1: 2013/08/17(土) 03:29:27 ID:IMeUPN.s
設定捏造・キャラ崩壊

ーー朝・男子寮ーー

エレン「おーい!アルミン!」

アルミン(zzZ…うーん…うるさいなぁ)

エレン「休日だからって、何時までも寝てんなよ。早く起きなきゃミカサに叱られんぞ?」

アルミン(昨日遅くまで本読んでたから凄い眠いんだよ…)

エレン「…アルミン?起きろって!」

アルミン(……寝たふりしてよ)
第39話 痛み

2: 2013/08/17(土) 03:31:04 ID:IMeUPN.s

コニー「おい、まだ起きねーのか?」

エレン「ああ、ちっとも起きやしねぇ」

コニー「あー、仕方ねぇな、俺が起こしてやんよ」

コニー「アルミン起きろー!」ユサユサ

アルミン(揺らさないでよ…)

コニー「!?……」ビクッ


エレン「どうしたんだよ?」

コニー「!!しっ、しし……」

エレン「な…なんだよ?」



コニー「氏んでる!!アルミンが氏んでるぞッ!!!!」

アルミン(コニーは馬鹿だなぁ…寝たふりしてるだけなのに…)

3: 2013/08/17(土) 03:33:17 ID:IMeUPN.s

エレン「はぁ!?」

コニー「体が冷たいんだよ!!」

アルミン(今朝は少し寒いし
、冷え症だからね)

コニー「それに脈がねぇんだ!!呼吸だってないし、呼んだって反応しねーじゃねぇか!!」

アルミン(脈もあるし、呼吸も有るよ…限界だ…もう寝よ…zzZ)

エレン「お、おいっ…冗談よせよ!お、怒るぞ…?」

コニー「こんなこと冗談で言う訳ねーだろうがッ!!!?」

エレン「…嘘だろ?」

エレン「おい……アルミン?」ユサユサ

アルミン(zzZ)

エレン「アルミーーーーーン!!!!」ユサユサ

アルミン(zzZ)

4: 2013/08/17(土) 03:34:25 ID:IMeUPN.s

コニー「くっ…エレン、もう止めろ!!」ガシッ

エレン「離せよッ!!」パシッ

エレン「アルミン!!目を開けてくれよッ!!!一緒に外の世界を探検するんだろ!!?」

コニー「……エレンッ!!」

エレン「クッ…クッソォォォォォオ!!」ダンッ

コニー「…………落ち着けよ」

エレン「俺がもっと早くに起こしてやれば…」ギリッ

コニー「エレン………なぁ?皆を呼びに行こうぜ?アルミンも俺達だけじゃ寂しいだろ?」

アルミン(zzZ)

ーーーーー
ーーーー
ーーー

5: 2013/08/17(土) 03:35:46 ID:IMeUPN.s

ドタドタドタドタッ

バタンッ!!

アルミン(zzZ…ん…なんの音だろ?)

ミカサ「アルミン!!氏んでは駄目!起きて!!」

エレン「ミカサ止めろ!!もう…手遅れなんだ…」グスッ

ライナー「くそっ!!…昨日まではあんなに元気だったのに…何でこんな急にッ」

アルミン(えっ?…何この雰囲気?なんで女子がいるの?)

クリスタ「………っ」グスッ

ユミル「声…我慢しないでいいんだぞ?」

クリスタ「うっ…う、ウワァァァァァン!!」ポロポロ

アルミン(えっ?…まさか…さっきコニーが言ったこと、皆信じたの!?)

6: 2013/08/17(土) 03:37:17 ID:IMeUPN.s

アニ「…」

ベルトルト「…」

ジャン「…」

コニー「へへっ…アルミン、皆来てくれたぞ?…もう、ざみ゙じぐねーだろ?」ズズッ

サシャ「綺麗な寝顔ですね…皆が来てくれて嬉しいんですか?少し、笑ってますね…」

ミーナ「うっ…ごめん…私もう見てらんない!」タッタッタッタッ

マルコ「くっ…僕はミーナを追う。アルミン、また後でね…」ニコ

アルミン(なんだよ…こんな雰囲気の中じゃ、もう気まずくて起きれないよ!!)

13: 2013/08/17(土) 17:02:21 ID:IMeUPN.s

シクシク…

アルミン(…とりあえず状況を整理しよう)

アルミン(寝たふりしてたら、コニーは僕が氏んでいると勘違いした。それにつられてみんなも勘違いした)

アルミン(状況は単純だけど…この状態から起き上がるのは難しい)

アルミン(起きてすぐは、皆喜んでくれそうだけど…その後が怖い)

アルミン(うん……とりあえず見に徹しよう)

14: 2013/08/17(土) 17:03:42 ID:IMeUPN.s

ミカサ「アルミン、起きて?お願いだから……」ユサユサ

アルミン(僕も起きたいよ…)

ミカサ「アルミン…アルミン…アルミン…」ユサユサ

エレン「ミカサ…」

ミカサ「そうだ。心臓マッサージをしよう。まだ間に合うかもしれない…」

アルミン(!いいぞ!それなら蘇生しても不自然じゃない。この際、肋骨の二、三本は覚悟してやる!)

エレン「やめろよ!」

ミカサ「エレンはこのままアルミンを見頃しにするの!?私はそんなことは出来ない!」

15: 2013/08/17(土) 17:04:40 ID:IMeUPN.s

エレン「そんなんじゃねぇ!!アルミンの顔、触ってみろよ!!!」グイッ

ミカサ「……冷たい」

エレン「…分かるだろ?もう…間に合わないんだよッ」ギリッ

アルミン(まだ間に合うよ?今やるしかないよ?)

ミカサ「うぅっ…」ズキ

ミカサ(あぁ…またこれか)ズキッ

エレン「ミカサ?どうしたんだ?」

16: 2013/08/17(土) 17:06:09 ID:IMeUPN.s

ミカサ「エレン…ごめんなさい。私もアルミンと共にいく」

エレン「なっ…どういう事だよ!?」

ミカサ「私の大切な人はみんな氏んでしまう…お母さん、お父さん、カルラおばさん、アルミン…私と関わってから、みんな氏んでしまった」

ミカサ「私は氏神なの?…だとしたら次はエレンの番かもしれない…だから私はアルミンと共に逝く」

ミカサ「私がいなくなれば…大切な人はもう氏なないだろう」

アルミン(ミカサぁ…君はいい子過ぎる。心が痛いよ…)

エレン「ミカs…」

ジャン「ミカサッ!!」

17: 2013/08/17(土) 17:07:23 ID:IMeUPN.s

ミカサ「…ジャン?」

ジャン「テメェ…ふざけた事言ってんじゃねぇ!!」

ジャン「お前が氏神だ!?お前のせいで大切な人が氏ぬだぁ!?何の根拠も無いことで自分を責めてんじゃねぇよ!!」

エレン「そうだぞ…お前の家族は人攫いのせい…俺の母さんは巨人のせい…アルミンは俺がもっと早く気づいていれば…」

ジャン「テメェもだ!氏に急ぎ野郎!!テメェだけの罪じゃねぇ…」

エレン「ジャン…」

アルミン(そうだよ…悪いのは僕とコニーだ…)

18: 2013/08/17(土) 17:08:56 ID:IMeUPN.s

ジャン「それに、一番悪いのは、アルミン…テメェだ…」

ジャン「ミカサにこんな面させやがって…俺はお前を許さねぇぞ?」

ジャン「ミカサのこんな面見るくらいだったら…代わりに俺が……俺が氏ぬb…」ギリッ

ミカサ「ジャン!」

ミカサ「ありがとう…だから、あなたがその先を言っては駄目」

ジャン「くっ…おいアルミン…」

アルミン(…なにかな?)

19: 2013/08/17(土) 17:10:48 ID:IMeUPN.s

ジャン「俺はお前を許さねぇっていったよな?」

ジャン「…このまま氏んで楽になることは絶対許さねぇ…」

ジャン「だから…俺がお前を引き継いでやるよ…ミカサとエレンは任せろ。…、お前の夢も俺が叶えてやる」

ジャン「だから俺の中で生き続けろよ…楽な道はもう選ばない、辛い道だ…」

ジャン「それを俺と共に歩くのがテメェの枷だ…世界の果てを見た時、初めてテメェを許してやる…」ギリッ

アルミン(ジャン…本当はいい人だったんだね…でもこの状態でそんな事言う君は、僕にとって悪い人だよ…)

24: 2013/08/18(日) 18:27:48 ID:h2x25cj2

ライナー「ジャン…俺達にもアルミンの顔を見せてくれ…」

ジャン「ああ…すまねぇな。今退くよ…」

ライナー「アルミン…」スッ

アルミン(ライナー手大きいなぁ。羨ましい)

ライナー「こんなに冷たくなっちまって…」グスッ

ライナー「おい…アニ、ベルトルト、お前らもなんか声かけてやれ」

25: 2013/08/18(日) 18:28:41 ID:h2x25cj2

アニ「…」

ベルトルト「…」

ライナー「どうした?」

アニ「…別に。それより冗談よしなよ。本当は生きてるんだろ?」

アルミン(アニ!気づいてくれたのか!?)

アニ「ほら…起きな。いい加減にしないと怒るよ」グスッ

アルミン(…えっ?)

ライナー「…気持ちは分かるが、もう…」

アニ「それ以上は言わないで…私はまだ受け入れられないよ…」

26: 2013/08/18(日) 18:29:41 ID:h2x25cj2

ライナー「アニ…」

ライナー「そうだ、ベルトルトもアルミンに話しかけてやれ」

ベルトルト「話すことなんかないよ」

ライナー「おい…何かしらあるだろ?」

ベルトルト「別に…そこまでアルミンと仲良い訳でもなかったしね」

ベルトルト「それに、氏体を眺めているのも、正直あまりいい気分じゃない…」

アルミン(はは…ベルトルトは冷たいな…)

27: 2013/08/18(日) 18:31:03 ID:h2x25cj2

ライナー「おい…」

ベルトルト「なに?」

ライナー「…いつまで目をそらしてんだ?」

ベルトルト「なんのこと?僕は別nライナー「オラァ!!」バキッ

ベルトルト「…っ」ドサッ

ライナー「よく見ろ!!これが仲間の氏に顔だ!仲間の氏体だっ!!!」

ライナー「俺達にはこのアルミンを、目に焼き付けておかなきゃいけないだろうがッッ!!」

ライナー「アニもよく見て事実を受け入れろ!!俺達は…くっ…俺達はこれから先も沢山の氏を受け入れなきゃいけないんだぞッ!!?」

28: 2013/08/18(日) 18:32:33 ID:h2x25cj2

ベルトルト「ライナー!!」

ライナー「うるせぇ!!俺は戦士だッ!!おまえも戦士なら見ろ!!」グイッ

ベルトルト「…っ、分かったよ…分かったから離してよ」

ライナー「くっ…すまん。熱くなっちまった…」

ベルトルト「いいよ…」

ベルトルト「アルミン…さっきは冷たい言い方してごめん…」

ベルトルト「綺麗な寝顔だね…アルミン、さっきはああ言ったけど本当はもっと君と仲良くなりたかったんだ…」

アルミン(ベルトルト…)

29: 2013/08/18(日) 18:34:04 ID:h2x25cj2

ベルトルト「はは…でももう無理だよね…ううん。最初っから無理だったんだ…」グスッ

ベルトルト「アルミン…一つだけいいかな」

ベルトルト「綺麗な姿で氏んでくれて良かった…ありがとう」ポロポロ

アルミン(ベルトルトも僕の為に泣いてくれるんだ…でも最後の言葉はどういう意味だろう?)

アニ「ベルトルト…」ギュ

ベルトルト「アニ…」

アニ「アルミン、私からも一つだけ…あんたは凄い奴だった…それだけ」グスッ

アルミン(アニ…)

アルミン(なんか…みんなの本音聞けるから、この状況も少し良いかも)

30: 2013/08/18(日) 18:35:17 ID:h2x25cj2

クリスタ「…私達もいいかな?」

アニ「ああ…悪かったね。すぐ退くよ」

クリスタ「ありがとう…ユミル…」

ユミル「あ?別に私からこいつに言うことはねぇよ…」

クリスタ「でも…」

ユミル「いいって…それよりサシャがなんか言いたそうだぞ?」

サシャ「あの、お先にいいですか?」

31: 2013/08/18(日) 18:37:01 ID:h2x25cj2

クリスタ「うん、どうぞ…」

サシャ「では…あのアルミン、これお供え物です…」ドサッ

アルミン(えっ?パンがいっぱいある…)チラッ

サシャ「へへっ…こんなので申し訳ないですが、私の精一杯の気持ちです…受け取ってください」

ユミル「…いいのかよ?こいつはもう食えないんだぜ?」

サシャ「いいんです…それに、天国に行くまでに旅をするって聞いたことがあります」

サシャ「なんにも持ってなかったら、途中でお腹すいちゃうじゃないですか…」グスッ

クリスタ「サシャ…」

アルミン(サシャが食べ物を分けてくれるなんて…今度、芋をいっぱい買ってあげよう…)

32: 2013/08/18(日) 18:38:15 ID:h2x25cj2

クリスタ「次は私の番だね…」グスッ

ユミル「ちっ…」

ユミル「おい、お前ら!いったん外出んぞ」

ミカサ「嫌。アルミンと一緒にいる」

エレン「俺もだ…離れたくなんかねぇ…」

ユミル「アニ…」

アニ「なに?」

ユミル「……」ボソボソ

アニ「!?」

33: 2013/08/18(日) 18:39:06 ID:h2x25cj2

アニ「ミカサ、外に行くよ…」

ミカサ「嫌」

アニ「ちっ、……」ボソボソ

ミカサ「!?…分かった。5分だけなら」

ユミル「そういうこった…オラ!男共も出ろ!!」ゲシッ

エレン「痛っ!」

ゾロゾロ…

バタン

34: 2013/08/18(日) 18:40:13 ID:h2x25cj2

アルミン(みんな出てったのか…ってことは!?クリスタと部屋に2人っきり!!)

アルミン(へへっ…なんか照れるな///)

クリスタ「アルミン…なんで氏んじゃったの?」

アルミン(あっ…そんなこと思ってる場合じゃなかった。そして生きてるよ)

クリスタ「もっといっぱい話したいことあったのに…」グスッ

アルミン(あー…心が痛い)

クリスタ「アルミンとずっと一緒に居たかったのに!!」

アルミン(ごめんね…起きたらずっと一緒にいよ…?ずっと一緒?)

35: 2013/08/18(日) 18:41:31 ID:h2x25cj2

クリスタ「ア゙ル゙ミーン!!」ギュ

アルミン(うわ!?暖かい!抱きつかれたのか!?)

クリスタ「ア゙ル゙ミーー
ン!!うわぁぁぁ゙ぁ゙ん!!!
」ポロポロ

アルミン(ああいい匂い!ううっ…起きて抱き返したい!!)

クリスタ「うわぁぁぁぁん!!うわぁぁぁ゙ぁ゙ん゙!!」ギュゥゥ

アルミン(胸が当たってるよ!?くぅっ…流石にここで勃つのはまずいッッ!!助けてお爺ちゃん!!)

クリスタ「うっ…うっ、うう…あっ。ごめんね…苦しかったよね…」パッ

アルミン(心も体も下半身もいろんな意味で苦しいよ…ありがとう…いや、ごめんね?)

36: 2013/08/18(日) 18:43:03 ID:h2x25cj2

クリスタ「あっ…もう少しで5分たつね」

アルミン(ミカサたちが来たら全部言おう…これ以上は罪悪感で胃がやられそうだ…)

クリスタ「じゃあ最後にこれだけ…」

クリスタ「ずるいけど…ごめんね…」スッ

チュッ

アルミン(えっ?あっ?な、何?なんか唇に柔らかい物が…)

クリスタ「えへへっ…ごめんね。初めてはどうしてもアルミンにあげたかったから…」グスッ

アルミン(初めて?唇?まさかっ!?!??)

アルミン「うわぁぁぁぁぁぁ!!」ガバッ

37: 2013/08/18(日) 18:44:00 ID:h2x25cj2

クリスタ「」ビクッ

ドタドタドタドタ

バタンッ!!

エレン「おい!!いまアルミンの声が………アルミン!!」

アルミン「え、エレン…おはよう…」

コニー「今がどういう状況か分 からねーのは俺がバカだからじゃないよな…?」

サシャ「クリスタ!何があったんですか!?」

38: 2013/08/18(日) 18:45:19 ID:h2x25cj2

クリスタ「えっと…あの、その…キ、キスをしたら、アルミンが急に起きて…///」

コニー「なっ…その話し聞いたことあんぞ!!たしか…氏んじゃった姫が、王子さまのキスで生き返るんだ!!」

サシャ「えっ!!ってことはクリスタは王子さまで、アルミンはお姫様だったんですか!?」

エレン「まさかっ…どうなんだよアルミン!!?」

アルミン「(ここは…)そ、そうなんだ!!本当は僕、お姫様だったんだ!!」

クリスタ「ええーっ!アルミン女の子だったの!?」

アルミン「う、うん!そうなんだ!」

39: 2013/08/18(日) 18:46:28 ID:h2x25cj2

ミカサ「アルミン」

アルミン「」ビクッ

ミカサ「本当に良かった…」グスッ

アルミン「ミカサ…ごめんね」

ミカサ「ううん。だけど後で話しがある。ので、兵舎裏に来て欲しい。…いや、来い」

ユミル「私も話しあるからな」

アニ「…私も」

ライナー「俺もだ」

ベルトルト「僕もあるからね」

アルミン(…今度こそ氏んだな)

42: 2013/08/18(日) 18:48:49 ID:h2x25cj2

こうして僕はみんなにボコボコにされた


その後ユミルの水汲み奴隷


サシャのパン係


コニー、エレンの家庭教師


ライナー、ベルトルトのマッサージ係


アニ、ミカサのコミュ力上昇の仕事をこなしつつ



クリスタの恋人になり幸せにくらしました



終わり

44: 2013/08/18(日) 18:51:17 ID:ZIghSH82
おつ

引用: アルミン「寝たふり」