1: 2009/09/06(日) 19:20:24.04 ID:kMBXagfFO
ハルヒ「…ホントね」
キョン「いつからだ?」
ハルヒ「あたしは昨日からよ」
キョン「パクりやがったな」
ハルヒ「知らないわよ。安かったから買っただけ」
キョン「まあ、シャーペンがかぶるのなんてありきたりではあるが」
ハルヒ「あたしの大っ嫌いな言葉の一つね」
キョン「シャーペン?」
ハルヒ「ありきたり」
キョン「そっちか」
ハルヒ「あんたバカ?」
キョン「そうじゃないと思いたい」
ハルヒ「ふーん」
キョン「…何に納得したんだ」
ハルヒ「キョンはバカだって事」
キョン「いつからだ?」
ハルヒ「あたしは昨日からよ」
キョン「パクりやがったな」
ハルヒ「知らないわよ。安かったから買っただけ」
キョン「まあ、シャーペンがかぶるのなんてありきたりではあるが」
ハルヒ「あたしの大っ嫌いな言葉の一つね」
キョン「シャーペン?」
ハルヒ「ありきたり」
キョン「そっちか」
ハルヒ「あんたバカ?」
キョン「そうじゃないと思いたい」
ハルヒ「ふーん」
キョン「…何に納得したんだ」
ハルヒ「キョンはバカだって事」
2: 2009/09/06(日) 19:21:28.16 ID:kMBXagfFO
キョン「いろいろツッコミどころ満載なんだが」
ハルヒ「どうぞ?」
キョン「消しゴムも同じじゃねぇか!」
ハルヒ「ほ、ホントだわ」
ハルヒ「……っていうか、そこにツッコむのね」
キョン「まあな」
ハルヒ「いつから?」
キョン「結構前だ」
ハルヒ「あたしは…一週間ぐらい?」
キョン「またパクり疑惑が」
ハルヒ「あんたのなんか好きでパクる奴なんていないわよ」
キョン「まあ消しゴムもありきたりだな」
ハルヒ「ありきたりね」
キョン「そうだハルヒ」
ハルヒ「ん?」
ハルヒ「どうぞ?」
キョン「消しゴムも同じじゃねぇか!」
ハルヒ「ほ、ホントだわ」
ハルヒ「……っていうか、そこにツッコむのね」
キョン「まあな」
ハルヒ「いつから?」
キョン「結構前だ」
ハルヒ「あたしは…一週間ぐらい?」
キョン「またパクり疑惑が」
ハルヒ「あんたのなんか好きでパクる奴なんていないわよ」
キョン「まあ消しゴムもありきたりだな」
ハルヒ「ありきたりね」
キョン「そうだハルヒ」
ハルヒ「ん?」
4: 2009/09/06(日) 19:25:13.76 ID:kMBXagfFO
キョン「交換しないか?消しゴム」
ハルヒ「…!」
キョン「同じなんだし。いいだろ?」
ハルヒ「…乙女心を揺さぶるいい攻撃じゃない」
キョン「乙女心?」
ハルヒ「そうはいかないんだから。嫌よ。あんた、ただ単に新しいの使いたいだけでしょ」
キョン「ばれたか」
ハルヒ「消しゴムくらい、買いなさいよ」
キョン「お前に奢らされて、消しゴムも買う金がねぇんだよ」
ハルヒ「嘘よ」
キョン「嘘だ」
ハルヒ「な、なーんだ、嘘なの?」
キョン「どんだけ金欠なんだよ、俺」
ハルヒ「じゃああたしにジュース…」
キョン「自分で買え」
ハルヒ「…!」
キョン「同じなんだし。いいだろ?」
ハルヒ「…乙女心を揺さぶるいい攻撃じゃない」
キョン「乙女心?」
ハルヒ「そうはいかないんだから。嫌よ。あんた、ただ単に新しいの使いたいだけでしょ」
キョン「ばれたか」
ハルヒ「消しゴムくらい、買いなさいよ」
キョン「お前に奢らされて、消しゴムも買う金がねぇんだよ」
ハルヒ「嘘よ」
キョン「嘘だ」
ハルヒ「な、なーんだ、嘘なの?」
キョン「どんだけ金欠なんだよ、俺」
ハルヒ「じゃああたしにジュース…」
キョン「自分で買え」
6: 2009/09/06(日) 19:30:42.66 ID:kMBXagfFO
ハルヒ「けち。消しゴムもジュースもだいたい同じ値段じゃない」
キョン「自分に買うか人に買うかの違いだ」
ハルヒ「人は助け合って生きていくものなの!」
キョン「これを助け合いとは言いません」
ハルヒ「けちー。キョンのけち」
キョン「けちで結構」
ハルヒ「けち」
キョン「何回言ってんだよ」
ハルヒ「あたしは四回よ?」
キョン「数えてたのか!」
ハルヒ「ちなみに、キョンは今まで『!』を二億回ぐらい使ったわ」
キョン「嘘だろ」
ハルヒ「嘘よ」
キョン「だ、だよな」
ハルヒ「何うろたえてんのよ」
キョン「自分に買うか人に買うかの違いだ」
ハルヒ「人は助け合って生きていくものなの!」
キョン「これを助け合いとは言いません」
ハルヒ「けちー。キョンのけち」
キョン「けちで結構」
ハルヒ「けち」
キョン「何回言ってんだよ」
ハルヒ「あたしは四回よ?」
キョン「数えてたのか!」
ハルヒ「ちなみに、キョンは今まで『!』を二億回ぐらい使ったわ」
キョン「嘘だろ」
ハルヒ「嘘よ」
キョン「だ、だよな」
ハルヒ「何うろたえてんのよ」
9: 2009/09/06(日) 19:34:51.93 ID:kMBXagfFO
キョン「ハルヒ。奢るのは嫌だが」
ハルヒ「?」
キョン「俺も喉渇いててな、授業終わったら買いに行くつもりでいる訳だ」
キョン「んで、俺の飲みかけのやつならくれてやってもいいぞ」
ハルヒ「またまた乙女心をくすぐってきたわね」
キョン「乙女心?」
ハルヒ「あたしは騙されないからね。要らない。あんたの口付けたやつなんて飲みたくないもん」
キョン「…この前のコーラ」
ハルヒ「!!」
キョン「俺のコーラ勝手に飲んだだろーが!」
ハルヒ「……」
キョン「だんまりかよ」
ハルヒ「あ、あたしの」
キョン「…?」
ハルヒ「あたしの飲みかけのジュース、今度あげるから許してよ…」
ハルヒ「?」
キョン「俺も喉渇いててな、授業終わったら買いに行くつもりでいる訳だ」
キョン「んで、俺の飲みかけのやつならくれてやってもいいぞ」
ハルヒ「またまた乙女心をくすぐってきたわね」
キョン「乙女心?」
ハルヒ「あたしは騙されないからね。要らない。あんたの口付けたやつなんて飲みたくないもん」
キョン「…この前のコーラ」
ハルヒ「!!」
キョン「俺のコーラ勝手に飲んだだろーが!」
ハルヒ「……」
キョン「だんまりかよ」
ハルヒ「あ、あたしの」
キョン「…?」
ハルヒ「あたしの飲みかけのジュース、今度あげるから許してよ…」
10: 2009/09/06(日) 19:38:42.59 ID:kMBXagfFO
キョン「出来れば、飲みかけじゃなくて新品のやつをくれ」
ハルヒ「何よそれ」
キョン「つまりは」
キョン「お前、そろそろ俺に何か奢れ!ってこと」
ハルヒ「嫌よ」
キョン「だろうな」
ハルヒ「あんたの誠意を見せなさい。そしたら考えてやんなくもないわ」
キョン「誠意?」
ハルヒ「そ。あたしに対する誠意よ」
キョン「むむ」
ハルヒ「……」
キョン「…ハルヒ。俺、ハルヒの事、すっげえ常識無い奴だと思ってる」
キョン「人の話聞かないし、我が儘だし、自分勝手だし、全然普通じゃない」
ハルヒ「……」
ハルヒ「…ねぇ、あんたそれもしかして褒めてるつもりなの?」
ハルヒ「何よそれ」
キョン「つまりは」
キョン「お前、そろそろ俺に何か奢れ!ってこと」
ハルヒ「嫌よ」
キョン「だろうな」
ハルヒ「あんたの誠意を見せなさい。そしたら考えてやんなくもないわ」
キョン「誠意?」
ハルヒ「そ。あたしに対する誠意よ」
キョン「むむ」
ハルヒ「……」
キョン「…ハルヒ。俺、ハルヒの事、すっげえ常識無い奴だと思ってる」
キョン「人の話聞かないし、我が儘だし、自分勝手だし、全然普通じゃない」
ハルヒ「……」
ハルヒ「…ねぇ、あんたそれもしかして褒めてるつもりなの?」
12: 2009/09/06(日) 19:44:49.45 ID:kMBXagfFO
キョン「当たり前だろ」
ハルヒ「一回氏んでみたらそのバカも直るかもね」
キョン「お前、普通が大ッキライだったんじゃないっけ」
ハルヒ「そうよ。そうだけど、だからって我が儘ってのが褒め言葉になる訳ないじゃない」
キョン「あれ?昔、そう言われてお前喜んでなかったか?」
ハルヒ「あの時は……あの時よ」
キョン「全く訳がわからんね」
ハルヒ「訳わかんなくて結構。今はちょっと繊細なの」
キョン「繊細?お前が?」
ハルヒ「…いちいちむかつく野郎ね」
キョン「繊細な女の子にしちゃあ、言葉使いが悪いな」
ハルヒ「…毎度毎度、私の事を苛立たせるお方ですね、あなたは」
キョン「すまん。悪かった」
ハルヒ「……」
キョン「あー、マジですまん。機嫌直してくれよハルヒ」
ハルヒ「一回氏んでみたらそのバカも直るかもね」
キョン「お前、普通が大ッキライだったんじゃないっけ」
ハルヒ「そうよ。そうだけど、だからって我が儘ってのが褒め言葉になる訳ないじゃない」
キョン「あれ?昔、そう言われてお前喜んでなかったか?」
ハルヒ「あの時は……あの時よ」
キョン「全く訳がわからんね」
ハルヒ「訳わかんなくて結構。今はちょっと繊細なの」
キョン「繊細?お前が?」
ハルヒ「…いちいちむかつく野郎ね」
キョン「繊細な女の子にしちゃあ、言葉使いが悪いな」
ハルヒ「…毎度毎度、私の事を苛立たせるお方ですね、あなたは」
キョン「すまん。悪かった」
ハルヒ「……」
キョン「あー、マジですまん。機嫌直してくれよハルヒ」
15: 2009/09/06(日) 19:53:10.02 ID:kMBXagfFO
ハルヒ「……」
キョン「ハルヒー」
ハルヒ「……」
キョン「よし。今日はなんでも言う事聞いてやるぞ」
ハルヒ「ほ、ホント!?」
キョン「ああホントだとも」
ハルヒ「じゃ…じゃあ…」
ハルヒ「とりあえずジュース奢りなさい!」
キョン「……」
キョン「…仕方ないな」
ハルヒ「うし」
キョン「結局奢るはめになるのか…」
ハルヒ「運命ってやつ?」
キョン「全然嬉しくない運命だなぁおい」
ハルヒ「運命は時に残酷なのよ」
キョン「ハルヒー」
ハルヒ「……」
キョン「よし。今日はなんでも言う事聞いてやるぞ」
ハルヒ「ほ、ホント!?」
キョン「ああホントだとも」
ハルヒ「じゃ…じゃあ…」
ハルヒ「とりあえずジュース奢りなさい!」
キョン「……」
キョン「…仕方ないな」
ハルヒ「うし」
キョン「結局奢るはめになるのか…」
ハルヒ「運命ってやつ?」
キョン「全然嬉しくない運命だなぁおい」
ハルヒ「運命は時に残酷なのよ」
17: 2009/09/06(日) 19:59:28.24 ID:kMBXagfFO
キョン「俺とお前の座席関係が変わらないのは?」
ハルヒ「…残酷な運命ね。欝陶しいったらないわ」
キョン「探索で同じ組にならないのは?」
ハルヒ「それはいいんじゃない?」
キョン「なんだ、お前はただ俺の事が嫌いなんじゃないか」
ハルヒ「ち、違うわよ。興味が無いだけよ」
キョン「うわもっと酷くなった」
ハルヒ「じゃあ嫌い」
キョン「俺のイメージは随分コロコロ変わるのな」
ハルヒ「嫌いって言ったじゃない」
キョン「奇遇だな。俺と同じだ」
ハルヒ「許さないわよ」
キョン「おー、こえーこえー」
ハルヒ「あたしの事は慕いなさい。尊敬しなさい。敬いなさい!」
キョン「どんな独裁政治だ。それに、言ってる事ほとんど同じだぞ」
ハルヒ「…残酷な運命ね。欝陶しいったらないわ」
キョン「探索で同じ組にならないのは?」
ハルヒ「それはいいんじゃない?」
キョン「なんだ、お前はただ俺の事が嫌いなんじゃないか」
ハルヒ「ち、違うわよ。興味が無いだけよ」
キョン「うわもっと酷くなった」
ハルヒ「じゃあ嫌い」
キョン「俺のイメージは随分コロコロ変わるのな」
ハルヒ「嫌いって言ったじゃない」
キョン「奇遇だな。俺と同じだ」
ハルヒ「許さないわよ」
キョン「おー、こえーこえー」
ハルヒ「あたしの事は慕いなさい。尊敬しなさい。敬いなさい!」
キョン「どんな独裁政治だ。それに、言ってる事ほとんど同じだぞ」
19: 2009/09/06(日) 20:06:26.07 ID:kMBXagfFO
ハルヒ「そういえば、今は政治経済の時間ね」
キョン「今授業中だったのか」
ハルヒ「バカな事言ってんじゃないわよ」
キョン「お前のおかげで、俺はすっかり問題児だよ」
ハルヒ「教師に無視されてるわよね」
キョン「成績下がったら、ハルヒのせいだからな」
ハルヒ「あんたこれ以上成績下がったっけ?」
キョン「そんなに酷くねぇわ!」
ハルヒ「つまんないわね」
キョン「…つまんなくて悪かったな」
ハルヒ「まあ、だらだら授業聞くより面白いからいいわ」
キョン「それは同感だ。近くにハルヒがいて良かったよ」
ハルヒ「ま、またあんたは…そうやって…」
キョン「ん?」
ハルヒ「騙されちゃだめ。騙されちゃだめよ涼宮ハルヒ!耐えなさい!」
キョン「今授業中だったのか」
ハルヒ「バカな事言ってんじゃないわよ」
キョン「お前のおかげで、俺はすっかり問題児だよ」
ハルヒ「教師に無視されてるわよね」
キョン「成績下がったら、ハルヒのせいだからな」
ハルヒ「あんたこれ以上成績下がったっけ?」
キョン「そんなに酷くねぇわ!」
ハルヒ「つまんないわね」
キョン「…つまんなくて悪かったな」
ハルヒ「まあ、だらだら授業聞くより面白いからいいわ」
キョン「それは同感だ。近くにハルヒがいて良かったよ」
ハルヒ「ま、またあんたは…そうやって…」
キョン「ん?」
ハルヒ「騙されちゃだめ。騙されちゃだめよ涼宮ハルヒ!耐えなさい!」
23: 2009/09/06(日) 20:16:47.60 ID:kMBXagfFO
キョン「何をぶつぶつ言ってんだ?」
ハルヒ「そうね。話相手にはあんたぐらいが調度いいかも」
キョン「…ありがとよ」
ハルヒ「…別に」
キョン「ひょっとして、ハルヒ公認の話相手って俺だけじゃないか?」
ハルヒ「そうかも」
キョン「これが朝比奈さんだったらなぁ」
ハルヒ「あ、あたしとみくるちゃんのドコに差があるっていうのよ!」
キョン「ドコって…そりゃ…」
ハルヒ「……」
キョン「……」
ハルヒ「…あたし、小さいかなぁ」
キョン「い、いや。お前も十分ある。多分」
ハルヒ「なんか悔しいわ…」
キョン「……」
ハルヒ「そうね。話相手にはあんたぐらいが調度いいかも」
キョン「…ありがとよ」
ハルヒ「…別に」
キョン「ひょっとして、ハルヒ公認の話相手って俺だけじゃないか?」
ハルヒ「そうかも」
キョン「これが朝比奈さんだったらなぁ」
ハルヒ「あ、あたしとみくるちゃんのドコに差があるっていうのよ!」
キョン「ドコって…そりゃ…」
ハルヒ「……」
キョン「……」
ハルヒ「…あたし、小さいかなぁ」
キョン「い、いや。お前も十分ある。多分」
ハルヒ「なんか悔しいわ…」
キョン「……」
24: 2009/09/06(日) 20:19:16.59 ID:kMBXagfFO
ハルヒ「ドコ見てんのよ工口キョン!」
キョン「仕方ないだろ今の話の流れだと」
ハルヒ「激しく不快だわ」
キョン「ぅぐ…」
ハルヒ「あーあ、キョンに舐め回すように見られちゃったぁ」
キョン「こら。慎みなさい」
ハルヒ「これは紛れもない事実よ」
キョン「舐め回すようには見てねぇよ」
ハルヒ「じゃあどう見たのよ」
キョン「ぐ…」
ハルヒ「変O工口スOベ」
キョン「もうなんとでも言え」
ハルヒ「いいの?」
キョン「…やっぱダメだ」
ハルヒ「どっちなのよ」
キョン「仕方ないだろ今の話の流れだと」
ハルヒ「激しく不快だわ」
キョン「ぅぐ…」
ハルヒ「あーあ、キョンに舐め回すように見られちゃったぁ」
キョン「こら。慎みなさい」
ハルヒ「これは紛れもない事実よ」
キョン「舐め回すようには見てねぇよ」
ハルヒ「じゃあどう見たのよ」
キョン「ぐ…」
ハルヒ「変O工口スOベ」
キョン「もうなんとでも言え」
ハルヒ「いいの?」
キョン「…やっぱダメだ」
ハルヒ「どっちなのよ」
26: 2009/09/06(日) 20:23:43.97 ID:kMBXagfFO
キョン「授業終了まで……あと10分か」
ハルヒ「もうそんな時間?」
キョン「暇だな」
ハルヒ「授業聞きなさいよ」
キョン「断る。俺は今を楽しみたいんだ」
ハルヒ「何よ、あんたあたしとおしゃべりして楽しいの?」
キョン「まあな。それに…」
キョン「目の保養にもなるしさ」
ゴスッ
キョン「ぅ…ってぇ…!」
ハルヒ「次、変な事言ったらこれじゃ済まないから」
キョン「…殴るまでのことかよ」
ハルヒ「変O」
キョン「違う。俺はお前を誉めたんだ。一応」
ハルヒ「どうせならもっとストレートに誉めなさいよ…」
ハルヒ「もうそんな時間?」
キョン「暇だな」
ハルヒ「授業聞きなさいよ」
キョン「断る。俺は今を楽しみたいんだ」
ハルヒ「何よ、あんたあたしとおしゃべりして楽しいの?」
キョン「まあな。それに…」
キョン「目の保養にもなるしさ」
ゴスッ
キョン「ぅ…ってぇ…!」
ハルヒ「次、変な事言ったらこれじゃ済まないから」
キョン「…殴るまでのことかよ」
ハルヒ「変O」
キョン「違う。俺はお前を誉めたんだ。一応」
ハルヒ「どうせならもっとストレートに誉めなさいよ…」
28: 2009/09/06(日) 20:32:14.95 ID:kMBXagfFO
キョン「ハルヒって、かわいいしさ」
ハルヒ「なっ」
キョン「ストレートって、つまりこういう事か?」
ハルヒ「…あ、あんた狙ってる?」
キョン「何を?」
ハルヒ「危ない。やばいわ。今キョンと顔を合わせられない」
キョン「…ハルヒ?」
ハルヒ「……絶対、騙されちゃだめよ」
キョン「おーい」
ハルヒ「何かしら?」
キョン「い、いや別に」
ハルヒ「あんたも言うようになったわね」
キョン「へ?」
ハルヒ「でもね」
ハルヒ「そんな事言われても、嬉しくなんかないんだからね」
ハルヒ「なっ」
キョン「ストレートって、つまりこういう事か?」
ハルヒ「…あ、あんた狙ってる?」
キョン「何を?」
ハルヒ「危ない。やばいわ。今キョンと顔を合わせられない」
キョン「…ハルヒ?」
ハルヒ「……絶対、騙されちゃだめよ」
キョン「おーい」
ハルヒ「何かしら?」
キョン「い、いや別に」
ハルヒ「あんたも言うようになったわね」
キョン「へ?」
ハルヒ「でもね」
ハルヒ「そんな事言われても、嬉しくなんかないんだからね」
31: 2009/09/06(日) 20:36:39.84 ID:kMBXagfFO
キョン「じゃあ聞くが。お前が他人に言われて嬉しい言葉ってなんなんだよ」
ハルヒ「それは…」
ハルヒ「個性の塊?」
キョン「……」
キョン「ハルヒって、個性の塊ねような存在だよなぁ」
ハルヒ「あー駄目ね。苛々してきた」
キョン「失敗か」
ハルヒ「うーん…」
ハルヒ「…世界の中心?」
キョン「……」
キョン「ハルヒ。お前こそ世界の中心に相応しいよ」
ハルヒ「あ。これ嬉しいかも」
キョン「ほう」
ハルヒ「なんか照れるわね」
キョン「成る程」
ハルヒ「それは…」
ハルヒ「個性の塊?」
キョン「……」
キョン「ハルヒって、個性の塊ねような存在だよなぁ」
ハルヒ「あー駄目ね。苛々してきた」
キョン「失敗か」
ハルヒ「うーん…」
ハルヒ「…世界の中心?」
キョン「……」
キョン「ハルヒ。お前こそ世界の中心に相応しいよ」
ハルヒ「あ。これ嬉しいかも」
キョン「ほう」
ハルヒ「なんか照れるわね」
キョン「成る程」
33: 2009/09/06(日) 20:42:31.20 ID:kMBXagfFO
ハルヒ「も、もっかい言ってよ」
キョン「この世界はハルヒを中心に回ってるんだぞ?」
ハルヒ「あぅ」
キョン「効いてるな」
ハルヒ「効いてるわ」
キョン「何がそんなにいいんだよ」
ハルヒ「え?何って、だってあたしが世界の中心なら、あんたもあたしの周りを回ってるのよ?」
キョン「まあそうだろうな」
ハルヒ「…あっ…!」
キョン「俺が出て来る意味が分からんが」
ハルヒ「わっ忘れなさい!いい!?」
キョン「き、急にどうした?」
ハルヒ「やっちゃったわ…」
キョン「…?」
ハルヒ「ああもぅ…」
キョン「この世界はハルヒを中心に回ってるんだぞ?」
ハルヒ「あぅ」
キョン「効いてるな」
ハルヒ「効いてるわ」
キョン「何がそんなにいいんだよ」
ハルヒ「え?何って、だってあたしが世界の中心なら、あんたもあたしの周りを回ってるのよ?」
キョン「まあそうだろうな」
ハルヒ「…あっ…!」
キョン「俺が出て来る意味が分からんが」
ハルヒ「わっ忘れなさい!いい!?」
キョン「き、急にどうした?」
ハルヒ「やっちゃったわ…」
キョン「…?」
ハルヒ「ああもぅ…」
34: 2009/09/06(日) 20:48:57.07 ID:kMBXagfFO
ハルヒ「これは失態ね。大失態だわ」
キョン「おーいハルヒさーん」
ハルヒ「何かしら?」
キョン「あ、いや別に」
ハルヒ「ふぅ。おしゃべりも疲れるわね」
キョン「そうだな」
ハルヒ「歳かしら」
キョン「そうだなハルヒ婆さんや」
ハルヒ「いやいやキョン爺さんこそ」
キョン「……」
ハルヒ「な、何笑ってんのよ」
キョン「お前も、随分人当たりがよくなったと思ってな」
ハルヒ「……」
ハルヒ「…あんたのせいよ」
キョン「…そりゃどうも」
キョン「おーいハルヒさーん」
ハルヒ「何かしら?」
キョン「あ、いや別に」
ハルヒ「ふぅ。おしゃべりも疲れるわね」
キョン「そうだな」
ハルヒ「歳かしら」
キョン「そうだなハルヒ婆さんや」
ハルヒ「いやいやキョン爺さんこそ」
キョン「……」
ハルヒ「な、何笑ってんのよ」
キョン「お前も、随分人当たりがよくなったと思ってな」
ハルヒ「……」
ハルヒ「…あんたのせいよ」
キョン「…そりゃどうも」
39: 2009/09/06(日) 20:59:11.80 ID:kMBXagfFO
放課後 部室
ハルヒ「ほいっ」
キョン「あーあ、可哀相なドア」
古泉「二人仲良く登場しましたね」
ハルヒ「な、仲良く!?」
キョン「ないからな」
みくる「わー、すごい、息がぴったり!」
長門「シンクロ率120%」
ハルヒ「みくるちゃーん。覚悟は出来てるのよね?」
みくる「ひぇっ」
キョン「ハルヒ。朝比奈で遊ぶな。そんなだから胸が大きくならんのだ」
ハルヒ「んな゙っ」
古泉「おやおや」
みくる「む、胸って!」
長門「……」ピキッ
ハルヒ「ほいっ」
キョン「あーあ、可哀相なドア」
古泉「二人仲良く登場しましたね」
ハルヒ「な、仲良く!?」
キョン「ないからな」
みくる「わー、すごい、息がぴったり!」
長門「シンクロ率120%」
ハルヒ「みくるちゃーん。覚悟は出来てるのよね?」
みくる「ひぇっ」
キョン「ハルヒ。朝比奈で遊ぶな。そんなだから胸が大きくならんのだ」
ハルヒ「んな゙っ」
古泉「おやおや」
みくる「む、胸って!」
長門「……」ピキッ
41: 2009/09/06(日) 21:05:33.80 ID:kMBXagfFO
キョン「しまった。つい口が滑った」
ハルヒ「さて、どう料理してやろうかしら」
長門「裸で逆立ち校内3周がいい」
キョン「なっ長門!?」
ハルヒ「いいわねそれ!それで決定!」
みくる「逆立ちで校内3周…」
古泉「健闘を祈ります」
キョン「おい古泉祈るな。助けろよ!」
ハルヒ「だめよ。キョン、あんたは今禁忌に触れたの」
長門「タブー」
キョン「すまん、いい事教えてやるから許してくれ!」
ハルヒ「何々?」
キョン「意外に食いついたな」
ハルヒ「ほらほら、早く言いなさいよ」
キョン「……これは、谷口に聞いたんだが…」
ハルヒ「さて、どう料理してやろうかしら」
長門「裸で逆立ち校内3周がいい」
キョン「なっ長門!?」
ハルヒ「いいわねそれ!それで決定!」
みくる「逆立ちで校内3周…」
古泉「健闘を祈ります」
キョン「おい古泉祈るな。助けろよ!」
ハルヒ「だめよ。キョン、あんたは今禁忌に触れたの」
長門「タブー」
キョン「すまん、いい事教えてやるから許してくれ!」
ハルヒ「何々?」
キョン「意外に食いついたな」
ハルヒ「ほらほら、早く言いなさいよ」
キョン「……これは、谷口に聞いたんだが…」
42: 2009/09/06(日) 21:12:55.83 ID:kMBXagfFO
キョン「その、む、胸って揉むと大きくなるらしい」
ハルヒ「!!」
長門「!!」
みくる「!!」
古泉「あちゃー」
キョン「た、他意は無いからな!」
ハルヒ「……この工口キョン!!」
長門「揉む程も無い場合はどうしたらいいの?」
みくる「長門さん…」
古泉「バイトです」
キョン「あ、あー俺も帰るな!」
ハルヒ「こらっ!待ちなさい!」
長門「……」
みくる「長門さん、大丈夫ですよ?きっと、今に大きくなります!」
ハルヒ「……」
長門「……」
ハルヒ「!!」
長門「!!」
みくる「!!」
古泉「あちゃー」
キョン「た、他意は無いからな!」
ハルヒ「……この工口キョン!!」
長門「揉む程も無い場合はどうしたらいいの?」
みくる「長門さん…」
古泉「バイトです」
キョン「あ、あー俺も帰るな!」
ハルヒ「こらっ!待ちなさい!」
長門「……」
みくる「長門さん、大丈夫ですよ?きっと、今に大きくなります!」
ハルヒ「……」
長門「……」
44: 2009/09/06(日) 21:19:10.09 ID:kMBXagfFO
キョン「ふー、危なかった…」
古泉「おや、生きてましたか」
キョン「古泉?お前バイトは?」
古泉「あの場から離れる為の口実ですよ」
キョン「閉鎖空間は無しか」
古泉「はい。怒ってるように見えて、内心そうでもないようです」
キョン「よく分からん奴だな」
古泉「そうですかね?涼宮さん程分かりやすい方も稀ですよ」
キョン「そうは言うが、どこらへんがだよ」
古泉「そこらへんです」
キョン「あー成る程ね…」
キョン「って分かるか!」
古泉「これは楽しいですね」
キョン「俺で遊ぶな。ったく、お前もハルヒに影響され始めたな」
古泉「そうかもしれません。いや、僕は昔からこんな感じでしたよ」
古泉「おや、生きてましたか」
キョン「古泉?お前バイトは?」
古泉「あの場から離れる為の口実ですよ」
キョン「閉鎖空間は無しか」
古泉「はい。怒ってるように見えて、内心そうでもないようです」
キョン「よく分からん奴だな」
古泉「そうですかね?涼宮さん程分かりやすい方も稀ですよ」
キョン「そうは言うが、どこらへんがだよ」
古泉「そこらへんです」
キョン「あー成る程ね…」
キョン「って分かるか!」
古泉「これは楽しいですね」
キョン「俺で遊ぶな。ったく、お前もハルヒに影響され始めたな」
古泉「そうかもしれません。いや、僕は昔からこんな感じでしたよ」
47: 2009/09/06(日) 21:26:48.16 ID:kMBXagfFO
キョン「嘘だな。お前は昔はもっと真面目なキャラだった」
古泉「昔の事です」
キョン「それを言ったらおしまいだろ」
古泉「そろそろ涼宮さんから電話が来るころじゃないですか?」
キョン「…何故そう思う」
古泉「ふふ、涼宮さんの事ですから」
キョン「さすがにハルヒも電話してまで…なぁ?」
古泉「あ…それ、電話が来るフラグですね」
キョン「…確かに」
古泉「……」
キョン「……」
古泉「……」
キョン「……」
古泉「……」
キョン「…こねーのかよ!!」
古泉「昔の事です」
キョン「それを言ったらおしまいだろ」
古泉「そろそろ涼宮さんから電話が来るころじゃないですか?」
キョン「…何故そう思う」
古泉「ふふ、涼宮さんの事ですから」
キョン「さすがにハルヒも電話してまで…なぁ?」
古泉「あ…それ、電話が来るフラグですね」
キョン「…確かに」
古泉「……」
キョン「……」
古泉「……」
キョン「……」
古泉「……」
キョン「…こねーのかよ!!」
49: 2009/09/06(日) 21:39:49.16 ID:kMBXagfFO
ヴヴヴヴヴヴヴ
キョン「ぅおっ」
古泉「誰からですか?」
キョン「……」
キョン「…ハルヒだ」
古泉「あちゃー」
ヴヴヴヴヴヴヴ
キョン「あー出たくねー…」
古泉「覚悟を決めて下さいよ。バイトは嫌です」
キョン「わーったよ。出るよ、今出る」
ピ
『キョン!今どこに居るのよ!早く戻って来ないと氏刑だからね!』
キョン「ほい古泉パス!」
古泉「え!?ぅ、うわ」
『こらバカキョン聞いてんの!?返事しなさいよ!』
キョン「ぅおっ」
古泉「誰からですか?」
キョン「……」
キョン「…ハルヒだ」
古泉「あちゃー」
ヴヴヴヴヴヴヴ
キョン「あー出たくねー…」
古泉「覚悟を決めて下さいよ。バイトは嫌です」
キョン「わーったよ。出るよ、今出る」
ピ
『キョン!今どこに居るのよ!早く戻って来ないと氏刑だからね!』
キョン「ほい古泉パス!」
古泉「え!?ぅ、うわ」
『こらバカキョン聞いてんの!?返事しなさいよ!』
51: 2009/09/06(日) 21:47:28.95 ID:kMBXagfFO
古泉「あー、涼宮さん?僕です、古泉です」
『あれっ?古泉君?あのバカは?』
キョン「俺なら自宅で療養中」ボソッ
古泉「か、彼なら今はもう自宅にいますが」
『はぁ!?どんだけ逃げ足早いのよあいつ!』
キョン「少し無理があったか?」
古泉「はは、ははは…」
『古泉君も居るの?』
キョン「しまった」
古泉「ど、どうしましょう」
キョン「…とりあえず肯定しとけ」
古泉「はい。ちょっと用事があったもので、彼の家にお邪魔してます」
『……』
キョン「……」
古泉「……」
『あれっ?古泉君?あのバカは?』
キョン「俺なら自宅で療養中」ボソッ
古泉「か、彼なら今はもう自宅にいますが」
『はぁ!?どんだけ逃げ足早いのよあいつ!』
キョン「少し無理があったか?」
古泉「はは、ははは…」
『古泉君も居るの?』
キョン「しまった」
古泉「ど、どうしましょう」
キョン「…とりあえず肯定しとけ」
古泉「はい。ちょっと用事があったもので、彼の家にお邪魔してます」
『……』
キョン「……」
古泉「……」
52: 2009/09/06(日) 21:53:49.56 ID:kMBXagfFO
『……』
キョン「……」
古泉「……」
『…あたしも行くっ!』
キョン「ぅげぇ!」
古泉「まずいことになりましたよ」
『待ってなさい!逃げちゃ駄目だからね!』
ブツリ
キョン「やれやれ…」
古泉「とにかく、あなたの家に急ぎましょう。涼宮さんより先に着かなくては」
キョン「なんでまた俺の家なんだ…」
古泉「あなたが悪いんですよ…。ほら、早く行かないと」
キョン「へいへい」
古泉「機関に頼んで最短ルートを確保してもらいましょう」
キョン「そんぐらいしなきゃ、ハルヒに勝てる気がしないからな」
キョン「……」
古泉「……」
『…あたしも行くっ!』
キョン「ぅげぇ!」
古泉「まずいことになりましたよ」
『待ってなさい!逃げちゃ駄目だからね!』
ブツリ
キョン「やれやれ…」
古泉「とにかく、あなたの家に急ぎましょう。涼宮さんより先に着かなくては」
キョン「なんでまた俺の家なんだ…」
古泉「あなたが悪いんですよ…。ほら、早く行かないと」
キョン「へいへい」
古泉「機関に頼んで最短ルートを確保してもらいましょう」
キョン「そんぐらいしなきゃ、ハルヒに勝てる気がしないからな」
54: 2009/09/06(日) 22:01:26.14 ID:kMBXagfFO
キョン宅
キョン「ただいま…っと」
古泉「誰も居ませんね」
キョン「まだみんな帰って来てないのか」
古泉「部屋はどちらです?」
キョン「そっちだ」
古泉「では、お邪魔します」
キョン「お邪魔されます」
ガラッ
古泉「…随分普通な部屋ですね」
キョン「悪かったな趣味が無くて」
古泉「いえいえ。逆にフィギュアとかがずらっと並んでたら、どうしようかと」
キョン「殴っていいか」
古泉「暴力反対です」
キョン「ただいま…っと」
古泉「誰も居ませんね」
キョン「まだみんな帰って来てないのか」
古泉「部屋はどちらです?」
キョン「そっちだ」
古泉「では、お邪魔します」
キョン「お邪魔されます」
ガラッ
古泉「…随分普通な部屋ですね」
キョン「悪かったな趣味が無くて」
古泉「いえいえ。逆にフィギュアとかがずらっと並んでたら、どうしようかと」
キョン「殴っていいか」
古泉「暴力反対です」
56: 2009/09/06(日) 22:06:40.46 ID:kMBXagfFO
キョン「さて。ハルヒが来たらどうするか」
古泉「今考えても無駄じゃないですか?」
キョン「…そうかもしれん」
古泉「僕としては、あなたの今に来るなんて久しぶりなので」
キョン「自由にしたい、と」
古泉「そういう事です」
キョン「…しょうがねえな。今ゲーム持って来るから待ってろ」
古泉「では僕はベッドの下を…」
ピンポーン
キョン「なにっ」
古泉「来ましたか」
『キョン君のクラスメートですが誰かいませんかー?っていうか早くキョン出て来なさい!!』
キョン「うわあやだなぁ」
古泉「クラスメートって言うところがまた」
キョン「古泉。出てくれ」
古泉「嫌です。お断りします」
古泉「今考えても無駄じゃないですか?」
キョン「…そうかもしれん」
古泉「僕としては、あなたの今に来るなんて久しぶりなので」
キョン「自由にしたい、と」
古泉「そういう事です」
キョン「…しょうがねえな。今ゲーム持って来るから待ってろ」
古泉「では僕はベッドの下を…」
ピンポーン
キョン「なにっ」
古泉「来ましたか」
『キョン君のクラスメートですが誰かいませんかー?っていうか早くキョン出て来なさい!!』
キョン「うわあやだなぁ」
古泉「クラスメートって言うところがまた」
キョン「古泉。出てくれ」
古泉「嫌です。お断りします」
58: 2009/09/06(日) 22:11:55.33 ID:kMBXagfFO
ハルヒ「とうっ」
キョン「来やがった」
古泉「お久しぶりです」
ハルヒ「ふふ。キョーン?」
キョン「すまん!この通り!だから暴力だけは…」
古泉「バイトです。失礼します」
キョン「あっこら古泉!」
ハルヒ「大丈夫よ。なーんにもしないから」
キョン「嘘つけ!」
ハルヒ「嘘よ」
キョン「嘘かよ!」
ハルヒ「ほいっ!」
キョン「うわっ」
ハルヒ「あんた、弱点どこだっけ?」
キョン「は、ハルヒ、やめ、やめろ!」
キョン「来やがった」
古泉「お久しぶりです」
ハルヒ「ふふ。キョーン?」
キョン「すまん!この通り!だから暴力だけは…」
古泉「バイトです。失礼します」
キョン「あっこら古泉!」
ハルヒ「大丈夫よ。なーんにもしないから」
キョン「嘘つけ!」
ハルヒ「嘘よ」
キョン「嘘かよ!」
ハルヒ「ほいっ!」
キョン「うわっ」
ハルヒ「あんた、弱点どこだっけ?」
キョン「は、ハルヒ、やめ、やめろ!」
59: 2009/09/06(日) 22:18:47.93 ID:kMBXagfFO
ハルヒ「こちょこちょ」
キョン「ぅひっ」
ハルヒ「脇かしら」
キョン「ぁうはっ」
ハルヒ「こちょこちょ」
キョン「ははは!はは、はるひ、止め、はは!」
古泉「……」
古泉「僕はもう出て行った方がいいですよね」
ハルヒ「ほれほれ」
キョン「いひひひひ!ひはっ、はははは!」
ハルヒ「ふう、こんなもんかしら」
キョン「ぅえ」
古泉「それではまた」
キョン「に、逃げやがった」
ハルヒ「あれ?古泉君帰っちゃったの?」
キョン「ぅひっ」
ハルヒ「脇かしら」
キョン「ぁうはっ」
ハルヒ「こちょこちょ」
キョン「ははは!はは、はるひ、止め、はは!」
古泉「……」
古泉「僕はもう出て行った方がいいですよね」
ハルヒ「ほれほれ」
キョン「いひひひひ!ひはっ、はははは!」
ハルヒ「ふう、こんなもんかしら」
キョン「ぅえ」
古泉「それではまた」
キョン「に、逃げやがった」
ハルヒ「あれ?古泉君帰っちゃったの?」
61: 2009/09/06(日) 22:21:50.28 ID:kMBXagfFO
キョン「……」
ハルヒ「キョン!ゲームしましょうよ!」
キョン「帰らないのかよ」
ハルヒ「いいじゃない折角来たんだし」
キョン「朝比奈さんと長門は連れて来なかったのか」
ハルヒ「みくるちゃんは用事があるって」
ハルヒ「有希はなんかぶつぶつ言いながら帰っちゃったわ」
キョン「運命は時に残酷だな…」
ハルヒ「早く持って来なさいよ」
キョン「じゃあお前はそこを動くなよ」
ハルヒ「はーい」
キョン「うわぁ信憑性皆無だなぁ」
ハルヒ「とっとと行く!」
キョン「はいはい」
ハルヒ「キョン!ゲームしましょうよ!」
キョン「帰らないのかよ」
ハルヒ「いいじゃない折角来たんだし」
キョン「朝比奈さんと長門は連れて来なかったのか」
ハルヒ「みくるちゃんは用事があるって」
ハルヒ「有希はなんかぶつぶつ言いながら帰っちゃったわ」
キョン「運命は時に残酷だな…」
ハルヒ「早く持って来なさいよ」
キョン「じゃあお前はそこを動くなよ」
ハルヒ「はーい」
キョン「うわぁ信憑性皆無だなぁ」
ハルヒ「とっとと行く!」
キョン「はいはい」
64: 2009/09/06(日) 22:26:05.24 ID:kMBXagfFO
キョン「持って来たぞー」
ハルヒ「キョン!この枕あたしのと同じよ!」
キョン「さっそく命令無視したな。人のベッドで勝手にくつろぐな」
ハルヒ「キョンの匂い…」
キョン「何か言ったか?」
ハルヒ「い、いや?それより、早くやりましょうよ」
キョン「は?」
ハルヒ「ゲームよゲーム!」
キョン「お、おう」
ハルヒ「あれ?この時計もあたしのと同じだ…」
キョン「…ハルヒ。お前もしかして」
ハルヒ「パクってないわよ!第一、あたしキョンの家に来たのこれが初めて…」
キョン「じゃないだろ。お前は結構来てるよな」
ハルヒ「そ…そうだったかしら?」
キョン「そこでとぼけんなよおい」
ハルヒ「キョン!この枕あたしのと同じよ!」
キョン「さっそく命令無視したな。人のベッドで勝手にくつろぐな」
ハルヒ「キョンの匂い…」
キョン「何か言ったか?」
ハルヒ「い、いや?それより、早くやりましょうよ」
キョン「は?」
ハルヒ「ゲームよゲーム!」
キョン「お、おう」
ハルヒ「あれ?この時計もあたしのと同じだ…」
キョン「…ハルヒ。お前もしかして」
ハルヒ「パクってないわよ!第一、あたしキョンの家に来たのこれが初めて…」
キョン「じゃないだろ。お前は結構来てるよな」
ハルヒ「そ…そうだったかしら?」
キョン「そこでとぼけんなよおい」
66: 2009/09/06(日) 22:30:32.13 ID:kMBXagfFO
キョン「よし、俺の勝ちだな」
ハルヒ「あ、あたしが負けた…」
キョン「流石にテレビゲームだったら俺が勝つだろ」
ハルヒ「今の無しよ!酷いじゃないの!」
キョン「ふん。お前なんかに手加減してやるか。こういうのはループコンボが出来てなんぼだ」
ハルヒ「キョンのくせにぃ…。あたしにも教えなさい!」
キョン「嫌だ」
ハルヒ「こら!」
キョン「わーったよ。ちょっとこっち来い」
ハルヒ「嫌よ!」
キョン「なんだそりゃ」
ハルヒ「いいから早く!」
キョン「説明しにくいだろが」
ハルヒ「むぅ…」
キョン「まあ、嫌なら俺は別にいいんだが」
ハルヒ「あ、あたしが負けた…」
キョン「流石にテレビゲームだったら俺が勝つだろ」
ハルヒ「今の無しよ!酷いじゃないの!」
キョン「ふん。お前なんかに手加減してやるか。こういうのはループコンボが出来てなんぼだ」
ハルヒ「キョンのくせにぃ…。あたしにも教えなさい!」
キョン「嫌だ」
ハルヒ「こら!」
キョン「わーったよ。ちょっとこっち来い」
ハルヒ「嫌よ!」
キョン「なんだそりゃ」
ハルヒ「いいから早く!」
キョン「説明しにくいだろが」
ハルヒ「むぅ…」
キョン「まあ、嫌なら俺は別にいいんだが」
68: 2009/09/06(日) 22:39:33.67 ID:kMBXagfFO
ハルヒ「教えなさいよ!」
キョン「だからちょっとこっち寄れよ」
ハルヒ「むぅ」
キョン「ったく。俺が寄るからな」
ハルヒ「えっ!?」
キョン「いいか、最初はこうやって…」
ハルヒ「ちょっとキョン、ち、近くないかしら」
キョン「何が」
ハルヒ「距離よ」
キョン「何の」
ハルヒ「あんたとあたしの!」
キョン「……」
キョン「…そうか?」
ハルヒ「そうよ!」
キョン「そんなに近くない気がするんだが」
キョン「だからちょっとこっち寄れよ」
ハルヒ「むぅ」
キョン「ったく。俺が寄るからな」
ハルヒ「えっ!?」
キョン「いいか、最初はこうやって…」
ハルヒ「ちょっとキョン、ち、近くないかしら」
キョン「何が」
ハルヒ「距離よ」
キョン「何の」
ハルヒ「あんたとあたしの!」
キョン「……」
キョン「…そうか?」
ハルヒ「そうよ!」
キョン「そんなに近くない気がするんだが」
71: 2009/09/06(日) 22:47:38.14 ID:kMBXagfFO
キョン「お前が嫌だったら教えてやらんぞ」
ハルヒ「別に嫌じゃないわよ!」
キョン「一体何なんだ…」
ハルヒ「だーかーらぁ!もうちょっとこっち寄っていいって言ってんの!」
キョン「はぁ?」
ハルヒ「…ぁ…」
キョン「近いって言ったと思ったら、今度はもっと寄れだと?脈絡なさすぎだぞ」
ハルヒ「……」
キョン「わかったわかった。だからそう怒るなよ、寄ってやるから」
ハルヒ「あ、あんたもその方が教えやすいでしょ」
キョン「まあな」
ハルヒ「…!」
キョン「こんくらいか?」
ハルヒ「そ、そそそうねそんくらいね」
キョン「…?」
ハルヒ「別に嫌じゃないわよ!」
キョン「一体何なんだ…」
ハルヒ「だーかーらぁ!もうちょっとこっち寄っていいって言ってんの!」
キョン「はぁ?」
ハルヒ「…ぁ…」
キョン「近いって言ったと思ったら、今度はもっと寄れだと?脈絡なさすぎだぞ」
ハルヒ「……」
キョン「わかったわかった。だからそう怒るなよ、寄ってやるから」
ハルヒ「あ、あんたもその方が教えやすいでしょ」
キョン「まあな」
ハルヒ「…!」
キョン「こんくらいか?」
ハルヒ「そ、そそそうねそんくらいね」
キョン「…?」
72: 2009/09/06(日) 22:55:22.42 ID:kMBXagfFO
キョン「最初はこう」
ハルヒ「……」
キョン「次はこう」
ハルヒ「……」
キョン「その次」
ハルヒ「……」
キョン「最後はこれ」
ハルヒ「……」
キョン「ほら、とりあえずやってみろ」
ハルヒ「……」
キョン「ハルヒ?」
ハルヒ「…あっ、な、何?」
キョン「…お前もしかして、今までの全部聞いてなかったとか言わないよな」
ハルヒ「……」
キョン「やれやれ…」
ハルヒ「……」
キョン「次はこう」
ハルヒ「……」
キョン「その次」
ハルヒ「……」
キョン「最後はこれ」
ハルヒ「……」
キョン「ほら、とりあえずやってみろ」
ハルヒ「……」
キョン「ハルヒ?」
ハルヒ「…あっ、な、何?」
キョン「…お前もしかして、今までの全部聞いてなかったとか言わないよな」
ハルヒ「……」
キョン「やれやれ…」
74: 2009/09/06(日) 23:04:16.29 ID:kMBXagfFO
ハルヒ「う…ゲームなんて不純よ!不純!」
キョン「いきなり何を言い出すかと思えばこれか」
ハルヒ「どうせならもっと高校生らしい事しましょうよ」
キョン「これも充分、今時の高校生らしいと思うんだが」
ハルヒ「つまんないわね」
キョン「なら帰れ。勝手に来たくせに、文句言うんじゃねぇよ」
ハルヒ「文句は言ってないわよ。感想を言っただけ」
キョン「お前はなんでも知ってるな」
ハルヒ「なんでもは知らないわよ。知ってる事だけ」
ハルヒ「…って、こら!」
キョン「すまん。つい、やりたくなった」
ハルヒ「あたしは別に猫に取り憑かれてない!」
キョン「いや、お前が知らなかったらどうしようかと思ったとこだった」
ハルヒ「あんたが知っててあたしが知らない事なんて無いわよ」
キョン「いきなり何を言い出すかと思えばこれか」
ハルヒ「どうせならもっと高校生らしい事しましょうよ」
キョン「これも充分、今時の高校生らしいと思うんだが」
ハルヒ「つまんないわね」
キョン「なら帰れ。勝手に来たくせに、文句言うんじゃねぇよ」
ハルヒ「文句は言ってないわよ。感想を言っただけ」
キョン「お前はなんでも知ってるな」
ハルヒ「なんでもは知らないわよ。知ってる事だけ」
ハルヒ「…って、こら!」
キョン「すまん。つい、やりたくなった」
ハルヒ「あたしは別に猫に取り憑かれてない!」
キョン「いや、お前が知らなかったらどうしようかと思ったとこだった」
ハルヒ「あんたが知っててあたしが知らない事なんて無いわよ」
76: 2009/09/06(日) 23:11:14.91 ID:kMBXagfFO
キョン「言い切ったな…」
ハルヒ「何よ」
キョン「じゃあ問題」
ハルヒ「どうぞ?」
キョン「長門は何人だ」
ハルヒ「日本人」
キョン「ブー。残念、ハズレだ」
ハルヒ「正解を聞こうじゃない」
キョン「長門はな、人間の自立進化を見守る為に造られた、宇宙人なんだよ」
ハルヒ「…あんたまだそんな事言ってんの?」
キョン「本当だからな」
ハルヒ「ひゅぅぅん」
キョン「な、何?」
ハルヒ「あたしの中のキョン信頼度が下がった音よ」
キョン「びびった…」
ハルヒ「何よ」
キョン「じゃあ問題」
ハルヒ「どうぞ?」
キョン「長門は何人だ」
ハルヒ「日本人」
キョン「ブー。残念、ハズレだ」
ハルヒ「正解を聞こうじゃない」
キョン「長門はな、人間の自立進化を見守る為に造られた、宇宙人なんだよ」
ハルヒ「…あんたまだそんな事言ってんの?」
キョン「本当だからな」
ハルヒ「ひゅぅぅん」
キョン「な、何?」
ハルヒ「あたしの中のキョン信頼度が下がった音よ」
キョン「びびった…」
78: 2009/09/06(日) 23:17:03.23 ID:kMBXagfFO
キョン「第二問」
ハルヒ「きなさい」
キョン「朝比奈さんは何人だ」
ハルヒ「萌える日本人よ」
キョン「これもハズレだ」
ハルヒ「未来人だっけ?」
キョン「お、よく分かったな」
ハルヒ「バカ。真性のバカねあんた。いや、新星のバカね」
キョン「今の違いが分からなかった」
ハルヒ「新しいタイプのバカよ」
キョン「じゃあお前は真性のアホだ」
ハルヒ「ならキョンは真性のマヌケね」
キョン「しからばハルヒは真性のクズってとこか」
ハルヒ「だったらキョンは真性のゴミよ」
ハルヒ「きなさい」
キョン「朝比奈さんは何人だ」
ハルヒ「萌える日本人よ」
キョン「これもハズレだ」
ハルヒ「未来人だっけ?」
キョン「お、よく分かったな」
ハルヒ「バカ。真性のバカねあんた。いや、新星のバカね」
キョン「今の違いが分からなかった」
ハルヒ「新しいタイプのバカよ」
キョン「じゃあお前は真性のアホだ」
ハルヒ「ならキョンは真性のマヌケね」
キョン「しからばハルヒは真性のクズってとこか」
ハルヒ「だったらキョンは真性のゴミよ」
85: 2009/09/06(日) 23:31:47.31 ID:kMBXagfFO
キョン「ゴミって。ゴミってお前」
ハルヒ「クズも結構酷いわよ」
キョン「どうも。キョンです」
ハルヒ「ハルヒです」
キョン「二人合わせて」
ハルヒ「ゴミクズでーす」
キョン「……」
ハルヒ「……」
キョン「…いけるな」
ハルヒ「いけるの!?」
キョン「いや、やっぱり無理だな」
ハルヒ「どっちなのよ」
キョン「お前と組むと、次第にリアルファイトになっちまう気がする」
ハルヒ「ツッコミの延長で?」
キョン「そうそう」
ハルヒ「クズも結構酷いわよ」
キョン「どうも。キョンです」
ハルヒ「ハルヒです」
キョン「二人合わせて」
ハルヒ「ゴミクズでーす」
キョン「……」
ハルヒ「……」
キョン「…いけるな」
ハルヒ「いけるの!?」
キョン「いや、やっぱり無理だな」
ハルヒ「どっちなのよ」
キョン「お前と組むと、次第にリアルファイトになっちまう気がする」
ハルヒ「ツッコミの延長で?」
キョン「そうそう」
87: 2009/09/06(日) 23:37:07.06 ID:kMBXagfFO
ハルヒ「リアルファイトなら負けないわよ」
キョン「俺は負ける気しかしねぇよ」
ハルヒ「ほらっ!ジャブ!」
キョン「危ねえ!お前、それジャブじゃないから!」
ハルヒ「今はみくるちゃんが居ないからキョンで遊んでやるわ!」
キョン「危ない発言はやめなさい」
ハルヒ「みくるちゃん…なんと偉大な存在…」
キョン「一体どうしてその考えに至ったかは分からんが、朝比奈さんが偉大なのは確かだな」
ハルヒ「あんた、みくるちゃんホントに好きよね」
キョン「俺に限らず、男子全員な」
ハルヒ「主にどういうトコが?」
キョン「俺に聞いてんのか」
ハルヒ「そうよ」
キョン「……全部?」
ハルヒ「…言うと思った」
キョン「俺は負ける気しかしねぇよ」
ハルヒ「ほらっ!ジャブ!」
キョン「危ねえ!お前、それジャブじゃないから!」
ハルヒ「今はみくるちゃんが居ないからキョンで遊んでやるわ!」
キョン「危ない発言はやめなさい」
ハルヒ「みくるちゃん…なんと偉大な存在…」
キョン「一体どうしてその考えに至ったかは分からんが、朝比奈さんが偉大なのは確かだな」
ハルヒ「あんた、みくるちゃんホントに好きよね」
キョン「俺に限らず、男子全員な」
ハルヒ「主にどういうトコが?」
キョン「俺に聞いてんのか」
ハルヒ「そうよ」
キョン「……全部?」
ハルヒ「…言うと思った」
88: 2009/09/06(日) 23:39:54.32 ID:kMBXagfFO
キョン「じゃあ聞くなよ」
ハルヒ「これだから男ってやつは…」
キョン「長門も、お前も、同じくらい好きだぞ」
ハルヒ「!?」
キョン「友達だからな。ついでに古泉も」
ハルヒ「ま、またあんたはそうやってどきっとする発言を…」
キョン「何?」
ハルヒ「古泉君が可哀相って言ったのよ!」
キョン「だって俺が古泉の事を好きって言っちまったら、意味合いが違くても気持ち悪いだろ」
ハルヒ「それもそうね」
キョン「別に古泉をハブってる訳じゃないからな」
ハルヒ「分かってるわよ」
キョン「ならいいんだ」
ハルヒ「それにしても、なんで古泉君帰っちゃったんだろ…」
ハルヒ「これだから男ってやつは…」
キョン「長門も、お前も、同じくらい好きだぞ」
ハルヒ「!?」
キョン「友達だからな。ついでに古泉も」
ハルヒ「ま、またあんたはそうやってどきっとする発言を…」
キョン「何?」
ハルヒ「古泉君が可哀相って言ったのよ!」
キョン「だって俺が古泉の事を好きって言っちまったら、意味合いが違くても気持ち悪いだろ」
ハルヒ「それもそうね」
キョン「別に古泉をハブってる訳じゃないからな」
ハルヒ「分かってるわよ」
キョン「ならいいんだ」
ハルヒ「それにしても、なんで古泉君帰っちゃったんだろ…」
89: 2009/09/06(日) 23:44:31.63 ID:kMBXagfFO
キョン「……」
キョン「ではでは。第三問」
ハルヒ「まだ続いてたのね…」
キョン「俺の生年月日は…」
ハルヒ「古泉君は!?」
キョン「え?」
ハルヒ「古泉君はどうしたのよ!?」
キョン「へ?」
ハルヒ「有希、みくるちゃんって来たら次は普通古泉君じゃない!」
キョン「お前普通が大っ嫌いなんじゃないっけ?」
ハルヒ「それとこれでは話が別でしょ!」
キョン「しかもなんだ、さっきから古泉古泉って。あ、もしかしてお前…」
ハルヒ「ち、ちが!違うわよ!?」
キョン「動揺しているな」
ハルヒ「あんたが変な事言うからでしょ!」
キョン「ではでは。第三問」
ハルヒ「まだ続いてたのね…」
キョン「俺の生年月日は…」
ハルヒ「古泉君は!?」
キョン「え?」
ハルヒ「古泉君はどうしたのよ!?」
キョン「へ?」
ハルヒ「有希、みくるちゃんって来たら次は普通古泉君じゃない!」
キョン「お前普通が大っ嫌いなんじゃないっけ?」
ハルヒ「それとこれでは話が別でしょ!」
キョン「しかもなんだ、さっきから古泉古泉って。あ、もしかしてお前…」
ハルヒ「ち、ちが!違うわよ!?」
キョン「動揺しているな」
ハルヒ「あんたが変な事言うからでしょ!」
90: 2009/09/06(日) 23:47:05.65 ID:kMBXagfFO
キョン「そういう事にしといてやろう」
ハルヒ「なんかむかつくわね」
キョン「よし。これで俺もハルヒの弱みを握ったぞ」
ハルヒ「何勘違いしてんのよ!」
キョン「古泉、中身はともかく、外見はいいからな。お前が惚れるのも分かる」
ハルヒ「ぶっ飛ばすわよ…」
キョン「頑張れよ。俺は応援してるからな」
ハルヒ「バカ!」
キョン「冗談だ」
ハルヒ「…じゃなかったら氏刑にしてるとこよ」
キョン「氏刑ってお前」
ハルヒ「公開処刑よ」
キョン「公開処刑!?」
ハルヒ「鞭打ち拷問よ」
キョン「鞭打ち拷問!?」
ハルヒ「なんかむかつくわね」
キョン「よし。これで俺もハルヒの弱みを握ったぞ」
ハルヒ「何勘違いしてんのよ!」
キョン「古泉、中身はともかく、外見はいいからな。お前が惚れるのも分かる」
ハルヒ「ぶっ飛ばすわよ…」
キョン「頑張れよ。俺は応援してるからな」
ハルヒ「バカ!」
キョン「冗談だ」
ハルヒ「…じゃなかったら氏刑にしてるとこよ」
キョン「氏刑ってお前」
ハルヒ「公開処刑よ」
キョン「公開処刑!?」
ハルヒ「鞭打ち拷問よ」
キョン「鞭打ち拷問!?」
92: 2009/09/06(日) 23:55:13.06 ID:kMBXagfFO
キョン「そういやハルヒ」
ハルヒ「何?」
キョン「最近、俺とお前の私物が被る事多くないか?」
ハルヒ「た、確かに」
キョン「なんなんだろうな。運命ってやつか?」
ハルヒ「運命…」
キョン「ハルヒと私物が被る運命…ってか?」
ハルヒ「意味不明よ」
キョン「私物が同じって、なんか兄弟みたいだな」
ハルヒ「なら、あたしがお姉ちゃんね」
キョン「俺が兄ちゃんだろ」
キョン「あっ」
ハルヒ「…?」
キョン「やっぱお前が姉ちゃんでいいや」
ハルヒ「何、いきなりどうしたのよ」
ハルヒ「何?」
キョン「最近、俺とお前の私物が被る事多くないか?」
ハルヒ「た、確かに」
キョン「なんなんだろうな。運命ってやつか?」
ハルヒ「運命…」
キョン「ハルヒと私物が被る運命…ってか?」
ハルヒ「意味不明よ」
キョン「私物が同じって、なんか兄弟みたいだな」
ハルヒ「なら、あたしがお姉ちゃんね」
キョン「俺が兄ちゃんだろ」
キョン「あっ」
ハルヒ「…?」
キョン「やっぱお前が姉ちゃんでいいや」
ハルヒ「何、いきなりどうしたのよ」
93: 2009/09/07(月) 00:00:10.69 ID:csxgcBdKO
キョン「妹は一人で十分って事」
ハルヒ「成る程」
キョン「二人も居たら大惨事だよ。俺が」
ハルヒ「じゃあ妹でいいわ!」
キョン「お前はとことん俺をいじめるのが好きらしい」
ハルヒ「お兄ちゃんあそぼ?」
キョン「うわっキモい」
ハルヒ「殴るわよ?」
キョン「な…殴った後に言うな…」
ハルヒ「おいクソ兄貴!」
キョン「クソ+兄貴で、卑下してんのか敬ってんのか分かんない日本語の完成です」
ハルヒ「おいバカキョン!」
キョン「ハルヒ、原型留めてねーぞ」
ハルヒ「おいバカ野郎」
キョン「どうせなら、長門に言わせような」
ハルヒ「成る程」
キョン「二人も居たら大惨事だよ。俺が」
ハルヒ「じゃあ妹でいいわ!」
キョン「お前はとことん俺をいじめるのが好きらしい」
ハルヒ「お兄ちゃんあそぼ?」
キョン「うわっキモい」
ハルヒ「殴るわよ?」
キョン「な…殴った後に言うな…」
ハルヒ「おいクソ兄貴!」
キョン「クソ+兄貴で、卑下してんのか敬ってんのか分かんない日本語の完成です」
ハルヒ「おいバカキョン!」
キョン「ハルヒ、原型留めてねーぞ」
ハルヒ「おいバカ野郎」
キョン「どうせなら、長門に言わせような」
96: 2009/09/07(月) 00:08:51.02 ID:csxgcBdKO
ハルヒ「さっきからうっさいわねこの糖尿病!」
キョン「それは俺じゃねぇよ。俺だけど」
ハルヒ「さっさと問題出しなさいよ」
キョン「まだ続いてたのか」
ハルヒ「もういい、あたしが出す!」
キョン「どうぞご勝手に」
ハルヒ「第一問!」
ハルヒ「ててん!」
キョン「涼宮ハルヒさんの問題は効果音付きです」
ハルヒ「あたしの得意技はなーんだ?」
キョン「自分の事を棚に上げる事」
ハルヒ「ぶー」
キョン「人の言う事を全く聞かない事」
ハルヒ「ぶぶー」
キョン「傍若無人に振る舞う事」
キョン「それは俺じゃねぇよ。俺だけど」
ハルヒ「さっさと問題出しなさいよ」
キョン「まだ続いてたのか」
ハルヒ「もういい、あたしが出す!」
キョン「どうぞご勝手に」
ハルヒ「第一問!」
ハルヒ「ててん!」
キョン「涼宮ハルヒさんの問題は効果音付きです」
ハルヒ「あたしの得意技はなーんだ?」
キョン「自分の事を棚に上げる事」
ハルヒ「ぶー」
キョン「人の言う事を全く聞かない事」
ハルヒ「ぶぶー」
キョン「傍若無人に振る舞う事」
99: 2009/09/07(月) 00:15:04.39 ID:csxgcBdKO
ハルヒ「ぶっぶー」
キョン「分かった!」
ハルヒ「はいどうぞ」
キョン「俺をいじめる事!」
ハルヒ「ぶー」
キョン「なっ」
ハルヒ「正解は、『みくるちゃんのブラを服の上から外す事』でした!」
キョン「ああ可哀相な朝比奈さん!」
ハルヒ「残念賞は何がいい?」
キョン「俺が決めていいのか」
ハルヒ「うん」
キョン「じゃあ早く帰ってくれ」
ハルヒ「えっ」
キョン「これ以上疲れるのは勘弁願いたいね」
ハルヒ「…何よ」
キョン「分かった!」
ハルヒ「はいどうぞ」
キョン「俺をいじめる事!」
ハルヒ「ぶー」
キョン「なっ」
ハルヒ「正解は、『みくるちゃんのブラを服の上から外す事』でした!」
キョン「ああ可哀相な朝比奈さん!」
ハルヒ「残念賞は何がいい?」
キョン「俺が決めていいのか」
ハルヒ「うん」
キョン「じゃあ早く帰ってくれ」
ハルヒ「えっ」
キョン「これ以上疲れるのは勘弁願いたいね」
ハルヒ「…何よ」
100: 2009/09/07(月) 00:20:59.41 ID:csxgcBdKO
ハルヒ「本気?」
キョン「な…なんだよ」
ハルヒ「じゃあ帰る」
キョン「……」
ハルヒ「……」
キョン「…嘘だ」
ハルヒ「……」
キョン「……」
ハルヒ「…嘘つき」
キョン「すまん」
ハルヒ「罰が必要かしらね」
キョン「やっぱり帰れよお前」
ハルヒ「嫌よ」
キョン「……」
キョン「な…なんだよ」
ハルヒ「じゃあ帰る」
キョン「……」
ハルヒ「……」
キョン「…嘘だ」
ハルヒ「……」
キョン「……」
ハルヒ「…嘘つき」
キョン「すまん」
ハルヒ「罰が必要かしらね」
キョン「やっぱり帰れよお前」
ハルヒ「嫌よ」
キョン「……」
103: 2009/09/07(月) 00:29:58.17 ID:csxgcBdKO
ハルヒ「罰として、あ…あたしを泊めなさい!」
キョン「はぁ!?」
ハルヒ「だ、だめ?」
キョン「ぅぐ…」
ハルヒ「……」
キョン「お前はいきなり過ぎるんだよ…なんでもかんでも…」
ハルヒ「いいじゃない別に」
キョン「そんなの、だ…」
ハルヒ「ぅ…」
キョン「…めじゃない」
ハルヒ「…えっ!?」
キョン「いや、やっぱり、だ…」
ハルヒ「ぁぅ…」
キョン「…めじゃない!」
ハルヒ「ほ、ホント!?」
キョン「はぁ!?」
ハルヒ「だ、だめ?」
キョン「ぅぐ…」
ハルヒ「……」
キョン「お前はいきなり過ぎるんだよ…なんでもかんでも…」
ハルヒ「いいじゃない別に」
キョン「そんなの、だ…」
ハルヒ「ぅ…」
キョン「…めじゃない」
ハルヒ「…えっ!?」
キョン「いや、やっぱり、だ…」
ハルヒ「ぁぅ…」
キョン「…めじゃない!」
ハルヒ「ほ、ホント!?」
107: 2009/09/07(月) 00:40:01.23 ID:csxgcBdKO
キョン「あ、ああ」
ハルヒ「や、やった!」
ハルヒ「…ぁっ」
ハルヒ「じゃなくて、罰として今日一日あんたをみっちり監視するんだからね!」
キョン「罰として監視される意味が分からん」
ハルヒ「いいの!じゃあ、あたしは着替えとかいろいろ持って来るわ!」
キョン「帰って来なくていいぞー」
ハルヒ「逃げたら頃すわよ」
キョン「どこに逃げろっつーんだよ」
バタン
キョン「……」
キョン「…やれやれ…最悪な事になった…」
ハルヒ「や、やった!」
ハルヒ「…ぁっ」
ハルヒ「じゃなくて、罰として今日一日あんたをみっちり監視するんだからね!」
キョン「罰として監視される意味が分からん」
ハルヒ「いいの!じゃあ、あたしは着替えとかいろいろ持って来るわ!」
キョン「帰って来なくていいぞー」
ハルヒ「逃げたら頃すわよ」
キョン「どこに逃げろっつーんだよ」
バタン
キョン「……」
キョン「…やれやれ…最悪な事になった…」
111: 2009/09/07(月) 00:49:47.65 ID:csxgcBdKO
ピッ
キョン「もしもし、古泉か?」
『そうですが…、一体どうされました?』
キョン「緊急事態だ」
『詳しく話していただけないでしょうか』
キョン「ハルヒが」
『涼宮さんが?』
キョン「俺の家に泊まる事になった」
『……』
『おめでとうございます』
キョン「真面目に頼む」
『今の、僕の真面目な感想ですが』
キョン「……」
『すみません。ですが、これはチャンスです』
キョン「チャンス…?」
キョン「もしもし、古泉か?」
『そうですが…、一体どうされました?』
キョン「緊急事態だ」
『詳しく話していただけないでしょうか』
キョン「ハルヒが」
『涼宮さんが?』
キョン「俺の家に泊まる事になった」
『……』
『おめでとうございます』
キョン「真面目に頼む」
『今の、僕の真面目な感想ですが』
キョン「……」
『すみません。ですが、これはチャンスです』
キョン「チャンス…?」
116: 2009/09/07(月) 00:53:57.83 ID:csxgcBdKO
『ええ。チャンスもチャンス、大チャンスです』
キョン「詳しく頼む」
『早い話、涼宮さんを襲っちゃえと』
キョン「なっ!?」
『っていうか、嫌ならなんで断らなかったんですか?』
キョン「いや、断ろうとした時のあのハルヒの顔見てたら…なんか…」
『成る程。では、僕はこれで』
キョン「おいおい待てこのやろう」
『まだ何か?僕も、あなたのノロケ話を聞いてやれる程暇じゃないんです』
キョン「ノロケ話を話したつもりは無い」
『これは失礼。いや、僕はあなたが幸せの絶頂にいて、興奮しすぎて僕に電話をしてきたのかと』
キョン「切るぞ」
『どうぞ』
キョン「嘘だ。すまん。頼む、どうにかしてくれ…」
『どうにかしろ、と言われましても…』
キョン「詳しく頼む」
『早い話、涼宮さんを襲っちゃえと』
キョン「なっ!?」
『っていうか、嫌ならなんで断らなかったんですか?』
キョン「いや、断ろうとした時のあのハルヒの顔見てたら…なんか…」
『成る程。では、僕はこれで』
キョン「おいおい待てこのやろう」
『まだ何か?僕も、あなたのノロケ話を聞いてやれる程暇じゃないんです』
キョン「ノロケ話を話したつもりは無い」
『これは失礼。いや、僕はあなたが幸せの絶頂にいて、興奮しすぎて僕に電話をしてきたのかと』
キョン「切るぞ」
『どうぞ』
キョン「嘘だ。すまん。頼む、どうにかしてくれ…」
『どうにかしろ、と言われましても…』
117: 2009/09/07(月) 00:57:52.78 ID:csxgcBdKO
『古泉君、まだですかぁ?』
キョン「!?」
『次はわたしの番が控えている。早くするべき』
キョン「…?」
『すみません、今行きます』
キョン「……」
『用事がありますので、僕はこれで』
キョン「おい待て何故朝比奈さんがそこに居る!」
『ああ…。実は長門さんのマンションで「非凡者集会」をしてる途中なんです』
キョン「待て俺も行く!」
『涼宮さんは?』
キョン「ぅぐ」
『スゴロク、次は僕の番らしいので。失礼します』
プツリ
キョン「……」
キョン「!?」
『次はわたしの番が控えている。早くするべき』
キョン「…?」
『すみません、今行きます』
キョン「……」
『用事がありますので、僕はこれで』
キョン「おい待て何故朝比奈さんがそこに居る!」
『ああ…。実は長門さんのマンションで「非凡者集会」をしてる途中なんです』
キョン「待て俺も行く!」
『涼宮さんは?』
キョン「ぅぐ」
『スゴロク、次は僕の番らしいので。失礼します』
プツリ
キョン「……」
118: 2009/09/07(月) 01:02:17.62 ID:csxgcBdKO
キョン「……」
ハルヒ「キョン?」
キョン「ぅおっ!?」
ハルヒ「どーしたの?ぼーっとして」
キョン「は、早くないかお前」
ハルヒ「そう?」
キョン「ま、お前は存在自体が非常識だからな」
ハルヒ「何よそれ。…急いで来たから、汗かいちゃった」
キョン「風呂か?シャワーでいいか?」
ハルヒ「シャワーでいいわ」
キョン「あいよ」
ハルヒ「ちゃんと親御さんに了承取りなさいよ?」
キョン「それはこっちのセリフだ」
ハルヒ「あたしはちゃんと言ってきたわ」
キョン「なんと」
ハルヒ「キョン?」
キョン「ぅおっ!?」
ハルヒ「どーしたの?ぼーっとして」
キョン「は、早くないかお前」
ハルヒ「そう?」
キョン「ま、お前は存在自体が非常識だからな」
ハルヒ「何よそれ。…急いで来たから、汗かいちゃった」
キョン「風呂か?シャワーでいいか?」
ハルヒ「シャワーでいいわ」
キョン「あいよ」
ハルヒ「ちゃんと親御さんに了承取りなさいよ?」
キョン「それはこっちのセリフだ」
ハルヒ「あたしはちゃんと言ってきたわ」
キョン「なんと」
120: 2009/09/07(月) 01:04:42.10 ID:csxgcBdKO
キョン「お前の親は、良いって言ったのかよ」
ハルヒ「うん。だって、みくるちゃんの家に泊まる事になってるから」
キョン「やれやれ…」
ハルヒ「そういう事だから。よろしくね」
キョン「…ハルヒ」
ハルヒ「ん?」
キョン「バスタオル、あるか?」
ハルヒ「あ、借りていい?」
キョン「おう。服、洗濯機に突っ込んどいていいからな」
ハルヒ「いいわよ。持って帰って洗うから」
キョン「そうか。シャンプーとかは…」
ハルヒ「自分の持って来た」
キョン「あとは…」
ハルヒ「もう大丈夫よ。それじゃね」
キョン「お、おう」
ハルヒ「うん。だって、みくるちゃんの家に泊まる事になってるから」
キョン「やれやれ…」
ハルヒ「そういう事だから。よろしくね」
キョン「…ハルヒ」
ハルヒ「ん?」
キョン「バスタオル、あるか?」
ハルヒ「あ、借りていい?」
キョン「おう。服、洗濯機に突っ込んどいていいからな」
ハルヒ「いいわよ。持って帰って洗うから」
キョン「そうか。シャンプーとかは…」
ハルヒ「自分の持って来た」
キョン「あとは…」
ハルヒ「もう大丈夫よ。それじゃね」
キョン「お、おう」
122: 2009/09/07(月) 01:08:45.48 ID:csxgcBdKO
―――
――
―
ハルヒ「ふー、さっぱりしたわ」
キョン「……」
ハルヒ「ちゃんと了承取った?」
キョン「…ああ。なんか恐ろしいぐらいにすんなり許可が出た」
ハルヒ「まだ誰も帰って来てないの?」
キョン「……妹なら」
ハルヒ「妹ちゃん?ちょっと遊んで来る!」
キョン「あ!おい!…汗かくなよー」
キョン「……」
ヴヴヴヴヴヴ
キョン「だ、誰……古泉か…」
ピッ
――
―
ハルヒ「ふー、さっぱりしたわ」
キョン「……」
ハルヒ「ちゃんと了承取った?」
キョン「…ああ。なんか恐ろしいぐらいにすんなり許可が出た」
ハルヒ「まだ誰も帰って来てないの?」
キョン「……妹なら」
ハルヒ「妹ちゃん?ちょっと遊んで来る!」
キョン「あ!おい!…汗かくなよー」
キョン「……」
ヴヴヴヴヴヴ
キョン「だ、誰……古泉か…」
ピッ
123: 2009/09/07(月) 01:12:18.76 ID:csxgcBdKO
『どうも。涼宮さんとは元気にしてるでしょうか』
キョン「切るぞ」
『どうぞ』
キョン「嘘だすまん」
『長門さんと朝比奈さんから、あなたに言いたい事があるそうです』
キョン「何!?」
『朝比奈さんからでいいですか?』
『ふぇ!?な、長門さんからでいいですよぅ』
キョン「……」
『あなたからでいい』
『い、いいんですか?』
『……』
キョン「……」
『あ、あの…キョン君?』
キョン「は、はい。朝比奈さん、俺に伝えたい事って…」
キョン「切るぞ」
『どうぞ』
キョン「嘘だすまん」
『長門さんと朝比奈さんから、あなたに言いたい事があるそうです』
キョン「何!?」
『朝比奈さんからでいいですか?』
『ふぇ!?な、長門さんからでいいですよぅ』
キョン「……」
『あなたからでいい』
『い、いいんですか?』
『……』
キョン「……」
『あ、あの…キョン君?』
キョン「は、はい。朝比奈さん、俺に伝えたい事って…」
124: 2009/09/07(月) 01:16:14.45 ID:csxgcBdKO
『涼宮さんの気持ちに、気付いてあげて』
キョン「気持ち?」
『はい…。それだけです』
キョン「それだけ…ですか?」
『何』
キョン「ぅわっ!…なんだ長門か」
『そう』
キョン「…それで、話ってのは」
『あなたは涼宮ハルヒをもう少し注意深く観察するべき』
キョン「はい?」
『また』
キョン「ちょっ…おい長門!?」
『どうでした?』
キョン「……お前は急に出て来るな」
『はは、すいません。僕からも一言。涼宮さんをよろしくお願いします』
キョン「気持ち?」
『はい…。それだけです』
キョン「それだけ…ですか?」
『何』
キョン「ぅわっ!…なんだ長門か」
『そう』
キョン「…それで、話ってのは」
『あなたは涼宮ハルヒをもう少し注意深く観察するべき』
キョン「はい?」
『また』
キョン「ちょっ…おい長門!?」
『どうでした?』
キョン「……お前は急に出て来るな」
『はは、すいません。僕からも一言。涼宮さんをよろしくお願いします』
128: 2009/09/07(月) 01:21:43.23 ID:csxgcBdKO
キョン「なんなんだよ……」
ハルヒ「何が?」
キョン「いたんですか」
ハルヒ「ええ。ずっと」
キョン「……」
ハルヒ「何よ顔逸らしちゃって」
キョン「寒くないか?」
ハルヒ「ん?別に?」
キョン「俺のジャージでよければ貸すぞ」
ハルヒ「いいって」
キョン「……」
ハルヒ「…どうしたの?」
キョン「……」
キョン「…しょ、正直、目のやり場に困るんだが」
ハルヒ「何が?」
キョン「いたんですか」
ハルヒ「ええ。ずっと」
キョン「……」
ハルヒ「何よ顔逸らしちゃって」
キョン「寒くないか?」
ハルヒ「ん?別に?」
キョン「俺のジャージでよければ貸すぞ」
ハルヒ「いいって」
キョン「……」
ハルヒ「…どうしたの?」
キョン「……」
キョン「…しょ、正直、目のやり場に困るんだが」
129: 2009/09/07(月) 01:23:53.82 ID:csxgcBdKO
ハルヒ「え?」
キョン「無防備過ぎると言ったんだ」
ハルヒ「いいじゃないこれくらい。暑いのよ」
キョン「……」
ハルヒ「あら?キョンって意外にうぶなのね」
キョン「…うるせえ」
ハルヒ「隠す所はしっかり隠してるわ」
キョン「それはそうだがな」
ハルヒ「じゃあバニーさんの方がよかったかしら…」
キョン「やめとけ。じゃなくてやめてくれ。じゃなくてやめろ」
ハルヒ「こっち見なさいよ」
キョン「嫌だ」
ハルヒ「顔赤いわよ?」
キョン「……」
ハルヒ「…ふふ」
キョン「無防備過ぎると言ったんだ」
ハルヒ「いいじゃないこれくらい。暑いのよ」
キョン「……」
ハルヒ「あら?キョンって意外にうぶなのね」
キョン「…うるせえ」
ハルヒ「隠す所はしっかり隠してるわ」
キョン「それはそうだがな」
ハルヒ「じゃあバニーさんの方がよかったかしら…」
キョン「やめとけ。じゃなくてやめてくれ。じゃなくてやめろ」
ハルヒ「こっち見なさいよ」
キョン「嫌だ」
ハルヒ「顔赤いわよ?」
キョン「……」
ハルヒ「…ふふ」
130: 2009/09/07(月) 01:28:32.30 ID:csxgcBdKO
ハルヒ「だーれだっ」
キョン「!?」
キョン「お、おい!な、何やって」
ハルヒ「あたしは誰でしょうか?」
キョン「こ、こら!アホ!やめなさい!」
ハルヒ「キョンが正解するまでやめなーい」
キョン「ハルヒ!ハルヒだお前は!」
ハルヒ「…つまんないわね」
キョン「心臓に悪い…」
ハルヒ「今度、キョンが自転車漕いでる時にやろうかしら」
キョン「冗談にならないぞ、それ。ってか、またお前は俺の後ろに乗るつもりなのか」
ハルヒ「隙あらば乗るつもりよ」
キョン「古泉の方が速いぞ?あいつの方に乗れよ」
ハルヒ「……」
ハルヒ「…あんたが、いいの」
キョン「!?」
キョン「お、おい!な、何やって」
ハルヒ「あたしは誰でしょうか?」
キョン「こ、こら!アホ!やめなさい!」
ハルヒ「キョンが正解するまでやめなーい」
キョン「ハルヒ!ハルヒだお前は!」
ハルヒ「…つまんないわね」
キョン「心臓に悪い…」
ハルヒ「今度、キョンが自転車漕いでる時にやろうかしら」
キョン「冗談にならないぞ、それ。ってか、またお前は俺の後ろに乗るつもりなのか」
ハルヒ「隙あらば乗るつもりよ」
キョン「古泉の方が速いぞ?あいつの方に乗れよ」
ハルヒ「……」
ハルヒ「…あんたが、いいの」
134: 2009/09/07(月) 01:33:53.33 ID:csxgcBdKO
キョン「…?」
ハルヒ「ほりゃーっ!」
キョン「ぅわっ!?」
ハルヒ「ふふふ…捕まえたわ…」
キョン「ななな何をお前は」
ハルヒ「キョン!このまま外に出るわよ!」
キョン「む、無茶苦茶言うな!なんだこの状況は!」
ハルヒ「キョンがあたしをおぶってんのよ」
キョン「冷静に説明されても…」
ハルヒ「隙あらば乗るって言ったばっかりでしょ」
キョン「俺に乗ってどうする!バカかお前は!」
ハルヒ「ほーらー!早く進みなさいよ!」
キョン「いで!痛いって!」
キョン「……」
キョン「正直、たまりません…」
ハルヒ「ほりゃーっ!」
キョン「ぅわっ!?」
ハルヒ「ふふふ…捕まえたわ…」
キョン「ななな何をお前は」
ハルヒ「キョン!このまま外に出るわよ!」
キョン「む、無茶苦茶言うな!なんだこの状況は!」
ハルヒ「キョンがあたしをおぶってんのよ」
キョン「冷静に説明されても…」
ハルヒ「隙あらば乗るって言ったばっかりでしょ」
キョン「俺に乗ってどうする!バカかお前は!」
ハルヒ「ほーらー!早く進みなさいよ!」
キョン「いで!痛いって!」
キョン「……」
キョン「正直、たまりません…」
135: 2009/09/07(月) 01:38:56.98 ID:csxgcBdKO
キョン「下ろすぞ」
ハルヒ「えっ」
キョン「この狭い部屋で暴れたくない。それに、俺がもう限界だ」
ハルヒ「体力なさすぎじゃない?」
キョン「…そういう意味じゃねぇよ」
ハルヒ「どういう意味よ」
キョン「単刀直入に言わせてもらう。お前は柔らかい」
ハルヒ「…へっ?」
キョン「その柔らかい、いろんなとこが触れてるんだよ」
ハルヒ「ば、バカ!早く下ろせ!」
キョン「ほい」
ハルヒ「へ…変O!」
キョン「ハルヒから抱き着いてきたんだろ」
ハルヒ「だっ抱き着…」
キョン「お前はもっと自分の行動に責任をもってだな…」
ハルヒ「えっ」
キョン「この狭い部屋で暴れたくない。それに、俺がもう限界だ」
ハルヒ「体力なさすぎじゃない?」
キョン「…そういう意味じゃねぇよ」
ハルヒ「どういう意味よ」
キョン「単刀直入に言わせてもらう。お前は柔らかい」
ハルヒ「…へっ?」
キョン「その柔らかい、いろんなとこが触れてるんだよ」
ハルヒ「ば、バカ!早く下ろせ!」
キョン「ほい」
ハルヒ「へ…変O!」
キョン「ハルヒから抱き着いてきたんだろ」
ハルヒ「だっ抱き着…」
キョン「お前はもっと自分の行動に責任をもってだな…」
145: 2009/09/07(月) 01:56:37.71 ID:csxgcBdKO
ハルヒ「何よエラソーに」
キョン「注意してやったんだ」
ハルヒ「はいはいどうもどうも」
キョン「…!」
ハルヒ「…?」
キョン「は、ハルヒが…」
キョン「俺に礼を言った…!」
ハルヒ「……」
キョン「ハルヒ!もう一回言ってみてくれ!」
ハルヒ「…ありがと、キョン」
キョン「!!」
キョン「ぅおぅ…!」
ハルヒ「……」
キョン「サンキュー。これで俺も心置きなく氏ねる」
ハルヒ「じゃあ今葬ってやるわ」
キョン「注意してやったんだ」
ハルヒ「はいはいどうもどうも」
キョン「…!」
ハルヒ「…?」
キョン「は、ハルヒが…」
キョン「俺に礼を言った…!」
ハルヒ「……」
キョン「ハルヒ!もう一回言ってみてくれ!」
ハルヒ「…ありがと、キョン」
キョン「!!」
キョン「ぅおぅ…!」
ハルヒ「……」
キョン「サンキュー。これで俺も心置きなく氏ねる」
ハルヒ「じゃあ今葬ってやるわ」
146: 2009/09/07(月) 01:59:11.51 ID:csxgcBdKO
キョン「冗談だと信じたい」
ハルヒ「冗談に決まってんじゃない」
キョン「だよな」
ハルヒ「嘘よ」
キョン「嘘かよ!」
ハルヒ「何?あんた、同じツッコミしか出来ないの?」
キョン「ぐ…」
ハルヒ「はぁ…。キョンの存在意味って、なんだったかしら」
キョン「……」
キョン「…ハルヒ」
ハルヒ「何?」
キョン「もう一回頼む」
ハルヒ「……」
ハルヒ「…仕方ないわね」
ハルヒ「冗談に決まってんじゃない」
キョン「だよな」
ハルヒ「嘘よ」
キョン「嘘かよ!」
ハルヒ「何?あんた、同じツッコミしか出来ないの?」
キョン「ぐ…」
ハルヒ「はぁ…。キョンの存在意味って、なんだったかしら」
キョン「……」
キョン「…ハルヒ」
ハルヒ「何?」
キョン「もう一回頼む」
ハルヒ「……」
ハルヒ「…仕方ないわね」
150: 2009/09/07(月) 02:06:21.23 ID:csxgcBdKO
キョン「冗談だと信じたい」
ハルヒ「冗談に決まってんじゃない」
キョン「だよな」
ハルヒ「嘘よ」
キョン「…ちなみに聞くが、俺の処刑方法は何だ」
ハルヒ「絞首」
キョン「絞首!?」
ハルヒ「縄持って来るわね」
キョン「冗談だと信じたい」
ハルヒ「冗談に決まってんじゃない」
キョン「だよな」
ハルヒ「嘘よ」
キョン「嘘かよ!」
ハルヒ「……」
ハルヒ「…あれ?」
キョン「…あっ」
ハルヒ「冗談に決まってんじゃない」
キョン「だよな」
ハルヒ「嘘よ」
キョン「…ちなみに聞くが、俺の処刑方法は何だ」
ハルヒ「絞首」
キョン「絞首!?」
ハルヒ「縄持って来るわね」
キョン「冗談だと信じたい」
ハルヒ「冗談に決まってんじゃない」
キョン「だよな」
ハルヒ「嘘よ」
キョン「嘘かよ!」
ハルヒ「……」
ハルヒ「…あれ?」
キョン「…あっ」
152: 2009/09/07(月) 02:13:58.45 ID:csxgcBdKO
ハルヒ「な、何でまた同じツッコミなのよ!せっかくやり直したのに!」
キョン「お前が悪い!」
ハルヒ「あたしは悪くない!」
キョン「なんだこの不毛な争い」
ハルヒ「そういえば、晩ご飯はまだかしら」
キョン「あ、ああ…それなんだが」
キョン「ハルヒ、作ってくれないか?」
ハルヒ「はぁ!?」
キョン「その、なんだ」
キョン「お前の宿泊許可がすんなり出たってのは…」
キョン「今日、親帰って来ないんだよ」
ハルヒ「…!」
ハルヒ「何これちょっとドキッとした…」
キョン「よろしくな。俺も、出来るだけ手伝うからさ」
ハルヒ「ぅ、うん」
キョン「お前が悪い!」
ハルヒ「あたしは悪くない!」
キョン「なんだこの不毛な争い」
ハルヒ「そういえば、晩ご飯はまだかしら」
キョン「あ、ああ…それなんだが」
キョン「ハルヒ、作ってくれないか?」
ハルヒ「はぁ!?」
キョン「その、なんだ」
キョン「お前の宿泊許可がすんなり出たってのは…」
キョン「今日、親帰って来ないんだよ」
ハルヒ「…!」
ハルヒ「何これちょっとドキッとした…」
キョン「よろしくな。俺も、出来るだけ手伝うからさ」
ハルヒ「ぅ、うん」
157: 2009/09/07(月) 02:24:07.62 ID:csxgcBdKO
―――
――
―
ハルヒ「はいっ!ハルヒ特製ハンバーグです!」
キョン「相変わらずすげぇな…」
妹「いただきまーす」
キョン「手洗ったか?」
妹「洗ったよー」
ハルヒ「おかわりあるから、たくさん食べちゃいなさい!」
キョン「いただきます」
ハルヒ「……」
キョン「……ん」
ハルヒ「ど、どう?」
キョン「…うまい」
キョン「店開けるレベルだぞこれ…」
ハルヒ「あ、あったりまえよ!愛情がたっぷりつまってんだから!」
――
―
ハルヒ「はいっ!ハルヒ特製ハンバーグです!」
キョン「相変わらずすげぇな…」
妹「いただきまーす」
キョン「手洗ったか?」
妹「洗ったよー」
ハルヒ「おかわりあるから、たくさん食べちゃいなさい!」
キョン「いただきます」
ハルヒ「……」
キョン「……ん」
ハルヒ「ど、どう?」
キョン「…うまい」
キョン「店開けるレベルだぞこれ…」
ハルヒ「あ、あったりまえよ!愛情がたっぷりつまってんだから!」
158: 2009/09/07(月) 02:27:31.34 ID:csxgcBdKO
キョン「…愛情?」
妹「愛情だってー!よかったねキョン君!」
ハルヒ「ぁ、わ、わ、」
キョン「…ん?」
ハルヒ「ち、違うわよ!?愛情ってのは、その、あ、あいじょう…そ、そう!哀情よ!!」
キョン「は?」
ハルヒ「キョンを哀れむ心よ!だから、えと、いつもごめんねありがとうみたいな……じゃなくて!!」
キョン「と、とりあえず落ち着けって」
妹「ハルにゃん顔真っ赤ー」
ハルヒ「と、トイレ行って来る!」
キョン「おいハルヒ!」
キョン「……」
妹「キョン君追い掛けないの?」
キョン「トイレまで追い掛けるバカがどこにいるんだ」
妹「愛情だってー!よかったねキョン君!」
ハルヒ「ぁ、わ、わ、」
キョン「…ん?」
ハルヒ「ち、違うわよ!?愛情ってのは、その、あ、あいじょう…そ、そう!哀情よ!!」
キョン「は?」
ハルヒ「キョンを哀れむ心よ!だから、えと、いつもごめんねありがとうみたいな……じゃなくて!!」
キョン「と、とりあえず落ち着けって」
妹「ハルにゃん顔真っ赤ー」
ハルヒ「と、トイレ行って来る!」
キョン「おいハルヒ!」
キョン「……」
妹「キョン君追い掛けないの?」
キョン「トイレまで追い掛けるバカがどこにいるんだ」
161: 2009/09/07(月) 02:33:28.41 ID:csxgcBdKO
キョン「…!」
キョン「そういえば、長門と朝比奈さんが言ってた…」
妹「キョン君どしたの?」
キョン「俺、やっぱり追い掛けてくる」
妹「はーい」
キョン「……」
ガラッ
ハルヒ「…何しに来たのよ」
キョン「トイレに居たんじゃなかったのか?」
ハルヒ「……」
キョン「…ハルヒ」
キョン「今まで気付いてやれなくてすまん」
ハルヒ「!!」
キョン「そういえば、長門と朝比奈さんが言ってた…」
妹「キョン君どしたの?」
キョン「俺、やっぱり追い掛けてくる」
妹「はーい」
キョン「……」
ガラッ
ハルヒ「…何しに来たのよ」
キョン「トイレに居たんじゃなかったのか?」
ハルヒ「……」
キョン「…ハルヒ」
キョン「今まで気付いてやれなくてすまん」
ハルヒ「!!」
163: 2009/09/07(月) 02:38:02.52 ID:csxgcBdKO
キョン「普通に考えたら分かる事だった」
キョン「…すまん」
ハルヒ「……」
ハルヒ「…何であんたが謝ってんのよ」
ハルヒ「気付くのが遅いのよ…バカキョン」
キョン「それで、大丈夫なのか?」
ハルヒ「え?」
キョン「腹。腹痛かったんだよな」
ハルヒ「は、はら?」
キョン「ま、あんなへそ出した格好してたから当然っちゃ当然だろ」
ハルヒ「……」
キョン「もう腹冷やさないようにしとけよ」
ハルヒ「……はぁ」
ハルヒ「本当に、どうしようもないバカねあんた」
キョン「心配してやってんのに…お前なぁ」
キョン「…すまん」
ハルヒ「……」
ハルヒ「…何であんたが謝ってんのよ」
ハルヒ「気付くのが遅いのよ…バカキョン」
キョン「それで、大丈夫なのか?」
ハルヒ「え?」
キョン「腹。腹痛かったんだよな」
ハルヒ「は、はら?」
キョン「ま、あんなへそ出した格好してたから当然っちゃ当然だろ」
ハルヒ「……」
キョン「もう腹冷やさないようにしとけよ」
ハルヒ「……はぁ」
ハルヒ「本当に、どうしようもないバカねあんた」
キョン「心配してやってんのに…お前なぁ」
167: 2009/09/07(月) 02:46:11.68 ID:csxgcBdKO
ハルヒ「で…さ、どうするの?」
キョン「何が」
ハルヒ「何がじゃないわよ。ほら、ね?」
キョン「…?」
ハルヒ「あ、あんた気付いたとか言ったじゃない!」
キョン「いやだからお前、腹痛かったんだろ?」
ハルヒ「へ?」
キョン「ん?違うのか?」
ハルヒ「え…え?」
キョン「いやよくよく考えたら、お前いつもよりそわそわしてたもんな」
ハルヒ「……」
キョン「もっと早く気付いてやるべきだった」
ハルヒ「……」
キョン「何が」
ハルヒ「何がじゃないわよ。ほら、ね?」
キョン「…?」
ハルヒ「あ、あんた気付いたとか言ったじゃない!」
キョン「いやだからお前、腹痛かったんだろ?」
ハルヒ「へ?」
キョン「ん?違うのか?」
ハルヒ「え…え?」
キョン「いやよくよく考えたら、お前いつもよりそわそわしてたもんな」
ハルヒ「……」
キョン「もっと早く気付いてやるべきだった」
ハルヒ「……」
169: 2009/09/07(月) 02:49:49.16 ID:csxgcBdKO
ハルヒ「……」
ハルヒ「…アホ!バカ!マヌケ!」
キョン「!?」
ハルヒ「あたしの心を返せ!」
キョン「ハルヒ…?」
ハルヒ「なんであんたなの!?あんたなんか!」
キョン「どうしたんだよ?」
ハルヒ「…このバカァ!」
キョン「お、おい!」
キョン「……」
キョン「一体なにがなんだか…」
ハルヒ「…アホ!バカ!マヌケ!」
キョン「!?」
ハルヒ「あたしの心を返せ!」
キョン「ハルヒ…?」
ハルヒ「なんであんたなの!?あんたなんか!」
キョン「どうしたんだよ?」
ハルヒ「…このバカァ!」
キョン「お、おい!」
キョン「……」
キョン「一体なにがなんだか…」
172: 2009/09/07(月) 02:59:05.92 ID:csxgcBdKO
キョン「すまん古泉!」
『何したんですか』
キョン「ハルヒが…なんか怒っちまった…」
『閉鎖空間は今のところありませんが…』
キョン「何?」
『冗談はやめてくださいよ』
キョン「じょ、冗談な訳あるか!」
『はは、実はあなたいる場所が、まるまる閉鎖空間だったりします』
キョン「!!」
『冗談です』
キョン「……」
『怒らないで下さい。あなたの鬱憤処理は僕の仕事の範疇を越えてますから』
キョン「…俺のストレスは誰が解消してくれるんだ」
『さあ、誰でしょうね?…では、切ります。いい夜をお過ごし下さい』
キョン「……」
『何したんですか』
キョン「ハルヒが…なんか怒っちまった…」
『閉鎖空間は今のところありませんが…』
キョン「何?」
『冗談はやめてくださいよ』
キョン「じょ、冗談な訳あるか!」
『はは、実はあなたいる場所が、まるまる閉鎖空間だったりします』
キョン「!!」
『冗談です』
キョン「……」
『怒らないで下さい。あなたの鬱憤処理は僕の仕事の範疇を越えてますから』
キョン「…俺のストレスは誰が解消してくれるんだ」
『さあ、誰でしょうね?…では、切ります。いい夜をお過ごし下さい』
キョン「……」
176: 2009/09/07(月) 03:02:56.65 ID:csxgcBdKO
―――
――
―
キョン「ハルヒ、何処で寝るんだ?」
ハルヒ「どこでもいいわ」
キョン「好きなとこで寝ていいからな。妹の部屋か?」
ハルヒ「あんたの部屋は寝にくそうよね。キョンの部屋!」
キョン「見事に訳が分からない」
ハルヒ「…だがそれがいい!」
ハルヒ「みたいな?」
キョン「つまり、」
キョン「俺この席結構気に入ってんだけど。席替えしたい!」
キョン「こういう事か」
ハルヒ「うん」
キョン「ま、お前がいいならベットでもなんでも貸してやるよ」
ハルヒ「そ。ありがと」
――
―
キョン「ハルヒ、何処で寝るんだ?」
ハルヒ「どこでもいいわ」
キョン「好きなとこで寝ていいからな。妹の部屋か?」
ハルヒ「あんたの部屋は寝にくそうよね。キョンの部屋!」
キョン「見事に訳が分からない」
ハルヒ「…だがそれがいい!」
ハルヒ「みたいな?」
キョン「つまり、」
キョン「俺この席結構気に入ってんだけど。席替えしたい!」
キョン「こういう事か」
ハルヒ「うん」
キョン「ま、お前がいいならベットでもなんでも貸してやるよ」
ハルヒ「そ。ありがと」
177: 2009/09/07(月) 03:07:13.73 ID:csxgcBdKO
ハルヒ「お風呂にする?それともシャワー?」
キョン「今は、風呂遠慮したい気分だな。風呂入る!」
ハルヒ「そうそう!その感じよ!」
キョン「ステーキかハンバーグ、どっち食いたい?」
ハルヒ「今あんまりお金無いのよね。ステーキにする!」
キョン「いい感じだな」
ハルヒ「あ、あとさ」
キョン「何だ?」
ハルヒ「キョンのバカ!アホ!だ、大好き!」
キョン「!!」
ハルヒ「れ…例だからね!?例えよ例え!」
キョン「だ、だよな、例えだよな」
ハルヒ「……」
キョン「……」
キョン「今は、風呂遠慮したい気分だな。風呂入る!」
ハルヒ「そうそう!その感じよ!」
キョン「ステーキかハンバーグ、どっち食いたい?」
ハルヒ「今あんまりお金無いのよね。ステーキにする!」
キョン「いい感じだな」
ハルヒ「あ、あとさ」
キョン「何だ?」
ハルヒ「キョンのバカ!アホ!だ、大好き!」
キョン「!!」
ハルヒ「れ…例だからね!?例えよ例え!」
キョン「だ、だよな、例えだよな」
ハルヒ「……」
キョン「……」
181: 2009/09/07(月) 03:10:16.94 ID:csxgcBdKO
ハルヒ「ねぇキョン?」
キョン「ん」
ハルヒ「あんたいつ寝るの?」
キョン「誰かさんのせいで眠いから…もう寝るかな」
ハルヒ「まだ10時だけど」
キョン「自由にさせてくれ」
ハルヒ「…分かったわ。あたしも寝る」
キョン「そうか?」
ハルヒ「悪いわね。ベット貸してもらって」
キョン「団長には逆らえないのさ」
ハルヒ「何よそれ」
キョン「じゃあな。俺は寝る」
ハルヒ「…おやすみ」
キョン「……」
ハルヒ「……」
キョン「ん」
ハルヒ「あんたいつ寝るの?」
キョン「誰かさんのせいで眠いから…もう寝るかな」
ハルヒ「まだ10時だけど」
キョン「自由にさせてくれ」
ハルヒ「…分かったわ。あたしも寝る」
キョン「そうか?」
ハルヒ「悪いわね。ベット貸してもらって」
キョン「団長には逆らえないのさ」
ハルヒ「何よそれ」
キョン「じゃあな。俺は寝る」
ハルヒ「…おやすみ」
キョン「……」
ハルヒ「……」
182: 2009/09/07(月) 03:13:16.76 ID:csxgcBdKO
キョン「……」
ハルヒ「……」
キョン「……」
ハルヒ「……あのさ」
キョン「……」
ハルヒ「あんた、寝にくくないの?」
キョン「……」
ハルヒ「床、固くない?」
キョン「…大丈夫だ」
ハルヒ「そう…ならいいのよ」
キョン「……」
ハルヒ「…あのね」
ハルヒ「あんたが、やっぱり寝にくいんなら…」
キョン「……」
ハルヒ「…ベット使っていいのよ?」
ハルヒ「……」
キョン「……」
ハルヒ「……あのさ」
キョン「……」
ハルヒ「あんた、寝にくくないの?」
キョン「……」
ハルヒ「床、固くない?」
キョン「…大丈夫だ」
ハルヒ「そう…ならいいのよ」
キョン「……」
ハルヒ「…あのね」
ハルヒ「あんたが、やっぱり寝にくいんなら…」
キョン「……」
ハルヒ「…ベット使っていいのよ?」
187: 2009/09/07(月) 03:17:43.23 ID:csxgcBdKO
キョン「……ハルヒ」
ハルヒ「な、何?」
キョン「俺、男だぞ」
ハルヒ「…知ってるわよ」
キョン「……」
ハルヒ「……」
キョン「…あーやっぱり床固いなぁ」
ハルヒ「…!」
キョン「ふかふかのベットで寝てーなぁ」
ハルヒ「そ、そう。じゃあ、仕方ないわね」
キョン「…いいんだな?」
ハルヒ「あ、あんたが体痛くしても困るし。しょーがないのよ」
ハルヒ「……」
キョン「……」
ハルヒ「…半分、だけだからね」
ハルヒ「な、何?」
キョン「俺、男だぞ」
ハルヒ「…知ってるわよ」
キョン「……」
ハルヒ「……」
キョン「…あーやっぱり床固いなぁ」
ハルヒ「…!」
キョン「ふかふかのベットで寝てーなぁ」
ハルヒ「そ、そう。じゃあ、仕方ないわね」
キョン「…いいんだな?」
ハルヒ「あ、あんたが体痛くしても困るし。しょーがないのよ」
ハルヒ「……」
キョン「……」
ハルヒ「…半分、だけだからね」
190: 2009/09/07(月) 03:20:28.66 ID:csxgcBdKO
ハルヒ「あ、あんたそっち向きなさいよ」
キョン「お…おう」
ハルヒ「……」
キョン「……」
ハルヒ「……」
キョン「……」
ハルヒ「…ぁ、あんまり動くな!」
キョン「んな事言われても」
ハルヒ「寝返りは絶対禁止だから」
キョン「俺にどう制御しろと」
ハルヒ「あたしに触ったら氏刑よ」
キョン「…わかったよ」
ハルヒ「……」
キョン「……」
ハルヒ「……」
キョン「お…おう」
ハルヒ「……」
キョン「……」
ハルヒ「……」
キョン「……」
ハルヒ「…ぁ、あんまり動くな!」
キョン「んな事言われても」
ハルヒ「寝返りは絶対禁止だから」
キョン「俺にどう制御しろと」
ハルヒ「あたしに触ったら氏刑よ」
キョン「…わかったよ」
ハルヒ「……」
キョン「……」
ハルヒ「……」
192: 2009/09/07(月) 03:23:48.15 ID:csxgcBdKO
キョン「……」
ハルヒ「……」
キョン「……」
ハルヒ「……」
キョン「…駄目だ全然寝れねぇ」
ハルヒ「…あたしも」
キョン「どうしてだろうな」
ハルヒ「知らないわよ…。あんた、疲れてんじゃないっけ」
キョン「いやそうだけどさ」
ハルヒ「……」
キョン「……」
ハルヒ「…さかな」
キョン「…なす」
ハルヒ「すいか」
キョン「からす」
ハルヒ「……」
キョン「……」
ハルヒ「……」
キョン「…駄目だ全然寝れねぇ」
ハルヒ「…あたしも」
キョン「どうしてだろうな」
ハルヒ「知らないわよ…。あんた、疲れてんじゃないっけ」
キョン「いやそうだけどさ」
ハルヒ「……」
キョン「……」
ハルヒ「…さかな」
キョン「…なす」
ハルヒ「すいか」
キョン「からす」
193: 2009/09/07(月) 03:27:43.89 ID:csxgcBdKO
キョン「何故しりとりなんだ」
ハルヒ「だんちょう」
キョン「もういいよ」
ハルヒ「困った時のしりとりよ」
キョン「しりとりはそんなに万能じゃねぇ」
ハルヒ「じゃあ何すんの?」
キョン「む…」
ハルヒ「キョンが無能だから寝るわ」
キョン「勝手にしろ」
ハルヒ「おやすみ。せいぜい、寝付けなくて一人で苦しみなさい」
キョン「そういうお前はどうなんだ」
ハルヒ「……」
キョン「……」
ハルヒ「……」
キョン「はぁ…」
ハルヒ「だんちょう」
キョン「もういいよ」
ハルヒ「困った時のしりとりよ」
キョン「しりとりはそんなに万能じゃねぇ」
ハルヒ「じゃあ何すんの?」
キョン「む…」
ハルヒ「キョンが無能だから寝るわ」
キョン「勝手にしろ」
ハルヒ「おやすみ。せいぜい、寝付けなくて一人で苦しみなさい」
キョン「そういうお前はどうなんだ」
ハルヒ「……」
キョン「……」
ハルヒ「……」
キョン「はぁ…」
195: 2009/09/07(月) 03:34:13.11 ID:csxgcBdKO
キョン「……」
ハルヒ「……」
キョン「…ハルヒ?」
ハルヒ「……」
キョン「寝たのか?」
ハルヒ「……」
キョン「おーい」
ハルヒ「……」
キョン「そっち向いていいか?」
ハルヒ「……」
キョン「よし。寝たなら勝手にやらせてもらう」
ハルヒ「……」
キョン「ハルヒ、起きてんだろ」
ハルヒ「……」
キョン「…正直に言わないと、襲っちまうぞ?」
ハルヒ「……」
キョン「…ハルヒ?」
ハルヒ「……」
キョン「寝たのか?」
ハルヒ「……」
キョン「おーい」
ハルヒ「……」
キョン「そっち向いていいか?」
ハルヒ「……」
キョン「よし。寝たなら勝手にやらせてもらう」
ハルヒ「……」
キョン「ハルヒ、起きてんだろ」
ハルヒ「……」
キョン「…正直に言わないと、襲っちまうぞ?」
198: 2009/09/07(月) 03:38:47.78 ID:csxgcBdKO
ハルヒ「……」
キョン「…なーんてな。ハルヒ、起きてるのバレバレだ」
ハルヒ「……」
キョン「いい加減に、寝たふりやめろって」
ハルヒ「……」
キョン「ホントに襲うぞ」
ハルヒ「……」
キョン「…おーい…ハルヒー」
ハルヒ「……」
キョン「マジで寝たのか」
ハルヒ「……」
キョン「やれやれ…俺は一人で何やってんだか」
ハルヒ「……」
キョン「おやすみ、ハルヒ」
ハルヒ「……」
キョン「…なーんてな。ハルヒ、起きてるのバレバレだ」
ハルヒ「……」
キョン「いい加減に、寝たふりやめろって」
ハルヒ「……」
キョン「ホントに襲うぞ」
ハルヒ「……」
キョン「…おーい…ハルヒー」
ハルヒ「……」
キョン「マジで寝たのか」
ハルヒ「……」
キョン「やれやれ…俺は一人で何やってんだか」
ハルヒ「……」
キョン「おやすみ、ハルヒ」
ハルヒ「……」
202: 2009/09/07(月) 03:44:54.29 ID:csxgcBdKO
キョン「……」
ハルヒ「……」
キョン「……」
ハルヒ「……キョン?」
キョン「……」
ハルヒ「寝てる…わよね…」
キョン「……」
ハルヒ「……」
キョン「……」
ハルヒ「よ、よし」
キョン「……」
ハルヒ「起きたら…ぶっ頃すからね」
キョン「……」
ハルヒ「……」
ちゅっ
ハルヒ「……」
キョン「……」
ハルヒ「……キョン?」
キョン「……」
ハルヒ「寝てる…わよね…」
キョン「……」
ハルヒ「……」
キョン「……」
ハルヒ「よ、よし」
キョン「……」
ハルヒ「起きたら…ぶっ頃すからね」
キョン「……」
ハルヒ「……」
ちゅっ
204: 2009/09/07(月) 03:49:03.80 ID:csxgcBdKO
ハルヒ「お、おやすみキョン!」
キョン「……」
ハルヒ「……」
キョン「…ハルヒ」
ハルヒ「!!!」
キョン「今の柔らかい感触は何だ」
ハルヒ「あ、あああんた起きてたの!?」
キョン「まあな」
ハルヒ「ぅぐぁ…」
キョン「俺の推測が正しければ…」
ハルヒ「ば、バカ!!」
キョン「まだ何も言って無いぞ」
ハルヒ「言わなくていい!」
キョン「……」
キョン「そうだな。言わなくていいか。間違ってたら…恥ずかしいし」
キョン「……」
ハルヒ「……」
キョン「…ハルヒ」
ハルヒ「!!!」
キョン「今の柔らかい感触は何だ」
ハルヒ「あ、あああんた起きてたの!?」
キョン「まあな」
ハルヒ「ぅぐぁ…」
キョン「俺の推測が正しければ…」
ハルヒ「ば、バカ!!」
キョン「まだ何も言って無いぞ」
ハルヒ「言わなくていい!」
キョン「……」
キョン「そうだな。言わなくていいか。間違ってたら…恥ずかしいし」
206: 2009/09/07(月) 03:56:09.88 ID:csxgcBdKO
ハルヒ「…!」
ハルヒ「な、何よ言いなさい!」
キョン「どっちなんだよ」
ハルヒ「早く!」
キョン「言わねーよ」
ハルヒ「むむ…」
キョン「……」
ハルヒ「……」
キョン「……」
ハルヒ「…キョン」
キョン「…何だ」
ハルヒ「何であたし達、同じベットで寝てるんだろうね」
キョン「……」
キョン「…さあな」
ハルヒ「何であたし達、寝れないんだろ」
ハルヒ「な、何よ言いなさい!」
キョン「どっちなんだよ」
ハルヒ「早く!」
キョン「言わねーよ」
ハルヒ「むむ…」
キョン「……」
ハルヒ「……」
キョン「……」
ハルヒ「…キョン」
キョン「…何だ」
ハルヒ「何であたし達、同じベットで寝てるんだろうね」
キョン「……」
キョン「…さあな」
ハルヒ「何であたし達、寝れないんだろ」
209: 2009/09/07(月) 04:02:15.94 ID:csxgcBdKO
キョン「…さあな」
ハルヒ「でも」
キョン「でも?」
ハルヒ「一つだけ、はっきりしてる事があるわ」
キョン「言ってみろ」
ハルヒ「あたしね」
ハルヒ「キョンとこうして一緒に居られて、嬉しい」
キョン「…!」
ハルヒ「何故か、すごく嬉しいの」
キョン「……」
キョン「…それ」
キョン「俺と同じだな」
ハルヒ「……」
キョン「俺も、嬉しいっつーか…」
キョン「ま、まあ、悪くはないな」
ハルヒ「でも」
キョン「でも?」
ハルヒ「一つだけ、はっきりしてる事があるわ」
キョン「言ってみろ」
ハルヒ「あたしね」
ハルヒ「キョンとこうして一緒に居られて、嬉しい」
キョン「…!」
ハルヒ「何故か、すごく嬉しいの」
キョン「……」
キョン「…それ」
キョン「俺と同じだな」
ハルヒ「……」
キョン「俺も、嬉しいっつーか…」
キョン「ま、まあ、悪くはないな」
212: 2009/09/07(月) 04:06:46.13 ID:csxgcBdKO
ハルヒ「…キョン」
キョン「どうした」
ハルヒ「今日ぐらい、いいよね」
キョン「な、何がだよ」
ハルヒ「バカ。甘えさせろって言ったのよ」
キョン「…俺はどうすれば?」
ハルヒ「こっち向きなさい」
キョン「ん」
ハルヒ「い、今から抱きしめるから」
キョン「どうぞ」
ハルヒ「……」
ぎゅ
キョン「……」
ハルヒ「…あっつい」
キョン「こんだけ密着してんだから、まあそうなるわな」
キョン「どうした」
ハルヒ「今日ぐらい、いいよね」
キョン「な、何がだよ」
ハルヒ「バカ。甘えさせろって言ったのよ」
キョン「…俺はどうすれば?」
ハルヒ「こっち向きなさい」
キョン「ん」
ハルヒ「い、今から抱きしめるから」
キョン「どうぞ」
ハルヒ「……」
ぎゅ
キョン「……」
ハルヒ「…あっつい」
キョン「こんだけ密着してんだから、まあそうなるわな」
216: 2009/09/07(月) 04:10:42.29 ID:csxgcBdKO
ハルヒ「今、あたしの顔見たら氏刑だから」
キョン「見ねえよ。ていうか見れないだろ」
ハルヒ「ん」
キョン「…ハルヒ」
ハルヒ「…何よ」
キョン「気付いてやれなくて、すまん」
ハルヒ「腹痛に?」
キョン「……」
ハルヒ「ばーか」
キョン「すまん。あの時は…どうかしてたんだ」
ハルヒ「信じていいの?」
キョン「ああ。今度は…信じていいぞ」
ハルヒ「じゃあ、行動で示してよね」
キョン「……」
キョン「…一回、顔上げてくれ」
キョン「見ねえよ。ていうか見れないだろ」
ハルヒ「ん」
キョン「…ハルヒ」
ハルヒ「…何よ」
キョン「気付いてやれなくて、すまん」
ハルヒ「腹痛に?」
キョン「……」
ハルヒ「ばーか」
キョン「すまん。あの時は…どうかしてたんだ」
ハルヒ「信じていいの?」
キョン「ああ。今度は…信じていいぞ」
ハルヒ「じゃあ、行動で示してよね」
キョン「……」
キョン「…一回、顔上げてくれ」
218: 2009/09/07(月) 04:15:57.71 ID:csxgcBdKO
ハルヒ「ば、バカ!窒息するとこだった!」
キョン「悪くはなかったろ」
ハルヒ「ま、まぁ…ね」
キョン「そうだ」
ハルヒ「…?」
キョン「ハルヒ特製、愛情たっぷりハンバーグ、美味かったぞ」
ハルヒ「!!」
キョン「出来れば、また作ってくれ」
ハルヒ「…ば、バカ」
キョン「照れるとそればっかりかよ」
ハルヒ「仕方ないでしょ!恥ずかしいの!」
キョン「ハルヒ、あったかい」
ハルヒ「なっ…」
キョン「柔らかくて。いい匂いだし」
ハルヒ「あっ…ちょっとキョン…?」
キョン「悪くはなかったろ」
ハルヒ「ま、まぁ…ね」
キョン「そうだ」
ハルヒ「…?」
キョン「ハルヒ特製、愛情たっぷりハンバーグ、美味かったぞ」
ハルヒ「!!」
キョン「出来れば、また作ってくれ」
ハルヒ「…ば、バカ」
キョン「照れるとそればっかりかよ」
ハルヒ「仕方ないでしょ!恥ずかしいの!」
キョン「ハルヒ、あったかい」
ハルヒ「なっ…」
キョン「柔らかくて。いい匂いだし」
ハルヒ「あっ…ちょっとキョン…?」
221: 2009/09/07(月) 04:19:09.81 ID:csxgcBdKO
キョン「ハルヒ…」
ハルヒ「ぅあ…きょ、キョンやめ…」
キョン「なーんてな」
ハルヒ「…え?」
キョン「なんだ、して欲しかったのか?」
ハルヒ「氏ねっ!」
キョン「いだっ!」
ハルヒ「工口キョン!」
キョン「お、俺の息子が…」
ハルヒ「このまま再起不能にしてやるわ」
キョン「すまん!なんでも言う事聞くから!」
ハルヒ「ほう」
キョン「やべ…」
ハルヒ「言ったわね」
キョン「言っちまった…」
ハルヒ「ぅあ…きょ、キョンやめ…」
キョン「なーんてな」
ハルヒ「…え?」
キョン「なんだ、して欲しかったのか?」
ハルヒ「氏ねっ!」
キョン「いだっ!」
ハルヒ「工口キョン!」
キョン「お、俺の息子が…」
ハルヒ「このまま再起不能にしてやるわ」
キョン「すまん!なんでも言う事聞くから!」
ハルヒ「ほう」
キョン「やべ…」
ハルヒ「言ったわね」
キョン「言っちまった…」
222: 2009/09/07(月) 04:23:46.41 ID:csxgcBdKO
ハルヒ「じゃあ!」
ハルヒ「あたしと付き合いなさい!」
キョン「どこに?」
ハルヒ「あたし、勇気出したのになぁ」
キョン「すまん」
ハルヒ「で?どうなの?」
キョン「キスまでしといて、今更って感じだな」
ハルヒ「そうかも」
キョン「俺なんかでいいのか?」
ハルヒ「誰に聞いてんの?」
キョン「…すまん」
ハルヒ「…大好き」
キョン「い、いきなりだな」
ハルヒ「あれ?思ったより緊張せずに言えたわ」
キョン「照れずにの間違いだろ」
ハルヒ「あたしと付き合いなさい!」
キョン「どこに?」
ハルヒ「あたし、勇気出したのになぁ」
キョン「すまん」
ハルヒ「で?どうなの?」
キョン「キスまでしといて、今更って感じだな」
ハルヒ「そうかも」
キョン「俺なんかでいいのか?」
ハルヒ「誰に聞いてんの?」
キョン「…すまん」
ハルヒ「…大好き」
キョン「い、いきなりだな」
ハルヒ「あれ?思ったより緊張せずに言えたわ」
キョン「照れずにの間違いだろ」
226: 2009/09/07(月) 04:29:42.76 ID:csxgcBdKO
ハルヒ「強く抱きしめていい?」
キョン「どうぞ」
ハルヒ「ふふ、キョンの匂い」
キョン「……」
ハルヒ「足絡ませるわよ」
キョン「お、おい」
ハルヒ「何?」
キョン「理性が限界だ」
ハルヒ「頑張れ!キョンの理性頑張れ!」
キョン「マジでやばいって!」
ヴヴヴヴヴヴ
キョン「!!」
ハルヒ「!!」
キョン「で、電話?」
ハルヒ「誰から?」
キョン「…古泉だ」
キョン「どうぞ」
ハルヒ「ふふ、キョンの匂い」
キョン「……」
ハルヒ「足絡ませるわよ」
キョン「お、おい」
ハルヒ「何?」
キョン「理性が限界だ」
ハルヒ「頑張れ!キョンの理性頑張れ!」
キョン「マジでやばいって!」
ヴヴヴヴヴヴ
キョン「!!」
ハルヒ「!!」
キョン「で、電話?」
ハルヒ「誰から?」
キョン「…古泉だ」
228: 2009/09/07(月) 04:36:52.41 ID:csxgcBdKO
キョン「出るぞ」
ハルヒ「うん」
ピ
『夜遅くにすいません』
キョン「切るぞ」
『困ります』
キョン「冗談だ」
『どうです?涼宮さんとはうまくいってますか?』
ハルヒ「!!」
キョン「べ、別に、いつも通りだ」
『嘘っぽいですね。もしかしてもう押し倒してたり』
キョン「切るぞ」
『すいません。本題に入ります。あなたに伝えたい事があるんです』
キョン「何だ?」
『長門さんと、朝比奈さんが酔っ払いました』
ハルヒ「うん」
ピ
『夜遅くにすいません』
キョン「切るぞ」
『困ります』
キョン「冗談だ」
『どうです?涼宮さんとはうまくいってますか?』
ハルヒ「!!」
キョン「べ、別に、いつも通りだ」
『嘘っぽいですね。もしかしてもう押し倒してたり』
キョン「切るぞ」
『すいません。本題に入ります。あなたに伝えたい事があるんです』
キョン「何だ?」
『長門さんと、朝比奈さんが酔っ払いました』
229: 2009/09/07(月) 04:40:25.35 ID:csxgcBdKO
キョン「…は?」
ハルヒ「…え?」
『蝿?蝿ってなんですか蝿って』
ハルヒ「や、やば」
キョン「なんでもない!それより、酔っ払ったって?」
『ええ。でろでろのベロンベロンですよ。そこで、あなたに助けを乞こうかと』
キョン「具体的に?」
『今から、長門さんのマンションに来ていただけませんか?涼宮さんは別室ですよね?』
キョン「無理だ」
『ありがとうござ……って、ええ!?』
キョン「無理だと言ったんだ」
『頼みますよ。僕一人じゃ収集つかなくなってしまって…』
キョン「んな事言われてもな」
『そんな…』
キョン「運命は時に残酷なのだよ」
『……』
ハルヒ「…え?」
『蝿?蝿ってなんですか蝿って』
ハルヒ「や、やば」
キョン「なんでもない!それより、酔っ払ったって?」
『ええ。でろでろのベロンベロンですよ。そこで、あなたに助けを乞こうかと』
キョン「具体的に?」
『今から、長門さんのマンションに来ていただけませんか?涼宮さんは別室ですよね?』
キョン「無理だ」
『ありがとうござ……って、ええ!?』
キョン「無理だと言ったんだ」
『頼みますよ。僕一人じゃ収集つかなくなってしまって…』
キョン「んな事言われてもな」
『そんな…』
キョン「運命は時に残酷なのだよ」
『……』
231: 2009/09/07(月) 04:43:07.70 ID:csxgcBdKO
キョン「すまん。そういう事だ」
『ちょっと待って下さいよ…』
『古泉君!何やってんですかぁ!』
キョン「!!」
ハルヒ「!!」
『あ、朝比奈さん落ち着いて!今行きますから!』
『古泉君!涼宮さんとキョン君も呼んで来て下さい!』
『分かりました!だから落ち着いて……あっ』
キョン「……」
ハルヒ「……」
『長門さん!それは食べ物じゃないですよ!』
『古泉一樹も食べるべき』
『机をですか!?ちょ…朝比奈さんやめ…』
ブツリ
キョン「……」
ハルヒ「……」
『ちょっと待って下さいよ…』
『古泉君!何やってんですかぁ!』
キョン「!!」
ハルヒ「!!」
『あ、朝比奈さん落ち着いて!今行きますから!』
『古泉君!涼宮さんとキョン君も呼んで来て下さい!』
『分かりました!だから落ち着いて……あっ』
キョン「……」
ハルヒ「……」
『長門さん!それは食べ物じゃないですよ!』
『古泉一樹も食べるべき』
『机をですか!?ちょ…朝比奈さんやめ…』
ブツリ
キョン「……」
ハルヒ「……」
233: 2009/09/07(月) 04:48:06.21 ID:csxgcBdKO
ハルヒ「有希が酔っ払うって…」
キョン「信じがたいな…」
ハルヒ「なーんか、見事にムード壊されたわね」
キョン「そうか?」
ハルヒ「そうよ」
キョン「抱いていいか?」
ハルヒ「えっ…」
キョン「普通の意味で」
ハルヒ「あ、ああ、そっちね」
キョン「当たり前だろ」
ハルヒ「いいわよ。でも、あんまり強くしちゃダメよ」
キョン「俺の理性が残ってる内は、な」
ハルヒ「変O」
キョン「ハルヒが悪い」
ハルヒ「あたしは悪くないわ」
キョン「信じがたいな…」
ハルヒ「なーんか、見事にムード壊されたわね」
キョン「そうか?」
ハルヒ「そうよ」
キョン「抱いていいか?」
ハルヒ「えっ…」
キョン「普通の意味で」
ハルヒ「あ、ああ、そっちね」
キョン「当たり前だろ」
ハルヒ「いいわよ。でも、あんまり強くしちゃダメよ」
キョン「俺の理性が残ってる内は、な」
ハルヒ「変O」
キョン「ハルヒが悪い」
ハルヒ「あたしは悪くないわ」
234: 2009/09/07(月) 04:51:20.31 ID:csxgcBdKO
ハルヒ「ん…」
キョン「苦しいか?」
ハルヒ「大丈夫よ」
キョン「可愛い」
ハルヒ「!?」
キョン「あのお前が、こんなに甘えてくるとは思わなかった」
ハルヒ「…あんただけよ」
キョン「ありがとよ」
ハルヒ「バカ…」
キョン「ちくしょう可愛い」
ハルヒ「なっ…何言ってんのよ!」
キョン「俺の素直な気持ち」
ハルヒ「ぅ…」
キョン「お前、ホントに照れ屋さんだな」
ハルヒ「ぅ、うるさい…」
キョン「苦しいか?」
ハルヒ「大丈夫よ」
キョン「可愛い」
ハルヒ「!?」
キョン「あのお前が、こんなに甘えてくるとは思わなかった」
ハルヒ「…あんただけよ」
キョン「ありがとよ」
ハルヒ「バカ…」
キョン「ちくしょう可愛い」
ハルヒ「なっ…何言ってんのよ!」
キョン「俺の素直な気持ち」
ハルヒ「ぅ…」
キョン「お前、ホントに照れ屋さんだな」
ハルヒ「ぅ、うるさい…」
237: 2009/09/07(月) 04:56:38.30 ID:csxgcBdKO
キョン「頭撫でられるのが好きとみた」
ハルヒ「…否定はしないわ」
キョン「お前さ」
ハルヒ「何?」
キョン「今もまだ遠慮してんじゃないか?」
ハルヒ「……」
キョン「今は、甘えていいって言ったろ」
ハルヒ「…だって」
キョン「だってもくそもあるか。ハルヒ、お前の好きにしていいんだ」
ハルヒ「…なんかあんたキャラ違うわよ」
キョン「そういうお前もな」
ハルヒ「……」
ハルヒ「…分かった」
キョン「お?」
ハルヒ「その…、茶化したりしないでよ?」
ハルヒ「…否定はしないわ」
キョン「お前さ」
ハルヒ「何?」
キョン「今もまだ遠慮してんじゃないか?」
ハルヒ「……」
キョン「今は、甘えていいって言ったろ」
ハルヒ「…だって」
キョン「だってもくそもあるか。ハルヒ、お前の好きにしていいんだ」
ハルヒ「…なんかあんたキャラ違うわよ」
キョン「そういうお前もな」
ハルヒ「……」
ハルヒ「…分かった」
キョン「お?」
ハルヒ「その…、茶化したりしないでよ?」
243: 2009/09/07(月) 05:01:36.90 ID:csxgcBdKO
キョン「大丈夫だ」
ハルヒ「……」
ハルヒ「…キョン」
キョン「何だハルヒ」
ハルヒ「あんたの私物とか、真似したのあたしなの」
キョン「……」
ハルヒ「なんだか、同じ物をキョンが使ってると思うと…」
ハルヒ「なんだろ、うまく言い表せないや」
キョン「…やっぱりお前か」
ハルヒ「…お揃いよ?」
キョン「まあ、悪くはない」
ハルヒ「あんたさっきからそればっかり」
キョン「……すまん」
ハルヒ「謝らなくていいのに」
キョン「…!」
ハルヒ「……」
ハルヒ「…キョン」
キョン「何だハルヒ」
ハルヒ「あんたの私物とか、真似したのあたしなの」
キョン「……」
ハルヒ「なんだか、同じ物をキョンが使ってると思うと…」
ハルヒ「なんだろ、うまく言い表せないや」
キョン「…やっぱりお前か」
ハルヒ「…お揃いよ?」
キョン「まあ、悪くはない」
ハルヒ「あんたさっきからそればっかり」
キョン「……すまん」
ハルヒ「謝らなくていいのに」
キョン「…!」
245: 2009/09/07(月) 05:06:41.22 ID:csxgcBdKO
ハルヒ「どしたの?」
キョン「いや、なんでもない」
ハルヒ「キョンっ」
キョン「ぐ…、ちょっと苦しい…」
ハルヒ「離してあげないんだから!」
キョン「…好きにしろよ」
ハルヒ「へへ…」
キョン「ハルヒ、こっち見ろ」
ハルヒ「っ!?」
キョン「……」
ハルヒ「きょ……ん……」
キョン「……どうだ?」
ハルヒ「ずるいわ…こんなの…」
キョン「こうでもしないと、お前は素直にならないだろ」
キョン「いや、なんでもない」
ハルヒ「キョンっ」
キョン「ぐ…、ちょっと苦しい…」
ハルヒ「離してあげないんだから!」
キョン「…好きにしろよ」
ハルヒ「へへ…」
キョン「ハルヒ、こっち見ろ」
ハルヒ「っ!?」
キョン「……」
ハルヒ「きょ……ん……」
キョン「……どうだ?」
ハルヒ「ずるいわ…こんなの…」
キョン「こうでもしないと、お前は素直にならないだろ」
248: 2009/09/07(月) 05:10:31.44 ID:csxgcBdKO
―――
――
―
キョン「ハルヒ、眠いのか?」
ハルヒ「うん…ちょっとね」
キョン「寒くないか?」
ハルヒ「キョンが抱きしめてくれてるから大丈夫よ?」
キョン「…そういう事じゃなくてだな」
ハルヒ「ずーっと、離しちゃだめ」
キョン「はいよ」
ハルヒ「寝てる時も…ずっと…」
キョン「……」
ハルヒ「……」
キョン「…おやすみ」
ハルヒ「……」
キョン「……」
――
―
キョン「ハルヒ、眠いのか?」
ハルヒ「うん…ちょっとね」
キョン「寒くないか?」
ハルヒ「キョンが抱きしめてくれてるから大丈夫よ?」
キョン「…そういう事じゃなくてだな」
ハルヒ「ずーっと、離しちゃだめ」
キョン「はいよ」
ハルヒ「寝てる時も…ずっと…」
キョン「……」
ハルヒ「……」
キョン「…おやすみ」
ハルヒ「……」
キョン「……」
249: 2009/09/07(月) 05:14:44.29 ID:csxgcBdKO
翌日 部室
キョン「王手」
古泉「しまった」
キョン「お前弱すぎないか…」
古泉「こればっかりはどうにも出来ません」
みくる「ぅ…ふらふらします…」
ハルヒ「みくるちゃん…飲み過ぎよ…」
長門「二日酔い」
キョン「お前はぴんぴんしてんのな」
長門「あれぐらいなんて事はない」
古泉「……」
みくる「ふぇ…」
ハルヒ「だ、大丈夫?」
長門「……」パタン
キョン「王手」
古泉「しまった」
キョン「お前弱すぎないか…」
古泉「こればっかりはどうにも出来ません」
みくる「ぅ…ふらふらします…」
ハルヒ「みくるちゃん…飲み過ぎよ…」
長門「二日酔い」
キョン「お前はぴんぴんしてんのな」
長門「あれぐらいなんて事はない」
古泉「……」
みくる「ふぇ…」
ハルヒ「だ、大丈夫?」
長門「……」パタン
250: 2009/09/07(月) 05:16:32.47 ID:csxgcBdKO
キョン「今日は終わりか。じゃあ、俺は帰る」
ハルヒ「ま、待てっ!」
キョン「…?」
ハルヒ「あんたには…えっと、説教があるから残ってなさい!」
キョン「はぁ?何だよそれ」
古泉「では、お先に失礼します」
みくる「あ、あたしも…」
長門「……」
バタン
古泉「それにしても、部室でメイド服を着ていない朝比奈さんというのも、なかなか珍しいものでしたね」
みくる「今日は…ちょっと具合が…」
長門「……」
古泉「学校、無理して来る必要は無いんですよ?涼宮さんには、僕から言っておきますから」
みくる「ありがとう古泉君…」
ハルヒ「ま、待てっ!」
キョン「…?」
ハルヒ「あんたには…えっと、説教があるから残ってなさい!」
キョン「はぁ?何だよそれ」
古泉「では、お先に失礼します」
みくる「あ、あたしも…」
長門「……」
バタン
古泉「それにしても、部室でメイド服を着ていない朝比奈さんというのも、なかなか珍しいものでしたね」
みくる「今日は…ちょっと具合が…」
長門「……」
古泉「学校、無理して来る必要は無いんですよ?涼宮さんには、僕から言っておきますから」
みくる「ありがとう古泉君…」
251: 2009/09/07(月) 05:19:30.10 ID:csxgcBdKO
キョン「で?何の説教だ」
ハルヒ「みんな帰った?」
キョン「…ああ」
ハルヒ「ホントに?どっかに隠れてない?」
キョン「出ていくの、お前も見ただろ」
ハルヒ「ふー…」
キョン「……」
ハルヒ「…キョン!一緒に帰りましょっ!」
キョン「…!」
ぎゅっ
ハルヒ「大好き!」
終わり
ハルヒ「みんな帰った?」
キョン「…ああ」
ハルヒ「ホントに?どっかに隠れてない?」
キョン「出ていくの、お前も見ただろ」
ハルヒ「ふー…」
キョン「……」
ハルヒ「…キョン!一緒に帰りましょっ!」
キョン「…!」
ぎゅっ
ハルヒ「大好き!」
終わり
260: 2009/09/07(月) 05:26:19.20 ID:ca+o2a5M0
おちかれさん
引用: キョン「それ……俺と同じだな」
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります