30: 2010/05/02(日) 11:36:47.54 ID:kVHbJZh/0
梓「唯先輩、今なんて言いました?」

私、中野梓は思わず聞き返してしまいました。

唯「だから、憂って邪魔だよね、あずにゃんって言ったんだよ」

梓「はぁ……」

一瞬先輩が何を仰っているのか理解できなくて、ほんの少し考えてようやく
私は唯先輩が妹である憂の悪口を言っているのだと理解しました。

梓「あの……唯先輩、憂と何かあったんですか?」

唯先輩がほっぺを膨らまします。

カワイイ……ではなく、どうやら怒っているみたいです。
高3!

32: 2010/05/02(日) 11:43:54.65 ID:kVHbJZh/0
唯「ふん、何にもないもんっ」

まもなく先輩と後輩の関係も一年になろうとしている私たちですが、唯先輩が悪口を人の悪口
を言うのを初めて聞いた気がします。

いえ、割かし本人は褒めているつもりで、実はというと悪口を言っているというのなら
今までもあった気はしますが。

それでもこんな風に人の悪口を悪意を持って言うのは初めて聞いた気がします。

ましてや今時天然記念物と言っても過言でもないほどに平沢姉妹は仲良しだと
私は思っていたのに。

梓「何があったんですか?」

唯「…………」

34: 2010/05/02(日) 11:48:01.21 ID:kVHbJZh/0
梓「答えてください」

唯「……」

梓「唯先輩」

唯「プンプン」

梓「じゃあもう聞きません。私先に帰りますね」

唯「ごめ~ん待ってよ~あずにゃん」

押して駄目なら引いてみろ。案の定唯先輩は私が放置しようとすると縋りついてきました。

計画通り。

梓「それで、何があったんですか?」

37: 2010/05/02(日) 11:52:02.90 ID:kVHbJZh/0
唯「え~と、あっとね、う~ん」

梓「……」

唯先輩が人に物事を筋道を立てて伝えるのが、極端に下手なのももちろん私は
知っているのでしばらく待つことにしました。

五分後。

五分が長いかどうかはともかくようやく唯先輩は口を開きました。

唯「え~と昨日のことなんだけどね」

梓「はい」

唯「猫を拾ったんだ」

梓「猫、ですか?」

猫と聞くと思わず食いついてしまいます。

40: 2010/05/02(日) 11:57:28.72 ID:kVHbJZh/0
唯「うん!とってもカワイイんだよっ」

梓「へえ」

唯「しかも、あめりかんしょーとへあーなんだよ」

梓「アメショーですか?」

本当にそれ捨て猫ですか、と私が思わず聞き返すと唯先輩が鼻息を荒くして
答えました。

唯「うん、間違いないよ。だって首輪してなかったもん」

思いっきり唯先輩の鼻息が耳にかかりました。

いや、ていうか何で帰り道で一箇所にとどまって唯先輩は私に抱きつきながら
そんな話をしてるんですか。

かれこれ五分以上もこの状態です。

42: 2010/05/02(日) 12:02:49.02 ID:kVHbJZh/0
梓「唯先輩、とりあえず私から離れてください。さっきから道行く人々の視線が
痛いです」

唯「あずにゃんったら照れ屋さ~ん」

唯先輩が羞恥心を覚えるのはいつなんだろう、とか思いつつ、とりあえず私は
クラスメイトの純から聞いたことを思い出して会話を戻しました。

梓「猫って首に何かをつけられたりするのを嫌がるらしいですから、割と首輪を
してないのって珍しくないらしいですよ」

唯「えぇーそうなんだっ。あっ、でもでも私が近づいても逃げなかったよ」

梓「いや、それって尚更飼い猫の可能性が高いんじゃ……」

43: 2010/05/02(日) 12:08:03.93 ID:kVHbJZh/0
唯「なんで?」

梓「だって普通野良猫って近づいたら逃げたり、威嚇したりするでしょ?」

ここらへんはまんま経験談だったりします。

唯「むしろ、積極的についてきたし、ほっぺすりすりしてきたよ」

やっぱりその猫って……と思いましたが、とりあえずあることを聞いてみました。

梓「そういえば、唯先輩、その猫の目つきはどんな風でしたか?」

唯「ビー球みたいにまん丸だったよ」

梓「絶対飼い猫でしょ、それ」

46: 2010/05/02(日) 12:15:07.98 ID:kVHbJZh/0
ありがとう


唯「ていうか、そんなことはどうでもいいんだよっ」

唯先輩がようやく今頃になって私から離れたと思ったら、またもやほっぺを膨らませます。

唯「問題はその猫を持ち帰ったら、憂が『返してきたほうがいいよ』って言ったこと
だよ」

梓「……」

妹としてだけではなく人としてもできた憂のことです。常日頃から純の猫話を
私とともに聞いている憂はその猫が飼い猫だと見抜いたに違いありません。

まあ、そうじゃなくてもペットって飼うのは大変らしいですしね。

梓「まあ、憂なりに考えがあるんですよ」

47: 2010/05/02(日) 12:21:02.38 ID:kVHbJZh/0
唯「いーや、そんなことないもんっ。憂はきっと猫を飼うのが大変で
メンドクサイからそんな血の涙も無いことを言うんだよ」

梓「たとえ憂が極悪非道のヤクザの娘だったとしても、血の涙は出さないと思いますよ」

怖いですよ。

唯「とにかく、憂はヒドイ!」

……なんて言うか後輩である私がこれ以上とやかく言うものではないような気が
しますが、憂は私にとってとっても大切な友達です。
もちろん唯先輩だって友達みたいなものです。

何だかこのままだと、嫌だなあと思って私は唯先輩に言いました。

梓「ちょっと来てください、唯先輩」

49: 2010/05/02(日) 12:28:38.08 ID:kVHbJZh/0
!梓の家

さて、今現在私の親はまだ出払っています。

まあ、そうは言っても三十分しないうちに帰ってくると思いますが。

とにかくこの三十分間に畳み掛けるしかありません。

唯「ええと、それであずにゃん。あずにゃんの家で何するの?」

梓「……」

唯「ま、まさか!」

唯先輩が、くわっと目を見開きます。驚愕に唇をふるわせて、

唯「まさかここで私の処Oを奪う気!?」

梓「どこで処Oなんて言葉を覚えたんですか、唯先輩!?」

いや、このツッコミはおかしいか!

50: 2010/05/02(日) 12:34:56.61 ID:kVHbJZh/0
まあ、いいや。

まだ唯先輩も処Oだと判って私はいまだ発展途上の胸を撫で下ろしました。


梓「唯先輩。唯先輩は憂のことを考えたことはありますか!?」

語気が自然とあらあらしくなります、が唯先輩には一度ガツンって言おうと思っていました。

梓「毎日毎日、唯先輩のお世話してその上、自分のことまでやってそれがどれほど
大変なことか判ってますか!?」

腰に手を当てて説教する私に唯先輩は不満げに言い返しました。


唯「別に頼んでないもんっ!」


思わず唯先輩に脳天にチョップを叩き込んでいました。

64: 2010/05/02(日) 13:27:07.06 ID:kVHbJZh/0
唯「いったー! 何すんのあずにゃん!!」

梓「口答えするなです!」

続けてコブラツイストをかまします。

唯「ちょっえええええええ背中と方とわき腹がめっちゃいたいんだけどおおお」

梓「その腐った根性を叩き直すまで私の攻撃は終わりません!」

コブラツイストを解除してモンゴリアンチョップをキメます。

唯「ぐはぁっっ!」

67: 2010/05/02(日) 13:34:08.55 ID:kVHbJZh/0
唯「あずにゃっっ……」

梓「静かにしないです」

とどめにパロスペシャルです。

唯「……!!!!」

梓「……今度は声を出しませんでしたね」

唯「いや、あずにゃん、ちょっと抗議した――」

梓「ばっこみゅにけーしょん!!!!」

まだ喋るのもうひとつおまけにキンニクバスターです!

唯「……っ!!!!!!!!!!!」

唯先輩は私の攻撃を食らって、しかし、立ち上がりました。
私の数々のキメ技を食らっていてもなお立ち上がるとはゴキブリ並の生命力とは
このことかかもしれません。

こうなったらとことんやってやるです!



68: 2010/05/02(日) 13:37:44.16 ID:kVHbJZh/0
唯「もう家に帰るうううううううううううううううぅぅぅえぅえぅぇぇうぇえええん」

泣きながら唯先輩は帰っていってしまいました。

全く説教する前に帰ってしまうとは……。

まあ、これで少しでも唯先輩が憂のありがたみを判ってくれることを祈るばかりです。

さて、一汗かいたことだし、さっさとお風呂に入ってしまうことにしましょう。

69: 2010/05/02(日) 13:49:17.97 ID:kVHbJZh/0
次の日!!

自分で自分のことを褒めたくなりました。

次の日には唯先輩と憂はもう仲直りして二人で仲良く登校していました。

私も唯先輩に心を痛めながら数々の必殺技をキメたかいがありました。

めでたしめでたし……のはずだったんですが、

憂「…………アズサチャン」

授業中、憂が私の背後でボソリとつぶやきました。
背後から憂の放つ殺気が突き刺してきます。

憂「昨日はお姉ちゃんにずいぶんと酷いことをしてくれたらしいね……」

シャープペンが、ぶちっと折れた音がして、私を身をすくめました。
唯先輩と憂の関係を修復させた代わりに、今度は私がピンチみたいです。

ああ、神様助けてください。

おわり


71: 2010/05/02(日) 13:58:47.25 ID:kVHbJZh/0
唯「憂って邪魔だよね、あずにゃん」テイク2

73: 2010/05/02(日) 14:00:59.41 ID:kVHbJZh/0
梓「唯先輩、今なんて言いました?」

私、中野梓は思わず聞き返してしまいました。

唯「だから、憂って邪魔だよね、あずにゃんって言ったんだよ」

梓「はぁ……」

一瞬先輩が何を仰っているのか理解できなくて、ほんの少し考えてようやく
私は唯先輩が妹である憂の悪口を言っているのだと理解しました。

梓「あの……唯先輩、憂と何かあったんですか?」

唯先輩がほっぺを膨らまします。

カワイイ……ではなく、どうやら怒っているみたいです。

74: 2010/05/02(日) 14:03:46.26 ID:kVHbJZh/0
唯「ふん、何にもないもんっ」

まもなく先輩と後輩の関係も一年になろうとしている私たちですが、唯先輩が悪口を人の悪口
を言うのを初めて聞いた気がします。

いえ、割かし本人は褒めているつもりで、実はというと悪口を言っているというのなら
今までもあった気はしますが。

それでもこんな風に人の悪口を悪意を持って言うのは初めて聞いた気がします。

ましてや今時天然記念物と言っても過言でもないほどに平沢姉妹は仲良しだと
私は思っていたのに。

梓「何があったんですか?」

唯「…………」

梓「まあ、とりあえず姉妹は仲がいいのが一番です。話合うのが一番いいですよ」

唯「えっと……じゃあ、今日頑張って勇気出して言うよ」

梓「何を?」

唯「憂が邪魔って」

梓「私の話聞いてないでしょ?」

75: 2010/05/02(日) 14:10:47.85 ID:kVHbJZh/0
唯の家!!

唯「ただいまーう~い~!」

唯「……反応が無いやっぱり今日も私の部屋にいるんだね」


唯の部屋!!

ドア「ぎゃちゃ」

唯「憂~ただいま」

憂「おかえり、お姉ちゃん」

唯「……ところで私のベッドで何してんの?」

憂「『ああああああああお姉ちゃんお姉ちゃんのベッドおおおおおおお姉ちゃんの匂いが
するよおおおおおクンカクンカスーハースーはー』ってしてただけだよ」

唯「憂、邪魔だよ」


おわり

79: 2010/05/02(日) 14:18:02.25 ID:kVHbJZh/0
仕方ないもう一個いくか

唯「憂って邪魔だよね、あずにゃん」テイク3

82: 2010/05/02(日) 14:21:50.79 ID:kVHbJZh/0
唯「憂って邪魔だよね、あずにゃん」

梓「そう言い方ってどうかなとも思いますけど、この状況下においては私もそう
思わざるえませんね」

唯「ほんと、邪魔だよね」

梓「ええ、邪魔の字数並にジャマです」

唯「ていうか、正直に言うと今はあずにゃんもジャマなんだよね」

梓「まったく持って同感です。私も今唯先輩がジャマで仕方ありません」

唯梓「……」

83: 2010/05/02(日) 14:26:12.86 ID:kVHbJZh/0
梓「……今この場で争うのはやめましょう」

唯「そうだね、無駄に体力を使うわけにはいかないもんね」

梓「というより、動く余裕もないんですけどね」

唯「ほんとにやんなっちゃうよ」

………………………………………………………………………

唯梓「で、憂はまだー!?」


憂『待って、もうすぐで出そうなのっもうすぐで』


唯「早くしてよ漏れちゃうじゃん!」

梓「つうか漏らせ!そして今すぐトイレから出ろ!」


おわれた?







87: 2010/05/02(日) 14:31:42.72 ID:kVHbJZh/0
唯「憂って邪魔だよね、あずにゃん」テイク4

90: 2010/05/02(日) 14:35:40.06 ID:kVHbJZh/0
梓「唯先輩、今なんて言いました?」

私、中野梓は思わず聞き返してしまいました。

唯「だから、憂って邪魔だよね、あずにゃんって言ったんだよ」

梓「はぁ……」

唯先輩のベッドでなぜか憂は寝ていました。

唯「もう、私が寝れないじゃん。ていうかまだご飯も食べてないし、あ、あずにゃん」

梓「すみません私帰りますね、今日用事があるんで」

唯「裏切り者~」

92: 2010/05/02(日) 14:41:28.72 ID:kVHbJZh/0
唯「あずにゃんが帰ってしまった」

唯「どうしよう?」

唯「ていうか、憂なんで私のベッドで寝てるんだろう?」

唯「あ、ベッドに私の服が畳んであるっ。そっか、そうだよね。憂は毎日私のために
お洗濯からご飯まで全部やってくれてるんだよね」

唯「……憂、ありがとね。たまには私がなんかご飯でも作ろうかな?でも何にもできないや私」

憂「……ン」

唯「あ、布団着てないから寒いよね……そうだ私が暖めてあげよう」ギュー

唯「今日は一緒にお~やーすみっ」


おわってやる

95: 2010/05/02(日) 14:52:47.38 ID:kVHbJZh/0
次こそは

唯「憂って邪魔だおね、あずにゃん」テイク5

99: 2010/05/02(日) 14:55:29.07 ID:kVHbJZh/0
梓「唯先輩、今なんて言いました?」

私、中野梓は思わず聞き返してしまいました。

唯「だから、憂って邪魔だよね、あずにゃんって言ったんだよ」

梓「はぁ……」

一瞬先輩が何を仰っているのか理解できなくて、ほんの少し考えてようやく
私は唯先輩が妹である憂の悪口を言っているのだと理解しました。

梓「あの……唯先輩、憂と何かあったんですか?」

唯先輩がほっぺを膨らまします。

カワイイ……ではなく、どうやら怒っているみたいです。

101: 2010/05/02(日) 15:05:37.05 ID:kVHbJZh/0
唯「何かあったっていうか毎日何かありまくりだよ」

梓「たとえば?」

唯「つい最近だと修学旅行とか、もうね。憂、私に黙って勝手に荷造りし始めるんだよ」

唯「しかも質の悪いことにこれがまたびっくりの収納術でとんでもない量が旅行バッグに詰め込まれてて
修学旅行の帰りに私、荷物まとめれなくてみんなに笑われたんだよ。もうやんなっちゃうよ。憂がすごすぎる
って言ってもみんな聞いてくれないし」

梓「自業自得でしょう」

唯「だいたい、毎回毎回おいしい料理作りすぎるから修学旅行で憂の料理の方が
おいしいって言ったらみんなに笑われるし」

唯「ついでにもう二年近く前のことだから話すけど、実はというと一年のころの文化祭で焼きそば
を作ってたのも憂なんだよ。私のことが心配だからって私に変装して勝手に焼きそば作り出すし。誰も
気づかないし。しかも憂の作った焼きそばだけニンニク入ってたから私の口臭くなっちゃったし。
憂の作った焼きそばは世界一おいしかったけどね」

唯「この前だってご飯の後、食器使って精神統一してたのに私を叱らないんだよ。もう
高校三年生にもなって食器で遊ぶとか有り得ないのに、叱らないとか優しいっていうか甘すぎだよ」


梓「……実はというと唯先輩、憂のこと大好きでしょ?」

唯「うんっ!」フンス


終わっていいよね

107: 2010/05/02(日) 15:17:55.89 ID:kVHbJZh/0
唯「憂って邪魔だよね、あずにゃん」・真

111: 2010/05/02(日) 15:27:58.46 ID:kVHbJZh/0
これは最近になって気づいたんだけど、私は、平沢唯はどうも憂のことが嫌いらしい。

端的に言えば邪魔だ、と思っている。

今まではそんなことはこれっぽちも思わなかったが、ここ何ヶ月かの間に私は妹に
対する嫌悪感が膨れ上がるのをはっきりと感じていた。


憂『お姉ちゃんおはよう。朝ごはんできてるよ』

憂『お姉ちゃんお帰り。お風呂もご飯もできてるけどどうする?』

憂『お姉ちゃんおやすみ。学校の用意はきちんとしてから寝てね』


……ああ、五月蝿い。五月蝿い。本当に五月蝿い。

せっかくだ、今日の帰りあずにゃんに愚痴ってみよう。

113: 2010/05/02(日) 15:31:55.25 ID:kVHbJZh/0
梓「唯先輩、今なんて言いました?」

私、中野梓は思わず聞き返してしまいました。

唯「だから、憂って邪魔だよね、あずにゃんって言ったんだよ」

梓「はぁ……」

一瞬先輩が何を仰っているのか理解できなくて、ほんの少し考えてようやく
私は唯先輩が妹である憂の悪口を言っているのだと理解しました。

梓「あの……唯先輩、憂と何かあったんですか?」

唯先輩の大きな目が、まるで猫が獲物に狙いを定めるかのように細くなります。

ここにはいない妹を睨みつけているのか、その瞳に剣呑な匂いを感じて私は思わず
尋ねてしまいました。

120: 2010/05/02(日) 15:47:41.23 ID:kVHbJZh/0
唯「なんていうか、憂ってなんでもできるじゃん」

梓「まあ、確かに料理に勉強に運動に、大抵のことはできますね」

唯「別に昔は気にしなかったけど、よく憂はお父さんお母さんにも褒められてたし」

梓「はあ、まあ唯先輩も頑張りましょうよ」

唯「そうだね、憂を見返せれるようになるよ」

梓「戦いはこれからです!」


ごめんシリアスな話とか続けれない

引用: 唯「憂って邪魔だよね、あずにゃん」