604: 2013/05/19(日) 13:01:31.37 ID:jGLTfec50


最初から:モバP「まゆのヤンデレを治す!」

前回:モバP「まゆのヤンデレを治す!」小春ちゃん編

早苗「P君、おはよー。」

P「おはようございます、早苗さん。」

早苗「今日も朝早くからご苦労さんだね。で、何やってるのかな?」

P「機密事項…、と言いたいところですが納得してくれます?」

早苗「まゆちゃんのグラビアの切り抜きが機密事項って言うのなら、そのふざけた幻想をシメる!!」

P「え…」

早苗「いやー、最近のアニメって面白いね。奈緒ちゃんと一緒に見たんだけど、アニメも進化してるね。」

P「ええ、そうですね。だから、その切り抜きを返して下さい。」

早苗「だーめ。」

P(ちくしょう、こうなったら…)

早苗「んふふ~、何か言いたげな顔ね。」

P「早苗さん、最近肩こりとかが多くなったって愚痴ってませんでしたか?」

早苗「ん~、まあ。でも、それくらいなら自分でなんとかすればいいだけの話だし~。」

P「実はここによく効くと評判のビタミン剤があります。」

早苗「へぇ~。」

P「これと交換ってわけには…」

早苗「仕方ないぁ…。あまり、こういうことはいけないと思うんだけど。ま、多少はね。人間だから欲に動いちゃうのも仕方ないよね…」

P「どうぞ、どうぞ…」
アイドルマスター シンデレラガールズ劇場 第3巻 [Blu-ray]

605: 2013/05/19(日) 13:15:04.31 ID:jGLTfec50
早苗「はい、これは返すわ。」

P「あ、ありがとうございます…」

早苗「まあ、そのグラビアも君に持ってもらった方が喜ぶと思うし。」

P「ちょっと意味が分からないですね。」

早苗「シメようか?」

P「わかるわ」

早苗「余罪追加と…」

P「わからないわ」

早苗「ふん!!」

メキィ

P「痛だだだだっだっだっだだだっだだだdっだdっだだだだっだだ!!」

606: 2013/05/19(日) 19:11:27.87 ID:jGLTfec50
早苗「えーと、ちょっと給湯室で水取ってくるから。」

P「分かりました。」

早苗「やっぱり年かしらね。昨日のレッスンの疲れが残りっぱなしだわ。」

早苗「えーと、水、水…」

早苗「あった、あった。さて飲むか…」

早苗「うーん、まあ、すぐに効果が出るとは限らないけど…。気持ちだけでも楽になったわ。P君にお礼言わないと。」

607: 2013/05/19(日) 19:38:42.16 ID:jGLTfec50
早苗「はあ~、それにしても疲れるわね。」

P「あ、早苗さん。飲んできたんですか?」

早苗「そんな言い方したら私が給湯室でお酒飲んでたみたいじゃない。」

P「すいません。」

早苗「気を付けてね。口は災いの元よ。」

P「はーい。」

早苗「まったく…」

P「さて、資料を棚に戻すか…」

早苗「…、私がやろうか?」

P「いいですよ、これも仕事のうちですし。」

早苗「いや、遠慮はしなくていいのよ。」

P「いえ、その…」

早苗「はいはい、運んであげるから。P君はほかのことをしなさい!!」

P「は、はい…」

608: 2013/05/19(日) 19:50:23.47 ID:jGLTfec50
早苗「資料運び終えたわ。」

P「はい、ありがとうございます。」

早苗「いいのよ、お礼なんか…」

P「いやいや…」

早苗「あ、それも手伝おうか?」

P「いいですって。それよりもきっちり体を休めて下さい。」

早苗「P君、遠慮は…」

P「遠慮なんかじゃありません。今日は契約の確認に事務所に来ただけですよね。ゆっくり休んでください。」

早苗「P君はさ…、私のことどう思ってる?」

P「早苗さん?」

609: 2013/05/20(月) 02:35:58.49 ID:OjMaiO5jo
早苗さんは物理方面に特化してる

アカン

611: 2013/05/22(水) 01:56:01.30 ID:mzqLUHvp0
早苗「P君、私はね。人に頼られることが好きなの。昔は体が小さいからって、ずーっと悩んでいたんだけど。それで武術とかやり始めたの。強くなれば人が頼ってくれるって信じて。あらゆる武術の段位を取ったわ。周りからは天才とか言われていて、後輩からも指導を請われて…。そして、身長が足りないけど武道が優秀だからって理由で警察に勤められることになった。そこから私はずっと頼られてた。酔っ払いなんて一蹴できるし、不良グループなんて拓海ちゃんを除けば裸足で逃げていくし。みんなから頼られて、みんなから感謝されて私は充実した日々を送っていたの。あの日まではね。P君がアイドルにスカウトしたのはびっくりしたわ。でもね、初めは冗談だと思ってた。でも、P君には本当の私に頼られている気がしたの。武術の腕とかじゃなく、小さくてただの一人の女の子だった私を。」

P「ちょっと、早苗さん!?」

早苗「なのに、どうしてなのかな?P君はずっと私に頼ってくれなくて。むしろ、私の方が頼ることが多くなって…。でもさ、私はかわいいって言われたりするの嫌いじゃかった。それに、困ったときは必ず頼ってくれるって思った。なのに、いくら人気が出てもP君は『凛、頼めるか?』とか『まゆ、頼む。何でもするから!!』とか。結局、私に頼ってくれない。そんなに頼りないのかな、私って。」

P「そんなことは…」

早苗「腕と脚、折ろうか。そうしたら私に頼らざるを得ないでしょう。」

P「ひっ…」

早苗「大丈夫よ、痛いのは我慢できる年でしょ。」

P「いや、ちょっ…」

612: 2013/05/22(水) 02:01:32.63 ID:mzqLUHvp0
早苗「大丈夫よ。ずっと面倒みててあげる…」

P「いや、その…。お仕事が…」

早苗「そんなの全部お姉さんに任せなさい。」

P「いや、その、ね…」

早苗「大丈夫、逃げないで。すぐに楽になるから…」

P「頃す気か!!あんた、わたしを頃す気か!?」

早苗「大丈夫よ、両腕両足をえいっとやるだけだから。」

P「それはアカン。」

早苗「私に頼っていいよ。ずっとずっと、ね。お姉さんP君のためなら何でもするから。」

P「じゃあ、ほっておいてください。」

早苗「冗談は嫌いよ。」

P「冗談じゃないんですけどね。」

613: 2013/05/22(水) 02:20:26.60 ID:mzqLUHvp0
早苗「さあ、身を預けて…」

P「あばばばばばばっばっばあばっばあばばばば…」

早苗「ほら、捕まえた。」ガチャン

P「これって…」

早苗「手錠よ。P君がくれた衣装の付属品。」

P「なんてものを付けてしまったんだ…」

早苗「これで、もう、あなたと私は一心同体…」

P「絶対に違うと思われますけど?」

早苗「じゃあ…、折りますか?」

P「いやあああああああああああああああああああああああああああ!!」

社長「そこまでだ!!早苗さん、目を覚ましてください!!」

早苗「うるせえ。」ボキッ

社長「」チーン

P(社長は期待させる間もなくあっさりと倒された。くそう、期待させやがって。)

まゆ「Pさんを返して下さい!!」

P(まゆが来た。これで勝つる!!)

早苗「ふん。」

まゆ「きゃーーーーーー!!」

P(まゆは投げられた。人ってあんなに飛ぶんだな…)

早苗「さあ、痛いけど我慢してね…」

P(もうだめだ…。お終いだ…)

愛海「隙あり!!」

早苗「ちょっ…、何をしてるの放しなさ…、きゃあああああ!!」ゴツーン

P(今起こったことをありのままに話すぜ。愛海が胸を揉んだことに驚いた早苗さんが愛海を振りほどこうとしたんだが、手錠のせいでバランスを崩し、机に頭をぶつけて気絶したんだ。何を言っているのか分からないと思うが、私も何を言ってるのか分からない。ただ、ヤンデレとかおっOい星人とかウサミン星人をなんてチャチなもんじゃねぇ。もっと恐ろしいものの片鱗を見たぜ…)

愛海「いい加減、早苗さんの上から離れたらどうですか。」

P「手錠の鍵か晶葉探して来てくれないかな…。動けないや…」








その後、Pは早苗さんにきっちりシメられた後、まゆに心を折られたそうな…

614: 2013/05/22(水) 02:24:00.77 ID:mzqLUHvp0
早苗さん編終了です。リアルに忙殺されそうです。




のこり8組かいたら終了する予定です。
ちひろ
P&まゆ
城ヶ崎姉妹
頼子

かな子
和久井さん
ナンジョルノ

615: 2013/05/22(水) 02:30:28.85 ID:8ixv7Oh1o
おつ

残りメンツも正妻ありラスボスあり鬼や悪魔に対するひどく冒涜的ななにかあり盛りだくさんだな

期待してる

616: 2013/05/22(水) 02:33:18.32 ID:E94vtImMo
最後だけが天使かもしんないな


次回:モバP「まゆのヤンデレを治す!」城ヶ崎編


引用: モバP「まゆのヤンデレを治す!」