71: 2013/03/19(火) 01:55:34.91 ID:3wxOFdcDO


最初から:モバP「まゆのヤンデレを治す!」

前回:モバP「まゆのヤンデレを治す!」聖來さん編

P「聖來にビンタ食らった。超痛ぇ。」

まゆ「当たり前ですよぉ、半裸に剥いたんですから。」

P「いや、脱いだのあっちだから。」

まゆ「え、よく聞こえませんでしたぁ。もう一回お願いします。」

P「全て私の責任です。」

まゆ「ふふ、私は気にしていませんよぉ。」

P「気にしてるよね、結構気にしてるよね!?」

まゆ「だったら、もうお薬は使わないで下さぁい。」

P(ダメだ、まゆ。お前が気付くまでは俺は譲れない!!)

社長(あいつ、またやらかしたんか…)


73: 2013/03/19(火) 02:11:07.83 ID:3wxOFdcDO
輝子「キノコ~キノコ~ボッチノコ~ホシショウコ~」

P「その歌はやめなさい。」

輝子「お、P。どうしたの、こんなとこで。今日は私が気づかなかった、フヒ…フヒヒ…」

まゆ「輝子ちゃん、Pさんの言うことは絶対信じたらダメよぉ。」

輝子「う、うん。わかった。」

P(先手を打たれたか…、いや、まだ手はある。)

まゆ「まゆはちょっとした用事がありますので、出掛けて来ます、Pさん。」

P「おう、いってらっしゃい。」

輝子「い、いってらっしゃい…フヒ…」
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112: 2013/03/19(火) 23:29:11.16 ID:3wxOFdcDO

P「ところで、輝子。この薬は『ヤンデレール』という危険な薬なんだ。」

輝子「ま、まゆが言ってた。し、信じたらダメって。フ、フヒ。」

P「いや、本当に危険な薬なんだ。」

輝子「そんな訳ない、まゆは嘘つかない。フヒヒ…」

P「じゃあ、飲んでみるか?」

輝子「ヒャーハッハッハ!どうせただのビタミン剤だろーが!?飲んでやるぜぇー!!」

P(計画通り)ニヤリ


105: 2013/03/19(火) 15:47:36.66 ID:3wxOFdcDO
輝子「フヒ…フヒヒ、飲んじゃった。」

P(計画通り)ニヤリ

P「気分はどうだ、輝子?」

輝子「イヤァッハー!!最高の気分だぜ!!もっと飲んだっていいんだぜ!!」

P「身が持たないからやめとけ。(俺の)」

輝子「さて、キノコ…、キノコのお世話に戻る。フヒ…フヒヒ…」

P(あれ、いや俺の思い違いかもしれないけどさ…。もしかして、俺キノコに負けてるのか?いや、輝子が俺のこと好きって保障はないけどさ。)

108: 2013/03/19(火) 16:58:48.34 ID:3wxOFdcDO
輝子「P、P。し、仕事終わった?」

P「んー、最近、社長やちひろさんが何故か私の持ってくれるから定時より早く帰れるんだ。」

輝子「そ、それは良いこと。フヒ、P、P、この後、一緒に遊びに行こう、フヒヒ。」

まゆ「ただいま、Pさぁん。」

輝子「まゆ、まゆも遊びに行く!!フヒ…フヒヒ。」

まゆ「あらぁ、いいですよぉ。」

P(今回は無事に終わりそうだなー。まゆにもバレてないし。)

109: 2013/03/19(火) 17:31:02.58 ID:3wxOFdcDO
輝子「こ、ここで、遊ぶ!!」

まゆ「ゲームセンターですねぇ。まゆ、ゲーム得意ですよぉ。」

P「そうなのか、意外だな。」

まゆ「時々、泰葉ちゃんと遊ぶんですよぉ。前の事務所から仲が良かったですから。」

P「へ、へー。そうなんだ。」

輝子「」ジーッ

まゆ「あっ、ごめんなさいねぇ。話し込んじゃいましたぁ。早く遊びましょうか。」

P「そうだな。何をやりたいんだ、輝子?」

輝子「あ、あれ!!あれを取りたい!フヒヒ…」

まゆ「最近有名なキノコのキャラクターですねぇ。」

輝子「あれ、欲しい!」

P「ふん、私に任せておきなさい。」

まゆ「頑張ってくださぁい。」

110: 2013/03/19(火) 20:43:18.10 ID:3wxOFdcDO
P「なぜ、取れない…」

輝子「ゴートゥーヘルゥゥゥウ!!あ、ごめん、言い過ぎた。」

P「いいんだよ、私が下手過ぎたんだ…」

まゆ「まゆが取りましょうかぁ?」

P「取れるのか?」

まゆ「任せてくださぁい。」

P「あ、取れた!!」

輝子「ま、まゆ、ありがと!こ、これで、友達増えた。」

まゆ「いいえ、いいんですよぉ。」

P(まゆが優しい…、何かあるに違いない。)

輝子「つ、次は、あ、あれ。3人でと、撮る!!」

まゆ「プリクラですかぁ、いいですよぉ。」

114: 2013/03/19(火) 23:51:04.83 ID:3wxOFdcDO
輝子「フヒ、フヒヒ。い、良い写真が撮れた。」

まゆ「そうですねぇ、宝物にしましょう。こんなのめったに撮れませんから。」

P「そうだなー、こんなの撮る暇最近なかったからな。良かったな、輝子。」

輝子「う、うん。良かった。もっと、もっと遊ぼ!!」

P(なぜだろう、可愛いのに嫌な予感がする…)

116: 2013/03/20(水) 00:21:58.09 ID:bYwODR8DO
輝子「た、たくさん、遊んだ!!楽しかった、フヒ、フヒヒ…」

P「そうか、良かったな。」

まゆ「じゃあ、時間も遅いですし、帰りましょうかぁ。」

輝子「」ピクッ

P「輝子…?」

輝子「ま、まだ、遊ぼう。フヒ、フヒヒ…。こ、これからがほ、本番。」

まゆ「もう遅いですよぉ。早く…」

輝子「」ギリッ

P「えっ!?」

輝子「なんで、なんで、なんで友達なのに、ずっと居てくれないの?友達だって、親友だって、言ったのに!!わ、私の友達はそ、そんな人じゃない。きっと、きっと、お、お前たちは偽物なんだ。か、返せ!私の友達を返しやがれぇぇぇぇえ!!」

P(い、イヤァァアアア!!なんか今までにましてヤバい輝子になってるゥゥゥウ!!)

117: 2013/03/20(水) 00:57:40.31 ID:bYwODR8DO
輝子「ヒャハッハッハッハ!!地獄のミサの時間だ!!今日の生け贄の豚どもは、私の大切なご友人をどこかに隠してしまった哀れな偽物達だぁ!!」

P「し、輝子!?」

まゆ「うふふ、本心が出ちゃいましたかぁ。」

P「え?」

輝子「さぁ、私の前で言え!!私の友人はどこだぁ?ずっと、ずっと、私と一緒に居てくれて、ずっと、ずっと私に話しかけてきて、私にとっても優しくて、ずっと、ずっと、私と遊んでくれて、私を…、私を大切に想ってくれている友達をぉぉぉぉぉぉお!!貴様ら、どこに隠したァアアアアア!!」

P(手に負えません。どうしたらいいですか。私にはもうどうにも出来ません。)

まゆ「うふ。」

118: 2013/03/20(水) 01:49:11.00 ID:bYwODR8DO
まゆ「大丈夫ですよぉ、輝子ちゃん。私達は、あなたの友達ですからぁ。」

輝子「嘘だ、嘘だァアアアアア!!」

まゆ「これでも信用出来ませんかぁ?」

ギュッ

P(まゆが輝子を抱きしめた!!)

輝子「信じない、信じない、信じないィィィィイ!!」

まゆ「あなたの前に友達はいますよぉ。」

輝子「…、ほ、本当?いや、嘘だ、嘘だ、し、信じない、信じない…」

まゆ「じゃあ、ずっとこうしてあげますねぇ。あなたが私達を信じてくれるまで。」

輝子「…、私は帰らない。もっと、もっと、友達と一緒にいたい。」

まゆ「じゃあ、ずっと一緒にここにいましょうねぇ。」

輝子「じゃあ、友達?友達だ、まゆだ、まゆだ、まゆだ。」ギューッ

まゆ「じゃあ、ここは寒いから一緒に帰りましょうかねぇ?」

輝子「う、うん。ぴ、Pはどこ、Pも一緒に…」

まゆ「ですってぇ、Pさん。どうしますかぁ?」

P「一緒に帰るって言ってもどこに帰るんだ、輝子?」

輝子「わ、私とキノコ達の家。あ、キノコ達もよ、喜ぶから、フ、フヒヒ…」

P「そっか、じゃあ早く帰ろうか。」

まゆ「私がご飯を作ってあげますねぇ。」

輝子「ま、まゆ、あ、ありがとう!!」

まゆ「いえいえ、どういたしましてぇ。」

P(まゆもこうして見るとお姉さんというか、先輩として頑張ってるんだなぁ。私につきまとう所しか見ていなかったから、新鮮な気分だ…)

まゆ「Pさぁん。後でお話しましょうか?」ゴゴゴゴゴ

P(訂正、まゆはまゆでした。)

119: 2013/03/20(水) 01:50:58.86 ID:bYwODR8DO
輝子がヤンデレっていうか、ただの寂しがりのだだっ子になってしまった(真顔)



予定通りなら加蓮だったはず。コレジャナくても怒らないでね。


次回:モバP「まゆのヤンデレを治す!」北条加蓮編


引用: モバP「まゆのヤンデレを治す!」