308: 2017/08/30(水) 17:31:46.12 ID:EPGKUVGT0
最初から:モバP「アイドルたちが異能力者になったからなんとかしろって!?」
前回:モバP「一ノ瀬志希、能力名『秘密のトワレ』」
PM11:00
P「はあっ、はあっ……」
晶葉「っ、志希は、自分が負けても私たちを無力化出来るように、あらかじめ用意をしておいたんだ」ハアッ
P「本当に抜け目の無い……危ないところだった」フウッ
晶葉「あの部屋はガスが充満してしばらくは入れない。もう半分の黒幕は私たちで探すしかないだろう」
P「そうだな……また二人になっちまった」
晶葉「……ああ」
P「晶葉……さっきは本当にすまなかった。俺が情けないばっかりに、嫌な思いをさせてしまって……」
晶葉「いいんだ。助手の言った通りあれは志希の異能、誰も本心じゃない」
P「……そう言ってくれると助かる」
晶葉「しかし……また手がかりが無くなってしまった」
P「いや、手がかりなら一つあるぞ。志希が『団子』と言っていた、誰かが例の薬と共に団子を志希に食わせて、そこからこの事件が始まったんだよ」
晶葉「団子か。他のアイドルもそれを食べて異能に目覚めたのだとしたら、幸子たちに話を聞いてすぐに正体が掴めたかもしれないが」
P「言っても仕方ないよ。晶葉は今日、誰かに団子を勧められた覚えはないのか?」
晶葉「いや、私はずっと部屋にこもっていたから……」
P「レッスンとか無かったのか?」
晶葉「うむ。……サボりじゃないからな!」
P「分かってるよ。じゃあ、どうするかなぁ……」
P(11時になってコピーもリセットされてしまった。「黒幕」と戦うならやはり異能を少しでもコピーしておきたいが……)
選択肢(一つはすぐラストバトルになります)
1.食堂へ行く
2.自分の部屋に行く
3.晶葉の部屋に行く
4.屋上へ行こうぜ……
5.外へ出よう
↓2
310: 2017/08/30(水) 17:33:58.30 ID:+dBHzJn3o
2
311: 2017/08/30(水) 20:05:51.53 ID:EPGKUVGTo
スタスタ……
晶葉「助手の部屋に……? 何かあるのか?」
P「晶葉が言ったように、その団子を食べたであろうアイドルに話を聞くのが手っ取り早いだろうからな」
晶葉「なるほど、気絶した蘭子を起こすんだな」
P「うん。それに森久保のこともちょっと気になるし」
スタスタ……スタッ
P「もしもーし? 森久保、ちゃんと隠れてるか?」トントン
晶葉「自分の部屋にノックするのも変じゃないか?」
P「あ、そうだな……森久保ー? 入るぞー」ガチャ
P(電気が付いている……?)スタスタ
晶葉「助手の部屋に……? 何かあるのか?」
P「晶葉が言ったように、その団子を食べたであろうアイドルに話を聞くのが手っ取り早いだろうからな」
晶葉「なるほど、気絶した蘭子を起こすんだな」
P「うん。それに森久保のこともちょっと気になるし」
スタスタ……スタッ
P「もしもーし? 森久保、ちゃんと隠れてるか?」トントン
晶葉「自分の部屋にノックするのも変じゃないか?」
P「あ、そうだな……森久保ー? 入るぞー」ガチャ
P(電気が付いている……?)スタスタ
312: 2017/08/30(水) 20:06:53.54 ID:EPGKUVGTo
晶葉「……誰も居ない?」
P「どうせ机の下だろ? 森久保俺だ、出てこいよ」
「…………」
P「なんだ、顔を見るまで安心出来ないのか?」スッ
蘭子「」ウニョウニョ
P「うぎゃあああっ!?」ドサッ
晶葉「どうした助手! ……っ!?」ビクッ
P「らっ、蘭子の全身からキノコが……なんてこった……!」
パァン!
P「あひいっ!?」ビクビク
「ドッキリ、だーいせいこーう……」ドヨーン
P「えっ?」
晶葉「乃々に……輝子?」
輝子「フヒ、いい驚きっぷりだな、親友……」
森久保「あの……これは、冗談、ですけど……」
輝子「だから、ドッキリって言ってるだろ? ボノノちゃん」
森久保「あ、そうでした……」
P「えっ……えっ?」
P「どうせ机の下だろ? 森久保俺だ、出てこいよ」
「…………」
P「なんだ、顔を見るまで安心出来ないのか?」スッ
蘭子「」ウニョウニョ
P「うぎゃあああっ!?」ドサッ
晶葉「どうした助手! ……っ!?」ビクッ
P「らっ、蘭子の全身からキノコが……なんてこった……!」
パァン!
P「あひいっ!?」ビクビク
「ドッキリ、だーいせいこーう……」ドヨーン
P「えっ?」
晶葉「乃々に……輝子?」
輝子「フヒ、いい驚きっぷりだな、親友……」
森久保「あの……これは、冗談、ですけど……」
輝子「だから、ドッキリって言ってるだろ? ボノノちゃん」
森久保「あ、そうでした……」
P「えっ……えっ?」
313: 2017/08/30(水) 20:08:05.71 ID:EPGKUVGTo
…
……
P「あぁそう、二人して蘭子のした……気絶した蘭子で遊んでたのね……」
晶葉「……いま『氏体』と言いかけなかったか?」
P「い、言ってない言ってない!」
森久保「プロデューサーさんがノックしたのを聞いて、輝子さんがビックリさせようって……」
輝子「えー、ボノノちゃんがプロデューサーはビックリしやすいからやろうって言ったんじゃないか……」
森久保「や、やろうとは言ってないですけど……」
P「どっちでもいいっ!」
森久保「あう……」
晶葉「しかしよく出来ているな。本当に生えているようにしか見えない」
蘭子「」ウニョウニョ
P「もう、マジでビビったんだからな! ……蘭子、蘭子。起きてくれ」ユサユサ
輝子「おい……どうして、起こすんだ……?」
P「え? いやちょっと、蘭子に聞きたいことがあるからさ」
輝子「ダメだ。起こしたら、キノコが消えちゃう……」
P「え……?」ピト
森久保「まっ! まま、まさか、本当に生えてたんですか……!?」
輝子「それでも、起こすっていうなら……」
晶葉「助手、どうやらこの流れは────」
輝子「この私を倒してからにしてもらおうか! ヒーヤッハハハハハッ!」
P「こ、これ、本物なの……」ビクビク
蘭子の身体がキノコまみれに(!?)輝子の異能、「毒茸伝説」の能力とは!?
↓2
……
P「あぁそう、二人して蘭子のした……気絶した蘭子で遊んでたのね……」
晶葉「……いま『氏体』と言いかけなかったか?」
P「い、言ってない言ってない!」
森久保「プロデューサーさんがノックしたのを聞いて、輝子さんがビックリさせようって……」
輝子「えー、ボノノちゃんがプロデューサーはビックリしやすいからやろうって言ったんじゃないか……」
森久保「や、やろうとは言ってないですけど……」
P「どっちでもいいっ!」
森久保「あう……」
晶葉「しかしよく出来ているな。本当に生えているようにしか見えない」
蘭子「」ウニョウニョ
P「もう、マジでビビったんだからな! ……蘭子、蘭子。起きてくれ」ユサユサ
輝子「おい……どうして、起こすんだ……?」
P「え? いやちょっと、蘭子に聞きたいことがあるからさ」
輝子「ダメだ。起こしたら、キノコが消えちゃう……」
P「え……?」ピト
森久保「まっ! まま、まさか、本当に生えてたんですか……!?」
輝子「それでも、起こすっていうなら……」
晶葉「助手、どうやらこの流れは────」
輝子「この私を倒してからにしてもらおうか! ヒーヤッハハハハハッ!」
P「こ、これ、本物なの……」ビクビク
蘭子の身体がキノコまみれに(!?)輝子の異能、「毒茸伝説」の能力とは!?
↓2
315: 2017/08/30(水) 20:10:01.51 ID:U6XIrunq0
キノコを食った人間を操る
316: 2017/08/30(水) 21:36:53.56 ID:EPGKUVGTo
晶葉「やはり! 助手、戦闘態勢を……」
P「ほっ、本物……蘭子から本物のキノコが生えてるう!」
晶葉「……助手」
モギッ
輝子「レッツイート! 美味しいぞ?」スッ
P「ヒイッ! むりっ、無理無理むーりぃー!」
森久保「それはもりくぼのセリフなんですけど……」
輝子「ボノノちゃんは?」
森久保「遠慮しておきます……」
晶葉「輝子の異能は身体からキノコを生やす能力か……?」
輝子「違うな! 私の『毒茸伝説』はもっとヘヴィ! このキノコを食べれば……ゴートゥヘール!」
P「や、やっぱ食べたらダメなんじゃねーか!」
輝子「しかし、食べないでいられるかな……!? ヒャッハー!」モギッモギッ
P「食べないッ! いくら差し出されようが人から生えたキノコなんか食うかッ!」
P「ほっ、本物……蘭子から本物のキノコが生えてるう!」
晶葉「……助手」
モギッ
輝子「レッツイート! 美味しいぞ?」スッ
P「ヒイッ! むりっ、無理無理むーりぃー!」
森久保「それはもりくぼのセリフなんですけど……」
輝子「ボノノちゃんは?」
森久保「遠慮しておきます……」
晶葉「輝子の異能は身体からキノコを生やす能力か……?」
輝子「違うな! 私の『毒茸伝説』はもっとヘヴィ! このキノコを食べれば……ゴートゥヘール!」
P「や、やっぱ食べたらダメなんじゃねーか!」
輝子「しかし、食べないでいられるかな……!? ヒャッハー!」モギッモギッ
P「食べないッ! いくら差し出されようが人から生えたキノコなんか食うかッ!」
317: 2017/08/30(水) 21:37:53.27 ID:EPGKUVGTo
輝子「そ、そうか……残念だな……」シュン
晶葉「……戻った」
輝子「でもな……そう言われると何としても食べさせたくなるんだよ! プロデューサァァアアア!」グイッ
森久保「あ、また戻りました……」
P「ヒイイッ! やめて! 食べさせないでええええっ!」
輝子「キノコはなァ……美味しいんだぞ! 菌だからってバカにしたらいけないんだぞ!」タッタッタッ
P「してないっ、してないよォッ!」タッタッタッ
晶葉「もしかしてキノコ嫌いか? 助手」
P「普段は食べるよッ! でも人から生えたヤツ食うか!? 人キノコ生でイケるかッ!?」
晶葉「まあ、それはそうだな……」
輝子「だったら地獄のキノコ料理を振る舞ってやるぜ! ついてきなっ!」タッタッタッ
P「俺いま追われてるんですけどッ!?」タッタッタッ
ガチャ、バタン!
晶葉「……私は追うが、乃々はどうする?」
森久保「あぅ……仕方ないから、一緒に行きます……」
晶葉「なら、このキノコ蘭子というか……とにかく、運ぶのを手伝ってくれるか?」
森久保「あ、はい……」
晶葉「……戻った」
輝子「でもな……そう言われると何としても食べさせたくなるんだよ! プロデューサァァアアア!」グイッ
森久保「あ、また戻りました……」
P「ヒイイッ! やめて! 食べさせないでええええっ!」
輝子「キノコはなァ……美味しいんだぞ! 菌だからってバカにしたらいけないんだぞ!」タッタッタッ
P「してないっ、してないよォッ!」タッタッタッ
晶葉「もしかしてキノコ嫌いか? 助手」
P「普段は食べるよッ! でも人から生えたヤツ食うか!? 人キノコ生でイケるかッ!?」
晶葉「まあ、それはそうだな……」
輝子「だったら地獄のキノコ料理を振る舞ってやるぜ! ついてきなっ!」タッタッタッ
P「俺いま追われてるんですけどッ!?」タッタッタッ
ガチャ、バタン!
晶葉「……私は追うが、乃々はどうする?」
森久保「あぅ……仕方ないから、一緒に行きます……」
晶葉「なら、このキノコ蘭子というか……とにかく、運ぶのを手伝ってくれるか?」
森久保「あ、はい……」
318: 2017/08/30(水) 21:39:37.17 ID:EPGKUVGTo
8階 給湯室兼キッチン
輝子「地獄のキノコ料理その1ィーッ! バター風味キノコソテー!」
トントントントンジュワアァァッ!
P「ひいいっ! 炒めたキノコにソースが絡み付いてるうッ!?」
輝子「主にエリンギなどを使うんだよ! 分かったかぁー!?」
P「何一つ材料調理法分かんないいっ! そもそも地獄要素がないっ!で、でも────」
ホワワァン
P「……でも美味しそうッ! 食べそうッ……! 俺ずっと何も食べてないからめちゃくちゃ腹減ってるしッ!」
輝子「さあ、食え! あまりの美味しさに舌を巻けェ!」
P「しょ、輝子は食べないのか……!?」
輝子「あ、私は次の料理の下ごしらえだ……」トントン
P「そ、そうか。…………」ゴクッ
P(こいつはマジにヤバい、食べそう……人から生えたっつっても、ちゃんと調理してたし……)
選択肢
1.ちょっとくらい食べても大丈夫!
2.一口だけ! 一口だけ!
3.ダメっ……食べるな……!
↓2
輝子「地獄のキノコ料理その1ィーッ! バター風味キノコソテー!」
トントントントンジュワアァァッ!
P「ひいいっ! 炒めたキノコにソースが絡み付いてるうッ!?」
輝子「主にエリンギなどを使うんだよ! 分かったかぁー!?」
P「何一つ材料調理法分かんないいっ! そもそも地獄要素がないっ!で、でも────」
ホワワァン
P「……でも美味しそうッ! 食べそうッ……! 俺ずっと何も食べてないからめちゃくちゃ腹減ってるしッ!」
輝子「さあ、食え! あまりの美味しさに舌を巻けェ!」
P「しょ、輝子は食べないのか……!?」
輝子「あ、私は次の料理の下ごしらえだ……」トントン
P「そ、そうか。…………」ゴクッ
P(こいつはマジにヤバい、食べそう……人から生えたっつっても、ちゃんと調理してたし……)
選択肢
1.ちょっとくらい食べても大丈夫!
2.一口だけ! 一口だけ!
3.ダメっ……食べるな……!
↓2
320: 2017/08/30(水) 21:42:36.68 ID:72lECpnKo
3
321: 2017/08/30(水) 21:50:01.31 ID:EPGKUVGTo
P(ダメっ……食べるな……! 食べたらアウト、輝子の異能に嵌まる……!)
輝子「……あれ、ホントに食べないのか……?」
P「う、うん」
輝子「そうか、残念だな……」スッ
P「ああっ!」
輝子「ど、どうした? やっぱり食べる……?」
P「た、食べない!」
輝子「残念、無念……でもまだ次の料理もあるからなぁ!」スタスタ
P「…………」
グウウッ
P(こいつはタフな戦いになりそうだぜ……)
輝子「……あれ、ホントに食べないのか……?」
P「う、うん」
輝子「そうか、残念だな……」スッ
P「ああっ!」
輝子「ど、どうした? やっぱり食べる……?」
P「た、食べない!」
輝子「残念、無念……でもまだ次の料理もあるからなぁ!」スタスタ
P「…………」
グウウッ
P(こいつはタフな戦いになりそうだぜ……)
322: 2017/08/30(水) 21:54:47.76 ID:EPGKUVGTo
森久保「よいしょ、よいしょ……」
晶葉「人を運ぶのは大変だな……」セッセ
森久保「というか、二人はどこへ行ったんですか……?」
晶葉「……わからん。キノコを食べさせると言っていたが」
森久保「じゃあ、下のキッチンで料理しているかもしれないです……」
晶葉「なら、まずはそこに行こう。……っ」ヨイショ
森久保「あの、もうここで蘭子さんを起こしてしまった方がいいのでは……?」
晶葉「……確かに。蘭子が起きればキノコも消えると言っていたしな」
森久保「じゃあ、降ろしましょう。よいしょ……」
晶葉「蘭子、蘭子!」ユサユサ
森久保「起きてくださーい……」ツンツン
晶葉「人を運ぶのは大変だな……」セッセ
森久保「というか、二人はどこへ行ったんですか……?」
晶葉「……わからん。キノコを食べさせると言っていたが」
森久保「じゃあ、下のキッチンで料理しているかもしれないです……」
晶葉「なら、まずはそこに行こう。……っ」ヨイショ
森久保「あの、もうここで蘭子さんを起こしてしまった方がいいのでは……?」
晶葉「……確かに。蘭子が起きればキノコも消えると言っていたしな」
森久保「じゃあ、降ろしましょう。よいしょ……」
晶葉「蘭子、蘭子!」ユサユサ
森久保「起きてくださーい……」ツンツン
323: 2017/08/30(水) 22:00:37.05 ID:EPGKUVGTo
P「…………」グウウッ
タッタッタッ……
輝子「さあ、地獄のキノコ料理その2の時間だぞプロデューサーァ!」
P「くっ、来たか……!」
輝子「キノコのじっくりことことクリームシチューだ! 腹が限界になるまで食え!」ドンッ
P「じっくりする時間もことことする時間も無かったのに一瞬でシチューを作ったってのか……!?」
輝子「フヒ、凄いだろう。まず私が一口……」ハム
P「う、美味いのか……!?」
輝子「ヒャッハー! こいつは最高だ、食べない奴はそれだけで不幸になるぜ!」
P「そ、そんなに……!」
グウウウウッ
P(腹の虫が悲鳴を上げているッ! 耐えきれるのか、耐えきれるのか俺……!)
輝子「毒なんて入ってないよ、安全だよ……」
P「……」ゴクッ
選択肢
1.それでもっ……食べたら終わり……!
2.一口だけ! 一口だけ!
3.もう我慢とかむーりぃー!
↓2
タッタッタッ……
輝子「さあ、地獄のキノコ料理その2の時間だぞプロデューサーァ!」
P「くっ、来たか……!」
輝子「キノコのじっくりことことクリームシチューだ! 腹が限界になるまで食え!」ドンッ
P「じっくりする時間もことことする時間も無かったのに一瞬でシチューを作ったってのか……!?」
輝子「フヒ、凄いだろう。まず私が一口……」ハム
P「う、美味いのか……!?」
輝子「ヒャッハー! こいつは最高だ、食べない奴はそれだけで不幸になるぜ!」
P「そ、そんなに……!」
グウウウウッ
P(腹の虫が悲鳴を上げているッ! 耐えきれるのか、耐えきれるのか俺……!)
輝子「毒なんて入ってないよ、安全だよ……」
P「……」ゴクッ
選択肢
1.それでもっ……食べたら終わり……!
2.一口だけ! 一口だけ!
3.もう我慢とかむーりぃー!
↓2
325: 2017/08/30(水) 22:02:15.10 ID:HMc4eVg8o
3
327: 2017/08/30(水) 22:10:32.60 ID:EPGKUVGTo
P「は、はは、は……」
輝子「ど、どうした?」
P「そんなに食べて欲しい?」
輝子「うん。キノコは、いいぞ」
P「食べてくれたら嬉しい?」
輝子「もちろんだ。美味しいと言ってくれたら、これ以上ないくらい……」
P「そう、か……」
輝子「…………?」
P「…………、もう我慢とかむーりぃーっ!」ガタッ
輝子「!」
P「いただきますッ!」ヒョイッパクッ
輝子「ど、どうかな……?」
P「こいつは……こいつは、ッ……!」ビクビク
輝子「ど、どうした?」
P「そんなに食べて欲しい?」
輝子「うん。キノコは、いいぞ」
P「食べてくれたら嬉しい?」
輝子「もちろんだ。美味しいと言ってくれたら、これ以上ないくらい……」
P「そう、か……」
輝子「…………?」
P「…………、もう我慢とかむーりぃーっ!」ガタッ
輝子「!」
P「いただきますッ!」ヒョイッパクッ
輝子「ど、どうかな……?」
P「こいつは……こいつは、ッ……!」ビクビク
328: 2017/08/30(水) 22:15:07.04 ID:EPGKUVGTo
晶葉「……はあ。起きないな」
森久保「蘭子さーん、朝です、あさくぼですけど……」
晶葉「…………」
「うまあああああい! もうとびっきりうまあァーイッ!」
森久保「ひいっ!?」
晶葉「ま、まさか……助手っ!」タッタッタッ
森久保「あっ、晶葉さーん! ……そ、そんな……もりくぼ置いてけぼりですか……」
蘭子「……んん」パチッ
森久保「! 蘭子さん、よかった……っえ、あれ……?」
蘭子「あれ、私は確か、姫君を従えし者に敗れて……」ムクッ
森久保「あ、あのっ、とにかくついてきて欲しいんですけど……」
森久保「蘭子さーん、朝です、あさくぼですけど……」
晶葉「…………」
「うまあああああい! もうとびっきりうまあァーイッ!」
森久保「ひいっ!?」
晶葉「ま、まさか……助手っ!」タッタッタッ
森久保「あっ、晶葉さーん! ……そ、そんな……もりくぼ置いてけぼりですか……」
蘭子「……んん」パチッ
森久保「! 蘭子さん、よかった……っえ、あれ……?」
蘭子「あれ、私は確か、姫君を従えし者に敗れて……」ムクッ
森久保「あ、あのっ、とにかくついてきて欲しいんですけど……」
329: 2017/08/30(水) 22:20:07.74 ID:EPGKUVGTo
タッタッタッ……
晶葉「助手っ! キノコを食べてしまったんじゃあないだろうな!?」
P「ハーッハッハッハ! そうだよ晶葉ァ! キノコはトモダチ怖くなァーい!」
晶葉「なっ!? な、なんという……」
輝子「さあ、地獄のキノコ料理その3の時間だ! キノコの五目炊き込みご飯だぞ!」
P「待ってましたあ! 作るのが早ぁーい!」
輝子「次の料理が最後だ! ゴートゥヘエエエエル!」スタスタスタ
P「はーい、いただきまーす!」パクパクパク
晶葉「お、おいっ! 人から生えたキノコだぞっ! いいのか!?」
P「あぁ!? キノコはキノコだろうが!」
晶葉「なっ……」
P「晶葉も食えッ! お腹すいてるんだろ!」パクパク
晶葉「私は絶対に食べないぞ!」
グウウウッ……
晶葉「うっ……」
P「こんな美味しい料理を食べられない奴はそれだけで不幸せだな! 人生終わってる!」パクパク
晶葉「……」
P「あー美味しい、すごく美味しい! 主にキノコが美味しいけど野菜も美味しい!」
晶葉「…………」
P「クヒヒッ、しゃもじですくって直接食べてやるうッ!」ゴクゴク
晶葉「わ、私は……絶対、食べないからな……!」
晶葉「助手っ! キノコを食べてしまったんじゃあないだろうな!?」
P「ハーッハッハッハ! そうだよ晶葉ァ! キノコはトモダチ怖くなァーい!」
晶葉「なっ!? な、なんという……」
輝子「さあ、地獄のキノコ料理その3の時間だ! キノコの五目炊き込みご飯だぞ!」
P「待ってましたあ! 作るのが早ぁーい!」
輝子「次の料理が最後だ! ゴートゥヘエエエエル!」スタスタスタ
P「はーい、いただきまーす!」パクパクパク
晶葉「お、おいっ! 人から生えたキノコだぞっ! いいのか!?」
P「あぁ!? キノコはキノコだろうが!」
晶葉「なっ……」
P「晶葉も食えッ! お腹すいてるんだろ!」パクパク
晶葉「私は絶対に食べないぞ!」
グウウウッ……
晶葉「うっ……」
P「こんな美味しい料理を食べられない奴はそれだけで不幸せだな! 人生終わってる!」パクパク
晶葉「……」
P「あー美味しい、すごく美味しい! 主にキノコが美味しいけど野菜も美味しい!」
晶葉「…………」
P「クヒヒッ、しゃもじですくって直接食べてやるうッ!」ゴクゴク
晶葉「わ、私は……絶対、食べないからな……!」
330: 2017/08/30(水) 22:20:44.47 ID:EPGKUVGTo
スタスタ……ガヤガヤガヤ
蘭子「騒がしいわね……かの者たちの呼び声が聞こえるわ」ウニョウニョ
森久保「あ、あの、蘭子さん……」
蘭子「どうしたの?」クルッ
森久保「き、きの……」モジモジ
蘭子「きの? ……はっ、『気』の力を感じると……!?」
森久保「い、いや、あの……きのこ……」ボソボソ
蘭子「……?」
「地獄のキノコ料理その4! 和風キノコスパゲッティ!」
蘭子「スパゲッティ!? ……いや、あそこで黒ミサが行われているわ、行くわよ乃々ちゃん!」タッタッタッ
森久保「あ、あの、き、キノコー! ……まだ生えてますけど……」ボソッ
蘭子「騒がしいわね……かの者たちの呼び声が聞こえるわ」ウニョウニョ
森久保「あ、あの、蘭子さん……」
蘭子「どうしたの?」クルッ
森久保「き、きの……」モジモジ
蘭子「きの? ……はっ、『気』の力を感じると……!?」
森久保「い、いや、あの……きのこ……」ボソボソ
蘭子「……?」
「地獄のキノコ料理その4! 和風キノコスパゲッティ!」
蘭子「スパゲッティ!? ……いや、あそこで黒ミサが行われているわ、行くわよ乃々ちゃん!」タッタッタッ
森久保「あ、あの、き、キノコー! ……まだ生えてますけど……」ボソッ
331: 2017/08/30(水) 22:21:48.22 ID:EPGKUVGTo
パクパクパクッ……
P「最高! 究極! オランジェント!」パクパク
晶葉「はははは! こんな美味しいパスタ初めて! すっごい!」パクパク
P「キノコのおかげなんだよ! 全部キノコが美味しくしているんだッ!」
晶葉「パスタの茹で加減はあえてアルデンテじゃない! キノコの食感とマッチするよう硬めにしてあるんだ!」
輝子「え、そうなの……間違えたかも……」パクッ
晶葉「えっ……」
輝子「ヒャッハー! こっちの方が美味しいじゃないか! 感謝するぜ晶葉!」
晶葉「はははっ、キノコと料理は紙一重だからなっ!」
P「今のどういう意味? でもとにかく美味いっ!」パクパク
P(……でも何か忘れてるような?)
タッタッタッ……スタッ
P「ん?」
森久保「はあっ、やっと見つけましたけど……」
輝子「ボノノちゃん。それに、蘭子……って、あれ?」
P「最高! 究極! オランジェント!」パクパク
晶葉「はははは! こんな美味しいパスタ初めて! すっごい!」パクパク
P「キノコのおかげなんだよ! 全部キノコが美味しくしているんだッ!」
晶葉「パスタの茹で加減はあえてアルデンテじゃない! キノコの食感とマッチするよう硬めにしてあるんだ!」
輝子「え、そうなの……間違えたかも……」パクッ
晶葉「えっ……」
輝子「ヒャッハー! こっちの方が美味しいじゃないか! 感謝するぜ晶葉!」
晶葉「はははっ、キノコと料理は紙一重だからなっ!」
P「今のどういう意味? でもとにかく美味いっ!」パクパク
P(……でも何か忘れてるような?)
タッタッタッ……スタッ
P「ん?」
森久保「はあっ、やっと見つけましたけど……」
輝子「ボノノちゃん。それに、蘭子……って、あれ?」
332: 2017/08/30(水) 22:22:43.62 ID:EPGKUVGTo
蘭子「ハーッハッハッハ! 生け贄を捧げる儀式を行いし者どもよ! 我こそが贄を喰らいし魔王なり!(仲間に入れてくださーい♪)」
晶葉「蘭子……君は……」
P「お、おい輝子、起きたらキノコは消えるんじゃなかったか……?」
輝子「わ、分からない。勝手にそう思ってたんだけど……」
蘭子「矮小なる意思の集まり? 我に────って何これぇっ!? キノコが、キノコがぁっ!」アタフタ
P「ヒャッハー! イキのいいキノコだァ!」タッタッタッ
晶葉「生で食べるのか!? ……ズルいぞ一人占めは!」タッタッタッ
蘭子「きゃあっ!? ぷ、プロデューサーさんっ? 何するんですかぁ……!?」ドサッ
P「キノコ狩りだよォ!」モギッ
蘭子「はうっ!?」
晶葉「失礼するぞ!」モギッ
蘭子「ははうっ!?」
輝子「フヒ、みんなキノコの良さを分かってもらえたようで何よりだ……」
森久保「あ、あの、輝子さん……」
輝子「ん? どうした、ボノノちゃん」
森久保「え、ええと……」
選択肢
1.そろそろ元に戻してあげてください
2.もりくぼも仲間に入れてください
3.やるくぼですけど……
↓2
晶葉「蘭子……君は……」
P「お、おい輝子、起きたらキノコは消えるんじゃなかったか……?」
輝子「わ、分からない。勝手にそう思ってたんだけど……」
蘭子「矮小なる意思の集まり? 我に────って何これぇっ!? キノコが、キノコがぁっ!」アタフタ
P「ヒャッハー! イキのいいキノコだァ!」タッタッタッ
晶葉「生で食べるのか!? ……ズルいぞ一人占めは!」タッタッタッ
蘭子「きゃあっ!? ぷ、プロデューサーさんっ? 何するんですかぁ……!?」ドサッ
P「キノコ狩りだよォ!」モギッ
蘭子「はうっ!?」
晶葉「失礼するぞ!」モギッ
蘭子「ははうっ!?」
輝子「フヒ、みんなキノコの良さを分かってもらえたようで何よりだ……」
森久保「あ、あの、輝子さん……」
輝子「ん? どうした、ボノノちゃん」
森久保「え、ええと……」
選択肢
1.そろそろ元に戻してあげてください
2.もりくぼも仲間に入れてください
3.やるくぼですけど……
↓2
334: 2017/08/30(水) 22:30:34.77 ID:U6XIrunq0
3
335: 2017/08/30(水) 22:45:10.62 ID:EPGKUVGTo
カチャッ
輝子「へ……?」
森久保「輝子さんを倒さないと、止まらないようなので……」
輝子「じょ、冗談だよ、な? というか、どこから銃を……」
P「生うまっ! 生が一番いい!」モギッモギッ
晶葉「どの部分から生えたキノコが一番おいしいのか、これは研究が必要だ……!」
蘭子「た、助けてぇ……」ヘロヘロ
森久保「冗談ではないですけど……撃たせないでください……」スッ
輝子「は、話せば分かる。私は、キノコの良さをもっと知って欲しかっただけ、なんだ……」
森久保「そうですか……」スタ、スタ
輝子「ボノノちゃん! 危ないから、置こう、な……このキノコ料理でも食べて、落ち着こう」スッ
森久保「どうやら、説得は無理そう、です……」
輝子「お、おいおい……」ゴクッ
森久保「ごーとぅへーる……殺(や)るくぼですけど……」
バァン! ……パタッ
輝子「へ……?」
森久保「輝子さんを倒さないと、止まらないようなので……」
輝子「じょ、冗談だよ、な? というか、どこから銃を……」
P「生うまっ! 生が一番いい!」モギッモギッ
晶葉「どの部分から生えたキノコが一番おいしいのか、これは研究が必要だ……!」
蘭子「た、助けてぇ……」ヘロヘロ
森久保「冗談ではないですけど……撃たせないでください……」スッ
輝子「は、話せば分かる。私は、キノコの良さをもっと知って欲しかっただけ、なんだ……」
森久保「そうですか……」スタ、スタ
輝子「ボノノちゃん! 危ないから、置こう、な……このキノコ料理でも食べて、落ち着こう」スッ
森久保「どうやら、説得は無理そう、です……」
輝子「お、おいおい……」ゴクッ
森久保「ごーとぅへーる……殺(や)るくぼですけど……」
バァン! ……パタッ
336: 2017/08/30(水) 22:53:46.49 ID:EPGKUVGTo
蘭子「もう、もう生えてないのにっ……」
晶葉「あれ、私は……」パクッ
P「……ハッ!」ムニュン
蘭子「どこ掴んでるんですかぁ!」パシーン
P「サイキックラッキースOベェッ!?」ドサッ
晶葉「わ、私は……何を……」ソワソワ
森久保「大丈夫、ですか? みなさん……」
P「も、森久保……輝子はどうしたんだ……?」ムクッ
森久保「あ、何故か、勝手に倒れちゃいましたけど……」スッ
輝子「おぅ、おぅ……」ピクピク
P「じ、自滅? っていうか完全にやられてたような……げふっ、腹いっぱい」
晶葉「は、はは、ははは! キノコのせい、キノコのせい……」ソワソワ
P「……よく分からんが、コピーして解毒剤を飲ませる!」
輝子「私は忘れても、キノコのことは、忘れないでくれ……」パタッ
星輝子「毒茸伝説」────再起可能
晶葉「あれ、私は……」パクッ
P「……ハッ!」ムニュン
蘭子「どこ掴んでるんですかぁ!」パシーン
P「サイキックラッキースOベェッ!?」ドサッ
晶葉「わ、私は……何を……」ソワソワ
森久保「大丈夫、ですか? みなさん……」
P「も、森久保……輝子はどうしたんだ……?」ムクッ
森久保「あ、何故か、勝手に倒れちゃいましたけど……」スッ
輝子「おぅ、おぅ……」ピクピク
P「じ、自滅? っていうか完全にやられてたような……げふっ、腹いっぱい」
晶葉「は、はは、ははは! キノコのせい、キノコのせい……」ソワソワ
P「……よく分からんが、コピーして解毒剤を飲ませる!」
輝子「私は忘れても、キノコのことは、忘れないでくれ……」パタッ
星輝子「毒茸伝説」────再起可能
次回:モバP「五十嵐響子、能力名『恋のHamburg♪』」
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