1:◆1BrjSSUSHI 2012/07/06(金) 21:44:31.58 ID:634j9LA/0
~娯楽部~
京子「あれー、そういえば、あかりは?」
ちなつ「言われてみれば、いませんね」
結衣「そもそも今日、ここで見たっけ」
ちなつ「寄るとこあるって言ってたから」
ちなつ「一緒には来てないですねー」
京子「あれー、そういえば、あかりは?」
ちなつ「言われてみれば、いませんね」
結衣「そもそも今日、ここで見たっけ」
ちなつ「寄るとこあるって言ってたから」
ちなつ「一緒には来てないですねー」
3: 2012/07/06(金) 21:47:47.51 ID:634j9LA/0
京子「というか、昨日はいたっけ?」
結衣「思い出せないなぁ」
ちなつ「昨日もどこか寄るって言ってたような」
京子「じゃあ、一昨日」
結衣「一昨日はいなかった覚えがあるな」
結衣「お手洗いから帰ってきた時」
結衣「いないなって思ったから」
結衣「思い出せないなぁ」
ちなつ「昨日もどこか寄るって言ってたような」
京子「じゃあ、一昨日」
結衣「一昨日はいなかった覚えがあるな」
結衣「お手洗いから帰ってきた時」
結衣「いないなって思ったから」
5: 2012/07/06(金) 21:49:37.21 ID:634j9LA/0
京子「はっきり言っちゃっていいかなー」
結衣「どうしたんだ?」
ちなつ「言いたいこと言わないなんて変ですよ」
ちなつ「京子先輩のくせに」
京子「いやー、そうなんだけどさー」てへ
結衣「褒められてねーよ」
結衣「どうしたんだ?」
ちなつ「言いたいこと言わないなんて変ですよ」
ちなつ「京子先輩のくせに」
京子「いやー、そうなんだけどさー」てへ
結衣「褒められてねーよ」
6: 2012/07/06(金) 21:52:28.98 ID:634j9LA/0
京子「はっきり言おうっ」
京子「今週あかりと話した記憶がないんだけど」
結衣「そ、そうかも」
ちなつ「そっか」
ちなつ「先輩達はここでしか会わないですもんね」
結衣「最近、朝も別だしなぁ」
京子「これは、まずいんじゃないかー?」
ちなつ「な、なにがですか?」
京子「あかり、きっとスネてるんだ」
京子「今週あかりと話した記憶がないんだけど」
結衣「そ、そうかも」
ちなつ「そっか」
ちなつ「先輩達はここでしか会わないですもんね」
結衣「最近、朝も別だしなぁ」
京子「これは、まずいんじゃないかー?」
ちなつ「な、なにがですか?」
京子「あかり、きっとスネてるんだ」
7: 2012/07/06(金) 21:56:43.30 ID:634j9LA/0
結衣「探して欲しくて隠れちゃう的な、あれ?」
京子「さすがに何日も気付かないって」
京子「まずかったんじゃないかなー?」
結衣「そう言われると、確かに」
ちなつ「探しにいきますか?」
京子「待ってろ、あかり!」
京子「地の底まで探してやるぜー!」
京子「さすがに何日も気付かないって」
京子「まずかったんじゃないかなー?」
結衣「そう言われると、確かに」
ちなつ「探しにいきますか?」
京子「待ってろ、あかり!」
京子「地の底まで探してやるぜー!」
10: 2012/07/06(金) 22:01:10.05 ID:634j9LA/0
京子「まずは帰ってないか、確認だー」
ちなつ「靴があるから、まだいるみたいです」
結衣「じゃあ、まだ教室かな」
ちなつ「見にいきましょう」
京子「机に座って、一人泣いてたりしてー」
結衣「や、やめろよ」
結衣「なんて声かけたらいいんだよ」
ちなつ「靴があるから、まだいるみたいです」
結衣「じゃあ、まだ教室かな」
ちなつ「見にいきましょう」
京子「机に座って、一人泣いてたりしてー」
結衣「や、やめろよ」
結衣「なんて声かけたらいいんだよ」
13: 2012/07/06(金) 22:03:42.86 ID:634j9LA/0
~10分後~
京子「教室も体育館も、トイレもいないとはー」
結衣「しかも生徒会室は」
結衣「あかりどころか、鍵かかってるなんてな」
京子「おっかしーなー」
結衣「ちなつちゃん、他に心当たりない?」
ちなつ「えーっと、そうですねぇ」
ちなつ「あ、図書室とか」
ちなつ「たまに勉強したりしますし」
京子「それだー!」
京子「教室も体育館も、トイレもいないとはー」
結衣「しかも生徒会室は」
結衣「あかりどころか、鍵かかってるなんてな」
京子「おっかしーなー」
結衣「ちなつちゃん、他に心当たりない?」
ちなつ「えーっと、そうですねぇ」
ちなつ「あ、図書室とか」
ちなつ「たまに勉強したりしますし」
京子「それだー!」
14: 2012/07/06(金) 22:06:01.37 ID:634j9LA/0
京子「お、あかりいるじゃん!」
京子「おーい、あか・・・り?」
結衣「あれ?生徒会のみんなもいる」
京子「千鶴まで?」
あかり「あれぇ、みんなどうしたのぉ?」きょとん
ちなつ「どうしたのじゃないよ、あかりちゃん」
ちなつ「どっか寄ってから来るっていうから」
ちなつ「ずっと待ってたのに」 ←大ウソ
京子「おーい、あか・・・り?」
結衣「あれ?生徒会のみんなもいる」
京子「千鶴まで?」
あかり「あれぇ、みんなどうしたのぉ?」きょとん
ちなつ「どうしたのじゃないよ、あかりちゃん」
ちなつ「どっか寄ってから来るっていうから」
ちなつ「ずっと待ってたのに」 ←大ウソ
15: 2012/07/06(金) 22:08:21.36 ID:634j9LA/0
あかり「ごめんね、こっち寄ってからと思ってて」
あかり「時間たっちゃってたよぉ」
京子「こっちって?」
綾乃「読書部よ、千鶴さんが作った部じゃない」
千歳「知らせたはずなんやけどなぁ」
京子「えっとー?」
あかり「時間たっちゃってたよぉ」
京子「こっちって?」
綾乃「読書部よ、千鶴さんが作った部じゃない」
千歳「知らせたはずなんやけどなぁ」
京子「えっとー?」
16: 2012/07/06(金) 22:10:52.98 ID:634j9LA/0
*・゜゚・*:.。..。.:*・゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*
千歳『歳納さん、おるぅ?』
京子『むにゃ、千歳ぇ』
千歳『実は千鶴が、新しく部を作ったんよぉ』
千歳『案内置いとくから、見といてあげてな』
京子『おっけーzzz』
*・゜゚・*:.。..。.:*・゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*
千歳『歳納さん、おるぅ?』
京子『むにゃ、千歳ぇ』
千歳『実は千鶴が、新しく部を作ったんよぉ』
千歳『案内置いとくから、見といてあげてな』
京子『おっけーzzz』
*・゜゚・*:.。..。.:*・゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*
17: 2012/07/06(金) 22:12:35.58 ID:634j9LA/0
京子「あ」
結衣「そのポケットから出した紙はなんだ」
京子「てへ」
ごんっ
京子「ゆ、結衣さん・・・もう少し優しく」うぅぅ
ちなつ「それに、なんであかりちゃんが?」
あかり「たまたま会って、誘われたんだよぉ」
あかり「掛け持ちになっちゃうけど」
あかり「いなくても気付かれないと思ってぇ」にこにこ
結衣「い、いや、そんなこと笑って言われても」
結衣「そのポケットから出した紙はなんだ」
京子「てへ」
ごんっ
京子「ゆ、結衣さん・・・もう少し優しく」うぅぅ
ちなつ「それに、なんであかりちゃんが?」
あかり「たまたま会って、誘われたんだよぉ」
あかり「掛け持ちになっちゃうけど」
あかり「いなくても気付かれないと思ってぇ」にこにこ
結衣「い、いや、そんなこと笑って言われても」
19: 2012/07/06(金) 22:17:29.29 ID:634j9LA/0
京子「そんな中途半端な気持ちで」
京子「娯楽部にいられても困るっ!」
結衣「えー?」
ちなつ「そもそも実体のない部なのに?」
京子「いくら千鶴でも、あかりは渡さないー!」
千鶴「あ"ぁ!?」
京子「さあ選べ、あかり!」
京子「娯楽部か読書部か、選ぶんだー!」
あかり「えぇぇぇぇぇ!?」
京子「娯楽部にいられても困るっ!」
結衣「えー?」
ちなつ「そもそも実体のない部なのに?」
京子「いくら千鶴でも、あかりは渡さないー!」
千鶴「あ"ぁ!?」
京子「さあ選べ、あかり!」
京子「娯楽部か読書部か、選ぶんだー!」
あかり「えぇぇぇぇぇ!?」
20: 2012/07/06(金) 22:20:12.03 ID:634j9LA/0
あかり「じゃ、じゃあ、読書部で」
京子「へ?」
綾乃「まあ、当然の選択よね」
千歳「これは、しゃーないわぁ」
京子「へ?」
京子「へ?」
綾乃「まあ、当然の選択よね」
千歳「これは、しゃーないわぁ」
京子「へ?」
21: 2012/07/06(金) 22:22:26.63 ID:634j9LA/0
千鶴「・・・改めて、よろしく」
あかり「えへへ、よろしくお願いしまぁす」
京子「へ?」
向日葵「櫻子より、よっぽど読書に向いてますし」
櫻子「そうそう・・・って、なんだとー!」がるる
京子「へ?」
結衣「これは京子の完敗だな」
ちなつ「どう考えても、かないっこないです」
京子「ななな、なんでだー!!!」がーんっ
あかり「えへへ、よろしくお願いしまぁす」
京子「へ?」
向日葵「櫻子より、よっぽど読書に向いてますし」
櫻子「そうそう・・・って、なんだとー!」がるる
京子「へ?」
結衣「これは京子の完敗だな」
ちなつ「どう考えても、かないっこないです」
京子「ななな、なんでだー!!!」がーんっ
23: 2012/07/06(金) 22:27:17.88 ID:634j9LA/0
~娯楽部~
京子「・・・・・・」ちーん
ちなつ「京子先輩、しっかり」
結衣「あれだけ完膚なきまでに叩きのめされたんだ」
結衣「そっとしとこう」
京子「あかりに・・・あっさり裏切られたー」あぅぅ
結衣「わたし達は、あっさり存在を忘れてたけどな」
ちなつ「ごめんね、あかりちゃん」うるる
京子「・・・・・・」ちーん
ちなつ「京子先輩、しっかり」
結衣「あれだけ完膚なきまでに叩きのめされたんだ」
結衣「そっとしとこう」
京子「あかりに・・・あっさり裏切られたー」あぅぅ
結衣「わたし達は、あっさり存在を忘れてたけどな」
ちなつ「ごめんね、あかりちゃん」うるる
24: 2012/07/06(金) 22:29:08.35 ID:634j9LA/0
~図書室~
綾乃「でも、良かったの?」
綾乃「娯楽部に戻れなくなったりしない?」
あかり「大丈夫ですよぉ」
あかり「たぶん何日かすれば、忘れてると思うし」あはは
綾乃「そ、そうなのね」
千歳「赤座さんは、歳納さんのことわかってるんやねぇ」
あかり「もう、子供の頃から一緒ですから」
綾乃「でも、良かったの?」
綾乃「娯楽部に戻れなくなったりしない?」
あかり「大丈夫ですよぉ」
あかり「たぶん何日かすれば、忘れてると思うし」あはは
綾乃「そ、そうなのね」
千歳「赤座さんは、歳納さんのことわかってるんやねぇ」
あかり「もう、子供の頃から一緒ですから」
26: 2012/07/06(金) 22:31:13.03 ID:634j9LA/0
櫻子「ずっと一緒でも、わかってるとは限らないよー」
向日葵「そうですわね」
向日葵「幼稚園からの腐れ縁でも」
向日葵「いまだに櫻子のことは理解出来ませんわ」
櫻子「そうそう・・・って、いい加減にしろー!」がるる
あかり「そうかなぁ」
あかり「櫻子ちゃんと向日葵ちゃん」
あかり「分かりあってる気がするけどなぁ」
千歳「うちもええコンビやと思うわぁ」
向日葵「そうですわね」
向日葵「幼稚園からの腐れ縁でも」
向日葵「いまだに櫻子のことは理解出来ませんわ」
櫻子「そうそう・・・って、いい加減にしろー!」がるる
あかり「そうかなぁ」
あかり「櫻子ちゃんと向日葵ちゃん」
あかり「分かりあってる気がするけどなぁ」
千歳「うちもええコンビやと思うわぁ」
27: 2012/07/06(金) 22:33:07.43 ID:634j9LA/0
向日葵「わ、わたくしと櫻子が!?」
櫻子「ないない、絶対なーい!」
綾乃「なんか、反応の仕方が同じなんだけど」たじっ
向日葵「ありえません!ありえませんわ!」
櫻子「こっちこそ、ありえないから!」
千鶴「・・・こほん」
千鶴「・・・ここ、図書室なんだけど」
櫻子・向日葵「す、すいません!」ぴたっ
あかり(み、見事に揃ってるよねぇ!?)
櫻子「ないない、絶対なーい!」
綾乃「なんか、反応の仕方が同じなんだけど」たじっ
向日葵「ありえません!ありえませんわ!」
櫻子「こっちこそ、ありえないから!」
千鶴「・・・こほん」
千鶴「・・・ここ、図書室なんだけど」
櫻子・向日葵「す、すいません!」ぴたっ
あかり(み、見事に揃ってるよねぇ!?)
29: 2012/07/06(金) 22:35:41.97 ID:634j9LA/0
~帰り道~
京子「おー、そっちも帰りー?」
京子「一緒に帰ろーぜー」
あかり「あー、京子ちゃん」
あかり「娯楽部も終わったんだぁ」
櫻子・向日葵「ほんとに忘れてる!」がーんっ
ちなつ「わぁ、2人とも反応一緒だ」
結衣「あいかわらず、仲がいいね」
櫻子・向日葵「そんなわけ!」
櫻子・向日葵「!?」
向日葵「な、ないですわ」
櫻子「ないもん」
京子「おー、そっちも帰りー?」
京子「一緒に帰ろーぜー」
あかり「あー、京子ちゃん」
あかり「娯楽部も終わったんだぁ」
櫻子・向日葵「ほんとに忘れてる!」がーんっ
ちなつ「わぁ、2人とも反応一緒だ」
結衣「あいかわらず、仲がいいね」
櫻子・向日葵「そんなわけ!」
櫻子・向日葵「!?」
向日葵「な、ないですわ」
櫻子「ないもん」
30: 2012/07/06(金) 22:37:45.28 ID:634j9LA/0
櫻子「わたしの仲良くしたいのは」
櫻子「あかりちゃんだから!」
向日葵「わ、わたくしだって」
向日葵「吉川さんと仲良くしたいですわ!」
京子「待てい!」
京子「ちなつちゃんとわたしは・・・」
ちなつ「関係ありません」きっぱり
京子「・・・・・・」ちーん
あかり「きょ、京子ちゃん、しっかり」
櫻子「あかりちゃんだから!」
向日葵「わ、わたくしだって」
向日葵「吉川さんと仲良くしたいですわ!」
京子「待てい!」
京子「ちなつちゃんとわたしは・・・」
ちなつ「関係ありません」きっぱり
京子「・・・・・・」ちーん
あかり「きょ、京子ちゃん、しっかり」
31: 2012/07/06(金) 22:40:05.47 ID:634j9LA/0
櫻子「わたしなんて、あかりちゃんとデートするから!」
あかり「へ?」
向日葵「わたくしだって、吉川さんとデートしますわ!」
ちなつ「はい?」
櫻子「あかりちゃん!日曜日、空いてるよね!」
あかり「う、うん」たじっ
向日葵「吉川さん!日曜日、空いてますかしら!?」
ちなつ「は、はい」たじたじっ
櫻子・向日葵「じゃあ、日曜日はデートで!」ぴたっ
結衣(息、ぴったりだーっ)
あかり「へ?」
向日葵「わたくしだって、吉川さんとデートしますわ!」
ちなつ「はい?」
櫻子「あかりちゃん!日曜日、空いてるよね!」
あかり「う、うん」たじっ
向日葵「吉川さん!日曜日、空いてますかしら!?」
ちなつ「は、はい」たじたじっ
櫻子・向日葵「じゃあ、日曜日はデートで!」ぴたっ
結衣(息、ぴったりだーっ)
33: 2012/07/06(金) 22:48:06.06 ID:634j9LA/0
~日曜日 ファーストフード~
櫻子「ぐっ、ぐぬぬ」
向日葵「くぅぅぅ」
あかり「ち、ちなつちゃん、おはよ」
ちなつ「お、おはよー」
向日葵「なんで櫻子が、ここにいるんですの!?」
櫻子「それは、こっちのセリフだしー!」
あかり「こ、行動パターンまで」
ちなつ「一緒なんだぁ」
櫻子「ぐっ、ぐぬぬ」
向日葵「くぅぅぅ」
あかり「ち、ちなつちゃん、おはよ」
ちなつ「お、おはよー」
向日葵「なんで櫻子が、ここにいるんですの!?」
櫻子「それは、こっちのセリフだしー!」
あかり「こ、行動パターンまで」
ちなつ「一緒なんだぁ」
35: 2012/07/06(金) 22:50:03.82 ID:634j9LA/0
向日葵「櫻子は、どっかいきなさいな」
櫻子「なんだとー!?」
櫻子「そっちが真似したんだから、そっちがいけー!」
向日葵「いつ、真似したっていうんですの!?」
ちなつ「ま、まぁまぁ」
あかり「せっかく一緒になったんだからさぁ」
あかり「お、お茶でもしようよぉ」
櫻子「なんだとー!?」
櫻子「そっちが真似したんだから、そっちがいけー!」
向日葵「いつ、真似したっていうんですの!?」
ちなつ「ま、まぁまぁ」
あかり「せっかく一緒になったんだからさぁ」
あかり「お、お茶でもしようよぉ」
36: 2012/07/06(金) 22:52:21.02 ID:634j9LA/0
櫻子・向日葵「・・・・・・」つんっ
あかり「あ、あはは」
櫻子「向日葵のせいで、デートが台無しだし!」
向日葵「まだ言いますの!?」
あかり「も、もうやめようよぉ」
ちなつ「ほら、ほんとは仲いいんだし」
櫻子・向日葵「ありえないから!」くわっ
ちなつ「そ、そっかぁ」イラッ
あかり「あ、あはは」
櫻子「向日葵のせいで、デートが台無しだし!」
向日葵「まだ言いますの!?」
あかり「も、もうやめようよぉ」
ちなつ「ほら、ほんとは仲いいんだし」
櫻子・向日葵「ありえないから!」くわっ
ちなつ「そ、そっかぁ」イラッ
37: 2012/07/06(金) 22:54:37.67 ID:634j9LA/0
ちなつ「あかりちゃん、お手洗いいきたくない?」
あかり「え?いまは別に・・・」
ちなつ「なんだぁ、そんないきたかったんだぁ」
ちなつ「言ってくれなきゃあ」
あかり「へ?」
ちなつ「一緒にいこうねー」ぐいっ
あかり「な、なに?どゆこと?」
ちなつ「いいから一緒に来る!」
あかり「わ、わかったから引っ張らないでぇ」あぅぅ
向日葵「よ、吉川さん?」
櫻子「ちなつちゃん?」
あかり「え?いまは別に・・・」
ちなつ「なんだぁ、そんないきたかったんだぁ」
ちなつ「言ってくれなきゃあ」
あかり「へ?」
ちなつ「一緒にいこうねー」ぐいっ
あかり「な、なに?どゆこと?」
ちなつ「いいから一緒に来る!」
あかり「わ、わかったから引っ張らないでぇ」あぅぅ
向日葵「よ、吉川さん?」
櫻子「ちなつちゃん?」
38: 2012/07/06(金) 22:56:47.16 ID:634j9LA/0
あかり「ど、どうしたのぉ?」
ちなつ「もう、やってらんない」
ちなつ「あの2人、くっつけちゃうよ」
あかり「はい?」
ちなつ「だから、付き合わせちゃうの!」
あかり「付き合わせるって、え?」
あかり「えぇぇぇぇぇ!?」
ちなつ「もう、やってらんない」
ちなつ「あの2人、くっつけちゃうよ」
あかり「はい?」
ちなつ「だから、付き合わせちゃうの!」
あかり「付き合わせるって、え?」
あかり「えぇぇぇぇぇ!?」
39: 2012/07/06(金) 23:00:14.71 ID:634j9LA/0
あかり「で、でも2人とも女の子だよ?」
ちなつ「関係ないよ」
ちなつ「好き合ってるのバレバレだもん」
あかり(か、関係ないのぉ!?)がーんっ
ちなつ「それとも、なに?」
ちなつ「ずっとあのペースに巻き込まれたいの?」
あかり「それは勘弁だけどぉ」
ちなつ「じゃあ、決まり!」
ちなつ「やるとなったら、徹底的にやるから!」
あかり(ど、どうなるのぉ!?)あわわ
ちなつ「関係ないよ」
ちなつ「好き合ってるのバレバレだもん」
あかり(か、関係ないのぉ!?)がーんっ
ちなつ「それとも、なに?」
ちなつ「ずっとあのペースに巻き込まれたいの?」
あかり「それは勘弁だけどぉ」
ちなつ「じゃあ、決まり!」
ちなつ「やるとなったら、徹底的にやるから!」
あかり(ど、どうなるのぉ!?)あわわ
41: 2012/07/06(金) 23:06:55.79 ID:634j9LA/0
ちなつ「ねえ、4人いるからゲームでもしない?」
櫻子「ゲーム?」
向日葵「なんのゲームですの?」
ちなつ「なにがいいかなぁ、あかりちゃん」ちらっ
あかり「え、えっとねぇ」
櫻子「ゲーム?」
向日葵「なんのゲームですの?」
ちなつ「なにがいいかなぁ、あかりちゃん」ちらっ
あかり「え、えっとねぇ」
42: 2012/07/06(金) 23:08:24.61 ID:634j9LA/0
*・゜゚・*:.。..。.:*・゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*
ちなつ『王様ゲームしたいって言うんだよ』
あかり『お、王様ゲームぅ?』
ちなつ『それ利用して、2人をくっつけるから』
あかり『でも王様にならないと、命令出来ないよねぇ?』
ちなつ『そんなの、なんとでもなるよぉ』にやぁ
あかり(ど、どんな不正をっ!?)
*・゜゚・*:.。..。.:*・゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*
ちなつ『王様ゲームしたいって言うんだよ』
あかり『お、王様ゲームぅ?』
ちなつ『それ利用して、2人をくっつけるから』
あかり『でも王様にならないと、命令出来ないよねぇ?』
ちなつ『そんなの、なんとでもなるよぉ』にやぁ
あかり(ど、どんな不正をっ!?)
*・゜゚・*:.。..。.:*・゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*
46: 2012/07/06(金) 23:14:03.64 ID:634j9LA/0
あかり「あ、あかり、王様ゲームしたいなぁ」
櫻子「王様ゲーム!?」
向日葵「なんですの?それは」
ちなつ「説明するより、やった方が早いかなぁ」
ちなつ「いいよね?2人とも」
櫻子「あ、うん」
向日葵「か、構いませんけど」
ちなつ「良かったね、あかりちゃん」
あかり「わ、わーい、嬉しいなぁ」
櫻子「王様ゲーム!?」
向日葵「なんですの?それは」
ちなつ「説明するより、やった方が早いかなぁ」
ちなつ「いいよね?2人とも」
櫻子「あ、うん」
向日葵「か、構いませんけど」
ちなつ「良かったね、あかりちゃん」
あかり「わ、わーい、嬉しいなぁ」
47: 2012/07/06(金) 23:16:19.94 ID:634j9LA/0
ちなつ「じゃ、くじはこれね!」
櫻子「へ?なんでもう、くじがあるの?」
ちなつ「向日葵ちゃん、王様ゲームっていうのはね」
ちなつ「王様のくじを引いた人が」
ちなつ「他の人に命令出来るってゲームなの」
櫻子「あの、だから、なんでもうくじが・・・」
ちなつ「王様の命令には、絶対服従だから」
向日葵「ぜ、絶対ですの?」
櫻子「えっと、くじがね・・・」
ちなつ「向日葵ちゃん、わかったみたいだから」
ちなつ「やろう、櫻子ちゃん!」
櫻子「あ、うん」
櫻子「へ?なんでもう、くじがあるの?」
ちなつ「向日葵ちゃん、王様ゲームっていうのはね」
ちなつ「王様のくじを引いた人が」
ちなつ「他の人に命令出来るってゲームなの」
櫻子「あの、だから、なんでもうくじが・・・」
ちなつ「王様の命令には、絶対服従だから」
向日葵「ぜ、絶対ですの?」
櫻子「えっと、くじがね・・・」
ちなつ「向日葵ちゃん、わかったみたいだから」
ちなつ「やろう、櫻子ちゃん!」
櫻子「あ、うん」
50: 2012/07/06(金) 23:22:57.79 ID:634j9LA/0
あかり「王様だーれだ!」
ちなつ「わ、びっくり!わたしが王様だぁ!」
あかり「・・・・・・」あぅぅ
ちなつ「どうしたの?あかりちゃん」にこっ
あかり「な、なんでもないよぉ」
あかり(こ、怖すぎるんですけどっ)
ちなつ「じゃあ、命令するね♪」
ちなつ「わ、びっくり!わたしが王様だぁ!」
あかり「・・・・・・」あぅぅ
ちなつ「どうしたの?あかりちゃん」にこっ
あかり「な、なんでもないよぉ」
あかり(こ、怖すぎるんですけどっ)
ちなつ「じゃあ、命令するね♪」
51: 2012/07/06(金) 23:25:31.28 ID:634j9LA/0
ちなつ「王様と2番がやることを」
ちなつ「1番と3番が真似をする!」
櫻子「わたし3番!」
向日葵「さささ、櫻子が3番ですの!?」
櫻子「ま、まさかー?」
向日葵「い、1番ですわ」
櫻子「なんでだー!?」がーんっ
ちなつ「1番と3番が真似をする!」
櫻子「わたし3番!」
向日葵「さささ、櫻子が3番ですの!?」
櫻子「ま、まさかー?」
向日葵「い、1番ですわ」
櫻子「なんでだー!?」がーんっ
52: 2012/07/06(金) 23:28:11.57 ID:634j9LA/0
ちなつ「じゃあ、あかりちゃんが2番だね」
ちなつ「よろしくね、あかりちゃん」にっこり
あかり「う、うん、よろしく」
ちなつ「まずは、そうだなぁ」
あかり「な、なにするのかなぁ」びくびく
ちなつ「腕でも組んじゃう?」
あかり「う、腕ぇ!?」
櫻子・向日葵「腕を組むっ!?」
ちなつ「よろしくね、あかりちゃん」にっこり
あかり「う、うん、よろしく」
ちなつ「まずは、そうだなぁ」
あかり「な、なにするのかなぁ」びくびく
ちなつ「腕でも組んじゃう?」
あかり「う、腕ぇ!?」
櫻子・向日葵「腕を組むっ!?」
54: 2012/07/06(金) 23:31:37.40 ID:634j9LA/0
ちなつ「ほら、2人をくっつけるためだよ」ひそ
あかり「わ、わかったよぉ」
ぎゅっ
ちなつ「もう、あかりちゃん、大胆なんだからぁ」ぽっ
あかり「あ、あぅぅ」
ちなつ「さあ、櫻子ちゃん達の番だね」
櫻子「で、でも、向日葵と腕なんかー」
向日葵「そ、そうですわ、組めませんわ」
あかり「わ、わかったよぉ」
ぎゅっ
ちなつ「もう、あかりちゃん、大胆なんだからぁ」ぽっ
あかり「あ、あぅぅ」
ちなつ「さあ、櫻子ちゃん達の番だね」
櫻子「で、でも、向日葵と腕なんかー」
向日葵「そ、そうですわ、組めませんわ」
55: 2012/07/06(金) 23:35:10.23 ID:634j9LA/0
ちなつ「ふぅん、出来ないんだぁ」
ちなつ「あかりちゃん、ゲームのルール、なんだっけ」
あかり「あ、えと、王様には絶対服従?」
ちなつ「だよねー」にこっ
櫻子「あぅー」
向日葵「そうは言っても」
櫻子「出来ないものは、出来ないんだよー」
向日葵「そ、そうですわ」
ちなつ「・・・ひどいよ、2人とも」
ちなつ「わたし達は、恥を忍んでやったのにっ」うるっ
櫻子「え、あの、ごめんっ」
向日葵「わ、わかりましたから」
ちなつ「・・・・・・」にやっ
あかり(わ、笑ってるよぉ!)がーんっ
ちなつ「あかりちゃん、ゲームのルール、なんだっけ」
あかり「あ、えと、王様には絶対服従?」
ちなつ「だよねー」にこっ
櫻子「あぅー」
向日葵「そうは言っても」
櫻子「出来ないものは、出来ないんだよー」
向日葵「そ、そうですわ」
ちなつ「・・・ひどいよ、2人とも」
ちなつ「わたし達は、恥を忍んでやったのにっ」うるっ
櫻子「え、あの、ごめんっ」
向日葵「わ、わかりましたから」
ちなつ「・・・・・・」にやっ
あかり(わ、笑ってるよぉ!)がーんっ
57: 2012/07/06(金) 23:37:36.90 ID:634j9LA/0
向日葵「しょ、しょうがないですわね」
向日葵「いきますわよ///」
櫻子「わたしだって、しょーがなくやるから!///」
向日葵「いちいち気に障りますわね、櫻子」
ぎゅっ
櫻子・向日葵「!?」どきーんっ
向日葵「ど、どうですの!?///」
櫻子「どうってなんだよー///」
向日葵「いきますわよ///」
櫻子「わたしだって、しょーがなくやるから!///」
向日葵「いちいち気に障りますわね、櫻子」
ぎゅっ
櫻子・向日葵「!?」どきーんっ
向日葵「ど、どうですの!?///」
櫻子「どうってなんだよー///」
58: 2012/07/06(金) 23:39:45.04 ID:634j9LA/0
櫻子「てゆーか」
櫻子「おっOいが当たるんだよー!」
櫻子「この、おっOい魔人!」がるる
向日葵「なっ!?」
がんっ
櫻子「・・・あ、あぅあぅ」ちーんっ
向日葵「失礼なこと言うからですわ」ふんっ
櫻子「おっOいが当たるんだよー!」
櫻子「この、おっOい魔人!」がるる
向日葵「なっ!?」
がんっ
櫻子「・・・あ、あぅあぅ」ちーんっ
向日葵「失礼なこと言うからですわ」ふんっ
59: 2012/07/06(金) 23:45:35.22 ID:634j9LA/0
あかり「ち、ちなつちゃん」
あかり「余計に仲悪くなっちゃったよぉ」あせあせ
ちなつ「まったく、しぶといわね」
ちなつ「次いくよ、あかりちゃん」
あかり「次があるのぉ!?」
あかり「ていうか」
あかり「王様の命令って1つなんじゃ・・・」
ちなつ「・・・・・・」ぎゅむっ
あかり「いたたたたたっ!?」
ちなつ「どしたのぉ?あかりちゃん」
あかり「な、なんでもないです!」
あかり「余計に仲悪くなっちゃったよぉ」あせあせ
ちなつ「まったく、しぶといわね」
ちなつ「次いくよ、あかりちゃん」
あかり「次があるのぉ!?」
あかり「ていうか」
あかり「王様の命令って1つなんじゃ・・・」
ちなつ「・・・・・・」ぎゅむっ
あかり「いたたたたたっ!?」
ちなつ「どしたのぉ?あかりちゃん」
あかり「な、なんでもないです!」
62: 2012/07/06(金) 23:47:46.85 ID:634j9LA/0
ちなつ「さて、次に真似してもらうのはねぇ」
櫻子「へ?」
向日葵「まだあるんですの!?」
ちなつ「んー」
櫻子「・・・・・・」
向日葵「・・・・・・」
あかり「な、なにこの間」
ちなつ「愛の告白・・・かな」
櫻子「へ?」
向日葵「まだあるんですの!?」
ちなつ「んー」
櫻子「・・・・・・」
向日葵「・・・・・・」
あかり「な、なにこの間」
ちなつ「愛の告白・・・かな」
65: 2012/07/06(金) 23:49:54.35 ID:634j9LA/0
あかり・櫻子・向日葵「愛の告白!?」
ちなつ「さ、あかりちゃん」
ちなつ「愛の告白を聞かせて欲しいなぁ」にこっ
あかり「あかりがやるのぉ!?」
ちなつ「当たり前じゃなーい」
ちなつ「ほらぁ」
あかり「あぅぅ」
ちなつ「ほらぁ、あかりちゃあん」ゆらぁ
櫻子(あ、あかりちゃんがー)
向日葵(追い詰められていきますわ!)
ちなつ「さ、あかりちゃん」
ちなつ「愛の告白を聞かせて欲しいなぁ」にこっ
あかり「あかりがやるのぉ!?」
ちなつ「当たり前じゃなーい」
ちなつ「ほらぁ」
あかり「あぅぅ」
ちなつ「ほらぁ、あかりちゃあん」ゆらぁ
櫻子(あ、あかりちゃんがー)
向日葵(追い詰められていきますわ!)
66: 2012/07/06(金) 23:52:34.81 ID:634j9LA/0
*・゜゚・*:.。..。.:*・゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*
ちなつ『さあ、追い詰めたわ、あかりちゃん』
ちなつ『後ろは断崖絶壁よっ』
あかり『ひょぇぇぇぇぇ!』
ちなつ『早く言わないと、落ちちゃうよぉ?』じりっ
あかり『ちょぉぉぉ!待ぁぁぁぁぁ!』
*・゜゚・*:.。..。.:*・゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*
櫻子「うわっ」
櫻子「ガケに追い詰められた、あかりちゃんがー」
向日葵「わ、わたくしにも見えましたわ!」
ちなつ『さあ、追い詰めたわ、あかりちゃん』
ちなつ『後ろは断崖絶壁よっ』
あかり『ひょぇぇぇぇぇ!』
ちなつ『早く言わないと、落ちちゃうよぉ?』じりっ
あかり『ちょぉぉぉ!待ぁぁぁぁぁ!』
*・゜゚・*:.。..。.:*・゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*
櫻子「うわっ」
櫻子「ガケに追い詰められた、あかりちゃんがー」
向日葵「わ、わたくしにも見えましたわ!」
67: 2012/07/06(金) 23:54:32.07 ID:634j9LA/0
あかり「やりますぅ」
あかり「やらせて頂きますぅ」あぅぅ
ちなつ「うん♪」
櫻子「が、頑張れ、あかりちゃん」
向日葵「なにを応援してるんですの?」
櫻子「いやー、なんか応援したくなるじゃん」
櫻子「あかりちゃんってさー」
向日葵「それはそうかもしれないけど」
向日葵「赤座さんがやったら」
向日葵「次は、わたくし達の番ですのよ!?」
櫻子「そ、そうだったー!」
あかり「やらせて頂きますぅ」あぅぅ
ちなつ「うん♪」
櫻子「が、頑張れ、あかりちゃん」
向日葵「なにを応援してるんですの?」
櫻子「いやー、なんか応援したくなるじゃん」
櫻子「あかりちゃんってさー」
向日葵「それはそうかもしれないけど」
向日葵「赤座さんがやったら」
向日葵「次は、わたくし達の番ですのよ!?」
櫻子「そ、そうだったー!」
69: 2012/07/06(金) 23:56:56.65 ID:634j9LA/0
ちなつ「さあ、あかりちゃあん」
あかり「ち、ちなつちゃん」
ちなつ「な・あ・に?」にこっ
あかり「ちなつちゃん、だ、大好きぃ!」
あかり「あああ、愛してるからぁ!///」
ちなつ「きゃー♪あかりちゃんったら大胆っ」
あかり「・・・・・・」ちーん
ちなつ「嬉しくて気絶しちゃうなんて」
ちなつ「可愛いんだからぁ♪」もーっ
櫻子(う、嬉しくて気絶とかー)
向日葵(と、とても思えませんけど)
あかり「ち、ちなつちゃん」
ちなつ「な・あ・に?」にこっ
あかり「ちなつちゃん、だ、大好きぃ!」
あかり「あああ、愛してるからぁ!///」
ちなつ「きゃー♪あかりちゃんったら大胆っ」
あかり「・・・・・・」ちーん
ちなつ「嬉しくて気絶しちゃうなんて」
ちなつ「可愛いんだからぁ♪」もーっ
櫻子(う、嬉しくて気絶とかー)
向日葵(と、とても思えませんけど)
70: 2012/07/07(土) 00:00:37.15 ID:eFTfKESr0
ちなつ「さてと」
櫻子「ぎくうっ」
向日葵「あの、まさか、これをやれと!?」
ちなつ「当然でしょ?」
櫻子「ムリー!絶対ムリだから!」
向日葵「いくらなんでも、これは出来ませんわ!」
ちなつ「言い忘れてたよぉ」
ちなつ「王様の命令に逆らったら、針千本だから」
ちなつ「もちろん・・・リアルで」にやぁ
櫻子「ぎくうっ」
向日葵「あの、まさか、これをやれと!?」
ちなつ「当然でしょ?」
櫻子「ムリー!絶対ムリだから!」
向日葵「いくらなんでも、これは出来ませんわ!」
ちなつ「言い忘れてたよぉ」
ちなつ「王様の命令に逆らったら、針千本だから」
ちなつ「もちろん・・・リアルで」にやぁ
71: 2012/07/07(土) 00:02:18.48 ID:eFTfKESr0
*・゜゚・*:.。..。.:*・゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*
ちなつ『もう逃げ場はないと思うなぁ』
ちなつ『だって、後ろは針千本の谷だもん』
櫻子『ま、待ってよー』
向日葵『冗談ですわよね!?』
ちなつ『早くやらないと、落ちちゃうよぉ?』じりじりっ
*・゜゚・*:.。..。.:*・゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*
櫻子「こ、今度は、わたし達がー」
向日葵「追い詰められましたわ!」
ちなつ『もう逃げ場はないと思うなぁ』
ちなつ『だって、後ろは針千本の谷だもん』
櫻子『ま、待ってよー』
向日葵『冗談ですわよね!?』
ちなつ『早くやらないと、落ちちゃうよぉ?』じりじりっ
*・゜゚・*:.。..。.:*・゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*
櫻子「こ、今度は、わたし達がー」
向日葵「追い詰められましたわ!」
73: 2012/07/07(土) 00:04:55.55 ID:eFTfKESr0
向日葵「ど、どうすれば?」
櫻子「て、てゆーか」
櫻子「告白なんかしたら、負けな気がするし!」
向日葵「ま、負け?」
ちなつ「だったら、いっせーのせで告白すればぁ?」
ちなつ「そしたら、おあいこじゃない」
あかり(な、なにがおあいこ?)
あかり(ていうか、勝ち負けなんてないよねぇ!?)
櫻子「ぐぬぬ」
向日葵「・・・・・・」
あかり「・・・・・・」あわわ
櫻子「嫌だもん!」
向日葵「え?」
櫻子「て、てゆーか」
櫻子「告白なんかしたら、負けな気がするし!」
向日葵「ま、負け?」
ちなつ「だったら、いっせーのせで告白すればぁ?」
ちなつ「そしたら、おあいこじゃない」
あかり(な、なにがおあいこ?)
あかり(ていうか、勝ち負けなんてないよねぇ!?)
櫻子「ぐぬぬ」
向日葵「・・・・・・」
あかり「・・・・・・」あわわ
櫻子「嫌だもん!」
向日葵「え?」
75: 2012/07/07(土) 00:07:11.37 ID:eFTfKESr0
櫻子「言わされるなんて、それこそ負けだし!」
向日葵「で、でも針千本が」
ちなつ「ふーん」
ちなつ「じゃあ、命令解いたげるよ」
ちなつ「そしたら、言わされるんじゃないでしょ?」
あかり「へ?」
向日葵「失敗しましたわね、吉川さん!」
向日葵「命令がなければ、告白なんてしませんわ!」
ちなつ「どうかなぁ」にやっ
向日葵「な、なんですの?」
櫻子「めめめ、命令なくなっちゃった」
櫻子「負けじゃなくなっちゃったー」あわわ
向日葵「櫻子、混乱してるー!?」
向日葵「で、でも針千本が」
ちなつ「ふーん」
ちなつ「じゃあ、命令解いたげるよ」
ちなつ「そしたら、言わされるんじゃないでしょ?」
あかり「へ?」
向日葵「失敗しましたわね、吉川さん!」
向日葵「命令がなければ、告白なんてしませんわ!」
ちなつ「どうかなぁ」にやっ
向日葵「な、なんですの?」
櫻子「めめめ、命令なくなっちゃった」
櫻子「負けじゃなくなっちゃったー」あわわ
向日葵「櫻子、混乱してるー!?」
76: 2012/07/07(土) 00:11:07.59 ID:eFTfKESr0
向日葵「ちょっと、落ち着きなさい、櫻子!」
櫻子「さ、先に言わなかったら」
櫻子「わたしの負けになったりすんの!?」あわわ
あかり「だから、なんで勝ち負けが?」
向日葵「ま、負けじゃないから」
向日葵「ちゃんと考えなさいな!」
櫻子「ひ、向日葵ー!」
向日葵「は、はい!?」
櫻子「ほんとは好きだから!」
櫻子「子供の頃から、ずーっと好きだったもんね!」
櫻子「ざまーみろ!」
向日葵「・・・・・・///」ぼふんっ
櫻子「さ、先に言わなかったら」
櫻子「わたしの負けになったりすんの!?」あわわ
あかり「だから、なんで勝ち負けが?」
向日葵「ま、負けじゃないから」
向日葵「ちゃんと考えなさいな!」
櫻子「ひ、向日葵ー!」
向日葵「は、はい!?」
櫻子「ほんとは好きだから!」
櫻子「子供の頃から、ずーっと好きだったもんね!」
櫻子「ざまーみろ!」
向日葵「・・・・・・///」ぼふんっ
78: 2012/07/07(土) 00:18:04.69 ID:eFTfKESr0
櫻子「よっしゃー!これで負けないし!」
向日葵「・・・・・・///」
ちなつ「・・・・・・」にやっ
あかり「・・・・・・」
櫻子「あ、あれ?」
あかり「す、好きなんだ」
櫻子「へ?」
あかり「向日葵ちゃんのこと」
向日葵「・・・・・・///」
櫻子「あれぇぇぇぇぇ!?」
向日葵「・・・・・・///」
ちなつ「・・・・・・」にやっ
あかり「・・・・・・」
櫻子「あ、あれ?」
あかり「す、好きなんだ」
櫻子「へ?」
あかり「向日葵ちゃんのこと」
向日葵「・・・・・・///」
櫻子「あれぇぇぇぇぇ!?」
79: 2012/07/07(土) 00:20:29.86 ID:eFTfKESr0
ちなつ「向日葵ちゃんはどうするのぉ?」
向日葵「は?」
ちなつ「櫻子ちゃんだけに言わせといていいのぉ?」
向日葵「な、なにをですの?」
ちなつ「あれれ、負けを認めるんだぁ?」
あかり(まだやるのぉ!?)がーんっ
向日葵「わ、わたくしが櫻子ごときにっ」
櫻子「な、なんだとー?」
向日葵「さ、櫻子!」
櫻子「は、はい!?」
向日葵「あなたのことが好きですから!」
向日葵「あなたなんかより、ずーっと好きですわ!」
向日葵「勝てなくて残念でしたわね!」
櫻子「・・・・・・///」ぼふんっ
向日葵「は?」
ちなつ「櫻子ちゃんだけに言わせといていいのぉ?」
向日葵「な、なにをですの?」
ちなつ「あれれ、負けを認めるんだぁ?」
あかり(まだやるのぉ!?)がーんっ
向日葵「わ、わたくしが櫻子ごときにっ」
櫻子「な、なんだとー?」
向日葵「さ、櫻子!」
櫻子「は、はい!?」
向日葵「あなたのことが好きですから!」
向日葵「あなたなんかより、ずーっと好きですわ!」
向日葵「勝てなくて残念でしたわね!」
櫻子「・・・・・・///」ぼふんっ
81: 2012/07/07(土) 00:26:55.16 ID:eFTfKESr0
あかり「ひ、向日葵ちゃん」
向日葵「え、あら?」
あかり「ふ、2人とも好きだったんだねぇ」
向日葵「は?」
櫻子「・・・・・・///」
向日葵「えぇぇぇぇぇ!?」
向日葵「え、あら?」
あかり「ふ、2人とも好きだったんだねぇ」
向日葵「は?」
櫻子「・・・・・・///」
向日葵「えぇぇぇぇぇ!?」
82: 2012/07/07(土) 00:28:41.38 ID:eFTfKESr0
ちなつ「さぁて」
ちなつ「さっき命令解いちゃったし」
ちなつ「命令し直しだよね♪」
櫻子「ま、ままま」
向日葵「まだなにか!?」
ちなつ「うーん、そうだなぁ」
あかり(ちなつちゃん、容赦なさすぎだよぉ)あせあせ
櫻子「・・・・・・」どきどき
向日葵「・・・・・・」どきどき
ちなつ「手を繋いだまま、家まで帰る」
ちなつ「これで、許したげる♪」
櫻子「ててて、手を繋いだままー?」
向日葵「家までですの!?」
ちなつ「さっき命令解いちゃったし」
ちなつ「命令し直しだよね♪」
櫻子「ま、ままま」
向日葵「まだなにか!?」
ちなつ「うーん、そうだなぁ」
あかり(ちなつちゃん、容赦なさすぎだよぉ)あせあせ
櫻子「・・・・・・」どきどき
向日葵「・・・・・・」どきどき
ちなつ「手を繋いだまま、家まで帰る」
ちなつ「これで、許したげる♪」
櫻子「ててて、手を繋いだままー?」
向日葵「家までですの!?」
83: 2012/07/07(土) 00:30:53.10 ID:eFTfKESr0
~5分後~
あかり「ちゃ、ちゃんと手を繋いで帰ったねぇ」
ちなつ「繋がないと、針千本だしね」
あかり(本気だったんだ)たじっ
あかり「そ、それにしても」
あかり「びっくりだなぁ、あんな張り合ってたのに」
ちなつ「もう、どこ見てるのよ、あかりちゃん」
ちなつ「あんなバレバレだったじゃない」
あかり「そうなんだぁ」ほぇぇ
あかり「ちゃ、ちゃんと手を繋いで帰ったねぇ」
ちなつ「繋がないと、針千本だしね」
あかり(本気だったんだ)たじっ
あかり「そ、それにしても」
あかり「びっくりだなぁ、あんな張り合ってたのに」
ちなつ「もう、どこ見てるのよ、あかりちゃん」
ちなつ「あんなバレバレだったじゃない」
あかり「そうなんだぁ」ほぇぇ
84: 2012/07/07(土) 00:32:56.10 ID:eFTfKESr0
ちなつ「ということで、あかりちゃん」
あかり「どしたの?」
ちなつ「2人になっちゃったけど、ゲーム続けよっか」
あかり「え?」
ちなつ「まだ終わってないよ、王様ゲーム」
あかり「え?」
ちなつ「まずは、わたしの家にいこっ」
あかり「え?」
ちなつ「練習の続き、しよ♪」
あかり「え?」
ちなつ「キスの先が、まだだったよねぇ」にやぁ
あかり「えぇぇぇぇぇ!?」
あかり「どしたの?」
ちなつ「2人になっちゃったけど、ゲーム続けよっか」
あかり「え?」
ちなつ「まだ終わってないよ、王様ゲーム」
あかり「え?」
ちなつ「まずは、わたしの家にいこっ」
あかり「え?」
ちなつ「練習の続き、しよ♪」
あかり「え?」
ちなつ「キスの先が、まだだったよねぇ」にやぁ
あかり「えぇぇぇぇぇ!?」
87: 2012/07/07(土) 00:40:40.67 ID:eFTfKESr0
~向日葵宅前~
向日葵「つ、着きましたわね」
櫻子「やっとだしー」
向日葵「てて、手を離しなさいな」
櫻子「向日葵こそ」
向日葵「・・・・・・///」
櫻子「・・・・・・///」
がちゃっ
櫻子・向日葵「!?」びくっ
楓「おかえり、お姉ちゃん」
向日葵「つ、着きましたわね」
櫻子「やっとだしー」
向日葵「てて、手を離しなさいな」
櫻子「向日葵こそ」
向日葵「・・・・・・///」
櫻子「・・・・・・///」
がちゃっ
櫻子・向日葵「!?」びくっ
楓「おかえり、お姉ちゃん」
88: 2012/07/07(土) 00:47:12.72 ID:eFTfKESr0
楓「あれ?」
楓「おててなんか繋いで、どうしたの?」
向日葵「こ、こここ、これはっ」
櫻子「なんでもない!なんでもないからっ!」
楓「ふぅん」
楓「やっと、素直になれたんだね」
櫻子「へ?」
楓「長かったけど、おたがいを責めないであげて?」
楓「つんでれが、素直になるのは」
楓「とても難しいって、テレビで言ってたもん」
楓「おててなんか繋いで、どうしたの?」
向日葵「こ、こここ、これはっ」
櫻子「なんでもない!なんでもないからっ!」
楓「ふぅん」
楓「やっと、素直になれたんだね」
櫻子「へ?」
楓「長かったけど、おたがいを責めないであげて?」
楓「つんでれが、素直になるのは」
楓「とても難しいって、テレビで言ってたもん」
89: 2012/07/07(土) 00:49:38.58 ID:eFTfKESr0
向日葵「そ、そうなのね」
櫻子「ず、ずいぶん、物知りだねー」
楓「えへへ///」
楓「ということで、お出掛けしてきます」
楓「ごゆっくり」ぺこっ
櫻子「い、いってらっしゃーい」
向日葵「気を付けてね」
櫻子「・・・・・・」
向日葵「・・・・・・」
櫻子「ってぇ」
櫻子・向日葵「誰がツンデレだー(ですの)!?」ぴたっ
END
櫻子「ず、ずいぶん、物知りだねー」
楓「えへへ///」
楓「ということで、お出掛けしてきます」
楓「ごゆっくり」ぺこっ
櫻子「い、いってらっしゃーい」
向日葵「気を付けてね」
櫻子「・・・・・・」
向日葵「・・・・・・」
櫻子「ってぇ」
櫻子・向日葵「誰がツンデレだー(ですの)!?」ぴたっ
END
90: 2012/07/07(土) 00:50:01.62 ID:OkMRaq+c0
まさかのカエデサン
乙
乙
91: 2012/07/07(土) 00:50:31.54 ID:MSVvKkG70
おっつん
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります