44: 2013/08/05(月) 15:28:09.70 ID:tEHhymEI0


前回:モバP「好きな子ほどいじめたくなりますよね」2日目


ドア「がちゃ」

ちひろ「あら、>>46と>>46Pさん、おはようございます」

50: 2013/08/07(水) 01:43:00.79 ID:PYkv6ttd0

美優P「おはようございます、千川さん」

三船美優「ちひろさん、おはようございます」

ちひろ「……仲良く出社とか、パパラれてないでしょうね?」

P「そんなことあるわけないじゃないですか、ちゃんと時間ずらして、事務所前で落ち合っただけです」

美優「はい、ちひろさんからもきつく言われてましたから」

ちひろ「なら構いませんけど……で、式の日取りはいつなんですか?」

美優「!?」

P「おいこら千川」

ちひろ「いい加減くっ付いたらどうなんですか?別に事務所的にはちゃんとしてくれれば問題無いって」

美優「い、いえ、あの、その、プロデューサーさんとは……」

P「美優が困ってるじゃねぇかコラ、美優困らせていいのは俺だけだっつったろ?あ?」

ちひろ「はいはいワロスワロス」

P「ったく……美優さん、申し訳ありませんでした……こんな行き遅れの蜘蛛の巣張ったような干物女が、美優さんに嫉妬したみたいで」

ちひろ「残念ながら私こと千川ちひろはプロデューサーさんより年下の上、まだまだ女盛りですぅー」

P「ハハッ、ファッキューチッヒ」
アイドルマスター シンデレラガールズ シンデレラガールズ劇場(9) (電撃コミックスEX)
46: 2013/08/05(月) 16:34:51.24 ID:LibILPQoo
三船さん!

51: 2013/08/07(水) 01:54:05.12 ID:PYkv6ttd0

美優「……プロデューサーさん!」

P「……美優さんが言うからやめるだけであって、私はこれっぽっちも反省してませんから、あしからず」

ちひろ「はいはい、どうせいつものやり取りですからさっさとお仕事行って事務所に利益をもたらして下さいねー」

美優「んもう!プロデューサーさんもちひろさんもなんでそんなに仲が悪いんですか!」

ちひろ「あれ?言ってませんでしたっけ?私とこいつ」

P「アーアーキコエナイー」

ちひろ「幼馴染だって」

P「ファッキューチッヒ」

美優「えぇ!?そうだったんですか?」

ちひろ「はい、と言っても家が近所で小さい頃、たまーに遊んでもらったくらいで」

P「美優さん行きましょう、こんな守銭奴の話なんか聞くだけ時間の無駄です」

美優「……私、気になります!」

P「私の昔話なら後で私が」

美優「プロデューサーさん、そういうこと言う癖にいっつもはぐらかすじゃないですか……」

P「くっ」

ちひろ「やーい、ざまぁ」

P「黙れ、金の亡者が」

52: 2013/08/07(水) 02:04:43.11 ID:PYkv6ttd0

ちひろ「まぁPさんが高校入るくらいには疎遠になったので何とも言えませんけど、昔はもっと私にも優しかったですね」

P「おい千川なに無いこと言ってんだこら」

美優「ふふっ……多分、気恥ずかしいんでしょうね……」

P「なっ、美優さんまで!?」

ちひろ「あー、わからなくもないですねー……高卒で上京して数年働いてた所に、同郷の幼馴染がやってくるんですから」

P「悪いがお前にはそんな感情は欠片も抱いて無かったから、驚きはしたものの」

ちひろ「そんな感情って何ですか?」

P「ファッ!?」

ちひろ「何ですかねー、美優さん?」

美優「……私も……気になります」

P「ぐぬぬ」

ちひろ「まぁそんな茶番は置いといて……幼馴染がわざわざ自分の後を追って東京まで……くらいの勘違いはしたんじゃないですかねー?」

美優「ふふふ……プロデューサーさんも、結構ロマンチストなところ……ありますからね」

P「」

53: 2013/08/07(水) 02:20:26.99 ID:PYkv6ttd0

ちひろ「そんなこんなをしてたら、Pさんは逃げるかの如く」

P『くっ、車の用意して来ます!美優さん、すぐに来て下さいね!!そこの守銭奴の言うことなんて信じちゃダメですからね!?』

ちひろ「と、負け犬のような台詞を……それにしても、美優さんって結構」

美優「……はい?何でしょう……」

ちひろ「Sっ気ありますよね」

美優「そ、そんなこと……ううん、ある……かも、しれませんね……」

ちひろ「ふむふむ」

美優「……Pさんって、誰に対しても丁寧な言葉遣いで、ちょっと冷たい感じがしますけど……彼、二人の時だとそれはもう……」

ちひろ「ほう?」

美優「……可愛いんですよね……私、世間的には性格のせいか陰のある未亡人みたいな評価、受けてるじゃないですか」

ちひろ「あー、確かに」

美優「尚且つ、彼からしたら年上の人ってことで……私の前だと大人っぽく振舞おうとしてるんですよね……それが、私としてはこう……」

ちひろ「きゅんきゅん来ちゃう感じですか?」

美優「……はい……だから、二人の時は割と、その……大人のお姉さんって感じで」

ちひろ「からかっちゃうんですね、わかるわ」

美優「……ふふふ」

ちひろ「あー、砂糖吐きそう……千川印のスタエナシュガーの販売始め出す前に、さっさと結婚しちゃって下さい」

美優「かっ、彼とはまだ……もうちょっと、その……恋人気分に浸りたいかなーって……」

ちひろ「……嗚呼、これは和三盆吐くレベルだわ」

美優「ふふっ……ちひろさんも、早くイイヒト……見つけて下さいね?」

ちひろ「言われなくともー」

美優「それじゃあ……行ってきます」

54: 2013/08/07(水) 02:29:02.60 ID:PYkv6ttd0

ちひろ(まぁ別に美優Pさんにはどうこう思うことも無いんだけどねー……あれだけ他の人の目の前で……幼馴染としてはショックかなー)

ちひろ「なんて、ね」

ドア「がちゃ」

ちひろ「……おはようございます、今日はいい天気ですね」

モバP「好きな子ほどいじめたくなりますよね」4日目

引用: モバP「好きな子ほどいじめたくなりますよね」