200: 2015/09/05(土) 20:31:50.30 ID:eSGrJXAx0
201: 2015/09/05(土) 20:41:25.08 ID:eSGrJXAx0
【多数姉妹】
―15時、食堂―
陽炎「……ハァ」
提督「おや、陽炎さん?」
陽炎「あ、司令…。こんにちは」
提督「こんにちは。どうしたのですか?溜息なんてついて、貴女らしくもない」
陽炎「ちょっとね……色々あるのよ」
提督「何か悩み事があるのであれば、遠慮なく私に言っていいんですよ?」
陽炎「……じゃあ、ちょっといいかしら?」
提督「どうぞ」
陽炎「私たち陽炎型って、この鎮守府に結構いるじゃない?」
提督「そうですね…。陽炎型の半分以上はもう着任していたはずですが…」
陽炎「テンポよく復習しましょうか。さんはい!」
陽炎「ひーとり♪」
不知火「ふーたり♪」
黒潮「さんにんいるよ♪」
初風「よーにん♪」
天津風「ごーにん♪」
浦風「ろくにんいるよ♪」
浜風「しちにん♪」
谷風「はちにん♪」
野分「きゅうにんいるよ♪」
舞風「10人の駆逐艦~♪」
陽炎型「現在まだ10人~♪」
陽炎型「残りはあと4人~♪」
陽炎「と言った感じかしら」
提督「‶十人のインディアン‶ですか。懐かしいですね」
―15時、食堂―
陽炎「……ハァ」
提督「おや、陽炎さん?」
陽炎「あ、司令…。こんにちは」
提督「こんにちは。どうしたのですか?溜息なんてついて、貴女らしくもない」
陽炎「ちょっとね……色々あるのよ」
提督「何か悩み事があるのであれば、遠慮なく私に言っていいんですよ?」
陽炎「……じゃあ、ちょっといいかしら?」
提督「どうぞ」
陽炎「私たち陽炎型って、この鎮守府に結構いるじゃない?」
提督「そうですね…。陽炎型の半分以上はもう着任していたはずですが…」
陽炎「テンポよく復習しましょうか。さんはい!」
陽炎「ひーとり♪」
不知火「ふーたり♪」
黒潮「さんにんいるよ♪」
初風「よーにん♪」
天津風「ごーにん♪」
浦風「ろくにんいるよ♪」
浜風「しちにん♪」
谷風「はちにん♪」
野分「きゅうにんいるよ♪」
舞風「10人の駆逐艦~♪」
陽炎型「現在まだ10人~♪」
陽炎型「残りはあと4人~♪」
陽炎「と言った感じかしら」
提督「‶十人のインディアン‶ですか。懐かしいですね」
202: 2015/09/05(土) 20:46:30.95 ID:eSGrJXAx0
陽炎「まあ、そんなに10人のお姉さんが私なのはわかってるわよね?」
提督「もちろんです」
陽炎「で、私がお姉さんだからって、結構相談事とか私にしてくることが多いのよ」
提督「陽炎さんは基本真面目ですから、皆さんの悩みにも真摯に取り組んでいるのでしょうね」
陽炎「うん、まあ…自分では真面目に取り組んでると思ってるわ。ただ……」
提督「?」
陽炎「こんなにあるのよね…」
ドサバサドサバサッ←山のような悩み相談の紙
提督「」
陽炎「もう、‶勝負下着はどうしたらいい?‶とか、‶島風のいなし方を教えてほしい‶とか、もうたくさんあって…」
提督「……女の子の悩みに、男の私はあれこれ言えませんし…頑張ってください」
陽炎「」ガーン
【終わり】
提督「もちろんです」
陽炎「で、私がお姉さんだからって、結構相談事とか私にしてくることが多いのよ」
提督「陽炎さんは基本真面目ですから、皆さんの悩みにも真摯に取り組んでいるのでしょうね」
陽炎「うん、まあ…自分では真面目に取り組んでると思ってるわ。ただ……」
提督「?」
陽炎「こんなにあるのよね…」
ドサバサドサバサッ←山のような悩み相談の紙
提督「」
陽炎「もう、‶勝負下着はどうしたらいい?‶とか、‶島風のいなし方を教えてほしい‶とか、もうたくさんあって…」
提督「……女の子の悩みに、男の私はあれこれ言えませんし…頑張ってください」
陽炎「」ガーン
【終わり】
203: 2015/09/05(土) 20:57:41.57 ID:eSGrJXAx0
【消費資材】
―16時過ぎ、執務室―
提督「次の遠征の編成は、これでいいか…」カリカリ
コンコン
提督「どうぞ―」
蒼龍「提督!」ガチャ
提督「蒼龍さんですか。何か?」
蒼龍「私もう改二に改造できる練度なのに、どうして改造させてくれないんですか!?」
提督「ああ、その話ですか。貴女の改造に消費する資材が少し高いんで、資材が十分に溜まるまで待ってください」
蒼龍「それってどれくらいですか?」
提督「…ざっと見積もって、2週間くらいですかね?」
蒼龍「そんなに待ってられません!」
提督「なぜ、そこまで改造をしたいのですか?」
蒼龍「そりゃ…やっぱり今よりも強くなって、皆を守りたいですし…」
提督「…………」
蒼龍「それに、先に改二になった飛龍と肩を並べたいですし!」
提督「やはりそれが目的ですか」
蒼龍「ですから提督。改造させてください」
提督「……私も改造させたいのはやまやまなんですが、1つ聞きたいことがあるんです」
蒼龍「?」
提督「なぜ、比較的皆さんより弾薬の消費量が少ない空母の貴女を改造するのに、弾薬を1700も消費しなければならないんですか」
蒼龍「へ?いえ、その…」
提督「正直私には、なぜそんなに弾薬がいるのかはわかりません。ただ、その理由もわからないのにも関わらず、大規模作戦で弾薬を多く消費した今、
改造するのには私は乗り気ではないのです」ゴゴゴゴゴ
蒼龍「ひっ…」
提督「ですから、貴女がなぜそこまで弾薬を消費するのかを説明してくだされば、私も喜んで改造を許可しますが、それがわからないのでしょう?」
蒼龍「は、はい…分からないです…」
提督「では、我儘を言わずに資材が回復するのを待ってください」
蒼龍「はい…」
提督「一応、これでも私は譲歩してるんですがね」
蒼龍(あれ譲歩だったの!?)
【終わり】
―16時過ぎ、執務室―
提督「次の遠征の編成は、これでいいか…」カリカリ
コンコン
提督「どうぞ―」
蒼龍「提督!」ガチャ
提督「蒼龍さんですか。何か?」
蒼龍「私もう改二に改造できる練度なのに、どうして改造させてくれないんですか!?」
提督「ああ、その話ですか。貴女の改造に消費する資材が少し高いんで、資材が十分に溜まるまで待ってください」
蒼龍「それってどれくらいですか?」
提督「…ざっと見積もって、2週間くらいですかね?」
蒼龍「そんなに待ってられません!」
提督「なぜ、そこまで改造をしたいのですか?」
蒼龍「そりゃ…やっぱり今よりも強くなって、皆を守りたいですし…」
提督「…………」
蒼龍「それに、先に改二になった飛龍と肩を並べたいですし!」
提督「やはりそれが目的ですか」
蒼龍「ですから提督。改造させてください」
提督「……私も改造させたいのはやまやまなんですが、1つ聞きたいことがあるんです」
蒼龍「?」
提督「なぜ、比較的皆さんより弾薬の消費量が少ない空母の貴女を改造するのに、弾薬を1700も消費しなければならないんですか」
蒼龍「へ?いえ、その…」
提督「正直私には、なぜそんなに弾薬がいるのかはわかりません。ただ、その理由もわからないのにも関わらず、大規模作戦で弾薬を多く消費した今、
改造するのには私は乗り気ではないのです」ゴゴゴゴゴ
蒼龍「ひっ…」
提督「ですから、貴女がなぜそこまで弾薬を消費するのかを説明してくだされば、私も喜んで改造を許可しますが、それがわからないのでしょう?」
蒼龍「は、はい…分からないです…」
提督「では、我儘を言わずに資材が回復するのを待ってください」
蒼龍「はい…」
提督「一応、これでも私は譲歩してるんですがね」
蒼龍(あれ譲歩だったの!?)
【終わり】
210: 2015/09/06(日) 21:07:03.27 ID:LficDNdo0
こんばんは、>>1です。
>>205,>>207-208
伊号潜水艦たち、如月、秋月&照月、了解しました。
今日は、リクエストにありました日向、赤城の話を書いていきます。
それでは、投下します。
>>205,>>207-208
伊号潜水艦たち、如月、秋月&照月、了解しました。
今日は、リクエストにありました日向、赤城の話を書いていきます。
それでは、投下します。
211: 2015/09/06(日) 21:18:07.95 ID:LficDNdo0
【飛行戦艦】
―19時過ぎ、食堂―
提督「確か、私の鎮守府最初の航空戦艦は貴女でしたよね?」
日向「そうだが、それがどうかしたのか?」
提督「…恥ずかしながら、私は最初に航空戦艦の言葉を聞いたとき、『‶航空戦艦‶と呼ぶのだから空も飛ぶのでは?』と思っていたのですが」
日向「君は、随分なロマンチストだな」
提督「ですが、最初に航空戦艦となった貴女を見た時、その飛行甲板がとても格好良いと思いました」
日向「分かるか!分かるのかこの飛行甲板の魅力が!これはだな―」
提督「それ以上話すと、瑞鳳さんの艦載機トーク並に長ったらしくなりそうなので、無しで」
日向「なんだ、つまらん。まあしかし、実際に空を飛べるようになると、便利になるな」
提督「そうですねぇ…。空母よりも資材の消費は少なくなるでしょうね」
日向「それに、空から見る戦闘区域の眺めもまた格別だろう…」
提督「確かに、‶空から日本を見てみよう‶とまではいきませんが、心地よいでしょうね」
日向「…そうなると、‶飛行戦艦‶と呼ぶようになるのだろうか?」
提督「飛行戦艦となると、燃料の消費も激しくなりそうですが」
日向「まったくだ。それに、空母の連中も怒るだろう」
提督「ああ、それは確かに。瑞鶴さんや、葛城さんが怒りそうです」
日向「本当にな」フフッ
提督「……あと、これは余談ですけど」
日向「?」
提督「‶飛行戦艦‶というワードを聞くと…」
『40秒で支度しな!』『人がゴミのようだ!』『バルス!!』
提督「…の映画に出てくるあの飛行戦艦を思い出してしまうんですが」
日向「それは多分、他の人もそうなんじゃないのか…」
【終わり】
―19時過ぎ、食堂―
提督「確か、私の鎮守府最初の航空戦艦は貴女でしたよね?」
日向「そうだが、それがどうかしたのか?」
提督「…恥ずかしながら、私は最初に航空戦艦の言葉を聞いたとき、『‶航空戦艦‶と呼ぶのだから空も飛ぶのでは?』と思っていたのですが」
日向「君は、随分なロマンチストだな」
提督「ですが、最初に航空戦艦となった貴女を見た時、その飛行甲板がとても格好良いと思いました」
日向「分かるか!分かるのかこの飛行甲板の魅力が!これはだな―」
提督「それ以上話すと、瑞鳳さんの艦載機トーク並に長ったらしくなりそうなので、無しで」
日向「なんだ、つまらん。まあしかし、実際に空を飛べるようになると、便利になるな」
提督「そうですねぇ…。空母よりも資材の消費は少なくなるでしょうね」
日向「それに、空から見る戦闘区域の眺めもまた格別だろう…」
提督「確かに、‶空から日本を見てみよう‶とまではいきませんが、心地よいでしょうね」
日向「…そうなると、‶飛行戦艦‶と呼ぶようになるのだろうか?」
提督「飛行戦艦となると、燃料の消費も激しくなりそうですが」
日向「まったくだ。それに、空母の連中も怒るだろう」
提督「ああ、それは確かに。瑞鶴さんや、葛城さんが怒りそうです」
日向「本当にな」フフッ
提督「……あと、これは余談ですけど」
日向「?」
提督「‶飛行戦艦‶というワードを聞くと…」
『40秒で支度しな!』『人がゴミのようだ!』『バルス!!』
提督「…の映画に出てくるあの飛行戦艦を思い出してしまうんですが」
日向「それは多分、他の人もそうなんじゃないのか…」
【終わり】
212: 2015/09/06(日) 21:29:46.69 ID:LficDNdo0
【食費】
―15時、執務室―
提督「…赤城さん」
赤城「はい?なんですか?」
提督「最近、鎮守府の食費がひっ迫してきたと、鳳翔さんから報告が上がりました」
赤城「そうですか…」ゴソゴソ
提督「何か、心当たりはありますかね?」
赤城「心当たりですか…そうですね…」パリッ
赤城「ふぉのひんひゅふのふぃふぉふぁひほふはっははらはもひれまへんへ(この鎮守府の規模が広くなったからかもしれませんね)」モグモグ
提督「…まあ、それが一番の原因ですね」
赤城「ふぉふぇふぃ、はへははひほはんふふへはひもふへはひはひ(それに、食べ盛りの艦娘も増えましたし)」パクパク
提督「そうですね…。特に、軽巡洋艦の方も食べますし…」
赤城「はは、ははひほへっほうはへはふははへ(まあ、私も結構食べますからね)」モキュモキュ
提督「…赤城さん」
赤城「ふぁひ?(はい?)」
提督「ものを食べながらしゃべらない!」バシィ
赤城「痛い!!」
提督「それから、人の話を聞くときはものを食べないと、教わりませんでしたか!」
赤城「はい、すみません…」
提督「と言うか、食費がひっ迫している原因の一端は、貴女の過剰なお代わりですよ?」
赤城「えー?私そんなに食べてませんって」
提督「それは良く食べる人が言うセリフです。それに、このまま貴女が食べ続けていったら、司令長官のような腹になってしまいますよ」
赤城「そ、それは嫌ですっ!!」
提督「ああなりたくなかったら、今すぐに食べる量を減らすか、ナガラズ・ブート・キャンプを受けるか、どちらかを選びなさい」
赤城「減量します!お代わりの回数も減らします!」
提督「良い心がけです。では、これからはダイエットに集中してください」
赤城「いぇっさー!」
【終わり】
―15時、執務室―
提督「…赤城さん」
赤城「はい?なんですか?」
提督「最近、鎮守府の食費がひっ迫してきたと、鳳翔さんから報告が上がりました」
赤城「そうですか…」ゴソゴソ
提督「何か、心当たりはありますかね?」
赤城「心当たりですか…そうですね…」パリッ
赤城「ふぉのひんひゅふのふぃふぉふぁひほふはっははらはもひれまへんへ(この鎮守府の規模が広くなったからかもしれませんね)」モグモグ
提督「…まあ、それが一番の原因ですね」
赤城「ふぉふぇふぃ、はへははひほはんふふへはひもふへはひはひ(それに、食べ盛りの艦娘も増えましたし)」パクパク
提督「そうですね…。特に、軽巡洋艦の方も食べますし…」
赤城「はは、ははひほへっほうはへはふははへ(まあ、私も結構食べますからね)」モキュモキュ
提督「…赤城さん」
赤城「ふぁひ?(はい?)」
提督「ものを食べながらしゃべらない!」バシィ
赤城「痛い!!」
提督「それから、人の話を聞くときはものを食べないと、教わりませんでしたか!」
赤城「はい、すみません…」
提督「と言うか、食費がひっ迫している原因の一端は、貴女の過剰なお代わりですよ?」
赤城「えー?私そんなに食べてませんって」
提督「それは良く食べる人が言うセリフです。それに、このまま貴女が食べ続けていったら、司令長官のような腹になってしまいますよ」
赤城「そ、それは嫌ですっ!!」
提督「ああなりたくなかったら、今すぐに食べる量を減らすか、ナガラズ・ブート・キャンプを受けるか、どちらかを選びなさい」
赤城「減量します!お代わりの回数も減らします!」
提督「良い心がけです。では、これからはダイエットに集中してください」
赤城「いぇっさー!」
【終わり】
216: 2015/09/08(火) 20:48:08.27 ID:D1mbBUtn0
こんばんは、>>1です。
今日は、リクエストにありました秋津洲の話を書いていきます。
>>214-215
神通、妙高&高雄、了解しました。
それでは、投下します。
今日は、リクエストにありました秋津洲の話を書いていきます。
>>214-215
神通、妙高&高雄、了解しました。
それでは、投下します。
217: 2015/09/08(火) 21:06:32.34 ID:D1mbBUtn0
【雨】
―16時過ぎ、執務室―
提督「では、今から約5時間後のフタヒトマルマル(21時00分)に、夕張率いる第4艦隊は、遠征任務・艦隊決戦援護作戦へ向かってください。
出発時間までは、皆さん仮眠を取っていただいて構いません」
夕張「はい、わかりました!」ビシッ
提督「それから、今夜から明日の昼にかけて、雨が降るようですので、全員レインコート、ウィンドブレイカーなどの防雨対策をお願いします」
第4艦隊メンバー「了解!」
秋津洲「提督、1つ質問があります!」
提督「どうぞ、秋津洲さん」
秋津洲「二式大艇ちゃんの分の防雨対策はどうすればいいんですか?」
提督「そんな事私は知りませんよ…」
秋津洲「でも…なんにも対策しなかったら、二式大艇ちゃんが濡れちゃうし…」
提督「なら、二式大艇さんは置いて行けば良いでしょう」
秋津洲「それは嫌だよ!」
提督「?」
秋津洲「二式大艇ちゃんは…あたしにとって唯一と言っていいほどの親友で、大切なんだよ…」
提督(唯一と言っていいほどの親友って、悲しくありませんか?)
秋津洲「だから、遠征でも一緒に行きたいなって…」
提督「……分かりました。二式大艇さんを連れていくのは貴女の自由ですが、防雨対策は貴女に任せます」
秋津洲「はい!」
―21時過ぎ、鎮守府波止場―
夕張「はーい、じゃあ皆ー!出発するよ~!」レインコート装備
皆「はーい」
夕張「それで、秋津洲ちゃんは結局、二式大艇ちゃんに防雨対策はしたのかな?」
秋津洲「もちろんです!はい!」スッ
夕張「?」
秋津洲「ゴミ袋に詰めました!」
夕張「親友をゴミ扱い!?」
秋津洲「失礼な!二式大艇ちゃんに合うレインコートとかなかったから、こうするしかなかったんだもん!」
夕張「うーん…いいのかなぁ…これで…」
二式大艇「(´・ω・`)」
夕張(にしきだいていが さびしげなめで こちらをみている)
夕張「ゴメン、私にはどうしようもないから…」ボソッ
二式大艇「(´;△;)」
【終わり】
―16時過ぎ、執務室―
提督「では、今から約5時間後のフタヒトマルマル(21時00分)に、夕張率いる第4艦隊は、遠征任務・艦隊決戦援護作戦へ向かってください。
出発時間までは、皆さん仮眠を取っていただいて構いません」
夕張「はい、わかりました!」ビシッ
提督「それから、今夜から明日の昼にかけて、雨が降るようですので、全員レインコート、ウィンドブレイカーなどの防雨対策をお願いします」
第4艦隊メンバー「了解!」
秋津洲「提督、1つ質問があります!」
提督「どうぞ、秋津洲さん」
秋津洲「二式大艇ちゃんの分の防雨対策はどうすればいいんですか?」
提督「そんな事私は知りませんよ…」
秋津洲「でも…なんにも対策しなかったら、二式大艇ちゃんが濡れちゃうし…」
提督「なら、二式大艇さんは置いて行けば良いでしょう」
秋津洲「それは嫌だよ!」
提督「?」
秋津洲「二式大艇ちゃんは…あたしにとって唯一と言っていいほどの親友で、大切なんだよ…」
提督(唯一と言っていいほどの親友って、悲しくありませんか?)
秋津洲「だから、遠征でも一緒に行きたいなって…」
提督「……分かりました。二式大艇さんを連れていくのは貴女の自由ですが、防雨対策は貴女に任せます」
秋津洲「はい!」
―21時過ぎ、鎮守府波止場―
夕張「はーい、じゃあ皆ー!出発するよ~!」レインコート装備
皆「はーい」
夕張「それで、秋津洲ちゃんは結局、二式大艇ちゃんに防雨対策はしたのかな?」
秋津洲「もちろんです!はい!」スッ
夕張「?」
秋津洲「ゴミ袋に詰めました!」
夕張「親友をゴミ扱い!?」
秋津洲「失礼な!二式大艇ちゃんに合うレインコートとかなかったから、こうするしかなかったんだもん!」
夕張「うーん…いいのかなぁ…これで…」
二式大艇「(´・ω・`)」
夕張(にしきだいていが さびしげなめで こちらをみている)
夕張「ゴメン、私にはどうしようもないから…」ボソッ
二式大艇「(´;△;)」
【終わり】
222: 2015/09/10(木) 21:05:20.67 ID:xk7SimsL0
【新たな提督】
―18時、執務室―
浦風「じゃーん!どう?この浴衣」
提督「…水着の次は、浴衣ですか」
司令長官「いいじゃないか、別に。皆季節を楽しんでいるようで何よりだよ」
提督「それはそうですが…」
司令長官「そう言えば黎明君、大規模作戦が終わったから、そろそろ地方代表提督会談の時期じゃないかな?」
提督「そうですね……まあ、地方代表提督会談を開催するのは今日から1週間後ぐらいにしますか」
浦風「え?どうして?」
提督「大規模作戦が終わり、各鎮守府は資材の枯渇状態や艦娘の疲労は相当なものです。ですから、少しの間皆さんに休暇を与える形で、
このような会議系のものは少し期間を開けるべきです」
司令長官「そうだね」
提督「…それから、大淀さんには、各鎮守府へ勲章と報酬を送ってもらいましたが、あの鎮守府には、私が直々に勲章を贈りたいと思います」
司令長官「あの鎮守府って?」
提督「伊豆・第壱拾参鎮守府です」
浦風「ああ!あのつっけんどなぁ書類送ってきた鎮守府?」
司令長官「あそこの提督の瑞理君、君によく似てるよねぇ」
提督「それ、ひどく不愉快です」
浦風「ね、提督さん。そこの鎮守府、行くんだったらウチも行ってええか?」
提督「?別に、構いませんけど…そこの鎮守府の提督には十分に注意してくださいね」
浦風「?」
―翌日9時、列車内―
提督「…できれば、普通の制服で来てほしかったのですが、まさか浴衣で来るとは…」
浦風「スマンのぉ…」
提督「まあ、あの人はそのような事にはあまり気に留めないでしょうが」
浦風「へ?」
―18時、執務室―
浦風「じゃーん!どう?この浴衣」
提督「…水着の次は、浴衣ですか」
司令長官「いいじゃないか、別に。皆季節を楽しんでいるようで何よりだよ」
提督「それはそうですが…」
司令長官「そう言えば黎明君、大規模作戦が終わったから、そろそろ地方代表提督会談の時期じゃないかな?」
提督「そうですね……まあ、地方代表提督会談を開催するのは今日から1週間後ぐらいにしますか」
浦風「え?どうして?」
提督「大規模作戦が終わり、各鎮守府は資材の枯渇状態や艦娘の疲労は相当なものです。ですから、少しの間皆さんに休暇を与える形で、
このような会議系のものは少し期間を開けるべきです」
司令長官「そうだね」
提督「…それから、大淀さんには、各鎮守府へ勲章と報酬を送ってもらいましたが、あの鎮守府には、私が直々に勲章を贈りたいと思います」
司令長官「あの鎮守府って?」
提督「伊豆・第壱拾参鎮守府です」
浦風「ああ!あのつっけんどなぁ書類送ってきた鎮守府?」
司令長官「あそこの提督の瑞理君、君によく似てるよねぇ」
提督「それ、ひどく不愉快です」
浦風「ね、提督さん。そこの鎮守府、行くんだったらウチも行ってええか?」
提督「?別に、構いませんけど…そこの鎮守府の提督には十分に注意してくださいね」
浦風「?」
―翌日9時、列車内―
提督「…できれば、普通の制服で来てほしかったのですが、まさか浴衣で来るとは…」
浦風「スマンのぉ…」
提督「まあ、あの人はそのような事にはあまり気に留めないでしょうが」
浦風「へ?」
223: 2015/09/10(木) 21:14:53.40 ID:xk7SimsL0
―11時過ぎ、伊豆・第十三鎮守府、執務室付近―
雪風「うーん…書類が重いです…」
雪風「しれぇから頼まれた書類探すのに、少し手間取ってしまいました…。謝らないと…」
雪風「しれぇ―」コンコン
バチィ!!
雪風「!?」
バン
雪風「霞ちゃん…?」
霞「もうっ、ホント氏ねっ!!」バタン、ズカズカ
雪風「…何かあったのでしょうか…」
雪風「しれぇ、失礼します…」
??「いたたたた…何も本気で引っ叩く事はないよね…」
雪風「しれぇ、大丈夫ですか?」
第十三鎮守府提督(以下、瑞理)「あ、雪風ちゃん。僕は大丈夫だよ」
雪風「その頬の手形、何があったんですか?」
瑞理「そうそう、それなんだけどおかしいよね。霞ちゃんとはもうケッコンカッコカリしたっていうのに、正面切って『胸触らせて』って言ったら、
無言で引っ叩かれたよ。いやぁ痛い痛い…」ヒリヒリ
雪風「いえ、どこもおかしくないです…」
瑞理「ま、今度間宮ちゃんのスイーツでも奢って機嫌を直してもらおうかな。あ、書類取ってきてくれたの?ありがとね」
雪風「あ、ごめんなさい…少し時間がかかっちゃって…」
瑞理「いいよいいよ、別に。えーっと…」ガサガサ
雪風「うーん…書類が重いです…」
雪風「しれぇから頼まれた書類探すのに、少し手間取ってしまいました…。謝らないと…」
雪風「しれぇ―」コンコン
バチィ!!
雪風「!?」
バン
雪風「霞ちゃん…?」
霞「もうっ、ホント氏ねっ!!」バタン、ズカズカ
雪風「…何かあったのでしょうか…」
雪風「しれぇ、失礼します…」
??「いたたたた…何も本気で引っ叩く事はないよね…」
雪風「しれぇ、大丈夫ですか?」
第十三鎮守府提督(以下、瑞理)「あ、雪風ちゃん。僕は大丈夫だよ」
雪風「その頬の手形、何があったんですか?」
瑞理「そうそう、それなんだけどおかしいよね。霞ちゃんとはもうケッコンカッコカリしたっていうのに、正面切って『胸触らせて』って言ったら、
無言で引っ叩かれたよ。いやぁ痛い痛い…」ヒリヒリ
雪風「いえ、どこもおかしくないです…」
瑞理「ま、今度間宮ちゃんのスイーツでも奢って機嫌を直してもらおうかな。あ、書類取ってきてくれたの?ありがとね」
雪風「あ、ごめんなさい…少し時間がかかっちゃって…」
瑞理「いいよいいよ、別に。えーっと…」ガサガサ
224: 2015/09/10(木) 21:25:18.98 ID:xk7SimsL0
雪風「ところで、この箱には何が入っているんですか?」
瑞理「ああ、これ?これは、総司令部関係の書類だよ」
雪風「?」
瑞理「総司令部関係っていうのは、まあ大きく分けて2つある。1つは、総司令部から送られてきた資料、もう1つは、総司令部宛に送る書類…」
雪風「ふむふむ…」
瑞理「で、この中には2つ箱がある。こっちの箱が、総司令部から送られてきた資料で…」スッ
瑞理「こっちが、総司令部宛に送る書類…。これが、僕がほしかった書類だよ」スッ
雪風「それで、その書類は何ですか?」
瑞理「ああ、今日中に総司令部へ送るはずだった書類」
雪風「えっ!?大丈夫なんですか!?」
瑞理「大丈夫大丈夫。後で総司令部から書類を受け取る人が来るから、その人に渡すまでに書き終わればいいだけだよ」
雪風「それって、今日までに総司令部へ提出する書類…なんですよね?」
瑞理「うん。つい忘れちゃってて、昨日の夜思い出した。それで、見かねた鎮守府が取りに来るってわけ」
雪風(しれぇ…迂闊過ぎなのです…)
瑞理「あーそれにしても、誰かなぁ?総司令部からの受取人…可愛い子だったらいいなぁ~」
雪風「あはは…」
瑞理「ただ、あいつが来なければいいんだけど」
雪風「あいつ?」
瑞理「ああ、そいつは―」
コンコン
瑞理「どうぞ~」
榛名「失礼します、提督」ガチャ
瑞理「やあ榛名ちゃん。今日も可愛いねぇ」
榛名「あ、ありがとうございます…。そ、それより、総司令部よりお客様がいらしております」
瑞理「あ、来てくれたの?じゃあ早速通していいよ」
榛名「分かりました。では、どうぞお入りください」
瑞理「さって、どんな子が―」
瑞理「ああ、これ?これは、総司令部関係の書類だよ」
雪風「?」
瑞理「総司令部関係っていうのは、まあ大きく分けて2つある。1つは、総司令部から送られてきた資料、もう1つは、総司令部宛に送る書類…」
雪風「ふむふむ…」
瑞理「で、この中には2つ箱がある。こっちの箱が、総司令部から送られてきた資料で…」スッ
瑞理「こっちが、総司令部宛に送る書類…。これが、僕がほしかった書類だよ」スッ
雪風「それで、その書類は何ですか?」
瑞理「ああ、今日中に総司令部へ送るはずだった書類」
雪風「えっ!?大丈夫なんですか!?」
瑞理「大丈夫大丈夫。後で総司令部から書類を受け取る人が来るから、その人に渡すまでに書き終わればいいだけだよ」
雪風「それって、今日までに総司令部へ提出する書類…なんですよね?」
瑞理「うん。つい忘れちゃってて、昨日の夜思い出した。それで、見かねた鎮守府が取りに来るってわけ」
雪風(しれぇ…迂闊過ぎなのです…)
瑞理「あーそれにしても、誰かなぁ?総司令部からの受取人…可愛い子だったらいいなぁ~」
雪風「あはは…」
瑞理「ただ、あいつが来なければいいんだけど」
雪風「あいつ?」
瑞理「ああ、そいつは―」
コンコン
瑞理「どうぞ~」
榛名「失礼します、提督」ガチャ
瑞理「やあ榛名ちゃん。今日も可愛いねぇ」
榛名「あ、ありがとうございます…。そ、それより、総司令部よりお客様がいらしております」
瑞理「あ、来てくれたの?じゃあ早速通していいよ」
榛名「分かりました。では、どうぞお入りください」
瑞理「さって、どんな子が―」
225: 2015/09/10(木) 21:36:06.38 ID:xk7SimsL0
ブン
瑞理「ぼべっ!?」バキッ
雪風&榛名「!?」
瑞理「?…??」キョロキョロ
雪風(一瞬、何が起こったのか分からない、って顔をしてる…)
提督「こんにちは、総司令部より参りました、斑黎明です。ご機嫌いかがですか」
瑞理「たった今悪くなったわボケ!!」
榛名「で、では…私はこれで…」パタン
浦風「て、提督さん…。いきなり甲種勲章を投げつけるなんて、挨拶としちゃぁどうかゆぅて思うよ…」
瑞理「え?甲種勲章?」パカッ
瑞理「あ、ほんとだ…」
提督「この前貴方が望んだとおり、甲種勲章を私が直々に届けに参りました。誇りに思え」
瑞理「くそっ…誰かと思ったらお前かよ…。腹立つなぁ…」
雪風「え?しれぇ、この人は…?」
瑞理「さっき言ったでしょ?あいつが来なければいいって。こいつだよ」
提督「初めまして。東京・第壱鎮守府提督兼新日本海軍司令長官補佐官の斑 黎明です」
雪風「は、はじめまして…」
瑞理「あ、浦風ちゃんだ~。こんにちは~」
浦風「こ、こんちは…」
瑞理「僕は伊豆・第壱参鎮守府の提督兼中部・東海地方代表提督の、瑞理 兆(みずり きざし)だよ」
提督「覚える必要はございません。こんな奴の事を記憶するなんて、脳の無駄遣いです」
瑞理「へっ、ならこっちも言わせてもらうが、お前と話をするなんてそれこそ時間の無駄だよ」
雪風「?」
瑞理「ん?どうかしたの?」
雪風「お二人は…知り合いなのですか?」
瑞理「ぼべっ!?」バキッ
雪風&榛名「!?」
瑞理「?…??」キョロキョロ
雪風(一瞬、何が起こったのか分からない、って顔をしてる…)
提督「こんにちは、総司令部より参りました、斑黎明です。ご機嫌いかがですか」
瑞理「たった今悪くなったわボケ!!」
榛名「で、では…私はこれで…」パタン
浦風「て、提督さん…。いきなり甲種勲章を投げつけるなんて、挨拶としちゃぁどうかゆぅて思うよ…」
瑞理「え?甲種勲章?」パカッ
瑞理「あ、ほんとだ…」
提督「この前貴方が望んだとおり、甲種勲章を私が直々に届けに参りました。誇りに思え」
瑞理「くそっ…誰かと思ったらお前かよ…。腹立つなぁ…」
雪風「え?しれぇ、この人は…?」
瑞理「さっき言ったでしょ?あいつが来なければいいって。こいつだよ」
提督「初めまして。東京・第壱鎮守府提督兼新日本海軍司令長官補佐官の斑 黎明です」
雪風「は、はじめまして…」
瑞理「あ、浦風ちゃんだ~。こんにちは~」
浦風「こ、こんちは…」
瑞理「僕は伊豆・第壱参鎮守府の提督兼中部・東海地方代表提督の、瑞理 兆(みずり きざし)だよ」
提督「覚える必要はございません。こんな奴の事を記憶するなんて、脳の無駄遣いです」
瑞理「へっ、ならこっちも言わせてもらうが、お前と話をするなんてそれこそ時間の無駄だよ」
雪風「?」
瑞理「ん?どうかしたの?」
雪風「お二人は…知り合いなのですか?」
226: 2015/09/10(木) 21:45:39.40 ID:xk7SimsL0
提督「ただの知人です。それ以上でも以下でもありません」
瑞理「僕も同意見だね。っていうか、こんな奴の友達なんて、氏んだほうがマシだよ」
提督「……あ、そうでした」ガサガサ
瑞理「?」
提督「これ、粗品(茶菓子)ですがどうぞ」ビシュッ
瑞理「粗品だからって荒っぽく扱うなゲフッ!」ボキッ
提督「このたびは、第二次SN作戦完遂、おめでとうございます」
瑞理「今までの行動から一切賛辞の態度が見受けられないんだけど…」ワナワナ
提督「あ、そうだ。とっとと未提出の書類出せ」
瑞理「はいはい、分かったよ…。まったく今日は不幸な日だ…。強運の僕が…はぁ…」
浦風「?強運?」
提督「この、瑞理提督は、‶最強の雪風提督‶と噂されるくらい、強運なのです」
浦風「どんな感じに?」
提督「例えば、私の聞いた限りでは…」
○着任して最初に建造できた艦娘は雪風。
○沖ノ島・北方海域艦隊決戦一発クリア。
○デイリー建造で金剛型全員建造。
○ビスマルクの大型建造に一発成功。
○イベントで限定艦娘全員ドロップ&仲間入り成功。
○大型建造戦艦最低値レシピで大和型建造。
○開発失敗率1%。
提督「…と、こんな感じですかね」
浦風「すごい強運…」
瑞理「ほかにもまだまだいっぱいあるよ~」カリカリ
瑞理「僕も同意見だね。っていうか、こんな奴の友達なんて、氏んだほうがマシだよ」
提督「……あ、そうでした」ガサガサ
瑞理「?」
提督「これ、粗品(茶菓子)ですがどうぞ」ビシュッ
瑞理「粗品だからって荒っぽく扱うなゲフッ!」ボキッ
提督「このたびは、第二次SN作戦完遂、おめでとうございます」
瑞理「今までの行動から一切賛辞の態度が見受けられないんだけど…」ワナワナ
提督「あ、そうだ。とっとと未提出の書類出せ」
瑞理「はいはい、分かったよ…。まったく今日は不幸な日だ…。強運の僕が…はぁ…」
浦風「?強運?」
提督「この、瑞理提督は、‶最強の雪風提督‶と噂されるくらい、強運なのです」
浦風「どんな感じに?」
提督「例えば、私の聞いた限りでは…」
○着任して最初に建造できた艦娘は雪風。
○沖ノ島・北方海域艦隊決戦一発クリア。
○デイリー建造で金剛型全員建造。
○ビスマルクの大型建造に一発成功。
○イベントで限定艦娘全員ドロップ&仲間入り成功。
○大型建造戦艦最低値レシピで大和型建造。
○開発失敗率1%。
提督「…と、こんな感じですかね」
浦風「すごい強運…」
瑞理「ほかにもまだまだいっぱいあるよ~」カリカリ
227: 2015/09/10(木) 21:59:04.82 ID:xk7SimsL0
瑞理「っと、できた。ほら、これでいいだろ?」スッ
提督「…まあ、良いでしょう。ところで、その頬の掌の痕は?」
雪風「霞ちゃんに迫ったら、はたかれたみたいです…」
提督「ああ、またやったんですか…。ま、あの霞さんにセクハラを堂々としたことに関してはすごいと思いますが。いつか、憲兵につかまりますよ」
瑞理「人聞きの悪い…同意の上だよ。それにケッコンカッコカリっていうんだから、夫婦生活カッコカリってやつもやった方がいいと思っただけだ」
提督「それの結果がハーレム鎮守府ですか。理解に苦しいですね」
瑞理「むしろ、理解に苦しいのはお前の方だよ。お前なんか社会人から―」
浦風&雪風「社会人?」
提督「ふんぬ!!」ブン
瑞理「ぐはっ」
提督「世の中には、言っていい事と悪い事があります」
瑞理「殴らなくてもいいだろうが!」
提督「殴った方が貴方を黙らせるのが簡単だと思ったので」
瑞理「言葉より先に腕が動くのかこのドS!」
提督「貴方が雪風提督でもなく、中部・東海地方代表提督でもなく、戦果もトップでなければ即刻知床番外鎮守府へ左遷するところだったのに、
いやあ残念残念…」
瑞理「書類持ってとっとと帰れ!!!」
―同時刻、東京・第壱鎮守府、司令長官室執務室―
司令長官「顔が似てるから、余計に相手を意識して対抗意識が芽生えるんだろうなぁ」
【終わり】
提督「…まあ、良いでしょう。ところで、その頬の掌の痕は?」
雪風「霞ちゃんに迫ったら、はたかれたみたいです…」
提督「ああ、またやったんですか…。ま、あの霞さんにセクハラを堂々としたことに関してはすごいと思いますが。いつか、憲兵につかまりますよ」
瑞理「人聞きの悪い…同意の上だよ。それにケッコンカッコカリっていうんだから、夫婦生活カッコカリってやつもやった方がいいと思っただけだ」
提督「それの結果がハーレム鎮守府ですか。理解に苦しいですね」
瑞理「むしろ、理解に苦しいのはお前の方だよ。お前なんか社会人から―」
浦風&雪風「社会人?」
提督「ふんぬ!!」ブン
瑞理「ぐはっ」
提督「世の中には、言っていい事と悪い事があります」
瑞理「殴らなくてもいいだろうが!」
提督「殴った方が貴方を黙らせるのが簡単だと思ったので」
瑞理「言葉より先に腕が動くのかこのドS!」
提督「貴方が雪風提督でもなく、中部・東海地方代表提督でもなく、戦果もトップでなければ即刻知床番外鎮守府へ左遷するところだったのに、
いやあ残念残念…」
瑞理「書類持ってとっとと帰れ!!!」
―同時刻、東京・第壱鎮守府、司令長官室執務室―
司令長官「顔が似てるから、余計に相手を意識して対抗意識が芽生えるんだろうなぁ」
【終わり】
228: 2015/09/10(木) 22:03:41.49 ID:xk7SimsL0
【小心者】
―15時、書店―
名取「あ、この漫画前から気になってたんだけど…」
名取「最近、私頑張ってるよね?ちょっとくらい、ご褒美があってもいいよね?」
名取「じゃ、じゃあ…買っちゃおう」スッ
名取「一気に、4冊とか買っちゃおうかな―――はっ」
名取(もし、レジに一気に漫画を4冊も持っていったら、店員さんが嫌な顔をしないかな?後ろに並んでるお客さんも嫌な顔をするだろうな…。
時間をかけるなって…どうしよう……)
名取(ここは、2冊だけ買う事にしよう…)
―数十分後、執務室―
提督「それで、2冊しか買わなかったのですか」
名取「でも、この漫画面白すぎて先の展開が気になり過ぎるんですよ…ああ…もっと買えばよかった…」
・小心者あるある?……書店で、一度に4冊以上本を買えない。
【終わり】
―15時、書店―
名取「あ、この漫画前から気になってたんだけど…」
名取「最近、私頑張ってるよね?ちょっとくらい、ご褒美があってもいいよね?」
名取「じゃ、じゃあ…買っちゃおう」スッ
名取「一気に、4冊とか買っちゃおうかな―――はっ」
名取(もし、レジに一気に漫画を4冊も持っていったら、店員さんが嫌な顔をしないかな?後ろに並んでるお客さんも嫌な顔をするだろうな…。
時間をかけるなって…どうしよう……)
名取(ここは、2冊だけ買う事にしよう…)
―数十分後、執務室―
提督「それで、2冊しか買わなかったのですか」
名取「でも、この漫画面白すぎて先の展開が気になり過ぎるんですよ…ああ…もっと買えばよかった…」
・小心者あるある?……書店で、一度に4冊以上本を買えない。
【終わり】
233: 2015/09/11(金) 21:11:16.51 ID:njxa8S+50
【水着】
―14時、執務室―
提督「夏が終わっても、貴女たちは水着なんですね」
伊168(以下イムヤ)「私たちは元々水着だし…」
伊58(以下ゴーヤ)「こっちの方が動きやすいでち!」
提督「まあ、ほぼ布面積が無しに等しいですし」
伊8(以下ハチ)「でも、夏場は涼しいけれど…」
伊19(以下イク)「冬になると寒くて仕方ないの」
提督「私は別に、その水着姿でいろと命令したわけではありませんし、鎮守府にいる間は普通の服を着ていてもよろしいんですよ?出撃の時は、
指定されたその制服(?)を着ていればいいんです」
伊401(以下シオイ)「まあ、そうなんですけど…ね」
提督「?」
ゴーヤ「いつも肌を露出しているせいか、服を着ると慣れない感覚がするんでち」
提督「……失礼ですが、貴女たちは寝るときはどのような格好で?」
イムヤ「うーん…私は普通に寝間着だけど…皆は?」
ハチ「寝る時用の水着があるから…」
ゴーヤ「裸でち!」
シオイ「私も寝間着だなー」
イク「イクも全裸なの!」
提督「イムヤさんとシオイさんはいいとしてちょっと待て」
ハチ「はっちゃんはセーフだと思うの…」
提督「…まあ、百歩譲ってハチさんはいいとしましょう」
ゴーヤ「ひどいでち!ゴーヤのライフスタイルにいちゃもんをつけるでちか!」
イク「そうなの!別にイクが私生活でどんな格好をしていようと、提督に口出しされる筋合いはないの!」
提督「…裸族って、こういう感じなんでしょうか」
ゴーヤ「あ、でも寝る時に布団がアソコがこすれてたまにイッちゃって―」
提督「やめろ」
イク「あー、あれ気持ちいいけど後始末が大変で―」
提督「やめろ歩く18禁」
【終わり】
―14時、執務室―
提督「夏が終わっても、貴女たちは水着なんですね」
伊168(以下イムヤ)「私たちは元々水着だし…」
伊58(以下ゴーヤ)「こっちの方が動きやすいでち!」
提督「まあ、ほぼ布面積が無しに等しいですし」
伊8(以下ハチ)「でも、夏場は涼しいけれど…」
伊19(以下イク)「冬になると寒くて仕方ないの」
提督「私は別に、その水着姿でいろと命令したわけではありませんし、鎮守府にいる間は普通の服を着ていてもよろしいんですよ?出撃の時は、
指定されたその制服(?)を着ていればいいんです」
伊401(以下シオイ)「まあ、そうなんですけど…ね」
提督「?」
ゴーヤ「いつも肌を露出しているせいか、服を着ると慣れない感覚がするんでち」
提督「……失礼ですが、貴女たちは寝るときはどのような格好で?」
イムヤ「うーん…私は普通に寝間着だけど…皆は?」
ハチ「寝る時用の水着があるから…」
ゴーヤ「裸でち!」
シオイ「私も寝間着だなー」
イク「イクも全裸なの!」
提督「イムヤさんとシオイさんはいいとしてちょっと待て」
ハチ「はっちゃんはセーフだと思うの…」
提督「…まあ、百歩譲ってハチさんはいいとしましょう」
ゴーヤ「ひどいでち!ゴーヤのライフスタイルにいちゃもんをつけるでちか!」
イク「そうなの!別にイクが私生活でどんな格好をしていようと、提督に口出しされる筋合いはないの!」
提督「…裸族って、こういう感じなんでしょうか」
ゴーヤ「あ、でも寝る時に布団がアソコがこすれてたまにイッちゃって―」
提督「やめろ」
イク「あー、あれ気持ちいいけど後始末が大変で―」
提督「やめろ歩く18禁」
【終わり】
234: 2015/09/11(金) 21:28:02.08 ID:njxa8S+50
【誘惑】
―11時過ぎ、工廠―
如月「近代化改修、成功ねぇ~」
提督「火力が1、装甲が1上がりましたね」
如月「こっちの方も、近代化改修されてるわよねぇ~」チラ
提督「子供が簡単に服をはだけさせるんじゃありません」
如月「ちぇっ」
―15時前、執務室―
如月「演習から帰投いたしましたぁ~」
提督「お疲れさまでした。では、戦火の報告をお願いします」
如月「相手は潜水艦隊だから、楽勝だったわよ?対潜装備も積ませてもらったし、完全勝利よ」
提督「それは、おめでとうございます。では、補給の方を済ませたら、旗艦の貴女は報告書をお願いします」
如月「それよりぃ~、今回のMVPは私だったのよ?」ズイ
提督「…そうですか。それで?」
如月「ご褒美が、欲しいなぁ~♡」ズイズイ
提督「間宮さんのスイーツタダ券でよろしいですか?」
如月「もう、釣れないわねぇ~…じゃあご一緒してくれない?」
提督「…分かりました。まったく、我儘な方ですね」
―数分後、食堂―
如月「はむっ…ん……ちゅ」ペロペロ
提督「………………(書類確認中)」ペラ、ペラ
如月「あん…垂れて来ちゃった…」
提督「…アイスくらい普通に食べられないのですか」
如月「別に私がどうアイスを食べようと勝手じゃない?それにぃ、司令官はそういうコト想像したのかな~?もう、司令官のエOチ♪」
提督「そういう事だと安易に想像する貴女の方がよほど工口いと思うんですが」
如月「ッ!ま、まあ、話を戻して…司令官は如月のこういうところ、注意したりしないの~?」
提督「別に注意する気はありませんよ。秋津洲さんのようにかもかも言う人はともかく、貴女の口調は少し変なだけで問題は特にありませんし」
如月「あら、そうかしら?じゃあ司令官は、私は‶少し大人びた子‶って認識なの?」
提督「いえ、大人びた、というより…」
如月「?」
提督「‶大人になろうと努力した結果間違ったな方向に成長してしまったイタイ子供‶、という認識です」
如月「」
【終わり】
―11時過ぎ、工廠―
如月「近代化改修、成功ねぇ~」
提督「火力が1、装甲が1上がりましたね」
如月「こっちの方も、近代化改修されてるわよねぇ~」チラ
提督「子供が簡単に服をはだけさせるんじゃありません」
如月「ちぇっ」
―15時前、執務室―
如月「演習から帰投いたしましたぁ~」
提督「お疲れさまでした。では、戦火の報告をお願いします」
如月「相手は潜水艦隊だから、楽勝だったわよ?対潜装備も積ませてもらったし、完全勝利よ」
提督「それは、おめでとうございます。では、補給の方を済ませたら、旗艦の貴女は報告書をお願いします」
如月「それよりぃ~、今回のMVPは私だったのよ?」ズイ
提督「…そうですか。それで?」
如月「ご褒美が、欲しいなぁ~♡」ズイズイ
提督「間宮さんのスイーツタダ券でよろしいですか?」
如月「もう、釣れないわねぇ~…じゃあご一緒してくれない?」
提督「…分かりました。まったく、我儘な方ですね」
―数分後、食堂―
如月「はむっ…ん……ちゅ」ペロペロ
提督「………………(書類確認中)」ペラ、ペラ
如月「あん…垂れて来ちゃった…」
提督「…アイスくらい普通に食べられないのですか」
如月「別に私がどうアイスを食べようと勝手じゃない?それにぃ、司令官はそういうコト想像したのかな~?もう、司令官のエOチ♪」
提督「そういう事だと安易に想像する貴女の方がよほど工口いと思うんですが」
如月「ッ!ま、まあ、話を戻して…司令官は如月のこういうところ、注意したりしないの~?」
提督「別に注意する気はありませんよ。秋津洲さんのようにかもかも言う人はともかく、貴女の口調は少し変なだけで問題は特にありませんし」
如月「あら、そうかしら?じゃあ司令官は、私は‶少し大人びた子‶って認識なの?」
提督「いえ、大人びた、というより…」
如月「?」
提督「‶大人になろうと努力した結果間違ったな方向に成長してしまったイタイ子供‶、という認識です」
如月「」
【終わり】
235: 2015/09/11(金) 21:41:55.23 ID:njxa8S+50
【一途】
―18時、休憩室―
如月「っていう事があったんですぅ~…もう、悲しいわ…」
金剛「Oh…それは残念ネ…ここのテートクは心のガードが堅いですから…」
如月「つまらないわねぇ~…」
金剛「それならバ、私に任せるのデース!」
如月「?」
金剛「私の熱烈アピールで、テートクのハートをキャッチするデース!」
如月「おお~」パチパチ
―翌日9時、執務室―
金剛「Hey,テートク!Todayの予定表ネー!」グイグイ
提督「分かりましたから、抱き付かないでください。動きにくいです」
金剛「もー、つまんないデース」
―12時過ぎ、食堂―
金剛「Hi,テートク!あーん♪」
提督「自分で食べれますので、結構です」
金剛「あーん!」
提督「……場所を変えます」ススス
金剛「Oh…」
―16時過ぎ、執務室―
金剛「んふふーん♪テートクゥ、もっと私とニャンニャンするネ~♪」
提督「いい加減に離れてください。貴女、私に擦りついてばっかりで今日のノルマをまだこなせてないじゃないですか」
金剛「もう!テートクは頑固で硬派すぎるネー!私のアピールにも振り向いてくれないし、テートクは私の事が嫌いなんですカ!」
提督「……ぶっちゃけ、その鬱陶しいほどのラブアピールは嫌いです」
金剛「」
提督「私は、露骨にアピールしてくるような女性には興味ありませんし、さりげない気遣いができる優しい女性の方がずっとマシです」
金剛「……そう、ですカ…。私のアピールは、鬱陶しかったのデスネ…」
提督「……………」
金剛「でも、テートクのそういうトコも嫌いじゃないデース♪そしてテートクのそこに痺れる憧れるゥ!」
提督「」
―19時過ぎ、食堂―
提督「…あそこまで一途だと、呆れを通り越して尊敬しますね」
司令長官「そうだねぇ…まあ、あんなにアピールしてくるのにまったく応えない君も君だけどね」
【終わり】
―18時、休憩室―
如月「っていう事があったんですぅ~…もう、悲しいわ…」
金剛「Oh…それは残念ネ…ここのテートクは心のガードが堅いですから…」
如月「つまらないわねぇ~…」
金剛「それならバ、私に任せるのデース!」
如月「?」
金剛「私の熱烈アピールで、テートクのハートをキャッチするデース!」
如月「おお~」パチパチ
―翌日9時、執務室―
金剛「Hey,テートク!Todayの予定表ネー!」グイグイ
提督「分かりましたから、抱き付かないでください。動きにくいです」
金剛「もー、つまんないデース」
―12時過ぎ、食堂―
金剛「Hi,テートク!あーん♪」
提督「自分で食べれますので、結構です」
金剛「あーん!」
提督「……場所を変えます」ススス
金剛「Oh…」
―16時過ぎ、執務室―
金剛「んふふーん♪テートクゥ、もっと私とニャンニャンするネ~♪」
提督「いい加減に離れてください。貴女、私に擦りついてばっかりで今日のノルマをまだこなせてないじゃないですか」
金剛「もう!テートクは頑固で硬派すぎるネー!私のアピールにも振り向いてくれないし、テートクは私の事が嫌いなんですカ!」
提督「……ぶっちゃけ、その鬱陶しいほどのラブアピールは嫌いです」
金剛「」
提督「私は、露骨にアピールしてくるような女性には興味ありませんし、さりげない気遣いができる優しい女性の方がずっとマシです」
金剛「……そう、ですカ…。私のアピールは、鬱陶しかったのデスネ…」
提督「……………」
金剛「でも、テートクのそういうトコも嫌いじゃないデース♪そしてテートクのそこに痺れる憧れるゥ!」
提督「」
―19時過ぎ、食堂―
提督「…あそこまで一途だと、呆れを通り越して尊敬しますね」
司令長官「そうだねぇ…まあ、あんなにアピールしてくるのにまったく応えない君も君だけどね」
【終わり】
243: 2015/09/12(土) 21:32:16.71 ID:YbqD+9/40
【その理由】
―13時、駆逐艦寮―
照月「秋月姉さん、一緒に訓練しよう?」
秋月「ああ、ごめんなさい…提督から仕事を頼まれてしまって…」
照月「そっか…」シュン
―翌日8時、食堂―
照月「秋月姉さん、間宮さんが新メニュー作ったんだって!後で一緒に食べない?」
秋月「ごめんね……今日は書類整理を手伝うように言われちゃって…」
照月「むー……」
―数日後10時、廊下―
秋月「この書類を持っていくのね…大変そう…」
照月「秋月姉さん!」
秋月「ひゃっ!て、照月?どうしたの…?」
照月「おかしいよ!」
秋月「おかしいって…何が?」
照月「秋月姉さんは働きすぎな感じだよ!照月と一緒にいてくれるのって、土日だけだったじゃん!それ以外の平日は、いつも提督の手伝いばっかり…。
秋月姉さんは提督に働かされてるんだよ!」
秋月「で、でも…秋月は艦娘で…提督にお仕えする身だから…」
照月「でもおかしい!」
秋月「でもって…」
照月「こうなったら直接提督に訊きに行こう!」グイグイ
秋月「え、ええっ?」
―13時、駆逐艦寮―
照月「秋月姉さん、一緒に訓練しよう?」
秋月「ああ、ごめんなさい…提督から仕事を頼まれてしまって…」
照月「そっか…」シュン
―翌日8時、食堂―
照月「秋月姉さん、間宮さんが新メニュー作ったんだって!後で一緒に食べない?」
秋月「ごめんね……今日は書類整理を手伝うように言われちゃって…」
照月「むー……」
―数日後10時、廊下―
秋月「この書類を持っていくのね…大変そう…」
照月「秋月姉さん!」
秋月「ひゃっ!て、照月?どうしたの…?」
照月「おかしいよ!」
秋月「おかしいって…何が?」
照月「秋月姉さんは働きすぎな感じだよ!照月と一緒にいてくれるのって、土日だけだったじゃん!それ以外の平日は、いつも提督の手伝いばっかり…。
秋月姉さんは提督に働かされてるんだよ!」
秋月「で、でも…秋月は艦娘で…提督にお仕えする身だから…」
照月「でもおかしい!」
秋月「でもって…」
照月「こうなったら直接提督に訊きに行こう!」グイグイ
秋月「え、ええっ?」
244: 2015/09/12(土) 21:45:31.32 ID:YbqD+9/40
―数分後、執務室―
提督「それに関しては、大変申し訳ございません」ペコリ
秋月「て、提督…!秋月に頭を下げられても…」
照月「本当にひどいよ!艦娘とはいえ酷使するなんて!ひどいよ!」
秋月「あの…提督?」
提督「はい?」
秋月「秋月…奇妙でならないのですが…照月も同じような事を思っているでしょう…」
提督&照月「?」
秋月「なぜ、この海軍司令本部には、参謀部や情報部などの、部署が存在しないのですか?」
照月「あ、そう言えばそうよ!どうしてないの?こんなに大きい建物なのに…」
提督「…ああ、それですか。そう言えば、比較的新人の秋月さんや照月さんには教えてませんでしたね」
秋月「何か、理由でもあるのですか?」
提督「理由は単純です。今の司令長官の前の方が、真剣にこう言っただけです」
前司令長官『参謀部とかの連中に金払うの嫌だから全部撤廃。仕事?艦娘にやらせればいいじゃん』
秋月&照月「」
提督「で、前司令長官はその案を強行して承認させたものの、当然ながら元参謀部などの人間から大ブーイングを浴びて、逃げるように辞職…。そして、
その司令長官の弟である、戦乃盾間が新たな司令長官として着任したという事です」
照月「で、でも…今の司令長官がその案を撤回すれば…」
提督「あの司令長官は、世間体を気にして、できなかったらしいです」
秋月「……………」
提督「…で、当然ながら人手不足となり、皆さんの力を貸してもらう、という事に至ったわけです」
照月「そんな事が……」
提督「…そういうわけで、皆さんにも力を貸していただいているわけです」
秋月「そうだったんですか…いえ、それでしたら……」
照月「うん…そんな理由があるんだったら、まあ仕方ないよね」
提督「……分かっていただいて、ありがたいです」
【終わり】
提督「それに関しては、大変申し訳ございません」ペコリ
秋月「て、提督…!秋月に頭を下げられても…」
照月「本当にひどいよ!艦娘とはいえ酷使するなんて!ひどいよ!」
秋月「あの…提督?」
提督「はい?」
秋月「秋月…奇妙でならないのですが…照月も同じような事を思っているでしょう…」
提督&照月「?」
秋月「なぜ、この海軍司令本部には、参謀部や情報部などの、部署が存在しないのですか?」
照月「あ、そう言えばそうよ!どうしてないの?こんなに大きい建物なのに…」
提督「…ああ、それですか。そう言えば、比較的新人の秋月さんや照月さんには教えてませんでしたね」
秋月「何か、理由でもあるのですか?」
提督「理由は単純です。今の司令長官の前の方が、真剣にこう言っただけです」
前司令長官『参謀部とかの連中に金払うの嫌だから全部撤廃。仕事?艦娘にやらせればいいじゃん』
秋月&照月「」
提督「で、前司令長官はその案を強行して承認させたものの、当然ながら元参謀部などの人間から大ブーイングを浴びて、逃げるように辞職…。そして、
その司令長官の弟である、戦乃盾間が新たな司令長官として着任したという事です」
照月「で、でも…今の司令長官がその案を撤回すれば…」
提督「あの司令長官は、世間体を気にして、できなかったらしいです」
秋月「……………」
提督「…で、当然ながら人手不足となり、皆さんの力を貸してもらう、という事に至ったわけです」
照月「そんな事が……」
提督「…そういうわけで、皆さんにも力を貸していただいているわけです」
秋月「そうだったんですか…いえ、それでしたら……」
照月「うん…そんな理由があるんだったら、まあ仕方ないよね」
提督「……分かっていただいて、ありがたいです」
【終わり】
245: 2015/09/12(土) 21:56:57.65 ID:YbqD+9/40
【夜戦】
―15時、執務室―
川内「夜戦だー!Night Battleだー!いえーい!!」
提督「まったく……1回夜戦を許可したくらいで…」
神通「姉が、申し訳ございません…」
提督「いえ、神通さんは別に悪くはありません」
川内「WOW!!YEAHHHHHHHH!!!」
神通「ですが…あそこまではしゃぐとは…」
提督「…神通さんが真面目な性格なのは、姉があのような性格だからでしょうか…」
神通「…どうなんでしょうね」
提督「…というか」
神通「?」
提督「貴女もなんだかんだで夜戦が好きなのではないでしょうか?」
神通「へっ!?」
提督「いえ、戦闘記録を見るからに、夜戦を行った時の神通さんの戦果は、昼戦よりも高いんですが」
神通「あ、あの……」
川内「あー、それは確かに言えるかもね」
神通「姉さん!?」
川内「だって、前に神通と同じ艦隊で夜戦になった時、神通が…」
神通『ふふっ、油断しましたね…。次発装填済みです…!(どやっ)』
川内「って、ドヤ顔で言ってたから、案外神通も夜戦が楽しみだったんじゃないの?」
神通「あ、あう…ああ…///」
提督「ああ、やはりですか。流石は姉妹と言うか、何と言うか」
川内「ほらほら!神通も夜戦が嬉しいんだったら一緒に喜ぼうよ!イエーイ!」
神通「い、いえーい……///」
【終わり】
―15時、執務室―
川内「夜戦だー!Night Battleだー!いえーい!!」
提督「まったく……1回夜戦を許可したくらいで…」
神通「姉が、申し訳ございません…」
提督「いえ、神通さんは別に悪くはありません」
川内「WOW!!YEAHHHHHHHH!!!」
神通「ですが…あそこまではしゃぐとは…」
提督「…神通さんが真面目な性格なのは、姉があのような性格だからでしょうか…」
神通「…どうなんでしょうね」
提督「…というか」
神通「?」
提督「貴女もなんだかんだで夜戦が好きなのではないでしょうか?」
神通「へっ!?」
提督「いえ、戦闘記録を見るからに、夜戦を行った時の神通さんの戦果は、昼戦よりも高いんですが」
神通「あ、あの……」
川内「あー、それは確かに言えるかもね」
神通「姉さん!?」
川内「だって、前に神通と同じ艦隊で夜戦になった時、神通が…」
神通『ふふっ、油断しましたね…。次発装填済みです…!(どやっ)』
川内「って、ドヤ顔で言ってたから、案外神通も夜戦が楽しみだったんじゃないの?」
神通「あ、あう…ああ…///」
提督「ああ、やはりですか。流石は姉妹と言うか、何と言うか」
川内「ほらほら!神通も夜戦が嬉しいんだったら一緒に喜ぼうよ!イエーイ!」
神通「い、いえーい……///」
【終わり】
253: 2015/09/13(日) 20:57:05.25 ID:lkbiR9hq0
【改二】
―14時過ぎ、重巡洋艦寮・休憩室―
高翌雄「妙高はいいわよね…」
妙高「?何がかしら?」
高翌雄「あなたたち妙高型姉妹は、全員改二が実装されているじゃない」
妙高「あら、そう言えばそうだったわね。まだ私たちは、練度が足りてないけど…」
高翌雄「でも、私たちは摩耶と鳥海にしか改二が実装されていないのよ……」
妙高「いいじゃない、別に。姉からすれば、妹たちの殊勲が認められたって事で、誇らしい限りよ」
高翌雄「…まあ、妙高の言い分も分かるわ」
妙高「でしょう?もし私が高翌雄だったら、飛び跳ねるくらい喜んでるわ」
高翌雄「その言い分もわかる、わかるのよ。でもね…」
妙高「?」
高翌雄「姉の私を差し置いて改二になるなんて、少し悔しいじゃない…?」
妙高「ああ…それは確かに……」
高翌雄「何よ…それってつまり私には別に改二に値する殊勲が無いとでもいうの…?というか全員に改二実装する気ならネームシップから実装しなさいよ…」
妙高「お、落ち着いて…」
高翌雄「御召艦・比叡の供奉艦でしかも先導艦にもなったっていうのに…どうして…?」
妙高「酒も入っていないのに…どうしたものかしら…」
『すいませーん』
妙高「あら、提督?」
高翌雄「そうだわ、提督に聞けばいいのよ!」
妙高「へっ!?」
高翌雄「提督~!」タタタタ
妙高「あ、もう…」
―数分後、重巡洋艦寮玄関―
高翌雄「て…いと…く…」ハァハァ
提督「…別に、ただ視察に来ただけなんですけど」
妙高「いえ、高翌雄は少し…」
高翌雄「提督!1つお聞きしたいのですが、よろしいでしょうか?」
提督「?」
高翌雄「改二を実装する艦の基準って何ですか!?改二になる艦娘はどうやって決められているんですか!?」
妙高「まあ、それも私は気になってたけど…」
提督「ああ、それは妖精さんの趣味で決まってます」
高翌雄&妙高「」
【終わり】
―14時過ぎ、重巡洋艦寮・休憩室―
高翌雄「妙高はいいわよね…」
妙高「?何がかしら?」
高翌雄「あなたたち妙高型姉妹は、全員改二が実装されているじゃない」
妙高「あら、そう言えばそうだったわね。まだ私たちは、練度が足りてないけど…」
高翌雄「でも、私たちは摩耶と鳥海にしか改二が実装されていないのよ……」
妙高「いいじゃない、別に。姉からすれば、妹たちの殊勲が認められたって事で、誇らしい限りよ」
高翌雄「…まあ、妙高の言い分も分かるわ」
妙高「でしょう?もし私が高翌雄だったら、飛び跳ねるくらい喜んでるわ」
高翌雄「その言い分もわかる、わかるのよ。でもね…」
妙高「?」
高翌雄「姉の私を差し置いて改二になるなんて、少し悔しいじゃない…?」
妙高「ああ…それは確かに……」
高翌雄「何よ…それってつまり私には別に改二に値する殊勲が無いとでもいうの…?というか全員に改二実装する気ならネームシップから実装しなさいよ…」
妙高「お、落ち着いて…」
高翌雄「御召艦・比叡の供奉艦でしかも先導艦にもなったっていうのに…どうして…?」
妙高「酒も入っていないのに…どうしたものかしら…」
『すいませーん』
妙高「あら、提督?」
高翌雄「そうだわ、提督に聞けばいいのよ!」
妙高「へっ!?」
高翌雄「提督~!」タタタタ
妙高「あ、もう…」
―数分後、重巡洋艦寮玄関―
高翌雄「て…いと…く…」ハァハァ
提督「…別に、ただ視察に来ただけなんですけど」
妙高「いえ、高翌雄は少し…」
高翌雄「提督!1つお聞きしたいのですが、よろしいでしょうか?」
提督「?」
高翌雄「改二を実装する艦の基準って何ですか!?改二になる艦娘はどうやって決められているんですか!?」
妙高「まあ、それも私は気になってたけど…」
提督「ああ、それは妖精さんの趣味で決まってます」
高翌雄&妙高「」
【終わり】
255: 2015/09/13(日) 21:11:22.87 ID:lkbiR9hq0
【悪飯艦】
―18時過ぎ、戦艦寮―
提督「…はい、では戦艦寮の見回りは以上です。ご協力、ありがとうございます」
長門「何、別に気にする事ではないさ」
提督「では、私は―」
ガッシャーン!!
提督「?」
長門「…はぁ」
『榛名さんが倒れたー!』
『ヒエ~!?どうして~!?』
『明石さん呼んで早く!』
提督「…少し、様子を見てきます」
長門「…何があったのかは大体予想できるんだが」
―休憩室―
榛名「」ビクンビクン
提督「何かと思えば、比叡さんのカレーですか」
比叡「いえ、あはは…でもおっかしいな…。ちゃんと作ったはずなんですけど…」
提督「…そのカレーはどこに?」
比叡「あ、はい。こちらになります」パカッ
ツーーーーーーーーーーーーーーン
提督「……このカレー、何を使ったんですか?」
比叡「あ、はい。じゃがいもと人参、玉ねぎ、豚肉…」
提督(材料は普通…ですかね)
比叡「あ、後はスパイスを効かせるためにジョロキアと豆板醤を…」
提督「……本場のインドでも使う人はあまりいないですけど…。と言うか、どうしてそんなものを使おうとしたんですか」
比叡「それは…普通のレシピじゃ味気ないと思ったから、ちょっとアレンジを…」
提督「確かに別の意味で味が付きましたけど…。アレンジと言うのは本来、料理が上手な人がする事です。貴女の作る料理のほとんどは、
壊滅的な味をしているじゃないですか。というか、普通の料理を見たことがありません」
比叡「おかしいですね…金剛お姉さまはいつでも『美味しい美味しい』って涙を流しながら食べてましたし…」
提督(その涙は多分違う意味の涙でしょうね)
比叡「うーん…でも…金剛お姉さまだけじゃなくて、皆さんにも私の料理を食べてもらいたいし…」
提督「仕方ありませんね、比叡さん」
比叡「?何かアイデアでも!?」
提督「次レシピ通りに作らなければ、貴女を金剛さんの艦隊から外します。それでもやめない場合は寮で金剛さんとは別室に…」
比叡「やっぱりアレンジは私みたいなド素人はしない方がいいですよね!じゃあ次からはレシピ通りに作りまーす!」
提督(単純で良かった。これで、皆さんの胃袋の安全は保たれたでしょうね)
【終わり】
―18時過ぎ、戦艦寮―
提督「…はい、では戦艦寮の見回りは以上です。ご協力、ありがとうございます」
長門「何、別に気にする事ではないさ」
提督「では、私は―」
ガッシャーン!!
提督「?」
長門「…はぁ」
『榛名さんが倒れたー!』
『ヒエ~!?どうして~!?』
『明石さん呼んで早く!』
提督「…少し、様子を見てきます」
長門「…何があったのかは大体予想できるんだが」
―休憩室―
榛名「」ビクンビクン
提督「何かと思えば、比叡さんのカレーですか」
比叡「いえ、あはは…でもおっかしいな…。ちゃんと作ったはずなんですけど…」
提督「…そのカレーはどこに?」
比叡「あ、はい。こちらになります」パカッ
ツーーーーーーーーーーーーーーン
提督「……このカレー、何を使ったんですか?」
比叡「あ、はい。じゃがいもと人参、玉ねぎ、豚肉…」
提督(材料は普通…ですかね)
比叡「あ、後はスパイスを効かせるためにジョロキアと豆板醤を…」
提督「……本場のインドでも使う人はあまりいないですけど…。と言うか、どうしてそんなものを使おうとしたんですか」
比叡「それは…普通のレシピじゃ味気ないと思ったから、ちょっとアレンジを…」
提督「確かに別の意味で味が付きましたけど…。アレンジと言うのは本来、料理が上手な人がする事です。貴女の作る料理のほとんどは、
壊滅的な味をしているじゃないですか。というか、普通の料理を見たことがありません」
比叡「おかしいですね…金剛お姉さまはいつでも『美味しい美味しい』って涙を流しながら食べてましたし…」
提督(その涙は多分違う意味の涙でしょうね)
比叡「うーん…でも…金剛お姉さまだけじゃなくて、皆さんにも私の料理を食べてもらいたいし…」
提督「仕方ありませんね、比叡さん」
比叡「?何かアイデアでも!?」
提督「次レシピ通りに作らなければ、貴女を金剛さんの艦隊から外します。それでもやめない場合は寮で金剛さんとは別室に…」
比叡「やっぱりアレンジは私みたいなド素人はしない方がいいですよね!じゃあ次からはレシピ通りに作りまーす!」
提督(単純で良かった。これで、皆さんの胃袋の安全は保たれたでしょうね)
【終わり】
261: 2015/09/15(火) 21:22:31.56 ID:u/rqQcNG0
【提督会談①】
―8時、第壱鎮守府・執務室―
提督「ハァ…」
扶桑「?どうしたのですか、提督?暗いため息をついて…」
提督「ああ、すみません…。いえ、今日は地方代表提督会談でしょう?」
扶桑「ええ、そうですね。私も、提督と共に出席させていただく所存でございます」
提督「会談、つまりは会議です。会議と言うものは、嫌気の差すものですよ」
扶桑「嫌気、ですか…」
―同時刻、列車内―
瑞理「ハァ…」
雪風「?どうしたのですか、しれぇ?嬉しそうなため息をついて…」
瑞理「ああ、ごめんね…。いや、今日は地方代表提督会談でしょ?」
雪風「はい、そうですね。私も、しれぇと一緒に出席させていただくために、今こうしてきています」
瑞理「会談、つまりは会議だよ。会議っていうのは、意外といい気分なものだよ」
雪風「いい気分、ですか…」
―第壱鎮守府サイド―
提督「会議と言うものは、基本的に楽しくなるような話題はありません。むしろ、イヤな気分になるようなものばかりです」
扶桑「?」
提督「例えば、クレーム、部下への不満、勤務態度の可否…他人のイヤな部分を聞くような事ばかりです」
扶桑「確かに、それは楽しくないですね…」
―瑞理サイド―
瑞理「会議って言うのは、実は面白くなるような話題が多いんだよ。むしろ、イヤな気分にはあまりならないね」
雪風「?」
瑞理「例えば、クレーム、部下への不満、勤務態度の可否…自分が知らない人の粗を聞く事ができて、メシウマだね」
雪風「それは楽しいのでしょうか…」
―8時、第壱鎮守府・執務室―
提督「ハァ…」
扶桑「?どうしたのですか、提督?暗いため息をついて…」
提督「ああ、すみません…。いえ、今日は地方代表提督会談でしょう?」
扶桑「ええ、そうですね。私も、提督と共に出席させていただく所存でございます」
提督「会談、つまりは会議です。会議と言うものは、嫌気の差すものですよ」
扶桑「嫌気、ですか…」
―同時刻、列車内―
瑞理「ハァ…」
雪風「?どうしたのですか、しれぇ?嬉しそうなため息をついて…」
瑞理「ああ、ごめんね…。いや、今日は地方代表提督会談でしょ?」
雪風「はい、そうですね。私も、しれぇと一緒に出席させていただくために、今こうしてきています」
瑞理「会談、つまりは会議だよ。会議っていうのは、意外といい気分なものだよ」
雪風「いい気分、ですか…」
―第壱鎮守府サイド―
提督「会議と言うものは、基本的に楽しくなるような話題はありません。むしろ、イヤな気分になるようなものばかりです」
扶桑「?」
提督「例えば、クレーム、部下への不満、勤務態度の可否…他人のイヤな部分を聞くような事ばかりです」
扶桑「確かに、それは楽しくないですね…」
―瑞理サイド―
瑞理「会議って言うのは、実は面白くなるような話題が多いんだよ。むしろ、イヤな気分にはあまりならないね」
雪風「?」
瑞理「例えば、クレーム、部下への不満、勤務態度の可否…自分が知らない人の粗を聞く事ができて、メシウマだね」
雪風「それは楽しいのでしょうか…」
262: 2015/09/15(火) 21:38:28.19 ID:u/rqQcNG0
―第壱鎮守府サイド―
提督「少し話が逸れてしまいますが、会議のみならず、社会で必要な事は、上司とのコミュニケーションですね」
扶桑「上司とのコミュニケーション?」
提督「その中でも特に重要なのは、気配りです」
扶桑「はあ……」
提督「プレゼンなどをする際は、資料は読みやすいか、飽きないような内容か、要点がまとまっているか、など…。気にすることがたくさんありますよ」
扶桑「なるほど……」
提督「それに、上司への態度は重要です。何か向こう側の気に食わないような態度をとれば、すぐにクビが切られますし」
―瑞理サイド―
瑞理「少し話が逸れちゃうけど、会議のみならず、社会で必要な事は、女子とのコミュニケーションだね」
雪風「女子とのコミュニケーション?」
瑞理「その中でも特に重要なのは、気配りだよ」
雪風「はあ……」
瑞理「プレゼントなんかをする時は、気持ちが伝わりやすいか、飽きないようなものか、用途があるかどうか、など…。気にすることがたくさんあるよ」
雪風「なるほど……」
瑞理「それに、女子への態度は重要だよ。何か向こうの気に食わないような態度をとれば、すぐに縁を切られるし」
―第壱鎮守府サイド―
提督「っと…少し雑談が過ぎましたね。もうすぐ時間です。会議場へ向かいましょう」
扶桑「あ、はい。分かりました」
提督「扶桑さんには、今回の会談の議事録を書いていただきたい。皆さんの発言を簡単にまとめて、後で書類として各鎮守府に提出する、といった感じに」
扶桑「そんな…私にできるでしょうか…」
提督「大丈夫です。自分を信じてください」
扶桑「それなら、どうして青葉さんにしなかったのですか?議事録を書くのなら、メモが得意な彼女のほうが…」
提督「……彼女にすると、各鎮守府の色々な機密事項とかを盗んできてこちらの責任問題が問われそうですので…」
扶桑「ああ……」
―瑞理サイド―
瑞理「っと…少し雑談しすぎちゃったね。もうすぐ時間だ。総司令部へ急ごう」
雪風「あ、はい。わかりました」
瑞理「雪風ちゃんには、今回の会談の記事を書いてもらいたいんだ。みんなの発言を簡単にまとめて、後で鎮守府の皆に渡す、といった感じに」
雪風「そんな…雪風にできるでしょうか…」
瑞理「大丈夫だって。自分を信じなよ」
雪風「それなら、どうして青葉さんを連れてこなかったのですか?記事を書くんだったら、メモが得意なあの人のほうが…」
瑞理「……彼女を連れていくと、ほかの鎮守府の色々な機密事項とかを盗んできてこっちの責任問題が問われそうだから…」
雪風「ああ……」
提督「少し話が逸れてしまいますが、会議のみならず、社会で必要な事は、上司とのコミュニケーションですね」
扶桑「上司とのコミュニケーション?」
提督「その中でも特に重要なのは、気配りです」
扶桑「はあ……」
提督「プレゼンなどをする際は、資料は読みやすいか、飽きないような内容か、要点がまとまっているか、など…。気にすることがたくさんありますよ」
扶桑「なるほど……」
提督「それに、上司への態度は重要です。何か向こう側の気に食わないような態度をとれば、すぐにクビが切られますし」
―瑞理サイド―
瑞理「少し話が逸れちゃうけど、会議のみならず、社会で必要な事は、女子とのコミュニケーションだね」
雪風「女子とのコミュニケーション?」
瑞理「その中でも特に重要なのは、気配りだよ」
雪風「はあ……」
瑞理「プレゼントなんかをする時は、気持ちが伝わりやすいか、飽きないようなものか、用途があるかどうか、など…。気にすることがたくさんあるよ」
雪風「なるほど……」
瑞理「それに、女子への態度は重要だよ。何か向こうの気に食わないような態度をとれば、すぐに縁を切られるし」
―第壱鎮守府サイド―
提督「っと…少し雑談が過ぎましたね。もうすぐ時間です。会議場へ向かいましょう」
扶桑「あ、はい。分かりました」
提督「扶桑さんには、今回の会談の議事録を書いていただきたい。皆さんの発言を簡単にまとめて、後で書類として各鎮守府に提出する、といった感じに」
扶桑「そんな…私にできるでしょうか…」
提督「大丈夫です。自分を信じてください」
扶桑「それなら、どうして青葉さんにしなかったのですか?議事録を書くのなら、メモが得意な彼女のほうが…」
提督「……彼女にすると、各鎮守府の色々な機密事項とかを盗んできてこちらの責任問題が問われそうですので…」
扶桑「ああ……」
―瑞理サイド―
瑞理「っと…少し雑談しすぎちゃったね。もうすぐ時間だ。総司令部へ急ごう」
雪風「あ、はい。わかりました」
瑞理「雪風ちゃんには、今回の会談の記事を書いてもらいたいんだ。みんなの発言を簡単にまとめて、後で鎮守府の皆に渡す、といった感じに」
雪風「そんな…雪風にできるでしょうか…」
瑞理「大丈夫だって。自分を信じなよ」
雪風「それなら、どうして青葉さんを連れてこなかったのですか?記事を書くんだったら、メモが得意なあの人のほうが…」
瑞理「……彼女を連れていくと、ほかの鎮守府の色々な機密事項とかを盗んできてこっちの責任問題が問われそうだから…」
雪風「ああ……」
263: 2015/09/15(火) 21:49:36.92 ID:u/rqQcNG0
―(第壱鎮守府サイド)8時半前、会議室前―
提督「ここに、各地方代表提督が集いまして、会談を行います」
扶桑「各地方代表提督…」
提督「あまり緊張しなくても大丈夫です。皆さん、良いお方ですから。まあ、東海地方のバカを除いて」
扶桑「そうですか…。では、この扶桑…頑張ります!」グッ
提督「…頑張ってください」ガチャ
―(瑞理サイド)8時半過ぎ、会議室前―
瑞理「ここに、各地方代表提督が集まって、会談を行うんだ」
雪風「各地方代表提督…」
瑞理「そんなに緊張しなくても大丈夫だよ。皆、いい人だから。まあ、補佐官のあのバカを除いて」
雪風「そうですか…。では、この雪風…頑張ります!」グッ
瑞理「…頑張ってね」ガチャ
提督&瑞理「「あ」」
提督「せいやっ!!」ブン
瑞理「挨拶無しに殴ってくるか!!」バキッ
提督「いえ、貴方とあったらいずれこうなるだろうと思ったので、先に済ませておこうかと」
瑞理「後回しにしとけ!」
提督「いえ、やるべきことは先にやらないと気が済まない主義でして」
瑞理「くそっ…ムカつく主義だな…」
??「まあまあ、お二方、落ち着いてくださいよ」
瑞理「あ、手稲さん」
北海道代表提督(以下手稲)「お久しぶりです、瑞理さん」
瑞理「うん、久しぶりですね。どれぶりでしたっけ?」
手稲「えーっと、確か先月前の会談以来でしたかな?」
瑞理「あ、そんなに前でしたか」
手稲「しかし、相も変わらずお二方は仲がよろしいようで」
提督&瑞理「「どこが仲が良いように見えるんですか」」
手稲「そういうところが、です」
扶桑「初めまして」
手稲「ああ、ご丁寧にどうも。お会いするのは初めてでしたね。私は北海道地方代表提督の、手稲 功(ていね いさお)です」
扶桑「よろしくお願いいたします」
提督「ここに、各地方代表提督が集いまして、会談を行います」
扶桑「各地方代表提督…」
提督「あまり緊張しなくても大丈夫です。皆さん、良いお方ですから。まあ、東海地方のバカを除いて」
扶桑「そうですか…。では、この扶桑…頑張ります!」グッ
提督「…頑張ってください」ガチャ
―(瑞理サイド)8時半過ぎ、会議室前―
瑞理「ここに、各地方代表提督が集まって、会談を行うんだ」
雪風「各地方代表提督…」
瑞理「そんなに緊張しなくても大丈夫だよ。皆、いい人だから。まあ、補佐官のあのバカを除いて」
雪風「そうですか…。では、この雪風…頑張ります!」グッ
瑞理「…頑張ってね」ガチャ
提督&瑞理「「あ」」
提督「せいやっ!!」ブン
瑞理「挨拶無しに殴ってくるか!!」バキッ
提督「いえ、貴方とあったらいずれこうなるだろうと思ったので、先に済ませておこうかと」
瑞理「後回しにしとけ!」
提督「いえ、やるべきことは先にやらないと気が済まない主義でして」
瑞理「くそっ…ムカつく主義だな…」
??「まあまあ、お二方、落ち着いてくださいよ」
瑞理「あ、手稲さん」
北海道代表提督(以下手稲)「お久しぶりです、瑞理さん」
瑞理「うん、久しぶりですね。どれぶりでしたっけ?」
手稲「えーっと、確か先月前の会談以来でしたかな?」
瑞理「あ、そんなに前でしたか」
手稲「しかし、相も変わらずお二方は仲がよろしいようで」
提督&瑞理「「どこが仲が良いように見えるんですか」」
手稲「そういうところが、です」
扶桑「初めまして」
手稲「ああ、ご丁寧にどうも。お会いするのは初めてでしたね。私は北海道地方代表提督の、手稲 功(ていね いさお)です」
扶桑「よろしくお願いいたします」
264: 2015/09/15(火) 21:59:18.61 ID:u/rqQcNG0
手稲「それにしても…今日は暑いですね…」
扶桑「え?そうですか?今日都心は27度で涼しいくらいですけど…」
手稲「27度!そりゃ熱いですね」
提督&瑞理((出たよ北海道人の気温ボケ))
ガチャ
提督&瑞理「「?」」
??「失礼しまーす」
提督「ああ、朱鷺さん」
中部・北陸地方代表提督(以下朱鷺)「あ、斑さん。お久しぶりです」
瑞理「朱鷺ちゃーん!」バッ
朱鷺「っとっと」サッ
瑞理「もう、釣れないね~」
提督「朱鷺さん、釣らないほうがいいですよ」
朱鷺「分かってるって。この人は面白いからねー…って、見ない顔もいるね」
扶桑&雪風「「は、初めまして」」
朱鷺「私は中部・北陸地方代表提督の朱鷺 鷹江(とき たかえ)。よろしくね」
扶桑&雪風「「よろしくお願いします」」ペコリ
提督&瑞理((いつ聞いても、朱鷺なんだか鷹なんだかわからない名前だな…))
扶桑「?そういえば、皆さんの秘書艦は?」
提督「あ、言い忘れていましたね。秘書艦の方は、秘書艦用の部屋がございますので、そちらで待機していただくのですが、扶桑さんは、
みなさんに会うのが初めてですので、顔合わせを済ませてから、向かってください」
扶桑「は、はい!お気遣いありがとうございます」
扶桑「え?そうですか?今日都心は27度で涼しいくらいですけど…」
手稲「27度!そりゃ熱いですね」
提督&瑞理((出たよ北海道人の気温ボケ))
ガチャ
提督&瑞理「「?」」
??「失礼しまーす」
提督「ああ、朱鷺さん」
中部・北陸地方代表提督(以下朱鷺)「あ、斑さん。お久しぶりです」
瑞理「朱鷺ちゃーん!」バッ
朱鷺「っとっと」サッ
瑞理「もう、釣れないね~」
提督「朱鷺さん、釣らないほうがいいですよ」
朱鷺「分かってるって。この人は面白いからねー…って、見ない顔もいるね」
扶桑&雪風「「は、初めまして」」
朱鷺「私は中部・北陸地方代表提督の朱鷺 鷹江(とき たかえ)。よろしくね」
扶桑&雪風「「よろしくお願いします」」ペコリ
提督&瑞理((いつ聞いても、朱鷺なんだか鷹なんだかわからない名前だな…))
扶桑「?そういえば、皆さんの秘書艦は?」
提督「あ、言い忘れていましたね。秘書艦の方は、秘書艦用の部屋がございますので、そちらで待機していただくのですが、扶桑さんは、
みなさんに会うのが初めてですので、顔合わせを済ませてから、向かってください」
扶桑「は、はい!お気遣いありがとうございます」
265: 2015/09/15(火) 22:06:09.19 ID:u/rqQcNG0
コンコン
提督「?」
ガチャ
??×2「「失礼します!」」
提督「ああ、貴方たちですか」
中国地方代表提督(以下凪)「はい、到着いたしました」
四国地方代表提督(以下奈美)「同じく、到着いたしました」
瑞理「2人は相変わらず仲良しだね。双子なだけはあるよ」
凪「いやいや、そこまで仲良しじゃないと思うけど」
奈美「まあ、他の双子よりは大分仲良しだわね」
扶桑「あの…」
凪「あ、すみません。挨拶がまだでしたね。俺は中国地方代表提督の、伊座 凪(いざ なぎ)だ」
奈美「あたしは四国地方代表提督、伊座 奈美(いざ なみ)でっす!」
瑞理「二人の名前の由来は知ってると思うけど、日本神話のイザナギとイザナミ。つまり2人ってそういう関係―」
提督「ふん」シュッ
瑞理「がふっ」グキッ
凪「いやだな、そういう関係なんてないよ。ただの双子さ」
奈美「そ、そうね…。そういう関係よね…」
提督「おい」
コンコン
提督「みなさん、なかなか着くのが早いですね」
提督「?」
ガチャ
??×2「「失礼します!」」
提督「ああ、貴方たちですか」
中国地方代表提督(以下凪)「はい、到着いたしました」
四国地方代表提督(以下奈美)「同じく、到着いたしました」
瑞理「2人は相変わらず仲良しだね。双子なだけはあるよ」
凪「いやいや、そこまで仲良しじゃないと思うけど」
奈美「まあ、他の双子よりは大分仲良しだわね」
扶桑「あの…」
凪「あ、すみません。挨拶がまだでしたね。俺は中国地方代表提督の、伊座 凪(いざ なぎ)だ」
奈美「あたしは四国地方代表提督、伊座 奈美(いざ なみ)でっす!」
瑞理「二人の名前の由来は知ってると思うけど、日本神話のイザナギとイザナミ。つまり2人ってそういう関係―」
提督「ふん」シュッ
瑞理「がふっ」グキッ
凪「いやだな、そういう関係なんてないよ。ただの双子さ」
奈美「そ、そうね…。そういう関係よね…」
提督「おい」
コンコン
提督「みなさん、なかなか着くのが早いですね」
266: 2015/09/15(火) 22:21:08.21 ID:u/rqQcNG0
??「うーい…着ましたぜぇ…」
??「くそっ…手間のかかる…」
提督「おや、珍しい組み合わせですね」
九州地方代表提督(以下守典)「おお、さっきそこで会ってよ…」
近畿地方代表提督(以下山科)「ったく、二日酔いで来るのが遅れるとか…」
瑞理「どうせ、昨日こっちに来て居酒屋とかで飲み過ぎたんだろ?」
守展「その通りなんだよ!いやぁ、こっちの酒も飲んでみてぇと思って、昨日の夜は飲み過ぎちまって、二日酔いで足がふらついちまって…」
山科「会談前日に酒を飲むって事自体間違ってるだろうが…。考えろよ」
提督「…愚痴をこぼしつつ銀杏さんの解放をしてるあたり、山科さんってツンデレみたいですよね」
山科「は、はぁ!?だ、誰がツンデレだって!?何言ってんだ、バーカバーカ!」
扶桑「え、ええと…」
守展「おっ、見慣れねぇ顔がいるなぁ。俺ぁ、九州地方代表提督の守展 堂治(しゅてん どうじ)だ」
山科「……近畿地方代表提督、山科 仁和(やましな にんな)」
扶桑「仁和…?女性?」
山科「俺は男だ!!なんだ!お前は人の性別を名前で判断するのか!静って名前の男もいるだろうが!」
扶桑「あ、す、すみません……」
山城「…あ、いや…。俺も怒り過ぎた…。すまん」
瑞理(ツンデレだね。いや、見栄っ張りか)
提督「さてと…残りはあの方ですね」
瑞理「ああ、あの子か…」
扶桑「?もう一人いるのですか?」
提督「ええ、東北地方代表提督の方が1人…。けど、その方はかなりルーズな方でして…」
??「くそっ…手間のかかる…」
提督「おや、珍しい組み合わせですね」
九州地方代表提督(以下守典)「おお、さっきそこで会ってよ…」
近畿地方代表提督(以下山科)「ったく、二日酔いで来るのが遅れるとか…」
瑞理「どうせ、昨日こっちに来て居酒屋とかで飲み過ぎたんだろ?」
守展「その通りなんだよ!いやぁ、こっちの酒も飲んでみてぇと思って、昨日の夜は飲み過ぎちまって、二日酔いで足がふらついちまって…」
山科「会談前日に酒を飲むって事自体間違ってるだろうが…。考えろよ」
提督「…愚痴をこぼしつつ銀杏さんの解放をしてるあたり、山科さんってツンデレみたいですよね」
山科「は、はぁ!?だ、誰がツンデレだって!?何言ってんだ、バーカバーカ!」
扶桑「え、ええと…」
守展「おっ、見慣れねぇ顔がいるなぁ。俺ぁ、九州地方代表提督の守展 堂治(しゅてん どうじ)だ」
山科「……近畿地方代表提督、山科 仁和(やましな にんな)」
扶桑「仁和…?女性?」
山科「俺は男だ!!なんだ!お前は人の性別を名前で判断するのか!静って名前の男もいるだろうが!」
扶桑「あ、す、すみません……」
山城「…あ、いや…。俺も怒り過ぎた…。すまん」
瑞理(ツンデレだね。いや、見栄っ張りか)
提督「さてと…残りはあの方ですね」
瑞理「ああ、あの子か…」
扶桑「?もう一人いるのですか?」
提督「ええ、東北地方代表提督の方が1人…。けど、その方はかなりルーズな方でして…」
267: 2015/09/15(火) 22:28:24.00 ID:u/rqQcNG0
―9時前、会議室―
全員「……………………」
カチ、コチ
全員「………………………………」
チク、タク
全員「………………………………………………」
コンコン
全員「……………………………………………………」
ガチャ
??「お待たせしましたぁ~」
提督「遅いですよ、また時間ギリギリじゃないですか」
東北地方代表提督(以下保柄)「ごめんなさい~…なぜか電車で寝過ごしちゃってぇ~…」
朱鷺「アラームくらいつけておきなさいよ…」
瑞理「保柄ちゃん!久しぶりだねぇ」
保柄「はい~、お久しぶりです~…って、あれ?見ない子もいるねぇ~」
扶桑「あ、どうも…」
保柄「私は~、東北地方代表提督のぉ、保柄 佳奈子(ほがら かなこ)で~す」
扶桑「よ、よろしくお願いします」
扶桑(とてものんびりした人ですね…)
提督「では、扶桑さん。先ほどは秘書艦の皆さんの部屋へ向かってくださいと言ってしまいましたが、扶桑さんには議事録を書いていただくんでした。
すみません」
扶桑「いえ…」
提督「ですので、こちらの席で、皆さんの発言を簡単にメモをしてください」
扶桑「はい、わかりました」
提督「では、これから各地方代表提督会談を開催いたします」
全員「はい!」
【続く】
全員「……………………」
カチ、コチ
全員「………………………………」
チク、タク
全員「………………………………………………」
コンコン
全員「……………………………………………………」
ガチャ
??「お待たせしましたぁ~」
提督「遅いですよ、また時間ギリギリじゃないですか」
東北地方代表提督(以下保柄)「ごめんなさい~…なぜか電車で寝過ごしちゃってぇ~…」
朱鷺「アラームくらいつけておきなさいよ…」
瑞理「保柄ちゃん!久しぶりだねぇ」
保柄「はい~、お久しぶりです~…って、あれ?見ない子もいるねぇ~」
扶桑「あ、どうも…」
保柄「私は~、東北地方代表提督のぉ、保柄 佳奈子(ほがら かなこ)で~す」
扶桑「よ、よろしくお願いします」
扶桑(とてものんびりした人ですね…)
提督「では、扶桑さん。先ほどは秘書艦の皆さんの部屋へ向かってくださいと言ってしまいましたが、扶桑さんには議事録を書いていただくんでした。
すみません」
扶桑「いえ…」
提督「ですので、こちらの席で、皆さんの発言を簡単にメモをしてください」
扶桑「はい、わかりました」
提督「では、これから各地方代表提督会談を開催いたします」
全員「はい!」
【続く】
268: 2015/09/15(火) 22:52:57.03 ID:u/rqQcNG0
【各地方代表提督紹介】
※関東地方代表提督は斑 黎明。
≪瑞理 兆(みずり きざし)≫
中部・伊豆第壱拾参鎮守府鎮守府の提督であり、中部・東海地方の代表提督。男性。年齢は26歳。極度の女好きだが、戦果は国内トップ。
斑 黎明との仲は悪い。嫁艦・秘書艦は雪風。
≪手稲 功(ていね いさお)≫
北海道・小樽第八拾伍鎮守府の提督であり、北海道地方の代表提督。男性。年齢は27歳。寒さに異常に強く、暑さにはめっぽう弱い。
落ち着いた物腰の性格。嫁艦・秘書艦は響。
≪朱鷺 鷹江(とき たかえ)≫
中部・胎内第壱拾玖鎮守府の提督であり、中部・北陸地方の代表提督。女性。年齢は26歳。みんなのマドンナ的な存在で、斑と瑞理の仲を取り持つことも。
少将荒っぽい性格をしている。パートナー艦・秘書艦は陸奥。
≪伊座 凪(いざ なぎ)≫
中国・倉敷第参拾質鎮守府の提督であり、中国地方の代表提督。男性。年齢は25歳。四国地方代表提督の伊座 奈美とは双子の兄であるが、
妹の方が目立つため自分は目立たないのが悩み。嫁艦・秘書艦は吹雪。
≪伊座 奈美(いざ なみ)≫
四国・新居浜第肆拾玖鎮守府の提督であり、四国地方の代表提督。女性。年齢は25歳。中国地方代表提督の伊座 凪とは双子の妹であるが、
凪には兄以上の何らかの感情を抱いている。パートナー艦・秘書艦は川内。
≪守展 堂治(しゅてん どうじ)≫
九州・天草第陸拾壱鎮守府の提督であり、九州地方の代表提督。男性。年齢は33歳。お酒が大好きな飲兵衛で、何か祝い事があるたびに酒を飲む。
豪快な性格。嫁艦・秘書艦は千代田(酒のストッパーという役目もある)。
≪山科 仁和(やましな にんな)≫
近畿地方・京都第弐拾伍鎮守府の提督であり、近畿地方の代表提督。男性。年齢は26歳。口は悪いが、本当は心優しい性格をしている。ツンデレ、
すごい見栄っ張りともいわれている。嫁艦・秘書艦は鈴谷。
≪保柄 佳奈子(ほがら かなこ)≫
東北地方・石釜第七拾参倫呪符の提督であり、東北地方の代表提督。女性。年齢は24歳。とてものんびりとした性格で、よく時間に遅れたりする。
ほんわかした雰囲気は場を和ませる。パートナー艦・秘書艦は加古。
※関東地方代表提督は斑 黎明。
≪瑞理 兆(みずり きざし)≫
中部・伊豆第壱拾参鎮守府鎮守府の提督であり、中部・東海地方の代表提督。男性。年齢は26歳。極度の女好きだが、戦果は国内トップ。
斑 黎明との仲は悪い。嫁艦・秘書艦は雪風。
≪手稲 功(ていね いさお)≫
北海道・小樽第八拾伍鎮守府の提督であり、北海道地方の代表提督。男性。年齢は27歳。寒さに異常に強く、暑さにはめっぽう弱い。
落ち着いた物腰の性格。嫁艦・秘書艦は響。
≪朱鷺 鷹江(とき たかえ)≫
中部・胎内第壱拾玖鎮守府の提督であり、中部・北陸地方の代表提督。女性。年齢は26歳。みんなのマドンナ的な存在で、斑と瑞理の仲を取り持つことも。
少将荒っぽい性格をしている。パートナー艦・秘書艦は陸奥。
≪伊座 凪(いざ なぎ)≫
中国・倉敷第参拾質鎮守府の提督であり、中国地方の代表提督。男性。年齢は25歳。四国地方代表提督の伊座 奈美とは双子の兄であるが、
妹の方が目立つため自分は目立たないのが悩み。嫁艦・秘書艦は吹雪。
≪伊座 奈美(いざ なみ)≫
四国・新居浜第肆拾玖鎮守府の提督であり、四国地方の代表提督。女性。年齢は25歳。中国地方代表提督の伊座 凪とは双子の妹であるが、
凪には兄以上の何らかの感情を抱いている。パートナー艦・秘書艦は川内。
≪守展 堂治(しゅてん どうじ)≫
九州・天草第陸拾壱鎮守府の提督であり、九州地方の代表提督。男性。年齢は33歳。お酒が大好きな飲兵衛で、何か祝い事があるたびに酒を飲む。
豪快な性格。嫁艦・秘書艦は千代田(酒のストッパーという役目もある)。
≪山科 仁和(やましな にんな)≫
近畿地方・京都第弐拾伍鎮守府の提督であり、近畿地方の代表提督。男性。年齢は26歳。口は悪いが、本当は心優しい性格をしている。ツンデレ、
すごい見栄っ張りともいわれている。嫁艦・秘書艦は鈴谷。
≪保柄 佳奈子(ほがら かなこ)≫
東北地方・石釜第七拾参倫呪符の提督であり、東北地方の代表提督。女性。年齢は24歳。とてものんびりとした性格で、よく時間に遅れたりする。
ほんわかした雰囲気は場を和ませる。パートナー艦・秘書艦は加古。
272: 2015/09/16(水) 20:55:34.58 ID:wA4KMgai0
※今日に限り、主人公の提督の名前表記を斑とします。
273: 2015/09/16(水) 21:11:45.59 ID:wA4KMgai0
【提督会談②】
斑「ではまず初めに、各地方の鎮守府の、第二次SN作戦の戦果の報告を、お願いいたします。まずは、手稲提督から」
手稲「はい。えー、北海道地方の10ある鎮守府で、第7最終海域まで到達し作戦を遂行できた鎮守府は4、その中でも甲作戦の鎮守府は2つのみでした。
他の鎮守府は、大体第6海域でギブアップ、と言った感じですね」
瑞理「あー、やっぱりあそこの空母棲姫のせいだろうね。彼女、普通に戦艦クラスの子をワンパン大破してくるし、いろいろえげつないんだよ。ああー、
可愛いのになぁ」
斑「深海棲艦にまで欲情しますか」
朱鷺「まあまあ、落ち着いてって。今は報告中なんだよ?」
瑞理「時ちゃんがそう言うんなら、いいや」
斑「まったく…失礼いたしました、手稲提督。続けてください」
手稲「あ、はい。ちなみに、私の鎮守府は第3海域までは乙作戦、第4から第7海域は丙作戦で挑み、無事遂行する事ができました」
斑「はい、分かりました。お疲れ様です。では、続いて保柄提督」
保柄「は~い。えっとぉ~、東北地方の鎮守府は12で~、その中で海域を全部クリアできた鎮守府は5つだったよぉ~。他の鎮守府は~、大体~、
第6海域か~、第7海域の途中でリタイアしちゃったよぉ~」
斑「…はい、わかりました。ちなみに、貴女の鎮守府は?」
保柄「は~い。私の鎮守府はぁ~、全部丙作戦でクリアしたよ~」
瑞理(この子、ほんわかぱっぱなくせして戦果は確かなんだよねぇ…)
斑「それは…すごいですね…流石です」
保柄「でもぉ~、資材の数がぁ~、二桁にまで下がっちゃったなぁ~」
山科「うっ…頭が……」
守展「大丈夫か、兄ちゃん?」
斑「…続いて、東海地方のアホ」
瑞理「あ?」
朱鷺「ストップストップ!斑さんもそこまで威嚇しないでって…」
斑「…失礼しました。瑞理提督、お願いします」
瑞理「はいはいっと。えーっと、東海地方の鎮守府は6で、全海域クリアは僕の鎮守府だけ。他は保柄ちゃん同じ感じかな。それと僕は、
全海域甲作戦だったよ」
斑「はい、それに関しては甲種勲章を贈った際に確認いたしました」
朱鷺「へぇ~、やっぱり口軽の女たらしじゃなかったんだね」
瑞理「あらら、そう見えちゃう?」
斑「と言うか、そうとしか見えません」
斑「ではまず初めに、各地方の鎮守府の、第二次SN作戦の戦果の報告を、お願いいたします。まずは、手稲提督から」
手稲「はい。えー、北海道地方の10ある鎮守府で、第7最終海域まで到達し作戦を遂行できた鎮守府は4、その中でも甲作戦の鎮守府は2つのみでした。
他の鎮守府は、大体第6海域でギブアップ、と言った感じですね」
瑞理「あー、やっぱりあそこの空母棲姫のせいだろうね。彼女、普通に戦艦クラスの子をワンパン大破してくるし、いろいろえげつないんだよ。ああー、
可愛いのになぁ」
斑「深海棲艦にまで欲情しますか」
朱鷺「まあまあ、落ち着いてって。今は報告中なんだよ?」
瑞理「時ちゃんがそう言うんなら、いいや」
斑「まったく…失礼いたしました、手稲提督。続けてください」
手稲「あ、はい。ちなみに、私の鎮守府は第3海域までは乙作戦、第4から第7海域は丙作戦で挑み、無事遂行する事ができました」
斑「はい、分かりました。お疲れ様です。では、続いて保柄提督」
保柄「は~い。えっとぉ~、東北地方の鎮守府は12で~、その中で海域を全部クリアできた鎮守府は5つだったよぉ~。他の鎮守府は~、大体~、
第6海域か~、第7海域の途中でリタイアしちゃったよぉ~」
斑「…はい、わかりました。ちなみに、貴女の鎮守府は?」
保柄「は~い。私の鎮守府はぁ~、全部丙作戦でクリアしたよ~」
瑞理(この子、ほんわかぱっぱなくせして戦果は確かなんだよねぇ…)
斑「それは…すごいですね…流石です」
保柄「でもぉ~、資材の数がぁ~、二桁にまで下がっちゃったなぁ~」
山科「うっ…頭が……」
守展「大丈夫か、兄ちゃん?」
斑「…続いて、東海地方のアホ」
瑞理「あ?」
朱鷺「ストップストップ!斑さんもそこまで威嚇しないでって…」
斑「…失礼しました。瑞理提督、お願いします」
瑞理「はいはいっと。えーっと、東海地方の鎮守府は6で、全海域クリアは僕の鎮守府だけ。他は保柄ちゃん同じ感じかな。それと僕は、
全海域甲作戦だったよ」
斑「はい、それに関しては甲種勲章を贈った際に確認いたしました」
朱鷺「へぇ~、やっぱり口軽の女たらしじゃなかったんだね」
瑞理「あらら、そう見えちゃう?」
斑「と言うか、そうとしか見えません」
274: 2015/09/16(水) 21:32:39.53 ID:wA4KMgai0
朱鷺「あ、さっきが瑞理くんだったから、今度は私かな?」
斑「はい、では朱鷺さん、お願いします」
朱鷺「了解っと。私達北陸地方の全6つの鎮守府の中で、最終海域をクリアできたのは5つ。その中でも全甲作戦だったのは3つ。結構すごいでしょ?」
斑「確かに…北陸地方の鎮守府のほとんどが全海域クリアと言うのは、素晴らしいですね」
朱鷺「あ、だからってあと1つの鎮守府の提督を責めないでね。彼、着任してからまだ日が浅くて、今回の作戦には参加してないんだ」
斑「存じております。では続いて、山科提督―」
瑞理「ちょっと待てよ、お前の地方は?」
斑「ああ、忘れていました。関東地方の鎮守府は全部で12。その中でも全海域を制圧できたのは4。さらにその中で全部甲作戦だったのは1つだけ。
私は全海域制圧に成功しましたが、全て丙作戦でした」
瑞理「やーいチキンチキンの腰抜け~」
斑「……………」ビシュッ
瑞理「イタッ!?何、鉛筆!?」
斑「…確かに、司令長官の補佐官と言う者でありながら、全ての海域を丙作戦で挑んだ、と言うのは情けない限りです。申し訳ございません」
手稲「いえいえ、そんな事はございませんよ」
山科「そうだぜ、艦娘の事を考えての事なんだろ?尊敬するぜ」
斑「…ありがとうございます。では、続いて山科提督、報告を」
山科「ああ。俺たち近畿地方の鎮守府は全部で12、それですべての海域を制圧できたのは7つ。さらに甲作戦だったのは2つだったぞ。俺の鎮守府は、
全部乙作戦だったが…」
斑「素晴らしいですね」パチパチ
山科「な、何だよ!別に、褒めても何も出ねぇからな!!そ、それより次行け次!」
瑞理(ニヤニヤニヤ…)
斑「では、続いて伊座…凪提督から」
凪「あ、ああ。中国地方の鎮守府は合わせて12、けど全海域を攻略できたのは無し…。俺も含めて皆、第6または第7海域で中断…。それに俺は、
斑さんと同じ丙作戦でもクリアできなくて…。すまない、俺の力不足で…」
斑「いえいえ、そんな事はありません」
凪「…ありがとうな」
斑「では、続いて奈美提督」
奈美「はーい!四国地方の12ある鎮守府で、全海域をクリアできたのは4つ。甲作戦だったのは2つだったよ。あたしの鎮守府は途中まで乙作戦で、
最後の海域は丙作戦だったなー」
凪「奈美は、すごいよな…俺なんかと違って…」
奈美「え、ううん!そんなことないよ!お兄ちゃんはちゃんと頑張ってるでしょ!あたしが見てるんだから!」
凪「奈美…」
斑「……あの、兄妹愛なら他所でお願いします」
山科(こいつらの兄弟愛って、ぶっちゃけ近親相○に近いんだよなぁ…)
斑「はい、では朱鷺さん、お願いします」
朱鷺「了解っと。私達北陸地方の全6つの鎮守府の中で、最終海域をクリアできたのは5つ。その中でも全甲作戦だったのは3つ。結構すごいでしょ?」
斑「確かに…北陸地方の鎮守府のほとんどが全海域クリアと言うのは、素晴らしいですね」
朱鷺「あ、だからってあと1つの鎮守府の提督を責めないでね。彼、着任してからまだ日が浅くて、今回の作戦には参加してないんだ」
斑「存じております。では続いて、山科提督―」
瑞理「ちょっと待てよ、お前の地方は?」
斑「ああ、忘れていました。関東地方の鎮守府は全部で12。その中でも全海域を制圧できたのは4。さらにその中で全部甲作戦だったのは1つだけ。
私は全海域制圧に成功しましたが、全て丙作戦でした」
瑞理「やーいチキンチキンの腰抜け~」
斑「……………」ビシュッ
瑞理「イタッ!?何、鉛筆!?」
斑「…確かに、司令長官の補佐官と言う者でありながら、全ての海域を丙作戦で挑んだ、と言うのは情けない限りです。申し訳ございません」
手稲「いえいえ、そんな事はございませんよ」
山科「そうだぜ、艦娘の事を考えての事なんだろ?尊敬するぜ」
斑「…ありがとうございます。では、続いて山科提督、報告を」
山科「ああ。俺たち近畿地方の鎮守府は全部で12、それですべての海域を制圧できたのは7つ。さらに甲作戦だったのは2つだったぞ。俺の鎮守府は、
全部乙作戦だったが…」
斑「素晴らしいですね」パチパチ
山科「な、何だよ!別に、褒めても何も出ねぇからな!!そ、それより次行け次!」
瑞理(ニヤニヤニヤ…)
斑「では、続いて伊座…凪提督から」
凪「あ、ああ。中国地方の鎮守府は合わせて12、けど全海域を攻略できたのは無し…。俺も含めて皆、第6または第7海域で中断…。それに俺は、
斑さんと同じ丙作戦でもクリアできなくて…。すまない、俺の力不足で…」
斑「いえいえ、そんな事はありません」
凪「…ありがとうな」
斑「では、続いて奈美提督」
奈美「はーい!四国地方の12ある鎮守府で、全海域をクリアできたのは4つ。甲作戦だったのは2つだったよ。あたしの鎮守府は途中まで乙作戦で、
最後の海域は丙作戦だったなー」
凪「奈美は、すごいよな…俺なんかと違って…」
奈美「え、ううん!そんなことないよ!お兄ちゃんはちゃんと頑張ってるでしょ!あたしが見てるんだから!」
凪「奈美…」
斑「……あの、兄妹愛なら他所でお願いします」
山科(こいつらの兄弟愛って、ぶっちゃけ近親相○に近いんだよなぁ…)
275: 2015/09/16(水) 21:39:47.89 ID:wA4KMgai0
斑「では最後に、九州鎮守府から」
守展「おう、やっとか!いやぁ、長かったなぁ」
斑「はい、お待たせいたしました」
守展「えーっとだな、俺の地方の鎮守府は全部で12だが、全海域クリアできたのは6つで、全海域甲作戦だったのは1つだけだったなぁ。俺の鎮守府も、
全海域クリアできたが、乙作戦だったぞ」
斑「はい、わかりました。ありがとうございます。では、各鎮守府には報酬をすでに寄贈済みですが、どこか受け取っていない鎮守府がある、
という報告はありますか?」
全員「………………」
斑「では、無しという事で」
瑞理「あー、ちょっといい?」
斑「なんですか?」
瑞理「僕、どっかの冷徹馬鹿に甲種勲章投げつけられたんだけど」
斑「それは貴方の本部に対する文書の内容が稚拙だったから、更生の意味兼ねてです。トントンでしょう」
瑞理「ちっ」
保柄「~♪」ホワホワ
【続く】
守展「おう、やっとか!いやぁ、長かったなぁ」
斑「はい、お待たせいたしました」
守展「えーっとだな、俺の地方の鎮守府は全部で12だが、全海域クリアできたのは6つで、全海域甲作戦だったのは1つだけだったなぁ。俺の鎮守府も、
全海域クリアできたが、乙作戦だったぞ」
斑「はい、わかりました。ありがとうございます。では、各鎮守府には報酬をすでに寄贈済みですが、どこか受け取っていない鎮守府がある、
という報告はありますか?」
全員「………………」
斑「では、無しという事で」
瑞理「あー、ちょっといい?」
斑「なんですか?」
瑞理「僕、どっかの冷徹馬鹿に甲種勲章投げつけられたんだけど」
斑「それは貴方の本部に対する文書の内容が稚拙だったから、更生の意味兼ねてです。トントンでしょう」
瑞理「ちっ」
保柄「~♪」ホワホワ
【続く】
276: 2015/09/16(水) 21:53:07.64 ID:wA4KMgai0
【提督会談③】
斑「では、続いての議題についてですが、私から1つ」
全員「?」
斑「大規模作戦中に、ブラック鎮守府が新たに2つ摘発されました」
保柄「ブラック鎮守府~?」
山科「…うん、アンタの鎮守府は多分そんな事はなさそうだな」
斑「ブラック鎮守府とされたのは、山口県の萩第肆拾鎮守府と、兵庫県の新温泉第参拾陸鎮守府です」
凪「あの野郎…やっちまったのか」
山科「くそっ、あいつめ…」
斑「おそらく、原因は大規模作戦におけるストレスかと思われます。私としては、このような事態が起こってしまい、大変遺憾であると思います」
山科「すまん…俺がもう少し、他の鎮守府の奴に目を配ってやれれば…」
斑「いえ、山科提督は悪くはありません。悪いのは、そのブラック鎮守府の提督です。今回摘発された2人は、懲戒免職、‶かの地‶へ送還されました」
扶桑(かの地…?)
朱鷺「まあ、そいつらが懲りればいいんだけど」
守展「懲りても無駄だぜ。あそこから帰ってきたやつは1人もいねぇんだろ?」
斑「ええ、ですが、自業自得、という事で1つ」
凪「まったく…斑さんも人が悪いね」
奈美「まあ、事実だから仕方ないんじゃないの?」
斑「…まあ、私としては…」チラッ
瑞理「ZZZZZZZ…………」
斑「こいつがブラック鎮守府じゃない事の方が疑問に思うんですけどねっ!!」ブン
瑞理「げぶっ!?」
斑「会議中に寝るな」
瑞理「だからって本気で殴る事はないだろが…」
斑「では、続いての議題についてですが、私から1つ」
全員「?」
斑「大規模作戦中に、ブラック鎮守府が新たに2つ摘発されました」
保柄「ブラック鎮守府~?」
山科「…うん、アンタの鎮守府は多分そんな事はなさそうだな」
斑「ブラック鎮守府とされたのは、山口県の萩第肆拾鎮守府と、兵庫県の新温泉第参拾陸鎮守府です」
凪「あの野郎…やっちまったのか」
山科「くそっ、あいつめ…」
斑「おそらく、原因は大規模作戦におけるストレスかと思われます。私としては、このような事態が起こってしまい、大変遺憾であると思います」
山科「すまん…俺がもう少し、他の鎮守府の奴に目を配ってやれれば…」
斑「いえ、山科提督は悪くはありません。悪いのは、そのブラック鎮守府の提督です。今回摘発された2人は、懲戒免職、‶かの地‶へ送還されました」
扶桑(かの地…?)
朱鷺「まあ、そいつらが懲りればいいんだけど」
守展「懲りても無駄だぜ。あそこから帰ってきたやつは1人もいねぇんだろ?」
斑「ええ、ですが、自業自得、という事で1つ」
凪「まったく…斑さんも人が悪いね」
奈美「まあ、事実だから仕方ないんじゃないの?」
斑「…まあ、私としては…」チラッ
瑞理「ZZZZZZZ…………」
斑「こいつがブラック鎮守府じゃない事の方が疑問に思うんですけどねっ!!」ブン
瑞理「げぶっ!?」
斑「会議中に寝るな」
瑞理「だからって本気で殴る事はないだろが…」
277: 2015/09/16(水) 22:04:31.38 ID:wA4KMgai0
斑「では他に何か…」
山科「あー、じゃあ俺から1つ」
斑「はい、何か?」
山科「琵琶湖の研修場から昨日、‶提督志願者が少なくなってきている‶っていう意見が来てるんだが…。スマン、どうやら研修場の奴が間違えて、
ウチに連絡をよこしたそうだ…」
斑「いえ、それに関しては構いません。しかし、提督志願者の減少ですか……。何とか、海軍のイメージアップを図らなければなりませんが、その話は、
各地方の鎮守府に通達し、意見を募る事にしましょう。そして、また次の会談で各地方報告、という事で、構いませんか?」
手稲「はい」
保柄「は~い」
朱鷺「りょーかい!」
瑞理「善処しまーす」
山科「分かった」
凪&奈美「はい!」
守展「おう!」
斑「やれ!」バキッ
瑞理「ぐふっ、やります!」
朱鷺「まったくこの二人は…」
保柄「仲が良いねぇ~」
山科「あんたの目、くすんでるぞ」
その後、他の代表提督からちょっとした議題が上がり、最終的には13時過ぎに会談は終了した。
【続く】
山科「あー、じゃあ俺から1つ」
斑「はい、何か?」
山科「琵琶湖の研修場から昨日、‶提督志願者が少なくなってきている‶っていう意見が来てるんだが…。スマン、どうやら研修場の奴が間違えて、
ウチに連絡をよこしたそうだ…」
斑「いえ、それに関しては構いません。しかし、提督志願者の減少ですか……。何とか、海軍のイメージアップを図らなければなりませんが、その話は、
各地方の鎮守府に通達し、意見を募る事にしましょう。そして、また次の会談で各地方報告、という事で、構いませんか?」
手稲「はい」
保柄「は~い」
朱鷺「りょーかい!」
瑞理「善処しまーす」
山科「分かった」
凪&奈美「はい!」
守展「おう!」
斑「やれ!」バキッ
瑞理「ぐふっ、やります!」
朱鷺「まったくこの二人は…」
保柄「仲が良いねぇ~」
山科「あんたの目、くすんでるぞ」
その後、他の代表提督からちょっとした議題が上がり、最終的には13時過ぎに会談は終了した。
【続く】
278: 2015/09/16(水) 22:09:52.19 ID:wA4KMgai0
【提督会談④】
―斑サイド・13時半過ぎ、執務室―
斑「ふぅ…終わりましたか…」
扶桑「お疲れさまでした。お茶をどうぞ」カチャ
斑「ありがとうございます……」ゴクッ
斑「…ふぅ、美味しいです」
扶桑「お粗末様です」
―瑞理サイド・同時刻、帰路―
瑞理「はぁ…終わったか…」
雪風「お疲れさまでした。お茶をどうぞ」スッ
瑞理「ありがとうね……」ゴクッ
瑞理「…ふ~、美味しいね」
雪風「ありがとうございます!」
―斑サイド―
斑「それにしてもあのバカは…会議中に何度も寝るとは…」
扶桑「あはは…でも、会議中は眠くなるでしょう…?」
斑「結局会議中で5発も殴りましたし、殴り過ぎて拳が痛いです」
扶桑「ええと、それは自業自得では…」
―瑞理サイド―
瑞理「それにしてもあのバカは…会議中に何度も殴るとは…」
雪風「あはは…でも、会議中に寝ちゃったんですよね?」
瑞理「それでも結局会議中で5発も殴られたし、殴られ過ぎて頭が痛いよ」
雪風「ええと、それは自業自得では…」
―斑サイド・13時半過ぎ、執務室―
斑「ふぅ…終わりましたか…」
扶桑「お疲れさまでした。お茶をどうぞ」カチャ
斑「ありがとうございます……」ゴクッ
斑「…ふぅ、美味しいです」
扶桑「お粗末様です」
―瑞理サイド・同時刻、帰路―
瑞理「はぁ…終わったか…」
雪風「お疲れさまでした。お茶をどうぞ」スッ
瑞理「ありがとうね……」ゴクッ
瑞理「…ふ~、美味しいね」
雪風「ありがとうございます!」
―斑サイド―
斑「それにしてもあのバカは…会議中に何度も寝るとは…」
扶桑「あはは…でも、会議中は眠くなるでしょう…?」
斑「結局会議中で5発も殴りましたし、殴り過ぎて拳が痛いです」
扶桑「ええと、それは自業自得では…」
―瑞理サイド―
瑞理「それにしてもあのバカは…会議中に何度も殴るとは…」
雪風「あはは…でも、会議中に寝ちゃったんですよね?」
瑞理「それでも結局会議中で5発も殴られたし、殴られ過ぎて頭が痛いよ」
雪風「ええと、それは自業自得では…」
279: 2015/09/16(水) 22:16:47.32 ID:wA4KMgai0
―斑サイド―
斑「扶桑さん、会議中の内容はメモできましたか?」
扶桑「ええ、何とか…」
斑「では、その内容をまとめて、後日議事録として私に提出してください。チェックした後、最終的に全鎮守府へコピーを配布しますので」
扶桑「そんな…私の書いた文が皆さんに見られるなんて、お恥ずかしいです…」
斑「何を今さら…。大丈夫です、皆さん、あまり気にしないでしょうから」
―瑞理サイド―
瑞理「雪風ちゃん、会議中の内容はメモできたかな?」
雪風「はい、何とか…」
瑞理「じゃあ、その内容をまとめて、後日記事として僕に提出してね。チェックした後、最終的に鎮守府全体にコピーを配布するから」
雪風「そんな…雪風の書いた文が皆に見られるなんて、恥ずかしいです…」
瑞理「何を今さら…。大丈夫だよ、皆、あまり気にしないから」
―斑サイド―
斑「それにしても、今日はイタイ奴に会いましたよ」
扶桑「大丈夫ですか?」
―瑞理サイドー
瑞理「それにしても、今日は痛い目に合ったよ」
雪風「大丈夫ですか?」
瑞理「今日はもう帰ろう」
―斑サイド―
斑「あいついつか土に還しましょう」
【終わり】
斑「扶桑さん、会議中の内容はメモできましたか?」
扶桑「ええ、何とか…」
斑「では、その内容をまとめて、後日議事録として私に提出してください。チェックした後、最終的に全鎮守府へコピーを配布しますので」
扶桑「そんな…私の書いた文が皆さんに見られるなんて、お恥ずかしいです…」
斑「何を今さら…。大丈夫です、皆さん、あまり気にしないでしょうから」
―瑞理サイド―
瑞理「雪風ちゃん、会議中の内容はメモできたかな?」
雪風「はい、何とか…」
瑞理「じゃあ、その内容をまとめて、後日記事として僕に提出してね。チェックした後、最終的に鎮守府全体にコピーを配布するから」
雪風「そんな…雪風の書いた文が皆に見られるなんて、恥ずかしいです…」
瑞理「何を今さら…。大丈夫だよ、皆、あまり気にしないから」
―斑サイド―
斑「それにしても、今日はイタイ奴に会いましたよ」
扶桑「大丈夫ですか?」
―瑞理サイドー
瑞理「それにしても、今日は痛い目に合ったよ」
雪風「大丈夫ですか?」
瑞理「今日はもう帰ろう」
―斑サイド―
斑「あいついつか土に還しましょう」
【終わり】
280: 2015/09/16(水) 22:20:23.08 ID:wA4KMgai0
今日はここまで、このスレは少し妙なところですがここまでとします。
応援していただきありがとうございました。
次スレはこのスレの話の続編となりまして、リクエストにありました阿武隈、鳳翔、羽黒の話は次のスレで消化します。
また、コテハンが少々変わるかもしれませんが、ご了承ください。
次スレ建ては明日の夜になります。それまでは、このスレに感想・リクエスト等があればお気軽にお書きください。
それではまた。
長良の浴衣グラフィック、よく見るとおでこの部分が日焼けしていませんでした(鉢巻してたから)。
作りこみが深いと改めて思いました。
応援していただきありがとうございました。
次スレはこのスレの話の続編となりまして、リクエストにありました阿武隈、鳳翔、羽黒の話は次のスレで消化します。
また、コテハンが少々変わるかもしれませんが、ご了承ください。
次スレ建ては明日の夜になります。それまでは、このスレに感想・リクエスト等があればお気軽にお書きください。
それではまた。
長良の浴衣グラフィック、よく見るとおでこの部分が日焼けしていませんでした(鉢巻してたから)。
作りこみが深いと改めて思いました。
次回:【艦これ】総司令部の日常
引用: 【艦これ】総司令部の日々
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