ブボボ（｀；ω；´）ﾓﾜｯ

次の日

部室

ランジュ「それにしても昨日のせつ菜のオナラはすごかったわね！」

侑「ランジュちゃん真後ろにいたけど大丈
夫だったの？」

ランジュ「全然臭くなかったわ！」

せつ菜「いやー！　お恥ずかしいです！」

かすみ「ちょっと！　こんかのスクールアイドルがして良い会話じゃないですよぉ」

歩夢「そうだよ。アイラちゃんを案内する話でしょ？」

アイラ「日本のSchool Idolのオナラはみんなあんな感じなのですか？」

侑「そ、それは人によるかな？」

愛「せっつーのオナラは音も気持ちよくて良い意味で王道って感じだよね！」

しずく「あの……栞子さん」ﾋｿﾋｿ

栞子「なんでしょうか？」ﾋｿﾋｿ

しずく「せつ菜さんのオナラ、正直すごく臭くなかった？」ﾋｿ

栞子「……はい」ﾋｿ

しずく「やっぱり！」ﾋｿ

栞子「ランジュなりの優しさでしょう」ﾋｿﾋｿ

しずく「それは素敵だけど本人のためにならないような……」ﾋｿﾋｿ

璃奈「私に考えがある」ﾋｿﾋｿ

栞子「璃奈さん！　私達のﾋｿﾋｿ話が聞こえていたのですか？」ﾋｿﾋｿ

璃奈「この部室の中の音は全部私に聞こえる仕組みになってる」ﾋｿﾋｿ

しずく「それより考えって？」ﾋｿﾋｿ

璃奈「えっとね……」ｺﾞﾆｮｺﾞﾆｮ

しずく「なるほど。それは良いアイディアだね。さすが璃奈さん」ﾋｿﾋｿ

かすみ「ちょっと！　そこ３人何ヒソヒソ話してるの？」

しずく「……皆さん！　集まってください！」

しずく「これからオナラの測定会を行います！」

ｻﾞﾜｻﾞﾜ……

果林「オナラの測定会ですって！？」

愛「へー、面白そう！」

アイラ「wow」

ミア「Welcome to Japan……」

歩夢「ち、違うのアイラちゃん。普段はこんなことしてなくて……」ｱｾｱｾ

アイラ「いえ、とても興味あります！」

侑「どうやって測定するの？」

璃奈「こんなこともあろうかと作っておいたオナラ測定機」

せつ菜「何ですかそれは！」ﾜｸﾜｸ

璃奈「オナラの音の大きさと臭さを測定して数値化できる」

璃奈「音の大きさの単位はdb（デシベル）で、匂いの単位はon（オイニー）で数値化するよ」

ランジュ「これで私達のオナラの力を比べるってことね！？　早くやりましょ！」

かすみ「嫌ですよ！　なんでみんなの前でオナラを測られなきゃいけないんですか！」

しずく「トップバッターは誰がやりますか？」

かすみ「聞いてないし！」

ミア「やれやれ、子犬ちゃんは自分のオナラに自信がないのかい？」
　
かすみ「はぁ！？」

ミア「可愛いスクールアイドルを自負してるんならオナラだって可愛くできるはずだろ？」

かすみ「ぐぅ、わ、わかりましたよ！　かすみんの可愛いオナラを見せてやりますから！」

侑「うわあ、みんなのオナラを測定できるなんてトキメクなぁ」

せつ菜「はいはい！　私トップバッターやりたいです！」ﾋﾟｮﾝﾋﾟｮﾝ

しずく（作戦通り……これでせつ菜さんは自分のオナラの臭さを自覚してくれるはず）

璃奈「じゃあこの装置にお尻を向けて」

せつ菜「はい！」ﾌﾟﾘｯ

璃奈「あとは好きなタイミングでオナラをすればOK」

せつ菜「わかりました！　さっそくいきますよ！　せーの！」


せつ菜のオナラの音量　
安価↓1のコンマ×dB　（00は100扱い、0以外のゾロ目の場合は2倍）

せつ菜のオナラの臭さ
安価↓2のコンマ×on　（00は100扱い、0以外のゾロ目の場合は2倍）

せつ菜ちゃんは臭くない！

誰よりも臭い

ﾌﾞｩｯｯｯｯ！！！

せつ菜「よし！」ｸﾞﾂ

璃奈「うぁ゙っ！　自動測定開始」

ﾋﾟﾋﾟﾋﾟ

璃奈「出た。せつ菜さんのオナラの音量は89dB、大声、騒々しい工場の中、犬の鳴き声レベル」

せつ菜「ありがとうございます！」

璃奈「臭さは71on、100onがシュールストレミングと同等なので、結構臭い」

せつ菜「そんな！」ｶﾞｰﾝ

侑「確かに、昨日のオナラもちょっと臭かったかも」

せつ菜「私って……臭かったんですか」ｽﾞｰﾝ

エマ「せつ菜ちゃんそのものはいい匂いだよ？」

歩夢「最近食生活変えたりした？」

せつ菜「いえ……ここ数日、母が家に居ないので自分で料理を作って食べてたくらいです」

かすみ（それじゃん）

栞子「ま、まあ皆さん。この話はそれくらいにして……」

ランジュ「次は誰のオナラを測るの！？」

栞子「まだやるんですか！？」

璃奈「せっかくの装置だからどんどん使いたい」


オナラを測定するキャラ及、音量（コンマ）
安価↓1

オナラの臭さ（コンマ）
安価↓2

歩夢

フルーティなにおい

侑「じゃあ歩夢、やっちゃいなよ！　歩夢のオナラ気になるなぁ」ｷﾗｷﾗ

歩夢「うう、侑ちゃんがそう言うなら……//」

璃奈「いつでもどうぞ」

歩夢「……ふんっ！」


ﾌﾞﾎﾞｯｯｯ！！！！


果林「大きいわね」

璃奈「92dB。電車が通る時のガード下レベル」

愛「逆に匂いはぜんぜんしない！」ｸﾝｸﾝ

エマ「うっすらフルーティーな香りがするような気がするね」

璃奈「10onだから、注意して嗅げば気がつくかなってレベルだね」

歩夢「臭くなくて良かった//」

愛「どんどん測定しちゃおう！」

璃奈「うん。次は？」





オナラを測定するキャラ及び、音量（コンマ）
安価↓1

オナラの臭さ（コンマ）
安価↓2

愛さん

かすみ

愛「よし、愛さんがやっちゃう！」

果林「お手並み拝見ね」

愛「おりゃ！」


ﾌﾞ－ｯ！　ﾎﾞｯｯｯｯ！


侑「デッカ！！」

せつ菜「これは歩夢さんより大きいかもしれません！」

しずく「元気いっぱいな愛さんらしいですね」

ﾌﾟｰﾝ

エマ「うっ……」

栞子「結構においますね。せつ菜さんほどでは無いですが」

愛「あはは、もんじゃ食べ過ぎちゃったかな？」

璃奈「愛さん、すごく思い切りの良いオナラだった」

璃奈「次の方、どうぞ」

オナラを測定するキャラ及び、音量（コンマ）
安価↓1

オナラの臭さ（コンマ）
安価↓2

嗅ぎたい！顔埋めたい！

ランジュ

ランジュ「そろそろランジュの出番のようね！」

栞子「！！」ﾊｯ

栞子「皆さん危険です！　離れてください！」

ランジュ「啊！！！」


ﾌﾞｯ……ﾌﾞｫｰｯｯｯ!!


ｶﾞﾀｶﾞﾀ……

かすみ「ど、ドアが震えてる」

璃奈「82dB……飛行機の機内レベル。数値の上ではせつ菜さんより低いはずだけど」

栞子「ランジュのオナラは効果範囲が狭い代わりに攻撃力が高いんです」

エマ「すんすん、匂いはちょっとだけするね」

しずく「なるほど、これがランジュさんのオナラ……」

侑「ランジュちゃんのオナラの臭さは24onかあ。やっぱり歩夢のオナラが一番綺麗だよ」

歩夢「もう//」ｶｧ

璃奈「はい、次」



オナラを測定するキャラ及び、音量（コンマ）
安価↓1

オナラの臭さ（コンマ）
安価↓2

しずく

これは💩スレ

しずく「では私が行きますね」

しずく（演じる……"オナラそのもの"を演じる！）

しずく「見えた！」ｶｯ

しずく「エイエ戦サー！！」


ﾋﾟｶｯ!　ﾌﾞｯﾎﾞﾊﾞﾌﾞｩｩｩﾂﾂ！！！


ﾋﾞｰｰｰｰ！！！
ﾌﾟｽﾌﾟｽｯｯ

璃奈「測定機がショートしかけてる……！」
　
かすみ「何この音！？」

栞子「まるで雷鳴ですね」

璃奈「110dB……！　自働車のクラクションを至近距離で聴かされるレベル」

侑「すごい、それに臭いも」ｸﾝｸﾝ

歩夢「うん、臭いね」ｸﾝｸﾝ

しずく「ふふ、数値を見てください」

璃奈「臭いの数値は19dB。大した臭いじゃないよ」

せつ菜「で、ですが確かな臭さを感じました！」

果林「なるほど。レベルの高い演技は五感にまで影響するわ。しずくちゃんの演技で私達は存在しない臭いまで感じてしまったということよ」
　
エマ「まさに大女優だね」

璃奈「単位訂正。臭いは19on」

愛「いやー、良いもの見られたね！」

璃奈「次は？」



オナラを測定するキャラ及び、音量（コンマ）
安価↓1

オナラの臭さ（コンマ）
安価↓2

彼方

くさい

侑「私は彼方さんのオナラ見てみたいなあ」

果林「でも彼方、ずっと寝てるわよ」

彼方「すぅ……くぅ……」ｽﾔﾋﾟ

璃奈「装置を彼方さんの方に向けるから、お尻を刺激してみて」

ランジュ「わかったわ！　彼方のお尻を揉むわよ！」

侑「うん！」

ﾓﾐﾓﾐｯｯ

彼方「んっ！？//」ﾋﾞｸｯ

ﾌﾞ－ｯ！

彼方「むにゃ……えっ、何～？　みんなこっち見てどうしたのー？」ｺﾞｼｺﾞｼ

ミア「今までと比べたら音は小さめ、かな？」

璃奈「音量は57dB。換気扇の音くらい。平均的なオナラの音は50dbだから（大嘘）、普通に近い音量」

愛「それよりも臭いが全然しなくてすごいね！」ｸﾝｸﾝ

栞子「確かに、全く臭いません」ｸﾝｸﾝ

彼方「ちょ// なんでみんなで彼方ちゃんをくんくんしてるの？」

璃奈「すごい。臭さはたったの4on。鼻の良い人がお尻に顔を近付ければかろうじてわかるかも程度の臭い。ほぼ無臭と言って良い」

果林「羨ましいわね」

エマ「彼方ちゃん、腸内環境すごく良いんだね」

彼方「え？　よくわからないけどありがとう。いつも栄養バランス考えながら料理してるからね～」

歩夢「今度教えて欲しいです」

彼方「うん。良いよ。あと彼方ちゃん寝てる時に誰かお尻触らなかったー？」

璃奈「これで6人測り終わったから、そろそろ折り返し地点」

愛「お次は！？」



オナラを測定するキャラ及び、音量（コンマ）
安価↓1

オナラの臭さ（コンマ）
安価↓2

エマ

た

エマ「じゃあ私も測ってもらおうかな」

果林「頑張ってねエマ」

エマ「えい！」

ﾌﾞｿﾞｯｯｯ!！


侑「まあまあ音は大きいね！」

璃奈「72dBだから、セミの鳴き声くらい」

果林「でもあまり臭くないわ」ｸﾝｸﾝ

歩夢「少し匂うけど、自然の良い香りがする」ｸﾝｸﾝ

璃奈「臭いの数値は49on。ほぼ平均的だね」

彼方「腸が健康なんだろうね～。乳製品とか良く食べてるでしょ？」

エマ「うん。今朝はヤギのチーズをパンの耳につけて食べたよ」

愛「さ、次いってみよー！」

エマ「なんか楽しいね、こういうの」




オナラを測定するキャラ及び、音量（コンマ）
安価↓1

オナラの臭さ（コンマ）
安価↓2

栞子

ᶘｲ^⇁^ﾅ川

栞子「では私が行きます」

ランジュ「期待してるわよ栞子！」

栞子「人前でオナラを計測するのは初めてです」

かすみ「みんなそうだよ」

栞子「失礼します！」


ﾌﾞｯ…ﾌﾞﾋﾟｯ！

侑「なかなか勢いあったね！」

栞子「//」

しずく「可愛いけど音量も充分ある感じですね」

璃奈「栞子ちゃんは64dB。平均より上だけど同好会の中では今のところ低い方」

栞子「恐縮です」

愛「臭いも……ちょっと臭うくらいだね！」ｸﾝｽﾝ

璃奈「58on……臭いの方も平均より少し臭い程度」

栞子「どちらも並、ということでしょうか。面白くない結果で申し訳ありません。私にはオナラの適性が無いようです」

かすみ「そんな適性ないから！」

侑「真面目な栞子ちゃんらしくて良いと思うよ！」

果林「ええ。普通を維持するってすごく大変なことだもの」

栞子「ありがとうございます」

璃奈「次は……」



オナラを測定するキャラ及び、音量（コンマ）
安価↓1

オナラの臭さ（コンマ）
安価↓2

かすみ

究極の臭さ出ろ

しずく「私はそろそろかすみさんのオナラ見たいなぁ」

栞子「私も気になります」

かすみ「うっ。なんとかやらずに凌ごうと思ってたのに！」

璃奈「はい、どうぞ」

かすみ「強制！？　……くっ、こうなったら皆にかすみんの可愛いオナラを見せてやります！」

かすみ「ふぬっ！」

ﾌﾟｯ！

侑「うーん、可愛い音！」

愛「さっすがかすかす！　宣言通りじゃん！」

かすみ「かすみんです！」

かすみ（大きい音出なくて良かったぁ～）ﾎｯ

璃奈「51dB。平均より少しだけ上だけど、今のところ同好会では最小だね」

ミア「みんな音デカすぎだろ」

ランジュ「きゃあっ！　それよりも見てっ、かすみのお尻にこれだけ顔を近付けても臭わないわ！」ｸﾝｸﾝ

かすみ「や、やめてくださいっ//」

栞子「これはもう無臭と言っても良いですね」ｸﾝｸﾝ

璃奈「たったの3だから彼方さんと同じくほぼ臭いが無い」

かすみ「え、えっへん！　かすみんのオナラが臭いわけ無いじゃないですかぁ！」

侑「かすみちゃんも彼方さんみたいに栄養バランスの取れた食事してるんだね！」

かすみ「も、もちろんです！」

彼方「んー？」ｸﾝｸﾝ

かすみ「な、何ですか彼方先輩// 臭いはしませんってば」

彼方「かすみちゃん、最近ご飯あまり食べてないんじゃないの？　朝ご飯も抜いてるでしょー？」

かすみ「ギクッ！　ちょ、ちょっと出費が多くてですね……」

彼方「ダメだよぉ。成長期なんだからちゃんと食べないと」

ランジュ「肉食べなさい！　今すぐビュッフェに連れて行ってあげるわ！」

ミア「それはそれで栄養バランスがおかしくなるんじゃないか？」

ランジュ「ハンバーガー好きが何を言ってるのかしら？」

栞子「珍しくランジュが正論を……」

かすみ「と、とにかく！　これからはちゃんと食べますから！　かすみんのオナラの話題はおしまいでお願いします！」

彼方「かすみちゃん。今度うちにご飯食べに来てね～」

侑「もう結構な人数測ったよね？」

璃奈「うん。今のところこんな感じ」

愛　済
ランジュ　済
ミア　
侑　
しずく　済
果林　
かすみ　済
栞子　済
彼方　済
璃奈　
歩夢　済
せつ菜　済
エマ　済
アイラ


歩夢「ちょっと待って、アイラちゃんも対象なの！？」

アイラ「？」　

侑「まあまあ、これもスクールアイドル文化だから」

かすみ「絶対違うと思いますけど」

璃奈「とりあえず次の人どうぞ」



オナラを測定するキャラ及び、音量（コンマ）
安価↓1

オナラの臭さ（コンマ）
安価↓2

テイラー

いいにおい

ミア「ならそろそろボクの出番かな」

ミア「ステイツサイズのオナラに驚くなよ？」

かすみ「そんなこと言って、ミア子も可愛いオナラなんでしょ？　かすみんほどじゃないと思うけど～」

ミア「On my count, one, two, three!」

ｽｩｳｰ……

ランジュ「！」ﾊｯ

ランジュ「みんな伏せて！！」

侑「え、何を言って……」

ミア「Here I come! 」


＼ｽﾞﾊﾞﾌﾞﾎﾞﾊﾞｵｵｫｫﾝｯｯ!！！！／

　　　　　

ｷｰｰｰﾝ……

歩夢「う、耳が……！」

ﾋﾟｼｯﾋﾟｼ……

エマ「窓ガラスにヒビが……！」

ランジュ「はあ、はあ……みんな大丈夫？」

果林「ええ、なんとか」

愛「ありがと。警告してくれたおかげで身を守れたよ」

璃奈「計測器がショートする寸前に出した数値は132dB……ジェットエンジンの大轟音レベル」

せつ菜「おお！　IMAXみたいですね！」

かすみ「言ってる場合ですか！　ミア子、なんてオナラしてるの！」

ミア「Sorry、ついつい本気出しちゃったよ」

ミア「Did you understand that not only Japanese school idols have amazing powers?（凄いのは日本のスクールアイドルだけじゃないってわかってくれたかな？）」

アイラ「Oh, yes」

璃奈「ちなみに臭いの方は45onだった」

愛「やばっ！　あれだけ大きい音なのにあまり臭くないじゃん！」

果林「ハンバーガーばっかり食べてるから絶対臭いと思ったけど、やるわね」

侑「エネルギーがほとんど音の方に行ったのかな？」

しずく「次は誰を測りますか？」

栞子「そこまでです」

ランジュ「どうしたの？　栞子」

栞子「今のミアさんの轟音放屁で校内が騒ぎになっています」

栞子「生徒会に通報や問い合わせが殺到してると副会長から連絡がありました」

侑「そんな……！」

栞子「残念ですが計測は中止にして下さい」

愛「あと4人だよね？　ちゃちゃっと計っちゃおうよ」

栞子「愛さん！」

愛「まあまあしおってぃー、1分で終わるから。りなりーの折角の発明品だし」

璃奈「璃奈ちゃんボード『うるうる』」

栞子「ぐ……わ、わかりました。ですがひとりひとり測っている時間はありません」

璃奈「大丈夫。4人程度なら同時に測れる」

侑「わかったよ！」

歩夢「えっと、残ってるのは侑ちゃんと璃奈ちゃんと果林さん、それに……」

アイラ「大丈夫です。School Idolを学ぶため、私もカクゴできました！」

かすみ「スクールアイドルとオナラはぜんぜん無関係ですけど」

璃奈「私は準備OK。3人は？」

果林「いいわ。お姉さんが大人のオナラを見せてあげる」

侑「いつでもいけるよ！」

アイラ「お願いします！」



果林のオナラ音量（コンマ）
安価↓1
果林のオナラの臭さ（コンマ）
安価↓2

侑のオナラ音量（コンマ）
安価↓3
侑のオナラの臭さ（コンマ）
安価↓4

アイラのオナラ音量（コンマ）
安価↓5
アイラのオナラの臭さ（コンマ）
安価↓6

(ζﾙ|´A`ﾙ

ミチミチ

アイドルのおならはファンにとってのご褒美だよ

はい

4人も同時にしたら臭そう

ぶっ

ﾌﾟｯ

ﾌﾟｽｯ……


せつ菜「えっ！？　音がふたつしか聞こえませんよ！」

彼方「どっちも可愛い音だったねぇ」

璃奈「聞こえたふたつのオナラの音量は侑さん40dB、アイラさん30dB。図書館の室内くらいの静かさだね」

しずく「ついに標準以下の音量のオナラが出ましたか」

歩夢「可愛いオナラだったよ侑ちゃんもアイラちゃんも」

侑「えへへ」

アイラ「少し恥ずかしいですね」

ランジュ「ふたつだけってことは果林はオナラをしそびれちゃったのかしら？」

果林「ふふっ……」

愛「まさかカリン……」

璃奈「す、すごい……果林さんは確かにオナラをしてるけど音量はたったの４dB……！」

かすみ「嘘！？　４ですか！？」

歩夢「侑ちゃんの１０分の１……」

璃奈「もはや静かな部屋で耳を澄ましても聞こえるか微妙なレベル。璃奈ちゃんボード『脱帽』」

果林「一応モデルとしてね、現場で音を出すわけには行かないもの」

侑「うわあ、やっぱり果林さんには敵わないなあ」

果林「まあ、その代わり匂いはそこそこなんだけどね」

璃奈「59on、標準より少し臭い」

果林「音さえしなければ現場でしちゃってもごまかせるのよ」

しずく「なるほど、合理的ですね」

歩夢「侑ちゃんはやっぱり匂いもあまり臭くないね」ｸﾝｸﾝ

璃奈「侑さんのオナラは48onだからまさに普通の匂い」

侑「やっぱり私は音も匂いも普通なんだねー」

せつ菜「そんなことないです！　侑さんのオナラは音も可愛いし良い匂いですよ！」

歩夢「うん。私も昔からそう思ってたよ」

侑「あ、ありがとう//」

ﾌﾟｰﾝ　ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

璃奈「最後にアイラさんのオナラの匂いだけど……え」

愛「どうしたのりなりー」

璃奈「計測器の数字がどんどん跳ね上がっていく……！」

ﾌﾟｰﾝ

彼方「あれ、なんだか臭くなってきたね～」ｸﾝｸﾝ

ミア「これは相当だぞ」ｸﾝｸﾝ

アイラ「……」

璃奈「匂いの数値が80、90……100を超えた！」

ﾌﾟｰﾝ

かすみ「うっ、げほっ」

侑「うえぇ、臭っ！」

しずく「すごいニオイ……い、息がうまく出来ないっ」

璃奈「おえっ……すでにシュールストレミング以上なのに数値がさらに上昇してる……！」

璃奈「130、140、150……！」

栞子「い、いけません……気が遠く……」

愛「げほっ……そうだ換気！　みんな窓開けて！」

エマ「うっぷ……うん！」ｶﾞﾗｶﾞﾗ

果林「はぁ、はぁ、ごほっ」ｶﾞﾗｶﾞﾗ

せつ菜「みなさん無事ですか！？」

璃奈「計測完了……アイラさんのオナラの臭さは176on……！」

侑「ひゃ、176って……！」ｿﾞｰ

愛「今までで一番臭かったせっつーでも71だから」

せつ菜「私の倍以上ですか……参りました……！」

ﾌﾟｰﾝ

ミア「UKのオナラもなかなかやるじゃないか」

アイラ「ごめんなさい。驚かせてしまって」

歩夢「アイラちゃん……」

アイラ「School Idolを意識するようになってからは食生活には気をつけているんですが……」

愛「肉とか食べてる？」

アイラ「いえ。肉は食べません。魚と野菜だけです」

かすみ「なのにこんなに臭いんですか」

アイラ「とても不思議です。食事といえば油でギトギトのバカでかいフィッシュ&チップスを毎日食べているくらいなのに……」

果林「それよ」
　

栞子「みなさん、窓を開けたことによって校内にオナラが解き放たれてまた騒ぎが起きているようです……！」

栞子「今度こそ中止です。そして私達全員で反省文を書きますよ」

侑「ちぇー。仕方ないかぁ」

愛「楽しかったよ！」

璃奈「実はオナラ計測装置の他にゲップの大きさを計測する装置もあるんだけど」

ランジュ「きゃあっ！　楽しそうね！　やりましょう！」

栞子「ダメです！！」


こうして虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の巻き起こした異音騒ぎと異臭騒ぎは終わった。
アイラはあまりにも臭いオナラをするために強制送還された。



おわり

ありがとうございました
あとちょっとおまけ的な続きあります

おまけ


数日後

璃奈「ということで、13人のゲップの大きさの計測が終わったよ」

璃奈「これが結果。ランキングで並べてみたよ」

ｼﾞｬﾝ

侑「おお！」

歩夢「ねえ、せっかくだしイギリスにいるアイラちゃんにも伝えたいな」

イギリス


アイラ「Oh、同好会の皆さんからビデオレターです」


歩夢『アイラちゃんへ。みんなの感想を聞いてゲップの大きさのランキングを当ててみてね！』

～～～～～～～～～～～～～～

歩夢「良かった……真ん中よりも下だった。それに侑ちゃんと隣の順位で嬉しいな」ﾎｯ

かすみ「げっ！　せつ菜先輩よりかすみんのゲップの方が大きいなんて恥ずかしいです！」

璃奈「1年生の中では私のゲップが最小だったけど、ミアちゃんには勝った」

侑「やっぱり歩夢のゲップは私より大きいんだよね」

エマ「海外組だと私が一番大きかったみたいだね」

ランジュ「栞子に勝ったけどベスト3に入れなくて悔しいわ！」

しずく「私はちょうど真ん中で嬉しいです♪」

愛「愛さんのひとつ上がゆうゆで、ひとつ下がカナちゃんか～」

果林「エマには負けたけど愛には勝ったわね」

彼方「彼方ちゃんの順位は奇数だねー」

せつ菜「うおおおお！　私が準優勝です！！」

ミア「璃奈とは隣り合った順位だったけどベイビーちゃんとは隣になれなかったよ」

栞子「私と彼方さんの間には７人もいますね」

～～～～～～～～～～～～～～

アイラ「これが本場のSchool Idol……！」

ペネロペ「留学先間違えた？」




おわり

これで本当に終わりです
暇な方はゲップの大きさを予想してみてください
ではさよオナラ

おまけのおまけ


歩夢「アイラちゃん、ゲップのビデオレター楽しんでくれたみたい」

歩夢「ペネロペちゃんとは喧嘩になったみたいだけど……」

侑「今度はふたりで遊びに来てほしいね！」

愛「ていうか今思い出したんだけど、りなりーのオナラの数値って知らないよね？」

璃奈「璃奈ちゃんボード『ギクッ』」

かすみ「確かに！　異臭騒ぎでうやむやになってたけどりな子も最後に測ってたはず！」

璃奈「恥ずかしいからドサクサに紛れて終わらそうと思ってた」

せつ菜「ダメですよ！　ちゃんと公開しましょう！」

璃奈「しぶしぶ……私のオナラは」



璃奈のオナラの音量（コンマ）
安価↓1

オナラの臭さ（コンマ）
安価↓2

>>167
かすみ
せつ菜
エマ
ランジュ
栞子
果林
しずく
璃奈
ミア
歩夢
侑
愛
彼方

これであってるな？

屁

ﾌﾞﾌﾞｩｰ

璃奈「璃奈ちゃんボード『てれてれ』」

愛「音量62の臭い60かー」

果林「小さい体の割にはどちらもそこそこあるわね」

しずく「でも常識的な範囲ですね」

ミア「バケモンみたいなのがたくさんいたしね」

かすみ「それ、ミア子が言う？」

侑「なんだかんだでみんなのオナラのことを知れて良かったよ！」

栞子「無理矢理まとめようとしてますね。みなさん。先日の騒ぎの反省文がまだ未提出ですから今日書きますよ！」

ﾊｰｲ　ｶﾞﾔｶﾞﾔ


同好会は今日もなかよし

本当の本当の本当におわり！！

何度もすいません
重ね重ねありがとうございました