1: 2009/08/10(月) 14:56:42.53 ID:A+NcZbIkO
金糸雀「ふふふ……ついにやったかしら!」
金糸雀「誰にも見つからず真紅たちの家に侵入できたかしら!」
金糸雀「あとは真紅たちが油断しているところを………ん?」
雪華綺晶「………」
金糸雀「………」
【ローゼンメイデン】
金糸雀「誰にも見つからず真紅たちの家に侵入できたかしら!」
金糸雀「あとは真紅たちが油断しているところを………ん?」
雪華綺晶「………」
金糸雀「………」
4: 2009/08/10(月) 15:00:07.55 ID:A+NcZbIkO
金糸雀「………」
雪華綺晶「………」
金糸雀「……雪華綺晶……かしら?」
雪華綺晶「はい」
金糸雀「………」
雪華綺晶「………」
金糸雀「……こんにちわかしら」
雪華綺晶「こんにちわ」
雪華綺晶「………」
金糸雀「……雪華綺晶……かしら?」
雪華綺晶「はい」
金糸雀「………」
雪華綺晶「………」
金糸雀「……こんにちわかしら」
雪華綺晶「こんにちわ」
5: 2009/08/10(月) 15:06:39.23 ID:A+NcZbIkO
金糸雀「えっと……あなたはどうしてここにいるかしら」
雪華綺晶「暇だったので……」
金糸雀「暇……」
雪華綺晶「はい」
金糸雀「そう……」
金糸雀(き、気まずいかしら……)
雪華綺晶「暇だったので……」
金糸雀「暇……」
雪華綺晶「はい」
金糸雀「そう……」
金糸雀(き、気まずいかしら……)
8: 2009/08/10(月) 15:12:04.68 ID:A+NcZbIkO
金糸雀「えっとカナはね……」
金糸雀(なんとかごまかさなきゃかしら!)
雪華綺晶「さっき聞きました」
金糸雀「え?」
雪華綺晶「独り言を言ってましたから」
金糸雀「あ……聞かれてたかしら……」
雪華綺晶「はい」
金糸雀(ししししまったかしらー!)
金糸雀(なんとかごまかさなきゃかしら!)
雪華綺晶「さっき聞きました」
金糸雀「え?」
雪華綺晶「独り言を言ってましたから」
金糸雀「あ……聞かれてたかしら……」
雪華綺晶「はい」
金糸雀(ししししまったかしらー!)
9: 2009/08/10(月) 15:19:27.75 ID:A+NcZbIkO
金糸雀「ええとええと……」
雪華綺晶「安心してください」
金糸雀「……?」
雪華綺晶「私は誰にも言いませんわ」
金糸雀「ほ、本当かしら!?ありがとうかしら!」
雪華綺晶「みなさんオジジさんのところに遊びに行ったみたいですし」
金糸雀「ちくしょー!かしらー!」
雪華綺晶「安心してください」
金糸雀「……?」
雪華綺晶「私は誰にも言いませんわ」
金糸雀「ほ、本当かしら!?ありがとうかしら!」
雪華綺晶「みなさんオジジさんのところに遊びに行ったみたいですし」
金糸雀「ちくしょー!かしらー!」
10: 2009/08/10(月) 15:25:55.24 ID:A+NcZbIkO
金糸雀「みんないないんじゃ意味ないかしら………」
雪華綺晶「………黄薔薇のお姉様」
金糸雀「ん?何かしら?」
雪華綺晶「帰ってしまうのですか?」
金糸雀「え……と……」
雪華綺晶「………ジー」
金糸雀「も、もう少し待ってみるかしら!」
雪華綺晶「そうですか……ふふ
雪華綺晶「………黄薔薇のお姉様」
金糸雀「ん?何かしら?」
雪華綺晶「帰ってしまうのですか?」
金糸雀「え……と……」
雪華綺晶「………ジー」
金糸雀「も、もう少し待ってみるかしら!」
雪華綺晶「そうですか……ふふ
12: 2009/08/10(月) 15:32:59.40 ID:A+NcZbIkO
金糸雀「………」
雪華綺晶「………」
金糸雀「………」
雪華綺晶「………」
金糸雀「………」
雪華綺晶「………」
金糸雀(や、やっぱり気まずいかしら……)
雪華綺晶「………」
金糸雀「………」
雪華綺晶「………」
金糸雀「………」
雪華綺晶「………」
金糸雀(や、やっぱり気まずいかしら……)
14: 2009/08/10(月) 15:39:56.73 ID:A+NcZbIkO
金糸雀「そ、そういえば雪華綺晶は実体がないんじゃなかったかしら……」
雪華綺晶「はい」
金糸雀「それじゃあなんで今ここにいられるのかしら……?」
雪華綺晶「気合いで」
金糸雀「気合いで?」
雪華綺晶「気合いで」
金糸雀(細かいことは気にしたら負けかしら……)
雪華綺晶「はい」
金糸雀「それじゃあなんで今ここにいられるのかしら……?」
雪華綺晶「気合いで」
金糸雀「気合いで?」
雪華綺晶「気合いで」
金糸雀(細かいことは気にしたら負けかしら……)
17: 2009/08/10(月) 15:46:38.92 ID:A+NcZbIkO
金糸雀「………」
雪華綺晶「………」
金糸雀「……世間話でもするかしら?」
雪華綺晶「世間話……はい」
金糸雀「じゃあ、あなたは卵焼きは甘い派としょっぱい派どっちかしら?」
雪華綺晶(世間話……?)
雪華綺晶「………」
金糸雀「……世間話でもするかしら?」
雪華綺晶「世間話……はい」
金糸雀「じゃあ、あなたは卵焼きは甘い派としょっぱい派どっちかしら?」
雪華綺晶(世間話……?)
20: 2009/08/10(月) 15:52:26.32 ID:A+NcZbIkO
雪華綺晶「卵焼きは食べたことがありません」
金糸雀「そ、それ……本当かしら……?」
雪華綺晶「はい、そもそも私たちは食べなくても大丈夫ですかr」
金糸雀「だめかしら!!」ドンッ
雪華綺晶「っ!?」ビクッ
金糸雀「そ、それ……本当かしら……?」
雪華綺晶「はい、そもそも私たちは食べなくても大丈夫ですかr」
金糸雀「だめかしら!!」ドンッ
雪華綺晶「っ!?」ビクッ
21: 2009/08/10(月) 15:59:04.40 ID:A+NcZbIkO
雪華綺晶「お姉様……どうなされたんですか?」
金糸雀「どうもこうもないかしら!卵焼きを食べたことがないなんてあってはならないことかしら!」
雪華綺晶(そんなことはない気が……)
金糸雀「よしっ!今からカナがご馳走してあげるかしらー!」
雪華綺晶「あ……はい」
金糸雀「どうもこうもないかしら!卵焼きを食べたことがないなんてあってはならないことかしら!」
雪華綺晶(そんなことはない気が……)
金糸雀「よしっ!今からカナがご馳走してあげるかしらー!」
雪華綺晶「あ……はい」
22: 2009/08/10(月) 16:09:13.50 ID:A+NcZbIkO
雪華綺晶「お姉様は自分で作れるのですか?」
金糸雀「もっちろんかしら!お料理ぐらい薔薇乙女の嗜みかしら!」
金糸雀(卵焼きだけでもお料理かしら……?)
雪華綺晶「………素敵ですわ」
金糸雀「ん?何か言ったかしら?」
雪華綺晶「いえ………ふふ」
金糸雀「もっちろんかしら!お料理ぐらい薔薇乙女の嗜みかしら!」
金糸雀(卵焼きだけでもお料理かしら……?)
雪華綺晶「………素敵ですわ」
金糸雀「ん?何か言ったかしら?」
雪華綺晶「いえ………ふふ」
24: 2009/08/10(月) 16:15:45.26 ID:A+NcZbIkO
金糸雀「少しいけない気がするけど……のりなら許してくれるかしら」ゴソゴソ
雪華綺晶「………」
金糸雀「よしっ!準備完了かしら!」
雪華綺晶「お姉様」
金糸雀「何かしら?」
雪華綺晶「私にもお手伝いさせてください」
雪華綺晶「………」
金糸雀「よしっ!準備完了かしら!」
雪華綺晶「お姉様」
金糸雀「何かしら?」
雪華綺晶「私にもお手伝いさせてください」
28: 2009/08/10(月) 16:23:41.92 ID:A+NcZbIkO
金糸雀「感心な妹かしら……それじゃあ卵を割って溶いてくれるかしら?」
雪華綺晶「はい……あっ」グチャ
金糸雀「………」
雪華綺晶「もう一度……あっ」グチャ
金糸雀「………」
雪華綺晶「………カシャカシャカシャ」
金糸雀「何事もなかったようにかき回さないでかしら」
雪華綺晶「はい……あっ」グチャ
金糸雀「………」
雪華綺晶「もう一度……あっ」グチャ
金糸雀「………」
雪華綺晶「………カシャカシャカシャ」
金糸雀「何事もなかったようにかき回さないでかしら」
29: 2009/08/10(月) 16:32:51.31 ID:A+NcZbIkO
雪華綺晶「ごめんなさい」
金糸雀「殻を取り除けば大丈夫かしら、フライパンを温めてくれる?」
雪華綺晶「はい」カチッ
金糸雀「………」チマチマチマ
雪華綺晶「………素敵」
金糸雀「何かしらー?」チマチマチマ
雪華綺晶「いえ……ふふ」
金糸雀「殻を取り除けば大丈夫かしら、フライパンを温めてくれる?」
雪華綺晶「はい」カチッ
金糸雀「………」チマチマチマ
雪華綺晶「………素敵」
金糸雀「何かしらー?」チマチマチマ
雪華綺晶「いえ……ふふ」
30: 2009/08/10(月) 16:39:26.48 ID:A+NcZbIkO
雪華綺晶「味付けも終わりましたね」
金糸雀「よーしいくかしらー!」
雪華綺晶「はい」
金糸雀「………」ジュワアア
雪華綺晶「………」
金糸雀「………」
雪華綺晶「………」
金糸雀「ここかしらぁー!!」スパァンッ
雪華綺晶「っ!」ビクッ
金糸雀「よーしいくかしらー!」
雪華綺晶「はい」
金糸雀「………」ジュワアア
雪華綺晶「………」
金糸雀「………」
雪華綺晶「………」
金糸雀「ここかしらぁー!!」スパァンッ
雪華綺晶「っ!」ビクッ
32: 2009/08/10(月) 16:46:34.07 ID:A+NcZbIkO
雪華綺晶「すごい……お姉様は卵焼きのエキスパートですね」
金糸雀「ふっふっふ……こんなの朝飯前かしら!」
雪華綺晶「卵焼きの神様と言っても過言ではないです」
金糸雀「そんなに言われると照れるかしら~!」
雪華綺晶「むしろ卵焼きそのものですわ」
金糸雀「いや、それは特に嬉しくないかしら……」
金糸雀「ふっふっふ……こんなの朝飯前かしら!」
雪華綺晶「卵焼きの神様と言っても過言ではないです」
金糸雀「そんなに言われると照れるかしら~!」
雪華綺晶「むしろ卵焼きそのものですわ」
金糸雀「いや、それは特に嬉しくないかしら……」
33: 2009/08/10(月) 16:52:06.45 ID:A+NcZbIkO
金糸雀「いただきまーすかしらー!」モッモッモッ
雪華綺晶「いただきます」モギュ
金糸雀「ん~……!カナの卵焼きは最高かしら!」
雪華綺晶「………」モギュモギュ
金糸雀「雪華綺晶……おいしくなかったかしら……?」
雪華綺晶「いえ……すごくおいしいです」
雪華綺晶(何でしょうこの感じ………)
雪華綺晶(優しさ……?)
雪華綺晶「いただきます」モギュ
金糸雀「ん~……!カナの卵焼きは最高かしら!」
雪華綺晶「………」モギュモギュ
金糸雀「雪華綺晶……おいしくなかったかしら……?」
雪華綺晶「いえ……すごくおいしいです」
雪華綺晶(何でしょうこの感じ………)
雪華綺晶(優しさ……?)
35: 2009/08/10(月) 16:58:09.36 ID:A+NcZbIkO
金糸雀「はあぁ……甘い卵焼きがおいしいという気持ちだけは永遠かしら……」
雪華綺晶「食べるって楽しいことなんですね」
金糸雀「そうよ、まだまだ楽しいことはたくさんあるかしら」
雪華綺晶「楽しいこと……ですか」
雪華綺晶「食べるって楽しいことなんですね」
金糸雀「そうよ、まだまだ楽しいことはたくさんあるかしら」
雪華綺晶「楽しいこと……ですか」
37: 2009/08/10(月) 17:04:53.96 ID:A+NcZbIkO
金糸雀「卵焼きを作ったら暇かしら」
雪華綺晶「はい」
金糸雀「……チェスでもやってみるかしら?」
雪華綺晶「はい」
金糸雀「じゃあ持ってくるかしらー」タタタ
金糸雀(ふふ……薔薇乙女一の頭脳派のカナが負けることはないかしら)
雪華綺晶「はい」
金糸雀「……チェスでもやってみるかしら?」
雪華綺晶「はい」
金糸雀「じゃあ持ってくるかしらー」タタタ
金糸雀(ふふ……薔薇乙女一の頭脳派のカナが負けることはないかしら)
40: 2009/08/10(月) 17:11:19.75 ID:A+NcZbIkO
金糸雀(ふふ……やはりカナは強いかしら)
金糸雀「チェックかしら」スッ
雪華綺晶「………」スッ
金糸雀「またチェックかしら」スッ
雪華綺晶「………」スッ
金糸雀「またまたチェックかし――」
ヒュッ ガシャン
雪華綺晶「………地震が」
金糸雀「ず、ずるいかしらー!」
金糸雀「チェックかしら」スッ
雪華綺晶「………」スッ
金糸雀「またチェックかしら」スッ
雪華綺晶「………」スッ
金糸雀「またまたチェックかし――」
ヒュッ ガシャン
雪華綺晶「………地震が」
金糸雀「ず、ずるいかしらー!」
44: 2009/08/10(月) 17:18:07.99 ID:A+NcZbIkO
金糸雀「もう、雪華綺晶は負けず嫌いかしら!」
雪華綺晶「ごめんなさい」
金糸雀「うーん……どこかに弱そうな相手がいればいいのだけど……あっ!」
バサァ
水銀燈「こんにちわぁ……ってあれ?」
金糸雀「いらっしゃいかしらー」
雪華綺晶「こんにちわ」
雪華綺晶「ごめんなさい」
金糸雀「うーん……どこかに弱そうな相手がいればいいのだけど……あっ!」
バサァ
水銀燈「こんにちわぁ……ってあれ?」
金糸雀「いらっしゃいかしらー」
雪華綺晶「こんにちわ」
46: 2009/08/10(月) 17:26:22.92 ID:A+NcZbIkO
水銀燈「……真紅たちは?」
金糸雀「今留守にしてるかしら」
水銀燈「そう……」
水銀燈(それよりもこの組み合わせは何なのよぉ……)
雪華綺晶「黒薔薇のお姉様」
水銀燈「な、なによぉ」
雪華綺晶「一緒に遊びましょう?」
金糸雀「今留守にしてるかしら」
水銀燈「そう……」
水銀燈(それよりもこの組み合わせは何なのよぉ……)
雪華綺晶「黒薔薇のお姉様」
水銀燈「な、なによぉ」
雪華綺晶「一緒に遊びましょう?」
50: 2009/08/10(月) 17:31:51.87 ID:A+NcZbIkO
水銀燈「はぁ?あなた何を……」
金糸雀「どうせ水銀燈も暇かしら、一緒に遊ぶかしらー!」
水銀燈「わ、私は暇なんかじゃ!」
金糸雀「そういえば冷蔵庫にヤクルトがあったかしら」
水銀燈「たった今スケジュールが空いたわぁ!」
雪華綺晶「クスクス……」
金糸雀「どうせ水銀燈も暇かしら、一緒に遊ぶかしらー!」
水銀燈「わ、私は暇なんかじゃ!」
金糸雀「そういえば冷蔵庫にヤクルトがあったかしら」
水銀燈「たった今スケジュールが空いたわぁ!」
雪華綺晶「クスクス……」
53: 2009/08/10(月) 17:39:59.41 ID:A+NcZbIkO
金糸雀「水銀燈はチェスできるかしら?」
水銀燈「チェス?そんなのあったりまえよ」
金糸雀「それじゃあ雪華綺晶とやってみるかしら」
水銀燈「ふん、ぶちのめしてあげるわぁ」
雪華綺晶「負けませんわ」
金糸雀(なんとなく勝負が目に見えてるかしら)
水銀燈「チェス?そんなのあったりまえよ」
金糸雀「それじゃあ雪華綺晶とやってみるかしら」
水銀燈「ふん、ぶちのめしてあげるわぁ」
雪華綺晶「負けませんわ」
金糸雀(なんとなく勝負が目に見えてるかしら)
55: 2009/08/10(月) 17:50:52.99 ID:A+NcZbIkO
雪華綺晶「チェックです」スッ
水銀燈「くっ……」スッ
雪華綺晶「またチェックです」スッ
水銀燈「くうぅ……」スッ
雪華綺晶「またまたチェックで――」
ヒュッ ガシッ
水銀燈「なっ!」
雪華綺晶「お姉様、ズルはいけません」
金糸雀(人のこと言えないかしら……)
水銀燈「くっ……」スッ
雪華綺晶「またチェックです」スッ
水銀燈「くうぅ……」スッ
雪華綺晶「またまたチェックで――」
ヒュッ ガシッ
水銀燈「なっ!」
雪華綺晶「お姉様、ズルはいけません」
金糸雀(人のこと言えないかしら……)
59: 2009/08/10(月) 17:58:29.55 ID:A+NcZbIkO
水銀燈「もう何なのよ!金糸雀にも勝てないし……!」
雪華綺晶「ごめんなさい」
金糸雀「まあまあ、ひとまずお茶にするかしら」
水銀燈「ふんっ!」
雪華綺晶「可愛い……」
水銀燈「え?」
雪華綺晶「いえ……ふふ」
雪華綺晶「ごめんなさい」
金糸雀「まあまあ、ひとまずお茶にするかしら」
水銀燈「ふんっ!」
雪華綺晶「可愛い……」
水銀燈「え?」
雪華綺晶「いえ……ふふ」
61: 2009/08/10(月) 18:05:45.96 ID:A+NcZbIkO
金糸雀「どうぞーかしら」
水銀燈「ふん………コクッ」
雪華綺晶「いただきます……コクン」
水銀燈「………おいしいわねぇ」
雪華綺晶「はい」
金糸雀「でしょでしょー?カナはお茶には厳しいかしら!」
水銀燈「ふん………コクッ」
雪華綺晶「いただきます……コクン」
水銀燈「………おいしいわねぇ」
雪華綺晶「はい」
金糸雀「でしょでしょー?カナはお茶には厳しいかしら!」
62: 2009/08/10(月) 18:10:31.64 ID:A+NcZbIkO
金糸雀「カップを温めておいて、しっかり適温にしておいたかしら!」
水銀燈「ふーん……クッキーウマー」ボリボリ
金糸雀「ちょ!カナたちの分は残しておくかしらー!」
水銀燈「うるさいわねぇ、早い者勝ちよぉ」ボリボリ
雪華綺晶(これも同じ……)
雪華綺晶(……優しさ)
水銀燈「ふーん……クッキーウマー」ボリボリ
金糸雀「ちょ!カナたちの分は残しておくかしらー!」
水銀燈「うるさいわねぇ、早い者勝ちよぉ」ボリボリ
雪華綺晶(これも同じ……)
雪華綺晶(……優しさ)
65: 2009/08/10(月) 18:17:40.23 ID:A+NcZbIkO
雪華綺晶「………ジー」
金糸雀「?ああ、それはくんくん人形かしら」
雪華綺晶「くんくん?」
金糸雀「真紅が大好きなTVのキャラクターかしら」
水銀燈「ぷっ!真紅ったらこんな人形を……」スッ
金糸雀「あっ、勝手に触ったら怒られるかしら!」
金糸雀「?ああ、それはくんくん人形かしら」
雪華綺晶「くんくん?」
金糸雀「真紅が大好きなTVのキャラクターかしら」
水銀燈「ぷっ!真紅ったらこんな人形を……」スッ
金糸雀「あっ、勝手に触ったら怒られるかしら!」
66: 2009/08/10(月) 18:24:45.88 ID:A+NcZbIkO
水銀燈「うるさいわねぇー大丈夫よぉ」ブンブン
金糸雀「や、やめるかしらー」
雪華綺晶「私はこれ」スッ
水銀燈「あらぁ、ワニの人形ね」
金糸雀「むむ……じゃあカナは呪いの人形かしら!」
金糸雀「や、やめるかしらー」
雪華綺晶「私はこれ」スッ
水銀燈「あらぁ、ワニの人形ね」
金糸雀「むむ……じゃあカナは呪いの人形かしら!」
67: 2009/08/10(月) 18:30:05.83 ID:A+NcZbIkO
雪華綺晶「がおー」ギュ
水銀燈「ちょっと!私のくんくんに何するのよぉ!」
金糸雀「カナはレーザービームかしらー、ビューン!」ガツッ
水銀燈「それなら……こっちはくんくんハリケーンよぉ!」ブオオオ
雪華綺晶「強いですわ」
金糸雀「や、やるかしら……」
水銀燈「ちょっと!私のくんくんに何するのよぉ!」
金糸雀「カナはレーザービームかしらー、ビューン!」ガツッ
水銀燈「それなら……こっちはくんくんハリケーンよぉ!」ブオオオ
雪華綺晶「強いですわ」
金糸雀「や、やるかしら……」
70: 2009/08/10(月) 18:36:04.08 ID:A+NcZbIkO
水銀燈「どう?これで近寄れないでしょ?」ブオオオ
雪華綺晶「勝てません」
金糸雀「降伏かしらー」
水銀燈「謝ったって無駄よぉ!私のくんくんは……」ブチッ
水銀燈「くんくんは……?」
雪華綺晶「………」
金糸雀「………」
水銀燈「くんくん違う!!」
雪華綺晶「勝てません」
金糸雀「降伏かしらー」
水銀燈「謝ったって無駄よぉ!私のくんくんは……」ブチッ
水銀燈「くんくんは……?」
雪華綺晶「………」
金糸雀「………」
水銀燈「くんくん違う!!」
72: 2009/08/10(月) 18:45:54.54 ID:A+NcZbIkO
金糸雀「あーらーらーかーしーらー」
雪華綺晶「いーけないんだーいけないんだー」
水銀燈「ち、ちょっと待ちなさいよぉ!私だけのせいにするつもり!?」
金糸雀「だって実際そうかしら」
雪華綺晶「はい」
水銀燈「………」
雪華綺晶「いーけないんだーいけないんだー」
水銀燈「ち、ちょっと待ちなさいよぉ!私だけのせいにするつもり!?」
金糸雀「だって実際そうかしら」
雪華綺晶「はい」
水銀燈「………」
74: 2009/08/10(月) 18:49:45.32 ID:A+NcZbIkO
金糸雀「はぁ……カナからも謝ってあげるかしら」
雪華綺晶「私もです」
水銀燈「二人とも………」
雪華綺晶「ちなみにさっきの光景はnのフィールドに録画してあります」
金糸雀「逃げても無駄かしら」
水銀燈「チッ……」
雪華綺晶「私もです」
水銀燈「二人とも………」
雪華綺晶「ちなみにさっきの光景はnのフィールドに録画してあります」
金糸雀「逃げても無駄かしら」
水銀燈「チッ……」
75: 2009/08/10(月) 18:53:53.72 ID:A+NcZbIkO
水銀燈「まあなんとかなるでしょ、時間は常に流れてるんだし」
雪華綺晶「お姉様かっこいいです」
水銀燈「そ、そう?ふふ……」
金糸雀「いや、単に夏休みの宿題を先送りにする子供みたいかしら」
水銀燈「うるさいわねぇ!」
雪華綺晶「クスクス……」
雪華綺晶「お姉様かっこいいです」
水銀燈「そ、そう?ふふ……」
金糸雀「いや、単に夏休みの宿題を先送りにする子供みたいかしら」
水銀燈「うるさいわねぇ!」
雪華綺晶「クスクス……」
87: 2009/08/10(月) 19:59:44.79 ID:A+NcZbIkO
金糸雀「ダウトするかしら!」
雪華綺晶「2です」
水銀燈「ダウトね」
雪華綺晶「どうぞお姉様」
水銀燈「ふん……」
金糸雀「3かしら」
水銀燈「ダウト!」
金糸雀「はい、持って行くかしら」
水銀燈「く……」
雪華綺晶「2です」
水銀燈「ダウトね」
雪華綺晶「どうぞお姉様」
水銀燈「ふん……」
金糸雀「3かしら」
水銀燈「ダウト!」
金糸雀「はい、持って行くかしら」
水銀燈「く……」
90: 2009/08/10(月) 20:06:06.88 ID:A+NcZbIkO
雪華綺晶「4です」
水銀燈「ダウトおぉ!」
雪華綺晶「どうぞ」
水銀燈「きいいいいぃ!!」
金糸雀「まるでムキになった小学生みたいかしら」
雪華綺晶(可愛い……)
水銀燈「ダウトおぉ!」
雪華綺晶「どうぞ」
水銀燈「きいいいいぃ!!」
金糸雀「まるでムキになった小学生みたいかしら」
雪華綺晶(可愛い……)
93: 2009/08/10(月) 20:12:30.41 ID:A+NcZbIkO
水銀燈「もう騙されないわよぉ……6」
金糸雀「7かしら」
雪華綺晶「8です」
水銀燈「9よぉ」
金糸雀・雪華綺晶「「ダウト」」
水銀燈「なんで分かるのよおぉ!!」
金糸雀「7かしら」
雪華綺晶「8です」
水銀燈「9よぉ」
金糸雀・雪華綺晶「「ダウト」」
水銀燈「なんで分かるのよおぉ!!」
95: 2009/08/10(月) 20:19:24.91 ID:A+NcZbIkO
金糸雀「次はかくれんぼかしらー」
雪華綺晶「ジャンケンで鬼を決めましょう」
水銀燈(ふふ、ここで汚名ばんか……返上ねぇ)
水銀燈「じゃあ私はグーを出すわぁ」
金糸雀(むっ水銀燈……心理作戦かしら……)
雪華綺晶「ジャンケンで鬼を決めましょう」
水銀燈(ふふ、ここで汚名ばんか……返上ねぇ)
水銀燈「じゃあ私はグーを出すわぁ」
金糸雀(むっ水銀燈……心理作戦かしら……)
100: 2009/08/10(月) 20:25:58.05 ID:A+NcZbIkO
金糸雀「そうやってカナたちの裏をかこうったってそうはいかないかしら!」
水銀燈「ふん……どうかしらねぇ」
水銀燈(ふふ…焦ってる焦ってる)
雪華綺晶「お姉様」
水銀燈「何?」
雪華綺晶「私はお姉様のこと信じます」
水銀燈「え……?」
水銀燈「ふん……どうかしらねぇ」
水銀燈(ふふ…焦ってる焦ってる)
雪華綺晶「お姉様」
水銀燈「何?」
雪華綺晶「私はお姉様のこと信じます」
水銀燈「え……?」
107: 2009/08/10(月) 20:31:28.17 ID:A+NcZbIkO
金糸雀(雪華綺晶……よしっ!)
雪華綺晶「黒薔薇のお姉様が嘘をつくはずがありません」
雪華綺晶「だから、私はお姉様のこと信じます」
金糸雀「カナもたった一人のお姉様として信じるかしら!」
水銀燈「そ、そう……」
水銀燈(な、なんなのよぉ……)
雪華綺晶「黒薔薇のお姉様が嘘をつくはずがありません」
雪華綺晶「だから、私はお姉様のこと信じます」
金糸雀「カナもたった一人のお姉様として信じるかしら!」
水銀燈「そ、そう……」
水銀燈(な、なんなのよぉ……)
108: 2009/08/10(月) 20:38:29.68 ID:A+NcZbIkO
金糸雀「それじゃあいくかしら!」
雪華綺晶「はい……ジー」
水銀燈(そ、そんなに見つめるんじゃないわよぉ……)
金糸雀「最初はグー!ジャンケン――」
水銀燈(いえ、私は……心を鬼にするわぁ!)
金糸雀「ぽん!かしら!」
雪華綺晶「はい……ジー」
水銀燈(そ、そんなに見つめるんじゃないわよぉ……)
金糸雀「最初はグー!ジャンケン――」
水銀燈(いえ、私は……心を鬼にするわぁ!)
金糸雀「ぽん!かしら!」
109: 2009/08/10(月) 20:43:40.47 ID:A+NcZbIkO
金パー
雪パー
銀グー
金糸雀「やったーかしらー!」
雪華綺晶「クスクス……」
水銀燈(……長女って損よねぇ)
雪パー
銀グー
金糸雀「やったーかしらー!」
雪華綺晶「クスクス……」
水銀燈(……長女って損よねぇ)
116: 2009/08/10(月) 20:53:51.02 ID:A+NcZbIkO
水銀燈「鬼になったのは心じゃなくて私だったってことねぇ……ふふ」
金糸雀(水銀燈がなんか気持ち悪いことを言ってるかしら)
金糸雀(水銀燈がなんか気持ち悪いことを言ってるかしら)
117: 2009/08/10(月) 21:01:33.08 ID:A+NcZbIkO
水銀燈「さて、もういいわねぇ」
水銀燈「まずはリビングに――」ガチャ
雪華綺晶「………」
水銀燈(この子……壁に張り付いて何をしてるのよぉ)
雪華綺晶「ミーンミンミン」
水銀燈「蝉!?蝉のつもりなの!?」
水銀燈「まずはリビングに――」ガチャ
雪華綺晶「………」
水銀燈(この子……壁に張り付いて何をしてるのよぉ)
雪華綺晶「ミーンミンミン」
水銀燈「蝉!?蝉のつもりなの!?」
119: 2009/08/10(月) 21:09:37.21 ID:A+NcZbIkO
雪華綺晶「お姉様……よく見つけましたね」
水銀燈「いや、全然蝉に見えなかったわぁ……」
雪華綺晶「でも、心は誰よりも蝉でした」グッ
水銀燈「一片の悔いなし!みたいな顔してるんじゃないわよぉ!」
水銀燈「いや、全然蝉に見えなかったわぁ……」
雪華綺晶「でも、心は誰よりも蝉でした」グッ
水銀燈「一片の悔いなし!みたいな顔してるんじゃないわよぉ!」
120: 2009/08/10(月) 21:14:28.59 ID:A+NcZbIkO
雪華綺晶『鬼になってしまいましたか……』
水銀燈(ふふ……まさかすぐ近くのクローゼットの中とは思わないわぁ)
雪華綺晶『……あ、お姉様』
水銀燈(!?もう見つかったの!?)
雪華綺晶『こんなところにいたんですか……クスクス』
水銀燈(……?人形じゃなぁい)
水銀燈(ふふ……まさかすぐ近くのクローゼットの中とは思わないわぁ)
雪華綺晶『……あ、お姉様』
水銀燈(!?もう見つかったの!?)
雪華綺晶『こんなところにいたんですか……クスクス』
水銀燈(……?人形じゃなぁい)
122: 2009/08/10(月) 21:20:42.48 ID:A+NcZbIkO
水銀燈(人形と会話し始めたわぁ……)
雪華綺晶『お姉様はいつも何をしているんですか?』
雪華綺晶『……自販機のお釣りを?まぁ……クスクス』
雪華綺晶『……ご飯を犬に?それはそれは……クスクス』
水銀燈(………)
雪華綺晶『……ああ、だからいつも紅薔薇のお姉様に……クスクス』
バンッ
水銀燈「私はここよぉ!!」
雪華綺晶『お姉様はいつも何をしているんですか?』
雪華綺晶『……自販機のお釣りを?まぁ……クスクス』
雪華綺晶『……ご飯を犬に?それはそれは……クスクス』
水銀燈(………)
雪華綺晶『……ああ、だからいつも紅薔薇のお姉様に……クスクス』
バンッ
水銀燈「私はここよぉ!!」
124: 2009/08/10(月) 21:26:48.69 ID:A+NcZbIkO
雪華綺晶「あ、本物のお姉様」
水銀燈「………」
雪華綺晶「みーつけた、ですね……クスクス」
水銀燈「……何で知っているの?」
雪華綺晶「暇だったのでnのフィールドから」
水銀燈「そう……」
――冷蔵庫の中――
金糸雀「そ、そろそろ見つけて欲しいかしら……」ガチガチガチ
水銀燈「………」
雪華綺晶「みーつけた、ですね……クスクス」
水銀燈「……何で知っているの?」
雪華綺晶「暇だったのでnのフィールドから」
水銀燈「そう……」
――冷蔵庫の中――
金糸雀「そ、そろそろ見つけて欲しいかしら……」ガチガチガチ
125: 2009/08/10(月) 21:34:36.63 ID:A+NcZbIkO
金糸雀「あー寒かったかしら……」ブルブル
水銀燈「あんなところに隠れるほうが悪いのよぉ」
金糸雀「だってぇ……」ブルブル
雪華綺晶「お姉様」
金糸雀「?」
雪華綺晶「………」ギュッ
水銀燈「なっ!」
金糸雀「か、かしらー!?」
水銀燈「あんなところに隠れるほうが悪いのよぉ」
金糸雀「だってぇ……」ブルブル
雪華綺晶「お姉様」
金糸雀「?」
雪華綺晶「………」ギュッ
水銀燈「なっ!」
金糸雀「か、かしらー!?」
127: 2009/08/10(月) 21:43:27.45 ID:A+NcZbIkO
金糸雀「な、何をするのかしら!」
雪華綺晶「寒そうでしたので」
金糸雀「そ、そうだったの……」
雪華綺晶「嫌でしたか?」
金糸雀「そういうわけじゃないかしら!」
雪華綺晶「そうですか……ふふ」
水銀燈「蚊帳の外ってやつよねぇ……」
雪華綺晶「寒そうでしたので」
金糸雀「そ、そうだったの……」
雪華綺晶「嫌でしたか?」
金糸雀「そういうわけじゃないかしら!」
雪華綺晶「そうですか……ふふ」
水銀燈「蚊帳の外ってやつよねぇ……」
131: 2009/08/10(月) 21:50:56.70 ID:A+NcZbIkO
金糸雀「はぁー……だいぶ暖かくなったかしら、ありがとう雪華綺晶」
雪華綺晶「いえ、お姉様のためならいつでも」
水銀燈「疲れちゃったわぁ、またお茶にしましょうよぉ」
金糸雀「はいはい、カナが入れてくるかしら」
雪華綺晶「いえ、私が入れます」
金糸雀「えっ?」
雪華綺晶「いえ、お姉様のためならいつでも」
水銀燈「疲れちゃったわぁ、またお茶にしましょうよぉ」
金糸雀「はいはい、カナが入れてくるかしら」
雪華綺晶「いえ、私が入れます」
金糸雀「えっ?」
133: 2009/08/10(月) 21:55:34.21 ID:A+NcZbIkO
雪華綺晶「金糸雀お姉様は病み上がりですから」
金糸雀「うーん……それは嬉しいけど……」
雪華綺晶「大丈夫です、お姉様が入れてるところ見てましたから」
水銀燈「そうねぇ、お手並み拝見といこうじゃない」
金糸雀「……分かったかしら、お願いしてもいいかしら?雪華綺晶」
雪華綺晶「はい……ふふ」
金糸雀「うーん……それは嬉しいけど……」
雪華綺晶「大丈夫です、お姉様が入れてるところ見てましたから」
水銀燈「そうねぇ、お手並み拝見といこうじゃない」
金糸雀「……分かったかしら、お願いしてもいいかしら?雪華綺晶」
雪華綺晶「はい……ふふ」
135: 2009/08/10(月) 22:00:40.05 ID:A+NcZbIkO
雪華綺晶「どうぞ」
金糸雀「いただきますかしら!コクッ」
水銀燈「いただくわぁ……コクッ」
雪華綺晶「どうですか?」
金糸雀「お………おいしいかしらー!」
水銀燈「クッキーが進むわぁ」ボリボリ
雪華綺晶「ありがとうございます……ふふ」
金糸雀「いただきますかしら!コクッ」
水銀燈「いただくわぁ……コクッ」
雪華綺晶「どうですか?」
金糸雀「お………おいしいかしらー!」
水銀燈「クッキーが進むわぁ」ボリボリ
雪華綺晶「ありがとうございます……ふふ」
136: 2009/08/10(月) 22:05:45.96 ID:A+NcZbIkO
金糸雀「なんていうか……すごく優しい味かしら!」
雪華綺晶「はい、優しさです」
金糸雀「?」
雪華綺晶「今日はお姉様たちからいっぱい優しさを感じました」
雪華綺晶「だから私もお姉様たちに優しさ、です」
金糸雀「雪華綺晶………」
水銀燈「………」
水銀燈「………クッキーウマー」ボリボリ
雪華綺晶「はい、優しさです」
金糸雀「?」
雪華綺晶「今日はお姉様たちからいっぱい優しさを感じました」
雪華綺晶「だから私もお姉様たちに優しさ、です」
金糸雀「雪華綺晶………」
水銀燈「………」
水銀燈「………クッキーウマー」ボリボリ
141: 2009/08/10(月) 22:13:13.86 ID:A+NcZbIkO
水銀燈「あら、もうこんな時間ねぇ」
金糸雀「そろそろ帰るかしらー?」
雪華綺晶「そうですね、そろそろ気合いが切れそうです」
水銀燈「気合い?切れたらどうなるのよぉ」
雪華綺晶「氏にます」
金糸雀「は、早くするかしらー!!」
金糸雀「そろそろ帰るかしらー?」
雪華綺晶「そうですね、そろそろ気合いが切れそうです」
水銀燈「気合い?切れたらどうなるのよぉ」
雪華綺晶「氏にます」
金糸雀「は、早くするかしらー!!」
145: 2009/08/10(月) 22:21:31.91 ID:A+NcZbIkO
水銀燈「……そういえば雪華綺晶はどうしてジュンの家なんかにいたのよぉ?」
金糸雀「ああ、それは――」
雪華綺晶「お姉様たちとこうして遊びたかったからです」
金糸雀「え?」
雪華綺晶「……ふふ」
金糸雀(………まったく可愛い子かしら)
金糸雀「ああ、それは――」
雪華綺晶「お姉様たちとこうして遊びたかったからです」
金糸雀「え?」
雪華綺晶「……ふふ」
金糸雀(………まったく可愛い子かしら)
148: 2009/08/10(月) 22:30:28.44 ID:A+NcZbIkO
水銀燈「まったく……子供ねぇ」
雪華綺晶「はい……今日は楽しかったです、水銀燈お姉様、金糸雀お姉様」
雪華綺晶「それでは……」
金糸雀「雪華綺晶!」
雪華綺晶「はい?」
金糸雀「また今度、一緒に遊ぶかしら!」
雪華綺晶「………はい」ニコッ
金・銀「!!」
スッ
雪華綺晶「はい……今日は楽しかったです、水銀燈お姉様、金糸雀お姉様」
雪華綺晶「それでは……」
金糸雀「雪華綺晶!」
雪華綺晶「はい?」
金糸雀「また今度、一緒に遊ぶかしら!」
雪華綺晶「………はい」ニコッ
金・銀「!!」
スッ
150: 2009/08/10(月) 22:36:09.33 ID:A+NcZbIkO
金糸雀「い、今の見たかしら………」
水銀燈「ええ……」
金糸雀「……すっごく」
水銀燈「……可愛かったわぁ」
金・銀「………はぁ」
水銀燈「ええ……」
金糸雀「……すっごく」
水銀燈「……可愛かったわぁ」
金・銀「………はぁ」
152: 2009/08/10(月) 22:42:21.29 ID:A+NcZbIkO
―nのフィールド―
雪華綺晶「金糸雀お姉様と水銀燈お姉様……」
雪華綺晶「今日はすごく楽しかったです」
雪華綺晶「今度っていつですか?」
雪華綺晶「………明日?」
雪華綺晶「ふふ………ふふふ」
おわり
雪華綺晶「金糸雀お姉様と水銀燈お姉様……」
雪華綺晶「今日はすごく楽しかったです」
雪華綺晶「今度っていつですか?」
雪華綺晶「………明日?」
雪華綺晶「ふふ………ふふふ」
おわり
153: 2009/08/10(月) 22:44:01.34 ID:bgv030cYO
お疲れ様
158: 2009/08/10(月) 22:46:03.92 ID:A+NcZbIkO
忘れずおまけ
金糸雀「はぁー、楽しかったかしら!」
水銀燈「さぁて、私たちも帰りましょうか」
金糸雀「そうするかしらー」
「帰れると思ってるの?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴ
金糸雀「こ、この声は……!」
水銀燈「ひ、ひいぃ!」ガクガクガク
金糸雀「はぁー、楽しかったかしら!」
水銀燈「さぁて、私たちも帰りましょうか」
金糸雀「そうするかしらー」
「帰れると思ってるの?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴ
金糸雀「こ、この声は……!」
水銀燈「ひ、ひいぃ!」ガクガクガク
160: 2009/08/10(月) 22:50:32.89 ID:A+NcZbIkO
真紅「さっきオジジさんの家の鏡が急に光って……」
真紅「すぐに飛んできたのよ……?」
水銀燈(雪華綺晶おおおおぉ!!)
金糸雀「お、お邪魔しましたかしらー!」フワァ
水銀燈「ちょっ!一緒に謝っ……!」
真紅「ちょっとお話しましょう?ねえ?」グッ
水銀燈「……はぁ、今度があればいいわねぇ……」ズルズル
バタン
HAPPY END
真紅「すぐに飛んできたのよ……?」
水銀燈(雪華綺晶おおおおぉ!!)
金糸雀「お、お邪魔しましたかしらー!」フワァ
水銀燈「ちょっ!一緒に謝っ……!」
真紅「ちょっとお話しましょう?ねえ?」グッ
水銀燈「……はぁ、今度があればいいわねぇ……」ズルズル
バタン
HAPPY END
165: 2009/08/10(月) 22:56:47.32 ID:A+NcZbIkO
どうもありがとうございました
きらきーもカナも水銀燈も大好きです
きらきーもカナも水銀燈も大好きです
引用: 雪華綺晶「……誰もいない」
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