1: 2012/08/08(水) 22:21:07.41 ID:C1CanZkG0
宥「んっ…」
宥「あ、コタツで寝ちゃったんだ…」
宥「…ていうか、少し暑いかも」
玄「あっおねえちゃん起きた?」
宥「あっ玄ちゃん。私、寝ちゃってたんだね」
玄「おねえちゃん少し寝苦しそうだったけど…」
宥「あ、コタツで寝ちゃったんだ…」
宥「…ていうか、少し暑いかも」
玄「あっおねえちゃん起きた?」
宥「あっ玄ちゃん。私、寝ちゃってたんだね」
玄「おねえちゃん少し寝苦しそうだったけど…」
4: 2012/08/08(水) 22:25:04.52 ID:C1CanZkG0
宥「あっ、ううん大丈夫。ただ少し暑くっt「あっ!」
玄「ごめんね、おねえちゃんコタツの温度『強』だったよ!」
玄「今『最強』に変えたからね!寒かったでしょ?」カチカチ
宥「え゛っあぁ…ありがとう玄ちゃん」
宥「…あつい」ボソッ
玄「ごめんね、おねえちゃんコタツの温度『強』だったよ!」
玄「今『最強』に変えたからね!寒かったでしょ?」カチカチ
宥「え゛っあぁ…ありがとう玄ちゃん」
宥「…あつい」ボソッ
5: 2012/08/08(水) 22:29:58.98 ID:C1CanZkG0
宥「流石に8月だもんね。コタツは少し…暑すぎるかも…」
玄「♪~」
宥「けど、暑いなんていったら玄ちゃん驚くかも…何とかコタツから出たいけど」
玄「あっもうこんな時間。おねえちゃんご飯作るね」
宥「あっきょ今日は私が作ってあげる!」
玄「ふん゛ん゛ー!大丈夫私にお任せあれ!」
宥「あっ、そ、そう…」
玄「♪~」
宥「けど、暑いなんていったら玄ちゃん驚くかも…何とかコタツから出たいけど」
玄「あっもうこんな時間。おねえちゃんご飯作るね」
宥「あっきょ今日は私が作ってあげる!」
玄「ふん゛ん゛ー!大丈夫私にお任せあれ!」
宥「あっ、そ、そう…」
6: 2012/08/08(水) 22:32:25.49 ID:C1CanZkG0
玄「今日はどうしよっかなー。おねえちゃん何か食べたいものとかある?」
宥「じゃ、じゃあそうめん…とか?」
玄「えっ?」
宥「あっ!それとも寒天とかでも…」
玄「おねえちゃん!!」ダキッ
宥「く、玄ちゃん?」
宥(…暑いぃ)
宥「じゃ、じゃあそうめん…とか?」
玄「えっ?」
宥「あっ!それとも寒天とかでも…」
玄「おねえちゃん!!」ダキッ
宥「く、玄ちゃん?」
宥(…暑いぃ)
8: 2012/08/08(水) 22:36:05.89 ID:C1CanZkG0
玄「おねえちゃん!いいんだよ私に遠慮しなくったって」ギュゥゥ
宥「遠慮なんて…」
玄「私、おねえちゃんが目のまで暑いもの食べてたって全然気にならないから!」
玄「私に遠慮しておねえちゃんが風邪でもひいたら、私、悲しいよ」ギュゥゥ
宥「う、うん。わかったよ。わかったよ玄ちゃん」
宥「ごめんね、おねえちゃん変なこと言っちゃって」
宥「遠慮なんて…」
玄「私、おねえちゃんが目のまで暑いもの食べてたって全然気にならないから!」
玄「私に遠慮しておねえちゃんが風邪でもひいたら、私、悲しいよ」ギュゥゥ
宥「う、うん。わかったよ。わかったよ玄ちゃん」
宥「ごめんね、おねえちゃん変なこと言っちゃって」
9: 2012/08/08(水) 22:38:59.21 ID:C1CanZkG0
玄「というわけで出来ました~はいおねえちゃんのトムヤムクン!」
宥「うわぁ…い。ありがとう、玄ちゃん」
トムヤムクン「シューシュー」
玄「ささ。冷めないうちに食べてね。私も冷やし中華食べよっと」
宥「うん、いただきまぁす」
玄「いただきまーす」
宥「はふっ、はふっ」
宥「うわぁ…い。ありがとう、玄ちゃん」
トムヤムクン「シューシュー」
玄「ささ。冷めないうちに食べてね。私も冷やし中華食べよっと」
宥「うん、いただきまぁす」
玄「いただきまーす」
宥「はふっ、はふっ」
12: 2012/08/08(水) 22:43:14.07 ID:C1CanZkG0
宥「はふっ、ん、今日もおいしいよ。玄ちゃん」ダラダラ
玄「ホント?良かった~」
宥「んん、ふぅふぅ」ダラダラ
玄「おねえちゃん?何か汗かいてるけど大丈夫?」
宥「あんまり大丈夫じゃないかも…」
玄「えー!もしかしてコタツのせいで風邪を!?」
玄「おねえちゃん、ちょっとまって…うわ!凄い暑い!」
宥「そうだろうね…」
玄「ホント?良かった~」
宥「んん、ふぅふぅ」ダラダラ
玄「おねえちゃん?何か汗かいてるけど大丈夫?」
宥「あんまり大丈夫じゃないかも…」
玄「えー!もしかしてコタツのせいで風邪を!?」
玄「おねえちゃん、ちょっとまって…うわ!凄い暑い!」
宥「そうだろうね…」
13: 2012/08/08(水) 22:47:10.57 ID:C1CanZkG0
玄「というわけでお風呂沸かしたよ!おねえちゃん」
宥「み、水風呂なら」
玄「ダメだよ!風邪は引き始めに治さないと。しんちんたいしゃだよ!」
宥「うん。とりあえず汗だけでも流してきたい」
玄「大丈夫だよ。お風呂場が冷めないように焼き石置いておいたから、水かけるね」バシャバシャ
宥「ええぇ~…」
宥「み、水風呂なら」
玄「ダメだよ!風邪は引き始めに治さないと。しんちんたいしゃだよ!」
宥「うん。とりあえず汗だけでも流してきたい」
玄「大丈夫だよ。お風呂場が冷めないように焼き石置いておいたから、水かけるね」バシャバシャ
宥「ええぇ~…」
14: 2012/08/08(水) 22:50:55.66 ID:C1CanZkG0
宥「はぁはぁ。何かお風呂入って疲れたかも」
宥「ちょっと縁側で休もうかな」
ミ゛ーンミ゛ーンミ゛ーン
宥「……横になってると焼かれてるみたい」
宥「どうしよう。家はどこも暑いかも」
玄「あれ?おねえちゃん出かけるの?」
宥「う、うん。ちょっとね」
宥「ちょっと縁側で休もうかな」
ミ゛ーンミ゛ーンミ゛ーン
宥「……横になってると焼かれてるみたい」
宥「どうしよう。家はどこも暑いかも」
玄「あれ?おねえちゃん出かけるの?」
宥「う、うん。ちょっとね」
16: 2012/08/08(水) 22:56:56.30 ID:C1CanZkG0
カランコロン
灼「いらっしゃい、って宥さん?」
宥「灼ちゃんこんにちは。お店番ごくろうさま」
灼「あっいや別に。ていうか宥さんボーリングやるんですか?」
宥「!う、うんたまには…運動でも」
灼「少し意外ですね」
宥(はぁ~やっぱりここは涼しいなぁ)
灼「じゃあ一名様、シューズもレンタルで」
灼「いらっしゃい、って宥さん?」
宥「灼ちゃんこんにちは。お店番ごくろうさま」
灼「あっいや別に。ていうか宥さんボーリングやるんですか?」
宥「!う、うんたまには…運動でも」
灼「少し意外ですね」
宥(はぁ~やっぱりここは涼しいなぁ)
灼「じゃあ一名様、シューズもレンタルで」
18: 2012/08/08(水) 23:00:01.40 ID:C1CanZkG0
宥「…意外とボーリングって高い」
宥「でもこれでしばらくはここにいられるし」
スカーン
宥「お店、全然人がいないんだ」
灼「皆夏休みだから家族で出かけてるんですよ」
宥「わっ!あ、灼ちゃん」
宥「でもこれでしばらくはここにいられるし」
スカーン
宥「お店、全然人がいないんだ」
灼「皆夏休みだから家族で出かけてるんですよ」
宥「わっ!あ、灼ちゃん」
19: 2012/08/08(水) 23:05:32.42 ID:C1CanZkG0
宥「びっくりしたぁ。お店番はいいの?」
灼「誰か来たらわかるし、そんなにお客さんもこないから」
宥「あっ、ご、ごめんね」
灼「いいですよ。常連さんは着てくれるし、宥さんみたいに珍しい人も来ますから」
宥「そう?でも実は私ボーリングってよくわからなくて」
宥「どうすればいいんだろう…」
灼「とりあえず球を投げて棒を倒せばいいですよ」
灼「誰か来たらわかるし、そんなにお客さんもこないから」
宥「あっ、ご、ごめんね」
灼「いいですよ。常連さんは着てくれるし、宥さんみたいに珍しい人も来ますから」
宥「そう?でも実は私ボーリングってよくわからなくて」
宥「どうすればいいんだろう…」
灼「とりあえず球を投げて棒を倒せばいいですよ」
21: 2012/08/08(水) 23:10:50.84 ID:C1CanZkG0
宥「ん~えい!」
コロコロコロ…ガター
宥「あっ落ちちゃった」
灼「宥さん、もう少し腕を振って、あの三角を狙って。あと、出来たら片腕でやったほうが」
宥「で、でも結構重くて…」
灼「じゃあ1回私がやるから、見ていてください」
宥「うん。ありがとう灼ちゃん」
コロコロコロ…ガター
宥「あっ落ちちゃった」
灼「宥さん、もう少し腕を振って、あの三角を狙って。あと、出来たら片腕でやったほうが」
宥「で、でも結構重くて…」
灼「じゃあ1回私がやるから、見ていてください」
宥「うん。ありがとう灼ちゃん」
22: 2012/08/08(水) 23:14:45.10 ID:C1CanZkG0
スコーン!パコーン!
灼「ふう」
宥「すごぉい。灼ちゃん上手」パチパチ
灼「そりゃずっとやってますか「はっはっはっ」カランコロン
「なるほどその手、たしかにそうとう打ってる」
「けど私は小3の頃からマメすらできない」ニッ
小走「「ニワカは相手にならんよ!」コバァ
灼「ふう」
宥「すごぉい。灼ちゃん上手」パチパチ
灼「そりゃずっとやってますか「はっはっはっ」カランコロン
「なるほどその手、たしかにそうとう打ってる」
「けど私は小3の頃からマメすらできない」ニッ
小走「「ニワカは相手にならんよ!」コバァ
23: 2012/08/08(水) 23:19:25.26 ID:C1CanZkG0
宥「お客さん?」
灼「たしか晩成の」
小走「阿知賀の代表がこんなところで何をしているかと思えば」
小走「まさか2人で遊んでいるとはな。呆れたよ」
灼「それで、晩成のレギュラーはこんなとこで何を?」
小走「遊びにきたんだよ」コバァ
灼「たしか晩成の」
小走「阿知賀の代表がこんなところで何をしているかと思えば」
小走「まさか2人で遊んでいるとはな。呆れたよ」
灼「それで、晩成のレギュラーはこんなとこで何を?」
小走「遊びにきたんだよ」コバァ
26: 2012/08/08(水) 23:25:23.54 ID:C1CanZkG0
小走「というわけで阿知賀の次鋒とボーリングをすることになったが」
宥「はぁはぁはぁっ、もうダメ」
小走「…彼女は大丈夫なのか?」
灼「…多分」
宥「はぁ冷房効いてるのに暑い。あんなに動いちゃったから」
宥「ちょ、ちょっと休憩を…」
小走「まあ、かまわんが」
灼「宥さん、これ飲んでください」
宥「あぁ~ありがとう灼ちゃん。つめたいのいっぱ~って暑!」
宥「はぁはぁはぁっ、もうダメ」
小走「…彼女は大丈夫なのか?」
灼「…多分」
宥「はぁ冷房効いてるのに暑い。あんなに動いちゃったから」
宥「ちょ、ちょっと休憩を…」
小走「まあ、かまわんが」
灼「宥さん、これ飲んでください」
宥「あぁ~ありがとう灼ちゃん。つめたいのいっぱ~って暑!」
28: 2012/08/08(水) 23:28:55.09 ID:C1CanZkG0
灼「えっごめん。そこまで暑くはしてないんだけど」
宥「あ、ううん違うの少し驚いちゃっただけで…」
灼「そう。今沸かしたてのお湯で入れたお茶だからおいしいと思うけど」
宥「うん…凄く暑くて、おいしいよ」フーフーフー
小走「いろいろと大丈夫なのか、この次鋒は」
宥「ううぅ」ゴクゴク
宥(あぁ~暑いぃ)
宥「あ、ううん違うの少し驚いちゃっただけで…」
灼「そう。今沸かしたてのお湯で入れたお茶だからおいしいと思うけど」
宥「うん…凄く暑くて、おいしいよ」フーフーフー
小走「いろいろと大丈夫なのか、この次鋒は」
宥「ううぅ」ゴクゴク
宥(あぁ~暑いぃ)
30: 2012/08/08(水) 23:35:02.54 ID:C1CanZkG0
小走「さて、休憩もすんだならもう1ゲーム打たないか?」
灼「どうする?割引するけど?」
宥「あっ私はちょっと、そろそろ帰らないと」
灼「そう、なんならもう一杯飲んで…「じゃ、じゃあね!灼ちゃん。小走さん」
灼「いっちゃった。宥さんも忙しいのかな」
小走「私は何しにきたんだろうな」
灼「どうする?割引するけど?」
宥「あっ私はちょっと、そろそろ帰らないと」
灼「そう、なんならもう一杯飲んで…「じゃ、じゃあね!灼ちゃん。小走さん」
灼「いっちゃった。宥さんも忙しいのかな」
小走「私は何しにきたんだろうな」
31: 2012/08/08(水) 23:39:25.28 ID:C1CanZkG0
ジリジリ
宥「はぁ、どこ行こう。家に帰ると…また暑そうだし」
宥「どこか涼める場所は…」
「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおい!」
穏乃「宥さああああああああああああああああん」ドガドガドガ
宥「穏乃ちゃん。こんにちは」
穏乃「宥さん珍しいですね。一人でいるなんて」
宥「はぁ、どこ行こう。家に帰ると…また暑そうだし」
宥「どこか涼める場所は…」
「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおい!」
穏乃「宥さああああああああああああああああん」ドガドガドガ
宥「穏乃ちゃん。こんにちは」
穏乃「宥さん珍しいですね。一人でいるなんて」
32: 2012/08/08(水) 23:44:27.35 ID:C1CanZkG0
宥「うん、今日はちょっとね。穏乃ちゃんは?」
穏乃「私はこれからアコと川で遊んですよ!」
宥「川で…ねえ穏乃ちゃん」
穏乃「はい?」
宥「もし良かったら私も一緒に行っていいかなぁ?」
穏乃「私はこれからアコと川で遊んですよ!」
宥「川で…ねえ穏乃ちゃん」
穏乃「はい?」
宥「もし良かったら私も一緒に行っていいかなぁ?」
35: 2012/08/08(水) 23:48:33.26 ID:C1CanZkG0
穏乃「というわけで宥さんと川に来たけど」
穏乃「何やってんだよ!アコ!バケツも持ってこないで!」
憧「一緒に川に行くって言うなら川遊びかと思うでしょ!」
穏乃「タモもないし、私の持ってきたエサだけじゃん!釣りできないじゃん!」
宥「まぁまぁ、2人とも落ち着いて、ね?」
穏乃「うおおおこうなったら岩をぶつけてのガチOコ漁だあああああ」
憧「ちょ!危ないって!」
穏乃「何やってんだよ!アコ!バケツも持ってこないで!」
憧「一緒に川に行くって言うなら川遊びかと思うでしょ!」
穏乃「タモもないし、私の持ってきたエサだけじゃん!釣りできないじゃん!」
宥「まぁまぁ、2人とも落ち着いて、ね?」
穏乃「うおおおこうなったら岩をぶつけてのガチOコ漁だあああああ」
憧「ちょ!危ないって!」
37: 2012/08/08(水) 23:53:37.19 ID:C1CanZkG0
宥「穏乃ちゃん、川で水遊びも楽しいから」
穏乃「ま、まあ宥さんがそう思うなら」ドシン
憧「何で宥姉の言うことは聞くのよ」
穏乃「よーし!そうと決まったら川で遊ぶんだあああああああああ!!」
バッッシャーン
憧「ぶぅっ!バカ!いきなり飛び込んでんじゃないわよ!」
穏乃「うわあああああああ深いかと思ったら浅かったああああ」
穏乃「ま、まあ宥さんがそう思うなら」ドシン
憧「何で宥姉の言うことは聞くのよ」
穏乃「よーし!そうと決まったら川で遊ぶんだあああああああああ!!」
バッッシャーン
憧「ぶぅっ!バカ!いきなり飛び込んでんじゃないわよ!」
穏乃「うわあああああああ深いかと思ったら浅かったああああ」
41: 2012/08/08(水) 23:59:14.37 ID:C1CanZkG0
憧「もう、バカなんだから」
宥「でも、川の水が冷た~い」パチャパチャ
憧「って!宥姉大丈夫なのいきなり入っちゃって」
穏乃「確か川に入るときは1℃ずつ温度を下げていかないと心臓麻痺になるって玄さんが!」
憧「それに直接水に触れるとしもやけになるからウエットスーツじゃないとダメとも!」
宥「……」
宥「でも、川の水が冷た~い」パチャパチャ
憧「って!宥姉大丈夫なのいきなり入っちゃって」
穏乃「確か川に入るときは1℃ずつ温度を下げていかないと心臓麻痺になるって玄さんが!」
憧「それに直接水に触れるとしもやけになるからウエットスーツじゃないとダメとも!」
宥「……」
45: 2012/08/09(木) 00:05:13.17 ID:C1CanZkG0
宥「だ、大丈夫だよぉ。それに今日は少し暑いし…」
穏乃「えっ…」パチャパチャ
憧「そんな、宥姉が暑いって言うなんて…」
穏乃「そう!地球は今既に太陽に飲み込まれていんだよ!急激な温度の上昇はそれが原因だ!」
穏乃「そしてそれを知っている政府要人は既に火星へと非難しているんだよ!」
宥「……」
穏乃「えっ…」パチャパチャ
憧「そんな、宥姉が暑いって言うなんて…」
穏乃「そう!地球は今既に太陽に飲み込まれていんだよ!急激な温度の上昇はそれが原因だ!」
穏乃「そしてそれを知っている政府要人は既に火星へと非難しているんだよ!」
宥「……」
46: 2012/08/09(木) 00:11:01.30 ID:XONUuyvx0
宥「私って、そんなに寒がりに見えるかなぁ」
憧「見えるって言うか、まさしく寒がりだと思うんだけど」
宥「確かに少し寒さが苦手だけど…最近夏になってなんだか暑くなって気がするの」
穏乃「宥さん」
宥「けど私の為に玄ちゃんがご飯作ってれたりするのに、いらないって言いにくくて」
憧「見えるって言うか、まさしく寒がりだと思うんだけど」
宥「確かに少し寒さが苦手だけど…最近夏になってなんだか暑くなって気がするの」
穏乃「宥さん」
宥「けど私の為に玄ちゃんがご飯作ってれたりするのに、いらないって言いにくくて」
48: 2012/08/09(木) 00:17:45.11 ID:XONUuyvx0
宥「皆私に気を使ってくれてて、それがすっごい嬉しいから私断れなくて…」
宥「灼ちゃんもお茶せっかく用意してくれたのに…」
宥「暑いからってそれをいらないっていうのは悪いことな気がしちゃうの」
宥「皆に言って、もしまた気を使われちゃったらって思うと」
宥「皆友達なのに、私、言いたいことが言えなくて」
穏乃「宥さん…」パチャパチャ
穏乃「とりあえず川から上がっていいかな?」
宥「灼ちゃんもお茶せっかく用意してくれたのに…」
宥「暑いからってそれをいらないっていうのは悪いことな気がしちゃうの」
宥「皆に言って、もしまた気を使われちゃったらって思うと」
宥「皆友達なのに、私、言いたいことが言えなくて」
穏乃「宥さん…」パチャパチャ
穏乃「とりあえず川から上がっていいかな?」
51: 2012/08/09(木) 00:26:31.74 ID:XONUuyvx0
宥「私って小さい頃からずっと守ってもらってばっかりで…」
宥「ありがとうとか、ごめんねしか言えなくて」
宥「言わなきゃいけないことなのに、言えなくて…」
憧「宥姉、そんなこと」ギュ
宥「憧ちゃん」
憧「私たちは誰もそんなこと気にしてないよ?」
穏乃「…」
宥「ありがとうとか、ごめんねしか言えなくて」
宥「言わなきゃいけないことなのに、言えなくて…」
憧「宥姉、そんなこと」ギュ
宥「憧ちゃん」
憧「私たちは誰もそんなこと気にしてないよ?」
穏乃「…」
53: 2012/08/09(木) 00:33:19.56 ID:XONUuyvx0
憧「私や玄が宥姉に気を使ってるって思う?」
宥「…」
憧「私はね、宥姉のことが大切だから守ってあげたいんだよ」
憧「宥姉が辛い思いをして欲しくないからあっためるんだよ?」
宥「憧ちゃん…」グスッ
憧「まあ玄が何をしたかはしらないけど、きっと宥姉のためだよ」
宥「…」
憧「私はね、宥姉のことが大切だから守ってあげたいんだよ」
憧「宥姉が辛い思いをして欲しくないからあっためるんだよ?」
宥「憧ちゃん…」グスッ
憧「まあ玄が何をしたかはしらないけど、きっと宥姉のためだよ」
55: 2012/08/09(木) 00:41:17.32 ID:XONUuyvx0
憧「だから宥姉も言って。嫌なことは嫌って。好きなことは好きって」
宥「ううぅ」グスッ
憧「もう、泣かないでよ。こんなことで」
宥「ご、ごめんねぇ。憧ちゃん」グス
憧「まあいいんだけど。私は宥姉の力になりたいんだから」
憧「これからもしてほしいことがあったら言ってよね?相談ぐらいにはのるから」
穏乃「じゃ…」
憧「?」
穏乃「じゃあ宥さんだけじゃなくて私も抱きしめてえええええええええ」
宥「ううぅ」グスッ
憧「もう、泣かないでよ。こんなことで」
宥「ご、ごめんねぇ。憧ちゃん」グス
憧「まあいいんだけど。私は宥姉の力になりたいんだから」
憧「これからもしてほしいことがあったら言ってよね?相談ぐらいにはのるから」
穏乃「じゃ…」
憧「?」
穏乃「じゃあ宥さんだけじゃなくて私も抱きしめてえええええええええ」
57: 2012/08/09(木) 00:45:31.38 ID:XONUuyvx0
穏乃「アコおおおおおおおおおおおお」ルパ~ン
憧「うわ!」ヒョイ
穏乃「あだ!」ガン
憧「危ないとろこだった…」
宥「し、穏乃ちゃん大丈夫?」
穏乃「なんだよアコ!避けるなんて危ないだろ!」
憧「岩に当たっても傷一つない穏乃なら大丈夫でしょ?」
穏乃「酷い!」
憧「うわ!」ヒョイ
穏乃「あだ!」ガン
憧「危ないとろこだった…」
宥「し、穏乃ちゃん大丈夫?」
穏乃「なんだよアコ!避けるなんて危ないだろ!」
憧「岩に当たっても傷一つない穏乃なら大丈夫でしょ?」
穏乃「酷い!」
58: 2012/08/09(木) 00:49:52.13 ID:XONUuyvx0
穏乃「もういいよ!宥さん、一緒に魚とりましょうよ!」
宥「あっごめんね。私そろそろ帰らないと。玄ちゃんも心配してるだろうし」
穏乃「そう、じゃあ玄さんにもよろしく伝えておいてください!」
宥「うん、じゃあ穏乃ちゃん、憧ちゃんまたねぇ」バイバイ
憧「また部活で」フリフリ
憧「ふう、さて」
宥「あっごめんね。私そろそろ帰らないと。玄ちゃんも心配してるだろうし」
穏乃「そう、じゃあ玄さんにもよろしく伝えておいてください!」
宥「うん、じゃあ穏乃ちゃん、憧ちゃんまたねぇ」バイバイ
憧「また部活で」フリフリ
憧「ふう、さて」
59: 2012/08/09(木) 00:53:25.08 ID:XONUuyvx0
憧「じゃあ穏乃私もそろそろ帰るから」
穏乃「え!?なんでまだ魚捕まえてないのに!」
憧「何で捕まえる前提なのよ!もっと普通に遊ぶのかと思ってたから服濡らしたくないの」
憧「じゃあ、そういうわけでまた誘ってよね。今度は何をするかもちゃんと言って」バイバ~イ
穏乃「あっアコ…」
穏乃「独りぼっちになってしまった」
穏乃「え!?なんでまだ魚捕まえてないのに!」
憧「何で捕まえる前提なのよ!もっと普通に遊ぶのかと思ってたから服濡らしたくないの」
憧「じゃあ、そういうわけでまた誘ってよね。今度は何をするかもちゃんと言って」バイバ~イ
穏乃「あっアコ…」
穏乃「独りぼっちになってしまった」
64: 2012/08/09(木) 00:58:43.74 ID:XONUuyvx0
宥「って帰ろうと思ったけど、ここからどうやって帰ればいいんだろ」オロオロ
宥「とりあえず戻って穏乃ちゃんたちに道聞こうかな」
宥「それとも「おーい」プップー
赤土「宥じゃないか。どうしたんだこんなところで?」
宥「赤土さん。ちょうどよかった。もしよかったら家まで送っていってくれませんか?」
赤土「?別にいいけど?」
宥「とりあえず戻って穏乃ちゃんたちに道聞こうかな」
宥「それとも「おーい」プップー
赤土「宥じゃないか。どうしたんだこんなところで?」
宥「赤土さん。ちょうどよかった。もしよかったら家まで送っていってくれませんか?」
赤土「?別にいいけど?」
66: 2012/08/09(木) 01:03:45.98 ID:XONUuyvx0
赤土「へえーシズたちと。いやあ元気があるねぇ」
宥「ほとんど川には入ってないですけど」
赤土「いや、わざわざこの暑いのに外に出ようっていうのが若い証拠だよ」
赤土「つまり私も若いってことだけど」ワハハ
宥「…」
赤土「…あ、冷房効きすぎか?少し暖めるよいや気にするなメンバーのコンディションに気を使うのも監督の仕ごt
宥「いえ、暑いくらいなのでこのままでいいです」キッパリ
赤土「そう」
宥「ほとんど川には入ってないですけど」
赤土「いや、わざわざこの暑いのに外に出ようっていうのが若い証拠だよ」
赤土「つまり私も若いってことだけど」ワハハ
宥「…」
赤土「…あ、冷房効きすぎか?少し暖めるよいや気にするなメンバーのコンディションに気を使うのも監督の仕ごt
宥「いえ、暑いくらいなのでこのままでいいです」キッパリ
赤土「そう」
67: 2012/08/09(木) 01:07:50.62 ID:XONUuyvx0
宥「というわけで赤土さんの車で家まで帰ってくることができたから」
宥「ただいまぁ」ガラガラ
玄「おかえりおねえちゃん」
宥「ただいま玄ちゃん」
玄「随分遊んできたんだねちょっと待ってね今お風呂沸かすから」
宥「待って玄ちゃん」
玄「?」
宥「ただいまぁ」ガラガラ
玄「おかえりおねえちゃん」
宥「ただいま玄ちゃん」
玄「随分遊んできたんだねちょっと待ってね今お風呂沸かすから」
宥「待って玄ちゃん」
玄「?」
69: 2012/08/09(木) 01:10:17.48 ID:XONUuyvx0
宥「お風呂はいいの沸かさなくて」
玄「?あっ先にご飯にする?いいよ、お任せあれ!」
宥「違うの、お風呂はいまからいただくよ」
宥「でも今日は私…」
宥「湯・船・に・は・は・い・ら・な・い・か・ら・!」キッパリ!
玄「ええー!」
玄「?あっ先にご飯にする?いいよ、お任せあれ!」
宥「違うの、お風呂はいまからいただくよ」
宥「でも今日は私…」
宥「湯・船・に・は・は・い・ら・な・い・か・ら・!」キッパリ!
玄「ええー!」
71: 2012/08/09(木) 01:14:37.21 ID:XONUuyvx0
玄「湯船はいらないって、おねえちゃん?」
宥「今日はもう暑いからシャワーだけでいいの」
玄「そんなおねえちゃん、私は全然大変じゃないよ?お風呂沸かすぐらい」
宥「ううん。そうじゃないの玄ちゃん。私は玄ちゃんに遠慮なんかしてないよ?」
宥「玄ちゃんがいつも私のためにしてくれることには本当に感謝してる」
宥「けどその上で今日は玄ちゃんにお風呂を沸かしてもらうつもりはないの!」
宥「今日は汗を流すだけでいいんだよ」
玄「おねえちゃん…」
宥「今日はもう暑いからシャワーだけでいいの」
玄「そんなおねえちゃん、私は全然大変じゃないよ?お風呂沸かすぐらい」
宥「ううん。そうじゃないの玄ちゃん。私は玄ちゃんに遠慮なんかしてないよ?」
宥「玄ちゃんがいつも私のためにしてくれることには本当に感謝してる」
宥「けどその上で今日は玄ちゃんにお風呂を沸かしてもらうつもりはないの!」
宥「今日は汗を流すだけでいいんだよ」
玄「おねえちゃん…」
72: 2012/08/09(木) 01:19:32.39 ID:XONUuyvx0
玄「それでも晩御飯は…晩御飯はお鍋ができるよ?」
宥「それもいらないの」
宥「玄ちゃんの作ってくれるおいしいご飯、今日はご飯と冷奴と野菜はキュウリがいいな」
玄「そんな、お腹冷えちゃうよ」
宥「それじゃあおかずは焼き魚にしてほしいな」
玄「おねえちゃん、本当にいいの?」
宥「うん。私は今まで遠慮ばっかりしていたけど、これからはもっと自分の思ったことを言う様にする」
宥「そう決めたの」
宥「それもいらないの」
宥「玄ちゃんの作ってくれるおいしいご飯、今日はご飯と冷奴と野菜はキュウリがいいな」
玄「そんな、お腹冷えちゃうよ」
宥「それじゃあおかずは焼き魚にしてほしいな」
玄「おねえちゃん、本当にいいの?」
宥「うん。私は今まで遠慮ばっかりしていたけど、これからはもっと自分の思ったことを言う様にする」
宥「そう決めたの」
76: 2012/08/09(木) 01:27:08.09 ID:XONUuyvx0
玄「おねえちゃん!」ギュ
宥「玄ちゃん?」
玄「ごめんねおねえちゃん!私ずっとおねえちゃんに我慢ばっかりさせてた!」
玄「おねえちゃんのためって思っててホントは私がおねえちゃんの役に立ちたかっただけ」
玄「私、おねえちゃんの気持ち考えてなかった!」
宥「玄ちゃん?」
玄「ごめんねおねえちゃん!私ずっとおねえちゃんに我慢ばっかりさせてた!」
玄「おねえちゃんのためって思っててホントは私がおねえちゃんの役に立ちたかっただけ」
玄「私、おねえちゃんの気持ち考えてなかった!」
77: 2012/08/09(木) 01:32:10.92 ID:XONUuyvx0
宥「玄ちゃん」ギュ
宥「玄ちゃん、私嬉しかったいうのはホントだよ?」
宥「こんなに皆に、玄ちゃんに愛されて、嬉しかった」
宥「けど、だからこれからはその関係に遠慮とかをしたくないだけ」
宥「私もして欲しいことは言うし、嫌なことはヤっていうからね」
玄「おねえちゃん」ウルウル
宥「玄ちゃん、何かして欲しいこと、ある?
宥「玄ちゃん、私嬉しかったいうのはホントだよ?」
宥「こんなに皆に、玄ちゃんに愛されて、嬉しかった」
宥「けど、だからこれからはその関係に遠慮とかをしたくないだけ」
宥「私もして欲しいことは言うし、嫌なことはヤっていうからね」
玄「おねえちゃん」ウルウル
宥「玄ちゃん、何かして欲しいこと、ある?
81: 2012/08/09(木) 01:34:54.85 ID:XONUuyvx0
玄「というわけでおねえちゃんと一緒に晩御飯の準備です」
宥「じゃあ私はお野菜切るね」
玄「うん!手、気をつけてね」
宥「ありがとうって、玄ちゃんお鍋こぼれてる!」
玄「わわ!危ないところだったよ」
宥「ふふ。二人で作ると楽しいね」
玄「…明日も一緒につくろうね。おねえちゃん」
宥「…うん」
宥「じゃあ私はお野菜切るね」
玄「うん!手、気をつけてね」
宥「ありがとうって、玄ちゃんお鍋こぼれてる!」
玄「わわ!危ないところだったよ」
宥「ふふ。二人で作ると楽しいね」
玄「…明日も一緒につくろうね。おねえちゃん」
宥「…うん」
83: 2012/08/09(木) 01:41:27.66 ID:XONUuyvx0
その日は何だか今までで一番暖かい日だった気がします
もう我慢とかはしないって玄ちゃんにも言ったから、暑いのは暑いっていいました
マフラーを取って、厚着も脱ぐと少し寒い気もしたけどやっぱり夏はこれぐらいが普通かな
穏乃ちゃん、憧ちゃん、灼ちゃん、小走さん、赤土さん、あと玄ちゃん
暑いのは嫌だけど、私にはこんなに温かい友達がいるんだと気づかされました
縁側で食べたアイスクリームの味を私はきっと忘れない
それは私が私に遠慮しないって決めた日の味だから
もう我慢とかはしないって玄ちゃんにも言ったから、暑いのは暑いっていいました
マフラーを取って、厚着も脱ぐと少し寒い気もしたけどやっぱり夏はこれぐらいが普通かな
穏乃ちゃん、憧ちゃん、灼ちゃん、小走さん、赤土さん、あと玄ちゃん
暑いのは嫌だけど、私にはこんなに温かい友達がいるんだと気づかされました
縁側で食べたアイスクリームの味を私はきっと忘れない
それは私が私に遠慮しないって決めた日の味だから
84: 2012/08/09(木) 01:43:03.78 ID:XONUuyvx0
玄「おっはよー!」
玄「おねえちゃーん起きてる?」
宥「う…ん…」
玄「おねえちゃん?」
宥「お、おはよ、う。玄ちゃん」
玄「おねえちゃん!ど、どうしたの!?」
玄「おねえちゃーん起きてる?」
宥「う…ん…」
玄「おねえちゃん?」
宥「お、おはよ、う。玄ちゃん」
玄「おねえちゃん!ど、どうしたの!?」
85: 2012/08/09(木) 01:46:35.14 ID:XONUuyvx0
宥「……ぃ」
玄「?何おねえちゃん?」
宥「パジャマ一枚で寝てたらね」
玄「うん」
宥「寝冷えしちゃったみたいなの」
玄「うんうん」
宥「昨日寝る前にアイス食べたし、シャワーの後しっかり髪乾かさなかったから」
玄「うんうんうん」
宥「…何か…寒い…風邪ひいちゃったかも…」
カン!!
玄「?何おねえちゃん?」
宥「パジャマ一枚で寝てたらね」
玄「うん」
宥「寝冷えしちゃったみたいなの」
玄「うんうん」
宥「昨日寝る前にアイス食べたし、シャワーの後しっかり髪乾かさなかったから」
玄「うんうんうん」
宥「…何か…寒い…風邪ひいちゃったかも…」
カン!!
87: 2012/08/09(木) 01:48:59.99 ID:gnfrqZVd0
乙
仲睦まじい姉妹が見れてよかったよ
仲睦まじい姉妹が見れてよかったよ
引用: 宥「暑っ!」
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