11: 2009/12/12(土) 16:19:38.63 ID:hVIISuhzO
キョン「お前なんかもう知らん」
ハルヒ「は、はぁ?」
キョン「もう知らん」
ハルヒ「あんた何様よ……調子乗ってんじゃないわよ?」
キョン「もう知らんもん」スタスタ
ハルヒ「ちょ、無視してんじゃないわよ」
キョン「知らん」
ハルヒ「キョーン! キョーン!」ズルズル
キョン「もう知らん」v
ハルヒ「は、はぁ?」
キョン「もう知らん」
ハルヒ「あんた何様よ……調子乗ってんじゃないわよ?」
キョン「もう知らんもん」スタスタ
ハルヒ「ちょ、無視してんじゃないわよ」
キョン「知らん」
ハルヒ「キョーン! キョーン!」ズルズル
キョン「もう知らん」v
13: 2009/12/12(土) 16:23:23.42 ID:hVIISuhzO
キョン「……」スタスタ
ハルヒ「キョン! 待ちなさいっての!」ズルズルズルズル
キョン「離せよ」
古泉「おや、楽しそうですね」
キョン「古泉め……」
古泉「はい? なんでしょう?」
キョン「もうお前なんか知らん」
古泉「」
キョン「じゃあな」スタスタ
ハルヒ「キョーン! 無視してんじゃないわよオラァァ!」ズルズルズルズル
キョン「離せよ」
ハルヒ「キョン! 待ちなさいっての!」ズルズルズルズル
キョン「離せよ」
古泉「おや、楽しそうですね」
キョン「古泉め……」
古泉「はい? なんでしょう?」
キョン「もうお前なんか知らん」
古泉「」
キョン「じゃあな」スタスタ
ハルヒ「キョーン! 無視してんじゃないわよオラァァ!」ズルズルズルズル
キョン「離せよ」
15: 2009/12/12(土) 16:26:41.28 ID:hVIISuhzO
古泉「ちょっと待って下さい! 僕が何かしましたか!?」
キョン「知らん」スタスタ
ハルヒ「んー!」ズルズル
古泉「知らないって……一体なんでですか!?」
キョン「知らんもん」
古泉「なんでですか!なんでですか!なんでですか!なんでですかぁぁ!」ズルズル
ハルヒ「んあー!!」ズルズルズルズル
キョン「離せお前ら」スタスタ
キョン「知らん」スタスタ
ハルヒ「んー!」ズルズル
古泉「知らないって……一体なんでですか!?」
キョン「知らんもん」
古泉「なんでですか!なんでですか!なんでですか!なんでですかぁぁ!」ズルズル
ハルヒ「んあー!!」ズルズルズルズル
キョン「離せお前ら」スタスタ
18: 2009/12/12(土) 16:32:22.11 ID:hVIISuhzO
ハルヒ「キョーン!キョーン!」ズルズル
古泉「なんでですかなんでですか!」ズルズル
キョン「……」スタスタ
鶴屋「あっはははははは!なんだいこれっ? 何かの特訓かなっ?」
キョン「……デコっぱち糞野郎」
鶴屋「……へっ?」
キョン「お前なんかもう知らん」
鶴屋「え?え?」
キョン「あばよ」
鶴屋「ちょちょちょ待ってほしいっさ!」
キョン「……」スタスタ
鶴屋「あたしが何かしたにょろ?」
キョン「……」
鶴屋「キョン君!答えてよっ!」
キョン「もう知らん」オデコベチーン
鶴屋「あいたーっ!?」
古泉「なんでですかなんでですか!」ズルズル
キョン「……」スタスタ
鶴屋「あっはははははは!なんだいこれっ? 何かの特訓かなっ?」
キョン「……デコっぱち糞野郎」
鶴屋「……へっ?」
キョン「お前なんかもう知らん」
鶴屋「え?え?」
キョン「あばよ」
鶴屋「ちょちょちょ待ってほしいっさ!」
キョン「……」スタスタ
鶴屋「あたしが何かしたにょろ?」
キョン「……」
鶴屋「キョン君!答えてよっ!」
キョン「もう知らん」オデコベチーン
鶴屋「あいたーっ!?」
22: 2009/12/12(土) 16:36:39.44 ID:hVIISuhzO
ハルヒ「キョーン!キョーン!」
古泉「なんでですかなんでですか!」
鶴屋「にょろーんにょれろーん!」
ズルズルズルズル
キョン「……」スタスタ
長門「……」
キョン「……チッ」
長門「なに?」
キョン「別に……お前なんかもう知らんからな」
長門「なぜ?」
キョン「黙れ」スタスタ
長門「どうして……」
キョン「知らん」
長門「なぜ……」
ハルヒ「キョーン!キョーン!」ズルズル
古泉「なんでですかなんでですか!」ズルズル
鶴屋「にょろーんにょれろーん!」ズルズル
キョン「お前らはどっかいけ」スタスタ
古泉「なんでですかなんでですか!」
鶴屋「にょろーんにょれろーん!」
ズルズルズルズル
キョン「……」スタスタ
長門「……」
キョン「……チッ」
長門「なに?」
キョン「別に……お前なんかもう知らんからな」
長門「なぜ?」
キョン「黙れ」スタスタ
長門「どうして……」
キョン「知らん」
長門「なぜ……」
ハルヒ「キョーン!キョーン!」ズルズル
古泉「なんでですかなんでですか!」ズルズル
鶴屋「にょろーんにょれろーん!」ズルズル
キョン「お前らはどっかいけ」スタスタ
26: 2009/12/12(土) 16:41:44.60 ID:hVIISuhzO
ハルヒ「キョーン!キョーン!」
古泉「なんでですかなんでですか!」
鶴屋「にょろーんにょれろーん!」
長門「……」
ズルズルズルズルズルズルズルズル
みくる「ひゃわぁっ!?」
キョン「……」スタスタ
みくる「こ、これは……なんですk」ドンッ
みくる「ひゃぁ!?」コロン
キョン「……」スタスタ
みくる「うぅ、お尻痛いです……きょ、キョン君?」
キョン「……」
みくる「あのぅ……」
キョン「……」スタスタ
みくる「えと……」
キョン「もうお前なんか知らん」
みくる「ふぇぇぇぇぇぇ!?」
古泉「なんでですかなんでですか!」
鶴屋「にょろーんにょれろーん!」
長門「……」
ズルズルズルズルズルズルズルズル
みくる「ひゃわぁっ!?」
キョン「……」スタスタ
みくる「こ、これは……なんですk」ドンッ
みくる「ひゃぁ!?」コロン
キョン「……」スタスタ
みくる「うぅ、お尻痛いです……きょ、キョン君?」
キョン「……」
みくる「あのぅ……」
キョン「……」スタスタ
みくる「えと……」
キョン「もうお前なんか知らん」
みくる「ふぇぇぇぇぇぇ!?」
27: 2009/12/12(土) 16:48:19.25 ID:hVIISuhzO
ハ「キョーン!」 古「なんですか!」 鶴「にょろー!」 長「…」 み「ふぇ~!」
ズルズルズルズルズルズルズルズルズルズル
キョン「襟が伸びるから離せよお前ら」
ドンッ
橘「きゃっ! どこみて歩いてるんですか!」
キョン「……」スタスタ
橘「お鼻をぶつけてしまったじゃないですか!」
キョン「……」スタスタ
橘「あのー!ちょっとー!!」
橘「さ、佐々木さんに言い付けます!」
キョン「知らん」
橘「え?」
キョン「お前なんかもう知らん」
橘「……え?」
キョン「知らん」
橘「あの……どういう意味ですか?」
キョン「知らん」
ズルズルズルズルズルズルズルズルズルズル
キョン「襟が伸びるから離せよお前ら」
ドンッ
橘「きゃっ! どこみて歩いてるんですか!」
キョン「……」スタスタ
橘「お鼻をぶつけてしまったじゃないですか!」
キョン「……」スタスタ
橘「あのー!ちょっとー!!」
橘「さ、佐々木さんに言い付けます!」
キョン「知らん」
橘「え?」
キョン「お前なんかもう知らん」
橘「……え?」
キョン「知らん」
橘「あの……どういう意味ですか?」
キョン「知らん」
37: 2009/12/12(土) 16:58:27.98 ID:hVIISuhzO
古泉「これはおかしいですね……」
長門「……」
みくる「どういう事ですか?」
古泉「彼はあくまで一般人ですよ? その彼がこんなに大人数を引っ張って難なく歩けると思いますか?」
みくる「そう言われてみれば……」
古泉「僕の体重をリンゴ七個分、女性陣を平均体重、そこのカスを100kg超と仮定しても彼は約300kgを引きずり歩いていることになります」
橘「は?カスって私の事ですか?」
みくる「え、えと」
古泉「これは何かしらの現象が起こっているものかと思います」
橘「私の事ですか?」
みくる「あ、あの……えと」
ハルヒ「キョーン……キョーン……」
鶴屋「にょろ~……」
長門「……」
みくる「どういう事ですか?」
古泉「彼はあくまで一般人ですよ? その彼がこんなに大人数を引っ張って難なく歩けると思いますか?」
みくる「そう言われてみれば……」
古泉「僕の体重をリンゴ七個分、女性陣を平均体重、そこのカスを100kg超と仮定しても彼は約300kgを引きずり歩いていることになります」
橘「は?カスって私の事ですか?」
みくる「え、えと」
古泉「これは何かしらの現象が起こっているものかと思います」
橘「私の事ですか?」
みくる「あ、あの……えと」
ハルヒ「キョーン……キョーン……」
鶴屋「にょろ~……」
41: 2009/12/12(土) 17:12:02.05 ID:hVIISuhzO
森「すいませんすいませんすいませんすいません」
みくる「あれ? あの……森さんが引き摺られてますけど……」
古泉「おや……森さん、森さん」
森「すいませんすいま……ハッ」
古泉「大丈夫ですか?」
森「古泉……」
古泉「一体何があったんですか?」
森「……」
―――――――
森『あら、あなたは』
キョン『……』ズルズル
森『あの……一体何を?』
キョン『……? っっ!!』バッ
森『!?、きゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!』
みくる「あれ? あの……森さんが引き摺られてますけど……」
古泉「おや……森さん、森さん」
森「すいませんすいま……ハッ」
古泉「大丈夫ですか?」
森「古泉……」
古泉「一体何があったんですか?」
森「……」
―――――――
森『あら、あなたは』
キョン『……』ズルズル
森『あの……一体何を?』
キョン『……? っっ!!』バッ
森『!?、きゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!』
43: 2009/12/12(土) 17:18:08.81 ID:hVIISuhzO
森「……」
古泉「ま、まさかレ……暴行されたのですか!?」
森「眉毛を抜かれました」
みくる「あの、見せて貰っていいですか」
森「……どうぞ」スッ
みくる「……は、はぁ~」
森「わ、私の眉毛はどうでもいいのです! 彼は太めの眉毛に何かしらのトラウマでも抱えているのですか?」
長門「……」
古泉「それは良く知りませんねぇ……」
橘「プークスクスクス」
森「……」ガッ
橘「痛いのですっ!!」
古泉「抑えて、森さん抑えて下さい!!」
古泉「ま、まさかレ……暴行されたのですか!?」
森「眉毛を抜かれました」
みくる「あの、見せて貰っていいですか」
森「……どうぞ」スッ
みくる「……は、はぁ~」
森「わ、私の眉毛はどうでもいいのです! 彼は太めの眉毛に何かしらのトラウマでも抱えているのですか?」
長門「……」
古泉「それは良く知りませんねぇ……」
橘「プークスクスクス」
森「……」ガッ
橘「痛いのですっ!!」
古泉「抑えて、森さん抑えて下さい!!」
44: 2009/12/12(土) 17:23:37.98 ID:hVIISuhzO
佐々木「おや……?」
キョン「……」ズルズルズルズルズルズルズルズルズルズルズルズルズルズルズルズル
佐々木「キョンじゃないか、久しぶりだね」
キョン「……」
佐々木「これは一体どうしたんだい?」
キョン「知らん」
佐々木「分からないのかい?」
キョン「もう知らん」
佐々木「そうなのか、まあいいよ」
佐々木「どうだい? もし暇ならこれから」
キョン「もうお前なんか知らん」
佐々木「……どういう意味だい?」
キョン「……」スタスタ
佐々木「キョン……キョン!!」
キョン「……」ズルズルズルズルズルズルズルズルズルズルズルズルズルズルズルズル
佐々木「キョンじゃないか、久しぶりだね」
キョン「……」
佐々木「これは一体どうしたんだい?」
キョン「知らん」
佐々木「分からないのかい?」
キョン「もう知らん」
佐々木「そうなのか、まあいいよ」
佐々木「どうだい? もし暇ならこれから」
キョン「もうお前なんか知らん」
佐々木「……どういう意味だい?」
キョン「……」スタスタ
佐々木「キョン……キョン!!」
46: 2009/12/12(土) 17:29:30.81 ID:hVIISuhzO
佐々木「キョン!!キョーン!!!!」
古泉「こんにちは」
佐々木「……君は確か古泉君だね」
古泉「これはこれは、僕の名前を覚えておいてくださるとは」
佐々木「キョンの友人だからね……それで、あの、あっちは僕の友人なんだけど……」
橘「ふぬー!!変まゆ変まゆ変まゆ変まゆ!!」ゲシゲシ
森「氏ねチビ氏ねチビ氏ねチビ氏ねチビ氏ねチビ」ガッガッ
みくる「はわわわわ」
古泉「こんにちは」
佐々木「……君は確か古泉君だね」
古泉「これはこれは、僕の名前を覚えておいてくださるとは」
佐々木「キョンの友人だからね……それで、あの、あっちは僕の友人なんだけど……」
橘「ふぬー!!変まゆ変まゆ変まゆ変まゆ!!」ゲシゲシ
森「氏ねチビ氏ねチビ氏ねチビ氏ねチビ氏ねチビ」ガッガッ
みくる「はわわわわ」
51: 2009/12/12(土) 17:54:23.00 ID:hVIISuhzO
みくる「だ、大丈夫ですよ~、眉毛は無くなったら描けばいいんですし」
森「……そうですね」
橘「……あの恐怖のツインテメイドババアが、私は何もしてないのに襲いかかってきたのです!」
佐々木「嘘はついちゃだめだよね」
橘「はい」
佐々木「それでこの状況について説明して欲しいんだけど……」
古泉「ええ、先ほど長門さんとの話し合いで仮説は立てられました」
長門「……」
古泉「長門さん、お願いします」
長門「そう」
森「……そうですね」
橘「……あの恐怖のツインテメイドババアが、私は何もしてないのに襲いかかってきたのです!」
佐々木「嘘はついちゃだめだよね」
橘「はい」
佐々木「それでこの状況について説明して欲しいんだけど……」
古泉「ええ、先ほど長門さんとの話し合いで仮説は立てられました」
長門「……」
古泉「長門さん、お願いします」
長門「そう」
52: 2009/12/12(土) 18:04:00.41 ID:hVIISuhzO
長門「これは涼宮ハルヒによるy」
古泉「そうっ! これは涼宮さんの夢の中である可能性が高いのです! んふっ……いえ失礼、一種の閉鎖空間とでも言った方が説明が付くでしょうか」
佐々木「なるほど……」
長門「……ただ、今回n」
古泉「違う所といえば前回は彼と涼宮さんだけだったのに比べて、今回は僕達が、そして涼宮さん自身も夢を見ている……といった所でしょうか」
佐々木「ふむ……」
長門「……涼宮ハルヒn」
古泉「そしてこの夢は涼宮さんにとって……そうですっ!まさに悪夢だと言えるでしょう、んっふ」
みくる「ふぇ~?」
長門「……涼」
古泉「内心涼宮さんは、彼に冷たくされるのを恐れている……それが夢に引き込まれた僕達にも今まで影響を与えていた、と僕は考えます」
古泉「そうっ! これは涼宮さんの夢の中である可能性が高いのです! んふっ……いえ失礼、一種の閉鎖空間とでも言った方が説明が付くでしょうか」
佐々木「なるほど……」
長門「……ただ、今回n」
古泉「違う所といえば前回は彼と涼宮さんだけだったのに比べて、今回は僕達が、そして涼宮さん自身も夢を見ている……といった所でしょうか」
佐々木「ふむ……」
長門「……涼宮ハルヒn」
古泉「そしてこの夢は涼宮さんにとって……そうですっ!まさに悪夢だと言えるでしょう、んっふ」
みくる「ふぇ~?」
長門「……涼」
古泉「内心涼宮さんは、彼に冷たくされるのを恐れている……それが夢に引き込まれた僕達にも今まで影響を与えていた、と僕は考えます」
56: 2009/12/12(土) 18:12:01.22 ID:hVIISuhzO
佐々木「しかしなんで僕達が?」
長門「それは」
古泉「そうですね……んふ、僕達が彼女と何かしらの関係を持っていた事が関係しているのではないでしょうか」
佐々木「キョンは?」
長門「彼は」
古泉「彼は既にこの夢の中に涼宮さんが創造したものが存在しているのです、2人も同じ人間が居ては矛盾が生じるのは必然ですねぇ……んっふ、もうおわかりですね?」
佐々木「なるほど、キョンは運良くはじかれた訳か」
古泉「素晴らしいです」
長門「……」
古泉「そうですね、長門さん?」
長門「……」
古泉「長門さん?」
長門「……」
長門「それは」
古泉「そうですね……んふ、僕達が彼女と何かしらの関係を持っていた事が関係しているのではないでしょうか」
佐々木「キョンは?」
長門「彼は」
古泉「彼は既にこの夢の中に涼宮さんが創造したものが存在しているのです、2人も同じ人間が居ては矛盾が生じるのは必然ですねぇ……んっふ、もうおわかりですね?」
佐々木「なるほど、キョンは運良くはじかれた訳か」
古泉「素晴らしいです」
長門「……」
古泉「そうですね、長門さん?」
長門「……」
古泉「長門さん?」
長門「……」
59: 2009/12/12(土) 18:20:25.33 ID:hVIISuhzO
佐々木「それでは夢から覚めなくてはいけないね」
古泉「んっふ、その通りです」
橘「どうやってですか?」
古泉「……」
橘「どうやってですか?」
古泉「おや、そう言えば鶴屋さんはどこですか?」
橘「どうやってですかー?」
鶴屋「zzz」
みくる「鶴屋さん寝てまぁ~す」
古泉「夢の中で眠るとはピュアというか器がデカいというか……おや?」
鶴屋「zzz」
鶴屋「zz
鶴屋「
鶴
森「……消えましたね」
みくる「つ、鶴屋さん消えちゃいました~!」
古泉「んっふ、その通りです」
橘「どうやってですか?」
古泉「……」
橘「どうやってですか?」
古泉「おや、そう言えば鶴屋さんはどこですか?」
橘「どうやってですかー?」
鶴屋「zzz」
みくる「鶴屋さん寝てまぁ~す」
古泉「夢の中で眠るとはピュアというか器がデカいというか……おや?」
鶴屋「zzz」
鶴屋「zz
鶴屋「
鶴
森「……消えましたね」
みくる「つ、鶴屋さん消えちゃいました~!」
61: 2009/12/12(土) 18:24:46.25 ID:hVIISuhzO
古泉「なるほど閃きましたよ……つまり、んっふ……夢の中で眠れば消えr」
橘「さっきの見てればわかるのです」
古泉「……」
佐々木「方法が分かれば長居は無用だね、おやすみ」
橘「おやすみなさーい」
みくる「おやすみなさ~い」
森「ふぅー……」
長門「……」
ズルズルズルズルズルズルズルズルズルズルズルズルズルズル
古泉「いやこの状況で眠るのは不可能でしょう」
橘「さっきの見てればわかるのです」
古泉「……」
佐々木「方法が分かれば長居は無用だね、おやすみ」
橘「おやすみなさーい」
みくる「おやすみなさ~い」
森「ふぅー……」
長門「……」
ズルズルズルズルズルズルズルズルズルズルズルズルズルズル
古泉「いやこの状況で眠るのは不可能でしょう」
63: 2009/12/12(土) 18:35:00.97 ID:hVIISuhzO
橘「あなたが手を離したらどうですか?」
佐々木「橘さん」
橘「むー」
森「じゃあ古泉、悪いけど」
古泉「い、いやですよ! なんか怖いですしいやですよ!」
森「大丈夫」
古泉「何が大丈夫なんですか? こういうのって、手を離した瞬間この世界に永遠に閉じ込められるっていうのが定石じゃないですか?」
森「手を離せば夢から覚めるんじゃない?」
古泉「それでは森さんが手を離してみてはどうでしょう?」
森「……は?」
古泉「そうやってすぐアレですよね、もういいですよ、分かりました」
佐々木「橘さん」
橘「むー」
森「じゃあ古泉、悪いけど」
古泉「い、いやですよ! なんか怖いですしいやですよ!」
森「大丈夫」
古泉「何が大丈夫なんですか? こういうのって、手を離した瞬間この世界に永遠に閉じ込められるっていうのが定石じゃないですか?」
森「手を離せば夢から覚めるんじゃない?」
古泉「それでは森さんが手を離してみてはどうでしょう?」
森「……は?」
古泉「そうやってすぐアレですよね、もういいですよ、分かりました」
64: 2009/12/12(土) 18:41:14.03 ID:hVIISuhzO
古泉「それではさようなら」パッ
長門「危険、手を離して取り残された場合現実世界から存在が消失する可能性がある」
古泉「っふぉう!!」ガシッ
森「危なかったわね……」
古泉「教えてくれるのが遅いですよ長門さん……」
長門「……」
古泉「……長門さん?」
ズルズルズルズルズルズルズルズルズルズルズルズル
みくる「……あっ」
古泉「はい?」
みくる「涼宮さんを起こしてみてはどうでしょうか?」
佐々木「モノは試しだね」
古泉「いいかも知れませんね」
長門「危険、手を離して取り残された場合現実世界から存在が消失する可能性がある」
古泉「っふぉう!!」ガシッ
森「危なかったわね……」
古泉「教えてくれるのが遅いですよ長門さん……」
長門「……」
古泉「……長門さん?」
ズルズルズルズルズルズルズルズルズルズルズルズル
みくる「……あっ」
古泉「はい?」
みくる「涼宮さんを起こしてみてはどうでしょうか?」
佐々木「モノは試しだね」
古泉「いいかも知れませんね」
66: 2009/12/12(土) 19:07:52.65 ID:hVIISuhzO
ハルヒ「キョン……キョン……」
キョン「……」ピタ
古泉「おや?」
佐々木「キョンが止まったよ?」
ハルヒ「キョン……?」
キョン「……」バキッ
ハルヒ「うぎっ!」
みくる「へ……?」
森「古泉!!」
古泉「分かっています!!」
佐々木「キョンっ!何をしているんだ!!」
橘「さ、佐々木さんちょっと!」
キョン「……」ピタ
古泉「おや?」
佐々木「キョンが止まったよ?」
ハルヒ「キョン……?」
キョン「……」バキッ
ハルヒ「うぎっ!」
みくる「へ……?」
森「古泉!!」
古泉「分かっています!!」
佐々木「キョンっ!何をしているんだ!!」
橘「さ、佐々木さんちょっと!」
68: 2009/12/12(土) 19:24:17.64 ID:hVIISuhzO
ハルヒ「痛った……」
キョン「……」
ハルヒ「何すんのよ」
キョン「……」
ハルヒ「女の子に暴力振るっていいと思ってんの?」
キョン「……」
ハルヒ「聞いてるの?」
キョン「……」
古泉「ちょ、ケンカは……」
ハルヒ「……聞いてるのかって、ッてんでしょうが!!」
古泉「ぅひっ!」
みくる「あわわわわわわわ」
佐々木「ま、マジギレだよ、誰か止めなよ」
橘「どうぞどうぞ」
森「どうぞどうぞ」
長門「……」
キョン「……」
ハルヒ「何すんのよ」
キョン「……」
ハルヒ「女の子に暴力振るっていいと思ってんの?」
キョン「……」
ハルヒ「聞いてるの?」
キョン「……」
古泉「ちょ、ケンカは……」
ハルヒ「……聞いてるのかって、ッてんでしょうが!!」
古泉「ぅひっ!」
みくる「あわわわわわわわ」
佐々木「ま、マジギレだよ、誰か止めなよ」
橘「どうぞどうぞ」
森「どうぞどうぞ」
長門「……」
70: 2009/12/12(土) 19:30:37.23 ID:hVIISuhzO
ハルヒ「ちょっとそこに座りなさい」
キョン「……」ペタン
ハルヒ「正座ァッ!!」
キョン「……」スッ
ハルヒ「……」ペチン
キョン「あ痛」
古泉「あ、喋りましたね」
みくる「しゃべった」
佐々木「びんたされたからね」
橘「暴力女ですよ」
佐々木「橘さん」
橘「むー」
キョン「……」ペタン
ハルヒ「正座ァッ!!」
キョン「……」スッ
ハルヒ「……」ペチン
キョン「あ痛」
古泉「あ、喋りましたね」
みくる「しゃべった」
佐々木「びんたされたからね」
橘「暴力女ですよ」
佐々木「橘さん」
橘「むー」
71: 2009/12/12(土) 19:36:05.47 ID:hVIISuhzO
ハルヒ「ダメでしょ、女の子に暴力振るっちゃ」
キョン「スマン」
ハルヒ「よし」ナデナデ
キョン「ああ」
ハルヒ「こっち来なさい」
キョン「ああ」
ハルヒ「もっと近く」
キョン「ああ」
ハルヒ「もっと」
キョン「……」
ハルヒ「んすー……はぁー」
キョン「ハルヒ苦しい」
ハルヒ「もうちょっと」
キョン「そうか」
ハルヒ「キョンの頭はあれね」
ハルヒ「おひさまの匂いね」
キョン「スマン」
ハルヒ「よし」ナデナデ
キョン「ああ」
ハルヒ「こっち来なさい」
キョン「ああ」
ハルヒ「もっと近く」
キョン「ああ」
ハルヒ「もっと」
キョン「……」
ハルヒ「んすー……はぁー」
キョン「ハルヒ苦しい」
ハルヒ「もうちょっと」
キョン「そうか」
ハルヒ「キョンの頭はあれね」
ハルヒ「おひさまの匂いね」
72: 2009/12/12(土) 19:40:18.14 ID:hVIISuhzO
ゴトン
古泉「あぐぁっ」
古泉「……」
古泉「あんな意味不明な夢を診断させられたらフロイト先生も号泣ですね」
デッデケデケ、デデデ
古泉「はい」
森『夢、見たか?』
古泉「はい」
森『そうか……』
古泉「はい」
森『おやすみ』
古泉「はい……え、それだけですか?」
古泉「あぐぁっ」
古泉「……」
古泉「あんな意味不明な夢を診断させられたらフロイト先生も号泣ですね」
デッデケデケ、デデデ
古泉「はい」
森『夢、見たか?』
古泉「はい」
森『そうか……』
古泉「はい」
森『おやすみ』
古泉「はい……え、それだけですか?」
74: 2009/12/12(土) 19:46:52.66 ID:hVIISuhzO
よくあさ!
古泉「おはようございます」
キョン「おう、朝からとは珍しいな」
古泉「昨夜はおかしな夢を見ましてね」
キョン「そうか」
古泉「あなたに、こう、こんな感じで」
キョン「重い、離れろ」
古泉「引きずられる夢でした」
キョン「フロイト先生も爆笑だな」
古泉「ですね、しかし終わりが最も滑稽でしたよ」
キョン「なんだ?」
古泉「涼宮さんがあなたの頭の臭いを嗅いで終わりました」
キョン「そりゃあまりの意味不明さにフロイト先生も号泣だな」
古泉「ですね」
古泉「おはようございます」
キョン「おう、朝からとは珍しいな」
古泉「昨夜はおかしな夢を見ましてね」
キョン「そうか」
古泉「あなたに、こう、こんな感じで」
キョン「重い、離れろ」
古泉「引きずられる夢でした」
キョン「フロイト先生も爆笑だな」
古泉「ですね、しかし終わりが最も滑稽でしたよ」
キョン「なんだ?」
古泉「涼宮さんがあなたの頭の臭いを嗅いで終わりました」
キョン「そりゃあまりの意味不明さにフロイト先生も号泣だな」
古泉「ですね」
76: 2009/12/12(土) 19:55:54.53 ID:hVIISuhzO
古泉「あなたはあれですか? 内心涼宮さんの事嫌っていたりするんですか?」
キョン「はあ?いきなり何を」
古泉「え?嫌いなんですか?」
キョン「いや嫌いじゃないがな」
古泉「じゃあ愛してるんですか?」
キョン「お前にとって嫌いの対義語は愛してるなのか?」
古泉「はい」
キョン「随分愛に満ち溢れてる人生を送っているんだな」
古泉「で、あなたは涼宮さんの事を愛しているんですか?」
キョン「お前基準で話を進めるなよ」
ハルヒ「とうっ」ガッ
キョン「いってぇ!!」
キョン「はあ?いきなり何を」
古泉「え?嫌いなんですか?」
キョン「いや嫌いじゃないがな」
古泉「じゃあ愛してるんですか?」
キョン「お前にとって嫌いの対義語は愛してるなのか?」
古泉「はい」
キョン「随分愛に満ち溢れてる人生を送っているんだな」
古泉「で、あなたは涼宮さんの事を愛しているんですか?」
キョン「お前基準で話を進めるなよ」
ハルヒ「とうっ」ガッ
キョン「いってぇ!!」
77: 2009/12/12(土) 20:02:55.20 ID:hVIISuhzO
ハルヒ「おはよう古泉君!」
古泉「おはようございます、団長殿」
キョン「俺に対する挨拶と謝罪を要求する」
ハルヒ「おっはよー」
キョン「おい」
ハルヒ「何よ」
キョン「お前な、」
ハルヒ「そういえばさっき何について話してたのよ?」
キョン「おい」
古泉「愛についてですよ」
ハルヒ「あ゛……」
キョン「とある著名な精神科医の言うには精神病の一種についてだよな?」
ハルヒ「ムカつくわねあんた」
古泉「おはようございます、団長殿」
キョン「俺に対する挨拶と謝罪を要求する」
ハルヒ「おっはよー」
キョン「おい」
ハルヒ「何よ」
キョン「お前な、」
ハルヒ「そういえばさっき何について話してたのよ?」
キョン「おい」
古泉「愛についてですよ」
ハルヒ「あ゛……」
キョン「とある著名な精神科医の言うには精神病の一種についてだよな?」
ハルヒ「ムカつくわねあんた」
78: 2009/12/12(土) 20:08:01.46 ID:hVIISuhzO
キョン「古泉はお前を愛してるんだと」
ハルヒ「ふーん」
古泉「……んっふー! 分かってましたけどね!」
キョン「興奮するな、古泉」
ハルヒ「愛、愛……ね」
キョン「ん?」
ハルヒ「あのさ、あんたさ……」
キョン「なんだ?」
ハルヒ「本当は、その……あたしの事嫌いだったり、しない……わよね?」
キョン「……」バッ
古泉「……」ニヤ
キョン「~~~~~~ッ!」
ハルヒ「ふーん」
古泉「……んっふー! 分かってましたけどね!」
キョン「興奮するな、古泉」
ハルヒ「愛、愛……ね」
キョン「ん?」
ハルヒ「あのさ、あんたさ……」
キョン「なんだ?」
ハルヒ「本当は、その……あたしの事嫌いだったり、しない……わよね?」
キョン「……」バッ
古泉「……」ニヤ
キョン「~~~~~~ッ!」
80: 2009/12/12(土) 20:12:16.86 ID:hVIISuhzO
キョン「あ…のだな…あー……ていうか本人相手によくそんな事を聞くもんだ、さすがハルヒ」
ハルヒ「話そらさなくていいから」
キョン「……」
古泉「んふ、んふふふふふふ」
ハルヒ「キョン……?」
キョン「嫌いな訳、無いだろ」
ハルヒ「話そらさなくていいから」
キョン「……」
古泉「んふ、んふふふふふふ」
ハルヒ「キョン……?」
キョン「嫌いな訳、無いだろ」
82: 2009/12/12(土) 20:21:30.95 ID:hVIISuhzO
ハルヒ「そっ……か! あははっ、そうよね!」
キョン「そうだともよ」
ハルヒ「あは、あははダメだわなんか顔が熱い!! あ、あたし先行ってるからー!!」
キョン「……」
古泉「んっふ、んふふふふっふふっふー」
キョン「言いたい事があるなら笑い声じゃなく言葉で言え」
古泉「嫌いの対義語がアイラービューという新事実、案外間違いではなかったでしょう?」
キョン「うるさい黙れ」
古泉「んふ、顔が赤いですよ?」
キョン「う、ううううるさい! もうお前なんか知らん!」
お し ま い
キョン「そうだともよ」
ハルヒ「あは、あははダメだわなんか顔が熱い!! あ、あたし先行ってるからー!!」
キョン「……」
古泉「んっふ、んふふふふっふふっふー」
キョン「言いたい事があるなら笑い声じゃなく言葉で言え」
古泉「嫌いの対義語がアイラービューという新事実、案外間違いではなかったでしょう?」
キョン「うるさい黙れ」
古泉「んふ、顔が赤いですよ?」
キョン「う、ううううるさい! もうお前なんか知らん!」
お し ま い
86: 2009/12/12(土) 20:26:37.50 ID:WK5/HHvq0
乙!!
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