197: 2015/08/01(土) 21:19:16.55 ID:Tr3Imc/h0
こんばんは、>>1です。
それでは、投下します。
それでは、投下します。
203: 2015/08/01(土) 21:35:51.49 ID:Tr3Imc/h0
【朝チュン】>>2レス以上続きます。
―9時過ぎ、提督の私室―
チュン、チュン
提督「………ん……ふわぁ……」
提督「徹夜明けはきついな…やっぱり…」
提督(陸奥、俺の事を考えて起こさなかったのかな…?お礼を言っとかないとな…)
グイッ
提督「ん?」
隼鷹「……すぴー…」
提督(な、何でこんなとこに隼鷹が…酒臭っ!)ツーン
提督(大方、鳳翔さんの店でしこたま飲んだ後で、自分の部屋だと思って俺の部屋で寝たんだろ…俺も、昨日の寝る直前の記憶が無いし…)
ムニュッ
提督「ん………………?この腕に当たる柔らかい感触は………まさか…………」
バサッ
隼鷹「くかー………すぴゃー……」←全裸。しかも提督の体に抱き付く感じで。
提督「」
隼鷹「くおー………」
提督(おいおいおいおいどういう事だこれは一体何で隼鷹が俺の布団で全裸で寝てるんだというかよく見たら隼鷹の脱ぎ捨てた服が俺のベッドの脇にある
もしかして俺やっちまったのかやっちゃったのか隼鷹の胸柔らかいいや違う畜生何でこんな事になったんだ徹夜につかれてやっちゃったのかマジか
どうしようどうしよう俺には陸奥っていう心に決めてきっちりかっちりケッコンカッコカリした相手がいるっていうのにこの責任どうすべきものか
どう責任取るか責任責任責任責任責任責任責任責任責任責任責任責任責任責任責任………)
提督「………………責任、取ろう」
―数分後―
隼鷹「ふ、あぁぁぁぁぁ~…」ノビー
隼鷹「ありゃ?ここはあたしの部屋じゃなくて、提督の部屋?あっちゃー…間違えてここで寝ちゃったのか…」
隼鷹「って、あたし服着てないじゃん!酔って暑くて脱いじゃったのか……」
隼鷹「ま、提督に見られてなければいい―」
―9時過ぎ、提督の私室―
チュン、チュン
提督「………ん……ふわぁ……」
提督「徹夜明けはきついな…やっぱり…」
提督(陸奥、俺の事を考えて起こさなかったのかな…?お礼を言っとかないとな…)
グイッ
提督「ん?」
隼鷹「……すぴー…」
提督(な、何でこんなとこに隼鷹が…酒臭っ!)ツーン
提督(大方、鳳翔さんの店でしこたま飲んだ後で、自分の部屋だと思って俺の部屋で寝たんだろ…俺も、昨日の寝る直前の記憶が無いし…)
ムニュッ
提督「ん………………?この腕に当たる柔らかい感触は………まさか…………」
バサッ
隼鷹「くかー………すぴゃー……」←全裸。しかも提督の体に抱き付く感じで。
提督「」
隼鷹「くおー………」
提督(おいおいおいおいどういう事だこれは一体何で隼鷹が俺の布団で全裸で寝てるんだというかよく見たら隼鷹の脱ぎ捨てた服が俺のベッドの脇にある
もしかして俺やっちまったのかやっちゃったのか隼鷹の胸柔らかいいや違う畜生何でこんな事になったんだ徹夜につかれてやっちゃったのかマジか
どうしようどうしよう俺には陸奥っていう心に決めてきっちりかっちりケッコンカッコカリした相手がいるっていうのにこの責任どうすべきものか
どう責任取るか責任責任責任責任責任責任責任責任責任責任責任責任責任責任責任………)
提督「………………責任、取ろう」
―数分後―
隼鷹「ふ、あぁぁぁぁぁ~…」ノビー
隼鷹「ありゃ?ここはあたしの部屋じゃなくて、提督の部屋?あっちゃー…間違えてここで寝ちゃったのか…」
隼鷹「って、あたし服着てないじゃん!酔って暑くて脱いじゃったのか……」
隼鷹「ま、提督に見られてなければいい―」
204: 2015/08/01(土) 21:38:08.32 ID:Tr3Imc/h0
提督「……………さらば、この世界よ」←首吊ろうとしている最中
隼鷹「は、はぁっ!?おい、馬鹿!何しようとしてんだ!」ガシッ
提督「離せ!俺は陸奥とケッコンカッコカリしたってのに別の女に手を出してしまったんだ!この責任、氏して晴らす他に道はない!」グイグイ
隼鷹「いやいや、誤解だってば!だから降りなって!首吊るのやめろって!」グイグイ
提督&隼鷹「あっ!?」
ドッシャーン
陸奥「提督?お・は・よ♪昨日徹夜だったからよく眠れ―」
提督&隼鷹「あ」←提督が全裸の隼鷹を押し倒している構図
陸奥「」ハイライトOFF
隼鷹(あ、やばい。あの眼はマジでやばい)
提督「誤解だ!」
陸奥「全砲門、斉射。撃て」ガシャン
提督「声に抑揚がないのが逆に怖―!!!」
ズドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ
※何とか生存できました。
【END】
205: 2015/08/01(土) 21:45:35.74 ID:Tr3Imc/h0
【1日1人、キャラ紹介】
≪隼鷹≫
飛鷹型軽空母二番艦。艦娘No.66(改二はNo.208)。姉の飛鷹と同じく商船から空母へと改造された、数奇な運命を背負った艦娘。元商船だったからか、
日常の所々の所作に上品な気質が混じっているが、基本的に大雑把な言動が目立つ。超がつくほどの酒好きで、週四ぐらい飲み仲間の千歳や那智を誘って、
≪居酒屋・鳳翔≫で飲み会を催す。顔立ちもスタイルもいいので、髪を整えたら誰だかわからないほどの美人になる。商船への未練は断ち切れたらしい。
好きな言葉は『酒は天の美禄』。
≪隼鷹≫
飛鷹型軽空母二番艦。艦娘No.66(改二はNo.208)。姉の飛鷹と同じく商船から空母へと改造された、数奇な運命を背負った艦娘。元商船だったからか、
日常の所々の所作に上品な気質が混じっているが、基本的に大雑把な言動が目立つ。超がつくほどの酒好きで、週四ぐらい飲み仲間の千歳や那智を誘って、
≪居酒屋・鳳翔≫で飲み会を催す。顔立ちもスタイルもいいので、髪を整えたら誰だかわからないほどの美人になる。商船への未練は断ち切れたらしい。
好きな言葉は『酒は天の美禄』。
215: 2015/08/02(日) 21:03:12.32 ID:vbVe/jSr0
こんばんは、>>1です。
キリ番安価の結果、陸奥の新妻奮闘、秋月、瑞鶴&翔鶴になりました。
今日は、>>207の陸奥の新妻奮闘、>>208の秋月散財するを書いていきたいと思います。
それでは、投下します。
キリ番安価の結果、陸奥の新妻奮闘、秋月、瑞鶴&翔鶴になりました。
今日は、>>207の陸奥の新妻奮闘、>>208の秋月散財するを書いていきたいと思います。
それでは、投下します。
216: 2015/08/02(日) 21:17:02.22 ID:vbVe/jSr0
【新妻】>>2レス以上続きます。
―10時、戦艦寮・休憩室―
陸奥(やっぱり、鎮守府は女の子ばっかりだから、あんなトラブルも起きるものよね…)
陸奥(……思えば、私、提督の妻として、やるべき事をしてるかしら…)
陸奥(……してないわ…。だから、皆に埋もれちゃうのかな…)
陸奥(ここは、奥さんらしい事をして、提督に喜んでもらおう!)
―12時過ぎ、執務室―
提督「ふぃ~…ちょっと休憩っと。ご飯にしようかな…」
コンコン
提督「はい?」
陸奥「失礼するわね、提督」ガチャ
提督「陸奥?何かあったのか?」
陸奥「トラブルじゃないわ。これよ、これ」スッ
提督「ん?それは……弁当箱か?」
陸奥「提督のために、作ってきたのよ?食べてくれるかしら?」
提督「えっ、本当か!そりゃ嬉しいな~。でも、言ってくれれば…」
陸奥「事前に言ってちゃ、何か意外性がないでしょ?だからよ」
提督「……ありがとうな。俺なんかのために」
陸奥「別に気にしなくていいわよ」
提督「じゃあ早速…」カパ
提督「おお、美味しそう……」
陸奥「でしょ?腕によりをかけたんだから。それじゃ…」ヒョイ
提督「ん?何を……」
陸奥「あーん♪」
提督「……あーん」パクッ
陸奥「味はどう?
提督「…………」ナデナデ
陸奥「あっ…何で頭をなでるの!?」
提督「それくらい美味しいって事だよ、うん。すごい美味しい」
陸奥「……ふふっ、ありがと」
―10時、戦艦寮・休憩室―
陸奥(やっぱり、鎮守府は女の子ばっかりだから、あんなトラブルも起きるものよね…)
陸奥(……思えば、私、提督の妻として、やるべき事をしてるかしら…)
陸奥(……してないわ…。だから、皆に埋もれちゃうのかな…)
陸奥(ここは、奥さんらしい事をして、提督に喜んでもらおう!)
―12時過ぎ、執務室―
提督「ふぃ~…ちょっと休憩っと。ご飯にしようかな…」
コンコン
提督「はい?」
陸奥「失礼するわね、提督」ガチャ
提督「陸奥?何かあったのか?」
陸奥「トラブルじゃないわ。これよ、これ」スッ
提督「ん?それは……弁当箱か?」
陸奥「提督のために、作ってきたのよ?食べてくれるかしら?」
提督「えっ、本当か!そりゃ嬉しいな~。でも、言ってくれれば…」
陸奥「事前に言ってちゃ、何か意外性がないでしょ?だからよ」
提督「……ありがとうな。俺なんかのために」
陸奥「別に気にしなくていいわよ」
提督「じゃあ早速…」カパ
提督「おお、美味しそう……」
陸奥「でしょ?腕によりをかけたんだから。それじゃ…」ヒョイ
提督「ん?何を……」
陸奥「あーん♪」
提督「……あーん」パクッ
陸奥「味はどう?
提督「…………」ナデナデ
陸奥「あっ…何で頭をなでるの!?」
提督「それくらい美味しいって事だよ、うん。すごい美味しい」
陸奥「……ふふっ、ありがと」
217: 2015/08/02(日) 21:34:08.25 ID:vbVe/jSr0
―15時、洗濯機室―
陸奥「んしょっ……やっぱり洗濯物は多いわね……」ガサゴソ
陸奥「あら、提督の軍服……予備のかしら?」
陸奥「……………………」スンスン
陸奥「……少しだけど、提督の匂いが残ってる…いい匂い……」
陸奥「って、これじゃ私変Oみたいじゃない!!」バッ
陸奥「あ……落としちゃった……また洗わなきゃ……」
―18時、執務室―
提督「ふぃ~……仕事もあと少しだな…」コキコキ
陸奥「お疲れさま、提督。お茶どうぞ」コト
提督「ああ、ありがとう」コキッ
陸奥「肩、揉んであげようか?」
提督「いいのか?それじゃあ………」
陸奥「了解♪」モミモミ
提督「……………なぁ、陸奥」
陸奥「なぁに?」モミモミ
提督「何かあったのか?」
陸奥「何が?」
提督「…なんか、急に弁当なんて作ってくれたり、洗濯もしてくれたり、今も……何かあったのか?」
陸奥「………改めて、提督の奥様カッコカリになってから何も奥様らしいことしてないな、って思ったから……」
提督「…………そんな事、ない」スクッ
陸奥「…提督?」
提督「いいか、陸奥」ギュッ
陸奥「あっ……」
提督「別に、特別奥さんらしい事なんてしなくてもいい。ただ、陸奥が俺のそばにいてくれるだけで、俺はもう十分だよ」
陸奥「提督……………んっ」
チュッ
提督「………………あ、今のは奥さんらしい事か?」
陸奥「……………考えていなかったわ///」
―同時刻、執務室のドア付近―
木曾「……今日の演習の報告書を出そうと思ったが……」ノゾキミ
木曾(………甘いッ、甘すぎるぞ…ッ!)
【END】
陸奥「んしょっ……やっぱり洗濯物は多いわね……」ガサゴソ
陸奥「あら、提督の軍服……予備のかしら?」
陸奥「……………………」スンスン
陸奥「……少しだけど、提督の匂いが残ってる…いい匂い……」
陸奥「って、これじゃ私変Oみたいじゃない!!」バッ
陸奥「あ……落としちゃった……また洗わなきゃ……」
―18時、執務室―
提督「ふぃ~……仕事もあと少しだな…」コキコキ
陸奥「お疲れさま、提督。お茶どうぞ」コト
提督「ああ、ありがとう」コキッ
陸奥「肩、揉んであげようか?」
提督「いいのか?それじゃあ………」
陸奥「了解♪」モミモミ
提督「……………なぁ、陸奥」
陸奥「なぁに?」モミモミ
提督「何かあったのか?」
陸奥「何が?」
提督「…なんか、急に弁当なんて作ってくれたり、洗濯もしてくれたり、今も……何かあったのか?」
陸奥「………改めて、提督の奥様カッコカリになってから何も奥様らしいことしてないな、って思ったから……」
提督「…………そんな事、ない」スクッ
陸奥「…提督?」
提督「いいか、陸奥」ギュッ
陸奥「あっ……」
提督「別に、特別奥さんらしい事なんてしなくてもいい。ただ、陸奥が俺のそばにいてくれるだけで、俺はもう十分だよ」
陸奥「提督……………んっ」
チュッ
提督「………………あ、今のは奥さんらしい事か?」
陸奥「……………考えていなかったわ///」
―同時刻、執務室のドア付近―
木曾「……今日の演習の報告書を出そうと思ったが……」ノゾキミ
木曾(………甘いッ、甘すぎるぞ…ッ!)
【END】
218: 2015/08/02(日) 21:48:35.65 ID:vbVe/jSr0
【汚染】
―15時過ぎ、≪甘味処・間宮≫―
綾波「こんにちは~」
秋月「こんにちは!」
間宮「はい、いらっしゃいませ~。何にしますか?」
綾波「えーっと……私は、かき氷いちご味で!」
間宮「秋月ちゃんは?」
秋月「秋月は……ソフトクリーム、抹茶味でお願いします!」
間宮「分かったわ。それじゃあ、ちょっと待ってね~」
―16時前、≪万屋・明石≫―
明石「いらっしゃいませ、明石の酒保へようこそ!どれにしますか?」
秋月「そうですね…ボールペンをいただけますか?」
明石「ありがとうございますー!お代は、400円ですー」
秋月「はい、これでお願いします」スッ
明石「はい、1000円のお預かりで、600円のお返しですー」
―18時、駆逐艦寮・休憩室―
秋月「秋月…とんでもない事に気づいてしまいました………」
綾波「ど、どうかしたの…?」
秋月「秋月…最近金遣いが荒くなってしまった気がして………!」
綾波「え?そうかしら…」
秋月「今日の‶あいすくりーむ‶はもちろんの事、普段使っていた万年筆がまだ綺麗にすれば使えたというのに酒保で新しいボールペンを買ってしまい…
挙句500円玉があるというのに、1000円札を躊躇なく使ってしまうという始末…!」
綾波「そ、そこまで思いつめる事じゃ…」
秋月「この秋月……自分の金遣いの荒さに失望してしまいました…。かつては質素な生活をしていたから、贅沢はなるべくしないよう心掛けていたのに…
最近になってからはもう贅沢の限りを…………!」
綾波「そ、そこまで贅沢かなぁ…」
秋月「贅沢も贅沢です!暑い時なんて、‶あいす‶など食べず氷をなめればいいだけの事!万年筆も、インクが無くなるまで使えばよかったというのに…!
この鎮守府の雰囲気にのまれてしまいました…迂闊…」
綾波「ええと………」
秋月「こうなっては……今月はもうお金を使わずに生活します!」ガタッ
綾波「1か月0円生活!?芸能人でもないのに無理ですってば!」ガシッ
秋月「離してください!この秋月、欲を断ち切ります!」
綾波「やめてー!」
【END】
―15時過ぎ、≪甘味処・間宮≫―
綾波「こんにちは~」
秋月「こんにちは!」
間宮「はい、いらっしゃいませ~。何にしますか?」
綾波「えーっと……私は、かき氷いちご味で!」
間宮「秋月ちゃんは?」
秋月「秋月は……ソフトクリーム、抹茶味でお願いします!」
間宮「分かったわ。それじゃあ、ちょっと待ってね~」
―16時前、≪万屋・明石≫―
明石「いらっしゃいませ、明石の酒保へようこそ!どれにしますか?」
秋月「そうですね…ボールペンをいただけますか?」
明石「ありがとうございますー!お代は、400円ですー」
秋月「はい、これでお願いします」スッ
明石「はい、1000円のお預かりで、600円のお返しですー」
―18時、駆逐艦寮・休憩室―
秋月「秋月…とんでもない事に気づいてしまいました………」
綾波「ど、どうかしたの…?」
秋月「秋月…最近金遣いが荒くなってしまった気がして………!」
綾波「え?そうかしら…」
秋月「今日の‶あいすくりーむ‶はもちろんの事、普段使っていた万年筆がまだ綺麗にすれば使えたというのに酒保で新しいボールペンを買ってしまい…
挙句500円玉があるというのに、1000円札を躊躇なく使ってしまうという始末…!」
綾波「そ、そこまで思いつめる事じゃ…」
秋月「この秋月……自分の金遣いの荒さに失望してしまいました…。かつては質素な生活をしていたから、贅沢はなるべくしないよう心掛けていたのに…
最近になってからはもう贅沢の限りを…………!」
綾波「そ、そこまで贅沢かなぁ…」
秋月「贅沢も贅沢です!暑い時なんて、‶あいす‶など食べず氷をなめればいいだけの事!万年筆も、インクが無くなるまで使えばよかったというのに…!
この鎮守府の雰囲気にのまれてしまいました…迂闊…」
綾波「ええと………」
秋月「こうなっては……今月はもうお金を使わずに生活します!」ガタッ
綾波「1か月0円生活!?芸能人でもないのに無理ですってば!」ガシッ
秋月「離してください!この秋月、欲を断ち切ります!」
綾波「やめてー!」
【END】
219: 2015/08/02(日) 21:57:35.06 ID:vbVe/jSr0
【艦娘達の夜】
―21時半過ぎ、執務室―
提督「あー、やっと終わった!」バサッ
陸奥「お疲れ様、提督」
提督「さてと、消灯時間も近いし、仕事も片付いたし、陸奥ももう部屋に戻っていいぞ?」
陸奥「待って。もう少し、貴方のそばにいさせて?」
提督「……仕方ないな…」
―十数分後、提督の私室―
陸奥「……………」ギュー
提督「…そばにいてもいい、とは言ったが…抱き付いてくる事はないだろ……」
陸奥「いいじゃない、それとも、提督は嫌?」
提督「嫌じゃないが……って、もうすぐ消灯時間だぞ?ほら、戻れ」
陸奥「ちぇー…じゃあ、明日もまたよろしくね~」
提督「ああ、よろしく。それじゃ、お休みな」
陸奥「それじゃ、お休み♪」
―数分後、戦艦寮・長門&陸奥の部屋―
長門「む?また提督のところにいたのか」←寝間着
陸奥「まぁね。それより、長門姉はまだ起きていたの?」
長門「当たり前だ、まだお前が帰ってきてなかったからな」
陸奥「あら、待っててくれたの?ありがとうね」
長門「ふん、それより、もうすぐ消灯だ。寝るぞ」
陸奥「はーい、それじゃあお休みなさい」←寝間着
長門「ああ、お休み」
パチッ
陸奥の場合:寝る前まで提督のそばにいる。しかし寝る場所はほぼ毎日長門と同室で寝ている。だが、たまに提督と一緒に提督の部屋で寝る事も。
―21時半過ぎ、執務室―
提督「あー、やっと終わった!」バサッ
陸奥「お疲れ様、提督」
提督「さてと、消灯時間も近いし、仕事も片付いたし、陸奥ももう部屋に戻っていいぞ?」
陸奥「待って。もう少し、貴方のそばにいさせて?」
提督「……仕方ないな…」
―十数分後、提督の私室―
陸奥「……………」ギュー
提督「…そばにいてもいい、とは言ったが…抱き付いてくる事はないだろ……」
陸奥「いいじゃない、それとも、提督は嫌?」
提督「嫌じゃないが……って、もうすぐ消灯時間だぞ?ほら、戻れ」
陸奥「ちぇー…じゃあ、明日もまたよろしくね~」
提督「ああ、よろしく。それじゃ、お休みな」
陸奥「それじゃ、お休み♪」
―数分後、戦艦寮・長門&陸奥の部屋―
長門「む?また提督のところにいたのか」←寝間着
陸奥「まぁね。それより、長門姉はまだ起きていたの?」
長門「当たり前だ、まだお前が帰ってきてなかったからな」
陸奥「あら、待っててくれたの?ありがとうね」
長門「ふん、それより、もうすぐ消灯だ。寝るぞ」
陸奥「はーい、それじゃあお休みなさい」←寝間着
長門「ああ、お休み」
パチッ
陸奥の場合:寝る前まで提督のそばにいる。しかし寝る場所はほぼ毎日長門と同室で寝ている。だが、たまに提督と一緒に提督の部屋で寝る事も。
220: 2015/08/02(日) 22:08:24.82 ID:vbVe/jSr0
【1日1人、キャラ紹介】
≪秋月≫
秋月型駆逐艦一番艦。艦娘No.221。非常に優れた対空性能を誇る艦載機絶対頃すウーマン。その雰囲気と身長の高さから、駆逐艦の皆からは頼れる先輩、
少し年上のお姉さんといった感じで接されている。かつては質素な生活をしていたせいか、贅沢をする事に拒否感を感じていたが、最近は少し贅沢気味。
瑞鶴・翔鶴からは、着任当初恐れられていたが、軍艦だった頃の記録を見直し、2人とは仲良くなった。
好きな言葉は『衣食足りて礼節を知る』。
≪秋月≫
秋月型駆逐艦一番艦。艦娘No.221。非常に優れた対空性能を誇る艦載機絶対頃すウーマン。その雰囲気と身長の高さから、駆逐艦の皆からは頼れる先輩、
少し年上のお姉さんといった感じで接されている。かつては質素な生活をしていたせいか、贅沢をする事に拒否感を感じていたが、最近は少し贅沢気味。
瑞鶴・翔鶴からは、着任当初恐れられていたが、軍艦だった頃の記録を見直し、2人とは仲良くなった。
好きな言葉は『衣食足りて礼節を知る』。
227: 2015/08/03(月) 21:12:37.84 ID:u0+9b1CR0
【被害担当艦】
―15時、執務室―
古鷹「―翔鶴が大破、他は損傷軽微です」
提督「ふむ…翔鶴の被弾率が滅茶苦茶高いな…」
―翌日10時、執務室―
提督「次の出撃では、瑞鶴と翔鶴を同じ艦隊にしようと思う」
瑞鶴「あのさ、提督さん。ちょっといい?」
提督「なんだ?」
瑞鶴「どうして今まで、私と翔鶴姉を一緒の艦隊にしなかったの?」
提督「ああ、理由は簡単だよ。お前が翔鶴と同じ艦隊になると、翔鶴に甘えるだろ」
瑞鶴「あ、甘える~!?」
翔鶴「それは…確かにありますね…。艦載機発艦を手伝ってとせがまれた事もありますし…」
瑞鶴「翔鶴姉!それは言わないでって言ったでしょ!?」
提督「まあ、理由はさっきの奴のほかに、翔鶴にもほかの空母達と仲良くなってもらいたかったからだよ。瑞鶴は加賀と和解してからは、空母の皆と、
仲良くなれたからな」
翔鶴「そう…でしたか……」
提督「さらに、だ」
翔鶴&瑞鶴「?」
提督「運のめちゃ高い瑞鶴と、運のめちゃ低い翔鶴が一緒の艦隊になったら、運がトントンになって翔鶴が被弾する確率も下がると思って」
瑞鶴「何その超絶理論」
翔鶴「信用性に欠けますね……」
提督「まあ、いいや。今日の11時に、翔鶴旗艦で、瑞鶴・長門・霧島・青葉・衣笠を連れて、アルフォンシーノ方面へ行ってくれ」
翔鶴「わ、分かりました…」
瑞鶴(この提督さん、頭がいいのか悪いのかどっちなのかわからないなぁ…)
―数時間後、アルフォンシーノ方面・Gマス(深海棲艦泊地艦隊)―
瑞鶴(まあ、翔鶴姉と一緒に出撃できるだけで、いいかな?)
翔鶴「瑞鶴!何をぼんやりしてるの!早くしないと制空権をとられて―」
瑞鶴「あ、翔鶴姉危ない!」
翔鶴「へっ?」
ドゴオオオオオオオオオン
翔鶴「やあああああああっ!?」中破
瑞鶴「翔鶴姉!」
―数時間後、執務室―
提督「まあ、そうなるだろうと思ったよ。薄々」
翔鶴&瑞鶴「ひどい(です)!!」
【END】
228: 2015/08/03(月) 21:23:38.87 ID:u0+9b1CR0
【蚊取り線香】
―14時、執務室―
提督「……………」カリカリカリカリ
プ~ン
提督「!!」ピクッ
トントン
提督「どうぞー」
香取「失礼いたします、提督。本日の演習の報告書を持ってまいりました」ギィ
提督「ああ、ありがとう。けど、ちょっと待ってくれ」ガサゴソ
香取「?」
提督「よいしょっと」コト
香取(それは…)
シュボッ
提督「うーん、やっぱりこれいい匂いだなぁ」
香取「……私の目の前で蚊取り線香をつけるとは…何かのジョークでしょうか?」
提督「いや、違うよ。さっき蚊の羽音が聞こえたから、ちょっと準備しないと、って思ったからだよ。決してお前を馬鹿にしたわけじゃない」
香取「そうでしたか……しかし、今時蚊取り線香ですか…ほかにもあるでしょう、蚊対策用品。アース○ーマットとか」
提督「けど俺は、この蚊取り線香の匂いが好きなんだよな」
香取「……まあ、確かに心地よい香りがしますが…」スンスン
提督「だろ?」
コンコン
提督「はーい」
球磨「失礼するクマ。キス島沖出撃の報告に来たクマ」ガチャ
提督「ああ、お疲れ様。けど、香取の報告が終わってからでいいかな?」
球磨「分かったクマ…って、この匂いは蚊取り線香かクマ?」
香取「ええ、そうですよ」
球磨「……香取が…蚊取り線香…ぷひっ」
香取「」ピクッ
球磨「あははははははははっははあはは!!か、香取っ、蚊取り線香の香取~ッ!!」
香取「…………これは、‶再教育‶が必要なようですね~…」ペッシンペッシン
提督(俺知ーらないっと)
球磨「ああははは、ははは―クマアアアアアアアアアアアア!!?」
香取「!?」ビクッ
球磨「刺されたクマ!蚊に刺されたクマー!!痒い痒い痒い痒い!!!虫刺されの薬ほしいクマー!!」ポリポリポリ
香取「……あげませんよ。私を馬鹿にした事を懺悔すれば、差し出してあげない事もないです」
提督(…再教育のつもりか…?)
【END】
―14時、執務室―
提督「……………」カリカリカリカリ
プ~ン
提督「!!」ピクッ
トントン
提督「どうぞー」
香取「失礼いたします、提督。本日の演習の報告書を持ってまいりました」ギィ
提督「ああ、ありがとう。けど、ちょっと待ってくれ」ガサゴソ
香取「?」
提督「よいしょっと」コト
香取(それは…)
シュボッ
提督「うーん、やっぱりこれいい匂いだなぁ」
香取「……私の目の前で蚊取り線香をつけるとは…何かのジョークでしょうか?」
提督「いや、違うよ。さっき蚊の羽音が聞こえたから、ちょっと準備しないと、って思ったからだよ。決してお前を馬鹿にしたわけじゃない」
香取「そうでしたか……しかし、今時蚊取り線香ですか…ほかにもあるでしょう、蚊対策用品。アース○ーマットとか」
提督「けど俺は、この蚊取り線香の匂いが好きなんだよな」
香取「……まあ、確かに心地よい香りがしますが…」スンスン
提督「だろ?」
コンコン
提督「はーい」
球磨「失礼するクマ。キス島沖出撃の報告に来たクマ」ガチャ
提督「ああ、お疲れ様。けど、香取の報告が終わってからでいいかな?」
球磨「分かったクマ…って、この匂いは蚊取り線香かクマ?」
香取「ええ、そうですよ」
球磨「……香取が…蚊取り線香…ぷひっ」
香取「」ピクッ
球磨「あははははははははっははあはは!!か、香取っ、蚊取り線香の香取~ッ!!」
香取「…………これは、‶再教育‶が必要なようですね~…」ペッシンペッシン
提督(俺知ーらないっと)
球磨「ああははは、ははは―クマアアアアアアアアアアアア!!?」
香取「!?」ビクッ
球磨「刺されたクマ!蚊に刺されたクマー!!痒い痒い痒い痒い!!!虫刺されの薬ほしいクマー!!」ポリポリポリ
香取「……あげませんよ。私を馬鹿にした事を懺悔すれば、差し出してあげない事もないです」
提督(…再教育のつもりか…?)
【END】
229: 2015/08/03(月) 21:35:57.46 ID:u0+9b1CR0
【助っ人】
―15時、≪甘味処・間宮≫―
提督「こんちはー」
間宮「あら、提督。いらっしゃいませ」
提督「かき氷、頼めますか?味はイチゴで」
間宮「分かりました。では、少々お待ちくださいませ~」パタパタ
提督(この前は利根に奢っただけで食べられなかったけど…今日は普通に食べようかな)
宗谷「提督!お待たせしました!かき氷・いちご味です!」コトッ
提督「あれ、宗谷?」
宗谷「はい、宗谷です!」
提督「なんでお前、ここで働いてるの?」
伊良湖「実は、宗谷さん、アイスとかお菓子とかをを作るのがお上手なんですよ~。ですから、暇なときはこちらで手伝っていただいてるんです」
提督「そうだったのか…。じゃあ、一口」パクッ
提督「ん~!!美味い!」
宗谷「ありがとうございます。テレビでやってた美味しいかき氷の作り方をやってみたんですけど、褒めてくださって嬉しいです!」
伊良湖「それと、宗谷さんはかき氷の作り方も面白いんですよ?」
提督「ん?」
―数分後、厨房―
伊良湖「宗谷さーん、榛名さんにかき氷メロン味、1つでーす!」
宗谷「分かりました!」
ゴトッ
提督(ん?氷の塊?今からかき氷器にかけるのか?」
宗谷「せいやっ!!」ブン
ガッゴォォォォォォォォン!!!
提督(殴ったー!?そして砕いたー!?)
宗谷「続いて……」スッ
提督(今度は、包丁を2丁?)
宗谷「ららららららららららららららららら!!!
スパパパパパパパパパパパパパパパパパパ
提督「」
宗谷「ふう、これで氷は出来ました!」
宗谷「ここでメロンのシロップを…」トポトポ
宗谷「はい、できました!」
伊良湖「ありがとうございます!」
宗谷「…ふぅ。いかがでしたか?」
提督(……怖い……)
【END】
―15時、≪甘味処・間宮≫―
提督「こんちはー」
間宮「あら、提督。いらっしゃいませ」
提督「かき氷、頼めますか?味はイチゴで」
間宮「分かりました。では、少々お待ちくださいませ~」パタパタ
提督(この前は利根に奢っただけで食べられなかったけど…今日は普通に食べようかな)
宗谷「提督!お待たせしました!かき氷・いちご味です!」コトッ
提督「あれ、宗谷?」
宗谷「はい、宗谷です!」
提督「なんでお前、ここで働いてるの?」
伊良湖「実は、宗谷さん、アイスとかお菓子とかをを作るのがお上手なんですよ~。ですから、暇なときはこちらで手伝っていただいてるんです」
提督「そうだったのか…。じゃあ、一口」パクッ
提督「ん~!!美味い!」
宗谷「ありがとうございます。テレビでやってた美味しいかき氷の作り方をやってみたんですけど、褒めてくださって嬉しいです!」
伊良湖「それと、宗谷さんはかき氷の作り方も面白いんですよ?」
提督「ん?」
―数分後、厨房―
伊良湖「宗谷さーん、榛名さんにかき氷メロン味、1つでーす!」
宗谷「分かりました!」
ゴトッ
提督(ん?氷の塊?今からかき氷器にかけるのか?」
宗谷「せいやっ!!」ブン
ガッゴォォォォォォォォン!!!
提督(殴ったー!?そして砕いたー!?)
宗谷「続いて……」スッ
提督(今度は、包丁を2丁?)
宗谷「ららららららららららららららららら!!!
スパパパパパパパパパパパパパパパパパパ
提督「」
宗谷「ふう、これで氷は出来ました!」
宗谷「ここでメロンのシロップを…」トポトポ
宗谷「はい、できました!」
伊良湖「ありがとうございます!」
宗谷「…ふぅ。いかがでしたか?」
提督(……怖い……)
【END】
230: 2015/08/03(月) 21:42:09.66 ID:u0+9b1CR0
【1日1人、キャラ紹介】
≪宗谷≫
南極観測船(砕氷艦)。艦娘No.Error-3。工廠妖精さんの気まぐれによって生み出されたエラー艦娘の1人。伊401を建造する際、伊401建造確定と同時に、
2つ目の大型建造ドックで建造された。軍艦の時の出身地がソ連だったからか、たまに響と一緒にいる事がある。赤道を越えたり極寒の南極へ行ったりと、
寒さと暑さに耐え抜いてきた故、非常に忍耐強い艦娘。素の身体能力が滅茶苦茶高く、その強さは赤城の肩を少し叩いたで大破にさせるほど。当然ながら、
>>1のオリジナル艦娘で、2015年8月3日現在ゲームには実装されていない。
好きな言葉は『心頭滅却すれば火もまた涼し』。
≪宗谷≫
南極観測船(砕氷艦)。艦娘No.Error-3。工廠妖精さんの気まぐれによって生み出されたエラー艦娘の1人。伊401を建造する際、伊401建造確定と同時に、
2つ目の大型建造ドックで建造された。軍艦の時の出身地がソ連だったからか、たまに響と一緒にいる事がある。赤道を越えたり極寒の南極へ行ったりと、
寒さと暑さに耐え抜いてきた故、非常に忍耐強い艦娘。素の身体能力が滅茶苦茶高く、その強さは赤城の肩を少し叩いたで大破にさせるほど。当然ながら、
>>1のオリジナル艦娘で、2015年8月3日現在ゲームには実装されていない。
好きな言葉は『心頭滅却すれば火もまた涼し』。
240: 2015/08/04(火) 21:47:10.83 ID:6XK3ATJy0
こんばんは、>>1です。
本日は、不慮のトラブルで投下が遅くなってしまいました。大変申し訳ございません。
多数決の結果ですが、オリジナル艦娘は登場と言う事になりました。
今日はそのオリジナル艦娘登場の前段階の話に加え、リクエストにあったわるさめ、天津風+αの話を書いていきます。
では、投下します。
本日は、不慮のトラブルで投下が遅くなってしまいました。大変申し訳ございません。
多数決の結果ですが、オリジナル艦娘は登場と言う事になりました。
今日はそのオリジナル艦娘登場の前段階の話に加え、リクエストにあったわるさめ、天津風+αの話を書いていきます。
では、投下します。
241: 2015/08/04(火) 22:05:31.95 ID:6XK3ATJy0
【仲間】
―13時、特別艦娘寮・駆逐棲姫(わるさめ)の部屋―
駆逐棲姫(以下わるさめ)「………はぁ、今日もまた暑いな……」
コンコン
わるさめ「どうぞー」
ガチャ
白露「わるさめちゃん、失礼するよ~!」
わるさめ「!?ど、どうしたんだ一体!?」
時雨「わるさめちゃん、この後って暇?」
わるさめ「?なんだ、唐突に」
村雨「いいから答えて?」
わるさめ「……暇、ではない」
夕立「じゃあ私達と一緒に水遊びでもしましょー!」
わるさめ「えっ…でも……」
春雨「でも、何?」ジッ
わるさめ「………いや、別に……」
春雨「もしかして、わるさめちゃん…私達と一緒に遊ぶの、イヤ?」
わるさめ「う………そういうわけでは……」
白露「じゃあ一緒に遊ぼう!」
わるさめ「う、うむ………………」
―数時間後、執務室―
提督「皆との水遊びは楽しかったか?」
わるさめ「……提督、少し聞いていいか?」
提督「ん?」
わるさめ「…なぜ、私は優しくされているんだ?」
提督「………………」
わるさめ「私は本来深海棲艦の1人…。人類の敵とされる存在だ…。一度はお前たちとも刃を交えた関係でもある…。それなのに、どうしてここの皆は…
私に優しく接してくれる?」
提督「なんだ、そんな質問か」
わるさめ「……なに?」
提督「そんなの、当たり前だろ。お前は、俺たちの仲間だからだよ」
わるさめ「…………仲間?」
提督「そう、仲間だ。お前は、かつて沈んだ艦娘・春雨の生まれ変わりだと言ったな?そして、元いた鎮守府に戻りたいと。だから、俺たちはせめてと、
お前を俺たちの鎮守府に新たな仲間として受け入れて、お前の心の傷を埋めたいと思った。そんな風に、お前を救いたい、助けたいと願うのは、
お前を仲間だと思ってるからだよ」
わるさめ「…!!」
提督「お前は俺たちの仲間だ。かけがえのない仲間だ。仲間なら、助け合い、優しくし合うのが当然だろ?」
わるさめ「………そう、か」
提督「?」
わるさめ「………仲間、か。良い響きだよ。とても、暖かい」グスッ
【END】
―13時、特別艦娘寮・駆逐棲姫(わるさめ)の部屋―
駆逐棲姫(以下わるさめ)「………はぁ、今日もまた暑いな……」
コンコン
わるさめ「どうぞー」
ガチャ
白露「わるさめちゃん、失礼するよ~!」
わるさめ「!?ど、どうしたんだ一体!?」
時雨「わるさめちゃん、この後って暇?」
わるさめ「?なんだ、唐突に」
村雨「いいから答えて?」
わるさめ「……暇、ではない」
夕立「じゃあ私達と一緒に水遊びでもしましょー!」
わるさめ「えっ…でも……」
春雨「でも、何?」ジッ
わるさめ「………いや、別に……」
春雨「もしかして、わるさめちゃん…私達と一緒に遊ぶの、イヤ?」
わるさめ「う………そういうわけでは……」
白露「じゃあ一緒に遊ぼう!」
わるさめ「う、うむ………………」
―数時間後、執務室―
提督「皆との水遊びは楽しかったか?」
わるさめ「……提督、少し聞いていいか?」
提督「ん?」
わるさめ「…なぜ、私は優しくされているんだ?」
提督「………………」
わるさめ「私は本来深海棲艦の1人…。人類の敵とされる存在だ…。一度はお前たちとも刃を交えた関係でもある…。それなのに、どうしてここの皆は…
私に優しく接してくれる?」
提督「なんだ、そんな質問か」
わるさめ「……なに?」
提督「そんなの、当たり前だろ。お前は、俺たちの仲間だからだよ」
わるさめ「…………仲間?」
提督「そう、仲間だ。お前は、かつて沈んだ艦娘・春雨の生まれ変わりだと言ったな?そして、元いた鎮守府に戻りたいと。だから、俺たちはせめてと、
お前を俺たちの鎮守府に新たな仲間として受け入れて、お前の心の傷を埋めたいと思った。そんな風に、お前を救いたい、助けたいと願うのは、
お前を仲間だと思ってるからだよ」
わるさめ「…!!」
提督「お前は俺たちの仲間だ。かけがえのない仲間だ。仲間なら、助け合い、優しくし合うのが当然だろ?」
わるさめ「………そう、か」
提督「?」
わるさめ「………仲間、か。良い響きだよ。とても、暖かい」グスッ
【END】
242: 2015/08/04(火) 22:12:18.08 ID:6XK3ATJy0
【風】
―14時、執務室―
ヒュゥゥゥゥゥゥゥゥ
天津風「…いい風ね…」
提督「ああ、そうだな。今、すごい暑いけど、こういう時の涼しい風って気持ちいいよな」
天津風「ええ…。それに、猛暑の暑さと風が合わさって、生暖かい風が顔に当たる…気持ちいいわね」
提督「それ気持ちいいのか?」
―15時、海上演習場―
島風「速い速―――――――――――――――――――――――――――い!!」
ザァァァァァァァァァァァァァァァァァ
天津風「離せっ、離しなさいっ、島風ッ!!」グイグイ
島風「いいじゃん別にー!一緒にこの風を感じようよー!スピードの向こうへぇぇぇぇぇぇ!!」ギュゥゥゥゥゥゥゥゥゥン
天津風(痛いっ!!風がすごく痛いっ!!それに暑さと海水の湿気のせいで気持ち悪い!!)
島風「ねえ天津風ー!」
天津風「何ー!?」
島風「いい風来てるー?」
天津風「来るかッ!!」
―17時、執務室―
フォォォォォォォォォ
天津風「……ふぅ、落ち着く……とてもいい風ね……」
提督「クーラーの風がか?」
天津風「うっさい!!」
【END】
―14時、執務室―
ヒュゥゥゥゥゥゥゥゥ
天津風「…いい風ね…」
提督「ああ、そうだな。今、すごい暑いけど、こういう時の涼しい風って気持ちいいよな」
天津風「ええ…。それに、猛暑の暑さと風が合わさって、生暖かい風が顔に当たる…気持ちいいわね」
提督「それ気持ちいいのか?」
―15時、海上演習場―
島風「速い速―――――――――――――――――――――――――――い!!」
ザァァァァァァァァァァァァァァァァァ
天津風「離せっ、離しなさいっ、島風ッ!!」グイグイ
島風「いいじゃん別にー!一緒にこの風を感じようよー!スピードの向こうへぇぇぇぇぇぇ!!」ギュゥゥゥゥゥゥゥゥゥン
天津風(痛いっ!!風がすごく痛いっ!!それに暑さと海水の湿気のせいで気持ち悪い!!)
島風「ねえ天津風ー!」
天津風「何ー!?」
島風「いい風来てるー?」
天津風「来るかッ!!」
―17時、執務室―
フォォォォォォォォォ
天津風「……ふぅ、落ち着く……とてもいい風ね……」
提督「クーラーの風がか?」
天津風「うっさい!!」
【END】
243: 2015/08/04(火) 22:25:35.27 ID:6XK3ATJy0
【一杯】
―20時過ぎ、執務室―
マジェンダ「ふぅ……」コクッ
マジェンダ「夜空には満月……こうして月を見ながらワインを飲むのも、いいものね…」
提督「マジェンダ……」
マジェンダ「みなまで言わなくていいのよ、提督。あなたも、あの月がきれいだと言いたいのでしょう?」
提督「そうじゃねぇ……」
マジェンダ「あら、じゃあ貴方もこのワインを飲みたいのかしら?それなら、部屋からグラスを……」
提督「ちょっと待てコラ」
マジェンダ「?どうしたのよ?もしかして、ワインよりも日本酒の方が好きだった?」
提督「いいか、マジェンダ」
マジェンダ「?」
提督「執務中にサボってワインを飲むな」
マジェンダ「だって、この書類片づけるの面倒くさいんだもの…」
提督「今はお前が秘書艦だ。秘書艦である以上、秘書としての仕事はしてもらわなくちゃならん」
マジェンダ「でも、こんな書類を何枚も何枚も書いてたら、腱鞘炎になっちゃうじゃない。手にインクも付いちゃうし、イヤな事ずくめじゃない」
提督「チッ…フランス人はストライキ大好きって噂は聞いていたが…ここまでとは…」
マジェンダ「まあ、ストライキはともかく、月を肴に一杯飲むのもいいものよ?」
提督「あのなぁ…今はまだ消灯時間前なんだぞ?執務室に駆逐艦の子たちが来る事だってある。せめて飲むなら、21時過ぎ頃から飲み始めろ」
マジェンダ「結局飲ませてくれるなんて、優しいのね」
提督「俺は、艦娘の趣味や楽しみを潰すような事はしない。というかそもそも、まだ鎮守府が動いている時間に、そんな鎮守府本館の中で、
堂々と酒飲む奴がいるはず―」
バアン
ビスマルク「おーい、提督ー!仕事頑張ってるー?息抜きに、ビールでも一杯飲みましょー!!///」←完全に酔っている
提督&マジェンダ「」
ビスマルク「えー?あれー?何ー?マジェンダもいたのー?というか、何でそんな意外そうな顔してんのよー?///」
提督「…ビスマルク、お前は真面目で謹厳実直な奴なんだよなぁ?なぁ?」
マジェンダ(ビスマルクって、こんな人だったっけ…)
【END】
―20時過ぎ、執務室―
マジェンダ「ふぅ……」コクッ
マジェンダ「夜空には満月……こうして月を見ながらワインを飲むのも、いいものね…」
提督「マジェンダ……」
マジェンダ「みなまで言わなくていいのよ、提督。あなたも、あの月がきれいだと言いたいのでしょう?」
提督「そうじゃねぇ……」
マジェンダ「あら、じゃあ貴方もこのワインを飲みたいのかしら?それなら、部屋からグラスを……」
提督「ちょっと待てコラ」
マジェンダ「?どうしたのよ?もしかして、ワインよりも日本酒の方が好きだった?」
提督「いいか、マジェンダ」
マジェンダ「?」
提督「執務中にサボってワインを飲むな」
マジェンダ「だって、この書類片づけるの面倒くさいんだもの…」
提督「今はお前が秘書艦だ。秘書艦である以上、秘書としての仕事はしてもらわなくちゃならん」
マジェンダ「でも、こんな書類を何枚も何枚も書いてたら、腱鞘炎になっちゃうじゃない。手にインクも付いちゃうし、イヤな事ずくめじゃない」
提督「チッ…フランス人はストライキ大好きって噂は聞いていたが…ここまでとは…」
マジェンダ「まあ、ストライキはともかく、月を肴に一杯飲むのもいいものよ?」
提督「あのなぁ…今はまだ消灯時間前なんだぞ?執務室に駆逐艦の子たちが来る事だってある。せめて飲むなら、21時過ぎ頃から飲み始めろ」
マジェンダ「結局飲ませてくれるなんて、優しいのね」
提督「俺は、艦娘の趣味や楽しみを潰すような事はしない。というかそもそも、まだ鎮守府が動いている時間に、そんな鎮守府本館の中で、
堂々と酒飲む奴がいるはず―」
バアン
ビスマルク「おーい、提督ー!仕事頑張ってるー?息抜きに、ビールでも一杯飲みましょー!!///」←完全に酔っている
提督&マジェンダ「」
ビスマルク「えー?あれー?何ー?マジェンダもいたのー?というか、何でそんな意外そうな顔してんのよー?///」
提督「…ビスマルク、お前は真面目で謹厳実直な奴なんだよなぁ?なぁ?」
マジェンダ(ビスマルクって、こんな人だったっけ…)
【END】
244: 2015/08/04(火) 22:37:50.86 ID:6XK3ATJy0
【ダ・カーポ】
―10時、工廠―
提督「頼む、明石。大型建造をしたいんだ」
明石「え?今度は誰を狙うんですか?」
提督「天城だ」
明石「ああ―え?」
提督「ん?何かおかしな所でも?」
明石「ありますよ!天城さんは2つ前の作戦の報酬艦娘で、建造はできないんです!それを大型建造で造ろうなんて無謀です!」
提督「いや、だって俺たちの鎮守府なんてリットリオやマジェンダ、宗谷なんてエラー艦娘を大型建造してるんだから、それくらいの艦娘を造るなんて、
わけないんじゃないのか?現に、友督なんてプリンツの建造に成功したくらいなんだし」
明石「造るのは私じゃないですよ!」
提督「なあ、頼む!一回だけ!」
明石「……はぁ、まあやってみてもいいですけど。後悔しても知りませんよ?」
提督「やった!ありがとう!資材は、燃料と弾薬が3500、鋼材とボーキが6000。開発資材は20で頼む」
明石「分かりましたっと。工廠妖精さん、ちょっといいですかー?」
工廠妖精「はいはーい、お呼びですかー?」
明石「提督が、大型建造をしたいと仰ってます」
工廠妖精「はいはい、分かりましたー。では、さっそく始めましょう!」
ガラガラガラ
明石「錬成炉に入れましたか?」
工廠妖精「大丈夫でーす!」
明石「それじゃ……」
明石&工廠妖精「Let's Dancing!!」
ポチットナ
[1号建造ドック(大型建造):残り07:29:56]
提督「なんなんだよおおおおおおおおおおおおお!!!またかぁ!!またエラー艦娘かよおおおおおおおおおおおおおお!!!もう沢山だあああああ!!」
明石「……一応、止めましたからね?」
工廠妖精「楽しみですねー!次はどんな方が来るんでしょうかねー?」
明石「そうですねー…どんな人かなー?」
提督「ああああああああああ……うわああああああああああああああああああああ……」
【続く】
―10時、工廠―
提督「頼む、明石。大型建造をしたいんだ」
明石「え?今度は誰を狙うんですか?」
提督「天城だ」
明石「ああ―え?」
提督「ん?何かおかしな所でも?」
明石「ありますよ!天城さんは2つ前の作戦の報酬艦娘で、建造はできないんです!それを大型建造で造ろうなんて無謀です!」
提督「いや、だって俺たちの鎮守府なんてリットリオやマジェンダ、宗谷なんてエラー艦娘を大型建造してるんだから、それくらいの艦娘を造るなんて、
わけないんじゃないのか?現に、友督なんてプリンツの建造に成功したくらいなんだし」
明石「造るのは私じゃないですよ!」
提督「なあ、頼む!一回だけ!」
明石「……はぁ、まあやってみてもいいですけど。後悔しても知りませんよ?」
提督「やった!ありがとう!資材は、燃料と弾薬が3500、鋼材とボーキが6000。開発資材は20で頼む」
明石「分かりましたっと。工廠妖精さん、ちょっといいですかー?」
工廠妖精「はいはーい、お呼びですかー?」
明石「提督が、大型建造をしたいと仰ってます」
工廠妖精「はいはい、分かりましたー。では、さっそく始めましょう!」
ガラガラガラ
明石「錬成炉に入れましたか?」
工廠妖精「大丈夫でーす!」
明石「それじゃ……」
明石&工廠妖精「Let's Dancing!!」
ポチットナ
[1号建造ドック(大型建造):残り07:29:56]
提督「なんなんだよおおおおおおおおおおおおお!!!またかぁ!!またエラー艦娘かよおおおおおおおおおおおおおお!!!もう沢山だあああああ!!」
明石「……一応、止めましたからね?」
工廠妖精「楽しみですねー!次はどんな方が来るんでしょうかねー?」
明石「そうですねー…どんな人かなー?」
提督「ああああああああああ……うわああああああああああああああああああああ……」
【続く】
245: 2015/08/04(火) 22:44:41.77 ID:6XK3ATJy0
【1日1人、キャラ紹介】
≪マジェンダ≫
マジェンダ級装甲艦一番艦。艦娘No.Error-2。リットリオに続く、妖精さんのきまぐれによって生み出されたエラー艦娘の1人。建造者は第伍鎮守府の、
交月提督。基本的には仲間思いで優しい性格だが、彼女の出身国・フランスがイギリス大嫌いなせいか、イギリスからの帰国子女・金剛との相性は、
出合い頭に殴り合いをするくらい最悪。ストライキが大好き。胃袋は比叡のカレーを食べても結構頑丈。しかし磯風&比叡のカレーには敵わなかった。
当然ながら>>1のオリジナル艦娘で、2015年8月4日現在ゲームには実装されていない。
好きな言葉は『行ける所まで行き、然るべき場所で氏ね』。
≪マジェンダ≫
マジェンダ級装甲艦一番艦。艦娘No.Error-2。リットリオに続く、妖精さんのきまぐれによって生み出されたエラー艦娘の1人。建造者は第伍鎮守府の、
交月提督。基本的には仲間思いで優しい性格だが、彼女の出身国・フランスがイギリス大嫌いなせいか、イギリスからの帰国子女・金剛との相性は、
出合い頭に殴り合いをするくらい最悪。ストライキが大好き。胃袋は比叡のカレーを食べても結構頑丈。しかし磯風&比叡のカレーには敵わなかった。
当然ながら>>1のオリジナル艦娘で、2015年8月4日現在ゲームには実装されていない。
好きな言葉は『行ける所まで行き、然るべき場所で氏ね』。
254: 2015/08/05(水) 21:14:56.18 ID:BNBVbjdV0
【大破】
―15時、カスガダマ沖・Aマス(敵前衛艦隊)―
ズドドドォォォォン
蒼龍「いきなりル級flagshipと対戦なんて……きつい…!」
長門「気をつけろ、蒼龍!お前はこの艦隊の要だ!だから簡単にやられるわけには―」
戦艦ル級flagship「オラァ!!」ゾッドドドドン
蒼龍「きゃああああああああっ!?」大破
利根「あ」
秋月「蒼龍先輩!」
蒼龍「皆…ごめんなさい……私が不甲斐ないばかりに……」
睦月「でも、蒼龍先輩…おっOいは隠した方がいいと思います……」
利根「うむ、あと前の部分も、な。流石に何も隠さないでいると、ただの痴女だぞ」
蒼龍「あっ…!!す、すみません!!///」
伊勢「仕方ないね……。この戦闘が終わったら鎮守府に帰投しよう。その時になったら秋月ちゃん、鎮守府に連絡してね?」
秋月「了解しました」
長門「そういえば、今週の秘書艦は飛龍だったな」
利根「そうか…なら…」
―数時間後、執務室―
長門「…以上が、今回の報告だ」
提督「…そうか、ご苦労様。けど、1つ教えてもらっていいかな」
長門「?」
提督「なぜ俺は何かの布きれで目を隠されているんだ」
飛龍「見ちゃだめだからね!」
蒼龍「あの…こちらを見ないでほしいです……」
飛龍「今蒼龍は、色々アブナイところもはみ出ちゃってるから!下手大事なところとかも見えちゃうんだから!絶対に見ちゃダメなんだからね!」
提督「いや、目隠しのせいで見えないし、後何それ、フリ?」
飛龍「違うッたら!」
提督「というか、そこまで見せたくないんだったら、先に蒼龍を入渠ドックへ行かせてやれよ」
長門&蒼龍&飛龍「!!」ハッ
提督「そんぐらい気付け!!」
【END】
―15時、カスガダマ沖・Aマス(敵前衛艦隊)―
ズドドドォォォォン
蒼龍「いきなりル級flagshipと対戦なんて……きつい…!」
長門「気をつけろ、蒼龍!お前はこの艦隊の要だ!だから簡単にやられるわけには―」
戦艦ル級flagship「オラァ!!」ゾッドドドドン
蒼龍「きゃああああああああっ!?」大破
利根「あ」
秋月「蒼龍先輩!」
蒼龍「皆…ごめんなさい……私が不甲斐ないばかりに……」
睦月「でも、蒼龍先輩…おっOいは隠した方がいいと思います……」
利根「うむ、あと前の部分も、な。流石に何も隠さないでいると、ただの痴女だぞ」
蒼龍「あっ…!!す、すみません!!///」
伊勢「仕方ないね……。この戦闘が終わったら鎮守府に帰投しよう。その時になったら秋月ちゃん、鎮守府に連絡してね?」
秋月「了解しました」
長門「そういえば、今週の秘書艦は飛龍だったな」
利根「そうか…なら…」
―数時間後、執務室―
長門「…以上が、今回の報告だ」
提督「…そうか、ご苦労様。けど、1つ教えてもらっていいかな」
長門「?」
提督「なぜ俺は何かの布きれで目を隠されているんだ」
飛龍「見ちゃだめだからね!」
蒼龍「あの…こちらを見ないでほしいです……」
飛龍「今蒼龍は、色々アブナイところもはみ出ちゃってるから!下手大事なところとかも見えちゃうんだから!絶対に見ちゃダメなんだからね!」
提督「いや、目隠しのせいで見えないし、後何それ、フリ?」
飛龍「違うッたら!」
提督「というか、そこまで見せたくないんだったら、先に蒼龍を入渠ドックへ行かせてやれよ」
長門&蒼龍&飛龍「!!」ハッ
提督「そんぐらい気付け!!」
【END】
255: 2015/08/05(水) 21:27:10.81 ID:BNBVbjdV0
【エラー艦娘】※地文あり、2レス以上続きます。
陽も傾いてきた頃。鎮守府の敷地内にある工廠には、夕陽の光が入口から差し込んでいる。
その工廠で、提督と明石、そして工廠妖精は、建造ドックの大きな鉄扉の前に立っていた。鉄扉の上部には、タイマーが設置されていてその時刻は、
[00:02:47]と表示され、徐々に時間が減っていっている。そして、鉄扉の中では何が行われているのか全く分からない。
提督「まさか……またエラー艦娘を引き受ける事になるなんてな…」
提督が、鉄扉から目を逸らさずにつぶやく。その言葉に、明石はあきれたような口調で返す。
明石「大体、任務報酬の艦娘を大型建造で手に入れようなんて、無茶な話ってもんですよ」
提督「だって、友督はプリンツをバグで建造できたっていうし…だったら何人もエラー艦娘をバグ建造できてるウチでもできるんじゃないかって思って…」
工廠妖精「でも、できませんでしたよねー」
工廠妖精が、提督の言い訳を聞いた後で、満面の笑みで提督に言葉を放つ。妖精さんはナチュラルにキツイ発言をするタイプもいるのだ。
そんな風に、しばし3人が冗談交じりにを談笑をしていると。
ビーッ!ビーッ!というブザーが、工廠に鳴り響く。艦娘の建造が終了した合図だ。鉄扉上部のタイマーも、[00:00:00]と示している。
アナウンス『大型建造が終了しました。第1建造ドック、扉が開錠します。ご注意ください』
そんなアナウンスと共に、大きな鉄扉が、ゴゴゴゴゴゴ、という音と共に開く。
提督「………………………」
提督は、身構えた。一体、どんな艦娘が来るのか。
明石は、鉄扉の向こう側をジッと睨む。
工廠妖精は、期待のまなざしを鉄扉の向こう側へ向ける。
そしてついに、鉄扉の向こうから、1人の女性が歩み出てきた。
陽も傾いてきた頃。鎮守府の敷地内にある工廠には、夕陽の光が入口から差し込んでいる。
その工廠で、提督と明石、そして工廠妖精は、建造ドックの大きな鉄扉の前に立っていた。鉄扉の上部には、タイマーが設置されていてその時刻は、
[00:02:47]と表示され、徐々に時間が減っていっている。そして、鉄扉の中では何が行われているのか全く分からない。
提督「まさか……またエラー艦娘を引き受ける事になるなんてな…」
提督が、鉄扉から目を逸らさずにつぶやく。その言葉に、明石はあきれたような口調で返す。
明石「大体、任務報酬の艦娘を大型建造で手に入れようなんて、無茶な話ってもんですよ」
提督「だって、友督はプリンツをバグで建造できたっていうし…だったら何人もエラー艦娘をバグ建造できてるウチでもできるんじゃないかって思って…」
工廠妖精「でも、できませんでしたよねー」
工廠妖精が、提督の言い訳を聞いた後で、満面の笑みで提督に言葉を放つ。妖精さんはナチュラルにキツイ発言をするタイプもいるのだ。
そんな風に、しばし3人が冗談交じりにを談笑をしていると。
ビーッ!ビーッ!というブザーが、工廠に鳴り響く。艦娘の建造が終了した合図だ。鉄扉上部のタイマーも、[00:00:00]と示している。
アナウンス『大型建造が終了しました。第1建造ドック、扉が開錠します。ご注意ください』
そんなアナウンスと共に、大きな鉄扉が、ゴゴゴゴゴゴ、という音と共に開く。
提督「………………………」
提督は、身構えた。一体、どんな艦娘が来るのか。
明石は、鉄扉の向こう側をジッと睨む。
工廠妖精は、期待のまなざしを鉄扉の向こう側へ向ける。
そしてついに、鉄扉の向こうから、1人の女性が歩み出てきた。
256: 2015/08/05(水) 21:45:14.79 ID:BNBVbjdV0
出てきたのは、黒髪をショートカットにした、長身の女性だった。身長は、金剛あたりと同じ程か。白と赤のツートンカラーの軍服を着ていて、
白い襷を左肩から右の脇腹にかけて掛けてる。珍しい事に、その艦娘は下もスカートではなくズボンだった。
その女性は、ビシリと足を正し、腕をピシッと日本の海軍の挨拶に倣って構える。
そして、挨拶を告げる。
ハプスブルク「Nagyon örülök(ナジョン ウルルク:初めまして)!私、ハプスブルク級戦艦ネームシップ・ハプスブルク!ヨーロッパの東欧の小国、
オーストリア=ハンガリー帝国で奮戦いたしました!その時の経験を活かして、この鎮守府でも頑張ります!」
提督、明石、工廠妖精の3人は、いまいちピンとこない表情を浮かべる。
明石「オーストリア=ハンガリー帝国……?」
明石がつぶやくと、ハプスブルクと名乗った艦娘は誇らしげに言う。
ハプスブルク「はい!音楽の歴史が深い東欧の国・オーストリアより、やってまいりました!」
ハプスブルクの説明を聞いても、提督たち3人の表情はまだ、ピンとこない。そして、提督がぽそりと、つぶやく。
提督「…なんていうか、微妙だな」
ハプスブルク「び、微妙!?」
工廠妖精「そうですねー…もっと有名な国ならまだしも、オーストリア=ハンガリー帝国なんて、何か微妙に覚えているような覚えていないような国…」
ハプスブルクは、口をパクパクと開ける。
それに加えて、明石がさらに続ける。
明石「というか、ハプスブルクさんて軍艦だった頃、ほとんど模擬戦や練習航海にしか出てないじゃないですか。微妙な経歴ですよね」
ハプスブルク「うぐっ!?」
提督「いや、ほんとに…総じて言うと…微妙」
提督の一言に、ハプスブルクは声を上げた。
ハプスブルク「微妙って言うなぁ!!」
こうして、微妙な感じのエラー艦娘、ハプスブルクが仲間に加わった。
【END】
白い襷を左肩から右の脇腹にかけて掛けてる。珍しい事に、その艦娘は下もスカートではなくズボンだった。
その女性は、ビシリと足を正し、腕をピシッと日本の海軍の挨拶に倣って構える。
そして、挨拶を告げる。
ハプスブルク「Nagyon örülök(ナジョン ウルルク:初めまして)!私、ハプスブルク級戦艦ネームシップ・ハプスブルク!ヨーロッパの東欧の小国、
オーストリア=ハンガリー帝国で奮戦いたしました!その時の経験を活かして、この鎮守府でも頑張ります!」
提督、明石、工廠妖精の3人は、いまいちピンとこない表情を浮かべる。
明石「オーストリア=ハンガリー帝国……?」
明石がつぶやくと、ハプスブルクと名乗った艦娘は誇らしげに言う。
ハプスブルク「はい!音楽の歴史が深い東欧の国・オーストリアより、やってまいりました!」
ハプスブルクの説明を聞いても、提督たち3人の表情はまだ、ピンとこない。そして、提督がぽそりと、つぶやく。
提督「…なんていうか、微妙だな」
ハプスブルク「び、微妙!?」
工廠妖精「そうですねー…もっと有名な国ならまだしも、オーストリア=ハンガリー帝国なんて、何か微妙に覚えているような覚えていないような国…」
ハプスブルクは、口をパクパクと開ける。
それに加えて、明石がさらに続ける。
明石「というか、ハプスブルクさんて軍艦だった頃、ほとんど模擬戦や練習航海にしか出てないじゃないですか。微妙な経歴ですよね」
ハプスブルク「うぐっ!?」
提督「いや、ほんとに…総じて言うと…微妙」
提督の一言に、ハプスブルクは声を上げた。
ハプスブルク「微妙って言うなぁ!!」
こうして、微妙な感じのエラー艦娘、ハプスブルクが仲間に加わった。
【END】
258: 2015/08/05(水) 21:49:22.44 ID:BNBVbjdV0
【再試験】
―13時、講堂―
提督「お前たちが集められた理由はわかるかな?」
艦娘達『…………』
提督「前にやった2度の知識試験で、順位が上がらなかったために、皆には追試験を受けてもらう」
ざわ…ざわ…
天龍「ちょっ、そりゃかんべんしてくれよ!」
摩耶「そ、そうだぜ!あたし達だって頑張ったんだぞ!」
提督「しかし、お前たちは2度の試験を通してもドベかドベから2番目のどっちかじゃないか。ほかの皆も、成績があまり上がらなかったからな…」
扶桑(私は…ケアレスミスが多すぎてしまって……)
提督「まあ、安心してくれ。難易度は、あの時やった試験より少し優しいぐらいだからな」
ざわ…ざわ…
提督「それと、ささやかながら、追試験で1位になった奴にはご褒美も用意してあげたいと―」
艦娘達『何をもたもたしてるんだ。早く試験を渡したまえ』
提督「……どいつもこいつも…現金だな…」
【艦娘知識試験(追試)編へ続く】
―13時、講堂―
提督「お前たちが集められた理由はわかるかな?」
艦娘達『…………』
提督「前にやった2度の知識試験で、順位が上がらなかったために、皆には追試験を受けてもらう」
ざわ…ざわ…
天龍「ちょっ、そりゃかんべんしてくれよ!」
摩耶「そ、そうだぜ!あたし達だって頑張ったんだぞ!」
提督「しかし、お前たちは2度の試験を通してもドベかドベから2番目のどっちかじゃないか。ほかの皆も、成績があまり上がらなかったからな…」
扶桑(私は…ケアレスミスが多すぎてしまって……)
提督「まあ、安心してくれ。難易度は、あの時やった試験より少し優しいぐらいだからな」
ざわ…ざわ…
提督「それと、ささやかながら、追試験で1位になった奴にはご褒美も用意してあげたいと―」
艦娘達『何をもたもたしてるんだ。早く試験を渡したまえ』
提督「……どいつもこいつも…現金だな…」
【艦娘知識試験(追試)編へ続く】
260: 2015/08/05(水) 21:54:17.76 ID:BNBVbjdV0
【艦娘知識試験(追試)その①】
ジャンル:国語
問1.『次の文は、ある小説の冒頭の一文である。この小説の名前を答えよ。
‶メロスは激怒した。必ず、かの邪知暴虐の王を除かなければならぬと決意した‶』
・扶桑の答え 『走れメロス』
提督のコメント:正解です。問題文に‶メロス‶と書かれていたので、簡単でしたかね?
・天龍の答え 『走れ工口ス』
提督のコメント:あなたは小学生ですか。
・摩耶の答え 『迸れ工口ス』
提督のコメント:太宰治氏への謝罪文を要求します。
ジャンル:国語
問1.『次の文は、ある小説の冒頭の一文である。この小説の名前を答えよ。
‶メロスは激怒した。必ず、かの邪知暴虐の王を除かなければならぬと決意した‶』
・扶桑の答え 『走れメロス』
提督のコメント:正解です。問題文に‶メロス‶と書かれていたので、簡単でしたかね?
・天龍の答え 『走れ工口ス』
提督のコメント:あなたは小学生ですか。
・摩耶の答え 『迸れ工口ス』
提督のコメント:太宰治氏への謝罪文を要求します。
261: 2015/08/05(水) 22:01:25.60 ID:BNBVbjdV0
【艦娘達の夜②】
―22時前、駆逐艦寮・吹雪&白雪の部屋―
吹雪「あ、もうすぐ消灯時間だね」←寝間着
白雪「あら、本当ですね」←寝間着
吹雪「じゃあ、ちょっと隣の部屋に行ってくるね?」ガチャ
白雪「はい、行ってらっしゃい」
―隣の部屋(初雪&深雪の部屋)―
吹雪「初雪ちゃん、深雪ちゃん?」ガチャ
深雪「おう、吹雪!どうしたんだ?」←寝間着
初雪「ZZZ……」←寝間着
吹雪「あ、初雪ちゃんはもう寝てるね…」
深雪「それがよー、もっとガールズトークしようぜーって誘ってもすぐに寝ちまってさ…いやー…」
吹雪「でも、もうすぐ消灯時間だから深雪ちゃんも早く寝なよ?」
深雪「へいへーい」
吹雪「それじゃあ、お休み」パタン
深雪「へーい、おやすみー」
―吹雪&白雪の部屋―
吹雪「うん、やっぱりまだ起きてた」ガチャ
白雪「まあ、深雪ちゃんがいますから…では、私達も寝ましょう」
吹雪「そうだね、ちょうど消灯時間になりそうだし」
白雪「では、お休みなさい」モゾモゾ
吹雪「うん、お休み」モゾモゾ
プツン
吹雪の場合:寝る前までベッドで白雪とおしゃべりをする。消灯時間直前になったら隣の初雪・深雪の様子を見に行って、寝るように言っておく。
そして部屋に戻ってベッドに入り、そのころにはもう消灯するので寝る。
―22時前、駆逐艦寮・吹雪&白雪の部屋―
吹雪「あ、もうすぐ消灯時間だね」←寝間着
白雪「あら、本当ですね」←寝間着
吹雪「じゃあ、ちょっと隣の部屋に行ってくるね?」ガチャ
白雪「はい、行ってらっしゃい」
―隣の部屋(初雪&深雪の部屋)―
吹雪「初雪ちゃん、深雪ちゃん?」ガチャ
深雪「おう、吹雪!どうしたんだ?」←寝間着
初雪「ZZZ……」←寝間着
吹雪「あ、初雪ちゃんはもう寝てるね…」
深雪「それがよー、もっとガールズトークしようぜーって誘ってもすぐに寝ちまってさ…いやー…」
吹雪「でも、もうすぐ消灯時間だから深雪ちゃんも早く寝なよ?」
深雪「へいへーい」
吹雪「それじゃあ、お休み」パタン
深雪「へーい、おやすみー」
―吹雪&白雪の部屋―
吹雪「うん、やっぱりまだ起きてた」ガチャ
白雪「まあ、深雪ちゃんがいますから…では、私達も寝ましょう」
吹雪「そうだね、ちょうど消灯時間になりそうだし」
白雪「では、お休みなさい」モゾモゾ
吹雪「うん、お休み」モゾモゾ
プツン
吹雪の場合:寝る前までベッドで白雪とおしゃべりをする。消灯時間直前になったら隣の初雪・深雪の様子を見に行って、寝るように言っておく。
そして部屋に戻ってベッドに入り、そのころにはもう消灯するので寝る。
262: 2015/08/05(水) 22:06:23.77 ID:BNBVbjdV0
【1日1人、キャラ紹介】
≪蒼龍≫
蒼龍型正規空母一番艦。艦娘No.8(改二はNo.197)。実は正規空母の中でも小柄な方。そのため、他の空母勢より食べる食事の量は比較的少ない。飛龍は、
相棒でもあり、姉妹のような存在でもある。とっても仲良しで、基本的に一緒に行動をしている。ミッドウェーでの沈没がトラウマだったが、飛龍と共に、
リハビリに励んで何とか克服に成功した。大破して服が破けると色々なところがはみ出てしまう。胸の大きさは体型の割に合っているのか?
好きな言葉は『五風十雨』。
≪蒼龍≫
蒼龍型正規空母一番艦。艦娘No.8(改二はNo.197)。実は正規空母の中でも小柄な方。そのため、他の空母勢より食べる食事の量は比較的少ない。飛龍は、
相棒でもあり、姉妹のような存在でもある。とっても仲良しで、基本的に一緒に行動をしている。ミッドウェーでの沈没がトラウマだったが、飛龍と共に、
リハビリに励んで何とか克服に成功した。大破して服が破けると色々なところがはみ出てしまう。胸の大きさは体型の割に合っているのか?
好きな言葉は『五風十雨』。
273: 2015/08/06(木) 21:24:00.92 ID:VfjDvNfS0
【アイドル摩耶ちゃん】
―16時、執務室―
提督「ううむ……明日の駆逐艦の子たちの訓練を摩耶に見てもらおうと思ったけど…皆恐がっちゃってるからな……」
摩耶「どうすれば、いいと思う?あたしは別に、怖がられるような態度をとってるつもりはないし…しゃべり方が威圧的って言われても、
これがデフォなんだよな…」
ガチャッ
那珂「そんな時にお任せ!那珂ちゃんだよ~☆」
摩耶「那珂……あたし、どうすればいい?」
那珂「ふっふ~ん。この那珂ちゃんにおっまかせー!」
提督(ダメな予感……)
―翌日10時、室内演習場―
大潮「どうしよー…今日の訓練監督、摩耶さんだよ~…」
荒潮「神通さんじゃないだけマシだけど~…」
夕雲「摩耶先輩、おっかないもんねぇ~…」
ガチャッ
摩耶「…………………」
漣(キタコレ!……悪い意味で)
雷(機嫌が悪くなければいいけれど…)
摩耶「あー…んんっ!」
全員(…………………………………………………)
摩耶「きゃっほ~☆みんなのアイドル、摩耶ちゃんだよ~♪」シャララーン
全員「!?」
摩耶「あっれ~?皆どうしたのぉ~?そんな顔しちゃってー…可愛い顔が台無しだゾ☆」
全員「」
摩耶「今日はぁ、神通ちゃんみたいに厳しくはないけどぉ、ビシバシ指導するからぁ、覚悟しといてね?」
全員「」
摩耶「じゃあ早速、グラウンド10週行っくよ~!」キュピーン
全員「」
摩耶「…………うわあああああああああああああああああああああああああああああああああん!!!」
―数十分後、鎮守府敷地内―
ズッドォン!バッゴォォン!!
摩耶「待てゴルァ!!」
那珂「那珂ちゃんが何かしたのおおおお!?」
摩耶「ぶっ飛ばす!!てめぇ絶対ぶっ飛ばす!!」
【END】
―16時、執務室―
提督「ううむ……明日の駆逐艦の子たちの訓練を摩耶に見てもらおうと思ったけど…皆恐がっちゃってるからな……」
摩耶「どうすれば、いいと思う?あたしは別に、怖がられるような態度をとってるつもりはないし…しゃべり方が威圧的って言われても、
これがデフォなんだよな…」
ガチャッ
那珂「そんな時にお任せ!那珂ちゃんだよ~☆」
摩耶「那珂……あたし、どうすればいい?」
那珂「ふっふ~ん。この那珂ちゃんにおっまかせー!」
提督(ダメな予感……)
―翌日10時、室内演習場―
大潮「どうしよー…今日の訓練監督、摩耶さんだよ~…」
荒潮「神通さんじゃないだけマシだけど~…」
夕雲「摩耶先輩、おっかないもんねぇ~…」
ガチャッ
摩耶「…………………」
漣(キタコレ!……悪い意味で)
雷(機嫌が悪くなければいいけれど…)
摩耶「あー…んんっ!」
全員(…………………………………………………)
摩耶「きゃっほ~☆みんなのアイドル、摩耶ちゃんだよ~♪」シャララーン
全員「!?」
摩耶「あっれ~?皆どうしたのぉ~?そんな顔しちゃってー…可愛い顔が台無しだゾ☆」
全員「」
摩耶「今日はぁ、神通ちゃんみたいに厳しくはないけどぉ、ビシバシ指導するからぁ、覚悟しといてね?」
全員「」
摩耶「じゃあ早速、グラウンド10週行っくよ~!」キュピーン
全員「」
摩耶「…………うわあああああああああああああああああああああああああああああああああん!!!」
―数十分後、鎮守府敷地内―
ズッドォン!バッゴォォン!!
摩耶「待てゴルァ!!」
那珂「那珂ちゃんが何かしたのおおおお!?」
摩耶「ぶっ飛ばす!!てめぇ絶対ぶっ飛ばす!!」
【END】
274: 2015/08/06(木) 21:38:15.43 ID:VfjDvNfS0
【夏の一コマ】
―14時、駆逐艦寮・初春&子日の部屋―
ミーンミンミン
初春「暑いのう……」
子日「子日…もう暑くて仕方ない~……」
若葉「若葉は、暑くても大丈夫…」
初霜「けど、皆水分をとらなくっちゃ駄目よ?」
初春「うむ…体中の水が、蒸発しそうじゃ…」ズズズッ
子日「こんな暑いのに、暑い緑茶飲む初春って変だよぉ~…」
若葉「…そうだ、聞いた事がある。暑い時こそ暑いものを食べたり飲んだりして、汗を流して新陳代謝を促すと、ダイエットにいいのだと!」
子日「え?じゃあ子日も暑いお茶飲むー!」
初霜「やめた方がいいと思うよ…私たちは冷たい緑茶で我慢しよう?初春ちゃん、取ってくるね?」
初春「うむ、好きにすると良いぞ」
―数分後―
子日「ぷはー!やっぱり冷たい飲み物が一番だねー!」
若葉「…ふむ。やはり、緑茶は良いものだ」
初霜「ホント…体が芯から涼しくなっていく…」
初春「お主らもたるんどるのう…妾は暑い緑茶でも大丈夫じゃと言うとるのに…」
初霜「初春ちゃん、汗が額から流れるように出てるよ…」
初春「う、うむ…少し、冷たい緑茶をくれぬか?」
若葉「………」スッ
初春「すまぬ……ふぅ。生き返るようじゃ…」
子日「じゃあなんでさっきまで暑いお茶飲んでたの~?さっき若葉の言ってた事信じてたから?」
初春「…………………」プイッ
若葉「…図星か」
初霜「あはは……き、気を取り直して、何か話でもしようよ…」
子日「じゃあ聞くよ~?今日は何の日?」
若葉「……今日も、猛暑日だ…」
全員「……………………………………………………」
ミーンミンミンミンミンミンミーン!!
子日「…やっぱり、暑いね…」
初春「うむ……」
【END】
―14時、駆逐艦寮・初春&子日の部屋―
ミーンミンミン
初春「暑いのう……」
子日「子日…もう暑くて仕方ない~……」
若葉「若葉は、暑くても大丈夫…」
初霜「けど、皆水分をとらなくっちゃ駄目よ?」
初春「うむ…体中の水が、蒸発しそうじゃ…」ズズズッ
子日「こんな暑いのに、暑い緑茶飲む初春って変だよぉ~…」
若葉「…そうだ、聞いた事がある。暑い時こそ暑いものを食べたり飲んだりして、汗を流して新陳代謝を促すと、ダイエットにいいのだと!」
子日「え?じゃあ子日も暑いお茶飲むー!」
初霜「やめた方がいいと思うよ…私たちは冷たい緑茶で我慢しよう?初春ちゃん、取ってくるね?」
初春「うむ、好きにすると良いぞ」
―数分後―
子日「ぷはー!やっぱり冷たい飲み物が一番だねー!」
若葉「…ふむ。やはり、緑茶は良いものだ」
初霜「ホント…体が芯から涼しくなっていく…」
初春「お主らもたるんどるのう…妾は暑い緑茶でも大丈夫じゃと言うとるのに…」
初霜「初春ちゃん、汗が額から流れるように出てるよ…」
初春「う、うむ…少し、冷たい緑茶をくれぬか?」
若葉「………」スッ
初春「すまぬ……ふぅ。生き返るようじゃ…」
子日「じゃあなんでさっきまで暑いお茶飲んでたの~?さっき若葉の言ってた事信じてたから?」
初春「…………………」プイッ
若葉「…図星か」
初霜「あはは……き、気を取り直して、何か話でもしようよ…」
子日「じゃあ聞くよ~?今日は何の日?」
若葉「……今日も、猛暑日だ…」
全員「……………………………………………………」
ミーンミンミンミンミンミンミーン!!
子日「…やっぱり、暑いね…」
初春「うむ……」
【END】
275: 2015/08/06(木) 21:48:30.18 ID:VfjDvNfS0
【腰痛】
―15時過ぎ、≪甘味処・間宮≫―
ガラララッ
明石「失礼します!」
伊良湖「明石さん、早いですね!」
明石「どうかしたんですか?間宮さんが危ない状態だって聞いたんですけど…!」
伊良湖「それが……」
間宮「痛い……痛たたたたたたたたた………」
明石「あー…またですか」
伊良湖「小麦粉の袋を持ち上げようとしたら…」
間宮「ぎっくり腰じゃないと思う…けど、痛い…」
明石「もう…昔は力持ちだったじゃないですか…」
間宮「昔と今は、違うのよね……」
明石「もー、腰が弱いなんて、おばあちゃんですね~」
間宮「」ピクッ
伊良湖「あ…………」
間宮「まだ、まだ行けますっ!!」ガバッ
明石「あっ、まだ起きるのは危険ですよ!」
間宮「何を言ってるんです!私だってまだうら若き艦娘!小麦粉の袋を持ち上げる事など、わけありません!」
伊良湖「やめた方が……」
間宮「問題ありません!私は」グッ
間宮「私はおばあちゃんなんかではありませんッ!!!」ガバァ
ゴキキッ
―翌朝7時、厨房―
提督「あれ?間宮さんは?」
鳳翔「間宮さんは…ぎっくり腰になってしまって…今日は間宮さんの店も休みだそうです…」
提督「あらら…」
【END】
―15時過ぎ、≪甘味処・間宮≫―
ガラララッ
明石「失礼します!」
伊良湖「明石さん、早いですね!」
明石「どうかしたんですか?間宮さんが危ない状態だって聞いたんですけど…!」
伊良湖「それが……」
間宮「痛い……痛たたたたたたたたた………」
明石「あー…またですか」
伊良湖「小麦粉の袋を持ち上げようとしたら…」
間宮「ぎっくり腰じゃないと思う…けど、痛い…」
明石「もう…昔は力持ちだったじゃないですか…」
間宮「昔と今は、違うのよね……」
明石「もー、腰が弱いなんて、おばあちゃんですね~」
間宮「」ピクッ
伊良湖「あ…………」
間宮「まだ、まだ行けますっ!!」ガバッ
明石「あっ、まだ起きるのは危険ですよ!」
間宮「何を言ってるんです!私だってまだうら若き艦娘!小麦粉の袋を持ち上げる事など、わけありません!」
伊良湖「やめた方が……」
間宮「問題ありません!私は」グッ
間宮「私はおばあちゃんなんかではありませんッ!!!」ガバァ
ゴキキッ
―翌朝7時、厨房―
提督「あれ?間宮さんは?」
鳳翔「間宮さんは…ぎっくり腰になってしまって…今日は間宮さんの店も休みだそうです…」
提督「あらら…」
【END】
276: 2015/08/06(木) 22:05:43.95 ID:VfjDvNfS0
【いじめ】
―19時、食堂―
龍驤「ほんでな、瑞鳳が九九艦爆と一緒じゃなきゃ出撃したくないってダダコネてな…」
提督「まったく…あの卵焼き空母め……」
TV『次のニュースです。都内の高校2年生の男子生徒が、自宅内で首をつって氏亡しているのが発見されました』
龍驤「ありゃ…またこないな暗い事件かいな……」
提督「最近こんなのばっかだよな…」
TV『氏亡した男子生徒の足元には遺書が置かれており、遺書には、いじめを受けていた事をほのめかすような文章が書かれておりました。警察は、
この男子生徒が高校でいじめを受けていたかどうかを調査していく方針で―』
提督「…………………」ピクッ
龍驤「いじめ、か。いつの世にもそんなアホがおるんやな…悲しいもんや…」
提督「……………ああ、まったくだ」プルプル
龍驤「…提督?」
提督「…いじめなんて、人のやる事じゃない…。外道のする事だ…。いじめを受けた奴は、一生そのいじめの傷を負っていく事になるんだ…それを…
考えないクソ野郎なんて、消えちまえば…」
龍驤「…キ、キミ?どないしたん?」
提督「…すまん、驚いたよな」
龍驤「……まさかキミ、いじめを…」
提督「……ああ、受けてた。中学の頃にな」
龍驤「…………」
提督「だから俺は、いじめなんて許せない。どんな理由だろうと、人が人をいじめる理由にはならない。たとえ下らない理由だとしても、だ。俺自身も、
下らない理由でいじめられた。何でいじめられたのかを話すのが馬鹿らしくなるくらい、下らない理由だ」
龍驤「キミ……」
提督「だから、龍驤。お前も何かそういう事に心当たりがあったら、俺に言え。俺は、いじめた奴を絶対に許さない」
龍驤「……皆から、よく胸の事で馬鹿にされとるけど、それは親しみを込めての事やって、ウチは思うとる。いじめられたと、ウチは思うとらんわ。
だから安心しいや。ウチは、大丈夫や」
提督「…そうか、よかったよ」
龍驤「…なあ、よければそのいじめられた理由、教えてもろてもええか?」
提督「……今は、話せない」
龍驤「……そか…。まあ、キミもあんまり1人で抱え込まん方がええで?ここには、キミの事を信頼しとる子が何人もおるんや。だから、ちいとばかし、
頼ってもええねんで?」
提督「……ありがとう」
【続く?】
―19時、食堂―
龍驤「ほんでな、瑞鳳が九九艦爆と一緒じゃなきゃ出撃したくないってダダコネてな…」
提督「まったく…あの卵焼き空母め……」
TV『次のニュースです。都内の高校2年生の男子生徒が、自宅内で首をつって氏亡しているのが発見されました』
龍驤「ありゃ…またこないな暗い事件かいな……」
提督「最近こんなのばっかだよな…」
TV『氏亡した男子生徒の足元には遺書が置かれており、遺書には、いじめを受けていた事をほのめかすような文章が書かれておりました。警察は、
この男子生徒が高校でいじめを受けていたかどうかを調査していく方針で―』
提督「…………………」ピクッ
龍驤「いじめ、か。いつの世にもそんなアホがおるんやな…悲しいもんや…」
提督「……………ああ、まったくだ」プルプル
龍驤「…提督?」
提督「…いじめなんて、人のやる事じゃない…。外道のする事だ…。いじめを受けた奴は、一生そのいじめの傷を負っていく事になるんだ…それを…
考えないクソ野郎なんて、消えちまえば…」
龍驤「…キ、キミ?どないしたん?」
提督「…すまん、驚いたよな」
龍驤「……まさかキミ、いじめを…」
提督「……ああ、受けてた。中学の頃にな」
龍驤「…………」
提督「だから俺は、いじめなんて許せない。どんな理由だろうと、人が人をいじめる理由にはならない。たとえ下らない理由だとしても、だ。俺自身も、
下らない理由でいじめられた。何でいじめられたのかを話すのが馬鹿らしくなるくらい、下らない理由だ」
龍驤「キミ……」
提督「だから、龍驤。お前も何かそういう事に心当たりがあったら、俺に言え。俺は、いじめた奴を絶対に許さない」
龍驤「……皆から、よく胸の事で馬鹿にされとるけど、それは親しみを込めての事やって、ウチは思うとる。いじめられたと、ウチは思うとらんわ。
だから安心しいや。ウチは、大丈夫や」
提督「…そうか、よかったよ」
龍驤「…なあ、よければそのいじめられた理由、教えてもろてもええか?」
提督「……今は、話せない」
龍驤「……そか…。まあ、キミもあんまり1人で抱え込まん方がええで?ここには、キミの事を信頼しとる子が何人もおるんや。だから、ちいとばかし、
頼ってもええねんで?」
提督「……ありがとう」
【続く?】
277: 2015/08/06(木) 22:13:10.75 ID:VfjDvNfS0
【1日1人、キャラ紹介】
≪間宮≫
給糧艦。鎮守府の敷地内で≪甘味処・間宮≫を営んでいる。戦線に出る事はないが、自分の作ったスイーツで鎮守府の皆を笑顔にするのが生きがい。
伊良湖は弟子であり、仲のいい後輩。最近では宗谷にも店を手伝ってもらっている。彼女の作るアイスは皆の戦意を高揚させる伝統メニュー。また、
定食系の料理も作れる。鎮守府の食事もほぼ彼女が作っている。昔はすっごい力持ちだったが、腰が弱い。おばあちゃんと言われると反発する。
好きな言葉は『医食同源』。
≪間宮≫
給糧艦。鎮守府の敷地内で≪甘味処・間宮≫を営んでいる。戦線に出る事はないが、自分の作ったスイーツで鎮守府の皆を笑顔にするのが生きがい。
伊良湖は弟子であり、仲のいい後輩。最近では宗谷にも店を手伝ってもらっている。彼女の作るアイスは皆の戦意を高揚させる伝統メニュー。また、
定食系の料理も作れる。鎮守府の食事もほぼ彼女が作っている。昔はすっごい力持ちだったが、腰が弱い。おばあちゃんと言われると反発する。
好きな言葉は『医食同源』。
278: 2015/08/06(木) 22:18:34.23 ID:VfjDvNfS0
今日はここまでにします。
>>237-238,>>247
摩耶、初春型、間宮の話、いかがでしたか?
明日は、飛鷹の話を書いていきたいと思います。
感想・リクエスト・質問等がありましたらお気軽にどうぞ。
それではまた明日。
次回:【艦これ】総司令部の日々
>>237-238,>>247
摩耶、初春型、間宮の話、いかがでしたか?
明日は、飛鷹の話を書いていきたいと思います。
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それではまた明日。
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