827: 2016/06/26(日) 00:06:10.34 ID:zEXGeDK50
最初:提督「安価で艦娘のお悩み相談をする」
前回:提督「艦娘のお悩み相談をする」【その8】
電提「ふぅ~」
提督「心臓止まるかと思った」
電「なのです」
提督「大鯨のヤツ、いったいどうしったいうんだろう。何か、凄い何かを感じた気がする」
電「なのです。まるで鬼級姫級の深海棲艦と会敵したときみたいな闇を感じたのです」
提督「ていうか長門の時もそうだが、大鯨はどうやって昨日の事まで知ったんだよ」
電「知っているとすれば青葉さんなのです」
提督「アイツがそういう事をリークするとは思えないんだよなぁ」
提督「いや、この際それすらどうでもいい。今晩は大鯨と飯か」
電「嫌なのです?」
提督「それについては絶対にないと断言しておく。ただ、気が重いのは確かだ」
提督「俺、いつか艦娘に刺されて氏にそうだ」
電「上官の氏因の二割は誤射なのです」
提督「頼むから今それ言わないでくれ」ズーン
コンコン
提督「はーい。どうぞー」
艦娘
↓2
829: 2016/06/26(日) 00:07:14.61 ID:GHnlXOcZo
阿賀野
839: 2016/06/26(日) 00:14:29.82 ID:zEXGeDK50
阿賀野「ごめんくださ~い。ってわぁ~大っきな鏡!すご~い」
提督「どうぞそちらにお掛けになってください」
阿賀野「は~い。専門家さんが来るまで待っていればいいのかな?」
提督「いえ、私はその鏡の向こうにいます。この方が気兼ねなくはなせるのでは、という考えです」
阿賀野「そ~なんだ」
電(とても悩みごととは無縁そうな人なのです)
提督(こうやって自分達であえてフラグを立てないともう精神が持たないってのも凄いよな)
提督「それで、此処に来たからには何かお悩みがあるのでは?どんな内容でも、絶対に秘密にするので安心してください」
阿賀野「あ、そうそう。そうなの。聞いてよ~↓2」
提督「どうぞそちらにお掛けになってください」
阿賀野「は~い。専門家さんが来るまで待っていればいいのかな?」
提督「いえ、私はその鏡の向こうにいます。この方が気兼ねなくはなせるのでは、という考えです」
阿賀野「そ~なんだ」
電(とても悩みごととは無縁そうな人なのです)
提督(こうやって自分達であえてフラグを立てないともう精神が持たないってのも凄いよな)
提督「それで、此処に来たからには何かお悩みがあるのでは?どんな内容でも、絶対に秘密にするので安心してください」
阿賀野「あ、そうそう。そうなの。聞いてよ~↓2」
855: 2016/06/26(日) 00:28:01.42 ID:zEXGeDK50
阿賀野「阿賀野達って、海の平和と安全を取り戻す為に、深海棲艦と戦っているの」
電(なのです)
阿賀野「でもね、最近思うんだ。本当に戦う事でしか平和って得られないのかなって」
阿賀野「阿賀野には妹が三人いて、時々喧嘩したりするけれど、その時は皆お話しで解決するから」
阿賀野「深海棲艦とも話し合いで解決しないのかな?でも、やっぱりこんな考え方って変だよね」
阿賀野「妹達からもよく阿賀野の考えは変わっているって言われるから、この事もそうなのかもしれない」
阿賀野「けれどやっぱり、阿賀野にはどうしても間違っていると思えないの」
阿賀野「でも艦娘は戦うためにあるから、阿賀野の考えは何処かが間違っている。ねぇ。何処が変なの?
電(なのです)
阿賀野「でもね、最近思うんだ。本当に戦う事でしか平和って得られないのかなって」
阿賀野「阿賀野には妹が三人いて、時々喧嘩したりするけれど、その時は皆お話しで解決するから」
阿賀野「深海棲艦とも話し合いで解決しないのかな?でも、やっぱりこんな考え方って変だよね」
阿賀野「妹達からもよく阿賀野の考えは変わっているって言われるから、この事もそうなのかもしれない」
阿賀野「けれどやっぱり、阿賀野にはどうしても間違っていると思えないの」
阿賀野「でも艦娘は戦うためにあるから、阿賀野の考えは何処かが間違っている。ねぇ。何処が変なの?
859: 2016/06/26(日) 00:36:06.43 ID:zEXGeDK50
電(ま、またまた予想の斜め上のお悩みなのです)
提督(あ、ああ。だが俺は今、甚く感動しているぞ)
提督(普段は効果音が付きそうなくらいポワポワマイペースな阿賀野も、実は真剣に考えているんだな)
電(阿賀野さんの考えは立派なのです。電も、出来れば戦いたくないのです)
提督(出来る事なら、俺だって全てを擲って阿賀野の考えを支持したい)
提督(それは大人なら皆分かってる理想の世界だ。だが、理想ってのは叶わないからこそ理想なんだ)
提督(さて、非常に難しい問題だ。どうしたものかな↓2~4)
提督(あ、ああ。だが俺は今、甚く感動しているぞ)
提督(普段は効果音が付きそうなくらいポワポワマイペースな阿賀野も、実は真剣に考えているんだな)
電(阿賀野さんの考えは立派なのです。電も、出来れば戦いたくないのです)
提督(出来る事なら、俺だって全てを擲って阿賀野の考えを支持したい)
提督(それは大人なら皆分かってる理想の世界だ。だが、理想ってのは叶わないからこそ理想なんだ)
提督(さて、非常に難しい問題だ。どうしたものかな↓2~4)
868: 2016/06/26(日) 00:55:58.35 ID:zEXGeDK50
提督「いいですか。貴方の考えは、とても尊く、そして困難な事です」
提督「だから、貴方1人の考えではどうにもなりません」
提督「今の時代で貴方1人が話し合っても戦いを終わらせる事は出来ません。あきらめてください」
阿賀野「……そう。だよね、うん。わかってた」
提督「ですが、それはあくまでも今は、ということです」
提督「時代が人を作り、人が歴史を作ります。時代という波の中では1人の意見はそれこそゴムボートの様にもみくちゃにされておしまいです」
提督「ですが、時代が変われば人は変わります。そして、時代を変えるのもやはり人です」
提督「貴方の話を夢物語だと一蹴せず、理想ではなく目標として共感できる人を探してみてください」
提督「1人2人では頼りないでしょう。ですが、それが何人も集まった時、その時初めて時代は変わります」
提督「時代が変わった時、貴方はその先駆者となります。ですからどうか、その理想は絶やさずに持ち続けてください」
提督「だから、貴方1人の考えではどうにもなりません」
提督「今の時代で貴方1人が話し合っても戦いを終わらせる事は出来ません。あきらめてください」
阿賀野「……そう。だよね、うん。わかってた」
提督「ですが、それはあくまでも今は、ということです」
提督「時代が人を作り、人が歴史を作ります。時代という波の中では1人の意見はそれこそゴムボートの様にもみくちゃにされておしまいです」
提督「ですが、時代が変われば人は変わります。そして、時代を変えるのもやはり人です」
提督「貴方の話を夢物語だと一蹴せず、理想ではなく目標として共感できる人を探してみてください」
提督「1人2人では頼りないでしょう。ですが、それが何人も集まった時、その時初めて時代は変わります」
提督「時代が変わった時、貴方はその先駆者となります。ですからどうか、その理想は絶やさずに持ち続けてください」
869: 2016/06/26(日) 01:01:17.58 ID:zEXGeDK50
阿賀野「……阿賀野は能代や矢矧みたいに賢くないから、お話しの意味がよくは分からなかった」
阿賀野「けれど、阿賀野の考え、変じゃないんだよね?」
提督「はい。寧ろ誇ってください。貴方は立派です」
阿賀野「うん、わかった。まだまだ何していいかわからないけれど、阿賀野頑張るね」
提督「はい。何時の日か、艦娘と深海棲艦との和解が成立する日と楽しみにしています」
阿賀野「待ってて。阿賀野、絶対に皆と仲良くなってみせるから!今日はありがとう」
バタン
阿賀野「けれど、阿賀野の考え、変じゃないんだよね?」
提督「はい。寧ろ誇ってください。貴方は立派です」
阿賀野「うん、わかった。まだまだ何していいかわからないけれど、阿賀野頑張るね」
提督「はい。何時の日か、艦娘と深海棲艦との和解が成立する日と楽しみにしています」
阿賀野「待ってて。阿賀野、絶対に皆と仲良くなってみせるから!今日はありがとう」
バタン
889: 2016/06/26(日) 23:55:57.54 ID:zEXGeDK50
電「阿賀野さん。見かけによらずすっごくお姉さんだったのです」
提督「正直言うと俺も驚いている。まさか阿賀野がそんな事考えていたとはな」
電「普段の阿賀野さんからちょっと想像つかないのです」
提督「だよなぁ」
電「暁ちゃんももっとお姉さんっぽくしてほしいのです」
提督「どう考えても響が長女だよなぁ」
コンコン
提督「はいどうぞー」
艦娘
↓2
提督「正直言うと俺も驚いている。まさか阿賀野がそんな事考えていたとはな」
電「普段の阿賀野さんからちょっと想像つかないのです」
提督「だよなぁ」
電「暁ちゃんももっとお姉さんっぽくしてほしいのです」
提督「どう考えても響が長女だよなぁ」
コンコン
提督「はいどうぞー」
艦娘
↓2
891: 2016/06/26(日) 23:56:26.08 ID:r8Xrijszo
速吸
895: 2016/06/27(月) 00:02:59.64 ID:BZUtv18B0
速吸「はい!失礼します」
電(今度は速吸さんなのです)
提督(何時も明るくてノリのいい速吸だが、給油艦という特殊な艦種だ)
電(大鯨さん……)
提督(ヤメテクレ。今から胃が痛い。ともかく、速吸も他の艦娘とは少し違うし、これは注意が必要なのかもしれない)
速吸「えっと、ここに座ればいいんでしょうか?」
提督「ええ、例えどんな内容であっても、決して誰にも言わないのでご安心ください」
速吸「はぁ~良かったぁ~!あのですね、聞いてください↓2」
電(今度は速吸さんなのです)
提督(何時も明るくてノリのいい速吸だが、給油艦という特殊な艦種だ)
電(大鯨さん……)
提督(ヤメテクレ。今から胃が痛い。ともかく、速吸も他の艦娘とは少し違うし、これは注意が必要なのかもしれない)
速吸「えっと、ここに座ればいいんでしょうか?」
提督「ええ、例えどんな内容であっても、決して誰にも言わないのでご安心ください」
速吸「はぁ~良かったぁ~!あのですね、聞いてください↓2」
899: 2016/06/27(月) 00:11:19.98 ID:BZUtv18B0
速吸「この季節、そろそろ暑くなってきて、皆さんの体力が心配なんです」
電(なのです。鎮守府が暑いのです)
提督(お前は大抵クーラーの効いた執務室か海上だろうが)
電(海上は実は暑いのです。照り返しはキツいですし、艤装の廃熱もあるのです)
提督(それは知らなかった。てっきり海だから涼しいかと)
速吸「そこで!艦娘の皆さんが熱中症にならず、皆さんの士気を常に万全に保とうと思い、速吸がスポーツドリンクを作りました」
提督「それはよい心がけですね。他の艦娘の皆さんも、提督も喜ばれることでしょう」
速吸「はい!速吸印の元気溌剌スポーツドリンク。その名も↓2」
速吸「作ったのは良いのですが、何故か鎮守府の外の企業さんから是非ウチ出させてもらえないかと言われまして」
スポドリの名前
電(なのです。鎮守府が暑いのです)
提督(お前は大抵クーラーの効いた執務室か海上だろうが)
電(海上は実は暑いのです。照り返しはキツいですし、艤装の廃熱もあるのです)
提督(それは知らなかった。てっきり海だから涼しいかと)
速吸「そこで!艦娘の皆さんが熱中症にならず、皆さんの士気を常に万全に保とうと思い、速吸がスポーツドリンクを作りました」
提督「それはよい心がけですね。他の艦娘の皆さんも、提督も喜ばれることでしょう」
速吸「はい!速吸印の元気溌剌スポーツドリンク。その名も↓2」
速吸「作ったのは良いのですが、何故か鎮守府の外の企業さんから是非ウチ出させてもらえないかと言われまして」
スポドリの名前
904: 2016/06/27(月) 00:24:52.09 ID:BZUtv18B0
提督「えっと、もう一度言っていただけますか?」
速吸「はい!ファストチャージ!です」
電(なんかどっかで聞いた事ある気がするのです)
提督(なんかアウトな気もするが、本来は鎮守府内で発売するつもりだったんだろうし)
提督(多分その辺りは深く考えず良いキャッチコピーで採用したんじゃないかな)
速吸「ファストチャージ!10秒で補給できる優れものです」
速吸「けれど、鎮守府の外では全く考えていなかったので、どうすればよいでしょうか?」
速吸「はい!ファストチャージ!です」
電(なんかどっかで聞いた事ある気がするのです)
提督(なんかアウトな気もするが、本来は鎮守府内で発売するつもりだったんだろうし)
提督(多分その辺りは深く考えず良いキャッチコピーで採用したんじゃないかな)
速吸「ファストチャージ!10秒で補給できる優れものです」
速吸「けれど、鎮守府の外では全く考えていなかったので、どうすればよいでしょうか?」
906: 2016/06/27(月) 00:27:24.13 ID:BZUtv18B0
電(どうするのです?司令官さん)
提督(どうするも何も、そもそもなんでそんな話が俺じゃなくて速吸に直接来たのかが謎なんだが)
提督(こういうのってまずは俺に言わないかな?)
電(電に言われても分からないのです)
提督(そんなこと俺に言われても分からん。どうすりゃいいんだよ↓2~4)
提督(どうするも何も、そもそもなんでそんな話が俺じゃなくて速吸に直接来たのかが謎なんだが)
提督(こういうのってまずは俺に言わないかな?)
電(電に言われても分からないのです)
提督(そんなこと俺に言われても分からん。どうすりゃいいんだよ↓2~4)
913: 2016/06/27(月) 00:45:32.86 ID:BZUtv18B0
提督(そうだよな。色々とやらなくちゃいけないことはあるよな)
提督「一先ずは提督にそのスポーツドリンクを渡してみてはどうでしょうか?」
提督「鎮守府の中であれ外であれ、提督の決断が無ければ始まりません」
速吸「そうですね。あとで提督さんに渡してみます」
提督「その上での、の話になりますが速吸さんに打診してきた企業さんは有名なところですので信用できるでしょう」
提督「本格的に外部と関係を持って販売するのであれば厳しいハードル、超えるべき課題はあります」
速吸「そう……ですよね」
提督「ですが、その代わりメリットもあります。海軍としても艦娘が出したスポーツドリンク、と銘うてばよい広報になるでしょう」
提督「希望を持ってください。提督はいつでも艦娘の味方となってくれるでしょうから」
提督「一先ずは提督にそのスポーツドリンクを渡してみてはどうでしょうか?」
提督「鎮守府の中であれ外であれ、提督の決断が無ければ始まりません」
速吸「そうですね。あとで提督さんに渡してみます」
提督「その上での、の話になりますが速吸さんに打診してきた企業さんは有名なところですので信用できるでしょう」
提督「本格的に外部と関係を持って販売するのであれば厳しいハードル、超えるべき課題はあります」
速吸「そう……ですよね」
提督「ですが、その代わりメリットもあります。海軍としても艦娘が出したスポーツドリンク、と銘うてばよい広報になるでしょう」
提督「希望を持ってください。提督はいつでも艦娘の味方となってくれるでしょうから」
914: 2016/06/27(月) 00:52:46.28 ID:BZUtv18B0
速吸「はい!速吸頑張ります!きっと提督も喜んでくれます!ありがとうございました!」
バタン
提督「まさか速吸が俺の知らないところで企業連携しようとは」
電「電もビックリなのです」
提督「ていうか電も知らないことをどうして企業は知ったんだろう」
電「速吸さんの事だから鎮守府の外でうっかり言ってそうなのです」
提督「うっかりどころか喜々として話してる姿が容易に想像できてしまった」
電「自分で言っていて電も想像できたのです」
提督「けれどこれで本当に速吸の企画が通れば、仕事は格段に増えるが面白いことになりそうだ」
電「電は司令官さんがサボらなければそれでいいのです」
提督「ウグッ……お、おう」
コンコン
電(今度も平和だといいのです)
提督(頼むからもうフラグ立てないでくれ)
提督「どうぞー」
艦娘
↓2
バタン
提督「まさか速吸が俺の知らないところで企業連携しようとは」
電「電もビックリなのです」
提督「ていうか電も知らないことをどうして企業は知ったんだろう」
電「速吸さんの事だから鎮守府の外でうっかり言ってそうなのです」
提督「うっかりどころか喜々として話してる姿が容易に想像できてしまった」
電「自分で言っていて電も想像できたのです」
提督「けれどこれで本当に速吸の企画が通れば、仕事は格段に増えるが面白いことになりそうだ」
電「電は司令官さんがサボらなければそれでいいのです」
提督「ウグッ……お、おう」
コンコン
電(今度も平和だといいのです)
提督(頼むからもうフラグ立てないでくれ)
提督「どうぞー」
艦娘
↓2
916: 2016/06/27(月) 00:53:22.53 ID:dMTdYeqf0
雷
919: 2016/06/27(月) 00:58:04.70 ID:BZUtv18B0
雷「はーい。お邪魔するわよ」
提督(鎮守府きっての良心キター!)ドンドンパフパフ
電(落ち着くのです。気持ちはわかりますけど落ち着くのです)
雷「ってあれ?私しかいないじゃない。どういうことなの?」
提督「落ち着いてください。それは鏡です。その鏡の向こうに私はいます」
雷「なーんだ。それじゃ私の話、聞いてくれる?」
提督「ええ、勿論。そのための私です。どんなことでも構いませんよ」
雷「あのね↓2」
提督(鎮守府きっての良心キター!)ドンドンパフパフ
電(落ち着くのです。気持ちはわかりますけど落ち着くのです)
雷「ってあれ?私しかいないじゃない。どういうことなの?」
提督「落ち着いてください。それは鏡です。その鏡の向こうに私はいます」
雷「なーんだ。それじゃ私の話、聞いてくれる?」
提督「ええ、勿論。そのための私です。どんなことでも構いませんよ」
雷「あのね↓2」
921: 2016/06/27(月) 00:59:09.14 ID:tzXvrnpKo
子供を拾った
928: 2016/06/27(月) 01:13:26.39 ID:BZUtv18B0
雷「実はね。子供を拾ったの、だからどうしたらいいかなって」
電提(え?)
電(どどどどどっ、どういうことなのです?)
提督「お、落ち着け電!落ち着いて素数を数えるんだ!3.0.2.3.2.5.5)
電(司令官さんこそ落ち着くのです!それはペラン数なのです!)
提督「えっと、子供、ということでしたが、より具体的に教えてはいただけないでしょうか?」
雷「そうだったわね。ごめんなさい」
どこで
↓2
どんな子
↓4
電提(え?)
電(どどどどどっ、どういうことなのです?)
提督「お、落ち着け電!落ち着いて素数を数えるんだ!3.0.2.3.2.5.5)
電(司令官さんこそ落ち着くのです!それはペラン数なのです!)
提督「えっと、子供、ということでしたが、より具体的に教えてはいただけないでしょうか?」
雷「そうだったわね。ごめんなさい」
どこで
↓2
どんな子
↓4
930: 2016/06/27(月) 01:15:30.38 ID:hs7WsRAN0
門の前
932: 2016/06/27(月) 01:15:41.73 ID:OqRxX78z0
提督の執務室
936: 2016/06/27(月) 01:22:54.47 ID:BZUtv18B0
結構被ったので場所は>>903を採用させていただくとして、どんな子かはもう再参加させてもらいます
↓2
↓2
939: 2016/06/27(月) 01:23:57.19 ID:3Ckd8QoKo
ほっぽ
945: 2016/06/27(月) 01:42:58.81 ID:BZUtv18B0
雷「鎮守府の門の前に居たから、思わず拾ってきちゃったの」
電(そんなネコみたいに……)
提督「と、取り敢えず提督に連絡してみてはどうでしょうか?彼がここの最高責任者ですよ」
雷「そうなんだけどね。その子、どう見ても北方棲姫なの、だから提督に言うと、もしかしたら……」
提督「ぅえ?」
電提(ぇええええええええ?)
電(今度こそどうするのですか司令官さん!)
提督(おいふざけんなよ!マジか!マジで言ってるのか!いっそドッキリとかにしてくれ!)
雷「だから、丁度良かったしまずは何か良い方法がないか聞きにきたの」
電(……現実を見るのです)ハイライトオフ
提督(そういうお前も瞳が氏んでるぞ)ズーン
電(そんなネコみたいに……)
提督「と、取り敢えず提督に連絡してみてはどうでしょうか?彼がここの最高責任者ですよ」
雷「そうなんだけどね。その子、どう見ても北方棲姫なの、だから提督に言うと、もしかしたら……」
提督「ぅえ?」
電提(ぇええええええええ?)
電(今度こそどうするのですか司令官さん!)
提督(おいふざけんなよ!マジか!マジで言ってるのか!いっそドッキリとかにしてくれ!)
雷「だから、丁度良かったしまずは何か良い方法がないか聞きにきたの」
電(……現実を見るのです)ハイライトオフ
提督(そういうお前も瞳が氏んでるぞ)ズーン
946: 2016/06/27(月) 01:51:22.37 ID:BZUtv18B0
提督「で、では確認しますが、貴方は今、深海棲艦。それも姫級と称される北方棲姫を匿っている、と」
雷「匿う、って。別に私はそんなつもりないわよ。ただ、困っているみたいだったし助けたかっただけなの」
提督(本日何度目か数えたくもない頭痛がやってきた)ハァ
電(電もなのです。コレって高速修復材で治るのでしょうか)ハァ
提督「それで、その北方棲姫は今どこに?}
雷「今は使われていない格納庫でおとなしくしているわ」
提督(はぁ……どうすんだよこれ。こんなの有無を言わさず軍法会議だろ)
電(し、司令官さん!)
提督(分かってるよ。俺だってなんとかしてやりたいよ。本当にどうすればいいんだよ↓2~4)
雷「匿う、って。別に私はそんなつもりないわよ。ただ、困っているみたいだったし助けたかっただけなの」
提督(本日何度目か数えたくもない頭痛がやってきた)ハァ
電(電もなのです。コレって高速修復材で治るのでしょうか)ハァ
提督「それで、その北方棲姫は今どこに?}
雷「今は使われていない格納庫でおとなしくしているわ」
提督(はぁ……どうすんだよこれ。こんなの有無を言わさず軍法会議だろ)
電(し、司令官さん!)
提督(分かってるよ。俺だってなんとかしてやりたいよ。本当にどうすればいいんだよ↓2~4)
956: 2016/06/27(月) 02:13:57.09 ID:BZUtv18B0
提督(………)
電(司令官さん?)
提督(電。此処での出来事は誰にも言わない。此処は、そういうところだ)
電(は、はいなのです)
提督「良いですか。北方棲姫は見た目こそ幼いですが、歴然とした敵です。他の艦娘や提督に見つかれば大問題となります」
提督「ですが、その北方棲姫に攻撃の意志がなく、そして僅かながらでも意志疎通が出来るのであれば希望はあります」
雷「本当に?どうすればいいの?」
提督「それは友好関係を築くのです。もっと簡単に言えば友達になるのです」
提督「北方棲姫と友達になった上で、北方棲姫には一度深海に帰ってもらいなさい」
提督「深海に帰った北方棲姫がどのような対応をするかは分かりません。ですがもし、貴方と友達になっていたら、そうむやみに攻撃はしないでしょう」
電(司令官さん?)
提督(電。此処での出来事は誰にも言わない。此処は、そういうところだ)
電(は、はいなのです)
提督「良いですか。北方棲姫は見た目こそ幼いですが、歴然とした敵です。他の艦娘や提督に見つかれば大問題となります」
提督「ですが、その北方棲姫に攻撃の意志がなく、そして僅かながらでも意志疎通が出来るのであれば希望はあります」
雷「本当に?どうすればいいの?」
提督「それは友好関係を築くのです。もっと簡単に言えば友達になるのです」
提督「北方棲姫と友達になった上で、北方棲姫には一度深海に帰ってもらいなさい」
提督「深海に帰った北方棲姫がどのような対応をするかは分かりません。ですがもし、貴方と友達になっていたら、そうむやみに攻撃はしないでしょう」
957: 2016/06/27(月) 02:21:25.89 ID:BZUtv18B0
提督「はじめは1人だけの友達かもしれません。ですが、友達は増やせばいいのです」
提督「そうやって両陣営に友達が増えれば、いつの日か争いの無い平和な世界が実現することでしょう」
雷「友達になればいいのね。任せてよ」
提督「注意しなければいけないのは、誰にも知られてはならないことです」
提督「他の艦娘は基より、提督にもです。提督は優しい方ですが、しかしどうあれ彼は提督です」
提督「敵が鎮守府のど真ん中に居ると知ると、どうしても厳しい態度を取らざるを得ません」
雷「司令官……」
提督「ですので、誰にも秘密にしながら北方棲姫と友達になり、深海に帰ってもらいなさい」
雷「うん、わかった……」
提督「とはいえ、それは相当厳しく、貴方1人では難しいかもしれません」
提督「ですから、まずは貴方がこの秘密を共有できる友達を作った方が良いでしょう」
提督「言いふらしたりせず、そして何より心から平和を願う艦娘。そうですね、阿賀野型の長女、阿賀野さんなんてどうでしょうか?」
提督「彼女であれば必ずや貴方の助けになってくれるでしょう」
提督「そうやって両陣営に友達が増えれば、いつの日か争いの無い平和な世界が実現することでしょう」
雷「友達になればいいのね。任せてよ」
提督「注意しなければいけないのは、誰にも知られてはならないことです」
提督「他の艦娘は基より、提督にもです。提督は優しい方ですが、しかしどうあれ彼は提督です」
提督「敵が鎮守府のど真ん中に居ると知ると、どうしても厳しい態度を取らざるを得ません」
雷「司令官……」
提督「ですので、誰にも秘密にしながら北方棲姫と友達になり、深海に帰ってもらいなさい」
雷「うん、わかった……」
提督「とはいえ、それは相当厳しく、貴方1人では難しいかもしれません」
提督「ですから、まずは貴方がこの秘密を共有できる友達を作った方が良いでしょう」
提督「言いふらしたりせず、そして何より心から平和を願う艦娘。そうですね、阿賀野型の長女、阿賀野さんなんてどうでしょうか?」
提督「彼女であれば必ずや貴方の助けになってくれるでしょう」
959: 2016/06/27(月) 02:30:15.40 ID:BZUtv18B0
雷「阿賀野さん?あの人が?分かったわ。相談してみる。ありがとう」
バタン
提督「………」
電「司令官さん……」
提督「知らない事には幾ら何でも対処のしようが無い。黙っているのは罪だが、そもそもバレなきゃいいんだ」
提督「それにさっき言ったろ。此処での事は誰にも言わない、って。だから此処の提督は何も報告を受けない」
電「なのです」
提督「厳しい言い方になるが、今回ばかりは立場上知ると雷にとって辛い判断を下さざるを得ない」
提督「だから俺は何もしてやれないし許されない。雷と阿賀野、2人でなんとかしてもらうしかないよ」
電「そ、それだったら電も……」
提督「駄目だ。秘書艦筆頭のお前が任務でいない訳でもないのに執務室に居ないのは皆が訝しがる」
提督「それに、電が加われば恐らく暁や響も誘う。響はともかく、暁はダメだ」
電「理解したのです」
バタン
提督「………」
電「司令官さん……」
提督「知らない事には幾ら何でも対処のしようが無い。黙っているのは罪だが、そもそもバレなきゃいいんだ」
提督「それにさっき言ったろ。此処での事は誰にも言わない、って。だから此処の提督は何も報告を受けない」
電「なのです」
提督「厳しい言い方になるが、今回ばかりは立場上知ると雷にとって辛い判断を下さざるを得ない」
提督「だから俺は何もしてやれないし許されない。雷と阿賀野、2人でなんとかしてもらうしかないよ」
電「そ、それだったら電も……」
提督「駄目だ。秘書艦筆頭のお前が任務でいない訳でもないのに執務室に居ないのは皆が訝しがる」
提督「それに、電が加われば恐らく暁や響も誘う。響はともかく、暁はダメだ」
電「理解したのです」
963: 2016/06/27(月) 02:35:35.36 ID:BZUtv18B0
提督「お前も、そして俺も此処では何も聞かなかった」
提督「今日の午後からは瑞鶴の改二改装に立ち合い、晩飯は大鯨と過ごす」
提督「そして明日からはいつも通りお前と執務だ」
電「了解なのです」
提督「ただ、雷と阿賀野は当分、遠征や出撃から出来るだけ外すぞ」
提督「完全に外すとおかしいから、頻度を少なくだ。そして全体的な比率を整えるためにも水雷戦隊での出撃を暫く抑えよう」
電「と言う事は戦艦や空母の皆さんを多用するのです?」
提督「赤貧鎮守府には痛い出費だが、海の平和への事前投資だと思えば安い」
電「はいなのです」
提督「今日の午後からは瑞鶴の改二改装に立ち合い、晩飯は大鯨と過ごす」
提督「そして明日からはいつも通りお前と執務だ」
電「了解なのです」
提督「ただ、雷と阿賀野は当分、遠征や出撃から出来るだけ外すぞ」
提督「完全に外すとおかしいから、頻度を少なくだ。そして全体的な比率を整えるためにも水雷戦隊での出撃を暫く抑えよう」
電「と言う事は戦艦や空母の皆さんを多用するのです?」
提督「赤貧鎮守府には痛い出費だが、海の平和への事前投資だと思えば安い」
電「はいなのです」
964: 2016/06/27(月) 02:44:06.67 ID:BZUtv18B0
今日のところ、というかこのスレはこれにてお悩み相談の方は〆させてもらいます。
ギリギリいけそうな気もしますが、万が一長くなって途中で切ることになるのが怖いのですみません。
で、次スレ以降ですが、本当に悩んでいます
一応、お悩み相談が終わった後のネタは前述のとおり結構あります
瑞鶴と翔鶴の告白、イムヤの轟沈、あきつ丸のスパイ、
漣の不祥事、時雨と山城 、赤城の三連休、曙VS電、嵐のイタズラ返し
瑞鶴と加賀さんと提督、大鯨との晩御飯 、雷と阿賀野の秘密
今の処はこんな感じです。
球磨型会議と空母会議はすみませんがちょっと出来そうにないので本格的に取り扱いはしません
誰かの話の途中に出てくる程度に留めさせてもらいます。
更に別スレ、鎮守府などの設定だけは引き継いだ全く別の日付で
鎮守府バトルロワイヤル編をやるつもりです。
それで、次スレ以降はお悩み相談を続けるか、此方の現在のストックを始めるか、どちらがいいか、出来ればアンケートか何かとりたいです
残りのスレでどちらがいいか、どうしたいか書いてくだされば、可能な限り対処させていただきます
有効票は>>990までとし、それの結果を踏まえて次に反映させていこうかと思います。
あと、今週はちょっと更新遅れそうですが気長にお待ち頂けると幸いです
今回もお付き合いありがとうございました
ギリギリいけそうな気もしますが、万が一長くなって途中で切ることになるのが怖いのですみません。
で、次スレ以降ですが、本当に悩んでいます
一応、お悩み相談が終わった後のネタは前述のとおり結構あります
瑞鶴と翔鶴の告白、イムヤの轟沈、あきつ丸のスパイ、
漣の不祥事、時雨と山城 、赤城の三連休、曙VS電、嵐のイタズラ返し
瑞鶴と加賀さんと提督、大鯨との晩御飯 、雷と阿賀野の秘密
今の処はこんな感じです。
球磨型会議と空母会議はすみませんがちょっと出来そうにないので本格的に取り扱いはしません
誰かの話の途中に出てくる程度に留めさせてもらいます。
更に別スレ、鎮守府などの設定だけは引き継いだ全く別の日付で
鎮守府バトルロワイヤル編をやるつもりです。
それで、次スレ以降はお悩み相談を続けるか、此方の現在のストックを始めるか、どちらがいいか、出来ればアンケートか何かとりたいです
残りのスレでどちらがいいか、どうしたいか書いてくだされば、可能な限り対処させていただきます
有効票は>>990までとし、それの結果を踏まえて次に反映させていこうかと思います。
あと、今週はちょっと更新遅れそうですが気長にお待ち頂けると幸いです
今回もお付き合いありがとうございました
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