1: 2017/06/12(月) 20:53:01.36 ID:apLSR2We0
デデッデデー デデッデデーン

吹雪「吹雪レッド!」

叢雲「叢雲ブラック!」

漣「漣ピンク!」

電「電イ工口ー!」

五月雨「五月雨ブルー!」


吹雪「五人そろって!」

五人「駆逐戦隊!ショキカンジャー!!」

バァァァァァァァァァァァァァァン!!!


2: 2017/06/12(月) 20:53:46.87 ID:apLSR2We0
このスレは、1年と三カ月くらい前にやった
駆逐戦隊!ショキカンジャー!!
をリメイクしようと思って建てたスレです

当時私がほとんど戦隊を知らなかったことや、話を行き当たりばったりで考えていたことを思い返し、書き直したくなった次第です。

話の大筋は変わりませんが、設定や会話の内容が割と変わります。特に最後の方は変わると思います。
前の方がよかった、という方もでてくるかもしれませんが……まあ、勘弁してください。

そんなこんなで自己満足で書いていくSSですが、それでもいいという方、どうぞよろしくお願いします。
(リメイク前を知らなくても大丈夫なので、新しく見に来てくれた方も是非読んでみてください。)
海の画集 -「艦これ」公式イラスト集-

3: 2017/06/12(月) 20:54:17.81 ID:apLSR2We0
漣「……っていうのをやりたいんですよ!」

吹雪「はぁ……」

叢雲「何それ?」

漣「だーかーら、戦隊モノだよ!戦隊モノ!」

漣「面白そうじゃん!?」

電「せ、戦隊モノ、ですか?」

五月雨「私たちで戦隊って言ったら、別のになっちゃうんじゃ……」

漣「あー……まあ、それはそれ、これはこれということで……」

4: 2017/06/12(月) 20:54:48.55 ID:apLSR2We0
叢雲「そもそも、何で私たちなのよ」

吹雪「第七駆逐隊でやればよかったんじゃないの?」

漣「うーん、それも考えたんだけどねぇ……」

漣「やっぱり戦隊って言ったら、五人いたほうが良いと思いまして!」

叢雲「四人構成の戦隊だっているんじゃないの?よく知らないけど」

漣「いやあ、いるけどさぁ……最終的に五人になるし」

漣「んで、漣と関わりのある五人って言ったらこうかなーと」

電「そういえば、この五人はこの鎮守府に初めて配備されたメンバーなのです」

五月雨「だから『ショキカンジャー』なの?」

漣「イエス!」

5: 2017/06/12(月) 20:55:16.58 ID:apLSR2We0
吹雪「でも、やるって言ってもねぇ……」

五月雨「具体的には、何をするの?」

漣「うっ!!え、えーと……」

叢雲「……考えずに発案したの?」

漣「さ、サーセン……」

叢雲「はぁ……あんたの計画性のなさには呆れるわ」

漣「うぅ……何も言えねぇ……」

6: 2017/06/12(月) 20:55:44.80 ID:apLSR2We0
漣「じゃ、じゃあ、今からそれを考えたいと思います…」

吹雪「そ、そもそも私たち、やるって言ってないけど」

漣「わかってる!わかってるけど待って!もう少し話を聞いてよ!」

吹雪「うーん、でも……」

漣「このダイスオーのカードあげるから!」スッ

吹雪「いや、要らないよ……」

五月雨「ま、まあ、いいんじゃない?すごくやりたいみたいだし、もう少し聞いてあげようよ」

電「今日はみんなお休みですし、せっかくだから聞くのもいいと思うのです」

叢雲「暇つぶしにはなりそうだし、私も聞いてあげるわ」

吹雪「……そうだね。漣ちゃん、もう少し聞くよ」

漣「うぅ……みんなの優しさが五臓六腑に染み渡るぜ……」

7: 2017/06/12(月) 20:56:24.41 ID:apLSR2We0
漣「さて、じゃあまずは何から……」

電「あの、いいですか?」

漣「はい、電ちゃん!」ビシッ

電「戦隊モノ、ということは、敵となる悪の組織がいると思うのですが……」

叢雲「確かに、敵がいないとお話にならないわね」

五月雨「私たちの敵って言ったら……深海棲艦?」

吹雪「でもそれいつもとやってること変わらないよ?」

漣「うーん、いきなり難しい問題が来ましたねぇ」

電「どうするのです?」

漣「深海棲艦と戦うときに、戦隊風に戦う、というのもアリですが……」

漣「確実に怒られてしまうのでそれはナシの方向で」

叢雲「そりゃそうね」

8: 2017/06/12(月) 20:57:11.58 ID:apLSR2We0
漣「なので、何か別の敵は……」

五人「う~ん……」

吹雪「敵って言ってもねぇ……」

電「思いつかないのです……」

叢雲「やっぱりこの話やめない?」

漣「ちょ、ちょっと待ってくださいよー?もうちょっと考えてよ?」

漣「何かないの!?具体的な敵じゃなくてもいいから何か言ってよ!何かヒントになるかもしれないし!」

漣「最近あった変わったこととか、昨日の晩御飯とかでいいからさー!」

吹雪「昨日はカレーだったねぇ」

電「おいしかったのです」

漣「本当に言うんじゃねーッ!頭脳が間抜けか!?テメーら!!」

叢雲「どっちなのよ……」

9: 2017/06/12(月) 20:57:56.80 ID:apLSR2We0
五月雨「……あ、変わったことと言えば」

漣「ん!何何!?五月雨ちゃん!」グイグイ

五月雨「うわっ!?え、えっと、大したことじゃないんだけど……」

五月雨「最近、鎮守府で変わったことが起きてるらしいよ」

吹雪「変わったこと?」

五月雨「うん。夕張さんと明石さんの工具がなくなったり、屋根裏や床下から変な音が聞こえたり」

五月雨「時々地響きが聞こえたり、資材が急になくなったりするって……」

叢雲「最後のは大型艦建造しすぎてるからじゃないの?」

五月雨「そうかもしれないけど、とにかくそういうことが最近頻繁に起こるらしいよ」

10: 2017/06/12(月) 20:58:48.75 ID:apLSR2We0
吹雪「確かに最近変な音よく聞く気がする……ネズミかと最初は思ったけど、ちょっと音が変だもんね」

電「そういえば、電もこの間変なものを見たのです」

五月雨「どんな?」

電「港に、小さな黒い物体が浮かんでたのです。もう一度見たら消えてたので、見間違いと思ったのですが……」

叢雲「潜る練習してたまるゆじゃなくて?」

電「まるゆさんは白いから違うと思うのです……」

電「それに……小さいといっても、大人の人くらいの大きさでした」

五月雨「提督には報告したの?」

電「はい。一応報告して、軽く調べてもらいましたが……特に変わったものはなかったそうなのです」

吹雪「うーん……どう思う?漣ちゃん」

漣「間違いねぇ、奴の仕業だ」

叢雲「誰よ、それ」

漣「乾巧ってやつの……」

叢雲「ぶっ飛ばすわよ」

11: 2017/06/12(月) 20:59:37.97 ID:apLSR2We0
漣「冗談はさておき……まあ、気になるところではありますな」

五月雨「でも、戦隊モノの敵とは関係ないよね……」

漣「いや!きっとこれは裏で悪の組織が関係しているに違いない!」

吹雪「そうなの?」

漣「漣の中のゴーストがそう囁いている!」

叢雲「半分やけくそでしょ、あんた」

漣「開眼!オレ!!」キリッ

吹雪「え、そっちのゴースト?」

漣「えー、では、ショキカンジャーの目的として、『敵につながるかもしれない異常現象の解明』が提示されました」

電「それは戦隊というか……」

五月雨「探偵っぽいよね……」

漣「いいのいいの!細けぇこたぁ気にすんな!」

12: 2017/06/12(月) 21:00:18.75 ID:apLSR2We0
吹雪「まあ、戦隊どうこうは置いといて、気になるよね」

漣「ちょ、置いとかないで」

叢雲「そうね。電が見た黒いのとか、もしかしたら深海棲艦が関わってるかもしれないし」

五月雨「じゃあ、今から調べてみる?」

電「そうするのです」

漣「あのー、ちょっと…えー、ちょっと待ってー…」

吹雪「どうしたの漣ちゃん?来ないの?」

漣「……あー!もう!わかったよ!戦隊の話はあとにするよ!」

13: 2017/06/12(月) 21:00:53.69 ID:apLSR2We0



吹雪「とりあえず電ちゃんの言ってた黒い物体を探しに来たけど……」

叢雲「特に何もないわね」

電「たしか、このあたりだったのですが……」

電「本当に見間違いだったかもしれないですし、そうじゃなかったとしても、今日も現れるとは限らないですから…」

五月雨「まあ、念のためもう少し調べてみようよ。他にすることもないし」

漣「戦隊の話はー?」

叢雲「もう少し内容を考えてから話しなさい」

漣「ぶー」

14: 2017/06/12(月) 21:01:28.10 ID:apLSR2We0
吹雪「周辺を調べられるよう、艤装も着けてきたし、海上に出ようか」

五月雨「そうだね、じゃあ…」

電「!!み、みんな!あれなのです!!」

四人「!!」バッ


黒いの「……」プカプカ 


電が指さした先には、謎の黒い物体が浮かんでいた!

15: 2017/06/12(月) 21:01:55.45 ID:apLSR2We0
五月雨「な、何あれ……」

叢雲「ただの漂流物……ではなさそうね」

電「間違いないのです……この前見たのと同じなのです!!」

漣「どうする?吹雪ちゃん」

吹雪「様子を見よう……みんな、目を離しちゃだめだよ」

17: 2017/06/12(月) 21:02:24.11 ID:apLSR2We0
黒いの「……」プカプカ

五人「……」

黒いの「……」スッ

叢雲「……!?消えた!?」

吹雪「っていうか……沈んだ?」

五月雨「不自然だね、あんな風に急に沈むなんて」

電「もしかして、前に見た時もこうやって見失って……」


黒いの「……」スッ

漣「ありゃ?」


さっきとは違う、少し離れた場所に黒い物体が浮かんできた

18: 2017/06/12(月) 21:03:11.77 ID:apLSR2We0
黒いの「……」プカプカ

五月雨「あれ、また浮かんできた?」

叢雲「でも別の場所……何、移動してるの?」

黒いの「……」スッ

吹雪「あ、また沈んだ」

黒いの「……」スッ

電「また別の場所で浮かんできたのです」

19: 2017/06/12(月) 21:03:39.39 ID:apLSR2We0
五月雨「よく見たら、あの水の動き……もしかして、泳いでる?」

漣「つーことは何?生き物?」

電「なのでしょうか……」

叢雲「生き物だとしたら何なの、あれ?」

吹雪「さあ……」

漣「……とりあえず、追う?」

五月雨「だね」

20: 2017/06/12(月) 21:05:07.36 ID:apLSR2We0
黒いの「……」プカプカ

電「ずっと海辺に沿って追ってきましたが……」

電「鎮守府の敷地の端っこまで来ちゃったのです」

叢雲「本当何なのアレ……」

五月雨「どこまで行く気だろうね」

吹雪「うーん、さすがに敷地外まで追うのはまずいかなあ?」

叢雲「このままだと森に入っちゃうわよ」

漣「へーきへーき。このまま五人でバックレようぜ!」

五月雨「えぇ……」


バシャッ

吹雪「ん?」

21: 2017/06/12(月) 21:05:36.83 ID:apLSR2We0
バシャッ バシャッ


叢雲「…なんか、アレこっちに近づいてきてない?」

電「ほ、本当なのです……こっちに来てるのです」


バシャッ バシャッ


漣「……今更だけど、やばいもんだったらどうする?」

五月雨「や、やばいもんって?」

漣「……ゴジラとか?」

叢雲「んなわけないでしょ」

吹雪「……みんな。念のため、離れておいて……」

22: 2017/06/12(月) 21:06:07.43 ID:apLSR2We0
バシャッ バシャッ

吹雪(……謎の黒い生き物……)

吹雪(一体何なの……?)



ザパァッ


五人「!!」

23: 2017/06/12(月) 21:06:49.74 ID:apLSR2We0
バシャッ ペタペタ


五人「……!?」


イ級?「イーッシッシ……」

駆逐イ級の被り物?をした、全身黒タイツの男が現れた!


五人「……」

24: 2017/06/12(月) 21:07:16.49 ID:apLSR2We0
イ級?「イーッシッシ、今回もうまく乗りこめたイー」

イ級?「まったく、ここまで来るのも一苦労だイー。疲れるイー」

吹雪「……何あの不審者」

電「と、とっても怖いのです」

イ級?「さて、今日の残りの仕事を……ん?」

イ級?「!!か、艦娘だイー!見つかったイー!!」

五月雨「き、気づかれちゃった!どうしよう?」

叢雲「落ち着きなさい。とりあえず、艤装はあるんだから、いざとなればそれで・・・…」

漣「え、それ氏ぬのでは?」

叢雲「正当防衛よ。問題ないわ」

漣「あれがもしイ級のコスプレしたご主人様だったら?」

叢雲「全く問題ないわね。不審者であることには変わりないもの」

漣「Oh…」

25: 2017/06/12(月) 21:07:46.80 ID:apLSR2We0
イ級?「こ、こうなったら氏んでもらうイー!覚悟ー!」ダダダ

電「こ、こっちに来たのです!」

吹雪「えーい、仕方ない!みんな、撃ち方用意!!」

ジャキンッ!

吹雪「撃ち方始めぇー!!」


ドォォォォォォォォォン! ドォォォォォォォォォン! ドォォォォォォォォォン!

26: 2017/06/12(月) 21:08:25.13 ID:apLSR2We0
シュゥゥゥゥゥゥゥ……


漣「やったか!?」

叢雲「ちょ、なんで自分からフラグ立てていくのよ」

漣「だいじょーぶだって、深海棲艦でも駆逐艦くらいだったら、今の攻撃を喰らったらただじゃ……」


シュゥゥゥゥゥゥゥ……


イ級?「イーッシッシ……そんなものかイー?」


イ級?は、攻撃を喰らったにもかかわらず、何事もなかったかのように立っている!


叢雲「んな……!」

漣「さ、漣のせいじゃないよね?ね?」

27: 2017/06/12(月) 21:08:54.46 ID:apLSR2We0
五月雨「も、もう一度撃とう!みんな、構えて!」

ジャキンッ!

ドォォォォォォォォォン! ドォォォォォォォォォン!

イ級?「イーッシッシ、無駄だイー。お前たちの攻撃はこのイーには通らんイー」

電「そ、そんな…!」

吹雪(攻撃が全く効いてない……?確かに当たってるはずなのに……!)

28: 2017/06/12(月) 21:09:23.11 ID:apLSR2We0
プルプル……

吹雪「……ん?」


イ級?「……」プルプル

吹雪「あ、効いてないわけじゃないんだ」

叢雲「やせ我慢してるだけだわ」

漣「脚めっちゃ震えてるし」

イ級?「……イー……」

29: 2017/06/12(月) 21:09:55.88 ID:apLSR2We0
イ級?「う、うるさいイー!こんなもの痛くもかゆくもないんだイー!!」ダダダッ

五月雨「っ!!でも、やっぱりあんまり効いてない!またこっちに向かって来るよ!」

叢雲「ええい、だったらもう一発……」ジャキンッ

イ級?「イーッ!!」ダダダッ

吹雪「!!だ、駄目だよ叢雲ちゃん!距離が近すぎる!こっちも危ないよ!」

叢雲「……っ!だったらどうすんのよ!」

吹雪「ここは一旦逃げよう!鎮守府に戻って誰か呼んで……」

イ級?「イーッ!!」

電「ふ、吹雪さん!危ないのです!!」

吹雪「!!」


ドゴォッ


吹雪「ぐあっ……!」

30: 2017/06/12(月) 21:10:22.72 ID:apLSR2We0
イ級?「イーッシッシ……ここまで近づけば艤装での攻撃もできないイー」

イ級?「貴様らは艤装が使えなければ、ただの小娘と同じだイー」

吹雪「ぐっ……」ヨロッ

吹雪(確かにそうだ……このままじゃまずい……!)

イ級?「このまま氏んでもらうイー!」ブォンッ

吹雪「!!」

叢雲「吹雪!」

五月雨「吹雪ちゃん!」

電「吹雪さん!」

ブオッ

吹雪(!ダメ、当た……)

31: 2017/06/12(月) 21:10:52.05 ID:apLSR2We0




漣「漣キィーック!!!」


ドゴォォォォォォォォォォォォォッ!!!


イ級?「イーーーーーーーーーーーーッ!!??」ドザァッ

四人「!?」

32: 2017/06/12(月) 21:11:25.05 ID:apLSR2We0
漣「大丈夫!?吹雪ちゃん!」

吹雪「漣ちゃん!?あ、ありがとう……」

漣「気を付けて、まだ来るよ!」

イ級?「イテテ……こ、この小娘が……!」スクッ

吹雪(どういうこと……?艤装での砲撃より、さっきの漣ちゃんの蹴りの方が効いてた……)

吹雪(よ、よくわからないけど、普通の打撃の方が効くってこと?とりあえず、漣ちゃんに倣って、私も……!)

33: 2017/06/12(月) 21:11:51.39 ID:apLSR2We0
イ級?「イーッ!!」ブオッ

吹雪「えーい!!」ブンッ

ドゴォッ!

吹雪のパンチがイ級?の顔面?に当たった!

吹雪「よし、これで…!」

イ級?「…」

吹雪「…あれ?」

34: 2017/06/12(月) 21:12:19.37 ID:apLSR2We0
イ級?「イーッ!!」ブンッ

吹雪「うわっ!」シュバッ

イ級?「こんなもん効くわけないイー!調子乗ってんじゃないイー!!」

吹雪「えぇ!?な、何で!?」

漣「あー、違うよ吹雪ちゃん」

吹雪「え?」

漣「技名叫ばないと」

吹雪「わ、技名?」

漣「そう。漣もさっき叫んだじゃん。『漣キック』って」

吹雪「え?ちょ……え?」

35: 2017/06/12(月) 21:12:47.81 ID:apLSR2We0
漣「だからね?こう……攻撃するときにさ」

吹雪「いやいや……そんなこと言われても」

イ級?「イーッ!!」ダダダッ

吹雪「って、漣ちゃん、危ない!」

漣「ほぁ?」

イ級?「さっきはよくもやってくれたイー!お前から頃してやる、イーッ!!」ブンッ

吹雪(わ、技名って何?よくわからないけど……)

吹雪(でも、このままじゃ漣ちゃんが……!)

吹雪「えーい、ままよ!」ザッ

36: 2017/06/12(月) 21:13:14.16 ID:apLSR2We0
吹雪「吹雪パーンチ!!」


ドゴォォォォォォォォォォォォォッ!!!


イ級?「イーーーーーッ!!!」ドガァッ

吹雪「あ、効いた」

漣「ね?言った通りっしょ?」

37: 2017/06/12(月) 21:13:48.80 ID:apLSR2We0
漣「ほーら、次叢雲ちゃーん」

叢雲「え?私もやるの?」

漣「ほらほらなんでもいいからー」

叢雲「……えーい、仕方ないわね!」ダダッ

イ級?「イ……イ?」ムクッ

叢雲「叢雲アッパー!!」

ドガァァァァァン!!

イ級?「イーーーーッ!!」ボコォッ

叢雲のえぐりこむようなアッパー!素人なら一発でノックダウンだ!

38: 2017/06/12(月) 21:14:17.11 ID:apLSR2We0
叢雲「え、そんなに?」

漣「はいはい、次、五月雨ちゃーん!」

五月雨「え!?えっと、えーっと……」ダダッ

イ級?「ぐふぅ……た、助けて……」ビクビク

五月雨「さみだ…うわぁっ!?」ツルッ

五月雨「さ、五月雨……スマッシュ!!」バキィッ

イ級?「イッーーーー!!??」

五月雨はイ級?の手前で転び、そのまま一回転して踵落としを喰らわせた!

39: 2017/06/12(月) 21:14:43.14 ID:apLSR2We0
五月雨「いたた…まあ、何とかなったけど…」

漣「じゃあ、ラスト!電ちゃーん」

電「は、はわわ!え、えーと……」ダダッ

イ級?「ひぃっ!許してください!今ので腕と足が折れました!再起不能です!動けませーん!」

叢雲「嘘でしょ」

イ級?「まあね」

電「い、電……ダイナマイト!」ビュンッ

イ級?「えっ」

電のお得意技(衝突)が決まった……


ドゴォォォォォォォォォォォォォ……

40: 2017/06/12(月) 21:15:11.59 ID:apLSR2We0
──────────

──────

───

電「うぅ……痛いのです」ヒリヒリ

叢雲「強力だけど、危険な技ね……」

イ級?「イ……」ビクビク

吹雪「で、どうしよう?この人」

五月雨「とりあえず、工廠にでも拘束してもらって、提督に報告しようか」

吹雪「そうだね」

41: 2017/06/12(月) 21:15:38.49 ID:apLSR2We0
イ級?「お、お前ら、何者だイー……ただ者じゃないイー……」

吹雪「え?いや、私たちはただの…」

漣「のんのん、吹雪ちゃん。そこはアレですよ、ア・レ」

吹雪「アレ?」

漣「ほら、最初に説明した奴」

吹雪「あー……あれ?え?今やるの?」

漣「うん。本当は戦う前にやる奴だけど、まあ……今回はいいでしょ」

叢雲「え、本当にやるの?」

漣「いーじゃんいーじゃん!!やってよー!!ねーみんなー!!」ジタバタ

五月雨「そ、そこまで言うなら……」

電「少し恥ずかしいですが、電はいいのです」

叢雲「……仕方ないわね、付き合ってあげるわ」

吹雪「……わかったよ、今回勝てたのは、漣ちゃんのおかげだもんね」

漣「よーし、じゃーいきましょー!」

42: 2017/06/12(月) 21:16:05.11 ID:apLSR2We0
デデッデデー デデッデデーン

吹雪「吹雪レッド!」

叢雲「叢雲ブラック!」

漣「漣ピンク!」

電「電イ工口ー!」

五月雨「五月雨ブルー!」


吹雪「五人そろって!」

五人「駆逐戦隊!ショキカンジャー!!」

バァァァァァァァァァァァァァァン!!!


イ級?「イッ、イッーーーーーー!!?」

ドカァァァァァァァァァァン!!!


漣「あ、爆発した」

吹雪「え、何で!?」

電「えっと……あの……」

叢雲「……」

五月雨「……どうしよう、これ」

吹雪「……とりあえず、司令官に報告しに行こうか」

43: 2017/06/12(月) 21:16:41.13 ID:apLSR2We0
執務室


提督「なるほど。大体わかった……」

提督「お手柄だったな、五人とも」

吹雪「え、こんな話信じてくれるんですか?」

提督「お前たちが五人そろってそんなよくわからない嘘つくわけないだろ」

叢雲「そりゃそうね……」

漣(うひょっ!!これってもしかしてご主人様騙し放題!?)

提督「……漣だけならやりそうだがな」

漣「えぇ!?」

44: 2017/06/12(月) 21:17:11.08 ID:apLSR2We0
提督「それにしても、不可解なことだらけだな……」

提督「イ級の頭の謎の男、その男への攻撃方法が、技名を叫んでの物理攻撃……」

電「そういえば、どうして漣さんは気づいたのです?」

漣「うん?」

五月雨「最初に攻撃したのって、漣ちゃんだよね」

漣「あー、あれはね……正直思い付きなんだけど……」

漣「ほら、ずっと戦隊モノの話してたじゃん?んで……」

漣「……あの不審者、戦闘員にしか見えなくてさ……」

四人(……確かに)

45: 2017/06/12(月) 21:17:46.89 ID:apLSR2We0
漣「で、そのままのノリでやってみたら、なんかうまくいって……」

叢雲「技名を叫んで攻撃するのが、戦隊モノと関係あると?」

漣「まあ、それはヒーローもの全般に言えるね。ライダーとか」

漣「さすがに攻撃するごとに技名叫ぶ人はいないけどさ」

漣「で、まあ考えたことがあるんですが……」

提督「何だ?」

漣「……何で爆発したかよくわからないけど、もしかしたら……」

漣「戦隊モノ……ていうか、ヒーローもののノリで戦ったら、倒せる相手ってことなんじゃ……」

一同「……」

吹雪「……まあ、そうなるよね」

叢雲「否定できないわ……」

46: 2017/06/12(月) 21:18:18.48 ID:apLSR2We0
提督「うーん、なるほど…・・・話を聞く限りではそうだな」

提督「……」

提督「……その男は、何度も来ているようなことを言っていたんだよな?」

五月雨「はい。『今回もうまく乗りこめた』って……」

電「あと、何かここでやっているようなことを言っていたのです」

提督「なるほど……」

提督「……完全に、仮説なんだが……」

提督「その男の出現と、最近鎮守府で起きている異常現象……なにか関わりがあるかもしれん」

五人「!!」

47: 2017/06/12(月) 21:18:52.27 ID:apLSR2We0
提督「……よし、わかった」

提督「吹雪、叢雲、漣、電、五月雨」

提督「お前たちにはしばらく、普通の艦娘としての任務から外れてもらう」

吹雪「え!?」

提督「その代わり、特別な任務を与える」

提督「その男の仲間の正体、異常現象の原因を探り、必要があれば撃滅せよ。いいな?」

五人「……!」

五人「……はいっ!」ビシッ

提督「よし、こちらからもできるだけサポートはする。頑張ってくれ」

48: 2017/06/12(月) 21:19:26.41 ID:apLSR2We0
──────────

──────

───

「あら、こっちの動きがバレちゃったのね」


「……できるだけ見つからないようにするよう言っていたんですがね」


「まあ仕方ないわ。いつかはそうなると思ってたし」

「それに、まだこちらのやっていることが全部バレたわけじゃないわ」

「今まで通りやるよう、他の子たちにも伝えておいて」


「はい、了解いたしました」


「……フフフ」

「『ショキカンジャー』、ねぇ……」

49: 2017/06/12(月) 21:20:05.80 ID:apLSR2We0
──────────

──────

───

吹雪「まさかこんなことになるなんて……」

漣「ヨッシャー!!戦隊結成キタコレ!!」

叢雲「こいつの思い通りになってしまったわね……」

五月雨「まあ、いいんじゃないかな。私は楽しそうだと思うよ」

電「電も、なんだか楽しくなってきたのです」

漣「お、二人も戦隊の良さに気が付いた?」

叢雲「……ま、こうなったからには、最後まで付き合うわよ」

吹雪「よし、みんな、頑張ろう!」

50: 2017/06/12(月) 21:20:36.69 ID:apLSR2We0
漣「……あ、そうだ、リーダーなんだけど」

漣「吹雪ちゃん、お願いします」

吹雪「え!?何で私!?漣ちゃんじゃないの!?」

漣「だってほら、レッドだし。漣はピンクだし」

吹雪「わけわかんないよー!」

叢雲「いいんじゃない?リーダー」

電「よろしくなのです、リーダー」

五月雨「頑張って、リーダー!」

吹雪「みんなまでー!うう……」

吹雪「わかったよー!やるよ、リーダー!」

漣「おお、それでこそ吹雪ちゃーん!」

51: 2017/06/12(月) 21:21:04.69 ID:apLSR2We0
吹雪「それじゃあ改めて……」

吹雪「駆逐戦隊、ショキカンジャー!頑張るぞー!!」

五人「おー!!」


第一話「結成!ショキカンジャー!!」 艦

52: 2017/06/12(月) 21:21:37.22 ID:apLSR2We0
次回予告!

リーダーのレッド、吹雪です!
まさかこんなことになるなんて……でも、司令官から任せられた任務、全うして見せます!
それにしても、戦隊かぁ……必要なものがたくさんあるよね
拠点に武器、戦闘服……どうする気なのかな?漣ちゃん
え?考えてない!?ちょっとー!しっかりしてよー!

次回、第二話「変身したい!」
次回もまた、見てくださいね、司令官!

53: 2017/06/12(月) 21:23:28.45 ID:apLSR2We0
というわけで、今日はここまで
続きは多分一週間後くらいだと思います

引用: 【艦これ】駆逐戦隊!ショキカンジャー!!改