1: 2010/09/27(月) 21:40:12.27 ID:XbdoqV+e0
レッド「もうレベル80だぞ!?いい加減に進化しろやクソが!」

ピカチュウ「ピ、ピカー…」

レッド「ピカー…じゃねぇんだよこのグズ!なんでライチュウにならねぇんだこのドブネズミが!」ガスガス

ピカチュウ「ピ、ピカァァァァ・・・・!」

レッド「ハァ…ハァ…今日はこのくらいにしておいてやる。」

ピカチュウ「ピ…ピ…カ…チュ…」

レッド「いいか、今晩中に進化しとけよ!もし進化してなかったら…分かってるだろうな?」

ピカチュウ「…」

レッド「チッ!気絶してやがる!」

4: 2010/09/27(月) 21:47:42.48 ID:XbdoqV+e0
レッド「ピカチュウ、おいピカチュウ。起きてるか…?」ユサユサ

ピカチュウ「ピ…ピカ…?」

レッド「さっきは悪かったな。進化しないってだけであんなに怒鳴ったりして…。
    スロットで負けてイライラしてたんだ…それで…つい…」

ピカチュウ「ピッカァ!」

レッド「え?気にしないってか?ハハ、本当にお前は優しいな」

ピカチュウ「チャァ…///」

レッド「よし、お礼にキスしてやるよ」

ピカチュウ「ピ…ピカ…///」

レッド「ハハハ、照れるな照れるな!ほれ、顔こっち向けて」チュッ

ピカチュウ「ピ…ピ…」チュパ…チュパ…レロ…

レッド「可愛いぜ、ピカチュウ…」

6: 2010/09/27(月) 21:53:18.44 ID:XbdoqV+e0
レッド「おはよう、ピカチュウ」

ピカチュウ「ピッカァ!チャァ!」

レッド「ははは、朝から元気がいいな。ひょっとしてまたキッスして欲しいのか?」

ピカチュウ「チャ…チャァ…///」

レッド「ははん☆図星なわけだ」

ピカチュウ「ピッカァ…」モジモジ

レッド「調子に乗るんじゃねえよこのドブネズミが!」ガスッ

ピカチュウ「ピ…ピッカァ!?」

7: 2010/09/27(月) 21:55:40.91 ID:29E5hK2R0
レッドが情緒不安定・・・

8: 2010/09/27(月) 21:56:56.96 ID:dHSO/Cmw0
皆さんご覧ください、これが女を落とすテクニックです

12: 2010/09/27(月) 22:01:05.95 ID:XbdoqV+e0
レッド「チッ!グリーンの野郎!ガセ情報教えやがって…」

ピカチュウ「ピカ…?」


~~~~~~~昨日の晩~~~~~~~

レッド「おおグリーン!なんか珍しいポケモン連れてるな!」

グリーン「ああ、これか?ブラッキーだよ。イーブイに優しくしてたら、昨日の夜になって進化したんだ」

レッド「夜に優しくしたら…?へぇ、そんなことあるのか…」

グリーン「お前もポケモンの進化に悩んでるなら、たまには優しくしてみたらどうだ?」

レッド「へへ!良い事聞いたぜ!ありがとよ!」

19: 2010/09/27(月) 22:41:23.80 ID:XbdoqV+e0
レッド「畜生!何が悲しくてネズミと舌絡ませなきゃならねえんだよ糞が!」

ピカチュウ「ピカ…」

レッド「あぁん!?なんだその反抗的な目は!誰のおかげで伝統入りできたと思ってやがる!」

ピカチュウ「ピッカァ!」

レッド「てめえ、トレーナーに舐めた態度とったらどうなるか体に教えてやる!」

ピカチュウ「…!」

レッド「ククク…これはちょうど良い大きさの石があったぜ…!オラ、糞ネズミ股開けや!」

ピカチュウ「ピッ…ピッカァ!?」ジタバタ

レッド「暴れるんじゃねぇよ!オラ!!ケケケ!」ズブッ…

ピカチュウ「ピ…ピカァァァァァァァ…!」


おや?ピカチュウのようすが…

24: 2010/09/27(月) 22:52:40.11 ID:XbdoqV+e0
レッド「な、なんだ…ピカチュウの体が…大きく…!」


おめでとう!ピカチュウはライチュウに進化した!


レッド「なんとぉぉぉぉ!?」

ライチュウ「ラ…ライ…」

レッド「ひょっとして!?」

ライチュウ「…」

レッド「そうなれば話は早え!ゴーリキー!ユンゲラー!ゴースト!出ろや!」

三匹「…?」

レッド「開通の儀式だ!行くぞオラァァァァァ!」

三匹「ヒギィィィィィィィィ…!!」

33: 2010/09/27(月) 22:59:23.53 ID:XbdoqV+e0
レッド「くそ!なんでこれだけやっても進化しねぇんだ!」

三匹「…」

レッド「くそ!なんて役立たずなポケモンたちなんだ!てめえらなんてどっかいっちまえ!」

グリーン「よお、なにやってんの?」

レッド「おお、グリーンか!ちょうどよかった、このポケモン三匹ともやるよ」

グリーン「え!?いいのか!?」

レッド「いいよ、進化を忘れたポケモンに用なんてないさ」

グリーン「わーい、ありがとうレッド!」


おや…三匹のようすが…

41: 2010/09/27(月) 23:10:12.09 ID:EoNRZoHZ0
ワラタwwwwww

42: 2010/09/27(月) 23:10:21.14 ID:XbdoqV+e0
レッド「!?」

おめでとう!三匹ともそれぞれしんかした!

レッド「馬鹿な…どうして…」

グリーン「レッド…?」

レッド「俺の…俺の元から離れた…から…?」

グリーン「おいおい、どうしたんだよ…」

レッド「そうか、分かったで!全てのポケモンは人の手を離れるべきなんや!」

グリーン「は?」

レッド「ワイはこれから今まで捕まえた全てのポケモンを開放する!そうと決めたら善は急げや!」

グリーン「お、おいレッド…」

レッド「よーしお前ら!これからは自由に生きるんや!そーれみんな明日へ羽ばたけぇ!」


レッド「(これで…これでええんや!姿や能力とちゃう、人の手を離れ、自立して生きることこそがポケモンの本当の進化なんや!)」

55: 2010/09/27(月) 23:26:08.48 ID:XbdoqV+e0
エピローグ

タマムシシティ

レッド「あれから十年か、早いもんやな…」

客「店員さん、目押ししてぇな」

レッド「はいな!任せなはれ!」


レッド「(あの日、全てのポケモンを開放した後、ワイはトレーナーを引退し、タマムシのスロットコーナーに就職した。
     周囲は反対したが、それでもワイは間違ってないと断言できる。
     ワイは多くのポケモンたちと過ごし、共に泣いて共に笑ってきた…長い旅路の果てに見つけ出したのがこの答えや!)」

グリーン「よお、レッド!頑張ってるみたいだな!」

レッド「グリーン!久しぶりやん!ちょっと打っきぃや!」

グリーン「ああ、ちょっと遊ばせて貰うよ。それにしても元気そうで安心したぜ。」

レッド「当たり前や!ワイは…ワイは…」


レッド「田尻レッドは元気やでっ!」

めでたしめでたし、おしまい

59: 2010/09/27(月) 23:28:43.23 ID:pTvwjls40
1000ならポケモンの世界に行ける

64: 2010/09/27(月) 23:30:15.90 ID:75IdQDHX0
投げやりのように見えて何か計算されたように感じるのは何故だwwww

引用: レッド「畜生・・・なんでピカチュウ進化しねえんだよ・・・!」