255: 2013/03/24(日) 03:33:08.35 ID:7pKjsIKDO
最初から:モバP「まゆのヤンデレを治す!」
前回:モバP「まゆのヤンデレを治す!」杏編
ちひろ「話してくれますね、まゆちゃんのこと。」
社長「じゃあ、ちょっとだけ…」
ちひろ「早く話して下さい。」
社長「佐久間まゆという原石が佐久間まゆという少女の運命を狂わせたというべきかな。」
ちひろ「どういうことですか!?」
社長「佐久間まゆは読者モデルとして終わらない存在だった。前の事務所もまゆの才能に気づいていた。」
ちひろ「まぁ、当然と言ったら当然ですね。」
社長「佐久間まゆはこの時点では普通の少女だった。友達と流行のファッションで盛り上がり、男子からは憧れの目で見られていた。」
ちひろ「それからどうしたんですか?」
社長「その学校でいじめが起こった。対象は佐久間まゆ。雑誌デビューして数ヶ月後、机には[ピーーー]の文字があった。」
ちひろ「…っ!!」
社長「それからもいじめは続き、女子は徹底的にまゆを無視し始めた。まゆの親友と呼べる友達もそれに参加していた。」
ちひろ「ひどすぎます!!ただの嫉妬にしても…」
社長「いや、違うんだ…。ある日、社長にまゆが転校の申し出をしたそうだ。社長は快くそれを受け取り有名な私立高への編入準備を始めた。」
ちひろ「そこの社長さんっていい人なんですね。」
社長「いや、そうじゃない。まゆは帰る時、衝撃の光景を目にしたんだ。自分のプロデューサーがいじめの成功報酬をまゆの友達、担任、教師とかに払っていたんだ。」
ちひろ「えっ、それは…」
社長「まゆを完全に孤立させて、事務所に依存させるように仕向けたんだよ。でも、そんなものを見てしまったまゆは誰も信じられなくなってしまった。」
ちひろ「な、なんてひどい…」
社長「そのとき支払われた金額は数百万と言われている。でも、佐久間まゆという存在は支払った金の数十倍は返ってくるあてがあると確信できるくらいの才能があった。」
ちひろ「それで、まゆちゃんは東京に…」
社長「ああ、高校を編入する直前にまゆはPと会ったんだよ。」
ちひろ「やけに詳しいですね。」
社長「そのとき、前の事務所でまゆのプロデューサーやってたの、私だから。」
ちひろ「え…それは…」
社長「この話は終わりにしようか。仕事の時間だし…」
ちひろ「続きは聞かせてくれるんですよね。」
社長「機会があればね…」
ちひろ「作ってみせます。」
社長「勘弁して欲しいな…、それは。」
256: 2013/03/24(日) 03:48:46.19 ID:7pKjsIKDO
P「杏引き剥がすのは大変だったなぁ…」
まゆ「…」
P「ど、どうしたんだ、まゆ!?」
まゆ「昨日、ケーキバイキングに行ったんですよぉ。」
P「それがどうしたんだ?」
まゆ「そしたらぁ、ケーキを食べ過ぎちゃってぇ…」
P「体重が増えたのか!?」
まゆ「ぴ、Pさん!!」バシーン
P「ご、ごめんなさい…」
楓「まゆちゃんがまゆまゆ太っていく…ふふっ…」
まゆ「」ガーン
P「か、楓さん!?」
楓「大丈夫、まゆちゃんはまゆから孵ったら綺麗なアイドルになってるから!!」
P「まゆから孵るのは蛾ですけど。蝶はサナギですよね。」
まゆ「」ズーン
楓「そ、そうですね。ふふっ…だから、まゆちゃん気にしないで。」
まゆ「…」
P「ど、どうしたんだ、まゆ!?」
まゆ「昨日、ケーキバイキングに行ったんですよぉ。」
P「それがどうしたんだ?」
まゆ「そしたらぁ、ケーキを食べ過ぎちゃってぇ…」
P「体重が増えたのか!?」
まゆ「ぴ、Pさん!!」バシーン
P「ご、ごめんなさい…」
楓「まゆちゃんがまゆまゆ太っていく…ふふっ…」
まゆ「」ガーン
P「か、楓さん!?」
楓「大丈夫、まゆちゃんはまゆから孵ったら綺麗なアイドルになってるから!!」
P「まゆから孵るのは蛾ですけど。蝶はサナギですよね。」
まゆ「」ズーン
楓「そ、そうですね。ふふっ…だから、まゆちゃん気にしないで。」
258: 2013/03/24(日) 21:23:05.74 ID:7pKjsIKDO
まゆ「まゆはレッスンに行ってきますねぇ」ナミダメ
P「体重、戻るといいな。」
楓「ふふっ。」
P「ところで楓さん、今日はオフでしたよね。」
楓「実は、いいお酒が入ったので…」
P「志乃さんは沖縄に行ってますし、川島さんや和久井さんは北海道、あとは…。見たところお酒の飲めるメンバーは、ちょっと遠いところに行ってますねー。」
楓「そうですか、残念です。」
P「まぁ、気を落とさないで下さい。あ、ビタミン剤を試供品でもらったんです。飲みませんか?」
楓「ありがとうございます。あまりこういうのに詳しくなくて…。良いっていうのはよく聞くんですけど…」
P「体重、戻るといいな。」
楓「ふふっ。」
P「ところで楓さん、今日はオフでしたよね。」
楓「実は、いいお酒が入ったので…」
P「志乃さんは沖縄に行ってますし、川島さんや和久井さんは北海道、あとは…。見たところお酒の飲めるメンバーは、ちょっと遠いところに行ってますねー。」
楓「そうですか、残念です。」
P「まぁ、気を落とさないで下さい。あ、ビタミン剤を試供品でもらったんです。飲みませんか?」
楓「ありがとうございます。あまりこういうのに詳しくなくて…。良いっていうのはよく聞くんですけど…」
259: 2013/03/24(日) 21:33:28.99 ID:7pKjsIKDO
楓「うーん、あまりこれといった自覚はありませんね。」
P「ビタミン剤ですからね。案外、気休めみたいなものですから。」
楓「そうですよね。あっ、Pさん。そのお酒なんですけど…2人で開けません?」
P「いいんですか!?」
楓「いない人が悪いんですよ。」
P「じゃあ、遠慮なく…」
楓「私の家にあるので、仕事終わりにでも取りに行きましょう。」
P「はい、喜んで!!」
P「ビタミン剤ですからね。案外、気休めみたいなものですから。」
楓「そうですよね。あっ、Pさん。そのお酒なんですけど…2人で開けません?」
P「いいんですか!?」
楓「いない人が悪いんですよ。」
P「じゃあ、遠慮なく…」
楓「私の家にあるので、仕事終わりにでも取りに行きましょう。」
P「はい、喜んで!!」
261: 2013/03/24(日) 22:20:03.87 ID:7pKjsIKDO
P(ま、楓さんだからなー。なんか恋愛感情とかと縁がないっていうか…。なんというか…、掴めない人だけど大丈夫だろう。)
楓「Pさん、仕事終わりました?」
P「ええ、終わりました。」
楓「ふふっ、なんだか久しぶりですね。2人っきりって。」
P「そうですね。」
楓「じゃあ、行きましょうか…」
P「ええ、あまり遅くなるとあれなんで…」
楓「2人の愛の巣へ、ね」ボソッ
楓「Pさん、仕事終わりました?」
P「ええ、終わりました。」
楓「ふふっ、なんだか久しぶりですね。2人っきりって。」
P「そうですね。」
楓「じゃあ、行きましょうか…」
P「ええ、あまり遅くなるとあれなんで…」
楓「2人の愛の巣へ、ね」ボソッ
262: 2013/03/24(日) 23:12:22.93 ID:ZlriSEYOo
あっ…(察し)
265: 2013/03/25(月) 00:45:41.21 ID:5CYeF5Xi0
楓「Pさんが来るなんて思ってなかったから、散らかってて…」
P「いえ、いいお部屋だと思いますよ。」
楓「お酒の方準備しますから、ちょっと待っててください。」
P「はい、分かりました。」
楓「ふふっ、はい。お酒です。」
P「うわ~、なんていうか、銘が凝ってますね。和歌瑠倭ってお酒聞いたことありませんけど…」
楓「川島さんから頂いたんです。早く飲みましょう。」
P「そうですね、時間ももう夜の8時過ぎてますし。」
楓「泊まってもらってもかまいませんよ。」
P「いや、でもこの部屋に長居してゴシップに書かれる危険を考えると…」
楓「そうですか、ちょっと残念ですね。ゆっくり飲めると思ったのに。」
P「すいません」
楓「まぁ、ずっといてもらうんですけどね。」ボソッ
P「いえ、いいお部屋だと思いますよ。」
楓「お酒の方準備しますから、ちょっと待っててください。」
P「はい、分かりました。」
楓「ふふっ、はい。お酒です。」
P「うわ~、なんていうか、銘が凝ってますね。和歌瑠倭ってお酒聞いたことありませんけど…」
楓「川島さんから頂いたんです。早く飲みましょう。」
P「そうですね、時間ももう夜の8時過ぎてますし。」
楓「泊まってもらってもかまいませんよ。」
P「いや、でもこの部屋に長居してゴシップに書かれる危険を考えると…」
楓「そうですか、ちょっと残念ですね。ゆっくり飲めると思ったのに。」
P「すいません」
楓「まぁ、ずっといてもらうんですけどね。」ボソッ
266: 2013/03/25(月) 01:16:49.88 ID:5CYeF5Xi0
P「さていい時間ですし、そろそろ帰りますか。」
楓「でもまだ11時ですよ。」
P「さすがにこれ以上いると日をまたぎそうですし。」
楓「Pさんったら、お酒だけに私を避けるんですか?」
P「いや、そういうわけでは…。でも、もう遅いので失礼します。」
楓「Pさん、行かないでくださいよ。」スッ
P「楓さん…」(く、首元にナイフが…)
楓「Pさん、一人じゃ寂しいんですよ。」
P「そんな子どもみたいなこと…」
楓「そんなこと言われても寂しいものは寂しいんです。一緒にいてくれますか?」
P「楓さん、ナイフが首に…」
楓「あててるんですよ。」
P(ああ、今日は氏ぬかもしれない。)
楓「でもまだ11時ですよ。」
P「さすがにこれ以上いると日をまたぎそうですし。」
楓「Pさんったら、お酒だけに私を避けるんですか?」
P「いや、そういうわけでは…。でも、もう遅いので失礼します。」
楓「Pさん、行かないでくださいよ。」スッ
P「楓さん…」(く、首元にナイフが…)
楓「Pさん、一人じゃ寂しいんですよ。」
P「そんな子どもみたいなこと…」
楓「そんなこと言われても寂しいものは寂しいんです。一緒にいてくれますか?」
P「楓さん、ナイフが首に…」
楓「あててるんですよ。」
P(ああ、今日は氏ぬかもしれない。)
267: 2013/03/25(月) 02:18:51.07 ID:5CYeF5Xi0
楓「もう、Pさんは冗談が私程じゃないけど好きなんですね。帰るだなんて。ここがPさんと私の家ですよ。」
P「ここは、楓さんの家ですよね。」
楓「私のものはあなたのもの、あなたのものはあなたのもの。だけど、あなたは私のもの。」
P「どこのジャイアニズムですか!?」
楓「私は一人だと寂しくて…寂しくて…」
P「だから、子どもじゃないんですから…」
ドン!!
P(壁にナイフが刺さった…)
楓「すいません、ちょっと駄々こねちゃいました。」
P「あは、はははは…」
楓「私は、前まで自分の考えを言うのは苦手でした。でも、今なら言える気がします。」
P(それはとてもいいことだと思います。ただ、新しく出した果物ナイフがですね、また私の喉元にあたってる…)
楓「私とずっと一緒にいて下さい。ずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっと一緒にいたいです。あなたをほかの女の人にとられたくないんです。私だけをずっと見つめていて欲しいんです。私だけのあなたでいて欲しいんです。私はPさんのことが大好きなんです!!」
P「」
楓「いい返事が返ってくると嬉しいんですけど…」
P(ナイフをぐりぐりするのはやめてください。背でも痛いです。)
P「ここは、楓さんの家ですよね。」
楓「私のものはあなたのもの、あなたのものはあなたのもの。だけど、あなたは私のもの。」
P「どこのジャイアニズムですか!?」
楓「私は一人だと寂しくて…寂しくて…」
P「だから、子どもじゃないんですから…」
ドン!!
P(壁にナイフが刺さった…)
楓「すいません、ちょっと駄々こねちゃいました。」
P「あは、はははは…」
楓「私は、前まで自分の考えを言うのは苦手でした。でも、今なら言える気がします。」
P(それはとてもいいことだと思います。ただ、新しく出した果物ナイフがですね、また私の喉元にあたってる…)
楓「私とずっと一緒にいて下さい。ずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっと一緒にいたいです。あなたをほかの女の人にとられたくないんです。私だけをずっと見つめていて欲しいんです。私だけのあなたでいて欲しいんです。私はPさんのことが大好きなんです!!」
P「」
楓「いい返事が返ってくると嬉しいんですけど…」
P(ナイフをぐりぐりするのはやめてください。背でも痛いです。)
268: 2013/03/25(月) 02:48:31.63 ID:hzc3caC0o
背中にナイフグリグリ?(難聴)
269: 2013/03/25(月) 03:39:42.28 ID:QhaqtCXDO
楓「どうするんですか、Pさん?」
P「そ、それは…」
カチャ
楓「か、鍵は閉めたはずなのに…」
まゆ「Pさん、見ぃぃつけた!!」
P「」
楓「なぜ居場所が分かったの?」
まゆ「Pログのおかげですよぉ。一ヶ所からずっと動かないから怪しいと思って来てみたら、この始末ですからねぇ。」
楓「ち、近付いたらどうなるか分からないわよ。」
まゆ「そんなことあなたに出来るんですかぁ?まゆでも出来ないのに…」
楓「来ないで、来ないで!!」
まゆ「やってみてくださいよぉ。まゆはそれを阻止しますけどねぇ。」
楓「ほ、本当に、本当に…」
まゆ「やってみてくださいよぉ。やってみてくださいよぉ!!」
楓「」カラン
P(ナイフを落とした…)
楓「ううっ、ひぐっ…」
まゆ「後はPさんにお任せしますねぇ。私は明日仕事ですからぁ。」
P「ま、まゆ…」
楓「うわぁあああん、ううっ、ひぐっ、うぇええん、ううっ、ぐすっ…」
P(大人に見えても…、大人になっても、やっぱり楓さんはどこかに子どもの部分があったんだ…)
その後、一晩中楓さんは泣き続けた。Pはずっと、慰め続けた。プロデューサーとして自分が楓さんのことを知らなさ過ぎたことを後悔した。
まゆは、楓さんに謝ったが今でもまゆに会うと楓さんは涙目になる。
P「そ、それは…」
カチャ
楓「か、鍵は閉めたはずなのに…」
まゆ「Pさん、見ぃぃつけた!!」
P「」
楓「なぜ居場所が分かったの?」
まゆ「Pログのおかげですよぉ。一ヶ所からずっと動かないから怪しいと思って来てみたら、この始末ですからねぇ。」
楓「ち、近付いたらどうなるか分からないわよ。」
まゆ「そんなことあなたに出来るんですかぁ?まゆでも出来ないのに…」
楓「来ないで、来ないで!!」
まゆ「やってみてくださいよぉ。まゆはそれを阻止しますけどねぇ。」
楓「ほ、本当に、本当に…」
まゆ「やってみてくださいよぉ。やってみてくださいよぉ!!」
楓「」カラン
P(ナイフを落とした…)
楓「ううっ、ひぐっ…」
まゆ「後はPさんにお任せしますねぇ。私は明日仕事ですからぁ。」
P「ま、まゆ…」
楓「うわぁあああん、ううっ、ひぐっ、うぇええん、ううっ、ぐすっ…」
P(大人に見えても…、大人になっても、やっぱり楓さんはどこかに子どもの部分があったんだ…)
その後、一晩中楓さんは泣き続けた。Pはずっと、慰め続けた。プロデューサーとして自分が楓さんのことを知らなさ過ぎたことを後悔した。
まゆは、楓さんに謝ったが今でもまゆに会うと楓さんは涙目になる。
270: 2013/03/25(月) 03:41:10.88 ID:QhaqtCXDO
楓さん終了ってペースが遅いですね…もっと早く書かないと…
次は森久保さんを書きます。
次は森久保さんを書きます。
271: 2013/03/25(月) 08:20:07.22 ID:zUlSfPccO
乙
次回:モバP「まゆのヤンデレを治す!」乃々ちゃん編
引用: モバP「まゆのヤンデレを治す!」
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