110: 2016/04/09(土) 21:19:15.13 ID:O33iNNbT0
111: 2016/04/09(土) 21:28:58.88 ID:O33iNNbT0
【ギンバイ】
―14時過ぎ、執務室―
速吸「失礼します、提督!第二艦隊、東京急行遠征より帰還しました!」
提督「お疲れ様です。では、簡単に報告を…」
イク「なんだか最近、資源の増加率が高い気がするの」
伊58(以下ゴーヤ)「え?気のせいじゃないでちか?」
イク「いや、気のせいじゃない気がするの。あきつ丸さんとか、速吸さんとかが遠征に出ると、いつもより持ち帰る資源の量が少し増えてる気がするの」
ゴーヤ「うーん…実際にあきつ丸さんか速吸さんに聞いてみたらどうでち?」
イク「それが早いのね!」
―数分後、休憩室―
速吸「それで私に聞いてきたんですね?」
イク「そうなの!」
ゴーヤ「それで、どうしてでちか?」
速吸「それはあれよ。大発動艇っていう装備のおかげね」
イク「大……ハツ?」
速吸「大発動艇。あきつ丸さんがここに来た時に装備していた装備で、上陸する際に用いていた物ですね。大発動艇には物を乗せられるスペースがあるから、
その空いたスペースに資源を乗せてくるから、少しだけ持ち帰れる資源の量が増えるのよ」
ゴーヤ「ほえ~…そうだったんでちか」
速吸「ただ、大発動艇を装備できる艦は、ここには私のほかにはあきつ丸さんとしかいないけどね。大潮ちゃんはまだ改二になっていないし」
イク「なるほどなの~…」
―14時過ぎ、執務室―
速吸「失礼します、提督!第二艦隊、東京急行遠征より帰還しました!」
提督「お疲れ様です。では、簡単に報告を…」
イク「なんだか最近、資源の増加率が高い気がするの」
伊58(以下ゴーヤ)「え?気のせいじゃないでちか?」
イク「いや、気のせいじゃない気がするの。あきつ丸さんとか、速吸さんとかが遠征に出ると、いつもより持ち帰る資源の量が少し増えてる気がするの」
ゴーヤ「うーん…実際にあきつ丸さんか速吸さんに聞いてみたらどうでち?」
イク「それが早いのね!」
―数分後、休憩室―
速吸「それで私に聞いてきたんですね?」
イク「そうなの!」
ゴーヤ「それで、どうしてでちか?」
速吸「それはあれよ。大発動艇っていう装備のおかげね」
イク「大……ハツ?」
速吸「大発動艇。あきつ丸さんがここに来た時に装備していた装備で、上陸する際に用いていた物ですね。大発動艇には物を乗せられるスペースがあるから、
その空いたスペースに資源を乗せてくるから、少しだけ持ち帰れる資源の量が増えるのよ」
ゴーヤ「ほえ~…そうだったんでちか」
速吸「ただ、大発動艇を装備できる艦は、ここには私のほかにはあきつ丸さんとしかいないけどね。大潮ちゃんはまだ改二になっていないし」
イク「なるほどなの~…」
112: 2016/04/09(土) 21:36:03.76 ID:O33iNNbT0
―15時過ぎ、廊下―
イク「………ねぇ、ゴーヤ」
ゴーヤ「………なんでち?」
イク「…イク、速吸さんの話聞いて、思いついた事があるの」
ゴーヤ「………奇遇でち。ゴーヤも同じことを考えていたところでち」
イク&ゴーヤ(今なら資源をギンバイしても怪しまれないんじゃ?)
―20時過ぎ、特別艦寮・伊19&伊58の部屋―
伊168(以下イムヤ)「止めといた方がいいわよ」
ゴーヤ「どうしてでち?」
イムヤ「そんな資源をギンバイなんて、常識的にやっちゃいけない事でしょ?それに、バレたらあの司令官に何されるか…」
イク「ナニって…きゃー///」
伊8(以下ハチ)「とにかく、やったらダメだと思う。それに、どうしてギンバイなんてする必要が?」
ゴーヤ「だってゴーヤたち潜水艦は、戦闘のたびに駆逐艦や軽巡洋艦のデコイにされるでち!」
イク「それでそのたびに中破大破で入渠コースゴーなんてもううんざりなの!」
ゴーヤ「だから…これは戦意高揚のための…犠牲でち!」
イムヤ「犠牲って………でもま、ゴーヤとイクの言い分にも一理あるかも………」
ゴーヤ「とりあえず、今晩はゴーヤとイクが行ってみて、案外チョロそうだったらまたやってみるでち!」
イク「それに、ちょっとスパイ気分で楽しそうなの!」
イムヤ「はぁ……ま、いいけど」
ハチ「そうだね……とりあえず、今晩の出来次第で、明日やってみようかな」
伊401(以下シオイ)「ん?何か面白そうなこと考えてるね~、何々?」
イク「………ねぇ、ゴーヤ」
ゴーヤ「………なんでち?」
イク「…イク、速吸さんの話聞いて、思いついた事があるの」
ゴーヤ「………奇遇でち。ゴーヤも同じことを考えていたところでち」
イク&ゴーヤ(今なら資源をギンバイしても怪しまれないんじゃ?)
―20時過ぎ、特別艦寮・伊19&伊58の部屋―
伊168(以下イムヤ)「止めといた方がいいわよ」
ゴーヤ「どうしてでち?」
イムヤ「そんな資源をギンバイなんて、常識的にやっちゃいけない事でしょ?それに、バレたらあの司令官に何されるか…」
イク「ナニって…きゃー///」
伊8(以下ハチ)「とにかく、やったらダメだと思う。それに、どうしてギンバイなんてする必要が?」
ゴーヤ「だってゴーヤたち潜水艦は、戦闘のたびに駆逐艦や軽巡洋艦のデコイにされるでち!」
イク「それでそのたびに中破大破で入渠コースゴーなんてもううんざりなの!」
ゴーヤ「だから…これは戦意高揚のための…犠牲でち!」
イムヤ「犠牲って………でもま、ゴーヤとイクの言い分にも一理あるかも………」
ゴーヤ「とりあえず、今晩はゴーヤとイクが行ってみて、案外チョロそうだったらまたやってみるでち!」
イク「それに、ちょっとスパイ気分で楽しそうなの!」
イムヤ「はぁ……ま、いいけど」
ハチ「そうだね……とりあえず、今晩の出来次第で、明日やってみようかな」
伊401(以下シオイ)「ん?何か面白そうなこと考えてるね~、何々?」
113: 2016/04/09(土) 21:46:48.62 ID:O33iNNbT0
―24時過ぎ、特別艦寮・廊下―
夕張「右手には白旗~♪左手にはパスタ~♪(小声)」テクテク
ゴーヤ(左、問題ナイでち!)
イク(後方にも、敵衛無し、なの!)
ゴーヤ(巡視ももう行っちゃったから、大丈夫でち!)
イク(よし、イクの!)ヒタタタタ
―十分後、資源倉庫―
ゴーヤ「ほああ…こんなにたくさん…」
イク「じゃあちょこっとだけ燃料と鋼材と弾薬を持ち帰ってと……」
ゴーヤ「ボーキサイトはいらないでち」
※艦娘達は資源を補給する際、食べる事で補給する手段もある。通常は妖精さんが何らかの方法で補給させる。
―翌朝8時半過ぎ、特別艦寮・休憩室―
イク「というわけで、夜は無事に持ち帰る事ができたの!」
ゴーヤ「良い経験になったでち!」
シオイ&ハチ「おお~」
ゴーヤ「そんなわけだから、皆もやってみるでち!」
イク「楽しかったの!」
シオイ「面白そうだね~。私もやってみる!」
ハチ「はっちゃんも、なんだか楽しそう」
イムヤ「……ま、まあ…一回だけやってみようかな」
―24時半過ぎ、資源倉庫―
イムヤ「おぉ~……まさか、こんなに簡単に着けるなんて……」
ゴーヤ「ね、簡単でしょ?」
ハチ「ホント。楽しかった」
シオイ「なんだか忍者みたいだったね~」
イク「さてと、後は資源を持ち帰って…」
夕張「右手には白旗~♪左手にはパスタ~♪(小声)」テクテク
ゴーヤ(左、問題ナイでち!)
イク(後方にも、敵衛無し、なの!)
ゴーヤ(巡視ももう行っちゃったから、大丈夫でち!)
イク(よし、イクの!)ヒタタタタ
―十分後、資源倉庫―
ゴーヤ「ほああ…こんなにたくさん…」
イク「じゃあちょこっとだけ燃料と鋼材と弾薬を持ち帰ってと……」
ゴーヤ「ボーキサイトはいらないでち」
※艦娘達は資源を補給する際、食べる事で補給する手段もある。通常は妖精さんが何らかの方法で補給させる。
―翌朝8時半過ぎ、特別艦寮・休憩室―
イク「というわけで、夜は無事に持ち帰る事ができたの!」
ゴーヤ「良い経験になったでち!」
シオイ&ハチ「おお~」
ゴーヤ「そんなわけだから、皆もやってみるでち!」
イク「楽しかったの!」
シオイ「面白そうだね~。私もやってみる!」
ハチ「はっちゃんも、なんだか楽しそう」
イムヤ「……ま、まあ…一回だけやってみようかな」
―24時半過ぎ、資源倉庫―
イムヤ「おぉ~……まさか、こんなに簡単に着けるなんて……」
ゴーヤ「ね、簡単でしょ?」
ハチ「ホント。楽しかった」
シオイ「なんだか忍者みたいだったね~」
イク「さてと、後は資源を持ち帰って…」
114: 2016/04/09(土) 21:53:11.44 ID:O33iNNbT0
提督「ほぉ~う」
全員「!!?」ビクゥ
提督「どうも資源の増減具合がおかしいと思ってみれば、こういう事でしたか…」ゴゴゴゴゴ
全員(今振り向いたら……命は無い……)
提督「まさか、気づかないとでも思っていたんでしょうか?だとすると、私も随分となめられたものですねぇ…」ゴゴゴゴゴ
全員(………………………………………)ビクビクビク
提督「さて…どう料理してくれようか……………」ゴゴゴゴゴ
全員「鎮守府の資源回復のために励みますのでどうか解体はご勘弁ください!!」ドゲザ
―翌日8時過ぎ、食堂―
まるゆ「あ、あの、隊長~………」
提督「はい?」
まるゆ「あの、ゴーヤさんとかイクさん、ハチさんにイムヤさんとシオイさんは、どこへいったのでしょうか……」
呂-500(以下ろー)「そう言えばそうだね。朝から姿を見てないって」
提督「ああ、彼女たちでしたら明け方、緊急の遠征で西方海域へ向かっています」
―同時刻、西方海域への道中―
イムヤ「私なんて、初犯だったのに………」
ハチ「それは私も同じ………」
シオイ「私だって~!」
【終わり】
115: 2016/04/09(土) 21:59:50.79 ID:O33iNNbT0
【上戸】
―21時過ぎ、≪居酒屋・鳳翔≫―
隼鷹「いやぁ~、いつも鳳翔さんの料理は美味いねぇ~!これを肴に飲み明かしたいくらいだ~!」グビグビ
鳳翔「それはありがとうございます」
隼鷹「よーっし、今日はもう飲み明かそう!あははははは!」
飛鷹「何バカ言ってんの。もう戻りましょ」
隼鷹「うぇぇ~、鳳翔さーん、姉が冷たいデース!」
飛鷹「はいはい、寝言は寝て言いなさい。じゃあ鳳翔さん、お代は―」
隼鷹「飛鷹にツケといて~」
飛鷹「アホ!」
―翌日11時過ぎ、執務室―
提督「飛鷹さんは、お酒をあまり嗜まないんですか?」
飛鷹「え?急にどうしたの?」
提督「いえ、鳳翔さんが『昨日は飛鷹さんあまり飲まなかったですね…』とつぶやいていたので」
飛鷹「ああ、そのこと。それはあれよ」
提督「?」
飛鷹「私がべろんべろんに酔ったら、誰が隼鷹を寮まで連れ帰るの」
提督「…そうでしたね」
飛鷹「それもあるし、私は静かにお酒を飲みたい派なのよね。隼鷹見たいにグビグビ飲むんじゃなくて」
提督「なるほど…」
飛鷹「だからまあ、別にお酒が嫌いってわけじゃないのよ?」
―21時過ぎ、≪居酒屋・鳳翔≫―
隼鷹「いやぁ~、いつも鳳翔さんの料理は美味いねぇ~!これを肴に飲み明かしたいくらいだ~!」グビグビ
鳳翔「それはありがとうございます」
隼鷹「よーっし、今日はもう飲み明かそう!あははははは!」
飛鷹「何バカ言ってんの。もう戻りましょ」
隼鷹「うぇぇ~、鳳翔さーん、姉が冷たいデース!」
飛鷹「はいはい、寝言は寝て言いなさい。じゃあ鳳翔さん、お代は―」
隼鷹「飛鷹にツケといて~」
飛鷹「アホ!」
―翌日11時過ぎ、執務室―
提督「飛鷹さんは、お酒をあまり嗜まないんですか?」
飛鷹「え?急にどうしたの?」
提督「いえ、鳳翔さんが『昨日は飛鷹さんあまり飲まなかったですね…』とつぶやいていたので」
飛鷹「ああ、そのこと。それはあれよ」
提督「?」
飛鷹「私がべろんべろんに酔ったら、誰が隼鷹を寮まで連れ帰るの」
提督「…そうでしたね」
飛鷹「それもあるし、私は静かにお酒を飲みたい派なのよね。隼鷹見たいにグビグビ飲むんじゃなくて」
提督「なるほど…」
飛鷹「だからまあ、別にお酒が嫌いってわけじゃないのよ?」
116: 2016/04/09(土) 22:10:13.06 ID:O33iNNbT0
―20時過ぎ、執務室―
提督「あ、もうこんな時間でしたか…」
飛鷹「え?あ、いけない…ご飯食べそびれちゃった…」
提督「すみません、私が気付かなかったのが…」
飛鷹「……ま、いいわ。鳳翔さんの所で食べましょう」
提督「本当にすみません。私が奢りますので」
飛鷹「あら、悪いわね」
―数分後、≪居酒屋・鳳翔≫―
鳳翔「あら、提督…それに飛鷹さんも。いらっしゃい」
提督「すみません。食堂で食べそびれてしまって」
飛鷹「今日は提督の奢り……って、客がいないじゃない」
鳳翔「ええ…なぜかわからないんですけど………」
提督「まあ、これで飛鷹さんも静かに酒が飲めますね」
飛鷹「え、飲んでいいの?」
提督「明日はお休みでしょう?それに、仕事の方も私一人で十分さばききれる量ですし」
飛鷹「じゃあ………いただこうかしら?」
提督「鳳翔さん、すみませんが熱燗とコーラで」
飛鷹「たまには、隼鷹意外と飲むのもいいかもね」
―数十分後―
飛鷹「でねー!そしたら隼鷹ったら何にもないところでこけちゃったのよー!あっはっはっは!」
提督&鳳翔「」
飛鷹「その時隼鷹のスカートがめくれてパンツが丸見えでねー!もう傑作傑作……!はははははははは、あーはははっははは!!」
提督(………これって…)ヒソヒソ
鳳翔(………笑い上戸………ですね。飛鷹さんがこんなになるの、初めて見ました)ヒソヒソ
提督(………私もです)ヒソヒソ
飛鷹「あっはっはっはっは!あーっはっはっはっはっは!」
【終わり】
提督「あ、もうこんな時間でしたか…」
飛鷹「え?あ、いけない…ご飯食べそびれちゃった…」
提督「すみません、私が気付かなかったのが…」
飛鷹「……ま、いいわ。鳳翔さんの所で食べましょう」
提督「本当にすみません。私が奢りますので」
飛鷹「あら、悪いわね」
―数分後、≪居酒屋・鳳翔≫―
鳳翔「あら、提督…それに飛鷹さんも。いらっしゃい」
提督「すみません。食堂で食べそびれてしまって」
飛鷹「今日は提督の奢り……って、客がいないじゃない」
鳳翔「ええ…なぜかわからないんですけど………」
提督「まあ、これで飛鷹さんも静かに酒が飲めますね」
飛鷹「え、飲んでいいの?」
提督「明日はお休みでしょう?それに、仕事の方も私一人で十分さばききれる量ですし」
飛鷹「じゃあ………いただこうかしら?」
提督「鳳翔さん、すみませんが熱燗とコーラで」
飛鷹「たまには、隼鷹意外と飲むのもいいかもね」
―数十分後―
飛鷹「でねー!そしたら隼鷹ったら何にもないところでこけちゃったのよー!あっはっはっは!」
提督&鳳翔「」
飛鷹「その時隼鷹のスカートがめくれてパンツが丸見えでねー!もう傑作傑作……!はははははははは、あーはははっははは!!」
提督(………これって…)ヒソヒソ
鳳翔(………笑い上戸………ですね。飛鷹さんがこんなになるの、初めて見ました)ヒソヒソ
提督(………私もです)ヒソヒソ
飛鷹「あっはっはっはっは!あーっはっはっはっはっは!」
【終わり】
117: 2016/04/09(土) 22:14:43.38 ID:O33iNNbT0
【キャラクター紹介】
≪飛鷹≫
飛鷹型軽空母一番艦。艦娘No.65。黒いロングヘアーと、金の刺繍が入った白い上着と赤い袴が特徴の、お嬢様らしいお姉さん。元々豪華客船の計画があったから
か、全体的に豪華な雰囲気のする服装をしている。しかし、彼女自身は和の心を愛しており、部屋は畳で日記は巻物、万年筆の代わりに毛筆(プライベート)と、
旧習復古の所作が目立つ。酒を飲む事は好きだが、静かに呑むのを好む。飲み過ぎると笑い上戸になる。他の艦より若干目立たないのが悩み。
好きな言葉は『住めば都』。
≪飛鷹≫
飛鷹型軽空母一番艦。艦娘No.65。黒いロングヘアーと、金の刺繍が入った白い上着と赤い袴が特徴の、お嬢様らしいお姉さん。元々豪華客船の計画があったから
か、全体的に豪華な雰囲気のする服装をしている。しかし、彼女自身は和の心を愛しており、部屋は畳で日記は巻物、万年筆の代わりに毛筆(プライベート)と、
旧習復古の所作が目立つ。酒を飲む事は好きだが、静かに呑むのを好む。飲み過ぎると笑い上戸になる。他の艦より若干目立たないのが悩み。
好きな言葉は『住めば都』。
123: 2016/04/10(日) 21:42:11.47 ID:ONOgusEq0
【波紋】
―19時過ぎ、食堂―
天龍「そう言えば提督よ」
提督「はい?」
天龍「お前がさ…その、雲龍先輩とケッコンカッコカリしたって事、俺たちと司令長官以外の人に伝えたりしたのか?」
提督「………それは、海軍関係者の中で、という事でしょうか?」
天龍「ああ」
提督「……まあ、私の親しい提督…地方代表提督と、木更津、湯河原、いすみ…後は、イギリスの方…と憲兵司令官の城さん…」
天龍「イ、イギリス!?」
提督「ええ。気の合う方が…」
天龍「そ、そうか……」
―14時過ぎ、関東木更津第鉢鎮守府・執務室―
第鉢鎮守府提督(以下鳥川)「いや、しかし驚きだなぁ…アイツがまさか雲龍とケッコンカッコカリするなんて…」
第陸鎮守府提督(以下蓮村)『うん、予想だにしなかったよ…。もっとこう、金剛さんとか神通ちゃんとかとすると思ったよ』
鳥川「しっかし、やっぱり決め手は胸かね?」
蓮村『いや、それは無いと思う。黎明、性格重視だから』
鳥川「だよなぁ……あいつ、前に『胸の大きさはどうでもいい』って言ってたし」
蓮村『そうそう。雲龍さんはあれだよ、ぽやーんとした感じの所が好きになったんじゃないの?』
鳥川「『癒し』ってやつか」
蓮村『うん。あいつ、仕事バカだからどこかしらで安らぎが欲しかったんだろうね』
鳥川「お前ってたまにグサッと来る毒吐くな……」
蓮村『え?至極まっとうな意見だよ?』
―19時過ぎ、食堂―
天龍「そう言えば提督よ」
提督「はい?」
天龍「お前がさ…その、雲龍先輩とケッコンカッコカリしたって事、俺たちと司令長官以外の人に伝えたりしたのか?」
提督「………それは、海軍関係者の中で、という事でしょうか?」
天龍「ああ」
提督「……まあ、私の親しい提督…地方代表提督と、木更津、湯河原、いすみ…後は、イギリスの方…と憲兵司令官の城さん…」
天龍「イ、イギリス!?」
提督「ええ。気の合う方が…」
天龍「そ、そうか……」
―14時過ぎ、関東木更津第鉢鎮守府・執務室―
第鉢鎮守府提督(以下鳥川)「いや、しかし驚きだなぁ…アイツがまさか雲龍とケッコンカッコカリするなんて…」
第陸鎮守府提督(以下蓮村)『うん、予想だにしなかったよ…。もっとこう、金剛さんとか神通ちゃんとかとすると思ったよ』
鳥川「しっかし、やっぱり決め手は胸かね?」
蓮村『いや、それは無いと思う。黎明、性格重視だから』
鳥川「だよなぁ……あいつ、前に『胸の大きさはどうでもいい』って言ってたし」
蓮村『そうそう。雲龍さんはあれだよ、ぽやーんとした感じの所が好きになったんじゃないの?』
鳥川「『癒し』ってやつか」
蓮村『うん。あいつ、仕事バカだからどこかしらで安らぎが欲しかったんだろうね』
鳥川「お前ってたまにグサッと来る毒吐くな……」
蓮村『え?至極まっとうな意見だよ?』
124: 2016/04/10(日) 21:51:11.07 ID:ONOgusEq0
―15時過ぎ、北海道小樽第鉢拾伍鎮守府・執務室―
響「司令官、手紙を持ってきたよ」
第鉢拾伍鎮守府提督(以下手稲)「ありがとうね」スッ
響「じゃあ、私は書類を片付けて―」
手稲「おぉ…!」
響「?どうかしたのかい?」
手稲「あ、失礼……総司令部の斑提督が、ケッコンカッコカリをしたとの報告が……」
響「本当かい?」
手稲「ああ、相手は雲龍さんだそうだ。しかし……これはちょっとマズいな……」
響「何がマズいのかな?」
手稲「彼は天然ジゴロなところがあったから、これを知ったら女性陣はどう思うだろうなぁ………」
響「天然…ジゴロ?」
―13時過ぎ、東北塩釜第質拾参鎮守府・執務室―
龍田「提督~、失礼するわよ~?」ガチャ
第質拾参鎮守府提督(以下保柄)「…………………………………」ズーン
龍田「あら~、すごい落ち込んでるわね~…。提督らしくないわ~」
保柄「これ………見て………」ピクピク
龍田「どれどれ~?」ペラッ
龍田「………あら~、総司令部の斑さん、ケッコンカッコカリしたんですね~。おめでたいじゃないですか~」
保柄「そ、そうだけど~………私~、彼の事好きだったのにな~……」
龍田「これはあくまでカッコカリよ~?まだ提督の入る余地はあると思うわ~」
保柄「そうかなぁ~……」
龍田(普段ポジティブな提督がここまで落ち込むなんて~、相当ショックだったんでしょうね~…)
響「司令官、手紙を持ってきたよ」
第鉢拾伍鎮守府提督(以下手稲)「ありがとうね」スッ
響「じゃあ、私は書類を片付けて―」
手稲「おぉ…!」
響「?どうかしたのかい?」
手稲「あ、失礼……総司令部の斑提督が、ケッコンカッコカリをしたとの報告が……」
響「本当かい?」
手稲「ああ、相手は雲龍さんだそうだ。しかし……これはちょっとマズいな……」
響「何がマズいのかな?」
手稲「彼は天然ジゴロなところがあったから、これを知ったら女性陣はどう思うだろうなぁ………」
響「天然…ジゴロ?」
―13時過ぎ、東北塩釜第質拾参鎮守府・執務室―
龍田「提督~、失礼するわよ~?」ガチャ
第質拾参鎮守府提督(以下保柄)「…………………………………」ズーン
龍田「あら~、すごい落ち込んでるわね~…。提督らしくないわ~」
保柄「これ………見て………」ピクピク
龍田「どれどれ~?」ペラッ
龍田「………あら~、総司令部の斑さん、ケッコンカッコカリしたんですね~。おめでたいじゃないですか~」
保柄「そ、そうだけど~………私~、彼の事好きだったのにな~……」
龍田「これはあくまでカッコカリよ~?まだ提督の入る余地はあると思うわ~」
保柄「そうかなぁ~……」
龍田(普段ポジティブな提督がここまで落ち込むなんて~、相当ショックだったんでしょうね~…)
125: 2016/04/10(日) 21:57:00.69 ID:ONOgusEq0
―10時過ぎ、北陸胎内第壱拾玖鎮守府・執務室―
第壱拾玖鎮守府提督(以下朱鷺)「あらら…」
陸奥「どうかしたの、提督?」
朱鷺「黎明君、雲龍さんとケッコンカッコカリしたんだって」
陸奥「あらあら、めでたい事じゃない。でも、どうしてがっかりした感じなの?って、あそうか」
朱鷺「これじゃ、カッコガチの方も雲龍さんになっちゃうのかな~?」
陸奥「そうなると、提督の入る余地が無くなっちゃうわね~」
朱鷺「そうなのよ~…。アタックするなら、早めがいいかな~?」
―16時過ぎ、近畿舞鶴第弐拾伍鎮守府・執務室―
第弐拾伍鎮守府提督(以下山科)「えっ、マジか!?」
鈴谷「んー?どうかしたの?」
山科「あ、いや………総司令部の斑さんが、ケッコンカッコカリしたんだと」
鈴谷「ほーぅ、でお相手は誰なんじゃん?」
山科「雲龍だって……」
鈴谷「めでたい事っしょ?でも、提督なーんか落ち込んでる感じだよねー。どうして?」
山科「………うち、雲龍いないじゃん」
鈴谷「………あー…」
第壱拾玖鎮守府提督(以下朱鷺)「あらら…」
陸奥「どうかしたの、提督?」
朱鷺「黎明君、雲龍さんとケッコンカッコカリしたんだって」
陸奥「あらあら、めでたい事じゃない。でも、どうしてがっかりした感じなの?って、あそうか」
朱鷺「これじゃ、カッコガチの方も雲龍さんになっちゃうのかな~?」
陸奥「そうなると、提督の入る余地が無くなっちゃうわね~」
朱鷺「そうなのよ~…。アタックするなら、早めがいいかな~?」
―16時過ぎ、近畿舞鶴第弐拾伍鎮守府・執務室―
第弐拾伍鎮守府提督(以下山科)「えっ、マジか!?」
鈴谷「んー?どうかしたの?」
山科「あ、いや………総司令部の斑さんが、ケッコンカッコカリしたんだと」
鈴谷「ほーぅ、でお相手は誰なんじゃん?」
山科「雲龍だって……」
鈴谷「めでたい事っしょ?でも、提督なーんか落ち込んでる感じだよねー。どうして?」
山科「………うち、雲龍いないじゃん」
鈴谷「………あー…」
126: 2016/04/10(日) 22:07:07.25 ID:ONOgusEq0
―17時過ぎ、中国倉敷第参拾質鎮守府・食堂―
第参拾質鎮守府提督(以下凪)「斑さん、ケッコンしたのか…」
第肆拾玖鎮守府提督(以下奈美)「雲龍さんだったっけ?男ってみんな胸しか見てないのね~」
凪「いや…斑さんは多分そんな下心で雲龍さんを選んだんじゃないと思うぞ」
奈美「どうだか」
凪「ふむ………俺が吹雪とケッコンした時も、斑さんにこういう報告送ったなぁ~。懐かしい…」
奈美「おにーちゃん、奈美は!?奈美の事はどう想ってるの!?」
凪(この妹がまためんどくさい………)
―20時過ぎ、九州天草第陸拾壱鎮守府・執務室―
第陸拾壱鎮守府提督(以下守展)「おーっし!飲むぞー!」
千代田「ちょっと、どうしたの急に!?」
守展「いや、総司令部の斑の兄ちゃんが雲龍とケッコンカッコカリしたらしいんだよ」
千代田「ふぅ~ん…でも、結局は他の鎮守府の事で―」
守展「馬鹿野郎!自分の知人にめでたい事があったら飲むのがあたりめーだろうが!」
千代田「そんな理由つけて酒が飲みたいだけでしょ!?」
守展「おう、那智に千歳、隼鷹、酒のみに執務室に来ない?」
千代田「呼ばないで!私じゃ抑えきれないカオスになって―!!」
第参拾質鎮守府提督(以下凪)「斑さん、ケッコンしたのか…」
第肆拾玖鎮守府提督(以下奈美)「雲龍さんだったっけ?男ってみんな胸しか見てないのね~」
凪「いや…斑さんは多分そんな下心で雲龍さんを選んだんじゃないと思うぞ」
奈美「どうだか」
凪「ふむ………俺が吹雪とケッコンした時も、斑さんにこういう報告送ったなぁ~。懐かしい…」
奈美「おにーちゃん、奈美は!?奈美の事はどう想ってるの!?」
凪(この妹がまためんどくさい………)
―20時過ぎ、九州天草第陸拾壱鎮守府・執務室―
第陸拾壱鎮守府提督(以下守展)「おーっし!飲むぞー!」
千代田「ちょっと、どうしたの急に!?」
守展「いや、総司令部の斑の兄ちゃんが雲龍とケッコンカッコカリしたらしいんだよ」
千代田「ふぅ~ん…でも、結局は他の鎮守府の事で―」
守展「馬鹿野郎!自分の知人にめでたい事があったら飲むのがあたりめーだろうが!」
千代田「そんな理由つけて酒が飲みたいだけでしょ!?」
守展「おう、那智に千歳、隼鷹、酒のみに執務室に来ない?」
千代田「呼ばないで!私じゃ抑えきれないカオスになって―!!」
127: 2016/04/10(日) 22:13:52.24 ID:ONOgusEq0
―13時過ぎ、関東いすみ第壱拾鎮守府・執務室―
第拾鎮守府提督臨憧『斑さん、ケッコンカッコカリなさったんですね…』
扶桑「あら…おめでたいですね…」
臨憧『…………』
扶桑「…………やはり、羨ましいですか?」
臨憧『……先にケッコンカッコカリ、とは………』
扶桑「…………でも、提督」
臨憧『大丈夫です。私達も、頑張りませんとね』
扶桑「…………はい」ニコ←練度97
―16時半過ぎ、陸軍憲兵本部・司令官室―
憲兵司令官(以下城)「おっ、斑君から手紙だぁ♪」
城「なにかな?何かな?楽しみ―」ペラッ
城「」
コンコン
秘書「失礼します、司令官。各所からの陳情書が―」ガチャ
城「」バタリ
秘書「し、司令官!?どうなさったのですか!?」
城「」
秘書「だ、誰か!司令官が危篤状態に!!」
第拾鎮守府提督臨憧『斑さん、ケッコンカッコカリなさったんですね…』
扶桑「あら…おめでたいですね…」
臨憧『…………』
扶桑「…………やはり、羨ましいですか?」
臨憧『……先にケッコンカッコカリ、とは………』
扶桑「…………でも、提督」
臨憧『大丈夫です。私達も、頑張りませんとね』
扶桑「…………はい」ニコ←練度97
―16時半過ぎ、陸軍憲兵本部・司令官室―
憲兵司令官(以下城)「おっ、斑君から手紙だぁ♪」
城「なにかな?何かな?楽しみ―」ペラッ
城「」
コンコン
秘書「失礼します、司令官。各所からの陳情書が―」ガチャ
城「」バタリ
秘書「し、司令官!?どうなさったのですか!?」
城「」
秘書「だ、誰か!司令官が危篤状態に!!」
128: 2016/04/10(日) 22:19:09.00 ID:ONOgusEq0
―21時過ぎ、イギリス海軍司令本部・補佐官室―
イギリス海軍司令長官補佐官(以下ランスロット)「………………ふっ」
イギリス海軍司令長官(以下アネリ)「なんですか、急ににやけて気持ち悪い」
ランスロット「司令長官、部屋に入る際はノックをと何度も仰っているのですが」
アネリ「硬い事言わないの。ところで、それ誰から?」
ランスロット「日本の海軍司令長官補佐官からです」
アネリ「そう言えば、貴方そのお方と随分親しいそうじゃない」
ランスロット「ええ、色々と共通点がありましたからね」
アネリ「私達の国にも鎮守府を造ってくれるなんて、随分と羽振りがいいわね。そこまで友好的だと、逆に怪しいわよ」
ランスロット「ご心配なく。あの人は、そのような事を考えてはいないでしょう」
アネリ「ふーん…」
―21時過ぎ、関東東京第壱鎮守府・執務室―
雲龍「なんだか、恥ずかしい気もするわね…」
提督「?何がでしょうか」
雲龍「自分がケッコンしたなんてことを多方面に報告するなんて………」
提督「一応。親しい方とお世話になった方にしか送りませんでしたが………」
雲龍「それでも、結構恥ずかしいものよ」
【終わり】
イギリス海軍司令長官補佐官(以下ランスロット)「………………ふっ」
イギリス海軍司令長官(以下アネリ)「なんですか、急ににやけて気持ち悪い」
ランスロット「司令長官、部屋に入る際はノックをと何度も仰っているのですが」
アネリ「硬い事言わないの。ところで、それ誰から?」
ランスロット「日本の海軍司令長官補佐官からです」
アネリ「そう言えば、貴方そのお方と随分親しいそうじゃない」
ランスロット「ええ、色々と共通点がありましたからね」
アネリ「私達の国にも鎮守府を造ってくれるなんて、随分と羽振りがいいわね。そこまで友好的だと、逆に怪しいわよ」
ランスロット「ご心配なく。あの人は、そのような事を考えてはいないでしょう」
アネリ「ふーん…」
―21時過ぎ、関東東京第壱鎮守府・執務室―
雲龍「なんだか、恥ずかしい気もするわね…」
提督「?何がでしょうか」
雲龍「自分がケッコンしたなんてことを多方面に報告するなんて………」
提督「一応。親しい方とお世話になった方にしか送りませんでしたが………」
雲龍「それでも、結構恥ずかしいものよ」
【終わり】
129: 2016/04/10(日) 22:29:57.62 ID:ONOgusEq0
【キャラクター紹介】※人名多数。詳細な紹介はまた登場した際に。
≪鳥川 将(とりかわ しょう)≫
関東・木更津第鉢鎮守府の司令官。性別は男性で、年齢は27歳。斑提督とは小学校時代からの付き合いで、バカだけど発想力豊か。嫁艦は木曾。
≪蓮村 宗(はすむら しゅう)≫
関東・湯河原第陸鎮守府の司令官。性別は男性で、年齢は26歳。斑提督とは小学校時代からの付き合いで、温和だが毒を吐く事もある。嫁艦は長良。
≪手稲 功(ていね いさお)≫
北海道・小樽第鉢拾伍鎮守府の司令官でもあり北海道地方代表提督。性別は男性で、年齢は28歳。落ち着いた物腰で、寒さに強く暑さに弱い。嫁艦は響。
≪保柄 佳奈子(ほがら かなこ)≫
東北・塩釜第質拾参鎮守府の司令官でもあり東北地方代表提督。性別は女性で、年齢は24歳。超がつくほどのんびりやさんでマイペース。嫁艦は龍田。
≪朱鷺 鷹江(とき たかえ)≫
北陸・胎内第壱拾玖鎮守府の司令官でもあり北陸地方代表提督。性別は女性で、年齢は26歳。提督みんなのマドンナ的な存在で、主に緩衝役。嫁艦は陸奥。
≪山科 仁(やましな じん)≫
近畿・舞鶴第弐拾伍鎮守府の司令官でもあり近畿地方代表提督。性別は男性で、年齢は26歳。かっこつけだが根は真面目な若干ツンデレ。嫁艦は鈴谷。
≪鳥川 将(とりかわ しょう)≫
関東・木更津第鉢鎮守府の司令官。性別は男性で、年齢は27歳。斑提督とは小学校時代からの付き合いで、バカだけど発想力豊か。嫁艦は木曾。
≪蓮村 宗(はすむら しゅう)≫
関東・湯河原第陸鎮守府の司令官。性別は男性で、年齢は26歳。斑提督とは小学校時代からの付き合いで、温和だが毒を吐く事もある。嫁艦は長良。
≪手稲 功(ていね いさお)≫
北海道・小樽第鉢拾伍鎮守府の司令官でもあり北海道地方代表提督。性別は男性で、年齢は28歳。落ち着いた物腰で、寒さに強く暑さに弱い。嫁艦は響。
≪保柄 佳奈子(ほがら かなこ)≫
東北・塩釜第質拾参鎮守府の司令官でもあり東北地方代表提督。性別は女性で、年齢は24歳。超がつくほどのんびりやさんでマイペース。嫁艦は龍田。
≪朱鷺 鷹江(とき たかえ)≫
北陸・胎内第壱拾玖鎮守府の司令官でもあり北陸地方代表提督。性別は女性で、年齢は26歳。提督みんなのマドンナ的な存在で、主に緩衝役。嫁艦は陸奥。
≪山科 仁(やましな じん)≫
近畿・舞鶴第弐拾伍鎮守府の司令官でもあり近畿地方代表提督。性別は男性で、年齢は26歳。かっこつけだが根は真面目な若干ツンデレ。嫁艦は鈴谷。
130: 2016/04/10(日) 22:42:12.99 ID:ONOgusEq0
≪伊座 凪(いざ なぎ)≫
中国・倉敷第参拾質鎮守府の司令官でもあり中国地方代表提督。性別は男性で、年齢は25歳。奈美の双子の兄で、他の鎮守府の提督と比べて普通。嫁艦は吹雪。
≪伊座 奈美(いざ なみ)≫
四国・新居浜第肆拾玖鎮守府の司令官でもあり四国地方代表提督。性別は女性で、年齢は25歳。凪の双子の妹で、顔はいいのに重度のブラコン。嫁艦は川内。
≪守展 堂治(しゅてん どうじ)≫
九州・天草第陸拾壱鎮守府の司令官でもあり九州地方代表提督。性別は男性で、年齢は34歳。豪快な性格で、実家が酒蔵のお酒大好きな飲兵衛。嫁艦は千代田。
≪臨憧 夕(りんどう ゆう)≫
関東・いすみ第壱拾鎮守府の司令官。性別は男性で、年齢は21歳。3人の親しい人に裏切られた事で人間不信に陥ったが、今はリハビリ中。嫁艦は扶桑。
≪城 瑠璃(じょう るり)≫
陸軍憲兵司令官。性別は女性で、年齢は27歳。斑・鳥川・蓮村とは高校時代のクラスメートで、女性としての窮地をを斑に助けてもらい、べた惚れした。
≪ランスロット・オールポート≫
イギリス海軍司令長官の補佐官。性別は男性で、年齢は28歳。性格等が斑提督とに通ったところがいくつかあり、親友になる。イギリス鎮守府の提督の予定。
≪アネリ・ローウェル≫
イギリス海軍の司令長官。性別は女性で、年齢は54歳。自由奔放かつ大胆な性格で、部下の無茶な作戦も笑って承認するほど。どことなくずぼら。
中国・倉敷第参拾質鎮守府の司令官でもあり中国地方代表提督。性別は男性で、年齢は25歳。奈美の双子の兄で、他の鎮守府の提督と比べて普通。嫁艦は吹雪。
≪伊座 奈美(いざ なみ)≫
四国・新居浜第肆拾玖鎮守府の司令官でもあり四国地方代表提督。性別は女性で、年齢は25歳。凪の双子の妹で、顔はいいのに重度のブラコン。嫁艦は川内。
≪守展 堂治(しゅてん どうじ)≫
九州・天草第陸拾壱鎮守府の司令官でもあり九州地方代表提督。性別は男性で、年齢は34歳。豪快な性格で、実家が酒蔵のお酒大好きな飲兵衛。嫁艦は千代田。
≪臨憧 夕(りんどう ゆう)≫
関東・いすみ第壱拾鎮守府の司令官。性別は男性で、年齢は21歳。3人の親しい人に裏切られた事で人間不信に陥ったが、今はリハビリ中。嫁艦は扶桑。
≪城 瑠璃(じょう るり)≫
陸軍憲兵司令官。性別は女性で、年齢は27歳。斑・鳥川・蓮村とは高校時代のクラスメートで、女性としての窮地をを斑に助けてもらい、べた惚れした。
≪ランスロット・オールポート≫
イギリス海軍司令長官の補佐官。性別は男性で、年齢は28歳。性格等が斑提督とに通ったところがいくつかあり、親友になる。イギリス鎮守府の提督の予定。
≪アネリ・ローウェル≫
イギリス海軍の司令長官。性別は女性で、年齢は54歳。自由奔放かつ大胆な性格で、部下の無茶な作戦も笑って承認するほど。どことなくずぼら。
135: 2016/04/11(月) 21:39:21.11 ID:fMS5m0nA0
【夜桜の下で】
―夜1時過ぎ、軽巡洋艦寮・川内&神通の部屋―
川内(夜だああああああああああああアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!)
神通「………すぅ………すぅ…」
川内「っと、神通は起こしちゃいけないよね~」
川内「さて、眠れないし外に出ようかな~」ソロリソロリ
キィ・・・
川内「………………」キョロキョロ
川内「周囲に敵影無し…良し、行ける!」
神通「ど・こ・へ、ですか?」コォォォォォ
川内「ひっ―」
神通「姉さん、大人しく―」
川内「うああああああああああああ!?(裏拳)」ビシュ
ゴスッ
神通「ヴっ」ドサッ
川内「神通、ゴメン…!」ダッ
―数分後、海沿いの桜並木―
川内「はー、ひー…ここまで来れば…大丈夫かな」
川内「やれやれ…明日神通にはスイーツを奢ってあげないと機嫌直らないかなぁ…」
―夜1時過ぎ、軽巡洋艦寮・川内&神通の部屋―
川内(夜だああああああああああああアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!)
神通「………すぅ………すぅ…」
川内「っと、神通は起こしちゃいけないよね~」
川内「さて、眠れないし外に出ようかな~」ソロリソロリ
キィ・・・
川内「………………」キョロキョロ
川内「周囲に敵影無し…良し、行ける!」
神通「ど・こ・へ、ですか?」コォォォォォ
川内「ひっ―」
神通「姉さん、大人しく―」
川内「うああああああああああああ!?(裏拳)」ビシュ
ゴスッ
神通「ヴっ」ドサッ
川内「神通、ゴメン…!」ダッ
―数分後、海沿いの桜並木―
川内「はー、ひー…ここまで来れば…大丈夫かな」
川内「やれやれ…明日神通にはスイーツを奢ってあげないと機嫌直らないかなぁ…」
136: 2016/04/11(月) 21:48:02.51 ID:fMS5m0nA0
ヒュゥゥゥゥゥゥ
川内「んっ………夜風が気持ちいい………」
ヒラヒラ
川内「おぉぉ……夜桜ってやっぱりきれいだなぁ~」
カツーン
川内「!?」ビクッ
提督「こんな夜更けに外出とは、感心しませんね」
川内「なんだ…提督か……」
提督「眠れませんか…って、貴女は基本そうでしたよね」
川内「あはは~…って、提督は?」
提督「私は先ほど、仕事がひと段落着いたので休憩がてら…」
川内「だめだよ提督~、そんなに徹夜ばっかりしちゃったら体壊して倒れちゃうよ?」
提督「私は別に…」
川内「前まではそうだったけど、今は雲龍さんって大切な人がいるでしょ?」
提督「……確かに雲龍さんは大切な方ですが、貴女達他の艦娘も、大切な人ですよ」
川内(まーたこの提督はたらしみたいなセリフを…)
川内「それより提督、見てよこの桜!綺麗だよね~」
提督「…確かに、夜の桜は昼と違いまた風情がありますねぇ」
川内「でしょー!いやー、夜寮を抜けだしてきた甲斐があったなぁ~」
提督「……川内さんは、本当に夜が好きなんですね」
川内「うん、大好き!」
提督「どうしてそんなに夜が好きなんですか?」
川内「んっ………夜風が気持ちいい………」
ヒラヒラ
川内「おぉぉ……夜桜ってやっぱりきれいだなぁ~」
カツーン
川内「!?」ビクッ
提督「こんな夜更けに外出とは、感心しませんね」
川内「なんだ…提督か……」
提督「眠れませんか…って、貴女は基本そうでしたよね」
川内「あはは~…って、提督は?」
提督「私は先ほど、仕事がひと段落着いたので休憩がてら…」
川内「だめだよ提督~、そんなに徹夜ばっかりしちゃったら体壊して倒れちゃうよ?」
提督「私は別に…」
川内「前まではそうだったけど、今は雲龍さんって大切な人がいるでしょ?」
提督「……確かに雲龍さんは大切な方ですが、貴女達他の艦娘も、大切な人ですよ」
川内(まーたこの提督はたらしみたいなセリフを…)
川内「それより提督、見てよこの桜!綺麗だよね~」
提督「…確かに、夜の桜は昼と違いまた風情がありますねぇ」
川内「でしょー!いやー、夜寮を抜けだしてきた甲斐があったなぁ~」
提督「……川内さんは、本当に夜が好きなんですね」
川内「うん、大好き!」
提督「どうしてそんなに夜が好きなんですか?」
137: 2016/04/11(月) 21:57:43.84 ID:fMS5m0nA0
川内「うーん、夜はまた、昼と違って神秘的な雰囲気がするじゃない?こうやって同じ桜も夜見ると、昼と違ってまた綺麗に見えたり…。夜の風も、昼と違って
いつもより涼しく感じるじゃない?そういう、昼とまた違ったところが好きんだよね~」キラキラ
提督「なるほど……」
川内「それに………」チラッ
提督「?」
スー…
川内「……こうやって月が出ると、影ができるじゃない?この、月の光でできる薄い影がまた………はぁ」
提督「………確かに、私もこの月の影は好きです」
川内「ホント!?提督も!?」キラキラキラ
提督「…この可愛さが昼も続いていれば、モテるでしょうに…」
川内「かわっ…!?///」
提督「っと、もうこんな時間ですよ。戻りなさい」カチャリ
川内「あ、私と神通があげた懐中時計…使ってくれてるんだ」
提督「ええ。デザインが気に入っていますので」
川内「それは良かった。大事に使ってね?」
提督「はいはい。明日はオリョールへ出撃でしょう。早く寝て明日に備えてください」
川内「りょうかーい。じゃ、お休み~」
川内(いやぁ~、こんな夜中に提督と会って語る事ができたし、やっぱり寮を抜け出してよかった~♪)
―翌朝7時過ぎ、講堂―
神通「…………………私にケガをさせ、巡回の皆さんに迷惑をかけた上で夜更けに提督と逢引ですか」
川内「……………ごめんなさい」←正座
神通「声が小さい!」
川内「…ごめんなさい!」
神通「もっと大きな声で!!」
川内「ごめんなさいっ!!」
【終わり】
いつもより涼しく感じるじゃない?そういう、昼とまた違ったところが好きんだよね~」キラキラ
提督「なるほど……」
川内「それに………」チラッ
提督「?」
スー…
川内「……こうやって月が出ると、影ができるじゃない?この、月の光でできる薄い影がまた………はぁ」
提督「………確かに、私もこの月の影は好きです」
川内「ホント!?提督も!?」キラキラキラ
提督「…この可愛さが昼も続いていれば、モテるでしょうに…」
川内「かわっ…!?///」
提督「っと、もうこんな時間ですよ。戻りなさい」カチャリ
川内「あ、私と神通があげた懐中時計…使ってくれてるんだ」
提督「ええ。デザインが気に入っていますので」
川内「それは良かった。大事に使ってね?」
提督「はいはい。明日はオリョールへ出撃でしょう。早く寝て明日に備えてください」
川内「りょうかーい。じゃ、お休み~」
川内(いやぁ~、こんな夜中に提督と会って語る事ができたし、やっぱり寮を抜け出してよかった~♪)
―翌朝7時過ぎ、講堂―
神通「…………………私にケガをさせ、巡回の皆さんに迷惑をかけた上で夜更けに提督と逢引ですか」
川内「……………ごめんなさい」←正座
神通「声が小さい!」
川内「…ごめんなさい!」
神通「もっと大きな声で!!」
川内「ごめんなさいっ!!」
【終わり】
138: 2016/04/11(月) 22:00:17.85 ID:fMS5m0nA0
今日はここまでにします。
>>106
川内の話、いかがでしたか?お気に召さないようでしたら申し訳ございません
ここで、キリ番安価を取りたいと思います。
現在、瑞理&雪風のエピソード(>>1が忘れていました、すみません)がリクエストされていますので、この2人はリクエストしないように、お願いいたします。
キリ番安価に採用されたキャラクターが、優先的に消化されます。
明日は、そのキリ番安価にありました艦娘の話を書く予定です。
感想・リクエスト等があればお気軽にどうぞ。
それではまた明日。
声優ネタの話もやろうかと考えているが、キャラ崩壊を助長させるような気がして…
>>106
川内の話、いかがでしたか?お気に召さないようでしたら申し訳ございません
ここで、キリ番安価を取りたいと思います。
現在、瑞理&雪風のエピソード(>>1が忘れていました、すみません)がリクエストされていますので、この2人はリクエストしないように、お願いいたします。
キリ番安価に採用されたキャラクターが、優先的に消化されます。
明日は、そのキリ番安価にありました艦娘の話を書く予定です。
感想・リクエスト等があればお気軽にどうぞ。
それではまた明日。
声優ネタの話もやろうかと考えているが、キャラ崩壊を助長させるような気がして…
146: 2016/04/12(火) 21:56:16.24 ID:wPVTOEgo0
【料理下手】
―17時過ぎ、戦艦寮・キッチン―
Littorio(以下リットリオ)「さて、始めましょうか」
Bismarck(以下ビスマルク)「まったく……何で私が………」
ビスマルク「リットリオなんかに料理を教わらなくちゃいけないのかしら…」
―13時前、執務室―
リットリオ「それでですね、この前間宮さんが私の作ったパスタを食べて『とても美味しいですね』って褒めてくれたんですよ」
提督「それはよかったですね」
リットリオ「あ~、自分の作った料理を食べてもらって『美味しい』って言ってもらえると、嬉しいですね」
提督「………同じ海外戦艦なのに…」
リットリオ「?どうかしたんですか?」
提督「ああ、いえ…実はビスマルクさん、料理ができないんですよね」
リットリオ「?」キョトン
提督「ビスマルクさんもいずれは誰かに嫁ぐことになるでしょうが、あの歳(?)で料理ができないとなると、女性として少し問題かと………。同じく戦艦の
他の皆さん…例えば金剛型四姉妹と、航空戦艦の皆さんは料理はできますし、長門さんは軽いものだったら作れるらしいです」
リットリオ「そうなんですかぁ………」
提督「ですから、貴女と同じ海外から来たビスマルクさんも、リットリオさんみたいに料理が作れれば…と思ったんですよ」
リットリオ「…………」
リットリオ「という事で、料理のできないビスマルクの為に私が腕を振るおうってわけです♪」
ビスマルク「一言多いわよ!ちっ、あの提督………余計な事を言ってくれて……大体、料理だったらレーベやマックスから教わっても…」
リットリオ「あの2人、今日は遠征でいませんよ?」
ビスマルク「くっ……じゃあ、あの二人がいる時に…」
リットリオ「そう言って今まで全然やってないでしょ?」
ビスマルク「どうしてそこまで貴女は私に料理を覚えてほしいのかしら…?」
リットリオ「………だって…」
ビスマルク「?」
―17時過ぎ、戦艦寮・キッチン―
Littorio(以下リットリオ)「さて、始めましょうか」
Bismarck(以下ビスマルク)「まったく……何で私が………」
ビスマルク「リットリオなんかに料理を教わらなくちゃいけないのかしら…」
―13時前、執務室―
リットリオ「それでですね、この前間宮さんが私の作ったパスタを食べて『とても美味しいですね』って褒めてくれたんですよ」
提督「それはよかったですね」
リットリオ「あ~、自分の作った料理を食べてもらって『美味しい』って言ってもらえると、嬉しいですね」
提督「………同じ海外戦艦なのに…」
リットリオ「?どうかしたんですか?」
提督「ああ、いえ…実はビスマルクさん、料理ができないんですよね」
リットリオ「?」キョトン
提督「ビスマルクさんもいずれは誰かに嫁ぐことになるでしょうが、あの歳(?)で料理ができないとなると、女性として少し問題かと………。同じく戦艦の
他の皆さん…例えば金剛型四姉妹と、航空戦艦の皆さんは料理はできますし、長門さんは軽いものだったら作れるらしいです」
リットリオ「そうなんですかぁ………」
提督「ですから、貴女と同じ海外から来たビスマルクさんも、リットリオさんみたいに料理が作れれば…と思ったんですよ」
リットリオ「…………」
リットリオ「という事で、料理のできないビスマルクの為に私が腕を振るおうってわけです♪」
ビスマルク「一言多いわよ!ちっ、あの提督………余計な事を言ってくれて……大体、料理だったらレーベやマックスから教わっても…」
リットリオ「あの2人、今日は遠征でいませんよ?」
ビスマルク「くっ……じゃあ、あの二人がいる時に…」
リットリオ「そう言って今まで全然やってないでしょ?」
ビスマルク「どうしてそこまで貴女は私に料理を覚えてほしいのかしら…?」
リットリオ「………だって…」
ビスマルク「?」
147: 2016/04/12(火) 22:09:58.61 ID:wPVTOEgo0
リットリオ「私、ビスマルクがこのまま料理ができなくて戦う事しか能のないダメな女になってほしくないから…!」
ビスマルク「貴女のそれは天然で言ってんのかしら!?それとも狙って言ってんのかしら!?後者だったら容赦なくブッ叩くわよ!」
リットリオ「さて、じゃあ早速はじめましょう」
ビスマルク「話聞きなさいよ!」
リットリオ「変な事言ってないで…作る料理はカレーにしましょう。日本式のカレーの作り方は私もマスターしていますし…」
ビスマルク「えー?今さらカレー何て…」
リットリオ「カレーは炒める、焼く、煮るの3つの動作を全てするから、料理を始めるには最適なんですよ。さて、じゃあ材料を切りましょうか。まずは…」
リットリオ「このニンジンを切りましょう」
ビスマルク「まったく……」
リットリオ「あ、包丁を持たない方の手は、猫の手で材料を抑えるんですよ」
ビスマルク「猫の手………にゃーん?」
リットリオ「…………ぷぷっ」
ビスマルク「あ・ん・た・ね・ぇ!!」
Roma(以下ローマ)「さっきから五月蠅いわね…何の騒ぎ?」
リットリオ「あ、ローマ」
ビスマルク「聞きなさいよローマ!リットリオったら料理できないからって私の事バカにして…!」
ローマ「あら…ちょっと姉さん?ビスマルクさんをバカにするのも大概にして…」
リットリオ「そうじゃなくて、カレーの作り方を教えてあげようと思ったんだけど………」
ローマ「え、ビスマルク…カレーすら作れないの?それは女性としてどうかと思うわね………」
ビスマルク「言ったわね?じゃローマが作ってみなさいよ!」
ローマ「え?別にいいけど…」
ビスマルク「ふっふーん…お手並み拝見と行こうじゃない!」
リットリオ(ビスマルク…口実作って料理から逃げたわね…)
―数時間後―
鍋「カレーとは言い難い何か」ゴテゴテーン
リットリオ&ビスマルク「……………………………………え?」
ローマ「……………………」プイッ
【終わり】
ビスマルク「貴女のそれは天然で言ってんのかしら!?それとも狙って言ってんのかしら!?後者だったら容赦なくブッ叩くわよ!」
リットリオ「さて、じゃあ早速はじめましょう」
ビスマルク「話聞きなさいよ!」
リットリオ「変な事言ってないで…作る料理はカレーにしましょう。日本式のカレーの作り方は私もマスターしていますし…」
ビスマルク「えー?今さらカレー何て…」
リットリオ「カレーは炒める、焼く、煮るの3つの動作を全てするから、料理を始めるには最適なんですよ。さて、じゃあ材料を切りましょうか。まずは…」
リットリオ「このニンジンを切りましょう」
ビスマルク「まったく……」
リットリオ「あ、包丁を持たない方の手は、猫の手で材料を抑えるんですよ」
ビスマルク「猫の手………にゃーん?」
リットリオ「…………ぷぷっ」
ビスマルク「あ・ん・た・ね・ぇ!!」
Roma(以下ローマ)「さっきから五月蠅いわね…何の騒ぎ?」
リットリオ「あ、ローマ」
ビスマルク「聞きなさいよローマ!リットリオったら料理できないからって私の事バカにして…!」
ローマ「あら…ちょっと姉さん?ビスマルクさんをバカにするのも大概にして…」
リットリオ「そうじゃなくて、カレーの作り方を教えてあげようと思ったんだけど………」
ローマ「え、ビスマルク…カレーすら作れないの?それは女性としてどうかと思うわね………」
ビスマルク「言ったわね?じゃローマが作ってみなさいよ!」
ローマ「え?別にいいけど…」
ビスマルク「ふっふーん…お手並み拝見と行こうじゃない!」
リットリオ(ビスマルク…口実作って料理から逃げたわね…)
―数時間後―
鍋「カレーとは言い難い何か」ゴテゴテーン
リットリオ&ビスマルク「……………………………………え?」
ローマ「……………………」プイッ
【終わり】
148: 2016/04/12(火) 22:19:23.91 ID:wPVTOEgo0
【キャラクター紹介】
≪Littorio(リットリオ)/Italia(イタリア)≫
ヴィットリオ・ヴェネト級戦艦二番艦。艦娘No.241(イタリアはNo.246)。ウェーブのかかった茶髪と羽のような髪飾りが特徴の、天然ゆるふわなお姉さん。
性能面では金剛型を凌駕するが、燃費が悪いため結構な食いしん坊。料理が得意で、和食も作る事ができるが一番の得意料理はパスタ。ピザは窯が無いので
鎮守府では作れない。天然な性格のせいで妹のローマをやや振り回し気味。ビスマルクが料理ができないため、教えている。スキンシップが結構過剰。
好きな言葉は『隣人を愛しなさい』。
≪Littorio(リットリオ)/Italia(イタリア)≫
ヴィットリオ・ヴェネト級戦艦二番艦。艦娘No.241(イタリアはNo.246)。ウェーブのかかった茶髪と羽のような髪飾りが特徴の、天然ゆるふわなお姉さん。
性能面では金剛型を凌駕するが、燃費が悪いため結構な食いしん坊。料理が得意で、和食も作る事ができるが一番の得意料理はパスタ。ピザは窯が無いので
鎮守府では作れない。天然な性格のせいで妹のローマをやや振り回し気味。ビスマルクが料理ができないため、教えている。スキンシップが結構過剰。
好きな言葉は『隣人を愛しなさい』。
149: 2016/04/12(火) 22:25:41.44 ID:wPVTOEgo0
≪Bismarck(ビスマルク)≫
ビスマルク級戦艦一番艦。艦娘No.171(改はNo.172、zweiはNo.173、dreiはNo.178)。引き締まったバランスの良い体と長い金髪が特徴の、きっちりした性格の
お姉さん。戦闘では頼もしく仕事も真面目で勤勉だが、提督に褒められてもらいたいなど子供っぽいところもある。また、料理ができないので、食事の時は食堂
に通っており、カレーすら作れない。最近はリットリオやザラなどのイタリア艦にペースを乱され気味。長門は戦友。
好きな言葉は『勤勉無しに賞は無い』。
ビスマルク級戦艦一番艦。艦娘No.171(改はNo.172、zweiはNo.173、dreiはNo.178)。引き締まったバランスの良い体と長い金髪が特徴の、きっちりした性格の
お姉さん。戦闘では頼もしく仕事も真面目で勤勉だが、提督に褒められてもらいたいなど子供っぽいところもある。また、料理ができないので、食事の時は食堂
に通っており、カレーすら作れない。最近はリットリオやザラなどのイタリア艦にペースを乱され気味。長門は戦友。
好きな言葉は『勤勉無しに賞は無い』。
155: 2016/04/13(水) 21:27:56.89 ID:21+Zvtsf0
【見ているから】
―14時過ぎ、鎮守府近海・Iマス(敵通商破壊主力艦隊)―
敷波「えーいっ!」バシュッ
ズッドオォォオン
潜水ヨ級Flagship「グゲェェェェ……」撃沈
伊勢「おっ、一撃でヨ級Flagshipを撃沈かぁ。すごいじゃん!」
敷波「えっ?べ、別にこの程度の事……」
―1時間後、第壱鎮守府・執務室―
伊勢「…報告は以上です!」
提督「そうですか……分かりました。それにしても、敷波さん」
敷波「な、何さ」
提督「一撃でヨ級を撃沈するとは、すごいですね。爆雷の使い方がまた上達しましたか」
敷波「……別に、誰だってできるでしょ」
提督「…………では、皆さんは休んでいただいて構いません。伊勢さんは報告書を明日のヒトハチマルマル(18時00分)までに提出してください」
伊勢「了解!」
提督「…それと、敷波さんは残るように」
敷波「!」
敷波「………あたしだけ残すなんて、何で?」
提督「いえ、先ほど敷波さんは『誰でもできる』と言ってましたが、爆雷は案外使い方は難しい装備なんですよ」
敷波「……………」
提督「その使いこなしにくい装備をマスターし、Flagship級の潜水艦を沈めるのが、やはり―」
―14時過ぎ、鎮守府近海・Iマス(敵通商破壊主力艦隊)―
敷波「えーいっ!」バシュッ
ズッドオォォオン
潜水ヨ級Flagship「グゲェェェェ……」撃沈
伊勢「おっ、一撃でヨ級Flagshipを撃沈かぁ。すごいじゃん!」
敷波「えっ?べ、別にこの程度の事……」
―1時間後、第壱鎮守府・執務室―
伊勢「…報告は以上です!」
提督「そうですか……分かりました。それにしても、敷波さん」
敷波「な、何さ」
提督「一撃でヨ級を撃沈するとは、すごいですね。爆雷の使い方がまた上達しましたか」
敷波「……別に、誰だってできるでしょ」
提督「…………では、皆さんは休んでいただいて構いません。伊勢さんは報告書を明日のヒトハチマルマル(18時00分)までに提出してください」
伊勢「了解!」
提督「…それと、敷波さんは残るように」
敷波「!」
敷波「………あたしだけ残すなんて、何で?」
提督「いえ、先ほど敷波さんは『誰でもできる』と言ってましたが、爆雷は案外使い方は難しい装備なんですよ」
敷波「……………」
提督「その使いこなしにくい装備をマスターし、Flagship級の潜水艦を沈めるのが、やはり―」
156: 2016/04/13(水) 21:43:18.73 ID:21+Zvtsf0
敷波「あのさ」
提督「?」
敷波「別に…あたしは褒められたいがためにあんな戦果を挙げたわけじゃないよ。って言うか司令官には雲龍さんって人がいるんだから、あたしみたいな他の子
の事を褒めなくていいんだよ。どうせリップサービスなんだろうしさ。嫉妬されるよ?」
提督「…………何か、勘違いをしていませんか?」
敷波「へ?」
提督「敷波さんが褒められたいがために戦果を挙げているわけじゃないというのは私にも十二分に分かっています。リップサービスで褒めているのではないです
よ。私はただ純粋に、敷波さんの事を称賛しているのです」
敷波「………………」
提督「それと…。確かに私は雲龍さんとケッコンカッコカリしましたが、だからと言って他の艦娘の方たちのことを見捨てたり、付き合いをおろそかにするなんて
ことはあり得ません」
敷波「………………」
提督「ちゃんと、皆さんの事は見ていますから」
敷波「!」
提督「褒めるところは褒めますし、道を誤ったなら叱ります。それは、提督としては当然のことですよ。嫉妬などと考えているようでは何もできません」
敷波「……まさか、そのことを言うためにあたしを残らせたの?」
提督「いえ、先ほど皆さんの前では敷波さんがツンとした態度を取っていてそれ以上何も言えなかったので、改めてもう一度褒めさせていただこうかと」
敷波「へっ?」
提督「敷波さん。扱いの難しい爆雷を難なく使いこなし、さらに中枢艦隊で脅威となる潜水ヨ級Flagshipを真っ先に撃沈する…。素晴らしい適応力と判断力でした」
敷波「や、やめてよ…。そんな、真正面から言われると照れるじゃんか///」
提督「………私は、褒めるところは褒めるタイプですので」
敷波「むぅ~……///」
提督「改めて、素晴らしい戦果でした。敷波さん、とても素晴らしかったですよ」
敷波「………ま、一応貰っとくけどね」
敷波「…………ありがと」
【終わり】
提督「?」
敷波「別に…あたしは褒められたいがためにあんな戦果を挙げたわけじゃないよ。って言うか司令官には雲龍さんって人がいるんだから、あたしみたいな他の子
の事を褒めなくていいんだよ。どうせリップサービスなんだろうしさ。嫉妬されるよ?」
提督「…………何か、勘違いをしていませんか?」
敷波「へ?」
提督「敷波さんが褒められたいがために戦果を挙げているわけじゃないというのは私にも十二分に分かっています。リップサービスで褒めているのではないです
よ。私はただ純粋に、敷波さんの事を称賛しているのです」
敷波「………………」
提督「それと…。確かに私は雲龍さんとケッコンカッコカリしましたが、だからと言って他の艦娘の方たちのことを見捨てたり、付き合いをおろそかにするなんて
ことはあり得ません」
敷波「………………」
提督「ちゃんと、皆さんの事は見ていますから」
敷波「!」
提督「褒めるところは褒めますし、道を誤ったなら叱ります。それは、提督としては当然のことですよ。嫉妬などと考えているようでは何もできません」
敷波「……まさか、そのことを言うためにあたしを残らせたの?」
提督「いえ、先ほど皆さんの前では敷波さんがツンとした態度を取っていてそれ以上何も言えなかったので、改めてもう一度褒めさせていただこうかと」
敷波「へっ?」
提督「敷波さん。扱いの難しい爆雷を難なく使いこなし、さらに中枢艦隊で脅威となる潜水ヨ級Flagshipを真っ先に撃沈する…。素晴らしい適応力と判断力でした」
敷波「や、やめてよ…。そんな、真正面から言われると照れるじゃんか///」
提督「………私は、褒めるところは褒めるタイプですので」
敷波「むぅ~……///」
提督「改めて、素晴らしい戦果でした。敷波さん、とても素晴らしかったですよ」
敷波「………ま、一応貰っとくけどね」
敷波「…………ありがと」
【終わり】
157: 2016/04/13(水) 21:49:27.53 ID:21+Zvtsf0
【キャラクター紹介】
≪敷波≫
綾波型駆逐艦二番艦。艦娘No.18。黒髪ポニーテールともちもちした肌が特徴の、少し意地っ張りな女の子。戦闘では装備の扱いがとても上手で、扱いにくい装備も
難なく使いこなす。姉の綾波とはとても仲が良く、髪をいじって遊んだり、ほっぺたをぷにぷにしてからかったりする。しかし、敷波のほっぺたも案外もちもち。
提督の事はあんまり好きじゃないように振る舞っているが、ホントはもっと一緒に居たいと思ったりしている。そしてその気持ちはバレバレ。
好きな言葉は『渡る世間に鬼はない』。
≪敷波≫
綾波型駆逐艦二番艦。艦娘No.18。黒髪ポニーテールともちもちした肌が特徴の、少し意地っ張りな女の子。戦闘では装備の扱いがとても上手で、扱いにくい装備も
難なく使いこなす。姉の綾波とはとても仲が良く、髪をいじって遊んだり、ほっぺたをぷにぷにしてからかったりする。しかし、敷波のほっぺたも案外もちもち。
提督の事はあんまり好きじゃないように振る舞っているが、ホントはもっと一緒に居たいと思ったりしている。そしてその気持ちはバレバレ。
好きな言葉は『渡る世間に鬼はない』。
163: 2016/04/14(木) 21:32:29.12 ID:AMJ2tMtY0
【不沈艦】
―16時過ぎ、第壱拾参鎮守府・執務室―
瑞理「いや~、蒼龍ちゃんの艦爆は柔らかいなぁ♪」モミュモミュ
蒼龍「ちょ、ちょっと提督…あんまり触られるとはみ出ちゃう……」
瑞理「いいじゃん、はみ出しちゃいなYO」ワサワサ
蒼龍「ホントだめぇ…誰かに見られたら…」
瑞理「大丈夫大丈夫だって―」
禊「んんっ!」ガチャッ
瑞理「あ」
蒼龍「ほ、ほらぁ~!もー、禊君見ないでぇ!」
禊「あ、すみません」
―十分後、工廠―
禊「瑞理さんって四六時中女の子侍らせてセクハラしてますねぇ…」
明石「あー、またやってたの?」
禊「あの人、艦娘目当てで入隊したんじゃ…」
明石「それは無いと思うよ…不純な理由で入隊する人って、面接ではじかれるらしいし」
禊「……瑞理さん、ほとんどの艦娘の人たちとケッコンカッコカリしてるんでしたよね」
明石「そうだねー」
禊「誰かひとり、心に決めた方っていないんでしょうか」
明石「分からないなぁ…あ、もしかしたら……」
禊「?」
―16時過ぎ、第壱拾参鎮守府・執務室―
瑞理「いや~、蒼龍ちゃんの艦爆は柔らかいなぁ♪」モミュモミュ
蒼龍「ちょ、ちょっと提督…あんまり触られるとはみ出ちゃう……」
瑞理「いいじゃん、はみ出しちゃいなYO」ワサワサ
蒼龍「ホントだめぇ…誰かに見られたら…」
瑞理「大丈夫大丈夫だって―」
禊「んんっ!」ガチャッ
瑞理「あ」
蒼龍「ほ、ほらぁ~!もー、禊君見ないでぇ!」
禊「あ、すみません」
―十分後、工廠―
禊「瑞理さんって四六時中女の子侍らせてセクハラしてますねぇ…」
明石「あー、またやってたの?」
禊「あの人、艦娘目当てで入隊したんじゃ…」
明石「それは無いと思うよ…不純な理由で入隊する人って、面接ではじかれるらしいし」
禊「……瑞理さん、ほとんどの艦娘の人たちとケッコンカッコカリしてるんでしたよね」
明石「そうだねー」
禊「誰かひとり、心に決めた方っていないんでしょうか」
明石「分からないなぁ…あ、もしかしたら……」
禊「?」
164: 2016/04/14(木) 21:40:17.60 ID:AMJ2tMtY0
―19時過ぎ、食堂―
瑞理「え?心の決めた艦娘?」
禊「ええ。禊さん、俺の把握してる限りほとんど艦娘の方にセクハラしてますよね」
瑞理「人聞きが悪いなぁ。スキンシップだって言ってよ」
禊「スキンシップの範疇を超えてるんですよ。で、どうなんですか」
瑞理「僕にとってはこの鎮守府の艦娘全員が、心に決めた艦娘だよ~」
禊「うわぁ…………」
瑞理「あ、でも明石ちゃんは君のだからね。忘れちゃいないよ」
禊「……………///」
瑞理「でも…そうだなぁ。強いて1人挙げるとしたら……雪風ちゃんかな」
禊「あ、やっぱりですか」
瑞理「あれ、その口ぶりはもしかして気付いてた?」
禊「さっき…明石さんから多分そうかもしれない…って」
瑞理「あー、明石ちゃんは結構古株だからなぁ…」
禊「え、そうなんですか?」
瑞理「そうだよ。明石ちゃんも、大淀ちゃんも、僕がここに着任した時には既にいたよ。でもその時は戦場には出れなくて、その後で明石ちゃん、大淀ちゃんの
艤装を見つけたんだ」
禊「そうだったんですか…」
瑞理「んで、話を戻すね。話したかどうかは覚えてないけど、雪風ちゃんって僕が一番最初に建造した艦娘なんだ」
禊「えっ、一回目の建造でですか!?」
瑞理「僕って運がいいからね。それで、その時この鎮守府には僕と初期艦の電ちゃん、明石ちゃん、大淀ちゃん、そして雪風ちゃんがいてね…」
瑞理「え?心の決めた艦娘?」
禊「ええ。禊さん、俺の把握してる限りほとんど艦娘の方にセクハラしてますよね」
瑞理「人聞きが悪いなぁ。スキンシップだって言ってよ」
禊「スキンシップの範疇を超えてるんですよ。で、どうなんですか」
瑞理「僕にとってはこの鎮守府の艦娘全員が、心に決めた艦娘だよ~」
禊「うわぁ…………」
瑞理「あ、でも明石ちゃんは君のだからね。忘れちゃいないよ」
禊「……………///」
瑞理「でも…そうだなぁ。強いて1人挙げるとしたら……雪風ちゃんかな」
禊「あ、やっぱりですか」
瑞理「あれ、その口ぶりはもしかして気付いてた?」
禊「さっき…明石さんから多分そうかもしれない…って」
瑞理「あー、明石ちゃんは結構古株だからなぁ…」
禊「え、そうなんですか?」
瑞理「そうだよ。明石ちゃんも、大淀ちゃんも、僕がここに着任した時には既にいたよ。でもその時は戦場には出れなくて、その後で明石ちゃん、大淀ちゃんの
艤装を見つけたんだ」
禊「そうだったんですか…」
瑞理「んで、話を戻すね。話したかどうかは覚えてないけど、雪風ちゃんって僕が一番最初に建造した艦娘なんだ」
禊「えっ、一回目の建造でですか!?」
瑞理「僕って運がいいからね。それで、その時この鎮守府には僕と初期艦の電ちゃん、明石ちゃん、大淀ちゃん、そして雪風ちゃんがいてね…」
165: 2016/04/14(木) 21:48:00.94 ID:AMJ2tMtY0
―5年前10時過ぎ、工廠―
瑞理「へ~、建造ねぇ」
明石「はい、資源の配分を決めて、この建造開始スイッチを押せば、自動で艦娘が建造されます」
瑞理「…まぁ、初めてだし資源はこの全部30でいいか。これで、ぽちっと」ポチ
[第一建造ドック…残り00:23:54]
工廠妖精さん「おっ、いきなり24分ですか~」
瑞理「え、24分だと何かあるの?」
工廠妖精さん「大ありですよ~。性能面ではかなり優秀な陽炎型の三姉妹、あるいは不沈艦と言われる幸運の駆逐艦・雪風さんが来るかもしれないんですよ~」
瑞理「そうなのか…」
工廠妖精「ま、全資源30で雪風さんが来る確率は低いですから、高望みはしない方がいいですよ~」
電「でも、建造できたらいいのですね」
―約30分後―
雪風「陽炎型駆逐艦八番艦、雪風です!どうぞ、よろしくお願いいたします!」
全員「」
瑞理「………マジで?」
雪風「マジです!」
瑞理「正直、建造率も邂逅率も低い雪風ちゃんをまさか1発目で建造できるなんて、拍子抜けだよ」
禊(ほんとに運だけはいいなこの人………)
瑞理「まあ、初期はそんなに艦娘の数が多くなかったし、僕以外の皆は一緒の部屋で寝てたんだよね。みんなの親交を深めるのも兼ねて」
瑞理「そしたら翌日にさ…」
瑞理「へ~、建造ねぇ」
明石「はい、資源の配分を決めて、この建造開始スイッチを押せば、自動で艦娘が建造されます」
瑞理「…まぁ、初めてだし資源はこの全部30でいいか。これで、ぽちっと」ポチ
[第一建造ドック…残り00:23:54]
工廠妖精さん「おっ、いきなり24分ですか~」
瑞理「え、24分だと何かあるの?」
工廠妖精さん「大ありですよ~。性能面ではかなり優秀な陽炎型の三姉妹、あるいは不沈艦と言われる幸運の駆逐艦・雪風さんが来るかもしれないんですよ~」
瑞理「そうなのか…」
工廠妖精「ま、全資源30で雪風さんが来る確率は低いですから、高望みはしない方がいいですよ~」
電「でも、建造できたらいいのですね」
―約30分後―
雪風「陽炎型駆逐艦八番艦、雪風です!どうぞ、よろしくお願いいたします!」
全員「」
瑞理「………マジで?」
雪風「マジです!」
瑞理「正直、建造率も邂逅率も低い雪風ちゃんをまさか1発目で建造できるなんて、拍子抜けだよ」
禊(ほんとに運だけはいいなこの人………)
瑞理「まあ、初期はそんなに艦娘の数が多くなかったし、僕以外の皆は一緒の部屋で寝てたんだよね。みんなの親交を深めるのも兼ねて」
瑞理「そしたら翌日にさ…」
166: 2016/04/14(木) 21:56:12.07 ID:AMJ2tMtY0
―約5年前9時過ぎ、執務室―
瑞理「雪風ちゃんが泣いてた?」
電「はい…。夜に何か泣き声が聞こえて、起きてみたら雪風ちゃんが布団にくるまって泣いてたのです…。明石さんも大淀さんも、どうしてだか分からなくて…
何かあったのでしょうか…」
瑞理「むぅ~……」
―10時過ぎ―
瑞理「っていう話を聞いたんだけど、何かあったの?」
雪風「……い、いえ。雪風は…」
瑞理「………まさか、他の皆にいびられてるとか…」
雪風「い、いえ!それはありません!皆、仲良くやれてます!」
瑞理「………じゃあ、ちょっと嫌かもしれないけど………」
雪風「?」
瑞理「今夜、一緒に寝る?」
禊「瑞理さん………」
瑞理「え、何そのゴミを見るような目………」
禊「仲間にしてわずか1日で手を出すなんて………」
瑞理「違うから!僕そんな節操無しじゃないから!純粋に一緒に寝ようって提案しただけ!ちゃんと別々の布団で寝たから!夜戦とかはこれっぽっちも考えて
いなかったから!」
禊「どの口が言えるんですか……」
瑞理「と、とにかく…一緒に寝たわけだよ」
―約5年前23時前、提督の私室―
瑞理「もう一度言うけど、嫌だったら断ってもいいんだよ?」
雪風「だ、大丈夫です!雪風は大丈夫です!」
瑞理「……辛かったら起こしていいからね。じゃ、おやすみ」
雪風「はい、おやすみなさい!」
瑞理「雪風ちゃんが泣いてた?」
電「はい…。夜に何か泣き声が聞こえて、起きてみたら雪風ちゃんが布団にくるまって泣いてたのです…。明石さんも大淀さんも、どうしてだか分からなくて…
何かあったのでしょうか…」
瑞理「むぅ~……」
―10時過ぎ―
瑞理「っていう話を聞いたんだけど、何かあったの?」
雪風「……い、いえ。雪風は…」
瑞理「………まさか、他の皆にいびられてるとか…」
雪風「い、いえ!それはありません!皆、仲良くやれてます!」
瑞理「………じゃあ、ちょっと嫌かもしれないけど………」
雪風「?」
瑞理「今夜、一緒に寝る?」
禊「瑞理さん………」
瑞理「え、何そのゴミを見るような目………」
禊「仲間にしてわずか1日で手を出すなんて………」
瑞理「違うから!僕そんな節操無しじゃないから!純粋に一緒に寝ようって提案しただけ!ちゃんと別々の布団で寝たから!夜戦とかはこれっぽっちも考えて
いなかったから!」
禊「どの口が言えるんですか……」
瑞理「と、とにかく…一緒に寝たわけだよ」
―約5年前23時前、提督の私室―
瑞理「もう一度言うけど、嫌だったら断ってもいいんだよ?」
雪風「だ、大丈夫です!雪風は大丈夫です!」
瑞理「……辛かったら起こしていいからね。じゃ、おやすみ」
雪風「はい、おやすみなさい!」
167: 2016/04/14(木) 22:01:10.86 ID:AMJ2tMtY0
―深夜2時半過ぎ―
うっ………ひぐっ………
瑞理「……………?」パチ
うぅっ………えぅ………
瑞理「………雪風ちゃん?」
雪風「うっ………ぐぅっ………」
瑞理「雪風ちゃん?どうしたの?」
雪風「ぐすっ……しれぇ……うぅっ………」
瑞理「…どこか痛いの?」
雪風「えぐぅ……い、いえ…うぅぅ……」
瑞理「………ちょっと待っててね」
―数分後―
瑞理「はい、ホットミルク。熱いからね」
雪風「あ、ありがとうございます……ひぐっ」
ズズズッ
雪風「……美味しいです」
瑞理「そりゃどーも」
雪風「………………」ゴクッ、ゴクッ
雪風「………はぁ」
瑞理「落ち着いた?」
雪風「………はい、すみませんでした」
うっ………ひぐっ………
瑞理「……………?」パチ
うぅっ………えぅ………
瑞理「………雪風ちゃん?」
雪風「うっ………ぐぅっ………」
瑞理「雪風ちゃん?どうしたの?」
雪風「ぐすっ……しれぇ……うぅっ………」
瑞理「…どこか痛いの?」
雪風「えぐぅ……い、いえ…うぅぅ……」
瑞理「………ちょっと待っててね」
―数分後―
瑞理「はい、ホットミルク。熱いからね」
雪風「あ、ありがとうございます……ひぐっ」
ズズズッ
雪風「……美味しいです」
瑞理「そりゃどーも」
雪風「………………」ゴクッ、ゴクッ
雪風「………はぁ」
瑞理「落ち着いた?」
雪風「………はい、すみませんでした」
168: 2016/04/14(木) 22:11:12.27 ID:AMJ2tMtY0
瑞理「…それで、何かあったの?」
雪風「…………」
瑞理「いや、話せたらでいいんだけど…こう、泣いてるところを実際に見ちゃったら、どうして泣いてるのかが不安で気になっちゃうんだ」
雪風「…………聞いてもらっても、いいですか?」
瑞理「もちろん」
雪風「…………しれぇは知ってますか?雪風、進水してから戦争が終わるまで沈まなかったってこと」
瑞理「知っているよ」
雪風「それで、沈むまでにですね……他の艦が沈むのを見てきて…………」
瑞理「……………!」
雪風「それで……それで、そのことを思い出して………今度も雪風の周りから皆がいなくなって、雪風がまた独りになっていくように感じて……!」
瑞理「大丈夫だよ」ギュッ
雪風「………しれぇ?」
瑞理「今度は、僕が一緒にいてあげるから。雪風ちゃんを1人になんてしないから」
雪風「………う」
瑞理「……僕の前では、本音を吐いていいから。だから、胸の中の気持ちとか、全部吐き出しちゃっていいんだよ」
雪風「………う、ぇ……」
瑞理「…………ほら」
雪風「わぁぁぁぁぁああぁぁぁぁぁぁぁぁ…………」
瑞理「……それで、僕が一緒にいてあげようと思ったってわけだよ」
禊「……………」ポカーン
瑞理「え、何その顔」
禊「……いえ、普段の瑞理さんからは想像もつかないようなまともなセリフを言っていたのが少し驚きで…」
瑞理「君僕の事なんだと思ってるの……」
【終わり】
雪風「…………」
瑞理「いや、話せたらでいいんだけど…こう、泣いてるところを実際に見ちゃったら、どうして泣いてるのかが不安で気になっちゃうんだ」
雪風「…………聞いてもらっても、いいですか?」
瑞理「もちろん」
雪風「…………しれぇは知ってますか?雪風、進水してから戦争が終わるまで沈まなかったってこと」
瑞理「知っているよ」
雪風「それで、沈むまでにですね……他の艦が沈むのを見てきて…………」
瑞理「……………!」
雪風「それで……それで、そのことを思い出して………今度も雪風の周りから皆がいなくなって、雪風がまた独りになっていくように感じて……!」
瑞理「大丈夫だよ」ギュッ
雪風「………しれぇ?」
瑞理「今度は、僕が一緒にいてあげるから。雪風ちゃんを1人になんてしないから」
雪風「………う」
瑞理「……僕の前では、本音を吐いていいから。だから、胸の中の気持ちとか、全部吐き出しちゃっていいんだよ」
雪風「………う、ぇ……」
瑞理「…………ほら」
雪風「わぁぁぁぁぁああぁぁぁぁぁぁぁぁ…………」
瑞理「……それで、僕が一緒にいてあげようと思ったってわけだよ」
禊「……………」ポカーン
瑞理「え、何その顔」
禊「……いえ、普段の瑞理さんからは想像もつかないようなまともなセリフを言っていたのが少し驚きで…」
瑞理「君僕の事なんだと思ってるの……」
【終わり】
169: 2016/04/14(木) 22:18:15.01 ID:AMJ2tMtY0
【キャラクター紹介】
≪雪風(第壱拾参鎮守府)≫
陽炎型駆逐艦八番艦。艦娘No.5。ショートヘアと口から覗く白い歯、なんか透けてる服が特徴の、陽気な女の子。幸運の駆逐艦と言われているだけに運が非常に
高く、夜戦でのカットインはお手の物。人当たりが良く誰とでも仲良くなれるが、本当は人とつながっていたいという願望が強い。それは、軍艦だった頃に他の
艦が沈んでいくのをずっと見てきた故。第壱拾参鎮守府で最初に建造された艦で、瑞理提督が最初にケッコンカッコカリした艦。時津風とはとても仲が良い。
好きな言葉は『追風に帆を上げる』。
≪雪風(第壱拾参鎮守府)≫
陽炎型駆逐艦八番艦。艦娘No.5。ショートヘアと口から覗く白い歯、なんか透けてる服が特徴の、陽気な女の子。幸運の駆逐艦と言われているだけに運が非常に
高く、夜戦でのカットインはお手の物。人当たりが良く誰とでも仲良くなれるが、本当は人とつながっていたいという願望が強い。それは、軍艦だった頃に他の
艦が沈んでいくのをずっと見てきた故。第壱拾参鎮守府で最初に建造された艦で、瑞理提督が最初にケッコンカッコカリした艦。時津風とはとても仲が良い。
好きな言葉は『追風に帆を上げる』。
176: 2016/04/15(金) 21:36:31.12 ID:7A0Fsypm0
【祝賀】
―20時過ぎ、≪居酒屋・鳳翔≫―
[本日 貸し切り]
葛城「えー、改めて、雲龍姉の提督とのケッコンカッコカリを祝いましてー、かんぱーい!」
皆「かんぱーい!」
葛城「改めておめでとう、雲龍姉!」
天城「おめでとうございます、雲龍姉様」
雲龍「ありがとうね、天城、葛城。嬉しいわ」
加賀「……………」グビグビグビグビ
赤城「加賀?あんまり最初から飲み過ぎると明日が…」
加賀「ほんっといてぇくださぁい…」グビグビグビ
飛龍「ありゃー、これはもういけないねぇ…」
祥鳳「ええ…提督代理業を任せられるほどの技量を持っていたのと整った顔にスタイル抜群…。提督とケッコンカッコカリできる可能性は十分にあったのに、
選ばれなかったんですから…」
隼鷹「おっし加賀!飲み対決しようぜー!」
加賀「望むところでぇす。ヒクッ」
雲龍「…加賀さんは、どうしてあんなに?」
蒼龍「ええと、あまり詮索しない方がいいですよ。特に雲龍さんは」
天城&葛城「うんうん」
雲龍「?」
鳳翔「ささ、飲兵衛組は置いておいてお料理を食べちゃいましょう。冷めてしまいますから…」
瑞鳳「卵焼きもいっぱい作ったよ!」
葛城「わぁ、美味しそう~!」
葛城(って…雲龍姉は今風のを食べられないんだっけ…)
―20時過ぎ、≪居酒屋・鳳翔≫―
[本日 貸し切り]
葛城「えー、改めて、雲龍姉の提督とのケッコンカッコカリを祝いましてー、かんぱーい!」
皆「かんぱーい!」
葛城「改めておめでとう、雲龍姉!」
天城「おめでとうございます、雲龍姉様」
雲龍「ありがとうね、天城、葛城。嬉しいわ」
加賀「……………」グビグビグビグビ
赤城「加賀?あんまり最初から飲み過ぎると明日が…」
加賀「ほんっといてぇくださぁい…」グビグビグビ
飛龍「ありゃー、これはもういけないねぇ…」
祥鳳「ええ…提督代理業を任せられるほどの技量を持っていたのと整った顔にスタイル抜群…。提督とケッコンカッコカリできる可能性は十分にあったのに、
選ばれなかったんですから…」
隼鷹「おっし加賀!飲み対決しようぜー!」
加賀「望むところでぇす。ヒクッ」
雲龍「…加賀さんは、どうしてあんなに?」
蒼龍「ええと、あまり詮索しない方がいいですよ。特に雲龍さんは」
天城&葛城「うんうん」
雲龍「?」
鳳翔「ささ、飲兵衛組は置いておいてお料理を食べちゃいましょう。冷めてしまいますから…」
瑞鳳「卵焼きもいっぱい作ったよ!」
葛城「わぁ、美味しそう~!」
葛城(って…雲龍姉は今風のを食べられないんだっけ…)
177: 2016/04/15(金) 21:47:18.61 ID:7A0Fsypm0
雲龍「あ、天城…そこのチキンカツを取ってもらえるかしら?」
天城「ぇえ!?」
葛城「んなっ!?」
ざわ…ざわざわ……
雲龍「?どうかしたのかしら?」
千歳「えっと…雲龍さんって、こんな現代の食べ物、食べられないんじゃなかったっけ…?」
雲龍「ええ、前はそうだったけど、最近は食べられるようになったの」
千代田「ど、どうして急に!?」
雲龍「いいえ、ただ…提督と一緒に同じ美味しいものを食べて、笑顔で笑いあえたらいいな、って思って」
龍驤「のろけかーい!」ビシィ
葛城「…ま、理由はどうであれ、雲龍姉が現代の生活に合わせられるようになってくれて、よかった…」
飛龍「タイムスリップした感じに言わないで…」
鳳翔「そうね…これで、私のお店に来ていただけるようになりますね…」
雲龍「ええ、お時間があれば来させていただきますね」
瑞鳳(ただ…食事の質が赤城さん達と同じになるって事は、消費量も結構増えるんじゃ…)ヒソヒソ
祥鳳(やめて…想像するだけで胃が痛くなる………)ヒソヒソ
―数時間後―
龍驤「あー、しかし未だ驚きやな~。提督が雲龍はんを選ぶ言うのが~」
雲龍「よく言われるわね」
葛城「ちょっとー、雲龍姉にもちゃーんと魅力があるのよ?」
龍驤「………胸以外でか」クッ
葛城「………そうよ、胸以外にもあるのよ」クッ
天城「ちょっと、2人ともそんな屈辱に満ちた顔で…」
天城「ぇえ!?」
葛城「んなっ!?」
ざわ…ざわざわ……
雲龍「?どうかしたのかしら?」
千歳「えっと…雲龍さんって、こんな現代の食べ物、食べられないんじゃなかったっけ…?」
雲龍「ええ、前はそうだったけど、最近は食べられるようになったの」
千代田「ど、どうして急に!?」
雲龍「いいえ、ただ…提督と一緒に同じ美味しいものを食べて、笑顔で笑いあえたらいいな、って思って」
龍驤「のろけかーい!」ビシィ
葛城「…ま、理由はどうであれ、雲龍姉が現代の生活に合わせられるようになってくれて、よかった…」
飛龍「タイムスリップした感じに言わないで…」
鳳翔「そうね…これで、私のお店に来ていただけるようになりますね…」
雲龍「ええ、お時間があれば来させていただきますね」
瑞鳳(ただ…食事の質が赤城さん達と同じになるって事は、消費量も結構増えるんじゃ…)ヒソヒソ
祥鳳(やめて…想像するだけで胃が痛くなる………)ヒソヒソ
―数時間後―
龍驤「あー、しかし未だ驚きやな~。提督が雲龍はんを選ぶ言うのが~」
雲龍「よく言われるわね」
葛城「ちょっとー、雲龍姉にもちゃーんと魅力があるのよ?」
龍驤「………胸以外でか」クッ
葛城「………そうよ、胸以外にもあるのよ」クッ
天城「ちょっと、2人ともそんな屈辱に満ちた顔で…」
178: 2016/04/15(金) 21:55:52.73 ID:7A0Fsypm0
雲龍「でも、提督は『貴女のふわふわした雰囲気が私の心を癒してくれて…いつの間にか好きになっていました』って」
瑞鳳「は、はわ~…///」
祥鳳「いいわね…提督とケッコンなんて…。私なんて第一印象が‶痴女‶だったから……」
飛龍「その服装じゃ擁護できないよ…」
蒼龍「せめて妹の瑞鳳ちゃんみたいに着ないと…」
瑞鶴「はー、でもあの鉄面皮な提督さんがあの表情でプロポーズしたと思うと何だか笑えるなあ~」
翔鶴「そうね…提督には失礼だけど、笑っちゃいそう……」
雲龍「あら、そうでもなかったわよ?」
瑞鶴&翔鶴「え?」
雲龍「私にプロポーズした時、提督…すごく優しい笑みを浮かべていたもの」
全員「!!!」
葛城「え、それホント!?絶対見てみたい!」
天城「ええ…確かに!」
鳳翔(私は一度、提督の笑顔を見た事があるけれど…)
龍驤「ウチも見てみたい!(一回見たことあるけど)」
加賀「うヴぇ~……」
赤城「あーもう…加賀はそろそろリタイアかしら…」
―翌日9時半過ぎ、執務室―
雲龍「という事で、提督の笑顔の話でひと悶着ありました」
提督「笑顔ですか……意識して笑う事はできませんし…あの時の笑顔は本当に自然に出たものなのでしょう」
※加賀はひどい二日酔いで病欠扱いになった。
【終わり】
瑞鳳「は、はわ~…///」
祥鳳「いいわね…提督とケッコンなんて…。私なんて第一印象が‶痴女‶だったから……」
飛龍「その服装じゃ擁護できないよ…」
蒼龍「せめて妹の瑞鳳ちゃんみたいに着ないと…」
瑞鶴「はー、でもあの鉄面皮な提督さんがあの表情でプロポーズしたと思うと何だか笑えるなあ~」
翔鶴「そうね…提督には失礼だけど、笑っちゃいそう……」
雲龍「あら、そうでもなかったわよ?」
瑞鶴&翔鶴「え?」
雲龍「私にプロポーズした時、提督…すごく優しい笑みを浮かべていたもの」
全員「!!!」
葛城「え、それホント!?絶対見てみたい!」
天城「ええ…確かに!」
鳳翔(私は一度、提督の笑顔を見た事があるけれど…)
龍驤「ウチも見てみたい!(一回見たことあるけど)」
加賀「うヴぇ~……」
赤城「あーもう…加賀はそろそろリタイアかしら…」
―翌日9時半過ぎ、執務室―
雲龍「という事で、提督の笑顔の話でひと悶着ありました」
提督「笑顔ですか……意識して笑う事はできませんし…あの時の笑顔は本当に自然に出たものなのでしょう」
※加賀はひどい二日酔いで病欠扱いになった。
【終わり】
179: 2016/04/15(金) 22:01:47.27 ID:7A0Fsypm0
【キャラクター紹介】
≪葛城≫
雲龍型正規空母三番艦。艦娘No.203(改はNo.230)。黒く長い髪と白いリボンが特徴の、明るくポジティブなお姉さん。いつも明るく振る舞っており、多少心配な
事があっても何とかなると楽観的。改造する前までは艦載機の扱いが不慣れだったが、改造してからは獅子奮迅の働きを見せる。瑞鶴は頼もしい先輩。雲龍とは違い
現代の食事は普通に食べる事ができるし作る事も出来る。胸部装甲が姉2人と違いそれがコンプレックス。フレンドリーに提督と接する。甲板胸艦娘と仲が良い。
好きな言葉は『快刀乱麻』。
≪葛城≫
雲龍型正規空母三番艦。艦娘No.203(改はNo.230)。黒く長い髪と白いリボンが特徴の、明るくポジティブなお姉さん。いつも明るく振る舞っており、多少心配な
事があっても何とかなると楽観的。改造する前までは艦載機の扱いが不慣れだったが、改造してからは獅子奮迅の働きを見せる。瑞鶴は頼もしい先輩。雲龍とは違い
現代の食事は普通に食べる事ができるし作る事も出来る。胸部装甲が姉2人と違いそれがコンプレックス。フレンドリーに提督と接する。甲板胸艦娘と仲が良い。
好きな言葉は『快刀乱麻』。
188: 2016/04/16(土) 21:37:05.29 ID:uxQNhAqL0
【食う寝る所に住む所】
―19時過ぎ、食堂―
Aセット:炒飯定食
Bセット:香取のカツレツ定食
Bセット:おにぎり三種(おかか、梅、鮭)セット
赤城「間宮さん、Bセット大盛りで」
間宮「はーい、少々お待ちくださいね~!」
カチャン、カタン
間宮「はい、お待たせしました!それにしても赤城さん、いつもよく食べますねぇ」
赤城「うふふ、今日は演習で大勝利をしましたので自分へのご褒美、という事で」
間宮「そうだったんですか~。どうぞ、召し上がってください!」
―数分後―
赤城「あ、提督。こんばんは」
提督「どうも」
赤城「おとなり、よろしいでしょうか?」
提督「どうぞ」
赤城「失礼します」カチャン
赤城「…して、提督。雲龍さんは?」
提督「雲龍さんは、リランカ島への出撃で疲れてしまって今は仮眠中です」
赤城「リランカ島…?一体どうして………あ、そういう事ですか」
提督「そういう事です」
―19時過ぎ、食堂―
Aセット:炒飯定食
Bセット:香取のカツレツ定食
Bセット:おにぎり三種(おかか、梅、鮭)セット
赤城「間宮さん、Bセット大盛りで」
間宮「はーい、少々お待ちくださいね~!」
カチャン、カタン
間宮「はい、お待たせしました!それにしても赤城さん、いつもよく食べますねぇ」
赤城「うふふ、今日は演習で大勝利をしましたので自分へのご褒美、という事で」
間宮「そうだったんですか~。どうぞ、召し上がってください!」
―数分後―
赤城「あ、提督。こんばんは」
提督「どうも」
赤城「おとなり、よろしいでしょうか?」
提督「どうぞ」
赤城「失礼します」カチャン
赤城「…して、提督。雲龍さんは?」
提督「雲龍さんは、リランカ島への出撃で疲れてしまって今は仮眠中です」
赤城「リランカ島…?一体どうして………あ、そういう事ですか」
提督「そういう事です」
189: 2016/04/16(土) 21:47:16.99 ID:uxQNhAqL0
赤城「提督はもう、雲龍さんと、その………夜戦とかしましたか?」
提督「何故誰も彼も他人の夜戦事情に興味津々なんですか」
赤城「まあまあ、ただの興味本位という事で。それで、どうなんですか?」
提督「私は流石に、ケッコンしてからすぐに手を出したりするほど節操無しではありません。まだ夜戦はしていませんよ」
赤城「ああ、そうですか…なんか、良かったと言いますか…」
赤城(‶まだ‶、ね)
提督「………話は変わりますが、赤城さんはいつものことですがよく食べますねぇ」
赤城「え?ええ、だって食堂の食事、美味しいんですもの」
提督「……まあ、どれだけ食べようとかまいませんけど、食べ過ぎて体調を壊すなんてことは止めてくださいね」
赤城「私はそこまでやわな身体をしてませんよ。伊達に正規空母をやっていません」
提督「正規空母なのと胃の頑丈さは果たして関係あるのでしょうかね」
赤城「………改めて、この身体に生まれてよかったと思います」
提督「なんですか急に」
赤城「いえ、今こうして美味しくご飯を食べられるのも、提督はもちろん、皆さんと一緒におしゃべりをする事も出来るんですから」
提督「…………」
赤城「軍艦は言葉を発する事も、ものを食べる事もできませんから」
提督「………………」
赤城「改めて、物を食べる事ができて、人と話す事ができて、寝る事ができるこの身体に感謝いたします」
提督「……………」
赤城「………って、すみませんね。なんだか変なムードにしちゃって。さ、食べましょう。冷めちゃいますから」パクパク
提督(赤城さんが言うと、シャレにならない気がするんですがねぇ………)
提督「何故誰も彼も他人の夜戦事情に興味津々なんですか」
赤城「まあまあ、ただの興味本位という事で。それで、どうなんですか?」
提督「私は流石に、ケッコンしてからすぐに手を出したりするほど節操無しではありません。まだ夜戦はしていませんよ」
赤城「ああ、そうですか…なんか、良かったと言いますか…」
赤城(‶まだ‶、ね)
提督「………話は変わりますが、赤城さんはいつものことですがよく食べますねぇ」
赤城「え?ええ、だって食堂の食事、美味しいんですもの」
提督「……まあ、どれだけ食べようとかまいませんけど、食べ過ぎて体調を壊すなんてことは止めてくださいね」
赤城「私はそこまでやわな身体をしてませんよ。伊達に正規空母をやっていません」
提督「正規空母なのと胃の頑丈さは果たして関係あるのでしょうかね」
赤城「………改めて、この身体に生まれてよかったと思います」
提督「なんですか急に」
赤城「いえ、今こうして美味しくご飯を食べられるのも、提督はもちろん、皆さんと一緒におしゃべりをする事も出来るんですから」
提督「…………」
赤城「軍艦は言葉を発する事も、ものを食べる事もできませんから」
提督「………………」
赤城「改めて、物を食べる事ができて、人と話す事ができて、寝る事ができるこの身体に感謝いたします」
提督「……………」
赤城「………って、すみませんね。なんだか変なムードにしちゃって。さ、食べましょう。冷めちゃいますから」パクパク
提督(赤城さんが言うと、シャレにならない気がするんですがねぇ………)
190: 2016/04/16(土) 21:55:07.22 ID:uxQNhAqL0
―翌日10時過ぎ、休憩室―
赤城「~♪(読書中)」ペラッ、ペラッ
皐月「あ、あの!赤城さん!」
赤城「はい?どうかしましたか、皐月ちゃん?」
皐月「あの……ボク、皆と戦う時はいつも足引っ張っちゃってる気がして、もっと強くなりたいなって思ったんだ…。それこそ、この鎮守府でも結構前からいる
赤城さんみたいに…。どうすれば、強くなれるんですか!」
赤城「え?え~っと……」
赤城(ど、どうしましょう…。空母と駆逐艦じゃ艦種が違うから、訓練の内容も違うし、力の定義も全然違うし…どうアドバイスすればいいのか……)
皐月「……………」キラキラキラ
赤城「ええと、たくさん食べる事、かしら?」
皐月「そうか…分かりました!ありがとう!」
―駆逐艦寮休憩室―
皐月「赤城さんの話だと、たくさん食べると強くなれるみたいだよ!」
深雪「マジか!そりゃつまり、ガンガン食えば改二になれる可能性もあるって事か!」
睦月「そうと分かれば、今日はお代わりをたくさんするにゃしい!」
白露「白露が、いっちばん強くなるんだから!」
―19時半過ぎ、食堂―
[臨時休業]
提督「おや、もう閉店ですか?」
間宮「ええ…なんだか、今日はやけに駆逐艦の子たちがお代わりばっかりするので、食材の減りが早くて…本当にすみません!」ペコリ
提督「いえ、お気になさらず。では赤城さん、鳳翔さんのお店へ行きましょうか」
赤城「は、はい…」
赤城(……多分私のせいじゃない…はず)
【終わり】
赤城「~♪(読書中)」ペラッ、ペラッ
皐月「あ、あの!赤城さん!」
赤城「はい?どうかしましたか、皐月ちゃん?」
皐月「あの……ボク、皆と戦う時はいつも足引っ張っちゃってる気がして、もっと強くなりたいなって思ったんだ…。それこそ、この鎮守府でも結構前からいる
赤城さんみたいに…。どうすれば、強くなれるんですか!」
赤城「え?え~っと……」
赤城(ど、どうしましょう…。空母と駆逐艦じゃ艦種が違うから、訓練の内容も違うし、力の定義も全然違うし…どうアドバイスすればいいのか……)
皐月「……………」キラキラキラ
赤城「ええと、たくさん食べる事、かしら?」
皐月「そうか…分かりました!ありがとう!」
―駆逐艦寮休憩室―
皐月「赤城さんの話だと、たくさん食べると強くなれるみたいだよ!」
深雪「マジか!そりゃつまり、ガンガン食えば改二になれる可能性もあるって事か!」
睦月「そうと分かれば、今日はお代わりをたくさんするにゃしい!」
白露「白露が、いっちばん強くなるんだから!」
―19時半過ぎ、食堂―
[臨時休業]
提督「おや、もう閉店ですか?」
間宮「ええ…なんだか、今日はやけに駆逐艦の子たちがお代わりばっかりするので、食材の減りが早くて…本当にすみません!」ペコリ
提督「いえ、お気になさらず。では赤城さん、鳳翔さんのお店へ行きましょうか」
赤城「は、はい…」
赤城(……多分私のせいじゃない…はず)
【終わり】
191: 2016/04/16(土) 22:05:02.47 ID:uxQNhAqL0
【キャラクター紹介】
≪赤城≫
赤城型正規空母一番艦。艦娘No.6。栗色のロングヘアーと、赤系の弓道着が特徴の、優しいお姉さん。鎮守府でも古株に入る艦娘で、鎮守府に初めて着任した
正規空母。経験値ゆえに実力は鎮守府でもトップクラスで、開幕航空戦で敵艦を2隻は必ず撃沈する。食べる事が大好きで、食堂でのお代わりは当たり前。普段は
優しいイメージが目立つが、本当に怒った時は誰にも止められないくらい怒り狂う。人間の体を持って生を受けた事に感謝している。加賀は気の置けない親友。
好きな言葉は『天下取っても二合半』。
≪赤城≫
赤城型正規空母一番艦。艦娘No.6。栗色のロングヘアーと、赤系の弓道着が特徴の、優しいお姉さん。鎮守府でも古株に入る艦娘で、鎮守府に初めて着任した
正規空母。経験値ゆえに実力は鎮守府でもトップクラスで、開幕航空戦で敵艦を2隻は必ず撃沈する。食べる事が大好きで、食堂でのお代わりは当たり前。普段は
優しいイメージが目立つが、本当に怒った時は誰にも止められないくらい怒り狂う。人間の体を持って生を受けた事に感謝している。加賀は気の置けない親友。
好きな言葉は『天下取っても二合半』。
192: 2016/04/16(土) 22:08:00.13 ID:uxQNhAqL0
今日はここまでにします。
>>144
赤城の話、いかがでしたか?お気に召さないようでしたら申し訳ございません
明日は、『恋愛禁止条例』の話を書いていきます。
感想・リクエスト等があればお気軽にどうぞ。
それではまた明日。
【艦これ】総司令部日誌【その3】
>>144
赤城の話、いかがでしたか?お気に召さないようでしたら申し訳ございません
明日は、『恋愛禁止条例』の話を書いていきます。
感想・リクエスト等があればお気軽にどうぞ。
それではまた明日。
【艦これ】総司令部日誌【その3】
引用: 【艦これ】総司令部日誌
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