760: 2013/07/10(水) 18:30:30.77 ID:PWEYkYzDO


最初から:モバP「まゆのヤンデレを治す!」

前回:モバP「まゆのヤンデレを治す!」和久井さん編

真「どうも、こんにちは!!」

社長「菊地さん、いらっしゃい。」

真「スポーツ大会ではお世話になります!!」

社長「ゲストに菊地さん迎えられて本当に良かったよ。」

真「そうですか?そう言ってもらえると嬉しいです。」

晴「あれ、確か…?」

社長「ああ、765プロの菊地真さんだよ。」

晴「あ!!サッカー番組でシュート決めてたのを見てたぜ!」

真「ん~、ちょっと前の番組かな?」

晴「オレ、菊地さんみたいにカッコいいアイドルになりたいです!!」

真「そ、そう。ありがとう。」

社長(わ、悪気がないのが…)

光「あ!この前、ヒーローショーで!!」

真「あ、光ちゃん。あの時のショー以来だね。」

光「凄かったな~。悪役をパンチやキックでバッタバッタと倒した時の真さん、スゴくカッコ良かった!私も真さんみたいにカッコ良くなりたい。」

真「う、うん。きっとなれるよ。」

社長(ごめん、悪気はないんだよ…、悪気は…)

あい「おや、真じゃないか。」

真「東郷さん、お久しぶりです。」

あい「この前の君のステージ、良かったよ。」

真「あ、ありがとうございます。」

あい「まあ、私の方が後輩ではあるんだが…」

真「カッコいい衣装で王子様風のステージで不安はあったんですけど…」

あい「様になってたよ。」

真「本当ですか?」

あい「ああ。次はお姫様かな?」

真「え、でも…。いつも、その…」

あい「大丈夫だよ、君はこんなにかわいいじゃないか。」

真「あいさん…」ジーン

社長(流石あいさんだな。)

早苗「イケメン2人が揃いも揃ってどうしたの?」ヘベレケ

社長「ちょっ、今、昼の2時ですけど…」

早苗「うるさいわねー、イケメン2人もどう?お姉さん、おごっちゃうよ!!」

あい「あ、ああ…遠慮するよ…」

真「み、未成年なんで…」

早苗「男らしくないわよ~、もっと男ならシャキッとしなさい!!」

社長(台無しだ…)
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764: 2013/07/12(金) 14:29:05.01 ID:T/qwAUODO
光「んん~っ、風邪でもひいたか?」

麗奈「ハーハッハッ、今回こそ決着をつけてやる!!覚悟しろ!!」

光「レイナか…、ゲホッ、ゴホッ…、かかって、ウェッ、ゲホッ…」

麗奈「お、おい、大丈夫か?」

光「ヒー…ロー…は…風邪…なんかに…負け…ない。」

麗奈「…、ちょっと待ってろ。」

光「どこに…行くんだ?」

麗奈「Pの机に薬があったんだ。取ってくる。」

光「麗…奈…」

麗奈「万全な状態のお前と決着を着けてやるから覚悟しておけ。」

光「ごめん…」

麗奈「…」

766: 2013/07/14(日) 23:28:22.69 ID:C65ZU9sH0
光「んくっ…」

麗奈「げっ、こんな時間…。今日のところは見逃してやる。決して一緒に仕事をする早苗が怖いからとかじゃないからな!!今度会うときを楽しみしてるぞ。ハーッハッハッハハーハッハッ…ンゲホッ…」

光(あいつも風邪なのか?)

光「さて、今日も世界を…、Pを…、っていかんいかん。せか…、Pを守る…、仕事…、違う、私はヒー…、Pは私の…、ダメだ…、ダメだ!!」

ちひろ「どうかしたの、光ちゃ…!?」

光「べ、別に…、どうもしてないさ…」

ちひろ(目から光が消えてる…)

光「私は今からPを…、って違う、あれだ…、冗談だ。世界を守るために…Pに近づく女を…、わーーーーーーっ、違う、こんなことはない、絶対に…」

ちひろ「光ちゃん…?」

光「悪いがちひろ…、離れてくれないか…、頼む…、今の私はヒーローじゃないんだ…」

ちひろ「わ、分かったわ。でも、何かあったら相談してね。」

光「あ、ああ…」

ちひろ(自分の中で葛藤しているのね…。力になれそうにないわ…)

767: 2013/07/14(日) 23:44:09.11 ID:C65ZU9sH0
光「…、P…、ちひろに絞られて…、まゆに束縛されて…、みんなにいいように扱われて…。やっぱり、私があいつらを…、いかんいかん。ヒーローなのに同じアイドルの仲間を手にかけようなんて…、どうしよう…、このままじゃ…、私は…、私は…」

光「…、そうだ!!こういうときはヒーロー戦隊では大抵、長老的ポジションの人に相談したり、助言をもらったりするんだ!!長老的ポジションの人は…」

???『私じゃないわよね。わかるわよね。』

???『ウサミンハーイ、リアルJKですから!!』

???『え、長老?シメるよ。」

???『長老ね。ワインがあれば…』

???『最年長だからってそれは…』

光「社長に相談しよう!!」

??・『その発想、わかるわ。』

768: 2013/07/14(日) 23:51:25.43 ID:r7iLrMglo
命拾いしたな

770: 2013/07/16(火) 04:08:13.08 ID:cGaeLxLDO
光「長老!!」

社長「え?」

光「長老。教えてくれ!!」

社長「社長だから。」

光「実は……………ということなんだ。教えてくれ、長老!!私はどうすればいい?」

社長「社長だからね。いや、そんなことを急に言われてもね…。考える時間をちょうだい。」

光「ありがとう!!しゃ…長老!!」

社長「言い直さなくていいからね。」

光「頼む、長老!!私はみんなを楽しませるアイドルじゃなくなってしまうかもしれない。」

社長「うーん…」

772: 2013/07/20(土) 00:37:19.83 ID:9oEMEg8DO
社長「じゃあさ、光はヒーローはみんなのためなら一人を犠牲にしてもいいと思う?」

光「そんなわけないだろう!!ヒーローは一人でも百万人でも同じように守らなきゃいけない!!」

社長「アイドルも一緒じゃないかな?」

光「え?」

社長「アイドルはたった一人の笑顔も犠牲にしちゃいけない。百万人の笑顔も犠牲にしちゃいけない。けど、たった一人の笑顔のために頑張るのもいいんじゃないかな?」

光「でも、ファンを裏切って…」

社長「ファンの幸せも大事だよ。でもね、私は一番はアイドルのみんなに幸せになって欲しいんだよ。言ってることが矛盾してるのはわかってるけど、私が本当に一番に考えたいのはアイドルの幸せなんだ。」

光「長老…」

社長「多分、バッシングを受けるよ。それも覚悟の上だから。それに本当のファンは光の幸せを願ってくれているからね。」

光「…」

社長「今日は、レッスンだったっけか?じゃあ、今日はお休みにしよう。Pと一緒にどこかに出かけるといいよ。」

光「本当にいいのか?」

社長「いいよ。」

光「…、ありがとう!!社長!!」

社長「楽しんでおいでよ。」

773: 2013/07/20(土) 00:44:24.90 ID:9oEMEg8DO
ちひろ「良かったんですか、社長。あんなこと言って。」

社長「うん。」

ちひろ「ま、退職金はたんまり払ってもらいますからね。」

社長「金ばっかりだな。だから、鬼とか悪魔とか…」

ちひろ「あ?」

社長「聞こえなかったことにしといて。」

ちひろ「むーりぃー。慰謝料払ってください。」

社長「…、次の飲み代は私がちひろさんの分を出します。」

ちひろ「ありがとうございます。」ニコニコ









P「社長も太っ腹だな。今日はいきなり臨時の有給だなんて。」

光「P、あれ見たいぞ!!」

P「はいはい…」

P(でもなんで、光に付き合えなんて言ったんだろう…)

P「あ、あの子…」

光「P…」

P(目から光が消えて…。あっ…)




この日は、光と仲睦まじくデートするPが見られた。



一方、まゆは…





何か企んでいるみたいです…

774: 2013/07/20(土) 00:45:33.23 ID:9oEMEg8DO
光編終了です。リアルが怒涛の忙しさで辛い…






次回:モバP「まゆのヤンデレを治す!」ちひろさん編





ちひろさんと凛をなるべく早く書きます。

引用: モバP「まゆのヤンデレを治す!」