1: 2024/08/24(土) 21:10:27.72 ID:O6Q/4maW.net
ありあ(私、澁谷ありあ!趣味は読書!)
ありあ(中学2年から…もっと細かく言うとお姉ちゃんがスクールアイドルを始めてから私の執筆は始まった)
ありあ(夜中に鍵付きの引き出しからノートを出して書いてはドギマギし、朝読み返して自己嫌悪に浸る。そんな日々を過ごして……)
ありあ「現在高1の春……バレた」
ありあ「しかも5人同時に」
かのん「(声にならない笑い声)」バンバンバンバン!!
千砂都「……」
可可「すみれ、零番隊ってなんデスか」
すみれ「聞かないで、この子の為にも」
恋「ふむ…」ジロジロ
ありあ「うわあああああああああああ!!!!!!!!!」
ありあ(中学2年から…もっと細かく言うとお姉ちゃんがスクールアイドルを始めてから私の執筆は始まった)
ありあ(夜中に鍵付きの引き出しからノートを出して書いてはドギマギし、朝読み返して自己嫌悪に浸る。そんな日々を過ごして……)
ありあ「現在高1の春……バレた」
ありあ「しかも5人同時に」
かのん「(声にならない笑い声)」バンバンバンバン!!
千砂都「……」
可可「すみれ、零番隊ってなんデスか」
すみれ「聞かないで、この子の為にも」
恋「ふむ…」ジロジロ
ありあ「うわあああああああああああ!!!!!!!!!」
2: 2024/08/24(土) 21:15:43.16 ID:O6Q/4maW.net
ありあ「頃して…誰か私を頃して…!」
かのん「そっかwありあはこういうのが好きなんだねw」
ありあ「うるさいうるさいうるさーい!!!」
ありあ(サイアク!!お姉ちゃんにバレたって事は全世界にバレたってことだし!!)
千砂都「………」
ありあ(千砂都さんはずっと苦い顔したまま何にも喋らないし!)
ありあ(可可さんと恋さんはすっごいじっくり読むし!!)
可可「これなんて読むデス?」
恋「これは……なんでしょう?あて字ですかね」
ありあ「あーもう生きていけない、氏ぬしかない」
かのん「そっかwありあはこういうのが好きなんだねw」
ありあ「うるさいうるさいうるさーい!!!」
ありあ(サイアク!!お姉ちゃんにバレたって事は全世界にバレたってことだし!!)
千砂都「………」
ありあ(千砂都さんはずっと苦い顔したまま何にも喋らないし!)
ありあ(可可さんと恋さんはすっごいじっくり読むし!!)
可可「これなんて読むデス?」
恋「これは……なんでしょう?あて字ですかね」
ありあ「あーもう生きていけない、氏ぬしかない」
3: 2024/08/24(土) 21:26:12.02 ID:O6Q/4maW.net
すみれ「ほら、いつまで笑ってるのよ」
かのん「だってwこんなの見せられたらwww」
かのん「あっはっはっはwww」バンバンバンバン!!
すみれ「あぁもう!千砂都もボサっとしてないで!」
千砂都「アーウン……ゴメンネー…」ボソッ
千砂都「アリアチャン…オッキクナッタネー…」ボソッ
ありあ「こんなので成長を感じたくなかったって思ってますよね!?」
かのん「だってwこんなの見せられたらwww」
かのん「あっはっはっはwww」バンバンバンバン!!
すみれ「あぁもう!千砂都もボサっとしてないで!」
千砂都「アーウン……ゴメンネー…」ボソッ
千砂都「アリアチャン…オッキクナッタネー…」ボソッ
ありあ「こんなので成長を感じたくなかったって思ってますよね!?」
5: 2024/08/24(土) 21:31:08.18 ID:O6Q/4maW.net
恋「可可さん今何巻読んでます?」
可可「value3デス」
恋「あ、私それ読んでないですね。終わったら貸してください」ジーッ
可可「知道了」ジーッ
ありあ「やめてぇ〜真剣に読まないでぇ〜!」
かのん「すっごい真剣に読んでるね!!」
恋「でもこれすごいんですよ。バレーボール部のマネージャーとしての実績が生きていて…」
可可「え、これはテニス部のマネージャーだった頃の小説デスよ?」
恋「もしかして…掛け持ちですか!?」
ありあ「いや、違っ…」
可可「すごいデス!是非スクールアイドルのマネージャーに!」
ありあ「あの…だから空想の話で……///」
かのん「あっはっはっはwwwww」
可可「value3デス」
恋「あ、私それ読んでないですね。終わったら貸してください」ジーッ
可可「知道了」ジーッ
ありあ「やめてぇ〜真剣に読まないでぇ〜!」
かのん「すっごい真剣に読んでるね!!」
恋「でもこれすごいんですよ。バレーボール部のマネージャーとしての実績が生きていて…」
可可「え、これはテニス部のマネージャーだった頃の小説デスよ?」
恋「もしかして…掛け持ちですか!?」
ありあ「いや、違っ…」
可可「すごいデス!是非スクールアイドルのマネージャーに!」
ありあ「あの…だから空想の話で……///」
かのん「あっはっはっはwwwww」
6: 2024/08/24(土) 21:36:12.78 ID:O6Q/4maW.net
千砂都「スミレチャンハオドロイテナインダネ…」ボソッ
すみれ「声ちっさ、そんなにショックだったの?」
千砂都「セイテンノヘキレキダネー…」ボソッ
すみれ「霹靂…あぁ、そりゃそうね」
ありあ「で!なんで驚いてないですか!すみれさん!」ギラッ!
すみれ「え、あ、いやぁ…別に…」
ありあ「もしかして…!」キラキラ
かのん「え、すみれちゃんも!?!?」
すみれ「違わい!食いつくな!!」
すみれ「あー…えっと…理由というかなんというか…」
すみれ「声ちっさ、そんなにショックだったの?」
千砂都「セイテンノヘキレキダネー…」ボソッ
すみれ「霹靂…あぁ、そりゃそうね」
ありあ「で!なんで驚いてないですか!すみれさん!」ギラッ!
すみれ「え、あ、いやぁ…別に…」
ありあ「もしかして…!」キラキラ
かのん「え、すみれちゃんも!?!?」
すみれ「違わい!食いつくな!!」
すみれ「あー…えっと…理由というかなんというか…」
7: 2024/08/24(土) 21:41:21.26 ID:O6Q/4maW.net
すみれ「初めて会った時趣味が読書って言ってたじゃない?で、中学2年生…」
すみれ「中2で読書が趣味って……」
すみれ「『この子絶対自作小説とか書くだろうな〜』って出会った頃から思ってたのよ」
ありあ「」
すみれ「…………なんかごめんね」
ありあ「謝られるのが1番キツイです…すみれさん…!」プルプル
すみれ「わ、悪かったわよ…」
かのん「あっはっはっはっはwwww」
すみれ「笑いすぎ!」
すみれ「中2で読書が趣味って……」
すみれ「『この子絶対自作小説とか書くだろうな〜』って出会った頃から思ってたのよ」
ありあ「」
すみれ「…………なんかごめんね」
ありあ「謝られるのが1番キツイです…すみれさん…!」プルプル
すみれ「わ、悪かったわよ…」
かのん「あっはっはっはっはwwww」
すみれ「笑いすぎ!」
9: 2024/08/24(土) 21:51:55.97 ID:O6Q/4maW.net
すみれ「そういうかのんはどうなのよ」
かのん「え、私?」
すみれ「こういうのって姉の影響とかって感じしない?」
千砂都「ヘンケンダー…」ボソッ
かのん「私は…ほら、スクールアイドルで忙しいし。普通に青春送ってるから!」
かのん「腐女子と違って!!」
ありあ「夢女だから!!」
かのん「え、私?」
すみれ「こういうのって姉の影響とかって感じしない?」
千砂都「ヘンケンダー…」ボソッ
かのん「私は…ほら、スクールアイドルで忙しいし。普通に青春送ってるから!」
かのん「腐女子と違って!!」
ありあ「夢女だから!!」
10: 2024/08/24(土) 21:56:33.81 ID:O6Q/4maW.net
かのん「ありあ〜、学校にお友達いるの〜?お姉ちゃん心配だよぉ〜」ニヤニヤ
ありあ「い、いるもん!オーストリアの留学生とか…」
すみれ「知ってる人だ」
かのん「友達とさ〜『恋人とかいないの〜?』みたいな話になってさ!」
かのん「『え、この世界線ではいない』とか言ってるんでしょ!」
ありあ「言ってないから!!」
すみれ「なんというか…かのんの妹って感じするわ〜」
かのん「ちょっとどういう意味!?」
ありあ「い、いるもん!オーストリアの留学生とか…」
すみれ「知ってる人だ」
かのん「友達とさ〜『恋人とかいないの〜?』みたいな話になってさ!」
かのん「『え、この世界線ではいない』とか言ってるんでしょ!」
ありあ「言ってないから!!」
すみれ「なんというか…かのんの妹って感じするわ〜」
かのん「ちょっとどういう意味!?」
11: 2024/08/24(土) 22:02:44.80 ID:O6Q/4maW.net
ありあ「と、とにかく交友関係に口出ししないで!」
恋「このキャラクター、渋谷駅のにいませんでしたか?」ジーッ
可可「シブヤジヘンの頃デスね」ジーッ
すみれ「結構夢中で見てるわね。そんなに面白いの?」
恋「なんというか…見やすいですね」
ありあ「み、見やすい?」
可可「はい!文字に無駄がなく伝えたい事ややりたいことが綺麗に簡潔されていマス!」
恋「比喩表現も素敵ですね」
ありあ「可可さん…恋さん…!」
恋「ここの『時に愛は2人を試してる Because I love you』とか綺麗でいいですよね」
すみれ「○LAYじゃん」
可可「ほら!すみれを読んでみるデス!」グイッ
すみれ「いや、素人の書く小説って…」
恋「千砂都さんもよろしければ!」
千砂都「ワタシアマリホンヨマナイカラナー…」ボソッ
恋「value5まであるので全員で読めますよ!」
かのん「書きすぎじゃない?」
すみれ「私、まあまあ読む人だから…結構…厳しめに……」
千砂都「…………」
恋「このキャラクター、渋谷駅のにいませんでしたか?」ジーッ
可可「シブヤジヘンの頃デスね」ジーッ
すみれ「結構夢中で見てるわね。そんなに面白いの?」
恋「なんというか…見やすいですね」
ありあ「み、見やすい?」
可可「はい!文字に無駄がなく伝えたい事ややりたいことが綺麗に簡潔されていマス!」
恋「比喩表現も素敵ですね」
ありあ「可可さん…恋さん…!」
恋「ここの『時に愛は2人を試してる Because I love you』とか綺麗でいいですよね」
すみれ「○LAYじゃん」
可可「ほら!すみれを読んでみるデス!」グイッ
すみれ「いや、素人の書く小説って…」
恋「千砂都さんもよろしければ!」
千砂都「ワタシアマリホンヨマナイカラナー…」ボソッ
恋「value5まであるので全員で読めますよ!」
かのん「書きすぎじゃない?」
すみれ「私、まあまあ読む人だから…結構…厳しめに……」
千砂都「…………」
12: 2024/08/24(土) 22:09:01.29 ID:O6Q/4maW.net
30分後…
すみれ「すごい良かった…」
千砂都「ありあちゃんすごい!!こんな才能があったなんて!!」キラキラ
恋「ですよね!千砂都さんも元に戻るくらいすごいんです!」
ありあ「恋さん…すみれさん…千砂都さん…」ウルッ
ありあ「あ、ヤバい…涙出てきた…グスッ…」
ありあ「私の2年間…無駄じゃなかったんだ…」ウルウル
すみれ「すごい良かった…」
千砂都「ありあちゃんすごい!!こんな才能があったなんて!!」キラキラ
恋「ですよね!千砂都さんも元に戻るくらいすごいんです!」
ありあ「恋さん…すみれさん…千砂都さん…」ウルッ
ありあ「あ、ヤバい…涙出てきた…グスッ…」
ありあ「私の2年間…無駄じゃなかったんだ…」ウルウル
13: 2024/08/24(土) 22:14:46.00 ID:O6Q/4maW.net
可可「オススメは2巻のこのページからデスね」
メイ「文字小さいな…結構詰め込んでるんだな」ギロッ
四季「ほとんどが1万字超えてる…相当な文才だ」
ありあ「増えてる」
すみれ「いやあんたすごいわよ。本当にすごい。原作の解像度も高いし文字に無駄もないし推しへの愛も伝わってくる…100点よこれ」
ありあ「そんな…えへっ///そんな褒められたら私すみれさんの夢女になっちゃいますよ…///」
すみれ「へぇ…」
きな子「ここの表現、作詞で使いたいくらいっすよ〜」
夏美「これを売りさばけばマニーがたんまりと…!」
ありあ「あ、そんなお金私に使う暇があったら原作買って欲しいので無しですね」
夏美「な、なるほど…」ビクッ
メイ「文字小さいな…結構詰め込んでるんだな」ギロッ
四季「ほとんどが1万字超えてる…相当な文才だ」
ありあ「増えてる」
すみれ「いやあんたすごいわよ。本当にすごい。原作の解像度も高いし文字に無駄もないし推しへの愛も伝わってくる…100点よこれ」
ありあ「そんな…えへっ///そんな褒められたら私すみれさんの夢女になっちゃいますよ…///」
すみれ「へぇ…」
きな子「ここの表現、作詞で使いたいくらいっすよ〜」
夏美「これを売りさばけばマニーがたんまりと…!」
ありあ「あ、そんなお金私に使う暇があったら原作買って欲しいので無しですね」
夏美「な、なるほど…」ビクッ
14: 2024/08/24(土) 22:20:20.80 ID:O6Q/4maW.net
かのん「な、なんかすごい認められちゃってない!?」
千砂都「まあまあかのんちゃんも読みなって!」
かのん「で、でも夢小説だよ!?オタクの妄想なんだよ!?」
メイ「妄想でも解像度が高ければそれは現実なんだよ」
可可「メイメイいい事言いマスね!」
かのん「そうかなぁ!?」
千砂都「まあまあかのんちゃんも読みなって!」
かのん「で、でも夢小説だよ!?オタクの妄想なんだよ!?」
メイ「妄想でも解像度が高ければそれは現実なんだよ」
可可「メイメイいい事言いマスね!」
かのん「そうかなぁ!?」
15: 2024/08/24(土) 22:25:26.14 ID:O6Q/4maW.net
ありあ「こ、これを機に私の小説クラスメイトとかにも教えちゃおっかな…!」ニヤニヤ
9人「……」
四季「それはやめた方がいい」
ありあ「え」
夏美「私たちだけにしておくのがベストですの」
ありあ「え」
メイ「まぁ所詮はオタクの妄想だしな」
ありあ「あの」
恋「ネ、ネットで匿名で出すくらいなら…」
ありあ「ちょっ…」
すみれ「大丈夫、口外はしないから」
ありあ「え?」
きな子「かのん先輩には注意っすけど…」
ありあ「いやその…」
千砂都「ダメダヨアリアチャン…」ボソッ
ありあ「声が」
可可「楽しい高校生活を犠牲にする必要はないデス」
ありあ「さっきまでの…」
かのん「だってさ、ありあw」
ありあ「さっきまでの高評価は!?」
9人「……」
四季「それはやめた方がいい」
ありあ「え」
夏美「私たちだけにしておくのがベストですの」
ありあ「え」
メイ「まぁ所詮はオタクの妄想だしな」
ありあ「あの」
恋「ネ、ネットで匿名で出すくらいなら…」
ありあ「ちょっ…」
すみれ「大丈夫、口外はしないから」
ありあ「え?」
きな子「かのん先輩には注意っすけど…」
ありあ「いやその…」
千砂都「ダメダヨアリアチャン…」ボソッ
ありあ「声が」
可可「楽しい高校生活を犠牲にする必要はないデス」
ありあ「さっきまでの…」
かのん「だってさ、ありあw」
ありあ「さっきまでの高評価は!?」
16: 2024/08/24(土) 22:30:35.91 ID:O6Q/4maW.net
千砂都「じゃあみんな!今日のことは忘れるように!解散!!」
可可「新作できたら教えてクダサイねー!」
四季「メイの部屋も探せば見つかりそう」
メイ「私は壁派だからねえ!」
ガヤガヤ…
ありあ「あぁ…私の自己肯定感が……」
すみれ「ありあ…」ボソッ
ありあ「…へ?」
すみれ「今度の冬に虹ヶ咲学園って所であんたみたいな人が集まってこういう自作小説とか自作漫画を描いて売る大型のマーケットがあるんだって…」ヒソヒソ
すみれ「行ってみたら?もし不安だったら着いてくし…」ヒソヒソ
ありあ「すみれさん…!」
かのん「まあまあ、これからも執筆頑張ってねw」
ありあ「お姉ちゃん!!」ゲシッ!
かのん「ちょっ、蹴らないでよ!!」
可可「新作できたら教えてクダサイねー!」
四季「メイの部屋も探せば見つかりそう」
メイ「私は壁派だからねえ!」
ガヤガヤ…
ありあ「あぁ…私の自己肯定感が……」
すみれ「ありあ…」ボソッ
ありあ「…へ?」
すみれ「今度の冬に虹ヶ咲学園って所であんたみたいな人が集まってこういう自作小説とか自作漫画を描いて売る大型のマーケットがあるんだって…」ヒソヒソ
すみれ「行ってみたら?もし不安だったら着いてくし…」ヒソヒソ
ありあ「すみれさん…!」
かのん「まあまあ、これからも執筆頑張ってねw」
ありあ「お姉ちゃん!!」ゲシッ!
かのん「ちょっ、蹴らないでよ!!」
19: 2024/08/24(土) 22:35:15.33 ID:O6Q/4maW.net
ガチャ
ありあ「はぁ…」
ありあ「……よし、書くか」
数年後、『ジー線上乃』先生のサークルに行列が出来るのは別の話
おわり
ありあ「はぁ…」
ありあ「……よし、書くか」
数年後、『ジー線上乃』先生のサークルに行列が出来るのは別の話
おわり
20: 2024/08/24(土) 23:02:06.14 ID:TvA9eE3c.net
乙
おもしろかった
おもしろかった
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります