1: 2013/08/16(金) 06:58:07 ID:gkDMYLvk
ジュン(中)「ん?なんの許可だって?」

蒼星石「だから、甘える許可を」

ジュン「いきなりどうした?」

蒼星石「許可しますか、しませんか?」

ジュン「ちょっとタンマ」

蒼星石「はやく」

ジュン「おーい翠星石!」

翠星石「なんですか?」

ジュン「お前の妹だろ、はやくなんとかしろ」
ローゼンメイデン 愛蔵版 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

2: 2013/08/16(金) 07:03:15 ID:gkDMYLvk
翠星石「蒼星石!来てたんですね」

蒼星石「翠星石、こんにちは」

翠星石「で、チビ人間?一体どうしたですか?」

ジュン「それは蒼星石が...」

蒼星石「ジュンくんが甘えさせてくれないんだ」

ジュン「お、おい!?」

翠星石「」

蒼星石「おーい翠星石?」

翠星石「」ガッガッガガッガッガガッツ

ジュン「痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い」

3: 2013/08/16(金) 07:08:36 ID:gkDMYLvk
翠星石「チビ人間!!蒼星石に何したですか!?」

ジュン「何もしてねーよ!!」

翠星石「蒼星石!なんかされなかったですか!?」

蒼星石「いや別に...」

翠星石「正直に言うです!」

蒼星石「ジュンくんは何もしてないよ」

翠星石「ホントですか?」

ジュン「ほら、言っただろ?」

蒼星石「いや、何もしてくれないんだ...」

4: 2013/08/16(金) 07:16:17 ID:gkDMYLvk
翠星石「へ?」

蒼星石「ジュンくんは僕のマスターだよ?」

蒼星石「抱きしめるのは当然、なのにそれすらしてくれないんだ...」

翠星石「」ガッガッガッガッガッガッガガッ

ジュン「痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い」

ジュン「...ってなんで僕が!?」

翠星石「うるせぇですうるせぇです!!」ガッガッ

蒼星石「ってことでジュンくん、はい」ダキシメテ~

ジュン「どうしてそうなるんだよ!!」

翠星石「」ガッガッガッガッガッガッ

ジュン「お前は落ち着けっ!!」

5: 2013/08/16(金) 07:21:15 ID:gkDMYLvk
真紅「全く...騒々しいのだわ」

翠星石「あ、真紅!!」

真紅「あら蒼星石、いらっしゃい」

蒼星石「お邪魔してるよ」

ジュン「おお真紅!いいところに!!」

翠星石「し、真紅!実はチビ人間が!!」

ジュン「ちょっと待て!僕は何もしてn..

蒼星石「ジュンくんが責任を取ろうとしないんだ(マスターとしての)」

真紅「」

翠星石「」

ジュン「\(^ω^)/」

6: 2013/08/16(金) 07:29:16 ID:gkDMYLvk
真紅「ありえないわ...」ガッガッガッガッガッ

翠星石「最悪、ですぅ...」ガッガッガッガッガッ

ジュン「痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い」

真紅「全く...この私ですら甘えたことがないのよ」ガッガッガッガッガッ

翠星石「ずるいです...ずるいです」ガッガッガッガッ

雛苺「わーいひなもやるのー!」ガッガッガッガッガッ

ジュン「痛い痛い痛....いい加減にしろぉ!!」

翠星石「ふぅ...スッキリしたです」

雛苺「もっとはやく来ればよかったのー」

蒼星石「...終わった?」

ジュン「...くそ、痛い...」

蒼星石「じゃあ終わったことだし、ジュンくん、はい」ダキシメテ~

ジュン「無限ループって怖いな...」

7: 2013/08/16(金) 07:35:59 ID:gkDMYLvk
~ジュン説明中~


真紅「あら、そうならそうとはやく言えばよかったのに」

翠星石「誤解を招くようなことするな、です」

雛苺「何がなんだかさっぱりなのー」

ジュン「お前ら言っても聞かなかったじゃないか...」

真紅「で、蒼星石?説明して頂戴」

蒼星石「ジュンくんが言った通り、甘えたいだけだよ」

翠星石「蒼星石、落ち着くです!」

真紅「そうよ、甘えるのは私が先なのだわ」

ジュン「...真紅?つまりどういうことだってばよ?」

8: 2013/08/16(金) 07:42:28 ID:gkDMYLvk
真紅「あら?だってジュンは私のミーディアムじゃなくて?」

翠星石「真紅も落ち着くです!ここは年上の翠星石が」

蒼星石「なんでそうなるのさ」

翠星石「年功序列、ですぅ」

真紅「いいえ、一番はやく契約したのはこの真紅よ」

雛苺「なんだか醜いのー」

ジュン「取り敢えずお前らみんな落ち着け」

..............

真紅「なあに?ジュン?」

ジュン「なんかいつものお前らじゃないぞ?」

翠星石「翠星石はいたって普通です」

蒼星石「ぼくも」

雛苺「ひなもひなもー!」

9: 2013/08/16(金) 07:48:45 ID:gkDMYLvk
ジュン「だぁー!キリがない!!」バン

ジュン「一体なんなんだ!?みんな甘えたい甘えたいなんて!!」

ジュン「い、意味が分からないぞ!!」//

翠星石「なに照れてるですか?」

真紅「照れる要素がないのだわ」

雛苺「なんかgdgdなのー」

ジュン「昨日までそんなんじゃなかっただろ!!雛苺を除いて」

真紅「なあに?その目は」

翠星石「大体チビ人間には愛情がないですぅ」

蒼星石「...もしかしてちょっと空気?」

10: 2013/08/16(金) 08:13:31 ID:gkDMYLvk
真紅「最近のジュンの態度は良くないわ」

蒼星石「そ、そうかな」

真紅「そうよ、わたし達はドール、愛情はそそがれて当然」

翠星石「全くこれだからヒキニートは、です」

雛苺「働いたら負けなのー」

ジュン「」ブチ

ジュン「...分かったよ、そこまで言うなら」

ジュン「....相手になってやる」

翠星石「やっとその気になったです」

真紅「行くわよ翠星石、蒼星石、くんくんが始まるわ」

雛苺「ふざけんななのー」

....

11: 2013/08/16(金) 08:23:27 ID:gkDMYLvk
...バタン

翠星石「ちょっと真紅!話が違うです!!」

真紅「文句なら抜けがけしようとした蒼星石に言って頂戴」

蒼星石「その言い方はないよ、大体翠星石だって協力しようとしてないよ」

翠星石「そ、そんなことないです!それにチビ雛だって」

雛苺「何をすればいいか分からないのー」

真紅「いいこと?目的はジュンの態度を直すためよ」

真紅「それなのに蒼星石の抜けがけで...」

蒼星石「僕はジュンのために頑張ったよ」

翠星石「いくら蒼星石でもそれはないです」

真紅「とにかく!裏切りは禁止なのだわ」

12: 2013/08/16(金) 08:32:12 ID:gkDMYLvk
.............


真紅「...ふぅ、面白かったわ」

翠星石「くんくんは最高ですぅ」

雛苺「かっこよかったのー」

蒼星石「ねえ、そろそろ部屋に戻ってみようよ」

真紅「それもそうね」

翠星石「とっても楽しみですぅ」

.......キィ....バタン

真紅「ジュン?紅茶を淹れt..

ジュン「どうぞ」カタ

翠星石「は、はやいです!」

13: 2013/08/16(金) 08:36:30 ID:gkDMYLvk
>>11>>12の間

雛苺「真紅ぅ、くんくんが始まるのー」

真紅「しまった、忘れていたのだわ」

翠星石「ほら、蒼星石も来るです」

蒼星石「あれ?作戦会議とかないの?」

真紅「くんくんが優先なのだわ」

追加で

14: 2013/08/16(金) 08:41:51 ID:gkDMYLvk
蒼星石「たった数時間でこの進化...」

雛苺「はやい!早すぎるッ!!」

真紅「あ、ありがとう...」

真紅「.......」

翠星石「真紅!なに上の空になってるですか!?」

蒼星石「...マスター」

ジュン「どうした蒼星石?」

蒼星石「えっと...甘える許可を」

ジュン「いいぞ」

蒼星石「わぁ....やったぁ....」ポッ

翠星石「ポッ....じゃねえです!!何やってるですかチビ人間!!」

15: 2013/08/16(金) 08:47:20 ID:gkDMYLvk
ジュン「何って...蒼星石の願いだからな」

蒼星石「ふぁ..」スリスリ

翠星石「そ、蒼星石!は、離れるです!!」

雛苺「わーいジュン!登らせてなのー!!」

ジュン「いいぞ、雛苺」

雛苺「わーい!!」ヨジヨジ

翠星石「なんかカオスですぅ...」

翠星石「べ、別に羨ましくもなんとも思ってないですよ!?」

ジュン「誰に言ってんだ?」

翠星石「はっ!?」

16: 2013/08/16(金) 08:53:30 ID:gkDMYLvk
翠星石「し、真紅!こんなのチビ人間じゃねえです!!」

真紅「ジュン?もう一杯いいかしら?」

ジュン「いいぞ、蒼星石、雛苺、少し離れるぞ」

蒼星石「え、ああ、うん...」

翠星石「あの紅茶フェチ...完全に虜になってるですぅ...」

蒼星石「ジュンくん?まだ?」

ジュン「すぐ戻るよ」

雛苺「待ってるのー」

翠星石「ちょっと蒼星石!雛苺!」

蒼星石「なんだい?」

翠星石「なんだい?じゃねえです!!」

18: 2013/08/16(金) 08:57:58 ID:gkDMYLvk
蒼星石「...」

蒼星石「はっ!?」

蒼星石「...」

蒼星石「なんだ夢か」

End


引用: 蒼星石「甘える許可を」