1: ◆3rfPz4lVbmKs 2019/07/20(土) 23:50:17.85 ID:aAmYZtI80
・上イン。何でも許せる人向け
・恒例の7/20全ての始まりたる上イン出会った記念SS
・リバースネタバレ有り
2: 2019/07/20(土) 23:51:21.00 ID:aAmYZtI80
~2人で買い物帰り中~
上条「あ゙ー!零したー!」ベチョーン!
インデックスオンアイス「」
上条「うわー…でっかい棒アイスだったからフードにも修道服にも…」
インデックス「…とうま~…?」ワナワナ
上条「悪い!ごめんなさいインデックスさん!この通り!噛まないで!!」
ザン
インデックス「悪・即・噛☆」ガチガチ
上条「斎藤さん!?」
かぶー☆
\あー/
3: 2019/07/20(土) 23:58:30.66 ID:aAmYZtI80
インデックス「今日はここまでにしといてあげるんだよ」フキフキ
上条だったもの「」
4: 2019/07/20(土) 23:59:11.57 ID:aAmYZtI80
インデックス「んむぅ…もう!お股がびっちゃびちゃに濡れちゃったんだよ…」
上条「ごめんな、ほんと」
インデックス「もういいんだよ。早く帰って着替たいかも」
インデックス「あっとうま、何か拭くもの持ってない?」
上条「ええと……お、ティッシュあった!よしこっち向けー」フキフキ
インデックス「んー」ふかれふかれ
5: 2019/07/21(日) 00:00:57.40 ID:+OzJ9bdh0
上条「あちゃー結構染みになっちゃったな…」
インデックス「うん…胸元もお股もぐちょぐちょなんだよ」
上条「…」
インデックス「あう。髪の毛にまでついてるかも」
インデックス「痛っ!髪から垂れたバニラの白いドロドロが目に入ったんだよ!」クシクシ
上条「…///」ジー
インデックス「とうま!何で目をかっぴらいて私のカラダをジロジロ見てるのかな!///」カクシ
上条「ぅえ!?いやいや!ち、違う!これはだな、俺の中のもう一人のボクがな!?」
インデックス「悪い方のとうまの事?…違う意味であのとうまが怖くなったかも」
上条「いや悪い方っていうか、アレは『俺に望まれて』って言ってたし俺の願望そのものっていうか遂げられなかった無念を無理矢理でもなんでも合理的に遂行する存在っていうか」
インデックス「…」
6: 2019/07/21(日) 00:07:36.75 ID:+OzJ9bdh0
『だってここはお前の生まれ故郷で、もう縛るものは何も無くて、帰りたいって願えばいつでも帰れるんだぞ!!だったら、本当は……っ!!』
『インデックス……』ソッ
インデックス(じゃあ…あの時必氏に私と一緒に居たがってたのも、…私の髪解いてキス?しようとしてたのも)
インデックス(アレらは全部とうまの願望で、普段から私にしたかったって事?)
7: 2019/07/21(日) 00:08:39.22 ID:+OzJ9bdh0
インデックス「…」
インデックス「////」カァッ
上条「?」
インデックス「とうまのえOち!!///」ポコポコポコポコ
上条「えっ何で!?どこら辺が!?」
・・・。
8: 2019/07/21(日) 00:16:28.40 ID:+OzJ9bdh0
インデックス「うう…ベタベタで気持ち悪いんだよ」トコトコ
上条「悪かったって…早く帰ろうぜ。…あー、でも帰ってもインデックスの替えの服無いか?殆ど帰ってなかったから色々洗濯してないんだよな…」
インデックス「じゃあいつもの通りにとうまの服借りるんだよ」
上条「…」
ほんわほんわ。
エンゼルフォール
御使堕しの時の裸ワイシャツインデックス『ん…』
上条「ぐ、!?」鼻オサエ
9: 2019/07/21(日) 00:17:10.19 ID:+OzJ9bdh0
インデックス「うう…ベタベタで気持ち悪いんだよ」トコトコ
上条「悪かったって…早く帰ろうぜ。…あー、でも帰ってもインデックスの替えの服無いか?殆ど帰ってなかったから色々洗濯してないんだよな…」
インデックス「じゃあいつもの通りにとうまの服借りるんだよ」
上条「…」
ほんわほんわ。
エンゼルフォール
御使堕しの時の裸ワイシャツインデックス『ん…』
上条「ぐ、!?」鼻オサエ
上条(そういやあの時興奮して鼻血出したんだっけ?アレそうだっけ?)
10: 2019/07/21(日) 00:20:19.96 ID:+OzJ9bdh0
>>8は無し。
上条「だ、ダメです!いけまてん!ふしだらだ!」
インデックス「ええー?色々と今更な気がするんだよ?服くらい…」
上条「ダメったらダメ!!」
インデックス「とうまのけち。」プクー
上条「いいか、特に裸ワイシャツとか絶対ダメだからな!いいか絶対だぞ!絶対にダメだからな!絶対着るなよ!?わかったな!」
インデックス「…それは、『押すなよ!』的な意味なのかな?」
上条「…」
インデックス「黙らないで欲しいかも」
上条「…」
インデックス「とうまとうま?どーしてちょっと気持ち悪いアヒル口で笑ってるの?」
上条「だ、ダメです!いけまてん!ふしだらだ!」
インデックス「ええー?色々と今更な気がするんだよ?服くらい…」
上条「ダメったらダメ!!」
インデックス「とうまのけち。」プクー
上条「いいか、特に裸ワイシャツとか絶対ダメだからな!いいか絶対だぞ!絶対にダメだからな!絶対着るなよ!?わかったな!」
インデックス「…それは、『押すなよ!』的な意味なのかな?」
上条「…」
インデックス「黙らないで欲しいかも」
上条「…」
インデックス「とうまとうま?どーしてちょっと気持ち悪いアヒル口で笑ってるの?」
11: 2019/07/21(日) 00:23:35.27 ID:+OzJ9bdh0
上条「い、いいだろ別に!何でもねぇよ!ほら、服どうするか考えよう!建設的な行動しようぜ!」
インデックス「ふんだ!あの時とうまはお前の寝顔見たって何も感じないーって言ってたもんね!いいもん!お望み通り絶対着てあげないんだよ!」プリプリ!
上条「…」
インデックス「…検討くらいするからそんな泣きそうな顔しないで欲しいんだよ」
上条「してねぇし」フルフル
インデックス「それなら小刻みに震えないで欲しいかも」ププ
12: 2019/07/21(日) 00:33:45.66 ID:+OzJ9bdh0
インデックス「♪」トコトコ
上条「…」テクテク
上条(んー、俺の好みのタイプは寮の管理人系年上のお姉さんなんだけどな…)
上条(なんでこんなにインデックスには興奮するんだろうな?)
上条(オルソラとか神裂とかの裸や近距離はフツーに興奮したけど、インデックスと同じ様な体型の御坂のキワドイ格好見たり体に触れたりとか至近距離とかに関しては今まで1回も興奮した事ないのにな…)
上条(いや微妙にある…のか?でも『ある気がする』くらいだしな)
上条(インデックスみたいに『明確に興奮した』のは無いんだよな…)
13: 2019/07/21(日) 00:37:20.23 ID:+OzJ9bdh0
土御門「よーカミやん達ー」
上条「あれ?土御門?お前クロウリーズ・ハザード前に舞夏と何処か遠くへ亡命しに行ったんじゃ?」
土御門「ああ、で、やっぱ止めて帰ってきたんだぜい」
上条「へぇ?そうなの?色々大丈夫なのか?」
土御門「ああ。アレイスターからの助言もあってな」
上条「ふーん?」
土御門「で、だ。実はカミやんに帰ってきたぜって顔見せも兼ねて渡したい物があって」ゴソゴソ
上条「え?どっかのお土産?」
インデックス「食べ物?!」ワクワク
上条「バニラビーンズか!?バニラなエッセンスなのか!?」ワクワク
インデックス「待って!ノアノアのチョコレートかもしれないんだよ!」ワクワク
上条「いやココナッツ石鹸かも!?」ワクワク
土御門「何で全部タヒチ名物?アレ?知ってた?オレがタヒチ行ってたの知ってた?」
14: 2019/07/21(日) 00:38:37.31 ID:+OzJ9bdh0
上条「知らねぇよ当てずっぽうだって。お前がどこ行こうと興味無いし。で?ブツは?」
インデックス「あ、手に持ってるの封筒なんだよ…食べ物じゃないんだよ…ガッカリなんだよ…」
土御門(こいつら…でもコレを見たら直ぐに態度変わるぜい…?)
土御門「んーでも食べ物よりお前らに必要な物だと思うぜい?」シシシ
上条「え?ひょっとして染み抜き洗剤!?」
インデックス「重曹?!」
土御門「うーん今よっぽどガンコな汚れに悩まされてるらしいにゃー?」
15: 2019/07/21(日) 00:40:49.72 ID:+OzJ9bdh0
土御門「というか持ってるのが封筒だとわかってるのに何故封筒に入り得ない物言ってくるんだ」
上条「いや必要なものって言うからつい咄嗟に」
インデックス「ねー」
土御門「そうか。じゃあまぁコレで手に入れてくれ」つ
上条「で?コレは?」
土御門「端的に言えば女王陛下からカミやんへの今までの褒美と謝罪の意をこめた金だな」
上条「ええ!?ウィンザー城であんだけやらかしたのに!?寧ろ処刑か罰せられてもおかしくないのに!?」
インデックス「いくら!?とうまが今まであんなに命懸けで英国に貢献してきたんだから生半可な額だったら許さないんだよ!」
土御門「まぁ、わかりやすく言うと禁書目録が今言った功績からカミやんが今言った弁済額を差し引いた額、ぜよ」
ピラッ。
上条「」
インデックス「」
土御門「おー二人とも面白い顔になってるぜよ」ケラケラ
17: 2019/07/21(日) 00:58:58.74 ID:+OzJ9bdh0
土御門「カミやんの今までの功績に対して支払われる額がそれだけならキレても許される額だが」
土御門「まぁアレだけやらかしてその程度に収められたなら儲けもんだぜい」
土御門「それに…そうだな、それだけあったら学生なら丸々1週間2人で3食外食して遊び回れるだろうから」
土御門「カミやんからしたら、」
上条「やったぜインデックス!コレだけあったら俺もお前もお腹いっぱい食べれるな!」
インデックス「やったねとうま!」
上条「今日はもやしじゃなくてお肉食べような!」
インデックス「ほんと!?もうたくさん調味料かけて誤魔化さなくてもいいの?!」
上条「ああ!料理の主体は素材であって調味料じゃないって俺達の舌に教えてやろうぜ!」
インデックス「わー!」
土御門「…」
土御門(今度いいバイトでも紹介してやるかにゃー)
18: 2019/07/21(日) 01:00:22.93 ID:+OzJ9bdh0
土御門「じゃ、オレは行くぜよ!不幸で落としたりしないようにな」
上条「ありがとーありがとー!」ブンブン
インデックス「ありがとーありがとー!」ブンブン
上条「ひーふー…おっほう…」
インデックス「良かったねとうま!」
上条「あーこんだけあれば…」
インデックス「?」
上条「よし。今からお前の服買いに行こう」
インデックス「ふぇ!?」
19: 2019/07/21(日) 01:05:35.56 ID:+OzJ9bdh0
上条「お前の服の趣味とかわかんねーしちゃんと教えてくれよ?今後お前の服買う時に参考にしなきゃいけないしな」
インデックス「それはつまりこれからもずっと…ってそうじゃなくて!」
インデックス「いいの?ちゃんと貯金したり次のご飯に回した方が」
上条「いいんだよ。それにほら、金は天下のマーライオンって言うだろ?」
インデックス「回りものでしょ」
上条「マーライオンの方がいっぱい金だしてくれそうだろ?」
インデックス「面白くないよ?」
上条「」
20: 2019/07/21(日) 01:10:56.03 ID:+OzJ9bdh0
上条「ゴホン!いいからいいから。どっちみちお前の服足りなかったから近々買おうと思ってたしさ、行こうぜ!」グイグイ
インデックス「あぅ!ちょ、ちょっと待って!」
インデックス「とうま」
上条「んー?」
インデックス「ありがと」
上条「どういたしまして」ニコッ
・・・・・。
21: 2019/07/21(日) 01:25:35.59 ID:+OzJ9bdh0
~セブンスミストの服屋~
インデックス「とうまは女の子がどういう服着てるのが好き?」テクテク
上条「え?うーん。その子に似合うモノなら何でもいいけどな」
インデックス「えー?ホントに?」
上条「ほんとだって」
インデックス「とうまが出会ってきた魔術師の人達みたいな服でも?」
上条「当たりm、」
ステイル→黒コート変則ローブにバーコード、シルバー沢山
神裂→シンメトリーなんちゃってウエスタン侍
ヴェント→黄色い。
アックア→ゴルフしに行くんですか?
テッラ→エリマキトカゲ
キャーリサ→モードレッド
サーシャ→変O水着
フィアンマ→赤水兵
オティヌス→お前それIF出る時appstoreの審査通るんだろうな
ネフテュス→オメーもな!
オルソラ(イシス・デメーテル仕様)→泉にいる女神様か何かかな?
上条「こういう清楚なのとかかな!?ハイジャックの時とかなんかこんな感じの着てただろ!」つ
インデックス「ふむふむ」
22: 2019/07/21(日) 01:27:11.61 ID:+OzJ9bdh0
>>21
×神裂シンメトリーなんちゃってウエスタン侍
〇神裂アシンメトリーなんちゃってウエスタン侍
×神裂シンメトリーなんちゃってウエスタン侍
〇神裂アシンメトリーなんちゃってウエスタン侍
23: 2019/07/21(日) 01:31:52.53 ID:+OzJ9bdh0
上条「って、俺の好きなやつじゃなくて自分が好きなのを着ろよ」
インデックス「もちろん自分が好きなの選ぶんだよ?でもとうまの好きなやつでもあるものがいいの」
上条「え?何でだ?」
インデックス「その方がいつも不幸なとうまも私を見た時ちょっとだけ幸せになってくれるでしょ?」フフーン
上条「ハイハイ。そりゃわざわざ気を使ってくれてどーもありがとう」
インデックス「それに…私だって単純にとうまに可愛いって思われたいんだよ…//」ポソッ
上条「///」
インデックス「///」
上条「///」
28: 2019/07/24(水) 15:52:18.18 ID:KHr8VhOq0
上条「…別に普段から可愛いけどな」ボソッ
インデックス「!?///」
インデックス「とうま!今なんて?!もっかい!もっかい言って!///」
上条「何も?何も言ってもはんけりょ?」モニョモニョ
インデックス「凄い噛んでるんだよ!」
上条「気にすんなって。ほら、今日は何着か買うぞ!とりあえず何かすぐ着れるのを買って、修道服着替えてからゆっくり欲しいの決めようぜ!」
インデックス「むむぅ~っ!///」プップクプー
・・・・。
29: 2019/07/24(水) 16:22:11.79 ID:Ji9lnboMO
~試着室~
インデックス「とうまー終わったよー」シャッ
上条「おー」
インデックス(E:白いゆるふわシフォンチュニック)「どう?いい感じ?」
上条「おっ、可愛い!よく似合ってるぞ」
インデックス「ホント?」
上条「本当本当。元々美少女だからってのもあるけどインデックスはそういうふわっとしたのが特によく似合うよな」
インデックス「そう?」エヘヘ
上条「ウィンザー城とかでもお姫様みたいなドレス着てたりイギリス行った時に着てたのとか、ああいう清楚なイメージみたいなのいいと思うぞ」
30: 2019/07/24(水) 16:22:54.03 ID:Ji9lnboMO
インデックス「ふふーん!私はとうまのお姫様だからね!とうまがそう思うのも仕方ないかも!」
上条「お姫様ーもう少し普段の食事の量も減らして頂けると家計が助かりまーす」
インデックス「むぅー王子様がそう言うなら仕方ないんだよ!よきにはからえー」
上条「俺王子かよ」プッ
インデックス「見えないけどね」プクク
上条「上条さんはいつインデックスの王子になったんですかね」ハハ
インデックス「…最初からだよ?」クス
上条「えっ?」
31: 2019/07/24(水) 16:23:33.75 ID:Ji9lnboMO
インデックス「とうまはずっと。初めて会ったあの日から私の王子様なんだよ?」ニコッ…
上条「…」
インデックス「私が一年以上前の思い出を話せるようになったのも、本当に遠慮の無い関係が一年以上あるのも」
インデックス「たくさんの人達と出会って、たくさんの人達を救えたのも」
インデックス「誰かと食べるごはんが、誰かが私のために作ってくれるごはんが本当に美味しい事を教えてくれたのも」
インデックス「────誰かを好きだって思える心をくれたのも」
32: 2019/07/24(水) 16:30:24.96 ID:Ji9lnboMO
インデックス「──全部。全部全部。あの日とうまが私と出会ってくれたからかも」ニコッ
上条「…インデッ、」
33: 2019/07/24(水) 16:31:08.83 ID:Ji9lnboMO
インデックス「…なんちゃって!」
インデックス「ちょっと恥ずかしい事言っちゃったんだよ!忘れてね?///」ペロ
インデックス「…でも、全部ほんとの事だから//」
上条「…」
上条「…はいはいわかりましたよっと」クルッ
上条(絶対忘れない。…忘れてたまるか。例え記憶破壊の羽根に触れても、これだけは忘れない)フルフル…
34: 2019/07/24(水) 16:32:11.07 ID:Ji9lnboMO
・・・・・。
インデックス「ん~…」
上条「コレなんかどうだ?」
インデックス「趣味じゃないかも」
上条「んじゃー…これは?」
インデックス「…とうま?わざと言ってるのかな?私も一応もう淑女的な年齢(恐らく)なんだよ?」
インデックス「さすがにそのカエルと向日葵が全面に押し出されたピンクの女児服は着たくないんだよ…ちっちゃい子向けでしょそれ」ジトー
上条「わりぃわりぃ。冗談だって」ハハ
インデックス「ん~…あ、あのスカートは可愛いかも」ダッ!
上条「お、どれどれ?」スタスタ
美琴「キャーッッ!!!ンギャワイイイッッ!!!なにこのピョン子と向日葵のピンクな服ッッ!!ちょっと買ってくるわ!」
黒子「ちょお姉様!声が大きいですの!声!もう少しボリューム下げてくださいまし!」
35: 2019/07/24(水) 16:33:37.56 ID:Ji9lnboMO
インデックス「ほら!コレ!どう?可愛くない?」つ
上条「おっ、いいんじゃないか?大人っぽい雰囲気出るよな」
インデックス「でしょ!」フフーン
上条「じゃあまずはそれ買うか」つ籠
インデックス「…とうまはコレ好き?」
上条「え?うーん…」
インデックス「…」ワクワク
美琴「!」
36: 2019/07/24(水) 16:34:16.58 ID:Ji9lnboMO
黒子「どうしましたの?お姉様…あらあのツンツン頭は」
美琴(アイツ何でレディースコーナーに居んのよ)
美琴(まさか…女装!?)ゴビーン
黒子「あらあら女の子と。デート中ならお邪魔してはいけませんわね!さ、お姉様わたくし達はあちらでデートを」
美琴「はぁ!?デ、あ!いつもは白いのがいつもと違う!」
美琴「アイツ何してんのよ!」プンコプンコ!
黒子「いやお姉様が怒るのはおかしくありません?」
37: 2019/07/24(水) 16:35:43.09 ID:Ji9lnboMO
美琴「フン!何よ!どーせ『どうコレ可愛くない?』とか言ってんでしょーけど!」
美琴「女の子が男にプライベートな服の意見求める時ってぇのはね!『精神的にまだ幼くて可愛いって言って貰って承認欲求満たしたい』とか!」
美琴「『買い物長くなるから男を飽きさせないための気遣い』とか!」
美琴「『あなたの好みに合わせたいの~』とか!」
美琴「『客観的、あるいは男性目線で受けがいいか似合うかどうかが知りたい』」
美琴「ってのが主な理由になってくるけど!」
黒子「は、はぁ」
美琴「あの子の場合は十中八九『可愛いって言われたいだけ』ね!」ハン
黒子「そうなんですの?」
美琴「間違いないわね!美琴センセーにかかれば全部まるっとお見通しよ!」フンス
38: 2019/07/24(水) 16:36:23.72 ID:Ji9lnboMO
美琴「でもちょっと私も男性目線の意見欲しいからアイツの意見聞いてこようかしらね!」
黒子「あ、羨ましかったんですのね」
39: 2019/07/24(水) 16:37:58.95 ID:Ji9lnboMO
美琴「あの子のあの服より私の方がセンスあるわ」
黒子「まぁお姉様が以前ハワイで着ていらしたというあの服のセンスを考えれば多少は…ところでどの服をあの殿方に見てもらうんですの?」
美琴「見てなさい…このピョン子服で」
黒子「ブフォア!?おおおおおお姉様さすがにそのクソダサシャツは自殺行為ですわ!?本気ですの!?大火傷必至ですの!!」
美琴「フッ…いい?黒子。オシャレってのはね…美少女イケメンが着たら何でもオシャレになんのよ」ドヤァ
黒子「それに一理あるのは認めますがいくら何でもそれは無理ですの!!限度がありますわ!」
美琴「フフ…ウィンザー城ではあの子のドレスは褒めたクセに私のドレスの感想が『うわー』の一言だけだったけど」
黒子「うわー」
40: 2019/07/24(水) 16:40:18.31 ID:Ji9lnboMO
美琴「あの時の雪辱、晴らしてやるわ!リベンジよ!」ダッ!
黒子「100%失敗しますわよ!?」ガシッ
美琴「黙んなさい!私だってあのバカに可愛いって言われたいのよ!!」グググ
黒子「『男性目線の意見が欲しい』んじゃ無かったんですの!?」グググ
美琴「人間の心理は単一じゃないわよ!理由はいつだって複合的なのよ!」グググ
黒子「『可愛いって言われたいのは精神が幼くて承認欲求満たしたいだけ』って言ってませんでした!?」グググ
美琴「幼くて結構!!」グググ
黒子「せ、せめて違う服で挑まれては!?」
美琴「ここまで私の魂に火をつけた服は無いわよ!」ビリビリ!
黒子「ぐがっ!…その火は消せませんの!?くっ、まだまだぁ!お姉様にかくとわかってる恥をかいてほしくないですのぉお!」グググ
41: 2019/07/24(水) 16:42:00.54 ID:Ji9lnboMO
黒子(くっ、これは最早やむなし!!例えお姉様に嫌われてでもわたくし、お姉様の尊厳は守り通します!!)
黒子(それが黒子の愛ですの!!)クッ
黒子「申し訳ありませんお姉様!!」
美琴「え?何g」
黒子(外へテレポート!!)
シュン!!!
上条「ん?」
インデックス「どうしたのとうま?」
上条「いや…何か聞き覚えのある声聞いたような」
上条(具体的に言うとビリビリ痺れさせてくるような女の子)
インデックス「…また女の子なのかな?」ガチガチ☆
上条「声は高かったけどな」
インデックス「ふーん」ジトー
上条「そ、そんなことより早く次の買う服決めようぜ」
インデックス「あー誤魔化したんだよ!」
上条「誤魔化してません!さ、行こうぜ」グイグイ
インデックス「もー!」
42: 2019/07/24(水) 16:43:36.52 ID:Ji9lnboMO
・・・。
~しばらく後~
上条「だいぶ試着したなー…試着後の服が山盛りに」
上条「インデックス、何か気に入ったのあったか?」
インデックス「むー」
上条「どうした?」
インデックス「私、やっぱり服はもういいかな」
上条「え、なんでだよ?」
インデックス「試してみたけど…他に欲しいの無いんだもん」
上条「ん?そうか」
上条「…」
上条「あ、じゃあ違う服屋行こうぜ」
インデックス「え?」
上条「せっかく金あるんだ、もっといい所見ようぜ」
インデックス「ええ!?大丈夫なの?!」
上条「今日くらいいいだろ」ハハ
インデックス「とうまふとっぱらー!」
上条「あっはっはっー!上条さんに任せなさい!」
43: 2019/07/24(水) 16:44:16.27 ID:Ji9lnboMO
・・・・・。
~第15学区(繁華街があるとこ)~
インデックス「わー…こういう専門店みたいなのは初めて入るんだよ」
上条「俺も」
インデックス「えー?このお店大丈夫なの?」
上条「大丈夫だって。さっきインデックスが服選んでる時、選んだ服とか検討してる秒数が長い服の系統が専門の店検索した結果のやつだから」
インデックス「おー…とうまがとうまじゃないみたい」
上条「どーいう意味ですかーインデックスさーん?」
インデックス「そーいう意味なんだよーとうまさーん?」
上条「こんにゃろー」グニグニー
インデックス「やーめーてー」キャッキャッ!
44: 2019/07/24(水) 16:45:19.63 ID:Ji9lnboMO
~店内~
佐天「いらっしゃいませー…あっ、御坂さんの」
上条「あ、あん時の」
インデックス「あん時?」ジトー
上条「バイトか?」
佐天「そーなんですよー今月ちょっと金欠で」エヘヘ
上条「そっか。頑張ってな」
佐天「ありがとうございまーす!…アレ、今日はその子に?」
上条「ああ、インデックスって言うんだ。ちなみに何かオススメ無いか?コレとコレと…こういう系統のがいいみたいなんだけどさ」つ携帯
佐天「ふむふむ。そーですねー…」
佐天(なーんだ。この人彼女居たんだ?)
45: 2019/07/24(水) 16:46:12.41 ID:Ji9lnboMO
インデックス「あと流行ってるのがあったら教えて欲しいんだよ!」
佐天「はい畏まりました!んー…そうですねー、まずカラーリングなんですけど、」
佐天「今年の流行りだったらパステルカラーより淡いペールトーンカラーのものとかですかね」
上条「ぺ、ぺーる?」
佐天「オレンジとか黄色、緑とか青とかピンクをすんごく薄~くしたやつですね」
インデックス「へー」
佐天「あとはドレープあるのとか」
インデックス「グレープ?!」キラキラ
上条「はぁ!?服にブドウついてるのか!?見た事無いぞ!?」
佐天「あはは、それはそれで面白くていいんですけど、ドレープです。ド。グじゃなくて。要は透けてヒラヒラしたひだみたいなのです」
上条「フリルみたいな?」
佐天「そーですそーです」
インデックス「べんきょーになるんだよ…」ホヘー…
佐天「あとはー…見せていただいたのにはありませんでしたけど、もしラフ度が高めなのもお求めでしたらオーバーサイズシャツとかも流行りですね」
上条「ああ、あのスゲーダボダボなやつか」
佐天「ええ、あのスゲーダボダボなやつです」
46: 2019/07/24(水) 16:46:53.64 ID:Ji9lnboMO
佐天「あとは細めでシンプルなデザインのベルトをつけたりするのもですかね。ベルトつけるだけでも結構オシャレ度アップですよ!」
上条「へー」
インデックス「へぇー」
佐天「幸いお客様のご希望されてる系統も近いのが多いので」
佐天「よろしければ幾つかチョイスしたの持ってきますよ!」
インデックス「うん!お願いするんだよ!」
47: 2019/07/24(水) 16:47:29.89 ID:Ji9lnboMO
・・・・・。
佐天「この辺です、かねっと!」サッサッササッサッ
佐天「はい!並べてみました!よくご覧になってくださいね!」
上条「おー…かわいい」
インデックス「わぁー!」
上条「セレクトが絶妙だよな。どれもインデックスに似合いそうだ」
インデックス「ほんと?」
上条「ああ、どれ着ても似合いそうだな」
インデックス「///」ニヘ
48: 2019/07/24(水) 16:48:08.12 ID:Ji9lnboMO
佐天「お気に召したのありました?」
インデックス「んーとね!コレとコレ!」
佐天「りょーかいです!」サッサッ
佐天「んじゃ試着してみましょっか!試着室こちらでーす」
インデックス「はーい!」テテテ
・・・。
あーでもないこーでもない
・・・・。
49: 2019/07/24(水) 16:48:34.11 ID:Ji9lnboMO
佐天「お買い上げありがとうございましたー!またのお越しをお待ちしておりまーす!」
インデックス「ばいばいなんだよー」フリフリ
上条「またなー」フリフリ
50: 2019/07/24(水) 16:49:10.88 ID:Ji9lnboMO
インデックス「ふふっいっぱい買って貰っちゃったんだよ!」
上条「良かったなインデックス」
インデックス「とうま、ありがとう!大事に着るね?」
上条「おう。飯食う時に零したりしないようにな」
インデックス「ちょっととうま!私はこれでも淑女なんだよ?そんな子供みたいな事しないもん!」
上条「ごめんごめん」
51: 2019/07/24(水) 16:49:54.26 ID:Ji9lnboMO
ほんわほんわ。
インデックス(E:アイスグリーンなバックフリルカットソー+ネイビーブルーのショートデニム)『この組み合わせと』
インデックス(E:白いオープンショルダーブラウス+紺色リボンタイ+紺色バックルフレアミニスカ)『この組み合わせにするんだよ!』
上条(可愛かったな)フフ
52: 2019/07/24(水) 16:50:54.87 ID:Ji9lnboMO
上条「…」
上条「…」ピク
上条「っと、わりぃインデックス俺ちょっとトイレ」
インデックス「わかったんだよ。じゃあ私そこのベンチで待ってるね」トトト
上条「おう。すぐ戻るから変な奴に捕まったりすんなよー何かあったら大声出せよ」
インデックス「はーい」チョコン
インデックス「…♪」アシブラブラ
上条「…」スタスタ
53: 2019/07/24(水) 16:51:36.16 ID:Ji9lnboMO
~トイレ裏~
上条「…よぉ」
上条「”俺”」
上条?「…」
54: 2019/07/24(水) 16:52:41.66 ID:Ji9lnboMO
上条?「インデックスとのデートは楽しかったか?”神浄の討魔”」
神浄「まあな」
55: 2019/07/24(水) 16:59:09.70 ID:b35y7gLq0
このスレはここでおしまい。続きはセカンドバースデーSSで。
だーもう!何でやっとできるようになったから投下しようと思った矢先にSS速報自体書き込みできなくなるんだよ!不幸だー!!
まとめだと途中レスは消されちゃうので最後にもう一度。
・健全です。邪推して工口いSSだと思った心の汚れた人は神浄さんに神浄されてきなさいドスOベめ
エリ・エリ・レマサバクタニ
”神よ、何故依頼を出してきますのですか”
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