ネロ「どういう事だよ・・・」

コーデリア「酷すぎるわ、持ち物も全部ゴミ箱に捨てられてるじゃない・・・！」

エリー「陰湿・・・過ぎます・・・」

シャロ「誰がこんなひどい事するんでしょうかねぇ」

ネロ「まぁ、服くらいで済んだなら良かったよ、他の物も拾えば済むし･･･｣ｳﾙｳﾙ

シャロ｢ｸｽｸｽ・・・」

ネロ「(ｲﾗｯ)おいシャロ、何がおかしいんだよ」

シャロ「ご、ごめんなさい鼻がむずむずしたんですぅ！本当ですぅ！？」

コーデリア「むずむず仕方がないわよ」

エリー「仕方が・・・無いです・・」

ネロ「ちょっと待ってやっぱり僕は今のは納得いかない、シャロ今絶対笑ってたよね？」

シャロ「わ、笑ってなんか無いですよ！？本当に鼻がむずむずしただけなんですぅ！・・・ぶははｗｗｗｗ」

ネロ「やっぱり笑ってんじゃねぇかよ！！そんなに僕が面白いか！？」

コーデリア「ネロやめて！！」

アンリエット「何事ですか？騒がしいですよ？」

シャロ「アンリエットさん助けて下さい！ネロが私に難癖を付けて怒鳴ってくるんですぅ！」

アンリエット「！？」

アンリエット「どういう事ですか譲崎ネロさん、説明しなさい」

ネロ「僕の服が知らない間にビリビリに破かれてて、私物も全部ゴミ箱に捨てられてたんだ！でそれを見てシャロが笑ったんだ！」

ネロ「もしかしてシャロがやったんじゃ無いだろうな！？そうなんだろ！｣ﾎﾞｺｯ

シャロ｢ｺﾎﾟｫ！！」

コーデリア「ネロ！なんて事するの！！」

エリー「今のは、酷いです！」

シャロ「い、今のは痛かったです！すっごい痛かったです！ひどいです！」

アンリエット「やめなさい！今の行為は見過ごす訳に行きません。譲崎ネロ、貴方は暫く独房に入って貰います」

ネロ「そんな！！僕が何をしたって言うんだよ！？何で僕が！！」

3時間後

コーデリア「それにしてもネロがあんなに怒ってる所初めて見た気がするわ、シャロに当たるだなんて・・・」

エリー「怖かったです・・・」

コーデリア「ちょっと私ネロに会えないか会長に頼みに行ってくる、エリー、シャロをよろしくね？｣ﾊﾞﾀﾝ


シャロ「あーさっきネロに殴られた所、まだずきずきします！これ明日にでも絶対病院行かないといけない気がします！すごいずきずきします！」

エリー「でもこれ位の打撲なら・・・明日には大丈夫・・・」

シャロ「え？」

エリー「えっ・・・？」

シャロ「殴られた本人でも無いのにエリーさんは痛みが分かるんですね！すごいですね！」

エリー「そ、そんな・・・私そんなつもりで言ったんじゃ・・・！」

シャロ「まー別にいいんですけどね、別に私がひとりで苦しめば済む話ですし」

エリー「ご、ごめんなさい・・・」


シャロ「そうそう。そ　う　い　え　ば、私知ってるんですよ？エリーさん、私たちに秘密でいやらしい本読んでるでしょ？」

エリー「な・・・なんでそんな事を・・・！？」

シャロ「義理の妹の話とかいって誤魔化しても無駄ですよ、私だってそれ位分かります。」

エリー「お願い・・・みんなには言わないで・・・！！」

シャロ「やめてくださいよー！別に脅してる訳じゃないんですからー！エリーさんと私だけの秘密の共有ですよ！？」

エリー「うん・・・」

シャロ「ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

シャロ「それはそうと、エリーさん！そこにコーデリアさんのコートありますよね？」

エリー「は、はい。ありますけど・・・？」


シャロ「破け」

エリー「え、えぇぇ・・・！？そそそそそんな・・・！！シャロ、どうして・・・？？」

シャロ「それ、破いてください」

エリー「・・・！！」(首を横にブンブンと振る)

シャロ「ああー！なんだか私殴られた所の痛さが強くなってきてきましたー！あー」

シャロ「これ痛さのあまり言っちゃいけない秘密とかつい周りに言いふらしちゃいそうな位いたいですよエリーさん！聞いてますかー！？」

エリー「お願い・・・！！それだけは言わないで・・・！！」ｳﾙｳﾙ

シャロ「じゃあ破いてください。」

エリー「シャロ！！酷い・・・私こんな事・・・！！」ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ

シャロ「あ、そういうのいいです。早くハサミでもなんでもいいんで破いちゃってください。」

エリー「コーデリアさん、ごめんなさい・・・！！」

コーデリア「そこまでよ！！シャロ！！」

シャロ・エリー「！？」

ネロ「ごめんねシャロ、僕たち今の会話全部聞いちゃってたよ」

シャロ「？どうしたんですか？私皆さんが何を言ってるのかがよく・・・。それよりネロはなんでここにいるんですか？？」

アンリエット「シャーロック・シェリンフォード、私は非常に残念です。コーデリアと私は初めからあなたが明らかに犯人だと感付いていました。」

アンリエット「ネロを一旦遠ざけてあなたを泳がせたのも、すべて策のうちです。」

シャロ「そ、そんな・・・」



アンリエット

アンリエット「これにて譲崎ネロは独房から出てもらいます。そしてシャーロック・シェリンフォード、あなたは私の個室に来てもらいます」



シャロ「イヤ・・・イヤ・・・！！あの部屋はイヤ！！！暗くて痛いあの部屋！！イヤ！！イヤ！イヤ！イヤ！イヤあああああああ！！！！！」


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コーデリア「エリー、大丈夫だった？」

ネロ「怖かっただろ？もう大丈夫だよ」

エリー「私、コーデリアさんのコートをもう少しで・・・もう少しで・・・！！」ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ

コーデリア「いいのよいいのよそんな事は、エリーが無事で良かったわ」

エリー「コーデリアさん・・・！！」

ネロ「ところでさぁ、エリー。さっきのシャロとの会話の話なんだけどさぁ・・・」




おしまい

シャロ アンリの展開は？

ひぐらし展開？