1: 2009/09/04(金) 10:28:16.36 ID:P3vFnaya0
キョン「ん?」
キョン「ここはどこだ?」
キョン「何もない」
キョン「おーい!!」
キョン「…」
キョン「返事もない」
キョン「ここはどこだ?」
キョン「何もない」
キョン「おーい!!」
キョン「…」
キョン「返事もない」
3: 2009/09/04(金) 10:29:29.18 ID:P3vFnaya0
キョン「おかしいな」
キョン「さっきまで何をしてた?」
キョン「まず…そう、部活だ」
キョン「だが、取り立てて何かあったわけじゃなかった筈だ」
キョン「…いや、そういえばボードゲームで古泉に負けたな」
キョン「あの野郎」
キョン「さっきまで何をしてた?」
キョン「まず…そう、部活だ」
キョン「だが、取り立てて何かあったわけじゃなかった筈だ」
キョン「…いや、そういえばボードゲームで古泉に負けたな」
キョン「あの野郎」
5: 2009/09/04(金) 10:31:18.35 ID:P3vFnaya0
キョン「久々に掛け金ありでやっちまったからな」
キョン「あいつ、申し訳なさそうな顔しつつもしっかり金持って行きやがった」
キョン「…」
キョン「その後は…家に帰って」
キョン「シャミセンに『喋るなよ』って言って」
キョン「…ベッドに入ったな」
キョン「あいつ、申し訳なさそうな顔しつつもしっかり金持って行きやがった」
キョン「…」
キョン「その後は…家に帰って」
キョン「シャミセンに『喋るなよ』って言って」
キョン「…ベッドに入ったな」
7: 2009/09/04(金) 10:32:28.09 ID:P3vFnaya0
キョン「そうすると…」
キョン「…これは夢か?」
ギュッ!
キョン「…痛くない」
キョン「夢、だな」
キョン「夢とわかる夢、こういうのなんて言ったっけ」
キョン「白昼夢」
キョン「なんか違うな」
キョン「…これは夢か?」
ギュッ!
キョン「…痛くない」
キョン「夢、だな」
キョン「夢とわかる夢、こういうのなんて言ったっけ」
キョン「白昼夢」
キョン「なんか違うな」
10: 2009/09/04(金) 10:34:50.65 ID:P3vFnaya0
キョン「さて、ここが夢だとわかった訳だが」
キョン「何をしよう」
キョン「朝が来るまでこの何もない空間にいるというのは辛すぎる」
キョン「…」
キョン「ん?」
キョン「誰かいるな」
キョン「何をしよう」
キョン「朝が来るまでこの何もない空間にいるというのは辛すぎる」
キョン「…」
キョン「ん?」
キョン「誰かいるな」
12: 2009/09/04(金) 10:36:42.23 ID:P3vFnaya0
古泉「はて、ここは何処でしょうか」
古泉「僕は確かに布団に入った筈なんですが…」
古泉「おーい!!」
古泉「…」
古泉「…返事がありませんね」
古泉「ですが、布団に入った後に存在する世界ならば」
ギュッ
古泉「痛くない」
古泉「夢のようですね」
古泉「僕は確かに布団に入った筈なんですが…」
古泉「おーい!!」
古泉「…」
古泉「…返事がありませんね」
古泉「ですが、布団に入った後に存在する世界ならば」
ギュッ
古泉「痛くない」
古泉「夢のようですね」
13: 2009/09/04(金) 10:39:06.08 ID:P3vFnaya0
古泉「夢、つまりこれは明晰夢ということになります」
古泉「ですが、ここまで何もないと自由も何もありませんね」
古泉「離脱しようと思えば可能なんでしょうか」
古泉「…」
古泉「ん?」
古泉「誰かいますね」
古泉「ですが、ここまで何もないと自由も何もありませんね」
古泉「離脱しようと思えば可能なんでしょうか」
古泉「…」
古泉「ん?」
古泉「誰かいますね」
15: 2009/09/04(金) 10:42:36.63 ID:P3vFnaya0
キョン「古泉!」
古泉「やぁ、貴方でしたか」
キョン「なんだよ、どうせ出てくるなら朝比奈さんとかがよかったな」
古泉「登場早々人を不快にさせますね。この夢の貴方」
キョン「そういやよくも俺から金を巻き上げやがったな、こいつめ!」
ボカッ!
古泉「ははは、痛くないです」
キョン「ちくしょう」
古泉「やぁ、貴方でしたか」
キョン「なんだよ、どうせ出てくるなら朝比奈さんとかがよかったな」
古泉「登場早々人を不快にさせますね。この夢の貴方」
キョン「そういやよくも俺から金を巻き上げやがったな、こいつめ!」
ボカッ!
古泉「ははは、痛くないです」
キョン「ちくしょう」
16: 2009/09/04(金) 10:45:23.99 ID:P3vFnaya0
キョン(俺の夢なら、俺の思い通りになりゃいいのに)
古泉(そういえば普段、彼には言いたいことをズバズバ言われてしまっていますからね)
キョン「おい古泉、お前が持っていった金は必ず返してもらうからな」
古泉「ふふ、できるものなら力ずくでどうぞ」
キョン「!」
キョン(な、なんだこのストレスの溜まる夢は!?)
古泉「流石夢、自由なことが言えます」
キョン「!」
古泉(そういえば普段、彼には言いたいことをズバズバ言われてしまっていますからね)
キョン「おい古泉、お前が持っていった金は必ず返してもらうからな」
古泉「ふふ、できるものなら力ずくでどうぞ」
キョン「!」
キョン(な、なんだこのストレスの溜まる夢は!?)
古泉「流石夢、自由なことが言えます」
キョン「!」
17: 2009/09/04(金) 10:47:11.89 ID:P3vFnaya0
キョン(なんだこいつ、俺の夢の中のキャラクターなのにここを夢だと思ってるのか?)
古泉「それにしても貴方しかいないとは本当に味気ない」
キョン「…」
キョン(…それなら)
古泉「他に、何か起こったりはしないんですかねぇ」
キョン「あー、私は夢の精であーる!」
古泉「!」
古泉「それにしても貴方しかいないとは本当に味気ない」
キョン「…」
キョン(…それなら)
古泉「他に、何か起こったりはしないんですかねぇ」
キョン「あー、私は夢の精であーる!」
古泉「!」
18: 2009/09/04(金) 10:49:45.47 ID:P3vFnaya0
古泉「…夢の精、ですか」
キョン「その通り。夢の精だ」
古泉「…」
キョン「な、なんだよ」
古泉「いえ、その夢の精さんが何の御用で?」
キョン「古泉、お前はさっき、『何か起こらないかな』といったな」
古泉「まぁ、確かに」
キョン「次のイベントを起こすには必要なことがある」
古泉「必要なこと?」
キョン「そうだ」
古泉「…何でしょう?」
キョン「服を脱げ」
キョン「その通り。夢の精だ」
古泉「…」
キョン「な、なんだよ」
古泉「いえ、その夢の精さんが何の御用で?」
キョン「古泉、お前はさっき、『何か起こらないかな』といったな」
古泉「まぁ、確かに」
キョン「次のイベントを起こすには必要なことがある」
古泉「必要なこと?」
キョン「そうだ」
古泉「…何でしょう?」
キョン「服を脱げ」
20: 2009/09/04(金) 10:53:22.53 ID:P3vFnaya0
古泉「はい?」
キョン「服を脱げ、それが条件だ」
古泉「…」
キョン(わ、わざとらしすぎたか?)
キョン「ま、まぁ。夢の精さんがそういうのならそうなんでしょうねぇ」
ゴソゴソ
キョン(ぬ、脱いだ)
キョン(ははは、バカだ!本当に脱ぎやがった)
古泉「パンツもですか?」
キョン「あ、あたり前だ!」
古泉「仕方ありませんねぇ」
キョン「服を脱げ、それが条件だ」
古泉「…」
キョン(わ、わざとらしすぎたか?)
キョン「ま、まぁ。夢の精さんがそういうのならそうなんでしょうねぇ」
ゴソゴソ
キョン(ぬ、脱いだ)
キョン(ははは、バカだ!本当に脱ぎやがった)
古泉「パンツもですか?」
キョン「あ、あたり前だ!」
古泉「仕方ありませんねぇ」
21: 2009/09/04(金) 10:56:11.22 ID:P3vFnaya0
ゴソゴソ
キョン「…」
キョン(よく考えたら俺とコイツしかいないのに何やってんだ俺)
古泉(まぁ夢ですし、裸になっても問題はないですよね)
古泉(しかし、人前で脱ぐのには流石にキツイです)
古泉「さて、脱ぎましたよ」
キョン「こ、こっち向くな!」
古泉「?」
キョン「…」
キョン(よく考えたら俺とコイツしかいないのに何やってんだ俺)
古泉(まぁ夢ですし、裸になっても問題はないですよね)
古泉(しかし、人前で脱ぐのには流石にキツイです)
古泉「さて、脱ぎましたよ」
キョン「こ、こっち向くな!」
古泉「?」
22: 2009/09/04(金) 10:59:21.10 ID:P3vFnaya0
古泉「…」
キョン「…」
古泉「…」
キョン「…」
古泉「何も起こりませんねぇ」
キョン「そ、そうだな」
古泉「う~む。貴方も脱がないとダメなんじゃないですか?」
キョン「!?」
キョン「…」
古泉「…」
キョン「…」
古泉「何も起こりませんねぇ」
キョン「そ、そうだな」
古泉「う~む。貴方も脱がないとダメなんじゃないですか?」
キョン「!?」
25: 2009/09/04(金) 11:01:15.61 ID:P3vFnaya0
みくる「ふぇ?」
みくる「こ、ここはどこでしょう?」
みくる「あれ、ちゃんと布団で寝た筈なのに」
みくる「だれかいませんかぁ~」
みくる「…」
みくる「返事がないです」
みくる「こ、ここはどこでしょう?」
みくる「あれ、ちゃんと布団で寝た筈なのに」
みくる「だれかいませんかぁ~」
みくる「…」
みくる「返事がないです」
27: 2009/09/04(金) 11:04:24.82 ID:P3vFnaya0
みくる「えっとえっと、それじゃあこれはどういう状きょ」ガッ
ドサッ!!
みくる「いたっ!転んじゃっ…」
みくる「…」
みくる「痛くない」
みくる「もしかして、夢ですかぁ?」
ドサッ!!
みくる「いたっ!転んじゃっ…」
みくる「…」
みくる「痛くない」
みくる「もしかして、夢ですかぁ?」
29: 2009/09/04(金) 11:06:55.61 ID:P3vFnaya0
みくる「ふぇ~、それじゃあこれは白夜ってやつですかぁ~」
みくる「何もないし、どうしましょう」
みくる「…」
みくる「!」
みくる「あっちに、誰かいる!」
みくる「あ、あの~…」
みくる「ふえええええぇぇぇぇええええ!!?はだ…」
ドサッ!
みくる「何もないし、どうしましょう」
みくる「…」
みくる「!」
みくる「あっちに、誰かいる!」
みくる「あ、あの~…」
みくる「ふえええええぇぇぇぇええええ!!?はだ…」
ドサッ!
30: 2009/09/04(金) 11:09:07.65 ID:P3vFnaya0
長門の家
長門「睡眠に入る直前、異空間への転移情報を感知。それを回避」
長門「微かにではあるが、そこにSOS団メンバーと見られる情報も混在した」
長門「おそらく、『夢の世界でも皆に会いたい』という涼宮ハルヒの願望が実現した夢世界」
長門「今晩、涼宮ハルヒの夢の中に全員の夢が引き込まれた」
長門「引き続き観察を続ける」
長門「睡眠に入る直前、異空間への転移情報を感知。それを回避」
長門「微かにではあるが、そこにSOS団メンバーと見られる情報も混在した」
長門「おそらく、『夢の世界でも皆に会いたい』という涼宮ハルヒの願望が実現した夢世界」
長門「今晩、涼宮ハルヒの夢の中に全員の夢が引き込まれた」
長門「引き続き観察を続ける」
33: 2009/09/04(金) 11:12:36.16 ID:P3vFnaya0
キョン「!」
古泉「!」
キョン「な、なんだ今の叫び声は!?」
古泉「あそこですね!」
キョン「あ、朝比奈さん!?」
みくる「きゅ~」
キョン「なんでこんなところで倒れて…」
古泉「全裸の僕たちを見て、ですかね」
古泉「!」
キョン「な、なんだ今の叫び声は!?」
古泉「あそこですね!」
キョン「あ、朝比奈さん!?」
みくる「きゅ~」
キョン「なんでこんなところで倒れて…」
古泉「全裸の僕たちを見て、ですかね」
35: 2009/09/04(金) 11:15:58.31 ID:P3vFnaya0
キョン「…!!服、服は…」
古泉「さっき消えてしまいました。困ったものです」
キョン(あ、朝比奈さんの前でこのまま全裸だと!?)
古泉「何をそんなに慌てているんですか?夢の精さん」
キョン「!」
キョン(そうだ、これは俺の夢!そして俺は夢の精!)
キョン(つまり、これはピンチではなく…むしろチャンス!)
古泉(ふぅ、つまらない夢でしたが、これで少しは楽しくなりそうですね)
古泉「さっき消えてしまいました。困ったものです」
キョン(あ、朝比奈さんの前でこのまま全裸だと!?)
古泉「何をそんなに慌てているんですか?夢の精さん」
キョン「!」
キョン(そうだ、これは俺の夢!そして俺は夢の精!)
キョン(つまり、これはピンチではなく…むしろチャンス!)
古泉(ふぅ、つまらない夢でしたが、これで少しは楽しくなりそうですね)
36: 2009/09/04(金) 11:18:33.40 ID:P3vFnaya0
みくる「ふぇ…」
キョン「朝比奈さん!良かった、目が覚めましたね」
みくる「ふぇ、キョン君」
古泉「大丈夫ですか?」
みくる「古泉くん、ってふぇええええええ!!???」
ガクッ
キョン「…」
古泉「また気絶しちゃいましたね」
キョン「ま、全裸だしな俺ら」
キョン「朝比奈さん!良かった、目が覚めましたね」
みくる「ふぇ、キョン君」
古泉「大丈夫ですか?」
みくる「古泉くん、ってふぇええええええ!!???」
ガクッ
キョン「…」
古泉「また気絶しちゃいましたね」
キョン「ま、全裸だしな俺ら」
41: 2009/09/04(金) 11:22:16.63 ID:P3vFnaya0
みくる「ふぇ…」
キョン「朝比奈さん!良かった、目が覚めましたね」
みくる「ふぇ、キョン君」
古泉「大丈夫ですか?」
みくる「古泉くん、ってふぇええええええ!!???」
キョン「ストップ!気を確かに!」
みくる「あ…あ…」
古泉「落ち着いてください」
みくる「ぜ、全裸の男の人二人に囲まれてですかぁ!?」
キョン「朝比奈さん!良かった、目が覚めましたね」
みくる「ふぇ、キョン君」
古泉「大丈夫ですか?」
みくる「古泉くん、ってふぇええええええ!!???」
キョン「ストップ!気を確かに!」
みくる「あ…あ…」
古泉「落ち着いてください」
みくる「ぜ、全裸の男の人二人に囲まれてですかぁ!?」
43: 2009/09/04(金) 11:25:43.86 ID:P3vFnaya0
キョン(夢の登場キャラにしてはリアルだな)
古泉「なるべく見ないようにすれば、大丈夫ですよ~」
みくる「は、はい」
みくる(な、なんで私の夢に全裸のキョン君と古泉君がでてくるんですかぁ!?)
みくる(もしかして私、普段からこんなこと考えて…///)
キョン「落ち着きましたか?」
みくる「は、はい。えっと、キョン君」
キョン「いえ、キョンではありません」
みくる「へ?」
古泉「彼は夢の精です」
みくる「へ?」
古泉「なるべく見ないようにすれば、大丈夫ですよ~」
みくる「は、はい」
みくる(な、なんで私の夢に全裸のキョン君と古泉君がでてくるんですかぁ!?)
みくる(もしかして私、普段からこんなこと考えて…///)
キョン「落ち着きましたか?」
みくる「は、はい。えっと、キョン君」
キョン「いえ、キョンではありません」
みくる「へ?」
古泉「彼は夢の精です」
みくる「へ?」
45: 2009/09/04(金) 11:28:46.29 ID:P3vFnaya0
みくる「夢の精、さん」
キョン「はい」
みくる「なんで全裸なんですか?」
キョン「やましいものは何もない、という意思表示ですかね」
みくる「…で、古泉君は」
古泉「彼に脱がされました」
みくる「え」
キョン「おいこら、誤解を招くようなことを言うな!」
キョン「はい」
みくる「なんで全裸なんですか?」
キョン「やましいものは何もない、という意思表示ですかね」
みくる「…で、古泉君は」
古泉「彼に脱がされました」
みくる「え」
キョン「おいこら、誤解を招くようなことを言うな!」
50: 2009/09/04(金) 11:32:54.36 ID:P3vFnaya0
古泉「つまり、この世界で変化を欲するならば、全裸にならなければならない、ということなんです」
みくる「へぇ…」
古泉「そして、僕らはその変化を欲するあまりこのような格好に」
みくる「そうなんですかぁ」
古泉「というわけで申し訳ないんですが、脱いでいただいてもいいですか?」
みくる「え?」
キョン(でかしたぞ夢古泉!!!)
みくる「へぇ…」
古泉「そして、僕らはその変化を欲するあまりこのような格好に」
みくる「そうなんですかぁ」
古泉「というわけで申し訳ないんですが、脱いでいただいてもいいですか?」
みくる「え?」
キョン(でかしたぞ夢古泉!!!)
54: 2009/09/04(金) 11:36:30.44 ID:P3vFnaya0
キョン「そう、変化を欲するならば羞恥心を捨てるのだ!」
みくる「…」
キョン「さぁ」
みくる「…」
キョン「さぁ!!」
みくる「あ、あの」
みくる「変化しなくていいんで、脱ぎません」
キョン「ですよね」
みくる「…」
キョン「さぁ」
みくる「…」
キョン「さぁ!!」
みくる「あ、あの」
みくる「変化しなくていいんで、脱ぎません」
キョン「ですよね」
59: 2009/09/04(金) 11:38:34.75 ID:P3vFnaya0
古泉「困りましたね~」
キョン「まぁ、そんな上手くいくわけないと思ったさ」
古泉「ですが、このままだと朝まで非常に退屈です」
キョン「それはまぁ、そうだな」
古泉「…力ずくで行きますか」
みくる「」ビクッ!!
キョン「!?」
キョン「まぁ、そんな上手くいくわけないと思ったさ」
古泉「ですが、このままだと朝まで非常に退屈です」
キョン「それはまぁ、そうだな」
古泉「…力ずくで行きますか」
みくる「」ビクッ!!
キョン「!?」
62: 2009/09/04(金) 11:42:11.34 ID:P3vFnaya0
キョン「な、何を言ってるんだお前は!?」
古泉「?だって夢ですし」
キョン「そ、それはそうだが、無理やりというのは…」
古泉「それではこのまま朝が来るのを待ちますか?今何時かもわかりませんが」
キョン「う、うるさい!俺は夢の精だから、そんなのは関係ないのだ!」
古泉「それでは、他の手はないんですか?」
キョン「他の手…?」
古泉「えぇ、この夢に何らかの変化をもたらす他の手です」
古泉「?だって夢ですし」
キョン「そ、それはそうだが、無理やりというのは…」
古泉「それではこのまま朝が来るのを待ちますか?今何時かもわかりませんが」
キョン「う、うるさい!俺は夢の精だから、そんなのは関係ないのだ!」
古泉「それでは、他の手はないんですか?」
キョン「他の手…?」
古泉「えぇ、この夢に何らかの変化をもたらす他の手です」
63: 2009/09/04(金) 11:43:39.27 ID:P3vFnaya0
キョン「…」
キョン(夢の中のコイツはなんとも乗せやすいな)
キョン(掛け金を取られた分、こいつでめいいっぱい憂さ晴らしをしたいところだ)
キョン「ある!あるぞ古泉!もう一つの手が!」
古泉「なんでしょう?」
キョン「『びっくりするほどユートピア』といってな。禁じ手にあたる技だ」
古泉「びっくり…なんでしたっけ?」
キョン「ユートピアだ。全裸でなくては使えぬのだが、今なら大丈夫だろう」
キョン(夢の中のコイツはなんとも乗せやすいな)
キョン(掛け金を取られた分、こいつでめいいっぱい憂さ晴らしをしたいところだ)
キョン「ある!あるぞ古泉!もう一つの手が!」
古泉「なんでしょう?」
キョン「『びっくりするほどユートピア』といってな。禁じ手にあたる技だ」
古泉「びっくり…なんでしたっけ?」
キョン「ユートピアだ。全裸でなくては使えぬのだが、今なら大丈夫だろう」
65: 2009/09/04(金) 11:45:51.96 ID:P3vFnaya0
キョン「いいか、全裸のまま、両手でおしりを叩く。そしてジャンプしながら連続で叫ぶんだ。『ビックリするほどユートピア』とな」
古泉「…」
古泉「…あの、他の手段は」
キョン「ない」
古泉「そ、それは僕がやらないとダメなんですかね」
キョン「別にやらないでもいいが。そうだな、夜明けまであと5時間だ」
古泉「…」
古泉「び…」
古泉「ビックリするほどユートピア!ビックリするほどユートピア!」パンパン!
みくる「」ビクッ!!
古泉「…」
古泉「…あの、他の手段は」
キョン「ない」
古泉「そ、それは僕がやらないとダメなんですかね」
キョン「別にやらないでもいいが。そうだな、夜明けまであと5時間だ」
古泉「…」
古泉「び…」
古泉「ビックリするほどユートピア!ビックリするほどユートピア!」パンパン!
みくる「」ビクッ!!
69: 2009/09/04(金) 11:49:43.94 ID:P3vFnaya0
古泉「ビックリするほどユートピア!ビックリするほどユートピア!」パンパン!
キョン「いいぞ、その調子だ」
古泉「ビックリするほどユートピア!ビックリするほどユートピア!」パンパン!
みくる「…」
古泉「ビックリするほど、ユートピア!ビックリするほど、ユートピア!」パンパン!
キョン(あれ、俺の心が苦しくなってきた)
古泉「ビックリするほど…ユートピア!ビックリするほど…ユートピア!」パンパン!
キョン「…」
古泉「ビックリするほど…ユートピア!…はぁ、はぁ、ビックリするほど…ユートピア!」パンパン!
キョン「も、もういい」
キョン「いいぞ、その調子だ」
古泉「ビックリするほどユートピア!ビックリするほどユートピア!」パンパン!
みくる「…」
古泉「ビックリするほど、ユートピア!ビックリするほど、ユートピア!」パンパン!
キョン(あれ、俺の心が苦しくなってきた)
古泉「ビックリするほど…ユートピア!ビックリするほど…ユートピア!」パンパン!
キョン「…」
古泉「ビックリするほど…ユートピア!…はぁ、はぁ、ビックリするほど…ユートピア!」パンパン!
キョン「も、もういい」
75: 2009/09/04(金) 11:52:49.69 ID:P3vFnaya0
古泉「はぁ、はぁ」
キョン「お、お疲れ」
古泉「はぁ、はぁ」
みくる「」ブルブル…
古泉「ど、どうでしょう、何か変化は!?」
キョン「あ~、朝比奈さんがドン引きしたかな」
キョン「お、お疲れ」
古泉「はぁ、はぁ」
みくる「」ブルブル…
古泉「ど、どうでしょう、何か変化は!?」
キョン「あ~、朝比奈さんがドン引きしたかな」
80: 2009/09/04(金) 11:56:42.76 ID:P3vFnaya0
古泉「…」
キョン「じ、冗談だ。そんな目をするな」
キョン「あ~。変化は起こった。じきに、やってく…」
???「あ~~~~~!!」
キョン「!!」
古泉「!!」
みくる「!!」
パァン!パァン!!
古泉「うぐっ…」
キョン「くっ、殴られた」
ハルヒ「な…なにやってるのよ!!?」
キョン「じ、冗談だ。そんな目をするな」
キョン「あ~。変化は起こった。じきに、やってく…」
???「あ~~~~~!!」
キョン「!!」
古泉「!!」
みくる「!!」
パァン!パァン!!
古泉「うぐっ…」
キョン「くっ、殴られた」
ハルヒ「な…なにやってるのよ!!?」
82: 2009/09/04(金) 11:58:54.47 ID:P3vFnaya0
キョン「は、ハルヒ!?」
古泉「涼宮さん!?」
ハルヒ「あ…あ…あんたち…」
ハルヒ「全裸でみくるちゃん囲って、どうするつもり!!?」
キョン(こ…この眼…)
キョン(…マジで人を軽蔑する眼だ)
キョン(そして何より…)
キョン(殴られた部分が痛い…!?)
古泉(…!?)
古泉「涼宮さん!?」
ハルヒ「あ…あ…あんたち…」
ハルヒ「全裸でみくるちゃん囲って、どうするつもり!!?」
キョン(こ…この眼…)
キョン(…マジで人を軽蔑する眼だ)
キョン(そして何より…)
キョン(殴られた部分が痛い…!?)
古泉(…!?)
85: 2009/09/04(金) 12:01:05.60 ID:P3vFnaya0
ハルヒ「ねぇみくるちゃん!大丈夫!?」
キョン「…」
キョン(あれ、なんで痛いんだろ)
キョン(夢なら痛くない筈だろ…?)
キョン(…)
キョン(ま、まさか…)
古泉「…」
キョン「…」
キョン(あれ、なんで痛いんだろ)
キョン(夢なら痛くない筈だろ…?)
キョン(…)
キョン(ま、まさか…)
古泉「…」
86: 2009/09/04(金) 12:02:57.66 ID:P3vFnaya0
キョン「おい、古泉!」
古泉「…」
キョン「…おい」
古泉「…」
キョン「…古泉?」
古泉「ぼ、僕は…」
古泉「とんでもないことを…」
キョン「…」
古泉「…」
キョン「…おい」
古泉「…」
キョン「…古泉?」
古泉「ぼ、僕は…」
古泉「とんでもないことを…」
キョン「…」
89: 2009/09/04(金) 12:05:21.39 ID:P3vFnaya0
古泉「つまりは…ただの夢なんかじゃなかったんですよ」
古泉「言うなれば…夢の中に出来た閉鎖空間といったところでしょう」
古泉「つまり…記憶のみを共有した現実世界なんです」
古泉「はは…」
キョン「…古泉」
古泉「見ましたか、涼宮さんのあの顔」
古泉「終わりましたよ。これは」
古泉「言うなれば…夢の中に出来た閉鎖空間といったところでしょう」
古泉「つまり…記憶のみを共有した現実世界なんです」
古泉「はは…」
キョン「…古泉」
古泉「見ましたか、涼宮さんのあの顔」
古泉「終わりましたよ。これは」
90: 2009/09/04(金) 12:07:39.88 ID:P3vFnaya0
キョン(夢じゃないとか…マジかよ)
キョン(つまり、ここで起こったことは皆が覚えてるわけで…)
キョン(…)
キョン(…お、終わった)
古泉「は…はははは」
キョン「ははは…」
キョン(つまり、ここで起こったことは皆が覚えてるわけで…)
キョン(…)
キョン(…お、終わった)
古泉「は…はははは」
キョン「ははは…」
92: 2009/09/04(金) 12:08:51.99 ID:P3vFnaya0
長門の家
長門「これは涼宮ハルヒによって作られた涼宮ハルヒの夢」
長門「つまり夢のルールは涼宮ハルヒが決定する」
長門「そして彼女が望めばルールは夢を超えて発動する」
長門「例えば痛みであっても」
長門「…観察続行」
長門「これは涼宮ハルヒによって作られた涼宮ハルヒの夢」
長門「つまり夢のルールは涼宮ハルヒが決定する」
長門「そして彼女が望めばルールは夢を超えて発動する」
長門「例えば痛みであっても」
長門「…観察続行」
98: 2009/09/04(金) 12:12:25.10 ID:P3vFnaya0
>>96
!?
キョン(…)
キョン(…せめて)
キョン(今からでもコレが夢になれば…)
キョン(…!)
古泉「あっはっはは」
キョン「古泉!」
古泉「…はい?」
キョン「諦めるのはまだ早いかもしれないぞ」
!?
キョン(…)
キョン(…せめて)
キョン(今からでもコレが夢になれば…)
キョン(…!)
古泉「あっはっはは」
キョン「古泉!」
古泉「…はい?」
キョン「諦めるのはまだ早いかもしれないぞ」
99: 2009/09/04(金) 12:14:07.23 ID:P3vFnaya0
古泉「どういうことでしょう?」
キョン「今起こったこと、これを全部夢にしちまおう」
古泉「…」
古泉「…はは」
古泉「できますか?前回のように。全裸のこの状況で!?」
キョン「!」
古泉「さすがの貴方でも無理というものです」
キョン「そ、それなら!」
キョン「そうだ、それならハルヒに思わせるんだ!『こんなこと夢でしかありえない』って!別の方法で!」
キョン「今起こったこと、これを全部夢にしちまおう」
古泉「…」
古泉「…はは」
古泉「できますか?前回のように。全裸のこの状況で!?」
キョン「!」
古泉「さすがの貴方でも無理というものです」
キョン「そ、それなら!」
キョン「そうだ、それならハルヒに思わせるんだ!『こんなこと夢でしかありえない』って!別の方法で!」
101: 2009/09/04(金) 12:16:09.34 ID:P3vFnaya0
古泉「ありますかねぇ。そんな都合のいい方法が…」
キョン「あったとしたらどうする?」
古泉「…!」
古泉「あるんですか?そんな方法が?」
キョン「ある」
キョン「だが、こいつには少々の痛みを伴う」
古泉「…いえ、それでも世界が救えるのなら、是非、教えて下さい!」
キョン「ははは。任せておけ。俺は夢の精だぜ?」
キョン「あったとしたらどうする?」
古泉「…!」
古泉「あるんですか?そんな方法が?」
キョン「ある」
キョン「だが、こいつには少々の痛みを伴う」
古泉「…いえ、それでも世界が救えるのなら、是非、教えて下さい!」
キョン「ははは。任せておけ。俺は夢の精だぜ?」
103: 2009/09/04(金) 12:17:48.05 ID:P3vFnaya0
ハルヒ「ちょっとキョン!!古泉くん!!どういうことだか説明しなさい!!!」
キョン「…」
古泉「…」
ハルヒ「聞いてるの!?」
キョン「いくぞ…!」
古泉「…ええ」
キョン・古泉「ビックリするほどユートピア!ビックリするほどユートピア!」パンパン!
キョン「…」
古泉「…」
ハルヒ「聞いてるの!?」
キョン「いくぞ…!」
古泉「…ええ」
キョン・古泉「ビックリするほどユートピア!ビックリするほどユートピア!」パンパン!
106: 2009/09/04(金) 12:19:45.47 ID:P3vFnaya0
ハルヒ「ちょ…」
キョン・古泉「ビックリするほどユートピア!ビックリするほどユートピア!」パンパン!
ハルヒ「ど、どうしたの?」
キョン・古泉「ビックリするほどユートピア!ビックリするほどユートピア!」パンパン!
ハルヒ「キョン!?古泉くん!?」
キョン(止まるなよ古泉!)
古泉(もちろん、世界のためです!)
キョン・古泉「ビックリするほどユートピア!ビックリするほどユートピア!」パンパン!
キョン・古泉「ビックリするほどユートピア!ビックリするほどユートピア!」パンパン!
ハルヒ「ど、どうしたの?」
キョン・古泉「ビックリするほどユートピア!ビックリするほどユートピア!」パンパン!
ハルヒ「キョン!?古泉くん!?」
キョン(止まるなよ古泉!)
古泉(もちろん、世界のためです!)
キョン・古泉「ビックリするほどユートピア!ビックリするほどユートピア!」パンパン!
107: 2009/09/04(金) 12:21:42.41 ID:P3vFnaya0
ハルヒ「あ…」
キョン・古泉「ビックリするほどユートピア!ビックリするほどユートピア!」パンパン!
ハルヒ「えと…」
キョン・古泉「ビックリするほど、ユートピア!ビックリするほど、ユートピア!」パンパン!
ハルヒ「…」
キョン・古泉「ビックリするほど…ユートピア!ビックリするほど…ユートピア!」パンパン!
ハルヒ「…」
キョン・古泉「ビックリ…はぁ、はぁ…ほど…ユートピア!ビックリするほど…はぁ、はぁ…」パンパン!
キョン・古泉「ビックリするほどユートピア!ビックリするほどユートピア!」パンパン!
ハルヒ「えと…」
キョン・古泉「ビックリするほど、ユートピア!ビックリするほど、ユートピア!」パンパン!
ハルヒ「…」
キョン・古泉「ビックリするほど…ユートピア!ビックリするほど…ユートピア!」パンパン!
ハルヒ「…」
キョン・古泉「ビックリ…はぁ、はぁ…ほど…ユートピア!ビックリするほど…はぁ、はぁ…」パンパン!
111: 2009/09/04(金) 12:23:38.99 ID:P3vFnaya0
ピシッ!!
キョン「!」
古泉「!」
キョン(空が割れた!?あれは・・・)
古泉(きました!この世界の崩壊です!)
キョン・古泉(あと一息!)
キョン・古泉「ビックリするほどユートピア!ビックリするほどユートピア!」パンパン!
バリバリバリッ!!!!
キョン「!」
古泉「!」
キョン(空が割れた!?あれは・・・)
古泉(きました!この世界の崩壊です!)
キョン・古泉(あと一息!)
キョン・古泉「ビックリするほどユートピア!ビックリするほどユートピア!」パンパン!
バリバリバリッ!!!!
112: 2009/09/04(金) 12:25:52.49 ID:P3vFnaya0
・
・
・
キョン「…」
キョン「…」
キョン「…ここは」
キョン「布団の中だ」
キョン「せ、成功したんだろうな!?」
キョン「…学校行きたくない」
・
・
キョン「…」
キョン「…」
キョン「…ここは」
キョン「布団の中だ」
キョン「せ、成功したんだろうな!?」
キョン「…学校行きたくない」
114: 2009/09/04(金) 12:27:35.82 ID:P3vFnaya0
学校
キョン「ハルヒは…もういるな」
キョン「くそっ、昨日の事が恐くて近づけん!」
谷口「何やってんだ、早くは入れよキョン」
キョン「どわっ!」
キョン「た、谷口、てめぇ!」
ハルヒ「あ…」
キョン「あ…」
ハルヒ「…」
ハルヒ「朝っぱらからアホ面ね」
キョン「…!」
キョン「ハルヒは…もういるな」
キョン「くそっ、昨日の事が恐くて近づけん!」
谷口「何やってんだ、早くは入れよキョン」
キョン「どわっ!」
キョン「た、谷口、てめぇ!」
ハルヒ「あ…」
キョン「あ…」
ハルヒ「…」
ハルヒ「朝っぱらからアホ面ね」
キョン「…!」
117: 2009/09/04(金) 12:29:07.13 ID:P3vFnaya0
キョン「なぁハルヒ、昨日は夢かなんかを見なかったか?」
ハルヒ「夢?」
キョン(自ら虎穴に足を踏み入れちまった!)
ハルヒ「…そういえば、凄く恐い夢を見た気がしたけど、もう忘れちゃったわ」
キョン「忘れた…」
キョン「はは、まぁそういうもんだよな!夢は!」
キョン(やった!成功だ)
ハルヒ「夢?」
キョン(自ら虎穴に足を踏み入れちまった!)
ハルヒ「…そういえば、凄く恐い夢を見た気がしたけど、もう忘れちゃったわ」
キョン「忘れた…」
キョン「はは、まぁそういうもんだよな!夢は!」
キョン(やった!成功だ)
120: 2009/09/04(金) 12:30:39.85 ID:P3vFnaya0
キョン「だ、だよな!」
ハルヒ「なにがよ!?」
キョン「いやいや、夢は忘れるものさ!ハハハ!」
ハルヒ「?」
キョン(…あと、確認すべきは…!)
休み時間
鶴屋「みっくる~!キョン君が呼んでるよ~!」
みくる「あ、キョン君!どうしましたぁ?」
キョン「いえ、大した用事はないんですけどね…」
キョン(この感じ…忘れてる!)
ハルヒ「なにがよ!?」
キョン「いやいや、夢は忘れるものさ!ハハハ!」
ハルヒ「?」
キョン(…あと、確認すべきは…!)
休み時間
鶴屋「みっくる~!キョン君が呼んでるよ~!」
みくる「あ、キョン君!どうしましたぁ?」
キョン「いえ、大した用事はないんですけどね…」
キョン(この感じ…忘れてる!)
121: 2009/09/04(金) 12:32:23.85 ID:P3vFnaya0
キョン「よしよし、大丈夫みたいだな!」
キョン「いや~、一時はどうなることかと思ったが!」
古泉「こんにちは」
キョン「おぅ古泉!奇遇だなぁ!」
古泉「ご機嫌ですね」
キョン「いやいや、肩の荷が降りて軽くなったというか、清清しい気分が…」
古泉「人に好き勝手変なことをさせたからでしょうかねぇ?…夢の精さん」
キョン「…え」
キョン「いや~、一時はどうなることかと思ったが!」
古泉「こんにちは」
キョン「おぅ古泉!奇遇だなぁ!」
古泉「ご機嫌ですね」
キョン「いやいや、肩の荷が降りて軽くなったというか、清清しい気分が…」
古泉「人に好き勝手変なことをさせたからでしょうかねぇ?…夢の精さん」
キョン「…え」
124: 2009/09/04(金) 12:36:34.41 ID:P3vFnaya0
キョン「あ、お前、覚えて…」
古泉「今回ばかりは、ゆっくりお話をさせていいでしょうか?」
キョン「いや、あれだ古泉。俺にも自覚がなくてだな」
古泉「そうですか。ちょっと来て頂いても?」
キョン「す・・・すまん!古泉!許してくれ!!」
長門「SOS団メンバーから、昨晩の記憶を削除」
長門「…彼と古泉一樹以外」
長門「ユニーク」
古泉「今回ばかりは、ゆっくりお話をさせていいでしょうか?」
キョン「いや、あれだ古泉。俺にも自覚がなくてだな」
古泉「そうですか。ちょっと来て頂いても?」
キョン「す・・・すまん!古泉!許してくれ!!」
長門「SOS団メンバーから、昨晩の記憶を削除」
長門「…彼と古泉一樹以外」
長門「ユニーク」
125: 2009/09/04(金) 12:40:09.03 ID:P3vFnaya0
長門「今回、『ビックリするほどユートピア!』と唱えることがきっかけで、世界に変化が起こった」
長門「つまり、『ビックリするほどユートピア!』には世界の情報を書き換える力が宿っている」
長門「もしあなたが現在の日常に不満を感じているならこのスレに『ビックリするほどユートピア!』と書き込むべき」
長門「あなたの身の回りにも変化が起こるはず」
長門「たぶん」
おしまい
長門「つまり、『ビックリするほどユートピア!』には世界の情報を書き換える力が宿っている」
長門「もしあなたが現在の日常に不満を感じているならこのスレに『ビックリするほどユートピア!』と書き込むべき」
長門「あなたの身の回りにも変化が起こるはず」
長門「たぶん」
おしまい
126: 2009/09/04(金) 12:40:45.62 ID:hFG2KEBD0
ビックリするほどユートピア!
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