1: 2012/03/04(日) 22:08:19.86 ID:l6SRp4wh0
コーデリア「最近、教官の姿を見ない気がするのよ…」

ネロ「小林…?いないねぇ」ゴロゴロ

シャロ「いないですね~」ダラダラ

コーデリア「最近どころじゃないわ!全然会ってない気がする!!」

シャロ「そうですね~」ゴロゴロ

ネロ「二年くらい顔見てないかもね」ダラダラ

エリー「…………」Zzz

コーデリア「こうしちゃいられない!行方不明の教官を探しに行かなくちゃ!」

コーデリア「>>5にいるんじゃないかしら!?」
第1話 野菜の果て

2: 2012/03/04(日) 22:18:02.67 ID:l6SRp4wh0
 

5: 2012/03/04(日) 22:23:41.75 ID:Fl4RVBkq0
アンリエットさんの谷★間

6: 2012/03/04(日) 22:28:30.19 ID:l6SRp4wh0
コーデリア「教官!教官ー!!」ゴソゴソ

アンリエット「…………」ボヨヨン

コーデリア「きょうかあああああああああん!!!」モミモミ

アンリエット「…………」

コーデリア「会長っ!?いったい教官をどこにやったんですか!?」

アンリエット「…………」

コーデリア「黙ってないでなんとか言ってください!教官がいないと私…私っ!!」

アンリエット「…………」

コーデリア「口を開かないってことは…そういう事なんですね!?」

アンリエット「…………」

コーデリア「でもめげない~へこたれな~い、教官に会う~までは~♪」

アンリエット「ミルキィホームズの今日の晩ごはんは抜きです」

7: 2012/03/04(日) 22:30:50.66 ID:l6SRp4wh0
コーデリア「また…晩ごはん抜きに…」トボトボ

コーデリア「でも諦めない!また教官に会うまでは!」

コーデリア「さて…次はどこを探せば?」

コーデリア「私の…五感が告げているわ!教官は…!」

コーデリア「>>12にっ!!」

12: 2012/03/04(日) 22:39:35.04 ID:m0fVdyGD0
背後

15: 2012/03/04(日) 22:42:44.35 ID:l6SRp4wh0
コーデリア「耳をすまして音を聞き…!体で風の流れを感じる…!」ピキーン

コーデリア「………はっ!?」

スタスタ…

コーデリア(足音!?)

スタスタスタ…

コーデリア(通り過ぎた!?)

ピタッ スタスタスタ… ピタッ

コーデリア(折り返してきて止った!?)

コーデリア「う、後ろの正面だぁーれっ!?」バッ!

コーデリア「…!」

コーデリア「あなたは…>>19!!」

19: 2012/03/04(日) 22:44:56.55 ID:bCsAagk30
次子

22: 2012/03/04(日) 22:49:53.66 ID:l6SRp4wh0
コーデリア「銭形さん!」

次子「ん?やっぱりコーデリアだ!」

次子「道の真ん中で耳澄まして突っ立ってるからどうしたのかと思ったよ」

コーデリア「どうしたんですか?」

次子「行方不明者捜索の任務で近くまで来たんだー」

コーデリア(はっ!?警察の人なら、教官の情報を持ってるかも…?)

コーデリア「銭形さん!教官の行方を知りませんか!?」

次子「んー小林のダンナ…?」

次子「んん…どうだろ……」

次子「……!>>26!!」

26: 2012/03/04(日) 22:55:04.24 ID:ls74FjsNO
風都

29: 2012/03/04(日) 23:01:16.47 ID:l6SRp4wh0
次子「風の街、風都にいるって風のうわさで聞いたことあるかも!」

コーデリア「ふーと!?そこに教官はいるのねっ!?」

コーデリア「ありがとうございます、銭形さん!」

次子「あはは、いいってことよー」

コーデリア「…銭形さんが捜査してる事件は、教官と関係があるんですか?」

次子「いや?ないよ?」

次子「っていうか小林のダンナが行方不明になってるっていうのも今知ったし」

コーデリア「そうですか…」

次子「この辺りでいなくなった人の情報、手に入れたら教えてねー」スタスタ

コーデリア「色んな人がいなくなるのね…」

コーデリア「ともかく!有力な情報を掴んだわ!」

コーデリア「教官発見の為に…次は何をすれば?」

コーデリア「…まずは>>33をしてから考えましょう」

33: 2012/03/04(日) 23:04:45.28 ID:bCsAagk30
鳴海探偵事務所に依頼

35: 2012/03/04(日) 23:10:34.03 ID:l6SRp4wh0
コーデリア「まずは…地元の探偵事務所に教官の捜索依頼を出しておきましょう」ピッポッパッ

コーデリア「風都には有名な探偵事務所があるらしいし!」RRRR…

探偵「はい、鳴海探偵事務所です」ガチャッ

コーデリア「すいません、探してほしい人がいるんですが…小林オペラと言う人です」

探偵「その人の容姿や特徴など、個人を特定しやすくなる情報を教えてください」

コーデリア「小林少年です」

探偵「分かりましたー、見つかったら折り返し電話しますー」ガチャ

コーデリア「よし!」

コーデリア「現地での捜索はあっちに任せて…私はここで出来る事をするわ!」

コーデリア「よし…>>39かしら!?」

39: 2012/03/04(日) 23:18:12.26 ID:ls74FjsNO
次子の唇を奪いに

41: 2012/03/04(日) 23:24:43.80 ID:l6SRp4wh0
コーデリア「…私は」

コーデリア「やることが無い…」

コーデリア「仕方ない…銭形さんのところにでもいきましょうか…」トボトボ



次子「見つからないなー…手がかり」

コーデリア「…………」トボトボ

次子「あれ?コーデリア…」

次子「また会ったじゃん!どう?ダンナの手がかりは見つかっ…」ガシィ

次子「……ん?」

コーデリア「ふふ…銭形さんの肌、綺麗ね…?」ジュルリ

次子「こいつっ…!歩きながら妄想してやがったッ…!!」

コーデリア「んー……!」グイィ

次子「うわああ!ちょっ待っ…!目を覚ませえええええ!!」

コーデリア「脳内お花畑なので目を覚ましたところで何も変わりません!!」

次子「そうか!」

43: 2012/03/04(日) 23:30:02.79 ID:l6SRp4wh0
次子(やばい…!このままじゃ私の初ちゅーがコーデリアに奪われる!)

コーデリア「痛くしないから!痛くしないから!!」グイグイ

次子「えぇっ!?初めてってやっぱ痛いのかっ!?」ガーン

コーデリア「Je t'aime…」

次子「ぎにゃあああああああああああ」

次子「く、くそっ…!誰か、助け…!」

次子「応援要請!G4銭形次子から本部へー!」

咲『本部なうー、応援要請受信ー、今からそっちに増援送るからー』

次子「マッハの速さで頼むっ!!」

応援?「救助に参上!!」ザッ

次子「あんたはっ…>>46!」

46: 2012/03/04(日) 23:32:52.89 ID:bCsAagk30
小林

49: 2012/03/04(日) 23:37:20.55 ID:l6SRp4wh0
小林「大丈夫か!次子君!」

次子「こ、小林のダンナぁ!?」

コーデリア「なんですってぇ!?」ガバッ

次子「は、離れた…!」

コーデリア「はうぅぅ~!きょうかぁーーーーんーーー!!」ダッ

小林「探偵キック!」ゲシッ

コーデリア「おるたっ!!」グシャアア



小林「ごめんよコーデリア…変Oかと思ったら…」

次子「いや、間違ってねえよ…」

コーデリア「はっ!?ここはどこ!?お花畑!?」ガバッ

コーデリア「…教官!」

小林「…コーデリア、久しぶりだね」

コーデリア「教官っ…!」ダキッ


51: 2012/03/04(日) 23:42:12.60 ID:l6SRp4wh0
コーデリア「教官…!教官っ…!」ギュー

コーデリア「今までどこに行っていたんですか…!」

コーデリア「寂しくて、辛くて…私ぃ…!」グスッ

小林「…コーデリア」

小林「…僕にはみんなから黙って離れてなくちゃいけない理由があったんだ」

小林「今すぐにでも、また行かなくちゃいけない…ごめんよ」

コーデリア「嫌です…!いや…!」ギュー

コーデリア「離れたくない…教官!」

次子「…なぁダンナ?」

次子「ミルキィホームズにさえ黙ってなきゃいけないほどの理由って…なんだい?」

小林「…次子君」

次子「よっぽどの事情なのかい?」

小林「……うん」

52: 2012/03/04(日) 23:47:27.72 ID:l6SRp4wh0
コーデリア「…いったい何があったんですか、教官」

小林「近年、ヨコハマで発生している行方不明事件…!」

次子「…やっぱな、私も今、それを捜査してる」

次子「ダンナほどの探偵が駆り出されるような事態、それしかないと思ってたんだ」

小林「…よしてくれ、僕はもう探偵なんかじゃない」

小林「とにかく、僕はアンリエットさんに依頼されて極秘裏に事件の調査をしているんだ」

小林「だから行かなくちゃ…分かってくれ、コーデリア」

コーデリア「…私も手伝います!」

小林「コーデリア!」

コーデリア「その事件が解決すれば、教官は帰ってくるんですね!?」

コーデリア「手伝わせて下さい!」

小林「…コーデリア」

54: 2012/03/04(日) 23:50:58.18 ID:l6SRp4wh0
コーデリア(こうして私は、教官と一緒に事件を捜査する事になったのよ!)

小林「じゃあコーデリア、僕が調べた事件の内容を話しておくよ」

次子「私も知ってる情報は教えるぜ!」

コーデリア「はい!」

小林「ヨコハマ連続行方不明事件…」

小林「ここヨコハマで近年、異常ともいえる数の行方不明事件が発生している」

小林「見つかった行方不明者の数はゼロ」

次子「だけど行方不明になった人達の関係性を調べてるうちに容疑者を絞り込むことに成功したんだなこれが」

次子「容疑者は…>>57!」

小林「その潜伏場所は…>>61だ!」

57: 2012/03/04(日) 23:56:59.37 ID:ev9cZWSZ0
20

61: 2012/03/05(月) 00:00:33.21 ID:8nb6/a/60
フォーチュンリーフ跡地

63: 2012/03/05(月) 00:09:33.76 ID:ODVpeh1w0
次子「容疑者は怪盗トゥエンティ!!」

小林「潜伏場所は…フォーチュンリーフ跡地だ!!」

小林「決氏の捜査と警察の協力でなんとかここまでは追い詰めた…」

小林「あとはトゥエンティを捕まえるだけだ!」

コーデリア「な、なら一刻も早く…!」

次子「…だめなんだよ」

コーデリア「どうして?」

小林「フォーチュンリーフ崩壊後、あの近辺は立ち入り禁止になってるんだ」

コーデリア「捜査のためなら…!」

次子「そういうことじゃないんだよ」

次子「……出るんだ、>>68が」

68: 2012/03/05(月) 00:13:46.42 ID:gGFl69D70
全裸の自分

72: 2012/03/05(月) 00:19:11.63 ID:ODVpeh1w0
次子「出るんだ…全裸の自分が」

コーデリア「は?」

小林「何人もの探偵と警察がフォーチュンリーフに近づき、そして帰ってきた…」

次子「ある者は羞恥にまみれ…ある者は気分を害して…」

次子「全裸の自分が目の前にいるなんて…!」ゾクッ

コーデリア「なんて恐ろしいの…!」ゾクッ

小林「あぁ…!震えを禁じえないよ」ゾクッ

小林「全裸の自分を乗り越え中に入る事が出来るのは、変O的に自分を愛しているトゥエンティだけ…」

次子「あの中には奴以外誰も入れないんだ」

コーデリア「そんな…」

次子「当面は行方不明者を増やさないようにしつつ、全裸の自分を突破する方法を探すしかない」

小林「歯がゆいね…」

73: 2012/03/05(月) 00:21:48.53 ID:ODVpeh1w0
小林「さて、捜査を再開しよう!」

次子「私は署に帰るぜー」スタスタ

小林「ありがとう次子君!またなにかあったらよろしく!」

小林「よし…まずはどうしたものか」

コーデリア「教官!私に考えがあります!」

小林「なんだい?」

コーデリア「>>77です!」

77: 2012/03/05(月) 00:25:06.46 ID:xofy8amf0
全裸で突入する

79: 2012/03/05(月) 00:28:32.82 ID:ODVpeh1w0
コーデリア「全裸で突入するんです!」

小林「なっ…!」

コーデリア「最初から全裸で行けば、全裸の自分が出てきても怖くなんかありません!」

小林「確かに…!考えたねコーデリア!」

小林「早速次子君を呼び戻して、フォーチュンリーフに突入しよう!」

小林「お手柄だよコーデリア!」

小林「僕がいない間に…君も探偵として成長していたんだね」

小林(すこし…寂しい、でも)

小林(それ以上に僕は、彼女の事が誇らしい!)

コーデリア「行きましょう…教官!」

小林「あぁ…行こう、コーデリア!!」

82: 2012/03/05(月) 00:34:46.31 ID:ODVpeh1w0
コーデリア(その後、びっくりするほどの速さで突入準備をすませた銭形さんと合流して…)

小林(僕らはとうとうフォーチュンリーフへの道を行く!)

次子「おまたせ!」

次子「すごいじゃんか!!こんなにもあっさり全裸を突破する方法を見つけるなんて!」

次子「流石はミルキィホームズのまとめ役!」

コーデリア「探偵として当然です!」

小林「さて…僕らはこれからフォーチュンリーフへ向かうわけだけど…」

小林「正直、三人では戦力としては不足だ」

小林「相手はあの…怪盗トゥエンティなんだからね」

次子「あぁ…あの…!」

コーデリア「変O…!」

小林「そこで…援軍を召集しておいた!」

コーデリア「流石教官!」

小林「>>85、>>87、>>89だ!」

85: 2012/03/05(月) 00:37:05.85 ID:Pc1BJiL80
跡部

87: 2012/03/05(月) 00:37:11.01 ID:oVxeqCJL0
平乃

89: 2012/03/05(月) 00:37:37.78 ID:qitmXXezO
ダルシム

95: 2012/03/05(月) 00:43:57.92 ID:ODVpeh1w0
小林「まずは…中学三年生にしてヨコハマ警察テニヌ課のまとめ上げる手腕の持ち主…跡部景吾!」

跡部「俺様の美技に酔いな!!」

小林「続いて…我らがおなじみG4一の格闘能力を持ち、プライベートではゴス口リ!長谷川平乃!」

平乃「悪霊退散です!」

小林「最後に…インド出身、ヨガを駆使する名探偵!ダルシムだ!」

ダルシム「ヨガファイア」

次子「な、なんて面子だ…!」

コーデリア「教官は、これから戦争でも始めようっていうの…!?」

小林「正直、いきなりの応援要請にこれだけの力を持つ面々が駆けつけてくれるとは思っていなかったよ…」

コーデリア「これなら…勝てる!」

次子「ようし!行こうぜみんな!!」

小林「フォーチュンリーフ制圧作戦!スタートだ!」

100: 2012/03/05(月) 00:51:09.06 ID:ODVpeh1w0
次子(全裸)「見えてきた…あれがフォーチュンリーフか…」

平乃(全裸)「かつて次世代のエネルギー産業を担うと言われていたプラントの…跡地」

コーデリア(全裸)「今となってはかつての栄華のかけらもない…虚しいわね…」

跡部(全裸)「なるほどSUNDAYじゃねーの」

小林(全裸)「みんな、気を引き締めて…そろそろ全裸ゾーンに突入だ…」

ダルシム(最初から全裸)「カレー」

コーデリア(全裸)「……!なに?この霧は…!?」サアァ…

小林(全裸)「気を付けるんだコーデリア!全裸がくるぞ!」

平乃(全裸)「……!?なにか、見えます…!」

次子(全裸)「へっ…来たぜ!全裸だ!」

全裸(全裸)「衣服の着用が戦力の決定的差でないということを教えてやる」

103: 2012/03/05(月) 00:57:56.09 ID:ODVpeh1w0
小林「ひるむなみんな!突入するぞ!」

全裸共「「「「「おう!!」」」」」

小林「探偵キーーーック!!」ドガッ!

次子「警察だ!道をあけろーーっ!!」ズガン!

ダルシム「ヨガテレポート」フッ…

コーデリア「てやああぁーーっ!!」ブンッ

平乃「全裸退散です!」ガキィン!

跡部「跡部王国!」

全裸「逃げろ…!奴らは普通じゃない!」

ドカッ バキッグシャ

コーデリア「数が…多い!」

小林「諦めるな!みんな!」

次子「うおおおおおおーーっ!!」

平乃「はああああああーーーっ!!」

105: 2012/03/05(月) 01:02:07.82 ID:ODVpeh1w0
…………

コーデリア「くっ…!」フラフラ

次子「なんとか…辿り着いたか…!」

小林「はぁ…!はぁ…!みんな、無事か…!?」

平乃「だめです…跡部さんが氏にました…」

次子「くそっ…!跡部ぇ…!」

ダルシム「アトベ…」

コーデリア「……許さない」

コーデリア「許さないわ怪盗トゥエンティ!!」

コーデリア「絶対に、私が逮捕してみせる!!」




アルセーヌ(私の幻惑のトイズを断ち切った…?)

アルセーヌ(フフ…それでこそですわ、それでこそ楽しみがいがある)

アルセーヌ(さぁ…トゥエンティの元までたどり着けるかしら?ミルキィ…いや、G4…いや)

アルセーヌ(…………全裸)バッ!

107: 2012/03/05(月) 01:07:50.49 ID:ODVpeh1w0
小林「…行こう、跡部君の犠牲を無駄にしないためにも」

平乃「跡部さんは犠牲になったんですね…」

次子「犠牲の犠牲にな…」

小林「しかし…荒れ果てていてどっちへ行ったらいいのか見当もつかないな」

小林「コーデリア、君のトイズでトゥエンティの居場所を割り出せないかな?」

コーデリア「やってみます!」

コーデリア「五感強化(ハイパーセンシティブ)!!」シャキィン!

コーデリア(感じる…多くの人の存在を)

コーデリア(聞こえる…多くの人の声が)

コーデリア(見える…伸びている乳Oが!)ピキーン!

コーデリア「教官!あっちです!」

小林「あっちは確か…>>111か!」

111: 2012/03/05(月) 01:11:10.64 ID:qitmXXezO
インド

114: 2012/03/05(月) 01:16:34.82 ID:ODVpeh1w0
小林「あっちの方角は…インド!」

平乃「なっ!?」

次子「インドだって!?」

ダルシム「…………」

小林「…ダルシムさん!」

ダルシム「………フッ!」

コーデリア「教官!離れてください!」

コーデリア「その人は探偵ダルシムじゃない!!その人は…っ!!」

ダルシム?「はっはっはーーっ!!意外と早くばれてしまったなッ!!」ビリビリビリィ

次子「変装っ…!?あれは!!」

トゥエンティ「いくら変装のトイズでもこの僕の内側からにじみ出る美しさは隠せなかったと言う事かッ!!」

トゥエンティ「さあぁ僕を見ろッ!!生まれたままの姿、あるべきもののカタチ!美しく何も着ていない僕の体を見ろォォーーーッ!!」バッ

コーデリア「怪盗…トゥエンティ!」

117: 2012/03/05(月) 01:22:19.23 ID:ODVpeh1w0
コーデリア「怪盗トゥエンティ!あなたを逮捕するわ!」

次子「大人しくお縄につきな!」

平乃「わいせつ物陳列罪で逮捕です!」

小林「こんどこそ…追い詰めたぞ!」

トゥエンティ「ふー…たかが四人で囲んだだけで勝利宣言かい?」

トゥエンティ「美しくないな…本当に」

トゥエンティ「この怪盗トゥエンティ、みすみすと捕まる気持ちはないのさ!!」バッ

平乃「あくまでも抵抗するんですね…!なら!」バッ!

平乃「実力行使で捕まえますっ!!」

トゥエンティ「なんだ…この美しくない棒は」パシッ

次子「平乃のスティックを素手で受け止めた!?」

トゥエンティ「このトゥエンティ、容赦せん!」ドガァッ!!

平乃「きゃあああーーーっ!!」

次子「平乃ーーーッ!!!」

119: 2012/03/05(月) 01:29:35.25 ID:ODVpeh1w0
平乃「がっ…かはっ!」ガクッ

小林「平乃君!」

次子「そんな…!武術段位合計五十段の平乃が一撃で!?」

小林「トゥエンティは決して強い格闘能力を持つ怪盗ではないはず…!何故だ!?」

コーデリア「…そうか、私たちは既に奴の策にハマっていたのね…!」シャキィン!

小林「コーデリア!?何か分かったのかい!?」

コーデリア「私たちは今…裸なんです!」

次子「な、なんだってーー!?」

コーデリア「裸を突破するには全裸になればいい…それこそがトゥエンティの狙い!」

コーデリア「全裸の人間は何も着ていない、つまり防御力は皆無!」

コーデリア「そんな状態で攻撃をくらったら致命傷になるのは当たり前なんです!」

次子「そ、それならあいつだって全裸じゃないか!先に一撃くらわせればいい!」

120: 2012/03/05(月) 01:33:53.20 ID:ODVpeh1w0
小林「いや…ダメだ、次子君!」

次子「どうして!?条件は同じだ、コーデリアの言う事をなぞれば先手必勝が確実だろ!」

小林「…トゥエンティは、常に服を脱いで行動する変O!」

コーデリア「故にその肌は常に鍛えられ、私たちのそれを超越する程に頑強!」

コーデリア「つまりトゥエンティは裸になっても防御力は変化しない!!」

次子「そ、そんなの…!どうやって倒せっていうんだ!」

小林「くっ…!だめだ、相性が悪すぎる…!」

小林「ここで、終わりなのか…!?」

トゥエンティ「大人しく降参したまえ!僕には美しくない物をいたぶる趣味はないんだっ!!」

コーデリア「………くっ」

121: 2012/03/05(月) 01:39:17.76 ID:ODVpeh1w0
コーデリア(本当にここで終わりなの?)

コーデリア(せっかく、ここまで来たのにここでおしまいなの?)

コーデリア(行方不明の人も救えず、トゥエンティも逮捕できず)

コーデリア(跡部さんと長谷川さんの氏を無駄にして…!)

コーデリア(……ここで)

コーデリア「……終れるはず、ないじゃない!!」シャキィン!

小林「…コーデリア」

トゥエンティ「へこたれないその姿勢、美しくないなっ!」

コーデリア(私のトイズをフルに使って、全てを見極める!)

コーデリア(地形、環境、人の位置、障害物…すべてを!)

コーデリア(絶対にトゥエンティを逮捕する方法が…ある!)

コーデリア「………見つけた!」ピキーン!

コーデリア「教官!銭形さん!>>125です!」

125: 2012/03/05(月) 01:49:12.17 ID:mwoLCPHV0
乳O

126: 2012/03/05(月) 01:54:22.27 ID:ODVpeh1w0
小林「乳!?」

次子「首ィ!?」

コーデリア「トゥエンティの最強の武器にして、最大の弱点!」

コーデリア「あれを突けばトゥエンティを倒せるはずです!」

小林「よし!行くぞ次子君!」バッ!

次子「あいよぉ!!」ダッ!

トゥエンティ「美しい僕に向かってくるその勇気は美しいが…!無駄だ!」バキッ

小林「ぐわあぁっ!」

次子「くうっ!」

コーデリア「二人共…!」

次子「まだまだぁ!!」

小林「コーデリア!僕と次子君で協力してなんとかトゥエンティに隙を作る!」

小林「あとは君が…!分かるね?」

コーデリア「…はいっ!」

127: 2012/03/05(月) 01:57:30.40 ID:ODVpeh1w0
次子「おぉらぁっ!!」カシャンッ!

トゥエンティ「手錠っ!?こんなもの美しい僕にかかれば…!」カチャカチャ

小林「させないっ…!」ガッシィ

次子「大人しくしてもらうぜトゥエンティ!」グッ

トゥエンティ「くっ…!触れるな!離せぇ!!」

次子「…コーデリアー!!」

小林「今だーーーっ!!」

コーデリア「っ…!はああぁぁーーっ!!」ダッ

コーデリア「必殺…!」

コーデリア「>>130ーーーーっ!!!」

130: 2012/03/05(月) 02:00:54.55 ID:MEKY3px+0
フラワーッ!

131: 2012/03/05(月) 02:04:52.25 ID:ODVpeh1w0
コーデリア「必殺…!フラワーッ!」

ガッキィン!

コーデリア「…………」

トゥエンティ「…………」

小林「…………」

次子「…………」

次子「なんだ…どうなったんだ?」

次子「まさか…不発、失敗なんじゃ…!?」

小林「いや…僕たちの勝ちだ」

次子「ダンナ…?」

小林「久しぶりに見たよ…コーデリアの必殺フラワー…」

小林「あれを受けて立ち上がれる者なんていない…戦いは終わったんだ…」

132: 2012/03/05(月) 02:09:10.98 ID:MEKY3px+0
no title


133: 2012/03/05(月) 02:10:06.56 ID:ODVpeh1w0
>>132
え、これどういう技?

135: 2012/03/05(月) 02:17:29.53 ID:ODVpeh1w0
次子「トゥエンティも、コーデリアも動かない…いったい何をしたんだ?」

小林「必殺フラワー、コーデリアのみがこの世界で唯一使う事のできる必殺技…」

小林「トイズで相手の弱点を読み、そこに全力でサーブしテニヌボールをぶつける!」

小林「人の許容限界を超えた痛みが人体にどんな作用をもたらすか…分かるかい」

次子「…まさか、頃したのか!?」

小林「いや…コーデリアは誰よりも優しい子だ、そんな事はしないよ」

小林「痛みを越えた激痛を受けた者の精神は肉体から切り離される」

小林「まぁつまり気絶…一撃で相手を無力化させる技だよ…」

次子「コーデリア…すげえぜ!」

136: 2012/03/05(月) 02:23:56.85 ID:ODVpeh1w0
…その後、怪盗トゥエンティは逮捕され、トゥエンティに連れ去られていた人たちも解放されました。
平乃さんはすぐに病院に運ばれ、一命をとりとめましたが…跡部さんはだめでした、氏にました
跡部さんは殉職として二階級特進、跡部高校二年生になりました。


小林「コーデリア…ありがとう」

小林「君がいなかったらこの事件は解決できなかった、君のおかげだよ」

コーデリア「教官…」

コーデリア「…当然です!私はミルキィホームズのまとめ役…」

コーデリア「そして未来の名探偵!コーデリア・グラウカなんですから!」

小林「ふふ…頼もしいね」

小林「さて…これで僕もやっとホームズ探偵学院に帰れる」

コーデリア「本当ですか!?」

小林「これからはずっとみんなと一緒だよ、コーデリア」

コーデリア「…もう勝手にどこかに行ったりしないでくださいね?教官」

コーデリア「私たちは、5人そろってミルキィホームズなんですから!」


おしまい

137: 2012/03/05(月) 02:24:12.96 ID:ODVpeh1w0
ごめんテニヌわかんね
おしまい

138: 2012/03/05(月) 02:26:20.50 ID:MEKY3px+0
ありがとう

引用: コーデリア「安価で教官を~探しに~♪」