1: 2012/03/19(月) 00:10:42.47 ID:nU3/cDho0
ほむら「まどか釣りは奥が深いスポーツよ」

ほむら「釣りは紳士のスポーツというけど、まどか釣りは特に高尚な釣りね」

ほむら「ルアー用のロッドとリールを用意して」

ほむら「ロッドはシーバス用の8フィートほどのものが使いやすいわ」

ほむら「それに合わせてリールは3000番ぐらいね」

ほむら「ラインはPEじゃなくて、透明なものを用意すること」

ほむら「そして餌は……」

ほむら「私のパンツよ」

杏子「お前なにしてるんだ?」
夢の中で逢った、ような……
2: 2012/03/19(月) 00:11:44.72 ID:nU3/cDho0
ほむら「佐倉杏子……」

杏子「おいおいこんなところでパンツを脱ぐんじゃねえ。痴女ってやつか?」

ほむら「失礼ね。私は今からまどかを釣りに行くのよ。邪魔するなら帰って」

杏子「帰る家もないしなー。ってそれでまどか釣れんのか?」

ほむら「……」

杏子「面白そうじゃん、私も付き合ってやるよ!」

ほむら「失せなさいよ」

4: 2012/03/19(月) 00:12:34.29 ID:nU3/cDho0
杏子「ふんふーん♪」

ほむら「何をしているの」

杏子「私はマミを釣ろうと思ってさ」

ほむら「ドーナツ……」

ほむら「あなたが食べ物を粗末にするとはね」

杏子「あん!?何いってんだ、これは釣りの餌だ!無駄になるわけじゃねえ!」

ほむら「バカみたい……。そんなもので人間が釣れるはずないじゃない」

杏子「お前のパンツはバカじゃないのか!?」

7: 2012/03/19(月) 00:13:54.55 ID:nU3/cDho0
杏子「釣れねえ」

ほむら「当たり前よ」

杏子「餌が悪いのかな」

ほむら「それ以前の問題よ」

ほむら「ってその土の付いたドーナツ、食べるの……」

杏子「やらねえからな」

ほむら「いらないわよ」

杏子「今度はホーリーランドの単行本でやってみるか」

ほむら「あとで読ませて」

10: 2012/03/19(月) 00:14:55.74 ID:nU3/cDho0
ほむら「ほむっほむっ」

杏子「お前なにしてんだ?」

ほむら「アクションを加えてるのよ。ルアーフィッシングの基本よ」

杏子「そのアクションはまどかを寄せてんのか?」

ほむら「ええ。より広範囲にまどかへアピールしているのよ」

ほむら「トゥイッチングを加えて……。まどかのリアクションバイトを誘うのよ」

杏子「ふーん」

杏子「聖書でもダメか。伊語時点もダメ……」

11: 2012/03/19(月) 00:15:39.66 ID:nU3/cDho0
杏子「聖書でもダメか。伊語時点もダメ……」

杏子「あーあ、馬鹿馬鹿しい。もうやってらんねーよ」

杏子「暇だから付き合ってたけどさ、ちょっとこれは酷いぜ」

ほむら「静かにして!」

杏子「あん?」

ほむら「アタリがあったわ」

杏子「え?マジかよ!?」

16: 2012/03/19(月) 00:17:13.11 ID:nU3/cDho0
ほむら「一呼吸置いてから、ゆっくり合わせて……」

ほむら「かかったわ!フィーッシュ!!」

ほむら「どう!?これが私たちの愛の絆よ!佐倉杏子!」

お前ら「フヒヒヒ、可愛いおパンチュを見つけたと思ったらJCを二人も発見したお」

ほむら「リリース!」

杏子「……」

17: 2012/03/19(月) 00:17:40.07 ID:nU3/cDho0

ほむら「困ったわ。もうこの下着は使えない……」

杏子「私のはかさねーぞ」

ほむら「あなたのものでまどかが釣れるわけないじゃない」

ほむら「仕方ないわ。ちがうパンツに代えましょう」

杏子「それいつから履いてたんだ?」

ほむら「先週よ」

杏子「……」

18: 2012/03/19(月) 00:18:21.41 ID:nU3/cDho0
マミ「あなたたち、何やってるのかしら?」

杏子「げ」

ほむら「巴マミ……」

杏子「これって釣れたのか?」

ほむら「ここはマンションの屋上。下から姿を見られることはない……」

ほむら「友達のいない巴マミにとっては私達自身が餌だったようね」

ほむら「おめでとう。この巴マミはあなたの獲物だわ」

20: 2012/03/19(月) 00:19:18.79 ID:nU3/cDho0
杏子「嬉しくねーな」

マミ「何を言ってるのよ!」

マミ「ここで何をしているのか、説明してちょうだい!」

杏子「魚拓でも取るか……」

マミ「ちょっと!」

杏子「ああ、悪い。マミ拓か」

マミ「そうじゃないわよ!」

23: 2012/03/19(月) 00:20:16.38 ID:nU3/cDho0
マミ「鹿目さんを釣る……?」

ほむら「ええ」

マミ「何を言っているの……?」

杏子「信じられないよな」

マミ「その下着で釣るの……?」

ほむら「ええそうよ。あなたも墨を塗られたくないなら帰ってちょうだい」

マミ「人間を釣るだなんて悪ふざけにもほどがあるわ!」

24: 2012/03/19(月) 00:20:45.54 ID:nU3/cDho0
杏子「でもマミは釣れたしなあ」

マミ「わ、わたしはたまたまここをパトロールしていて……」

ほむら「このへんに魔女の反応がないのは私たにもわかってるわ」

マミ「……」

杏子「読むかい?」

マミ「ホーリーランドね」

25: 2012/03/19(月) 00:22:07.11 ID:nU3/cDho0
ほむら「私の下着じゃ、魅力不足なのかしら……」

ほむら「歳相応にフリフリのついた可愛いやつなのに……」

ほむら「残念だけど、バックプリントはないわ。そんなパンツ幻想よ」

ほむら「こうなったら秘蔵のパンツを出すしか……」

杏子「まだやってるぜこいつ」

マミ「暗くなる前に帰りましょうよ。今日は私が家でご馳走するわ」

杏子「ほんとか!?やった!!」

ほむら「何を言ってるのよ!あなたたちは勝手に集まってきただけじゃない!」

26: 2012/03/19(月) 00:23:01.29 ID:nU3/cDho0
ほむら「帰るなら勝手に帰りなさいよ!私はまどかを釣るのよ!」

杏子「おいマミ、携帯でまどかを呼び出してやってくれよ」

杏子「みんな呼んで、お前の家で楽しくやればいいじゃないか」

マミ「ごめんなさい、私の携帯、氏んだ両親と後見人の連絡先しか……」

杏子「……」

杏子「ちょっと探してくるよ」

30: 2012/03/19(月) 00:28:33.85 ID:nU3/cDho0
ほむら「このパンツを使うのはちょっと惜しいけど、仕方ないわ。本物のまどかに比べればこんなものタダの布よ」

ほむら「海老で鯛を釣るというわけよ」

ほむら「リールもステラに買い換えようかしら」

ほむら「ロッドももっと長いものを……」

ほむら「まどかが釣れたら思い切って買い換えましょう」

マミ「そろそろ買い出しに行かないと」

ほむら「うるさいっ」

31: 2012/03/19(月) 00:29:18.38 ID:nU3/cDho0
杏子「さやかならまどかを知っていると思ったのに、さやかもいないか……」

杏子「まあほむらなんか待たないでいいか……」

杏子「ん?あのピンクの頭、まどかじゃねえか!」

杏子「まさか本当にパンツによってきたのか?」

杏子「こりゃ、おもしろくなってきやがった!」

杏子「あいつバカだなあ!」

33: 2012/03/19(月) 00:33:17.65 ID:nU3/cDho0
まどか「あのヒラヒラしたやつ……」

まどか「も、もしかして下着!?」

まどか「このマンションから落ちてきたのかな……」

まどか「落とした人、困ってるかも……」

まどか「ってこのパンツ、私の!?」

35: 2012/03/19(月) 00:34:06.43 ID:nU3/cDho0

ほむら「ほむーっ!」

ほむら「来たわ!今度こそまどかよ!」

ほむら「次回から魔法少女ほむらあらため、グランダー焔よ!」

マミ「ほんとに釣れたのかしら」

ほむら「ぼさっとしてないで、取り込みぐらい手伝いなさいよ!」

マミ「は、はい」

36: 2012/03/19(月) 00:35:05.28 ID:nU3/cDho0

まどか「ひ、ひぃ~」

ほむら「まどかぁー!まどかぁー!!」

まどか「ほ、ほむらちゃん!?」

マミ「鹿目さん……。ご、ごきげんよう」

まどか「マミさんも!?」

38: 2012/03/19(月) 00:37:22.84 ID:nU3/cDho0
俺はほむあんがかければ何でもいいんだ

41: 2012/03/19(月) 00:38:30.88 ID:nU3/cDho0
杏子「おいおい、こいつ、本当に釣れてんじゃねーか!」

ほむら「愛の勝利よ」

まどか「えっと、私の下着をみつけて、それで……」

杏子「お前のパンツじゃなかったのかよ!」

ほむら「ええ、だから秘蔵だったのよ。手に入れて以来、ずっと履いて私が温め続けていた……」

杏子「信長も大迷惑だな」

まどか「確かこの前なくなって……」

43: 2012/03/19(月) 00:42:28.74 ID:nU3/cDho0
ほむら「まどか、その下着は私が変Oに盗まれるのを防ぐために保管しておいたのよ」

ほむら「まどかの家は無防備に下着を干しているから、盗んでくれといっているようなものよ」

まどか「そ、そうなの?ほむらちゃん、ありがとう」

まどか「でも確か、洗う前になくなったような」

杏子「嘘か……」

44: 2012/03/19(月) 00:43:23.78 ID:nU3/cDho0

マミ「さあ、召し上がれあ。たっぷり遊んだあとはたっぷり食べる!」

ほむら「まどか釣りは遊びじゃないと何度言えば……」

まどか「おいしいです、マミさん!」

ほむら「まどかぁ」

杏子「うめえ」

杏子「うめえ」

杏子「うめぇ~!」

マミ「ふふふ。おかわりもあるからね」

47: 2012/03/19(月) 00:44:57.97 ID:nU3/cDho0
さやか「今日も杏子釣りは坊主か……」

さやか「恭介はすぐ釣れたんだけどな……」

さやか「バラしたときに道に落ちて、そのまま車に惹かれちゃって……」

さやか「傑作だったなあ。ちょっとレアなCDをぶら下げとけばやってくるんだもの」

さやか「ふふ……。今度は仁美を狙おうかな……」

さやか「外来種は駆除しないとね」

61: 2012/03/19(月) 01:16:52.62 ID:nU3/cDho0
ほむら「>>40に応えてセルテートを買ったわ」

ほむら「最近はダイワの取り扱いが減ってるのよね」

ほむら「あ、今はグローブライドっていうへんちくりんな社名なのよ」

ほむら「ダイワは昔、スペシャライズドの自転車の代理店だったから」

ほむら「シマノとダイワの間接的なコラボがあったっていうのはどうでもいい話よ」

ほむら「>>1の知識が昔で止まってるから、ハイパーカスタム2500Rを買ったわ」

ほむら「今はハイギヤモデルもあるみたいね」

ほむら「シマノがダイワに追いつかない部分といえば」

ほむら「つまみよ。ハンドルのつまみ。シマノの設計者はアホだわ。釣りをしたことあるのかしら」

杏子「よう、今日もまどか釣りか?」

62: 2012/03/19(月) 01:17:22.03 ID:nU3/cDho0
ほむら「佐倉杏子……あなたッ!」

杏子「おいおい、まどかを逃したのがそんなに悪かったのか?お前ちょっとおかしいぜ」

ほむら「ふん……。まあいいわ。この新しいタックルでまた釣ってみせるから」

杏子「さすがにもう釣れないだろうなあ」

ほむら「今度は少し思考を変えたルアーを使うわ」

杏子「ん?お前にブラなんていらねーじゃねーか」

ほむら「佐倉杏子……あなたッ!」

64: 2012/03/19(月) 01:18:20.33 ID:nU3/cDho0
いま貯めてるからかんべんしてくれ

65: 2012/03/19(月) 01:18:55.38 ID:nU3/cDho0
ほむら「あなたは私を嘗めたッッ」

ほむら「ほら!見なさい!この小高い丘を!この希望に未知あふれた高き丘を!」

杏子「スポブラのぶんしかねえだろが……」

ほむら「ふぅ。少し興奮したわ。でも今回のルアーはこれよ」

ほむら「めがねよ」

67: 2012/03/19(月) 01:22:02.14 ID:nU3/cDho0
杏子「なっ……。それでまどかが釣れるのか?」

ほむら「そうよ。あなたは地元に帰って辛子明太子でも食べてなさい」

ほむら「あら、もしかしてあなたのイメージカラーって明太子から来てたのかしら?」

杏子「う、うるせえ!お前は16連射でもしてろっつーの!」

69: 2012/03/19(月) 01:29:19.20 ID:nU3/cDho0
ほむら「結局、またここであなたと二人なのね」

杏子「お前だって一人は寂しいだろ?」

ほむら「私は別に……」

杏子「無理スンナって!私は何を釣ろうかな~」

ほむら「めがねはアクションを加えるとすぐにボロボロになりそうね……」

ほむら「まあいいわ。必要ならまた手に入れればいいだけよ」

杏子「釣りって用意してる時がいちばん楽しいよな」

ほむら「一理あるわね」

70: 2012/03/19(月) 01:30:36.79 ID:nU3/cDho0
杏子「こんなものがポケットにあった」

ほむら「ゲームソフト……?日本ファルコムに、濃いRPGばかり……」

ほむら「今回は徹底的に中の人ネタなのね……」

杏子「なにいってんだ?とりあえずこれでやってみるか」

杏子「これ、カラスよけの円盤みたいだな」

ほむら「それ以外の何物でもないわよ。ディスクがズタズタじゃない」

ほむら「めがねも動かしにくいし」

ほむら「まあ案外何もアクションいれないほうが釣れるものよね」

マミ「また、あなたたちここにいる!」

72: 2012/03/19(月) 01:36:01.94 ID:nU3/cDho0
よくわかんなくて連打してたぜ
あと感情値は上げたほうがいいのかと思ってあげまくってた
ソウルジェムが真っ黒ですぐ積んじゃったぜ

73: 2012/03/19(月) 01:37:07.92 ID:nU3/cDho0

杏子「あ、マミだ」

ほむら「また釣れたわね」

杏子「マミ拓、マミ拓っと」

ほむら「あら。まだ胸が成長しているようね……」

杏子「へっへへ。記録更新だな」

マミ「ちょっと!何やってるのよ!」

74: 2012/03/19(月) 01:37:42.97 ID:nU3/cDho0
ほむら「また魔女退治に来たのかしら」

マミ「違います」

杏子「釣れたんじゃない、私が釣ったんだ!!」

マミ「違います!」

マミ「ほらそこを見なさい」

ほむら「この敷物?これは最初からここにあったものよ」

杏子「マミって書いてあるな」

マミ「そうよ!それは私のもの。ここは私が魔女退治の時に使う休憩場所よ」

78: 2012/03/19(月) 01:52:39.95 ID:nU3/cDho0
マミ「人のテリトリーでなにをやってるのかしら?」

杏子「素直に仲間に入れてくれって言えよな」

マミ「今日は私も釣るわ」

杏子「今なに投げたんだ?」

マミ「使い終わったソウルジェムよ」

ほむら「前に書いたSSであなたがやってたやつと一緒ね」

杏子「狙いはQBか……」

杏子「じゃあ私もあいつ狙いでいいや」

マミ「どっちが先に釣れるか競争よ!」

ほむら「まどか釣りは遊びじゃないって何度も言ってるでしょう!」

80: 2012/03/19(月) 01:53:27.21 ID:nU3/cDho0
杏子「じゃあ何なんだ?」

ほむら「人生よ」

マミ「即答……」

マミ「鹿目さんは愛されていていいなあ……」

ほむら「釣れないわね」

杏子「ああ釣れないな」

マミ「しかもスルー……」

83: 2012/03/19(月) 01:53:49.01 ID:nU3/cDho0
グリーフシードだった素で間違えた

86: 2012/03/19(月) 01:56:20.24 ID:nU3/cDho0
ほむら「このメガネじゃ、魅力不足なのかしら……」

ほむら「私の赤いセルロイドフレームのメガネ……」

ほむら「シャフトでも似たようなメガネのキャラ大いし」

ほむら「確かに今や有り触れたデザインかもしれないけど……」

ほむら「今回はこれ以上のモノがないわ……」

杏子「意外とQBも釣れないな」

マミ「あの子ったら、他の女の子にちょっかいかけてるのかしら」

87: 2012/03/19(月) 01:57:04.91 ID:nU3/cDho0
ほむら「きたわ!」

杏子「どうせ外道だろ?」

マミ「無関係の人巻き込むは心外ね……」

ほむら「一呼吸置いてから、ゆっくり合わせて……」

ほむら「かかったわ!フィーッシュ!!」

ほむら「どう!?これが私たちの愛の絆よ!佐倉杏子&巴マミ!」

88: 2012/03/19(月) 01:57:27.43 ID:nU3/cDho0
都「ちょ、ちょっと何よあんたたち!このメガネの持ち主なの!?」

都「いいデザインだと思って手にとってみただけよ!」

ほむら「リリース!」

マミ「……」

杏子「まあ宮子じゃなくてよかったよ」

91: 2012/03/19(月) 02:06:50.29 ID:nU3/cDho0
杏子「あーあ釣れないな。QBもそんなにバカじゃないか」

マミ「そりゃそうよね……」

マミ「このために私も道具買ったんだけどな……」

ほむら「ツインパワーにスーパーアルジェント……」

ほむら「悪くないわね。お金を掛ける部分もわかってる。リールだなんてなんでもいいものね」

マミ「ほめられたわ!」

杏子「というかシーバスタックルが正式な道具なのか?」

ほむら「そこはほら私達、魔法少女だもの」

92: 2012/03/19(月) 02:07:30.77 ID:nU3/cDho0
杏子「まだやってるぜこいつ」

マミ「暗くなる前に帰りましょうよ。今日も私が家でご馳走するわ」

杏子「ほんとか!?やった!!」

ほむら「何を言ってるのよ!あなたたちは勝手に集まってきただけじゃない!」

ほむら「……!?あなたの竿、引いてるんじゃないの?」

杏子「え?ホントだ!」

マミ「頑張って、佐倉さん!」

93: 2012/03/19(月) 02:07:57.97 ID:nU3/cDho0
パヤたん「パヤパヤ~!ぼく、パヤたん!」

マミ「ちょっと暁美さん!」

ほむら「私はここにいるわよ」

杏子「ちょっと惜しいけどリリースかな……」

パヤたん「ちょ、ちょっと待ってくれ!あんたたちも魔法少女なんだろ!?
どうだ!俺に協力してくれないか、とある魔法少女をたおs」

杏子「あいつも意外と食えたかもしれないな」

マミ「上手にさばけるかしら」

97: 2012/03/19(月) 02:17:11.19 ID:nU3/cDho0
杏子「計二匹、こんな非常識な釣りなんだから上々じゃないのか?」

ほむら「今回ばかりは奥の手もないし、また対策を練ろうかしら……」

マミ「ダメよ!」

杏子「どうしたんだマミ」

マミ「まだ私が釣れてないじゃない!」

ほむら「えっ」

マミ「佐倉さんにも釣れたのに、どうして私だけ釣れないのよ!」

杏子「そんなのまた今度でいいだろう?もう帰ろうぜ」

マミ「嫌よ!」

ほむら「大層ご両親に可愛がられて育ったみたいね……」

マミ「マミは釣るまで帰らないわよ!」

99: 2012/03/19(月) 02:22:43.99 ID:nU3/cDho0

杏子「QBってどうやって呼べばいいのかな?」

ほむら「風呂場にだって現れるくせにこんな時だけ……」

ほむら「あっ」

ほむら「今度こそ来たわ!」

杏子「こんどは金髪の小学生か?」

マミ「スターズ分隊のフロントアタッカーかもしれないわ」

マミ「暁美さんばっかりズルい……」

102: 2012/03/19(月) 02:29:58.98 ID:nU3/cDho0
杏子「あ、こっちもまた来てる!」

マミ「わ、わたしのも引いてる!」

マミ「これマミのよ!釣れたら持って帰って飼うのよ!」

杏子「いやいや命に感謝していただこうぜ?」

ほむら「夕まずめでチャンスが来たようね……」

ほむら「ほむーっ!」

103: 2012/03/19(月) 02:30:40.12 ID:nU3/cDho0
QB「やあ暁美ほむらに佐倉杏子。巴マミもいるね」

まどか「えっえっ、またここ?私釣られちゃったの……?」

ほむら「ほむーっほむーっ」

ほむら「このまどかはこんどこそ私のものよ!絶対に離さないわ!」

まどか「ちょっと、ほむらちゃん苦しいよ」

104: 2012/03/19(月) 02:31:15.65 ID:nU3/cDho0
マミ「やったわ!帰って水槽を用意しなくちゃ!このQBは私が飼うのよ!」

杏子「食わせてくれよなあ」

マミ「ダメよ!これはマミのなんだからね!」

杏子「ちょっとでいいからさー」

QB「君たちは何を言っているんだい?僕を飼育するというのなら、それは間違いだ」

マミ「ダメー!佐倉さんにはあげませんー!」

杏子「美味そうなのになあ」

QB「わけがわからないよ

111: 2012/03/19(月) 02:43:45.60 ID:nU3/cDho0
さやか「今日はおしかったな……」

さやか「仁美ったらすぐちくわに食いつくんだもの」

さやか「まあ!あれは何でしょう!だって!ちくわも知らねえのかよ!」

さやか「うちなんかカレーにも入ってるっつーの!」

さやか「でも我に返って、手を洗うのを忘れてただとか……」

さやか「そんなのどうでもいいんだよ!」

さやか「ああ、全くイライラする……」

さやか「まどか……。杏子……。どこにいるんだろう……」

130: 2012/03/19(月) 04:28:48.60 ID:nU3/cDho0

流石に寝るわ
つづきはまたこんど
ありがとう

引用: ほむら「今日もまどか釣りに行くかしら」