2: 2013/08/18(日) 07:08:52 ID:Rm5WAaZA
エレン「めんどくせぇな、なんでそんなことすんだよ」

ミカサ「エレン...その...えっと私と」

エレン「なんだ?ミカサもやらないよな、こんなの」

ミカサ「...う、うん。エレンがやらないなら、私もやらない」

エレン「行こうぜ、強制参加じゃないからゆっくりしていて良いらしいし」

ミカサ「...うん」

アルミン「おはよう、エレンにミカサ!」

エレン「おはようアルミン」

ミカサ「おはよう」

アルミン「2人は、それやらないの?」

エレン「やらねぇよこんなもん、やって何になるのか」

ミカサ「...私もやらない」

アルミン「そっか、僕も相手がいないし部屋で寝てよっかな」

3: 2013/08/18(日) 07:11:57 ID:Rm5WAaZA
最初 エレミカ


エレン「次座学だぞ、早めに行こうぜ」

アルミン「うん!...そういえばエレン、寮に本(官能)置きっぱなしだったけど...」

エレン「ああ、ライナーにちょっと借りただけだし、大丈夫だろ」

アルミン「駄目だよ、あんな酷い(ペド)本晒されたら、ライナーが社会的に氏んじゃう!」

エレン「それもそうだな、あんな(ペド)本。隠してくるよ、先に行っててくれ」

ミカサ「私も行...」

アルミン「ミカサ、話があるんだけど...時間いいかな」

ミカサ「...?」

アルミン「こっち」

ミカサ「うん」

アニ「...」

アルミン「ミカサ、本当はエレンと踊りたいでしょ?」ヒソ

ミカサ「っ!...そう、アルミンなら分かっていると思っていた」

アルミン「あはは」

4: 2013/08/18(日) 07:16:48 ID:Rm5WAaZA
ミカサ「私はチャンスを逃したくない...でも、エレンに馬鹿にされたら生きていけない...」

アルミン「はっ早まらないでよミカサ!僕から成功のために言いたいことがあるんだ」

ミカサ「どんなものでもいい、言って、アルミンのやることは正しい」

アルミン「そっそんな事言われたら失敗出来ないや...耳かして、絶対に覚えててよそれはーー」




ミカサ「ーーね、わかった、頑張る」

エレン「アルミン、ミカサ!待っててくれたのか、もうすぐ時間だし急がないと」

アルミン「そうだね!行こうか」ニコッ

ミカサ「...うん」コクン

エレン「?」

5: 2013/08/18(日) 07:19:23 ID:Rm5WAaZA
座学終了

エレン「やっと終わったな...体動かさないと肩こりそうだ!次は立体機動だろ?急ご...」

アルミン「あはは、ゆっくり行こうよ」

ミカサ「座っていて...足が痺れた...ので、ゆっくり行きたい」

アルミン(ミカサが臨機応変に対応している!しかも嘘とは...成長したなぁ)

エレン「大丈夫か?良かったら肩かすぞ」

ミカサ「!!い...いい、エレンに負担をか ...」
(ち、ちがう!これを言ったらエレンは怒る...
「何かを言う時、エレンがどう思うかを考えて欲しい。
ミカサがお母さんと言われる大きな原因は、ここにあると思うんだ。
戦闘中はいいとして、安全な時に常口で示す必要はない、過保護なのは行動と、本当に注意が必要な時だけでいいんだ。」
思い出した途端、体に電撃が走った...アルミンの言うことを守ろう「母さん」はもう嫌だ...!
私が断るエレン以外の理由...そうだ、私は、エレンに重い体を持たれるのは少し恥ずかしい!これで行こう)約0.02秒間

ミカサ「嬉しい、でも...私は重いから恥ずかしい」

エレン「はぁ?何言ってんだよ、次の訓練で怪我したら危ないだろ」

6: 2013/08/18(日) 07:21:56 ID:Rm5WAaZA
ミカサ「う...うん」(怒った...私はどうしたらいいのだろう...でも怪我の心配してくれている、嬉しい)

エレン「ほら、肩掴めよ」

ミカサ「うん」

アルミン「エレンにも気遣いが出来るんだね」

エレン「なんだよー馬鹿にすんなよ、俺だってこんぐらい思いつくって!」

ミカサ「エレン...気遣い嬉しい、ありがとう」

エレン「いいって別に。ミカサにも女の子らしいとこあるんだな」

ミカサ「...っ!?ッッッツ!!!??」

アルミン(す、すごい進歩だ)

ミカサ「う...うれ、しい...///」ボワワッ

エレン「...お、おう...そりゃ良かった、な」

アルミン(あ...ミカサ真っ赤だ、エレンも頬が少し赤い、これはうまく行きそうだ...僕、邪魔者だなぁ)

7: 2013/08/18(日) 07:23:20 ID:Rm5WAaZA

男子寮

アルミン「みんなは明後日のダンスパーティー、参加するの?」

コニー「俺は参加しない」

マルコ「俺も別にいいかな...踊りたい相手もいないし」

ジャン「俺はミカサと踊る。絶対踊る」

エレン「...」

アルミン「へぇ、上手くいくといいね!...エレンは踊らないんだろう?」

エレン「まぁ、こんなのくだらねぇしな」

ライナー「くだらないか?俺はクリスタと踊るぞ」

ベルトルト「頑張ってね、ライナー」(無理だろ...)

ライナー「ベルトルトは参加しねぇのか」

ベルトルト「ぼっ僕は、相手...その...自信ないし...」

8: 2013/08/18(日) 07:31:23 ID:Rm5WAaZA
アルミン「って事は好きな人はいるんだね!」

ベルトルト「う、うん。まぁ...その」

フランツ「頑張って!ベルトントンも踊ろうよ」

ベルトルト「いっいや、僕はいいよ」

ダズ「彼女持ちに頑張ってとか言われてもねぇ、ベルベント」

トーマス「そういう君こそ頑張ってね!ダズ」

ダズ「トーマスがいうなよおおお彼女出来たくせに!」

9: 2013/08/18(日) 07:32:12 ID:Rm5WAaZA
マルコ「えっ、トーマスいつの間にそんなことを!」

ダズ「こいつ今日告白したらしい」

マルコ「わぁ、それは良かったじゃないか!おめでとう」

エレン「まじかよ!トーマスに彼女?」

トーマス「えへへ」

ライナー「今日か...行動が早いな」

トーマス「彼女が誰かと踊るのを想像したら...いてもたってもいられなくって」

ジャン「ライナーぁクリスタもう約束してるかもしれないぜ?」

ライナー「ああ...急がないとな」

エレン「みんな参加するのかよ」

10: 2013/08/18(日) 07:33:32 ID:Rm5WAaZA
アルミン「うーん...ダンスはともかく、大切な人との思い出っていうのは一生の宝物だしね」

エレン「...そっか、そうだよな」

ジャン「あ?お前、まさか踊んのか?」

エレン「迷ってる」

アルミン「ミカサに頼んでみたら?ミカサって案外女の子らしいし」

ジャン「おっおいおい...」

エレン「...でもあいつ、踊らないっていってたし...」

ジャン「まじかよ...」

ライナー「言ってみればいいじゃないか!漢なら当たって砕けろよ!」

ベルトルト(この中でジャンの次に砕ける確率の人が言うなよ...)

エレン「ライナーに言われてもなぁ、でもそうだよな、砕けてみるか」

アルミン(案外簡単に折れてくれたな、良かった)

11: 2013/08/18(日) 07:34:42 ID:Rm5WAaZA
ジャン「おいふざけんなよこのクソ野郎!!羨ましい!」

エレン「あ?なんだよ!」

アルミン「シャラップ!!」

ジャン「え...?」

アルミン「シットダン!」

ジャン「は、はい...」

アルミン「騒いだら教官が来ちゃうだろ、駄目だよ」

ジャン「...チッ」

フランツ「そろそろ寝ようかな、みんなおやすみなさい!」

ジャン「...寝る。行こうぜマルコ」

マルコ「え...俺は眠くないからまだ残るよ、ジャンおやすみなさい」

ジャン「お、おう...おやすみ」

アルミン「マルコは誰かと踊らないの?」

マルコ「あはは...あいにく相手がいないんだよね」

ライナー「マルコの事を好いてる奴くらいいるだろ」

12: 2013/08/18(日) 07:36:20 ID:Rm5WAaZA
マルコ「...嬉しいけど、僕にはもったいない女性なんだ」

ダズ「あーあ、そーんな事言っちゃってさー」

ライナー「ギャルってやつか」

マルコ「いいや、そういう訳ではないんだけど...話した事もない女性と踊るの緊張しちゃうし」

アルミン「マルコらしいね」

エレン「俺、そろそろ寝ようかな」

アルミン「うん、僕もそろそろ」

ジャン「おら、さっさとあっちいけ!」

エレン「お前寝たんじゃなかったのかよ」

13: 2013/08/18(日) 07:39:54 ID:Rm5WAaZA


サシャ「ふあぁー...ヘブックシュン!!」

クリスタ「あはは、サシャすごいくしゃみ」
サシャ「うー...これは誰かが私の噂してますね...」

モブ男「え...っとサシャ、ちょっときて」

サシャ「ふぁい」

モブ男「あのさ...俺とダンスパーティーで踊んない?」

サシャ「ダンスパーティー?」

モブ男「うん、好きな人と一緒に踊るパーティーがあるんだ」

サシャ「好きな人ーって...えっモブ男私の事好きだったんですか!?」

モブ男「う、うん...で、返事は?」

サシャ「どうしましょうか...あっご飯ってでますかね」

14: 2013/08/18(日) 07:46:20 ID:Rm5WAaZA
モブ男「出ないと思うよ」

サシャ「じゃあ」

コニー「おーいどうした?」

モブ男「あっ...な、なんだコニーか」

コニー「なんだってなんだよ」

サシャ「私踊りません、モブ男ありがとうございます!」

コニー「なんの話なんだって」

モブ男「そっか...じゃあね、サシャ」

サシャ「さよならー」

コニー「...サシャ、モブ男となに話してたんだよ」

サシャ「ダンスパーティーの話ですよ」

コニー「えっモブ男と踊んのか?」

15: 2013/08/18(日) 07:47:08 ID:Rm5WAaZA
サシャ「さっきの話聞いてましたか?踊りませんよ」

コニー「ふーん、まぁ飯も出ないしな」

サシャ「モブ男のこと好きでもありませんしね...ダンスは少しやりたいですけど」

コニー「男子寮の方で話したけど、みんな踊るみたいだぞ」

サシャ「じゃあ人がそこに集中するんですね!!食料庫に行けま」

コニー「やめとけって、ほら、朝食行くぞ」

サシャ「はっそうでした!まだ朝食!」

16: 2013/08/18(日) 07:47:56 ID:Rm5WAaZA
食堂

エレン「おーいアルミン、ここで食おうぜ」
アルミン「あっうん」

ミカサ「...エレ」

エレン「あのさぁミカサ」

ミカサ「どうしたの」

エレン「その...俺ダンスパーティーやっぱ出る」

ミカサ「だっ!?誰かと...踊るの?」シュン

エレン「...えっと」

ミカサ「い、いい、やっぱり言わないで」

エレン「俺...さ」

ミカサ「いいの、エレンが決めた人なら、私はいい」

エレン「ミカサ聞け、こっち向けよ」グイッ

ミカサ「!!」

17: 2013/08/18(日) 07:48:36 ID:Rm5WAaZA
エレン「おっ俺は...ミカサと、踊り...たい」

ミカサ「...え」

エレン「い、嫌ならいい...別に」

ミカサ「私と...?」

エレン「ああ、ミカサと。やっぱ嫌か?」

ミカサ「いっ嫌じゃない...むしろ...すごく、嬉しい。し、しかし動揺して..何を言ったらいいのか」

エレン「...」(ミカサ、顔真っ赤だ)

ミカサ「わ、私で良ければ...踊ってください」

エレン「...良かった」


マルコ「...ジャン(哀れみの瞳)」

18: 2013/08/18(日) 07:49:43 ID:Rm5WAaZA
ジャン「うるっせぇな、今話しかけんなよ」

マルコ「ジャンだったら、もっと素敵な人を見つけられるよ」

ジャン「...見つけられたって付き合える訳じゃないだろ」

マルコ(ああ、ジャンがいじけモードに...)

19: 2013/08/18(日) 07:51:24 ID:Rm5WAaZA
ユミベル・ライクリ


訓練ふっとばして夜

クリスタ「ふっふーん♪」

ユミル「おいクリスタさぁ、誰かと踊んの?」

クリスタ「えっ」

ユミル「まさかあのゴリラとか言わねぇよなぁ、私と踊ろうぜ!」

ライナー「...」

クリスタ「えっう、嬉しいけど私...」

ライナー「クリスタ」

クリスタ「は、はい!って、ライナー!?」

ライナー「ちょっと来てくれないか」ドキドキ

クリスタ「っうん!!」パアア

ユミル「...(うれっしそうな顔しやがってよぉ)」

ユミル(私にも好きな相手がいない訳じゃないが...数回話しただけだしなぁ)

ユミル「ベルトルさんは誰と踊んだろ」

20: 2013/08/18(日) 07:59:32 ID:Rm5WAaZA
ベルトルト「...き、君とだよユミル!」

ユミル「うわぁ!い、いきなり話しかけんなよ」

ベルトルト「ごめん...」

ユミル「ったく」

ベルトルト「...」

ユミル「...でさぁ、今なんつった?」

ベルトルト「えっ...その...」

ユミル「聞こえなかったんだよね」ニヤニヤ

ベルトルト「ゆっユミルの意地悪...」

ユミル「もう一回言ってくれよ」

ベルトルト「」モジモジ

ユミル「さっさとしろって」

21: 2013/08/18(日) 08:00:10 ID:Rm5WAaZA
ベルトルト「あの...ユミルと...踊り、たいです」

ユミル「...喜んで」ニヤリ

ベルトルト「」パアア

ユミル「ただ、私は男子パート踊るからな。お前が女装しろよ」

ベルトルト「えっ」

ユミル「いいだろ?私女子パート踊れないんだよなぁ...嫌なら踊ってやんない」

ベルトルト「ユミル...」ウルッ

ユミル「...」

ベルトルト「う...」チラッ

ユミル「...だーーわーったよ!」

22: 2013/08/18(日) 08:00:45 ID:Rm5WAaZA
ベルトルト「い、いいよ!」

ユミル「あん?」

ベルトルト「女子パート、踊るよ...じょ、女装して」

ユミル「おまっ冗談は背丈だけにしろよ」

ベルトルト「ユミルが言ったんじゃないか!...そりゃあ、嫌だけど...ユミルと踊れないのはもっと、いやだ」

ユミル「...っな、おまえ」

ベルトルト「でも」ズイッ

ユミル「あ?なん...」

ベルトルト「ユミルは...かっこいいし男装も似合うと思うけど」ズンズン

ユミル「おっおいベルトル...」

ベルトルト「女性として恰好の方が」

23: 2013/08/18(日) 08:01:44 ID:Rm5WAaZA
ユミル「ちかいって...窓、落ち...」

ベルトルト「とても魅力的で...似合うと思うな」

ユミル「ぐ...っつか、落ちる、どけよ」

ベルトルト「やだよ...ユミルはすぐ逃げちゃうんだもん」ズイッ

ユミル「だーかーらー...」

ベルトルト「支えてあげる、落ちないでしょ?」グイッ

ユミル「なんでそんな発想になるんだよ!素直にどけよ、本気で蹴んぞ!?」

ベルトルト「...それでさ、ユミルは絶対赤いワンピースが似合うと思うんだけど」

ユミル「チッ...ベルトルさんも赤いワンピース、似合うと思うぜ?」

ベルトルト「えっ」

24: 2013/08/18(日) 08:02:33 ID:Rm5WAaZA
ユミル「こーんな頬を赤らめちゃってさ...ヒラヒラのスカート絶対似合うと思うんだが」

ベルトルト「無理があるよこんな身長でワンピースなんて、ユミルの方が」

ユミル「少し黙れよ」

チュ

ベルトルト「んむ...!!」

チュウウウウウウウ--パッ

ベルトルト「ぷっ...はぁ、し、信じられないよ舌入れるなんっ...むっ」

チュ---------プハァ

ユミル「っは、ベルトルさん、すっげぇ工口いぜ...その辺の女より(クリスタを除く)だから女装」

ベルトルト「ばっ...駄目だよ女の子がそんなこと言っちゃ!しかも、ここ窓だよっ人に見られ、る」

ユミル「見せ付けてやれよ」

ベルトルト「う...」キュンッ

25: 2013/08/18(日) 08:03:07 ID:Rm5WAaZA
窓の下、ベンチから

ライナー「...なぁ、何してるんだベルトルト達」

クリスタ「ベルトルトかっこいー!腰に手あてちゃって...あれじゃあユミルでもイチコロだよ!」

ライナー(ベルトルトめ...あとで削ぐ)

ライナー「でも、顔真っ赤にしてるのはベルトルトの方だ」

クリスタ「本当だ!ユミルも少し赤いけど...」

ライナー「あとでしっかり話を聞こうじゃないか。それでクリスタは絶対に白色のワンピースが似合うと思うんだが」

クリスタ「うーん...白かぁ、やっぱり私はピンクがいいなぁ」

ライナー「ピンクも似合うけど、やっぱり白だ」

クリスタ「うーん...ライナーがいうならそうかも...ユミルに聞いてみよう!」

ライナー「ああ、そうだな」

クリスタ「おーい!ユーミルー!」

26: 2013/08/18(日) 08:03:56 ID:Rm5WAaZA
窓の上

ユミル「クリスタ!?」

ベルトルト「見られてたじゃないか...」

ユミル「う、うるせぇな!窓に追い詰めたのお前だろ?」

ユミル「クリスタ!どうした!?ゴリラになにかされたか!?」

ライナー「誰がゴリラだよ!あとまだなにもしてない!!」

ベルトルト「まだって事はする予定だったんだね...失望したよライナー」

ライナー「なっ!?お、お前だってユミルに...キ、キス...して」

ベルトルト「あっあれはユミルが!」

27: 2013/08/18(日) 08:04:44 ID:Rm5WAaZA
クリスタ「私...ライナーになら...キ、キスされても...いいよ///」

ライナー「なん...だ...と」

ユミル「おいゴリラ!クリスタに手だしたらぶっこすぞ!」

クリスタ「それでさ、ユミル!」

ユミル「なんだ?」

クリスタ「私のダンスパーティーのワンピース、何色が」

ユミル「白」

クリスタ「白かぁ、ユミルは何色着るの?」

ユミル「こっちはベルトルさんが赤色のワンピース着るぜー!」

28: 2013/08/18(日) 08:05:25 ID:Rm5WAaZA
ライナー「えっ」

クリスタ「わぁ、赤なんて素敵!高身長のベルトルトだったらセクシーでいいかも!」

ユミル「だろぉ?ってか、そろそろ上来いよ!冷えるぞ!!」

クリスタ「うん!ライナー、行こう」

ライナー「あ、ああ」(さっきのはきっと幻聴だ...ベルトルトがワンピースなんて ...ハハッ我ながらおもしろい聞き間違えだ)

モブ男達「よ、ライナーの告白を茶化そうと思ったらすごいところを見てしまった...」

モブ女達(丸聞こえよユミル...)

ユミル「...」チラッ

ユミル(計画通りだ...これでベルトルさんは仕方なく着ることになるだろう)ニヤリ

33: 2013/08/18(日) 12:01:51 ID:0eAQ/QXk
女子寮


フランツとハンナのペア

サシャ「ダンスパーティーも明日ですかー」
ミーナ「そうねぇ...衣装とかかなりレンタル出来るらしいけど、私は行かないし関係ないかぁ」

クリスタ「え、ミーナ行かないの?」

ミーナ「うーん...相手って言ってもダズとかマルコくらいしかいないし...」

サシャ「マルコいいじゃないですか!」

クリスタ「そうよ!マルコなら絶対に彼女いないし!」

ユミル「酷いこと言ったぞ今」

ミーナ「でもマルコは友達で、恋愛として好きじゃないのよねぇ」

サシャ「あーそれなんとなく分かりますーモブ男とか」

34: 2013/08/18(日) 12:03:05 ID:0eAQ/QXk
クリスタ「サシャは誰と踊るの?」

サシャ「ご飯出ないようですし...」

ハンナ「ご飯出なくてもいくべきよ!きっと楽しいわ」

サシャ「そりゃあ相手がいれば楽しいですよぉ...」

クリスタ「相手...かぁ」

ミーナ「ハンナはフランツよね?」

ハンナ「あっ...うん...それが...」

クリスタ「えっ!?まだお誘いが来てない?」

ハンナ「そうなの...フランツに嫌われてしまったのかしら...」

ミーナ「うーん...あのフランツが自ら誘いに来ないなんて...」

クリスタ「おかしい」

35: 2013/08/18(日) 12:03:37 ID:0eAQ/QXk
アニ「...別に男から誘わなきゃいけない訳じゃない、ハンナがいったらどうなのさ」

ハンナ「うん、それも考えたんだけどね、前のデートもその前も私が誘ったから...しつこいと思われそうで、怖いの」

クリスタ「乙女だね、ハンナって!」

ユミル「好きな子から誘われたら嬉しいだろ、ハンナが誘えばいいんじゃねーの」

ミカサ「嫌われてたらどうしよう...って事をハンナは心配してる」

ハンナ「そうなの...でも、うじうじしていても変わりはないのよね!私、今からフランツのところへ行ってく...」

ガチャ

フランツ「えっと...は、ハンナいる...かな」

ハンナ「フランツ!?」

36: 2013/08/18(日) 12:04:08 ID:0eAQ/QXk
フランツ「ハンナ、待たせてすまない...ここじゃあなんだし、外に出よう」

ハンナ「ええ!」

ユミル「はっはーんそういう事ねぇ」

クリスタ「?」

37: 2013/08/18(日) 12:04:45 ID:0eAQ/QXk


フランツ「ハンナ...誘いが遅れてすまない」

ハンナ「いっいや、いいのよフランツ!全然気にしてないわ!」

フランツ「良かった、ハンナ...目をつぶってくれないかな」

ハンナ「ええ」(もしかして、ファ、ファーストキ、キス...とか///)

フランツ「...」

ハンナ「?」

フランツ「もういいよ、目を開けて」

38: 2013/08/18(日) 12:06:07 ID:0eAQ/QXk
ハンナ「ふ、フランツ...これ...!」

フランツ「安物ですまない...今はこれで我慢して欲しい。ハンナ、好きだよ」

ハンナ「我慢だなんて、そんな!私、今嬉しくって...っ!!」ポロポロ

フランツ「な、泣くだなんて大袈裟だなぁ!卒業したら結婚しよう、きっと僕らは一生...」

ハンナ「フランツ!!」ダキツキッ

フランツ「ハンナ...」

ハンナ「フランツ、大好きよ...!絶対に一緒に暮らしましょう!約束よ!」

フランツ「あはは、すごい涙だ...約束、きっと守ってみせるよ」

ハンナ「絶対に傍にいるわ...お料理もっと練習して...ずっと食べてもらうの!」

フランツ「ふふ、頼もしいな」

ハンナ「う...ヒック..ズビッ」

フランツ「あはは...君は泣き顔も素敵だね」

ハンナ「恥ずかし、いわ...ヒック」

フランツ「僕はこれからも、君の涙を見たい...でも、悲しみの涙だけは、絶対に流させないよ !!」

39: 2013/08/18(日) 12:07:13 ID:0eAQ/QXk
フランツ「...ハンナ、君は結婚したら何を食べさせてくれる?」

ハンナ「うふふっ...フランツの好き嫌いなくすのよ、ピーマン美味しく食べれるように、たくさん出してあげる!」

フランツ「あはは...それは怖いなぁ、残さず食べるよ!」

ハンナ「ふふふ」

フランツ「そろそろ帰ろう、さぁ涙を拭いて」

ハンナ「ええ、また明日!」

フランツ「また明日!」


今日はここで終わらせてもらいます
すいません

40: 2013/08/18(日) 12:08:38 ID:0eAQ/QXk
抜けてた

フランツ「僕はこれからも、君の涙を見たい...でも、悲しみの涙だけは、絶対に流させないよ ...!!」

ハンナ「私も...グズッ...今度は、私がっ、フランツを泣かせてみせるわ!喜びで!」

フランツ「ああ!期待して待っているよ!」

ハンナ「うふふ、頑張るわ!」

フランツ「...ハンナ、君は結婚したら何を食べさせてくれる?」

でした

44: 2013/08/19(月) 19:45:56 ID:Rn8rCGMs
定期に投下できる気がしない
書きためておけば良かったな、申し訳ない

サシャ「ハンナ遅いですね」

ユミル「そうだなぁ」ニヤニヤ

クリスタ「さっきからどうしたの?ユミル」
ユミル「いやぁ...帰ってきたらわかるさ」

ハンナ「ただいま~」

クリスタ「ハンナ!ど、どうしたの?目を腫らせて...」

ハンナ「い、いえ...その...フランツが///」

ユミル「薬指見てみろよ」

ミーナ「あっ!さてはフランツ...プロポーズを」

ハンナ「うふふっ」

クリスタ「いいなぁー結婚」

ユミル「ゴリラだけはやめとけやめとけ、私にしとけ」

ミカサ「けけけけっこ...結婚!私もいつか..えれんと...」進撃

45: 2013/08/19(月) 19:46:36 ID:Rn8rCGMs
アニ「へぇ、フランツかぁ...いいね、お幸せに」

ハンナ「ふふ、ありがとうっ」

サシャ「...そういえば、アニは誰かと踊るんですか?」

アニ「えっ、私?」

サシャ「はい、単純に気になってー」

ミーナ「...」

アニ「わ、私は...相手がいないし...」

ミーナ「じゃ、じゃ...あ」

サシャ「どうかしました?ミーナ」

ミーナ「いや、なんでもないわ!」

アニ「好きな奴はいるんだけどさぁ...」

クリスタ「えっ!アニに好きな人!?」

46: 2013/08/19(月) 19:47:19 ID:Rn8rCGMs
ユミル「あっちゃー意外過ぎて予想がつかねぇよ」

クリスタ「ね、誰だか言える?」

アニ「か、隠すような事でもないし...その」

クリスタ「うん!」ワクワクキラキラ

アニ「...アルミン」

ミーナ「へぇ!知らなかった!」

ユミル「なんか、こう...しっくり来るな、こいつとアルミンって」

ミカサ「知ってた」

アニ「はい?」

ミカサ「アニは...最初エレンを見てると思って警戒してた、でも、良く見ると...アルミンを舐め回すよう」

アニ「だーー!!ストップ!!それ以上は」

56: 2013/08/24(土) 15:55:58 ID:G0dwO97.
ユミル「おいおいまじかよ」

サシャ「秀逸とした変Oですね...」

アニ「サシャはいいけど...ユミルには言われたくないね」

ユミル「あー?ベルトルさんの事か」

ミーナ「えっなにそれ、私知らない」

ハンナ「ユミルとダンス踊るとき、ベルトルトが女装して踊るらしいのよ」

ミーナ「うわぁ...えっぐ」

アニ「まぁ、ベルトルトなら似合うかもね」

ミーナ「アニ正気?190cmよ?」

ユミル「はっは!その情けない様がいいんだろ!」

ミーナ(ゴクリ...)

ハンナ「そろそろ寝たいわ、明日も訓練頑張りましょう!」

クリスタ「そうね、みんなおやすみ!」

ユミル「寝る、おやすみ」

57: 2013/08/24(土) 15:56:57 ID:G0dwO97.
サシャ「私まだ眠たくないです~」

ミーナ「私も、もう少し起きてようかしら」

アニ「ミーナは結局、誰と踊るのさ」

ミーナ「えっ...うーん、さっきも言ったけど、相手いないしねぇ」

サシャ「マルコはともかく、ダズいいじゃないですかー」

ミーナ「ダズ?嫌よあんな消極もの」

アニ「悪い人ではないと思うけど」

ミーナ「うーん...」

サシャ「あーなんか眠くなってきました、おやすみなさーい...」

ミーナ「うん、おやすみ!」

アニ「二人だけになったし、電気を消して話そう」

ミーナ「そうね」

58: 2013/08/24(土) 16:07:50 ID:G0dwO97.
アニ「...」

ミーナ「アニ、アルミンをダンスに誘わないの?」

アニ「...もう誘われているだろうし」

ミーナ「そんなことないわよ、この間断っているの見たの」

アニ「私が誘っても断られるだけだよ」

ミーナ「そっか...あたって砕けろっていうけどね」

アニ「砕けたくないね」

ミーナ「あはは...そうだよね」

アニ「...ミーナ、どうかしたの?」

ミーナ「ううん、なんでもない」

アニ「そう...」

ミーナ「...」

59: 2013/08/24(土) 16:08:33 ID:G0dwO97.
アニ「...」

ミーナ「アニは、さ」

アニ「...」

ミーナ「誰とも...踊らないんだよね」

アニ「ああ、そうだよ」

ミーナ「...そろそろ寝ようか!おやすみアニ!!」

アニ「え、ああ...おやすみ」

ミーナ(...馬鹿だな私、今一緒に踊ろうって言おうとした...言えるわけない、こんなこと)

ミーナ(もう寝よう、私はぼーっとアニを眺めてるだけで充分なんだし)

60: 2013/08/24(土) 16:18:09 ID:G0dwO97.
翌朝

サシャ「ふあぁ...」

コニー「あー眠い...」

サシャ「今日の朝ごはんなんでしたっけ」

コニー「知らねぇよ」

サシャ「そうですよね...コニーが覚えてるハズありませんもん」

コニー「どういう意味だよそれ」

サシャ「そのままの意味ですぅ」

コニー「お前、珍しいな」

サシャ「何がです?」

コニー「いつもメニュー完璧にチェックしてただろ」

61: 2013/08/24(土) 16:18:48 ID:G0dwO97.
サシャ「あー、昨日みんなと話し込んでて見忘れてたんですよ」

コニー「ふぅん、なに話してたんだ?」

サシャ「ダンスパーティーの話ですよ」

コニー「あーそれかー」

サシャ「みんな踊るみたいですねぇ...」

コニー「...お前は踊んの?」

サシャ「相手いませんし」

コニー「モブ男でいいんじゃね」

サシャ「えー、そこは俺と踊ろうって言いましょうよ...」

コニー「...俺と踊りたいのか」

サシャ「別に、コニーなら嫌じゃありませんし」

62: 2013/08/24(土) 16:19:21 ID:G0dwO97.
コニー「そうだなー...踊るか」

サシャ「本当ですか?嬉しいです」

コニー「なにが嬉しいんだよ、飯でないんだぞ」

サシャ「コニーと踊れる事が嬉しいんですよ」
コニー「...そりゃあお前...その、どういう意味だよ」

サシャ「えへへーコニーが好きって意味です」
コニー「馬鹿かよ」

サシャ「なんでですか!コニーにバカなんて言われる筋合いはありません!」

コニー「おいサシャ、お前はピンクのワンピース着ろよな」

サシャ「話噛み合ってませんよー...もしかして、照れてるんですか?」

コニー「うっるせぇな、おら飯取りに行こうぜ!」

サシャ「そうでした!!よし行きましょうコニー!狩りです!!」

63: 2013/08/24(土) 16:20:14 ID:G0dwO97.
ミカサ「着々とペアが出来上がって行く...エレン、私は何色の服を来たら良いのだろうか」

エレン「あ?知らねぇよ裸でいいんじゃね」イエェガァアァ

ミカサ「うっ...え、エレンが言うならそうしよう...」タジッ

アルミン「だ、駄目だよミカサ!」

エレン「だから、なんで間に受けるんだよ、冗談だって」

ミカサ「良かった...エレンの頼みといえど、流石に躊躇う...」

エレン「マフラーが赤だから、赤色の服は合わないよな」

ミカサ「そう...」

アルミン(二人ともいいなぁ...僕は明日どこで何しよっかな)

エレン「そういえばアルミンは誰と踊るんだ?」

アニ「...」ピクリ

64: 2013/08/24(土) 16:44:26 ID:G0dwO97.
アルミン「えっぼ、僕は踊らないよ」

ミカサ「...気になる人もいないの」

アルミン「いるにはいるけど...僕じゃああわないよ」

エレン「そうかぁ、ごちそうさまー」ガタ

アルミン「ごちそうさま」ガタッ

ミカサ「ダンスは今日の夜...思い出を作ればいい」

アルミン「あはは、ありがとうミカサ」

65: 2013/08/24(土) 16:45:02 ID:G0dwO97.
夜、ダンスパーティー開始直前

ジャン「...くっそおおおおミカサかわいいいい」

マルコ「あはは...次は頑張りなよ」

ジャン「くっそ...マルコは踊らないのか」

マルコ「俺は、ジャンとこうやって話してる方が楽しいから」

ジャン「マルコ...」

マルコ「あはは、ジャンだったら女装して踊れるんじゃないか?」

ジャン「馬鹿いってんじゃねえぞ、ベルトルトの二の舞は嫌だぜ」

マルコ「そういえば、ベルトルトは今頃衣装選んでるのかな」

66: 2013/08/24(土) 16:45:40 ID:G0dwO97.
ジャン「だろうな...からかってやりたいぜ」

マルコ「ふふ、きっとユミルはタキシード着てるんだろうなぁ」

ジャン「...マルコ着るか?」

マルコ「えっ...タキシードを?」

ジャン「ワンピース着て踊ろうぜ」

マルコ「な、何言ってるんだ!嫌だよ女装なんて!!」

ジャン「いや、似合うってマルコなら」

マルコ「ばっ...馬鹿いうなよ」

ジャン「だって俺踊るやついないしさぁ...マルコもいないんだろ?」

マルコ「そうだけど...なんで女装しなきゃならないんだ」

68: 2013/08/24(土) 19:07:14 ID:kSyeWYTo
ジャン「そうと決まれば行こうぜ!!」

マルコ「決まってないよジャン!引っ張るなよ!」

ジャン「いいだろ、マルコの女装見てーし」

マルコ「ぐ...ジャンも女装するならいいよ...」

ジャン「はぁ!?なんで俺が女装しなきゃ」

マルコ「嫌なら女装しないよ、ここでカップルを見てればいいじゃないか!」

ジャン「彼女いないのはマルコも同じだろ!!どうせ誘われてないんだろ!?」

マルコ「残念だったねジャン...僕は断った側なんだ」

ジャン「い、いいぜ...嫌だけど女装してやるよ」

マルコ「したくないならしなくていいよ。俺もジャンと踊りたくないもん」

ジャン「なっ...俺はマルコと踊りたいんだよ!」

マルコ「...」

ジャン「...なに顔赤くしてんだ」

69: 2013/08/24(土) 19:13:01 ID:G0dwO97.
マルコ「恥ずかしい」

ジャン「ははっマルコ、頼むよ一緒に踊ろう」

マルコ「...ジャンが女子パート踊ってくれるなら」

ジャン「やったぜ!それでこそマルコ!!」

マルコ「もう二度としないからね!」

ジャン「おら、いくぞ!!」

マルコ「だから引っ張るなって」

70: 2013/08/24(土) 19:13:39 ID:G0dwO97.
ザワザワ

クリスタ「ら、ライナーもう少しゆっくり動いて...?」

ライナー「あ、ああ...すまん」

クリスタ「私の身長が高ければ良かったんだけど、踊りにくいよね、ごめんなさい!」

ライナー「いや、そんなことはない!」(結婚しよ)

ユミル「くそ...あのゴリラいちゃつきやがって...」

ベルトルト「ゆっユミル急に止まらないでよ!」

ユミル「あ、ごめんごめんヒール履いてるんだったな」

ベルトルト「慣れないや...」

ユミル「いやぁやっぱり似合ってるよ赤いワンピース」

ベルトルト「やめてよ...みんな見てる」

ユミル「だーいじょぶ大丈夫もっと強烈なの来るから」

ベルトルト「強烈なの?」

72: 2013/08/25(日) 19:28:21 ID:WqGGuVLg
ユミル「聞いちまったんだよなぁーあっははは」

サシャ「強烈なのってなんでしょうかね」

コニー「知りたくねぇ...」

ジャン「...」ガチャ

マルコ「やっぱりやめようよ恥ずかしいよジャン戻ろうよ...」

ジャン「うるせぇ、男に二言はねぇんだよ...」

マルコ「ひいい」

ユミル「あっはっははははは!!お前ら何してんだよ!!」

ベルトルト「!?」

クリスタ「ジャンに...マルコ?」

エレン「なんだよその格好」

ジャン「く...踊るぞマルコ」

マルコ「ジャン...俺は今すごく恥ずかしい」

クリスタ「マルコ似合ってるよ!」

マルコ「え...あ、ありがとうクリスタ」

73: 2013/08/25(日) 19:29:20 ID:WqGGuVLg
ライナー(ワンピース着たジャンとマルコ?幻覚まで見えたか...我ながらおかしい幻覚だ、笑っちまう)

ハンナ「わ、わぁマルコ...似合ってるわ」

フランツ「おもしろいジョークだね」

ユミル「ジャンも褒めてやれよみんな!ぶふっ馬面にも衣装なんてなあははははは!!」

ジャン「てめぇ...」

マルコ「も、もう気にしないで踊ろう!」

ジャン「くっ...なんでこんな事しちまったんだ...」

マルコ「一度やると約束してしまった事はやり通すぞ...よーし」

ユミル「だっはっはっははは!!傑作!」

ジャン「うるせぇぞレO女!少し黙ってろ」

ユミル「うっせホ〇!!」

クリスタ「やめなよユミル!」

エレン「あちゃー...なんだか大変そうだな...」

75: 2013/08/25(日) 19:39:08 ID:WqGGuVLg
トーマス「ジャンがマルコに頼んだんだろうな」

サムエル「女装の人が多いな...まあ楽しそうだしいいね」

エレン「ベルトルトは楽しんでるように見えねぇけど」

ミカサ「エレン、放っておいて踊ろう」

エレン「ああ、そうだな」

ミカサ「...ふふ」

エレン「どうした?」

ミカサ「白いワンピースにタキシード...結婚式のようで...その」

エレン「なに浮かれた事言ってんだよ」

ミカサ「す...すまない、つい」

エレン「...まあ、いつか、な」

ミカサ「えっ」

エレン「...」

76: 2013/08/25(日) 19:40:00 ID:WqGGuVLg
ミカサ「え、エレン今なんて」

ジャン「...チッ」

マルコ「まあまあ、ジャンもそろそろケジメをつけたらどうだ?」

ジャン「うっせーよ...俺を好きになる奴なんてこの世にいるのか?不安になってきたよ」

マルコ「あはは、大丈夫だよ、ジャンは運動もできるし本当は優しいし...人間味があって素敵だよ!」

ジャン「マルコ...」

ユミル「ホ〇が」ペッ

マルコ「そんな、俺はジャンを恋愛的に好きじゃないよ」

ジャン「ま...マルコ...そりゃねぇぜ...」

ハンナ「ジャン!頑張ってね!」

ジャン「励ますなよ!!」

77: 2013/08/25(日) 19:41:37 ID:WqGGuVLg
外、ベンチ

アルミン「...はー」(賑やかだなぁ...ここまで声が聞こえてるよ)

アニ「...」コソッ

ミーナ「今しかないよアニ!」ヒソヒソ

アニ「アルミン」

アルミン「アニ?アニも踊る人いないのかい?」

アニ「...まあね」

アルミン「そっか...」

アニ「...」

アルミン「ダンスパーティー賑やかだよね、ここでも声が聞こえる」

アニ「主にユミルの笑い声がね」

アルミン「あはは、すごく楽しそうだよ」

78: 2013/08/25(日) 19:42:19 ID:WqGGuVLg
アニ「...ベルトルトに、ジャンに、マルコが」

アルミン「うん」

アニ「女装して踊ってる」

アルミン「えっ」

アニ「さっきミーナに聞いたの」

アルミン「あはは、すごいことになってるんだね...」

アニ「...」

アルミン「マルコの女装は興味あるな、写真撮ってるだろうし見せてもらおう」

アニ「...今見に行けば?」

アルミン「相手がいないし...なにより、僕はアニとこうして喋る方が...楽しいし、興味あるな」

79: 2013/08/25(日) 19:43:32 ID:WqGGuVLg
アニ「馬鹿じゃないの」

アルミン「あまり騒がしいのも好きじゃないしね、えへへ」

アニ「へぇ...奇遇だね、私もだ」

ミーナ「あーじれったいいい...」

ダズ「アニとアルミンか、ウズウズするなぁ」

ミーナ「ヒャ!?だ、ダズ...」

ダズ「しー静かにしてよ、聞こえちゃう」

ミーナ「そうね、見守りましょう...」

84: 2013/09/02(月) 01:39:06 ID:t8krWlD.
アルミン「今日のアニ、どこか違うなと思ってたらお化粧してるんだね」

アニ「...まぁね」

アルミン「なんが緊張しちゃうな、アニが大人っぽいと」

アニ「どういう意味さ...いつも小さいって言いたいの」

アルミン「いっいや、そうじゃなくて...」

アニ「似合わないって思うなら正直にそう言いなよ、怒らないからさ」

アルミン「似合わないなんてそんなっ...その、すごく...綺麗だよ」

アニ「ばっ...」

アルミン「ば?」

アニ「馬鹿じゃないの!」

アルミン「い、いたい蹴らないでよ!正直に言っても怒らないって言ったじゃないか!」

アニ(正直に...「綺麗だよ」って...思ってくれた...)

アニ「...ごめん」

85: 2013/09/02(月) 01:40:21 ID:t8krWlD.
アルミン「いいよ、そんなに痛くなかったから」

アニ(手加減したし)

アルミン「アニは、お化粧して...どこ行くつもりだったの?」

アニ「どこも...予定ないし」

アルミン「予定ないのにお化粧したの?」

アニ「何が言いたい」

アルミン「う、自惚れても...いいかなって...」

アニ「...見抜かれちゃったんだね」ハァ

アニ「そうだよ、あんたに会うために化粧してきたんだ」

アルミン「そ、それって...さ、アニは...」(僕のこと好いてくれてるの?)

アニ「...」

アルミン「や、やっぱいい!なんでもない!」

86: 2013/09/02(月) 01:40:53 ID:t8krWlD.
ミーナ「ぐー!!焦れったいいいい!!」ヒソヒソ

ダズ「アルミンは消極的だなぁ」ヒソヒソ

ミーナ「ダズの言えたことじゃないわよ」

87: 2013/09/02(月) 01:41:30 ID:t8krWlD.
アルミン「...あ、アニ」

アニ「...?」

アルミン「もし良かったら...僕と、踊りませんか」

アニ「は?」

アルミン「ここで、1曲だけ...嫌かな」

アニ「嫌じゃない」

アルミン「ありがとう!アニ、立って!」

アニ「...うん」

アルミン「やっぱり、音楽がないとさみしいね」

アニ「静かな方がいい」

88: 2013/09/02(月) 01:42:01 ID:t8krWlD.
アルミン「そうだね...」

アニ「...アルミン」

アルミン「なに?」

アニ「さっき...言いかけてた質問」

アルミン「...うん」

アニ「答えてあげる」

アルミン「えっ」

アニ「私はアルミンが好き」

アルミン「こ、混乱して状況が飲み込めな...」

アニ「あんたが好きなんだよ!!」

89: 2013/09/02(月) 01:42:55 ID:t8krWlD.
アルミン「ヒイィ」

アニ「今日はこれを言いに来ただけ...1曲終わったね、帰る」

アルミン「まっ待って!」

アニ「!」

アルミン「僕も...好き」

アニ「...ありがと」

アルミン「アニ、嬉しいよ」

アニ「アルミン」

アルミン「なに?」

アニ「もう1曲だけ...踊ろ」

90: 2013/09/02(月) 01:43:38 ID:t8krWlD.
ミーナ(...上手くいった...良かったね、アニ)

ミーナ「...」

ダズ「ミーナ、これでよっ良かったの?」

ミーナ「なによ」

ダズ「ええっとその、あ、アニのこと...好きだったんだろ」

ミーナ「...別に」(バレてたか)

ダズ「...」

ミーナ「好きな人の幸せな顔って、嬉しいじゃない、だから...切ないけど、でも」ポロポロ

ダズ「...!!」アセッ(ど、どどどうしようマルコ!ミーナがなな泣いちゃったどうしようマルコ!)

92: 2013/09/02(月) 01:44:53 ID:t8krWlD.
マルコ「ダズに呼ばれてる気がする...」

ジャン「恥ずかしさで幻聴まで聞こえたのか」ヒョイ
マルコ「ジャン、さっきまでどこに...」

ジャン「ふふふーん」

マルコ「...ジャン」ジロッ

ジャン「なんだ?」

マルコ「あのさ...一人だけ着替えるって酷いと思うんだよね...」

ジャン「ああ、まーいいだろ!な、気にしないで踊ろうぜマルコ!」

マルコ「恥を知れよ!俺だけ女装なんて馬鹿みたいじゃないか!」

ジャン「ベルトルトよりは変Oに見えないから安心しろ

ベルトルト「ひ、酷いなぁ...」

93: 2013/09/02(月) 01:45:32 ID:t8krWlD.
ダズ(だだだめだぁ~マルコは今頃踊ってる...)

ミーナ「...う、ヒック」グスン

ダズ「き、気を落とすなよ」

ミーナ「...ぅ」

ダズ「...」ナデナデ

ミーナ「...ウック..あ、りがと...ダズ」ニコッ

ダズ「...!」ドキッ

ダズ「...み、ミーナ」

ミーナ「?」

94: 2013/09/02(月) 01:49:44 ID:Nbp1ksCA
ダズ「ぼ僕で良ければ...いつでも、...その、愚痴言って、くれても」

ミーナ「うふふっ...ヒック...ダズの、癖にっかっこいいこと...言っちゃってっ..あはは」

ダズ「く、クセにってなんだよ!いつもかっこいいだろ?」

ミーナ「...うん、かっこいい」

ダズ「えっ」

ミーナ「...」

ダズ「...ミーナ」

ミーナ「ね、ダズ」

ダズ「はははい!!」

ミーナ「1曲、踊らない?」

95: 2013/09/02(月) 01:51:36 ID:Nbp1ksCA
おしまい
みなさん保守ありがとうございました大好きです

96: 2013/09/02(月) 15:03:29 ID:ApDLeYJE

可愛かった

引用: エレン「進撃ダンスパーティー?