1: 2012/03/23(金) 13:39:58.04 ID:XDnP/RHR0
小椋「にしし…早速メール送っちゃおっと♪」カタカタ
小椋「ん~…どんな文面にしようかなぁ…」
小椋「こんにちは…とかで始めればいいかなぁ」
小椋「突然ごめんなさい、とかの方がいいかな?」
小椋「ええいっ、とりあえず書いてみるっきゃないわ!」
小椋「ん~…どんな文面にしようかなぁ…」
小椋「こんにちは…とかで始めればいいかなぁ」
小椋「突然ごめんなさい、とかの方がいいかな?」
小椋「ええいっ、とりあえず書いてみるっきゃないわ!」
4: 2012/03/23(金) 13:52:25.67 ID:XDnP/RHR0
榊原「さてと、メールチェックしとくかな」カチカチッ
榊原「相変わらず迷惑メール多いなぁ…」
榊原「ん…?知らないアドレスからメールが来てる…」
From<ogu-bridge@meil.yomikita.ne.jp>
Sub:小椋ですっ☆
本文
榊原くん、こんにちは!小椋由美です(^o^)/
ば、バカにしないでよねっ!アタシだってパソコンぐらい使えるもん(><)
らんらんらららんらんらん♪らんらんららららん♪
くっくっく・・・。思わずナウシカを口ずさんじゃったよ
ん~。赤沢さんって怖いよねぇ。とっつきにくいし・・・・。
大した用はないんだけど、突然こんなメールしてごめんねっ!
好きな映画とかあるの?私は「カリートの道」。榊原くんもみなよ!
きっとアル・パチーノのファンになるよ。
榊原「相変わらず迷惑メール多いなぁ…」
榊原「ん…?知らないアドレスからメールが来てる…」
From<ogu-bridge@meil.yomikita.ne.jp>
Sub:小椋ですっ☆
本文
榊原くん、こんにちは!小椋由美です(^o^)/
ば、バカにしないでよねっ!アタシだってパソコンぐらい使えるもん(><)
らんらんらららんらんらん♪らんらんららららん♪
くっくっく・・・。思わずナウシカを口ずさんじゃったよ
ん~。赤沢さんって怖いよねぇ。とっつきにくいし・・・・。
大した用はないんだけど、突然こんなメールしてごめんねっ!
好きな映画とかあるの?私は「カリートの道」。榊原くんもみなよ!
きっとアル・パチーノのファンになるよ。
5: 2012/03/23(金) 13:55:29.02 ID:XDnP/RHR0
小椋「榊原くん気付いてくれるかなぁ…」
小椋「アタシの愛のメッセージ…」
小椋「でも榊原くん、結構鈍感なところあるしなぁ…」
小椋「…ま、そんなところも含めて好きなんだけどさ」
小椋「アタシの愛のメッセージ…」
小椋「でも榊原くん、結構鈍感なところあるしなぁ…」
小椋「…ま、そんなところも含めて好きなんだけどさ」
9: 2012/03/23(金) 14:08:19.60 ID:XDnP/RHR0
榊原「小椋さんから…?」
榊原「何で僕のアドレス知ってるんだ??」
榊原「…とりあえず、返信しないとなぁ」
小椋「おっ、返信来てる!」
From 榊原きゅん
Sub:メールありがとう!
本文
僕のアドレス知ってて驚いたよ。どこで聞いたの?
もしかして赤沢さん?クラスでは赤沢さんしか知らないはずだし・・・。
小椋さんのアドレスも、とりあえず登録しておいたよ!
ぐったりするほど暑い日が続いてるけど、小椋さんは大丈夫?
らんらんららららん♪ いけねっ、僕もナウシカ口ずさんじゃったよ(><)
さっき見てたところだよ、「カリートの道」。面白かった!
んん~。でも僕はやっぱデ・ニーロ派かなぁ・・・。
好きな俳優で言うと、他にはエドワード・ノートンとかも好きかな。
きらいな俳優はフルメタルジャケットのデブ
榊原「何で僕のアドレス知ってるんだ??」
榊原「…とりあえず、返信しないとなぁ」
小椋「おっ、返信来てる!」
From 榊原きゅん
Sub:メールありがとう!
本文
僕のアドレス知ってて驚いたよ。どこで聞いたの?
もしかして赤沢さん?クラスでは赤沢さんしか知らないはずだし・・・。
小椋さんのアドレスも、とりあえず登録しておいたよ!
ぐったりするほど暑い日が続いてるけど、小椋さんは大丈夫?
らんらんららららん♪ いけねっ、僕もナウシカ口ずさんじゃったよ(><)
さっき見てたところだよ、「カリートの道」。面白かった!
んん~。でも僕はやっぱデ・ニーロ派かなぁ・・・。
好きな俳優で言うと、他にはエドワード・ノートンとかも好きかな。
きらいな俳優はフルメタルジャケットのデブ
10: 2012/03/23(金) 14:12:24.66 ID:XDnP/RHR0
小椋「!? ちょ、ちょっとこれって…つまり…」
小椋「アタシの愛のメッセージを受け取った…って認識していいわよね…?」
小椋「いや、絶対そうよ!」
小椋「…にしても」
小椋「赤沢さんも榊原くんのアドレス知ってたの…?」
小椋「アタシの愛のメッセージを受け取った…って認識していいわよね…?」
小椋「いや、絶対そうよ!」
小椋「…にしても」
小椋「赤沢さんも榊原くんのアドレス知ってたの…?」
18: 2012/03/23(金) 14:23:38.12 ID:XDnP/RHR0
赤沢「ふふっ♪恒一くんからメール来てるかな~?」カチカチッ
赤沢「来てなかった……」
赤沢「さ、寂しいよぉ…恒一くん…」
赤沢「いや、変なプライドなんて捨てて、ここは私からメールを送信するべきだわ!」
赤沢「待っててね、恒一くん」カタカタ
赤沢「来てなかった……」
赤沢「さ、寂しいよぉ…恒一くん…」
赤沢「いや、変なプライドなんて捨てて、ここは私からメールを送信するべきだわ!」
赤沢「待っててね、恒一くん」カタカタ
19: 2012/03/23(金) 14:24:41.77 ID:XDnP/RHR0
>>16
サカキと和久井が親友の設定だったアレね
サカキと和久井が親友の設定だったアレね
21: 2012/03/23(金) 14:33:34.16 ID:XDnP/RHR0
榊原「おっ赤沢さんからメールが来てる」カチッ
From 赤沢さん
Sub:今度
本文
一緒にサイクリングでもしない?
明日、日曜だし、暇?
暇なら行きましょうよ!
榊原「サイクリングかぁ…楽しそう。」
榊原「『いいよ、じゃあ明日の午後1時に校門で待ち合わせね』っと…」カタカタ
From 赤沢さん
Sub:今度
本文
一緒にサイクリングでもしない?
明日、日曜だし、暇?
暇なら行きましょうよ!
榊原「サイクリングかぁ…楽しそう。」
榊原「『いいよ、じゃあ明日の午後1時に校門で待ち合わせね』っと…」カタカタ
22: 2012/03/23(金) 14:39:48.60 ID:XDnP/RHR0
小椋「ま、とりあえず赤沢さんは置いといて…」
小椋「榊原くんと相思相愛が判明したことだし、早速デートの約束しなくちゃね//」
小椋「うふっ//」カタカタ
榊原「ん、また小椋さんから届いてる」
From 小椋さん
Sub 愛しの榊原くんへ
本文
榊原くんの愛のメッセージ、ちゃんと受け取ったよ!
明日デートしよう!
榊原「え?」
小椋「榊原くんと相思相愛が判明したことだし、早速デートの約束しなくちゃね//」
小椋「うふっ//」カタカタ
榊原「ん、また小椋さんから届いてる」
From 小椋さん
Sub 愛しの榊原くんへ
本文
榊原くんの愛のメッセージ、ちゃんと受け取ったよ!
明日デートしよう!
榊原「え?」
24: 2012/03/23(金) 14:47:58.95 ID:XDnP/RHR0
榊原「愛のメッセージ…って何のことだ?」
榊原「ははぁん、小椋さんイタズラ好きっぽいし、さては僕をおちょくってるな」
榊原「そうだ、小椋さんもサイクリングに誘おう」
榊原「『明日サイクリング行くんだけど、小椋さんも一緒にどう?』っと…」カタカタ
小椋「返信がキタァ!」
小椋「サイクリングか…さすがダーリン!中学生らしい爽やかデートってことね!」
榊原「ははぁん、小椋さんイタズラ好きっぽいし、さては僕をおちょくってるな」
榊原「そうだ、小椋さんもサイクリングに誘おう」
榊原「『明日サイクリング行くんだけど、小椋さんも一緒にどう?』っと…」カタカタ
小椋「返信がキタァ!」
小椋「サイクリングか…さすがダーリン!中学生らしい爽やかデートってことね!」
28: 2012/03/23(金) 15:06:39.03 ID:XDnP/RHR0
榊原「そうだ!せっかくだし、ワッ君や中尾くんも誘おう!」
榊原「電話しよう」
榊原「あ、ワッ君?」
和久井『バラッちどうしたの?』
榊原「明日、サイクリングでもどう?」
和久井『サイクリングかぁ。楽しそうだけど、ほら僕喘息持ちだし…』
榊原「知ってるさ、だから僕の後ろに乗せてあげるよ」
和久井『バラッち…』
榊原「電話しよう」
榊原「あ、ワッ君?」
和久井『バラッちどうしたの?』
榊原「明日、サイクリングでもどう?」
和久井『サイクリングかぁ。楽しそうだけど、ほら僕喘息持ちだし…』
榊原「知ってるさ、だから僕の後ろに乗せてあげるよ」
和久井『バラッち…』
29: 2012/03/23(金) 15:12:04.49 ID:XDnP/RHR0
榊原「あ、順くん?」
中尾『ようサカッキー。何か用か?」
榊原「明日サイクリング行こうよ!どうせ暇でしょ?」
中尾『決めつけてんじゃねぇ!……まぁ確かに暇だが』
榊原「じゃあ行こうよ。それに…」
中尾『それに?』
榊原「赤沢さんも来るよ?」
中尾『何!?』
榊原「これで来ないとは言わせないよ?順くん」
中尾『サカッキー…ありがとう…!』
中尾『ようサカッキー。何か用か?」
榊原「明日サイクリング行こうよ!どうせ暇でしょ?」
中尾『決めつけてんじゃねぇ!……まぁ確かに暇だが』
榊原「じゃあ行こうよ。それに…」
中尾『それに?』
榊原「赤沢さんも来るよ?」
中尾『何!?』
榊原「これで来ないとは言わせないよ?順くん」
中尾『サカッキー…ありがとう…!』
32: 2012/03/23(金) 15:23:44.38 ID:XDnP/RHR0
~翌朝~
赤沢「うーん…どうしよぉ…」
赤沢「赤いリボンがいいかな…それとも水色にしようか…」
赤沢「初めて二人きりで会うんだし、どのリボンにするか迷うわね」
赤沢「うーむ……」
赤沢「水色にしよう!」
赤沢「ふふっ。今日は楽しい一日を過ごせそうだわ!」
赤沢「うーん…どうしよぉ…」
赤沢「赤いリボンがいいかな…それとも水色にしようか…」
赤沢「初めて二人きりで会うんだし、どのリボンにするか迷うわね」
赤沢「うーむ……」
赤沢「水色にしよう!」
赤沢「ふふっ。今日は楽しい一日を過ごせそうだわ!」
37: 2012/03/23(金) 15:30:31.28 ID:XDnP/RHR0
榊原「よし、じゃあ行こうかワッ君。後ろに乗ってよ」
和久井「うんっ」
榊原「校門で皆と待ち合わせしてるから、まずはそこへ行くね」
和久井「了解!」
榊原「よーし、出発!」キコキコ
和久井「うんっ」
榊原「校門で皆と待ち合わせしてるから、まずはそこへ行くね」
和久井「了解!」
榊原「よーし、出発!」キコキコ
38: 2012/03/23(金) 15:34:56.87 ID:XDnP/RHR0
榊原「しっかりつかまっててね、ワッ君」
和久井「おう」
榊原「あと、発作が起こりそうだったら、遠慮なく言ってね」
和久井「分かってるって。バラっちは心配性だなぁ」
榊原「はははっ」
~校門~
小椋「ダーリンまだかなぁ♪」ワクワク
シャーッ キキーッ
赤沢「あら、小椋さんじゃない」
小椋「赤沢…さん?」
和久井「おう」
榊原「あと、発作が起こりそうだったら、遠慮なく言ってね」
和久井「分かってるって。バラっちは心配性だなぁ」
榊原「はははっ」
~校門~
小椋「ダーリンまだかなぁ♪」ワクワク
シャーッ キキーッ
赤沢「あら、小椋さんじゃない」
小椋「赤沢…さん?」
42: 2012/03/23(金) 15:42:27.00 ID:XDnP/RHR0
赤沢「こんなところで何してるの?」
小椋「赤沢さんこそ…自転車なんか乗ってどこに行くの?」
赤沢「私はサイクリングよ。そっちは?」
小椋「アタシはデートよ」
赤沢「デート!?だ、誰と?」
小椋「ふふっ。それはね…」
榊原「やあやあ、遅れてごめん」ギコギコ
和久井「おはよう、ザワっち、グラっち!」
小椋「あっ!おはようダーリン♪」
赤沢(なんだ、小椋さんの彼氏って和久井くんだったのか)
小椋「赤沢さんこそ…自転車なんか乗ってどこに行くの?」
赤沢「私はサイクリングよ。そっちは?」
小椋「アタシはデートよ」
赤沢「デート!?だ、誰と?」
小椋「ふふっ。それはね…」
榊原「やあやあ、遅れてごめん」ギコギコ
和久井「おはよう、ザワっち、グラっち!」
小椋「あっ!おはようダーリン♪」
赤沢(なんだ、小椋さんの彼氏って和久井くんだったのか)
46: 2012/03/23(金) 15:48:58.52 ID:XDnP/RHR0
小椋「ダーリン、何でワッ君を後ろに乗せてるの…?」
赤沢(えっ?も、もしかして…和久井じゃないの?)
榊原(ダーリン…?)
和久井「ほら僕、喘息持ちじゃないですか」
小椋「なるほど」
小椋「えっ」
和久井「えっ」
小椋「そうじゃなくて、何でワッ君まで来てるのよ」
和久井「皆でサイクリングでしょ?」
赤沢(えっ?も、もしかして…和久井じゃないの?)
榊原(ダーリン…?)
和久井「ほら僕、喘息持ちじゃないですか」
小椋「なるほど」
小椋「えっ」
和久井「えっ」
小椋「そうじゃなくて、何でワッ君まで来てるのよ」
和久井「皆でサイクリングでしょ?」
54: 2012/03/23(金) 15:53:59.04 ID:XDnP/RHR0
小椋「皆で…?」
榊原「そうだよ。僕とワッ君、小椋さんと赤沢さん。…と順くん」
小椋(ははぁん…ダーリンってば、二人きりだと恥ずかしいのね…)
榊原「え?別にいいよね?」
小椋(こう言う可愛らしいところが、母性本能くすぐるのよね…//)
小椋「ええ、いいわよ」
赤沢「それはともかく、今『順くん』って聞こえたんだけど…気のせいよね?」
榊原「順くんも来るよ?」
小椋「えぇー?中尾の野郎まで来るのぉ!?」
赤沢「最悪だわ!早いとこ逃げましょう!」
榊原「そうだよ。僕とワッ君、小椋さんと赤沢さん。…と順くん」
小椋(ははぁん…ダーリンってば、二人きりだと恥ずかしいのね…)
榊原「え?別にいいよね?」
小椋(こう言う可愛らしいところが、母性本能くすぐるのよね…//)
小椋「ええ、いいわよ」
赤沢「それはともかく、今『順くん』って聞こえたんだけど…気のせいよね?」
榊原「順くんも来るよ?」
小椋「えぇー?中尾の野郎まで来るのぉ!?」
赤沢「最悪だわ!早いとこ逃げましょう!」
61: 2012/03/23(金) 15:59:49.01 ID:XDnP/RHR0
榊原「ちょっと待ってよ、それじゃ順くんがかわいそうだよ」
小椋「そうよね♪赤沢さんサイッテー…」ジロ
赤沢「あんたも否定的だったじゃないっ!」
中尾「おまたせー!」
赤沢「うわ…来ちゃった…」
和久井「やあカオっち」
榊原「これで皆揃ったね」
小椋「そうよね♪赤沢さんサイッテー…」ジロ
赤沢「あんたも否定的だったじゃないっ!」
中尾「おまたせー!」
赤沢「うわ…来ちゃった…」
和久井「やあカオっち」
榊原「これで皆揃ったね」
65: 2012/03/23(金) 16:05:22.25 ID:XDnP/RHR0
榊原「ところで…小椋さん、自転車は?」
小椋「え?アタシ、チャリ持ってないよ?」
榊原「え?」
小椋「ダーリンに乗せてもらおうと思ってたから」
榊原「えーと…まず、そのダーリンって何?」
小椋(そっか…皆の前じゃ恥ずかしいのね……んふっ可愛い//)
小椋「榊原くんの後ろに乗せてよ!」
赤沢「!?」
中尾「おー、俺の後ろなら空いてるぞー?」
小椋「え?アタシ、チャリ持ってないよ?」
榊原「え?」
小椋「ダーリンに乗せてもらおうと思ってたから」
榊原「えーと…まず、そのダーリンって何?」
小椋(そっか…皆の前じゃ恥ずかしいのね……んふっ可愛い//)
小椋「榊原くんの後ろに乗せてよ!」
赤沢「!?」
中尾「おー、俺の後ろなら空いてるぞー?」
69: 2012/03/23(金) 16:11:01.42 ID:XDnP/RHR0
小椋「ワッ君、中尾の後ろに乗りなさいよ」
中尾「俺は無視か?」
和久井「えー?」
小椋「いいからどけよテメェ!」
和久井「わ、わかったよ…」
小椋「ふふっ♪よいしょっと。うふ♪」
榊原「はは…」
中尾「和久井ー、しっかりつかまってろー」
和久井「了解!」
赤沢(ぐぬぬ…)
中尾「俺は無視か?」
和久井「えー?」
小椋「いいからどけよテメェ!」
和久井「わ、わかったよ…」
小椋「ふふっ♪よいしょっと。うふ♪」
榊原「はは…」
中尾「和久井ー、しっかりつかまってろー」
和久井「了解!」
赤沢(ぐぬぬ…)
72: 2012/03/23(金) 16:17:29.83 ID:XDnP/RHR0
中尾「とりあえず、新しくできたサイクリングコースまで行こうぜー」
和久井「あ、それ昨日テレビでやってたよね。僕も見てたよ」
小椋「アタシは榊原くんとならどこでもいいよ?//」
榊原「あ、そう…はは…」
赤沢「よし、出発ぅ♪」
中尾「おっしゃー!飛ばして行くぜー!」
和久井「あんまり無理しないでね」
中尾「まかせろー!」
榊原「じゃあ小椋さん、しっかりつかまっててね?」
小椋「うんっ!」
和久井「あ、それ昨日テレビでやってたよね。僕も見てたよ」
小椋「アタシは榊原くんとならどこでもいいよ?//」
榊原「あ、そう…はは…」
赤沢「よし、出発ぅ♪」
中尾「おっしゃー!飛ばして行くぜー!」
和久井「あんまり無理しないでね」
中尾「まかせろー!」
榊原「じゃあ小椋さん、しっかりつかまっててね?」
小椋「うんっ!」
75: 2012/03/23(金) 16:24:38.25 ID:XDnP/RHR0
榊原「へぇ…小椋さん、やっぱ軽いね」
小椋「そ、そうかな//」テレッ
赤沢「そりゃそうでしょ。余計な脂肪ないし。…主に胸とか」
小椋「テメェ!今なんつったコラ!」ガンガンッ
赤沢「ちょっと!私の自転車蹴らないでよ!高かったんだかね、これ!」
中尾「赤沢さーん//」
赤沢「誰こいつ」
中尾「…」
榊原「赤沢さん、中尾くんがかわいそうだよ」
赤沢「中尾ごめん。で何?用があるなら10秒で済ませて」
小椋「そ、そうかな//」テレッ
赤沢「そりゃそうでしょ。余計な脂肪ないし。…主に胸とか」
小椋「テメェ!今なんつったコラ!」ガンガンッ
赤沢「ちょっと!私の自転車蹴らないでよ!高かったんだかね、これ!」
中尾「赤沢さーん//」
赤沢「誰こいつ」
中尾「…」
榊原「赤沢さん、中尾くんがかわいそうだよ」
赤沢「中尾ごめん。で何?用があるなら10秒で済ませて」
78: 2012/03/23(金) 16:31:44.45 ID:XDnP/RHR0
中尾「おっと段差だ。みんなー気をつけろー!」
和久井「ちょっと尻を浮かせて…っと」
榊原「段差が来るよ、小椋さん」
小椋(ダーリンの背中あったかい…//)
榊原「…聞いてる?」
ガタンッ
小椋「いでっ!!」
榊原「だ、大丈夫?」
小椋(股打った…)
和久井「ちょっと尻を浮かせて…っと」
榊原「段差が来るよ、小椋さん」
小椋(ダーリンの背中あったかい…//)
榊原「…聞いてる?」
ガタンッ
小椋「いでっ!!」
榊原「だ、大丈夫?」
小椋(股打った…)
81: 2012/03/23(金) 16:36:45.68 ID:XDnP/RHR0
榊原「皆は先に行っててよ」
中尾「まかせろー!」
赤沢「早く追いついてね」
榊原「うん」
榊原「小椋さん、ごめんね。大丈夫?」
小椋「ダーリンのせいじゃないよ…いてて…」
榊原(股間打っちゃったのかな…)
小椋「ダーリン、患部さすって…?」
榊原「えっ?」
中尾「まかせろー!」
赤沢「早く追いついてね」
榊原「うん」
榊原「小椋さん、ごめんね。大丈夫?」
小椋「ダーリンのせいじゃないよ…いてて…」
榊原(股間打っちゃったのかな…)
小椋「ダーリン、患部さすって…?」
榊原「えっ?」
84: 2012/03/23(金) 16:40:12.94 ID:XDnP/RHR0
小椋「ほらっ」グイッ
榊原「だ、駄目だってそれは…」
小椋「あ…痛い…痛いなぁ」チラチラ
榊原「じゃあ…引き返すしかないか……」
小椋「あっ、治っちゃったっ」
榊原「えっ?」
小椋「ほらほら、早くしないと皆に置いて行かれちゃうよっ」
榊原「わかった!」
榊原「だ、駄目だってそれは…」
小椋「あ…痛い…痛いなぁ」チラチラ
榊原「じゃあ…引き返すしかないか……」
小椋「あっ、治っちゃったっ」
榊原「えっ?」
小椋「ほらほら、早くしないと皆に置いて行かれちゃうよっ」
榊原「わかった!」
88: 2012/03/23(金) 16:49:14.93 ID:XDnP/RHR0
榊原「おーい、みんなー」
中尾「よー、追いついたか」
和久井「ねえ、あそこの休憩所で休んで行かない?」
赤沢「そうね、ちょっと疲れてきたし」
中尾「赤沢さん、俺がマッサージしてあげるぜ?」
赤沢「へぇ、食堂とかお土産物屋とかもあるみたいね」
榊原「サービスエリアとか、道の駅みたいなところみたいだね」
小椋「じゃあ、お茶もしていこうよ♪」
赤沢「賛成」
中尾「よー、追いついたか」
和久井「ねえ、あそこの休憩所で休んで行かない?」
赤沢「そうね、ちょっと疲れてきたし」
中尾「赤沢さん、俺がマッサージしてあげるぜ?」
赤沢「へぇ、食堂とかお土産物屋とかもあるみたいね」
榊原「サービスエリアとか、道の駅みたいなところみたいだね」
小椋「じゃあ、お茶もしていこうよ♪」
赤沢「賛成」
94: 2012/03/23(金) 17:14:09.29 ID:XDnP/RHR0
~休憩所~
榊原「何飲もうかな…」
赤沢「恒一くん、ここコーヒーの種類豊富みたいよ?」
榊原「ふぅん……あ!」
小椋「どうしたの?」
榊原「ハワイコナのエクストラファンシーがある!」
赤沢(覚えててくれたんだ//)
榊原「じゃあ僕これにしようかな」
赤沢「私も同じのでいいわ」
中尾「お、俺も!」
小椋「あ、あたしも!」
和久井「じゃあ僕はオレンジジュース」
榊原「何飲もうかな…」
赤沢「恒一くん、ここコーヒーの種類豊富みたいよ?」
榊原「ふぅん……あ!」
小椋「どうしたの?」
榊原「ハワイコナのエクストラファンシーがある!」
赤沢(覚えててくれたんだ//)
榊原「じゃあ僕これにしようかな」
赤沢「私も同じのでいいわ」
中尾「お、俺も!」
小椋「あ、あたしも!」
和久井「じゃあ僕はオレンジジュース」
96: 2012/03/23(金) 17:19:04.61 ID:XDnP/RHR0
赤沢「あれ?小椋さんもコーヒー飲めるの?」
小椋「ば、バカにしないでくれる?飲めるわよコーヒーぐらい!」
赤沢「へぇ…」
小椋「ハワイコナのエクストラファンキーと言えば、アタシの大好物よっ!」
榊原「ファンキーじゃなくてファンシーだけどね」
小椋「あ//」
赤沢「プッ…」
榊原「小椋さん可愛いね」
小椋「えへへ//」
赤沢(ぐぬぅ…)
中尾「俺は正直、コーヒーとかよく分からん。強いて言うならネスカフェ知ってるぐらいだ」
小椋「ば、バカにしないでくれる?飲めるわよコーヒーぐらい!」
赤沢「へぇ…」
小椋「ハワイコナのエクストラファンキーと言えば、アタシの大好物よっ!」
榊原「ファンキーじゃなくてファンシーだけどね」
小椋「あ//」
赤沢「プッ…」
榊原「小椋さん可愛いね」
小椋「えへへ//」
赤沢(ぐぬぅ…)
中尾「俺は正直、コーヒーとかよく分からん。強いて言うならネスカフェ知ってるぐらいだ」
99: 2012/03/23(金) 17:23:50.07 ID:XDnP/RHR0
店員「おまたせしました」
赤沢「来たわね」
榊原「飲んでみなよ、小椋さん」
小椋「うん」ゴクゴク
小椋(うげぇ…苦い……)
赤沢「ふふっ、やっぱり小椋さんにはまだ早かったみたいね」
小椋「そ、そんな事ないわよ!」ゴクゴク
中尾「うげー、何だこの苦さはよー」
和久井「♪」チュー
赤沢「来たわね」
榊原「飲んでみなよ、小椋さん」
小椋「うん」ゴクゴク
小椋(うげぇ…苦い……)
赤沢「ふふっ、やっぱり小椋さんにはまだ早かったみたいね」
小椋「そ、そんな事ないわよ!」ゴクゴク
中尾「うげー、何だこの苦さはよー」
和久井「♪」チュー
107: 2012/03/23(金) 17:43:11.46 ID:XDnP/RHR0
小椋「さて、んじゃ再出発と行きますか」
赤沢「あ、恒一くん。私の後ろに乗りなさい」
小椋「はぁ!?」
赤沢「恒一くん、まだ激しい運動は駄目なんでしょ?だから乗せてあげるわよ」
榊原「ありがとう赤沢さ…」
中尾「…」
榊原「…いや、それより、中尾くんを乗せてあげなよ」
赤沢「…は?」
榊原「中尾くん、さっき足挫いちゃったみたいなんだ」
中尾(おぉぉ!さすが心の友!)
赤沢「あ、恒一くん。私の後ろに乗りなさい」
小椋「はぁ!?」
赤沢「恒一くん、まだ激しい運動は駄目なんでしょ?だから乗せてあげるわよ」
榊原「ありがとう赤沢さ…」
中尾「…」
榊原「…いや、それより、中尾くんを乗せてあげなよ」
赤沢「…は?」
榊原「中尾くん、さっき足挫いちゃったみたいなんだ」
中尾(おぉぉ!さすが心の友!)
109: 2012/03/23(金) 17:49:47.79 ID:XDnP/RHR0
赤沢「嫌よそんなの!」
榊原「お願い、赤沢さん…」
赤沢「わ、わかった//」
小椋「じゃあ今度はアタシが漕ぐね。榊原くんは後ろに乗って!」
和久井「僕も、あとの距離なら自転車漕いでも平気そうだ」
赤沢「んじゃ中尾、乗りなさい」
中尾「は、はい!//」
榊原「お願い、赤沢さん…」
赤沢「わ、わかった//」
小椋「じゃあ今度はアタシが漕ぐね。榊原くんは後ろに乗って!」
和久井「僕も、あとの距離なら自転車漕いでも平気そうだ」
赤沢「んじゃ中尾、乗りなさい」
中尾「は、はい!//」
113: 2012/03/23(金) 17:53:59.33 ID:XDnP/RHR0
小椋「ん…」
榊原「どうしたの?」
小椋「足が地面につかない…」
榊原「あっ、ごめんごめん。今サドル下げるね」カチャッ
小椋「ふふっ。ありがとう榊原くん♪」
小椋「いざ!」ガシガシガシガシッ
榊原「ちょ、ちょっと小椋さん…スピード出しすぎなんじゃ…」
榊原「どうしたの?」
小椋「足が地面につかない…」
榊原「あっ、ごめんごめん。今サドル下げるね」カチャッ
小椋「ふふっ。ありがとう榊原くん♪」
小椋「いざ!」ガシガシガシガシッ
榊原「ちょ、ちょっと小椋さん…スピード出しすぎなんじゃ…」
117: 2012/03/23(金) 18:01:20.42 ID:XDnP/RHR0
小椋「しっかりつかまっててよ、榊原くん♪」
榊原「は、速すぎるよ小椋さんっ」ガシッ
小椋「やっ…さ、榊原くん、そこ胸だよ//」
榊原「ご、ごめんっ//」
中尾「ははwww平だから腹だと思ったのか?」
小椋「この野郎!!」ゲシゲシッ
中尾「うわぁぁぁぁぁ!」
赤沢「中尾が落ちたっ!?」
榊原「は、速すぎるよ小椋さんっ」ガシッ
小椋「やっ…さ、榊原くん、そこ胸だよ//」
榊原「ご、ごめんっ//」
中尾「ははwww平だから腹だと思ったのか?」
小椋「この野郎!!」ゲシゲシッ
中尾「うわぁぁぁぁぁ!」
赤沢「中尾が落ちたっ!?」
123: 2012/03/23(金) 18:07:56.99 ID:XDnP/RHR0
榊原「うう…何で、何でこんな事に…」
赤沢「これも…きっと現象なのよ…」
和久井「中尾氏…君のこと、きっと忘れないよ。きっと…」
榊原「だから今は…成仏してくれ…」グスッ
小椋「そうね…。さ、早く目的地に向かいましょ!」
赤沢「そうね」
和久井「海が僕らを待ってる!」
榊原「日本海が、夢で見たのと同じような青さならいい…。希望を持とう」
中尾「ころすなー!」
赤沢「あ、生きてた」
赤沢「これも…きっと現象なのよ…」
和久井「中尾氏…君のこと、きっと忘れないよ。きっと…」
榊原「だから今は…成仏してくれ…」グスッ
小椋「そうね…。さ、早く目的地に向かいましょ!」
赤沢「そうね」
和久井「海が僕らを待ってる!」
榊原「日本海が、夢で見たのと同じような青さならいい…。希望を持とう」
中尾「ころすなー!」
赤沢「あ、生きてた」
124: 2012/03/23(金) 18:12:24.80 ID:XDnP/RHR0
中尾「赤沢さん、乗せてくれ!」
赤沢「しょうがないわね…」
小椋(チッ…しぶとい奴め)
榊原「よかったぁ…本当によかった…順くんが生きてる、確かに生きてるんだ」
和久井「バラっち、これで涙拭いて」
榊原「ありがとう…」フキフキ
中尾「よーし、行こうぜー!」
赤沢「ちょっと、あんまりくっつかないでよ!」
赤沢「しょうがないわね…」
小椋(チッ…しぶとい奴め)
榊原「よかったぁ…本当によかった…順くんが生きてる、確かに生きてるんだ」
和久井「バラっち、これで涙拭いて」
榊原「ありがとう…」フキフキ
中尾「よーし、行こうぜー!」
赤沢「ちょっと、あんまりくっつかないでよ!」
127: 2012/03/23(金) 18:17:02.94 ID:XDnP/RHR0
小椋「みてみて榊原くん、海が見えてきたよ!」
榊原「すごい!」
和久井「ここからは海岸線だね」
中尾「あぁ…赤沢さん、あったかい//」
赤沢「次変なこと言ったら振り落とすわよ!」
小椋「せっかく海まで来たんだし、このまま泳ぎたいわね」
榊原「でも水着持って来てないし…」
榊原「すごい!」
和久井「ここからは海岸線だね」
中尾「あぁ…赤沢さん、あったかい//」
赤沢「次変なこと言ったら振り落とすわよ!」
小椋「せっかく海まで来たんだし、このまま泳ぎたいわね」
榊原「でも水着持って来てないし…」
130: 2012/03/23(金) 18:21:24.25 ID:XDnP/RHR0
和久井「それなら僕のあげるよ、新品2枚持って来たんだ」
榊原「えっ、いいの?」
和久井「もちろんさ」
小椋「実は私も持ってきてあるんだ♪」
赤沢「私もよ」
中尾「ちょ、俺持ってきてないんだが…てか皆用意いいな」
中尾「おい和久井!もう1枚ないのかよ」
和久井「持ってないよ…ごめん」
赤沢「ワッ君が謝ることじゃないわよ。全部中尾が悪いから」
中尾「で、ですよね」
榊原「近くのホテルなら売ってるかもね」
榊原「えっ、いいの?」
和久井「もちろんさ」
小椋「実は私も持ってきてあるんだ♪」
赤沢「私もよ」
中尾「ちょ、俺持ってきてないんだが…てか皆用意いいな」
中尾「おい和久井!もう1枚ないのかよ」
和久井「持ってないよ…ごめん」
赤沢「ワッ君が謝ることじゃないわよ。全部中尾が悪いから」
中尾「で、ですよね」
榊原「近くのホテルなら売ってるかもね」
131: 2012/03/23(金) 18:24:33.48 ID:XDnP/RHR0
小椋「とうちゃくー♪」キキーッ
榊原「よし、自転車はこの辺に置いておこう」
赤沢「じゃあ中尾は水着買って来なさいよ」
中尾「まかせろー!」
タッタッタッ…
赤沢「さ、私は先に行ってましょう」
小椋「そうね」
榊原「よし、自転車はこの辺に置いておこう」
赤沢「じゃあ中尾は水着買って来なさいよ」
中尾「まかせろー!」
タッタッタッ…
赤沢「さ、私は先に行ってましょう」
小椋「そうね」
135: 2012/03/23(金) 18:32:37.08 ID:XDnP/RHR0
赤沢「んーっ、夏の日差しが気持ちいいわ」
榊原(おっ…赤沢さんは前と同じ水色のビキニか)
榊原(相変わらずスタイルいいなぁ。そりゃ順くんも惚れるわけだよ)ウンウン
小椋「榊原くーん♪」タタタッ
小椋「じゃーんっ♪」バッ
榊原(小椋さんはピンクのパレット水着か…これはこれで…)
和久井(やっぱ胸が…とか言ったら殺されるし黙っておこう…)
中尾「おまたせー!」
赤沢「特に待ってないけどね」
中尾「おー、小椋その胸ロードローラーにでも轢かれたのかー?」
小椋「お前をロードローラーで轢いてやろうか…!」
榊原(おっ…赤沢さんは前と同じ水色のビキニか)
榊原(相変わらずスタイルいいなぁ。そりゃ順くんも惚れるわけだよ)ウンウン
小椋「榊原くーん♪」タタタッ
小椋「じゃーんっ♪」バッ
榊原(小椋さんはピンクのパレット水着か…これはこれで…)
和久井(やっぱ胸が…とか言ったら殺されるし黙っておこう…)
中尾「おまたせー!」
赤沢「特に待ってないけどね」
中尾「おー、小椋その胸ロードローラーにでも轢かれたのかー?」
小椋「お前をロードローラーで轢いてやろうか…!」
139: 2012/03/23(金) 18:51:55.43 ID:XDnP/RHR0
和久井「…」ヌリヌリ
中尾「お、日焼け止めかー?」
和久井「うん」ヌリヌリ
榊原「背中、塗ってあげようか?」
和久井「ありがとう、助かるよ」
榊原「いいっていいって」ヌリヌリ
小椋「わ、私の背中も塗って!」
赤沢「私も私も!」
中尾「赤沢さんは俺にまかせろー」
赤沢「触ったらスライシングするわよ」
中尾「お、おう」
中尾「お、日焼け止めかー?」
和久井「うん」ヌリヌリ
榊原「背中、塗ってあげようか?」
和久井「ありがとう、助かるよ」
榊原「いいっていいって」ヌリヌリ
小椋「わ、私の背中も塗って!」
赤沢「私も私も!」
中尾「赤沢さんは俺にまかせろー」
赤沢「触ったらスライシングするわよ」
中尾「お、おう」
141: 2012/03/23(金) 18:59:37.42 ID:XDnP/RHR0
そして…
榊原「海に夕陽が沈む…」
小椋「綺麗ね…」
和久井「まるで、夏の終わりを告げているようだ…」
赤沢「今年の夏も終わるのね…」
中尾「赤沢さん、好きだ…」
小椋「榊原くん、好きよ…」
赤沢「私だって恒一くんが好き…」
和久井「僕は藤巻さんが好きだ…」
榊原「僕は中島さんが好きだ…」
小椋「えっ」
榊原「海に夕陽が沈む…」
小椋「綺麗ね…」
和久井「まるで、夏の終わりを告げているようだ…」
赤沢「今年の夏も終わるのね…」
中尾「赤沢さん、好きだ…」
小椋「榊原くん、好きよ…」
赤沢「私だって恒一くんが好き…」
和久井「僕は藤巻さんが好きだ…」
榊原「僕は中島さんが好きだ…」
小椋「えっ」
147: 2012/03/23(金) 19:05:39.25 ID:XDnP/RHR0
小椋「なかじ…え?」
赤沢「恒一くん…嘘よね、冗談よね?」
榊原「冗談なもんか、僕は…榊原恒一は、中島幸子さんを愛してる!」
中尾「おー、お前ずっと前から言ってたもんなぁ」
小椋「え?」
和久井「そうそう、告白しろって言ってるのに、まだしてないんだよね」
赤沢「え?」
榊原「今はまだね。でも、卒業までには…」
榊原「僕の気持ち、ちゃんと伝えるつもりさ」
赤沢「恒一くん…嘘よね、冗談よね?」
榊原「冗談なもんか、僕は…榊原恒一は、中島幸子さんを愛してる!」
中尾「おー、お前ずっと前から言ってたもんなぁ」
小椋「え?」
和久井「そうそう、告白しろって言ってるのに、まだしてないんだよね」
赤沢「え?」
榊原「今はまだね。でも、卒業までには…」
榊原「僕の気持ち、ちゃんと伝えるつもりさ」
152: 2012/03/23(金) 19:09:22.27 ID:XDnP/RHR0
中尾「おうっ、応援するぜ!」
和久井「僕だって!」
榊原「ワッ君…順くん…」ジワッ
赤沢「ちょ、ちょっと待ってよ…」
中島「あれ?赤沢さん…それに皆も。こんなところで何してるの?」
小椋「!?」
赤沢「!!?」
榊原「中島さん…?//」キュン
和久井「僕だって!」
榊原「ワッ君…順くん…」ジワッ
赤沢「ちょ、ちょっと待ってよ…」
中島「あれ?赤沢さん…それに皆も。こんなところで何してるの?」
小椋「!?」
赤沢「!!?」
榊原「中島さん…?//」キュン
155: 2012/03/23(金) 19:15:57.35 ID:XDnP/RHR0
和久井「バラっち、チャンスチャンス」ヒソヒソ
中尾「言ったれ、サカキ!」ドンッ
榊原「わわっ」
中島「? どうしたの?榊原くん」
榊原「あ、いや…その…//」
中島「?」
榊原「僕は…僕は中島さんのことが……」
榊原「す、好きです!!」
中島「榊原くん……」
中尾「言ったれ、サカキ!」ドンッ
榊原「わわっ」
中島「? どうしたの?榊原くん」
榊原「あ、いや…その…//」
中島「?」
榊原「僕は…僕は中島さんのことが……」
榊原「す、好きです!!」
中島「榊原くん……」
158: 2012/03/23(金) 19:20:22.79 ID:XDnP/RHR0
中島「ありがとう、榊原くん。とっても嬉しいわ」
榊原「! じゃあ…!」
中島「…でもね、私も…他に好きな人がいるの」
榊原「え……」
中島「その人は……」
中島「中尾くん、あなたです」
中尾「俺かよー!」
榊原「そ、そんな…」ガクッ
赤沢「良かったじゃない中尾」
小椋「祝福するわ」
中尾「お、おう//」
中尾「お?おう?俺はこれで…いいのか?」
赤沢「いいと思うわ」
榊原「! じゃあ…!」
中島「…でもね、私も…他に好きな人がいるの」
榊原「え……」
中島「その人は……」
中島「中尾くん、あなたです」
中尾「俺かよー!」
榊原「そ、そんな…」ガクッ
赤沢「良かったじゃない中尾」
小椋「祝福するわ」
中尾「お、おう//」
中尾「お?おう?俺はこれで…いいのか?」
赤沢「いいと思うわ」
163: 2012/03/23(金) 19:23:54.43 ID:XDnP/RHR0
その日から、順くんと中島さんの交際は始まり…
僕はそう、失恋した哀れな男になっていた…
榊原「ハァ…」
赤沢「恒一くん…あれからずっとあんな調子ね…」
和久井「うん……さすがに掛けてあげられる言葉も見当たらないよ」
小椋(榊原くん……)
僕はそう、失恋した哀れな男になっていた…
榊原「ハァ…」
赤沢「恒一くん…あれからずっとあんな調子ね…」
和久井「うん……さすがに掛けてあげられる言葉も見当たらないよ」
小椋(榊原くん……)
166: 2012/03/23(金) 19:27:30.25 ID:XDnP/RHR0
中島「はい、順くん♪あ~ん」
中尾「あ、あーん//」
榊原「ううっ…」
榊原「うわあああああああ!!!!」
ダダッ ガラッ
和久井「ば、バラっち…!」
赤沢「そりゃショックよね…あんな場面見せられちゃ…」
小椋(追いかけなきゃ…!)
中尾「あ、あーん//」
榊原「ううっ…」
榊原「うわあああああああ!!!!」
ダダッ ガラッ
和久井「ば、バラっち…!」
赤沢「そりゃショックよね…あんな場面見せられちゃ…」
小椋(追いかけなきゃ…!)
173: 2012/03/23(金) 19:31:31.72 ID:XDnP/RHR0
~屋上~
ガチャッ
小椋「榊原くん!!」
小椋「…!?榊原くん…何してるの…?」
榊原「止めないでよ!もう僕は…ここから惨めに一人で飛び立つんだ!!」
小椋「フェンスから降りて!お願い!」
榊原「僕は氏ぬ!」
小椋「そんな事言わないで!」
ガチャッ
小椋「榊原くん!!」
小椋「…!?榊原くん…何してるの…?」
榊原「止めないでよ!もう僕は…ここから惨めに一人で飛び立つんだ!!」
小椋「フェンスから降りて!お願い!」
榊原「僕は氏ぬ!」
小椋「そんな事言わないで!」
178: 2012/03/23(金) 19:36:20.21 ID:XDnP/RHR0
榊原「どうせ…どうせ小椋さんだって心の中では笑ってるんだろ!?」
小椋「そ、そんな事…!」
榊原「もうほっといてよ!」
小椋「……………………降りろカス」
榊原「えっ?」
小椋「さっさと降りろっつってんだろ!このクソ野郎!!」
榊原「は、はい…」ガクブル
小椋「ざけんなよテメェおい…分かってんのかコラ」
榊原「は、はい…」ガクブル
小椋「そ、そんな事…!」
榊原「もうほっといてよ!」
小椋「……………………降りろカス」
榊原「えっ?」
小椋「さっさと降りろっつってんだろ!このクソ野郎!!」
榊原「は、はい…」ガクブル
小椋「ざけんなよテメェおい…分かってんのかコラ」
榊原「は、はい…」ガクブル
186: 2012/03/23(金) 19:42:04.98 ID:XDnP/RHR0
小椋「アタシが心の中で笑ってるだ?んな訳ねぇだろ!?」
榊原「す、すみません」
小椋「たかが失恋したぐらいで甘ったれんじゃねえぞ!」
榊原「おっしゃる通りです…」
小椋「失恋したぐらいで……氏ぬとか…言わないでよ…」
榊原「小椋さん…?」
小椋「榊原くんが氏んだら…アタシ嫌だよ……」
榊原「え…?」
榊原「す、すみません」
小椋「たかが失恋したぐらいで甘ったれんじゃねえぞ!」
榊原「おっしゃる通りです…」
小椋「失恋したぐらいで……氏ぬとか…言わないでよ…」
榊原「小椋さん…?」
小椋「榊原くんが氏んだら…アタシ嫌だよ……」
榊原「え…?」
189: 2012/03/23(金) 19:47:01.45 ID:XDnP/RHR0
小椋「アタシだって…失恋したんだよ?」
小椋「好きな人が、目の前で別の女に告白してさ…」
榊原「そ、それって…」
小椋「すごく…悲しかった。悔しかった。その瞬間は、アタシだって氏にたいって思った…」
榊原「……」
小椋「…もう、氏ぬなんて言わない?」
榊原「うん…ごめんね、小椋さん」
小椋「…」チュッ
榊原「んっ……むふぅ…!?」
小椋「ん…//」
小椋「好きな人が、目の前で別の女に告白してさ…」
榊原「そ、それって…」
小椋「すごく…悲しかった。悔しかった。その瞬間は、アタシだって氏にたいって思った…」
榊原「……」
小椋「…もう、氏ぬなんて言わない?」
榊原「うん…ごめんね、小椋さん」
小椋「…」チュッ
榊原「んっ……むふぅ…!?」
小椋「ん…//」
193: 2012/03/23(金) 19:51:36.60 ID:XDnP/RHR0
小椋「一人じゃない…一人じゃないから、ね?//」
榊原「小椋…さん…」
小椋「飛び立つなら、私と一緒に飛び立とうよ//」
榊原「うん…ありがとう//」
ガチャ
中島「こっちよ、順くんっ!」
中尾「おうっ!」
榊原「小椋…さん…」
小椋「飛び立つなら、私と一緒に飛び立とうよ//」
榊原「うん…ありがとう//」
ガチャ
中島「こっちよ、順くんっ!」
中尾「おうっ!」
199: 2012/03/23(金) 19:57:04.42 ID:XDnP/RHR0
榊原「中島さんに順くん」
中尾「よう!お前らもここにいたのか」
小椋「ふふっ…それじゃあ4人で…」
中島「行きますか!」
中尾「まかせろー!」
榊原「羽ばたこう明日へ!!」
小椋「無限大の空へ!!」
中島「あの雲を突き抜けて!!」
中尾「大気圏さえ乗り越えよう!!」
和久井「皆…幸運を祈ってるよ」
完
中尾「よう!お前らもここにいたのか」
小椋「ふふっ…それじゃあ4人で…」
中島「行きますか!」
中尾「まかせろー!」
榊原「羽ばたこう明日へ!!」
小椋「無限大の空へ!!」
中島「あの雲を突き抜けて!!」
中尾「大気圏さえ乗り越えよう!!」
和久井「皆…幸運を祈ってるよ」
完
200: 2012/03/23(金) 19:58:16.57 ID:SryUYKjn0
アカザーどこいったwwwwwwwwwww
201: 2012/03/23(金) 19:59:35.82 ID:DsE8DGIKO
マジで飛び立ちやがった
210: 2012/03/23(金) 20:09:09.77 ID:XDnP/RHR0
>>205
ちくしょおおおおおおおおお
ちくしょおおおおおおおおお
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