3: 2011/04/07(木) 20:05:40.92 ID:PE+vlcab0
黒夜「なァ、聞いてンのか?」

一通「・・・」

絹旗「黒夜、超やめといたほうがいいですよ」

黒夜「あァ!?黙れや、また吹き飛ばされたいのかァ?」

絹旗「……今のは超聞き逃せませンねェ」

一通「・・・」

黒夜「おらァ!窒素爆槍!!」

ドォーン

絹旗「ふン、窒素装甲!!」

一通「・・・」

5: 2011/04/07(木) 20:32:03.78 ID:PE+vlcab0
つかみんな黒夜知らないんだろうな
たぶんwikiとアニメで知識得てるんだろうし

7: 2011/04/07(木) 20:53:28.73 ID:PE+vlcab0
一通「……だりィ」

ガチャ

黒夜「あ、アクセラ兄ちゃン。どこ行くンだよ」

一通「てめェらには関係ねェ」

絹旗「どうせまた超電磁砲のクローンのとこですよ、この超口リコン兄貴は」

一通「あァ!?コンビニにコーヒー買いに行くンだよ!」

黒夜「じゃあ私プリンね」

絹旗「じゃあ私は超シュークリームを」

一通「・・・」

黒・絹「お願い、アクセラお兄ちゃン♪」

一通「・・・」

ガチャ

絹旗「超無言で行っちゃいました」

8: 2011/04/07(木) 21:00:51.47 ID:PE+vlcab0
~コンビニ~

一通「チッ……なンで俺が………」

??「あれ?一方通行じゃん」

一通「あン?」

浜面「よう」

一通「あァ、浜面のゴリラか」

浜面「うるせえ!レベル0には筋肉しか生きる道がないんだよ!」

一通「で、俺になンの用だ」

浜面「手厳しいな、理由がなきゃ声もかけちゃいけないのかよ」

一通「チッ……用がねェなら行くぞ」

浜面「いやいや、用ならあるよ」

一通「早く言え」

10: 2011/04/07(木) 21:06:56.03 ID:PE+vlcab0
浜面「絹旗どうしてる?無理にお前に押し付けちまったけど」

一通「悪ィと思ってンなら早く引き取れよ」

浜面「いや、俺は鍵屋で忙しいからさ。お前なら生活にも余裕があるだろ」

一通「・・・」


ここで状況説明

アレイスターを倒した主人公たちは真っ先に暗部を解体
現在、上条は大学生、一方通行は研究者、浜面は鍵屋をやっている
この3人はなんとかなったが中学生だった絹旗と黒夜は一方通行が面倒を見ることになる

11: 2011/04/07(木) 21:12:38.88 ID:PE+vlcab0
浜面「で、絹旗は元気か?」

一通「あァ、うざってェくらいにな」

浜面「驚いたよ、まさかお前らが兄妹だったなんて」

一通「………血は繋がってねェよ」

浜面「え!?義妹かよ!」

一通「こンなくだらねェ用なら帰るぞ」

浜面「……ちょっと今からお前ん家いってもいいか?」

一通「あン?」

浜面「やっぱ絹旗が気になってさ、お前に乱暴されてないかとか」

一通「ぶち頃すぞてめェ……好きにしろ………」

浜面「お、ありがとよ」

12: 2011/04/07(木) 21:16:44.23 ID:PE+vlcab0
~帰り道~

浜面「えっ、お前プリンとか食うのか?」

一通「俺じゃねェ」

浜面「うわ……ってことは天下の一方通行がパシリかよ!」

一通「てめェにだきゃ言われたくねェな」

??「あれ、あいつらは……」

上条「やっぱそうだ!おーい!」

一通「げ……三下じゃねェか……苦手なンだよアイツ………」

浜面「喧嘩になったら誰もあいつには勝てないからな……」

上条「よう、二人でなにしてんの?」

13: 2011/04/07(木) 21:25:19.73 ID:PE+vlcab0
浜面「おう、今からこいつん家行くんだよ」

上条「え!?一方通行の家!?」

上条「お、俺も行っていいか?」

一通「好きにしろォ」

上条「やった、前から気になってたんだよね」

上条「浜面、鍵屋のほう上手く行ってんの?」

浜面「んー、月収19~21万ってとこだな」

上条「おぉ!すげーじゃん!」

浜面「世界一の鍵屋だぜ?こんなんじゃまだまだ少ねーよ」

一通「ハッ!誰が世界一だってェ?」

浜面「む、なら鍵早開け対決でもするか?」

一通「おもしれェ、俺のベクトル操作に勝てたら褒めてやるよ」

浜面「の、能力はズルいだろ!」

上条「はは、能力使ったらそげぶしてやるよ」

一通「幻想頃しはズリィだろォが……」

21: 2011/04/07(木) 21:54:54.85 ID:PE+vlcab0
上条「それにしてもアレイスターがいなくなってから治安は乱れてるな」

一通「土御門の野郎は頑張ってるンだがなァ」

【土御門元春】
アレイスター打破後、自らが学園都市統括理事長を務める
元グループのメンバー

浜面「スキルアウト問題解決のための魔術導入は衝撃的だったな」

上条「レベル2以下の人間は開発せず魔術を覚えさせるってやつか」

一通「確かにスキルアウトはいなくなったが今度は能力同士の抗争が悪化したな」

上条「……それでさ、俺アンチスキルになって土御門を補佐しようと思うんだ」

浜面「お前がアンチスキル?」

一通「幻想頃しか……お前なら能力なンか関係ねェもンな」

浜面「上条にだけはお世話になりたくないわ……」


後に上条当麻は学園都市の鬼警備員と呼ばれるが、それはまた別のお話


22: 2011/04/07(木) 21:59:28.67 ID:PE+vlcab0
一通「おィ、着いたぞ」

上条「え…ここが一方通行の家……?」

浜面「おいおい、豪邸すぎんだろ!」

一通「こンぐらい広くなきゃあいつらが五月蝿いンだよ」

上条「え、あいつらって?」

浜面「あぁ、上条は知らなかったか。実は--」

ガチャ!

黒・絹「おかえりアクセラお兄ィちゃン♪」

上条「えっ」

浜面「えっ」

一通「・・・」

23: 2011/04/07(木) 22:04:25.84 ID:PE+vlcab0
絹旗「あれ?超浜面ですね」

浜面「よう」

黒夜「上条さン!?どうしてここに……////」

上条「黒夜と絹旗?なんで一方通行の家に?」

浜面「こいつら同棲してんだよ、言わせんな恥ずかしい」

黒夜「上条さンに誤解されるようなこと言うな窒素爆槍ゥ!」

一通「ベクトルパンチ!」

絹旗「窒素キック!」

浜面「ごふっ……し、しぬ………」

上条「半分そげぶしてなかったら即氏してたな……」

27: 2011/04/07(木) 22:10:38.27 ID:PE+vlcab0
上条「黒夜と絹旗、元気にしてたか?」

絹旗「私は超元気でしたよ」

黒夜「私も上条さンに救われてから元気です!」

浜面(あぁ、そういや黒夜を暗部から救ったのは上条だったな……)

一通(三下は誰でも助けるからなァ、さすがヒーロー)

絹旗「チッ……猫かぶって………」

黒夜「あァ?なンか言ったかァ?」

一通「てめェもゴリラが好きなくせに何言ってンだか」

絹旗「窒素パンチ!!」

一通「反射ァ!」

浜面「えっ、絹旗ゴリラなんか好きなのか?変わってるな」

29: 2011/04/07(木) 22:17:04.73 ID:PE+vlcab0
上条「で、二人はどうしてここに?」

一通「身寄りのねェこいつらを仕方なく世話してンだよ」

上条「ふーん、上条さんはてっきり一方通行が危ない人間になったのかと」

浜面「はは、今でも十分危険だろ」

一通「ベクトルパンチ!」

浜面「ごはっ……お前らさっきからズルいぞ!俺もそういう技欲しい!」

黒夜「あン?世紀末覇者のくせになさけねェな」

絹旗「んー、超ライダーキックとかでいいんじゃないですか」

浜面「……ダサい」

絹旗「な!?超浜面のくせに生意気です!窒素パンチ!」

浜面「ひでぶっ!」

30: 2011/04/07(木) 22:23:33.85 ID:PE+vlcab0
一通「まァいいから上がれよ」

上条「お邪魔しまーす」

黒夜「い、今お茶をいれますね!上条さン////」

上条「そんないいよ」

絹旗「そうそう、黒夜が入れたお茶超マズいですし」

黒夜「うるせェ!ちょっと黙ってろォ!!」

上条「はは、料理苦手なのか?」

一通「殺人的な味だぞ」

黒夜「お、お兄ィちゃァン?黙らないと槍投げンぞォ?」

一通「家の中で暴れンなよ」

上条「そっか、なら俺が教えてやるよ!キッチン借りるぞ」

黒夜「い、いいンですか……?////」

上条「上条さんに任せなさい」

黒夜「……////」

31: 2011/04/07(木) 22:27:18.11 ID:PE+vlcab0
一通「さて、二人消えたな」

絹旗「浜面ー?超生きてますかー?」

浜面「」

一通「情けねェ野郎だな」

絹旗「普段はこんなもんですよ」

一通(普段は…か……)

絹旗「ちょっと強く殴りすぎたみたいですね、超寝かせてきます」

一通「ンー」

絹旗「ほら、行きますよ」

浜面「」

33: 2011/04/07(木) 22:30:17.42 ID:PE+vlcab0
~リビング~

一通「全員消えたな」

一通(テレビでも見るかァ)

カチカチ

一通「・・・」

一通「・・・」

一通「・・z」

一通「・zz」

一通「zzz」

37: 2011/04/07(木) 22:36:54.74 ID:PE+vlcab0
~キッチン~

上条「何がいいかな、やっぱ女の子だしオムライスとかいいかもな」

黒夜「オ、オムライスくらい作れますよ!」

上条「本当か?ちょっと作ってみてくれ」

-5分後-

黒夜「出来ましたァ!」

上条「・・・」

上条(俺がトイレ言ってる間に何が……普通5分で料理は出来ないぞ……)

上条「う、うん……ちょっと食べてみるな」

パクッ

上条「!?」

黒夜「ど、どうですか?」

上条(これはヤバい、つか見た目からしてヤバいのはわかってたけど……)

上条「よ、よし!頑張ろう黒夜!」ガシッ

黒夜「……はい」

39: 2011/04/07(木) 22:45:02.47 ID:PE+vlcab0
上条「~♪」

黒夜「ジー」

上条(さっきから睨まれてるような……)

上条「く、黒夜は今の高校どうなんだ?」

黒夜「え?あ…はい!楽しくやってます!」

上条「そっか、高校はいいよな。恋愛とかも今のうちだぞ」

黒夜「……////」

上条「?」

黒夜「か、上条さンは彼女とかいないンですか?」

上条「上条さんはモテないからいないのですよ」

黒夜「そ、それじゃあ好きな人は!」

上条「んー……居候が長い付き合いでさ、やっぱ守ってやらなきゃとは思ってるけど………」

黒夜「い、居候……?」

上条「あぁ、インデックスっていうぐーたらシスターだよ」

黒夜「………」

40: 2011/04/07(木) 22:48:26.69 ID:PE+vlcab0
上条「そら!出来たぞ」

黒夜「………」

上条「?」

黒夜「……いただきます」

上条「お、おう」

上条(俺なんかしたかな?)

黒夜「美味しいです、すごく……」

上条「お!次は黒夜の番だぞ!一緒に頑張ろう!」

41: 2011/04/07(木) 22:53:06.32 ID:PE+vlcab0
~絹旗の部屋~

浜面「んー……ここは………?」

絹旗「あ、やっと目覚めましたか」

浜面「絹旗か」

絹旗「まったく、超情けないですよ?あのくらいで気絶するなんて」

浜面「無茶言うなよ!ここは絹旗の部屋か?」

絹旗「うわ、超キモいです」

浜面「なんでだよ!」

絹旗「ところで麦野とかは最近どうしてるんですか?」

43: 2011/04/07(木) 22:58:13.11 ID:PE+vlcab0
浜面「あぁ、麦野は大学で元気にやってるよ」

絹旗「滝壺は?」

浜面「……よくぞ聞いてくれた!」

絹旗「?」

浜面「じゃじゃーん!漢浜面!現在滝壺と同棲中でーす!」

絹旗「え……」

浜面「付き合い長かったからさ、もっと職が安定したらプロポーズする予定だぜ!」

絹旗「………」

浜面「ん?絹旗?」

絹旗「………」

浜面「おーい、ってやべ!もうすぐ依頼の時間じゃねーか!先帰るってみんなに言っといて!」

絹旗「……はい」

47: 2011/04/07(木) 23:04:32.51 ID:PE+vlcab0
~リビング~

一通「zz……ん………ふァ~」

一通「ンー?」

一通「なンだァ?この不細工なオムライスは」

一通(あァ、黒夜が作ったのか……)

一通「どれどれ」

パクッ

一通「へェ、三下の野郎がんばったじゃねーか」

黒・絹「お兄ィちゃン……」

一通「……あン?」

黒夜「上条さンにフラれたァァァァァァ!うわァァァァァン!」ガシッ

絹旗「浜面が……超浜面が………ぐすっ…………」

一通「………」

50: 2011/04/07(木) 23:09:34.60 ID:PE+vlcab0
黒夜「上条さン好きな人いるって……」

絹旗「浜面が滝壺にプロポーズするって……」

一通「………」

黒夜「なァ!どうすればいいンだよ!」

絹旗「超どうすればいいンですか!?」

一通「チッ……揃いも揃って情けねェな」

黒夜「あァ!?」

絹旗「ちょっとぐらい超慰めてくれたっていいじゃないですかっ!」

一通「…………てめェら何者だよ」

黒・絹「……?」



「お前ら二人とも俺の妹だろォが!」

54: 2011/04/07(木) 23:16:03.20 ID:PE+vlcab0
一通「失恋くらいでしょげてンじゃねェよ」

絹旗「………」

黒夜「でもよォ………」

一通「おら、こっち来い」グイッ

絹・黒「!?」

一通「この一方通行様の自慢の妹なンだから胸を張れよ」ナデナデ

絹旗「………さすが口リコンですね」

黒夜「………そんなクサイセリフしか言えねェのかよ」

一通「ハッ!悪かったな」

黒・絹「………」


「これからもよろしくね、お兄ィちゃン♪」


ーENDー

59: 2011/04/07(木) 23:25:00.31 ID:PE+vlcab0
途中で投げ出そうとしてすみませんでした
一方通行が兄ってなンかいいですよね

60: 2011/04/07(木) 23:25:31.01 ID:9FPfOlcgI
これから第二章が始まるんだろ…

引用: 黒夜「なァ一方兄ちゃン」