薫「かおるもそー思うけど、みくちゃん心の声が漏れてるー」

七海「えー！お魚が良かったのれすか？だったら七海のあんきもさんを…ぐぬぬ」

みく「七海チャン、そんな苦渋の決断しなくてもいいから！ね？」

七海「やっぱりあんきもさんは七海の大事な相棒れす！」
七海「あんきもさんはあげられないれすけど、アンコウは今が旬れすからおいしいれすよ」
七海「そろそろアンコウの時期は終わりれすけど、釣れたらプレゼントするれす！」

みく「き、気持ちは嬉しいけど、気持ち悪いにゃ」

七海「そう言うと思って、お魚は用意しなかったのれす」

みく「ううっ、七海チャンがやっとみくのことを理解してくれたにゃー(泣」

薫「で、ななみちゃん、どんなプレゼントあげるの？」

七海「これれす！」(プレゼントをみくに手渡す)

みく「ねこチャンの髪飾り…！かわいい！」

薫「髪飾り…。かわいー！もしかして手作りー？」

七海「ルアー作りの応用編れす」

みく「特にこの口が開いてるのがいい味出てるにゃ」

七海「七海のお魚の髪飾りとくっつくようにしてあるのれす」

薫「すごい！芸が細かーい！ネコがお魚を食べてるみたい！」
薫「これならお魚嫌いのみくちゃんもななみちゃんとペアで髪飾りをつけれるね」

みく「七海チャンありがとー！」

七海「ついでに作ったから薫ちゃんにもあげるれす」

薫「えーほんとー！？うれしー！みんなおそろいだー！」
薫「みんなでつけて写真とろー」

七海(薫ちゃん、無理してはしゃいでるような気がするれす)
七海「ところで薫ちゃんからみくちゃんへのプレゼントはなんれすか？」

薫「…実はね、かおるも髪飾りなの。でもななみちゃんみたいに手作りじゃないし…」

みく「でもみくのために一生懸命選んでくれたんだよね？とっても嬉しいよ」

薫「ほんとに？がっかりしない？」

みく「しないしない。目つぶってるから、みくの髪につけて」(少し屈む)

薫「うん、わかった…」(みくに髪飾りをつける)

七海「おおー！薫ちゃんらしい髪飾りでみくちゃんにとっても似合うれす！」

みく「鏡、鏡…。あ、ひまわり！」

薫「みくちゃん、いつもお花の髪飾りしてるけど、ひまわりのってないなーって」

みく「確かに。試したこともなかったけど、ひまわりつけると元気になれるにゃ」

薫「そしてー、ななみちゃんもー！お魚以外も似合うんじゃないかなーって」

七海「おおー！みんなおそろいれすー」
七海「みんなで写真撮るれすー！」

P「みく、誕生日おめでとう」
P「オ、ミンナ オソロイノ カミカザリ ツケテ、ナカイイナ」

みく(ん？なんでPチャン棒読み…？あ！)
みく「Pちゃん、いつもありがと♪」

みく(どおりで2人とも息のあった、センスのいいプレゼントをくれるはずにゃ。
でもPチャンは2人に「うーん、髪飾りがいいんじゃないか」しか言ってないんだろうけど。
きっと2人が一生懸命考えてプレゼントしてくれたんだよね。ふふっ)

七海(プロデューサーの意見がなかったら、アンコウ鍋食べさせてたところだったれす。
喜んでもらえてよかったれす)

薫(せんせぇがいたから、みくちゃんにもななみちゃんにも喜んでもらえた！)

P(七海と薫からプレゼントの相談されて、3人の共通項が髪飾りしか出てこなかったんだけど、結果オーライ。
よかった、よかった)


おしまい