1: 2013/08/13(火) 23:05:43 ID:6Okxme/s
ミカエレ「エレアル」
エレアル「なんだ?」
ミカエレ「私は……どうしてエレアニと仲が悪いって思われている?」
エレアル「似てるのにな。リヴァエレ兵長はどう思いますか?」
リヴァエレ「目立ちすぎるんじゃねえか」
アルアニ「ふむ、と言うと?」
リヴァエレ「目立つと反発される。俺も似たようなものを感じてる」
アルアニ「なるほど……いろいろあるんですね」
アルアニ「ぷぷっ……すみません……兵長」
リヴァエレ「あ?なんだ?」
アルアニ「エレンの恰好でその鋭い目線、腹筋に悪いです……っ」
リヴァエレ「お前もだ。あの女の見た目でそんな明るく喋るなよ」
エレアル「なんだ?」
ミカエレ「私は……どうしてエレアニと仲が悪いって思われている?」
エレアル「似てるのにな。リヴァエレ兵長はどう思いますか?」
リヴァエレ「目立ちすぎるんじゃねえか」
アルアニ「ふむ、と言うと?」
リヴァエレ「目立つと反発される。俺も似たようなものを感じてる」
アルアニ「なるほど……いろいろあるんですね」
アルアニ「ぷぷっ……すみません……兵長」
リヴァエレ「あ?なんだ?」
アルアニ「エレンの恰好でその鋭い目線、腹筋に悪いです……っ」
リヴァエレ「お前もだ。あの女の見た目でそんな明るく喋るなよ」
2: 2013/08/13(火) 23:06:54 ID:6Okxme/s
※前の人の性格で、後ろの人の見た目
4: 2013/08/13(火) 23:14:45 ID:6Okxme/s
ミカエレ「私は確かにあまり他の人とは喋らない。でも、仲が悪いつもりは」
エレアル「ミカエレってそう言うとこあるよな」
ミカエレ「この性格。どうすればいいと思う」
エレアル「ま、オレとは喋ってるからいいんじゃないか」
アルアニ「そういうことじゃないと思うよ……ミカエレは、はっきり言うと、友達がほしい。そうかな?」
ミカエレ「……うん」
アルアニ「大丈夫だよ。元から目立ってるから、うまく話せれば仲良くなれる」
アルクリ「そうそう。僕みたいに目立たない人は大変なんだよ?まず目立てるようにしなきゃいけないから」
ユミクリ「仲良くやってく必要ってあるか?一人でも別に飯は食えるだろ」
アルクリ「ユミクリはまたそういうことを言う」
ユミクリ「私は私の世界で生きてくよ」
アルクリ「そんなんだから、前ライクリと喧嘩したんじゃないか」
エレアル「ミカエレってそう言うとこあるよな」
ミカエレ「この性格。どうすればいいと思う」
エレアル「ま、オレとは喋ってるからいいんじゃないか」
アルアニ「そういうことじゃないと思うよ……ミカエレは、はっきり言うと、友達がほしい。そうかな?」
ミカエレ「……うん」
アルアニ「大丈夫だよ。元から目立ってるから、うまく話せれば仲良くなれる」
アルクリ「そうそう。僕みたいに目立たない人は大変なんだよ?まず目立てるようにしなきゃいけないから」
ユミクリ「仲良くやってく必要ってあるか?一人でも別に飯は食えるだろ」
アルクリ「ユミクリはまたそういうことを言う」
ユミクリ「私は私の世界で生きてくよ」
アルクリ「そんなんだから、前ライクリと喧嘩したんじゃないか」
6: 2013/08/13(火) 23:23:48 ID:6Okxme/s
ライクリ「人気者は言うことが違うな。俺は日陰者だ」
ライベル「俺そっくりのお前が日陰者なわけないだろ。しかも見た目は天使だ。
俺みたいな図体のでかいのとは違う」
ライクリ「お前は確かに定番だ……でも、正直ギャグ役だろ?
俺はどうも、見た目以上に性格が悪いらしくてな」
ライベル「……地味にこっちにもダメージ来るぜ」
ユミクリ「どっちも精神弱いからな!ガハハ!」
アルアニ「ユミクリ、君も見た目天使を崩さないでくれないか」
アルクリ「そうだよ、みんなもっと穏やかになろうよ!そんなに綺麗なのに」
エレアル「お前ナルシストだな」
アルクリ「え?」
エレアル「いや、何でもねえ」
ライベル「俺そっくりのお前が日陰者なわけないだろ。しかも見た目は天使だ。
俺みたいな図体のでかいのとは違う」
ライクリ「お前は確かに定番だ……でも、正直ギャグ役だろ?
俺はどうも、見た目以上に性格が悪いらしくてな」
ライベル「……地味にこっちにもダメージ来るぜ」
ユミクリ「どっちも精神弱いからな!ガハハ!」
アルアニ「ユミクリ、君も見た目天使を崩さないでくれないか」
アルクリ「そうだよ、みんなもっと穏やかになろうよ!そんなに綺麗なのに」
エレアル「お前ナルシストだな」
アルクリ「え?」
エレアル「いや、何でもねえ」
7: 2013/08/13(火) 23:28:06 ID:6Okxme/s
前のスレでは暑すぎて聖書もどきになってしまいましたが、
今回はできるだけ短く締めるつもりです
今回はできるだけ短く締めるつもりです
9: 2013/08/13(火) 23:36:30 ID:6Okxme/s
エレアル「しかしお前ら、本当そっくりだよな」
ライクリ「性格はまるで違うけどな」
ユミクリ「声かける時、マジで面倒なんだよ」
アルクリ「ほくろ一つの違いもないからね……」
ミカエレ「私にも、その苦労、わかる」
エレアル「ああ、お前もか」
ミカエレ「よりにもよって、兵長と間違えられる」
リヴァエレ「あ?ああ。お前に間違えられるのは俺も納得いかねえな」
ミカエレ「ジャンエレもいる」
ライクリ「性格はまるで違うけどな」
ユミクリ「声かける時、マジで面倒なんだよ」
アルクリ「ほくろ一つの違いもないからね……」
ミカエレ「私にも、その苦労、わかる」
エレアル「ああ、お前もか」
ミカエレ「よりにもよって、兵長と間違えられる」
リヴァエレ「あ?ああ。お前に間違えられるのは俺も納得いかねえな」
ミカエレ「ジャンエレもいる」
10: 2013/08/13(火) 23:45:31 ID:6Okxme/s
エレアル「大変だな。まあ、オレも少しは分かる……」
アルアニ「名前呼ばれても、たまに分かんない時があるんだっけ」
エレアル「そうだな。エレアニとな……」
アルアニ「ええと、エレクリとエレサシャもいるよね」
エレアル「実はもっといるみたいなんだけどな」
アルアニ「みんなそこそこ仲いいよね。たまに枕投げ合ってるけど」
エレアル「ああ。性格が似てるせいだろな」
ミカエレ「羨ましい」
エレアル「……?仲間に入るか?」
ミカエレ「そうしたい……でも、少し怖い」
エレアル「お前は有名人だから大丈夫だって!」
ミカエレ「あ、あの、むしろ……目立つから」
アルアニ「名前呼ばれても、たまに分かんない時があるんだっけ」
エレアル「そうだな。エレアニとな……」
アルアニ「ええと、エレクリとエレサシャもいるよね」
エレアル「実はもっといるみたいなんだけどな」
アルアニ「みんなそこそこ仲いいよね。たまに枕投げ合ってるけど」
エレアル「ああ。性格が似てるせいだろな」
ミカエレ「羨ましい」
エレアル「……?仲間に入るか?」
ミカエレ「そうしたい……でも、少し怖い」
エレアル「お前は有名人だから大丈夫だって!」
ミカエレ「あ、あの、むしろ……目立つから」
12: 2013/08/13(火) 23:54:12 ID:6Okxme/s
ユミクリ「有名人って言うけどな、大体誰のことだ?」
リヴァエレ「まずは俺だ」
アルアニ「兵長ですからね。あと、ミカエレも」
ミカエレ「そ、そう」
アルアニ「君もそうだよ。ついでに、ライベルも」
ユミクリ「私も?へえ」
ライベル「俺はなあ。正直いい役回りじゃねえが」
アルアニ「そういう役も大切だよ!大丈夫!」
アルクリ「そういう役も大切だよ!大丈夫!……あっ」
エレアル「息合ってるな」
アルクリ「あはは……結構一緒にいるから……」
リヴァエレ「まずは俺だ」
アルアニ「兵長ですからね。あと、ミカエレも」
ミカエレ「そ、そう」
アルアニ「君もそうだよ。ついでに、ライベルも」
ユミクリ「私も?へえ」
ライベル「俺はなあ。正直いい役回りじゃねえが」
アルアニ「そういう役も大切だよ!大丈夫!」
アルクリ「そういう役も大切だよ!大丈夫!……あっ」
エレアル「息合ってるな」
アルクリ「あはは……結構一緒にいるから……」
15: 2013/08/13(火) 23:58:17 ID:6Okxme/s
ミカエレ「それで……あの」
ライベル「おう」
ユミクリ「ああ」
ミカエレ「どうか……私が、みんなと仲良くなれる方法」
エレアル「……」
エレアル「やっぱ、オレ達の所に来いよ」
ライベル「おう」
ユミクリ「ああ」
ミカエレ「どうか……私が、みんなと仲良くなれる方法」
エレアル「……」
エレアル「やっぱ、オレ達の所に来いよ」
16: 2013/08/14(水) 00:00:59 ID:uEZv2hPI
~翌日~
エレアル「よう」
エレアニ「待ってたぜ」
エレクリ「久々だな」
エレサシャ「芋食うか?」
ミカエレ「……あ、あの……よろしく」
エレアル「よう」
エレアニ「待ってたぜ」
エレクリ「久々だな」
エレサシャ「芋食うか?」
ミカエレ「……あ、あの……よろしく」
17: 2013/08/14(水) 00:10:04 ID:uEZv2hPI
ミカエレ「みんな、どうして、仲が良い」
エレアニ「遊んでるからじゃねえか」
ミカエレ「遊び」
エレクリ「一緒に夢を話し合ったり、エレアニが書いた小説を見たり」
エレサシャ「エレアルはギャグが得意。ライベルの可愛いバージョン」
エレアル「おいおい、ライベルだって面白いだろ」
ミカエレ「へえ……エレアニは、小説が好きなんだ」
エレアニ「いや、そんなでもねえけどさ」
エレアニ「……読む?」
ミカエレ「うん。どんなの?」
エレアニ「恋愛もの。あんま自信ないけどな」
ミカエレ「ううん、大丈夫」
エレアニ「遊んでるからじゃねえか」
ミカエレ「遊び」
エレクリ「一緒に夢を話し合ったり、エレアニが書いた小説を見たり」
エレサシャ「エレアルはギャグが得意。ライベルの可愛いバージョン」
エレアル「おいおい、ライベルだって面白いだろ」
ミカエレ「へえ……エレアニは、小説が好きなんだ」
エレアニ「いや、そんなでもねえけどさ」
エレアニ「……読む?」
ミカエレ「うん。どんなの?」
エレアニ「恋愛もの。あんま自信ないけどな」
ミカエレ「ううん、大丈夫」
19: 2013/08/14(水) 00:22:03 ID:uEZv2hPI
ミカエレ(男Aは女Bが好きで、女Bも男Aが好き……でも、男Aのことを好きな女がもう一人、C)
ミカエレ(どうして胸が締め付けられる?どうしてもやもやする?)
エレアニ「ど、どうだ?面白いか」
ミカエレ「うん……とても」
エレアニ「やった!」
ミカエレ「あ、の」
エレアニ「なんだ?」
ミカエレ「……この小説の続き、書きたい」
エレアニ「マジで?こんな物の続きでいいのかよ」
ミカエレ「いいえ、とても素晴らしいから……私なんかが続きを書いていいか、わからない」
エレアニ「書こうぜ!読ませてくれ」
20: 2013/08/14(水) 00:28:17 ID:uEZv2hPI
――――――
ミカエレ(とは言ったものの)
ミカエレ(話の展開が一つしか思い浮かばない)
ミカエレ(C子を幸せにしたい。この子はA男の幼馴染、報われてほしい)
ミカエレ(……駄目。A男はB子と結ばれる、これがエレアニの描いた結末)
ミカエレ(それを他人が汚すことはできない……でも)
ミカエレ(私が書けるのはこれだけ)
ミカエレ(書いてしまった)
ミカエレ(続きとは言えない。そう言うのはやめよう)
ミカエレ(とは言ったものの)
ミカエレ(話の展開が一つしか思い浮かばない)
ミカエレ(C子を幸せにしたい。この子はA男の幼馴染、報われてほしい)
ミカエレ(……駄目。A男はB子と結ばれる、これがエレアニの描いた結末)
ミカエレ(それを他人が汚すことはできない……でも)
ミカエレ(私が書けるのはこれだけ)
ミカエレ(書いてしまった)
ミカエレ(続きとは言えない。そう言うのはやめよう)
21: 2013/08/14(水) 00:33:05 ID:uEZv2hPI
~翌日~
ミカエレ「これ」
エレアニ「おお……早えな!」
エレアニ「いただきます、と」
ミカエレ「ど、どう、だろうか」
エレアニ「ああ、すごく良いぜ。C子の想いが溢れてる」
エレアニ「ただ、な」
ミカエレ「……ただ?」
エレアニ「わりい……正直、すげえ……心が苦しい」
ミカエレ「これ」
エレアニ「おお……早えな!」
エレアニ「いただきます、と」
ミカエレ「ど、どう、だろうか」
エレアニ「ああ、すごく良いぜ。C子の想いが溢れてる」
エレアニ「ただ、な」
ミカエレ「……ただ?」
エレアニ「わりい……正直、すげえ……心が苦しい」
22: 2013/08/14(水) 00:39:33 ID:uEZv2hPI
ミカエレ「ごめんなさい!ほんとうに、こんなのかいてしまって」
エレアニ「いいんだよ。書いてくれたのは嬉しいんだ。本当にな」
エレアニ「ミカエレは何も悪くないんだ。オレがB子に入れ込みすぎた」
ミカエレ「……」
エレアニ「オレはB子がタイプで、わかるか、後ろ暗い境遇とか持ってるだろ、そういうのが好きでさ」
ミカエレ「ごめん、なさい」
エレアニ「謝るなって!だけどな、お前のを読んでると……C子の真剣な気持ちも伝わってきて」
エレアニ「迷っちまうよ。オレが自分で作ったキャラなのに」
ミカエレ「……一人を選ばないと」
エレアニ「そうだな」
エレアニ「つらいな」
エレアニ「いいんだよ。書いてくれたのは嬉しいんだ。本当にな」
エレアニ「ミカエレは何も悪くないんだ。オレがB子に入れ込みすぎた」
ミカエレ「……」
エレアニ「オレはB子がタイプで、わかるか、後ろ暗い境遇とか持ってるだろ、そういうのが好きでさ」
ミカエレ「ごめん、なさい」
エレアニ「謝るなって!だけどな、お前のを読んでると……C子の真剣な気持ちも伝わってきて」
エレアニ「迷っちまうよ。オレが自分で作ったキャラなのに」
ミカエレ「……一人を選ばないと」
エレアニ「そうだな」
エレアニ「つらいな」
24: 2013/08/14(水) 00:43:26 ID:uEZv2hPI
エレクリ「難しいよな。選ぶのって」
ミカエレ「……」
エレアニ「おお。来てたんだな」
エレクリ「よう」
エレアル「おう」
エレアニ「お前らもか」
ミカエレ「……」
エレアニ「おお。来てたんだな」
エレクリ「よう」
エレアル「おう」
エレアニ「お前らもか」
25: 2013/08/14(水) 01:07:16 ID:uEZv2hPI
エレサシャ「どうしたんだ?」
エレアニ「いや――
――ってことでな」
エレクリ「じゃあ両方でいいんじゃね?」
ミカエレ「……」
エレアニ「……いや……でもよ」
エレクリ「じょ、冗談だ! ……オレにも、読ませてくれ」
エレクリ「ああ、うーん」
エレクリ「どっちもいいな。決めらんねえ」
エレサシャ「B子とC子、仲良くできればいいんだけどな」
エレアル「難しいな。C子は、A男抜きにしてB子を嫌ってるんだろ?」
エレクリ「あんなことやっちまってるからな」
エレアニ「いや――
――ってことでな」
エレクリ「じゃあ両方でいいんじゃね?」
ミカエレ「……」
エレアニ「……いや……でもよ」
エレクリ「じょ、冗談だ! ……オレにも、読ませてくれ」
エレクリ「ああ、うーん」
エレクリ「どっちもいいな。決めらんねえ」
エレサシャ「B子とC子、仲良くできればいいんだけどな」
エレアル「難しいな。C子は、A男抜きにしてB子を嫌ってるんだろ?」
エレクリ「あんなことやっちまってるからな」
26: 2013/08/14(水) 01:12:16 ID:uEZv2hPI
エレアル「両方とも続き読みてえ」
エレクリ「オレは……書きたくなった」
エレサシャ「オレも。エレアルもどうだ?」
エレアル「いや、オレはそういう才能ないからな」
エレクリ「……コンテスト、やろうぜ」
エレアニ「コンテスト?」
ミカエレ「そ、それは」
エレクリ「ああいや、まあ、みんなで見せ合おうぜ」
エレアニ「面白そうだな。ミカエレはどうだ?」
ミカエレ「……うん。やる」
エレクリ「オレは……書きたくなった」
エレサシャ「オレも。エレアルもどうだ?」
エレアル「いや、オレはそういう才能ないからな」
エレクリ「……コンテスト、やろうぜ」
エレアニ「コンテスト?」
ミカエレ「そ、それは」
エレクリ「ああいや、まあ、みんなで見せ合おうぜ」
エレアニ「面白そうだな。ミカエレはどうだ?」
ミカエレ「……うん。やる」
27: 2013/08/14(水) 01:16:58 ID:uEZv2hPI
~数日後~
エレアニ「おいミカエレ、大丈夫か」
ミカエレ「うん……」
エレアニ「目に隈できてるぞ」
ミカエレ「書くのに夢中になりすぎて」
エレアニ「早く寝ろよ?訓練あるんだから」
ミカエレ「うん」
エレアニ「ミカエレは強いけどよ、それでも無茶はすんな。大事な体だ」
ミカエレ(エレアニ、私を家族みたいに気遣ってくれる。A男に似ている)
エレクリ「……ってことで、発表か?」
エレアニ「ああ」
エレアニ「おいミカエレ、大丈夫か」
ミカエレ「うん……」
エレアニ「目に隈できてるぞ」
ミカエレ「書くのに夢中になりすぎて」
エレアニ「早く寝ろよ?訓練あるんだから」
ミカエレ「うん」
エレアニ「ミカエレは強いけどよ、それでも無茶はすんな。大事な体だ」
ミカエレ(エレアニ、私を家族みたいに気遣ってくれる。A男に似ている)
エレクリ「……ってことで、発表か?」
エレアニ「ああ」
28: 2013/08/14(水) 01:22:48 ID:uEZv2hPI
エレアニ「どうする?回し読みするか?」
エレアル「いや、それぞれのを一斉に読んでいくってのもありだろ」
エレクリ「読んだ後に感想言ってな」
エレアニ「それもそうだな」
エレアニ「……ど、どうだ」
エレアニ「いいな。恋と罪との裏表って感じか」
エレクリ「A男はB子に思うところあるんだけど、それでもB子を許してくってのがすげえ」
ミカエレ「B子を許して最後まで救おうとするA男は、とても尊敬に値する」
エレアル「いや、それぞれのを一斉に読んでいくってのもありだろ」
エレクリ「読んだ後に感想言ってな」
エレアニ「それもそうだな」
エレアニ「……ど、どうだ」
エレアニ「いいな。恋と罪との裏表って感じか」
エレクリ「A男はB子に思うところあるんだけど、それでもB子を許してくってのがすげえ」
ミカエレ「B子を許して最後まで救おうとするA男は、とても尊敬に値する」
30: 2013/08/14(水) 01:24:39 ID:uEZv2hPI
予想通りやっちまった
>>28
×エレアニ「いいな。恋と罪との裏表って感じか」
×エレアル「いいな。恋と罪との裏表って感じか」
>>28
×エレアニ「いいな。恋と罪との裏表って感じか」
×エレアル「いいな。恋と罪との裏表って感じか」
32: 2013/08/14(水) 01:29:49 ID:uEZv2hPI
ミカエレ「私のは、どうだろう」
エレアル「ああ、本当にC子は魂こもってるな」
エレアニ「B子を救おうとするA男のたくましさを見て、C子はさらにA男を好きになるのか。強いな」
エレサシャ「一途だよなあ」
エレアル「ああ、本当にC子は魂こもってるな」
エレアニ「B子を救おうとするA男のたくましさを見て、C子はさらにA男を好きになるのか。強いな」
エレサシャ「一途だよなあ」
33: 2013/08/14(水) 01:33:35 ID:uEZv2hPI
エレクリ「じゃあ、オレの」
エレクリ「前の二人には及ばねえけど」
エレアル「ははははは!ははっ、は」
エレアニ「すげえなこれ、はは……三人一緒に幸せに暮らしました、って!」
エレクリ「適当で悪かったな」
エレアニ「いやすまねえ、でもこれはこれで面白いぞ」
ミカエレ「うふ、あはっ……現実的じゃないけど、たまに読むと疲れが取れそう」
ミカサシャ「これくらい平和だといいよな」
エレクリ「前の二人には及ばねえけど」
エレアル「ははははは!ははっ、は」
エレアニ「すげえなこれ、はは……三人一緒に幸せに暮らしました、って!」
エレクリ「適当で悪かったな」
エレアニ「いやすまねえ、でもこれはこれで面白いぞ」
ミカエレ「うふ、あはっ……現実的じゃないけど、たまに読むと疲れが取れそう」
ミカサシャ「これくらい平和だといいよな」
34: 2013/08/14(水) 01:37:05 ID:uEZv2hPI
エレサシャ「オレはどうだ」
エレアル「ああ、いいな」
エレアニ「三人、恋するまでは行かなかったが」
エレクリ「友達として……仲良く」
ミカエレ「エレサシャは、平和が好き?」
エレサシャ「ああ」
エレアニ「オレもだ」
ミカエレ「私も」
エレアル「ああ、いいな」
エレアニ「三人、恋するまでは行かなかったが」
エレクリ「友達として……仲良く」
ミカエレ「エレサシャは、平和が好き?」
エレサシャ「ああ」
エレアニ「オレもだ」
ミカエレ「私も」
35: 2013/08/14(水) 01:40:11 ID:uEZv2hPI
ユミクリ(へえ、小説の見せ合いっこ……ね)
――――――
ユミクリ「おい、お前らよ」
アルクリ「ん?」
ライクリ「どうした」
ユミクリ「小説でも書いてみないか」
ライクリ「……何だと?」
――――――
ユミクリ「おい、お前らよ」
アルクリ「ん?」
ライクリ「どうした」
ユミクリ「小説でも書いてみないか」
ライクリ「……何だと?」
41: 2013/08/14(水) 11:12:35 ID:uEZv2hPI
アルクリ「小説?ユミクリ、一体何があったんだい」
ライクリ「お前が小説だなんて、頭に毒でも回ったか?」
ユミクリ「まあいいだろ。やってるやつがいてさ、凄く楽しそうだったからな」
アルクリ「何か統一するの?テーマとか?」
ユミクリ「……先に登場人物決めるか」
ライクリ「どうせお前は女子しか出さないんだろ」
ユミクリ「まあ私はな。そういう趣味だから。ってことで、男子はお前らに任せた」
ライクリ「お前が小説だなんて、頭に毒でも回ったか?」
ユミクリ「まあいいだろ。やってるやつがいてさ、凄く楽しそうだったからな」
アルクリ「何か統一するの?テーマとか?」
ユミクリ「……先に登場人物決めるか」
ライクリ「どうせお前は女子しか出さないんだろ」
ユミクリ「まあ私はな。そういう趣味だから。ってことで、男子はお前らに任せた」
42: 2013/08/14(水) 22:24:59 ID:uEZv2hPI
……
・ナンシー:金髪碧眼の優良物件、だけど優柔不断な天使
・ユカノ:女、同性愛者、口が悪い
・エーリアス:男だけど女と間違えられる
・ガンドー:ガチムチ
アルクリ「これでいいのかな?」
ユミクリ「いいぞ」
ライクリ「大体予想通りだな」
※私はヘッズとは無関係であり、名前は偶然こうなっただけです。キエーッ!
・ナンシー:金髪碧眼の優良物件、だけど優柔不断な天使
・ユカノ:女、同性愛者、口が悪い
・エーリアス:男だけど女と間違えられる
・ガンドー:ガチムチ
アルクリ「これでいいのかな?」
ユミクリ「いいぞ」
ライクリ「大体予想通りだな」
※私はヘッズとは無関係であり、名前は偶然こうなっただけです。キエーッ!
43: 2013/08/14(水) 22:44:36 ID:uEZv2hPI
アルクリ「……で、なぜか交替で書いていくことになったよ」
アルクリ「最初は僕か」
エーリアスは毎朝早く起きる。学校のある昼に頭が冴えているようにするためだ。
彼は自分の頭に誇りを持っていた。頭にだけは。
体力はからっきしだったし、大した筋肉もなく、精悍な顔つきではない。
そんな男らしさのかけらもない自身を、エーリアスは恨めしく思っていた。
実は男らしくないことで密かに人気が出ているが、彼には知る由もない。
エーリアスは普段通り窓を開け朝日を浴びた。
調理場に行こうと思ったが、しかしふと彼は道を見下ろした。
少女の髪が陽光の輝きを散らす。何の変哲もない風景だった。
彼女がエーリアスを変えることになるとは、この時の彼にはちっとも予想がつかなかった。
アルクリ「よし」
アルクリ(僕のキャラ主役にしちゃっていいよね。最初に書けって言ったの二人だし)
アルクリ「最初は僕か」
エーリアスは毎朝早く起きる。学校のある昼に頭が冴えているようにするためだ。
彼は自分の頭に誇りを持っていた。頭にだけは。
体力はからっきしだったし、大した筋肉もなく、精悍な顔つきではない。
そんな男らしさのかけらもない自身を、エーリアスは恨めしく思っていた。
実は男らしくないことで密かに人気が出ているが、彼には知る由もない。
エーリアスは普段通り窓を開け朝日を浴びた。
調理場に行こうと思ったが、しかしふと彼は道を見下ろした。
少女の髪が陽光の輝きを散らす。何の変哲もない風景だった。
彼女がエーリアスを変えることになるとは、この時の彼にはちっとも予想がつかなかった。
アルクリ「よし」
アルクリ(僕のキャラ主役にしちゃっていいよね。最初に書けって言ったの二人だし)
44: 2013/08/14(水) 22:57:04 ID:uEZv2hPI
……
ユミクリ「へえ。この『彼女』っていうのがナンシーだよな」
ユミクリ「エーリアスめ、役得しやがって……もっと面白くしてやろう」
「遅かったな」
「ごめんね!」
まだ人気(ひとけ)のまばらな路地に、二人の少女が集まっている。
詫びている方は、どうやら先程の彼女のようだ。
「ナンシー様が遅れるなんて、どんな災いがあったんだ?巨人でも襲ってきたか」
意地の悪い方が細い目を歪ませると、真下にあるそばかすも動く。
ナンシーと呼ばれた少女は、絹の髪と陶器人形の瞳を持ち、周りからの評判も高かった。
「じゃあ、行くか」
二人は学校の同級生であった。
ユミクリ「あの男女を主役にはさせねえ」
ユミクリ「へえ。この『彼女』っていうのがナンシーだよな」
ユミクリ「エーリアスめ、役得しやがって……もっと面白くしてやろう」
「遅かったな」
「ごめんね!」
まだ人気(ひとけ)のまばらな路地に、二人の少女が集まっている。
詫びている方は、どうやら先程の彼女のようだ。
「ナンシー様が遅れるなんて、どんな災いがあったんだ?巨人でも襲ってきたか」
意地の悪い方が細い目を歪ませると、真下にあるそばかすも動く。
ナンシーと呼ばれた少女は、絹の髪と陶器人形の瞳を持ち、周りからの評判も高かった。
「じゃあ、行くか」
二人は学校の同級生であった。
ユミクリ「あの男女を主役にはさせねえ」
46: 2013/08/14(水) 23:17:34 ID:uEZv2hPI
ライクリ「ナンシー様か。こういう女と結婚したいもんだ」
ライクリ(結婚させよ。俺のキャラに)
ライクリ(だがまだだ。他の二人がどう動くか、よく見計らわないとな)
「おはよう!」
声がした瞬間、教室の男たちが一斉に振り向く。
入る時、ナンシーはいつも丁寧に挨拶をする。
そういう点も含めて彼女は人気があるのだ。
「何見てんだよ」
男たちの一人が、ナンシーの相棒――名をユカノと言う――に目を付けられた。
「悪かったな」
しかし彼は動じることなく、ユカノには全く無関心な風に口をきく。
彼はガンドー。
同じ学級になった時からナンシーに一目惚れした、冴えないひとりの学生である。
ライクリ(とりあえず、ここは控えめに出ておくのが得策だろうな)
ライクリ(結婚させよ。俺のキャラに)
ライクリ(だがまだだ。他の二人がどう動くか、よく見計らわないとな)
「おはよう!」
声がした瞬間、教室の男たちが一斉に振り向く。
入る時、ナンシーはいつも丁寧に挨拶をする。
そういう点も含めて彼女は人気があるのだ。
「何見てんだよ」
男たちの一人が、ナンシーの相棒――名をユカノと言う――に目を付けられた。
「悪かったな」
しかし彼は動じることなく、ユカノには全く無関心な風に口をきく。
彼はガンドー。
同じ学級になった時からナンシーに一目惚れした、冴えないひとりの学生である。
ライクリ(とりあえず、ここは控えめに出ておくのが得策だろうな)
48: 2013/08/14(水) 23:25:11 ID:uEZv2hPI
アルクリ「あれっ!エーリアスどっか行っちゃった」
アルクリ「仕方ないな、同級生ってことにして……いや、そしたらエーリアス登校するの遅すぎだし……
『エーリアスは時計を見た途端、急いで走り出した』!」
――
ユミクリ「ほう。二人ともなかなかやるな」
ユミクリ「なら、ナンシー様とユカノがどれくらい長い付き合いか書いてやる」
――
ライクリ「これは厳しい戦いだ……エーリアスもユカノもキャラが立ってるじゃねえか」
ライクリ「だが俺は戦士だ。ガンドーは……体育会系の愚直なキャラにしてやる」
アルクリ「仕方ないな、同級生ってことにして……いや、そしたらエーリアス登校するの遅すぎだし……
『エーリアスは時計を見た途端、急いで走り出した』!」
――
ユミクリ「ほう。二人ともなかなかやるな」
ユミクリ「なら、ナンシー様とユカノがどれくらい長い付き合いか書いてやる」
――
ライクリ「これは厳しい戦いだ……エーリアスもユカノもキャラが立ってるじゃねえか」
ライクリ「だが俺は戦士だ。ガンドーは……体育会系の愚直なキャラにしてやる」
49: 2013/08/14(水) 23:41:37 ID:uEZv2hPI
――――
ユミクリ「ナンシー様は天使だったな」
アルクリ「天使すぎて」
ライクリ「全員と付き合うことになっちまったけどな……」
ユミクリ「♪天使のような悪魔の」
アルクリ「それ以上はだめ!」
ユミクリ「まあ、アレな結果になったが……小説書くのって楽しいな」
ライクリ「ああ。頭使うのがこんなに面白いとはな」
アルクリ「……今度はさ、みんなで別々に書いて、読みあおうよ」
ライクリ「いいな」
ユミクリ「賛成だ」
ユミクリ「ナンシー様は天使だったな」
アルクリ「天使すぎて」
ライクリ「全員と付き合うことになっちまったけどな……」
ユミクリ「♪天使のような悪魔の」
アルクリ「それ以上はだめ!」
ユミクリ「まあ、アレな結果になったが……小説書くのって楽しいな」
ライクリ「ああ。頭使うのがこんなに面白いとはな」
アルクリ「……今度はさ、みんなで別々に書いて、読みあおうよ」
ライクリ「いいな」
ユミクリ「賛成だ」
50: 2013/08/14(水) 23:46:16 ID:uEZv2hPI
アルアニ「ねえ、エレアニ」
エレアニ「おう」
アルアニ「小説書いてるって聞いたんだけど」
アルアニ「……僕も、いいの思いついたんだ」
――
リヴァエレ「おいミカエレ。お前ら、楽しいことやってるって聞いたが」
ミカエレ「はい?」
リヴァエレ「物書きってやつだよ」
ミカエレ「兵長も興味を?」
リヴァエレ「日記よりは面白そうだからな」
ジャンエレ「ようミカエレ!……あっ、こんにちはリヴァエレ兵長」
リヴァエレ「お前もやるか?」
ジャンエレ「え?は、はい!やらせていただきます……?」
エレアニ「おう」
アルアニ「小説書いてるって聞いたんだけど」
アルアニ「……僕も、いいの思いついたんだ」
――
リヴァエレ「おいミカエレ。お前ら、楽しいことやってるって聞いたが」
ミカエレ「はい?」
リヴァエレ「物書きってやつだよ」
ミカエレ「兵長も興味を?」
リヴァエレ「日記よりは面白そうだからな」
ジャンエレ「ようミカエレ!……あっ、こんにちはリヴァエレ兵長」
リヴァエレ「お前もやるか?」
ジャンエレ「え?は、はい!やらせていただきます……?」
51: 2013/08/14(水) 23:53:13 ID:uEZv2hPI
――そうして、僕たちの間に小説というものが広がっていった。
最初はみんな恋愛物を書いていて、それは男女だけでなく、
兵長やライベルが書く男同士であったり、ユミクリの書く女同士であったりもした。
そのうち、様々な恋愛模様を描いた小説が集まり、
それらは活発に交換され、読み比べられ、次々に保管されていった。
ライベルやエレアルが書いたお笑い物が人気を博すと、探検物や入れ替わり物など、
分野も多岐にわたるようになっていった。
(アルアニの手記より)
52: 2013/08/14(水) 23:58:46 ID:uEZv2hPI
――――
エレアニ「なあ、今更だけどさ」
ミカエレ「うん」
エレアニ「オレの書いてるやつ、面白いか?」
ミカエレ「面白い」
エレアニ「本当か?」
ミカエレ「すごく」
エレアニ「一緒に書こうぜ」
ミカエレ「え、でも」
エレアニ「A男とB子、そしてC子で」
エレアニ「なあ、今更だけどさ」
ミカエレ「うん」
エレアニ「オレの書いてるやつ、面白いか?」
ミカエレ「面白い」
エレアニ「本当か?」
ミカエレ「すごく」
エレアニ「一緒に書こうぜ」
ミカエレ「え、でも」
エレアニ「A男とB子、そしてC子で」
53: 2013/08/15(木) 00:01:37 ID:fsXv8Mvc
ミカエレ「それは、とても嬉しい……だけど、怖い」
ミカエレ「結末を、決めるのが」
エレアニ「だよな。でも」
エレアニ「お前となら、話し合って、いい結末を決められると思う」
ミカエレ「……そう」
エレアニ「だから、な」
ミカエレ「うん」
ミカエレ「ありがとう」
ミカエレ(考えの違うところはあるけれど、エレアニの小説に対する真剣さ、とても)
エレアニ(喧嘩するかもしれねえけど、こいつとなら……やっていける)
ミカエレ「結末を、決めるのが」
エレアニ「だよな。でも」
エレアニ「お前となら、話し合って、いい結末を決められると思う」
ミカエレ「……そう」
エレアニ「だから、な」
ミカエレ「うん」
ミカエレ「ありがとう」
ミカエレ(考えの違うところはあるけれど、エレアニの小説に対する真剣さ、とても)
エレアニ(喧嘩するかもしれねえけど、こいつとなら……やっていける)
54: 2013/08/15(木) 00:06:06 ID:fsXv8Mvc
――――
コニサシャ「しんやしょうせつけいじばん?」
アルアニ「そう、深夜小説掲示板」
アルクリ「兵長が小説をすごく気に入って、みんなで見せ合えるところを作ったんだ」
エレアル「なんで深夜なんだ?」
アルクリ「……ほら、本業は兵士だから。小説は、深夜のお楽しみってことで」
コニサシャ「わかんねえけど、俺も書いていいのか?」
アルアニ「うん!君の書く二人の和やかな雰囲気、とてもいいと思う!」
コニサシャ「でも俺、字の間違いを言われるのがなあ」
アルアニ「そこは僕が直すよ!」
アルクリ「僕も!」
コニサシャ「しんやしょうせつけいじばん?」
アルアニ「そう、深夜小説掲示板」
アルクリ「兵長が小説をすごく気に入って、みんなで見せ合えるところを作ったんだ」
エレアル「なんで深夜なんだ?」
アルクリ「……ほら、本業は兵士だから。小説は、深夜のお楽しみってことで」
コニサシャ「わかんねえけど、俺も書いていいのか?」
アルアニ「うん!君の書く二人の和やかな雰囲気、とてもいいと思う!」
コニサシャ「でも俺、字の間違いを言われるのがなあ」
アルアニ「そこは僕が直すよ!」
アルクリ「僕も!」
55: 2013/08/15(木) 00:12:16 ID:fsXv8Mvc
ライベル「ほう、掲示板か。これは面白そうだ」
エレアル「オレも頑張らねえとな!」
ライベル「お前と俺、どっちが笑い取れるか勝負するか」
エレアル「はは!負けてやるかよ!」
エレアル「なあ。ミカエレ」
ミカエレ「ん?」
エレアル「たまにはオレも、笑いじゃない物書こうかと思うんだ」
ミカエレ「良いと思う。読んでみたい」
エレアル「オレも頑張らねえとな!」
ライベル「お前と俺、どっちが笑い取れるか勝負するか」
エレアル「はは!負けてやるかよ!」
エレアル「なあ。ミカエレ」
ミカエレ「ん?」
エレアル「たまにはオレも、笑いじゃない物書こうかと思うんだ」
ミカエレ「良いと思う。読んでみたい」
56: 2013/08/15(木) 00:16:01 ID:fsXv8Mvc
エレアル「男二人女一人、幼馴染三人組の成長記」
ミカエレ「……素晴らしい」
エレアル「なんてな」
ミカエレ「なんて、では済ませない。読ませてもらう」
エレアル「はは」
ミカエレ「もし良ければ、私も参加したい」
エレアル「いいぜ!」
――そうして、深夜小説掲示板は日に日に盛り上がり、
戦に疲れた兵士たちの心を癒す糧となるのだった。
好きな人が好きなものを書き、好きな人が好きなものを読む。
それは素晴らしいことじゃないだろうか!
(アルアニの手記より)
ミカエレ「……素晴らしい」
エレアル「なんてな」
ミカエレ「なんて、では済ませない。読ませてもらう」
エレアル「はは」
ミカエレ「もし良ければ、私も参加したい」
エレアル「いいぜ!」
――そうして、深夜小説掲示板は日に日に盛り上がり、
戦に疲れた兵士たちの心を癒す糧となるのだった。
好きな人が好きなものを書き、好きな人が好きなものを読む。
それは素晴らしいことじゃないだろうか!
(アルアニの手記より)
57: 2013/08/15(木) 00:18:02 ID:fsXv8Mvc
終わり。あっさりと。
58: 2013/08/15(木) 00:19:15 ID:fsXv8Mvc
皆仲良くしようぜ。言いたいことはそれだけだったんだ。
59: 2013/08/15(木) 00:22:00 ID:qxe9urNg
乙
登場人物をカプ好きに置き換えて読めばいいのか?これ
登場人物をカプ好きに置き換えて読めばいいのか?これ
60: 2013/08/15(木) 00:29:22 ID:fsXv8Mvc
>>59
まあそれでも可能です。
これだけで終わらすの勿体ないので、以降小ネタ
(小ネタ1)
アルクリ「ナンシーマジ天使」
ライクリ「天使」
ユミクリ「天使」
アルクリ「でもさ、今気づいたんだけど」
ライクリ「ああ」
アルクリ「ナンシーって僕たちに似てない?」
ユミクリ「……金髪、青い目、小柄……」
ライクリ「……ああ」
アルクリ「ナルシストじゃない?」
ユミクリ「……」
まあそれでも可能です。
これだけで終わらすの勿体ないので、以降小ネタ
(小ネタ1)
アルクリ「ナンシーマジ天使」
ライクリ「天使」
ユミクリ「天使」
アルクリ「でもさ、今気づいたんだけど」
ライクリ「ああ」
アルクリ「ナンシーって僕たちに似てない?」
ユミクリ「……金髪、青い目、小柄……」
ライクリ「……ああ」
アルクリ「ナルシストじゃない?」
ユミクリ「……」
61: 2013/08/15(木) 00:34:21 ID:fsXv8Mvc
アルクリ「そもそも……ナンシーの造形って、どうやって決まったんだっけ」
ライクリ「話し合いだ」
ユミクリ「全会一致だ」
アルクリ「そうだよね……理想の恋愛対象みたいなこと話し合って、みんな賛成したんだよね」
ユミクリ「……ナルシストだな」
アルクリ「いや、でも。
小説の登場人物って、大なり小なり書き手を反映してるものだから」
ライクリ「だが……あまりにも我が強すぎると、感情移入してもらえないぞ」
ユミクリ「私らの書いたやつは、お笑いみたいなオチだからそれはそれで良いだろうが」
アルクリ「気を付けなきゃね」
ユミクリ「冷静さは大切だな」
(終)
ライクリ「話し合いだ」
ユミクリ「全会一致だ」
アルクリ「そうだよね……理想の恋愛対象みたいなこと話し合って、みんな賛成したんだよね」
ユミクリ「……ナルシストだな」
アルクリ「いや、でも。
小説の登場人物って、大なり小なり書き手を反映してるものだから」
ライクリ「だが……あまりにも我が強すぎると、感情移入してもらえないぞ」
ユミクリ「私らの書いたやつは、お笑いみたいなオチだからそれはそれで良いだろうが」
アルクリ「気を付けなきゃね」
ユミクリ「冷静さは大切だな」
(終)
62: 2013/08/15(木) 00:44:09 ID:fsXv8Mvc
(小ネタ2)
(おい、ミカエレ!)
ミカエレ「あなたは……?」
(何言ってんだよミカエレ!オレはエレミカだ!)
ミカエレ「エレミカ」
エレミカ「お前とオレは家族だろ!ずっと昔から」
ミカエレ「そう、家族……とても良い響き」
エレミカ「いいこと教えてやる。
実は、A男は本心ではC子のこと気になってるんだよ」
ミカエレ「そう……それなら……とても幸せ……」
ミカエレ「えれみか……えれみかは、かぞく」
ユミクリ(寝言やめろよ……エレミカって誰だよ)
(終)
(おい、ミカエレ!)
ミカエレ「あなたは……?」
(何言ってんだよミカエレ!オレはエレミカだ!)
ミカエレ「エレミカ」
エレミカ「お前とオレは家族だろ!ずっと昔から」
ミカエレ「そう、家族……とても良い響き」
エレミカ「いいこと教えてやる。
実は、A男は本心ではC子のこと気になってるんだよ」
ミカエレ「そう……それなら……とても幸せ……」
ミカエレ「えれみか……えれみかは、かぞく」
ユミクリ(寝言やめろよ……エレミカって誰だよ)
(終)
63: 2013/08/15(木) 00:45:04 ID:fsXv8Mvc
とりあえず寝る
引用: ミカエレ「エレアル」
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