1: 2017/06/21(水) 19:45:45.392 ID:MQNMS6Qp0.net
美少女「この人痴漢なんです!」

おっさん「ち、違う!何を言っとるんだね!」

DQN「言い逃れすんなよ、おっさんw」

イケメン「そうですよ、さっ……あなたはこっちに」

美少女「は、はい///」

DQN「おめーは駅員に連れて行くけどなw」

おっさん「そ、そんな!私はやってない!」
ふらいんぐうぃっち(13) (週刊少年マガジンコミックス)

6: 2017/06/21(水) 19:47:05.837 ID:XPdHavq30.net
やややけったいな!

8: 2017/06/21(水) 19:48:00.584 ID:MQNMS6Qp0.net
ぼく「待ちなっ!」

DQN「ああんっ!?」

ぼく「その人はやっていない!これは冤罪だ!」

おっさん「あ、ありがとう!」

美少女「ひ、酷い……確かに私触られたのに……!ぐすん……」

イケメン「君はこの涙が嘘だとでも言うのかい!?最低だな!」

ぼく「いいや……その涙は本物さ!」

10: 2017/06/21(水) 19:50:18.171 ID:MQNMS6Qp0.net
DQN「意味がわかんねーんだよ!分かるように説明しろやぁ!」

ぼく「他に犯人がいるって事ですよ!」

イケメン「な、ナニィ~~~~!?」

美少女「ほ、本当なんですか!?いったい誰が……」

ぼく「失礼ですが……スカートをめくってくれませんか?」

美少女「ええっ///で、できませんよ!」

12: 2017/06/21(水) 19:52:58.912 ID:MQNMS6Qp0.net
ぼく「これは真犯人逮捕の為に必要な事なんです!」

美少女「でも……」

DQN「いやいや、おかしいだろ!おめぇ馬鹿か!」

イケメン「なるほど……一理あるな。お嬢さん、スカートをたくし上げて貰えませんか?」

美少女「は、はい……」ピラッ

DQN「いいのかよ!」

ぼく「うっ……!」

14: 2017/06/21(水) 19:55:38.129 ID:MQNMS6Qp0.net
美少女「あ、あの……これで何が分かるのでしょうか///」

ぼく「ふぅ……やっぱり間違いない。あなた……痴漢の手によって感じてましたね!その愛液が何よりの証拠!」

美少女「あっ……い、いやぁぁああ!」ダラー

DQN「こ、これで何が分かるってんだよ!」

イケメン「分からないんですか?これだから低脳は……」

DQN「ああんっ?」

15: 2017/06/21(水) 19:57:51.724 ID:MQNMS6Qp0.net
ぼく「つまりこういう事ですよ……!犯人の指にはまだこの美少女の愛液がベットリついてるって事ですよ!」

イケメン「な、ナニィ~~~~!?」

DQN「そういう事かっ!それなら俺でも分かるぜ!」

美少女「あ、あう~///」

ぼく「そしてその犯人は……!」

イケメン&DQN &美少女「ゴクリ……」

18: 2017/06/21(水) 20:00:27.806 ID:MQNMS6Qp0.net
ぼく「クンクン……!クンクン……!」

美少女「ちょっ///パンツに顔近づけないで下さい!」

ぼく「この匂い……!この匂いと同じ匂いを辿っていけば……!あった!」

ぼく「この指だぁぁああああっ!」

イケメン「なっ!?」

DQN「まさかっ!?」

ぼく「ふっ……そう……」




ぼく「ぼくの指ですよ!!!」

みんな「な、なんだってー!?」

20: 2017/06/21(水) 20:03:40.598 ID:MQNMS6Qp0.net
イケメン「まさか、君が犯人だったなんてね」

DQN「こいつぁ、驚いたな」

美少女「あなた最低ですね……自分だと分かっていたのに……こんな愛液パンツまで公衆の面前で見せる羽目になったのに!」

ぼく「うるさいっ!」

美少女「!?」

ぼく「最低なのはどっちだ!もし、ぼくが名推理を披露しなかったら今頃おじさんは首吊って氏んでいただろうよ!」

美少女「そ、それは言い過ぎじゃ……それにあなたがやった事にかわりはないし……!」

22: 2017/06/21(水) 20:06:20.921 ID:MQNMS6Qp0.net
ぼく「それとこれとはまた別の話さ」

美少女「別じゃないわよ!そもそもあなたが痴漢なんてしなければ、私もおじさんも苦しまずに済んだでしょ!」

ぼく「君が一人の男の人生を台無しにしようとした事には違いないけどね」

美少女「くっ……と、とにかく駅員さんに突き出して貰うから!」

DQN「おうよっ!こっちに来いっ!」

23: 2017/06/21(水) 20:08:58.805 ID:MQNMS6Qp0.net
イケメン「待つんだ!」

DQN 「ああんっ!」

イケメン「彼はやっていないよ!これは冤罪だ!」

ぼく「あ、ありがとう……!」

美少女「えっ……でも、今この人が自白したばかりじゃ……」

イケメン「痴漢をやっていなくても、周りの圧力によって痴漢と言わざるえなくなったんだろう。これが冤罪の怖いどころだよ」

DQN「わけわかんねぇぜ……!」

25: 2017/06/21(水) 20:11:55.083 ID:MQNMS6Qp0.net
美少女「いや、圧力も何も……おじさんをわざわざ助けて自分を犯人だと言い張ったのはこの人だし……!」

イケメン「なんて自己犠牲の精神に富んだ人なんだろうね」

美少女「いやいや!っていうか、私の愛液がベッタリついてましたよ!この人の指にっ!」

イケメン「匂いを確認したのは彼だ。唾でもつけて『この匂いだ!』と言い張ればいくらでも騙せるよ」

美少女「そ、そこまでする必要があるとは……何の為に……」

27: 2017/06/21(水) 20:15:01.649 ID:MQNMS6Qp0.net
イケメン「それは……」

ぼく「いい……それはぼくから説明しよう」

美少女「えっ」

ぼく「ぼくは痴漢の冤罪が憎いんだ。あのおじさんはやっていない。目を見れば分かるんだ……だから自らを犠牲にしてでもおじさんを庇いたかったんだ」

美少女「じゃ、じゃあ……他に犯人がいるの!?それなのにそこまでして……馬鹿よ……!」

ぼく「ああ……ぼくは馬鹿さ」

美少女「馬鹿っ……!///」

28: 2017/06/21(水) 20:17:46.722 ID:MQNMS6Qp0.net
DQN 「するってぇと、まだ真犯人がいるって事じゃねーか!」

イケメン「ああ……そしてその犯人は!」

みんな「ゴクリ……!」




イケメン「僕SA☆」

みんな「な、なんだってー!?」

29: 2017/06/21(水) 20:20:17.911 ID:MQNMS6Qp0.net
イケメン「これを観なよ」

DQN「スマホの画面?それがどうしたんだよ?」

ぼく「こ、これは!?」

美少女「わ、私のパンツ!?盗撮したんですか!?」

イケメン「ああ、そうさ……痴漢の前にね。これが僕のポリシーなのさ」

美少女「し、信じてたのに……」

31: 2017/06/21(水) 20:22:05.874 ID:MQNMS6Qp0.net
イケメン「さぁ、僕は逃げも隠れもしない……駅員の所に連れていってくれ」

DQN「お、おう」

美少女「この最低痴漢男!消えろっ!」

ぼく「待てっ!」

みんな「!?」



ぼく「彼はやってない!なんてったってこんなにイケメンなんだから!」

みんな「た、たしかに!」

ぼく「これは明らかに冤罪だーーーーっ!!!」

34: 2017/06/21(水) 20:24:46.418 ID:MQNMS6Qp0.net
イケメン「待ってくれ……そりゃ僕は超説イケメンだけど、痴漢は性癖であって……」

ぼく「嘘だね!」

イケメン「な、何をっ!」

ぼく「貸して下さい!」

DQN「こいつのスマホをどうすんだ!?」

美少女「こ、これは!?」

ぼく「そう、彼のスマホのフォルダは熟女画像でいっぱいなんだ!!!」

みんな「な、なんだってー!?」

イケメン「恥ずかしい///」

36: 2017/06/21(水) 20:27:47.130 ID:MQNMS6Qp0.net
ぼく「つまり、いくら美少女とは言え君に対してセンサーがビンビンに働く事なんてありえないのさ!」

美少女「そ、そうだったのね……」ガーン

ぼく「つまり君はこの僅かな間に三人もの人たちを痴漢冤罪に巻き込み人生を台無しにしようとしたんだ!」

美少女「最低なのは……私……!?」

イケメン「誰にだって間違いはあるさ」

ぼく「ああ……反省して、これから頑張ればいいんだよ」

美少女「ありがとうごさいます!」

37: 2017/06/21(水) 20:32:58.924 ID:MQNMS6Qp0.net
ぼく「それに痴漢がいるからこんな事が起こるんだ……悲しいけどね」

イケメン「その痴漢はまんまと逃げおおせたのかな……くそっ」

美少女「いえ……たぶん、私の勘違いだったんです……」

ぼく「美少女さん……」

美少女「やっぱり、私最低なんだわ!こんな事ならいっそ!」

イケメン「な、何を言ってるんだい!?」

DQN「……」

38: 2017/06/21(水) 20:34:41.372 ID:MQNMS6Qp0.net
美少女「し、氏んでやーーーー」

DQN「待ちなっ!」

イケメン「!?」

ぼく「!?」

DQN「し、真犯人が分かったぜ!」

イケメン「君みたいな頭の悪そうな奴に犯人が!?」

ぼく「ありえない!?」

DQN「うるせえっ!は、犯人はな……!」

みんな「ゴクリ……」

39: 2017/06/21(水) 20:36:54.404 ID:MQNMS6Qp0.net
DQN「俺だったんだよ!すまねぇ!」

美少女「そ、そんな……」

イケメン「おいおい……」

ぼく「……」

DQN「本当にすまねぇ……このお嬢ちゃんのケツがあまりについ……」

美少女「ひっ」

DQN「さぁ、早く俺を駅員に突き出してくれ……」

ぼく「ば……ば……馬鹿野郎ォーーーーっ!」

ボゴッ

DQN「にぎゃぁっ!?」

40: 2017/06/21(水) 20:39:48.363 ID:MQNMS6Qp0.net
ぼく「もう一度言ってみろ!」

DQN「だから……お、俺がこの子を痴漢したって……」

ぼく「本当にやったのなら、ちゃんとぼくの目を見て言えっ!!!」

バシンッ!

DQN 「ぐっ……す、すまねぇ!」

ぼく「さぁ!」

DQN「お、俺がこの美少女のケツを触った最低痴漢野郎だよ……!」

ぼく「ぐっ……この……馬鹿っ……お前って奴は……」

イケメン「やれやれ」

42: 2017/06/21(水) 20:42:19.763 ID:MQNMS6Qp0.net
ぼく「本当にゴミみたいな人間だなァーーーーーっ!!!」

DQN「!?」

ぼく「いったいどれだけの人間に迷惑をかけたと思ってるんだ!?」

DQN「いや……その……」

ぼく「美少女を恐怖に陥れ、ぼくたちに痴漢の疑いを向けさせ……自分は今まで知らんふりしてたって言うのかっ!」

DQN「いや……おまえらに感化されて……だから、実は俺も……やってな」

ぼく「この野郎っ!この野郎っ!」

ガシッ!ボゴッ!

DQN「んがっ……あぎゃっ!」

43: 2017/06/21(水) 20:45:24.921 ID:MQNMS6Qp0.net
ぼく「おまえのせいでっ!おまえのせいでっ!」

イケメン「そこら辺にした方がいい」

ぼく「放せっ!こいつはっ!」

イケメン「でないと氏んでしまう……いくら最低最悪の犯罪者といえども、君まで罪を背負う必要はない……」

DQN「」ひんし~ん

イケメン「それに美少女さんが怖がっている」

美少女「ひぃっ」

ぼく「ハッ……!ご、ごめん……君の事を思うあまりつい……」

美少女「い、いえ……」

44: 2017/06/21(水) 20:47:36.570 ID:MQNMS6Qp0.net
ぼく「でも良かった……犯人はちゃんといたんだね」

美少女「はい……」

ぼく「やっぱりぼくが思っていた通り、君は冤罪をでっちあげるような最低女じゃなかったって事さ!」

美少女「!」

イケメン「ふふっ」




美少女「はいっ!」

45: 2017/06/21(水) 20:54:56.733 ID:MQNMS6Qp0.net
こうしてとある痴漢及び痴漢冤罪事件についての決着がついた

しかし世の中に卑劣な人間と無力な人間がいる限り彼らの魔の手は忍びよってくるだろう

彼らのように自分達で切り抜けられる術と力を持てるもう努力が必要なのかもしれない……



ジャー

おっさん「ふぅ……やっと指から愛液が落ちた」

ぼく「危なかったですね」

おっさん「おっ!さっきはありがとうね!」

ぼく「この間、美巨OのおっOいを揉みしだいてバレた時は助けて貰いましたから」

イケメン「そうですよ。僕が美熟女に手を出した時もお世話になりましたし」

おっさん「ハハハ……お互い様か!いや~、それにしても……」




みんな「痴漢冤罪って怖いなぁ~」

完!

48: 2017/06/21(水) 21:04:12.429 ID:gASBLyRR0.net
DQNかわいそすぎわろりん

引用: 美少女「痴漢ですっ!」ぼく「ややっ!」