1: 2013/07/26(金) 17:17:27.68 ID:0PB3oYy80


前回:モバP「好きな子ほどいじめたくなりますよね」1日目


P「でもやっぱり童心は捨ててしまったら、アイドル達の気持ちもわからなくなっちゃうかなーって」

ちひろ「まぁわからなくもありませんけど……あら?」



現れたアイドル >>2

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2: 2013/07/26(金) 17:20:02.57 ID:id+IJbfso
美嘉

26: 2013/07/26(金) 18:57:08.15 ID:NRNKMFWB0

ちひろ「全く……撮影までに落ち着きますかねぇ?」

P「まぁそん時はそん時ですよ、それにそれを何とかするのが俺こと敏腕プロデュー」

安部菜々「ウッサミーン!おはようございまーす!!」

P「…………」

ちひろ「うわキツ……じゃなかった、おはよう、菜々ちゃん」

菜々「ちひろさん酷いです!菜々はキャピキャピの17歳なんですからね!?」

P「うわキツ」

菜々「プロデューサーさんまで!?菜々、激うさミンミン丸ですよ!!」

ちひろ「……さーてお仕事お仕事」

P「せやな」

菜々「え……ひどくない?」
アイドルマスター シンデレラガールズ シンデレラガールズ劇場(9) (電撃コミックスEX)
5: 2013/07/26(金) 17:50:04.11 ID:0PB3oYy80

城ヶ崎美嘉「おはようございまーす★」

P「おはよう、美嘉」

ちひろ「美嘉ちゃん、おはよう」

美嘉「おはよー★プロデューサーとちひろさんだけ?」

P「せやな」

ちひろ「営業の子達は各々直接向かって、レッスンの子達は午後からまだ来てないわよ」

美嘉「ふーん、ウチみたいに大所帯なプロダクションでプロデューサーと事務員とアイドル1人だけって、なんか気持ち悪いね」

P「せやな」

ちひろ「……さてと、私もお仕事再開しますね」

美嘉「プロデューサーは?」

P「俺はお前のグラビア撮影の送迎兼同じスタジオ内での打ち合わせだからまだ時間あるな」

美嘉「やった!今日暑いから各自集合だったらメイクやばくなりそうとか思ってたんだ~★」

P「せやな」

7: 2013/07/26(金) 18:00:44.06 ID:0PB3oYy80

美嘉「ねねね、プロデューサー」

P「ん?」

美嘉「今日のグラビア撮影だけどさ」

P「嗚呼、今年の流行に乗りつつガーリーなだがしかしちょいせくちーな美嘉イチオシの水着だろ?」

美嘉「アレさ、撮影終わったらアタシが貰っちゃっていいんだよね?」

P「せやな」

美嘉「イェーイッ!アレすっごく可愛いよね!へへへ、海での撮影とかないかな~★」

P「あの水着はグラビアも兼ねてだけど、メーカーが夏の目玉商品として売り出してるわけだから、貰わなくても買えるだろ」

美嘉「貰えるなら貰える方がイイじゃん★」

P「せやな」

8: 2013/07/26(金) 18:08:06.95 ID:0PB3oYy80

P「でもアレだよな、美嘉って割と乙女な癖して肌見せたがりだよな」

美嘉「なっ、確かにプロダクション入った頃はプロデューサー誘うようなこと言ってたかもだけど、アタシはそんな軽い女じゃないよ!てか誰が乙女だし!」

P「誰もビXチだなんて言って無いんだけども……それに美嘉が乙女ヶ崎美嘉ちゃんなのは事務所の皆はもちろんのことファン共通の認識だからなぁ」

美嘉「び、ビXチとか!セクハラで訴えるよ!?」

P「はいはい、処Oヶ崎処Oヶ崎」

美嘉「しょしょしょ、処Oとか言うなバカッ!!て、てか処Oなんかとっくに」

P「ほぉーん?」

11: 2013/07/26(金) 18:17:02.79 ID:0PB3oYy80

美嘉「な、何?」

P「処Oなんてとっくに卒業した姉ヶ崎美嘉さんはそれはもう彼氏君とイチャラブチュッチュな毎日でてくにーくとかもさぞかしすごいんでしょうね」

美嘉「!?」

P「いやー、僕2X歳にして童帝だから性知識は偏ってるし、リア充の姉ヶ崎さんにご教授願いたいかなーって」

美嘉「ちょ、ちょっ」

P「あー、でもやっぱりやめとこうかなー……乙女ヶ崎さんにそんなセクハラ紛いなというかアウトだけど、そんなこと聞いたら顔真っ赤になって何されるかわからないしー」

美嘉「…………」

P(さぁ、どう出る?予防線も張った、興醒めしない程度の煽りも入れた……負けず嫌いの美嘉にとってみれば苦手な生々しい話だが……さて)

13: 2013/07/26(金) 18:23:36.68 ID:0PB3oYy80

美嘉「……ふ、ふーん?プロデューサーってその歳でまだ……ど、どうて……したことないんだぁ★」

P(掛かった!)

P「いやー、自分の担当アイドルにこんなこと言うのもアレかと思ったし、仕事上可愛かったり綺麗だったり出会いはあっても立場上アレでな」

美嘉「……な、なんだったらアタシがプロデューサーに手取り足取り、お、教えて上げようか?」

P「ほう」

美嘉「ま、まぁ?アイドルって言っても、ウチの事務所はファンにばれなきゃ恋愛自由って方針だし?アタシはほら、チョーイケてる彼氏としょっちゅうイチャラブしてるし?」

P「ほうほう」

14: 2013/07/26(金) 18:39:01.50 ID:NRNKMFWB0

美嘉「か、彼氏君には悪いけど、まぁいつもお世話になってるプロデューサーに恩返しもしたいかなーって……」

P(顔真っ赤にしてあさっての方向を向いて支離滅裂になってる美嘉マジ処Oヶ崎)

美嘉「……それにプロデューサーとだったらアタシ別に……へへへ」

P(アーアーキコエナイー)

P「ほぉーん……じゃあまず聞くけど、やっぱりの時ってAVみたいにフOOチオとかしないもんなの?」

美嘉「ふぇっ、ふえぇ!?」

P「いやさー、知り合いのAV事務所のPから聞いた話なんだけど、アレは素人がやると歯が当たって痛いだのなんだの」

美嘉「ふえぇ……」

P「いやな、俺って自慢するわけじゃないんだが割とデカイ方だと思うんだよ?でもって、そうなると……どうなるんだ?」

美嘉「そっ、そそそ、そんなのアタシに聞かないでよぉ!!」

P「いやだって手取り足取り……」

美嘉「あ、アタシお手洗い!!」

P「逃げられた……」

ちひろ「何やってるんですか……それよりPさんってどうて」

P「あー、まぁ、はい」

ちひろ「……筆下ろし、してあげましょうか?」

P「ごくり……というのは冗談で、既に経験済みですよ、きりっ」

ちひろ「あら、プロデューサーさんてば、ふふふ」

P「ははは」



おしり

29: 2013/07/26(金) 19:10:21.66 ID:NRNKMFWB0

P「だって安部さんてば、俺が敏腕プロデューサーですからね!ってドヤ顔しようとしてるのに、いきなり扉バーンするんですもん」

菜々「そ、それは失礼しました……って、年上扱いやめて下さいよぉ!」

P「さてはて?何のことでしょう?」

菜々「ナナ、知ってますよ?プロデューサーさんは自分より年上の人には、フランクだけどちゃんと敬語遣いつつ苗字呼びしてますよね!?」

P「ぎくぅ」

菜々「ナナ、激うさミンミン丸です!」

P(膨れっ面ウサミンぐうかわ)

32: 2013/07/26(金) 19:20:09.01 ID:NRNKMFWB0

P「まあまあエナ茶どうぞ」

菜々「これはこれは……って、プロフェスでもないんですからいりませんよ!」

P「せやな」

菜々「ナナは確かにからかわれやすいというかファンにもライブでよくからかわれますけど、ナナはみくちゃんや幸子ちゃんみたいにアイドル芸人じゃないんですからね!?」

P「せやな」

菜々「んもう!ちゃんと聞いてますか?」

P「はいはいウサミンウサミン」

菜々「Pさんじゃなかったら、こんなことする輩はウサミン星人にアブダクションされちゃうくらい重罪なんですからね!」

P「ほぉーん?」

36: 2013/07/26(金) 20:35:43.22 ID:NRNKMFWB0

P「俺じゃなきゃウサミン星こと安部さんの自宅にアブダクションもとい招待してもらえるんですねふーん」

菜々「な、何ですか?その反応は」

P「いやまぁあれだけプロデューサーさんには感謝しても感謝しきれないです!的な安部さんは自宅に招待一つもしてくれないんですねへー」

菜々「え、いや、その……ほ、ほら!プロデューサーとアイドルの禁断の逢瀬!だなんてパパラッチされたらまずいじゃないですか!」

P「立場上まずかったり、男を部屋に上げることに躊躇があるのはわかるけど、安部さんにはその程度の存在って思われてたのかはぁ」

菜々「ぷ、プロデューサーさぁん!」

37: 2013/07/26(金) 20:44:38.00 ID:NRNKMFWB0

P「はぁ……アイドルから言い寄られるPはよく噂で聞くけど、お断りされるなんて……はぁ、プロデューサー業続けられる気がしなくなってきた」

菜々「!?」

P「あー、安部さんのせいで人間不信に陥りそうだわー」

菜々「な、ナナのせいじゃありませんよぉ!それよりもアイドルの家に上がりたいってプロデューサーもどうかと思いますよ!?」

40: 2013/08/05(月) 14:41:05.82 ID:tEHhymEI0

P「菜々ぴょんのせいで人間不信になりました、プロデューサーやめます」

菜々「ちょ、ちょっとぉ!?」

P「それにやめたらウサミン星にアブダクションしてもらえるし」

菜々「そ、そんなことしなくても、ナナのお家に」

P「ほぉーん?」

菜々「あ、やっぱ今の無しでお願」

P「へぇー、安部さんって自分の発言に責任持てないアイドルだったんですねぇー」

菜々「ファッ!?」

P「嗚呼、やっぱり人間不信に陥りそうだわー」

菜々「ぷ、プロデューサーさぁん!」

P「あー、どこぞの宇宙人にアブダクションされないと、人間不信治る気しないわー」

菜々「そ、そんなこと言われても……」

41: 2013/08/05(月) 14:52:54.80 ID:tEHhymEI0

ちひろ「菜々ちゃん、諦めた方がいいわよ」

菜々「ち、ちひろさぁん……」

ちひろ「こんなことを本人の目の前で言うのもどうかと思うけど」

菜々「本人?」

ちひろ「プロデューサーさん、私の耳にタコができるくらい、菜々ちゃんのこと可愛い可愛いって言ってるのよねー」

P「ウサミンマジ天使」

菜々「ふ、ふぇえ!?」

P「顔真っ赤にして慌てるウサミンぐうかわ」

ちひろ「ほらね?でもって、立場上言ってはいけない発言もちらほら……ううん、呼吸するかのように吐いてるわ」

P「あー、菜々とイチャラブ子作りしたいわー」

菜々「こ、こづぅ!?」

ちひろ「私も最初は馬鹿じゃないですか社会的に氏んだ方がいいですよなどなど、罵詈雑言を浴びせつつ軽蔑していたんですけどね」

P「ちひろさんのその視線が俺のpを益々滾らせるッ!!」

ちひろ「とか言うんでもう諦めたんですよねー……あ、早苗さんとか真奈美さんにも頼んだんですよ?でも」

P「プロデューサーたる者、どんな性嗜好にも対応できなくてはならない!」

ちひろ「この人、普段は割とSっ気ある癖に、Mっ気もあるんですよねー」

菜々「」

42: 2013/08/05(月) 15:10:35.82 ID:tEHhymEI0

ちひろ「だから諦めた方がいいわよ?大丈夫!もし送り狼みたいなことされても、事務所は情報が漏れないようにしっかりバックアップするし」

菜々「ぷ、プロデューサーとアイドルがそんなこと!!」

ちひろ「あら、菜々ちゃん知らないの?」

菜々「な、何をですか?」

ちひろ「うちの事務所、アイドルと関係持っているP多いわよ?」

菜々「」

P「例えば……筆頭は和久井さんPだな、続いてまゆPに凛Pに……意外な所で桃華Pとか」

ちひろ「まぁウチとしては、仕事を疎かにしないこと、事務所及び各アイドルのイメージダウンに繋がらないこと……この二つがどうにでもなれば、っていうのが社長の考えですからねー」

P「アイドルのモチベーションも以前に増して上がっているし、各々の魅力が増えて仕事も順風満帆だし」

ちひろ「倫理観どうのって言うアイドル達もいますけど、所詮芸能界ですからねー……どこぞの俳優やら何やらとスキャンダルするよりも、自分達の所でアレしてその上利益が生まれてるんですから」

菜々「……そんな暗い部分、見たくなかったです……多少はあるんだろうなぁって思ってましたけど」

43: 2013/08/05(月) 15:20:05.79 ID:tEHhymEI0

ちひろ「でも願ったり叶ったりじゃない?菜々ちゃんってプロデューサーさんのこと好きだって、この前の定例飲み会で言ってたじゃない」

菜々「」

P「あー、菜々?心配しなくても菜々が成人済みでちょこちょこ飲んでるのは、事務所スタッフの間で知らない奴はいないからな?」

ちひろ「てかいくらプロデューサーがホイホイスカウトしてくるからとはいえ、年齢不詳や住所不定な子を雇う訳無いですし」

P「いやー、安部さんって変な所で真面目ですよねー……履歴書に実家の住所と電話番号、さらには実年齢もしっかりかいてるんですから」

菜々「」

ちひろ「だからそんな青ざめた顔しなくても大丈」

菜々「何で言っちゃうんですかぁ!!」

ちひろ「……うん?」

菜々「ナナがPさんのこと大好きで夢でもよくPさんの夢見ちゃったりとか一緒にお仕事行ってる時にデート気分味わってたりとかいっそのこと年齢バラして一緒に飲みに行きたいって言っちゃったりとか」

ちひろ「菜々ちゃん、自分で吐露してるけども」

P「なんだ、相思相愛だったか」

菜々「」

44: 2013/08/05(月) 15:28:09.70 ID:tEHhymEI0

ちひろ「そんなわけで、菜々ちゃんは顔真っ赤にして事務所を飛び出して行きました、Pさんはというと」

P『今日は菜々オフなんでそのままデートして送り狼して来ます……嗚呼、美嘉ですか?美嘉は本来担当の城ヶ崎Pに連絡したら今すぐ来るとのことでした、彼も非番なのに頑張るなぁ』

ちひろ「と言って事務所を飛び出して行きました」

ドア「がちゃ」

モバP「好きな子ほどいじめたくなりますよね」3日目

引用: モバP「好きな子ほどいじめたくなりますよね」