1: 2024/08/25(日) 20:32:41 ID:???00
すみれ「え?」
かのん「あいや、すみれちゃんじゃなくてさ」
すみれ「…?」
かのん「そこの2人組」
スタスタ
すみれ「あっ、ちょっとかのん!」
トントン
JK1「はい?」
JK2「なんですか?」
かのん「何ですか?じゃなくてさ」
かのん「ぶつかっといて何もなし?」
すみれ「ぶっ!?」
JK1「あー、すいません」
JK2「気をつけまーす」
かのん「…ん」
<テクテク
かのん「あいや、すみれちゃんじゃなくてさ」
すみれ「…?」
かのん「そこの2人組」
スタスタ
すみれ「あっ、ちょっとかのん!」
トントン
JK1「はい?」
JK2「なんですか?」
かのん「何ですか?じゃなくてさ」
かのん「ぶつかっといて何もなし?」
すみれ「ぶっ!?」
JK1「あー、すいません」
JK2「気をつけまーす」
かのん「…ん」
<テクテク
2: 2024/08/25(日) 20:37:17 ID:???00
すみれ「か、かのん…」
かのん「行こ、すみれちゃん」
すみれ「つ、突っかかる割には意外とすぐ引っ込むのね」
かのん「ほんとにわざとじゃないかもだし、まあ謝ってはくれたしさ」
すみれ「そういうもんなの…?」
かのん「でもなぁ……アイツらの進行方向的に、私らを避けられない訳無い気がすンだけどなぁ…!!」
すみれ「か、かのん!口調口調!!」
「……マジ…うぜーw」>
「ちょっと…人気……だか……w」>
すみれ「全く、嫌な奴ら……あっ」
かのん「行こ、すみれちゃん」
すみれ「つ、突っかかる割には意外とすぐ引っ込むのね」
かのん「ほんとにわざとじゃないかもだし、まあ謝ってはくれたしさ」
すみれ「そういうもんなの…?」
かのん「でもなぁ……アイツらの進行方向的に、私らを避けられない訳無い気がすンだけどなぁ…!!」
すみれ「か、かのん!口調口調!!」
「……マジ…うぜーw」>
「ちょっと…人気……だか……w」>
すみれ「全く、嫌な奴ら……あっ」
3: 2024/08/25(日) 20:43:36 ID:???00
ぷっつーん
かのん「…………ッ!!!!!!!ッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」ゴゴゴゴゴ…!!!
すみれ「き、聞いちゃダメ!!耳塞いでかのんッ!!!」
パシッ
ダダッ
すみれ「かのぉん!!!!!わたしのたこ焼きスムージーどうするつもりぃ!?!?!?」
JK1「うっさいなぁ…」
JK2「負け犬の遠吠えってやつ?w」
<ダダダ…!!
JK1「え?」
<ズドドド…!!
JK2「ち、ちょっとあれ」
ダダダダダッ!!!!!
かのん「そっちがその気ならかかって来いよコラァァァァァァッッッッッッ!!!!!!!」ズダダダッ!!!
JK2「うわあああぁぁぁ鬼の形そおおおおぉぉおぉぉ!?!?!?!?!?」
かのん「…………ッ!!!!!!!ッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」ゴゴゴゴゴ…!!!
すみれ「き、聞いちゃダメ!!耳塞いでかのんッ!!!」
パシッ
ダダッ
すみれ「かのぉん!!!!!わたしのたこ焼きスムージーどうするつもりぃ!?!?!?」
JK1「うっさいなぁ…」
JK2「負け犬の遠吠えってやつ?w」
<ダダダ…!!
JK1「え?」
<ズドドド…!!
JK2「ち、ちょっとあれ」
ダダダダダッ!!!!!
かのん「そっちがその気ならかかって来いよコラァァァァァァッッッッッッ!!!!!!!」ズダダダッ!!!
JK2「うわあああぁぁぁ鬼の形そおおおおぉぉおぉぉ!?!?!?!?!?」
4: 2024/08/25(日) 20:47:57 ID:???00
かのん「そぉい!!!!」ブンッ
ばっしゃぁん!!
JK1「あ゛ア゛ァ゛ッづぁ゛ッッ」
JK2「JK1ィィィィィ!?!?」
<タタタッ…
すみれ「ち、ちょっとかのん…!」ゼェハァ
かのん「ヒュッ」
<メキゴシャァッッッッ
JK2「せねがるっ」
すみれ「ど、胴回し回転蹴り!?」
バタッ
JK2「」
JK1「ひゅー……ひゅー……」
すみれ「かのん、あんた何やってんの!?しかも先に手出すなんて…!!」
かのん「…」
すみれ「ご、ゴミを見る目!!?」
ばっしゃぁん!!
JK1「あ゛ア゛ァ゛ッづぁ゛ッッ」
JK2「JK1ィィィィィ!?!?」
<タタタッ…
すみれ「ち、ちょっとかのん…!」ゼェハァ
かのん「ヒュッ」
<メキゴシャァッッッッ
JK2「せねがるっ」
すみれ「ど、胴回し回転蹴り!?」
バタッ
JK2「」
JK1「ひゅー……ひゅー……」
すみれ「かのん、あんた何やってんの!?しかも先に手出すなんて…!!」
かのん「…」
すみれ「ご、ゴミを見る目!!?」
5: 2024/08/25(日) 20:53:09 ID:???00
かのん「だって先にぶつかって来たのあっちだし…」
JK1「……ッ、このォッッッッ!!!!」ブンッ
すみれ「うぁ危っ」
かのん「だァしゃッッ」ビュオッ
ドゴオォォアァッッッ
JK1「サイゼッ」
すみれ「う、後ろ回し蹴り!!?」
ドサッ
JK1「」
JK2「」
かのん「…はぁ」
すみれ「し、氏屍累々…!」
かのん「よし、正当防衛!!」
すみれ「あんたバカァ!?」
JK1「……ッ、このォッッッッ!!!!」ブンッ
すみれ「うぁ危っ」
かのん「だァしゃッッ」ビュオッ
ドゴオォォアァッッッ
JK1「サイゼッ」
すみれ「う、後ろ回し蹴り!!?」
ドサッ
JK1「」
JK2「」
かのん「…はぁ」
すみれ「し、氏屍累々…!」
かのん「よし、正当防衛!!」
すみれ「あんたバカァ!?」
6: 2024/08/25(日) 20:58:05 ID:???00
かのん「だから先に喧嘩売ってきたのこっちだもん!」ぷんすこ
すみれ「だからって、この子にはみぞおちに後ろ回し蹴り、この子には顔面に胴回し回転蹴り(ついでに激熱スムージーのおまけ付き)」
すみれ「アホ程オーバーキルだってンのよ!!!」
かのん「うるせぇ!!!!!!!!!!!!」
すみれ「えぇぇぇっ!!!?!?!?」
かのん「だってムカついたから!!!!!」
すみれ「どんな思考回路なのアンタ!?」
<「こいつら?JK2…」
すみれ「っえ」
JK2「そ、そうれす…」
?「よく連絡してくれたね」
かのん「…誰?」
JKΩ「その子らの先輩。そして、これからあんた"達"にヤキを入れる者」
すみれ「…………え私もぉ!?!?!?」
すみれ「だからって、この子にはみぞおちに後ろ回し蹴り、この子には顔面に胴回し回転蹴り(ついでに激熱スムージーのおまけ付き)」
すみれ「アホ程オーバーキルだってンのよ!!!」
かのん「うるせぇ!!!!!!!!!!!!」
すみれ「えぇぇぇっ!!!?!?!?」
かのん「だってムカついたから!!!!!」
すみれ「どんな思考回路なのアンタ!?」
<「こいつら?JK2…」
すみれ「っえ」
JK2「そ、そうれす…」
?「よく連絡してくれたね」
かのん「…誰?」
JKΩ「その子らの先輩。そして、これからあんた"達"にヤキを入れる者」
すみれ「…………え私もぉ!?!?!?」
7: 2024/08/25(日) 21:03:29 ID:???00
JKΩ「そこのオレンジ髪の仲間なんでしょ?ならやるに決まってる」パチンッ
がしっ
すみれ「ちょっ、離してよ!!」
JKγ「離すわけないでしょ」
かのん「………誰に手出してんのかな」
すみれ「あっやば」
JKΩ「これ以上御託並べるつもりは無い。その子達の痛みを考えれば、それ相応の痛みをお前らに返しーーーーー」
JKΩ(…………………何アレ?)
ヒュー……>
がしっ
すみれ「ちょっ、離してよ!!」
JKγ「離すわけないでしょ」
かのん「………誰に手出してんのかな」
すみれ「あっやば」
JKΩ「これ以上御託並べるつもりは無い。その子達の痛みを考えれば、それ相応の痛みをお前らに返しーーーーー」
JKΩ(…………………何アレ?)
ヒュー……>
8: 2024/08/25(日) 21:05:02 ID:???00
JKΩ(えーと、あ、アレよアレ。焼肉屋とかの前にある電飾看板)
ヒュー…>
JKΩ(そうそう、あそこのカフェのケーキ、凄く美味しいんだった)
ヒュー!!!!>
JKΩ(……帰ったら食べよっと♪)ニコッ
ドガシャアアァァァァッッッッ
JKΩ「フィレンツェェェェッッッッッ!!!!!!」
かのん「人の大親友に手出しといて五体満足でいられると思うなァッッッ!!!!!!!!!!!!!!!」
ドサッ
JKΩ「」
ヒュー…>
JKΩ(そうそう、あそこのカフェのケーキ、凄く美味しいんだった)
ヒュー!!!!>
JKΩ(……帰ったら食べよっと♪)ニコッ
ドガシャアアァァァァッッッッ
JKΩ「フィレンツェェェェッッッッッ!!!!!!」
かのん「人の大親友に手出しといて五体満足でいられると思うなァッッッ!!!!!!!!!!!!!!!」
ドサッ
JKΩ「」
9: 2024/08/25(日) 21:10:24 ID:???00
JKγ(……あ、こいつマジでやばーーーーーーーー)
するっ
JKγ「えっ」
ガシッ
JKγ「えっ、は!?」
すみれ「……うぅうおおおオリャアアアァァァァッッッ!!!!!!!!!!」
ズオオォォォォォォッ!!
JKγ「ちょっ、バカ降ろせよ!!!!」
<タタタタタタ……!!!
かのん「すみれちゃぁん!!!」
すみれ「かのぉん!!!」
JKγ「やめろバカ落ちる落ちる落ちるってぇ!!!」
すみれ「倒れろおおぉぉぉぉっ!!!!!」
JKγ「ぁぁあああ あ あ あああああぁぁぁっ」
かのん「そおぉぉぉ……ラッッッ!!!」
ヒュッ
ズドゥムッッッッッッッ
JKγ「ぼまいぇ」
ドサァッ!!
JKγ「」
するっ
JKγ「えっ」
ガシッ
JKγ「えっ、は!?」
すみれ「……うぅうおおおオリャアアアァァァァッッッ!!!!!!!!!!」
ズオオォォォォォォッ!!
JKγ「ちょっ、バカ降ろせよ!!!!」
<タタタタタタ……!!!
かのん「すみれちゃぁん!!!」
すみれ「かのぉん!!!」
JKγ「やめろバカ落ちる落ちる落ちるってぇ!!!」
すみれ「倒れろおおぉぉぉぉっ!!!!!」
JKγ「ぁぁあああ あ あ あああああぁぁぁっ」
かのん「そおぉぉぉ……ラッッッ!!!」
ヒュッ
ズドゥムッッッッッッッ
JKγ「ぼまいぇ」
ドサァッ!!
JKγ「」
10: 2024/08/25(日) 21:15:07 ID:???00
かのん「…」スタッ
すみれ「はぁ、はぁ…」
JK1「」
JKΩ「」
ザッザッ
かのん「…」
JK2「…ハ、ハマー・オブ・ザ・ゴッド……」
かのん「正解」スッ
メキャ………ッ
ーーーーーー
ーーーー
ーー
ー
すみれ「はぁ、はぁ…」
JK1「」
JKΩ「」
ザッザッ
かのん「…」
JK2「…ハ、ハマー・オブ・ザ・ゴッド……」
かのん「正解」スッ
メキャ………ッ
ーーーーーー
ーーーー
ーー
ー
11: 2024/08/25(日) 21:20:10 ID:???00
かのん「あーあ……疲れたね、すみれちゃん」
すみれ「疲れたとかそういうレベルじゃ済まない事しでかしてるけどもね」
かのん「でも最後は、すみれちゃんも手伝ってくれたじゃん」
すみれ「…」
かのん「なんで?」
すみれ「…街中であんな大声で、大親友って言ってくれた事が嬉しくて」
すみれ「その、つい……」
かのん「…」
すみれ「…なによ」
かのん「むふー」ニコー
すみれ「何の顔よっ!」
かのん「なんでもなーい♪」
<「あのー、ちょっと宜しいですか?」
かのん「はい?」
すみれ「疲れたとかそういうレベルじゃ済まない事しでかしてるけどもね」
かのん「でも最後は、すみれちゃんも手伝ってくれたじゃん」
すみれ「…」
かのん「なんで?」
すみれ「…街中であんな大声で、大親友って言ってくれた事が嬉しくて」
すみれ「その、つい……」
かのん「…」
すみれ「…なによ」
かのん「むふー」ニコー
すみれ「何の顔よっ!」
かのん「なんでもなーい♪」
<「あのー、ちょっと宜しいですか?」
かのん「はい?」
12: 2024/08/25(日) 21:25:41 ID:???00
警察1「さっき竹下通りの方で、派手に殴りあっていた女子高生がいるとの通報を受けまして」
警察2「その通報によれば、そのまま現場から立ち去った2人組がいると」
警察1「一応、署まで来て貰っていいかな」
すみれ「」
かのん「…」
警察2「目撃情報と照らし合わせると、君達2人に特徴が一致しててね」
すみれ「いや、あの、えっと…」
警察1「悪いんだけど、ついてきてもらうよ」
ガシッ
すみれ「いっ…!」
警察2「その通報によれば、そのまま現場から立ち去った2人組がいると」
警察1「一応、署まで来て貰っていいかな」
すみれ「」
かのん「…」
警察2「目撃情報と照らし合わせると、君達2人に特徴が一致しててね」
すみれ「いや、あの、えっと…」
警察1「悪いんだけど、ついてきてもらうよ」
ガシッ
すみれ「いっ…!」
13: 2024/08/25(日) 21:31:44 ID:???00
かのん「…!!!」
ぷっつーん
ガシッ
警察2「え」
すみれ「え」
警察1「え」
かのん「……正当防衛」
ヒュッ
ドッゴォォォ……ッ!!!
ぷっつーん
ガシッ
警察2「え」
すみれ「え」
警察1「え」
かのん「……正当防衛」
ヒュッ
ドッゴォォォ……ッ!!!
14: 2024/08/25(日) 21:32:42 ID:???00
ーーーーーー
おわり
連続で5作もホラー書いたからとにかくバカSS書きたかった
⬇最新5作⬇
かのん「隔て」
千砂都「禁足」
四季「そら」
きな子「渇望」
可可「哭憾」
おわり
連続で5作もホラー書いたからとにかくバカSS書きたかった
⬇最新5作⬇
かのん「隔て」
千砂都「禁足」
四季「そら」
きな子「渇望」
可可「哭憾」
15: 2024/08/25(日) 21:33:43 ID:???00
作風の幅広いな
乙です
乙です
引用: かのん「ちょっと待とうか」
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