1: 2013/04/14(日) 00:28:49.82 ID:Nc0dbkwB0
エリカ「煙ィ!?忍者じゃあるまいし…全車撃ち方用意――」
まほ『全車撃ち方止め』
エリカ「一気に叩き潰さなくていいんですか?」
まほ『下手に向こうの作戦に乗るな、無駄弾を撃たせるつもりだろう』
まほ『弾には限りがある。次の手を見極めてからでも遅くない』
エリカ「一発くらい撃っとけばけん制になるのでは?」
まほ『駄目だ』
エリカ「割と密集してますよ?向こう」
まほ『無駄弾は使えない』
エリカ「こっち何両居ると思ってるんですか」
まほ『駄目ったら駄目!!』キィィン
エリカ「!?」
まほ『全車撃ち方止め』
エリカ「一気に叩き潰さなくていいんですか?」
まほ『下手に向こうの作戦に乗るな、無駄弾を撃たせるつもりだろう』
まほ『弾には限りがある。次の手を見極めてからでも遅くない』
エリカ「一発くらい撃っとけばけん制になるのでは?」
まほ『駄目だ』
エリカ「割と密集してますよ?向こう」
まほ『無駄弾は使えない』
エリカ「こっち何両居ると思ってるんですか」
まほ『駄目ったら駄目!!』キィィン
エリカ「!?」
2: 2013/04/14(日) 00:30:25.33 ID:Nc0dbkwB0
まほ『みほの車両に当たったらどうするの!?みほが怪我したらあんた責任取れんの!?』キィン キィィン
エリカ「えっ?」
まほ『…あっ』
まほ『…下手に向こうの作戦に乗るな。心情は察するが冷静になれ、逸見』
エリカ「は、はい」
エリカ(せめて機銃でけん制を…)
エリカ「逃がすもんですか!」タタタン
まほ『機銃撃ち方やめ』
エリカ「機銃くらいいいじゃないですか!?」
まほ『隙間からみほに弾が当たったらどうしてくれるの!?』キィィィン
エリカ「はい?」
まほ『…あっ、その』
まほ『…無駄弾は使うな』
エリカ「…はい」
エリカ「えっ?」
まほ『…あっ』
まほ『…下手に向こうの作戦に乗るな。心情は察するが冷静になれ、逸見』
エリカ「は、はい」
エリカ(せめて機銃でけん制を…)
エリカ「逃がすもんですか!」タタタン
まほ『機銃撃ち方やめ』
エリカ「機銃くらいいいじゃないですか!?」
まほ『隙間からみほに弾が当たったらどうしてくれるの!?』キィィィン
エリカ「はい?」
まほ『…あっ、その』
まほ『…無駄弾は使うな』
エリカ「…はい」
4: 2013/04/14(日) 00:32:06.53 ID:Nc0dbkwB0
オレンジペコ「煙幕を張るなんて」
ダージリン「おーるいず……その…あー…」
オレンジペコ「All's fair in love and warですか?」
ダージリン「それよ」
ダージリン「なんて意味だったかしら、『勝てばよかろうなのだ』?」
オレンジペコ「恋愛と戦争では手段を選ばない?」
ダージリン「それよ」
ダージリン「恋と戦いはあらゆる事が正当化されるのよ」
オレンジペコ「あっ、煙幕晴れてきました」
ダージリン(スルーか…)
おりょう「レ、レオポンダイエットするぜよ…」
左衛門佐「どっしりしている所が、レオポンの良い所だ」
ダージリン「おーるいず……その…あー…」
オレンジペコ「All's fair in love and warですか?」
ダージリン「それよ」
ダージリン「なんて意味だったかしら、『勝てばよかろうなのだ』?」
オレンジペコ「恋愛と戦争では手段を選ばない?」
ダージリン「それよ」
ダージリン「恋と戦いはあらゆる事が正当化されるのよ」
オレンジペコ「あっ、煙幕晴れてきました」
ダージリン(スルーか…)
おりょう「レ、レオポンダイエットするぜよ…」
左衛門佐「どっしりしている所が、レオポンの良い所だ」
5: 2013/04/14(日) 00:33:39.85 ID:Nc0dbkwB0
カチューシャ「そっかぁ、皆で引っ張ってたのね!ポルシェティーガーを!」
ノンナ「倒置法ですね」
カチューシャ「そうね」
ノンナ(ふともも…)スリスリ
カチューシャ「どうしたの、首を動かして?重い?」
ノンナ「いいえ全然」
カチューシャ「そう」
みほ「パラリラ作戦です」
『『『パラリラ作戦、了解』』』
エリカ「こんなに広範囲に煙が広がるとは…」
まほ『………』
エリカ「…?隊長?」
まほ『どうした』
エリカ「全車両、榴弾装填しなくていいんですか」
まほ『いらない』
ノンナ「倒置法ですね」
カチューシャ「そうね」
ノンナ(ふともも…)スリスリ
カチューシャ「どうしたの、首を動かして?重い?」
ノンナ「いいえ全然」
カチューシャ「そう」
みほ「パラリラ作戦です」
『『『パラリラ作戦、了解』』』
エリカ「こんなに広範囲に煙が広がるとは…」
まほ『………』
エリカ「…?隊長?」
まほ『どうした』
エリカ「全車両、榴弾装填しなくていいんですか」
まほ『いらない』
6: 2013/04/14(日) 00:35:23.06 ID:Nc0dbkwB0
エリカ「ほら、もうあんな遠くに逃げてしまってますよ!?」
まほ『大丈夫だ』
ズドォン
エリカ「!?」
杏「かぁしまァーッ、当たったぞーォッ」
エリカ「2両どっかから撃たれましたよ!?」
まほ『そう』
エリカ「対抗しなくていいんですか!?」
まほ『相手はみほの友達の車両でしょ!?』キィン
エリカ「はぁ!?」
まほ『みほが悲しむでしょう!!』キィィン
エリカ「何の話してんのよアンタさっきから!!」
まほ『ひっ』ビクッ
エリカ「真面目に試合しなさいよ!!いつまで試合に私情持ち込んでんのよこのシスコン!!」
まほ『そ、その…』
まほ『大丈夫だ』
ズドォン
エリカ「!?」
杏「かぁしまァーッ、当たったぞーォッ」
エリカ「2両どっかから撃たれましたよ!?」
まほ『そう』
エリカ「対抗しなくていいんですか!?」
まほ『相手はみほの友達の車両でしょ!?』キィン
エリカ「はぁ!?」
まほ『みほが悲しむでしょう!!』キィィン
エリカ「何の話してんのよアンタさっきから!!」
まほ『ひっ』ビクッ
エリカ「真面目に試合しなさいよ!!いつまで試合に私情持ち込んでんのよこのシスコン!!」
まほ『そ、その…』
7: 2013/04/14(日) 00:37:30.81 ID:Nc0dbkwB0
エリカ「チィッ、想定より早く陣地を確保したわね!!全車両榴弾装填、敵陣地を囲め!!」
『『『了解』』』
まほ『…』シュン
エリカ「ヤークトティーガー、正面」
ダージリン「重戦車を盾に使うのね、上手いわ…流石西住流」
オレンジペコ「指示してるの隊長じゃないっぽいですよ?」
ダージリン「え、嘘?」
華「か、硬い…」
エリカ「これが王者の闘いよ」
杏「西住ちゃーん、あれやる?」
みほ「はい、おちょくり作戦開始して下さい」
杏「おちょくり開始!」
黒森峰A「くっ、相討ちになるから撃てない!!」
『『『了解』』』
まほ『…』シュン
エリカ「ヤークトティーガー、正面」
ダージリン「重戦車を盾に使うのね、上手いわ…流石西住流」
オレンジペコ「指示してるの隊長じゃないっぽいですよ?」
ダージリン「え、嘘?」
華「か、硬い…」
エリカ「これが王者の闘いよ」
杏「西住ちゃーん、あれやる?」
みほ「はい、おちょくり作戦開始して下さい」
杏「おちょくり開始!」
黒森峰A「くっ、相討ちになるから撃てない!!」
8: 2013/04/14(日) 00:39:01.59 ID:Nc0dbkwB0
まほ『ぜぜ全車両に告ぐままままだああああわてあわわあわてるあわわて』ガクガクマホマホ
エリカ「落ち着いて下さい」
まほ『体勢を立て直して追え。こちらもすぐ向かう』スッキリ
エリカ「!?」
エリカ「目標敵フラッグ車!」
まほ『いかん!!』ズドォン
エリカ「ちょっと、何処狙ってんの!?」ガィィン ズザァァッ
黒森峰B「操縦不能!!」
黒森峰C「味方フラッグ車に履帯、破壊されました!!」
エリカ「…何やってんの!!」
まほ『ひっ』ビクッ
エリカ「さっきから敵庇ったり味方撃ったり!!!」
エリカ「修理費いくらかかると思ってんの!!!」
まほ『ご、ごめんなさい…』
エリカ「もういいからさっさと敵を追う!!!」
エリカ「落ち着いて下さい」
まほ『体勢を立て直して追え。こちらもすぐ向かう』スッキリ
エリカ「!?」
エリカ「目標敵フラッグ車!」
まほ『いかん!!』ズドォン
エリカ「ちょっと、何処狙ってんの!?」ガィィン ズザァァッ
黒森峰B「操縦不能!!」
黒森峰C「味方フラッグ車に履帯、破壊されました!!」
エリカ「…何やってんの!!」
まほ『ひっ』ビクッ
エリカ「さっきから敵庇ったり味方撃ったり!!!」
エリカ「修理費いくらかかると思ってんの!!!」
まほ『ご、ごめんなさい…』
エリカ「もういいからさっさと敵を追う!!!」
10: 2013/04/14(日) 00:40:31.74 ID:Nc0dbkwB0
まほ『は、はい!』
黒森峰B「まだ直せるレベルです、行けます」
エリカ「くっ、遅れをとる事になるか…」
エリカ(何より心配なのは私が居ない間、隊長が指揮を執る事」
オレンジペコ「黒森峰の重戦車は足回りが壊れやすいのが欠点…そこを狙ってたんですね!」
ダージリン「味方がね」
オレンジペコ「はい」
黒森峰B「まだ直せるレベルです、行けます」
エリカ「くっ、遅れをとる事になるか…」
エリカ(何より心配なのは私が居ない間、隊長が指揮を執る事」
オレンジペコ「黒森峰の重戦車は足回りが壊れやすいのが欠点…そこを狙ってたんですね!」
ダージリン「味方がね」
オレンジペコ「はい」
11: 2013/04/14(日) 00:42:05.78 ID:Nc0dbkwB0
阪口「あれ…?う、動かない!」
阪口「全然エンジンかからないよ!?」
あや「このままだと黒森峰が追いついちゃう!!」
『その心配は無いわ』
ウサギチーム『『『!?』』』
まほ『エンジンがかかるまで待つ』
みほ『お姉ちゃん…どうやって無線を…』
阪口『い、いいんですか…?』
まほ『これも戦車道よ』キリリ
みほ『お姉ちゃん…!!ありがとう!!』パァッ
まほ『…』ゾクゾクッ
エリカ「うわああああああああ!!」
エリカ「言わんこっちゃない!!言わんこっちゃないわ!!!」
エリカ「あのお馬鹿さん!!」
阪口「全然エンジンかからないよ!?」
あや「このままだと黒森峰が追いついちゃう!!」
『その心配は無いわ』
ウサギチーム『『『!?』』』
まほ『エンジンがかかるまで待つ』
みほ『お姉ちゃん…どうやって無線を…』
阪口『い、いいんですか…?』
まほ『これも戦車道よ』キリリ
みほ『お姉ちゃん…!!ありがとう!!』パァッ
まほ『…』ゾクゾクッ
エリカ「うわああああああああ!!」
エリカ「言わんこっちゃない!!言わんこっちゃないわ!!!」
エリカ「あのお馬鹿さん!!」
12: 2013/04/14(日) 00:43:54.69 ID:Nc0dbkwB0
阪口「!」
沙織「危ない…!このままだと横転しちゃう!」
まほ『その心配もないわ』
阪口「と、止まった…」
カエサル「て、敵フラッグ車がウサギさんチームの車両を川の流れから守っている!!」
みほ「お姉ちゃん…!」パァッ
まほ『…』ゾクゾクゾクッ
みほ「全車両撃ち方用意」スッ
まほ『!?』
沙織「危ない…!このままだと横転しちゃう!」
まほ『その心配もないわ』
阪口「と、止まった…」
カエサル「て、敵フラッグ車がウサギさんチームの車両を川の流れから守っている!!」
みほ「お姉ちゃん…!」パァッ
まほ『…』ゾクゾクゾクッ
みほ「全車両撃ち方用意」スッ
まほ『!?』
14: 2013/04/14(日) 00:45:25.14 ID:Nc0dbkwB0
みほ「撃て!」
まほ『み、みほ!?どうして――』
ズドドドドォン
みほ「…」ゾクゾクゾクゾクッ
麻子「サドだ、生粋のサディストが居る」
優花里「みほ殿素敵です!!」ゾクゾク
麻子「マゾだ、生粋のマゾヒストも居る」
華「なんだか……気持ちいい…!」
麻子「うわっサドが増えた」
歴所チーム『『今本当に思う、回転砲塔が欲しい!!』』
麻子「こいつらもか」
まほ『み、みほ!?どうして――』
ズドドドドォン
みほ「…」ゾクゾクゾクゾクッ
麻子「サドだ、生粋のサディストが居る」
優花里「みほ殿素敵です!!」ゾクゾク
麻子「マゾだ、生粋のマゾヒストも居る」
華「なんだか……気持ちいい…!」
麻子「うわっサドが増えた」
歴所チーム『『今本当に思う、回転砲塔が欲しい!!』』
麻子「こいつらもか」
16: 2013/04/14(日) 00:46:55.80 ID:Nc0dbkwB0
蝶野『え、ええと』
蝶野『大洗女子チーム、勝利』
観客席「「「…」」」
新三郎「撃ったのはお嬢もですよッ!!おッ嬢ォォォッ!!」ガタタッ
百合「……」フラッ
新三郎「奥様ァァァァアァ!?」
試合後
みほ「お姉ちゃん!」
まほ「みほ…」
まほ「…ふふ、完敗だな」
みほ「本当にね」ニコッ
まほ「!?」
みほ「西住流が何だって?お姉ちゃん」
まほ「…」
みほ「まあいいよ、勝ったし」
蝶野『大洗女子チーム、勝利』
観客席「「「…」」」
新三郎「撃ったのはお嬢もですよッ!!おッ嬢ォォォッ!!」ガタタッ
百合「……」フラッ
新三郎「奥様ァァァァアァ!?」
試合後
みほ「お姉ちゃん!」
まほ「みほ…」
まほ「…ふふ、完敗だな」
みほ「本当にね」ニコッ
まほ「!?」
みほ「西住流が何だって?お姉ちゃん」
まほ「…」
みほ「まあいいよ、勝ったし」
17: 2013/04/14(日) 00:48:41.22 ID:Nc0dbkwB0
みほ「漸く見つけたよ、私の戦車道(笑)」
まほ「…」
エリカ「西住さん」
みほ「はい?」
エリカ「大洗女子に転校しようと思うからよろしく」
まほ「!?」
♪Enter Enter mission!~
優花里「これが西住流…」
沙織「帰ったら何する?」
麻子「今日の事を忘れる」
華「賛成です」
優花里「異議なしです」
終
まほ「…」
エリカ「西住さん」
みほ「はい?」
エリカ「大洗女子に転校しようと思うからよろしく」
まほ「!?」
♪Enter Enter mission!~
優花里「これが西住流…」
沙織「帰ったら何する?」
麻子「今日の事を忘れる」
華「賛成です」
優花里「異議なしです」
終
18: 2013/04/14(日) 00:49:43.54 ID:3sUIJ45K0
おつ
おつ…?
おつ…?
19: 2013/04/14(日) 00:50:11.85 ID:Nc0dbkwB0
くぅ~疲れましたw これにて完結です!
実は、転校しても戦車道の話を持ちかけられたのが始まりでした
当初はやる気なかったのですが←
友人の厚意を無駄にするわけには行かないので自分なりの西住流で挑んでみた所存ですw
以下、あんこうチームからみんなへのメッセジをどぞ
みほ「みんな、見てくれてありがとう
ちょっと腹黒なところも見えちゃったけど・・・気にしないでね!」
沙織「いやーありがと!
私のかわいさは二十分に伝わったかな?」
華「見てくれたのは嬉しいけどちょっと恥ずかしいわね・・・」
優花里「見てくれてありがとうございました!
正直、作中で言った私の性癖は本当です!」
麻子「・・・ありがとう」ファサ
では、
みほ、沙織、華、優花里、麻子、まほ「皆さんありがとうございました!」
終
みほ、沙織、華、優花里、麻子「って、なんで(お姉ちゃん)まほさんが!?
改めまして、ありがとうございました!」
本当の本当に終わり
実は、転校しても戦車道の話を持ちかけられたのが始まりでした
当初はやる気なかったのですが←
友人の厚意を無駄にするわけには行かないので自分なりの西住流で挑んでみた所存ですw
以下、あんこうチームからみんなへのメッセジをどぞ
みほ「みんな、見てくれてありがとう
ちょっと腹黒なところも見えちゃったけど・・・気にしないでね!」
沙織「いやーありがと!
私のかわいさは二十分に伝わったかな?」
華「見てくれたのは嬉しいけどちょっと恥ずかしいわね・・・」
優花里「見てくれてありがとうございました!
正直、作中で言った私の性癖は本当です!」
麻子「・・・ありがとう」ファサ
では、
みほ、沙織、華、優花里、麻子、まほ「皆さんありがとうございました!」
終
みほ、沙織、華、優花里、麻子「って、なんで(お姉ちゃん)まほさんが!?
改めまして、ありがとうございました!」
本当の本当に終わり
20: 2013/04/14(日) 00:50:16.81 ID:rfypD7jn0
乙
22: 2013/04/14(日) 00:51:42.69 ID:Nc0dbkwB0
終わり
次は『みほ「優花里さんが抱きついて腰を振ってくる…」』というのをやってみたい
次は『みほ「優花里さんが抱きついて腰を振ってくる…」』というのをやってみたい
23: 2013/04/14(日) 01:04:38.23 ID:N7pkXvs60
秋山殿マジわんこ
24: 2013/04/14(日) 01:06:27.89 ID:3sUIJ45K0
>>22
待ってます
待ってます
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります