204: 2016/01/12(火) 20:58:26.45 ID:YmwyWKuu0
こんばんは、>>1です。






それでは、投下していきます。

205: 2016/01/12(火) 21:05:38.79 ID:YmwyWKuu0
【久々の四人】

 ―20時過ぎ、浴場前―

長良「あ、由良に名取じゃん」

由良「長良姉さん」

名取「あ、こ、こんばんは…!」

五十鈴「いやいや、何姉妹なのに他人行儀なのよ…」

由良「でも何だか、久しぶりに四人そろった気がするね」

五十鈴「そりゃ、皆遠征とか出撃とかで時間がずれてたからね。同じ部屋の私と長良姉さんは別として」

長良「まあそうだね~。じゃ、今日はみんな一緒に風呂に入ろっか」

名取「お風呂にみんな一緒に入るのも、久々な気がするね…」

由良「確かに……そんなに遠征とかでいっぱいいっぱいだったっけ?」


 ―脱衣所―

長良「は~……疲れた体にはやっぱりお風呂だよね~」ヌギッ

五十鈴「何おっさん臭い事言ってんのよ…そんな歳じゃないでしょ…」ヌギッ

プルン

長良&由良「!」ピクッ

五十鈴「?何?五十鈴に何かついてる?」

由良「いやぁ…まあ、ついてるっちゃあついてるわね…」

名取「え?そうは見えないけどなぁ…」

プルーン

長良&由良「」
艦隊これくしょん -艦これ- 海色のアルトサックス(4) (角川コミックス・エース)
206: 2016/01/12(火) 21:16:22.25 ID:YmwyWKuu0
 ―浴場内―

カポーン

五十鈴「ま~、長良姉のいう事も分かるわね~。疲れた体に染み渡る~」

長良「でしょ~?今日も鎮守府の周り十周したからいい汗かいちゃってね~」

由良「え、十周……?」

名取「はわ~…すごいね……」

長良「それにしても…」チラッ

五十鈴「?」

長良「………何をしたらそんなに大きくなるのかしら」

五十鈴「え?ああ、これ?改二になったらなぜか大きくなったのよね~」

由良「それって勝手にそうなったって事…?なんだかそれはそれで腹立つわね…」

五十鈴「何言ってんのよ?二人ともそれなりにあるじゃない」

長良「いや、あるっちゃああるんだけど…」

由良「上を見るとそれを目指そうとするというか…」

名取「だ、大丈夫だよ!長良姉さんも由良姉さんも、今のままで十分魅力的だから!」

長良&由良「………………ああ、うん……………………ありがとう」

名取「え?あれ?」

五十鈴「名取、やめときなさい。青菜に塩よ」


 ―同時刻、休憩室―

龍驤「………今」

瑞鶴「何か……」

葛城「……邪な」

瑞鳳「煩悩を……」

夕張「……感じた気がする」

207: 2016/01/12(火) 21:26:10.68 ID:YmwyWKuu0
 ―数分後―

(背中流しっこ中)

五十鈴「しかしこれも運動の成果かしら…?」ゴシゴシ

長良「え?何が?」

五十鈴「いや、長良の背中って結構大きいというか…」ゴシゴシ

長良「たくましいでしょ~?」

由良「ええっと…そういう言葉は男の人が喜ぶというか…」ゴシゴシ

名取「女の子が言われたらちょっと凹むというか…」ゴシゴシ

長良「えっ、嘘!?」グルッ

五十鈴「ちょっ、急に振り向かないでよ!」

長良「なんてこった……女の子の背中が大きいのはいけない事なんだ……」

名取「ええっと、別にいけない事じゃないけど…」ゴシゴシゴシ

長良「今までの私の苦労は何だったのよ~!せっかく司令官に認めてもらうために運動をちゃんとして無駄な脂肪を落としたっていうのに…!」

由良(何だろう、この何を言っても無駄な感じ…)ゴシゴシゴシ

五十鈴「はぁ…でも最近は、鍛えてる女の子も需要があるらしいわよ(大嘘)」

長良「ホント!?じゃあいっか!」

五十鈴(ちょろい)

由良(ちょろいわね)ゴシゴシゴシ

名取(素直だな~)ゴシゴシゴシ

208: 2016/01/12(火) 21:33:00.76 ID:YmwyWKuu0
(向き変更)

長良「でねー、それでねー、あれがねー」ゴシゴシゴシ

五十鈴「じゃあそれがあーで、こーで、そーで、あーで」ゴシゴシゴシ

由良「………………」ゴシゴシゴシ

名取「ゆ、由良姉さん…無言で背中こすってると何だか怖いよぉ……」

由良「…………たい」ピタッ

名取「ふぇ?」

由良「………名取の背中…襲いたい」ボソッ

名取「ふぇえええええっ!?」

長良&五十鈴「はっ!?」

由良「ふふっ………ふふふふふっ……」

名取「……ゆ、由良姉さん…急にどうしちゃったの…?トチ狂っちゃったの?」

由良「そんなんじゃないわよ!ただなに話したらいいかわかんなくて、つい口から出ちゃったのよ!」

五十鈴「だからって、チョイスっていうモノがあるでしょうが…」

長良「そ、そうだよ…いきなりそんな事言いだすなんてこっちがびっくりしちゃったじゃないの……」

由良「ホント、何であんなこと言っちゃったんだろう……。なんかふと心に思い浮かんで…」

長良&五十鈴&名取(人はそれを本音と言うんだよ)

209: 2016/01/12(火) 21:41:20.61 ID:YmwyWKuu0
 ―風呂上がり―

長良「…っかーっ!風呂上がりのお風呂はサイコーよね!」

由良「……ぷは。確かに、とっても美味しいわね」

五十鈴「んぐっ、んぐっ、んぐっ、んぐっ、ぷはーっ!やっぱり牛乳は、こうして腰に手を当てて立って飲むのがいいのよね~!」

名取「…ちび…ちび…ちび…ちび…」

五十鈴「………………」

名取「…ちび…ちび…ちび…ちび…はふぅ。美味しい♪」

五十鈴「…………何、この敗北感」

長良「…ねえ、ところで何か忘れてない?」

由良「…………ドライヤー?」

五十鈴「体拭き?」

名取「お会計?」

長良「下着つける事?」

バーン

??「はー、はー…」

??「ぜー、はー…」

長良&五十鈴&由良&名取「あっ」


鬼怒「私達も!」

阿武隈「長良型なんですけどっ!!」


長良&五十鈴&由良&名取「ごめんなさい」


【終わり】

210: 2016/01/12(火) 21:49:49.85 ID:YmwyWKuu0
【キャラクター紹介】

≪長良≫

長良型軽巡洋艦一番艦。艦娘No.42。額に巻いた鉢巻きと、引き締まった体が特徴の活発な女の子。長良型皆をまとめる長女だが、長良は少々天然であるため、

五十鈴の方が姉のよう。常日頃から体を鍛えており、暇があれば運動をしている。その運動量は結構なもので、提督でも付いて行くことができないぐらい。

妹の五十鈴と名取の方が胸が大きい事を少し気にしている。運動しかできないわけではなく、料理や洗濯もできる。

好きな言葉は『一念発起』。

211: 2016/01/12(火) 21:52:00.72 ID:YmwyWKuu0
今日はここまでにします。

>>200
  長良型の話、いかがでしたか?日常とはちょっと違う感じの話になってしまいましたが、お気に召さないようでしたら申し訳ございません。


明日はキリ番安価の初霜の話を書いていきます。ただ、この初霜は別の鎮守府の初霜でもよろしいでしょうか?

感想・リクエスト等があればお気軽にどうぞ。

それではまた明日。



最近、純愛系の作品(主にアニメ)が見れていないので、明石&禊の話は純愛系にしようかと考えています。

212: 2016/01/12(火) 22:00:48.80 ID:P732eetg0
乙ー
純愛、いいんじゃない?

218: 2016/01/13(水) 21:04:04.69 ID:uyfklzrd0
【こっちは真面目】

 ―14時過ぎ、第壱拾参鎮守府・執務室―

瑞理「あ、初霜ちゃん。今暇?」

初霜「え?あ、はい。暇ですけど」

瑞理「悪いんだけど、資料室からこの書類を取ってきてくれないかな?そんなに重くはないから」

初霜「分かりました、すぐ取ってきますね」タタタ


 ―数分後―

ガチャ

初霜「お待たせしました、提督」

瑞理「おっ、早いねぇ~」

初霜「この書類でよろしいでしょうか?」スッ

瑞理「えーっと……うん、オッケ。ありがとね」

初霜「いえ、お気になさらずに」

瑞理「じゃあ運んできてくれたご褒美に頭を撫でてあげよう」ススス

初霜「いえ、初霜はそう言うのは…」サッ

瑞理「じゃあ胸を…」

初霜「やっ!」ブン

瑞理「ぶへっ」

219: 2016/01/13(水) 21:14:25.80 ID:uyfklzrd0
初霜「もう、まだ昼なんですから…そう言うのは」

瑞理「いたた…それはつまり夜だったらいいっていう意味でいいのかな?」

初霜「そういうわけじゃありませんっ!もう、どうしてこの人はこうなのかしら…」

瑞理「失礼だなぁ。欲望に忠実だと言ってよ」

初霜(理性を無くした人はこうなるんだろうなぁ)

瑞理「それにしても、初霜ちゃんはしっかり者だねぇ」

初霜「急にどうしたんですか?」

瑞理「いやね、こうやって僕がスキンシップを図ろうとしたらほとんどまんざらでもない子と、曙ちゃんとかスキンシップする前に反撃してくる子がほとんど

   なんだよね」

初霜「スキンシップと言う名のセクハラなんじゃ…」

瑞理「それ言ったらおしまいだよ。それはともかくとして、初霜ちゃんってきっちり仕事とオフでメリハリつけてるじゃない?それが珍しいなって」

初霜「そうでしょうか…。私はただ真面目にしているだけで」

瑞理「十分だって。っていうかそもそも、この世の中に今までずっと真面目に生きてきた人っているのかなぁ?」

初霜「……なんだかスケールの大きそうな話ですね」

瑞理「今が真面目な人だって、別に過去もずっと真面目だったとは限らないじゃない?飲み会とかで羽目を外したりすることだってあるはずだし、どこかで

   ストレスが爆発している事だってあると思うんだ」

初霜「……そうでしょうか…」

瑞理「……休日に3時間ぐらい寝坊した初霜ちゃんの事も言っているんだけど」

初霜「なっ……!?」

220: 2016/01/13(水) 21:26:39.13 ID:uyfklzrd0
瑞理「ま、そんな真面目な人生をずっと過ごしてちゃ、きつくってつまらないだろうなぁ、って僕は思うんだ」

初霜「……………………………」

瑞理「ま、だから僕は真面目に仕事してる息抜きに女の子と遊んでるけどね♪」

初霜「…提督さんの場合、女性の方との火遊びの息抜きに仕事してる感じになっているんですけど…」

瑞理「細かい事は気にしないの」ナデナデ

初霜「あっ……何さりげなく私のお腹を撫でているんですか」

瑞理「いや、頭も胸もだめならお腹ぐらいしかないかなぁって」ナデナデ

初霜「もう……少しだけですよ?」

瑞理「ありがとね…あ、そう言えば思い出した」ナデナデ

初霜「?どうしたんですか?」

瑞理「総司令部のアイツの鎮守府の初霜ちゃん、アイツのSっぽい性格も相まって、Mらしいよ」ナデナデ

初霜「なっ……私はMじゃありませんっ!」

瑞理「いや、君がそうってわけじゃなくて……どうやら、日頃のストレスが原因でMに目覚めたらしいから、初霜ちゃんもちゃんと息抜きした方がいいよ?

   今こうやって僕とスキンシップしている感じで」

初霜「(無言の裏拳)」

瑞理「げふっ!!」


 ―同時刻、第壱鎮守府・執務室―

提督「くしゅっ

初霜「きゃっ…」ベチャッ

提督「あ、申し訳ございません。すぐに―」

初霜「…………提督の…体液…………」

提督「(ゴミ虫を見るような目)」


【終わり】

221: 2016/01/13(水) 21:30:34.46 ID:uyfklzrd0
【おまけ】

 ―第壱拾参鎮守府・執務室―

明石「失礼しまーす、開発の結果が出まして―」


瑞理「いやぁ、初霜ちゃんのお腹ってすべすべだね~♪」ナデナデ

初霜「んもう……いつまで撫でてるんですか…早く仕事してくださいよ……」

瑞理「もう少しもう少し~♪」


明石「」


 ―数十分後、工廠―

禊「あ、明石さん!お疲れ様です!用事は済んで―」

明石「えいっ!」

ムギュッ

禊「ちょっ…何急に俺の腹さわってんですか!?」

明石「むむ…やはり筋肉質な……」ナデナデ

禊「明石さん…ちょっと……えっ」

明石「あ、ゴメンゴメン。ちょっとね。お詫びに私のお腹も撫でていいよ♪」

禊「い、いえ!結構です!!」

明石「あ……そっか、ゴメン……」シュン

禊(…………女性が男性のお腹を触るのは問題ないというのに、男性が女性のお腹を触るのはダメなのはなぜだろうか…)

瑞理(ほんとにね)

禊(こいつ…直接脳内に…!?)


【終わり】

222: 2016/01/13(水) 21:35:06.74 ID:uyfklzrd0
【キャラクター紹介】

≪瑞理 兆(みずり きざし)≫

中部(東海)・伊豆第壱拾参鎮守府提督兼中部東海地方代表の提督。性別は男性で、年齢は26歳。超が付くほど女癖が悪く、運がすごく良い最強の雪風提督。

しかし本当は心優しい性格をしており、整備員・禊の恋を全面的に応援してくれるくらい。総司令部の斑提督とは犬猿の仲な状態にあり、中々仲直りしない。

しかし、その実力は全国第一位の実力を誇り、司令長官も一目置くほどである。自由奔放に生きているように見えて、実は結構色々な事を考えて過ごしている。

鎮守府のほとんどの艦娘とケッコンカッコカリを果たしており、その中でも気に入っている嫁艦は雪風。

好きな言葉は『据え膳食わぬは男の恥』。

223: 2016/01/13(水) 21:39:07.39 ID:uyfklzrd0
≪初霜≫

初春型駆逐艦四番艦。艦娘No.78(改二はNo.219)。黒く長い髪と、とても高い声が特徴の真面目な女の子。初春型の末妹であるが、子日と若葉の行動に苦労する

初春のサポートに徹している。戦闘スタイルは、二丁拳銃のような手法を駆使して敵を翻弄する戦術を得意としている。また、夜戦・遠征・輸送作戦も得意と、

ほとんどオールマイティ。しかし、日頃生真面目に過ごしているせいか、オフの日は結構のんびりと過ごしている。

好きな言葉は『自己犠牲』。

224: 2016/01/13(水) 21:40:48.49 ID:uyfklzrd0
今日はここまでにします。

>>202
  初霜の話、いかがでしたか?お気に召さないようでしたら申し訳ございません。


明日は、リクエストにありました明石(と整備員・禊)の話を書いていきます。

感想・リクエスト等があればお気軽にどうぞ。

それではまた明日。




やはり、Мキャラには無理があります…。自分で書いといてなんですが、いずれは性格も直さねば…。

230: 2016/01/14(木) 21:05:23.93 ID:KYazz/7Y0
【手料理】

 ―20時半過ぎ、第壱拾参鎮守府・工廠―

ガシャーン

明石「あ~…やっと終わった……!」

禊「今日はまた、随分と修理する艤装が多かったですね……」

明石「ホントにね……って、もうこんな時間じゃない!」

禊「?」

明石「あー…間宮さんの食堂、もう閉まっちゃってるだろうな……」

禊「あっ、そうだった……」

明石「禊君はどうする?」

禊「え、俺ですか?いや、一回くらい食事を抜いたからって別に問題は―」

ぐううううううう…

禊「」

明石「ぷぷっ……問題は無いって言いたかったのかな?お腹は正直―」

くううううううううう……

明石「」

禊「……………(必氏に笑いを堪えている)」プルプルプル

明石「………あ、そうだ」

禊「は、はい?」

明石「よかったら、私の部屋でご飯にしようか?」

禊「………………………Realy?」

明石「Yes」

231: 2016/01/14(木) 21:12:49.13 ID:KYazz/7Y0
 ―数分後、明石の部屋の前―

明石『艤装置いてくるから、先に部屋に入っててね~』

禊「…………と、言われたが…」

禊(俺に1人で女性の部屋に入るような度胸は、無い!!)

禊「はぁ……瑞理さんだったら簡単に入るんだろうけど、俺には無理だって……」

禊「というか、女性の部屋で料理までごちそうになるって、相当な関係なんじゃないか?」

禊「………友達?それとも…こ、恋人?」

明石「誰が恋人!?」

禊「ふぉうはっ!?」

明石「ん?」

禊「い、いえいえ!何でもありません!!」

明石「それより、外で待っててくれたの?」

禊「え、ええ…まあ…」

禊(………本当は入る勇気が無くて部屋の前でヘタレてただけなんだけど…)

明石「……寒いのに、待っててくれたんだ。ありがとね」ニコ

禊「い、いえ……」ドキッ

禊(結果オーライだからいいか!)

明石「まあ、入っていいから。少し散らかってるけど」

ガチャ

禊「失礼しま―」

232: 2016/01/14(木) 21:19:51.50 ID:KYazz/7Y0
(すごいきれいな部屋)

禊「…………全然散らかってなんかないんですけど」

明石「あれ?そう見えるかなぁ?」

禊「あ、簡易キッチンがあるんですね」

明石「あ、うん。工廠は鎮守府の本館より少し離れてるから、食事に間に合わなくなった時用に提督が作ってくれたんだよ」

禊「へ~…俺の部屋にはなかったからな…」

明石「まあ、キミの部屋って元々倉庫だったからね…」

禊「……元倉庫で寝泊まりしてる俺って一体……」

明石(今度、私の部屋に住まわせてあげようかな……なんちゃって)

明石「さーってと、それより何作ろうかな~」ガコン

明石「…………うーん、この材料だと…カレーかな?禊君、カレーでいい?」

禊「あ、大丈夫です!」

明石「あ、でも明日金曜日だから明日もカレーになっちゃうか……」

禊「別に平気ですよ?明石さんが作るのだったらなんでも」

明石「え?あ、そ、そう……ありがとう///」

禊(あれ?俺何かおかしなこと言ったか?)

明石「じゃ、じゃあ私はカレー作っておくから、禊君はくつろいでくれていいから」

禊「いえ、俺にも何か手伝わせてください」

明石「えっ、でも疲れてるでしょ?」

禊「それを言ったら明石さんだって同じでしょう。それに、自分と同じく疲れている女性にだけ料理を作らせて自分は寛いでいるっていうのは、なんか……

  嫌なんです」

明石「…………ありがとう。じゃあ、サラダを作っておいてくれないかな?」

禊「お任せください!」

233: 2016/01/14(木) 21:28:21.98 ID:KYazz/7Y0
 ―数分後―

禊「………………」シャキシャキ

禊(ふぅ…何とか一人暮らしの為に家事を磨いておいたのが幸いしたかな……)

サクッ

明石「痛ッ!」

禊「明石さん!?」

明石「あはは…指切っちゃった…」

禊「笑ってる場合ですか!すぐに水で冷やさないと!」ギュッ

明石「あっ……」

ジャー

禊「痛くないですか?」

明石「う、うん………///」

禊「………よし、後は絆創膏を貼るだけですね」

明石「あ、それは自分で貼ってくるから…///」

禊「…顔が赤いですよ?大丈夫ですか?」

明石「だ、大丈夫だからっ。ホントにだいじょーぶだからっ!」

禊「あ、はい……」

明石「………………………………」ガサゴソ

明石(おかしいな……提督に手とかお尻とか触られたとは何度もあるのに…///)

明石(……どうして、禊君に触れられたら……急に体が熱くなっちゃうんだろう……///)

禊「………………………………………」

禊(今さら気づいたけど俺さっき明石さんの手を普通に握ってたか!?)

234: 2016/01/14(木) 21:33:56.31 ID:KYazz/7Y0
 ―数十分後―

明石「よっし、何とか出来たね!」グツグツ

禊「サラダもできてますよ~」

明石「じゃあお皿に盛り付けよっか」

禊「はい!」

明石「………………」カチャカチャ

禊「…………………」サッサッサッサッ

明石(でも…………)

禊(こういうのって………)


明石&禊(なんだか、夫婦みたい…………)


明石&禊(って、私/俺は何を考えているんだ!?)ブンブン

明石「…………………///」チラッ

禊「…………………///」チラッ

明石「…………ふふっ」

禊「…………ははっ」

明石「さて、続けようか」

禊「はい」


明石「じゃ、お疲れさまでした」

禊「明石さんも、です」

明石「ふふっ、いただきまーす!」

禊「いただきます!」

パクッ

235: 2016/01/14(木) 21:45:00.94 ID:KYazz/7Y0
禊「…………美味しい!」

明石「ホント?よかった~…カレーを作るのは久しぶりだったから、心配だったけど…」

禊「でも、このピリ辛具合とか、俺好みですよ!俺、このカレー好きです!」

明石「そ、そう?そんなに褒められると恥ずかしいな…」


禊「いやぁ、明石さんの婿さんになる人は幸せだろうなぁ~」


明石「えっ///」

禊「ははは……って、あれ?」

明石「い、いや~…そこまで褒められると流石に照れくさいって……も~///」

禊(ん?俺、すごい事言った気がするが………!!?)

禊「あ、いや…さっきのはその……深い意味は無くてデスね…!!///」

明石「で、でも君の作ったサラダも美味しいよ?うん、間宮さんの作るのより美味しいかも!///」

禊(聞いてねぇ!?)

禊「い、いえ…そんなサラダぐらいで大げさな…それに間宮さんより美味しいなんて、恐れ多いです……///」

明石「ううん、私はこのサラダ、好きだな~」

禊「いや、ほんとに照れくさいですね…明石さんの言う通りでっす……」


明石「うーん…禊君のお嫁さんになれたら、いいんだけどな~」


禊「くぁwせdrftgyふじこlp;@@@@@@:「」ざsxdcfvgbhんjmk、l。;・:¥」

明石「?あれ、禊君どうしたの?」

禊「な、何言ってるんですか明石さんもーきがはやいなぁあっはっはっはっは」パクパクパクパク

明石「え、あれ?」

禊「じゃ、じゃあ今日はこれで失礼します!ごちそうさまでした!また明日!!」バタン

明石「あっ、ちょっと!?」

236: 2016/01/14(木) 21:52:50.13 ID:KYazz/7Y0
 ―数秒後、禊の部屋―

バタン

禊「はー、ぜー、はー、ぜー、はー、ぜー」

禊(明石さんが……)


明石『うーん…禊君のお嫁さんになれたら、いいんだけどな~』


禊「………………………………」

禊(ぐおおおおおおおおお!!勘違いするようなセリフ言わんでくだせぇ!!)ブンブンブン


 ―同時刻、明石の部屋―

明石「禊君どうしたんだろ…急に」

明石(それにしても………)


禊『いやぁ、明石さんの婿さんになれる人は幸せだろうな~』


明石「」

明石「!!!////////」ボフッ


 ―翌日9時過ぎ、執務室―

瑞理「へ~、そんな事があったんだ~」ニヨニヨ

禊「は、はい………///」

金剛「甘――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――い!!デース!!」

禊「そんな事言ったって、俺女性とこういう関係になるの何て初めてなんですから、仕方ないでしょう!!///」

瑞理「いや、気持ちは分かるよ?ね?」

237: 2016/01/14(木) 21:57:26.88 ID:KYazz/7Y0
禊(でも……明石さんがさん嫁………か)


明石『あなた、お帰りなさい!』

明石『ご飯にする?お風呂にする?』

明石『それとも………』

明石『わ・た・し?』


禊「」シュー

瑞理「あれ、禊君?禊君!?ねえ!?」

金剛「Oh,頭がOverheatしちゃってますネー…」


 ―同時刻、工廠―

明石「……………………」ガシャン、ガチャン

明石(……禊君が、夫……)


禊『お、俺の……俺だけの…女になってください…!』←明石の想像力ではこれが限界


明石「」シュー

工廠妖精「あれ、明石さん!?」

夕張「わっ、明石さんの顔が真っ赤!!熱!?どうして!?」


【終わり】

238: 2016/01/14(木) 22:02:55.77 ID:KYazz/7Y0
【キャラクター紹介】

≪明石(第壱拾参鎮守府)≫

工作艦。艦娘No.182(改はNo.187)。薄いピンクの長い髪にどこかお嬢様らしさを感じる、工場系のお姉さん。艤装の装備、開発、艦娘の建造、嗜好品の販売、

などなど多くの仕事を受け持ちしている鎮守府の要ともいえる人物。仕事が山積みしていると風呂に入れない事も多いが、髪の手入れには気を使っている。

手伝いとして雇われた禊整備員に対して、恋心に近い感情を抱いているが、本人はそれが恋だとまだ自覚していない。夕張は工業関係の仲間。

好きな言葉は『試行錯誤』。

239: 2016/01/14(木) 22:07:05.20 ID:KYazz/7Y0
≪禊 宗平(みそぎ しゅうへい)≫

中部(東海)・伊豆第壱拾参鎮守府で働いている整備員。性別は男性で、年齢は20歳。容姿はそこそこ、可でもなく不可でもないといった感じ。海軍学校では

機関科に所属して工業・システム関係の勉強をしていた。しかし、成績は突出して秀でているというわけではない。少し心が弱く泣き虫と言う一面も持つ。

瑞理提督の事は(女癖に目を瞑れば)尊敬している。明石に恋をしているが、恋愛経験が無いために結構初心。ちなみにその恋は瑞理、金剛に知られている。

好きな言葉は『布衣之交』。

251: 2016/01/15(金) 20:57:07.15 ID:gwsx+kRZ0
【優しい先輩】

 ―10時過ぎ、執務室―

羽黒「おはようございます、司令官さん」ペコリ

提督「羽黒さん、おはようございます」

羽黒「今日も一日、頑張りますからね。司令官さんも、頑張りましょう」

提督「…ありがとうございます」

羽黒「では」スタスタ

提督「…………………」

足柄「あら?あらあら?提督~?」

提督「………にやにやしながらすり寄らないでください」

足柄「それよりも、羽黒に見とれちゃって~」

提督「見とれていた理由は決して不純ではないのですが」

足柄「見とれてたのは否定しないんだ?きゃ~っ」

提督「……そうやって他人を茶化しているから、皆さんに年増とか言われるんですよ」

足柄「はぅっ!!」ガクッ


 ―閑話休題―

足柄「で、羽黒がどうかしたの?」

提督「最近、どうも羽黒さんから怯えと言うものが抜けた気がするんですよ」

足柄「怯え?」

252: 2016/01/15(金) 21:08:21.15 ID:gwsx+kRZ0
提督「普段は私…というか他の提督に対してもですけど、おっかなびっくり話しかけるような気がしていたのですが…最近はそれが感じられないんです」

足柄「うーん…まあ、私としてもそんな感じはしなくもないけど……」

提督「私に話しかける時のみならず、びくびくしている小動物的な雰囲気の目立つ羽黒さんでしたが、最近ははきはきしているような感じがするんです」

足柄「まー…言われてみればそうかも」


 ―遠征前―

羽黒「じゃあ皆、補給はちゃんとした?」

天津風「え、ええ…」

羽黒「今回は少し時間の長い遠征だけど、大丈夫。皆ならできるって私は信じてるから!がんばろ!」グッ

時津風「う、うん!」


 ―演習後(敗北)―

天龍「チぃ、くそっ!あんな格下の奴らなんかに負けるとはよ……!」

羽黒「天龍ちゃん?そんな口のきき型しちゃだめだよ?天龍ちゃんは曲がりなりにも女の子なんだから」

天龍「お、おう…すまねぇ」

磯波「ぐすっ…もっと、私が頑張れば…」

羽黒「大丈夫だよ、磯波ちゃん。磯波ちゃんは勇敢に頑張ったんだよね?でも、相手が悪かったんだから、仕方ないよ。だから、磯波ちゃんは悪くないから。

   だから、泣かないで?」

磯波「は、はい……」


提督「言動がなんだか鳳翔さんに似てません?」

足柄「そう言われればそうかもね……」

253: 2016/01/15(金) 21:23:49.57 ID:gwsx+kRZ0
提督「まあ、羽黒さんが少し強くなったというならそれでいいんですが、ここで新たな問題が出てくるわけです」

足柄「何?」


 ―数日前、執務室―

羽黒「では、報告は以上です」

提督「はい、お疲れさまでした」

羽黒「じゃあ皆、演習で頑張ったからご褒美に間宮さんのお店でスイーツを奢ってあげるね?」

村雨「やった~、羽黒さんだーい好き!」

夕立「羽黒さん、怒らないからいいよね~」

時雨「そうだね。出撃でも一緒の艦隊になれたらな~」

提督「……………………」


提督「怒らない、これって結構深刻なんですよね」

足柄「どして?駆逐艦の子たちから信頼されるにはいいじゃない」

提督「そうもいきません。確かに、怒られた側からすれば怒った人に対して不快感を覚えるでしょう。ですが、このまま怒らずにいれば、その相手はいずれ、

   怒られた時に簡単に心を閉じてしまうでしょう。それに、羽黒さん自身も怒りたいと思ったときに怒れないでしょう」

足柄「うーん……確かにそうかも。子供の頃に怒られることが少なかった子って、大人になって他人に怒られたら泣いちゃうこともあるし」

提督「そうです。羽黒さんも、怒り慣れてないと感情を上手くコントロールできませんから」

足柄「よーっし、そういう事なら、私も一肌脱がなくちゃ!」

提督「では、早速足柄さんに協力していただきたいのですが」

足柄「にゃ?」

254: 2016/01/15(金) 21:27:13.48 ID:gwsx+kRZ0
 ―数時間後、重巡洋艦・足柄&羽黒の部屋―

提督「と言うわけで羽黒さん、足柄さんに怒ってください」

羽黒「ええと、何で足柄姉さんを?」

提督「羽黒さんが冷蔵庫に取っていた間宮さんのアイスをつまみ食いしました」

羽黒「ね、姉さん……どうして…」

足柄「てへっ☆」

提督「さあ、怒ってみてください」

羽黒「あ、足柄姉さん……私の週末の楽しみを奪うなんて………」プルプルプル

足柄(え、そんなに重いもんだったのあのアイス?)

提督「…………………」

羽黒「………………………こ」

足柄&提督「?」


羽黒「…こらー///」


足柄&提督「」

羽黒「//////」プシュー

足柄(何この可愛い生き物、持ち帰りたい)

提督(これは、怒るのは難しそうですね…)


【終わり】

255: 2016/01/15(金) 21:33:44.32 ID:gwsx+kRZ0
【キャラクター紹介】

≪羽黒≫

妙高型重巡洋艦四番艦。艦娘No.58(改二はNo.194)。いつもおどおど泣き虫な、おっかなびっくり小動物系お姉さん。かつては怒られることを恐れていたり、

深海棲艦に同情して攻撃ができないと臆病な面があったが、最近になって大分改善されてきた。しかし、怒る事ができないという新たな欠点も露見してしまう。

そのすべては心優しい性格ゆえ。妙高達姉三人とは良好な関係が築けている。お酒には弱く、飲み過ぎると残虐非道な性格に豹変する。

好きな言葉は『一視同仁』。

265: 2016/01/16(土) 21:16:56.40 ID:lzmtXgh00
【総司令部イメージアップ】

 ―10時過ぎ、枕崎第質拾鎮守府・正門―

第質拾鎮守府提督(以下質督)「本日は遠いところ、ようこそおいで下さいました」ペコリ

司令長官「いえいえ、それほどでもありませんよ」

質督「私達の艦隊の観艦式をご覧くださるとは、恐悦至極に存じます」

提督(敬語が重すぎやしませんかね)

司令長官「それで、観艦式は確か10時半からと言う話でしたけれども、こんな時間ぎりぎりに言われた通りに来ましたが、大丈夫でしたかね?」

質督「はい、大丈夫です。ささ、会場はこちらですので」

提督(開催間際に来るよう時間を指定したのは、直前まで準備ができるようにとのことでしょうか)


 ―10時半過ぎ、観艦式会場(演習海域)脇の観覧席―

司令長官「……………中々始まらないねぇ」

提督「そうですねぇ…もう10分ほど過ぎていますが…」

質督「た、大変申し訳ございません!ちょっと確認を取ってきます!」ダッ

司令長官「あ、いや別に気にしては…」


質督『おい、何ぐずぐずしてるんだ!総司令部からどんな評価されるかわからんぞ!!』


司令長官&提督「……………………」

266: 2016/01/16(土) 21:23:47.55 ID:lzmtXgh00
 ―数日後11時過ぎ、休憩室―

司令長官「うーん…………………」

提督「………………………………」

川内「司令長官と提督?」

司令長官「おや、川内君」

提督「どうかしたんですか?」

川内「それはこっちのセリフだよ。どうしたの?そんなに悩みこんじゃって」

司令長官「いやいや、川内君にはあまり関係のないことだから…」

川内「…なんか微妙に私の事バカにしてない?」

提督「……まあ、総司令部の事でもありますし、話しましょうか」

司令長官「そうだねぇ」

川内「?」

提督「実は、枕崎鎮守府の観艦式に行ってきたんですが…」

カクカクシカジカ

川内「はー、なるほどねぇ」

提督「まさか、私達にも聞こえる距離であんな大声で怒鳴り散らすとは思ってもいませんでした」

司令長官「それに、儂らの総司令部の事をそんなふうに思っていたなんてねぇ…ちょっとショックだよ」

川内「確かにまぁ…ちょっとイラッと来るよね」

267: 2016/01/16(土) 21:32:25.53 ID:lzmtXgh00
神通「まったく……もう…!」イライライラ

司令長官「ん?神通君?」

提督「神通さん、どうかしたんですか?そんな腹立たし気に…」

神通「どうしたもこうしたもありません!!」カッ

川内「おぉ…これはかなりおこだね」

神通「先ほどの演習で相手側の艦隊が……」


 ―数時間前、演習海域―

[S勝利!]

加古「よっしゃ!やったぜ!」

吹雪「やりました、やりましたよ!」

睦月「睦月も頑張ったぞ!褒めるがよいし!」

神通「ええ、皆さん本当に頑張りましたね」

陸奥「でも、大和型2人を相手に皆よく頑張ってくれたわねぇ」

加賀「…そうね、私達の編成を考えれば、相手のヘビーな艦隊を相手にしてここまで善戦できたのは、誇れることだわ」


(相手側匿名艦娘)「ちぇっ、総司令部の艦隊に負けるなんて、ショック…」

(相手側匿名艦娘)「いいよいいよ。どうせ総司令部何て金にモノを言わせてレアな装備や艦娘を造ってるって話でしょ?」

(相手側匿名艦娘)「そんな汚い連中に負けたって、別に何とも思わないさ」

(相手側匿名艦娘)「っていうか、そんな奴らの事なんて考えるだけ無駄っつーか、ばかばかしいっつーか」


神通&加賀「」ブチッ


神通「あの時…陸奥さんが止めていなかったら…あいつらを海の底に…!!」ブルブル

提督「やめてください。その方が面倒です」

神通「加賀さんも…今は練習場でデコイ艦載機を撃ちまくって鬱憤を晴らしているところですし…」

269: 2016/01/16(土) 21:44:20.30 ID:lzmtXgh00
那珂「あっれー?神通ちゃんもそんな事があったんだ?」

提督「那珂さん?」

司令長官「神通ちゃん‶も‶って事は、那珂君もそういう事があったって事?」

那珂「あ、うん。前に遠征で船団護衛をした時に、船団の人たちが『総司令部ってこうやって色々なところに顔を売って根を張ってんだろうな~。怖い怖い』、

   って」

川内「それって要するに根回しって事?」

秋雲「それっぽい話なら秋雲さんも持ってるよ?」ヒョコッ

提督&司令長官「?」

秋雲「なんかさ~、ネットのSSとか見ても総司令部・上層部とかは、目障りとかゴミとかそれっぽいキャラ付けが多いし、同人誌とかの凌辱、寝取られ系も、

   総司令部が悪いって感じに書かれているのもあるし」

神通「くっ………頃す!」

提督「やめなさいっての」

司令長官「うーん……でもこれって、やばい傾向だよねぇ」

提督「確かに…総司令部の印象が悪いというのは少々…」

川内「私達って、そんなに悪いことした?」

神通「記憶にはありません。そんな、総司令部所属の艦娘という事で権力をひけらかすなんてことは」

那珂「そうそう、今のご時世そんな余裕もないっていうのに」

秋雲「あ、本描かなくっちゃ、じゃあね!」

270: 2016/01/16(土) 21:56:23.58 ID:lzmtXgh00
提督「…まあ、大体のヘイトを集めるのは、仕方ないとは思いますが」

神通「仕方がない?これがですか!?」

提督「ぶっちゃけ、皆さんの言っていた問題の根幹は全て、イメージにあるんだと思います」

川内「イメージ?」

提督「枕崎鎮守府の提督の事は、『総司令部は権力をいいように振る舞って鎮守府を潰したり待遇を悪くしたりする』とでも思い込んでいるんでしょう。

   しかし、別に観艦式が遅れたぐらいで私達は別に鎮守府にマイナス評価を与えるなんてことはありませんし、むしろ私にも同じ経験がありましたから、

   同情しました。まあ、あの提督の一言で全部台無しですが」

司令長官「確かに…あの一言が無ければ、ね」

提督「神通さんの話でも、そう言うイメージが持たれているのでしょう。総司令部は金にモノを言わせて艦娘や装備をイカサマを使って造っていると。ですが、

   艦娘や装備を作っている妖精さんは金で買収する事はできませんし、艦娘も装備も金を掛ければいいものが造れるというわけでもありません。よって、

   勝手な思い恋とそれによる噂話に流されただけでしょう。深くは考えない事ですよ」

神通「そうだとしても…彼女たちの言い草は…!」

提督「那珂さんの話も、事実無根です。その船団を運用している海運会社は、『総司令部はこういう船団護衛で各所に顔を売り、いざとなった時は依頼された

   会社に助けを求めるんだろう』と言うイメージを社員にも植え付けているんでしょう。こちらの言い分としては、たかが一介の海運会社に顔を売って

   根回しをしたところで特にこちらに得はありませんし、はっきり言って無駄です。船団護衛を請け負うのは100%善意です」

那珂「まあ、うん。確かにね」

提督「あと、秋雲さんの話も、川内さんに話したイメージとほぼ同じです。あのイメージを具体的に表すと、艦娘を寝とったり権力をひけらかしたりして、

   鎮守府を潰すとか、そんな感じなんです」

神通「………ちなみに、提督。まさかとは思いますが、そんな事は…」

提督「断じてしていません。だから抜刀しないでください」

271: 2016/01/16(土) 22:08:05.99 ID:lzmtXgh00
司令長官「まあ、黎明君のいう事は確かに正しいと思うよ?でも、まずは総司令部のイメージをアップさせないとこの状況は打破できないよねぇ…」

提督「確かに…」

川内「いっそさ、全部ぶっちゃけちゃえば?総司令部は皆の持ってるイメージのような汚い事はしてませーんって…………してないよね?」

提督「してませんよ。資金に関しても、各鎮守府の戦果に応じて分配していますし、給料に関しても同じです。私が総司令部の補佐官だからと言って給料は、

   他の提督の皆さんと同じです。まあ、司令長官は私より少し高いですが」

司令長官「艦娘の皆の給料も同じだよ。歩合給とか、艦種による差とかもないし」

提督「まあ、ここの資金は総司令部運営の面もありまして他の鎮守府より少し多めですが」

川内「ま、この規模を運営するならそれくらいはね~」

那珂「じゃあ、あれだ!雑誌とかに載せてもらうんだよ!それならみんなの興味も惹く事ができるし!」

提督「あの手の雑誌はあまり信用できません。インタビューでどれだけいい事を語ろうが、雑誌に載る時は悪い方向に改変されているんでしょうし」

川内「提督の雑誌に対する偏見も結構なもんだね…」

神通「では、どうやって?江ノ島鎮守府の加賀さんや那珂ちゃんみたいに、歌手デビューするとか?」

提督「あれは一過性のものですので、あまり期待はできません」

神通「せめて……他の誰かが総司令部は悪い事はしていないって言ってくれていればいいんですけど…」

提督「実は各地方代表の代表提督と、陸軍司令官の城さんはそう言った事について協力していると言っているんですが、まだ信用していない鎮守府の方が、

   多いようです」

那珂「…あれ?瑞理さんも協力してるの?」

提督「あいつは協力しているとは言っていましたが、舘山寺鎮守府のタカ派提督が私を陥れようとした例もありますからあまり信用はできませんね」

272: 2016/01/16(土) 22:18:49.60 ID:lzmtXgh00
 ―結局総司令部のイメージ―

○権力をいいように使って鎮守府の運営を妨害したり評価を下げたりする。

○金にモノを言わせて装備や建造を有利に進めている。

○海運会社やその他関連事業に根を回していざとなったとき助け舟にしようとしている。

○他の鎮守府の艦娘を寝取る。

○国からの資金をがっぽりもらって、他の鎮守府にはろくに資金を出してない。

○ずるがしこい連中の集まり。


川内「って感じ?」

司令長官「ろくでもないね…」

那珂「これはあれだ!お祭りでも開いて、総司令部がそんなイメージ持っていないってアピールしなくっちゃ!」

川内「それって、テンションに任せて盛り上がるって感じ?なんかあまり効果なさそう…」

提督「………まあ、一般公開すれば一般人の評価は得られると思いますし、とりあえず保留としましょう」

那珂「それってやるって事?やったー!」

提督「ただし、司令長官がちゃんと仕事をした場合に限る」

司令長官「…………………あのさあ、前々から思ってたことなんだけど…」

皆「?」


司令長官「総司令部のイメージが悪いのって、大体黎明君のS気質な性格と雰囲気のせいじゃないかな……」


司令長官&提督以外「…………………………ああ、確かに」

提督「…………………濡れ衣です」


【終わり】

278: 2016/01/17(日) 21:00:25.19 ID:SypdnVhG0
【悪夢】

 ―19時半前、食堂―

白露「ごちそうさまでした~」

時雨「間宮さん、今日もおいしかったよ」

間宮「本当?ありがとうね~」

夕立「じゃあ、私達急いでいるから、また明日!早くお風呂入らなくっちゃ!」

間宮「はい、また明日」

村雨「……また明日ね、間宮さん」


提督「彼女たち、食べ終わるのがやけに早いですね」

司令長官「確かに、何でだろうねぇ?」

間宮「なんか、天龍ちゃんからDVDを借りて、寝る前に見ようって話みたい」

提督「……就寝時間までに観終われば、別に構いませんが」

司令長官「どんなDVDだろうねぇ?」

提督「……………司令長官が執務中にDVDなんて見なければ、今日も徹夜なんて事にはならなかったんですが」

司令長官「いやぁ、ゴメンゴメン。つい面白そうな内容だったから」

提督「止めないと、司令長官ご自慢のDVDセットを叩き割りますからね」

279: 2016/01/17(日) 21:05:34.87 ID:SypdnVhG0
 ―20時前、娯楽室―

白露「ジュース持った?」

時雨「大丈夫だよ」

白露「お菓子は?」

夕立「用意したっぽい!」

白露「じゃあ、上映開始~」カチットナ

村雨「わ、わーい……」


 ―上映中―

ゾンビ『ヴアアアアアアア……』

主人公『や、やめろ!来るなぁ…!!』

ヒロイン『やめっ、たすけっ…いやあああああ!!!』


白露「………………」キラキラキラキラ

時雨「………………」ワクワクワクワク

夕立「………………」ドキドキドキドキ

村雨「…………うっ……うぅ…」ビクビクビクビク


ゾンビ『ヴォアアアアアアアアア!!!』

主人公『うわああああああああああああああああああ!!!う、腕がぁ……!』

ヒロイン『だ、大丈夫!?』


白露「うおおおおおおおおお!!」

時雨「あああああああああ!!!」

夕立「わあああああああ!」

村雨「いやあああああああああ!!」

280: 2016/01/17(日) 21:12:36.29 ID:SypdnVhG0
 ―上映終了、22時前―

白露「あー、結構面白かったね~」

時雨「うん。でも僕的には、主人公とヒロインが最後に結ばれたのがよかったな」

夕立「うーん…でもゾンビ映画にしてはインパクトが無いっぽい」

村雨「そ、そうかしらぁ…?わ、私にはインパクトが十分すぎるくらいだったけど……」ビクビク

白露「って、もうこんな時間だ!早く寝ないと!」

夕立「今日の当直長は長門さんっぽい!怒られるとまずいっぽい!」

時雨「じゃあ村雨、夕立。また明日ね」

夕立「うん、また明日!」

村雨「お、お休み……」


 ―24時前、駆逐艦寮・村雨&夕立の部屋―

夕立「………………すぴー……すぴー……」

村雨「………う………うぅ………」


白露ゾンビ『ヴアアアアアアア……』

時雨ゾンビ『ム………ラ………………』

夕立ゾンビ『ポ……………ヰ…………………』

村雨『やっ……いやぁ…………』

村雨以外全員ゾンビ『ヴアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!』


村雨「いやああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」ガバッ

夕立「な、何何!?敵襲!?」ガバッ

村雨「やだああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」ダッ

夕立「あれっ、村雨ちゃん?」

281: 2016/01/17(日) 21:17:58.54 ID:SypdnVhG0
 ―駆逐艦寮・廊下―

長門「~♪」コツコツ

長門(よしよし、夜更かししているような奴はいないな。関心関心)

<アアアアアアアアアアアア!!!

長門「ん?誰だ?こんな夜中に大声を上げて―」

<アアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!

長門「おい!こんな夜更けに外へ出歩き大声を上げるなどどういう了見―」

村雨「うああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」ダダダダ

長門「あっ、おい待て!」ダッ


 ―数分後、本館・提督の執務室―

提督「……日付が変わる……あと少しで、終わりにしますか」

アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!>

提督「…ん?」

バァン

村雨「でい˝どぐうううううううううううううううううううううううううう!!!」ダキッ

提督「………こんな夜更けに、私の名前を絶叫しながら抱き付かないでください。ゾンビ映画ですか」

村雨「ゾンビ止めてぇ!!いやぁ!!」バタバタ

提督「…………………はぁ……」

282: 2016/01/17(日) 21:26:17.49 ID:SypdnVhG0
 ―数分後―

提督「…と言うわけですので、心配なさらず」

長門「はぁ…駆逐艦寮の子たちは皆起きてしまったぞ?どう説明すればいい?」

提督「とりあえず適当に理由をつけておいてください。後、村雨さんは明日皆さんに謝るように」

村雨「………はい」

提督「では長門さん、よろしくお願いいたします。この時間の鎮守府の責任者は貴女ですので」

長門「心得た」

パタン

提督「さて、村雨さん?」

村雨「……何?」

提督「大体何が原因かは理解できますが、貴女の口から説明していただけませんか?」

村雨「……………実は……」


村雨「……………って事…です」

提督「………苦手なのに、何でゾンビ映画なんて見たんですか?」

村雨「…だって、怖いもの見たさって誰にでもあるじゃない?」

提督「まあ分からなくもないですが。とにかく、少し落ち着いたら駆逐艦寮に戻ってください。明日の出撃は休んでも構いませんので」

村雨「………………あの~、提督?」

提督「はい?」

村雨「あの~…その……ね?」

提督「?」

283: 2016/01/17(日) 21:38:21.64 ID:SypdnVhG0


村雨「今日だけ………一緒に寝てくれない?」


提督「………………………」

村雨「………………………」ウルウルウル

提督「……………少し待っていてください。もう少しで仕事が片付きますから」

村雨「!」パアアアア


 ―数十分後、提督の私室―

村雨「失礼しま~す……」ゴソゴソ

提督(何が悲しくて、仕事を打ち切ってまで年端もいかない子と同衾しているのか…)

提督「しかし、意外でしたね」

村雨「何が?」

提督「村雨さんが、ホラー系が苦手だという事がですよ」

村雨「え、そうかなぁ?」

提督「他の駆逐艦より少々大人びている村雨さんが、子供だましのようなホラー映画を怖がるという事が少々、です」

村雨「……それってつまり~、私は大人の魅力に満ちているって事かしら?」

提督「もうそういう認識でいいですんで早く寝ましょう」

村雨「ふふっ…ありがとうね」

提督「………お礼を言われるような事はしていないと思いますが」

村雨「私を大人っぽいって言ってくれたのは、提督が初めてですから」

提督「………そうでしょうかね。確かに村雨さんは大人びていますし容姿も可愛いと言えます。ですがそれは、他の皆さんも思っているのでは?」

村雨「………………………………………………」

提督「……………寝ましたか」

村雨(………………どうしよう、顔がにやけちゃう……これじゃ眠れない……//)

※村雨にフラグが立ちました。


【終わり】

284: 2016/01/17(日) 21:48:01.32 ID:SypdnVhG0
【悪夢2】

 ―20時過ぎ、サブ島沖海域・Kマス(敵サーモン方面主力艦隊)―

輸送ワ級flagship「ク…………」

夕立「これで…………トドメよおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」ズダァァァン

ドッゴオオオオオオオオオンン

輸送ワ級flagship「グアアアアアアアアアアアアア……」撃沈


夕立「やった………」

榛名「…………やった」

吹雪「………やった」

古鷹「……やった」

金剛「…やった!」

衣笠「やった!!」

金剛「サブ島沖、攻略成功デーッス!!!」

皆「いええええええええええええええええええええええええええええええええええええい!!!!」


 ―翌日10時過ぎ、執務室―

提督「皆さん、大変よくやってくれました。大規模作戦でないにもかかわらず、無理な出撃と深海棲艦の討伐に協力していただき、本当にお疲れ様です。

   そして、本当にありがとうございました」ペコリ

金剛「ウー……でもあそこは地獄デース…もう二度と行きたくないネー……」

提督「私も、同意見です。今後、あの海域に出撃する事は無いでしょう」

夕立「提督さん!夕立、敵の旗艦をぶっ倒したんだよ!褒めて褒めて~!」

提督「ええ、特に攻略に尽力してくれた夕立さんにはとても感謝しています」ナデナデ

夕立「えへへ~」

285: 2016/01/17(日) 21:55:47.09 ID:SypdnVhG0
提督「それと、サブ島沖は難易度が桁外れと言われる海域で、攻略は困難と謳われておりました。その海域を貴女たちは勇猛果敢に戦い抜き、そして見事、

   攻略に成功しました。その祝いと言っては何ですが、これから貴女たち6人にはしばしの休暇を与える事とします」

金剛「やったデース!」

吹雪「ふい~…ちょっと休みたいかな……」

提督「それと、鳳翔さんのお店で祝勝会も」

榛名「でも、大丈夫なんですか?鳳翔さんのお店とか、大規模作戦前のあれこれとか…」

提督「大丈夫です。鳳翔さんにも許可はとっていますし、この程度であれば運用に支障は出ません」

榛名「提督…ありがとうございます」

提督「お礼を言いたいのはむしろこちらの方ですよ」


 ―19時過ぎ、≪居酒屋・鳳翔≫―

長門「えー、では。サブ島沖海域攻略と、攻略をしてくれた6人の栄誉をたたえて、乾杯!」

全員『かんぱーい!』


長門「しかし、敵旗艦を倒し、ゲージを破壊したのは夕立だと聞いたぞ?すごいじゃないか」

夕立「えへへ…夕立はただ…がむしゃらに戦ってただけっぽい」

陸奥「でも、敵を倒したのは事実だからなおのこと凄いわ」

夕立「そ、そんなに褒めても…何も出ないっぽい///」

286: 2016/01/17(日) 22:02:45.42 ID:SypdnVhG0
 ―数十分後―

※この時鳳翔は、お花を摘みに行っています。

隼鷹「あーよいよい!///」

千歳「そいやそいや!///」

長門「まったく…主役じゃない奴が音頭をとるとは…」

隼鷹「なー、夕立~。ちょっと酒飲んでみる~?///」

夕立「ええっ!?で、でも夕立ってまだそんな歳じゃないし…」

千歳「艦娘に都市も関係ないって~。ほれ、ここにお猪口に入った酒があるじゃろ?///」

夕立「で、でも~……」

長門「千歳も隼鷹もやめろ。まだ年端もいかない子供に酒など…」

隼鷹「え~、もう長門ってば頑固~、石頭~」

長門「ふん」

千歳「そんな頭の固い長門何て、ビッグセブンじゃな~い」

長門「夕立飲め!見逃してやるから!」

夕立「……長門さんも酔ってるっぽい?」

長門「さあ飲め、グイッと!さあ!」

隼鷹「ほらほら~」

千歳「さあさあ~」

夕立「………じゃあ、少しだけ……」

287: 2016/01/17(日) 22:10:47.27 ID:SypdnVhG0
 ―数十分後、≪居酒屋・鳳翔≫付近―

提督「さて、そろそろお開きにするように言わないと…。明日出撃する方もいますし…」

ガラッ

提督「皆さん?そろそろお開きにしないと―」


夕立「アハハハハハハハ!!さあ、来い!戦艦だろーが何だろーが、ぶちのめしてやらぁ!!///」

(戦場の跡地みたいな感じの店内)


提督「」

長門「……くっ……強すぎる…ぞ」

夕立「おうどうしたビッグセブンとやら!その程度で音を上げるたぁ、ビッグセブンも角が取れたもんだねぇ!!///」

隼鷹「」チーン

千歳「」チーン

夕立「ちっ…こいつらも全然歯ごたえのねぇ……。結局胸がでけぇだけじゃねぇかぁ!?はっ、これだから大人の女性(笑)はよぉ!!///」

提督「…………はぁ……」

加古「流石…ソロモンの悪夢……がくっ」

夕立「はっはぁ!思い知ったか!これがソロモンの悪魔たる強さだ!よぉく覚えておきゃあがれぇ!!///」

提督「」

夕立「んお?そこにいるのぁ、てーとくさんかぁ!?てーとくさんも私の主砲の餌食にしてイ級の餌にしてやって―」

提督「せいっ!」

ビシィ

夕立「あうっ」ドサッ


 ―翌日10時過ぎ、中庭―

隼鷹&千歳[私は年端もいかない艦娘に酒を強要し暴れさせたことを深く反省しております]

夕立「ねえ提督さん、なんで隼鷹さんと千歳さんはあんなところ(ドラム缶の上)で正座しているの?」

提督「………さあ?」


【終わり】

288: 2016/01/17(日) 22:14:40.86 ID:SypdnVhG0
【キャラクター紹介】

≪村雨≫

白露型駆逐艦三番艦。艦娘No.81。長いツインテールと、バランスのとれた良いスタイルが特徴のおしとやか(?)な女の子。改造前は少し幼さが感じられたが、

改造した後は他の駆逐艦の子たちより大人っぽい雰囲気に。大人っぽい雰囲気をまとっているが、話し方とか仕草とかはとてもフランクで泣き虫な一面もある。

浦風や浜風などに気を取られがちだが、村雨も結構胸が大きい方。ホラー系が苦手だが、怖いもの見たさにたまに見てしまう。そして結局夜眠れなくなる。

好きな言葉は『三寒四温』。

289: 2016/01/17(日) 22:17:06.85 ID:SypdnVhG0
今日はここまでにします。

>>225-226
  村雨、夕立の話、いかがでしたか?お気に召さないようでしたら申し訳ございません。


明日は、リクエストにありました朝潮の話+αを書いていきます。

感想・リクエスト等があればお気軽にどうぞ。

それではまた明日。





サブ島沖海域を攻略したぞおおおおおおおおおおおお!!

【艦これ】総司令部日和【その4】

290: 2016/01/17(日) 22:25:53.81 ID:bMrWDS3qO

そろそろ誰かのちょいデレ展開が見たいかなーと
まさかのデレデレぼのやんとか満潮とかもワンチャン

引用: 【艦これ】総司令部日和