337: 2017/08/30(水) 23:08:33.33 ID:EPGKUVGTo


最初から:モバP「アイドルたちが異能力者になったからなんとかしろって!?」
前回:モバP「星輝子、能力名『毒茸伝説』」

PM11:15

P「フーム、まんまと操られていたんだなぁ」

晶葉「しかし、あの状況でどう自滅したんだ……?」

森久保「さ、さあ……転んだんじゃないですか?」

P「見てなかったのか?」

森久保「みっ、見てましたけど……分からないです……」

P「なんだそりゃ。……そうだ、それより蘭子!」

蘭子「我が名は傷ついた悪姫……ブリュンヒルデ……」

P「ら、蘭子ー? 今のお前は心が傷ついてるなってそうじゃなくて、大丈夫か……?」

蘭子「フフ……我が魂は穢れによって新たな魔翌力を得るのだ……」

P「そ、そう? じゃあ大丈夫?」

蘭子「大丈夫じゃありませんっ!」

P「ご、ゴメン……」

蘭子「…………」プクーッ
池袋晶葉 スリーブ
338: 2017/08/30(水) 23:19:52.08 ID:EPGKUVGTo
P「あ、あのさ、聞きたいことがあるんだけど……」

蘭子「……なんですか?」

P「今日、団子食べた?」

蘭子「だ、だんご? 食べま、した……?」

晶葉「疑問系か」

蘭子「ううん、食べた……美味しかった」

P「誰にだ! 誰に貰った!?」グイッ

蘭子「ええっ!? っと……あれ……? あの……」

P「思い出せないのか?」

晶葉「何かの異能が作用しているのかもしれない」

蘭子「あ、月の女神……です」

P「誰だよ」

蘭子「それは、えっと……あれ……?」

P(……これ以上はダメみたいだな)

P「ありがとう蘭子、もういいよ。十分な手がかりだ」

蘭子「う、うむ!」

晶葉「月の女神か……どうする、助手」

P「…………」


選択肢(一つはラストバトルに入ります)
1.食堂に行く
2.晶葉の部屋に行く
3.屋上へ行こうぜ……
4.外へ出よう


↓2

340: 2017/08/30(水) 23:21:04.80 ID:J3ZFjSyI0
1

343: 2017/08/31(木) 11:43:35.28 ID:1aeinps6o
スタスタ……トタトタ

P「蘭子!」クルッ

蘭子「っ!」ビクッ

P「付いてくるなって言ったろ!? 遊びでやってんじゃないんだから!」

蘭子「し、しかし、導かれし魂が────」

P「駄目だ!」

蘭子「あぅ……」

晶葉「……別にいいんじゃないか? もしかしたら、途中で何か思い出すかもしれないぞ」

P「いいや、もしまた志希みたいな俺たちの感情や意識を操作する異能力者が現れたらどうする。側に居るのは晶葉だけで十分だよ」

晶葉「……そうか」

蘭子「プロデューサーぁ……」ウルウル

P「あーもう……これなーんだ?」スッ

蘭子「きっ、キノコ!?」

P「正解。あーんしてね」ヒョイッ

蘭子「はむっ!?」パクッ

P「蘭子! 回れ右して戻れ!」

蘭子「…………」スタスタ

P「クククなるほど、人の意識を操るとはこういうことか」

晶葉「おいおい……」

344: 2017/08/31(木) 11:44:18.21 ID:1aeinps6o
西棟2階 食堂

P「木を隠すなら森に、団子を隠すなら……食堂でしょう!」スタッ

晶葉「……もうお腹は空いてないぞ」

P「俺もだよ、でもこんな時間に誰も料理してないだろ? ……電気はついてるけど」ガチャ

島村卯月(以下、卯月)「いらっしゃいませー! って、プロデューサーさん?」

P「卯月! ってかメイド!?」

小日向美穂(以下、美穂)「プロデューサーさん! こんな時間にどうしたんですか?」

P「いや、俺が聞きたいんだが……」

五十嵐響子(以下、響子)「いいじゃないですか♪ ほら、どこでもいいので座ってください」

P「あ、ああ……」スタスタ

晶葉「助手、まずいぞ3人相手は……」ヒソヒソ

P「分かってる、だが例の薬で操られてるわけじゃなさそうだし、うまくすれば戦闘は回避出来るはず……」ヒソヒソ

345: 2017/08/31(木) 11:45:04.58 ID:1aeinps6o
スタッ

P「ええと、メニューは……ていうかここ食券だったよな?」

美穂「この時間はオーダー制なんです。はい、メニューをどうぞ」スッ

P「そ、そう。あの、聞きたいんだけどいつの間にメイドカフェになっちゃったの……?」

卯月「さっきからですよ、さっきから!」

P(なんだよその某天海的な口調は……)

響子「それより! ご注文をどうぞ!」

P「あーはい。えっと……」

P(何か変なのが混ざってるが、選ぶべきか選ばざるべきか……)


選択肢
1.オムライス(ケチャップデコレーション付き)
2.卯月の愛情たっぷり「S(mile)ING!」
3.ポッキー
4.みほたんハートっ♪「Naked Romance」
5.ウサギさんの手作り団子
6.お料理得意なんですっ!「恋のHamburg♪」


↓2

347: 2017/08/31(木) 11:46:53.30 ID:dOi5mQASo
6

348: 2017/08/31(木) 12:03:05.65 ID:1aeinps6o
P「じゃあ、この『恋のHamburg♪』を一つ貰おうかな」

響子「私を選んでくれるんですね! ありがとうございます!」

卯月「いいなぁ、響子ちゃん」

美穂「『Naked Romance』、オススメだったんですけど……」

P「はは、また今度ね……」

響子「じゃあ二人とも、プロデューサーさんをしっかり抑えてください!」

卯月・美穂「はい♪」スッ

P「えっなっちょっ、ハンバーグは!?」ガタッ

響子「食べさせてあげます、私の『恋のHamburg♪』!」

晶葉「異能だ!」

P「嘘ぉっ!?」


3vs1(!?)響子の異能、「恋のHamburg♪」の能力とは!?


↓2

350: 2017/08/31(木) 12:11:11.99 ID:eWnUHxBm0
美味しいハンバーグを無限に作り出す

351: 2017/08/31(木) 14:20:33.19 ID:1aeinps6o
響子「はいっ! 出来上がり!」コトッ

P「えっ、やっぱりハンバーグ!?」

響子「じゃ、じゃあ食べさせてあげますね、ごご、ご主人様っ……」スーッ

P「い、いただきます! っていうか俺を抑える必要はあるのか!?」

卯月「サービスです♪」ガシッ

P(サービス!? た、確かに何か柔らか~い感触が……)

響子「ああっ! プロデューサーさん、他の子のことは今考えたらダメですよ! 私を見てください!」

P「うんうん、響子の事だけ見てるよ」

響子「えへへっ。はい、あ~ん」

P「あーん、もぐもぐ……うん、おいしい!」

響子「いっぱい食べてくださいね♪」スーッ

P「はーい!」モグモグ

晶葉「なんなんだ、この緊張感の無さは……」

352: 2017/08/31(木) 14:21:16.59 ID:1aeinps6o
響子「最後の一口、あ~んっ」

P「あーん、っ~! おいしかった! 食べごたえあったよ」

響子「そうですか! じゃあ、もっとたくさん食べてくださいね!」スッ、コトッ

P「いいっ!? そ、それはちょっと……」

美穂「逃げたらダメですよ? プロデューサーさん」

P「わ、分かった、食べるよ……でもこれが最後、約束してくれ」

響子「……やっぱり美味しくなかったんですか?」

P「いや美味しい! おいしいけど、お腹が……」

P(腹の中でキノコとハンバーグが暴れている……)ゲフッ

響子「そうですか……じゃあ最後の一皿、じっくり味わってください!」スッ

P「あーん、もぐもぐ……あーん、もぐもぐ……」

P(拷問だよ、拷問……)モグモグ

353: 2017/08/31(木) 14:22:00.37 ID:1aeinps6o
P「……ごちそうさま」

響子「ありがとうございます! プロデューサーさんにお腹いっぱい食べてもらえて、私すっごく幸せです!」

P「うん、それは、よかったね……」ゲフッ

卯月「じゃあプロデューサーさん、次のメニューを選んでください」

P「えっ次!? 次があるの!?」

卯月「はい♪」

P「はいってお前そんなはっきりと……」

美穂「次は私を選んでくれますよね、プロデューサーさん」

P「何か重いぞ、美穂……」

晶葉「……助手、攻撃の意志は無さそうだしほどほどにして切り上げるぞ」

P「そ、そうね……」


選択肢
1.卯月の愛情たっぷり「S(mile)ING!」
2.ポッキー
3.みほたんハートっ♪「Naked Romance」
4.ウサギさんの手作り団子
5.ところでこのキノコを見てくれ
6.お会計お願いします……


↓2

355: 2017/08/31(木) 14:23:24.64 ID:Rx3yslr9o

357: 2017/08/31(木) 14:43:19.63 ID:1aeinps6o
P「じゃあ、軽くデザートということでポッキーを貰おうかな」

卯月「かしこまりました、ご主人様♪」スタスタ

美穂「あっ、卯月ちゃん! ……私が持ってきたかったのに~」

晶葉「…………」ハァ

P「ま、まあ束の間の休息ってことでいいじゃないか……」

卯月「お待たせしました!」スッ

P「えっ? な、なに、それ?」

卯月「ポッキーですよ?」カリッ

P「いや、なんで、口……」

響子「メイドさんとポッキーといったら、やることは一つしかないですよ! ほらっ」ガシッ

美穂「楽しんでくださいね♪」ガシッ

P「ま、マジで!? いいの!?」

卯月「ポッキーゲーム、がんばります!」

358: 2017/08/31(木) 14:43:52.00 ID:1aeinps6o
P「よ、よーし! やってやろうじゃない!」パクッ

P(普通のポッキーより少し長いらしい、一口の大きさにもよるがお互いが三回進めば口と口が触れ合うッ!)カリッ

卯月「♪」カリッ

P(あと2回ずつッ! 行くか、最後までいくのか……!?)

卯月「えへへっ」ニコッ

P「!」カリッ

P(ハッ! 思わず近づいてしまった、しかしそれほど笑顔がまぶしい!)

卯月「……っ」カリッ

P(あ、あと一回ずつッ! いいのか、本当にいいのか!?)

晶葉「お、おいっ! もうキスはしないとあの時言ったはずだぞ!」

P(! そ、そうだ……ってそれは解毒剤を飲ませるときの話では?)

カリッ

P「!」

美穂「わぁっ、もうキスしちゃいそう……」

響子「するかどうか、ご主人様が決めてくださいね」

卯月「…………」ドキドキ

P(おお、これは、これはもう……!)


選択肢
1.軽く触れる
2.ガッツリする
3.ダメだッ! ゲーム終了ッ!
4.美穂と響子を振りほどいて抱きつく


↓2

360: 2017/08/31(木) 14:47:22.43 ID:bmAHazhDO

362: 2017/08/31(木) 16:07:21.14 ID:1aeinps6o
P(……待てよ、これは卯月の異能をコピーする絶好のチャンスなのでは!?)

卯月「んーっ……」

P(行けるッ! 両腕は掴まれているが、二人は所詮女の子!)

P「うおらぁ!」ブンッ

響子「きゃっ!?」ドサッ

美穂「プロデューサーさん!?」

P「卯月!」ダキッ

卯月「ふえっ!? ぷぷっ、プロデューサーさん!?」

P「キスがアリなんだから抱き締めるのもアリだよなぁ!?」

卯月「ええっ、き、キスもアリなんて言ってませんー!」

P(と言いつつ抵抗しない)

P「……! こ、この能力は……!?」


異能もがんばります(!?)卯月の異能、「S(mile)ING!」の能力とは!?


↓2

364: 2017/08/31(木) 16:13:41.90 ID:OXq8eRs7o
10秒以上首を絞めた相手を美味しいポッキーに変える。(能力持ちで作ったポッキーを食べたらその能力を得る)

366: 2017/08/31(木) 17:50:05.47 ID:1aeinps6o
P(首を絞めた相手をポッキーに変えてしまう……!? というか、これポッキーって……)

卯月「……知ってしまいましたね、プロデューサーさん。私の『S(mile)ING!』を」

P「…………」

卯月「ところで美味しかったですか? そのポッキー」

P「卯月、お前……そんな、馬鹿な……」

卯月「あっ、勘違いしないでくださいね! そのポッキーはただのポッキーですよ?」

P「……」ゴクッ

P(別の異能を取り込んだ感覚は無い、本当なのか……?)

響子「……『ルール』を破りましたね、プロデューサーさん」スタッ

P「!」

ガシッ、ガタッ!

晶葉「助手!」

P「ふ、二人とも何のつもりだ、押し倒すなんて女の子のする事じゃあないぞ……」ジタバタ

美穂「どこにでもルールを破っちゃう人って居ますよね。『見るな』というものを見たり、『するな』ということをしたり……」

響子「『ポッキーゲーム』はキスするかどうかの緊張感を楽しむゲーム、なのに私たちを振りほどいて抱きついちゃうなんて」

卯月「そんなプロデューサーさんには────」

卯月・美穂・響子「『罰ゲーム』です!」ガシッ

ギュウウッ!

367: 2017/08/31(木) 17:51:49.08 ID:1aeinps6o
P「ぐっ、があッ……!」

P(卯月に馬乗りにされて首を絞められている、起きようにも響子と美穂が脚と腕を抑えて身動きがとれない!)

響子「ねえ、プロデューサーさんはどんな味がすると思う?」

P(ポッキーにするつもりかッ!?)

美穂「私は甘いと思う。プロデューサーさん、優しいから」

卯月「少ししょっぱさもあると思うな。だってプロデューサーさん、汗臭いですもん」クスクス

P「が、あッ……!」

P(ヤバい、ポッキーにされる以前に絞め殺されるんじゃないのか……!)

晶葉「このっ、助手を離せ!」ガシッ

P(晶葉……!)

響子「……邪魔な人はお掃除しないと」スッ、バババババ!

晶葉「!?」ヒューッ、ドサッ

P「あき、はっ!」

P(ハンバーグをマシンガンのように出して射撃攻撃!? んなことする奴初めて見たぞ、おいッ……!)

美穂「あーっ、響子ちゃん、それじゃあそれじゃあ余計に周りが汚れちゃうよ」

響子「あはは、失敗、失敗……後でちゃんと掃除しないと」

P「っ、ぐ……づき……」

卯月「あっ、もう10秒経ってましたね! それじゃあいきます、『S(mile)ING!』」

ピカァァァァ!

368: 2017/08/31(木) 17:52:28.50 ID:1aeinps6o
晶葉「っ、助手……?」

卯月「ふぅ。お菓子、上手に作れました!」

美穂「ぱちぱち!」パチパチパチ

晶葉「!? じょ、助手をどこへやった!」

響子「これのことですか?」スッ

Pッキー「」

晶葉「な、なに……?」

卯月「私の『S(mile)ING!』でポッキーにしちゃいました。一本しかないので、みんなで一口ずつ食べましょう!」

晶葉「そ、そんな……嘘、だ……」ガタガタ

美穂「誰から食べる?」

響子「じゃんけんしましょう!」

369: 2017/08/31(木) 17:53:24.07 ID:1aeinps6o
ジャーンケーン、ポン! アーイコデ……

晶葉「お、おい助手っ! 卯月の異能はコピーしたんだろう!? だったら自分で解除出来るはずだ!」

響子「あ、負けちゃった……」

卯月「言い出しっぺのなんとやら、ですね」

美穂「元より長くなってるよ卯月ちゃん」

卯月「あははっ、それじゃあ気を取り直して。負けませんよ!」

美穂「私だって! じゃーんけーん────」

晶葉「聞いているのか助手! 早く解除しないと、本当に食べられてしまうぞ!」

卯月「……晶葉ちゃん」

晶葉「なんだ、このっ……!」ウルッ

卯月「ポッキーになった人に、意識があると思います?」

晶葉「! そんな……本当、に……」ガクッ

卯月「じゃあ今度こそ、じゃーんけーん────」

「ぽん!」

370: 2017/08/31(木) 17:55:05.04 ID:1aeinps6o
美穂「やった、私の勝ち!」

卯月「負けちゃいました……」ガクッ

響子「美穂ちゃんが美味しいところを持っていったね、文字通り」

卯月「おおっ、うまいですね~!」

美穂「さっきから二人ばっかりで羨ましかったんだもん、次は私の番だよ」

卯月「それじゃあおいしく頂いてください、文字通り♪」

美穂「うん。あー────」スッ

晶葉「やっ、やめろーーーっ!」

美穂「んっ」カリッ

晶葉「!!!」

卯月「どうですか、どんな味ですか!」

美穂「……一口じゃ分からないや。えいっ!」カリッ

響子「あーっ! 二口目!」

卯月「美穂ちゃん、ズルいですよ!」

美穂「えへへっ、でも、長いからみんな二口食べられるよ」

響子「もー……美穂ちゃんにも罰ゲームしちゃうよ?」

美穂「ごめん、ごめんなさい!」スッ

卯月「響子の分が残らないかも……でも、私も二口食べちゃおっ」カリッ

響子「ああっ、卯月ちゃーん!」

371: 2017/08/31(木) 17:56:46.54 ID:1aeinps6o
晶葉「ううっ、く、なんで……っ」グスッ

アハハハハハ!

晶葉「プロデューサー、本当に……っ」

響子「あむっ。……もう終わり、だね」

卯月「無くなっちゃいましたね……」

美穂「もっと食べたかったなぁ」

晶葉「くっ、この……おいっ! 分かっているのか!」

卯月「何がですか?」

晶葉「プロデューサーだったんだぞ! 君たちの、そして、私の……! それをどうして、笑って食べられるんだっ!」

卯月・美穂・響子「…………」

晶葉「もう二度とプロデューサーは戻ってこない……っ、二度と戻ってこないんだ! ううっ……」グスッ

卯月「あの……」

晶葉「言い訳なんて聞きたくない!」

響子「そうじゃなくて、プロデューサーさんは……」

美穂「戻ってきますよ?」

晶葉「え……?」

372: 2017/08/31(木) 17:58:13.68 ID:1aeinps6o
美穂「私の『Naked Romance』は『食べた物を元に戻す』能力。ほら、二人とも口を開けて……」

シュウウウッ……

Pッキー「」

卯月「そして『S(mile)ING!』を解除して、元に戻します!」

P「……ハッ!」

響子「プロデューサーさん? ルールを破ったらダメですよ!」

美穂「もしまた破ったら、私たちが────」

卯月「今度こそ、本当に食べちゃいますよ? えへへっ♪」

P「え、あ、はい……」

P(なんだ、ポッキーにされて食われたのか……? しかし、身体は無事のままでいる……)

ダキッ

P「っ、あ、晶葉!?」

晶葉「良かった、本当に良かったっ……」ギュウッ

卯月「……あれ、もしかしてこの罰ゲーム────」

美穂「プロデューサーさんより晶葉ちゃんへの罰ゲームになっちゃった、かな?」

響子「ハンバーグで汚してごめんなさい! ちゃんと洗濯して返すから!」アタフタ

P「えぇ……?」

373: 2017/08/31(木) 17:58:52.04 ID:1aeinps6o

……

P「趣味悪すぎるだろ、おい……」

晶葉「そうだぞ……元に戻ったとはいえ、本当に一度頃したのと同じなんだぞ!」

卯月「ご、ごめんなさいっ! つい、うっかり」

P「うっかりで殺されたんじゃたまったものじゃないぞ、冗談じゃなく!」

美穂「ごめんなさい、お腹が空いてて……」

響子「イタズラしてみたくて……」

P「…………」

P(いくら薬で理性を失ってるとはいえ、頭のネジが何本か飛んでないとこんな罰ゲーム実行しないと思うんだが……)

P「……よぉし、じゃあ罰ゲームの罰ゲームだ! まず美穂と響子、俺に10秒抱きしめられる刑!」

美穂「ええっ!?」

響子「ば、罰ゲームで、そんなっ……!」

P「問答無用!」ダキッ

ギュウッ……

374: 2017/08/31(木) 17:59:49.46 ID:1aeinps6o
P「よし、二人は終わり!」

響子「はう……」

美穂「ぷ、プロデューサーさんと……」

卯月「わ、私には何を……?」

P「そうだな、実行犯は一番刑が重いよなァ晶葉?」

晶葉「そうだな。私は氏刑でいいと思うぞ」

卯月「し、氏刑!? ごめんなさい、本当にごめんなさいっ! 反省してます!」ペコペコ

P「さてどうしてやろうか……」


選択肢(黒幕へのヒントがあるのは2つです)
1.団子を食べた覚えがないが聞く
2.意識が残ったままポッキーにして食べる
3.ハンバーグ地獄
4.床に頭擦り付けて土下座しろ
5.キスしろ、なんて
6.罰ゲームなんてウソウソ、なにもしないよ


↓2

376: 2017/08/31(木) 18:11:26.41 ID:ofle43kJo
5

377: 2017/08/31(木) 19:35:33.44 ID:1aeinps6o
ハズレ(ヒントなし)


P「……そうだ」

卯月「な、なんでしょう?」

P「俺にキスしろ、なんて────」

チュッ

P「!」

卯月「よろしいですか、ご主人様♪」ニコッ

P(ああ、この笑顔に癒される~……)ヘナヘナ

晶葉「おいっ! キスしてどうするんだ! そこはもっとこう……何かあるだろ!?」

P「やっぱりキスが好きなのよ……」

晶葉「なんだと!? くっ……」

P「……っと、それはそれとして。お前たちの異能は危険だッ! 解毒剤を飲ませる! 口開けろッ!」

響子「な、なんですか────」

P「『恋のHamburg♪』ッ! 解毒剤入ハンバーグ!」シュッ

響子「!?」パクッ

美穂「きょ、響子ちゃん!?」

P「戻させはしないぞ、美穂ッ!」シュバッ

美穂「えっ!?」パクッ

卯月「えええっと、大人しく飲めばいいんでしょうか?」

P「そゆこと。はい」ヒョイッ

卯月「んくっ……あれ……?」パタッ



島村卯月「S(mile)ING!」
小日向美穂「Naked Romance」────────再起可能
五十嵐響子「恋のHamburg♪」

次回:モバP「川島瑞樹、能力名『Angel Breeze』」


引用: モバP「アイドルたちが異能力者になったから安価でなんとかしろって!?」