1: 2013/08/25(日) 09:47:38 ID:c5i1JksU
クリスタ「何で…？」
エレン「仕方ないだろ」
クリスタ「何でこんなこと…」
エレン「俺にもわからない」
クリスタ「…エレンじゃない？」
エレン「ちゃんと俺だよ」
エレン「仕方ないだろ」
クリスタ「何でこんなこと…」
エレン「俺にもわからない」
クリスタ「…エレンじゃない？」
エレン「ちゃんと俺だよ」
2: 2013/08/25(日) 09:49:52 ID:c5i1JksU
ライナー「なあ、ベルトルト」
ベルトルト「なに…」
ライナー「最近クリスタがおかしい」
ベルトルト「…何言ってるんだ君は」
ライナー「エレンの方ばかり見てる」
ベルトルト「ねえ聞いてる？」
ライナー「どうしたらいいんだ」
ベルトルト「…」
ベルトルト「なに…」
ライナー「最近クリスタがおかしい」
ベルトルト「…何言ってるんだ君は」
ライナー「エレンの方ばかり見てる」
ベルトルト「ねえ聞いてる？」
ライナー「どうしたらいいんだ」
ベルトルト「…」
5: 2013/08/25(日) 09:54:25 ID:c5i1JksU
ライナー「以前のように俺を見ない」
ライナー「ベルトルト何とかしてくれよ」
ベルトルト「…」
ベルトルト「君は本当に何を言ってるの？」
ライナー「は？」
ベルトルト「僕達は戦士だよ。君がクリスタを好きなのは知ってる。でもクリスタに執着してどうするの？ねえ、それじゃ決心が揺らいでしまう」
ライナー「ベルトルト何とかしてくれよ」
ベルトルト「…」
ベルトルト「君は本当に何を言ってるの？」
ライナー「は？」
ベルトルト「僕達は戦士だよ。君がクリスタを好きなのは知ってる。でもクリスタに執着してどうするの？ねえ、それじゃ決心が揺らいでしまう」
6: 2013/08/25(日) 09:57:26 ID:c5i1JksU
ベルトルト「ちゃんと考えてるの？何で兵士の真似事なんかしてるの？」
ベルトルト「ねえ」
ベルトルト「答えてよ」
ライナー「ベルトルト、お前は何を言ってるんだ？」
ライナー「俺たちは兵士。兵士は護りたいものを護るだろ。俺はエレンにそそのかされてるクリスタを護りたい」
ベルトルト「君には何を言っても無駄だね」
ベルトルト「もう僕にはどうすることもできない」
ライナー「…こうなったらアルミンに相談するしかないな」
ベルトルト「ねえ」
ベルトルト「答えてよ」
ライナー「ベルトルト、お前は何を言ってるんだ？」
ライナー「俺たちは兵士。兵士は護りたいものを護るだろ。俺はエレンにそそのかされてるクリスタを護りたい」
ベルトルト「君には何を言っても無駄だね」
ベルトルト「もう僕にはどうすることもできない」
ライナー「…こうなったらアルミンに相談するしかないな」
7: 2013/08/25(日) 10:00:56 ID:c5i1JksU
ｶﾞﾁｬｯ
ライナー「なあ、アルミン」
アルミン「あ、ライナー。どうしたの？」
ライナー「アルミンならもうわかると思うが…最近クリスタがおかしいだろ？」
アルミン「ああ、エレンだろ」
ライナー「何故エレンの方ばかり見るんだ…」
アルミン「そんなの好きだからに決まってるだろ？他に理由はないよ」
ライナー「好き？俺以外を好きになるなんてありえない」
アルミン「何言ってるのライナー…」
ライナー「つまりどうにかしてほしい」
アルミン「理解できないから協力はできないけどこの本なら役に立つと思うよ」
ライナー「なあ、アルミン」
アルミン「あ、ライナー。どうしたの？」
ライナー「アルミンならもうわかると思うが…最近クリスタがおかしいだろ？」
アルミン「ああ、エレンだろ」
ライナー「何故エレンの方ばかり見るんだ…」
アルミン「そんなの好きだからに決まってるだろ？他に理由はないよ」
ライナー「好き？俺以外を好きになるなんてありえない」
アルミン「何言ってるのライナー…」
ライナー「つまりどうにかしてほしい」
アルミン「理解できないから協力はできないけどこの本なら役に立つと思うよ」
8: 2013/08/25(日) 10:04:13 ID:c5i1JksU
ライナー「おう、ありがとな」
ｶﾞﾁｬｯ
アルミン「ライナーの方がおかしい」
廊下
ライナー(ほう、これは薬を作るための本か)
ライナー(役に立ちそうなものはあるのか？)
ﾍﾟﾗﾍﾟﾗ…
ライナー(？？)
ライナー(攻撃的になる薬？)
ライナー(これをエレンに飲ませればクリスタはエレンを嫌いになるかもしれない)
ライナー(今日の夕食に混ぜてみるか)
ｶﾞﾁｬｯ
アルミン「ライナーの方がおかしい」
廊下
ライナー(ほう、これは薬を作るための本か)
ライナー(役に立ちそうなものはあるのか？)
ﾍﾟﾗﾍﾟﾗ…
ライナー(？？)
ライナー(攻撃的になる薬？)
ライナー(これをエレンに飲ませればクリスタはエレンを嫌いになるかもしれない)
ライナー(今日の夕食に混ぜてみるか)
10: 2013/08/25(日) 10:06:51 ID:c5i1JksU
夕食時 食堂
エレン「やっと夕飯か」
ミカサ「今日も、パンとスープ」
サシャ「ミカサ！いらないなら私がもらいます！！」
ミカサ「明日は訓練がある。のでパンとスープは食べる」
サシャ「そうですか…」ｼｮﾎﾞｰﾝ
アルミン(あれ、ライナーが…)
エレン「やっと夕飯か」
ミカサ「今日も、パンとスープ」
サシャ「ミカサ！いらないなら私がもらいます！！」
ミカサ「明日は訓練がある。のでパンとスープは食べる」
サシャ「そうですか…」ｼｮﾎﾞｰﾝ
アルミン(あれ、ライナーが…)
13: 2013/08/25(日) 10:11:38 ID:c5i1JksU
ベルトルト「ライナー、それ何？」
ライナー「エレンに飲ませる」
ベルトルト「…そう。」
ライナー「おい、エレン！」
エレン「何だよ」
ライナー「夕飯取ってきてやるから、ここ座っとけよ。他は満席だろ？」
ミカサ「確かに他の席は空いていない。あそこに座ろうエレン」
エレン「おう、ありがとなライナー」
アルミン(僕は知らない僕は知らない僕は知らない)
ベルトルト「…」
ライナー「エレンに飲ませる」
ベルトルト「…そう。」
ライナー「おい、エレン！」
エレン「何だよ」
ライナー「夕飯取ってきてやるから、ここ座っとけよ。他は満席だろ？」
ミカサ「確かに他の席は空いていない。あそこに座ろうエレン」
エレン「おう、ありがとなライナー」
アルミン(僕は知らない僕は知らない僕は知らない)
ベルトルト「…」
14: 2013/08/25(日) 10:14:55 ID:c5i1JksU
エレン「お、クリスタ達もいるのか」
クリスタ「あ、エレン…」///
ユミル「…ライナーが取っといてくれたんだよ。何考えてるかわかんねーけどな」
クリスタ「ユミル、そんな言い方失礼でしょ？」
ユミル「はいはい、クリスタはいいこだなー」
クリスタ「あ、エレン…」///
ユミル「…ライナーが取っといてくれたんだよ。何考えてるかわかんねーけどな」
クリスタ「ユミル、そんな言い方失礼でしょ？」
ユミル「はいはい、クリスタはいいこだなー」
15: 2013/08/25(日) 10:18:46 ID:c5i1JksU
ライナー「ほら、持ってきたぞ」
エレン「ありがとな」
ミカサ「感謝する」
アルミン「…」
アルミン(恐らく…ライナーが作ったのは攻撃的になる薬だろう)
アルミン(そしてエレンの夕食の中に混ざっている)
アルミン(でも効果が表れるのは3時間後だ…)
アルミン(その頃には多分消灯時間だろうな。大丈夫だ)
エレン「早く食べようぜ！アルミン」
アルミン「う、うん。」
クリスタ(エレン、かっこいいなあ )
ユミル「…」
エレン「ありがとな」
ミカサ「感謝する」
アルミン「…」
アルミン(恐らく…ライナーが作ったのは攻撃的になる薬だろう)
アルミン(そしてエレンの夕食の中に混ざっている)
アルミン(でも効果が表れるのは3時間後だ…)
アルミン(その頃には多分消灯時間だろうな。大丈夫だ)
エレン「早く食べようぜ！アルミン」
アルミン「う、うん。」
クリスタ(エレン、かっこいいなあ )
ユミル「…」
16: 2013/08/25(日) 10:22:38 ID:c5i1JksU
夕食終わり
エレン「さあ寮に戻るか…」
クリスタ「エ、エレン！！」
エレン「ん、何だ？」
クリスタ「あの…消灯時間の少し前…空き部屋に来てくれないかな？」
エレン「おう、いいぞ」
クリスタ(やった！！)///
クリスタ「約束だよっ！？」
エレン「？？おう。」
クリスタ「じゃあね！」
エレン「またな」
エレン「さあ寮に戻るか…」
クリスタ「エ、エレン！！」
エレン「ん、何だ？」
クリスタ「あの…消灯時間の少し前…空き部屋に来てくれないかな？」
エレン「おう、いいぞ」
クリスタ(やった！！)///
クリスタ「約束だよっ！？」
エレン「？？おう。」
クリスタ「じゃあね！」
エレン「またな」
17: 2013/08/25(日) 10:24:32 ID:c5i1JksU
ライナー(エレンのやつ…クリスタと話してやがる…)
ライナー(早く…早く効果は表れないのか？)
ベルトルト「ライナー…行くよ」
ライナー「あ、ああ。」
ベルトルト(ほんとにライナーおかしい)
ライナー(早く…早く効果は表れないのか？)
ベルトルト「ライナー…行くよ」
ライナー「あ、ああ。」
ベルトルト(ほんとにライナーおかしい)
19: 2013/08/25(日) 10:26:48 ID:c5i1JksU
消灯時間10分前
エレン「これくらいで行けば良いのか…？」
コニー「おいエレン、もうすぐ消灯時間だぞ」
エレン「わかってるよ…早く戻るから」
アルミン(ああ…クリスタのところじゃないことを祈る)
ｶﾞﾁｬｯ
ﾊﾞﾀﾝ
ライナー(エレン…どこに行くんだ？)
エレン「これくらいで行けば良いのか…？」
コニー「おいエレン、もうすぐ消灯時間だぞ」
エレン「わかってるよ…早く戻るから」
アルミン(ああ…クリスタのところじゃないことを祈る)
ｶﾞﾁｬｯ
ﾊﾞﾀﾝ
ライナー(エレン…どこに行くんだ？)
20: 2013/08/25(日) 10:27:52 ID:c5i1JksU
>>18
ありがとう！
随分とスローペースです
ありがとう！
随分とスローペースです
21: 2013/08/25(日) 10:31:14 ID:c5i1JksU
空き部屋
ｶﾞﾁｬｯ
クリスタ「！」
エレン「あ、もう来てたんだな。待ったか？？」
クリスタ「ううん、大丈夫」///
エレン「で、どうした？こんなところに呼んで」
クリスタ「あ…あのね…」
クリスタ「その…私」
クリスタ「エレンが…」///
エレン(ん…なんか…意識が…)
クリスタ「エレンがねっ！」///
クリスタ「エレンのことが…す…すk」
ﾊﾞﾁﾝッ
クリスタ「え…」
エレン「あれ…」
ｶﾞﾁｬｯ
クリスタ「！」
エレン「あ、もう来てたんだな。待ったか？？」
クリスタ「ううん、大丈夫」///
エレン「で、どうした？こんなところに呼んで」
クリスタ「あ…あのね…」
クリスタ「その…私」
クリスタ「エレンが…」///
エレン(ん…なんか…意識が…)
クリスタ「エレンがねっ！」///
クリスタ「エレンのことが…す…すk」
ﾊﾞﾁﾝッ
クリスタ「え…」
エレン「あれ…」
22: 2013/08/25(日) 10:33:38 ID:c5i1JksU
クリスタ「え…え…」
クリスタ「叩かれた…？」
エレン「あれ？えっとクリスタ？大丈夫か？」
クリスタ「エレン…？」
エレン「どうしたんだ？」
クリスタ「え…？」
クリスタ「どうしたっt」
ﾊﾞﾁﾝッ
クリスタ「叩かれた…？」
エレン「あれ？えっとクリスタ？大丈夫か？」
クリスタ「エレン…？」
エレン「どうしたんだ？」
クリスタ「え…？」
クリスタ「どうしたっt」
ﾊﾞﾁﾝッ
23: 2013/08/25(日) 10:37:02 ID:c5i1JksU
エレン「また…」
クリスタ「…何で…」
エレン「意識が…う…あ…」
クリスタ「エレン？」
ｶﾞｽｯ
クリスタ「っ！！？」
エレン「…」
クリスタ「痛い…痛いよ」
エレン「…」
クリスタ「何で…急に」
ｶﾞｯ
クリスタ「うっ！…うう…」
エレン「…体が言うことを聞かない」
クリスタ「エレン」
クリスタ「…何で…」
エレン「意識が…う…あ…」
クリスタ「エレン？」
ｶﾞｽｯ
クリスタ「っ！！？」
エレン「…」
クリスタ「痛い…痛いよ」
エレン「…」
クリスタ「何で…急に」
ｶﾞｯ
クリスタ「うっ！…うう…」
エレン「…体が言うことを聞かない」
クリスタ「エレン」
24: 2013/08/25(日) 10:38:54 ID:c5i1JksU
クリスタ「ねえ」
クリスタ「何で…？」
エレン「仕方ないだろ」
クリスタ「何でこんなこと…」
エレン「俺にもわからない」
クリスタ「…エレンじゃない？」
エレン「ちゃんと俺だよ」
クリスタ「何で…？」
エレン「仕方ないだろ」
クリスタ「何でこんなこと…」
エレン「俺にもわからない」
クリスタ「…エレンじゃない？」
エレン「ちゃんと俺だよ」
25: 2013/08/25(日) 10:46:19 ID:c5i1JksU
クリスタ「何を言ってるの…？」
エレン「体が思うように動かないんだ」
クリスタ「え…？」
ｶﾞﾝｯ
クリスタ「！！…痛…」
エレン「意識が遠のく…」
ｶﾞｼｯ
ｺﾞｽｯ
クリスタ「…！うっ……」
エレン「…」
クリス「酷い、酷いよエレン」
エレン「体が思うように動かないんだ」
クリスタ「え…？」
ｶﾞﾝｯ
クリスタ「！！…痛…」
エレン「意識が遠のく…」
ｶﾞｼｯ
ｺﾞｽｯ
クリスタ「…！うっ……」
エレン「…」
クリス「酷い、酷いよエレン」
26: 2013/08/25(日) 10:49:20 ID:c5i1JksU
クリスタ「！！エレン！？」
エレン「…」ｸｽｯ
ﾄﾞｽｯ ﾊﾞｷｯ
クリスタ「！！…っ！」
ﾄﾞｶｯ
クリスタ(もう声も出ないよ…うう…)
クリスタ(殺される…うう…どうしよう…)
クリスタ(私が殺らなきゃ殺される…)
クリスタ(武器は…棚にナイフがあったかも)
クリスタ「…」ｽｸｯ
エレン「？？」
クリスタ「……」ｽﾀｽﾀ…ｶﾁｬ
エレン「…」ｸｽｯ
ﾄﾞｽｯ ﾊﾞｷｯ
クリスタ「！！…っ！」
ﾄﾞｶｯ
クリスタ(もう声も出ないよ…うう…)
クリスタ(殺される…うう…どうしよう…)
クリスタ(私が殺らなきゃ殺される…)
クリスタ(武器は…棚にナイフがあったかも)
クリスタ「…」ｽｸｯ
エレン「？？」
クリスタ「……」ｽﾀｽﾀ…ｶﾁｬ
27: 2013/08/25(日) 10:52:13 ID:c5i1JksU
クリスタ「エレン…ごめんね…」
エレン「…？」
ﾄﾞｽｯ
エレン「…っ、…」ﾎﾟﾀﾎﾟﾀ
クリスタ「ごめんね」
ｻﾞｸｯｻﾞｸｯｻﾞｸｯ
クリスタ「ごめんね…ごめんなさいエレンごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」
ｻﾞｸｯｻﾞｸｯｻﾞｸｯｻﾞｸｯｻﾞｸｯｻﾞｸｯｻﾞｸｯｻﾞｸｯｻﾞｸｯｻﾞｸｯｻﾞｸｯｻﾞｸｯ
エレン「」
クリスタ「…私…何てことを…」
エレン「…？」
ﾄﾞｽｯ
エレン「…っ、…」ﾎﾟﾀﾎﾟﾀ
クリスタ「ごめんね」
ｻﾞｸｯｻﾞｸｯｻﾞｸｯ
クリスタ「ごめんね…ごめんなさいエレンごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」
ｻﾞｸｯｻﾞｸｯｻﾞｸｯｻﾞｸｯｻﾞｸｯｻﾞｸｯｻﾞｸｯｻﾞｸｯｻﾞｸｯｻﾞｸｯｻﾞｸｯｻﾞｸｯ
エレン「」
クリスタ「…私…何てことを…」
28: 2013/08/25(日) 10:54:36 ID:c5i1JksU
クリスタ「う…あ…え、れん？」
クリスタ「こんなのエレンじゃない」
クリスタ「違う、エレンじゃない」
クリスタ「違う、違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う」
クリスタ「でも、エレン」
クリスタ「頃しちゃったんだ…」
クリスタ「私のせいじゃない」
クリスタ「そうだよ、もともと」
クリスタ「こんなのエレンじゃない」
クリスタ「違う、エレンじゃない」
クリスタ「違う、違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う」
クリスタ「でも、エレン」
クリスタ「頃しちゃったんだ…」
クリスタ「私のせいじゃない」
クリスタ「そうだよ、もともと」
30: 2013/08/25(日) 10:57:54 ID:c5i1JksU
クリスタ「エレンが悪いんだよ…」
クリスタ「うん、だから大丈夫」
クリスタ「私はみんなのてんしなんだから」
クリスタ「てんしのせいにしていいわけないでしょ」
クリスタ「…大丈夫」
クリスタ「うん、だから大丈夫」
クリスタ「私はみんなのてんしなんだから」
クリスタ「てんしのせいにしていいわけないでしょ」
クリスタ「…大丈夫」
31: 2013/08/25(日) 10:59:42 ID:c5i1JksU
翌日
クリスタ「…」
クリスタ(やな夢見ちゃった)
クリスタ(大好きなエレンを頃すはずないもんね…)
ユミル「クリスタ、朝食に行くぞ」
クリスタ「うん！」
ユミル「…」
クリスタ「…」
クリスタ(やな夢見ちゃった)
クリスタ(大好きなエレンを頃すはずないもんね…)
ユミル「クリスタ、朝食に行くぞ」
クリスタ「うん！」
ユミル「…」
32: 2013/08/25(日) 11:03:26 ID:c5i1JksU
食堂
ライナー(エレンは結局どうなったんだ…？)ｿﾜｿﾜ
ベルトルト「…」
ミカサ「アルミン！！」
アルミン「ん？どうかしたの？」
ミカサ「エレンは…？」
アルミン「そういえば昨日からみてないな…」
アルミン「あ…」
ミカサ「何？どうかしたの？」
アルミン(あの薬のことは…言わない方が良いのかな)
アルミン「ううん、何でもないよ」ﾆｺ
ミカサ「…そう」
ライナー(エレンは結局どうなったんだ…？)ｿﾜｿﾜ
ベルトルト「…」
ミカサ「アルミン！！」
アルミン「ん？どうかしたの？」
ミカサ「エレンは…？」
アルミン「そういえば昨日からみてないな…」
アルミン「あ…」
ミカサ「何？どうかしたの？」
アルミン(あの薬のことは…言わない方が良いのかな)
アルミン「ううん、何でもないよ」ﾆｺ
ミカサ「…そう」
33: 2013/08/25(日) 11:05:20 ID:c5i1JksU
ユミル「席空いてるぞクリスタ」
クリスタ「うん、ありがとう」
ユミル「なあクリスタ」
クリスタ「んん？なあに？」
ユミル「お前の服さ」
ユミル「なんでそんなに血だらけなんだ？」
クリスタ「うん、ありがとう」
ユミル「なあクリスタ」
クリスタ「んん？なあに？」
ユミル「お前の服さ」
ユミル「なんでそんなに血だらけなんだ？」
34: 2013/08/25(日) 11:09:10 ID:c5i1JksU
クリスタ「血？」
クリスタ「…あ…ああ…私」
ユミル「クリスタ？」
クリスタ「い…いやあああああああ私どうしようそんな…エレン…エレンが」
ユミル「…？エレン…？」
ミカサ「なに、エレンがどうかしたの？」
クリスタ「あ…ああああ…」
ミカサ「クリスタ？」
クリスタ「…あ…ああ…私」
ユミル「クリスタ？」
クリスタ「い…いやあああああああ私どうしようそんな…エレン…エレンが」
ユミル「…？エレン…？」
ミカサ「なに、エレンがどうかしたの？」
クリスタ「あ…ああああ…」
ミカサ「クリスタ？」
35: 2013/08/25(日) 11:17:43 ID:c5i1JksU
ミカサ「まさかとは思うけど」
ミカサ「服を見るに…エレンを…？」
クリスタ「ああああ…夢じゃなかった…うあああ…」
ミカサ「あなたが…エレンを…」
ミカサ「…頃す」
ミカサ「あなたを頃す」
クリスタ「…え？」
ｸﾞｻｯ
クリスタ「なあに…、」ﾎﾟﾀﾎﾟﾀ…
ミカサ「許さない…」
ミカサ「うあああああああああああああああああああああああああああああ」
ｻﾞｸｯｻﾞｸｯｻﾞｸｯ
クリスタ「みかさ、やめていたいよ」
ミカサ「服を見るに…エレンを…？」
クリスタ「ああああ…夢じゃなかった…うあああ…」
ミカサ「あなたが…エレンを…」
ミカサ「…頃す」
ミカサ「あなたを頃す」
クリスタ「…え？」
ｸﾞｻｯ
クリスタ「なあに…、」ﾎﾟﾀﾎﾟﾀ…
ミカサ「許さない…」
ミカサ「うあああああああああああああああああああああああああああああ」
ｻﾞｸｯｻﾞｸｯｻﾞｸｯ
クリスタ「みかさ、やめていたいよ」
36: 2013/08/25(日) 11:20:20 ID:c5i1JksU
ｻﾞｸｯｻﾞｸｯｻﾞｸｯｻﾞｸｯｻﾞｸｯ
クリスタ「みかさ、わたし、しんじゃうから、やめてよ」
ミカサ「うあああああ」
ユミル「…？」
クリスタ「」 ﾄﾞｸﾄﾞｸ…
ミカサ「クリスタを、頃してしまった…」
ユミル「おい、クリスタに何してんだよ」
ミカサ「今すぐエレンのところにいく」ﾌﾞｼｭｯ
ユミル「クリスタクリスタクリスタクリスタクリスタクリスタ…」
アルミン「ああ…」
クリスタ「みかさ、わたし、しんじゃうから、やめてよ」
ミカサ「うあああああ」
ユミル「…？」
クリスタ「」 ﾄﾞｸﾄﾞｸ…
ミカサ「クリスタを、頃してしまった…」
ユミル「おい、クリスタに何してんだよ」
ミカサ「今すぐエレンのところにいく」ﾌﾞｼｭｯ
ユミル「クリスタクリスタクリスタクリスタクリスタクリスタ…」
アルミン「ああ…」
37: 2013/08/25(日) 11:23:04 ID:c5i1JksU
アルミン「薬の…暴走か…？」
アルミン「それとも…」
ライナー「なあベルトルト、幻覚を見てるみたいだ」
ライナー「クリスタが殺されて、ミカサが氏んで、ユミルが氏体のクリスタを抱き抱えてる」
ベルトルト「君はやっぱりおかしいよ」
ベルトルト「君の作った薬のせいだよ」
アルミン「それとも…」
ライナー「なあベルトルト、幻覚を見てるみたいだ」
ライナー「クリスタが殺されて、ミカサが氏んで、ユミルが氏体のクリスタを抱き抱えてる」
ベルトルト「君はやっぱりおかしいよ」
ベルトルト「君の作った薬のせいだよ」
38: 2013/08/25(日) 11:25:24 ID:c5i1JksU
ベルトルト「そして幻覚なんかじゃない。本当のことだよ」
ライナー「クリスタ…」
ベルトルト「全部、全部、君のせいだ」
ベルトルト「君は壊れてるんだよ」
ライナー「俺が…壊れてる？」
ベルトルト「君は兵士じゃない。戦士だよ」
ベルトルト「目を覚ましたら？」
ライナー「クリスタ…」
ベルトルト「全部、全部、君のせいだ」
ベルトルト「君は壊れてるんだよ」
ライナー「俺が…壊れてる？」
ベルトルト「君は兵士じゃない。戦士だよ」
ベルトルト「目を覚ましたら？」
44: 2013/08/25(日) 18:32:37 ID:c5i1JksU
ライナー「俺は…戦士」
ライナー「クリスタは…氏んだ？」
ベルトルト「そう、氏んだんだよ」
ベルトルト「だから戦士に戻ってよ」
ライナー「ああ…あああ…」
ライナー「クリスタは…氏んだ？」
ベルトルト「そう、氏んだんだよ」
ベルトルト「だから戦士に戻ってよ」
ライナー「ああ…あああ…」
45: 2013/08/25(日) 18:36:13 ID:c5i1JksU
アルミン(氏んだ…)
アルミン(エレンもクリスタもミカサも氏んだ)
アルミン「僕のせいだ…」
アルミン「あの本をわたさなければ…」
アルミン「全部、僕のせいだ」
アルミン(エレンもクリスタもミカサも氏んだ)
アルミン「僕のせいだ…」
アルミン「あの本をわたさなければ…」
アルミン「全部、僕のせいだ」
46: 2013/08/25(日) 18:38:30 ID:c5i1JksU
その後徐々にアルミンはおかしくなっていった
ライナーは何を思ったか戦士に戻った
ライナーは何を思ったか戦士に戻った
47: 2013/08/25(日) 18:41:41 ID:c5i1JksU
ベルトルト「はあ…やっと終わった」
ベルトルト「ライナーも戦士に戻ってくれたみたいだし」
ベルトルト「ちょっと手を加えれば意識まで飛ぶようになるなんて」
ベルトルト「まあクリスタにもちょっと混ぜたけど」
ベルトルト「頃すつもりだったから別に良いか」
ベルトルト「ライナーも戦士に戻ってくれたみたいだし」
ベルトルト「ちょっと手を加えれば意識まで飛ぶようになるなんて」
ベルトルト「まあクリスタにもちょっと混ぜたけど」
ベルトルト「頃すつもりだったから別に良いか」
48: 2013/08/25(日) 18:46:23 ID:c5i1JksU
ベルトルト(まあエレンとミカサが氏んだのは予想外だけどね)
ベルトルト「あ、ユミル…」
ユミル「なんだよベルトルさん」
ベルトルト「あの…残念だったね、クリスタは」
ユミル「なにがだ？」
ベルトルト「え…？」
ユミル「クリスタなら、ここにいる。な？クリスタ」
彼女は何もないところに向かって喋りかけていた
ベルトルト「あ、ユミル…」
ユミル「なんだよベルトルさん」
ベルトルト「あの…残念だったね、クリスタは」
ユミル「なにがだ？」
ベルトルト「え…？」
ユミル「クリスタなら、ここにいる。な？クリスタ」
彼女は何もないところに向かって喋りかけていた
49: 2013/08/25(日) 18:51:35 ID:c5i1JksU
ベルトルト「どうしよう、ユミルが…」
ベルトルト「アルミン、ユミルが幻覚を見てる」
アルミン「あは」
アルミン「あはは」
アルミン「あははははははははは」
ベルトルト「あ、アルミン…」
アルミン「あははははははははははははははははははははははは」
ベルトルト「皆…おかしくなった」
ベルトルト「でもこの方がやりやすいんだろうな」
アルミン「あはっあはははっ」
ベルトルト「この世界は…残酷だ」
ベルトルト「アルミン、ユミルが幻覚を見てる」
アルミン「あは」
アルミン「あはは」
アルミン「あははははははははは」
ベルトルト「あ、アルミン…」
アルミン「あははははははははははははははははははははははは」
ベルトルト「皆…おかしくなった」
ベルトルト「でもこの方がやりやすいんだろうな」
アルミン「あはっあはははっ」
ベルトルト「この世界は…残酷だ」
50: 2013/08/25(日) 18:53:16 ID:c5i1JksU
終わり
短めですが初作なので許してください…
最後の無理矢理締めた感もシカトしてください！
閲覧ありがとうございました
短めですが初作なので許してください…
最後の無理矢理締めた感もシカトしてください！
閲覧ありがとうございました
引用: クリスタ「ねえ」
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