1: 2013/12/07(土) 22:37:43.97 ID:pG5rdyaR0
オヴァリア「我ら罪深きイヴァリースの子らが、神々の御力により救われんことを……」

アグリアス「さ、出発いたしますよ、オヴェリア様」

オヴェリア「もう少し待って、アグリアス……」

アグリアス「すでに護衛隊が到着しているのです」

シモン「姫様、アグリアス殿を困らせてはなりませぬ。さ、お急ぎを……」









ラムザ「ちわーっすwwwwww護衛の任務を請け負った傭兵団でーっすwwwwwwwwww」

アグリアス「」

シモン「」

オヴェリア「」



3: 2013/12/07(土) 22:41:15.89 ID:pG5rdyaR0
ラムザ「あれ?みんな固まっちゃってどうしたんですか?ちゃんと挨拶したはずなんですけど」

ガフガリオン「ラムザてめぇ!勝手に一人で行くンじゃねぇ!」

ラムザ「硬い事言わないでよ。もう小一時間にもなるって散々愚痴ってたのはガフガリオンじゃないか」

ガフガリオン「だからって、おまえの勝手な行動を許す理由にはならねぇンだよ!この傭兵団の団長は俺だ、いい加減俺の命令には従え!」

ラムザ「はーい」

ガフガリオン「おまえはそう言ってちゃんと聞いた試しがねぇンだがな……っと」



ガフガリオン「アグリアスさんよ、いつまでも固まってないで、そろそろ出発の仕度をしてもらえないものかね。……こちらとしては一刻を争うンだ」

アグリアス「ハッ!? ぶ、無礼であろう、王女の御前ぞ!」

ラムザ「すみません、傭兵は元気が一番だと団長に教わったもので。さっきの挨拶もそうしろって団長が……」

ガフガリオン「教えてねぇよ!勝手に捏造するンじゃねぇ! ……まぁ、こいつはこういう奴なンだ、気にしないでくれ」

アグリアス「は、はぁ……貴公も苦労しているのだな……」

ガフガリオン「まったくだぜ……」

4: 2013/12/07(土) 22:47:18.99 ID:pG5rdyaR0
ラムザ「さて、それじゃあ出発するとしましょうか。僕達にはこんな所でのんびりしている暇はないはずです」

ガフガリオン「おまえが言うな。それと勝手に仕切ってンじゃねぇよ」

ラムザ「目的地は僕達が同行させて頂きます。構いませんね?」

オヴェリア「わかりました。参りましょう」

シモン「どうか御無事で」

オヴェリア「シモン先生も」

ラムザ「さ、参りましょう。道中の警護は僕達に任せてください。賊が来ようがモンスターが来ようが、王女様に傷一つ付けさせはしませんよ」

オヴェリア「ええ、よろしくお願いします」

ガフガリオン「聞けよ!」


アグリアス「(本当に、この者達に任せて大丈夫なのだろうか……ッ!?)」


アグリアス「何の音だッ!?」

5: 2013/12/07(土) 22:48:57.76 ID:pG5rdyaR0
ラムザ「さて、それじゃあ出発するとしましょうか。僕達にはこんな所でのんびりしている暇はないはずです」

ガフガリオン「おまえが言うな。それと勝手に仕切ってンじゃねぇよ」

ラムザ「目的地は僕達が同行させて頂きます。構いませんね?」

オヴェリア「わかりました。参りましょう」

シモン「どうか御無事で」

オヴェリア「シモン先生も」

ラムザ「さ、参りましょう。道中の警護は僕達に任せてください。賊が来ようがモンスターが来ようが、王女様に傷一つ付けさせはしませんよ」

オヴェリア「ええ、よろしくお願いします」

ガフガリオン「聞けよ!」


アグリアス「(本当に、この者達に任せて大丈夫なのだろうか……ッ!?)」


アグリアス「何の音だッ!?」

6: 2013/12/07(土) 22:53:08.37 ID:pG5rdyaR0
女騎士「アグリアス様…て、敵がッ!」

アグリアス「何だとッ!?」

シモン「ゴルターナ公の手の者か!?」


ラムザ「……ま、こうでなければお金は稼げないからね。……文句ないよね、アルガス?」

アルガス「……ああ」

ラムザ「僕達はもう騎士団の一員じゃない、ただの傭兵団の一員だ。ここでちゃんと戦っておかないと、食い扶持に困るのは自分だよ」

アルガス「ああ、わかってる……!」

ラムザ「よし、それじゃあ行こうか……」




ラムザ「身の程知らずのゴルターナ軍にwwwwwwwwwwありったけの鉛弾をブチ込みにwwwwwwwwwwwwwww」

オヴェリア「」

シモン「」

ラムザ「王女誘拐とかwwwwwwそんな狼藉はこの僕が許しませんwwwwwwwwww1人残らず殲滅しましょうwwwwwwwwベオルブ家の名にかけてwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ガフガリオン「(あ、これ今回も命令無視するパターンだな)」

7: 2013/12/07(土) 23:06:11.31 ID:pG5rdyaR0
─────────

アグリアス「黒獅子の紋章だと……!?馬鹿な、ゴルターナ公は一体何を考えているのだ!ここまでして戦争を起こしたいのかッ!!」

ゴルターナ軍騎士「そこの女ッ!無駄な抵抗はやめておけ、おとなしく王女を渡すんだ!さもなくば、その綺麗な顔に傷がつがはっ!?」

アグリアス「!?」


ラムザ「だめだなぁ、戦場で敵に向かってのんびり前口上だなんて。君達は王女誘拐を目論む悪の手先なんだから、顔を合わせた瞬間に撃たれるくらいの覚悟はしておかなきゃ」

ゴルターナ軍騎士「き、貴様、不意打ちなんて卑怯……」

ラムザ「戦いに卑怯もクソもあるかwwwwwwwwロマンダ銃ばーんwwwwwwwwwww」

ゴルターナ軍騎士「」

ラムザ「よし、敵の頭は討ったぞッ!アルガス、ラッド、ガフガリオン!僕に続けッ!!」

ガフガリオン「やっぱりやりやがった……!」

9: 2013/12/07(土) 23:16:40.80 ID:pG5rdyaR0
ガフガリオン「神に背きし剣の極意 その目で見るがいい……闇の剣!」

ゴルターナ軍弓使いA「ごふッ!?」

ラッド「おら!」

ゴルターナ軍弓使いB「げふッ!?」

アルガス「やればいいんだろ、やればッ!毒矢でもくらえッ!」

ゴルターナ軍薬師「がはッ!?」



アグリアス「………」

ラムザ「ほら、アグリアスさん!何してるんです!?早く賊を皆頃しにしないと!」

アグリアス「し、しかし……、ここで奴らを頃してしまっては、正にゴルターナ公の思うつぼ……。ここは追い返すだけでいいのでは……?」

ラムザ「何を言ってるんですか!この緊迫した情勢のさ中で王女誘拐を目論む輩がいるなんて事が世間に知れたら、それこそ民の不安を煽るだけですよ!ここはきちんと皆頃しにして、彼らの存在そのものを抹消すべきです!」

アグリアス「そ、それはそうかも……しれんが……」

ラムザ「さぁさぁ、愚かなゴルターナ軍に天誅を下してやりましょう!アグリアスさんもご一緒に!」

アグリアス「………」

ラムザ「おらっwwwwww敵前でのんびりチャージなんてしてたらいい的ですよぉwwwwwwwwwwwwロマンダ銃ばーんwwwwwwwwwwwwww」

ゴルターナ軍弓使い「」

ラムザ「うっはwwwwww銃最高wwwwwwww旧文明の遺産なめんなwwwwwwwwww」

アグリアス「………」

10: 2013/12/07(土) 23:25:46.16 ID:pG5rdyaR0
ゴルターナ軍騎士「」

ゴルターナ軍弓使い「」

ゴルターナ軍薬師「」


ラムザ「ふぅ……これで全員か……」

ガフガリオン「結局、ほとんどおまえが一人で頃してたな」

ラムザ「そもそも弓と剣が相手じゃ、僕の銃のほうが有利なのはわかりきっている事だしね……」

ガフガリオン「旧文明の遺産……ゴーグとかいう都市で発掘されてるブツだったか、そのロマンダ銃とやらは」

ラムザ「ええ。ガフガリオンも使ってみては?相手の射程外から賊を嬲り頃しにできるっていうのは、なかなかに爽快だと思うけど」

ガフガリオン「いや、遠慮しておくぜ。遠距離からちまちまってのはオレの性には合ないンでね」

ラムザ「そう、それじゃあ仕方ないね」

アグリアス「………」

12: 2013/12/07(土) 23:33:39.73 ID:pG5rdyaR0
ラムザ「さて……、あとはこの氏体を片付けて、証拠隠滅を───」

オヴェリア「離しなさいッ!!」

ラムザ「あれっ?」

アグリアス「しまった!!」



ゴルターナ軍騎士「こっちへ来るんだッ!大人しくしないかッ!!」

オヴェリア「誰が貴方の言いなりに……!」

ゴルターナ軍騎士「オレだって好きでこんな事やってるわけじゃないんだ!大人しくしろッ!頼むから大人しくしてくれよッ!」

オヴェリア「嫌ッ、離して───あ……」


オヴェリア「………」

ゴルターナ軍騎士「ひとまずは、これでいいか……。クソッ、手のかかるお姫様だ……!」

アグリアス「ま、待てッ!!」

ゴルターナ軍騎士「悪いな……恨むなら自分か神様にしてくれ。それでもどうしてもって言うなら、オレにこんな事を命令したポマード野郎を恨んでくれ。決してオレを恨むんじゃないぞ!決して!」

アグリアス「な、何を言っている!?ま、待てぇぇぇッ!!」

13: 2013/12/07(土) 23:38:55.65 ID:pG5rdyaR0
アグリアス「……なんてことだ」

ラムザ「………」

ガフガリオン「おいおい、まンまと攫われてンじゃねぇかよ……」

ラッド「マジかよ……」

ラムザ「………」

アルガス「……なぁ、ラムザ。今のって……」

ラムザ「……うん」






ラムザ「ゴwwwwラwwwwグwwwwロwwwwスwwwwwwwwwwwww」

14: 2013/12/07(土) 23:41:27.66 ID:pG5rdyaR0
ラムザ「生きていたのかwwwwwwwwwゴラグロスwwwwwwwwwwwww氏んだとばかり思ってたwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「っていうか何でゴルターナ軍にいるのwwwwwwwwwwwディリータは?wwwwwwwwゴラグロスだけ生き残ったん?wwwwwwwwwww」

ラムザ「どうしておまえがゴルターナ軍にいるんだ?wwwwwwwwwwwどうして?wwwwwwwwwどうして?wwwwwwwwwwwwww」

15: 2013/12/07(土) 23:43:22.48 ID:pG5rdyaR0
─────────

英雄王ディリータと、鬼畜王ラムザの名が歴史に初めて登場するのは
獅子戦争勃発の1年前……

五十年戦争の敗北は、戦地より帰還した騎士たちの職を奪い、
王家や貴族に対する忠誠心を放棄させ
盗賊に身をやつす者、王家に対して謀反を企てる者など
大量の凶賊や逆賊を生み出した……

そのため、当時のイヴァリースは
強盗や殺人が日常茶飯事に起きるほど治安が乱れており、
幾人もの英雄や魔道師を輩出した、ここ、ガリランドの町もまた例外ではなかった……

16: 2013/12/07(土) 23:51:03.95 ID:pG5rdyaR0
ラムザ「骸旅団殲滅作戦だってさ、ディリータ」

ディリータ「ああ……かなり大がかりな作戦みたいだな。オレたち士官候補生まで参加させるだなんて」

ラムザ「殲滅作戦ってことはさ……いいんだよね?」

ディリータ「何がだ?」

ラムザ「またまた……わかってるくせに」

ディリータ「ははっ、すまんすまん。これから初陣だと思うと、つい……な?」

ラムザ「そうだね……初陣だね……」

ディリータ「ああ……」





ラムザ「骸旅団だか何だか知らないけど、平民風情がwwwwwwwwww貴族様に逆らおうなんて百年早いwwwwwwwwwww」

ディリータ「そうだなwwwwwwwwwwww」

ラムザ「行こう、ディリータwwwwwwww盗賊どもの額に風穴でも開けてやろうよwwwwwwwロマンダ銃ばーんってさwwwwwwwwww」

ディリータ「wwwwwwwwwwwwwww」

18: 2013/12/07(土) 23:56:41.68 ID:pG5rdyaR0
盗賊「ち、畜生……!お、おまえたち……苦労知らずのガキどもに……!オレたち骸旅団が……!」

ラムザ「wwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「wwwwwwwwwwwwwwww」

盗賊「畜生……!笑ってんじゃねぇぞクソガキが……!おまえたち貴族なんかがいるから、オレたち平民は……!」

パンッ

盗賊「」


ラムザ「wwwwwwwwwwww………ふぅ」




ラムザ「盗賊などという愚かな行為を何故、続けるんだ……?真面目に働いていれば、こんな風に命を失うこともないだろうに……」

ディリータ「でも税金で搾取するんだろwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「はいwwwwwwその通りですwwwwwwww平民は真面目に働いてベオルブ家に貢ぐがいいwwwwwwwwwwww」

ディリータ「wwwwwwwwwwwwww」

19: 2013/12/08(日) 00:03:35.79 ID:EEPhOg6W0
ラムザ「いやぁ、凱旋っていうのは実に気持ちがいいね!そうは思わないかい、ディリータ?」

ディリータ「ああ、最高の気分だな!ダイスダーグ卿もお褒めの言葉をくださるに違いないぜ!」

ラムザ「あんな腹黒兄さんに褒められてもなぁwwwwwwwあの人、絶対何か企んでるでしょwwwwwwwww」

ディリータ「おまwwwww実の兄に対してwwwwwww」

ラムザ「いやいやwwwwwwwwだってわかるでしょwwwwあの前髪と顎鬚だよ?wwwwwwwww」

ディリータ「性格も同様に曲がってるってかwwwwwwwwwww」

ラムザ「民の噂話をまとめた本にそう書かれてたよwwwwwwwww黒い表紙のwwwwwwwwww」

ディリータ「wwwwwwwwwwww」

20: 2013/12/08(日) 00:11:17.35 ID:EEPhOg6W0
盗賊A「こいつ、まだ息があるようだぜ。どうする?」

盗賊B「わかりきった質問をするな。侯爵さえ手に入ればいいんだ」

盗賊A「そうだったな。小僧、恨むならてめぇの運命を恨むんだぜ」

アルガス「(クソッ……!オレはこんな所で終わるのか……!?サダルファス家の汚名を返上することも、まだ出来てないってのに……!)」

盗賊B「…ん?しまった、北天騎士団のやつらだッ!」

盗賊A「何だとッ!?」

アルガス「(北天騎士団……援軍か?た、助かった……)」


ラムザ「でさー、その時アイリーンがさー……」

ディリータ「へぇ、そりゃまた……」

ラムザ「そうそう、それでさー……」

ディリータ「ははっ、そりゃいいお笑い草だ」

ラムザ「だよねー。あ、あそこに見えるのってイグーロス城じゃない?なんだか久しぶりだなー」

ディリータ「ああ、そうだな。ティータ、元気にしてるかな……」

ラムザ「僕もアルマに会いに行かなきゃ。早く行こう、ディリータ!」

ディリータ「ははっ!そう急ぐなよ、ラムザ!」





盗賊A「………」

盗賊B「………」

アルガス「」

21: 2013/12/08(日) 00:16:42.32 ID:EEPhOg6W0
アルガス「」

盗賊A「……まぁ、なんていうか……アレだな、うん」

盗賊B「ああ……まぁ……」

盗賊A「恨むんなら自分の運命を恨め。な、小僧……?」

盗賊B「そうだな……できるだけ楽に頃してやるから……な?」

アルガス「」




ラムザ「それでさ、アルマのやつときたら……」

ディリータ「またか。ほんと仲がいいよな、おまえたち二人は」

アルガス「ま、ままま待ってくれ!待ってくれよ!おいそこの二人、おまえたちに言ってるんだよ!」

ラムザ「え?」

ディリータ「ん?」

アルガス「え?じゃねぇよ!この状況見てあっさり素通りしてんじゃねぇよ!!助けろよ!!」

22: 2013/12/08(日) 00:23:27.79 ID:EEPhOg6W0
ラムザ「?どういうことだ?」

ディリータ「骸旅団の連中か?あの剣士が襲われているようだが……」

アルガス「そうだよ!骸旅団に襲われてるんだよ!だから助けろ早くッ!!」

ディリータ「だってさ。助けてやったらどうだ、ラムザ」

ラムザ「えーっ!?僕が戦うのーっ!?やだっ、怖いよーっ!!」

アルガス「えっ……」

ディリータ「本気か、ラムザ?彼を見頃しにするつもりなのか!?」

ラムザ「そんなこと言ってwwwwww自分だって戦うつもりない癖にwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「ばれたかーwwwwwwwwwwwwwww」

アルガス「」

24: 2013/12/08(日) 00:30:35.73 ID:EEPhOg6W0
アルガス「お、おま、おまえ……っ!北天騎士団のくせして……!」

ラムザ「北天騎士団っていっても、僕たちまだ候補生だし」

ディリータ「何より大事な妹がオレたちの帰りを待ってるからな。無駄な寄り道は極力避けたいんだ」

ラムザ「そうそう。天下の妹に比べたらその辺の男と盗賊なんて、気に掛ける価値もないってものだよ」

アルガス「こ、このゲス野郎どもがッ!!」

ラムザ「うはwwwwwww逆ギレとかwwwwwwwwwwww」

ディリータ「これは稀に見る平民くささwwwwwwwwwwwww」

アルガス「オレは平民じゃねぇ!!」



盗賊A「な、なんだかよくわからないが……北天騎士団相手じゃ分が悪い。今のうちに、逃g

パンッ

盗賊A「」

盗賊B「!? お、おい、どうしたッ!?血!?血が出てるぞッ!?」


ラムザ「だけど骸旅団は逃がさないよwwwwwwwwwwそれが任務だからねwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「wwwwwwwwwwwwww」

25: 2013/12/08(日) 00:37:02.50 ID:EEPhOg6W0
ラムザ「骸旅団殲滅が僕らの任務だ!目の前の敵だけを考えろ!行けッ!!」

アルガス「た、助けてくれるのか……?」

ラムザ「勘違いするな、任務のついでだ!流れ弾に当たって氏んでも僕は責任は取らないッ!!わかったら引っ込んでろッ!!」

アルガス「」

ラムザ「行くぞディリータ!盗賊どもは皆頃しだッ!!」

ディリータ「ああ!さっさと終わらせてティータに会いに行くんだ!!」

アルガス「」

26: 2013/12/08(日) 00:42:03.81 ID:EEPhOg6W0
盗賊「た、助けてくれッ!な、なんでもするから!命だけは!」

ラムザ「………」

盗賊「た、頼むよ…。オレはギュスタヴの野郎にそそのかされただけなんだ。あんたたちに刃向かうつもりはこれっぽっちもねえ。た、頼むから助けてくれよ!」

ラムザ「おまえには戦士としての誇りはないのか……?」

盗賊「へ、へへ、へへへへ。……あ、あんたの言いなりになるから」

ラムザ「………」

盗賊「魔が差したんだよ。オレはあんたらを恨んじゃいないんだ」

ラムザ「……いいだろう。おまえの願いどおり、見逃してやろう」

盗賊「ほ、ホントかッ?」

ラムザ「ただし、二度とその顔を僕に見せるな!」

盗賊「あ、ありがとう。ほんとにありがとう!!」





ラムザ「なんて言うとでもwwwwwwww思っているのかwwwwwwwwwwwwwwばーんwwwwwwwwwww」

盗賊「」

ラムザ「今は亡き父上が言っていた……壁を背にして背後から襲え、と……。戦いの最中に敵に背を向けるとは、愚かしさの極みだよ……」

アルガス「(なんて奴に助けを求めちまったんだ、オレは……)」

27: 2013/12/08(日) 00:46:13.66 ID:EEPhOg6W0
アルガス「オレはアルガス……ランベリー近衛騎士団の騎士……だ」

ディリータ「騎士……?」

アルガス「……いや、騎士見習いさ」

ラムザ「ですよねーwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「そうですよねーwwww見習いですよねーwwwwwwwwランベリーの近衛騎士様があんな盗賊相手に後れを取るわけがないですよねーwwwwwwwwwwwwwww」

アルガス「なんだよ!おまえらだって一緒じゃねぇか!!」

ラムザ「出た逆ギレwwwwwwwwwwww」

ディリータ「これだから平民はwwwwwwwwwwww」

アルガス「(ク、クソッタレどもが……!)」

28: 2013/12/08(日) 00:51:22.05 ID:EEPhOg6W0
ラムザ「……さて、改めて自己紹介しておこうか。僕はラムザ・ベオルブ。こっちは親友のディリータ・ハイラルだ」

アルガス「ベオルブって……あの北天騎士団のベオルブ家か?」

ラムザ「うん?」

アルガス「そいつはすごい!なんてラッキーなんだ、オレは!」

ラムザ「?」

アルガス「お願いだ。侯爵様を助けるため、北天騎士団の力を貸してくれ!」

ラムザ「やだ」

アルガス「侯爵様はまだ生きている!やつらに誘拐され───えっ?」

ラムザ「え、やだよ。僕にそんな権限なんてないし、ダイスダーグ兄さんは顎鬚が曲がってるから頼み事はしたくないし」

ディリータ「顎鬚は関係ないだろwwwwwwwwwwww」

ラムザ「あるってwwwwwww曲がった性格の象徴なんだってwwwwwwwwwww」

ディリータ「まだ言うかwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「サーセンwwwwwwwwwwwwwww」

アルガス「………」

29: 2013/12/08(日) 00:59:29.66 ID:EEPhOg6W0
アルガス「お、おま……!おまえら……!人がこうして頭下げて頼んでるってのに……!」

ラムザ「そんなこと言われてもウチ、ベオルブ家の一員やし……」

アルガス「だからこうして頼んでるんだろ!ベオルブ家の一員であるおまえに!!」

ラムザ「知らないよwwwwwwwwっていうかwwwww人にものを頼むのにその態度はwwwwwねぇ?wwwwwwwwww」

ディリータ「しかもおまえ呼ばわりとかwwwwwwwこれだから平民はwwwwwwwwwwwww」

アルガス「だから平民じゃねぇって言ってんだろうがッ!!」

30: 2013/12/08(日) 01:07:34.30 ID:EEPhOg6W0
アルガス「大体なんなんだよ、おまえはッ!」

ディリータ「ん?オレのことか?」

アルガス「他に誰がいるってんだよ!さっきから黙って聞いてりゃ平民平民って、おまえは人のこと言えるのかよッ!」

ディリータ「……何が言いたい?」

アルガス「ベオルブ家は名門中の名門だが、ハイラルなんて家は聞いたこともねぇぞ!どうせおまえも平民出なんだろうが、あぁッ!?」

ディリータ「………」

アルガス「その反応、やっぱりそうなんだな!道理で虫唾が走るわけだぜ!だが残念だったな、おまえが散々見下してたオレは貴族の家の出身だ!平民のおまえとは違うんだよッ!!」

ディリータ「………」

アルガス「ほらどうした、さっきまでの威勢は!?なんとか言ってみろよ!無理だろうな!それがおまえたち平民とオレたち貴族との決定的な違いだ!おまえたち平民は生まれた瞬間からオレたち貴族より格下なんだよ!平民の分際で貴族にタメ口きいてんじゃねぇぞ、この───」


ラムザ「あ、あと言い忘れてたけど」

アルガス「──ッ!?何だ!」

ラムザ「ディリータは親友だけど、僕の父上が正式にベオルブ家に引き取って、戸籍上も僕の兄ということにしてくれた……つまり義兄弟でもあるんだ。そこんとこよろしくね」

アルガス「」

ディリータ「ディリータ・ハイラル。またの名をディリータ・ベオルブだ。改めてよろしく頼む」

アルガス「」

31: 2013/12/08(日) 01:12:28.21 ID:EEPhOg6W0
ラムザ「それで君はwwwwwwwwwwどちらの家の出身でしたっけ?wwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「確かwwwwwwwwサダルファスとか言ってたようなwwwwwwwwww」

ラムザ「サダルファスってあのwwwwwwwwランベリーのwwwwwwwwwwww」

ディリータ「一時期噂になってたwwwwwwwwwwあのwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「五十年戦争で味方を売ったっていうあのwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「そのせいで誰も寄り付かなくなったっていうあのwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「ぼwwwwwつwwwwwwらwwwwwくwwwwwwww」

ディリータ「きwwwwwwぞwwwwwwwくwwwwwwwww」

アルガス「」


ラムザ「wwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「wwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

33: 2013/12/08(日) 01:23:31.94 ID:EEPhOg6W0
アルガス「(ち、畜生……畜生!こいつら……!こいつら……!!)」

ラムザ「wwwwwwwwww」

ディリータ「wwwwwwwwwwwwwww」

アルガス「(お、落ち着け、落ち着くんだオレ……!ここでこいつらにブチ切れて手を切るのは簡単だ。だが、今は侯爵様の命が懸かってるんだ……!)」

ラムザ「ねぇどうしたのwwwwwwwww没落貴族のアルガスくんwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「おまwwwwwwwかわいそうだろwwwwwwww本当のこと言っちゃwwwwwwwwwwww」

ラムザ「ごめーんwwwwwwwwwww」

アルガス「(このクソ野郎がベオルブ家の御曹司だってのは幸いだった。何とかこいつらに同行して、ダイスダーグ卿の助力を得ることができれば……!)」

ラムザ「ところで僕たちwwwwww急いで戻らなくちゃいけないんだよねwwwwwwwwwww」

ディリータ「ああwwwwwww可愛い妹がイグーロスで待ってるからなwwwwwwwwwww」

アルガス「(…大丈夫だ、何もプライドを全て捨てるわけじゃねぇ。こんなクズどもに媚びへつらうような真似をするは、侯爵様を無事にお助けするまでの……そう、オレが手柄を立てて、サダルファス家が名声を取り戻すまでの、ほんの短い間だけだ……!)」


ラムザ「それじゃwwwwwwwそういうことでwwwwwwwwwもう会う事もないと思うけどwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「じゃあのwwwwwwwwwwww」

アルガス「ま、待って!オレも連れて行ってくれッ!!」

34: 2013/12/08(日) 01:33:29.40 ID:EEPhOg6W0
ラムザ「えー?まだ言うの?」

ディリータ「おまえもしつこい奴だな……」

アルガス「頼む、ダイスダーグ卿に会わせてくれるだけでいいんだ!話は全てオレが付ける!だから、どうか……!」

ディリータ「こう言ってるが……ラムザ、どうする?」

ラムザ「うーん……君が勝手に兄さんに頼む分には、僕は別に構わないけど。多分、断られると思うよ?」

ディリータ「あの人ケチそうだもんなwwwwwwwww前髪曲がってるしwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「前髪は関係ないだろwwwwwwwwwディリータも人のこと言えないじゃないかwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「サーセンwwwwwwwwwwwwww」


アルガス「……と、とにかく連れて行ってくれ!断られてもいい、それでもいいから!!」

ラムザ「そういうことなら、まぁ……いいよ?」

アルガス「ほ、本当か!?」

ラムザ「うん。兄さんには、僕から話をつけておくよ」

アルガス「あ、ありがとう!本当にありがとう!!」





ラムザ「そのかわりwwwwwwww君は今から僕たちの下僕だからwwwwwwwwwwww何でも言うこと聞いてよねwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「等価交換ってやつだなwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「うんwwwwwwwwwwそのくらいじゃないと釣り合わないよwwwwwwwwwwwwだってウチ、ベオルブ家やしwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「うぜぇwwwwwwwwww家柄を鼻にかける奴うぜぇwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「君も同類のくせにwwwwwwwwwww」

ディリータ「はいwwwwwwすいませんwwwwwwwwwww改めて自己紹介しよう、オレはディリータ・ベオルブですwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「うぜぇwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「wwwwwwwwwwwwwwwwwww」

アルガス「」

36: 2013/12/08(日) 01:40:25.70 ID:EEPhOg6W0
─────────

ラムザ「いやぁ、久しぶりのイグーロス城は実に心癒されるね!そうは思わないかい、ディリータ?」

ディリータ「ああ、最高の気分だな!美しい城にいることでティータの美しさがより引き立つに違いないぜ!」

ラムザ「このシスコンwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「おまえもだろwwwwwwwwwwwwwwww」


アルガス「………」

ラムザ「うっわwwwwwwwwめっちゃしょげてるwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「目に見えて落ち込んでるwwwwwwww没落貴族wwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「兄さんにwwwwwwwwww一瞬で断れてたもんねwwwwwwwwwwwwww」


ディリータ「『お願いしますベオルブ閣下!何卒、私に百の兵をお与えください!』」

ラムザ「『何卒お願い申しあげます!やつらに殺された仲間の仇を私にッ!』」

ディリータ「『黙れ一兵卒!』」

ラムザ「『身分を弁えろこのカスが!!氏ぬがよい!!』」

ディリータ「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

アルガス「うるせぇぇぇぇぇ!!人の傷口に塩を塗るんじゃねぇ!!それにそこまで言われてねぇよ!!」

37: 2013/12/08(日) 01:46:57.77 ID:EEPhOg6W0
ラムザ「……で、真面目な話、これからどうするの?城の警備なんて退屈すぎて、ついついロマンダ銃が暴発しちゃいそうなんだけど」

ディリータ「おまえそれ本当にやりかねないからやめろよwwwwwwwww撃つなよwwwwwwww絶対撃つなよwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「それフリだよね?wwwwwwwフリだよね?wwwwwwwwwwばーんばーんwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「おまwwwwwwやめろよーwwwwwwwww銃口こっちに向けんなよーwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「ばーんwwwwwwwwwwwロマンダ銃ばーんwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「やめろってばーwwwwwwwwwwあぶないからwwwwwwwwwww本気であぶないからーwwwwwwwwwww」

ラムザ「ばーんばーんwwwwwwwwww   あっ」パンッ

ディリータ「やーめーろーよーwwwwwwwwww   あぐっ」ビスッ


ラムザ「………」

ディリータ「………」


ラムザ「あの……その」

ディリータ「痛てェよ」

ラムザ「ち、違うんだよ、わざとじゃ」

ディリータ「痛てェよ」

ラムザ「あ、うん……ごめん………」

39: 2013/12/08(日) 01:54:18.53 ID:EEPhOg6W0
ティータ「兄さーん!」

ディリータ「ティータ!マイハニー!!」

アルマ「ラムザ兄さーん!」

ラムザ「アルマ!我が最愛の妹!!」

ザルバッグ「久しいな!ラムザ、ディリータ!」

ディリータ「ああ……うん……」

ラムザ「お久しぶりですね……兄さん……」

アルガス「(こいつら……)」

40: 2013/12/08(日) 02:00:19.56 ID:EEPhOg6W0
アルマ「ラムザ兄さん。戻っておいでだったのね」

ラムザ「ああ!アルマに会うために、急いで盗賊どもを蹴散らしてきたんだよ!」

アルマ「まぁ!兄さん、とても頼もしいわ……!」

ラムザ「アルマがいてくれたからさ……!僕はおまえの為なら骸旅団だろうがラーグ公だろうが、ダイスダーグ兄さんの前髪だろうが殲滅してみせるよ!」

アルマ「兄さん…すてき……」

ラムザ「アルマ……」

アルマ「ラムザ兄さん……」


ティータ「ディリータ兄さん。お元気そうでなによりです」

ディリータ「ティータこそ元気そうでよかった。学校には慣れたか?」

ティータ「ええ、みなさん、とてもよくしてくださるので……」

ディリータ「そうか……それならいいんだ」

ティータ「……でも、本当は」

ディリータ「?どうした、ティータ?」

ティータ「……本当は、兄さんと一時も離れたくない…です……」

ディリータ「ティータ……」

ティータ「ディリータ兄さん……」



アルガス「(何だこの空気)」

ザルバッグ「(みんな若いなぁ……羨ましいなぁ……)」

41: 2013/12/08(日) 02:08:27.23 ID:EEPhOg6W0
ザルバッグ「……さて。ゆっくり話していたいところだが、これから盗賊狩りなんだ。すまんな」

アルガス「(貴方は一言も交わしていませんが)」

ラムザ「ご武運を」

ディリータ「がんばってください」

アルガス「(妹以外はどうでもいいとか思ってんだろうなぁ、こいつら……)」


ザルバッグ「おおっと、そういえばこんな話があったんだったー急におもいだしたぞー」

アルガス「!?」

ザルバッグ「骸旅団から身代金の要求があったんだー ドーターという名の貿易都市に行った“草”が戻ってこないんだー」

アルガス「身代金だとッ!?あいつら、やはり……!」

ザルバッグ「城の警護とか退屈だわーまじ退屈だわー、ほんとどっか行きたくなるわードーターとか行きたいわー」

アルガス「東の貿易都市ドーター……!そこに、奴らの手掛かりが……!」

ザルバッグ「行って確かめたいんだけどなー私は将軍の務めで忙しいからなー。誰か行ってくれないかなー」チラッ

アルガス「……ッ!!」


アルガス「(ザルバッグ将軍……感謝致します……!)」

42: 2013/12/08(日) 02:13:38.13 ID:EEPhOg6W0
アルマ「兄さん……!にぃさぁん……!」

ティータ「ディリータ兄さん……とてもあったかいです……」

ラムザ「あー……その、アルマ?残念なんだけど、本当に残念極まりないんだけど、そろそろ……ねぇ、ディリータ?」

ディリータ「ああ……。ティータ、すまない。僕らは行くよ」

アルマ「えー?」

ティータ「にいさん……?」

ラムザ「僕も本当に残念で仕方ないんだけど、連れがちょっとね……」


アルガス「(将軍がくれたこの手掛かり……無駄にするものか……!侯爵様、今お助け致します……!)」

ラムザ「(なんかやる気満々だなぁ……)」

ディリータ「(没落貴族必氏だな……)」

43: 2013/12/08(日) 02:20:03.86 ID:EEPhOg6W0
ディリータ「そういうわけだから、ごめんな、ティータ」

ティータ「私のことなら心配しないで。自分のことだけ考えてね」

ディリータ「大丈夫。無理はしない。必ず戻ってくるからいい子でいろよ」

ティータ「兄さん……」

ディリータ「……ふぅ。さぁ、行こうぜ、アルガス」

アルガス「ああ……!」


ラムザ「(アルマアルマアルマ……アルマアルマ……うっ)」


アルマ「ティータはああ言ったけど、ほんとは……」

ラムザ「ふぅ……。ティータがどうかしたのか?」

アルマ「身分が違うって、学校でいじめられそうになって……返り討ちにして相手に重傷を負わせちゃったことが何度かあって、先生によく叱られるのよ」

ラムザ「………」

アルマ「ごめんなさい。兄さん。余計な心配させちゃって。ティータのことは大丈夫よ。私がついてるから、安心して」

ラムザ「心配なんてしてないさ。でも、あんまり無理するなよ」

アルマ「兄さんこそ、周りの期待に応えようとなんでも背負い込みすぎよ。兄さんは兄さんなんだから、ベオルブの名に縛られることはないわ」

ラムザ「まるで、母さんみたいな言い方だな。ははははは。 (アルマ母さんの母乳……そういうのも悪くないな……うっ)」


ラムザ「……ふぅ。それじゃあ、僕は行くよ」

アルマ「ええ……気を付けて」




アルマ「ラムザ兄さん……」

44: 2013/12/08(日) 02:26:36.41 ID:EEPhOg6W0
ディリータ「遅かったな、ラムザ」

ラムザ「ごめん、待たせちゃったかな」

ディリータ「いや、いい。それより……」

ラムザ「……?」


ディリータ「ラムザ……妹で射精したのか」

ラムザ「!?」

ディリータ「それも触れずに、か……。おまえのシスコンも、ここまでくると筋金入りだな」

ラムザ「な、なにを……」

ディリータ「オレの嗅覚を侮るなよ、ラムザ。いつも嗅いでいる匂いだ、間違えるわけがない……」

ラムザ「“いつも”? ということは、ディリータ、君も……」

ディリータ「ああ……もちろんティータでな。さっき抱き締めあった時にも、うっかり数発ほど……な」

ラムザ「ディリータ……君は……」

ディリータ「水くさいぞ、ラムザ。おまえがイクなら、オレもイク。オレたちは親友…だろ?」

ラムザ「ディリータ……ッ!!」

ディリータ「ラムザ……ッ!!」


ピシガシグッグッ


アルガス「(早くランベリーに帰りたい……)」

45: 2013/12/08(日) 02:27:44.49 ID:EEPhOg6W0
外道なラムザを書きたかったはずなのに気が付いたら基地外になってた。

寝るー

52: 2013/12/08(日) 09:04:33.27 ID:EEPhOg6W0
アルガス「チッ、こんな時にモンスターに遭遇するなんて……!」

ディリータ「ぼやくなよ、アルガス。城の警護よりはマシさ。……とはいえ、あの数はさすがにな」

ゴブリン「ゴブッ!」

ブラックゴブリン「ゴブゴブーッ!!」

アルガス「正面突破は厳しそうだ……クソッ、この森を抜ければドーターは目の前だってのに!」


ラムザ「ゴブゴブーッ!!だっておwwwwwwwwwwww人外がなんか喋ってるwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「言ってやるなよwwwwwwww畜生は畜生なりにwwwwwwwwww思う所があるんだろうさwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「うっわ撃ちたいわーwwwwwwwwwwモンスターのくせにあの偉そうな顔wwwwwwwwwwwwwwロマンダ銃が暴発しちゃいそうだわーwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「やめろよwwwwwwwwwwwやーめーろーよーwwwwwwwwwwwwいやwwwwwww今回ばかりは洒落にならないってwwwwwwwwwwwwwほんとやめてwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「撃たないってwwwwwwwwwwさすがに僕もwwwwwwwwww10体以上は相手にしたくないよwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「10体どころかwwwwwwwwww他のも合わせると20はいるんじゃないかwwwwwwwwwwww無理無理wwwwwwwwwwwww」

ラムザ「牛鬼までいるよwwwwwwwwwwきっもwwwwwwwwwwww何あのツルハシwwwwwwwwゴルランドでミスリルでも掘ってろよwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「鉱山送りwwwwwwwwwwwまさに平民wwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「モンスターの世界にもwwwwwwwwww格差社会は健在ですwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「wwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

アルガス「おまえらうるせぇよ!!少しは突破口を考えろよ!!」

53: 2013/12/08(日) 09:12:09.19 ID:EEPhOg6W0
ラムザ「わかってないなぁ、アルガス。僕たちが何も考えてないとでも思っているのかい?」

アルガス「そうにしか見えねぇよ。現にもう小一時間は森の入口で待機じゃねぇか」

ディリータ「やれやれ、これだから没落貴族は困る。オレたちベオルブ家の人間の崇高な思考にはついてこれないようだ」

ラムザ「まったくだよ。想像力の欠如も甚だしいね」

アルガス「うるせぇ!だったらさっさと何とかしてみせろ!!」

ラムザ「得意の逆ギレですよwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「これだからwwwwwwwwサダルファス(笑)はwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「専用ジョブ:逆ギレ師」

ディリータ「没落した家の家訓に従う見習い戦士。その『逆ギレ』は自分のみならず他人にまでも喚き散らかす」

ラムザ「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

アルガス「(こ、このクズどもが……!)」

54: 2013/12/08(日) 09:26:50.76 ID:EEPhOg6W0
ラムザ「やれやれ、仕方ない。それじゃあ、そろそろこの森を突破するとしましょうか」

ディリータ「ああ。この森さえ抜ければ、ドーターは目と鼻の先だからな」

アルガス「それが出来ないから困ってんだろうが!策があるならさっさとしろよ!!」

ラムザ「キレんなよーwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「これだから没落貴族はwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

アルガス「(お、落ち着け……落ち着くんだ……!まだだ、まだキレたらだめだ……!まだ時期じゃない……!)」


ラムザ「さて、それじゃあ……ヘイ!チョコボカモンカモン!!」

チョコボ's「クエーッ!!」

アルガス「あぁ!?チョコボだぁ!?」

ラムザ「ただのチョコボじゃないよ!このチョコボたちはベオルブ家でよく訓練された家畜……おっと失礼、よく訓練された友達さ!」

ディリータ「訓練のお蔭で、多少火を見たりモンスターに遭遇したところで何ともないんだぜ!頼もしいことこの上ないな!」

アルガス「……そのチョコボを使ってどうするつもりなんだ?敵に捕まらないように正面突破でもするのか?」

ラムザ「まさかwwwwwwwwwwそんな自殺行為はごめんだよwwwwwwwwwwww君の家のおじいさんじゃあるまいしwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「背後からバッサリやられるのがオチだもんなwwwwwwwwwwww見習いゴブリンにwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「wwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「wwwwwwwwwwwwwwwwww」

アルガス「(落ち着けアルガス……『素数』を数えて落ち着くんだ……2……3……CT4ホーリー……5……7…… 『素数』は1と自分の数でしか割ることのできない孤独な数字……オレに勇気を与えてくれる)」


ラムザ「アルガスくんwwwwwwwwどうしたの?wwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「どうせ落ち着くために素数でも数えてんだろwwwwwwwwwwwwwwでもってCT4ホーリーとか思い浮かべてるんだろwwwwwwwwwwwwwwwww」

アルガス「!?」

ラムザ「CT4wwwwwwwwwwww素数でもなんでもないwwwwwwwwwwwww割り切れちゃうwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「言ってやるなよwwwwwwwwwwww家が没落しちゃったせいで素数を教わってないんだろwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「算術士にはなれそうにないねwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「算術どころか白魔道士すら無理だろwwwwwwwwwwwwww家柄的に考えてwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「生涯見習い戦士ってかwwwwwwwwwwwwww石でも投げてろ平民wwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

アルガス「平民じゃねぇって言ってんだろ!このゲス野郎どもがッ!!」

55: 2013/12/08(日) 09:39:44.46 ID:EEPhOg6W0
ラムザ「とまぁ、こんなこともあろうかと、ここに着いてすぐにこのチョコボたちを放っておいたのさ」

チョコボ's「クエクエー」

アルガス「フンッ、それで?その家畜どもが、この状況でどう役に立つっていうんだ?」

ラムザ「今の言葉を訂正しろ、アルガスッ!チョコボたちは家畜じゃないッ!!」

アルガス「!?」

ディリータ「チョコボはオレたちにとって便利な乗り物である以前に、背中を預けられる立派な戦友だ。家畜といった表現は好ましくないな」

ラムザ「そうだ、このチョコボたちは親友だ!兄弟みたいに暮らしてきたんだ!!」

アルガス「(その兄弟を家畜呼ばわりしたのはおまえだろうが)」

ラムザ「謝れよ!チョコボたちに謝れ!でないと僕とディリータだけでドーターまで行っちゃうぞ!!」

ディリータ「ああ。戦友を家畜呼ばわりする無礼を働いたんだ、そのくらいはしてもらわないとな」

アルガス「(こ、このクソ野郎どもが……!)」

56: 2013/12/08(日) 09:45:32.67 ID:EEPhOg6W0
アルガス「……どうも、すみませんでした」

チョコボ's「クエッ?」

ラムザ「心が籠ってないよ!頭も下げるべきだ!!」

ディリータ「東方の異国……侍たちの国には、両の掌をつき、身体を前に倒して頭を床に擦り付ける伝統の謝罪体勢……ドゲザというものがあるらしい。それをやってもらおうか」

アルガス「(こ、この……ブッ殺……!いや落ち着け、落ち着くんだ……!侯爵様のため……サダルファス家のためだ……!自分を抑制しろ……!)」


アルガス「……どうも、すみませんでしたぁッ!!」

ラムザ「様を付けるのも忘れずにね!」

アルガス「チョコボ様!どうもすみませんでしたッ!!」

チョコボ's「ク、クエー……?」



ラムザ「うっわwwwwwwwwwwほんとにやったよwwwwwwwwwwチョコボ以下wwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「チョコボも困惑してるwwwwwwwwwwwwwそりゃそうだよなwwwwwwwwwいきなりドゲザなんかされてもなwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「貴族としての誇りはwwwwwww矜持はwwwwwwwwwwwwwwどこに行ってしまったん?wwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「そんなの元々ないだろwwwwwwwwwwwww没落なんだからwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「そうだったwwwwwwwwwwwwwめんごめんごっwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「アルガス様wwwwwwwwwwwwwwどうもすみませんでしたぁっwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「ぶふぉっwwwwwwwwwwそれやめてwwwwwwwwwwwwwwwwツボるからwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「チョコボ様wwwwwwwwwwwww何卒この私めにwwwwwwwwwwww百の兵をお与えくださいwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「チョコボどんだけ偉いんだよwwwwwwwwwwwwwwwwこんなん所詮はトリだよトリwwwwwwwwwwww家畜の部類じゃんかwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「その家畜にドゲザまでする没落貴族もいるんだぞwwwwwwwwwwwwそういう発言はやめろよwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

アルガス「………」

58: 2013/12/08(日) 10:03:11.19 ID:EEPhOg6W0
ラムザ「さて。チョコボ小屋出身家畜以下のアルガスはさておいて、そろそろこの森を突破するとしましょうか」

ディリータ「ああ。この森さえ抜ければ、ドーターは目と鼻の先だからな」

アルガス「(もう突っ込む気力もねぇ……)」

ラムザ「目が節穴のアルガスは気付かなかったみたいだけど、このチョコボたちは革袋をぶら下げていたのさ。こんな風にね」

アルガス「……水を入れる革袋に見えるが?」

ラムザ「正解。ただし中身は違うけどね、ほら」

アルガス「この匂い……ボムの油、か……?」

ラムザ「またまた正解。いぐざくとりー。ハナマルをあげましょう」

ディリータ「たまには冴えてるな、アルガス」

ラムザ「うん、ほんとたまにはだけどね」

アルガス「……それで?チョコボにボムの油が入った革袋をぶら下げて、森を一周させて、それで一体なに……が………?」

ラムザ「ふふっ」

ディリータ「ははっ」

アルガス「ま……まさかおまえ、おまえ……!」


ラムザ「wwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

59: 2013/12/08(日) 10:06:04.43 ID:EEPhOg6W0
ラムザ「正解wwwwwwwwwwwいぐざくとりーwwwwwwwwwwwwwwハナマルをあげましょうwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「今日はやけに冴えてるな、アルガスwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

アルガス「じょ、冗談だろそんなの……!本気でやるわけねぇよな、なぁ!?」

ラムザ「本気も本気ですwwwwwwwwwwwwベオルブ家ウソつかないwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「ベオルブが嘘なんかつくわけないだろwwwwwwwwwwwwwwww名門貴族なめんなwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

アルガス「………」


ラムザ「森が通れないならwwwwwwwwwwwwwww焼き払えってしまえばいいじゃないwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「邪魔なモンスターどもも一掃できるしなwwwwwwwwwwwww一石二鳥だなwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

アルガス「(う、嘘だろ……!こんなことが世に知れたら……余所者のオレがガリオンヌ領の森を焼き払ったなんてことが、世間に知れたら……オレの家は、サダルファス家は……!)」

ラムザ「ボムの油は森中に撒いたね?wwwwwwwwwwよしよしwwwwwwwwwwwさすがは僕の所有物wwwwwwwwwwwwベオルブ家の家畜だwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「ほんと家畜は便利だなwwwwwwwwwww口だけ達者の没落貴族さんとは違ってwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「wwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「wwwwwwwwwwwwwwwwww」

アルガス「(それだけじゃない……!最悪、オレの主君である侯爵様の立場まで危うく……ガリオンヌとランベリーとの戦争になっちまう……!だ、だめだ、そんなことは……!)」


ラムザ「ヘイヘイwwwwwwwwwwwwアルガスびびってるぅ?wwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「ナニも小さければ肝っ玉も小さい男だなwwwwwwwwwwwwこれだから平民はwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「だから平民じゃないってwwwwwwwwwwwww一応貴族なんだからwwwwwwwwwwかわいそうだよwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「そうだったなwwwwwwwwすまんすまんwwwwwwwwwwwどうもすみませんでしたッwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

61: 2013/12/08(日) 10:12:47.72 ID:EEPhOg6W0
ラムザ「よぉしwwwwwwwwディリータwwwwwwwwwかとんのたまをここにwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「ほらよwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「あぶなっwwwwwwwwwwwそんなもの放り投げないでよwwwwwwwwww暴発しちゃうwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「おまえのロマンダ銃よりはマシだろwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「それもそうだねwwwwwwwwwwwwwサーセンwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

アルガス「………」


ラムザ「さぁ、でっけえ衝撃がくるぜ!チビらねえようにしっかりパンツを押さえときな!!」

アルガス「!? や、やめ───」


ラムザ「そぉいwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「たーまやーwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

アルガス「う、うわああああああああああああああっ!!」

62: 2013/12/08(日) 10:13:44.45 ID:EEPhOg6W0
          ,,-'  _,,-''"      "''- ,,_   ̄"''-,,__  ''--,,__
           ,,-''"  ,, --''"ニ_―- _  ''-,,_    ゞ    "-
          て   / ,,-",-''i|   ̄|i''-、  ヾ   {
         ("  ./   i {;;;;;;;i|    .|i;;;;;;) ,ノ    ii
     ,,       (    l, `'-i|    |i;;-'     ,,-'"   _,,-"
     "'-,,     `-,,,,-'--''::: ̄:::::::''ニ;;-==,_____ '"  _,,--''"
         ̄"''-- _-'':::::" ̄::::::::::::::::;;;;----;;;;;;;;::::`::"''::---,,_  __,,-''"
        ._,,-'ニ-''ニ--''" ̄.i| ̄   |i-----,, ̄`"''-;;::''-`-,,
      ,,-''::::二-''"     .--i|     .|i          "- ;;:::`、
    ._,-"::::/    ̄"''---  i|     |i            ヽ::::i
    .(:::::{:(i(____         i|     .|i          _,,-':/:::}
     `''-,_ヽ:::::''- ,,__,,,, _______i|      .|i--__,,----..--'''":::::ノ,,-'
       "--;;;;;;;;;;;;;;;;;""''--;;i|      .|i二;;;;;::---;;;;;;;::--''"~
               ̄ ̄"..i|       .|i
                 .i|        |i
                 i|        |i
                 .i|          .|i
                .i|           |i
               .i|      ,,-、 、  |i
               i|      ノ::::i:::トiヽ、_.|i
           _,,  i|/"ヽ/:iヽ!::::::::ノ:::::Λ::::ヽ|i__n、ト、
     ,,/^ヽ,-''":::i/::::::::/:::::|i/;;;;;;/::::;;;;ノ⌒ヽノ::::::::::::ヽ,_Λ
     ;;;;;;:::::;;;;;;;;;;:::::;;;;;;;;:::/;;;;;;:::::::::;;;;;;/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::;;:;;;;:::ヽ

63: 2013/12/08(日) 10:24:26.54 ID:EEPhOg6W0
アルガス「あ、ああ……なんてこと……なんてことだ……」

ラムザ「ヘーイwwwwwwwwディリータさんwwwwwwアルガスさんwwwwwwwwwごらんなさいwwwwwwwwwww綺麗な花火ですよwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「ゴブリンどもの絶叫の声が実に風流だなwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「今ので邪魔な樹木もだいぶ消し飛んだしねwwwwwwwwwwwwwww見晴らしがよくなったなぁwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「これでドーターとの行商も捗るなwwwwwwwwwwwwwwwえらいぞラムザwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「そんなに褒めないでよwwwwwwwwwwwwwベオルブ家の一員として当然のことをしたまでだよwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

アルガス「スウィージの森が……森が……燃えてる……」


ゴブリン「ゴ、ゴブー!?ゴブゴブーッ!!」

ブラックゴブリン「ゴブゴブーッ!ゴビャァァァァァッ!?」

ラムザ「みてみてディリータwwwwwwwwwwwwさっきの偉そうな顔したゴブリンが燃えてるよwwwwwwwwwwwコマみたいに回ってるwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「これがほんとの回転パンチってかwwwwwwwwwwwwww自滅技だけどなwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「うっわ強そうwwwwwwwwwwwwwそんな技使われたら勝ち目ないよーwwwwwwwwwwwwwクリスタルになっちゃうよーwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「捨て身の回転パンチwwwwwwwwwwwwww相手は氏ぬwwwwwwwwwwwww自分も氏ぬwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「意味ねぇぇぇwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

アルガス「ち、ちがう……オレは侯爵様を……侯爵様を助けに来たんであって……ガリオンヌに戦争を仕掛けるつもりは…これっぽっちも……」

66: 2013/12/08(日) 10:35:54.45 ID:EEPhOg6W0
ラムザ「よし、今のうちにチョコボで一気に駆け抜けるぞッ!準備はいいかッ!!」

ディリータ「ああ!いつでも行けるッ!!」

アルガス「オレは……オレは……!」

ラムザ「ぼさっとすんな没落貴族wwwwwwwwwwwwwおいてくよ?wwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「放火犯の汚名を着せられたいなら好きにすればいいけどなwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「そしたら更に没落しちゃうねwwwwwwwwwwwwww今でも十分没落してるけどwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「今ですらチョコボ以下だもんなwwwwwwwwwwwwww次はうりぼう以下になっちまうなwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「うりぼうは養殖で大儲けできるだろwwwwwwwwwwwwww格が違うよ格がwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「そうだったなwwwwwwwwwwwwうりぼう様、どうもすみませんでしたぁっwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「しつこいwwwwwwwwwwwwwwwでも笑えるwwwwwwwwwwwwwwww家畜以下wwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「サダルファス家の末代まで語られるべき名言だなwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「それまで家が残っていればねwwwwwwwwwwwww多分近いうちに消えると思うけどwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「ひっでぇwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

アルガス「」

67: 2013/12/08(日) 10:48:24.48 ID:EEPhOg6W0
─────────

剣士「……知らないって言ってるだろ!」

騎士「ウソを言うなッ!おまえたちがやったことはわかっているんだ!……ギュスタヴはどこだ?どこにいる?」

剣士「し、知らない……」

騎士「侯爵はどこだ?どこに隠したんだ……?言えッ!!」

剣士「う、うわああああっ!!」


騎士「これが最後だ……。どこだ?」

剣士「……、さ、砂漠だ……」

騎士「そうか、“砂ネズミの穴ぐら”か……」


パンッ


剣士「がふッ!?」

騎士「何ッ!?」




ラムザ「惜しいwwwwwwwwwww左肩掠めただけだったwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「ちゃんと狙えよwwwwwwwwwwww動かない的相手に外すなよwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「やっばいwwwwwwwwwwwあの騎士すっごいこっち睨んでるwwwwwwwwwwwwwwwガン見wwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「こええwwwwwwwwwwwwwでもあの顔wwwwwwwwwどこかで見たようなwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「えwwwwwwwww知ってるの?wwwwwwwwwwwwあれ平民でしょ?wwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「えーっとwwwwwwwwwwwwあーwwwwwwwwwwwwwww思い出せないwwwwwwwwwww五十年戦争の終わり際にwwwwwwwwwwwイグーロスにいたようなwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「うっわwwwwwwwwwww平民が僕の城に入り込んでたとかwwwwwwwwwwwwww後で消毒しなきゃwwwwwwwwwwwwwwwエスナエスナwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「もう手遅れだろwwwwwwwwww何年経ってんだよwwwwwwwwwwwwwwww潜伏期間そろそろ切れるだろwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「やだ、怖いよーっwwwwwwwwwwwwwwwモルボルになっちゃぅぅぅwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「ひでぇwwwwwwwwwwwwwこいつほんとひでぇwwwwwwwwwwwwwwwベオルブの名が泣くぞwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「何をおっしゃるディリータさんwwwwwwwwwwwwwベオルブ家で僕ほど父上の意思を色濃く継いだ人間はいないよwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「ベオルブ家おわっとるwwwwwwwwwwwwwwあwwwwwwwwオレもベオルブだったwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「同じ穴のwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「ムwwwwwwwwwジwwwwwwwwwwwwナwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」


アルガス「(あ、あいつはウィーグラフ……!骸騎士団団長のウィーグラフじゃねぇか……!なんだって骸旅団の親玉がこんな所に……!?)」

68: 2013/12/08(日) 10:56:05.42 ID:EEPhOg6W0
剣士「く、くそ!北天騎士団か!?野郎共!!」

ラムザ「うわっwwwwwwwwwwwなんかいっぱい出てきたwwwwwwwwwwwwwわらわらとwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「数だけは多いなwwwwwwwwwwwこれだから平民はwwwwwwwwwwwwwwwwww」

アルガス「(チッ……!ウィーグラフを追おうにも、こいつらが邪魔だ!戦わないわけにはいかないってか……!)」

剣士「殺れッ!!」


ラムザ「なんかやる気満々だよーwwwwwwwwwww参ったなーwwwwwwwwwwww無駄な殺生はしたくないんだけどなーwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「とか言いながらwwwwwwwwwwwwもう銃構えてるしwwwwwwwwwwwwwwwwおまえもやる気満々じゃないかwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「だってほらwwwwwwwwあそこwwwwwwwww屋根の上wwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「うはっwwwwwwwwwwww弓使いがこっち狙ってるwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「不意打ちで狙撃とかwwwwwwwwwwwwwwwww平民のくせに生意気だwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwでも残念wwwwwwwばーんwwwwwwwwwwwwwwwwww」


弓使い「」


ラムザ「当たったwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「おまえこういう時だけはうまいよなwwwwwwwwwwwww即氏じゃねぇかwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「熱き正義が燃えたぎる!赤き血潮の銃がうなる!氏ぬがよい!!」

ディリータ「銃に血潮関係ねぇwwwwwwwwwwww無機物じゃねぇかwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「そうでしたwwwwwwwwwwwwwてへぺろwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

剣士「」

70: 2013/12/08(日) 11:02:43.67 ID:EEPhOg6W0
アルガス「……おまえたちが骸旅団だってのはわかっているんだ。侯爵様はどこだ?どこに監禁されているんだ?言えッ!!」

剣士「………」

アルガス「……さっきまでおまえたちのボス、ウィーグラフがいただろ?ヤツはどこへ行ったんだッ!?」

剣士「………」

アルガス「こ、この野郎ッ!なんとか言ったらどうだ!!」

剣士「がふッ!!」


ディリータ「そうだウィーグラフwwwwwwwwwwあの男の名前はウィーグラフだwwwwwwwwwwwwwやっと思い出したwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「遅いよディリータwwwwwwwwwwwwwもうアルガスが答え言っちゃったよwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「すまんすまんwwwwwwwwwwwwww平民の名前なんていちいち覚えていられなくてwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「わかるーwwwwwwwwwwwwww脳の記憶容量の無駄だよねーwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「その点アルガスはすげーよなwwwwwwwwwwwwww脳ミソの中には平民の名前もたっぷりだもんなwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「さすがwwwwwwwwwwwwww平民にほど近い没落貴族は格が違うwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「悪い意味でか?wwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「うんwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」



アルガス「………」

剣士「………」

71: 2013/12/08(日) 11:08:34.92 ID:EEPhOg6W0
アルガス「……いいか、よく聞け。まもなく、おまえら骸旅堕を皆頃しにするために、北天騎士団を中心とした大規模な作戦が実行される…。そうだ、おまえたちは氏ぬんだ。一人残らず地獄へ落ちるのさ。盗賊にふさわしい末路だな」

剣士「………」

アルガス「だが、おまえは幸せだ。ウィーグラフの行く先を教えれば命だけは助かるぞ。どうだ?」

剣士「……オレは知らん」

アルガス「言葉遣いに気をつけろよ、この野郎!盗賊が貴族にタメ口聞くんじゃねぇ!」


ディリータ「言葉遣いに気をつけろよ、この野郎!没落貴族がチョコボにタメ口聞くんじゃねぇ!」

ラムザ「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」


剣士「……オレたちは……盗賊なんかじゃない」

アルガス「なんだとぉ!」

剣士「貴様たち貴族はいつもそうだ。オレたちを人間だとは思っていない……。五十年戦争で……、この国のために…命を賭けて戦ったオレたちを……用済みになると切り捨てた……。オレたちと貴様ら貴族にどんな違いがあるというんだ……?生まれ?家柄?身分って何だ……?」


ラムザ「ハイト4?CT4?素数って何だ……?」

ディリータ「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」


アルガス「誘拐の上、身代金まで要求するおまえらが何を偉そうに言うッ!!」

剣士「……侯爵誘拐は……間違いだ……。ウィーグラフ様の計画じゃない……」

アルガス「何だと……!?」


ディリータ「じいさんが刺されたのは……間違いだ……。本当は生きて帰るつもりだった……」

ラムザ「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

アルガス「おまえらうるせぇんだよ!!尋問の邪魔だ!!」

74: 2013/12/08(日) 11:17:59.24 ID:EEPhOg6W0
ラムザ「そうは言うけどさ、アルガス。正直に言って君のやり方じゃ、甘っちょろくて見ていられないよ。まるでなってない」

アルガス「なんだとッ!?」

ラムザ「ディリータ、もう一人の捕虜を」

ディリータ「ああ。……こっちに来い!早くするんだッ!」

黒魔道士「あ…ああ……」

剣士「ラーズ!?おい、大丈夫かッ!?」

黒魔道士「あ、兄貴……た、助けてくれよぉ……」

剣士「く、くそッ!何をする気だ!」

ラムザ「何って、尋問に決まってるだろう?そこの没落貴族くんのやり方じゃ、君は口を割らないようだからね」

ディリータ「まったく……捕虜一人の口も割ることができないなんて、これだから没落貴族は」

アルガス「うるせぇよ!」

剣士「………」


ラムザ「尋問っていうのは、もっとこうさ。徹底的にやらなきゃ……ねッ!!」

黒魔道士「い、がぁぁぁッ!?」

剣士「ラーズッ!?き、貴様、オレの部下に何をしたんだッ!?」

ラムザ「『秘孔拳』……経絡秘孔をついて時間差で氏をもたらす技さ。彼の命は、そうだな……もってあと3分ってところかな」

剣士「な、ん……だと……!?」


黒魔道士「あ……あぁぁ……!兄貴ぃぃ……!」

剣士「ラ、ラーズ……!」

ラムザ「さぁさぁwwwwwwwwww彼の命が惜しいのならwwwwwwwwwwwwwウィーグラフの居場所を吐いてもらおうかwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

剣士「………」

ラムザ「黙秘しても無駄無駄wwwwwwwwwwww仮に君たちがこの場を逃れたところでwwwwwwwwwwwwwwwww秘孔拳による氏の宣告は万能薬でも治せないよwwwwwwwwwwwwwwwwwww盗賊には氏あるのみさwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「えげつねぇwwwwwwwwwwwwwwwwwさすがベオルブの末弟だぜwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

剣士「」

75: 2013/12/08(日) 11:28:51.33 ID:EEPhOg6W0
黒魔道士「あ……あああ……!あああああああああああーッ!!」

剣士「ラ、ラーズッ!」

ラムザ「どうすんのwwwwwwwwwwwwwwどうすんの平民wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「ヘイヘーイwwwwwwwww早く喋らなきゃ大事な舎弟の命の灯が消し飛ぶぜwwwwwwwwwwwwwwwwww」

アルガス「(ゲスい……!ゲスすぎる……!!)」


剣士「く、くそ……ッ!貴族……!貴族がぁぁぁ……!!」

ラムザ「僕はそんな言葉を聞きたいんじゃないんだけどwwwwwwwwwwwwwwパニック起こしてそれどころじゃないのかな?wwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「まったくwwwwwwwwwこれだから平民はwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「仕方ないなぁwwwwwwwwwww特別大サービスだよwwwwwwwwwwwwディリータ、あれをwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「ああwwwwwwwwほらよwwwwwwwwwwwwwww」

剣士「……?杖……?」


ラムザ「これはホワイトスタッフ。秘孔拳によって氏の宣告を受けた者でも、この杖の祝福を受ければ生き長らえることができるだろうね。そういう力を持った杖なのさ、これは」

剣士「!!」

ラムザ「君がウィーグラフの行き先を喋るというのなら、この杖をあげてもいい。僕もそこまで鬼ではないからね。貴族も平民も、命の価値はみんな平等さ。悪くない取引だろう?」

黒魔道士「あ、あにき……」

剣士「………」

ラムザ「だからさぁwwwwwwwwwwwww早く喋ってよwwwwwwwwwwwwwwwwwでないとこの杖叩き折っちゃうよ?wwwwwwwwwwwwwwwぼきんってwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「おまえそんなに腕力ないだろwwwwwwwwwwwwwwwwwいつも銃しか使わないじゃないかwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「そうでしたwwwwwwwwwwwwwじゃあヘイストwwwwwwwwwwwwヘイストかけちゃうよ?wwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「命の消費も二倍速ってかwwwwwwwwwww氏ねるwwwwwwwwwwこれは氏ねるwwwwwwwwwwwwwwww」

黒魔道士「あ、あに……き……」

剣士「………」

76: 2013/12/08(日) 11:36:40.11 ID:EEPhOg6W0
ラムザ「ほらwwwwwww10数えるまで待っててあげるからwwwwwwwwwwwww喋るか黙秘するか決断しなよwwwwwwwwwwww黙秘なら彼の命はないけどねwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

剣士「………」

黒魔道士「あ、あにきぃぃ……!」

ラムザ「あそーれwwwwwwwwwww10wwwwwwwwwwwww9wwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

剣士「……!わかった、言うッ!言うから命だけは!こいつの命は助けてやってくれッ!!」

ラムザ「そんな言葉が聞きたいんじゃありませーんwwwwwwwwカウントダウン再開しまーすwwwwwwwwwwwwwww」

剣士「……砂ネズミ!砂ネズミの穴ぐらだッ!奴と、誘拐を指示した人間……ギュスタヴもそこにいるッ!」

アルガス「ギュスタヴ……?」

ディリータ「ギュスタヴ・マルゲリフ……。骸騎士団の副団長だ」

アルガス「(副団長……!?ってことは、骸旅団のナンバー2ってことか……!?どうしてそんな奴が、団長であるウィーグラフに追われてる……?連中の内輪もめか……?)」


剣士「喋った、喋ったぞ!もういいだろ!ラーズを解放してくれッ!!」

ラムザ「8wwwwwwwwww7wwwwwwwwwwwwwwwヒャアwwwwwwwwwwがまんできねぇ0だwwwwwwwwwwwwwwヘイストいきまーすwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

剣士「!? そんなッ!?ちゃ、ちゃんと喋っただろ!?」

ラムザ「ひるがえりてwwwwwwwwwwww来たれwwwwwwwwwwwwww幾重にもwwwwwwwwwwwwwwwwその身をwwwwwwwwきwwwwwwwwwwざwwwwwwwwwwwwwめwwwwwwwwwwwwwwww」

黒魔道士「あ、あにきぃぃぃぃぃ!!」

剣士「ラーズッ! や、やめろぉぉぉぉぉぉッ!!!!」

ラムザ「ヘwwwwwwwwwwwwイwwwwwwwwwwwwwスwwwwwwwwwwwwwwトwwwwwwwwwwwwwwwwww」

剣士「うわああああああああああああああっ!!」

77: 2013/12/08(日) 11:40:42.88 ID:EEPhOg6W0
黒魔道士「」

剣士「あ、ああ……ラーズ……ラーズ……ッ!どうして……!どうしてこんなことに……ッ!」

ラムザ「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

剣士「き、貴様ら……貴様らぁぁぁッ!何が貴族だ!何が平等だ!氏ね!氏んでしまえッ!地獄に落ちろォォォォッ!!」

ラムザ「うるさいなぁもうwwwwwwwwwwwwwwwww」パンッ


剣士「」


ラムザ「あ、ごめーんwwwwwwwwwwwwロマンダ銃が暴発しちゃったwwwwwwwwwwwwwwちゃんと解放してあげるつもりだったのにwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「このクズwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

アルガス「………」

78: 2013/12/08(日) 11:49:36.12 ID:EEPhOg6W0
ラムザ「さて、これで彼らから有力な情報が得られたね。僕のお陰で」

ディリータ「まったくだ。流石はベオルブ家の末弟だ、口だけの没落貴族とは違うぜ」

アルガス「……お、おまえ……おまえらは……」

ラムザ「え?wwwwwwwwwwwwwwなに?wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「話す時はwwwwwwwww相手の目を見てはっきりと話せwwwwwwwwwwww常識だぜ?wwwwwwwwwwwwwwwww」

アルガス「な、なんで……なんでこんな残酷なことができるんだよ!?おまえらはベオルブ家の人間だろ!?こ、こんな、貴族の矜持に反することを平然と……!」

ラムザ「………」

ディリータ「………」

アルガス「こんなこと、ベオルブの人間の……貴族の中の貴族がすることじゃ……ないだろ……?」


ラムザ「……じゃあ聞くけどさ。僕って一体何なんだと思う?」

アルガス「は……?」

79: 2013/12/08(日) 12:03:20.94 ID:EEPhOg6W0
ラムザ「物心付いた頃からずっとそうだった。周りの人間はみんな、僕よりも何十年も長く生きているくせに、なんとか僕の機嫌を取ろうと必氏に媚びへつらうんだ」

ラムザ「『さすがはベオルブ様でいらっしゃる』『これでこそベオルブ家の末弟だ』『腹違いとはいえやはりベオルブの一員だ』。僕の顔を見る度にそう、実の兄さんですらもそうだ。ベオルブベオルブベオルブ。僕を『ベオルブ家の末弟』としてではなく『ラムザ』として見てくれる人間は、父上とアルマしかいなかった」

ラムザ「そんな時、ディリータとティータがやってきた。両親を黒氏病で亡くした彼ら兄妹は、僕の新しい家族として……僕を『ラムザ』として見てくれる、親友として……実の家族も同然に育ってきたんだ」

ラムザ「……だけど、それでもだめだ。それでもだめだったんだよ、アルガス。僕がいくら『ラムザ』としてあろうとしても、僕がベオルブ家に生まれた存在である限り、ベオルブの名は付きまとうんだ……どこに行っても、ね」

ラムザ「きっかけは、ほんの些細なことだったんだ。僕に下らない嫌がらせをしてきた同年代の学友を、ディリータが思いっ切り殴ってしまったんだ。親友である僕のことを思っての行動さ」

ラムザ「だけど、そのせいで一時は大騒ぎになってしまった。そりゃあそうだよね。いくらベオルブの養子だとはいえ、平民出に過ぎないディリータが、貴族のお坊ちゃんの鼻っ面をへし折っちゃったんだから」

ラムザ「当事者である僕は、ベオルブ家の名のお陰で何のお咎めもなし。対して、平民のディリータは数週間の謹慎と、以降、同級生から執拗な嫌がらせを受けることとなったんだ……」

ディリータ「………」

アルガス「………」


ラムザ「そこで僕は悟ったんだよ。いくら僕がベオルブの名を意識せず、『ラムザ』という一人の人間として生きようと思ったところで……生まれ持った血脈というのは、氏ぬまで付いて回るんだってね」

ラムザ「だから、僕は……『ラムザ』であることを、やめた」

ラムザ「『ラムザ』をやめて……『ラムザ・ベオルブ』として、周りが望んだ貴族像を全て取り入れて、こいつら平民とは一線を凌駕した人間として……そう生きることに、決めたんだ」

アルガス「………」

ラムザ「アルガス、君だってそうだろう?侯爵様を救出し、どうにか手柄を立てようと躍起になっているくらいだ、家柄に相当の執着があるんだろう? ……君にとって平民というのは、家畜も同然なんじゃないのかい?」

アルガス「!!!!」

ラムザ「……そう、それでいいんだ。僕たちはこいつらとは違う。貴族は貴族、平民は平民にしかなれない。この世に生を受けた時点で、それは覆すことのできない事実なのさ」

アルガス「……オ、オレは……」

ラムザ「だから、僕はこれからも……『ラムザ・ベオルブ』であり続ける。唯一無二の親友であり、兄でもあるディリータと共に……ね」

ディリータ「オレはそんなラムザを支えるために、『ディリータ・ハイラル』を捨てて『ディリータ・ベオルブ』として生きていく。……それが、オレたちの生き方なんだ」

アルガス「………」

84: 2013/12/08(日) 12:29:30.86 ID:EEPhOg6W0
─────────

ラムザ「……アルガス、何も言わなかったね」

ディリータ「ああ……。あいつにとっても、おまえの言葉はショックだったのかもな」

ラムザ「そうだね……。だけど、僕たちはもう戻れない。もう、この生き方を変えることはできないんだ……」

ディリータ「……そうだな。あいつもきっといつか、わかる時がやってくるさ……」

ラムザ「そうだと、いいね……」

ディリータ「ああ……ところで……」












ディリータ「おまえよくもまぁwwwwwwwwwwwwwwあることないこと口から出まかせをwwwwwwwwwwwwwwあんなにすらすらと言えたもんだよなwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「あwwwwwwwwwwwwwばれちゃった?wwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「そりゃそうだろwwwwwwwwwwオレ謹慎とかくらったことないしwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「だよねwwwwwwwwww僕に嫌がらせしてきた奴とかwwwwwwwwwwwwwベオルブの力で家ごと消し去ってやったわwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「あいつら今頃どうしてるんだろうなwwwwwwwwwwwww職にあぶれて飢氏にしてなければいいんだがなwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「大丈夫だよwwwwwwwwwwww彼らの親にはwwwwwwwwwwwwゴルランドの炭鉱の深層で一生勤務できるようにwwwwwwwwwwww取り計らっておいたからwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「嬉しくねぇぇぇwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「今頃ブルードラゴンと楽しくやってるんじゃないかなwwwwwwwwwwwww近頃ではもっと物騒なのが出るらしいしwwwwwwwwwwwwwホーリードラゴンとかいうwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「やべぇwwwwwwww勝てる気がしないわwwwwwwwwwwwww無理だわwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「彼らの邪悪な心もwwwwwwwwwホーリードラゴンさんの吐息で浄化されればいいんじゃないかなwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「このゲス野郎wwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

85: 2013/12/08(日) 12:33:25.03 ID:EEPhOg6W0
─────────

ラムザは夢を見ていた…。
五十年戦争の英雄として名高いバルバネス・ベオルブが病床に伏して約2年。ベッドの上で横たわる父の姿に、かつて15万の勢力を誇る北天騎士団団長の面影を見ることはできなかった。
父の最期を見届けようと、4人の子供が一堂に会した…。

騎士として最高位の称号“天騎士”を戴く偉大なる勇者……バルバネス・ベオルブは、
その日、最期の時を迎えようとしていた……


87: 2013/12/08(日) 12:39:10.90 ID:EEPhOg6W0
バルバネス「あーつらいわーwwwwwwwwwwwwwwこの病気まじつらいわーwwwwwwwwwwwwww氏んじゃうわーwwwwwwwwwwwwwwwww」

ダイスダーグ「………」

ザルバッグ「………」

アルマ「お父さま……」

バルバネス「あーほんとつらいわーwwwwwwwwww全盛期だったら15万の軍勢率いるくらい余裕なんだけどなーwwwwwwwwwwwwwwwこの身体じゃ精々10万が限度ってところだなーwwwwwwwwwwwwブランクあるしなーwwwwwwwwwwwwww」

ザルバッグ「(十分じゃね?)」

ダイスダーグ「(クソッ、早く氏ね!予定より2年も生き延びやがって、しぶといんだよッ!)」

アルマ「(ラムザ兄さんはまだかしら……兄さん兄さん……)」

バルバネス「(みんな心配してるわーwwwwwwwwしょうがないなーwwwwwwwwわし天騎士だしなーwwwwwwwwwwそんなにすごくないけどみんながそう言うからなーwwwwwwwwwwww仕方ないなーwwwwwwwwwwwwwwww)」


ザルバッグ「ラムザはどこだ……? こんなときに……!」

バルバネス「ダイスダーグ、ザルバッグ…わしの自慢の息子たちよ……。ラムザを頼む……。おまえたちとは……腹が違うが……わしの血を分けた息子だ……」

ダイスダーグ「………」

ザルバッグ「………」

バルバネス「(わしが本音ぶちまけられるのってラムザとアルマだけだからなーwwwwwwwwwww他の二人は頭の固いこと固いことwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww)」

91: 2013/12/08(日) 12:48:26.69 ID:EEPhOg6W0
ラムザ「父上wwwwwwwwwwwちちうえぇぇぇwwwwwwwwwwっうぇうぇwwwwwwwwwwwwwwww」

ザルバッグ「……騒々しいぞ」

バルバネス「ヘイラムザwwwwwwwwwwwよく来てくれたなwwwwwwwwwwwww顔見せて顔wwwwwwwwwwカモンカモンwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「父上wwwwwwwwwwwwwwwwちちうえーwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

バルバネス「ラムザおっひさーwwwwwwwwww学校どうよ?wwwwwwwwwwwwwブイブイいわせちゃってるぅ?wwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「なんかwwwwwww三流貴族のガキどもから嫌がらせ受けたんだけどwwwwwwwwwwww調子乗んなとか言ってwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

バルバネス「そりゃいかんwwwwwwwwwwww凡夫の分際でベオルブに楯突こうなど言語道断wwwwwwwwwwwwwww然るべき裁きを与えねばwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「といいますとwwwwwwwwwwwwwww」

バルバネス「そうさなぁwwwwwwwwwその家の連中にはゴルランドにでも行ってもらおうかのwwwwwwwwwwwwwwミスリル10トン採掘するまで定年退職制度なしでwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「うっはwwwwwwww父上鬼畜wwwwwwwwまさに鬼畜の所業にございますwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

バルバネス「しかし困るなwwwwwwww今後もこのようなことがあってはwwwwwwwww他の貴族たちに示しがつかんwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「ディリータが僕を庇ってくれましたがwwwwwwwwwww相手の鼻を折ってしまったことで非難を浴びておりますwwwwwwwwwwwwwww」

バルバネス「それはいかんなwwwwwwwwwww同じ家に住むもの同士wwwwwwwwwwww扱いは平等でなくてはwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「といいますとwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

バルバネス「ディリータを戸籍上もベオルブ家の人間として扱うようwwwwwwwww手続きをさせようwwwwwwwwwwwこれでおまえたちは正真正銘の兄弟だwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「父上wwwwwwwwwwありがとうございますwwwwwwwwwwwwwwwwww」



ダイスダーグ「(あのクズを……ベオルブ家に引き入れるだと……!?)」

ザルバッグ「(嬉しそうだな、ラムザ。いいことだ)」

アルマ「(兄さんかわいい)」

93: 2013/12/08(日) 12:59:33.78 ID:EEPhOg6W0
─────────

ディータ「その後すぐ、容態が急変………するかと思ったらそうでもなくて、なんやかんやでその1年後まで生きてたんだよな、親父さん」

ラムザ「うん」

ディリータ「あの時のおまえと、おまえの親父さんのお陰で、今のオレがある。……感謝してるんだぜ、オレは」

ラムザ「よしてくれよ、ディリータ。僕のほうこそお礼を言いたいくらいさ。僕やアルマと家族でいてくれて、ありがとう……」

ディリータ「ラムザ……」





アルガス「……! 見えてきたぞ、あれがその集落か!おいおまえら、戦闘準備だッ!」

ラムザ「っはwwwwwwwwwwwなんか没落貴族が張り切ってるwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「まったく仕方ないなwwwwwwwwwwwww付き合ってやるかwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「そうだねwwwwwwwwwwとりあえず皆頃しでしょwwwwwwwwwwwwwばーんばーんってねwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「どうせ骸旅団とかいう薄汚い盗賊どもだしなwwwwwwwwwwww誰も咎めやしないだろwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」


アルガス「……まだこちらには気付いてないみたいだ。今のうちに包囲するぞ!連中の退路を塞ぐんだ!」

ラムザ「りょうかーいwwwwwwwwwwwwヘーイwwwwwwwwwwwロマンダ銃ばーんーばんwwwwwwwwwwwwww  あっ」パンッ

ディリータ「ばかおまえwwwwwwwwww銃声やべぇwwwwwwwwwwwww絶対気付かれたろ今のwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「いっけねwwwwwwwwwwwww暴発しちゃったwwwwwwwwwwwwごめんごwwwwwwwwwwwwwwwwww」

97: 2013/12/08(日) 13:05:22.57 ID:EEPhOg6W0
骸旅団騎士A「な、何だ今の音は!?」

骸旅団騎士B「ん……? た、たいへんだッ!!北天騎士団のヤツラだッ!!」

骸旅団弓使い「クソッ!どうやってここを嗅ぎ付けたんだ!?」


アルガス「」

ディリータ「おまえほんとばかwwwwwwwwwww包囲する暇もないどころかwwwwwwwwww剣すら抜いてねぇよオレwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「サーセンwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「もうこうなったらwwwwwwwwwwww正面突破しかないなwwwwwwwwwww最初からそうするべきだったんだwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「だねwwwwwwwwwwそもそも奇襲なんてwwwwwwwwwwww貴族のやることじゃないでしょwwwwwwwwwwww常識的に考えてwwwwwwwwwwwwwwww」

アルガス「………」

ラムザ「あ、ごめんwwwwwwwwwww別にアルガスの家が没落貴族だって言いたいんじゃなくてねwwwwwwwwwwwwwあくまでベオルブ家の人間としてって話であってwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「うっわクソうぜぇwwwwwwwwwwww絶対わざとだろwwwwwwwwwwwwわざとらしさここに極まるwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「ちょっとやめてよーwwwwwwwwwwwそんなんじゃないよーwwwwwwwwwwwwwww今はベオルブとか関係ないじゃーんwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

アルガス「いいから戦え馬鹿ども!!」

101: 2013/12/08(日) 13:12:55.49 ID:EEPhOg6W0
骸旅団騎士「う…、うう……」

ラムザ「焦らずwwwwwwww慌てずwwwwwwwwwwwww狙いをwwwwwwwwww定めてwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「決めろよwwwwwwww決めろよwwwwwwwwwwwwww鉛弾ぺったんwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

パンッ

骸旅団騎士「(は…外れた……?た、助かった……?)」


ディリータ「とろけてwwwwwwwwwwwよろけてwwwwwwwwwwwwっうっかりwwwwwwwwwwwwwずれてるwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「ほにゃらかwwwwwwwwwwほにゃらかwwwwwwwwwwwwwwwやりなおしーっwwwwwwwwwwwwwww」パンッ

骸旅団騎士「」


ラムザ「当たったwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「一発で決めろよwwwwwwwwwwwwww相手動けなかったじゃんwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「だってこの銃wwwwwwwwwwwすぐ暴発する不良品だしwwwwwwwww狙いがぶれるんですーっwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「銃のせいにすんなwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「サーセンwwwwwwwwwwwwwwwww」




アルガス「……投降したらどうだ?ああはなりたくないだろ?」

骸旅団弓使い「………」

102: 2013/12/08(日) 13:24:17.22 ID:EEPhOg6W0
ラムザ「平民の眉間に鉛弾ぺったんだめうーwwwwwwwwwwwwwww」パンッパンッ

骸旅団団員A「」

骸旅団団員B「」

ラムザ「wwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」


アルガス「いいか、自首するならイグーロスに出頭しろ。ザルバッグ将軍はこいつらと比べて比較的まとも……な、はずだ。命までは取られないだろうよ」

骸旅団弓使い「あ、ああ……!ありがとう……!」

アルガス「わかったらさっさと行けッ!あのゲス野郎どもがこっちに気付く前にッ!!」

骸旅団弓使い「あ、ありがとう!本当にありがぶべらっ」

アルガス「!?」

骸旅団弓使い「」


ラムザ「HIIIIIIITwwwwwwwwwwwwwww今度は一発だよwwwwwwwwwすごいでしょwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「おまえ弓使いに対しては容赦ねぇなwwwwwwwwwwwwwなんか恨みでもあるのかよwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「別にwwwwwwwwww弓なんて時代遅れの獲物を使ってちまちま遠くから撃ってくる姿がwwwwwwwwwwww滑稽に思えるだけwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「このあたりで銃なんて持ってるのwwwwwwwwwおまえくらいだろwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「そうだよwwwwwwwwww銃最高wwwwwwwwwwwベオルブの名前をちらつかせるだけでゴーグからの横流し品が手に入るからねwwwwwwwwwwwベオルブ最高wwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「このクズがwwwwwwwwwwバート商会よりもタチ悪いぞwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「wwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「wwwwwwwwwwwwwwwwww」

アルガス「………」

103: 2013/12/08(日) 13:32:44.97 ID:EEPhOg6W0
─────────

ウィーグラフ「どうだ、ギュスタヴ、いい加減に観念したらどうだ?」

ギュスタヴ「……貴様の革命などうまくいくものかッ!!オレたちに必要なのは思想じゃない。食いものや寝るところなんだッ! それも今すぐになッ!!」

ウィーグラフ「おまえは目先のことしか見ていない。重要なのは根本を正すことだ!」

ギュスタヴ「……貴様にそれができるというのか?無理だよ、ウィーグラフ。貴様には絶対にできないッ!」

ウィーグラフ「言いたいことはそれだけか? ……ギュスタヴ、お別れだ」

ギュスタヴ「く、くそおおおおおおッ!」


パンッ


ギュスタヴ「」

ウィーグラフ「何だとッ!?」





ラムザ「当たったwwwwwwwww今度はちゃんと当たったよディリータwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「なんかデジャヴだなこの光景wwwwwwwwwwwwwまたあの騎士だぞwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「ほんとだwwwwwwwwwwwwwまたこっち見てるwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwこわいwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「ラムザおまえ何したんだよwwwwwwwwwwwwwwすっげぇ睨まれてるぞwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「しらないwwwwwwwwwwww僕何もしてないよwwwwwwwwwwwwwwwwたまたまそこにいた平民を適当に狙撃しただけでwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「それがいけなかったんじゃねwwwwwwwwwwwwあいつも平民なんだろきっとwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「うっはwwwwwwwww平民の同族意識wwwwwwww人情溢れる家畜模様wwwwwwwwwwwwwwwwwこれはゴブリンの群れに通ずるものがあるねwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「試しにあいつ燃やしてみるか?wwwwwwwwwwwwwww捨て身回転パンチ使ってくるかもしれんぞwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwやばいwwwwwwwwww想像しちゃったwwwwwwwwwwwwwおなかいたいwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「ツボんなよwwwwwwwwwwそんな場面じゃないだろここwwwwwwwwwwwwwwww真面目にやれよwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「君が言うなwwwwwwwwwwwwwwwwwwさっきからあの騎士の発してる殺気がwwwwwwwwwwww肌にピリピリくるんだけどwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「すまんwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」



ウィーグラフ「(北天騎士団……!また、あの士官候補生たちか……!)」

アルガス「(ギュスタヴにウィーグラフ……それに、侯爵様!!)」

105: 2013/12/08(日) 13:38:41.01 ID:EEPhOg6W0
アルガス「侯爵様ッ!!」

ウィーグラフ「動くなッ!!」

アルガス「ウィーグラフ、貴様ッ!!」

ウィーグラフ「……侯爵殿は無事だ。イグーロスへ連れて帰るといい」

アルガス「なんだと……?」

ウィーグラフ「侯爵殿の誘拐は我々の本意ではない。我々は卑怯な手段は使わないのだ。……このまま私を行かせてくれたら侯爵殿をお返しするが、どうかね?」

アルガス「ふざけるなッ! オレたちにかなうとでも思うのかッ!」


ディリータ「やめとけよアルガスwwwwwwwwwwwwwwwどうせ返り討ちだからwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「骸旅団の親玉と没落貴族の騎士見習いじゃあwwwwwwwwwwwwwねぇ?wwwwwwwwwwwwww結果は見えてるっていうかwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「うりぼうとキングベヒーモスくらい力の差があるなwwwwwwwwwwwwwwww小突いただけで昇天するんじゃねwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「無理無理wwwwwwwwwwwww絶望的ィwwwwwwwwwwwwwwwアルガスくんふっとんだーwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「wwwwwwwwwwwwwwwwww」

アルガス「うるせぇぇぇ!!」

108: 2013/12/08(日) 13:48:53.28 ID:EEPhOg6W0
エルムドア「う……うう……」

アルガス「侯爵様ッ!」

ウィーグラフ「(!! 今だッ!!)」


アルガス「ウィーグラフ!逃げる気かッ!!」

ディリータ「行かせるんだ、アルガスッ!!」

アルガス「なぜ止めるッ!」

ディリータ「放っておいても骸旅団は全滅する! わざわざ危険を冒す必要はないッ!」

アルガス「…ぐッ!!」


パンッ

アルガス「!?」

ウィーグラフ「がっ……!?」


ラムザ「あっれwwwwwwwwwwww違う所に当たっちゃったwwwwwwwwwww脳天狙ったんだけどなぁwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「ちょwwwwwwwwwwラムザおまえwwwwwwwwwwwwwww行かせてやれよwwwwwwwwwwwwwwwそういう話の流れだっただろwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「だってwwwwwwwwwwww敵に背を向けるとかwwwwwwwwwwwwww愚かしさの極みだよwwwwwwwwwwww撃ってくださいって言ってるようなものじゃないかwwwwwwwwwww」

ディリータ「それはそうだがwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「僕ならそんな真似は絶対にしないよwwwwwwwwwwwww敵の親玉といっても所詮は平民だねwwwwwwwwwwwww貴族になれやしないwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「やべぇwwwwwwwwwめっちゃ睨んでるwwwwwwwwwwwwwww団長おこなの?wwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「びゃあ゛ぁ゛゛ぁこわひぃ゛ぃぃ゛wwwwwwwwwwwwwwwwwwww平民こわひぃ゛ぃぃ゛wwwwwwwwwwwwwwwwwwやっぱり平民は貴族とは一味違いますよぉwwwwwwwwwwwwww悪い意味でwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「おいやめとけってwwwwwwwwwwww煽るなよwwwwwwwwwww殺されるぞwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「やれるものならwwwwwwwwwwwwwwwwその風穴開いた左足を庇いながらwwwwwwwwwwwwwどこまで戦えるかな?wwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「どっちが悪役かわかんねぇwwwwwwwwwwwwww鬼畜wwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「さぁどうするwwwwwwwwwwwwwやるのかやらないのかwwwwwwwwwwwwww決断したまえwwwwwwwwwwwwwww」


アルガス「(確かに、今なら奴を倒せる……!だが、しかし……今は侯爵様が最優先だ!)」

ウィーグラフ「(クッ……!出血は、浅くはない……な。ここは退くべきだろう……)」

109: 2013/12/08(日) 13:55:25.96 ID:EEPhOg6W0
ウィーグラフ「……今日のところは、私の負けということにしておこう。……貴様の顔、しかと憶えたぞッ!!」

アルガス「消えたッ!?クソッ、テレポか……!」

ラムザ「捨て台詞wwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「『貴様の顔、しかと憶えたぞッ!!』wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「かっけぇwwwwwwwwwwwwww僕も言ってみたいwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「そんな機会滅多にないだろwwwwwwwwwww諦めろwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「えーwwwwwwwwwwwwwwwwww」

アルガス「………」

エルムドア「う…うう……」

アルガス「……弱っているだけで、命に別状はない、か……。よかった……」





ラムザ「ところでさー……さっきの誰?アルガスの知り合いかい?」

ディリータ「ばっかおまえ、あいつはあれだよ……えっと……アルガスの親戚かなんかだろ?」

アルガス「」

110: 2013/12/08(日) 14:00:43.94 ID:EEPhOg6W0
ラムザ「そこで転がってるおじさんもさぁ……なんか骸旅団と同じ恰好してるから、反射的に撃っちゃったけど」

ギュスタヴ「」

ラムザ「……誰だっけ?」

ディリータ「……さぁ?」

アルガス「………」


アルガス「(フン……まぁいい、侯爵様をお助けするという、当初の目的は果たせた。あとはイグーロスに戻ってダイスダーグ卿の保護下に入れば、こんなゲス野郎どもとはお別れだぜ……!)」

エルムドア「う、うう……」


ラムザ「あ、まだ生き残りがいるじゃんwwwwwwwwwwwwww頃しておかなきゃwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

アルガス「!?」

ラムザ「なんか1人だけ違う服装だけどwwwwwwここにいるってことはどうせこいつも平民だよねwwwwwwwwwwwwwwロマンダ銃ばーんwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

パンッ

アルガス「ウオアアアアアアアアアアアッ!!」ビスッ

ラムザ「ちょwwwwwwwwwwww何してんのアルガスwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「自分から射線に飛び込むとかwwwwwwwwwwwwwwwwマゾヒストにしても上級者すぎだろwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

アルガス「あ、ぐ……!はぁ、はぁ……ッ!」

114: 2013/12/08(日) 14:07:29.83 ID:EEPhOg6W0
アルガス「ば、馬鹿野郎どもが……!このお方は、ランベリーの領主……エルムドア侯爵だぞ……!」

ラムザ「えwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「まじでwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

エルムドア「うぅ………」

アルガス「そ、それを、おまえ……!何の躊躇いもなく……!」

ラムザ「えーwwwwwwwだって知らないもーんwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「オレも知らなんだwwwwwwwwwwwwwこいつそんなに有名じゃないんじゃね?wwwwwwwwwwwwwwwww」

アルガス「こ、この……クズどもがッ!!」

ラムザ「wwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」



ラムザ「そもそもなんでwwwwwwwwこんな所に侯爵がいるのwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「あれだろwwwwwwwwwwwww実は侯爵様、裏で骸旅団と通じてたんだろwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「うっはwwwwwwwwww侯爵性悪wwwwwwwwwwwwwww今のうちに頃しとかなきゃじゃんwwwwwwwwwwwwwww」パンッ

アルガス「ウオアアアアアアアアアアアッ!!」ビスッ

ラムザ「ちょwwwwwwwwwwだからアルガスwwwwwwwwwwwwマゾなの?wwwwwwwwww撃たれて感じちゃってるの?wwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「オレには真似できないなwwwwwwwwwww尊敬するぜwwwwwwwwwwwwwwwwww」

117: 2013/12/08(日) 14:16:29.46 ID:EEPhOg6W0
アルガス「はぁはぁ……!こ、この……、馬鹿野郎どもが……ッ!骸旅団の連中に、侯爵様が、誘拐されたから……ッ!オレたちは、わざわざこんな所まで来たんだろうが……!」

ラムザ「あーwwwwwwwwwあーあーwwwwwwwwwwそうだったwwwwwwwwwwwwwww思い出したwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「おせぇwwwwwwwwwwwwwおまえの記憶力どうなってんだよwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「君に言われたくないwwwwwwwwwwwwウィーグラフの顔も忘れてたくせにwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「それもそうだなwwwwwwwwwwwすまんすまんwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「ところでウィーグラフって誰だっけwwwwwwwwwwwwwwチョコボの名前?wwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「おいおいラムザwwwwwwwwそうに決まってるだろwwwwwwwwwwwwwwそんな重要なこと忘れんなよなwwwwwwwwwwwチョコボ様がお怒りになるぞwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「チョコボ様wwwwwいやさウィーグラフ様wwwwwwwwwwwwどうもすみませんでしたぁッwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

アルガス「く、くそ、この馬鹿ども……!いいから早く、侯爵様を安全な場所へ……!」


ラムザ「そもそもwwwwwwwwwwwww骸旅団如きに捕まっちゃうおとこのひとってwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「貴族以下の平民で構成された骸旅団wwwwwwwwwその骸旅団以下の侯爵様wwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「つまり人間社会の最底辺wwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「人間社会どころかwwwwwwwww平民に負けるなんてwwwwwwwww家畜以下にございまーすwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「悲惨wwwwwwww侯爵悲惨wwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「悲惨すぎて笑いが止まらないよwwwwwwwwwww侯爵様おもしろすぎwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「wwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「こんな面白い人の顔は是非覚えておかなきゃねwwwwwwwwwww貴様の顔、しかと憶えたぞッ!wwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「うるせーよwwwwwwwwwwwww早速使ってんじゃねーよwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「サーセンwwwwwwwwwwwwwwwwww」


アルガス「(起きろよラッキー……誰か……誰でもいいから、侯爵様を安全な場所へ……!)」

エルムドア「……ファー…ブルスコ…ファー…ブルスコ…ファー……」

119: 2013/12/08(日) 14:17:54.50 ID:EEPhOg6W0
きりのいいところで一旦終わるー

131: 2013/12/08(日) 22:15:19.67 ID:EEPhOg6W0
─────────

ダイスダーグ「……いったい、どういうことだ?何故、ゼクラス砂漠へ行ったのだ?」

ラムザ「………」

ダイスダーグ「黙っていたのではわからん。説明しろと言っている……」

ディリータ「自分がラムザを無理矢理、誘いました」

ダイスダーグ「そうなのか、ラムザ?ディリータのせいなのか?」

ラムザ「……いえ、自分の意志です。ディリータのせいじゃありません」

ディリータ「いいえ、ラムザはウソを言っています。悪いのは……」

ラムザ「僕をかばわなくていい。命令違反をしたのは僕の意志だ!」


ダイスダーグ「……それと。ガリランドに駐在している兵から、スウィージ方面で大きな爆発があったと報告を受けている。それに関して、何か言うことはないか……?」

ラムザ「wwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ダイスダーグ「笑っていたのではわからん。説明しろと言っている……!」


ディリータ「アルガスが自分たちをwwwwwwwwwww無理矢理共犯に仕立てあげましたwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

アルガス「!?」

ダイスダーグ「そうなのか、ラムザ?アルガスがおまえを唆したのか?」

ラムザ「はいwwwwwwwwアルガスがやれって言いましたwwwwwwwwwwwwwwww」

アルガス「」

132: 2013/12/08(日) 22:21:03.69 ID:EEPhOg6W0
ダイスダーグ「……皆が勝手気ままに振る舞うとしたら何のために“法”が存在するのだ?」

ラムザ「………」

ディリータ「………」

アルガス「(ダイスダーグ卿!もっと言ってやってください!)」

ダイスダーグ「我々ベオルブ家の人間は“法”を順守する尊さを騎士の規範として示さねばならぬ。ベオルブの名を汚すつもりかッ?」

ラムザ「サーセンwwwwwwwwwwww」

ディリータ「サーセンwwwwwwwwwwwwwww」

ダイスダーグ「………」


ラーグ公「もう、よいではないか、ダイスダーグ」

ダイスダーグ「……甘やかされては他の者たちに対してけじめがつきませぬぞ、ラーグ閣下」

アルガス「(ラ、ラーグ公だと!?北天騎士団のトップじゃねぇかッ!)」


ラーグ「そなたがダイスダーグの弟か。……楽にしてよいぞ。なるほど、亡きバルバネス将軍にそっくりだな……。よい、面構えだ。そのありあまる若さと力は、城の警護だけで補えるものでもあるまい……」

ラムザ「………」

ディリータ「………」








ラムザ「(誰?wwwwwwwwwwwwwwwwwww)」

ディリータ「(さぁ?wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww)」

133: 2013/12/08(日) 22:29:40.41 ID:EEPhOg6W0
ダイスダーグ「……骸旅団殲滅作戦も大詰めだ。おまえたちの参加を許そう」

アルガス「(えッ!?)」

ダイスダーグ「いくつかの盗賊どものアジトを一斉に襲撃する。そのひとつをおまえたちに任そう。……失敗は、許されぬぞ、アルガス殿」

アルガス「え、は、はい?あ、あの、大変失礼ですが……何故、私なんです?」

ダイスダーグ「わからぬと申すのか?ランベリーから来た余所者でありながら、ガリオンヌ領の森林を一つ焼き払ったのは、貴公であろう……?」

アルガス「」

ダイスダーグ「……南の海上に、奴らがアジトにしている砦がある。そこをおまえたちで落して来るのだ。いいなッ?」

アルガス「か、閣下……、お、お言葉ですが、我々に兵を与えてはくださらないので……?」

ダイスダーグ「やかましい!スウィージでの件を揉み消すのに、一体どれほどの資金と人員を割いたと思っておるのだッ!?おまえたちに貸し与える兵など一人たりともおらぬわッ!!」

アルガス「」

ダイスダーグ「さぁ行くのだ!無論、おまえたちだけでなッ!そしてあわよくばそこで氏ぬがよい!!」

アルガス「」

ラムザ「(氏ぬがよい頂きましたーwwwwwwwwwwwwwwwwww)」

ディリータ「(ほんとに言ったよこの人wwwwwwwwwwwwwww笑えるwwwwwwwwwwwwwwwwww)」

135: 2013/12/08(日) 22:37:44.32 ID:EEPhOg6W0
─────────

アルガス「どうすんだよ……!どうすんだよッ!!」

ラムザ「ほんとにねーwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「困った困ったwwwwwwwwwwwwww」

アルガス「悠長なこと言ってる場合じゃねぇだろ!たった三人で奴らのアジトを襲撃しろだぁ!?オレたちに氏ねって言ってるようなもんじゃねぇかッ!!」

ラムザ「実際思ってるだろうね、あの人ならwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「前髪と顎鬚が曲がってるもんなwwwwwwwwwwww捻くれ者wwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「しかもあの人さwwwwwwwwww毒物に詳しいんだよねwwwwwwwww異様なまでにwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「毒物とかwwwwwwwwwwこえぇぇwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「どうせ父上の病氏もさwwwwwwwあの人がこっそり毒でも盛ってたんじゃないの?wwwwwwwwwwwwモスフングスあたりのwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「毒殺とかwwwwwwwwwwww根暗のやることだろwwwwwwwwwwwwwwwwてかおまえ酷いなwwwwwwwwww実の兄だろwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「だって実際腹黒の臭いがプンプンするんだもんwwwwwwwこいつぁくせぇwwwwwwwwwwwwあの人ならやりかねないぜぇwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「ひっでぇwwwwwwwwwwwwwww」

アルガス「(今のチクったらオレの罪免除してくれないかなぁ……くれないだろうなぁ……。あの人ケチそうだもんなぁ……)」

136: 2013/12/08(日) 22:43:55.74 ID:EEPhOg6W0
ラムザ「てかあれだよねwwwwwwwモスフングスってさwwwwwwwwwwwその毒で氏んだ人の墓に生えてくるらしいよwwwwwwwwwにょきにょきっとwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「わっかりやすい証拠が残る毒だなおいwwwwwwwwwwwそんなん暗殺に使う奴ばっかじゃないのwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「今度墓参りに行った時さwwwwwwwwwwwwwwちょっと暴いてみようずwwwwwwwwwwww父上の墓wwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「ちょwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「それでモスフングス生えててらさwwwwwwwwwwwwwあの人がクロで確定でしょwwwwwwwwwwザルバッグ兄さんがそんなことするわけないしwwwwwwwwwwwwあの顎鬚以外にありえないwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「ついに顎鬚呼ばわりかよwwwwwwwwwwひでぇwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「だって曲がってるんだもんwwwwwwwwwwwでも実際やりそうでしょ?wwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「あるあるwwwwwwwwwwwwでもさwwwwwwwwwwwそれであの人が犯人だったらさwwwwwwwwwwwwwwベオルブ家終了のお知らせだよなwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「あwwwwwそれ困るわーwwwwwwwwwwwww権力行使できなくなるのは困るわーwwwwwwwwwwwwwwwwwやっぱ黙っとこっとwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「おまえってほんとクズだよなwwwwwwwwwwwwwwwwwどうしようもねぇwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「ディリータこそwwwwwwwwwwww僕の考えを理解してくれるのは君とアルマだけさwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「同じ穴のー?wwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「ムージーナーwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」


アルガス「(帰りてぇ……。母さん、今頃元気でやってるかな……)」

138: 2013/12/08(日) 22:53:03.76 ID:EEPhOg6W0
アルガス「……それで?おまえらこんな時でも悠長に笑ってるけどよ、勝算はあるのか、勝算は?」

ラムザ「そりゃ勿論。僕だって、こんなくだらない作戦で氏ぬのはごめんだよ」

ディリータ「オレもさ。ダイスダーグ卿は時々こうやって無茶振りしてくるから困るよな」

ラムザ「まったくだよね、冗談かと思ったら本気だし。あの人もいい年なんだから、人間にできることとできないことの区別くらい付けてほしいよ」

アルガス「(ってことは何度も頃したいって思われてるんだな、こいつら……)」


ラムザ「……まぁ、安心してくれていいよ。既に手は打ってあるからさ」

アルガス「手は打ってあるだぁ?オレにはこの数日間、食っちゃ寝しながらダラダラ過ごしてたようにしか見えなかったぞ」

ラムザ「やれやれ……。これだから没落貴族は困るよ。戦いというものを何もわかっちゃいない」

ディリータ「まったくだな……。今からこの調子じゃ、将来が思いやられるぜ」

ラムザ「将来っていってもwwwwwwwwwwwwwwwwどうせサダルファス家はあと数年で消えるでしょwwwwwwwwwwwwwww名声的に考えてwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「ひっでぇなwwwwwwwwwwwオレがあえて言わなかったのにwwwwwwwwwwwwww本当のこと言ったらアルガスに失礼だろwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「ごめんごめんwwwwwwwwwwめんごめんごっwwwwwwwwwwwww許してちょこぼwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「うっぜぇwwwwwwwwwwwwwww今の本気でうっぜぇwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

アルガス「オレのことはいいだろッ!!いいから作戦を教えろよッ!!」

140: 2013/12/08(日) 23:04:25.78 ID:EEPhOg6W0
ラムザ「……さてと、冗談はさておき。そろそろ彼女が来るはずだよ」

ディリータ「ん。ああ、もうそんな時間か」

アルガス「彼女ぉ?」

ラムザ「今回の作戦には、彼女の協力が必要不可欠だからね。ちゃんと君にも紹介するよ……っと、来た来た」


話術士「おハロ~♥ ゴーグからの横流し品お持ちしましたぁ♥」

アルガス「」

ラムザ「うっぜwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「相変わらずのビXチ臭wwwwwwwwwwwwwゆがみねぇなwwwwwwwwwwwwwwwww」

話術士「ビXチとかひど~い!せっかく遠路はるばる来てあげたのに~! でも二人とも可愛いから許しちゃうぞっ♥」

ラムザ「きめぇwwwwwwwwwwwww鳥肌立ったwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「wwwwwwwwwwwwwwwwwww」

アルガス「」

142: 2013/12/08(日) 23:17:28.10 ID:EEPhOg6W0
ラムザ「紹介するよ、アルガス。彼女はフランソワ。ウォージリスを拠点に商売してる商会の元締めの一人娘で、僕のパトロンでもある」

話術士「フランソワで~す!ヨロシクネ♥」

アルガス「(ウォージリスを拠点に……このクソ野郎にこれだけ大量の物品を横流しできるほどの、力を持った、商会……。それって……それえって、つまり……相当ヤバいんじゃ……?)」

ディリータ「ちなみに、彼女の実家はその業績を認められて、元は平民であるにも関わらず貴族の称号を授与された……端的に言ってしまえば、成り上がり貴族の家系だな。ラムザの銃を横流ししてることから察しが付くと思うが、それなりに力を持った家柄の生まれなんだ」

ラムザ「その大商会の一人娘はとんでもないクソビXチですけどねwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「まったくだwwwwwwwwwwwwwwww」


話術士「二人ともひど~い!アタシ、ビXチじゃないもん!こう見えて恋愛にも奥手だしぃ~」

ラムザ「嘘つけwwwwwwwwwwwwwwどこがだよwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「でも実際どうなのwwwwwwwwwwwwそんなにビXチ臭振り撒きながら新品だったりするんですかwwwwwwwwwwwwwwwwww」

話術士「それはね、ヒ・ミ・ツ♥ えへへ、そういえば下着つけるの忘れちゃった!」

ラムザ「はいアウトーwwwwwwwwwwwwwwこれは中古ですわwwwwwwwwwwwwwwミノタウロスあたりのお古ですわwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「牛が相手とかwwwwwwwwwwwビXチってレベルじゃねぇなwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

話術士「そんなことしないも~ん!乙女は心も身体もいつだって清らかなんです~っ!」

ラムザ「きめぇwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「きめぇwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

アルガス「」

143: 2013/12/08(日) 23:32:59.65 ID:EEPhOg6W0
話術士「それでぇ~、ラムザちゃんから用意するように言われてた、例のあの子たちのことなんだけどぉ~」

ラムザ「その喋り方なんとかならないのwwwwwwwwwwww前から思ってたんだけどぉ~wwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「うっわwwwwwwwwwwこいつ言いやがったwwwwwwwwwwwwオレも思ってたけど言えなかったのにwwwwwwwwwwww」

話術士「も~!いいじゃない、アタシのことはぁっ!それよりも、これで合ってるかちゃんと確認してよね~!?」


ラムザ「え~っと……、………が4羽に………、…………が20羽……。でもって、………が20体ね。うん、確かに」

ディリータ「いつもながら見事な仕事っぷりだな。まだ数日しか経ってないってのに」

話術士「今回はねぇ~、さすがのアタシもちょぉ~っとだけ苦労したかなぁ。でもいいの、他でもないラムザちゃんとディリータちゃんのためだから♥ お姉さん頑張っちゃった♥」

ラムザ「きめぇwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「きめぇwwwwwwwwwwwきもすぎっすわフランソワさんwwwwwwwwwwwwまさにビXチの所業ですわwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

話術士「もぉ~!そうやってまたビXチ扱いするぅ~!アタシ、こう見えても新品なんだからねっ? なんなら試してミ・ル?♥」

ラムザ「うるさいビXチwwwwwwwwwwwwwwwwww」パンッ

話術士「きゃっ、あぶなぁ~い!もうっ、すぐ人に向けて発砲するんだからぁ! ……でも、そんなバイオレンスなところもス・テ・キ♥」

ディリータ「きんもーwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「こいつ真性だわwwwwwwwwwwwwwww矯正不可能っすわwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

アルガス「」

145: 2013/12/08(日) 23:44:07.23 ID:EEPhOg6W0
アルガス「……なぁ、ラムザ。おまえが彼女に頼んだものってのは、ひょっとして……」

ラムザ「ん?このモンスターたちのことかい?」

モンスター's「ギャギャギャwwwwwwwwww」

アルガス「やっぱりかよ……ッ!ラムザおまえ!ベオルブ家の人間が魔物の密売に手ぇ出してるなんて知れてみろ、大事だぞッ!?」

ラムザ「えー?wwwwwwwwいいじゃんかよーwwwwwwwwwwww減るもんじゃなしwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「そうだそうだwwwwwwwwwwwwいいじゃんかよーwwwwwwwwwwwwwたった三人で敵のアジトなんか落とせるわけないだろーwwwwwwwwwwwwwwwww」

話術士「そうよぉ~、いいじゃなぁ~い!これでラムザちゃんは戦力増強できるしぃ、アタシの財布も潤うワケだしぃ。一石二鳥よぉ~?」

アルガス「」


話術士「それでぇ~、ラムザちゃん?わざわざこの子を4羽頼んできたってことはぁ、アタシも観客として同席させてくれるのよねぇ~?」

ラムザ「うん、そのつもりだよ。君にはいつもお世話になってるからね。僕の考えたとっておきの作戦を見せてあげようと思って」

話術士「やんっ、ラムザちゃん優しいっ♥ お姉さん惚れ直しちゃうかも♥」

ラムザ「こいついちいちめんどくせぇwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」


アルガス「(いいのか、オレ……。こんなゲス野郎どもとつるんでて、本当にいいのか……?)」

146: 2013/12/08(日) 23:49:16.25 ID:EEPhOg6W0
─────────

ミルウーダ「そう、本隊との連絡も途切れたのね。私たちも、もうおしまいのようね……」

骸旅団白魔道士A「なに言っているんですか! 戦いはまだ終わってないじゃないですかッ!」

骸旅団白魔道士B「そうですよ。やつら、貴族どもが我々に謝罪するまで続くんですッ!」

ミルウーダ「兄さんの…、兄さんのやり方が甘いから……」














ラムザ「いるわいるわwwwwwwwww盗賊どもがwwwwwwwwwwwwww僕たちがすぐ真上にいるとも知らないでからにwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「この雨だしなwwwwwwwwwこっち向いても簡単には気付かないんじゃないかwwwwwwwwwwwwwww」

話術士「黒チョコボってほんとに便利よねぇ♥ お姉さんだいすきっ♥」

アルガス「………」

147: 2013/12/08(日) 23:58:50.55 ID:EEPhOg6W0
話術士「それでぇ~、ラムザちゃん?これからどうするのぉ?まさかぁ、ずっとこのまま見下ろしてるだけってワケじゃぁないんでしょぉ?」

ラムザ「もちのロンさwwwwwwwwwwwそのためにわざわざ例のアレを用意してもらったんだからねwwwwwwwwwwwwwwww」

話術士「でもぉ~、ほんとに大丈夫かしらぁ?この雨じゃぁ、ラムザちゃんの作戦通りにいかないかもしれないわよぉ~?」

ラムザ「大丈夫だよwwwwwwwwwwwww絶対大丈夫だよwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

話術士「そぉ~?それならいいんだけどぉ。それじゃあ、お姉さんは大人しく観戦してるわねぇ。ラムザちゃんを信じて♥」

ラムザ「うるせぇビXチwwwwwwwwwwww叩き落とすぞwwwwwwwwwwwwwwwwww」

話術士「や~んっ♥」

アルガス「………」



アルガス「(結局、オレは今回の作戦に関して、何一つとして知らされていない……)」

ラムザ「うっはwwwwwwwwwwよく見たらあの子かわいいじゃんwwwwwwwwwwwww骸旅団なんかにしておくには惜しいなぁwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「ほんとだwwwwwwwwwwwwwブロンドに白いフードがよく映えてるなwwwwwwwwwwwまぁティータにはかなわないけどなwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「このシスコンwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「おまえもなwwwwwwwwwwwwwwwww」

話術士「もうっ、ラムザちゃんったら、他の女の子ばっかり見てぇ~!お姉さん嫉妬しちゃうかもぉ!」

ラムザ「きめぇwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「きめぇwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

アルガス「(このアバズレから提供された黒チョコボに乗って、こうして奴らを上から見下ろして……。一体、これに何の意味がある……? こいつら、今度は何を企んでるんだ……?)」

148: 2013/12/09(月) 00:06:18.83 ID:FEZA1vki0
ミルウーダ「………」

骸旅団白魔道士A「………」

骸旅団白魔道士B「………」

ミルウーダ「(妙ね……。本部との連絡が途絶えて、もう随分と経つ。……その割には、奴らがここに踏み込んでくる気配がない)」

ミルウーダ「(場所が悪いから? ……いいえ、違うわね。兄さんから聞いたベオルブ家……特に末弟の、ラムザとかいう男……。奴の部隊がここを攻めて来るという情報が確かなのであれば、あの男の性格上、是が非でも直接乗り込んでくるはず……)」

ミルウーダ「(……今のところ、何も来る気配はない。だというのに……何なの、この胸騒ぎは……?)」











ラムザ「それじゃそろそろwwwwwwwwwwwwおっぱじめるとしましょうかwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「合点wwwwwwwwwww承知之助wwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

話術士「ぱちぱちぱち~っ♥」

アルガス「………」

ラムザ「ヘイ!ジュラエイビス部隊カモンカモン!!」

149: 2013/12/09(月) 00:14:12.99 ID:FEZA1vki0
ジュラエイビス's「ギャァー!ギャアギャアギャアッ!!ギャアアアアアア!!」

ディリータ「うるせぇぇぇwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「さすがに20羽もいるとうるさいなぁwwwwwwwwwwwwww耳がおかしくなるwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「これ気付かれてないか?wwwwwwwwww大丈夫なのか?wwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「大丈夫でしょwwwwwwwwww雷鳴ってるしwwwwwwwwwwwwwそれにほらwwwwwww全然こっち見る気配もないよwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「あーあwwwwwwwwwwこれから何が起こるかも知らないでwwwwwwwwwwwww悠長だなwwwwwwwwwwww」

ラムザ「まったくだねwwwwwwwwwwwwww困ったものですwwwwwwwwwwwwwww」

アルガス「(ジュラエイビス……。アバズレから仕入れた飛行型モンスターどもか。こいつらで一体、何を始めるってんだ……?)」


アルガス「……おいラムザ、こいつらをどうするつもりなんだ?まさか、そのまま突っ込ませるってわけじゃないんだろ?」

ラムザ「当たり前じゃんwwwwwwwwwwwwどこに目ぇつけてんの?wwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「これだから没落貴族はwwwwwwwwwwwwww発想力がなさすぎるwwwwwwwwwwwwww」

話術士「もうっ、困ったちゃんねぇ♥」

ラムザ「きめぇwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「きめぇwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

アルガス「………」

152: 2013/12/09(月) 00:19:04.78 ID:FEZA1vki0
ラムザ「仕方ないなぁwwwwwwwww節穴のアルガスくんのためにwwwwwwwwww説明しようwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「ラムザやっさしーwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「まずはジュラエイビスたちの足元にご注目くださーいwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

アルガス「足元……、……ッ!?な、な……ッ!?」

ディリータ「さすがにお気づきのようですなwwwwwwwwwwww今更って感じだけどwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「というか最初に気付こうよwwwwwwwwwwwwほんと節穴なんじゃないのwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「まったくだwwwwwwwwwwwwwwwww」

アルガス「お、おまえ、これ、これ……!ま、まさか……ッ!?」

ラムザ「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

話術士「あはっ♥」



ラムザ「やってやろうじゃんwwwwwwwwwwww僕たちだけでアジト落としてやろうじゃんwwwwwwwwwwwww顎鬚の望み通りにさwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「顎鬚言うなwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「強盗だの誘拐だのwwwwwwwwwみみっちいことばっかりやってる革命家(笑)どもにwwwwwwwwwwwwww本当の戦いってもんを教えてやるぜぇぇぇwwwwwwwwwwwwwwwwww」

アルガス「」

153: 2013/12/09(月) 00:24:56.83 ID:FEZA1vki0
ミルウーダ「……ッ!?」

骸旅団白魔道士A「ミルウーダ様?」

骸旅団白魔道士B「どうなされたんですか……?」

ミルウーダ「な、何……!?この胸騒ぎはッ!?何かとても……、そう、とても邪悪なものが……来る……ッ!?」




ラムザ「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ミルウーダ「ッ!?上!?空からッ!?」


ラムザ「イッツwwwwwwwwwwパァリィタァーイムwwwwwwwwwwwwwwwヒャアッwwwwwwwwwwwww」

ミルウーダ「あ、あれはベオルブ家の末弟……!?それに、大量のジュラエイビス!?」

ラムザ「ジュラエイビス部隊ッ!全弾投下せよッ!!」

ジュラエイビス's「ギャアアアア!!!!」

ミルウーダ「空から何か、落として……!? あ、あれは……まさかッ!?」












ボム's「~~~~~~!!!!!!!」ブルブル

ミルウーダ「!?!? ぜ、全員ッ!ただちに海に飛び込めッ!!今すぐにだぁぁぁぁッ!!!!」

ラムザ「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

話術士「ぼ~んっ♥ たぁ~まやぁ~♥」

154: 2013/12/09(月) 00:25:30.99 ID:FEZA1vki0
          ,,-'  _,,-''"      "''- ,,_   ̄"''-,,__  ''--,,__
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          て   / ,,-",-''i|   ̄|i''-、  ヾ   {
         ("  ./   i {;;;;;;;i|    .|i;;;;;;) ,ノ    ii
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156: 2013/12/09(月) 00:35:34.18 ID:FEZA1vki0
アルガス「」

ラムザ「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

話術士「や~んっ、すっごく刺激的ぃ♥ お姉さん蕩けちゃいそぉ♥」

ラムザ「クソビXチですわwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「ほんとになwwwwwwwwwwwwwwwwww」

話術士「も~っ!ひっど~い!」

アルガス「」



ミルウーダ「ご、ゴホッ!がはっ……!ベ、ベオルブの悪魔め……!まさか、ここまでするなん……て……ッ!?」

ラムザ「wwwwwwwwwwwwwwww」

ミルウーダ「く、くそッ!こんなことで、この私が……ッ!」

ラムザ「ほらほらwwwwwwwwさっさと武装解除しないとwwwwwwwwwwwwwwそんな重装備で着衣水泳できるほどwwwwwwwwwwwww悪天候の海は甘くないですよwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「wwwwwwwwwwwwwwwwwww」



ディリータ「おーおーwwwwwwwwwwもがいてるもがいてるwwwwwwwwwwwwww苦しそうだなーwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「ほらがんばれがんばれーwwwwwwwwwwwwwだーれが一番早く顔を出せるかなー?wwwwwwwwwwwwwwwwww」

盗賊「……ッ!が、がはッ!ゴホッ……!」

ディリータ「はーい一等賞wwwwwwwwwwwwおめでとうございまーすwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「一等賞の方にはもれなく鉛玉をプレゼントwwwwwwwwwwwwwwwww受け取ってくださいっwwwwwwwwwwwwwww」パンッ

盗賊「」

ディリータ「おめでとうwwwwwwwwwwwwおめでとうwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「コングラッチュレーションwwwwwwwwwwwwwwコングラッチュレーションwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

話術士「やんっ♥ 敵には容赦のないラムザちゃんも素敵ぃ~♥」

アルガス「」

176: 2013/12/09(月) 22:35:38.28 ID:FEZA1vki0
ラムザ「ロマンダ銃は正義の印wwwwwwwwwwww卑劣な悪をwwwwwwwww打ち砕くwwwwwwwwwwwwww」


盗賊E「」

盗賊F「」


ラムザ「やっべ楽しいwwwwwwwwwwwこれはたまらんwwwwwwwwwwたまらんwwwwwwwwwタマランチwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「盗賊がゴミのようだなwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「お兄ちゃんwwwwwwwwwwwなんでタマランチすぐ氏んでしまうん?wwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「知るかwwwwwwwwwwwww頭に銃弾ブチ込まれて生きてたら逆に怖いwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「お兄ちゃんwwwwwwwwwwwwなんでこのおはじきで遊んでるとwwwwwwwwwwwww盗賊さん氏んでしまうん?wwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「ラムザwwwwwwwwwwwwそれおはじきやないwwwwwwwwwwwwwwおハジキやwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「やかましいわwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「おまえが振ってきたんだろうがwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「ごめんごめんwwwwwwwwwwwwwwゆるしてちょこぼwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「それ流行らそうとしてんじゃねぇよwwwwwwwwwwwwww流行んねぇよwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」


アルガス「(こんなもの……戦いでもなんでもない……。ただの……ただの、虐殺だ……!)」

177: 2013/12/09(月) 22:50:07.27 ID:FEZA1vki0
ラムザ「アルガスくーんwwwwwwwwwwww浮かない顔してどうしたの?wwwwwwwwwwwwwwwwww」

アルガス「………」

ディリータ「ノリの悪い奴だなwwwwwwwwwwwwせっかく楽勝ムードで作戦が進んでるってのにwwwwwwwwwwwwwww」

話術士「そうよぉ。せっかくのお祭りなんだからぁ、楽しまなきゃ損よぉ~?」

ラムザ「続いてジュラエイビス部隊も投入しまーすwwwwwwwwwwwwwww先に顔出した奴から順にクチバシでもお見舞いしてやれwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「更に追い打ちかよwwwwwwwwwww容赦ねぇなwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「平民如きに革命(笑)とか掲げられたらwwwwwwwwwww貴族として示しがつかないからねwwwwwwwwwwwwwwやるなら徹底的にやらなきゃwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「つくづくおまえが敵じゃなくてよかったと思うよwwwwwwwwwwwwwいやまじでwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「何言ってるのさディリータwwwwwwwwwwwww僕たちは親友だろwwwwwwwwwww敵同士になんかなるわけないwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「ラムザァwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「ディリータァwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

話術士「やんっ、お姉さんも仲間に入れてっ♥」

ラムザ「すまないwwwwwwwwwwwビXチは帰ってくれないかwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

話術士「なによぉ~!そんなに男同士がいいわけぇ?二人とも、もしかしてホ〇なのぉ?」

ラムザ「ちげーしwwwwwwwwwwwwホ〇ちゃうわwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「さすがにそれはないわwwwwwwwwwwww何言ってんだおまえwwwwwwwwwwwwwwwww」

話術士「え~? それはそれでアリかなぁって思ったのにぃ~」

ラムザ「ねーよwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「腐女子乙wwwwwwwwwwwwwwwwそして帰れwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」


アルガス「(これが、オレの求めていた貴族だってのか……? ……確かに平民は、生まれた瞬間からオレたちの家畜も同然だ。今までなら、オレもそう思っていた……。……思っていたが、しかし……ッ!)」

179: 2013/12/09(月) 22:56:44.68 ID:FEZA1vki0
盗賊H「がはッ!?」

盗賊K「………」

ミルウーダ「ガストン!オーウェル! お、おのれ……!おのれ、ラムザぁぁぁぁッ!!」

骸旅団白魔道士A「ミ、ミルウーダ様……!」

骸旅団白魔道士B「うぅ……」

ラムザ「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

話術士「やんっ、怖い顔!怒っちゃや~よぉ♥」

アルガス「………」



ディリータ「野郎は粗方片付いたみたいだなwwwwwwwwwwwwwwラムザ、そろそろ終わらせてやれwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「そうだねwwwwwwwwwwww捕虜は女の子だけで十分だもんねwwwwwwwwwwwwwwwwww」

話術士「もうっ、ラムザちゃんのえOち♥」

ラムザ「きめぇwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「きめぇwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

アルガス「………」

182: 2013/12/09(月) 23:05:24.96 ID:FEZA1vki0
ラムザ「はいはいwwwwwwwwww皆様ご注目wwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「うぇーいwwwwwwwwwwwwww」

話術士「はぁ~い♥」

ミルウーダ「(何だ!?今度は何をするつもりだッ!?)」


ラムザ「ここに取り出したるはwwwwwwwwwwらいじんのたまにございますwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「おまwwwwwwwwwwwwwwwwww」

話術士「わ~お♥」

ラムザ「さてさて問題ですwwwwwwwwwwww僕はこれからwwwwwwwwwww何をするでしょう?wwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「らいじんのたまの時点で大体想像つくわwwwwwwwwwwwwほんと鬼畜だなおまえwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

話術士「ほんと酷い男よねぇ~。でも、たまにはそういうプレイもいいカモ♥」

ラムザ「うっせ馬鹿wwwwwwwwwwww氏ねwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

話術士「ひっど~い!」


ミルウーダ「らいじん……? ……、雷神……!? ま、まさか……ッ!?」

ラムザ「wwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「wwwwwwwwwwwwwwwwww」

話術士「ご愁傷さまぁ♥」

ラムザ「いっくぞーwwwwwwwwwwwwwwそぉーいwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」



ミルウーダ「し、白魔道士各員!早急にシェルで防壁を───きゃあああああっ!?」

ラムザ「wwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「やべぇwwwwwwwwwwwすっげぇビクンビクンってしてるwwwwwwwwwwww腹痛いwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

話術士「やんっ、まるで水揚げされたお魚さんみたい♥」

アルガス「………」

183: 2013/12/09(月) 23:15:59.10 ID:FEZA1vki0
─────────

ミルウーダ「殺せ、頃すがいい。我々はどうせ家畜なんだ……、殺せッ!」

ラムザ「え?wwwwwwwwwいいの?wwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「せっかく捕虜にしてやるって言ってるのになwwwwwwwwwwwwどんだけ貴族が憎いんだよwwwwwwwwwwwwwwwwww」

話術士「命を粗末にする子なんてぇ、お姉さん大ッ嫌いよぉ?」

アルガス「………」


ラムザ「え、なに?wwwwwwwwwwwほんとに氏にたいの?wwwwwwwwwwww冗談とかじゃなくて?wwwwwwwwwwwwwww」

ミルウーダ「そうだ……!このまま捕らえられて慰み者にされるくらいなら、誇り高い氏を選ぶ……ッ!」

ラムザ「まじでー?wwwwwwwwでじまー?wwwwwwwwwwwwwまじでじまー?wwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「ひょっとして氏ぬのが快感なのか?wwwwwwwwwwwwwとんだマゾヒストもいたもんだなwwwwwwwwwwwww」

話術士「ん~、お姉さんはどっちかというと受けだからぁ、貴女の希望には添えないかもぉ? ゴメンネ♥」

ラムザ「ビィィィィッチwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「今そういう話じゃねーからwwwwwwwwwwwwwwww引っ込んでろレOwwwwwwwwwwwwwwwwww」

話術士「失礼ねぇ、レOじゃないわよぉ!どっちもイケるだけよぉ♥」

ラムザ「きっもwwwwwwwwwwwwwww大根おろせるくらい鳥肌立ったわwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「こいつもうだめかもわからんねwwwwwwwwwwwwwどうしようもないわwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」


ミルウーダ「………」

アルガス「………」

184: 2013/12/09(月) 23:29:55.76 ID:FEZA1vki0
ラムザ「まあ安心してよwwwwwwwwwwwww捕虜っていっても慰み者にはしないからさwwwwwwwwwwベオルブ家は紳士だからねwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ミルウーダ「……どうだか」

ディリータ「やべぇwwwwwwwwwwこいつヤられる気満々じゃんwwwwwwwwwwwwしないって言ってんのにwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「どんだけ自意識過剰なのwwwwwwwwwwwww勘違いしないでよねwwwwwwwwwwwww平民のクセにwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ミルウーダ「………」

話術士「心配しなくても大丈夫よぉ。ラムザちゃんはこう見えてもぉ、女の子には優しいのよぉ♥」

ラムザ「ただしビXチは例外ですけどねwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「wwwwwwwwwwwwwwww」

話術士「もぉ~!照れ隠しでも傷付いちゃうぞっ?」

ラムザ「ちげーよ馬鹿wwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「こいつも自意識過剰やべぇwwwwwwwwwww勘違い女こえぇwwwwwwwwwwwwwwwww」

アルガス「………」

185: 2013/12/09(月) 23:41:08.02 ID:FEZA1vki0
ミルウーダ「……だったら、私たちをどうするつもりなの? どの道すぐに処刑台行きなら、どこで氏のうが同じよ……」

ラムザ「処刑なんてしないよぉwwwwwwwwwwそんな残酷なことはしませんwwwwwwwwwwwwwwwww」

ミルウーダ「え……?」

ラムザ「そもそも君たちを捕らえたのはwwwwwwwwwww北天騎士団としてじゃなくてwwwwwwwwwwwwww僕の個人的な事情なんだよねwwwwwwwwwwwwwwww」

ミルウーダ「どういう……こと?」

ラムザ「妹が新しいお友達を欲しがってたからさwwwwwwwwwwww兄として手伝ってあげようと思ってwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「シスコンwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「うるさいなwwwwwwwwwwwww」

ミルウーダ「お友達……? 一体、何を言って……」

ラムザ「というわけなのでwwwwwwwwwww女性陣の皆様はwwwwwwwwwwwwwwベオルブ邸に御招待いたしまーすwwwwwwwwwwぱちぱちぱちwwwwwwwwwwwwwww」

話術士「あらぁ♥ 天下のベオルブ家にお呼ばれするなんてぇ、とっても素敵じゃなぁい♥」

ミルウーダ「………」

ラムザ「あれ?wwwwwwwwwwwwwwなんか思ったより喜んでくれてないwwwwwwwwwwどうして?wwwwwwwwwwwwww」

ミルウーダ「……嘘ね。あなたたちのような貴族が、私たち平民を友達に迎たりなんてするはずがない……。あなたたちにとって、所詮私たちは家畜に過ぎない。……そうでしょう?」

ラムザ「あ、自覚あるんだwwwwwwwwwww家畜だってことwwwwwwwwwwwえらいえらいwwwwwwwwwwwwwwww」

ミルウーダ「………」

ラムザ「安心してよ。形式上は捕虜ということにするしかないけど、ちゃんと衣食住は保証するからさ。ベオルブの名において誓うよ」

ミルウーダ「………」

ラムザ「さぁ、ここは冷える。まずは暖かい場所へ行って、怪我の手当てをしよう。大丈夫。君と、君の仲間たちの無事も、きちんと保証する。ベオルブの名にかけてね」

ミルウーダ「………」







ラムザ「(そのかわりwwwwwwwwwwwwwどんな性癖に目覚めさせられても責任は取れないけどねwwwwwwwwwwwwwwww)」

ラムザ「(まったくwwwwwwwwwwwwwwww平民の女の子を侍らせるのが好きなんてwwwwwwwwwwwwwwwアルマの趣味にも困ったものだよwwwwwwwwwwwwwwwwwww可愛いから許すけどねwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww)」

186: 2013/12/09(月) 23:55:19.10 ID:FEZA1vki0
─────────

ラムザ「いやぁ、一仕事終えた後っていうのは実に気分がいいね!そうは思わないかい、ディリータ?」

ディリータ「ああ、最高の気分だな!たったこれだけの人数で敵のアジトを落としたんだ、きっと表彰されるに違いないぜ!」

話術士「ラムザちゃん、とってもかっこよかったわよぉ♥ お姉さん惚れ直しちゃった♥」

ディリータ「だってさwwwwwwwwwよかったなラムザwwwwwwwwwwwwww男冥利に尽きるなwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「うっぜwwwwwwwwwwwwwまじでうっぜwwwwwwwwwwwwwwwwwwもうこいつほんとやだwwwwwwwwwwwwwwえんがちょえんがちょwwwwwwwwwwwwwwww」

アルガス「………」


ラムザ「僕たちも戻ろうか。兄さんの言いつけはちゃんと守ったことだし、これで文句もないはずだ」

ディリータ「ずっとチョコボに乗ってたせいで結構疲れたな。早く戻って休みたいぜ」

話術士「アタシもぉ。戻ってふかふかのベッドで寝たいわぁ。あ、添い寝なら大歓迎よ♥」

ラムザ「うるせぇビXチwwwwwwwwwwwベッドじゃなくて棺桶で寝てろwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

アルガス「………」




ラムザ「さて、それじゃあそろそろ───ん?」

ディリータ「どうした、ラムザ?」

ラムザ「誰か、来る……?」

ディリータ「あれは……伝令班の騎士か? ……妙に急いでるな?」



北天騎士団騎士「ラ、ラムザ様、ディリータ様!至急、イグーロスへお戻りくださいッ!」

ディリータ「どうしたんだよ、そんなに血相変えて」

ラムザ「え?なになに?何かあったの?」

北天騎士団騎士「ダ、ダイスダーグ様が……!ダイスダーグ様が……!」

ラムザ「え?wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

190: 2013/12/10(火) 00:05:31.49 ID:vv9SA97+0
─────────

ダイスダーグ「敵のアジトを落としたそうだな…よくやった……。あとは、ザルバッグに任せてゆっくりと休むがいい……。ご苦労だったな……」

ラムザ「………」

ディリータ「………」

ダイスダーグ「心配するな…たいした傷ではない……」

ラムザ「(えwwwwwwwwwww別に心配とかしてないんだけどwwwwwwwwwwwwwwwwwww)」

ディリータ「(この人も自意識過剰かよwwwwwwwwwwwwwwまったくどいつもこいつもwwwwwwwwwwwwwwwwww)」

アルガス「………」




アルマ「兄さん、ティータは…、ティータはどうなるの……?」

ラムザ「え?ティータ?」

ディリータ「そういえば、まだ愛しのマイハニーと会ってないな。部屋にいるのか?」

アルマ「……ラムザ兄さん、何も聞かされていないの? ティータは……」

ダイスダーグ「……ティータは盗賊どもに、攫われてしまった……。目下、行方を捜索中だ……」

ラムザ「えっ」

ディリータ「」

191: 2013/12/10(火) 00:09:58.87 ID:vv9SA97+0
ラムザ「ティータが……攫われただって……?」

ディリータ「」

アルガス「………」


ラムザ「そ、それで、兄さん……?どうするんですか……?」

ダイスダーグ「……やつらの本拠地を発見次第、ザルバッグが総攻撃をかける」

ラムザ「そ、そんな……!!」

アルマ「ティータ……」

ディリータ「」


ダイスダーグ「骸旅団はもうガタガタだ……逃げている者も数十人しかいない。頭目のウィーグラフは未だに捕らえていないが、それも時間の問題だろう……」

アルマ「ティータを……ティータを見頃しにするの?」

ディリータ「」

アルガス「………」


ダイスダーグ「心配するな……手は打ってある。ティータの身柄を取り戻すまでは総攻撃などはせん。絶対にな……。実の妹のように想っているティータを、見頃しになどするものか……」

ラムザ「兄さん……」

ディリータ「」

アルガス「………」

192: 2013/12/10(火) 00:10:59.44 ID:vv9SA97+0
─────────

アルガス「………」

アルガス「………」

アルガス「………」

アルガス「………」

アルガス「………」


アルガス「………w」














アルガス「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

196: 2013/12/10(火) 00:18:41.09 ID:vv9SA97+0
ラムザ「待てよ、ディリータ。どこへ行こうっていうんだ!?とにかく、落ちつけよ!」

ディリータ「落ちつけだと?落ちついていられるものかッ!」

ラムザ「どこにいるかもわからないんだ!あてもなく捜したって意味がないよ!」

ディリータ「意味がないだと!?たった一人の妹なんだぞ!!」


ラムザ「に、兄さんも…言っていたじゃないか……めっちゃ嘘臭かったけど……。ティータを見頃しには…しないって…と…に…かく…今……動いても……く、苦しいよ……」

ディリータ「……すまない、ラムザ。大丈夫か……?」

ラムザ「あ、ああ……。ゴホッ、ゴホッ……」








アルガス「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「………」

197: 2013/12/10(火) 00:19:58.02 ID:vv9SA97+0
アルガス「オレは“絶対”なんて言葉をwwwwwwwwwwwwwww“絶対”にwwwwwwwwwwwww信じないけどwwwwwwwwwwwwなwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「………」

アルガス「オレだったらwwwwwwwwwwww養女とはいってもwwwwwwwwwwwwwww元は平民の娘を助けるなんてことはwwwwwwwwwwwwwwwしないなぁwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「………」

アルガス「おまえたち平民のためにwwwwwwwwwwwww兵など動かさんwwwwwwwwwwwwwwざまぁwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「………」

アルガス「なぁどんな気持ちだ?wwwwwwwwwwww家畜に妹攫われたってよwwwwwwwwwwwww行方不明だってよwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「………」

アルガス「どんな気持ちがするものなんだ?wwwwwwwwwwwwwオレには妹がいないからwwwwwwwwwwwwwわからないんだwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「………」

198: 2013/12/10(火) 00:21:20.34 ID:vv9SA97+0
ねぇねぇ、妹攫われたけど
今どんな気持ち?
        ∩___∩                     ∩___∩
    ♪   | ノ ⌒  ⌒ヽハッ    __ _,, -ー ,,    ハッ   / ⌒  ⌒ 丶|
        /  (●)  (●)  ハッ   (/   "つ`..,:  ハッ (●)  (●) 丶     今、どんな気持ち?
       |     ( _●_) ミ    :/       :::::i:.   ミ (_●_ )    |        ねぇ、どんな気持ち?
 ___ 彡     |∪| ミ    :i        ─::!,,    ミ、 |∪|    、彡____
 ヽ___       ヽノ、`\     ヽ.....:::::::::  ::::ij(_::●   / ヽノ     ___/
       /       /ヽ <   r "     .r ミノ~.    〉 /\    丶
      /      /    ̄   :|::|    ::::| :::i ゚。     ̄♪   \    丶
     /     /    ♪    :|::|    ::::| :::|:            \   丶
     (_ ⌒丶...        :` |    ::::| :::|_:           /⌒_)
      | /ヽ }.          :.,'    ::(  :::}            } ヘ /
        し  )).         ::i      `.-‐"             J´((
          ソ  トントン                             ソ  トントン


199: 2013/12/10(火) 00:31:02.77 ID:vv9SA97+0
ディリータ「………」

アルガス「おらっwwwwwwwwww何とか言えよこのwwwwwwwwwwwwwwwwww  あぐぁッ!?」ビスッ

ラムザ「………」

アルガス「あ、足がぁ……ッ!ラムザ、てめぇ……!」



ラムザ「……僕の前から消えろ!二度と現れるなッ!!」

アルガス「……あーあーそうかい、それが本音かよ……!まぁ、そうだろうな。おまえは自分と、自分の身内だけがよければ他はどうでもいいんだろうからなッ!」

ラムザ「………」

アルガス「おまえみたいなゲス野郎の仲間なんざ、こっちから願い下げなんだよッ!わかるか、この野郎ッ!ベオルブの恥晒しがッ!!」

ラムザ「二度とは言わないぞ!さっさと行けッ!!」

アルガス「フン、言われなくとも!」

ディリータ「………」



アルガス「やつらの本拠地はジークデン砦だ。おまえの兄キに聞いたよ」

ディリータ「ジークデン砦……」

アルガス「もっとも、正面からは近づけないぜ。幾重もの警戒線が引かれているとさ。裏から攻めるしかないな」

ディリータ「………」

ラムザ「………」

アルガス「ま、せいぜい、頑張ってくれよwwwwwwwwwwwwwwwクソったれた御曹司さん方wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「………」

ディリータ「………」

話術士「……サイッテー」

アルガス「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

206: 2013/12/10(火) 00:42:06.54 ID:vv9SA97+0
─────────

ディリータ「……きれいだな。ティータもどこかで、この夕日を見ているのかな……」

話術士「ディリータちゃん……」

ラムザ「……大丈夫だよ、ディリータ。ティータは無事さ」

ディリータ「………」


ディリータ「……違和感は感じていたさ。ずっと前からな」

ラムザ「アルガスの言ったことを気にしているのか?」

ディリータ「おまえとおまえの親父さんのお陰で、オレみたいな平民がベオルブ家に迎え入れて貰って……。オレなりに、ベオルブの名に恥じないよう、立ち振る舞いにも気を遣ってみたんだけどさ……」

ラムザ「………」

ディリータ「どんなに頑張っても、くつがえせないものがあるんだな……」

ラムザ「そんなこと言うなよ。努力すれば……」

ディリータ「努力すれば将軍になれる?」

ラムザ「………」

ディリータ「この手でティータを助けたいのに何もできやしない……。ティータと結婚したいのに法律を改正することもできない……。僕は“持たざる者”なんだ……」

ラムザ「ディリータ……」














ラムザ「さらっと自分の願望混ぜんなwwwwwwwwwwwこのシスコンがwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「え?wwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「法律改正とか今は関係ないだろwwwwwwwwwwwwwしかも妹と結婚する気満々かよwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「あちゃーwwwwwwwwwwwwばれたかーwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

209: 2013/12/10(火) 00:52:28.53 ID:vv9SA97+0
ディリータ「おぼえてるか? 親父さんに教えてもらった草笛を……」

ラムザ「………」

ディリータ「………」フーフー

ラムザ「………」

ディリータ「………」フーフー

ラムザ「………」










ディリータ「ならねーwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「当たり前だろwwwwwwwwwwwww草笛なんか教えてもらってねーよwwwwwwwwwwwwwwwww教わったのは女のイカせ方くらいだわwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「ちょwwwwwwwwwwwww親父さん何教えてんだよwwwwwwwwwwwwwwwばかかwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「だってあの人wwwwwwwwwwwwww愛人の数は両手で数えても足りないってよく自慢してたwwwwwwwwwwwww百から先は覚えてないって言ってたwwwwwwwwwwwwwwww僕も妾の子だしねwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「クズじゃねぇかwwwwwwwwwwwwwwwwどうしようもねぇwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「お陰で無駄にテクニックだけは身に付いたよwwwwwwwwwwwwww実践したことないけどwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

話術士「あらぁ♥ だったらお姉さんが一番乗りになっちゃおうかなっ♥」

ラムザ「きめぇwwwwwwwwwwwwwチェンジでwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「ひっでぇwwwwwwwwwwwwwwでも同感wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

話術士「ひっど~い! ……でも、身持ちが堅い男の子もス・テ・キ♥」

ラムザ「きっもwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ディリータ「ブレないなあんたもwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

213: 2013/12/10(火) 01:04:55.50 ID:vv9SA97+0
ディリータ「大丈夫、ティータはきっと無事さ。オレの妹がそう簡単に氏ぬわけがない。……寂しがっては、いるかもしれないけどな」

ラムザ「ディリータ……」

ディリータ「だから、オレが一刻も早く迎えに行ってやらないと。そうだろ、ラムザ? 今オレがやるべきことは、自分の境遇を嘆くことなんかじゃない。寂しがり屋の妹を、骸旅団の手から救い出してやることなんだ……!」

ラムザ「ああ……、ああ! そうだよ、ディリータ!僕たちでティータを迎えに行くんだ!」

話術士「ディリータちゃん……!」


ディリータ「行こうぜ、ラムザ!ティータはオレの手で、何としても助け出すッ!!」

ラムザ「ああ、行こう!」

話術士「そうよぉ!お姉さんも、久しぶりに頑張っちゃうんだから♥」

ディリータ「あ、それはいらないんでwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「そwwwwwwwwwwくwwwwwwwwwとwwwwwwwうwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

話術士「もうっ、遠慮しなくていいのにぃ♥ 照れ屋さんなんだからぁ♥」

ディリータ「ああ無理wwwwwwwww耳と心が腐るwwwwwwwwwwwwティータぁwwwwwwwwwwww早く会いたいよぉwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ラムザ「君も十分ひどいじゃないかwwwwwwwwwwwwwwまぁ同感だけどさwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

話術士「ひっど~い!」

217: 2013/12/10(火) 01:13:06.24 ID:vv9SA97+0
──同時刻・レナリア台地──


ティータ「イヤぁぁぁ!兄さん助けてぇぇぇ!!」

ゴラグロス「うるさいぞ!いつまでもピーピー騒ぎやがって、少しは静かにしろッ!」

ティータ「いや、いやぁぁぁ!薄汚い野獣に手首掴まれてる!モルボル菌が移っちゃうぅぅ!イヤぁぁぁ!!」

ゴラグロス「そんな菌いねぇよ!人を何だと思ってるんだおまえは!?」

ティータ「イヤぁぁぁシャベッタアアアアアア!!家畜以下のドブ臭い野蛮人が喋ったぁぁぁ!兄さぁぁぁん!!」

ゴラグロス「………」

ティータ「やめてぇぇッ!私に乱暴する気なんでしょう!?工口同人みたいに!工口同人みたいにッ!!」

ゴラグロス「少しくらいは下心があったことは否定しないが、今ので一気にその気が失せたぞ……」

ティータ「嘘よ嘘嘘ッ!平民の考えることなんてみんな同じよ!女を見れば二言目には突っ込むことしか考えていないんだわ!汚らわしい!汚らわしいよぉぉぉ!」

ゴラグロス「………」

ティータ「イヤぁぁぁ!助けて兄さん!ディリータ兄さん!ラムザ兄さぁぁぁん!いやぁぁぁぁ!!」

ゴラグロス「………」

218: 2013/12/10(火) 01:15:55.60 ID:vv9SA97+0
キリもいいので今日は終わるんですっ

ちなみに誤解されそうなので書いておきますが、FFTのキャラクターはアルガス含めて全員好きだよ!ヘイトSSではないから安心してね!

219: 2013/12/10(火) 01:17:12.35 ID:vv9SA97+0
レナリア台地じゃない風車小屋だwwwwwwwwwwwめんごめんごwwwwwwwゆるしてちょこぼwwwwwwwwwwwww

ってわけで今度こそ終わりですっ

【FFT】ラムザ「家畜に神はいないッ!!」【中編】

引用: ラムザ「家畜に神はいないッ!!」