月雨「.......」
五月雨「........なんで、一度断ったんですか。そういうのは男が言わないとダメだから、って!私はどんな気持ちだったのか考えてください!!」
五月雨「........」
五月雨「向かい合って、いいですか.....。わかりました」
85: 2018/03/22(木) 11:52:11.96 ID:hRioiO2H0
五月雨「.......」
五月雨「.....目を合わせろって、無理です......」
五月雨「.....自信がついたんだろって言われても、恥ずかしいのは、違います.....」
五月雨「.....んぁ.....」
五月雨「......5秒だけなら、大丈夫です。だから、はやくお願いします.....」
五月雨「.......」
五月雨「........」
五月雨「......提督......」
ぱちッ!
五月雨「あっ!ティファールの沸いた音」
五月雨「.......あはは!!お茶、いれますね」
五月雨「よいしょ......」
五月雨「........」
五月雨「熱いと思うので、火傷しないように気をつけてください!提督!」
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86: 2018/03/22(木) 11:55:03.14 ID:hRioiO2H0
耳かき要素少なめ、眠れなさそうなやつです。夜に更新できないのと、眠れなさそうなやつなので今の時間帯です。あと参考程度に他の耳かきのお話を覗いたら、五月雨さんのリクエストした人とおそらく同じ人がいたので、報われてください。
【艦これ】こちら耳かきで安眠の、艦娘です。【霞編】
【艦これ】こちら耳かきで安眠の、艦娘です。【霞編】



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