1: 2015/11/21(土) 19:08:40.51 ID:8rBwSneoO
キモオタ「デュフフwww暗殺教室の世界に迷い込んでしまったでござるwww」
キモオタ「デュフフwww暗殺教室の世界に迷い込んでしまったででござるwww」普久間島編
キモオタ「デュフフwww暗殺教室の世界に迷い込んでしまったでござるwww」2学期
キモオタ「デュフフwww暗殺教室の世界に迷い込んでしまったでござるwww」過去編
キモオタ「デュフフwww暗殺教室の世界に迷い込んでしまったでござるwww」3学期
14: 2015/11/23(月) 20:45:38.00 ID:WElbfsuSO
ーーーーー暗い夜が明けて、窓を開ければ明るい日差しが降り注ぐ
何も変わらない、何の変哲の無い、いつもと変わらない朝が来た............
桜が綺麗に咲いて、まだ少し冷たい風が吹く朝、何も変わらない朝..............
僕らはそんないつも通りの朝が来た事が信じられなくて、怖くてたまらなかった
なぜなら.............
今日で、地球が滅んでしまうかもしれないからだ
15: 2015/11/23(月) 21:00:02.94 ID:WElbfsuSO
烏間の家では...........
キモオタ「烏間先生.........いよいよ、今日は........」
烏間「ああ、今日はいよいよ奴の最後の暗殺計画が発動される日だ........」
キモオタ「今から家を出るのでござるか?」
烏間「ああ、これが俺の椚ヶ丘中学校での最後の仕事になる........」
キモオタ「烏間先生..........?」
烏間「ん?どうした?」
キモオタ「..........ゆうべ、電話で誰かと殺せんせーの暗殺計画の事で話していたでござろう?一体、どんなプロジェクトなのでござるか..........?ひょっとして、柳沢やクロの暗殺計画に、烏間先生も関わっているのでござるか...........?」
烏間「............それは、君や、生徒たちが知らなくてもいい事だ、話す必要はない、真実を知ったところで、今日で奴が氏ぬか、地球が滅ぶかで、全てが無意味なものになるのだから...........」
キモオタ「.................」
烏間「............時間がない、そろそろ俺は行くぞ、とにかく、君は今日この家から一歩も出てはダメだ、他の生徒たちにも自宅待機を命じてある、くれぐれも勝手な行動を取らないように」ガチャッ バタン
キモオタ「............家から一歩も出るな.........か...........」
キモオタ「それは無理な事だ..........拙者も行かなくては..........行かなくてはならない...........今日を逃せばもう...........」ソロ........
キモオタ「烏間先生.........いよいよ、今日は........」
烏間「ああ、今日はいよいよ奴の最後の暗殺計画が発動される日だ........」
キモオタ「今から家を出るのでござるか?」
烏間「ああ、これが俺の椚ヶ丘中学校での最後の仕事になる........」
キモオタ「烏間先生..........?」
烏間「ん?どうした?」
キモオタ「..........ゆうべ、電話で誰かと殺せんせーの暗殺計画の事で話していたでござろう?一体、どんなプロジェクトなのでござるか..........?ひょっとして、柳沢やクロの暗殺計画に、烏間先生も関わっているのでござるか...........?」
烏間「............それは、君や、生徒たちが知らなくてもいい事だ、話す必要はない、真実を知ったところで、今日で奴が氏ぬか、地球が滅ぶかで、全てが無意味なものになるのだから...........」
キモオタ「.................」
烏間「............時間がない、そろそろ俺は行くぞ、とにかく、君は今日この家から一歩も出てはダメだ、他の生徒たちにも自宅待機を命じてある、くれぐれも勝手な行動を取らないように」ガチャッ バタン
キモオタ「............家から一歩も出るな.........か...........」
キモオタ「それは無理な事だ..........拙者も行かなくては..........行かなくてはならない...........今日を逃せばもう...........」ソロ........
16: 2015/11/23(月) 21:15:16.77 ID:WElbfsuSO
その頃、渚の家の渚の部屋にて.........
渚「...............」
今日は..........いよいよ殺せんせーが地球を巻き込んで爆発するかもしれない日............
殺せんせーが殺されてしまうかもしれない日............
殺せんせー............
渚「..........行かなきゃ..........」スク.......
気がつけば、僕の足は無意識に学校へと向かおうとしていた
ガチャ バタン
渚母「あら渚、どこ行くの?どこか遊びに行くの?」
渚「............ううん、ちょっと 学校に忘れ物があったから ちょっと取りに行くだけ........」
渚母「そうなの、早く帰ってらっしゃいよ、今日はお父さんと会って、久しぶりに三人で食事に行くんだからね」ニコッ
渚「...........うん、ねえ母さん.........?」
渚母「...........?」
渚「いつもありがとう」ニコッ!
渚母「なによ急に改まって、変な子ね」ニコッ!
渚「...........じゃあ、行ってきます」
渚母「ええ、いってらっしゃい、気をつけてね!」
ガチャッ バタン..........
渚「.............忘れ物.........すぐ取りに行くからね..........」タッ!!
渚「...............」
今日は..........いよいよ殺せんせーが地球を巻き込んで爆発するかもしれない日............
殺せんせーが殺されてしまうかもしれない日............
殺せんせー............
渚「..........行かなきゃ..........」スク.......
気がつけば、僕の足は無意識に学校へと向かおうとしていた
ガチャ バタン
渚母「あら渚、どこ行くの?どこか遊びに行くの?」
渚「............ううん、ちょっと 学校に忘れ物があったから ちょっと取りに行くだけ........」
渚母「そうなの、早く帰ってらっしゃいよ、今日はお父さんと会って、久しぶりに三人で食事に行くんだからね」ニコッ
渚「...........うん、ねえ母さん.........?」
渚母「...........?」
渚「いつもありがとう」ニコッ!
渚母「なによ急に改まって、変な子ね」ニコッ!
渚「...........じゃあ、行ってきます」
渚母「ええ、いってらっしゃい、気をつけてね!」
ガチャッ バタン..........
渚「.............忘れ物.........すぐ取りに行くからね..........」タッ!!
17: 2015/11/23(月) 21:30:49.94 ID:WElbfsuSO
その頃、E組校舎では...........
殺せんせー「................」ザッ.......
不気味な程静かだ............いつもは生徒たちの声で賑わっているこの校舎も、こんなに静かにひっそりと佇んでいる.........
だが、それでいい..........今日は生徒たちはここに来てはならない............
ここにいるのは..........私ひとりだけでいい............
そして私はここから出るわけにはいかない.............
なぜなら..............
パァンッッッッッッッッ!!!!!
殺せんせー「...............!!」ヒュッ!!
「自身の最期の日にひとり思い出の校舎で黄昏ているとは、外道の貴様でも自分の氏は恐ろしいようだな」
殺せんせー「............やはり君達でしたか...........柳沢.........二代目..........」
柳沢「フン..........逃げずにひとりここで佇んでいるとは、いい度胸だな モンスター」
二代目「...............」
この2人の暗殺作戦の危険に生徒たちを巻き込みたくないから.........
殺せんせー「................」ザッ.......
不気味な程静かだ............いつもは生徒たちの声で賑わっているこの校舎も、こんなに静かにひっそりと佇んでいる.........
だが、それでいい..........今日は生徒たちはここに来てはならない............
ここにいるのは..........私ひとりだけでいい............
そして私はここから出るわけにはいかない.............
なぜなら..............
パァンッッッッッッッッ!!!!!
殺せんせー「...............!!」ヒュッ!!
「自身の最期の日にひとり思い出の校舎で黄昏ているとは、外道の貴様でも自分の氏は恐ろしいようだな」
殺せんせー「............やはり君達でしたか...........柳沢.........二代目..........」
柳沢「フン..........逃げずにひとりここで佇んでいるとは、いい度胸だな モンスター」
二代目「...............」
この2人の暗殺作戦の危険に生徒たちを巻き込みたくないから.........
18: 2015/11/23(月) 21:58:33.52 ID:WElbfsuSO
殺せんせー「柳沢、私はいつ、いかなるときでも、例え誰が相手であろうと、暗殺に対しては全力で受け答えます、ただ..........約束して欲しい事があるのです............」
柳沢「フン、それは『生徒を巻き込むような暗殺をしないでくれ』といった申し出だろう?」
殺せんせー「ええ、その通りです........プール爆破の時も、イトナくんを人質に取った時も...........君は生徒たちを危険にさらすような暗殺を仕掛けてきた...........これはあくまで私と君の因縁だ、生徒たちは関係ない、だから関係のない生徒を巻き込むような暗殺だけはどうしてもやめてほしい............」
柳沢「............貴様の頼みを聞いてやるわけではないが、生徒たちを巻き込むような暗殺はするつもりはない、その方法はリスクしか生まない、俺たちにとって貴様の生徒を巻き添えにする事などなんのメリットもない事だからな」
殺せんせー「それを聞いて安心しましたよ..............受けて立ちましょう、君の全力の暗殺を...........」グッ.........
柳沢「勘違いしているようだが、貴様に手を下すのは俺ではない、ここにいる 二代目が貴様の息の根を止める..........」
二代目「ゴフ-........ゴフ-........!!」
殺せんせー「.................!!」
柳沢「さあ 二代目、遂に来たぞ、君の殺意を奮い立たせてくれた『恩師』に自分の成長を証明する日が...........今こそ、その殺意によって得た『力』を解き放つ時だ!!」
殺せんせー「...............!!」グッ......
二代目「......ゴフ-........ゴフ-........!!」ジジ-............
パサ.........
殺せんせー「......な.............その姿は............まさか...........!!」
19: 2015/11/23(月) 22:26:43.14 ID:WElbfsuSO
その頃............
渚「ハァ........ハァ.......!!」ダダッ!!
殺せんせーの暗殺計画はもう始まっているのだろうか...........?
ひょっとして、殺せんせーはもう殺されてしまったのだろうか.............?
色んな考えが頭の中によぎる.........
でも、今は考えるのよりも校舎に行く方が先だ..........
急がなきゃ!!
「おーい!!渚ー!!」タッタッ!!
渚「...........あ.........!!」
渚「カルマ!!」
カルマ「渚、今から校舎に行くの?」
渚「うん、ひょっとしてカルマも校舎に?」
カルマ「うん、単純に殺せんせーが気がかりなのと、もうひとつはあのシロクロコンビが何かやらかしそうな気がしてさー、いても立ってもいられなくなって俺も校舎に行くってワケ」
渚「僕も同じだよ、僕らがそこに行ったって何ができるわけでもないけど..........だからってこのままジッとしてもいられないよ」
カルマ「そうだね、そうと決まればとにかく急ごーよ渚、もうすでに計画が始まってるかもしんないからさ」ダッ!!
渚「うん!」ダッ!!
渚「ハァ........ハァ.......!!」ダダッ!!
殺せんせーの暗殺計画はもう始まっているのだろうか...........?
ひょっとして、殺せんせーはもう殺されてしまったのだろうか.............?
色んな考えが頭の中によぎる.........
でも、今は考えるのよりも校舎に行く方が先だ..........
急がなきゃ!!
「おーい!!渚ー!!」タッタッ!!
渚「...........あ.........!!」
渚「カルマ!!」
カルマ「渚、今から校舎に行くの?」
渚「うん、ひょっとしてカルマも校舎に?」
カルマ「うん、単純に殺せんせーが気がかりなのと、もうひとつはあのシロクロコンビが何かやらかしそうな気がしてさー、いても立ってもいられなくなって俺も校舎に行くってワケ」
渚「僕も同じだよ、僕らがそこに行ったって何ができるわけでもないけど..........だからってこのままジッとしてもいられないよ」
カルマ「そうだね、そうと決まればとにかく急ごーよ渚、もうすでに計画が始まってるかもしんないからさ」ダッ!!
渚「うん!」ダッ!!
20: 2015/11/24(火) 23:21:20.62 ID:Lgr1AIe3O
「おぅい!!ちょっと待たれよー!!渚氏ー!!カルマ氏ー!!」
21: 2015/11/24(火) 23:45:50.57 ID:Lgr1AIe3O
キモオタ「ゼェ-.....ハァ-......」ドスドス!!
渚「キモオタくん!」
カルマ「キモオタくん、烏間先生の目を盗んで家から出てきたね?」
キモオタ「ああ.........拙者もE組の生徒のはしくれ..........殺せんせーの生徒である以上、殺せんせーの最期をこの目で看取らなければならんと思ってな...........それと..........」
渚 カルマ「.............」
キモオタ「なにか.........とてつもなく大事になりそうな予感がしてならん...........妙な胸騒ぎがするのでござる..........だから、いくら自宅待機を言い渡されても校舎に向かわずにはいられない..........」
カルマ「そっか、俺らも同じ事考えてたよ」
渚「うん、だって皆、殺せんせーの生徒だから.........やっぱり、僕らの知らない間に殺せんせーが氏んじゃうなんて嫌だからね」
カルマ「今、クラスのLINE見てみたら やっぱ考える事は皆 同じっぽいね、もう校舎に向かってる奴もいるみたいだし、今着替えたり準備してる奴もいるみたいだよ」
渚「そっか........!」
キモオタ「よし!とにかく先を急ごう!もう計画は始まっているかもしれない!!」ドスッ!!
渚「うん!行こう!」ダッ!!
カルマ「...............」ダッ!!
僕らは、校舎へと走り出した
今、自分たちが取っている行動が正しいかどうかなんてわからない
でも、何もしないまま、後悔はしたくないから
とにかく僕らは走り続ける
22: 2015/11/25(水) 05:20:56.80 ID:3dSOeSECO
その頃..........
茅野「ハァ.....ハァ......!!」ダダッ!!
急がなきゃ..........
嫌な予感がする...........
私のお姉ちゃんの命を奪う原因を生み出した私が本当に憎むべき仇............柳沢と
渚やカルマ君に実害を加えたクロ...........
..そして、得体の知れない全身黒ずくめのが、殺せんせーを殺そうとしている
あいつらに限って頃せんせーを苦しめずにひと思いに殺そうなんて思いつくはずがない
あいつらに限って何事もなく平穏に終わるはずがない..........!!
茅野「殺せんせー............」ダダツ!!
ビッビーー!!
茅野「ん?車..........?こっちに来る.......」
ビXチ「カエデ、乗んなさい!校舎に行くんでしょ?」
茅野「ビXチ先生.......!!」
茅野「ハァ.....ハァ......!!」ダダッ!!
急がなきゃ..........
嫌な予感がする...........
私のお姉ちゃんの命を奪う原因を生み出した私が本当に憎むべき仇............柳沢と
渚やカルマ君に実害を加えたクロ...........
..そして、得体の知れない全身黒ずくめのが、殺せんせーを殺そうとしている
あいつらに限って頃せんせーを苦しめずにひと思いに殺そうなんて思いつくはずがない
あいつらに限って何事もなく平穏に終わるはずがない..........!!
茅野「殺せんせー............」ダダツ!!
ビッビーー!!
茅野「ん?車..........?こっちに来る.......」
ビXチ「カエデ、乗んなさい!校舎に行くんでしょ?」
茅野「ビXチ先生.......!!」
25: 2015/11/25(水) 22:38:21.47 ID:oN2vdmJvO
車の中..........
茅野「ビXチ先生もこれから学校に向かうところだったの?」
ビXチ「そうよ、ちょっとカラスマと直接話したくてね」
茅野「烏間先生と..........?」
ビXチ「ええ、昨日の晩、カラスマに電話で聞いてみたの、暗殺計画がどんな方法で行われるのかと..........あの柳沢とかいう奴と黒装束と全身革ジャンが何をやろうとしてるのかを知っているか、そいつらの計画にカラスマも関わっているのか、質問攻めしたわ............」
ビXチ「でも、『お前はなにも心配しなくてもいい』の一点張りで一切質問には答えてくれなかったわ、だから今からカラスマと会って直接問いつめる事にしたの」
茅野「そうなんだ............」
ビXチ「あのカタブツ、あんたたちだけじゃくて私にまで自宅待機を命じてきたのよ!まったく、私を子供扱いするなって話よ!」
茅野「................」
ビXチ「カエデ........やっぱりあのタコの事が心配なんでしょ.........だからこうして学校へと足を運んでるんでしょ?」
茅野「うん........でも、やっぱり烏間先生の言いつけを破ってこんな事してもいいのかなって...........」
ビXチ「なぁに言ってんのよ、大切な恩師に命の危機が迫っていて、それを生徒が心配するのは当たり前でしょ?それなのに自宅待機しろなんて言われて黙って従うなんてバカの極みよ」
茅野「ビXチ先生...........」
ビXチ「もし、カラスマがこれからあいつらに混じって危険な事をしようとしてるんだったら、たとえ自分に危険が降りかかるとしても、私はカラスマを全力で阻止するわ、こんな風に、自分にとって大切な人を心配するのは当たり前の事なんだから、ましてやあんた達は中学生、リスクを犯したって今一番自分のやりたいことをやればいいのよ」ニコッ!
茅野「うん.........そうだよね........!ありがとう ビXチ先生!」
茅野「ビXチ先生もこれから学校に向かうところだったの?」
ビXチ「そうよ、ちょっとカラスマと直接話したくてね」
茅野「烏間先生と..........?」
ビXチ「ええ、昨日の晩、カラスマに電話で聞いてみたの、暗殺計画がどんな方法で行われるのかと..........あの柳沢とかいう奴と黒装束と全身革ジャンが何をやろうとしてるのかを知っているか、そいつらの計画にカラスマも関わっているのか、質問攻めしたわ............」
ビXチ「でも、『お前はなにも心配しなくてもいい』の一点張りで一切質問には答えてくれなかったわ、だから今からカラスマと会って直接問いつめる事にしたの」
茅野「そうなんだ............」
ビXチ「あのカタブツ、あんたたちだけじゃくて私にまで自宅待機を命じてきたのよ!まったく、私を子供扱いするなって話よ!」
茅野「................」
ビXチ「カエデ........やっぱりあのタコの事が心配なんでしょ.........だからこうして学校へと足を運んでるんでしょ?」
茅野「うん........でも、やっぱり烏間先生の言いつけを破ってこんな事してもいいのかなって...........」
ビXチ「なぁに言ってんのよ、大切な恩師に命の危機が迫っていて、それを生徒が心配するのは当たり前でしょ?それなのに自宅待機しろなんて言われて黙って従うなんてバカの極みよ」
茅野「ビXチ先生...........」
ビXチ「もし、カラスマがこれからあいつらに混じって危険な事をしようとしてるんだったら、たとえ自分に危険が降りかかるとしても、私はカラスマを全力で阻止するわ、こんな風に、自分にとって大切な人を心配するのは当たり前の事なんだから、ましてやあんた達は中学生、リスクを犯したって今一番自分のやりたいことをやればいいのよ」ニコッ!
茅野「うん.........そうだよね........!ありがとう ビXチ先生!」
26: 2015/11/26(木) 02:01:56.99 ID:efCjzUhEO
ビXチ「ん.........?あそこにいるのって.........渚とカルマとキモオタじゃない?」
茅野「あ、ホントだ!渚たちだよ!」
ビXチ「あいつらもアンタと同じ考えみたいね、よし!あいつらも拾ってやろうじゃない!」
渚、カルマ「.......ハァ......ハァ........」ダダッ!!
キモオタ「ゼェー........ゼェー.........!」ドスドス!!
「おーい!アンタたちー!!」
「渚ー!カルマくーん!キモオタくーん!」
渚「あ.........!ビXチ先生!茅野!」
ビXチ「アンタたちも早く乗んなさい、学校に行くんでしょー?」
三人とも「..............!」
27: 2015/11/26(木) 02:45:15.26 ID:efCjzUhEO
その頃.........校舎では...........
殺せんせー「................!!」
「ニュルフフフ、久しぶりだね、先生」
氏神は驚愕していた、柳沢と一緒にいた『人物』が全身に纏っていたスーツを脱いだ瞬間、『人物』ではなく『怪物』だったという事実が明らかになった事に
そして、なによりも その怪物の声に聞き覚えがある事に氏神は驚愕していた
この声はかつての自分の弟子の声...........
殺せんせー「...............二代........目............!?」
二代目「声だけはちゃんと覚えているようだね、僕の事を見ようともしなかったくせに」ズチュ......ズチュ........
氏神は、聞き馴染みのある柔らかい声で喋るこの怪物がかつての自分の弟子だったという事が信じられなかった
荒々しく何本もの触手をうねらせるその姿に最早、人間の頃の面影は一切なかった
あまりにも禍々しく、あまりにも醜悪なその姿は『クトゥルフ神話のあの化け物』を彷彿とさせる姿だった
殺せんせー「................!!」
「ニュルフフフ、久しぶりだね、先生」
氏神は驚愕していた、柳沢と一緒にいた『人物』が全身に纏っていたスーツを脱いだ瞬間、『人物』ではなく『怪物』だったという事実が明らかになった事に
そして、なによりも その怪物の声に聞き覚えがある事に氏神は驚愕していた
この声はかつての自分の弟子の声...........
殺せんせー「...............二代........目............!?」
二代目「声だけはちゃんと覚えているようだね、僕の事を見ようともしなかったくせに」ズチュ......ズチュ........
氏神は、聞き馴染みのある柔らかい声で喋るこの怪物がかつての自分の弟子だったという事が信じられなかった
荒々しく何本もの触手をうねらせるその姿に最早、人間の頃の面影は一切なかった
あまりにも禍々しく、あまりにも醜悪なその姿は『クトゥルフ神話のあの化け物』を彷彿とさせる姿だった
28: 2015/11/26(木) 02:57:38.56 ID:efCjzUhEO
柳沢「フフフフ.........フハハハハハハハ!!!!!どうだ!!驚いたか!!??二代目のこの姿こそが俺の全ての知能と科学をつめこんだ産物!!!!そして、貴様への憎悪の『形』だぁ!!!!」
殺せんせー「..............かえすきか.........」
柳沢「...............?」
殺せんせー「またあの時と同じ事を繰り返す気か..........!!!!」ビキビキビキ.........!!!!
柳沢「おぉー怖い怖い、なんという凶悪な顔だ、まさに超破壊生物と呼ぶに相応しい」
29: 2015/11/26(木) 21:32:58.90 ID:efCjzUhEO
ビュンッッ!!!!
殺せんせー「!!」バッ!!
二代目「あぁ〜.........そんな怖い顔して怒らないでほしいな、先生..........ひょっとして僕が力を制御しきれずにあんたのように暴走してしまうなんて事を考えてるのかい?」ズチュ....ズチュ......
殺せんせー「............」
二代目「大丈夫、僕は先生とは違って力に溺れて何もかもを破壊するなんて無様な事はしないから」ヌチャ......ヌチャ........
殺せんせー「待ちなさい二代目...........触手を使う事がどれ程危険な事か..........!」
ドッッ!!!!
殺せんせーー「ぐっ..........!!」
二代目「............うるさいなー、僕はあんたの都合のいいただの『道具』で、弟子でも何でもないんだろ?だから僕に偉そうに説教する権利はないと思うんだけどね」
殺せんせー「...............」
二代目「とにかく、この世に『氏神』は
2人もいらない..........ようするに先生、あんたは邪魔なんだ..........あんたが消えれば『氏神』の名声は僕だけのもの........」ズズズ......
殺せんせー「やめなさい!!!!二代目!!!!」
二代目「そのためにも先生、あんたには消えてもらうよ!!!!」ズドドドドドドドッッッッ!!!!
殺せんせー「ぐっ.........くっ.........!!」ヒュンッ!!ガキッ!!シュバッ!!
柳沢「..........さぁ、先代氏神 対 二代目氏神、開戦だ.........ククク..........」
30: 2015/11/26(木) 22:17:45.27 ID:efCjzUhEO
その頃、E組校舎の山の麓では...........
渚たち「こ........これは.........!!」
兵隊たち「...............」ズラ.......
僕らが駆けつける頃、E組の校舎へと向かう道は、大勢の兵隊によって封鎖されていた
ビXチ「やっぱりそうだったのね.........あのタコの暗殺計画は..........市民を巻き添えにする危険性のあるものかもしれないから、なるべく市民の身の安全を保障するためにここから先へは行けないようになってるようね..........」
茅野「でも、ここら一帯の道を封鎖するなんて、何も知らされてないのに、
どうしてこの近所の人たちの姿が見当たらないの............?」
キモオタ「それなら........今日の朝........テレビのニュースで椚ヶ丘の主要道路付近の住民に『避難勧告』が発令された..........『何』から非難するかをぼかしてな........恐らく勧告を出した上で、ここにいる兵隊たちが避難場所まで地域住民を誘導したと考えられる..........」
カルマ「なるほど..........その偽避難勧告を発令する事で、世界規模の騒動を起こさせないで 市民やメディアには殺せんせーの存在を隠し通したまま、秘密裏に済ませるつもりか..........!」
渚たち「................!」
渚たち「こ........これは.........!!」
兵隊たち「...............」ズラ.......
僕らが駆けつける頃、E組の校舎へと向かう道は、大勢の兵隊によって封鎖されていた
ビXチ「やっぱりそうだったのね.........あのタコの暗殺計画は..........市民を巻き添えにする危険性のあるものかもしれないから、なるべく市民の身の安全を保障するためにここから先へは行けないようになってるようね..........」
茅野「でも、ここら一帯の道を封鎖するなんて、何も知らされてないのに、
どうしてこの近所の人たちの姿が見当たらないの............?」
キモオタ「それなら........今日の朝........テレビのニュースで椚ヶ丘の主要道路付近の住民に『避難勧告』が発令された..........『何』から非難するかをぼかしてな........恐らく勧告を出した上で、ここにいる兵隊たちが避難場所まで地域住民を誘導したと考えられる..........」
カルマ「なるほど..........その偽避難勧告を発令する事で、世界規模の騒動を起こさせないで 市民やメディアには殺せんせーの存在を隠し通したまま、秘密裏に済ませるつもりか..........!」
渚たち「................!」
31: 2015/11/26(木) 22:49:52.19 ID:efCjzUhEO
茅野「あ!ねぇねぇ!あれって......!」
渚たち「..............?」
岡野「私達 あの先生の生徒なんです!!」
不破「お願いです!!殺せんせーと話だけでもさせてください!!」
前原「頼むよ!!信用できねぇならついてきてくれよ!!」
兵士「ダメだダメだ!!ここから先は一般市民は立ち入り禁止だ!!今すぐ家に帰りなさい!!」
渚たち「不破さんや前原君たち、僕らより先にここにたどり着いている皆だ.........!」
兵士「こら坊主!!行くなと言ってるのがわからんのか!!」ゴンッ!!
前原「...........ッて!!」
渚たち「!!」
兵士「ここから先は危険だと何度言わせればわかるんだ!!君達があの怪物の生徒だろうがなんだろうが行ってはならんのだ!!」グググ.....
前原「いててて.........!!離せ!!離せよ!!」
岡野「やめて!!離してよ!!」
渚「前原君!!」ダダッ!!
前原「渚..........キモオタたちも........!」
32: 2015/11/27(金) 07:56:21.63 ID:qgkW9/eNO
キモオタ「大丈夫でござるか、前原氏?」
前原「あぁ.......さんきゅ.........」
三村「ダメだ........誰も俺たち中学生の話なんか真剣に聞いてくれない.........」
岡野「このままだと........本当に私達が見ない間に殺せんせーが...........」
茅野「................!」
渚「お願いです!!僕らは暗殺計画の邪魔をしたりしません!!だから!!せめて殺せんせーの最期だけでも僕らに見届けさせてください!!」
兵士「ダメだ!!そばにかけよってもしあの怪物が氏の恐怖のあまりに生徒である君たちを人質に取ったりしたらどうするんだ!!」
不破「なっ.......絶対に殺せんせーはそんな事したりしません!!」
「おーい!!!!」タッタッ!!
渚「磯貝君!!皆.......!!」
カルマ「これで全員揃ったみたいだね..........」
片岡「.........ねえ、どうなってるの.......これ.........!」ザッ...!!
村松「通行止めなんて聞いてねぇぞ!!」ザッ.......!!
原「私達は殺せんせーの様子を見に行くことができないの.......?」
「その通りだ、君達は奴の最期を看取る事はできない」
33: 2015/11/27(金) 09:09:53.39 ID:qgkW9/eNO
烏間「...............」ザッ.......
生徒たち「烏間先生........!」
烏間「俺は君たちに自宅待機を言い渡したはずだ..........」ザッ....ザッ.......
木村「烏間先生!!どうして何も教えてくれなかったんスか!?殺せんせーが今日氏ぬってわかってたから礼を言うのは昨日じゃなくて今日にしようって決めてたのに!!」
磯貝「烏間先生、お願いです.......道を開けてください、俺たちはまだ殺せんせーにお礼もお別れの言葉も言ってないんです!!」
片岡「せめて一言でも殺せんせーに感謝を伝えたかったのに、通行止めになるなんて思わなかったんです!!おねがいします、殺せんせーに会わせてください!!」
倉橋「どうして通せんぼするの?烏間先生!通してよ〜!!」
ビXチ「私達に何にも告げないで、この子たちにお礼も言わせないままあのタコを頃すなんて そんなのあんまりじゃない!!あんた一体私達に黙って何する気なの!?まさかあいつらに混じってなにか危険な事をするつもり!?」
烏間「...............」
ビXチ「何とか言いなさいよ!!カラスマァ!!」
烏間「 な ぜ こ こ に 来 た ん だ ! ! ! ! 」
生徒たち「.........!!」ビクッ....!!
烏間「..........俺は、今回の暗殺に君たちを巻き込みたくない.........奴の最期を見届けたいと君たちは言うが
君たち以外に殺されるのを拒んでいたあのタコが、君たち以外の誰かに無残に殺される姿を見る事になるんだぞ.........」
生徒たち「..............」
ビXチ「..............」
烏間「きっとその時の記憶はずっと君たちを苦しめる..........大切な恩師を私怨を膨らませた暗殺者に殺された喪失感、トラウマは一生消し去る事はできない............」
生徒たち「...............」
烏間「俺は、君達が歪んだ心の大人になるのを見たくはないんだ.........」
34: 2015/11/28(土) 19:33:23.35 ID:XJkBQfsrO
ビXチ「カラスマ..........」
生徒たち「...............」
烏間「君たちの役目はもう終わったんだ..........はやく奴からも暗殺からも手を引くんだ..........それが一番君たちにとって幸せな事だと、俺は思う..........」
「幸せじゃありません」
烏間「..............!」
渚「................」
茅野「渚...........」
渚「烏間先生の言うとおり、今もし校舎に行けば、僕らは殺せんせーの氏を確実に目にすることになる.........確かにそれは悲しいし、きっと一生その事を思い出してしまうと思います...........でも.........」
渚「もし僕らが殺せんせーに『ありがとう』と『さよなら』を言わないまま、最期を看取る事なく殺せんせーに孤独な氏を迎えさせてしまったら、それこそ、僕らはその事を一生後悔し続けると思います」
烏間「...............!」
35: 2015/11/28(土) 19:56:00.38 ID:XJkBQfsrO
キモオタ「烏間先生、拙者らは 例え殺せんせーが目の前でどんな最期を迎えようとそれを見届けるでござるよ、そして殺せんせーの氏を胸に強く生きていく、覚悟ならもうできているでござるよ」
カルマ「それに烏間先生言ってたじゃん、もし自分が困れば、迷わず俺らを信頼するってさ」
『もしも俺が困れば迷わず君等を信頼し任せるだろうな』
烏間「...............!」
渚「お願いです 烏間先生、殺せんせーに会わせてください...........」
渚「僕らの『覚悟』を信頼してください.........!!」
生徒たち「「お願いします!!」」
烏間「.................!」
36: 2015/11/28(土) 21:02:38.75 ID:XJkBQfsrO
烏間「.............俺は.......自分の立場の事ばかりを考えて、君たちの意志を尊重する気持ちが薄れていた.............俺は、ひとりの防衛省の人間であると同時に、君たちの教師だ..........君たちが、俺の事を教師として信頼してくれるのと同じように、俺も君たちを生徒として信頼しなければな..............」
生徒たち「...............!」
烏間「わかった、君たちが望むことならば、俺は君たちの意志を尊重する、必ず奴の最期を見届けてやってくれ」
生徒たち「..............!!」
烏間「そして 約束して欲しい、例え どんな結末が待っていようが今日の事を後悔せずに生きていくと、今日の事を胸に強く生きていくと!!」
生徒たち「「はいッ!!!!」」
37: 2015/11/29(日) 00:06:15.50 ID:580YDe/PO
ビXチ「...........カラスマ、この子たちをこれから校舎に向かわせるのなら 一体あいつらの暗殺計画はどんな方法で行われるのか、その暗殺計画に市民の安全性はあるのかを教えて...........」
烏間「.........ああ、今から話そうと思う..
.....政府の...........そして、柳沢とクロの暗殺計画の概要を俺が聞いた範囲内で説明する、よく聞いてくれ」
生徒たち「...............!」コクン!
烏間「............今回 奴を確実に仕留めるために、政府は3つの計画を用い、奴を仕留める事にした...........その3つの計画は、柳沢の『最終兵器投入計画』 クロ主導の『最終極秘暗殺プロジェクトA』、そして世界各国共同の『最終暗殺プロジェクト』 だ」
生徒たち「...............」
烏間「柳沢の『最終兵器投入計画』についてだが..........この計画は、一言で言ってしまえば
柳沢の研究グループによって全身を触手生物に改造された二代目氏神が、師匠であるあのタコを頃す計画だ..........」
生徒たち「..............!!」
烏間「そして、それと並行してクロの『最終極秘暗殺プロジェクトA』も始動する、二代目氏神の猛攻に加え、クロの用意している『二つの秘密兵器』の攻撃で奴を仕留める二段構えとなっている、だが、その『二つの秘密兵器』というものが一体何なのかは 末端である俺には知らされなかった...........」
生徒たち「................」
38: 2015/11/29(日) 00:54:49.61 ID:580YDe/PO
烏間「.........もし仮にこの二つの計画が失敗した場合は、いよいよ世界各国共同の『最終暗殺プロジェクト』が始動される...........空を見てみればわかると思うが、太陽の他に、少しだけ光り輝いている物体があるのが確認できると思う.........」
生徒たち「ホントだ..........!」ス.......
烏間「あれは、対触手生物透過レーザー衛星、通称『天の矛』だ」
生徒たち「天の.......矛.........!」
烏間「衛星の内部に触手を植え込んだリクガメを搭載し、そのリクガメをエネルギー源として さらに巨大な粒子加速器でエネルギーを増幅し、高度400㎞から校舎に向けて巨大なレーザーを発射する」
菅谷「でも.......レーザーなんてぶっ放したら街はひとたまりもないんじゃ........」
烏間「いや、そのレーザーはあらゆる障害物を透過し、触手生物のみを溶かす、
つまり人体には無害で奴だけに有効なレーザーという事だ..........」
生徒たち「...............!」
烏間「この『天の矛』は、出力をチャージしなければならず、フルパワー........つまり、この校舎の山全域を覆う程のレーザーを打つためにはチャージにかなりの時間を必要とする.........その時間は一週間だ」
キモオタ「............あっ..........!」
『はい..........今が午前1時ですので.............もう7日目に入ってます.............』
キモオタ「まさか昨夜の電話で言ってた7日目というのは..........!」
烏間「そうだ、今 『天の矛』のチャージはもう7日目をむかえている.......君たちには知らせなかったが........『最終暗殺プロジェクト』は、一週間前にはもう既に始動されていたという事だ..........」
生徒たち「............!」
39: 2015/11/29(日) 01:25:53.31 ID:580YDe/PO
烏間「そして、もうひとつ この計画には『地の盾』というものが存在する」
生徒たち「地の........盾..........!」
烏間「マンションに偽装した地上施設群からレーザーを収束させ、山全域を覆うバリアーを形成する、つまり奴をレーザーが地中まで透過しているドーム状の光の檻に奴を閉じ込め、『天の矛』から発射されるレーザーからの逃げ場を奪う計画だ.........」
生徒たち「...............!」
烏間「だが、この世界各国の計画は始動するためには莫大な費用がかかる上、始動してしまったら 確実に市民をパニックに陥れ、事後報告に追われる事となる...........『最終暗殺プロジェクト』は、できるだけ秘密裏に奴を頃したい政府にとっては 柳沢とクロの計画が完全に失敗した場合の奥の手中の奥の手ということだ..........」
生徒たち「...............」
烏間「そして、各計画の安全性についてだが..........『最終暗殺プロジェクト』の
安全性が確保されているのは勿論のこと、柳沢とクロの計画も政府が計画の概要を聞き、その安全性が認可された上で執り行われる 政府公認の物だ、一般市民に被害を与えないという契約も交わしているため、心配する必要はないと思う.............」
40: 2015/11/29(日) 01:55:58.13 ID:580YDe/PO
烏間「.........だが、いくら安全性が確保されているとはいえ、万が一の事もあるかもしれない..........だから........君たちの安全を守るために、俺も校舎まで同行させてもらう..........だが、君たちにもできるだけ自分の身の安全は自分で守って欲しい...........鶴田」
鶴田「はい.........」ガタッ........
生徒たち「これは........!」
烏間「人数分のナイフと銃だ、生憎、これだけしか用意する事ができなかったが..........」
生徒たち「..............!」ガチャ ガチャ......
僕らは嬉しかった、昨日、寂しい気持ちで防衛省に返還したナイフと銃が、また僕らの手に戻ってきた事が
一年間使ってきて 手に馴染んでいたナイフと銃をまたこの手で持てる事が
烏間「よし、皆 それぞれナイフと銃は取ったな............」
生徒たち「...............!」コクン!
烏間「さあ、もう『最終兵器投入計画』は既に始まっている!!奴が殺される前に、急いで校舎に向かうぞ!!」ダッ!!
生徒たち「「はい!!!!」」ダダッ!!
41: 2015/11/29(日) 02:06:16.66 ID:580YDe/PO
僕らは走り出した
恩師に会いに行くために
今日 氏を迎える 恩師の最期を見届けるために!!
3月13日..............僕らの恩師だけが氏を迎えるのか、地球がなくなり、全てが終わるのか...........
どちらかの結末が訪れる そのタイムリミットは
今日だ
44: 2015/11/30(月) 23:14:41.78 ID:fuwcLFV0O
その頃、校舎では...........
ズドドドドドドドドドドッッッッ!!!!
殺せんせー「くっ.......!!」シュッ!!ヒュッ!!
柳沢「...........ほぉ.........二代目の猛攻を容易くかわすとは、さすがは元伝説の頃し屋だ..........一筋縄では殺せない相手という事か............」
二代目「チョロチョロと避けてばかりで.........まるでハエみたいだね...........」
殺せんせー「ハァ........ハァ........」
二代目「いい加減いつまでも自分の氏に逆らってないで早く氏んでくれないかなぁ、ホントしぶといね」
殺せんせー「私は氏ねない.........君を止めるまでは..........今の君はあまりにも危険すぎる............このままだといずれ自分も、
周りの全ての物も破壊してしまいかねない............」
二代目「.........そういうところが余計イライラするんだよ............今更僕の心配するフリをするなんてさ............壊すばかりで何も守ってこなかった偽善者のくせに
!!!!」ドシュッッッ!!!!
殺せんせー「くっ.........!!」バッ!!
殺せんせー「(なんというスピード..........最早私のスピードなどとうに超えている...........!!)」
二代目「さっさと氏ねぇッッッッ!!!!」ドヒュンッッ!!!!
殺せんせー「(こうなれば..........!!)」
バシュンッッッッ!!!!
二代目、柳沢「!!」
殺せんせー「(空中で逃げに徹して徐々に
徐々に体力を奪うしかない!!!!)」ヒュンッ!!
ズドドドドドドドドドドッッッッ!!!!
殺せんせー「くっ.......!!」シュッ!!ヒュッ!!
柳沢「...........ほぉ.........二代目の猛攻を容易くかわすとは、さすがは元伝説の頃し屋だ..........一筋縄では殺せない相手という事か............」
二代目「チョロチョロと避けてばかりで.........まるでハエみたいだね...........」
殺せんせー「ハァ........ハァ........」
二代目「いい加減いつまでも自分の氏に逆らってないで早く氏んでくれないかなぁ、ホントしぶといね」
殺せんせー「私は氏ねない.........君を止めるまでは..........今の君はあまりにも危険すぎる............このままだといずれ自分も、
周りの全ての物も破壊してしまいかねない............」
二代目「.........そういうところが余計イライラするんだよ............今更僕の心配するフリをするなんてさ............壊すばかりで何も守ってこなかった偽善者のくせに
!!!!」ドシュッッッ!!!!
殺せんせー「くっ.........!!」バッ!!
殺せんせー「(なんというスピード..........最早私のスピードなどとうに超えている...........!!)」
二代目「さっさと氏ねぇッッッッ!!!!」ドヒュンッッ!!!!
殺せんせー「(こうなれば..........!!)」
バシュンッッッッ!!!!
二代目、柳沢「!!」
殺せんせー「(空中で逃げに徹して徐々に
徐々に体力を奪うしかない!!!!)」ヒュンッ!!
45: 2015/12/01(火) 22:06:21.46 ID:hmNqE8hvO
二代目「へぇ、空中戦か.........面白くなってきたね」グッ........
柳沢「二代目、俺の科学力によって得た君の真の力は空中でこそ真の力を発揮する...........思う存分暴れてくるがいいさ」
二代目「言われなくても僕はいつだってそのつもりだよ」ドシュンッッッ!!!!
46: 2015/12/01(火) 22:14:36.66 ID:PuTstXPfO
二代目「逃がさないよ、先生」ドギューーーーンッッッッ!!!!
殺せんせー「もう追いついてくるとは...........なんというスピードですか......!!」
二代目「僕に備わっているのはスピードだけじゃないよ、あんたが持っていないパワーも僕にはあるんだよ」ドヒュンッッ!!!!
殺せんせー「(スピードに加えてパワーまで...........避けるのが精一杯だ........!!)」シュンッッッ!!!!
48: 2015/12/01(火) 22:24:35.68 ID:PuTstXPfO
山道では..........
岡野「ねぇ、今 空を飛び回ってるのって..........!!」
前原「あれは.........殺せんせー!!」
カルマ「それだけじゃない..........殺せんせーを追いかけるように飛び回っている化け物もいる...........」
渚「ひょっとしてあの怪物が...........!!」
烏間「そう、あの不気味な怪物こそが君たちを拉致して氏においやろうとした『氏神』だ」
岡島「あれが氏神.........!?もう人間の頃の面影がまるで無いじゃんか...........」
生徒たち「................!!」
磯貝「............とにかく急ごう!!」ダッ!!
生徒たち「「おぉッ!!」」ダダッ!!
岡野「ねぇ、今 空を飛び回ってるのって..........!!」
前原「あれは.........殺せんせー!!」
カルマ「それだけじゃない..........殺せんせーを追いかけるように飛び回っている化け物もいる...........」
渚「ひょっとしてあの怪物が...........!!」
烏間「そう、あの不気味な怪物こそが君たちを拉致して氏においやろうとした『氏神』だ」
岡島「あれが氏神.........!?もう人間の頃の面影がまるで無いじゃんか...........」
生徒たち「................!!」
磯貝「............とにかく急ごう!!」ダッ!!
生徒たち「「おぉッ!!」」ダダッ!!
49: 2015/12/01(火) 22:39:43.08 ID:PuTstXPfO
二代目「ほらほらどうしたの!?避けてばかりいないで攻撃してきたら!?それとも僕が怖いのかな?」ズドドドドドドドドドドッッッッ!!!!
殺せんせー「くっ............!!」ヒュッ!!シュッ!!スッ!!
柳沢「ククク.........苦しめ........もっと苦しめ..........お前は自分の弟子の不始末のせいで苦しみながら命を落とす事になるのだ..............」
柳沢「(.........しかし妙だ...........打ち合わせでは、そろそろクロさんが『アレ』を投入して、二代目と『アレ』の二重奏で奴を仕留める手筈なのだが...........やはり起動に少し時間がかかるのか..........?)」
柳沢「(まぁいい........『アレ』がなくとも、俺の科学力を結集した今の二代目だけでも十分奴の息の根を止める事が可能かもしれないからな...........)」
51: 2015/12/02(水) 04:37:23.34 ID:PJof1RPZO
二代目「..............」ピタ.......
殺せんせー「...............?」ハァ.....ハァ.....
二代目「.........なぜ反撃して来ない.......?」
殺せんせー「決まっています.........君と戦う理由などないからですよ.........」
二代目「..........へぇー........つまり、あんたにとって僕は戦うに値しない存在って事かい?」
殺せんせー「違う.........私は君を傷つけたくないのです...........先生として、生徒を傷つけたくないのです..........」
二代目「...............」ビキィッ........!!
殺せんせー「二代目、私は人間時代、君に対して..........ただ淡々と自分の持つスキルを与えて、教えて来ました.........何一つ不自由なく、満足に与えてきたつもりでした.........だが、君自身の事を見ようとしなかった............
向き合おうとしなかった............でも、その後 私はある先生と出会い、生徒を『見る』事の大切さを教わり、初めて気がつきました........今まで君の心に深い傷を負わせてしまっていたということにね............」
二代目「................!!」ブチブチッ....
.....!!
殺せんせー「どうしてもっと心を開いて君と触れ合わなかったのか、どうして正面から君の事を見ようとしなかったのか...........ずっとずっと後悔していました...............」
二代目「うるさい............」ビキッビキッ.........!!
殺せんせー「二代目.........私にとって君は、一番最初に教えた 大切な生..........」
二代目「うるさぁぁぁぁぁぁぁぁいッッッッ!!!!」
ドッッッッ!!!!
殺せんせー「ぐっ..........!!」ビチャッ....
52: 2015/12/02(水) 04:48:37.05 ID:PJof1RPZO
二代目「今更僕の教師ヅラするな.........何が後悔してるだ!!何が生徒を傷つけたくないだ!!綺麗事ぬかすな.........!!」ズププ.......
殺せんせー「うっ........ぐぁぁ........!!」
二代目「お前なんか教師でもなんでもない..........僕の邪魔をするただの障害だ....
........このまま心臓を握り潰してやる..........!!」グググ........
殺せんせー「ぐぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッッッッ!!!!」
ビシィッッッッッ!!!!
二代目「ぐあッッ!!」
殺せんせー「ゲホッ.......ゲホッ........」ハァ-.......ハァ-........
53: 2015/12/02(水) 05:06:51.75 ID:PJof1RPZO
二代目「...........ほらみろ........生徒を傷つけたくないだのなんだの、口では言っておいて、いざ自分の命が危なくなったら簡単に自分のいう生徒に手を出す..........やっぱりあんたは生徒よりも自分の命の方が大事、いざ自分が危なくなったらE組の生徒たちだって人質にするんだろうなぁ」
殺せんせー「違う.........私は絶対に生徒たちにそんな事をしない.........私はまだ氏ぬ訳にはいかないだけなのです、君をこんな風にしてしまったのは私だ.........だから、教師として責任を持って、君を今の危険な状態から救い出したい..........君を救い出した後で、E組の生徒たちの未来を、君の未来を守るために、私は喜んで自分の氏を受け入れます.........」
二代目「...............」
「殺せんせー!!!!」
殺せんせー「え...............!!」バッ!!
二代目「...............」ニヤ.........
生徒たち「殺せんせー..........」ハァ.....ハァ.....
殺せんせー「君たち............!!」
59: 2015/12/03(木) 21:23:23.77 ID:CgxHYnp8O
ビXチ「よかった........まだ殺されていないようね..........」
生徒たち「殺せんせー............」
殺せんせー「なぜ.............」
生徒たち「.............!」
殺せんせー「なぜここに来たんですか君たちは!!!!言ったでしょう!!危険だから自宅待機していなさいと!!!!」
渚「だって会いたかったからッッッッ!!!!」
殺せんせー「...............!」
渚「大切な先生がもうすぐ氏んでしまうってわかってるのに........会いに行かない生徒なんているわけないよ...........」
寺坂「そーだよッッ!!!!何が自宅待機だよ!!ンなモンくそくらえだッッ!!教師なら生徒に黙って勝手に殺されようとすんじゃねぇよクソタコ!!!!」
磯貝「単純に最後にどうしても先生に会いたかったから皆ここに来た.........ただそれだけの事です........他に理由なんてありませんよ」
殺せんせー「君たち...........!」
烏間「俺だって止めはしたさ........だが、彼らの決意は固かった、先生に会いたい、そして会って感謝とさよならを伝えたいと...........彼らのお前に対する気持ちは本物だ..........だから俺は全員をここに連れてきた..........お前も........自分の生徒たちを信頼したっていいんじゃないのか..........?」
60: 2015/12/03(木) 21:32:06.96 ID:CgxHYnp8O
殺せんせー「.........本当は........私も会いたかった..........」
生徒たち「............」
殺せんせー「氏ぬ前に.......最後にひとめでもいいから君たちに会いたかった.........」
生徒たち「殺せんせー...........」
殺せんせー「会いたかったけど.........私は君たちを危険に巻き込みたくなかった..........君たちが私の氏を目にして、無気力になってしまうのではないのか.........それが怖かった.........だから私は...........」
ドヒュンッッッッ!!!!
殺せんせー「!!」シュッ!!
二代目「自分が殺されかけているのにも関わらず、愛する生徒たちとお喋りとは、随分余裕だね 先生」
生徒たち「氏神............!!」
61: 2015/12/03(木) 21:57:52.11 ID:CgxHYnp8O
二代目「ククク.........面白い事になってきたねぇ.........」
殺せんせー「.............?」
二代目「パラレルワールドで僕の計画を台無しにした烏間惟臣に、僕を裏切ったイリーナ、僕を散々コケにしてくれた大石貴志らE組の生徒たち..............今すぐにでも頃してあげたい顔ぶれが揃ってるね.........」メキメキメキ......
全員「............!!」
柳沢「二代目!!やめろ!!そんな事したら奴の反物質臓が...........!!」
二代目「あぁぁぁ.........イライラするなぁ.
.........鬱陶しい........本当に鬱陶しい連中だ..........先生もE組の生徒たちも、信頼だのなんだの言って馴れ合う姿見てたら本気で壊したくなってきたよ............」メキッメキメキメキッ...........
殺せんせー「やめなさい二代目!!いくら君でもそれだけは絶対に許しません!!」
二代目「なら守ってみろよぉ!!!!そんなに大事なら守ってみろよぉ!!!!自分の命を投げ打ってでもさぁ!!!!」バッッッッ!!!!
生徒たち「!!!!」
殺せんせー「(まずい!!!!このままでは生徒たちが!!!!)」シュバッ!!!!
63: 2015/12/04(金) 16:13:09.34 ID:7bwADDlDO
二代目「ハハハハハハハハハハ!!!!」ドシュンッッッ!!!!
ドッッッッ!!!!
生徒たち「.................!!」
殺せんせー「ぐはっ..........!!」ビチャ......
生徒たち「「殺せんせー!!!!」」
二代目「........自分の体を盾にして生徒を守ったのか...........!」
殺せんせー「私は.........生徒を守ります............約束したのです..........何があっても生徒たちからこの手を離さないと..
...........」ゲホ.........
生徒たち「殺せんせー...........」
二代目「..............綺麗事を.............!!」ギリ.........
64: 2015/12/04(金) 16:31:20.15 ID:7bwADDlDO
二代目「そんなに生徒が大事か......なら、今から僕がともれだけ攻撃しても避けないということだね?あんたがもし僕の攻撃を避ければ後ろの生徒たちが僕の攻撃を食らって氏ぬ事になるからね」
殺せんせー「...........もちろん避けはしません............ただ............」
バシィッッッ!!!!
二代目「ぐぅっ...........!!」
殺せんせー「もし私の生徒たちに危害を加えるというのであれば、私はたとえ君であろうと反撃します、君を止めるにはそれしか方法が無いようだ」
二代目「ククク...........やっぱそう来なきゃね...........全力で僕に向かってくるあんたを屈辱的に返り討ちにして奪ってやる..........『氏神』の名声も........生徒たちの命も...........あんたの全てを奪ってやる.........」
二代目「『氏神』はこの僕だ!!!!偽物の怪物にはおとなしく氏んでもらおうか!!!!」バッッッッ!!!!
殺せんせー「私はまだ氏なない!!!!君を守り、生徒たちを守るまでは!!!!」バッッッッ!!!!
65: 2015/12/04(金) 16:45:38.99 ID:7bwADDlDO
ドガッッ!!!!ビシィッッ!!!!ドシュッッ!!!!バシィッッ!!!!
生徒たち「................!!」
杉野「すげえ.......触手と触手のぶつかりあい.........それも、師弟対決だ.........!!」
三村「殺せんせーが誰かと全力で戦うのを見るのは初めてだよ.........」
渚「僕らと同じだ..........」
生徒たち「................?」
渚「僕らがこの一年間、全力で殺せんせーにぶつかりに行ったように..........氏神が、先生である殺せんせーに全力でぶつかりに行ってる..........氏神がやろうとしている事は僕らと同じで、きっと先生を超えて認めてもらいたいんだと思う............」
カルマ「氏神も.........殺せんせーの生徒...........俺らと同じように、先生に認めてもらいたい 生徒..........」
生徒たち「................」
66: 2015/12/04(金) 17:06:22.82 ID:7bwADDlDO
二代目「................」ピタ......
殺せんせー「................?」
二代目「懐かしいねぇ先生 この感じ」
殺せんせー「................」
二代目「ただ触手をぶつけ合うのも少し飽きてきたから、ここで休憩がてらに先生との思い出話しでもしようか」
殺せんせー「................?」
二代目「............覚えてるかな 先生?僕らは昔は姿は違えど、こんな風に毎日のように戦ってたよね?僕の戦闘のスキルを高める為にね............」
殺せんせー「覚えていますとも..........私が一番最初に君に教えたスキルは戦闘術...........これを身につけなければわずかな可能性の標的を殺り逃す事になるから............」
二代目「先生は強かった..........圧倒的な力の差があって、全然歯が立たなかったよ...........毎日毎日ボロボロに負けていたのを思い出すよ.............」
殺せんせー「.................」
二代目「........勝てなくてもいいから.........少しでもいいから..........僕は先生に
近づきたかった.........だから、僕は先生との訓練が終わった後もひとりで体を鍛えたり、どうすればもっと強くなれるのかを試行錯誤していた...........」
生徒たち「.................」
二代目「そしてある日、先生との訓練を終えてひとりで訓練を積んでいた僕を先生は見つけたね、
覚えてるかな?その時に先生が僕に言い放った言葉を.........あの言葉を僕は忘れた事は一度もないよ.........」
殺せんせー「................」
67: 2015/12/04(金) 17:16:35.89 ID:7bwADDlDO
二代目『あ.......先生......!』ハァ.....ハァ.....!
氏神『最近 夜中に君の姿を見ないと思ったら こんな所にいたんだね、何をしてたんだい?』ザッ......
二代目『僕、もっと強くなりたくて どうすれば強くなれるのかを考えて自主トレーニングしてたんです!』
氏神『自主トレーニング..........』
二代目『僕、先生みたいになりたいんです!だから少しでも先生に近づきたくて毎晩ここに来てたんです........心配かけてごめんなさい.........』
氏神『私のようになるための近道.........知りたいかい?』
二代目『はい!知りたいです!教えてください!先生!』ワクワク!
氏神『私のようになるための一番の近道、それはね...........』
二代目『..............!』ワクワク!
68: 2015/12/04(金) 17:17:53.95 ID:7bwADDlDO
氏神『今すぐその無駄な努力をやめる事だよ』
69: 2015/12/04(金) 17:30:14.08 ID:7bwADDlDO
二代目『え............?』
氏神『君が今やっている事はね、正確には努力ではなく ただの【自己満足】
量をこなせば早く強くなれると思っているただの自己満足なんだよ、
君が自分でいう努力をして一ヶ月ぐらい経つが..........自分で少しでも強くなったという実感はあるかい?少しでも私に通用する程の力を身につけたかい?』
二代目『...............』
氏神『努力というものはね、結果が出てから初めて【努力】と言われるようになるんだよ、結果を出していない君が今やっている事はただの自己満足で、自分の体を傷めているだけ』
氏神『それとも、私に【頑張ったね】とでも言って欲しかったのかな?』
二代目『...............!』
氏神『とにかく、君は余計な事はせずに私の教えを受けていればそれでいい、明日からは夜中に勝手に外に出ないように』ザッ.........
二代目『...............』ポロ ポロ......
70: 2015/12/04(金) 17:55:52.78 ID:7bwADDlDO
生徒たち「................!」
殺せんせー「.................」
二代目「あんたにとって僕はただの道具、自分の暗殺に利用するただの道具、あんたにとって僕は生徒でもなんでもない、だからあんな事が言えたんだ、生徒じゃなくて、ただの道具だから、平気で心をズタズタにするような言葉を浴びせて、努力を否定する事も簡単にできちゃうんだ........」メキ.....メキ.......
殺せんせー「...............」
二代目「だがどうだ、それから数年経って、あんたはクラスを作り上げて、新しい生徒たちを引き連れて、僕の計画の邪魔をした...........柳沢や、クロさんから事実を聞いてはらわたが煮えくり返るような思いだったよ............僕の事を散々道具扱いして、努力する事の大切さを否定していたあんたが自分の生徒を持って、その生徒たちに努力する事の大切さを教えていたとはね...........」メキメキ.........
殺せんせー「二代目..........!」
二代目「許せなかった.........僕の事を見ようともしなかったくせに、信頼関係を築いて仲良しこよしこよしするあんたと、その生徒たちが許せなかった!!!!だから全部壊してやろうと思った!!!!あんたの大切な物 なにもかもをメチャクチャになァッッッッ!!!!」メキッメキメキ!!ビキッッ!!
殺せんせー「やめなさい二代目!!!!それ以上興奮すると触手が!!!!」
二代目「ウ"ル"ザァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァイ"!!!!!!!!!!」ズドドドドドドドドドドドドドドドドッッッッッッッッ!!!!!!!!
71: 2015/12/04(金) 18:18:45.74 ID:7bwADDlDO
殺せんせー「ぐっ.........くっ.........!」ヒュンッ!!シュッ!!ガッ!!
二代目「シネェェェェェェェ!!!!」ドバババババババッッッッ!!!!
殺せんせー「(まずい.........触手は宿主の精神の状態に大きく左右される..........今の二代目は完全に怒りで暴走している状態だ...........)」ガッ!!ドッ!!バシュッ!!
殺せんせー「(このままだと二代目は完全に精神を触手に支配されてしまう!!!!)」バシュッ!!シュッ!!ガガッ!!
二代目「........テホシカッタ............!!」ドガガガガガガガッッッッッ!!!!
殺せんせー「...............!」ドッ!!バッ!!ヒュッ!!
二代目「タダ........見テ欲シカッタダケナノニ...........ドウシテ..........ドウシテ見テホクレナイ...........ドウシテ............ドウ"ジデ..............」ズドドドドドドドドドドッッッッ!!!!
殺せんせー「二代目............!!」シュッ!!シュバッ!!ドッ!!
72: 2015/12/04(金) 18:40:06.41 ID:6e69S2K0O
倉橋「なんだか.........かわいそう........」
原「うん............もし殺せんせーが私たちの事を見てくれなくなったら きっとすごく悲しい事だもんね........」
渚「................」
氏神は、殺せんせーに見てもらえなかったその悲しみで、自分を異形の姿に変えてまで、殺せんせーに自分の恨みつらみをぶつけている..........
殺せんせーは雪村先生と出会って、僕らの先生になって『見る』事の大切さに気づいた.........だから、今 氏神の事を見ようとしている、大切な生徒のひとりとして守ろうとしている.........
なのに、殺せんせーの声は 今の氏神には届いていない
もしもこの戦いの末に、このままどちらかが氏んでしまったら、一生あの二人はわかり会えないまま終わってしまう...........だとしたら.........
なんて悲しい戦いなのだろうか、なんて虚しい戦いなのだろうか、
師匠と弟子の気持ちのすれ違いが生み出したこの戦い
殺せんせーにも、氏神にも どちらにも氏んで欲しくないと、僕らは思っていた..........
73: 2015/12/04(金) 19:08:08.83 ID:6e69S2K0O
二代目「氏ネ氏ネ氏ネ氏ネ氏ネ氏ネ氏ネ氏ネ氏ネ氏ネ氏ネ氏ネ氏ネェェェェェェェェ!!!!」ドガガガガガガガッ!!!!
殺せんせー「ぐっ........またパワーがさらに上がってきている.........もうガードは厳しい..........!!」ガッ!!ドドッ!!バガッ!!
二代目「ハハハハハハハハハハ!!!!トテツモナイ最高ノ気分ダァァ!!!!パワーガドンドン溢レテクルゾォォォ!!!!」ズドドドドドドドドドドッッッッ!!!!
殺せんせー「..............!!」ドガッ!!バキッ!!
二代目「モットダ!!!!モットモット!!!!モットチカラヲ!!!!モットチカラヲォォォォ!!!!」ズガガガガガガガッッッッッ!!!!
殺せんせー「二代目!!もうこれ以上は
............!!」
ボコッッッッッ!!!!
殺せんせー「...............!!」
生徒たち「...............!?」
柳沢「ま..........まさか.........!!」
二代目「ギャ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"!!!!!」ボコッッ!!ボゴッッ!!ブチャッッ!!
74: 2015/12/04(金) 19:20:30.12 ID:6e69S2K0O
二代目「痛イ"ィ"!!!!痛イ"ヨ"ォ"ォ"ォ"ォ"ォ"ォ"ォ"!!!!内蔵ガ........内蔵ガドンドン膨ランデクルヨ....
.......!!ア"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"痛イ"ヨ"ォ"ォ"ォ"ォ"ォ"ォ"!!!!」ボコッ!!!!ブクブクブク.......!!
殺せんせー「二代目!!!!二代目!!!!」
柳沢「まずい.........!!二代目の精神が力を欲するあまりに、肉体の限界を超えても力の増幅を続けようとして!!反物質臓が膨張している.........!!このままだと二代目の肉体が弾け飛んで氏んでしまう!!!!あぁぁぁぁぁ!!!!俺の血と汗と涙の結晶が!!!!俺の全てをつぎ込んだ作品がぁぁぁぁ!!!!」
二代目「ギャ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"!!!!」ボコボコボコッッッッ!!!!メキッグシャッ...........!!!!
殺せんせー「二代目!!!!二代目ぇッッッッ!!!!」
75: 2015/12/04(金) 19:40:10.89 ID:6e69S2K0O
吉田「なんとかなんねーのかよ.......!!」
中村「殺せんせーの事を恨んだまんま氏んじゃうなんて、そんなのあんまりにもかわいそうすぎるよ!!」
竹林「僕らは氏神が壊れながら氏んでいくのを見ている事しかできないのか..........!」
76: 2015/12/04(金) 19:48:05.91 ID:0EpMhixUO
殺せんせー「もう...........どうする事もできない............」ガクッ.......
殺せんせー「私のせいだ..........私のせいで二代目は............私は...........自分の生徒を頃したんだ............守れなかった...........」ポロ ポロ.......
殺せんせー「私のせいで..........私のせいでぇ............!!」ポロ ポロ......!
77: 2015/12/04(金) 19:53:10.39 ID:0EpMhixUO
「タスケテ..............」
78: 2015/12/04(金) 20:14:44.60 ID:0EpMhixUO
殺せんせー「.................!!」
生徒たち「.................!!」
二代目「タスケテ..........痛イヨ...............氏ニタクナイヨォ...........」ボゴッボゴッ........ゴボッ..........
殺せんせー「二代目...........!!」
二代目「タスケテ...........セン........セェ............タスケテェ...........ウ"ッ.......グァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"!!!!」ボコッボゴッ.........ブクブクブクッ..............
殺せんせー「...............!!」
79: 2015/12/07(月) 14:15:17.07 ID:vMRtTtCBO
私にとって初めての生徒が苦しんでいるのに...........私に助けを求めているのに、何を諦めているんだ..........
私は.........生徒からこの手を離さない
狼狽えている場合じゃない.........
まだ、助かるかもしれない
必ず助けてみせる!!!!
80: 2015/12/07(月) 14:23:12.50 ID:vMRtTtCBO
二代目「グオ"ォ"ォ"ォ"ォ"ォ"ォ"ォ"ォ"ォ"ォ"ォ"ォ"ォ"ォ"ォ"ォ"!!!!!!」ボコッ ブクク......ミチッ........
ドゴォッ!!!!バガァッ!!!!バゴォッ!!!!
生徒たち「うわッッッッ!!!!」
千葉「苦しみのあまりに触手を無茶苦茶に振り回してるぞ!!!!」
烏間「皆!!ここは危険だ!!できるだけ遠くに!!」
二代目「グォ"ォ"ォ"ォ"ォ"ォ"ォ"ォ"ォ"ォ"ォ"ォ"ォ"ォ"ォ"ォ"!!!!」ドゴォッ!!!!バキャッ!!!!バガッ!!!!
殺せんせー「二代目............」
殺せんせー「今、君を苦しみから救い出します」バッ
81: 2015/12/07(月) 14:27:14.59 ID:vMRtTtCBO
ドッッッッ!!!!
82: 2015/12/07(月) 14:30:28.47 ID:vMRtTtCBO
生徒たち「................!!」
烏間 柳沢「...............!!」
柳沢「殺った.........!!」
殺せんせー「ゲホッ..........!!」ボトボトボト.....
生徒たち「「殺せんせーッッッッ!!!!」」
83: 2015/12/07(月) 14:44:14.44 ID:vMRtTtCBO
二代目「殺ッダ..........」ビキビキビキ......
柳沢「ククク.........クハハハ..........奴の最大の急所である心臓を貫いたぞ..........!!これで流石の奴も氏............」
殺せんせー「ぐっ..........!!」グググ......
生徒たち「............!!」
柳沢「バカな............生きてるだと...........!?心臓を貫かれたはずなのに生きていられるはずが............!!」
カルマ「これってひょっとしてあの時と同じ............」
杉野「あの時............あ!!」
カルマ「前に茅野ちゃんが触手に精神を支配されて暴走した時、殺せんせーが自分の心臓を突かせた..........」
茅野「...............!!」
渚「そうか!!殺せんせーは氏神に自分の心臓を致氏点を微妙にずらし、突かせる事で『殺った』という手応えを氏神に感じさせて、『触手の殺意』を弱めたんだ.........!!」
84: 2015/12/07(月) 15:01:15.02 ID:vMRtTtCBO
二代目「グガッ........ゴガァ......!!」グググ.........
殺せんせー「二代目..........」ゲフッ.......
二代目「...............!!」グググ.......
殺せんせー「私は今、痛みを感じています...........君の触手で、自分の体を貫かれて、叫びだしたくなるぐらいの痛みを感じています............」ビチャビチャ.....
二代目「グゥ"............」グググ.......
殺せんせー「でも..........今私が感じている痛みなど...........今まで君が感じて来た痛みに比べれば、これっぽっちも痛くなどありません..........」
殺せんせー「誰からも見てもらえない..
........認めてもらえない..........褒めてもらえない...........心の傷は..........いったいどれほど君を苦しめた事でしょうか.........」ハァ-......ハァ-......
二代目「グガァッ.........ゴガァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"!!!!」ズキン ズキン ズキン!!
85: 2015/12/07(月) 15:08:40.98 ID:vMRtTtCBO
磯貝「氏神が.......頭を抱えて苦しんでいる........」
烏間「恐らく........氏神の殺意が、奴の言葉の影響で少しずつ揺らぎ始めているのだろう..........」
生徒たち「............」
86: 2015/12/07(月) 15:43:26.11 ID:vMRtTtCBO
殺せんせー「君が私の元を離れて行ったあと..........私は1人の先生に出会って、その先生に教えられて、ようやく、気付いたのです...........『見る』と言うことがどれほど大切な事なのかを............」ゼェ-.....ゼェ-......
二代目「グガァ.......ゴググ......!!」グググ.....
柳沢「二代目!!耳を貸すな!!こいつの洗脳術だ!!こいつがお前にかけている言葉は全部本心からじゃない偽物の言葉だ!!惑わされるな!!」
殺せんせー「それに気付いてから........私はずっと後悔し続けてきました.........どうして君の事を見てあげなかったのか...........どうしてもっと君に心を開いて接する事ができなかったのか..........」ビチャビチャ.........
二代目「グォ"ォ".........ガァ"ァ"!!」ズキン ズキン!!
柳沢「二代目!!」
殺せんせー「ある日、君が起こしたイリーナ先生誘拐事件で...........私は君が独学で身につけたであろうスキルを目の当たりにし.........君に次々と巧妙な手口で追い込まれ、落とし穴に落とされました........その時、私はこう思いました...........」ハァ-......ハァ-.....
殺せんせー「強くなった..........なんて、強くなったのだろう...........と」
87: 2015/12/07(月) 16:01:01.72 ID:vMRtTtCBO
二代目「.................!!」ゴポポ....グジュッ......
殺せんせー「でも........それと同時に、後悔しました..........これほどの才能があるのに........その才能を全て、頃しに使わせた事を...........もっと正しい道で、その才能と、力の使い方を教えればよかったのに.........」ゼェ-.....ゼェ-......
殺せんせー「頃しなんて、教えなければよかったのに...........」ゼェ-......ゼェ-.....
二代目「グォ"ォ".........ォ"ォ"........」グググ........
生徒たち「.................」
殺せんせー「顔の皮を剥ぐまで...........そんな姿になるまで..........君を苦しめたのは私..............頃す事でしか...........自分の存在する意味を見出せないようにしたのは.............私............」
ポロ...........
殺せんせー「ごめんよ............ごめんよぉ.............」ポロ ポロ.........
二代目「..............!!」ポタ.....ポタ......
88: 2015/12/07(月) 16:06:33.59 ID:vMRtTtCBO
柳沢「二代目..........おい二代目.........お前はそいつが憎いんじゃなかったのか..........なぜ今のうちに殺さない.........なぜ殺そうとしない..........」ワナワナ.....
柳沢「さっさと止めを刺せェェェェ!!!!この化け物がァァァァァァァァ!!!!誰が政府にしょっぴかれる前のお前を拾ってやったと思ってる!!!!誰がお前に力を与えてやったと思ってる!!!!この恩知らずがァァァァァァァァァァァ!!!!」
89: 2015/12/07(月) 16:22:55.48 ID:vMRtTtCBO
殺せんせー「二代目...........」ポン.....
二代目「...............!!」
殺せんせー「私が..........教師として不甲斐ないばかりに.........ずっと君には寂しい思いをさせて来ました...........でも、ようやくこうして真っ直ぐな気持ちで君に触れる事が出来ました...........今まで、君の頭を撫でた事なんて.........一回もありませんでしたね...........」ナデナデ......
二代目「.................」
殺せんせー「本当に強くなりましたね、先生とっても嬉しいです」ナデナデ........
二代目「セン........セェ.........」ポロ ポロ.......
90: 2015/12/07(月) 16:27:43.91 ID:vMRtTtCBO
速水「氏神が........泣いている..........」
渚「膨張していた内臓が........元の大きさに戻っていく.........」
烏間「きっと、奴に本当の『生徒』として見てもらえた事で、氏神の心が満たされたのだろう...........」
91: 2015/12/07(月) 16:37:59.51 ID:vMRtTtCBO
二代目「..........めんなさい.........ごめんなさい...........」ヒッグッ.....グズッ......
殺せんせー「よしよし........よしよし...........」
片岡「氏神も.........生徒.........」
矢田「うん........殺せんせーに認めて欲しくて、褒めてもらいたかった.........私達と変わらない...........普通の生徒..........」
生徒たち「..............」
二代目「ヒグッ.....グズッ......」ポロ ポロ....
殺せんせー「よしよし........」ナデナデ......
杉野「やっぱいいな、こーいうの」ニコッ
渚「うん」ニコッ
92: 2015/12/07(月) 16:40:32.49 ID:vMRtTtCBO
「撃て」
93: 2015/12/07(月) 16:42:44.83 ID:vMRtTtCBO
ドパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパ!!!!!!
ガシャンッッッッ!!!! バリィンッッッッ!!!!
94: 2015/12/07(月) 16:47:51.00 ID:vMRtTtCBO
二代目「先生危ない!!!!」ドンッ!!!!
殺せんせー「!!!!」
二代目「ぐぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」ズガガガガガガガガガガガ!!!!
全員「!!!!」
殺せんせー「二代目ェッッッッ!!!!」
95: 2015/12/07(月) 17:01:47.79 ID:vMRtTtCBO
あまりにも一瞬の出来事で、僕らは何が起きたのかがよくわからなかった
何秒か経って気付いたのは、校舎の中から何者かが殺せんせーと氏神を銃撃した事と
氏神が殺せんせーを庇って、全ての銃弾を喰らった事だった
僕らの足は、烏間先生やビXチ先生の制止を振り切り、勝手に校舎の方に向かっていた
割れた僕らの教室の窓ガラス
血塗れになった生徒を呼ぶ先生の悲痛な叫び声
眼に映る数々の悲惨な惨状たち
でも、僕らが教室の中を覗いた瞬間、
それらの惨状が霞んで見えてしまう程の衝撃が そこにはあった
渚「律..............!!!!」
96: 2015/12/07(月) 17:34:54.54 ID:vMRtTtCBO
生徒たち「.................!!」
律「...............」
不破「律...........?」
律「................」
不破「ねぇ............律なんでしょ.........?」
律「................」
不破「律!!どうして!?なんでこんな事を...........!!」
97: 2015/12/07(月) 17:36:51.44 ID:vMRtTtCBO
「今の律には何を言っても無駄ですよ」
99: 2015/12/07(月) 17:53:28.63 ID:vMRtTtCBO
全員「................!!」
クロ「今の律は感情を失ったただの固定砲台、私の命令でしか動かないよう少し『教育』させてもらいましたからねぇ」ザッ........
烏間「クロ............!!」
101: 2015/12/07(月) 18:28:20.56 ID:vMRtTtCBO
殺せんせー「二代目!!!!二代目!!!!」
二代目「せん.........せぇ............」ビチャビチャ.......
殺せんせー「二代目!!喋ったら傷口が..........!!」
二代目「たす.........げで...........ぐや"じい"よ"..............や"っ"ど見てもらえたのに".............氏に"だぐないよ............痛い...
........よ..........」ポロ ポロ......
殺せんせー「................!!」
クロ「..........どうやら『本命』の方は氏損じたようですね..........あわよくば、両方とも始末したかったのですが.........」
生徒たち「................!!」
烏間「まさか.........お前の用意していた『二つの秘密兵器』のうちの一つは..........律の事だったのか............!!」
クロ「御名答、両者が戦ってボロボロになって動けなくなった瞬間に襲撃し、両者とも始末する予定でしたが.........まさか二代目が本命を庇うとはね.........」
二代目「」
殺せんせー「二代........目..........?」
殺せんせー「二代目...........二代目!!!!う"わ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"二代目ぇ"ぇ"ぇ"ぇ"ぇ"ッッッッ!!!!」
102: 2015/12/07(月) 18:47:57.37 ID:vMRtTtCBO
柳沢「あぁぁ.........ああ.........」ワナワナ.......
柳沢「二代目が.........氏んだ.........二代目が..........」
ガシィッッッッッ!!!!
柳沢「あんた何て事してくれたんだァッッッッ!!!!!!!」
クロ「................」
柳沢「話が全然違うじゃないか!!!!俺とあんたが打ち合わせていた予定では二代目と律の二段構えで奴を仕留める計画だったはずだろう!!!!なんで二代目を頃したァ!!!!!!!」
全員「.................!」
柳沢「あ い つ を 創 り 出 すの に ど れ だ け 財 産 と 労 力 を 使 っ た と 思 っ て ん だ ! ! ! ! 返 せ ! ! ! ! 俺 の 財 産 と 労 力 を 返 せ ぇ ッ ッ ッ ッ ! ! ! ! 」
103: 2015/12/07(月) 18:59:39.70 ID:vMRtTtCBO
パァンッッッッ!!!!!!
104: 2015/12/07(月) 19:25:31.93 ID:vMRtTtCBO
柳沢「」ドサッ..........!!
クロ「ギャーギャーギャーギャー.....
....私の手駒の分際でやかましく喚くな」
全員「..................!!!!」
クロ「二代目も、どのみち計画が終わり、用無しになった後、始末しなければならなくなる...........本命と同じリスクを負っているから..........そんな事もわからずに天才を名乗るとはお笑いですねぇ...........」
烏間「リスク.........だと.........?」
クロ「そんな事よりも いいんですか?君たちの先生、何やら大変な事になりそうですよ?」
全員「................!?」
105: 2015/12/07(月) 19:28:30.42 ID:vMRtTtCBO
「...............殺った.........」
106: 2015/12/07(月) 20:17:17.83 ID:vMRtTtCBO
生徒たち「................!!」ゾッ........!!
殺せんせー「誰が殺った............ 誰 が 殺 し た ..............! !」ビキビキ..........ビキッ...........!!
生徒たち「殺........せん.......せー.......?」
背後からとてつもない殺気を感じて、振り返ると そこにいたのは
今までにないほどに顔を真っ黒にして、生徒の亡骸を抱きかかえている殺せんせー
殺せんせー「グォォ.........グォォォォォ...........!!!!」ビキ.........ビキビキッッ........
殺せんせーの姿が変わっていく............
殺せんせーが、殺せんせーじゃないナニカに変わっていく............!!
113: 2015/12/10(木) 22:37:38.72 ID:KUe2B55YO
殺せんせー「グルルルルル.........」メキ......メキ...........
生徒たち「殺........せんせー............!!」
クロ「(さぁ、ここからが一か八かの賭けだ..........私の読みが正しければいいのだが..........)」バッ!!
114: 2015/12/11(金) 00:08:31.56 ID:jxel06aLO
殺せんせー「グォォォォォォォォォォ!!!!!」ドゴォッッッッッ!!!!!
生徒たち「うわぁッッッッ!!!!」
ビXチ「一撃で木がへし折れた.......!!」
殺せんせー「グォォォォォォ!!!!!」ドゴォッ!!!!ドガァッ!!!!メキッ!!!!
前原「やめてくれぇ殺せんせぇ!!!!」
杉野「このままだと校舎が壊れるよ!!!!」
磯貝「俺たちが一年間ずっと一緒に過ごしてきた思い出が詰まった校舎が!!!!」
岡野「お願いやめてぇ殺せんせぇ!!!!元に戻ってぇ!!!!」
殺せんせー「グルルルルル...........」
烏間「危ない!!!!逃げろォッッッッ!!!!」
ドゴォッッッッッ!!!!!!
生徒たち「............!!!!」
烏間「こいつは最早完全に理性を失って暴れている!!!!もう君らの声も届かない!!!!すぐに麓にいる兵を応援に呼んで射頃する!!!!こうなってしまってはやむを得ない!!!!君らは早くここを離れて安全な場所に逃げるんだ!!!!」
生徒たち「..................!!」
渚「そんな...........!!」
115: 2015/12/11(金) 00:37:35.79 ID:jxel06aLO
殺せんせー「グォォォォォォ!!!!!」バゴォッ!!!!ドゴォッ!!!!グシャッ!!!!
クロ「ここまでくれば巻き込まれることはあるまい..........ククク...........ここまでは私の思い描くシナリオ通りに事が進んでいる.........」ザッ.......
クロ「あの怪物は自分の弟子が殺された怒りで反物質臓が暴走し、触手に精神を完全に乗っ取られ、何故自分が怒っているのか、討つべき仇が誰なのかも忘れて暴れている.............」
クロ「そして、怒りで力の配分をパワーに特化した分、スピードは極端に下がる.............パワーを特化してもスピードはそのままなのか、パワーを特化すればその分スピードが落ちるのか..........一か八かの大博打だったが、どうやら私の読みは正しかったようだ............」
クロ「二代目を頃したのは私の計画の内だ..............これで奴はマッハ20を使う事ができなくなり、攻撃を避ける術を失った...........さて、仕上げに入ろうか........」
クロ「律、撃て」
116: 2015/12/11(金) 00:46:34.27 ID:jxel06aLO
律「命令を確認しました、射撃準備に移行します」ピピピピピ......
律「目標捕捉、これより、射撃を開始します」ガチャッ
ドパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパ!!!!!!
117: 2015/12/11(金) 09:19:00.46 ID:EjDmfdqiO
殺せんせー「グガァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"!!!!」ズガガガガガガガガ!!!!
生徒たち「「殺せんせーッッッッ!!!!」」
律「....................」
千葉「律...........!!」
殺せんせー「グゴゴ..........グゴォ.........」メキ........メキ.........
クロ「生きているか.............どうやらスピードが落ちた分、パワーだけでなく、対触手生物物質への耐久力まで上がってしまったようだ.........まだ肉体の変化が続いている........」
クロ「律、続けなさい、絶え間なく銃弾の雨を浴びせ続けるのです」
律「了解しました、リロード完了、これより第二射撃を開始します」ガチャッ
ドパパパパパパパパパパパパパパパ!!!!!!
118: 2015/12/11(金) 09:40:58.71 ID:EjDmfdqiO
殺せんせー「グガァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"!!!!」ズガガガガガガガガ!!!!
菅谷「律やめろ!!!!」
不破「お願いやめて律!!このままだと殺せんせーが氏んじゃうよ!!!!」
律「第二射撃終了まであと30秒」ドパパパパパパパパパパパパパパパ!!!!
殺せんせー「グガァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"!!!!」ズガガガガガガガガ!!!!
中村「やめてぇぇぇぇぇぇぇ!!!!元の優しい律に戻ってぇぇぇぇぇ!!!!」ポロ ポロ
律「25、24、23、22........」ズガガガガガガガガ!!!!
生徒たち「................!!」
渚「...............!!」
..........このまま終わっちゃうの?
律が律じゃないまま、僕らの事を忘れたままで殺せんせーを頃しちゃうの?
殺せんせーが殺せんせーじゃないまま、僕らの事を忘れたままで氏んじゃうの?
こんなわけもわからないうちに、一年間で僕らがつくりあげてきた絆が終わっちゃうの..........?
いやだ.............
そんなのいやだ...........!!
119: 2015/12/11(金) 10:15:20.58 ID:EjDmfdqiO
『..........嬉しいです!! では【律】とお呼びください!!』パァァァ!!
渚「いやだ..........いやだ!!!!」ダッ!!
茅野「渚ッ!!!!」
キモオタ「よせ!!!!無茶だ!!!!」
『たくさん考えて、動かして、感じて....…ああ素敵.............今回の任務が私の知性を進化させたのを肌で感じます』
『........ねぇ2人とも、私は今『感情』を初めて自覚しました』
殺せんせー「グガァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"!!!!」ズガガガガガガガガ!!!!
渚「...........!!」ダダッ!!
生徒たち「「渚ァッ!!!!」」
『私は幸せ、このクラスに来れて幸せです』
渚「やめろーーーーーーーーーーーッッッッッッッッ!!!!!!!!!」バッッッッ!!!!
120: 2015/12/11(金) 10:17:10.18 ID:EjDmfdqiO
ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ!!!!!!!!
121: 2015/12/11(金) 10:35:57.22 ID:EjDmfdqiO
律「....................!!」
渚「うぐぅっ............!!」ドサッ.........
生徒たち「渚ァッ!!!!」ダダッ!!
クロ「ほぉ.........自分の身を挺して標的を庇ったか.........BB弾とはいえ、威力をそれなりに上げているはずだが.........」
128: 2015/12/13(日) 19:36:21.34 ID:WACaamdOO
茅野「渚!!しっかりして渚!!!!」
渚「ぐっ.........ぼ......僕は大丈夫だから........」ググ......
イトナ「撃たれた所が赤く腫れ上がっている...........こんなのエアガンの威力じゃない........」
茅野「渚!無理に立ったらダメ!!」
渚「平気だよ.........それよりも........殺せんせーを.........律を助けなきゃ.........」ザッ........
生徒たち「渚.........!」
129: 2015/12/13(日) 20:00:12.54 ID:WACaamdOO
渚「律.............」ザッ......
律「どいてください、照準範囲内に立たれると第三射撃が開始できません」
渚「どかない..........」
律「どかないのであれば、あなたを照準範囲内に存在する『障害物』と見なし、除去措置に移らさせていただきますが、それでもよろしいですね?」ガチャッ ウィィィィィン!!
烏間「あれは.........キャノン砲.......!!まずい.........!!」
生徒たち「キャノン砲.........!!」
不破「嘘でしょ.......まさか律........本当に渚君にあれを撃つ気なの.........!!」
磯貝「渚ァ!!!!逃げろォッッッッ!!!!危ない!!!!」
カルマ「渚!!何してんだよ!!早く逃げるぞ!!今の律は話が通じるような相手じゃないんだ!!このままだとマジで消されるぞ!!」グイッ!!
杉野「渚!!!!気持ちはわかるよ!!律をあんなにされて悔しい気持ちはよくわかるよ!!俺だって悔しいよ!!でも 今の律はクロに操られて感情をなくした兵器なんだ!!!!早く逃げないと本当にお前だって頃しかねないんだぞ!!!!」グイッ!!
渚「 律 は 絶 対 に そ ん な 事 し な い ッ ッ ッ ッ ! ! ! ! 」
生徒たち「!!」
カルマ「..............!!」
杉野「渚..........」
律「..............!!」
130: 2015/12/13(日) 20:08:39.50 ID:WACaamdOO
渚「........律は兵器なんかじゃないよ..........クロなんかに操られたりしないよ..........」
渚「だって、律は今まで僕らと一緒に過ごしてきた 大切な仲間だから.........僕らと同じ、殺せんせーの生徒だから.........」
生徒たち「................!」
律「..............」
131: 2015/12/13(日) 20:26:29.00 ID:WACaamdOO
渚「律..........今まで僕らはこの一年間ずっと殺せんせーを頃すために頑張ってきたよね.........生徒に頃してほしいっていう殺せんせーの願いを叶えるために..............」
渚「でもね、今の律は自分の意志で殺せんせーを殺そうとしていない..........自分の気持ちを頃して、殺せんせーを殺そうとしている...........そんな殺され方をされたら.......きっと殺せんせーは悲しむと思うんだ...........」
律「...............!!」
ビXチ「.............」
全員「.............」
132: 2015/12/13(日) 20:39:06.92 ID:WACaamdOO
渚「律.........もう一度思い出して........僕らと一緒に過ごした日々を.........」
律「.............!!」
渚「律は本当は自分の意志で笑顔を見せたり、涙を流したりできる、自分の感情を持っている普通の女の子..........僕らの大切な友達........」
律「.............!!」
渚「だから、僕らと一緒にこのクラスを卒業しようよ、29人、皆でこのクラスを卒業しようよ」ニコッ!
律「...............!!」ポロ ポロ......
134: 2015/12/13(日) 21:04:30.18 ID:WACaamdOO
律「また、この気持になる事ができました..........」ポロ ポロ......
生徒たち「............!」
律「このクラスで、初めて『律』という名前を頂いて、皆さんと触れ合えた時、
胸の奥から暖かい何かがこみ上げてくるような気持ちになったのを思い出しました...........」ポロ ポロ.....
渚「律............!」
律「そして今、渚さんが1人の人間として私の事を認めてくれた瞬間、またあの時と同じ気持ちになりました.......」ポロ ポロ........
律「暖かい.........ああ..........なんて暖かいの..........その暖かさが私の中で溢れて、目から溢れていく...........これが、このクラスに来て初めてわかった『嬉しい』という気持ち...........またこの気持ちになれました.........」ポロ ポロ.......
生徒たち「律...........」
律「私は........卒業したいです.......皆さんと一緒に.........ヒグッ..........このクラスを卒業したいです.........グズッ.........」ポロ ポロ..........
生徒たち「当たり前じゃん!!一緒に卒業しよう!!」「律 おかえり!」「戻ってきてくれて嬉しいよ!」
律「ありがとう....グズッ......ありがとう......ヒグッ.......」ポロ ポロ......
135: 2015/12/13(日) 21:17:26.45 ID:WACaamdOO
クロ「バカな.........E組でのメモリーは消去して、バックアップも取ってないはずだ........なのに自分の意志でE組で過ごした日々を思い出しただと...........ただのAIが自分の感情を持つことなどありえるはずがない........!!」
クロ「...........まぁだが........秘密兵器の一つである律は不発に終わってしまったが、私にはまだもう一つの秘密兵器がある..........それにもうそろそろ............」
136: 2015/12/13(日) 21:25:49.89 ID:WACaamdOO
超破壊生物「ゴフー..........ゴフー.........」ズシン........ズシン..........
生徒たち「殺........せんせー..........!!」
クロ「あのガラクタを説得している間に奴の覚醒が完全に終了したようだ............フフフ.........面白い事になってきた...........」
137: 2015/12/13(日) 21:38:39.37 ID:WACaamdOO
超破壊生物「ゴフー........ゴフー.........」メキ.........メキメキ........
生徒たち「...............!!」
本当に、今僕らの目の前にいる、殺せんせーなのかどうかを疑った
信じられないぐらい真っ黒で不気味な姿でそこに立っているのが殺せんせーだということに
僕らは今まで感じた事がない程の恐怖と悲しみを覚えた
138: 2015/12/13(日) 21:47:14.31 ID:WACaamdOO
兵士たち「おとなしくしろ化け物ッッッッ!!!!」ガチャガチャ!!
生徒たち「!!!!」
超破壊生物「.................」
烏間「(さっき応援に呼んだ兵士たちか........!!)」
兵士たち「すぐにその子達から離れろ!!!!」
超破壊生物「................」
兵士たち「くっ.........撃てぇ!!!!撃てぇ!!!!」ババババババババババババババババ!!!!!
超破壊生物「グォォ.........!!!!」ズガガガガガガガガ!!!!
生徒たち「「殺せんせぇッッッッ!!!!」」
139: 2015/12/13(日) 21:56:56.62 ID:WACaamdOO
ババババババババババババババババババババババババ!!!!ズガガガガガガガガ!!!!
超破壊生物「グルルルル.........」ズシン...
.......ズシン...........
兵士A「う......嘘だろ!?銃弾を受けているはずなのにこっちに向かってくる.........!!」ババババババババババババ!!!!
隊長「ひ........怯むなァッッッッ!!!!撃て!!!!撃てぇッッッッ!!!!」ババババババババババババ!!!!
超破壊生物「グルルルル.......グォォ.........!!」ビチャッ....ビチャッ......
生徒たち「「殺せんせぇッッッッ!!!!」」
岡野「もうやめてぇッッッッ!!!!」ポロ ポロ
中村「殺せんせー苦しんでるよぉ!!!!」ポロ ポロ
倉橋「ダメェーーッッ!!!!」ポロ ポロ
超破壊生物「グォ"ォ"ォ"ォ"ォ"ォ"ォ"ォ"ォ"!!!!」ズガガガガガガガガ!!!!
140: 2015/12/13(日) 22:10:00.88 ID:WACaamdOO
隊長「どうだ!!さしもの奴もこの一斉射撃には耐えられないようだ!!!!とにかく撃てぇッッッッ!!!!」ババババババババババババ!!!!
超破壊生物「グォォ..........」ズガガガガガガガガ!!!!
超破壊生物「グァァ........」ズガガガガガガガガ!!!!
超破壊生物「グ ガ ァ ァ ァ ァ ァ ァ ァ ァ ァ ァ ァ ァ ァ ァ ァ ァ ッ ッ ッ ッ ッ ! ! ! !」ドゴォォォォォォォォォッッッッ!!!!
隊長「ひっ.........そ........そんな.........!!た.........退避ィィィィィィ!!!!退避ィィィィィィ!!!!逃げろォォォォォォォォッッッッ!!!!」ダッ!!!!
兵士たち「ひ.......ひぇぇっ........うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」ダダダッ!!!!
超破壊生物「グゴォォォォォォォォォォォォッッッッ!!!!」ドゴォッッッッッ!!!!!バゴォッッッッッ!!!!!ドガァッッッッッ!!!!!
兵士たち「ぎゃぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"!!!!」メキャッ!!グシャッ!!バキッ!!
141: 2015/12/13(日) 22:14:02.21 ID:WACaamdOO
生徒たち「...............!!!!」
烏間「何をボサッとしているんだ君たちはッッッッ!!!!」
烏間「逃げろッッッッ!!!!早く逃げろォォォォッッッッ!!!!」
生徒たち「................!!!!」
生徒たち「キャァァァァァァァァァ!!!!」「うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」ダダダッ!!!!
142: 2015/12/13(日) 22:45:13.51 ID:WACaamdOO
クロ「やはり兵士など相手にならなかったか............銃弾に耐え、全てを破壊するあの力...........まさに超破壊生物といえよう...........」
クロ「もしも奴が昔、柳沢の研究所を破壊し、外界に出て行ったとしたらあの姿になるはずだった.............だが、あの姿になろうとしていた所を雪村あぐりに阻まれたため、結局肉体の変化は不完全なまま終わった...........」
クロ「しかし、奴は今 弟子を殺された怒りにより、歪んだ感情が触手を歪め、歪んだ触手が感情を歪め、本来ならばなるはずのなかった『どす黒い姿の破壊生物』となって暴れている...........雪村あぐりが恐れていた事が起こっている........」
クロ「クククク.........フハハハハハ!!!!愉快だ!!!!実に愉快だ!!!!恩師から逃げ惑うその姿!!!!もっと泣き叫ぶがいい!!!!もっと苦しむがいい!!!!フハハハハハハハハハハ!!!!」
143: 2015/12/13(日) 23:26:47.95 ID:WACaamdOO
超破壊生物「グォォォ............」グググ..........
超破壊生物「グゴァ"ァ"ア"ァァァ"アアァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァア"ア"ア"アアァァァ"!!!!!」ドゴォッッッッ!!!!バゴォッッッッ!!!!グシャッッッッ!!!!
144: 2015/12/13(日) 23:40:39.71 ID:WACaamdOO
生徒たち「................!!」
殺せんせーは...........氏神を殺された怒りをぶつけるために暴れ回っているんじゃない.........
苦しいから、暴れまわっているんだ
超破壊生物「グギィ"ィ"!!!!グガガァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"アアアァァァア"!!!!!!」バゴォッッッッッ!!!!ドバギャッッッッッ!!!!ボゴォッッッッッ!!!!
『苦しいよ、助けて』
おどろおどろしい咆哮が、僕らにはそう聞こえた
生徒たち「殺せんせー.............!!」
逃げたらダメだ..........
行かなきゃ...........
殺せんせーを助けなきゃ!!
生徒たち「「殺せんせぇッッッッ!!」」バッババッッッ!!!!
烏間「待て!!!!危険だ!!!!行ったらダメだ!!!!」
145: 2015/12/13(日) 23:49:42.28 ID:WACaamdOO
生徒たち「ハァ.....ハァ......!!」バッババッ!!
殺せんせーは、今まで 何度も苦しんでいる僕らを助けてくれた
何度も何度も、僕らを助けてくれた
だから、今度は僕らが殺せんせーを助ける番だ
もうこれ以上殺せんせーが苦しむ姿を見たくない!!
146: 2015/12/14(月) 00:03:36.78 ID:1iLDv1QRO
超破壊生物「グゴァ........ゴフゥゥ........」ビチャビチャ........
超破壊生物「グルルルル.........」ズシン..........ズシン..........
木村「おい........殺せんせーが山を下ってるぞ..........!!」
前原「まさか.........街へ出るつもりじゃぁ..........!!」
キモオタ「まずい........!!もしあの姿で街へ出たら大騒ぎになる........!!」
片岡「早く殺せんせーを止めないと!!!!」
151: 2015/12/14(月) 22:30:38.14 ID:1iLDv1QRO
超破壊生物「グルルルル...........」ズシン........ズシン............
「待ってください殺せんせーッッッッ!!!!」
超破壊生物「グルルルル...........」
磯貝「この先に行ったらダメです 先生!!!!」
前原「殺せんせー!!!!行かないでくれよ!!!!」
杉野「俺らの事も覚えてないのか!?お願いだよ!!元に戻ってくれよ!!!!」
生徒たち「「殺せんせー!!!!」」
超破壊生物「グルルルル..........グォォ.........!!」メキッ........メキメキ.........
烏間「(まずい!!!!触手を振りかぶっている!!!!本当に奴は生徒たちの事も忘れてしまっているのか!!!!生徒たちに手を出す気か!!!!)」
烏間「危険だ!!!!早くそいつから離れるんだァッッッッ!!!!」
152: 2015/12/14(月) 22:40:12.52 ID:1iLDv1QRO
超破壊生物「グォォォォォォッッッッ!!!!」グワァッッッッッ!!!!
生徒たち「...............!!!!」ギュッ.....!!
シィン............
生徒たち「................!?」パチ......
超破壊生物「グォッ.........グォ"ォ"......グガァァ..........!!」ズキン!!!!ズキン!!!!ズキン!!!!
生徒たち「...............!!」
153: 2015/12/14(月) 22:50:16.55 ID:1iLDv1QRO
ビXチ「どーいう事なの........?あのタコ........ガキどもを攻撃しようとした瞬間、突然苦しみだした............」
烏間「ひょっとして.........辛うじて生徒たちの事は覚えているのか............?」
クロ「あれは..........柳沢の理論を借りるならば、恐らく触手の拒否反応..........自分の意志とは関係なく、無意識のうちに生徒たちに危害を加える事を触手が拒んでいるんだ............」
クロ「まぁ、そこまでは想定内だが..........さて........ここから私の暗殺計画は
どう転ぶか..........」
154: 2015/12/14(月) 23:04:36.53 ID:1iLDv1QRO
超破壊生物「グォ"ォ"ォ"ォ"!!!!グゴァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ッッッッ!!!!」ブンッッ!!!!ガシャァッッ!!!!ドゴォッッ!!!!
村松「おい........どんどん苦しみ方が酷くなっていってねぇか..........!!」
中村「このままじゃぁ殺せんせーが氏んじゃうよ!!!!」
超破壊生物「グゴォ"ォ"ォ"!!!!グガァ"........ガハァッ!!!!、ゴハァッ!!!!」ビチャビチャ!!!!
竹林「吐血が始まっている!!これ以上暴れるのは危険だ!!!!」
矢田「殺せんせぇ!!!!暴れちゃダメェッッ!!!!」
渚「殺せんせぇッッッッ!!!!」
155: 2015/12/14(月) 23:11:14.40 ID:1iLDv1QRO
シィン............
156: 2015/12/14(月) 23:24:43.27 ID:1iLDv1QRO
全員「...............!?」
超破壊生物「.................」
生徒たち「................!!」
菅谷「............おさまった...........」
岡島「俺らの気持ちが通じたのか..........?」
157: 2015/12/14(月) 23:25:39.01 ID:1iLDv1QRO
「違う..........」
158: 2015/12/14(月) 23:33:00.00 ID:1iLDv1QRO
生徒たち「..............!?」
渚「茅野...........!?」
茅野「あの時と同じ..........私が皆の前で殺せんせーを殺そうとした時と同じ.............!!」
生徒たち「................!!」
イトナ「まさか........あれは..........!!」
茅野「殺せんせーは私たちの気持ちが通じたから暴れるのをやめたんじゃない.............!!」
茅野「苦しみの限界を超えて............もう苦しいのが気持ちよくなったから、苦し紛れに暴れる必要がなくなったの..............!!」
超破壊生物「グルルルル..........」
生徒たち「............!!!!」
159: 2015/12/15(火) 00:02:47.49 ID:5MEf3i75O
イトナ「今の殺せんせーはあの時の茅野と同じ状態で、非常に危険だ.........!!触手の侵食がもう取り返しのつかない所まで来ている..........このままだと、あと数分もしないうちに殺せんせーは氏んでしまう...........!!」
生徒たち「そんな..........!!」
超破壊生物「グルルルル...........」メキ.........メキメキ...........
氏神は、自分の体が壊れゆく中で、自分の氏を悟っていた...........
自分の氏が間近に近づいた時、氏神は決して抱いてはいけない感情を抱いていた...........
どのみち自分は氏んでしまうのならば、全てを破壊してから氏んでやる..........と
160: 2015/12/15(火) 00:20:43.67 ID:5MEf3i75O
超破壊生物「グルルルル.........」バサッ........
前原「マジかよ..........自分の触手で翼をつくって...........!!」
千葉「街へ飛び立つ気か...........!!」
茅野「.................!!」
超破壊生物「グルルルル..........!!」バサッ.........!!
氏神は、自分の氏が目前になった今、再び『あの時』の感覚に陥っていた
どれが危険で、どれが強いか、どちらが生き残るか
全てが見えた気になるような感覚に陥っていた
茅野「................!!」
............ダメ
行っちゃダメ
161: 2015/12/15(火) 00:26:48.64 ID:5MEf3i75O
超破壊生物「グォォ.......グォォ!!!!」バサッ.......
生徒たち「殺せんせー!!!!行くな!!!!行ったらダメだ!!!!」「お願い行かないで殺せんせー!!!!」
茅野「.................!!」
止 め な き ゃ
『そっち』に行っちゃったら.........
殺せんせー、もう戻れなくなっちゃう
162: 2015/12/15(火) 00:31:07.42 ID:5MEf3i75O
『私はさ、殺せんせーを殺そうとした時 後悔したよ
【この先生にはもっと長く生きて欲しい】って 』
『多分お姉ちゃんの血筋だから.......同じ事を考えたんだと思う』
『だから私は.......殺せんせーを守りたい』
163: 2015/12/15(火) 00:32:56.25 ID:5MEf3i75O
ギュッ.......!!
164: 2015/12/15(火) 00:37:34.49 ID:5MEf3i75O
超破壊生物「..................!!!!」
茅野「ダメェェェェーーーーーーーーーーッッッッ!!!!」
165: 2015/12/15(火) 00:47:57.41 ID:5MEf3i75O
この時 氏神は 背後から自分に抱きついてきたダレカを敵や障害だと捉えた
だが、そのダレカは敵でも障害でもなかった
ドッッッッッ!!!!
鳴り響く鈍い音、触手がそのダレカの脇腹を貫いた音だった
166: 2015/12/15(火) 00:50:16.90 ID:5MEf3i75O
茅野「カハッ...........!!」ビチャッ........
超破壊生物「...................!!!!」
167: 2015/12/15(火) 00:56:23.13 ID:5MEf3i75O
彼を見ていた生徒の存在が彼には見えていなかった
また彼は 自分を『見てくれている』人の存在を見ていなかった
渚「茅 野 ォ ッ ッ ッ ッ ッ ! ! ! ! ! ! !」
172: 2015/12/16(水) 22:53:28.45 ID:50JNu4mMO
全員「.............!!!!」
茅野「ゲホッ............」ドクドク......
渚「あ..........あぁぁ..........」ワナワナ......
クロ「.............まさか..........雪村 あかりが自分の姉と同じ行動を取るとは予想外だった...........」
クロ「ククク.........これは面白い事になってきたぞ...........初めてこの世界で犠牲者が出る事になる...........さぁ、愚かなる作り物の操り人形どもよ..........この世界には決してあるはずのない『氏』の実現に もっと絶望に暮れた顔を見せてみろ..........もっと血の気の引いた表情を見せてみろ............」
クロ「クハハハハハハ!!ハーッハッハッハッハッ!!!!」
177: 2015/12/17(木) 22:24:28.15 ID:Qgb9LwzBO
茅野「..............」ドクドク........
超破壊生物「.................!!」
コレハ..........私ガヤッタノカ..........?
奥田「茅野さん!!しっかりしてください!!茅野さん!!」ポロ ポロ
岡野「こんなに血が出て.......氏んじゃやだよぉ!!茅野っち!!」ポロ ポロ
倉橋「うわぁぁぁん!!カエデちゃん!!カエデちゃぁん!!」ポロ ポロ
超破壊生物「................!!」
ココニイル皆ガ泣イテイル............ココニイル皆ガカナシンデイル...........
ズキン..........
ーーーイタイ...........
ズキン ズキン
ーーー頭ガイタイ............!!
ズキンズキンズキンズキンズキンズキンズキンズキンズキンズキンズキンズキンズキンズキンズキンズキンズキンズキンズキンズキンズキンズキンズキンズキンズキンズキンズキンズキンズキンズキンズキンズキンズキンズキンズキンズキンズキンズキンズキンズキンズキンズキンズキンズキンズキンズキンズキンズキン
ーーーア"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"!!!!痛イ"!!!!痛イ"痛イ"痛イ"痛イ"!!!!頭ガ割レ"ル"!!!!
178: 2015/12/17(木) 22:48:20.42 ID:Qgb9LwzBO
『わぁ意外!すっごい優しそうな人なんですね!』
ーーーコレハ.........
『あ、そうだ!今日買った新しいインナー見て下さい!』
ーーー過去ノ私ノ記憶.........?
『じゃーん!!オニ柄チューブトップ!!』
ーーー頭ノ痛ミト一緒ニ流レ込ンデクル.......!
『もしも平和な世界に生まれてたら、あなたはちょっとエOチで頭はいいのにどこか抜けてて、せこかったり意地張ったり..........そんな人になっていた』
『優しい笑顔もビジネスじゃなくて、あなたは本当に優しい人』
『誕生がわからないなら........今日をあなたが産まれた日にしませんか?』
ーーーア"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"...........!!
『..........氏神さん』
『...........あなたに 触れたい』
ーーーアグリ.............!!
179: 2015/12/17(木) 22:57:47.57 ID:Qgb9LwzBO
『.........もし..........残された1年間、あなたの時間をくれるなら』
『あの子たちを教えてあげて』
ーーーアグリ..........
『............なんて........素敵な触手.........』
ーーーア"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ".........!!
『.........この手なら........きっとあなたは...........』
ーーーアグリ.......アグリ..........!!
『素敵な 教師に』
ア グ リ ...........! !
180: 2015/12/17(木) 23:18:44.23 ID:Qgb9LwzBO
ーーー思イ出シタ..........アノ時私ヲ呼ビ戻シテクレタノハ...........アグリダッタ........
アノ時 私ハ大切ナ人ヲ『見ル』事ヲ忘レテイタ............
殺スチカラヲ、壊スチカラヲ、ドウシテ誰カノタメニ使ワナカッタノカヲ後悔シテイタ............
渚「茅野!!!!茅野ォッ!!!!」ポロ ポロ.......
ーーーカヤノ..........サン.........
私ハ、マタ同ジ過チヲ繰リ返シテシマッタ...........
私ハマタ私ヲ呼ビモドシテクレタ大切ナ人ヲ見テイナカッタ............
私ハマタ大切ナ人ノ命ヲ奪ッタンダ.............!!
私ハマタ大切ナ人ヲ守レナカッタ...........!!
ズキン..........
ーーーウゥ.............!!
ズキン ズキン ズキン
ーーーウァァァァ............!!
ズキンズキンズキンズキンズキンズキンズキンズキンズキンズキンズキンズキンズキンズキンズキンズキンズキンズキンズキンズキンズキンズキンズキンズキンズキンズキンズキンズキンズキンズキンズキンズキンズキンズキンズキンズキン
ーーーア"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"!!!!!!
181: 2015/12/17(木) 23:31:25.14 ID:Qgb9LwzBO
「殺せんせー!!!!助けて!!!!」
182: 2015/12/17(木) 23:43:39.37 ID:Qgb9LwzBO
超破壊生物「..............!!」
渚「殺せんせー.........茅野を........茅野を助けて...........」ポロ ポロ.........
超破壊生物「...............!!」
倉橋「殺せんせーならできるよね.......?カエデちゃんを助けてあげられるよね..........?」ポロ ポロ.......
神崎「お願いです殺せんせー.........茅野さんを.........茅野さんを助けてあげてください..........お願いです..........」ポロ ポロ.......
生徒たち「「殺せんせー!!」」ポロ ポロ
超破壊生物「.....................!!」
183: 2015/12/18(金) 00:07:27.97 ID:VUobXjWkO
ソウダッタ...........私ニハマダ、コンナバケモノニ成リ下ガッタ私ナンカヲ...........頼ッテクレル生徒タチガイル..........
大切ナ、カケガエノナイ生徒タチガイル...
.........
私ハ..........アグリモ........二代目モ........守ル事ガデキナカッタ.............
モウ失ウノハ嫌ダ...........
コレ以上大切ナ人ヲ失ウノハモウ嫌ダ............
マタ同ジ過チヲ犯シテアノ時ミタイニ後悔スルノハモウ嫌ダ!!
コノチカラデ............コノ触手デ...........
絶対ニ守ッテミセル
今度コソ守ッテミセル!!!!
184: 2015/12/18(金) 21:09:09.28 ID:VUobXjWkO
超破壊生物「.....................」シュルシュルル.......
超破壊生物「...............!!」ババババババババババババババババババババ!!!!
生徒たち「..............!!」
そこからはほんの一瞬だった、目にもとまらぬ速さで触手を繊細な物にし、茅野の脇腹の傷口を一瞬のうちに縫合していき、傷口からの出血を止めた、その様子を固唾を飲んで見ていた生徒たちの中で、その一瞬の奇跡を目で追う事ができた生徒は誰ひとりとしていなかった
氏神は............大切な人を守れずに後悔したあの日から、自分の触手を医療に使う訓練をした
壊すためだけに使ってきたこの触手を、誰かを救うために使えるようにと努力した
もう二度と、同じ轍は踏みたくないから
185: 2015/12/18(金) 21:27:45.86 ID:VUobXjWkO
超破壊生物「ハァ.......ハァ.......!!」
生徒たち「茅野は.........大丈夫なのか..........?」
茅野「ス-........ス-.........」
竹林「よかった.........呼吸が落ち着いてきてる..........どうやら内臓の損傷はほとんどなく、大量の出血を止めてしまいさえすれば大丈夫だったみたいだ.........」
茅野「ス-.......ス-.......」
渚「茅野.......グズッ.........茅野ォ.......グズッ..........」ポロ ポロ......
生徒たち「茅野...........よかった........本当によかった.........」ポロ ポロ.....
186: 2015/12/18(金) 21:47:47.00 ID:VUobXjWkO
超破壊生物「.............」
私ハ........マタ..........モウ少シデ大切ナ人ヲ自分ノ手デ失クス所ダッタ..........
アノ時 アグリガ私ヲ呼ビ戻シテクレタヨウニ..........茅野サンガ私ヲ呼ビ戻シテクレタ.............
モシ茅野サンガ呼ビ戻シテクレナカッタラ..........私ハキット.........目ニ映ルモノ全テヲ壊シテイタ...........
結局 私ハ何モ変ワッテイナイ...........
アノ時ト同ジ、壊ス事シカデキナイタダノ化ケ物...........
大切ナ生徒ヲ私ハ傷ツケタ.........コレデモウ生徒タチハ完全ニ私ヘノ信用ヲナクシタ..........
モウ、誰モ私ノ事ヲ先生ナンテ呼ンデ............
187: 2015/12/18(金) 21:49:36.25 ID:VUobXjWkO
「殺せんせー、ありがとう」
188: 2015/12/18(金) 22:09:55.37 ID:VUobXjWkO
超破壊生物「................!!」
生徒たち「.............」
超破壊生物「君タチ..........!!」
中村「殺せんせー.......茅野ちゃんの事を助けてくれてありがとう」ポロ ポロ.....
超破壊生物「..............!!」
ギュッ..........
岡野「やっぱり殺せんせーはどんな時でも私たちの事を助けてくれる.......信じてたよ」ギュウ......
倉橋「殺せんせー大好き.........!」ギュゥ......
超破壊生物「................!!」
189: 2015/12/18(金) 22:22:00.09 ID:VUobXjWkO
超破壊生物「..........デモ........」
生徒たち「.............?」
超破壊生物「デモ........私ハ マタ自分を見失ッテ、大切ナ生徒ヲ...........茅野サンヲ傷ツケタ.............取リ返シノツカナイ事ヲシテシマッタ...........」
超破壊生物「ダカラ..........コンナ化ケ物ガ..........大切ナ人ヲ傷ツケタ危険ナ化ケ物ナンカガ..........君タチニ先生ト呼ンデモラウ資格ナドナイ...........」
超破壊「君タチニ愛サレル資格ナド 私ニハ.............」
「そんな事...........ないよ...........」
超破壊生物「.................!!」
茅野「殺せんせーは.........化け物なんかじゃないよ...........」
生徒たち「茅野............!」
191: 2015/12/18(金) 23:15:52.42 ID:VUobXjWkO
奥田「茅野さん........まだ喋ったら.......」
茅野「大丈夫だよ........殺せんせーのおかげで..........もう普通に喋れるようになったから..........」
超破壊生物「.........カヤノサン.........私ハ.........」
茅野「殺せんせー.........私の事なら気にしないでよ.........私が勝手にやった事だから.........それにね..........」
超破壊生物「................?」
茅野「殺せんせーにだったら.........殺されたってかまわない..........そう思えるぐらい殺せんせーの事が大切だから.........」
超破壊生物「.................!!」
『あなたになら........私は例え殺されてもいいと思う、そのぐらいあなたを大切に思えるから』
茅野「お姉ちゃんだって.........もしさっきあの場にいたとしたら..........絶対私と同じ事してたと思う...........だってお姉ちゃんにとっても...........きっと殺せんせーは大切に思える人だから.........」
超破壊生物「...............」
192: 2015/12/18(金) 23:24:04.30 ID:VUobXjWkO
茅野「殺せんせーは化け物なんかじゃないよ............私たちにとって何よりも大切な..........かけがえのない私たちの先生だから............」
超破壊生物「カヤノ........サン.........」
神崎「殺せんせー.......人から愛されるのに資格なんていらないと思います.........殺せんせーが私たちの事を愛してくれてるのと同じように、私たちも殺せんせーの事を愛してる.........それだけでもいいんじゃないでしょうか?」
カルマ「そーそ、自分の意思とは関係ないとはいえ、確かに殺せんせーは茅野ちゃんを傷つけてしまったかもしれないけど、ちゃんと茅野ちゃんの事を助けてくれたじゃん、誰も殺せんせーの事を責めたりしないよ」
超破壊生物「.................!!」
渚「どんな姿になったって殺せんせーは殺せんせー、何も変わらない、僕らにとって大切な先生だから」
超破壊生物「グォォ.............!!」ポロ ポロ.....
殺せんせー「グガァ..........ァ"ァ"ァ"..........!!」ポロ ポロ......
193: 2015/12/18(金) 23:42:35.67 ID:VUobXjWkO
生徒たち「................!」
殺せんせー「アリガトウ.........アリガトウ............!」ポロ ポロ......
生徒たち「...............!!」ウルウル.....
生徒たち「「殺せんせぇ!!!!」」ダダッ!!
気がつけば、僕らは殺せんせーの元に駆け出していた
姿は大きく変わってしまったけれど、僕らの頭を撫でる殺せんせーの触手はいつもと変わらずどこか暖かくて優しかった
殺せんせー「ヒグッ......グズッ........」ナデナデ.......
生徒たち「グズッ........ヒグッ........」ポロ ポロ......
ビXチ「グスッ........グスッ......」ポロ ポロ....
烏間「..............」ニッ
194: 2015/12/18(金) 23:51:06.77 ID:VUobXjWkO
「..........気持ち悪い」
195: 2015/12/19(土) 00:07:21.33 ID:rNKi+1KdO
クロ「.................」ザッ.....
全員「.................!!」
殺せんせーが正気に戻った喜びも束の間だった
律を操り、氏神を頃し、殺せんせーを狂わせた 全身に黒装束を纏った男
すべての諸悪の根源が、一瞬にして僕らの喜びを奪い去っていった..........
生徒たち「.................!!」
クロ「気持ち悪い気持ち悪い..........」ボリボリボリ......
殺せんせー「.............!!」
クロ「あぁぁぁぁぁぁぁ気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い」ボリボリボリボリボリボリボリボリボリ
烏間、ビXチ「...............!!」
クロ「くだらない教師と生徒の師弟愛など見ているだけでじんましんができるわァッッッッ!!!!」
196: 2015/12/19(土) 00:47:51.69 ID:rNKi+1KdO
生徒たち「クロ..........!!」キッ!!
クロ「..........さぁ、薄っぺらい師弟愛劇場を繰り広げるのもそこまでだ...........最後はこの私が自らその化け物の暗殺に身を乗り出すとしよう................それに...........その化け物の暗殺の後には........私の真の『目的』が控えているからな.......」
クロ「..........その前に..........もうこの暑苦しい装束で姿を隠す必要がなくなったな............」カチャ カチャ.........
そういうと、その男は自らの顔を覆っていた真っ黒な覆面を外した........
パサ...........
全員「..................!!!!」
197: 2015/12/19(土) 00:49:57.53 ID:rNKi+1KdO
「私の顔を覚えているか?大石 貴志」
198: 2015/12/19(土) 01:04:25.22 ID:rNKi+1KdO
全員「................!!!!」
キモオタ「...........やはり..........クロの正体は貴様だったのか...........」
キモオタ「..........この世界に『クロ』などという人物は存在しない...........それだけでも、拙者と同じようにどこか別の世界から来た人間と言う事はわかっていた............」
キモオタ「そして、全身に黒装束を纏い、ボイスチェンジャーで声を変え、さらには無理な敬語で口調を隠していた.............だが............貴様から滲み出る悪どさは昔と変わっていなかった........だから、すぐに貴様の正体に勘付いた...........」
キモオタ「...........なぜ貴様がここにいるんだ..............!!」
キモオタ「鬼熊 剛蔵ォッッッッ!!!!!!」
200: 2015/12/19(土) 21:32:39.97 ID:rNKi+1KdO
鬼熊「随分醜く肥えたな、大石 貴志........6年前の華奢さが嘘のようだ.........ククク..........」
全員「.............!!!!」
前原「あいつが.......鬼熊........!!」
村松「あいつがキモオタの父ちゃんやばーちゃんを頃したクズヤローか.......!!」
磯貝「そして、キモオタの人生をメチャクチャにした張本人か..........!!」
鬼熊「ククク........やはり貴様は私の正体に気づいていたようだな.........」
烏間「キモオタ君だけではない.......薄々俺もお前の正体には気づいていたさ..........」
鬼熊「ほぉ..........なぜ君が私の正体に気づいたのかね?烏間 惟臣君.........」
烏間「以前のクラスのサバイバルゲーム終了後にお前が現れた時、渚君とカルマ君をいとも簡単に制圧したな...........あの時お前が渚君とカルマ君にかけた技は警察や軍隊に身を置いていれば必ず習得する逮捕術のうちのサブミッション............鬼熊 剛蔵は元 警察だとキモオタ君から聞いていたから まさかとは思ったが どうやら俺の考えは当たっていたようだ.........」
鬼熊「ほほぉ.........これは実に見事な推理だ...........まさかあの僅かな間でそこまで私を観察していたとはな.........驚いたよ.........」
201: 2015/12/19(土) 21:57:46.52 ID:rNKi+1KdO
キモオタ「そんな事はどうでもいい、なぜ貴様がここにいる........どうやってここに来た.........」
キモオタ「何が目的でこの世界に来た!!!!答えろッッッッ!!!!」
生徒たち「...............!!」
渚「..............!!」
始めてだ.........ここまでキモオタ君が本気で怒っている姿を見るのは...........でも、キモオタ君がここまで怒るのは至極当然の事だ...........僕らだって怒りを感じている..........
この男のせいで、キモオタ君は家族を亡くし、律は一度心を失い、殺せんせーは弟子である氏神を失い暴走した、そして茅野が傷ついた........
僕らだってこの男を許す事ができない
鬼熊「なんの目的でこの世界に来たかだと............随分とわかりきった事を聞いてくるじゃないか..........決まっているだろう、私の目的は.........」
鬼熊「大石 貴志、貴様をこの手で頃す事だ」
全員「...............!!」
キモオタ「やはりか..............」
202: 2015/12/19(土) 22:48:06.46 ID:rNKi+1KdO
鬼熊「本当のところは...........大石 貴志さえ私のこの手で惨たらしく頃す事ができれば 私にとって『超生物暗殺』など非常にどうでもいい事なのだよ............」
鬼熊「だが、そういう訳にもいかない、なぜなら私も貴様と同じで、『超生物を頃す』事が元の世界に帰るための条件を満たす事............だから、先にそこの化け物を頃して元の世界に帰る条件を満たした後で、じっくりと貴様の心と体、全てを頃してやるからな...........」
キモオタ「...............」
鬼熊「さっき貴様は『なぜここにいる?』『どうやってここに来た?』と訪ねてきたな..........そうだな........私はこう見えてもかなり寛容でね、私がこの世界に来るに至った経緯を特別に話してやろう.............」
全員「...............」
鬼熊「6年前..........貴様に左目を潰された後、私は富も地位も権力も全てを失い、司法から氏刑の判決が下され、牢屋の中でただ氏を待つだけの生活を送っていた.........」
206: 2015/12/20(日) 20:12:17.71 ID:gddPYYWoO
警察のトップに君臨する警視総監...........つまり存在自体が絶対的正義であるこの私がただの餓鬼に不意をつかれて左目を潰され、挙句の果てには刑務所に入れられ、今まで私の底辺で蠢いていたゴミ共に罪人呼ばわりされ、指図される...........これを屈辱と言わずに何と言うのか.............
訪れる毎日が冷たい床の上で臭い飯を食いながら貴様を憎み、恨み、いつか必ず頃してやると思い続ける毎日だった........
だが、刑務所に入れられて5年もの月日が流れたある日に私の運命をひっくり返すような出来事が起こった..........
207: 2015/12/20(日) 20:44:52.13 ID:gddPYYWoO
1年前.........刑務所にて.........
警察『囚人ナンバー66番、食事だ、今日は食後は戸外運動がある、サボらずに出てこい、いいな』ガララ-ッ
鬼熊『黙れ、誰にそんな口を聞いている.........私は貴様らの頂点に立つ警視総監の............』
警察『いつまで過去の栄光に浸っている、貴様はもう我々の上の人間ではない、今は人間のゴミ以下の殺人鬼だ』
鬼熊『おのれ貴様ァ!!!!ゴミの分際でこの警視総監である私をゴミ呼ばわりしおってぇぇぇぇ!!!!今すぐ出せ!!!!頃してやる!!!!頃してやるぞぉぉぉぉ!!!!』ガシャンガシャンガシャン!!!!
警察『...........哀れだな、今の貴様がいくら凄んだところで所詮は負け犬の遠吠え、せいぜい氏刑執行までいつ訪れるかわからない自分の氏に怯えながら生きるがいいさ』ザッ........
鬼熊『ハァ-....ハァ-..........!!』
私はただ、絶対的正義であるこの私に逆らった愚かな『悪人』共に天罰を下しただけなのに、なぜ私がこんな目に遭わなければならない..........
私がこうなったのも、全ては奴が悪い........
大石 貴志...........
鬼熊『頃してやる...........』ガシャ.....
鬼熊『頃してやる頃してやる頃してやる頃してやる頃してやる頃してやる頃してやる頃してやる頃してやる頃してやる』ガシャガシャガシャガシャガシャ
鬼熊『頃してやる頃してやる頃してやる頃してやる頃してやる頃してやる頃してやる頃してやる頃してやる頃してやる頃してやる頃してやる頃してやる頃してやる頃してやる頃してやる頃してやる頃してやる頃してやる頃してやる!!!!!!!!!!』ガシャンガシャンガシャンガシャンガシャンガシャン!!!!!!
鬼熊『殺 し て や る ッ ッ ッ ッ ッ ッ ッ ッ ! ! !
! ! ! ! ! ! ! !』ガシャンガシャンガシャンガシャン!!!!!!!!!!
警察『囚人ナンバー66番、食事だ、今日は食後は戸外運動がある、サボらずに出てこい、いいな』ガララ-ッ
鬼熊『黙れ、誰にそんな口を聞いている.........私は貴様らの頂点に立つ警視総監の............』
警察『いつまで過去の栄光に浸っている、貴様はもう我々の上の人間ではない、今は人間のゴミ以下の殺人鬼だ』
鬼熊『おのれ貴様ァ!!!!ゴミの分際でこの警視総監である私をゴミ呼ばわりしおってぇぇぇぇ!!!!今すぐ出せ!!!!頃してやる!!!!頃してやるぞぉぉぉぉ!!!!』ガシャンガシャンガシャン!!!!
警察『...........哀れだな、今の貴様がいくら凄んだところで所詮は負け犬の遠吠え、せいぜい氏刑執行までいつ訪れるかわからない自分の氏に怯えながら生きるがいいさ』ザッ........
鬼熊『ハァ-....ハァ-..........!!』
私はただ、絶対的正義であるこの私に逆らった愚かな『悪人』共に天罰を下しただけなのに、なぜ私がこんな目に遭わなければならない..........
私がこうなったのも、全ては奴が悪い........
大石 貴志...........
鬼熊『頃してやる...........』ガシャ.....
鬼熊『頃してやる頃してやる頃してやる頃してやる頃してやる頃してやる頃してやる頃してやる頃してやる頃してやる』ガシャガシャガシャガシャガシャ
鬼熊『頃してやる頃してやる頃してやる頃してやる頃してやる頃してやる頃してやる頃してやる頃してやる頃してやる頃してやる頃してやる頃してやる頃してやる頃してやる頃してやる頃してやる頃してやる頃してやる頃してやる!!!!!!!!!!』ガシャンガシャンガシャンガシャンガシャンガシャン!!!!!!
鬼熊『殺 し て や る ッ ッ ッ ッ ッ ッ ッ ッ ! ! !
! ! ! ! ! ! ! !』ガシャンガシャンガシャンガシャン!!!!!!!!!!
208: 2015/12/20(日) 20:51:03.96 ID:gddPYYWoO
憎しみが頂点に達した瞬間、突然私の周りの景色が移り変わった
209: 2015/12/20(日) 21:08:12.20 ID:gddPYYWoO
鬼熊『...............ここは.............私の家の近くの山の中.............!?』キョロ キョロ
鬼熊『ど.........どういう事だ..........!?私は確かに独房にいたはずなのに..........なぜこんな所に............!!』
???『あんたをここに連れてきたのは俺だよ』
鬼熊『だ.......誰だ!!』
???『おやおや、せっかくあんたをブタ箱から出してやったってのに感謝の言葉が先に出ねぇなんてひでぇなぁ』
鬼熊『................!!』
ポリゴンZ『俺はポリゴンZ、気軽にZって呼んでくれても構わねぇぜ、へへへwww』
鬼熊『ポリゴン..........Z........?』
211: 2015/12/20(日) 21:41:33.98 ID:gddPYYWoO
ポリゴンZ『あらら、案外リアクション薄いのな、もっと驚くモンと思ったけどよー』
鬼熊『いきなり一瞬で刑務所から家の近くの山まで移動するという突飛な体験をした後だ、不可解な生物が目の前に現れた所で不思議じゃないだろう』
ポリゴンZ『こりゃ素晴らしい順応性をお持ちでwww』
鬼熊『ところで、脱獄させてくれてまで私に一体何の用かね?ポリゴンZ君とやら』
ポリゴンZ『つれねーなぁ、Zって呼んでくれよーwwwまぁそうだな、何であんたを脱獄させたのかをストレートに言うとよ』
ポリゴンZ『あんたの復讐をちょっち手伝ってやろーと思ったわけよ』
鬼熊『私の復讐を........手伝う.........?』
ポリゴンZ『知ってんだぜー?あんた大石 貴志ってガキんちょに目ん玉潰されてブタ箱にブチ込まれて人生終了させられたから頃したい程恨んでんだろ?さっき格子をガシャガシャしながら叫んでたじゃねーか、あれは圧巻だったぜwww』
鬼熊『驚いた.......まさかそこまで知っているとはな..........あぁ、そうさ、私は奴を今すぐこの手で頃したいと思っているよ........』
ポリゴンZ『だったら話は速えーな、けどよ、今その大石 貴志はこことは違う、普通なら行けねーような別の場所に行っちゃってんだよ』
鬼熊『何...........!?どういう事だ.........!!』
ポリゴンZ『平たく言やぁあいつは今【漫画】の世界に行っちまってるからあんただけじゃどう足掻いてもあいつのいる場所にはたどり着けない』
ポリゴンZ『そこで、俺の出番ってわけよ!俺があんたを大石 貴志がいる【漫画】の世界まで連れてってやんよ、俺にはこの世界の人間を別の世界に飛ばす力があるから俺ならあんたを【漫画】の世界まで連れていけるぜ』
212: 2015/12/20(日) 22:04:37.08 ID:gddPYYWoO
鬼熊『..............!!』
ポリゴンZ『ま、普通の感性の人間ならこんなこと信じられるわけねーよなwww』
鬼熊『.........いや.........信じるよ..........』
ポリゴンZ『お?』
鬼熊『Z........今更そんな事を言われても私は驚きはしないさ..........これだけ不思議な事が起こっているんだ........疑う余地などない...........』
ポリゴンZ『おぉ!!嬉しいねぇ、まさか俺の事を信じてくれるとはよーwww』
鬼熊『ただ.........なぜ君が私の復讐に協力を申し出た.........?君は奴に私怨などないはずだが............』
ポリゴンZ『んー、一つは単純な暇つぶしで、もう一つは..........』
ポリゴン『俺はあんたみたいな【憎悪】とか【怨念】とか負の感情に溢れている人間が大好きなのさ、ゾクゾクすんだよ人間のそーいう負の感情が増長するのを見るのは、だから俺はあんたのその負の感情をさらに増長させるためにあんたに協力するってわけだよ』ニヤァァァ........
鬼熊『なるほど..........ククク..........私は君が気に入ったよ..........では早速 大石 貴志がいる場所まで案内してくれるか?』ニヤァァァァ........
ポリゴンZ『ククク........いいねぇいいねぇー、いい顔してるよあんた、よし 行こうか あんたの復讐を完遂しによ........』
213: 2015/12/20(日) 22:34:58.66 ID:gddPYYWoO
そして..........
鬼熊『..........まったく、なぜこの私が漫画などに目を通さねばならんのだ.........!!』パラパラ......
ポリゴンZ『まーそう言わずに読めよ、大石 貴志はこの漫画の世界の中にいる、だからこの漫画を読むことで情報を蓄えておいた方が事が有利に進むぜ?それにたかが10冊ちょっとの漫画の内容を全て記憶するぐらい頭のいいあんたなら余裕でできるだろ?』
鬼熊『フン............』パラ......
こうして、『暗殺教室』を全巻読み終えた後、私の視界が真っ暗になり、一瞬で私は『暗殺教室』の世界に飛ばされた
Zは他のポリゴンとは違い優秀なため、別世界に飛ばした相手の意識を失わせずに、その場に綺麗に着地させる事が可能らしい..........
私が降り立ったのは、シロ もとい柳沢と、政府の人間の会議の場だった
鬼熊『..........まったく、なぜこの私が漫画などに目を通さねばならんのだ.........!!』パラパラ......
ポリゴンZ『まーそう言わずに読めよ、大石 貴志はこの漫画の世界の中にいる、だからこの漫画を読むことで情報を蓄えておいた方が事が有利に進むぜ?それにたかが10冊ちょっとの漫画の内容を全て記憶するぐらい頭のいいあんたなら余裕でできるだろ?』
鬼熊『フン............』パラ......
こうして、『暗殺教室』を全巻読み終えた後、私の視界が真っ暗になり、一瞬で私は『暗殺教室』の世界に飛ばされた
Zは他のポリゴンとは違い優秀なため、別世界に飛ばした相手の意識を失わせずに、その場に綺麗に着地させる事が可能らしい..........
私が降り立ったのは、シロ もとい柳沢と、政府の人間の会議の場だった
214: 2015/12/20(日) 22:47:36.92 ID:gddPYYWoO
最初はシロを含めた誰もが突然目の前で起きた出来事に驚いている様子だった
だが、この漫画の世界の人間は阿呆ばかりで、少し『国家機密』の事や『超生物』の事を仄めかすような事を言っただけでどこの馬の骨かもわからない私の事をあっさりと信じたよ
こうして私は『超生物暗殺』の有力者として政府に雇われ、シロと手を組んで奴の暗殺計画を立てる事になり、この世界での生活資金を確保する事ができた.......
215: 2015/12/20(日) 23:22:39.89 ID:gddPYYWoO
鬼熊「そして私は素性を隠し、超生物暗殺有力者『クロ』としての生活を始め、表向きは超生物の暗殺計画を立てながら、腹の中ではずっと貴様を頃す機会を伺っていたのさ...........」
全員「...............!!」
キモオタ「...............」
鬼熊「............さて、以上で私の話は終わりだが、私はこの話の『ある部分』の過程を飛ばして結果だけを先に語ったが.........その『ある部分』がどこなのか諸君らはわかるかな?」
生徒たち「..................?」
鬼熊「.............わからないようだな、教えてやろう............」
鬼熊「君達は 一体私がどんな方法で暗殺教室の漫画を手に入れ、どこでそれを読んだのか............疑問に思わなかったかね?」
全員「..................!!」
鬼熊「私が暗殺教室の漫画を手に入れ、それを読んだ場所はね...........」
鬼熊「大石 貴志の部屋だ」
216: 2015/12/20(日) 23:35:56.16 ID:gddPYYWoO
キモオタ「!!!!」
全員「!!!!」
鬼熊「ククク.........貴様の部屋に行けば漫画が全巻揃っているため、金がなくても漫画を手に入れる事ができ、読書の時間も確保できるとZが教えてくれたのだ...........」
キモオタ「おいまて...........」
鬼熊「ん?」
キモオタ「正之おじさんは..........小百合おばさんはどうした...........!!」ワナワナ......
鬼熊「あぁ、あの二人か あの二人はな」
鬼熊「邪魔だから頃してやったよ」ヘラヘラ
218: 2015/12/21(月) 01:01:17.11 ID:Q/ULkC9UO
全員「!!!!」
キモオタ「嘘だ...........嘘だ嘘だ...........嘘に決まってる............!!」ワナワナ......
鬼熊「嘘じゃないさ、私の人生を狂わせた『悪人』を引き取り、養い育てる人間など、充分頃すに値する『悪人』だからな」
ビXチ「なんて事を..........!!」
生徒たち「...............!!」
鬼熊「正之も最期まで愚かな弟だった、この私に力で敵うはずがないのに『たかしに手を出すな』とかなんとかほざいて何度も何度も私に立ち向かってきたよ........首の骨をボキッと折ってやったら動かなくなってなぁwww」
全員「...............!!」
鬼熊「その後、台所にあった包丁で小百合を何度も何度も刺したよ.........母は強しとはよく言ったものでなぁ、血を流しながらも必氏に貴様の部屋の前で私にしがみついてそこにいるはずのない息子を守ろうとしていた..........」
鬼熊「そんな小百合の姿を見ていたら無性に興奮してきてなぁ、ついつい小百合を犯してしまったよwww」
219: 2015/12/21(月) 01:21:33.90 ID:Q/ULkC9UO
全員「............!!!!」
鬼熊「最初こそはそれなりに抵抗はしてきたが、いかんせん出血が多くて身体が動かせなってきたのか 抵抗してこなくなったからもう私のやりたい放題だった、『たかし、たかし、』ってヒィヒィ泣きながら豚みたいに喘いでいて心底笑えたよwww」
鬼熊「それで犯しているうちに小百合は氏んでしまってな、氏後硬直で段々と膣内がぬるくなってきて締め付けが強くなっていくのを如実に感じた...........」
鬼熊「あぁぁぁ..........気持ちよかった..........あれは本当に気持ちよかったよ........ヒヒヒwww」ニヤァァァァァァ.........
生徒たち「..............!!!!」ゾッ.......!!
222: 2015/12/21(月) 21:57:21.75 ID:YwOlxFQfO
キモオタ「あ.......あぁぁぁ........おじさん.........おばさん..........」ワナワナ......
全員「...............!!」
寺坂「あいつ........完全にイカれてやがる..........」
狭間「吐き気を催す程の邪悪ね.........」
鬼熊「しかし泣かせるじゃあないか、血の繋がっていない赤の他人の子供を自分達の本当の息子のように思い、育て、命懸けで守ろうとするとはな...........」
キモオタ「ヒグッ........ヒグッ........」ポロ ポロ......
鬼熊「二人を頃した後で家の中を散策していたら寝室の押入れから面白い物が見つかってな............『プレゼント』とマジックで書かれた大きなダンボール箱が出てきた..........」
キモオタ「グズッ.......ヒグッ.......」ポロ ポロ....
全員「...............」
鬼熊「そのダンボール箱を開けて見ると、ボロボロになったマフラーや割れたオルゴール、壊れたロボットのおもちゃなどが出てきた............恐らく二人が貴様に渡そうとしたが、受け取ってもらえなかった5年分の誕生日プレゼントなのだろう.......」
全員「..............」
鬼熊「よく見てみると5年分のプレゼントと一緒に、赤茶けた写真とメッセージカードが何枚か入っていた...........私はそのメッセージカードを読んでみた........」
鬼熊「どのメッセージカードを読んでみても内容は全部『いつかきっと夢を掴んでね、お父さんもお母さんも応援しています』『血は繋がっていないけどお父さんとお母さんにとってたかしはたった一人の大切な息子です』などと、貴様への愛情が溢れるものだった..........」
キモオタ「...............!!」ポロ ポロ.....
全員「..............!!」
223: 2015/12/21(月) 22:13:47.80 ID:YwOlxFQfO
キモオタ「................!!」ポロ ポロ.....
『こんな誕生日プレゼントなんかいらない!!!!受け取るもんか!!!!受け取ってたまるか!!!!』
『本当の親でもないくせに!!!!どうせ裏切るくせに!!!!そんな奴らに誕生日なんて祝って欲しくない!!!!おばあちゃんを.........お父さんを返して!!!!返してよぉ!!!!』
『昔、自分の身の保身のために僕の事を助けてくれなかったくせに.........いまさら父親面するなぁ!!!!』
『将来よりも、何よりも!!今はアニメの限定版DVDを、買うことの方が大事なんだよ!!!!
いいからとっとと金をよこせぇ!!!!偽善者共がぁ!!!!』
あの二人は...........本当に自分の事を大切にしてくれて、自分の幸せを願ってくれていたんだ...........
なのに、自分は二人の優しさを幻だって勝手に決め付けてひどいことを言い続けてきて、二人をずっと悲しませ続けてきた...........
キモオタ「拙者は..........今まで二人に何て事を..........」ポロ ポロ......
224: 2015/12/21(月) 22:48:49.99 ID:YwOlxFQfO
鬼熊「つくづく酷い話だなぁ........あの二人は息子である貴様の事を本当に愛してくれていたのに、貴様はそんな親の心も知らずにずっと二人の優しさを踏みにじり続けてきた............」
キモオタ「あぁぁぁ..........」ポロ ポロ.....
烏間「貴様、それ以上喋るな........!!」
鬼熊「さぞ無念だっただろうよ、血まみれになりながらも、氏にかけながらも守ろうとする程愛していた息子が最期まで自分達の事を本当の『親』とは思ってくれなかった事............」
キモオタ「うぁ.......あぁぁぁ........!!」ポロ ポロ
殺せんせー「..................!!」ビキ.......ビキビキッ!!
鬼熊「人からの愛情を拒んできた貴様はこれからもそうやって誰かが差し伸べてくれた優しさを疑い、踏みにじってまた人を傷つけていくんだろうな」
キモオタ「やめてぇ........もうやめてぇ..........聞きたくない.......聞きたくないよぉ.........!!」ポロ ポロ
生徒たち「「やめろぉッッッッ!!!!」」
鬼熊「貴様は人からの愛情を知らずに育ってきた!!!!だから都合が悪くなったら簡単に自分の実の母親だって頃す事ができる!!!!貴様はそういう人間なんだよォ!!!!ハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!」
キモオタ「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」ポロ ポロ
225: 2015/12/21(月) 22:57:40.76 ID:YwOlxFQfO
「違うもん!!!!!!! 」
226: 2015/12/21(月) 23:29:29.08 ID:YwOlxFQfO
鬼熊「ん...........?」
キモオタ「................!」ポロ ポロ......
生徒たち「倉橋..........」
倉橋「オタりんは愛情を知ってるもん.........だってオタりんは私達の事を大好きでいてくれてるもん........」グスン......
倉橋「オタりんは人の優しさを踏みにじったりするような人じゃないんだからぁ!!!!!!」ポロ ポロ
鬼熊「...............」
矢田「そーだよ........キモオタ君は絶対そんな事しないもん.......さっきからキモオタ君の事を悪者みたいに言ってるけど..........全部あなたが悪いんじゃない!!!!」ポロ ポロ
鬼熊「..................」ピク......
矢田「全部自分の自業自得のくせに逆恨みまでして勝手な事ばかり言わないで!!!!キモオタ君をこれ以上苦しめないで!!!!」ポロ ポロ
鬼熊「小娘どもが...........!!」ブチブチ.......
生徒たち「そーだそーだ!!!!」「キモオタは俺らの大切な友達なんだ!!!!」「これ以上キモオタを傷つけたら許さないぞ!!!!」
キモオタ「倉橋殿........矢田殿..........皆..............!!」ポロ ポロ......
鬼熊「フン...........ピーチクパーチクと.........やかましい小鳥どものさえずりだ..........」
230: 2015/12/23(水) 13:26:29.42 ID:Tk170+YzO
鬼熊「..............まぁだが.......そんなお友達想いの君たちにご褒美だ.........前に君たちがISSから奪ってきたデータ........律の回線がジャックされた影響でおじゃんになってしまい、見ることができなかったデータの内容を教えてやろう..........」
全員「..............!!」
鬼熊「...........まず、率直に結論から言ってしまえばその怪物が今日地球を巻き込んで爆発するという事はほぼ無いと思ってもいい」
全員「え..............!?」
殺せんせー「..................!!」
鬼熊「そいつの細胞は90年以内で寿命を迎えるらしく、その寿命を迎えるまでの90年の間にそいつが爆発する可能性は高く見積もっても1パーセント以下という事だ」
生徒たち「................!!!!」
231: 2015/12/23(水) 14:13:23.68 ID:Tk170+YzO
鬼熊「ちなみにこの1パーセントという数字はある条件を満たした場合の数字だ.............そいつの爆発リスクを1パーセント以下に下げる方法は............そいつの細胞を活性化させ、珪素化合物の流動を促す効果のある薬品を投与する事だ」
生徒たち「...............?」
鬼熊「おそらくその薬品は一学期に、奥田 愛美がそいつの指示の下で作ったはずだ..........その薬品を飲んだ瞬間 そいつの体が液状化したのを覚えていないか?」
奥田「あ..............!!」
生徒たち「..........あの薬で.........!!」
殺せんせー「..............!!」
鬼熊「そう、あの薬品をそいつに飲ませれば爆発のリスクを1パーセント以下まで下げる事が可能だという事だ」
生徒たち「.................!!」
232: 2015/12/23(水) 22:14:08.36 ID:Tk170+YzO
寺坂「ケッ!!テメーの言う事なんざ信用できっかよ!!どーせデタラメ言ってんに決まってらぁ!!」
前原「ああ!!嘘の情報で俺らをぬか喜びさせようって魂胆が丸見えなんだよ!!」
律「いいえ、嘘ではありません」
生徒たち「律...........!!」
律「彼の言っている事はまぎれもない事実です、皆さんのおかげで皆さんと過ごした思い出だけでなく、研究データのメモリーもバックアップできましたので画面に表示します」シュン!
生徒たち「..................!!」
杉野「奥田.........もう一度読んでみてくれ..........」
奥田「は、はい!」
奥田「............」スゥ.......
233: 2015/12/23(水) 22:23:08.11 ID:Tk170+YzO
奥田「我々の任務は..........件の超生物の反物質サイクルの暴走を防ぐ研究だ、様々なタイプの反物質生物を製作し
生命維持カプセルに入れ、宇宙空間へと放出して........寿命氏から暴走→爆発までを観測する」
奥田「宇宙空間では月面とは違い.........反物質連鎖を起こす物質が無いので爆発の規模を最少限に抑えつつ観察できるのだ」
奥田「実験の結果..........爆発リスクは触手生物のサイズと正比例する、大きいほど安定で.........小さいほど高確率で爆発した」
奥田「また、『奴』から月面ネズミへのケースのように強引に細胞を株分けしても暴走リスクは上がると判明」
奥田「従って月面ネズミの悲劇を起こす条件は.........人間ベースでオリジナル細胞の 『奴』にはほぼ該当せず
暴走・爆発の確率は思われていたよりはるかに低い」
奥田「更に、以下の化学式で示す薬品を投与し定期的に全身の珪素化合物の流動を促す...........わかりやすく言うと『凝りをほぐす』事で、更に飛躍的に暴走リスクが下がると判断」
奥田「以上の条件を満たす時…爆発の可能性は高くても.........1%以下...........!!」
生徒たち「...................!!」
奥田「...............おそらくは爆発より先に他の細胞が寿命を迎え、90年以内に穏やかに蒸発するだろう...........!!」
234: 2015/12/23(水) 22:35:16.14 ID:Tk170+YzO
生徒たち「................!!」
岡野「嘘............じゃあ...........本当に殺せんせーが爆発する可能性はたったの1%............?」
岡島「殺せんせーを殺さなくても、ほぼ爆発する事はないって事だよな........!!」
杉野「1%なんて有って無いようなもんじゃん..........!!」
生徒たち「..................!!!!」
235: 2015/12/23(水) 22:38:18.17 ID:Tk170+YzO
生徒たち「「やったぁッッッッ!!!!殺せんせーを殺さなくてもいいんだぁ!!!!地球は助かったんだぁッッッッ!!!!」」ワッ!!!!
236: 2015/12/23(水) 22:46:55.85 ID:Tk170+YzO
僕らは今日で殺せんせーは100%爆発すると思っていた、だから、嫌でも殺せんせーの氏を受け入れなければならない、そう思っていた
でも、殺せんせーが爆発する可能性はたった1%なんだ..........!!
100%の絶望に99%の希望が舞い降りてきた...........
もう、僕らは殺せんせーを頃すか殺さないかで迷い、苦しまなくてもいいんだ.........!!
これからも殺せんせーとずっと一緒にいられるんだ............!!
237: 2015/12/23(水) 23:09:48.39 ID:Tk170+YzO
杉野「やったぁ!!!!また来年も野球ができる!!!!」
岡野「また殺せんせーに沢山の事を教えてもらえる!!」
三村「........ほんとにこれでもう安心なんだな.......」ホッ
矢田「陽菜ちゃん!」ギュッ
倉橋「桃花ちゃん!」ギュッ
奥田「よかった.........本当によかった.......」グスッグスッ
岡島「よっしゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
殺せんせー「................」ニコニコ!
生徒たち「」ワイワイ ガヤガヤ!!
鬼熊「................」
鬼熊「何を勘違いしているんだ君達は?」
238: 2015/12/23(水) 23:23:26.54 ID:Tk170+YzO
生徒たち「...............!!」ピタ......
鬼熊「ハァー..........やれやれ、この『平行世界』の君達ならば、多少は事の重大さを理解して危機感を持つものだと踏んでいたのだが.........どうやらこの世界の君たちもすっかり脳内はお花畑のようだな..........」
全員「...................!!」
鬼熊「1%の確率で地球を巻き込んで爆発する危険生物など、頃す以外の選択肢などないだろう」
生徒たち「え.............!!」
239: 2015/12/24(木) 19:37:02.77 ID:IS/shx+oO
前原「は..........?ちょっ待てよ!!なんでここまで来て殺せんせーを殺さなきゃなんねーんだよ!?」
片岡「そうだよ!!爆発する確率は1%なんだから殺さなくてもいいじゃない!!」
鬼熊「............君達は、『1%』という数字がどれ程の重さなのかをわかっていないようだな...........例えば.........君達は飛行機が一体どれぐらいの確率で墜落事故に遭うか知っているか?」
生徒たち「................」
鬼熊「およそ0.0009%だ」
生徒たち「.................!!」
鬼熊「この数字はあくまでNTSB(国家安全運輸委員会)調べの全世界の航空会社総合の平均値だが、その化け物が地球もろとも爆発する1%という確率よりは遥かに低い...........」
生徒たち「.................」
鬼熊「だがどうだ、0.0009%というかなり低い確率でも、飛行機の墜落事故は多発している、新聞やニュースで何度かは見たことがあるだろう?逆に言えば、その化け物が地球を巻き込んで爆発する確率は、飛行機が墜落する確率よりも遥かに高い」
生徒たち「.................!!」
鬼熊「もしそいつを殺さなければ、この世界のすべての人間は3月13日以降、毎日 『今日で地球が滅ぶかもしれない』という恐怖と共に生きる事になるんだぞ?それでも君達はその化け物を頃すなと言うのか?」
全員「.................」
240: 2015/12/24(木) 21:21:39.66 ID:IS/shx+oO
ビXチ「くっ.........反論のしようがない........ぐうの音も出ないわ..........」
烏間「.................」
確かにあの男の言ってちる事は間違っていない
いや、むしろあの男の言っている事は正論だ
いくら、彼らが奴を頃したくないと思っていても、殺さなければいずれは地球が爆発するという事には変わりはない..........
普通の人間なら、この事情を知れば 100人が100人、必ず奴を殺せと言うはずだろう.........
だが...........
241: 2015/12/24(木) 21:27:29.76 ID:IS/shx+oO
「それでも、僕らはその1%に賭けるよ」
242: 2015/12/24(木) 22:06:54.09 ID:IS/shx+oO
鬼熊「..............」ピク......
渚「爆発する確率がたったの1%なら、殺せんせーを救う方法を考える時間はまだまだある..........」
カルマ「確かにあんたの言う事は正しいし否定のしようがないよ、でもさ、もう絶対に助ける事ができないから頃すしかやりようがないって状況の中に、ほんの少しでも助けられる可能性が出てきたのならそのわずかな可能性に賭けたくなるのが生徒ってモンじゃん?」
磯貝「俺たち生徒からすれば、殺せんせーは藁にすがってでも助けたい存在なんだ」
鬼熊「..............」
渚「だから、僕らはこの教室を出て、高校に進学しても殺せんせーを救う方法を考えるよ、そして見つけ出して見せる............諦めなければきっと答えを見つけ出す事は出来るんだ.........!!」
生徒たち「..............」コクン!!
彼らは普通の考え方を持つ人間ではない
はじめは落ちこぼれと呼ばれていた彼らだが、常識はずれな超生物の教えを一年間受け続け
何度も何度も常識はずれな奇跡を起こし続けてきた暗殺者集団なのだから
彼らならきっと奴を救い出す方法を見つけ出す事ができると俺は思っている........
243: 2015/12/24(木) 22:56:06.35 ID:IS/shx+oO
鬼熊「プ.........ククク...........」
生徒たち「...............!?」
鬼熊「クハハハハハハハハハハハ!!!!アーッハハハハハハハハ!!!!何を言いだすかと思えば わずかな可能性に賭けるとか、諦めなければ何とかなるとか、君達漫画の世界の住人が大好きな根性論を唱え始めるとは!!!!」
全員「.................!!」
鬼熊「............この世界はつまらない、全てが君達E組の都合のいいように巡る予定調和によって成り立っている世界だからだ..............」
鬼熊「まんまと中学生に力負けするプロの頃し屋3人、たかが中学生の猫騙しにビビりあげる元精鋭軍人、金的一発で堕ちる世界最強の頃し屋の弟子、周りの敵はその予定調和のために君たち中学生でもやり込めるようなレベルの阿呆の無能に成り下がる.........非常につまらない世界だ...........」
鬼熊「だから、私はそんな退屈でつまらないこの箱庭世界に刺激を与えてやったのだ、
二代目氏神に前もって烏間 惟臣を始末させたり、突然律をハッキングしてみたりして
『現実は漫画のように甘くないぞ』という一撃を君達操り人形に与えてやったのだ」ニヤァァァァァ......
生徒たち「.................!!」
244: 2015/12/25(金) 18:12:33.19 ID:rykjNF6xO
キモオタ「..............やはり、『親切な人』として氏神に拙者らの事を入れ知恵したのも、律殿をハッキングしたのも貴様だったのか...............だが、腑に落ちない.........」
キモオタ「なぜあの時貴様は超体育着の情報を二代目に知らせなかった?知らせていれば拙者はおろか、生徒全員を頃す事ができていたはずだろう」
鬼熊「............フン、いいだろう、頃す前に冥土の土産に教えてやろう、なぜ超体育着の情報を二代目に伝えなかったか 理由は簡単だ...........」
鬼熊「貴様を頃すのはこの私だ、超体育着の情報を知らせてしまったら、あの無能の事だ、大石 貴志を殺さないよう口を酸っぱくして言ったところで力を誇示するために貴様を頃しかねないからな.........」
生徒たち「................!!」
キモオタ「................それともう一つ釈然としない部分がある..........あの時 貴様が律殿をハッキングしたタイミング............あれは明らかに皆が研究データを盗んでくるのをあらかじめ知っているとしか思えない..........貴様が拙者とほぼ同時期にこの世界に来たのならば、殺せんせーの過去までしか展開を知らないはずだ.........一体 貴様はどうやってこの先の展開を先読みしている?」
245: 2015/12/25(金) 21:44:56.24 ID:rykjNF6xO
鬼熊「フン、本来なら貴様の質問など答えてやる義理はないのだがこれもまた冥土の土産に特別に答えてやろう.........なぜ、私が貴様の知らないはずの展開を知っているか..........それは..........」
鬼熊「『ネタバレサイト』を利用していたからだ」
キモオタ「................!!」
生徒たち「ネタバレ........サイト.......?」
杉野「なんなんだ........そのネタバレサイトって言うのは.........」
不破「ネタバレサイト........漫画やアニメでまだ世間に未発表のストーリーを、その作品の制作に関わっている人か、あるいはその作品に何らかのパイプがある人が不正に公表しているサイトの事だよ........」
キモオタ「だが、どういう事だ.........この世界に来てから拙者も『暗殺教室』の詳細が掲載されているネタバレサイトを何度も検索したが、そんなサイトは見つからなかったぞ...........」
鬼熊「当たり前だ、貴様が所持しているスマートフォンやパソコンは恐らくこの世界に来てから防衛省によって支給された物だろう?『暗殺教室』の世界の中のインターネット上に『暗殺教室』の情報など存在するはずがなかろう」
キモオタ「.................!!」
鬼熊「対して、私が所持しているこのスマートフォンは現実世界から持ってきた物だから、このスマートフォンは現実とリンクしているという事だ、そしてさらに教えておいてやると、この世界と現実世界の時間の流れ方は同じだ、この世界で一時間経てば、現実でも一時間経っている............」
鬼熊「つまり、現実世界で、『暗殺教室』のネタバレが公開されれば、私のみが現実とリンクしているこのスマートフォンでそのネタバレを閲覧する事ができると言う事だ、貴様をここに連れてきたポリゴンはそんな事も教えてくれずに貴様をこの世界に飛ばしたのか...........つくづく悲運だな、出来の悪いパートナーを持つと、ククク..........」
キモオタ「くっ..............!!」
246: 2015/12/25(金) 22:37:19.44 ID:rykjNF6xO
鬼熊「...........さて..........お喋りの時間は終わりだ............さっさとその化け物を頃してゆっくりと貴様の息の根も止めなくてはならないからな..........」
キモオタ「................!!」
全員「.................!!」グッ.....
鬼熊「さあ、今こそ 私の『最終極秘暗殺プロジェクトA』のその全貌を諸君らにお披露目する時が来たようだ........」ス.......
生徒たち「あれは.............!!」
烏間「(スマートフォン...........?何をするつもりだ..........!?)」
鬼熊「諸君らに『現実』の厳しさを教えてやろう」
ピッ!
247: 2015/12/26(土) 00:20:04.19 ID:lDJCaO+sO
次の瞬間、街の方から物凄い音がした
248: 2015/12/26(土) 00:27:47.16 ID:lDJCaO+sO
ド ガ ァ ァ ァ ァ ァ ァ ァ ァ ァ ァ ァ ァ ァ ン ッ ッ ッ ッ ッ ! ! ! ! !
全員「!!!!!!!!」
249: 2015/12/26(土) 08:15:34.24 ID:lDJCaO+sO
鬼熊「ゲヘヘwwwゲヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒwwwwww椚ヶ丘駅が木っ端微塵だぁwwwwww」
生徒たち「................!!」
烏間「貴様...........一体何をした........!!」
鬼熊「ヒヒヒ.........私の指先一つで多くの人間が氏ぬ............実に愉快だ.........」
殺せんせー「..................!!」
鬼熊「さあ..........ここからが『本当の暗殺教室』の始まりだ」
キモオタ「デュフフwww暗殺教室の世界に迷い込んでしまったでござるwww」卒業編【中編】



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