1: ◆nIESo90.aY 2018/04/19(木) 19:03:26.37 ID:pZdGRdJL0
2: 2018/04/19(木) 19:03:52.71 ID:pZdGRdJL0
読者諸君は知っているだろうか? 最近オカルト界、そしてトレーナー界で囁かれている噂を……
それは『シロガネ山のレッド』だ。レッド、とは? まずは彼の事を紹介しておくべきだろう。
彼は三年前、裏社会を牛耳っていたロケット団を一人で倒し、そしてチャンピオンに上り詰めた少年である。
しかし、彼はチャンピオンに就任してすぐに失踪してしまった。
話は戻り、『シロガネ山のレッド』についてだ。シロガネ山は険しい山で、リーグにその実力を認められたトレーナーのみが入る事を許される。
先日バッジを16個集めチャンピオンになったという少年もその山に行き、そして頂上で"レッド"に会ったという。
「頂上に、人がいたんです。赤い帽子を被った、僕と同じくらいに見える男の子でした」
「彼は僕に気が付くと、ピカチュウをボールから出して……バトルの申し込みだと思って、僕もバクフーンを出しました」
「そして……負けました。僕も、少しは強くなったと思っていたんですけど」
「強かったです」
……というのが、その彼の証言だ。これを聞いて、一部のトレーナーが帽子や所持ポケモンから"レッド"ではないかと考えた。
それから、数人のトレーナーがシロガネ山へ行ったらしいが、誰一人彼に勝った者はいない。それどころか、彼の声すら聴けないのだという。
彼とは幼馴染であるというグリーンジムリーダーに話を聞きたかったが、多忙の為取材拒否。
この噂、オカルト雑誌として確かめない訳にはいかない。
私はとあるコネを使い、シロガネ山へと潜入調査をすることに決めた。
それは『シロガネ山のレッド』だ。レッド、とは? まずは彼の事を紹介しておくべきだろう。
彼は三年前、裏社会を牛耳っていたロケット団を一人で倒し、そしてチャンピオンに上り詰めた少年である。
しかし、彼はチャンピオンに就任してすぐに失踪してしまった。
話は戻り、『シロガネ山のレッド』についてだ。シロガネ山は険しい山で、リーグにその実力を認められたトレーナーのみが入る事を許される。
先日バッジを16個集めチャンピオンになったという少年もその山に行き、そして頂上で"レッド"に会ったという。
「頂上に、人がいたんです。赤い帽子を被った、僕と同じくらいに見える男の子でした」
「彼は僕に気が付くと、ピカチュウをボールから出して……バトルの申し込みだと思って、僕もバクフーンを出しました」
「そして……負けました。僕も、少しは強くなったと思っていたんですけど」
「強かったです」
……というのが、その彼の証言だ。これを聞いて、一部のトレーナーが帽子や所持ポケモンから"レッド"ではないかと考えた。
それから、数人のトレーナーがシロガネ山へ行ったらしいが、誰一人彼に勝った者はいない。それどころか、彼の声すら聴けないのだという。
彼とは幼馴染であるというグリーンジムリーダーに話を聞きたかったが、多忙の為取材拒否。
この噂、オカルト雑誌として確かめない訳にはいかない。
私はとあるコネを使い、シロガネ山へと潜入調査をすることに決めた。
3: 2018/04/19(木) 19:04:20.74 ID:pZdGRdJL0
私はゴールドスプレーでいっぱいになったリュックサックを背負い、シロガネ山へ潜入した。
ドードリオが遠くで高い鳴き声を上げるのを聞きながら、洞窟へと足を踏み入れる。
空気は冷たい。吐く息が白くなるほどだ。このような環境に少年がいるというのか?
噂は本当なのだろうかと不安に思いつつも、それを確かめるのが私の仕事だと気合を入れ直し頂上へ向かった。
私は道中、凄まじいものを見た。野生のポケモンたちの縄張り争い……いや、バトルだ。
岩を砕きながら転がっていくドンファン、それを掴み投げ飛ばすリングマ。
ヨーギラスの目が光り、暗闇の中からムウマの不気味な鳴き声が聞こえてくる。
この中を、正攻法で進んでいける実力を持つトレーナーはそうそういないだろう。改めてこの山が規制されている意味がわかった。
ドードリオが遠くで高い鳴き声を上げるのを聞きながら、洞窟へと足を踏み入れる。
空気は冷たい。吐く息が白くなるほどだ。このような環境に少年がいるというのか?
噂は本当なのだろうかと不安に思いつつも、それを確かめるのが私の仕事だと気合を入れ直し頂上へ向かった。
私は道中、凄まじいものを見た。野生のポケモンたちの縄張り争い……いや、バトルだ。
岩を砕きながら転がっていくドンファン、それを掴み投げ飛ばすリングマ。
ヨーギラスの目が光り、暗闇の中からムウマの不気味な鳴き声が聞こえてくる。
この中を、正攻法で進んでいける実力を持つトレーナーはそうそういないだろう。改めてこの山が規制されている意味がわかった。
4: 2018/04/19(木) 19:04:48.47 ID:pZdGRdJL0
しばらく進んでいき、私はようやく頂上へ辿り着いた。
洞窟を抜け、外へと出る。激しい吹雪が吹いていて、立っているのがやっとだった。
地面が続いているのを確認して、少しずつ先へ進む。そして、その先に人影が見えた。
少年だ。十歳ほどの少年が立っている。
赤い帽子に、赤いジャンパー。この雪山にいるにしては、あまりにも軽装過ぎる。
彼は私に気付くと、モンスターボールからピカチュウを繰り出した。
彼と彼のポケモンが臨戦態勢になったが、私は慌てて首を振って叫んだ。私はトレーナーじゃない、と。
私の言葉が届いたのか、彼はポケモンをモンスターボールに戻した。
洞窟を抜け、外へと出る。激しい吹雪が吹いていて、立っているのがやっとだった。
地面が続いているのを確認して、少しずつ先へ進む。そして、その先に人影が見えた。
少年だ。十歳ほどの少年が立っている。
赤い帽子に、赤いジャンパー。この雪山にいるにしては、あまりにも軽装過ぎる。
彼は私に気付くと、モンスターボールからピカチュウを繰り出した。
彼と彼のポケモンが臨戦態勢になったが、私は慌てて首を振って叫んだ。私はトレーナーじゃない、と。
私の言葉が届いたのか、彼はポケモンをモンスターボールに戻した。
5: 2018/04/19(木) 19:06:02.01 ID:pZdGRdJL0
そして、一歩、一歩とこちらに近付いてきた。
私は動くことができなかった。立ちすくんだまま、彼が近付いてくるのを見ていた。
突然吹雪が強くなり、立っていることもできず、尻もちをついてしまった。
正面からは深くかぶった帽子のせいで見えなかった彼の表情が、今ははっきりと見えた。
彼は、無表情でこちらを見下ろしていた。そして、私に伝えた。
「去れ」と。
口は動いていなかった。もしかしたら私の幻聴なのかもしれない。しかし、その目はそう言っていたのだ。
私は動くことができなかった。立ちすくんだまま、彼が近付いてくるのを見ていた。
突然吹雪が強くなり、立っていることもできず、尻もちをついてしまった。
正面からは深くかぶった帽子のせいで見えなかった彼の表情が、今ははっきりと見えた。
彼は、無表情でこちらを見下ろしていた。そして、私に伝えた。
「去れ」と。
口は動いていなかった。もしかしたら私の幻聴なのかもしれない。しかし、その目はそう言っていたのだ。
6: 2018/04/19(木) 19:08:22.20 ID:pZdGRdJL0
その後のことはあまり覚えていない。
来た道を必氏に走って、走って、すぐにでも他の人がいるところへと行きたかった。
道中、あんなにも恐ろしく感じた野生ポケモンたちを気にする余裕もなかった。
ふと気が付けば、ふもとのポケモンセンター前にいた。新品のダウンジャケットはぼろぼろになっていた。
あの噂が本当なのか。彼がレッドなのか、私は確かめることができなかった。
しかし、あの山の頂上で、強者を待っている少年は確かにいた。あれは幻覚ではない、確かにそこにいたのだ。
記者が言うべきことではないかもしれないが、どうか、あの山に入れる実力者はあの山へ行ってほしい。
私が見た少年は幻覚ではないと、私は正常であると、証明してほしいのだ。
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来た道を必氏に走って、走って、すぐにでも他の人がいるところへと行きたかった。
道中、あんなにも恐ろしく感じた野生ポケモンたちを気にする余裕もなかった。
ふと気が付けば、ふもとのポケモンセンター前にいた。新品のダウンジャケットはぼろぼろになっていた。
あの噂が本当なのか。彼がレッドなのか、私は確かめることができなかった。
しかし、あの山の頂上で、強者を待っている少年は確かにいた。あれは幻覚ではない、確かにそこにいたのだ。
記者が言うべきことではないかもしれないが、どうか、あの山に入れる実力者はあの山へ行ってほしい。
私が見た少年は幻覚ではないと、私は正常であると、証明してほしいのだ。
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7: 2018/04/19(木) 19:08:50.55 ID:pZdGRdJL0
『月刊 オカルトの友11月号』 2009年11月15日 発刊
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8: 2018/04/19(木) 19:09:24.66 ID:pZdGRdJL0
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あの時、実際彼は口を開いたのだ。
「なんだ……挑戦者じゃないんだ」と。
彼は決して喋らないと事前に聞いていた私は驚いて、少年の顔をじっと見つめてしまった。
それを不審に思ったのかは知らないが、眉根を寄せて私を見返した。
「……じゃあ、帰って」
彼はそう言ったが、私は好奇心を抑えきれず彼に尋ねた。君はレッドなのか、と。
あの、噂の。レッドなのか、と。
彼は吹雪の中、街中で駆け回る子供たちと同じくらいの軽装で、しかし寒がるような素振りはせず、表情を変えずに言った。
「……僕は、"レッド"だよ」
そう聞いた瞬間、私は喜びに震えた。噂は本当だったのだ。行方不明になった少年がここで生きて、挑戦者を待つという噂は。
しかし、その喜びは彼の次の一言にかき消された。
「……君たちが、そう思っている間はね」
あの時、実際彼は口を開いたのだ。
「なんだ……挑戦者じゃないんだ」と。
彼は決して喋らないと事前に聞いていた私は驚いて、少年の顔をじっと見つめてしまった。
それを不審に思ったのかは知らないが、眉根を寄せて私を見返した。
「……じゃあ、帰って」
彼はそう言ったが、私は好奇心を抑えきれず彼に尋ねた。君はレッドなのか、と。
あの、噂の。レッドなのか、と。
彼は吹雪の中、街中で駆け回る子供たちと同じくらいの軽装で、しかし寒がるような素振りはせず、表情を変えずに言った。
「……僕は、"レッド"だよ」
そう聞いた瞬間、私は喜びに震えた。噂は本当だったのだ。行方不明になった少年がここで生きて、挑戦者を待つという噂は。
しかし、その喜びは彼の次の一言にかき消された。
「……君たちが、そう思っている間はね」
9: 2018/04/19(木) 19:10:24.21 ID:pZdGRdJL0
どういう意味だ、と言いかけた私の声をかき消して、彼は続けた。
「一番最初に、噂になったのは……本物のレッドかもしれない」
「だけど、十三歳の子供が。こんなところで生きていける訳ない……でしょ」
「……もう氏んだよ、レッドは。雪崩に巻き込まれて……」
彼は淡々と言った。しかし、君は先ほど自分をレッドだと言ったじゃないか。私はそう言い返した。
なら、今ここにいる君は何なんだ。まさか、幽霊だとでもいうのか? ……私が言うのも何だが、そんな事はあり得ない、と思っていた。
だが、少年は顔色一つ変えず、淡々と言った。
「……ただの幽霊なら、こうして人と話せたりしないよ」
それに、元々の形を保つことだってできはしない。彼はぽつりと呟いてから、なんでもないと言って話を戻した。
「でも、"レッド"は、名前が知れてたから……」
「……僕は、"レッド"として、形をもって、生きようとしているんだよ」
「一番最初に、噂になったのは……本物のレッドかもしれない」
「だけど、十三歳の子供が。こんなところで生きていける訳ない……でしょ」
「……もう氏んだよ、レッドは。雪崩に巻き込まれて……」
彼は淡々と言った。しかし、君は先ほど自分をレッドだと言ったじゃないか。私はそう言い返した。
なら、今ここにいる君は何なんだ。まさか、幽霊だとでもいうのか? ……私が言うのも何だが、そんな事はあり得ない、と思っていた。
だが、少年は顔色一つ変えず、淡々と言った。
「……ただの幽霊なら、こうして人と話せたりしないよ」
それに、元々の形を保つことだってできはしない。彼はぽつりと呟いてから、なんでもないと言って話を戻した。
「でも、"レッド"は、名前が知れてたから……」
「……僕は、"レッド"として、形をもって、生きようとしているんだよ」
10: 2018/04/19(木) 19:11:11.27 ID:pZdGRdJL0
生きようとしている。彼は確かに、生きようとしていると言った。
彼は幽霊なのだと、先程自分でほとんど明言したようなものなのにも関わらず、だ。
そして、彼は「生きている」とは言わなかった。生きようとしている。命を得ようとしている。その段階だと。
私は訳がわからず、いや、正直に言えば目の前に居る少年が恐ろしく、何も言えなかった。
彼はザクザクと音を立てて雪を踏みしめ、私のすぐ近くまで来て、私の顔を覗き込んだ。
「……トレーナーじゃないなら、きっと、僕の……"レッド"の事を知りたくて来たんでしょ」
「じゃあ、目的は果たした、はず。そろそろ帰って……」
何も言わずこくこくと必氏で頷くと、彼はようやく子供らしい笑顔を浮かべた。
先程の話と、この過酷な環境と、目の前で笑う少年があまりにもちぐはぐな感じがして、現実だとは思えなかった。
「……それじゃあ、麓まで送ってあげる」
「その代わり」
「僕のこと、誰にも言わないで……いや、言ってもいいけど、本当の事は、言わないで」
「僕に挑戦する、強いトレーナーが、沢山来るような……言い方をして」
「そうして、沢山の人が、"レッド"がここにいるって。そう、思ったら……信じたら」
彼はモンスターボールからリザードンを出し、その背を撫でながらも、こちらを見て言った。
彼は幽霊なのだと、先程自分でほとんど明言したようなものなのにも関わらず、だ。
そして、彼は「生きている」とは言わなかった。生きようとしている。命を得ようとしている。その段階だと。
私は訳がわからず、いや、正直に言えば目の前に居る少年が恐ろしく、何も言えなかった。
彼はザクザクと音を立てて雪を踏みしめ、私のすぐ近くまで来て、私の顔を覗き込んだ。
「……トレーナーじゃないなら、きっと、僕の……"レッド"の事を知りたくて来たんでしょ」
「じゃあ、目的は果たした、はず。そろそろ帰って……」
何も言わずこくこくと必氏で頷くと、彼はようやく子供らしい笑顔を浮かべた。
先程の話と、この過酷な環境と、目の前で笑う少年があまりにもちぐはぐな感じがして、現実だとは思えなかった。
「……それじゃあ、麓まで送ってあげる」
「その代わり」
「僕のこと、誰にも言わないで……いや、言ってもいいけど、本当の事は、言わないで」
「僕に挑戦する、強いトレーナーが、沢山来るような……言い方をして」
「そうして、沢山の人が、"レッド"がここにいるって。そう、思ったら……信じたら」
彼はモンスターボールからリザードンを出し、その背を撫でながらも、こちらを見て言った。
11: 2018/04/19(木) 19:11:59.45 ID:pZdGRdJL0
「……僕は、本物の"レッド"になる」
12: 2018/04/19(木) 19:12:28.23 ID:pZdGRdJL0
あれから、もう九年が経とうとしている。私はあの日の事を、彼の事を忘れることができなかった。
彼との約束通り、私はトレーナー達を煽るような記事を出した。
そのせいかはわからないが、あの後多くのトレーナーが彼に挑もうと山へ行き、彼に会ったのだという。
今や、彼は『生きている』というのが当然の事となっているようだ。
先日は、アローラ地方でのバトル施設でグリーンジムリーダーと共にバトルをしているのが目撃されたらしい。
少し前には、イッシュ地方のバトル大会に出ていたと少し話題になった。
彼は、もはや『シロガネ山のレッド』ですら無くなったのだろう。
彼は生きている。"レッド"は、生きているのだ。誰があれを見て幽霊だと言えるだろうか。
だが、私はあの時聞いたのだ。真相を。彼は、"レッド"だが、レッドではないのだ。
誰か、本当の事を知っている人間はいないのか? あれは私の幻覚ではないと言ってくれ!
私は狂っていない。私は正常だ。きっと、狂っているのは、あの少年でも、"レッド"でもなく──この世界なのだ。
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彼との約束通り、私はトレーナー達を煽るような記事を出した。
そのせいかはわからないが、あの後多くのトレーナーが彼に挑もうと山へ行き、彼に会ったのだという。
今や、彼は『生きている』というのが当然の事となっているようだ。
先日は、アローラ地方でのバトル施設でグリーンジムリーダーと共にバトルをしているのが目撃されたらしい。
少し前には、イッシュ地方のバトル大会に出ていたと少し話題になった。
彼は、もはや『シロガネ山のレッド』ですら無くなったのだろう。
彼は生きている。"レッド"は、生きているのだ。誰があれを見て幽霊だと言えるだろうか。
だが、私はあの時聞いたのだ。真相を。彼は、"レッド"だが、レッドではないのだ。
誰か、本当の事を知っている人間はいないのか? あれは私の幻覚ではないと言ってくれ!
私は狂っていない。私は正常だ。きっと、狂っているのは、あの少年でも、"レッド"でもなく──この世界なのだ。
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13: 2018/04/19(木) 19:13:04.98 ID:pZdGRdJL0
「記者タケモトの独白」 2018年4月8日 リーグにより発行禁止 原稿は────により焼却処分
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14: 2018/04/19(木) 19:14:42.23 ID:pZdGRdJL0
おわり
16: 2018/04/21(土) 15:58:01.79 ID:peJamW0UO
引用: レッド「無口だし幽霊」
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